○議長(箕輪昇君) 答弁願います。
吉川技監。
◎
建設技監兼
都市建設課長(
吉川秀樹君) それでは、2点目の再質問についてお答えをいたします。 桜の
植栽計画、
伐採計画等でございますが、来年度、樹木医さん
等専門家に相談しながら伐採とか植栽の計画を今後計画していく予定でございますので、その結果を踏まえて、今後管理をしていきたいと思います。ただし、今年度につきましても、枝が伸びたり枯れたりという、そういうのについては随時伐採等をさせていただいております。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) 続きまして、
再々質問をさせていただきます。 桜の植樹についてでございますが、毎年、桜の苗木を10本でも20本でも購入していただければ、
ボランティアグループの方々が植樹してくださるとのことですが、この点についてお伺いいたします。
○議長(箕輪昇君)
再々質問に答弁願います。
吉川技監。
◎
建設技監兼
都市建設課長(
吉川秀樹君) それでは、
再々質問についてお答えをいたします。
ボランティア団体さんのほうで苗等を支給すれば植栽していただけるというようなそういうことでございましたけれども、これまでも
ボランティアさんのほうで何本か植栽はしていただいたというようなことはしていただいているんですけれども、そういう形で市民の皆さんと共同で管理をしていくというのはすばらしいことだというように思いますので、そういう要請等があれば、今後、樹木医さんと相談して、計画を踏まえた上でいろいろご相談しながら進めていければなと思います。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) これはお願いでございますが、間に合えば本年度中購入していただければと思います。 続きまして、
質問事項3点目の風光明媚な
権現山公園に戻す
物的環境を少しずつ計画的に進めてはについて再質問をさせていただきます。 一遍に
物的環境を整備することは大変だと思います。例えば、今年は展望台のベンチの修繕、来年は水飲み場の修繕など、毎年少しずつ計画的に
物的環境を整備していってはいかがでしょう。この点についてお伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 答弁願います。
吉川技監。
◎
建設技監兼
都市建設課長(
吉川秀樹君) ただいまの3点目の再質問についてお答えをいたします。 一遍に修繕というのはなかなかできないということでございましたが、計画的にということで、先ほど部長のほうからも答弁ございましたように、今年度についてはトイレの洋式化等々を進めておりまして、今、議員が言われた
見晴らし台の
ベンチ等につきましては、今年度実施をいたしました。
見晴らし台のベンチは修繕をして、遊歩道の中にも幾つかベンチがあるんで、それらのベンチについては今補修予定で今年度中に進めるというようなことで、できる部分については進めていきたいというようなことで考えております。
修繕計画全体につきましては、やはり計画的に毎年進めていくような方向で考えております。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君) ただいまの答弁の中で、今年度中に展望台のベンチ、これも修繕していただけるということで大変ありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、
質問事項の大項目2番、市民の命を守る
防災体制について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、本年度、
潮来市民の命を守るための道しるべともなる潮来市
総合防災マップが全戸に配布されました。これを機に、より一層、市民の
防災意識を高めていく必要性があると考えます。 そこで、以下の5点についてまとめてお伺いいたします。 まず1点目に、避難所22か所の
最大収容人数は9,490人であるが、食料、飲料水は約何日分備蓄されているのか。また、乳幼児や高齢者その他、特に配慮者、具体的な備蓄品についてお伺いいたします。 2点目に、
防災無線放送が聞きづらい場所に住んでいる市民の方々への対応についてお伺いいたします。 3点目に、消火栓や貯水槽、
防火水利の標識の
設置状況についてお伺いいたします。 4点目に、避難所で1泊するなどの市民の方々による
避難所体験、職員の
避難所対応訓練を実施してはどうか。この点についてお伺いいたします。 5点目に、全戸に配布された
総合防災マップの説明会を
地区ごとに開き、市民の方々の
防災意識をさらに高めてはどうか。この点についてお伺いいたします。 以上、5点よろしくお願いいたします。
○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。
額賀総務部長。
◎
市長公室長兼
総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。
備蓄関係についてのご質問にお答えをさせていただきます。 潮来市では、
東日本大震災時の
最大避難者数を参考に、
想定避難者を1,700人として茨城県に報告をしてございます。現在、市の非常食等は主食等が約7,200食、飲料水500ミリリットルが約3,300本を備蓄している状況にございます。
想定避難者の約3日分を目標として備蓄に努めているところでございます。 また、乳幼児や高齢者、特に配慮した備蓄品といたしましては、
おかゆタイプの非常食のほか、アレルゲンフリーや
肌荒れ対応の非常食を備蓄しておるところでございます。 次に、2点目でございます。
防災無線が聞きづらい方への対応というご質問にお答えをさせていただきます。
防災無線放送でございますが、雨、風の状況や
周辺環境によって影響を受けて音声が籠もったりするなど、聞き取りづらいことがございます。このようなことから、
放送内容が聞き取りにくい場合や場所があるのが実情でもございます。 現在の潮来市の聞き取りづらい方への対応といたしましては、
防災無線テレフォンサービス0299-62-4688や潮来市
メールマガジンの登録、潮来市
公式LINEの登録をお願いしているところでもございます。 3点目でございます。
防火水利標識の
設置状況というご質問にお答えをさせていただきます。 火災には、初期消火がとても大事なことであり、
消防水利はいざというときにすぐに使用できるように、定期的に各消防団や
潮来消防署による点検等を行っておるところでございます。
防火水利標識につきましては、消火栓や
防火水槽を新設した場合においては
防火水利標識看板を同時に設置しているところでございまして、標識の
維持管理については、各消防団に、古くなった看板を見つけた場合には市役所に連絡をいただき、新しい標識を設置している状況でございます。 次に、4点目でございます。 避難所で1泊するなどの
避難所体験と
避難所対応訓練を実施してはどうかというご質問でございます。答弁させていただきます。 市民の
避難所体験でございますが、夏休みや土日を利用して、小学生や地域の方々を対象に、宿泊を伴う避難時
体験訓練を実施している自治体の事例がございました。このような事例を参考として、今後研究してまいりたいと考えておるところでございます。 また、職員の
避難所対応訓練につきましては、令和2年度に
感染症対策下における
避難所開設訓練、令和3年度に
避難所設営訓練を実施してございます。今年度も実施を予定しておるところでございます。 5点目でございます。
防災マップの説明会を
地区ごとに開き、
防災意識をさらに高めてはということについてのご質問にお答えをさせていただきます。 各地区での説明会の開催は、現段階では予定してございませんが、ホームページや
SNS等においても引き続き周知をさせていただきますとともに、各地区での集会、
イベント等に併せて
総合防災マップの説明会などのご要望がございましたら対応をさせていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) それでは、
質問事項1点目の避難所における備蓄品について再質問をさせていただきます。 備蓄品の点検や避難所の
機材点検など、どのように行われているのかお伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 答弁願います。
村田総務課長。
◎
総務課長(
村田政子君) それでは、ただいまの再質問にお答えさせていただきます。 備蓄品の点検につきましては、定期的に総務課、
市民安心安全室のほうで点検のほうを行っております。 以上になります。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) ただいまの答弁は分かりました。 続きまして、
質問事項2点目の
防災無線放送が聞きづらい場所に住んでいる方の対応につきまして、再質問をさせていただきます。 今まで、
防災無線放送が聞きづらい場所に住んでいる方が使用していた受信機に代わる新しい受信機はないものなのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 答弁願います。
村田課長。
◎
総務課長(
村田政子君) それでは、ただいまの再質問にご答弁させていただきます。 現在、
戸別受信機を設置している方がいらっしゃいます。その方たちに対しましては、現在、うちのほうで調査をいたしまして、85世帯の
戸別受信機を使用していた世帯の方へ
戸別受信機に関する
アンケートの依頼を行っているところでございます。 また、その
アンケートの結果を今後集約いたしまして、
戸別受信機について検討してまいりたいと考えております。 以上になります。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君) それでは、
再々質問をさせていただきます。 先ほど、答弁の中に、
メルマガの件についてございましたけれども、
メルマガ、これ高齢者の方の中には難しい点もあるかなと思います。あともう一点、
テレフォンサービス、こちらのほうも開設しているという答弁でございましたが、これは無料なのかどうか。あと、
防災無線が聞きづらいということは、非常にこれ緊急時には命に関わることでございますので、
防災無線がまた聞き直すことができる
テレフォンサービス、こちらのほうをどんどんPRと申しますか、各家庭に、緊急時はここに電話をするんだよというようなことで、大きなリーフレットではないですが、ビラといったほうがよろしいでしょうか、そういったものも配布していただくようなことはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
○議長(箕輪昇君)
額賀総務部長。
◎
市長公室長兼
総務部長(額賀浩君) それでは、2点目の
再々質問にお答えをさせていただきます。
メルマガについて、高齢者の方はいかがかというようなお話をいただいたところでございます。また、
テレフォンサービスは無料か。
テレフォンサービスは有料でございます。
防災無線が聞きにくいという状況では、市民の皆さんの命に関わる問題だからというようなお話もいただけたところでございます。 これまでも、先ほど答弁いたしましたように、
テレフォンサービスとか
メルマガ、
公式LINE等々を広報紙または
SNS等で周知をさせていただいておるところでございます。さらにその周知を積極的に行っていきたいなというふうに思ってございます。 また、先ほど、
総務課長が答弁をさせていただきましたが、これまで
戸別受信機を使っておった世帯もございます。答弁させていただいたように、
アンケート調査を行ってございまして、その方々が公式の
LINEで、
メールマガジンで大丈夫なのかどうかもお聞きしてございますので、そのような
アンケート調査も踏まえながら、引き続き防災に関わる情報が行き渡るような形を考えさせていただきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) 続きまして、
質問事項3点目の
防火水利の標識の
設置状況について再質問をさせていただきます。 現在、
潮来市内では、
防火水利の標識、これは全部
設置済みというふうに解釈してよろしいものでしょうか。先ほどの答弁からすると、そのように思うんですが。
○議長(箕輪昇君)
額賀部長。
◎
市長公室長兼
総務部長(額賀浩君) それでは、3点目の再質問にお答えをさせていただきます。 先ほど答弁させていただきましたとおり、
防火水利標識の看板につきましては、消火栓や
防火水槽を新設した場合に、同時に設置をさせていただいておるというような答弁をさせていただいたところでございます。そのような同時に設置を進めているところでございますが、一部牛堀の
北斎公園のところで、
自然水利というような形で水利を使用することができるようになってございます。
自然水利とはいっても、そこの施設が
マンホールのような形の設備になってございます。そこの設備について、標識をこれから設置していきたいと考えてございます。一部そのような看板の未設置のところはございますが、今後進めさせていただきたいと考えておるところでございます。 以上です。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきまして、
再々質問をさせていただきます。 ただいまの答弁の中で、
北斎公園、これ
マンホール形式の水利というようなお話で、2年ぐらい前、旧牛堀町の
北斎公園近くのところで大火がございまして、かなり延焼があったというようなことで、そのときに、これは伺った話で大変恐縮ではございますが、玉造のほうの消防団の方が手伝いに来てくださった。ところが、どこに水利があるのか分かんなかったというようなお話も伺っております。そういったことでございますので、これは本当に防災の中でも緊急事態はいつどこで起きるか分かりませんので、これは大至急、この標識、これは設置していただきたいと思います。 では、続きまして、
質問事項4点目の市民の方々の
避難所体験、職員による
避難所対応訓練の実施について再質問をさせていただきます。 災害時に、
市職員全員が何らかの形で関わると思います。災害時に、市の職員が迷わず行動できることは市民の命を守ることに直結いたします。提案させていただいた
避難所対応訓練、先月実施された
防災訓練などを含んだ
防災体制に関わる
職員研修が重要と思われます。そこで、
防災体制に関わる
職員研修をどのように進めているのか、お伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。
額賀部長。
◎
市長公室長兼
総務部長(額賀浩君) それでは、4点目の再質問にお答えをさせていただきます。 先ほどの答弁の中でもお話しをさせていただいたところでございますが、令和2年度においては
感染症対策下における避難所の開設訓練、さらには、令和3年度においては
避難所設営訓練を実施させていただいたところでございまして、本年も予定をさせていただくというところでございます。 どのような訓練を行っているかというところを少し申し上げさせていただきますが、職員の訓練については情報伝達訓練を実施させていただいておるところでございます。被害想定に基づいた職員の情報伝達訓練をまず行わせていただいておるとともに、避難所の設営訓練です。これまで行った訓練の様子を申し上げますと、避難所における備蓄品等の設営にどの程度時間を要するかを検証させていただいたところでございます。防災備蓄倉庫から指定避難所である公民館待機室に想定で200名収容する場合、120基の避難テントを7人の人員で設営した所用時間はおよそ2時間半でございます。このように情報伝達訓練や避難所の設営訓練等を内容としながら、本年も訓練等を、それらがある意味研修でございますんで、避難所訓練等を実施してまいるところでございます。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) 続きまして、
質問事項5点目の全戸に配布された
総合防災マップの説明会を開催してはどうかということについて、再質問をさせていただきます。 土砂災害は一瞬にして人の命を奪います。
総合防災マップからも分かるように、延方地区や牛堀地区は土砂災害特別警戒区域が多いようです。特に、このような危険箇所にお住まいの方々には命を守るために注意することや安全な避難方法など、個別に説明する必要があると思われますが、この点についてお伺いいたします。
○議長(箕輪昇君)
額賀部長。
◎
市長公室長兼
総務部長(額賀浩君) それでは、5点目の再質問にお答えをさせていただきます。
防災マップ等々の個別にご説明をというようなお話をいただけたところでございます。私どもといたしましては、まちづくり座談会を市内17会場において開催をさせていただいたところでございます。そのような機会を使わせていただきまして、参加者の皆さんに潮来市
総合防災マップ、こちらを9月27日に区長回覧で全戸配布をさせていただきました。また、組に入っていらっしゃらない方につきましては、公共施設等やら、あとはコンビニのご協力をいただきまして、そちらに潮来市
総合防災マップを置かせていただいておりますので、そちらからぜひお取りいただいて、保存版としてご覧いただきたい旨をご紹介させていただいておるところでございます。 そのような紹介の機会やら、さらにはホームページやら
SNS等を活用させていただきながら、さらにこの
防災マップの情報の内容について積極的に周知をさせていただきたいと考えておるところでございます。 また、先ほども答弁させていただきましたが、地区等々においてもイベント、催物等に合わせてお声がけをいただければ、私ども防災担当が出向きまして、積極的にご説明する機会をさせていただければなというふうにも考えてございますので、ぜひともその辺を議員各位におかれましてもご周知のほどよろしくお願いをいたします。 以上です。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君)
再々質問ではございませんけれども、先ほどから答弁の中に、ホームページ、SNSというような言葉が出てまいりますけれども、なかなか皆さんそれに対応できる方ばかりではないというようなことで、特に高齢者の方々、あるいはお独りでお住まいの独居高齢者の方々、そういった方々をフォローする面、そういったところも具体的に進めていっていただければなと、これはお願いでございます。 では、続きまして、
質問事項の大項目3番、利用者の立場に立った高齢者タクシーの改善を目指してについて質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、高齢者タクシー利用料金助成券の利用率は、令和元年度37.7%、令和2年度35.9%、令和3年度33.7%、本年度上半期22.8%です。また、高齢者タクシー利用申請者は、補助対象者の約30%です。このように、利用率も申請率も決して高い数値とは言えないのが現状でございます。 そこで、利用者の立場に立った高齢者タクシーの改善が必要だと考え、以下の3点についてまとめてお伺いをさせていただきます。 まず1点目に、市内のあるタクシー会社によると、市街地の方は高齢者タクシーの利用は多い、非市街地の方の利用は少ないとのことで、この要因について、どのように捉えているのか、お伺いいたします。 2点目に、移動距離が長い場合、例えば6キロメートルでタクシー料金2,090円でございます。助成券を2枚まで使用できるようにすれば、利用率、申請率とも向上するのではないか。この点についてお伺いいたします。 3点目に、高齢者タクシー過去3年間の平均利用率は約36%、この課題を明確にし、高齢者タクシー利用者の立場に立った具体的な改善が必要と考えるが、この点についてお伺いいたします。 以上、3点よろしくお願いいたします。
○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長兼
福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目のご質問の非市街地の方の高齢者タクシー利用が少ない要因について、どのように捉えているかについて答弁させていただきます。 令和4年10月31日時点のタクシー利用料金助成券を利用した方を市街地と非市街地に分けるに当たりまして、便宜上、市街化区域と市街化調整区域の地区分けで地区別に統計を取った結果、1人当たりの利用枚数は市街地の方で12.75枚、非市街地の方で11.00枚、全体で12.20枚でした。 したがいまして、市街地と非市街地ではあまり差がないことから、一概に非市街地の方の利用が少ないとは言えないものと捉えております。
○議長(箕輪昇君)
額賀部長。
◎
市長公室長兼
総務部長(額賀浩君) 続きまして、2点目でございます。 助成券を2枚まで使用できるようにというご質問にお答えをさせていただきます。 これまで高齢者タクシー利用料金助成事業の利用者に対する
アンケートを実施してきた中で、助成金額が少ないとの声をいただいており、今年度4月から、1回の乗車の助成を500円から初乗り料金740円に拡大をしたところでございます。9月末時点での利用率は議員ご指摘のとおり22.8%でございますが、申請者数は、令和3年度9月末時点で707人だったものが、令和4年9月末時点で739人と4.5%の増加、利用件数については、令和3年9月末時点で6,898件だったものが、令和4年9月末時点で8,098件と17.4%の増加となってございまして、免許証をお持ちでない75歳以上の高齢者の方の金銭的負担の軽減や家族送迎等のご負担の軽減などに一定の効果があったものと考えているところでございます。 引き続き、制度の広報を強化しながら、利用者数、利用件数、利用率の動向を注視するとともに、ご提案いただいた助成券の複数枚数利用につきましても研究をさせていただきたいと考えておるところでございます。
○議長(箕輪昇君) 茂木部長。
◎
市民福祉部長兼
福祉事務所長(茂木衛君) それでは、3点目のご質問の利用者の立場に立った具体的な改善について答弁させていただきます。 今までも利用者の立場に立った改善ができるところから実施してきたところでございます。今後も定期的に
アンケート調査を実施し、高齢者タクシー利用者の目線に立った助成券の利用や手続などの改善、利用方法等の周知や利用率向上のため調査研究をしてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。
志村議員。
◆2番(志村一君) それでは、1点目の市街地と非市街地では、高齢者タクシー利用に差があるこの要因についてというようなところの再質問をさせていただきます。 非市街地の利用者の方々は、最寄りのバス停、スーパー、病院に行く場合など、助成券を使用してもタクシー料金が高くついてしまい、高齢者タクシーを利用したくても利用できないという声も耳にいたしております。これが現状でございます。一つの大きな課題となっているところと思います。 この課題解決に向けて、今後、どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 再質問、答弁願います。 杉山
高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(杉山英之君) ただいまの1つ目の再質問につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。 利用者の方にこの制度に対します課題につきましては、利用されている方に対しましての
アンケート、また関係するところからの意見も聞きながら、引き続き調査研究をさせていただきたいというふうに思っております。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君)
アンケートというような答弁ですが、
アンケートという言葉を大分耳にしますけれども、もっと近づいてヒアリングというようなところもぜひ導入していただきたいと思います。 続きまして、
質問事項2点目の移動距離が長い場合など、助成券2枚まで使用できるようにという点につきまして、再質問をさせていただきます。 年間48枚の助成券、3分の2は使わずに引き出しにしまったまま年度末には使用期限を迎えてしまうのが実態でございます。例えば、潮来市東の端である徳島地区からベイシアまでは約6キロメートルございます。潮来市西の端である清水地区からベイシアまで約7キロございます。広域路線バスも通っておりません。先ほど触れましたが、非市街地からはタクシー料金が高くついて、利用したくても利用できない現状、今できることは手元にある助成券を2枚まで使用できるようにすることだと私は思います。 助成券2枚使用することに、何か不都合があるのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 答弁願います。
額賀部長。 (「暫時休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(箕輪昇君) 暫時休憩します。 (午前10時54分)
-----------------------------------
○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開します。 (午前10時56分)
-----------------------------------
○議長(箕輪昇君) 庄司副市長。
◎副市長(庄司敦子君) それでは、議員のご質問にお答えいたします。 ただいま公共交通バスのないエリアのお話もされておりましたけれども、そもそもこちら高齢者タクシーにつきましては、潮来市地域公共交通活性化協議会におきまして、公共交通バスの在り方、そしてタクシーの利用ということで、相互乗り合わせての総括的な活用ということで制度がスタートしたものでございます。 そういった中で、議員ご提案されました部分含めて市全体の公共交通の在り方というものを考えていかなければならないということでございますので、ご提案内容につきましては活性化協議会の中で、今後検討の課題ということで預からせていただければと思います。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君) よろしくお願いいたします。 続きまして、
質問事項3点目の高齢者タクシー利用率約36%、具体的な改善はないのかについて再質問をさせていただきます。 潮来市地域公共交通計画概要版、こちらになります。 項目7番、実施する事業として、タクシーのサービス、利便性の向上について、令和4年度から令和8年度まで導入可能な手法の検討、実施とあります。 本年度は何を検討し実施したのか、お伺いいたします。
○議長(箕輪昇君) 暫時休憩をします。 (午前10時58分)
-----------------------------------
○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開をいたします。 (午前11時00分)
-----------------------------------
○議長(箕輪昇君) 杉山
高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(杉山英之君)
志村議員の3点目の再質問につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。 今年度の改善点ということで何をしたかということでありますが、まず1つ大きい点といたしましては、助成金額を500円から740円の初乗り料金にさせていただいたということです。そのほか、助成する際の助成利用券につきまして、記入の簡素化、また注意事項などを分かりやすく簡素化させていただいたということです。また、タクシー利用券助成に当たってのマニュアルといたしまして、イラストを使ったり文字を大きくしたりしまして、高齢の方にも分かりやすくさせていただいているということで、今年度取り組んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君) それでは、
再々質問をさせていただきます。 今後の改善案として、高齢者タクシー利用者の方に上限枚数を設定して、
潮来市内どこでも行ける1枚500円のタクシー券を販売してはいかがでしょうか。市街地の利用者の方、非市街地の利用者の方の利便性の格差もなくなるのではないでしょうか。思い切った改善をしていかないと、3年たとうが、5年たとうが利用者に役立つ高齢者タクシーにならないのではないかと思っております。この点についてお伺いいたします。
○議長(箕輪昇君)
再々質問に答弁願います。 原市長。
◎市長(原浩道君) 私のほうからご答弁申し上げます。 議員のおっしゃるとおり、高齢者タクシー助成制度単体を見ますと、やはり2分の1ぐらいしか券を利用していないということで、そこだけを見ると、非常にまだ有効に活用をされていないんじゃないかというところがございますけれども、先ほど、副市長のほうから答弁あったように、この切り口の制度が路線バスにつなぐためのタクシーの助成というところからスタートしています。ですので、路線バスも、それから仮にタクシー助成制度をこれ以上充実させていくと、逆に言うと、トータルの公共交通の財源としてある程度の増額を図った上で、なおかつデマンドタクシーを導入したほうが効果があるのか、そういうところまで検討していかないと、一概にそこのタクシー助成制度だけを充実させるということではなくて、路線バスの今後をどうしていくのか、それからデマンドタクシーを導入していくのか、循環バスを整備していくのか。ただし、財源というのはある程度限られておりますので、どれが最大の効果があるのか、こういったところも検討した上でタクシー助成制度の改善を図っていくのが正しいやり方なのかなと私は思っておりますし、ご指摘のとおり私もやはり中途半端な助成制度になっているというのは事実でございますけれども、これも活性化協議会のほうでしっかりともんでおりますので、少しお時間を賜りたいと思います。 私からは以上です。
○議長(箕輪昇君)
志村議員。
◆2番(志村一君) ただいま、市長より答弁をいただきましたが、大きな潮来市の課題といたしましては、やはり免許を持たない75歳以上の方、この方々の移動手段、足を何とか確保していく、これが大きな課題だと思います。免許を持たない75歳以上の方々、この方々は閉ざされてしまいます。何とかこの移動手段をお考え、そして進めていただきたいと思います。 以上で、2番、志村一の一般
通告質問を終わります。
○議長(箕輪昇君) 以上で、2番、志村一議員の質問が終わりました。 本日予定していた一般
通告質問は以上です。
-----------------------------------
△休会の件
○議長(箕輪昇君) 日程第2、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。 明日12月17日から12月20日火曜日まで議事整理のため休会としたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(箕輪昇君) 異議なしと認めます。 よって、以上のように決定いたしました。
-----------------------------------
△散会の宣告
○議長(箕輪昇君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、12月21日水曜日午前10時から本会議を行います。 本日はこれにて散会といたします。
大変ご苦労さまでした。 (午前11時07分)...