潮来市議会 > 2022-12-15 >
12月15日-03号

  • "新型コロナウイルス感染拡大予防"(1/2)
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  1. 潮来市議会 2022-12-15
    12月15日-03号


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    令和 4年 12月 定例会(第4回)     令和4年第4回潮来市議会定例会議事日程(第3号)                      令和4年12月15日(木)                      午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(13名) 議長15番   箕輪 昇君   副議長 6番   小峰 進君    1番   佐々木 徹君      2番   志村 一君    4番   阿部慶介君       5番   兼平直紀君    7番   飯田幸弘君       8番   平田健三君    9番   飯島康弘君      10番   田崎 清君   11番   笠間丈夫君      12番   藤崎忠徳君   13番   薄井征記君欠席議員(2名)    3番   石田裕二君      14番   今泉利拓君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               額賀 浩君   市民福祉部長兼福祉事務所長     建設部長      常井俊宏君             茂木 衛君   環境経済部長    榊原 徹君   教育部長      塙 誠一君   建設技監兼都市建設課長       環境経済部参事併任農業委員会事務局長             吉川秀樹君             若槇和昭君   企画調整課長    草野吉広君   秘書課長      浜野一也君   総務課長      村田政子君   観光商工課長    河瀬由香君   農政課長      篠塚伸之君   生涯学習課長    吉川増夫君   学校教育課長    村田慎一郎君  かすみ保健福祉センター長                               石神弘幸君   高齢福祉課長    杉山英之君   社会福祉課長    沼田武男君   子育て支援課長   実川治子君   市民課長      打越桂子君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 本日も新型コロナウイルス感染拡大防止対策に取り組み、会議を進めてまいります。 皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 ご報告いたします。 3番、石田裕二議員、14番、今泉利拓議員から会議規則第2条により欠席の届出がありましたので、ご報告いたします。 本日、説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) 議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに、初めの質問は大項目を一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡単明瞭に、答弁は的を射てお願いします。また、質問は市民の立場に立ち、的確に行い、議題の範囲を超えないこと。同一議題については、3回までとするものです。ただし、答弁の内容によっては、これを超えて認める場合もあります。質問内容が重複する場合は、考慮の上お願いしたいと思います。 通告順番2番、14番、今泉利拓議員、通告順番3番、石田裕二議員から一般通告質問の通告がありましたが、欠席の届出がありましたので、会議規則第51条第4項の規定に基づき、石田裕二議員、今泉利拓議員の一般通告質問は行いません。----------------------------------- △佐々木徹君 ○議長(箕輪昇君) それでは、1番、佐々木徹議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 佐々木議員。     (1番 佐々木 徹君 登壇) ◆1番(佐々木徹君) 1番、佐々木徹、ただいま議長より通告の質問の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 それでは、1つ目いきます。 狭小道路等の改修について。 1、牛堀地区のショッピングセンターラ・ラ・ルー前から図書館に抜ける市道(牛)1級5号線と国道51号線の交差点は変則的で、ラ・ラ・ルー側からの右折車と図書館側からの直進する車が正対できないため、衝突の危険性がある。変形交差点の解決策を伺う。 2つ目、大生、赤須地区の県道大賀・牛堀線で途中狭くなっている箇所は、センターラインも引くことができず、容易に車が擦れ違えない状況である。利用する全ての人が狭小で危険を感じ、通行していると思う。県では、四、五年前に狭くなっているところまで歩道を整備したが、地元では道路が広がるものと期待をしていた。工事も終了し、拡幅する様子もない。地域住民から県道拡幅の要望を出すことはなかなか容易ではないことから、潮来市として危険道路の拡幅要望をできないものか伺う。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) それでは、1点目の変形交差点の解決策についてお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、市道(牛)1級5号線は、国道51号を横断する際に道路線形が屈曲しておりますことから、国道51号との交差点では、車両が直進、右折する際には特に注意を要する交差点となっております。この交差点を標準的な交差点形状に改良するためには、図書館側の市道を延長約100メートルについて、約10メーター拡幅する必要があり、そのためには多額な費用と期間が要することとなります。また、国道51号は、現在、暫定2車線で供用しており、将来、4車線化の工事を控えている状況でもあります。 このようなことから、ショッピングセンターラ・ラ・ルー側からの右折車両と図書館側からの直進車両の安全な走行を確保するため、それぞれの車両を誘導するための誘導線の設置など、短期間で効果が発現となるようなソフト的な安全対策について、国道51号の道路管理者である常陸河川国道事務所や交通管理者である行方警察署と相談、協議してまいりたいと考えております。 2点目の茨城県への県道大賀・牛堀線の拡幅要望についてお答えいたします。 潮来市では、これまで県道大賀・牛堀線の整備要望を茨城県に毎年行ってきたところでありまして、今年度の6月にも、この狭小箇所の整備について早期の整備をお願いしているところでございます。 ご質問の大生、赤須地区の県道大賀・牛堀線につきましては、これまで特別養護老人ホームいたこの郷から県道水戸・神栖線までの約1,200メーターのうち約1,000メーターについて供用開始しており、残りの水戸・神栖線までの約200メートル区間が未整備となっている状況でございます。この未整備区間につきまして、潮来土木事務所に確認をしましたところ、一部地元の方のご協力をいただけない箇所があり、その対応に時間を要し、道路工事に着手できない状況であるとのことでございました。この路線につきましては、潮来市にとって大賀、大生地区から牛堀の市街地に至る重要な路線でございますので、早期に整備が図れるよう引き続き茨城県に要望してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 佐々木議員、写真がありますね。それを補足で皆さんに見てもらいながら、再質問で進めてください。 ◆1番(佐々木徹君) 許可いただきましたので、写真を使わせてもらいます。自分がちょっと今、写真を用意したんですけれども、この図書館側から下りてくる道路が大分鋭角に51号に入ってくる、そういった状況になっていますので、右折車と直進車がちょっと交差するときに危険を感じると。通っている方は、皆さん、お感じだと思うんですよね。 先ほど答弁いただきました用地の確保というと、100メーターの幅10メーター必要だということでしたが、こちらの交渉の進捗というのはどうなっているでしょうか。お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 先ほど市道の拡幅、延長100メーターについて、100メーターに必要な分を約10メーター確保するとも話しましたが、まだこれは、もし仮に交差点を改良する場合に、それぐらいの用地が必要だろうということでして、まだ測量も調査もやっておりませんので、もちろん地元の交渉も一切やってございません。そのような状況でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 先ほど解決策ということで答弁いただきました。路面標示ということですけれども、カラー舗装とか、いろいろそういった明示もあると思いますので、提案になりますけれども、可能であれば交渉のほうを進めていただきたいというふうに思います。すみません、答弁いただけますでしょうか。お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再々質問にお答えいたします。 先ほど私が答弁したとおり、なかなかハード的な対策というのは時間もお金も要すということですので、交通管理者、行方警察署とか、あと道路管理者である、国道51号の道路管理者の常陸河川国道事務所と路面標示、即対策ができるように協議を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 355号のほうも、バイパスのほうも一部区間開通して、新しい車両の通行も増えてきていると思いますので、そちらのほうも留意しながら対策のほうを進めていっていただければというふうに思います。
    ○議長(箕輪昇君) 佐々木議員、次の質問に移ってください。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) すみません、じゃ、2点目いきます。 2点目の県道大賀・牛堀線ですけれども、写真のほうで説明させていただきます。 これが行方縦貫道路ですね。ここの交差するところ、皆さんもご存じだと思うんですけれども、ここの部分、約200メーターが未整備の状態だということを今、伺いました。こちらですね。この部分、これが行方縦貫道路の交差する部分ですね。あと、ちょっと写真を撮ってきましたので、今、いたこの郷さんから来たところ、突き当たり、狭くなっているところがガードレールで塞がれているような状態になっています。 こういった危険箇所、多々、潮来市の中にでもあるとは思うんですけれども、もう1点、牛堀の、ちょっと参考までに、保健センターの入り口のところで八代小の交差点、51号になります。こちらもガードレールで塞がれている。皆さんもワクチン接種の会場がかすみ保健センターなので、ここの入り口は、皆さん、多くの方が使われると思います。 こういった危険箇所、ございます。国道、県道、市道問わず、そういった危険箇所が多くございますので、ぜひともそういった箇所、点検をしながら改善していっていただければと思います。ちょっとご答弁いただければと思います。 ○議長(箕輪昇君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) ご質問にお答えします。 まず、市道に関しましては、当然道路パトロールをしていまして、その中で危険と思われる箇所については、ハード対策、ソフト対策、それぞれ含めながら、当然ながら対策していきたいと思っています。それから、県道に関しても、私、せっかく県から来ていますので、その辺は市の声、住民の声を的確に県に届けながら、そういった危険箇所については早急に解決するよう、パイプ役として力を発揮できればなと思っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、働きかけのほう、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、2番目に移らせていただきます。 2番目、インフルエンザワクチンについて。 1、インフルエンザの流行時期になり、コロナの第8波との同時流行も懸念されているが、過去5年間の潮来市民のインフルエンザワクチンの接種率を伺う。 2、インフルエンザワクチンについて、各医療機関で接種料金が違っているが、統一はできないか伺う。 3、潮来市は、インフルエンザワクチンを65歳以上を対象に2,100円を助成しているが、さらに隣の行方市同程度の助成金額と対象枠の拡大をできないか伺う。 以上3点、お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目の過去5年間の潮来市民のインフルエンザワクチンの接種率について答弁させていただきます。 潮来市民のインフルエンザワクチンの接種状況の把握ができるものがインフルエンザワクチン接種費用の助成対象者となりますので、助成対象者の接種率でお答えさせていただきたいと存じます。 インフルエンザワクチン接種費用の助成対象者は、65歳以上の高齢者、1歳から中学生、それと母子健康手帳の交付を受けている妊婦の方となります。 まず、高齢者の方々の過去5年間の接種率でございますが、平成29年度45.4%、平成30年度47.2%、令和元年度49.9%、令和2年度60.3%、令和3年度53.4%となっております。 次に、1歳から中学生の過去5年間の接種率は、平成29年度、25.3%、平成30年度、27.9%、令和元年度、29.8%、令和2年度、31.3%、令和3年度、23.7%となっております。 次に、母子健康手帳の交付を受けている妊婦の方の接種率でございます。こちらにつきましては、令和3年度からの助成となります。令和3年度の接種率は30%となっております。 次に、2点目の各医療機関で接種料金を統一できないかについて答弁させていただきます。 インフルエンザワクチンの予防接種は、保険外診療で医療機関側で自由に料金が設定でき、ワクチンの仕入れ製薬会社や仕入価格、人員体制など、様々な要因で医療機関ごとに接種料金が違っております。そのため、接種料金の統一は難しいものと考えております。 次に、3点目のご質問、行方市同程度の助成金と対象枠の拡大はできないかについて答弁させていただきます。 行方市では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として、令和4年度に限り、助成額の上乗せの拡大を行っていると伺っております。具体的には、高齢者、小児、妊婦の助成額が一律上限4,000円に増額するものでございます。今後、新型コロナウイルス季節性インフルエンザの流行度合い等を見極めながら、近隣市の動向等を注視し、助成金額及び対象枠の拡大について調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) じゃ、1問、再質問させていただきます。 接種率のほうを伺ったわけですけれども、こちら接種者に対してはどういうような形で補助を促しているのか、ちょっとお伺いさせていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきます。 インフルエンザワクチン接種対象者全員に助成券である予診票を個別通知して啓発に取り組んでおります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) そういった通知を基にして恐らく接種に行くという形で先ほどのパーセンテージが出たのかなと思うんですけれども、これ先ほど助成の対象者、こちら自分がちょっと拡大してもらいたいという意図は、そういった市からの発信があれば接種率も向上するのではないかと、そういうこともあったので質問させてもらったわけですけれども、発信の仕方、これは検討する余地というのは、一般の方に対してもあれば教えていただきたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) 再々質問に答弁させていただきます。 接種の周知のほうなんですが、個別通知はしておりますが、やはり今、インフルエンザを接種する必要性について十分理解いただけるように、広報紙、ホームページ等で、あとはSNSを使って周知するとともに、小児のほうに関しては、学校を通してそういった周知のチラシの配布をお願いできるような取組も考えていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) できるだけ多くの方に接種いただけるように努めていただきたいというふうに思います。 それでは、2番目の再質問をさせていただきたいと思います。 こちら先ほど接種料金が医療機関ごとに多少違いがあるということを質問させていただいたんですけれども、こちら働きかけとしてはどういったところに、例えば統一するとすれば働きかけをするのか再質問をさせていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) 接種料金の統一の働きかけ先ということでございますが、働きかけするとすると、医師会になると思っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 医師会というと、こちらは鹿島医師会になるんですよね。医療機関によって違うということは、市民の方も多少の差が出てくるということになると思うんですけれども、そういったものは接種者の方のためにも統一していければいいなというふうには思っておるんですけれども、そういった働きかけというのは、以前にもやったことというのはあるんでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) 再々質問に答弁させていただきます。 医師会にちょっと確認したところ、平成27年度までは高齢者のみでございますが、3,600円で統一されていたという経緯があるそうです。ただ、ワクチン価格の高騰等によりまして、各医療機関において任意で価格設定となったという経緯があると聞いております。そういうことですから、医師会のほうと再度統一ができないか検討いただけるよう依頼することは可能かと思っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 不公平感というわけではないんですけれども、解消できればいいのかなというふうに思っておりますので、ぜひともまた働きかけのほうをよろしくお願いしたいと思います。 それでは、3番のほうの再質問に入ります。 先ほど、行方市のほうはコロナの交付金を使っての4,000円の補助という、恐らく単年になるだろうということですが、ほかの鹿嶋市、神栖市、鉾田市、この近隣の状況というのは、助成額、対象と分かれば教えていただけますか。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) 再質問に答弁させていただきます。 近隣の市の助成額でございます。鹿嶋市でございますが、高齢者が1回当たり2,000円、妊婦に関しましては、1回当たり2,000円、同額です。小児に関しましては、1歳から小学校6年生に関しては2回接種が必要になりますので、1回当たり1,500円、合わせて3,000円助成になっております。中学生に関しましては1回の接種でございますんで、1回2,000円となってございます。 神栖市でございますが、こちら高齢者、妊婦とも1回当たり2,000円でございます。それと、1歳から小学校6年生までに関しましては、1回当たり2,000円、合わせて4,000円の助成になっています。中学生に関しましては1回ですので、1回2,000円という助成となっております。 鉾田市に関しましては、高齢者が1回当たり2,000円、妊婦の助成はしておりません。あと、1歳から中学校3年生まで1回当たり2,000円ということでございます。ですので、1歳から小学校6年生まで2回接種したとしても、2,000円ということになっております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) インフルエンザの流行とコロナのワクチンと、まだコロナのワクチンのほうは全額公費負担でやっておるんですけれども、後にそういったものも実費の負担が出てくるという話も出ておりますので、できる限り近隣地域と統一性を持ったり、医療機関と統一性を持ちながら、できる限り近隣と同程度の補助の対象、金額等、併せて進めていければというふうに思います。 じゃ、それでは、ここで質問のほうを終わりにさせていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、1番、佐々木徹議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は10時35分を予定しておりますが、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。                         (午前10時29分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、そろいましたので、休憩前に引き続き再開をいたします。                         (午前10時34分)----------------------------------- △飯島康弘君 ○議長(箕輪昇君) 9番、飯島康弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯島議員。     (9番 飯島康弘君 登壇) ◆9番(飯島康弘君) 9番、飯島康弘でございます。ただいま議長より許可を頂戴しましたので、通告に従いまして、順次質問していきたいと思います。 我々議会の役割は、正しい意味での行政の監視と批判と言われておりますので、市民の目線で、市民の立場に立った質問をしてまいりますので、お願いいたします。 それでは、1つ目としまして、教育環境の充実についてを伺ってまいります。 現在の潮来市の子供たちの教育環境を市はどのように捉え、今後どのように推し進めていくのか伺います。 ①小学校について。 広報いたこ11月号にて、「潮来小学校・津知小学校統合について」との題名で掲載がございました。それを踏まえ、市内小学校全てにおいてはどのような考えであるか伺ってまいります。 ②中学校について。 同じ広報紙内に、「学校適正化実施計画にある市内中学校の統合等については、今後、改定を予定している学校適正化計画の中で、本市に合った教育環境等について地域の皆様方と検討を図ってまいります」とありますが、具体的には何を改定し、どのようになるのか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、市内小学校の統合につきましての考えについてご答弁させていただきます。 本市の学校適正化計画では、潮来小学校と津知小学校の統廃合をもって市内小学校の計画上の再編につきましては終了となってございます。今後は、本市の出生数や児童数の動向を注視しながら、来年度予定しております学校適正化計画の改定におきまして、持続可能な教育環境等を整えられるように、精査、検討を図ってまいりたいと考えてございます。 続きまして、中学校につきまして、学校適正化計画での改定、どのようなものかというご質問に答弁させていただきます。 現行の学校適正化計画の背景にあります次世代を担う子供たちが笑顔で生活を送れるよう、安全・安心に学べる教育環境整備を将来にわたって確保していくことを踏まえつつ、改定を図ってまいりたいと考えてございます。 具体的改定につきましては、現行の学校適正化実施計画では、令和6年4月に4つの中学校を1校に統合する適正化方策案が示されてございますが、現状、計画どおり進めることは現実的ではないと考えてございます。学校適正化計画を策定していた際の出生数と現在の出生数につきましては、3割程度減少している現状を踏まえまして、児童・生徒数の推計値の見直しをした上で、適正化の進め方、具体的な統合時期の目安、ロードマップを示してまいりたいと考えてございます。また、中学校の統合に関する効果や課題等を明確にすること、建設等の場合に要する期間、統合等に要する費用などの建設計画に関するものも示してまいりたいと考えてございます。 なお、今回の潮来小学校・津知小学校統合検討委員会のように統合等を行う学校区の児童・生徒、保護者をはじめ、地域の方々の学校の在り方に対する意見反映なども含め、統合してよかったと皆さんが思えるような学校づくりに向け、市民の皆様と一緒に分かりやすい改定を図ってまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、もうちょっと詳しく聞きたいと思います。 ①の再質として、答弁において、計画上、小学校の再編は終了しますというお話だったと思うんですが、津知小、潮来小に関しては、説明、理解はしているんですが、今、全ての小学校についてお聞きしているので、もうちょっと詳しく聞きたいんですが、牛堀小学校ございますよね。牛堀小学校に関しては、適正規模というんですかね、そういうのに関しては、言い方はちょっとあれですが、条件を満たしていないと思われる、小さいというか、そういうあたりに関しましては、牛堀小学校についてはどのようなお考えなのか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、再質問、牛堀小学校が適正規模を満たしていないというようなところでの考え方というご質問にお答えいたします。 牛堀小学校におきましては、小規模校ではございますが、複式学級になることも当分の間、推計上はないものと考えてございます。現在では、統合等については検討を要しないものとは考えてございます。しかしながら、当該学校の保護者をはじめ、地域の方々の意見なども踏まえながら、来年度改定予定の適正化計画の中で研究を図っていくというふうな考え方でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) じゃ、それでは、もう1点、ほかに小学校ございます。令和3年度に統合をさきにしました大生原小学校と延方小学校、今、延方小としてやられていますが、その中の子供たちの現在の状況ですか、どんなふうに過ごしているのかとか、また、それを市としてはどのように把握とかちゃんと見ているのか、そのあたりはどういうふうにやられているか伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、再々質問のほうにお答えいたします。 今、旧大生原小学校と延方小学校が令和3年4月に統合した現在の状況というようなご質問かなと思います。現在の延方小学校につきましては、この統合をした後に、昨年7月に子供たちのアンケート調査のほうを実施してございます。2年生から6年生までの児童約260人ほどになりますけれども、タブレットを使用してアンケート調査を実施しました。回答率につきましては、93.5%であったと聞いております。その中では、ほとんどの児童が統合に関して心配ではなかったことや、統合により人数が増えてよかったとの回答をいただいております。具体的な内容としましては、学校がにぎやかになったことや友達が増えたこと、勉強がそれによって楽しくなったなどの意見を児童からはいただいているところでございます。 そして、統合して2年目を迎えました本年度につきましては、延方小学校のほう、学校の先生を通じて今の現状のほうを伺ってございます。児童たちからは、学校生活に大分慣れてきていると、休み時間などは特に一緒になって遊んで特に問題ありませんと、仲よく遊んでいますよというようなお声を聞いているところでございます。また、保護者の皆様におかれましても、統合によっての混乱というものはないと、統合の教育活動に理解が深まっている様子であると小学校のほうからは報告を受けております。 引き続き、延方小学校では、児童たちの学校生活を含めまして適切な対応が図られるように取り組んでいくということでございます。教育委員会としましても、できる限り支援を図ってまいりたいと考えてございます。 そして、本年6月15日に、茨城新聞に延方小が学校紹介として1面使ってご紹介をいただいております。その中には、統合に関する児童のコメントがございました。「笑顔あふれる毎日を送ることができています」というようなコメントが紹介されておりました。 私からは、答弁、以上になります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) よく内容把握されているなということが分かりました。 ちょっと再々になってしまって、聞き方が悪くて日の出小までは聞けなかったんですが、日の出小に関しては、後でちょっと部長のほうを訪ねたいと思います。 それでは、中学校のほうに再質問、②の再質問させていただきます。 こちらの先ほどの答弁の中に、現行の計画の中では令和6年4月統合という文言があったけれども、現実的ではないという答弁だったと思うんですが、今回、私がこの質問を取り上げたのは、問題提起となったのはこちらのことでございまして、現行とおっしゃいましたけれども、市民の方は、それが発表されたときに、ああ、中学校が令和6年に統合になるんだと1回受け止めたんですが、そのままで、ああ、もう今、令和4年だから、もう2年後になっちゃうのかしらという、そういう市民の方がいます。 あと、もう一個は、その後、進んでいって、今の答弁にあったようなことをホームページなり広報なりで改定があるよと、現実的じゃないんだということを知っている市民の方もいるということで、情報が混在しているというのが非常に、どうなっているのという不安を招くので非常によくない状態だと思いますので取り上げさせていただいたんですが、何が悪いかというと、やっぱり一番問題なのは、保護者というか、ちょうど中学校に上がる、この先上がろうとしているお子さんを持つご家庭は、どうすればいいのかしらという漠然とした不安を抱えたまま生活されると。よく分からないから、じゃ、もうはっきり決まっているほかの、他市の近隣の中学校へ行こうかしらとか、今、話題になっている部活動もできないからとか、クラブチームがあるとか、行きやすいとか、通いやすい、はっきり分かっているところを選択されてしまうかもしれない。 一番は、私が思うのは、やっぱり地域、潮来市の子供というのは潮来市で通える環境をつくる、あるということが一番大事だと思うんで、はっきりと答弁いただきたいんですけれども、令和6年4月の統合はないということでよろしいでしょうか。もう一回伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) ただいまのご質問のほうに答弁させていただきます。 平成6年4月1日の実施計画上の統合につきましては、現在、教育委員会のほうでは、統合については一切考えてございません。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ええ、ただいま、はっきり統合ないと答弁いただきました。それが市民に伝わるのが一番、ああ、じゃ、令和6年はなくて、新しく計画を立てるのはこれからなんだねというところが分かっただけでも一歩前進かと思いますので、ぜひ現時点での情報が市民の皆さんと、そして今の行政の考えがタイムラグがないように、タイムリーにつながることが必要だと思います。 そこで、最後、②の再々としますけれども、今後、その計画をつくるに当たりまして、市民の立場から申しますと、やっぱり先ほど言った不安とかどうしても出てきますので、大変かもしれませんけれども、その都度その都度、今、こういう状況ですよと、こういう段階までいっていますという説明をその都度その都度、丁寧にしてもらいたい。その上で丁寧な合意形成、先ほども市民や地域の方々の声を聞いて進めていくとありましたけれども、非常に大変だと思います。様々なご意見、ご要望等があると思うんで、それをまとめていくのには、やはりある程度の苦労というか時間もかかってしまう。 そうすると、また統合とか、やはり最終的に子供たちに影響が出てしまうので、私は、いろいろなご意見ありますけれども、一番に考えていただきたいのは、通わせる保護者と子供たち、その人たちのためになっているご意見なのか、ご要望なのかとか、やはりこういう学校に通いたいとか、まさに当事者の方たちの意見を優先というか一番考えてもらって、その上でのこういうふうに潮来市は進んでまいりますよとか、そういう計画であるんだというふうに進めていってほしいなと、いかれるべきでないかなと思いますが、改めてその点について見解を伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 再々質問に答弁願います。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) ただいまのご質問に答弁させていただきます。 合意形成を丁寧に進めるというもの、そしてまた情報発信、そして保護者、子供たちの要望、それに基づいて、子供のことを考えて、優先的に考えていただきたいという旨のご質問かなというふうに思います。私たち教育委員会では、児童や生徒、保護者をはじめ、地域の方々の学校の在り方に対するご意見を広く聞いて進めていきたいというふうに考えてございます。統合してよかったと皆さんが思えるような学校づくりに向けて、市民の皆様と一緒に進めていきたいというふうに考えてございます。 これまで統合に関する情報発信というようなところでは、正直言いまして、少し足らなかったということで反省をしてございます。ということで、昨年4月号の広報紙のほうに、潮来、津知小学校統合に関するアンケート調査の結果であったり、考え方であったり、そういうものを掲載させていただきました。また、昨年度、この津知と潮来小学校の統合におきましては、PTAの役員の皆さん、区長さん方、教育後援会の皆様方と計4回にわたって意見の交換をする場を設けさせていただきました。それに基づきまして、この9月に統合等の検討委員会が立ち上がってございます。そこに多くの地域の方々に入っていただきまして、議論を深めているというようなところでございます。 その統合につきましては、10月の広報紙のほうで出させていただきました。そして、詳細なる津知と潮来小学校の統合につきまして、統合委員会でこのようなことが議論されていますよということで2ページにわたって情報発信をさせていただきました。今後の適正化の改定に向けましてもできる限り、今何を議論しているのかというのを市民の皆様にしっかり把握をしていただいて、うちのほうの考えている適正化計画は子供たちのためにということを前提に、丁寧に進めていきたいと思いますので、またご指導のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひその考えの下、進めていっていただきたいと思います。 保護者と子供たち、計画から実際に学校がスタートする、ある程度年数がたつ、年数がたつということは、今の5、6年生の話ではなくて1、2年生、もしかしたらまだ学校前の子供たちがその当事者になるかもしれませんが、そういう今のご家庭に届くような情報提供であったり、情報発信を心がけていただければと思います。 では、次の質問に移ります。 質問事項2でございます。マイナンバー制度について質問します。 マイナンバー制度については市民の利便性の向上につながっていくという考えの下、これまでも定期的に取り上げておりますけれども、現在の状況と今後について伺ってまいります。 ①潮来市の直近の交付率及び今後の動向を伺います。 ②国、県、近隣自治体の交付率を伺います。 ③ポイント申請については、普及促進のためではございますが、経済的支援にもつながると考えますが、状況はいかがか伺います。 ④課題としましては、現状ではカード自体の利用価値というのがまだまだ実感できていないと考えますが、今後も含め市の把握されている最新の制度内容をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目の潮来市の直近の交付率及び今後の動向について答弁させていただきます。 まず、交付率でございます。令和4年11月30日現在のマイナンバーカードの交付率でございますが、57.7%でございます。今後の動向につきましては、政府では令和6年の秋には従来の被保険者証とマイナンバーカードの一体化を目指す方針を表明しておりますので、引き続き市民の方がマイナンバーカードの申請・交付ができるようサポートしてまいりたいと考えております。 次に、2点目の国、県、近隣自治体の交付率について答弁させていただきます。 こちらも令和4年11月30日現在となります。全国交付率53.9%、茨城県の交付率51.9%、近隣自治体、鹿行4市の交付率でございますが、鹿嶋市が53.6%、神栖市が50.2%、行方市が46.2%、鉾田市が41.7%、鹿行5市の平均交付率は49.8%でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、3点目の経済的支援にもつながると考えるが、状況はというようなご質問にお答えをさせていただきます。 マイナポイント事業は、マイナンバーカードの普及を促進するとともに、消費喚起や生活の質の向上につなげることを目的とした事業でございます。マイナンバーカードを活用して幅広いサービスや商品の購入などに利用できるポイントが付与されることから、経済的支援につながるものと認識してございます。 続きまして、マイナポイントの申請等の取組状況でございますが、総務省が推進している事業でございますので、市民の皆様の申請状況そのものを把握することはできないところでございます。 参考といたしまして、市役所1階に設けておる支援窓口の利用件数についてご報告申し上げます。令和4年4月1日から11月30日までの支援窓口の利用件数は3,613件でございまして、1日平均22件となってございます。なお、4月、5月、6月のマイナポイントの申請件数は1日当たり1人から2人程度でございましたが、マイナンバーカードの申請期限が延長されたこととマイナポイントの付与内容の拡充により、7月からの申請が徐々に増えてございまして、11月では1日45.4人となっておるところでございます。 次に、4点目でございます。カード自体の利用価値の今後について市の把握されている最新の制度内容はというご質問にお答えをさせていただきます。 マイナンバーカードの利活用に関して、既に運用が開始されている内容は、各種証明書のコンビニ交付サービスをはじめ、図書館利用者カードや健康保険証としての活用、さらには確定申告のオンライン申請などがございます。このうち、各種証明書のコンビニ交付サービスでは、住民票、印鑑証明書、課税所得証明書に加え、今年8月からは新型コロナウイルス接種証明書が取得できるようになったところでもございます。 また、来年2月からは転出転入ワンストップサービスが運用開始予定でございまして、オンラインでの転出届及び転入予約が行えるようになるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、①、②合わせて再質問という形を取らせていただきます。 57.7%の交付率、国よりも、県よりも、そして鹿行よりも高い数字を誇っております。すばらしい頑張りで、毎回言いますけれども、ずっと継続されているというのは、これは職員の皆さんの頑張りのたまものでないかなと思いますが、いつも聞いているんですが、参考までに、茨城県の中では潮来市は何番目の位置にいるか、ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) 再質問に答弁させていただきます。 県内の交付率の何番目かというご質問でございます。 前回、5月末時点での県内の交付率の順番としましては5番目でございましたが、11月30日現在で2つ上がりまして3番目となっている状況でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 前回の5位でもすごいのに、まだ上がってしまったと。こういうのはもうちょっと発表したほうがいいんじゃないかなと私は思うんですよ。県でナンバー3、恐らく今までの系統でいくと、1位は五霞町だったと思うんですけれども、ということは市単位でいったら2位なんですよね。そのくらいまで潮来頑張っているというのは、これアピールすることではないよ、行政なもんですからと言われたらそれまでかもしれませんけれども、すばらしい結果なので、私は評価に値するものだと思っています。 加えて、再々してしまいますけれども、国の話とか、順位とかは分かったんですが、残りの全ての方に取ってもらわなきゃいけないので、これから取ってくれる方であったり、今現在の申請に来ている市民の方の動向、現状と今後の取組をこの先どうしていくか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 打越市民課長。 ◎市民課長(打越桂子君) それでは、現在の申請の動向等について回答させていただきます。 交付率のほうは57.7%ということになっておりますが、申請率のほうが約66%の方に申請をいただいている状況でございます。先ほど部長のほうからも令和6年の秋には健康保険証への一体化という話がありまして、皆さん健康保険証になるんであれば作ったほうがいいのかなということで興味を示していただいておりまして、今月はマイナポイントの関係もございますので、各地区の公民館、午前中ではありますが、広報等を流させていただいて、出張でマイナンバーカードを申請していただけるような環境を整えている状況でございます。こちらにつきましても午前中ではありますが、1日20名近くの方が広報紙、回覧を見たので申請に来ましたということで申請をいただいている状況でございます。 今後も、皆様のマイナンバーカードの申請しやすい環境のほうを整えて推進してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 頑張ってくださいというのもあれですけれども、本当に期待しています。 別の観点から、ポイントのほう、③の再質問です。 ポイントも1人か2人だったのが、1日45人も来ちゃっていますという感じで、予約と合わせて、イコール市民の方がそのポイントを受けられているということで、すばらしいことだと思いますが、今後、その66%以外の残り34%の人たちが、せっかく取るのに当たりましてポイントを受けられる期間というのがあると思うんです。その辺、いつまでのあれだったらばポイントをもらえます、それ以降だともらえなくなるよとか、これも以前は9月だったのが12月まで延長になったじゃないですか。現在は、ポイントはいつまでに申請すれば付与されますとか、そのあたり現在の状況を教えてください。 ○議長(箕輪昇君) 草野企画調整課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) ポイントはいつまでにということで再質問だと思いますので、そちらに答弁させていただきます。 こちらでございますけれども、総務省が発表しておりますマイナポイントの申請期限は、令和5年2月末でございます。ただし、12月末までにマイナンバーカードの申請をされた方が対象となります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 2月だけど12月までに、またちょっと市民には混乱を招かないようにしてもらいたいなと思います。 そうしますと、④の再質問、これからいろんなことができるようになってくるよというお話でございましたけれども、実際、カード自体の運用がまだちょっと実感できないなということで質問したんですけれども、現在でもコンビニで割と使っている市民の方いますよとか、ワクチン接種証明書ができるんだよとか、そういうのやっていますよとか、実際に使われている市民はいらっしゃるのか、その辺の把握されているか、ちょっと詳しく聞きたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 草野課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 再質問に答弁させていただければと思います。 コンビニの交付関係の話と、また接種の関係とかございましたので、こちらの利用実績という形で答弁させていただければと思いますので、よろしくお願いします。 こちらでございますけれども、住民票、印鑑登録証明書、所得証明書に係るコンビニ交付サービスの合計件数につきましては、平成30年度でございますけれども760件、令和元年度には918件、令和2年度でございますけれども、こちらは1,661件、令和3年度につきましては2,871件と、毎年でございますけれども増加傾向にございます。 また、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書につきましては、先ほども答弁させていただいておりますが、令和4年8月にサービスを開始させていただいておりまして、既に11月28日まででございますけれども13件のご利用がございます。そのほかでございますけれども、図書館利用者カードとしての利用実績がございまして、こちらにつきましては2018年6月の運用開始から2020年10月まででございますけれども、登録された枚数は60枚でございます。利用回数につきましては129回となってございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 徐々に市民の方も利用されている方が増えてきたということがちょっと驚きというか、分かりましたので、どんどん浸透していけばいいなと思います。 再々質問でまた別の観点から、最新の制度内容ということで、いつものように話がでっかくなってしまいますけれども、高い交付率を誇る潮来市におかれましては、国のほうで今発表されておりますデジタル田園都市国家構想というものがございます。こちら調べますと、簡単に言ったらデジタルの力で地方の課題解決に取り組もうという私の認識なんですが、その中に専門の交付金があるそうでございます。もう皆さんは知られていることと思いますけれども、そのデジタル田園都市国家構想交付金というのは、交付申請の条件に、高いマイナンバーカードの交付率、申請率が条件になってございますので、この高い交付率を誇る我が潮来市は、それに挑戦できたり、チャレンジできる。低い自治体とかはできないみたいなので、そういうのに挑戦されるお考えはあるのか、もう既に動いているよとか、こういう情報つかんでいるよとかいうのがあれば、その辺のことを伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 草野課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) デジタル田園都市国家構想という関係で、マイナンバー関係のことでございまして、その高い申請率があればということでございまして、潮来市のほうで活用できる、調整できないかという話ということで、そのことについて答弁させていただければと思いますので、よろしくお願いします。 こちらでございますけれども、政府が創設しましたデジタル田園都市国家構想交付金の受給要件につきまして、一部の配分枠でございますけれども、マイナンバーカードの申請率が53.9%以上を満たすことで交付金の申請が行えるということでございます。潮来市の11月末のマイナンバーカードの交付率は、先ほどお答えさせていただいた57.7%でございますので、要件を満たしているところであります。 本交付金につきましての活用につきましては、制度の詳細や具体的な取組事例などを基に、今後、研究させていただきたいと考えております。今後検証して進めさせていただければと思いますので、よろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 世間では、マイナンバーカードはデジタル社会のパスポートと言われているそうでございますので、全市民が利用できますように、今後もご尽力をいただきますようお願いいたします。 では、次の質問3に移ります。 経済支援、地域活性化について伺います。 ①コロナ禍物価高騰が続く中、国、県を含め、これまでも支援策をなされておりますが、まだまだ回復傾向にはないと考えます。そこで、市民、市内事業者に対する経済支援、地域活性化についての本市の考えを伺います。 ②今後、市民が利活用できる支援策をお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の市民、市内事業者に対する経済支援、地域活性化についての本市の考えをというご質問にお答えをさせていただきます。 コロナ禍、物価高騰の中で、国からの地方創生臨時交付金などを活用いたしまして、市民の皆様、市内事業者の皆様に対する経済支援、地域活性化につきましては、これまでも様々な施策を進めてまいりました。また、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、ワクチンの接種体制、少子高齢化対策や子育て支援の充実をはじめ、学校給食費の無償化、健康づくりに関する支援事業などを進めてきております。 そして、令和4年度には新型コロナ臨時交付金の枠組みの中で、コロナ禍における原油価格、物価高騰対応分と電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金が配分され、本市おいても新型コロナウイルス感染症の感染拡大や、ロシアによるウクライナ侵攻等によりエネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けた市民の皆様や事業者の皆様の支援に活用させていただいておるところでございます。 今後の活用につきましても、国の考えに基づき市民、事業者支援に有効活用してまいりたいと考えておるところでございます。 次に、2点目でございます。今後、市民が利活用できる支援策を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 現在において、市民の皆様のみならず、事業者の皆様への直接的な支援といたしまして、水道基本料金の減免や健幸ポイント事業について説明させていただいておるところでございます。 また、市民の皆様が利用できる支援策といたしまして、商工会が取り組んでございますわくわく抽選会がございます。市内の加盟店舗でご利用いただくことで市民の皆様にも、加盟店舗にもメリットがあるものでございますので、ぜひとも引き続きご活用いただければと考えておるところでございます。 今後の支援策につきましては、新たな地方創生臨時交付金や国、県の動向を注視しながら検討してまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、①、②併せての再質問という形で。 今、部長から答弁いただきましたけれども、これまでの支援策、様々やられてこられたと、そして国、県を注視してこれからも行っていくということだったんですが、やはり行政の支援というのは限りがあるというか、市単独では難しい。その中でも、例えば先ほど言ったように、国、県の支援策もあるので、今現在も茨城県では茨城県事業継続応援金というのが発表されてございまして、売上げが下がった事業者に業種を問わず10万円をという内容だったと思いますが、こういうお話も市民の方にすぐ届けられるように、例えば潮来市のホームページを見たら、目指すところにそれが載っていて、いろんな支援策がホームページを見ればそこから飛ぶことができるよとか、市民の方が潮来市のホームページを見て、よかった、助かったわ、あの情報載せてくれてありがとうというふうな展開にしていったほうがよろしいんじゃないかな。せっかくの支援策があっても届かないと意味がありませんので、そういうふうな形とかはもう既にやられているとか、考えがあるかとか、それだけ1点お伺いしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 草野課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 市民の方がホームページを見て分かりやすいものになっているかどうかのご質問だと思います。あと県のほうの事業の形がございまして、こちらでございますけれども、県のほうでもコロナ関連でございまして、いば旅あんしん割引等、また12月1日からでございますが、先ほどのお話でございますけれども、コロナ禍からの回復が遅れ、価格転嫁も進まないこと等により事業収入が減少し、経営環境が特に悪化している事業者を応援するための茨城県事業継続臨時応援金等がございます。こちらのほうなんでございますけれども、潮来市のホームページに掲載させていただいておりまして、先ほども申し上げました市民、事業者の皆様へ情報の共有を図らせていただいているところでございます。 今後につきましても、情報の発信を強化してまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いします。 ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひ、広く市民には情報が届くように、もっと字を大きくしたりとか、もっと市民目線で作ってもらうと大変ありがたいと思いますので。 それでは、最後の質問に移ります。 4つ目、いたこフィルムコミッションについて質問いたします。 こちらも経済支援地域活性化の観点から、潮来フィルムコミッションへの注力を考えますが、いかがでしょうか。 ①これまでのフィルムコミッションの状況、活動を伺います。 ②市内外、そして国内外を視野に入れ戦略を打ち出し、ひいては本市における経済支援、地域活性化につながるものと考えますが、いかがでしょうか。 ③そのためにも、本市単独で進めるフィルムコミッション事業をしっかりと整えて、さらにプラスして近隣との連携での取組がこれまで以上に重要視されていくと考えますが、市の見解をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、1点目のご質問にお答えを申し上げます。 潮来市では、平成17年4月1日よりいたこフィルムコミッションを設立し、各種撮影ロケ等の支援を行ってきております。このフィルムコミッションは、映画やテレビなどのロケーション、いわゆる野外撮影が円滑に進むようにサポートする団体であり、多くは自治体が中心となって組織化されているものでございます。 具体的な支援内容としましては、ロケ班、リサーチなど制作に必要な全ての業務をはじめとして、撮影に関する許認可の手続のお手伝い、宿泊施設、飲食店、機材リース等の紹介、エキストラの確保、地域住民への情報提供、協力依頼等にわたるものでございます。 令和元年度からの状況といたしましては、令和元年度は1件、令和2年度は7件、令和3年度が2件、令和4年度につきましては、現在10件受け入れている状況でございます。 2点目のご質問にお答えいたします。 フィルムコミッションは映画やテレビドラマ、CMなどのロケーションを誘致し、撮影がスムーズに進行することをサポートすることがフィルムコミッションの主たる目的でございますけれども、同時に、潮来市が舞台となった映像作品の公開、放送を通じて潮来市の知名度や地域愛着度を向上させ、直接的・間接的な経済効果が見込めることなどから、地域活性化につながるものと考えております。 撮影支援の受入れにつきましては、設立当初より国内だけでなく国外も視野に入れて受付をしているところでございます。 3点目のご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のように、近隣自治体との連携は、さらに地域資源の拡大ができ魅力が深まるものと考えており、行政の広域連携と同様にフィルムコミッションにおいても効果的な手法であると認識しているところでございます。古くから映画のロケ地であったという歴史をはじめ、水郷風情が残る景観や市内の魅力にとどまらず、東国水郷観光推進協議会や行方交流圏協議会など、それぞれのネットワークとそれぞれの強みを生かしながら、今後も茨城県やいばらきフィルムコミッションをはじめ、自然・歴史・文化等において密接な関係のある近隣自治体などとフィルムコミッションを通じた広域での連携を図り、地域活性化につながるように努めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、時間も時間なもんですから、手短に話しますけれども、全部地域活性化につながると思うんですよ。そのためには、これまでやってこられましたけれども市民の皆さんが知らないで、ああ、潮来でやったのという、何かそこが非常にもったいないなと思いまして、撮影ですから様々な制約というか、ルール、守秘義務というんですか、そういうのあるとは思いますけれども、例えば放映後は市のPRとか、番組のPRに使わせてもらっていいかとか、そこまで取り決めさせていただいちゃってから、それを守ってどんと市民にも、そして市外にもつながれば、潮来を知るきっかけにもなりますし、また潮来に来てくれる。例えば聖地巡礼とあるじゃないですか、それで人が来てくれるというのは今の時代に潮来にマッチしているんじゃないかなと思いまして、取り上げたんですが、そういうのも踏まえて今後展開できないか、いかがでしょう。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 河瀬観光商工課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) それでは、質問にお答えしたいと思います。 情報の部分につきましては、なかなか撮影等収録に支障を来すおそれがあるというようなところから、なかなか事前告知にまでは至らないのが現状になっております。最新の情報の取扱いについては外部に漏れないように注意を払いながらフィルムコミッションに当たっているところですけれども、作品の完成後には制作サイドと調整をしながら、放送の公開の直前であったり、放送公開後の部分で可能となり次第、情報の発信に努めてまいりたいと思っております。 そして、水郷エリアというようなところで多くの自治体と連携をしながら様々取り組んでいきたいと思っておりますし、この水郷エリア、聖地巡礼というような言葉がありますけれども、多くの全国の事例であったり、県内で言えば、聖地巡礼と言えば大洗の地というようなところがございますので、聖地巡礼というものがその土地が非常ににぎわうものというように捉えているところでございます。その土地に訪れる新しい動機というような形で観光誘客につながるものと考えておりますので、潮来市としても、今後、話題性のある作品に出会えたり、その作品に選んでもらえるような支援をさせていただきながら、積極的にフィルムコミッションのほうを取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ぜひそうしていただきたいと思います。 最後、もう1点、私の考えなんですけれども、潮来のためにやるんですが、潮来だけでやってはだめだと思うんです。潮来のためだからこそ近隣、例えば鹿行とか香取とかと連携して、お互いのいいところ、強みを出し合って、世界を相手にするというようなスタイルを構築できればいいなと。その中に、地理的にも潮来は真ん中にあるので、ハブ化ではないですけれども、潮来から、案件によってほかの近隣に飛んでいくと、宿泊はここでするとか、ここはこういうのができますよとかいうふうに、みんなでチームとしてできていけば、ますますよくなるんじゃないかなという思いがございますので、潮来単独でやるときと、地域で外と戦っていくという観点も必要じゃないかなと思いますんで、その点については最後にお聞かせください。 ○議長(箕輪昇君) 河瀬課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) 質問にお答えします。 近隣との連携というものにつきましては、議員のおっしゃるとおり非常に連携が必要だというふうに思っております。お互いに持つ歴史があったり、風景だったり、地域の資産の連携だけでなく、うちの持つ撮影のサポートの面でも、具体的には宿泊先とか、そういうような部分でも連携を図っていきたいと思っております。 実際に、隣の行方市さんとは連携の実績があるところです。令和元年度と、そして今年度に入りましても、行方市の撮影をしてくださった撮影サイドの方々に対し、行方市さんのほうで潮来市の宿泊先をご案内していただいた、そして潮来市内で宿泊をしていただきましたというような実績と報告をいただいているところです。 そのような形で、今後も撮影のサポートにつきましても近隣市と連携を図っていければ、よりいいフィルムコミッション業務を担っていけるのかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。
    ◆9番(飯島康弘君) フィルムコミッションで皆さんも俳優として出る作品に巡り会えるかもしれません。私も、若い頃に「るろうに剣心」という映画に出させていただきました、船頭役でね。そういう思い出もあったり、思い出づくりであったり、潮来に愛着を持ってくださる人がどんどんこういう事業を通してできればいいなと。 コロナにも負けない、わくわくするまちづくり、地域づくりを今後もしていきたいと思いまして、以上で9番、飯島康弘の質問を終了いたします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、9番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時40分といたします。 なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。                         (午前11時34分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前11時39分)----------------------------------- △平田健三君 ○議長(箕輪昇君) 8番、平田健三議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (8番 平田健三君 登壇) ◆8番(平田健三君) 8番、平田健三です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問してまいります。 今回は大きく4点伺いたいと思います。 まず、1点目でございます。母子健康診断事業について。 本市の母子健康診断事業で新生児聴覚検査、1歳6か月児健診、2歳児歯科健診、3歳児健診があります。また、妊婦相談や育児相談もあります。健診や検査で早期発見・療育で乳幼児の切れ目のない支援が求められます。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、目の異常や早期発見のため、3歳児健診で屈折検査機器を導入してはどうかを伺います。 2点目、乳がんを早期発見するため、自己検診用乳がんグローブを導入してはどうかをお伺いいたします。 3点目、気軽に情報を取得できる母子手帳アプリの導入を検討してはどうかをお伺いします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目の屈折検査機器を導入してはどうかについて答弁させていただきます。 子供の視力につきましては、生まれてから物を見ることによってだんだん発達し、3歳までに急速に発達して、5、6歳でほぼ完成するとされております。現在、本市では3歳児健診時に事前に配布した視力に関するアンケートと家庭で行った視力検査用紙を回収し、アンケート項目や視力検査の結果を確認して、見え方に心配のある場合には別日程で視能訓練士による再検査を行っております。再検査において詳しい検査が必要と判断した場合は、眼科受診を案内しているところでございます。 しかし、家庭での検査などは正確性に限界があり、弱視を見逃してしまう可能性があります。そのため、アンケートや家庭での検査に加え、3歳児健診時に屈折検査機器を使用し検査することは、弱視などの早期発見をするために大変重要な手法と考えております。 本市では、早期に治療すれば改善可能な弱視を見逃さないよう、屈折検査機器の導入を検討してまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の自己検診用乳がんグローブを導入してはどうかのご質問に答弁させていただきます。 日本人女性の乳がん発生率は11人に1人で、特に30代から60代の女性では最もかかりやすいがんであり、がん死亡原因のトップでもあります。その一方で、乳がんは早期発見されれば約90%は治る病気と言われております。早期発見のためには検診受診が最も重要となります。 検診には、検診セットで行うマンモグラフィーという画像検査や、超音波、エコー検査等、自分で行う自己検査があります。自己検査では乳腺に触れることが大切なので、肌への密着性が優れている自己検査用のグローブを使用することで、異変に気づきやすくなります。 本市では、女性のがん検診として乳がんと子宮がんの検診を集団検診と医療機関検診で実施しております。今後は、乳がんの早期発見につながるよう検診受診とともに、月1回は自己検診を実施していただくよう、自己検診の重要性についても周知しながら、自己検診用乳がんグローブの導入について調査研究してまいりたいと考えております。 続きまして、3点目の母子手帳アプリの導入を検討してはどうかというご質問に答弁させていただきます。 母子手帳アブリは民間事業者が運営しているものが多くあり、内容も様々となっております。本市では、子育て支援課において「itacoco」という子育て応援サイトアプリを導入しております。このアプリは子供の成長記録や予防接種の記録を保護者が入力でき、市からの健診や検査情報を含め、市内の子育てに関する様々な情報が提供できるものとなっております。 また、母子健康手帳のデジタル化につきましては、国が全国的に統一したシステムで運営すべく検討中ですので、母子健康手帳アプリの導入につきましては、国等の動向を注視しながら調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 1点目については再質はございません。検討しているということでございます。 幾らかちょっと補足させてもらいますけれども、この3歳児の屈折検査機器についてでございますけれども、現在、厚生省日本医学会という会がありますけれども、その中で母子健康対策強化事業というところでアンケートを取ってあります。その中で、3歳児の屈折機器の導入しているアンケートを取っておりまして、全国で70.8%の自治体が既に導入もしくは令和4年度に導入の予定という結果が出ております。また、茨城県内では78%の自治体が実施もしくは令和4年度で検討というアンケートが出ておりますので、早急に我が潮来市も検討をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 2点目は、再質問はございません。 3点目でございますが、先ほど答弁がありましたように、この母子健康保健法ですけれども、約10年ごとに改定をしております。来年度が一つの改定の見直しということで、先ほど部長から答弁ありましたように、国のほうからもデジタル化を加速したいという指針でございます。そういう意味で、この母子手帳、来年度の改定になろうかと思いますけれども、どの辺まで掌握しているのか、どういう改定の方向になっているのか、もし分かれば答弁お願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 石神かすみ保健福祉センター長。 ◎かすみ保健福祉センター長(石神弘幸君) アプリ関係でございますが、母子手帳事業でございます、答弁させていただきます。 母子手帳につきましては導入のスケジュール的なものでございますが、令和4年9月20日に母子健康手帳、母子保健等情報等に関します検討会の中間報告がなされてございます。その中で、令和5年度以降、保護者に対します育児等の情報等を主としまして、電子的に提供することが適当とされてございます。 本市としましても、予防接種の記録など必須となる項目に加えまして、日常生活や育児上の注意など、重要な事項の解説、また乳幼児の公費負担制度やお母さん、お父さんの悩みや子育て相談など、妊娠・出産・子育てに関わります社会情勢の変化等も加えまして、必要とされる情報を分かりやすく提供できるよう、現在、調査研究という状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今答弁ありましたように、国のほうの指針も出ておりますので、しっかりそういった早期の検討をよろしくお願いしたいと思います。 それでは、大きな2番目に移ります。 高齢者・障害者支援対策についてでございます。 令和4年7月現在、本市の65歳以上は9,315人、34.6%、75歳以上4,657人、17.3%であります。高齢化率に伴い、今後さらに高齢者、障害者に対して本市としてきめ細かい支援が必要となると思います。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、尿漏れパッド等捨てられる公共施設の男性トイレにサニタリーボックスの設置を拡大してはどうかをお伺いします。 2点目、暗所視支援眼鏡を日常生活用具給付事業の給付対象品目に追加し、購入費を助成してはどうかをお伺いいたします。 3点目、65歳以上の方に要支援認定があり、歩行に不安のある方を対象にシルバーカー、四点杖の購入の一部補助を助成してはどうかをお伺いいたします。 3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目のご質問、公共施設の男子トイレにサニタリーボックスを設置してはどうかについて答弁させていただきます。 市民の方が特に利用する頻度の多い公共施設の男子トイレへのサニタリーボックスの設置状況につきましては、市役所内では設置は既にしておりますが、中央公民館、各地区公民館、市立図書館、かすみ保健福祉センター、潮来保健センターやバスターミナルなどにつきましてはまだ設置されていない状況にございます。 男性用個室トイレにサニタリーボックスがあれば、使用済みの尿漏れパッド等を持ち帰らずに廃棄できるため、安心して外出することができます。今後、各施設の管理部署等と調整し、サニタリーボックスを設置できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の暗所視支援眼鏡購入費用を助成してはどうかについて答弁させていただきます。 障害者、障害児、難病患者等を対象に、日常生活用具給付事業を実施しております。視覚障害者向けの品目は15項目に分かれておりまして、申請により給付をしております。暗所視支援眼鏡は夜盲による暗い場所で物が見えにくくなる方の支援を目的とした眼鏡となります。これまで暗所視支援眼鏡に対する相談等はありませんでしたが、今後、視覚障害を抱える方のご意見や他自治体等の状況を調査の上、品目追加を検討してまいりたいと考えております。 続きまして、3点目のシルバーカー、四点つえの購入を一部助成について答弁させていただきます。 シルバーカーは自立歩行が可能な方が対象で、買物などの外出を支援するものでございます。それに対して自立歩行が困難な方を対象に歩行の安全性の確保、歩行時の姿勢の保持など安全に歩行するための福祉用具として、足腰への負担を軽減する歩行器があります。要支援の認定を受けている方の利用を考えますと、歩行器のほうが適しているものと考えます。 介護保険制度において要支援や要介護認定をされている方には、歩行支援の福祉用具として歩行器や四点つえなどの歩行補助つえの貸与の介護保険サービスが受けられますので、本サービスの利用を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 1点目、2点目については再質問ございません。検討をよろしくお願いいたします。 3点目でございますが、今答弁がありましたように、歩行者については介護保険制度が適用されてレンタルでも可ということでございますが、シルバーカーについては介護保険の適用外ということになります。近隣自治体等、シルバーカー、また四点つえについては一部助成や上限を決めての補助というところでございます。近隣市等、補助されているところの事例があればお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 杉山高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(杉山英之君) 近隣市の状況につきましてお答えをさせていただきたいと思います。 鹿行管内5市につきましては、確認をしたところ、シルバーカー及び歩行補助つえ、四点つえの購入につきましての助成制度はないということでございますが、近いところで稲敷市につきましてはシルバーカーについての補助があるということを確認しております。 65歳以上の方で歩行に支障を来す方、そして過去に同じ補助を受けていない方、また市税等を滞納されていない方が対象となっておりまして、購入金額の2分の1、5,000円を上限に助成するというものになっております。対象者には要支援の認定を受けている方も対象になりますが、介護保険制度での保険給付のものは対象になっていないというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) このシルバーカー、四点つえについては、今後また必要になる方が多く出るだろうという予想もしておりますので、しっかりした対応をお願いしたいなと思っています。 それでは、次に大きな3点目に移ります。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員、時間なので、切れのいいところで暫時休憩をしたいと思います。 ◆8番(平田健三君) 分かりました。 ○議長(箕輪昇君) それでは、暫時休憩をいたします。 再開は午後1時30分です。                         (午前11時57分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 平田議員、大項目3番ですね。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、大項目3番目から発言いたします。 文化・芸術の振興について。 本市の文化・芸術事業として市民文化祭、芸能文化祭、水郷美術展覧会等が開催されております。まちかどギャラリー事業では年間を通して展覧会・展示会も開催されています。また、市民参加の公民館活動や各サークル活動もあります。さらに、日本一の水路のまち基本計画の中で、まちの活性化で文化拠点整備計画もあります。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、コロナ禍での近隣市の文化行事開催の現況を伺います。 2点目、今後の文化・芸術振興の取組をお伺いいたします。 3点目、日本一の水路のまち基本計画の中で、文化拠点の整備の計画がありますが、美術館等の構想をお伺いします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、コロナ禍での近隣市の文化行事開催の現状につきましてご答弁させていただきます。 文化・芸術事業につきましては鹿行4市に確認をさせていただきました。芸能、音楽、芸術・文化分野の展示・発表などは感染対策を行いながら、ほとんどが開催されているようでございます。 鹿嶋市の文化フェスティバルにつきましては来年の3月に開催予定とのことでございます。これらの開催に当たっては例年どおりの開催ではなく、検温・消毒などの感染症対策を行った上で、規模を縮小したり、分散などの対策を行ったと聞いてございます。 また、鉾田市、行方市では、児童・生徒に配慮をして小・中学生の参加を見送るなどの対応をしているとのことでございます。 なお、事務局を担っております生涯学習課では、市民文化祭開催に向け、潮来市文化協会常任委員会の中で公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインをお示しした上で市民文化祭を開催する方向でご説明をさせていただきました。 常任委員会では、感染症感染者発生の状況から、開催は難しいのではないか、各部の活動状況により実施できる部とできない部がある。平等を期するためにも中止をすべきではないかなどという意見が出されておりました。結果的に、常任委員会では、これらの意見を受け、慎重に協議をした結果、中止という決定がなされたところでございます。 次に、2点目、今後の文化・芸術振興の取組につきましてご答弁申し上げます。 本市の今後の文化・芸術事業につきましては、公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインなどを踏まえ、感染防止対策を適切に行いながら実施をしてまいりたいと考えてございます。文化協会所属のサークルなどの団体の活動におきましても、感染防止対策に配慮して取り組んでいただきたいと考えてございます。 また、市民文化祭は中止となりましたが、文化協会主催の芸能音楽祭は規模を縮小して開催し、現在活躍する作家展を開催してございます。なお、本市の文化・芸術振興の拠点であります水郷まちかどギャラリーの使用も、昨年度は中止が相次ぎ、11件の展示開催でございましたが、本年度につきましては、既に19件の展示会が開催され、今後、小堀進記念水彩画公募展をはじめ、10件の開催を予定してございます。 文化・芸術活動につきましては、コロナ禍で停滞しておりましたが、徐々に通常に戻りつつあると感じてございます。今後も、各種団体への継続的な支援を行うとともに、市民の文化・芸術への関心を高める活動を推進してまいりたいと考えております。 続きまして、3点目でございます。日本一の水路のまち基本計画での文化拠点の整備の計画、美術館等の構想につきましてご答弁申し上げます。 日本一の水路のまち基本計画における文化交流拠点整備につきましては、本市の持つ優れた文化的・歴史的資産を生かしつつ、また水郷としての情緒を醸し出す水郷潮来あやめ園に近接した前川沿いの空間を活用し、市の文化を育み、市民や来訪者など多世代で多様な人々の交流を促進し、これによってにぎわいの創出につなげていく文化交流拠点の整備の検討を行うこととしてございますが、美術館の整備に特化した構想はございません。 なお、現在、潮来市の芸術・文化拠点として水郷まちかどギャラリーがございます。メンテナンスを十分に行いながら、施設の長寿命化に配慮して、引き続き潮来市の芸術・文化の振興に取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、全体的に再質問を行います。 1点目は、文化祭については残念ながら中止という判断でございましたが、ホームページに小・中学生の絵画が発表されております。その辺については私もこの前見たんですけれども、やはり少しでもいろんな方に、文化・芸術の振興なくして市の発展はないと自分たちは考えておりますので、その辺のいきさつと、あとまた周知徹底したほうがいいのではないかなと、小中の絵画展ですね。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 吉川生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) ただいまの再質問にお答えさせていただきます。 ただいまの小・中学生の作品というのは、小・中学生の人権作品展ということだと思います。内容的にもすばらしい絵が出品されましたので、今後はその周知徹底のほうを図ってまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、再々質問に移ります。 今後の文化・芸術振興の取組ということでございますので、地方における文化行政の状況についてというところに、令和4年9月1日時点で文化施策のための条例を各都道府県市町村が制定をしております。分かっている範囲では、都道府県では35団体、指定都市では8団体、中核都市で24団体、市町村で102団体が文化政策のための条例を制定しているというところでございます。 そういう意味で、今後、我が市において文化振興の取組について、この条例等をしっかり検討していただいて、さらなる取組をしてもらいたいと思いますが、その辺の見解をお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 吉川課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) ただいまの質問は、潮来市として文化振興に関する条例の整備予定はあるのかということだと思います。お答えさせていただきます。 国の文化・芸術基本法では、その地域の特性に応じた文化・芸術に関する施策の推進を図るよう努めるものとする。また県の文化振興条例では、市町村は基本理念にのっとり、自主的かつ主体的にその地域の特性に応じた文化振興施策を策定し、実施するよう努めるものとするとされています。 潮来市の文化・芸術施策として、潮来市教育基本計画の中に、本市の文化・芸術の発信基地として水郷まちかどギャラリーを活用した芸術・文化活動を推進します。また、本市出身芸術家の展覧会の開催等により、周辺地域からの観覧者の増加を図るとともに、本市出身者の芸術作品の保存等に努めますとされていますので、この施策に沿った形で水郷まちかどギャラリーを拠点として文化・芸術事業の振興を図ってまいりたいと考えております。 条例の制定に関しましては、今後の調査研究とさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、大きな4番目に移ります。 通園バスの安全装置の設置についてでございます。 静岡県の通園バス死亡事故を受けまして、2023年4月より政府が安全装置の義務化など、再発防止に向けた緊急対策を発表いたしました。設備費用の補助や安全装置のガイドラインを作成したところでございます。本市において園児・児童の安全対策に早急な対応が必要となってきます。 そこで、3点お伺いいたします。 本市の該当する通園バスの置き去り防止の安全対策の現況をお伺いします。 2点目、国の緊急対策・ガイドラインの内容をお伺いします。 3点目、本市の今後の再発防止対策とスケジュールをお伺いします。 3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目の通園バスの置き去り防止の安全対策の現況について答弁させていただきます。 潮来市では、現在、市内の認定こども園9施設のうち、私立認定こども園4施設において通園用の送迎バスが運行しております。静岡県の死亡事故を受け、令和4年9月9日に当該4施設を訪問し、通園バス運行等に関する実施調査を行いました。運行体制については各施設とも常勤職員が運転し、必ず補助員が同乗しております。乗車園児数の把握は、乗車時及び降車時に社内据付けの名簿でチェックし、施設到着後に別途、出欠確認を行うことで園児の置き去り等の防止対策をしております。 また、降車後、バスを清掃、消毒し、さらに降車していない園児や、忘れ物がないか確認をしております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、小・中学校の対応、主に小学校ですけれども、本市におきましては、潮来小、津知小、延方小、牛堀小の4校で民間事業者にスクールバス、またタクシーによる送迎業務を委託しております。静岡県で発生しました事件を受けまして、各学校にバス利用児童の安全管理を徹底するよう周知をするとともに、事業者に対しましても同様の周知をしたところでございます。 安全対策の現況といたしまして、登下校時ともに降車の際に名簿等により運転手が児童の確認を行うとともに、スクールバス内に児童が置き去りになっていないか、運転手の目線により確認を実施してございます。 また、各学校では、スクールバスの乗降の際に、先生による所在確認の決定もいたしてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、2点目の国の緊急対策ガイドラインの内容について答弁させていただきます。 緊急対策につきましては、令和4年10月12日付、バス送迎に当たっての安全管理の徹底に関する緊急対策、子供のバス送迎安全徹底プランとして通知がされました。 その内容としては4点挙げられております。1点目が乗車、降車時の幼児等の所在確認と送迎用バスへの安全装置の装備を義務づけること。2点目が幼児等の置き去り防止を支援する安全装置の使用に関するガイドラインを作成すること。3点目が送迎バス運行に当たり、現場に役立てるための安全管理徹底に関するマニュアルを策定すること。4点目が子供の安心・安全対策支援パッケージとして安全装置導入支援等を含めた財政措置となっております。 安全管理マニュアルにつきましては同日に示されており、安全管理の体制づくりや乗降時のチェックリスト等が盛り込まれております。 安全装置の使用に関するガイドラインにつきましては、国において令和4年中に定めるとしておりますが、現時点で詳細な通知は来ておりません。国からのガイドラインが通知されましたら、当該園と情報共有を図ってまいります。 次に、3点目の今後の再発防止対策とスケジュールについて答弁させていただきます。 再発防止対策といたしましては、国からの子供のバス送迎安全設定マニュアルにもあるように、どの職員が担当しても確実に見落としを防ぐチェックの徹底や、全職員が共有認識を持って安全管理に取り組む体制づくりが重要です。また、未連絡の欠席児童がいた場合の保護者への確認等、大人が万全な対応をすることが再発防止につながると考えます。 こちらにつきましては、通園バスを運行する園のみならず、市内認定こども園と小まめな情報共有を行っております。 さらに、通園バスの安全装置の設置等のスケジュールにつきましては、国において安全装置設置の義務に係る関係府省令等の改正が今年12月公布、来年4月より施行することとなっております。今後、安全装置の使用に関するガイドラインや財政支援となる補助基準額、補助割合等の詳細が公表され次第、設置に向け対応を協議してまいります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、今後の再発防止対策とスケジュールにつきまして答弁させていただきます。 各小学校のスクールバス、タクシーの児童の置き去り防止対策としまして、先ほど答弁していますとおり、児童が車内に置き去りとならないようバス事業者等による置き去り事故防止対策として、スクールバス内の目視点検の決定をさせることが重要だと考えてございます。そのため、事業者によるスクールバス運行等の安全・安心を高めるための社員教育の充実も重要と考えてございます。 また、小学校につきましては安全装置の義務づけはございません。義務づけとなったものは点呼等による児童等の所在確認というようなところでございまして、それらにつきましても学校職員、そしてバス等の事業者と連携を図りまして、点呼などによる人数確認を行うとともに、欠席連絡などの出欠状況については保護者へ速やかに確認するなど徹底を図ってまいります。 そして、スクールバス等を利用する児童に対しましても、万が一のことが起きた場合、クラクションを鳴らすなど自分自身の身は自分で守ることなどについても児童に対して指導をしてまいりたいと考えてございます。 既に学校、事業者等につきましては、国や県からの通知等に基づき対応を図ってございます。今後は、学校、事業者等とさらに連携を図るとともに、国や県からの通知があった場合には速やかに対応を図ってまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、全体的に1点だけ再質問いたします。 先ほど答弁がありました。正式にはまだ、国・県から様々な情報が来ていないかと思います。 ちょっと私、調べてみたら、今国のほうで幼稚園や保育所、認定するこども園の送迎バスの置き去り防止のための安全装置です、これについて子供の安心・安全対策支援パッケージとして国のほうで234億円を計上したと。また、置き去り防止のガイドラインの内容ですけれども、一応今想定している内容では、バスのエンジンが停止した後、一定時間警告音が鳴って、そのボタンを押さないと解除ができないという想定であるとか、また、センサーがバスの中にあって、その熱とか動きを感知して、そのセンサーで感知していると。このようなことが想定されるという報道もあります。この中に、先ほど答弁もありましたように来年の4月から義務化ですけれども、1年間の猶予期間があるんです。ところが、国としては5月、6月の熱中症、その前に何とか安全装置をつけてもらいたいという国の働きかけがありますので、しっかり今からの国・県からの指針があったら、どこよりも早くこの、何をするのかということをしっかりスケジュールを立てて、置き去り防止の安全対策をしてもらいたいなと思いますが、その点、ちょっと最後に答弁いただければと思います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 実川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(実川治子君) 再質問にお答えいたします。 通園バスの安全の確保に関する対応、市の考えですけれども、まず、通園バスの安全確保については子供の命、こちらを守るため市としても早急に対応をする案件だと考えております。現在、国において検討している安全装置の使用が定められたガイドライン、こちらについて正式に通知がまいりましたら、速やかに各園に周知を行い、そのガイドラインに沿った製品について協議をしてまいりたいと思っております。また、必要な時期に予算措置を含め、国の補助を活用しながら設置に向けた対応を進めてまいります。あわせて、安全装置を設置したという心の緩みや油断が生じないよう、安全確保への対応や意識を高め、子供の命を守る体制づくりを各園と情報共有を行いながら取り組んでまいりたいと思っております。 答弁は以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 以上で、8番、平田健三の質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、8番、平田健三議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後2時ちょうどといたします。 なお、全員がそろいましたら再開をしたいと思います。                          (午後1時54分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。 阿部議員から早退の届出がありましたので、報告いたします。 それでは、始めさせていただきます。                          (午後1時58分)----------------------------------- △兼平直紀君 ○議長(箕輪昇君) 5番、兼平直紀議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 兼平議員。     (5番 兼平直紀君 登壇) ◆5番(兼平直紀君) 5番、兼平直紀。ただいま議長の発言の許可を得ましたので、通告に従い質問させていただきます。 1、令和4年度まちづくり座談会について。 令和4年8月23日火曜日から10月18日火曜日にかけて市内各地域の皆様からご意見をいただき、長期的な視野に立ったまちづくりを進めるため、市長とのまちづくり座談会を開催してきました。 そこで伺います。 ①各地区での参加人数、合計人数について伺う。 ②どのようなご意見をいただいたか伺う。 ③まちづくり座談会の内容や対応について参加者や市民にどのように報告するのか伺う。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目でございます。 各地区での参加人数、合計人数について伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 令和4年度のまちづくり座談会につきましては、感染症対策に留意しながら全17回に分けて開催をさせていただきました。地区別で分けますと7地区ございます。まず、日の出地区でございます。参加人数97名、延方地区80名、潮来地区80名、かすみ地区36名、八代地区51名、津知地区41名、大生原地区61名、合計446名でございます。 続きまして、2点目でございます。 どのようなご意見をいただいたかというご質問でございます。お答えをさせていただきます。 まちづくり座談会では、多くの方々にご参加をいただき、ご意見、ご要望等をいただいたところでございます。様々なご意見、ご要望等がありましたが、その中でも空き家や空き地の雑草等の管理に関すること、区の加入率低下の対応策に関すること、防災に関することが多く挙げられたところでございます。 3点目でございます。 まちづくり座談会の内容や対応について、参加者や市民にどのように報告するのかというご質問にお答えをさせていただきます。 まちづくり座談会においていただきましたご意見、ご要望等につきまして、回答内容と併せて記載した一覧表を潮来市のホームページに掲載してございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) それでは、①の再質問をさせていただきます。 こちらが今回の、前回やったと思いますが、数字になってしまうのですが、前回の数字とか、もし、答弁できればお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 浜野秘書課長。 ◎秘書課長(浜野一也君) それでは、平成30年度に開催しましたまちづくり座談会の参加人数を報告いたします。 日の出地区50名、延方地区106名、潮来地区99名、かすみ地区34名、八代地区40名、津知地区62名、大生原地区49名、合計440名です。 以上になります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 前回とほぼ変わらないという数字だと思います。こちらについて再々質問ございません。 2番でどのようなご意見をいただいたかという質問に対しまして、約3点、空き家、雑草、区の加入率、あと、防災関係ということで伺ったというご意見があった。もちろんたくさんあったと思いますが、この3点挙げられて、この3点で結構ですので、そのときにどういう回答をしたか教えていただければ。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 浜野課長。 ◎秘書課長(浜野一也君) それでは、どのような回答、対応をしたのかについてお答えいたします。 まず1点目、空き家、空き地の雑草等の管理に関することにつきましては、所有者の把握に努めさせていただいております。対応が必要と判断される場合には、所有者の方に対応を求めさせていただきます。 続きまして、区の加入率低下の対応策に関することにつきましては、潮来市若年世帯定住促進助成金事業の要件や健幸ポイント事業のポイント加算の項目として、区の加入を盛り込ませていただいております。 続きまして、防災に関することにつきましては、本年度潮来市総合防災マップを新しく作成させていただき、全戸配布をさせていただきました。まちづくり座談会では冒頭に防災マップの紹介とともに、防災無線情報等の受信ができるメルマガ登録やマイタイムラインの作成など、呼びかけをさせていただきました。 以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 再々質問で、今言ったような内容、質問はいろんな方から出て、必ず答弁、あるいは対応方法を話していたと思います。 こういう会議を開く上で、この中で4年に1回ではなく、毎年開催するべきではないかという意見もあったと思いますが、こちらについてはどのようにお考えですか。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 本年開催をいたしましたまちづくり座談会の開催について、コロナ禍の中で開催について検討してまいったところでございますが、コロナ禍も少し落ち着いてきた中で本年開催ができたところでございます。引き続きまちづくり座談会に関しましては開催をしていきたいと考えてございます。このような公聴事業をほかにも市長とどこでもミーティング等々ございます。このようにまちづくり座談会公聴事業を努めてまいりたいと考えているところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) ただいまの答弁で、これ以外にどこでもミーティングをやっているということがやっている内容になる、やっています。こちらのどこでもミーティングというのは割と各団体ごとのがあって、市民が自由に参加ができるということでもちょっとないので、できれば今、今後考えていきたいということなので、前向きに、4年に1回だったのを2年に1回とか、そういうのができればいいのかなと思いますので、ぜひ、検討のほうをよろしくお願いいたします。 ③の再質問をさせていただきます。 ②で答弁いただいて、質問があって、対応内容を説明していただきましたが、一覧表になっているということで、今みたいな質問に対して対応策を一覧表にして掲載しているという考え方でよろしいでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 浜野課長。 ◎秘書課長(浜野一也君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 質問に対しまして回答のほう、掲載のほうをしてあります。一覧表になっておりますので、ご覧ください。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 四百何名出ているので、かなり質問があったと思いますので、ぜひ、これが分かりやすいように市民にも載っているよというのを積極的にアピールしていただいて読んでいただければと思います。 再々質問で、こちらはちょっと市長のほうにお伺いしたいのですが、9月の定例会で市長は3期目の出馬の表明をいたしました。約2か月にわたりまちづくり座談会で各地区の要望や意見を直接聞いたと思います。そこで、今後どのような方針や考え方でまちづくりを進めていくのか伺いたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうからご答弁申し上げます。 今後どのようなまちづくりをしていくかということでございますけれども、まちづくり座談会で身近なことがたくさん、要望だったり苦情だったり、たくさん出てきましたけれども、そういうふうな市民の皆様の声をしっかりと聞けるような公聴事業だったり、まちづくり座談会も含めて吸い上げることができるような体制をまず、つくるということが大事なのかなと思います。その上で、その要望に対してできること、できないこと、たくさんございます。そういう中で優先順位をつけて、一つ一つその課題の解決を図っていく。基本的なことでございますけれども、その基本的なことができないから、やはり住みやすい町になっていないということでございます。 ですので、しっかりと市民の声を吸い上げて、その中で必要なものを着実に課題解決をしていくと、そういうサイクルをしっかりとつくっていきたいなと思っておりますし、項目別で言えば子育て支援であれば、給食の無料化、無償化も本年4月から完全実施しております。これも、やはり市民からの声を聞いた上で財政面も検討しながら実施しております。定住促進事業もそうでございますし、観光事業においても前川の河川、日本一の水路というのは、これは私の考えでやっていることではございませんで、案が出てきたのは市民の中からこういう、もっと思い切って水路の活用を図る水郷らしい形をつくっていこうというご意見の中からこういう計画が出来上がってきております。 いずれにしましても、やはり潮来を愛する市民の方々のご意見をしっかりと聞いて、そして、その課題解決を進めていくということが本当に一番重要なことだろうと思いますし、その一つ一つの課題解決の後に、ああ、住みやすい町になったなと言ってもらえるようになるんだろうと思っております。 いずれにしても、しっかりと公約も掲げておりますし、そのことでまだまだ未達成な部分もたくさんあります。そこをしっかりと市民のお力を借りながら、一緒になって課題解決を進めていきたいと思っています。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) ただいま市長から答弁いただきましたので、ここに出た意見というのは本当に市民の声でありますので、ぜひ、まちづくりに参考にしていただいて進めていただければと思います。 次に、大きな2番のほうに移ります。 信号機がない横断歩道、夜間の交通事故対策について。 潮来市には交通量が多い市道、県道に信号機がない横断歩道、または夜間になると明るさがなくなり、危険な場所があります。また、その道路は通学路、生活道路として高齢者を含め多くの市民が利用しております。信号機のない横断歩道については、道路交通法第38条において歩行者優先が規定されており、横断しようとする歩行者があるときは一時停止をし、通行を妨げてはならないと規定されております。しかしながら、歩行者や横断歩道をなかなか認識できない場合があります。 そこで伺います。 ①当市の信号機設置要望箇所は何か所あるか伺う。 ②信号機を設置する設置基準、費用について伺う。 ③当市の横断歩道の補修塗装の要望箇所は何か所あるか伺う。 ④当市や県でしている歩行者や横断歩道をドライバーに認識させる対策を伺う。 ⑤夜間、歩行者が危険と感じられる箇所の対策を伺う。 ⑥昼夜を含め、横断歩道の視認性の向上や横断しようとしている歩行者等をドライバーに点滅などで知らせる装置の導入を実施することについて検討してはどうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の信号機設置要望箇所は何か所あるかというご質問にお答えをさせていただきます。 要望をいただいている信号機の設置箇所は5か所ございます。通常の信号機の要望箇所は、日の出1丁目、日の出3丁目、日の出5丁目、堀之内地区の計4か所でございます。また、歩行者用信号機の要望箇所は日の出2丁目1か所でございまして、合計5か所となっております。 いただいている要望箇所につきましては、行方警察署へ要望してございます。 参考でございますが、近年の市の要望により設置された信号機の事例でございます。平成22年12月設置の潮来二中北側の県道大賀・延方線交差点信号機、平成30年3月設置の主要地方道水戸・神栖線、ベイシアしまむら前交差点信号機の2か所がございます。 2点目でございます。 設置基準、費用についてということにご答弁させていただきます。 信号機の新設については、県公安委員会の意思決定が必要であり、警察庁が示している設置指針には、必要条件を満たした上で択一条件があるかにより決定されます。必要条件は車道幅員及び歩行者の安全が確保された上で、主道路の自動車等往復交通量が1時間当たり原則300台以上あることなどでございます。 費用につきましては、信号機本体の設置については、警察署の負担となっております。また、信号機設置に係る道路の形状変更やラインの引き直しについては、道路管理者の負担となってございます。 3点目でございます。 横断歩道の補修塗装の要望箇所は何か所あるかということについて答弁させていただきます。 当市の横断歩道の補修塗装の要望箇所は2か所ございます。場所は、江寺坂下の横断歩道と川尾団地内の横断歩道になります。 4点目でございます。 歩行者や横断歩道をドライバーに認識させる対策について答弁させていただきます。 潮来市では交通事故のない安全で安心な社会を目指し、潮来市交通安全協会や潮来市交通安全母の会などと連携して、年間を通して交通安全対策を行っているところです。 歩行者側の対策について、市内のこども園や小・中学校、児童・生徒、高齢者への交通教室を開催し、横断歩道の渡り方や横断歩道を渡るときの注意事項などを子供たちに指導してございます。そのほか、年3回安全協会、母の会による立哨指導も行っており、休み明けの学期の始まりの登校時、4月、9月、1月に安全協会、母の会の会員の皆さんにお手伝いをいただき、5日間立哨指導を行ってございます。また、母の会では交通事故防止事業として、高齢者世帯訪問事業を実施し、啓発グッズの配布を行い、中学生には入学時に反射たすきの贈呈を行ってございまして、各中学校では登下校時に反射たすきの着用を義務づけております。 ドライバー側の対策について、交通安全運動期間中、4月、7月、9月、12月にキャンペーンや立哨運動を実施し、また、茨城県警などが作成したチラシ、横断歩道は歩行者優先を活用して交通安全啓発活動を行っているところです。 交通安全施設の対策につきましては、横断歩道やダイヤマークが消えて見ない場所については、白線を引き直してございます。また、事故が多い危険な交差点などについては、路面補装表示や看板等を設置して注意喚起を行っているところでございます。 5点目でございます。 夜間歩行者が危険と感じられる箇所の対策について答弁させていただきます。 対策等につきましては反射帯とポールコーンや道路びょうを設置してドライバーに注意喚起をしています。 事例を挙げますと、日の出3丁目、日の出5丁目交差点については、カラー舗装を実施し、運転手や歩行者に対し注意喚起を行ってございます。 6点目でございます。 横断歩道の視認性の向上やドライバーに点滅などで知らせる装置の導入について検討してはどうかということについて答弁させていただきます。 茨城県警察本部では県土木部、土浦市と連携し、歩行者横断点滅器の試験的整備事業を実施しております。土浦市内2か所の信号機がない横断歩道で、ドライバーに一時停止を促すための歩行者横断点滅器を試験的に整備、運用し、効果検証を行っております。これは、「ぴかっとわたるくん」という装置で、押しボタン信号機のように横断する際にボタンを押すと、LEDランプが点滅し、ドライバーに対して横断歩行者がいることを知らせるものでございます。県警本部へ問い合わせをしましたところ、まだ、効果検証中であり、現時点で一時停止率は上がっているが、装置によるものなのかどうかの分析、検証は今後行い、公表していくとのことでございました。装置の導入については、この事業の検証結果等を行方警察署、道路管理者と情報を共有して研究してまいりたいと存じます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) では、①の再質をさせていただきます。 今要望箇所は5か所あると。信号機が過去実施したのは平成22年と30年に1か所ずつあるということです。現状設置要望している箇所は、過去も出していて、現在も残っているものなのか。この2個をやって、もともと7個あって、この2個が成立して、残りはこれなのか、それについてはどうなのでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 村田課長。 ◎総務課長(村田政子君) それでは、ただいまのご質問にご答弁させていただきます。 ただいまの要望、設置箇所につきましては、一度警察のほうに要望いたしますと、警察のほうではそのときに交通量とか設置基準に照らし合わせて調査のほうを実施、調査のほうを行います。そのときの交通量の調査で不足しているので設置が難しいですとか、そういうことでご回答をいただくところなのですが、市といたしましては毎年毎年通行量ですとか、その交差点の状況等も変わってまいりますので、要望のほうは毎年必要箇所につきましては、要望を警察のほうにしているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 再々質問で、②のほうで今設置基準というのを聞いたのですが、要するに交通量というのが多いのと、車道幅、あと、歩行者の安全確保という様々な制約があったと思うのですが、それに合わないとつくってもらえないんですけれども、要望としては出し続けているということだと思うんです。これは大切なことなのですが、この要望というのは区でとかで出ているんですか、それともこの要望を出しているのは市が出しているのか、あるいは学校側から出ているのか、地域住民から出ているのかというのは分かりますか。 ○議長(箕輪昇君) 村田課長。 ◎総務課長(村田政子君) ただいまの質問にご答弁いたします。 この要望でございますが、これは例えば潮来市PTA連絡協議会の行政要望でいただいていましたり、直接小・中学校から校長からいただくこともありますし、区の要望としていただいているものもございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 設置基準があって、でも、やはり要望をし続けなければならない、まさにここを何とかしなければならないというのが市のほうの活動に今後なっていくと思うんですけれども、これはまだ、後日の再質問でさせていただきます。 ②の設置基準、あと、費用については再質問のほうはございません。 ③です。補修塗装ですか、今2か所やっているということで、この今進めているやつは、今2か所あると。これは今、進行形なんですか、それともこれからやることなのでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほど答弁させていただきました、まず1か所目の江寺坂下の横断歩道につきましては12月末完成予定でございます。同じく12月末完成予定なんですが、川尾団地の団地内の横断歩道も同じく12月末完成予定でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 先ほどは信号機だったのですが、今回この横断歩道の塗装の補修は、新たに出ているものというのは今現在あるんでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 村田課長。
    ◎総務課長(村田政子君) 今のご質問にお答えします。 横断歩道の新設要望はあるかということでよろしいでしょうか。 現在大生原地区より3か所の横断歩道の設置要望がございます。場所は潮来カントリー付近、旧ムラヤ跡地、新大賀バス停の3か所となっております。現在行方警察署と協議しており、条件が整えば警察署の公安委員会へ上申が可能であり、現在関係機関の潮来土木事務所、都市建設課と協議中でございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) ④の再質問をさせていただきます。 こちらは歩行者やドライバーに対する対策というのはやっていまして、主に歩行者側でドライバー側にもやっているということです。実際交通ルールを守っているのは子供たちとか、その辺は着実に守っていて、実際守っていないというのはドライバーのほうなんですが、これは新聞なんですが、信号機のない横断歩道で車が一時停止をする割合を全国で調査したところ、茨城県の一時停止率は26.3%で全国平均が約40%なんです。これを大きく下回っておりまして、なおかつ7割以上のドライバーが歩行者が渡ろうとしているのに横断歩道を通過すると。こういうのが実際にもう、データとして取られていまして、もう、いろいろな様々な交通安全対策、通学路である上で、もう、子供たちとか歩行者がやるのはもう、ないんです。十分注意されていて、ドライバーがミスして事故るというのがほぼほぼなので、それをどうにかして防ぎたいな、あるいはやっていきたいなというのが質問の趣旨で、もう、県、国とかがやるレベルというのは、さっきのルールや制度がいっぱいある中で、どれだけ市がやっていけるかということを、大まかなこの趣旨の中に入れているつもりなのですが、それをちょっともう一回頭に入れさせてもらって、4番のその対策の質問というところで、もう、十分している。このほかに何ができるかというのが課題だと思うんです。そこで、質問をしていく上で対策等については十分説明できたので、これは再質問なしで、5番、最後のほうにちょっと統括させて質問させていただきます。 5番の夜間歩行者が感じられるところの対策というところで再質問させていただきます。 夜間の危険箇所の調査というのは市で独自で調査をしていますか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 村田総務課長。 ◎総務課長(村田政子君) それでは、今のご質問にお答えいたします。 夜間の歩行者の危険箇所につきましては、定期的な箇所の把握は行っておりません。しかし、危険箇所を発見したり要望があった際には、反射帯を設置するなど関係機関と協議の上、対策を講じております。また、通学路につきましては、潮来市通学路安全推進会議において合同点検を実施しております。 答弁は以上となります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 分かりました。 6番のほうに移ります。「ぴかっとわたるくん」とかいろいろ市で導入している。これは、やはり何とかしようとした表れだと思うんです。信号機が高額の予算のために簡易的なやつでやっている。ただ、今実験段階で効果がまだ出ていない、そういうことでございます。 ただ、大きくまとめて何とかしようとしたときに、私が調査をちょっとさせていただいたのですが、茨城県警察本部会計課予算係というところで、ちょっと資料を取り寄せさせていただきまして、信号機の設置要望というのは茨城県で375件出ているんです。実際設置しましたというのが25基です。要するに、10分の1もない。ただ、この要望箇所にはさっき言った設置要望が満たしていない、時間当たり、時間通行台数が行っていない、あるいは歩道橋を造るのにそこにたまっていられないというところで25基しか行っていない。これはやはり、永遠に変わりません。聞いたら、やはり要望箇所は変わらない限り、もう、建てられない状況まで来ています。 それで、信号機の設置更新予算というのが県であるのですが、大体9億ぐらい積んでいるんです。設置が1億6,000万ぐらい。この中で県の方針は、新設をするというより新しくしていくというほうに予算を使っていて、設置の要望がもう、ほぼほぼ、設置がさっき言ったベイシアとかあっちの大きな警察署が調べた限りではないところではないと、まず建たない。そこで、今度は市で何とかしていこうよと言ったときに、茨城県の道路舗装の表示あるいは横断歩道の塗装をしたときに新しくするというようなことは、その道路管理者があるというところなんですが、県道とかこの辺に至っては6億と増額しているんですね、去年も。だから、市も県道とかあるところは、本当に自分たちで調べて、申請するという作業を増やしたほうがいいということの提案と、もう一つは、道路管理者が市であれば、横断歩道の色というのは白と決まっているのですが、その間は何色を塗ってもいいんですよ。そういう市でできる予算を一度にやるのではなくて、毎年交通量が多い、あるいは学校近辺、少しでも色分けして目立つようにさせる、視認をさせる。それと、やはり潮来市は観光地なので観光客にも分かりやすい横断歩道の設置とか、それプラス先ほど言った「ぴかっとわたるくん」とかいうのも、市でできる範囲でモデルケースをつくって、モデルのところを、今土浦がなっていますが、ぜひ、潮来市でもある区間を試しにつくってみて、効果検証をしてもらうということが非常に大切な作業になってくると思います。 ちょっと前置きが長くなったのですが、この横断歩道の考え方とか、さっきは「わたるくん」のほうは、機械の装置のほうは検討していくということだったのですが、横断歩道の補修塗装で色を変えるというのは市でできるところもあると思うのですが、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいまの再々質問でございますが、先ほど来から様々なお話をいただけたところでございます。私どもも総務課の中でも県内の様々な事例等を研究をしているところでございます。そのような研究と、今議員からお伺いをさせていただきましたお話を含めまして、よく総務課内で検討をさせていただきながら、お話しいただきました内容について検討、研究させていただきたいというふうに思います。 ありがとうございました。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) ちょっと質問がばらばらになっちゃって、まとまらなかったと思うのですが、ぜひ、もう市のレベルでできることを一度にやるのではなく、計画的にやっていけば何とかなるところもあると思いますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。 次に、大きな3番。地域おこし協力隊について。 地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PR等の地域おこし支援や農林水産業への従事、市民支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住、定着を図る総務省が創設した取組です。当市においても潮来市地域おこし協力隊設置要綱を平成29年4月1日から施行し、隊員を募集し、採用しております。 そこで伺う。 ①現状の活動内容について伺う。 ②設置目的と比し、効果と課題について伺う。 ③任期満了後の起業、定住、定着に向けた支援体制(補助金等)について伺う。 ④今後の協力隊受入れ計画と方向性について伺う。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。 現状の活動内容についてというご質問にお答えをさせていただきます。 現在、地域おこし協力隊員、協力隊として2名の隊員を会計年度任用職員として採用してございます。1名は移住定住促進を任務とし、就労支援サイトの運営を行っております。また、水上アクティビティの活動にも力を入れており、サップという水上アクティビティで市民団体を結成し、活動を行っているところです。加えて本年の10月末日までに行っておりましたアントラーズビジネスカレッジを無事終了し、そこで得た知見を基に今後の協力隊制度の運用や活用方法などについて、担当課の職員と連携して進めているところでございます。 もう1名の隊員は広報PRを任務として活動しており、先ごろ開催された延方触れ合いにぎわい参道祭りのポスターの作成や、道の駅いたこ観光事業部が主催した竹を使用したイベント、竹あかりでのポスター作製を勤めるなど、地域のイベントのPR活動を通して地域になじむことや、自らの広報PR技術の研さんを積んでいるところでございます。そして、様々な自治体の協力隊等と活動を共にしてございまして、自身の特技でもございます和楽器演奏により、直近では常陸太田市の協力隊とともに琴に触れる日という和楽器イベントの開催に携わっているところです。 また、両名とも地域コーディネーター養成講座を受講し、地域外の人材と地域内の住民のマッチングを行う活動のノウハウを学んでいることに加え、県の協力隊サポーター事業にも参画し、他地域の協力隊のサポートも行っているところでございます。 次に、2点目でございます。 効果と課題について伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 地域おこし協力隊は人口減少、高齢化等が進行している本市においても地域外の人材を積極的に誘致し、その定住、定着を図るとともに地域力維持、強化を促進するために設置されているところです。このような地域力維持、強化につきましては、現在2名の地域おこし協力隊が市民の皆様に認知されてきていることや、地域内外の行事等に携わっていることからもおおむね達成できていると考えているところでございます。 今後の課題といたしましては、活動期間終了後協力隊の定住につなげていきたいというところでございます。引き続き見守りながら支援をしてまいりたいと存じます。 次に、3点目でございます。 起業、定住、定着に向けた支援体制についてというご質問にお答えをさせていただきます。 地域おこし協力隊は過疎や高齢化の進行が著しい地方において、都市部からの人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行っていただき、定住、定着を図ることを目的としてございます。任務終了後の支援体制につきましては、地域おこし協力隊の隊員等の起業、事業継承に要する費用として一人当たり100万円を上限とした特別交付税措置がございます。隊員が3年間の任期満了後に起業、事業継承される場合は、本制度の活用を考えているところでございます。引き続き状況を見させていただきながら、補助要綱等の整備について準備を進めてまいりたいと考えているところでございます。 4点目でございます。 協力隊受入れ計画と方向性について伺うということに対して答弁させていただきます。 今後の受入れ計画につきまして、現在進行形ではございますが、募集をかけております空き家を利用し事業を行う協力隊の選考を進めてございます。現在7名の方の応募を受け、採用に向けた体験プログラムとして3日間のお試し地域おこし協力隊を実施し、一次選考を行っているところです。今後は二次選考等を実施をし、3月の着任に向けて手続等を進めてまいります。次年度以降についても地域活力向上につながる活動内容を設定するとともに、協力隊員自身のニーズや意欲とのマッチングに配慮しながら任期後の定住に結びつくよう制度の積極的活用を図っていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 1番の再質をさせていただきます。 地域おこし協力隊は過去にも何人かいたと思いますが、移住、定住に至らなかった理由については把握していますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 議員おっしゃるとおりこれまでも協力隊員のご支援、まちづくりご支援いただいたところでございますが、定住に至らなかった理由の一つとして、協力隊員の他の就職先が決まったというようなところなどによるものでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 今の答弁で、潮来市にはちょっと定住できなかった、他の仕事が決まったということで、潮来市には定住と、職場がないという考え方に至るのか。これは、今潮来市の若者が抱えている大きな理由の一つでもあるのかなと思います。 ②のほうに移ります。 設置目的とし、効果と課題について。設置目的として前半、市のPRや支援活動というのができていて、半分はできている。残りの、やはり移住・定住ができていないというのが課題で、が浮き彫りになったと。そこで、答弁の中で支援策、見守りながら支援していきたい、この支援策というのを③のほうで聞いているわけですが、すみません、②の再質ではなくて、③のほうの再質です。その、支援していきたいという中で支援策をと聞いたのは、国や県がやっている支援策で、このほかに潮来市独自で考えている支援策というのはございますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 草野課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 潮来市独自の支援制度はあるかということに対してご答弁させていただきます。 潮来市独自の制度はいろいろとあるんですけれども、諸条件がございますが、該当すればでございますが、若年世帯定住促進助成金事業などがございます。あと、任期満了後の補助金等も含め、バックアップ体制を研究させていただきながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) 現在、移住・定住ということは一緒で、具体的には補助金というのはさっきも出た、国か県のやつで、潮来市は移住定住だけということですね。 ④のほうに再質させていただきます。 ④の中で今後、今募集しているということで、空き家を利用した事業を行う協力隊と明白な採用する基準になっていると思うのですが、一番大切なのは設置目的を達成するには、採用時に隊員のしたいこと、市のしてほしいことが合致しているということが重要だと思うんです。これが合致しないと前半の部分は達成できるけれども、後半の移住・定住につながらないというのが出ていて、今回聞いたら空き家を利用した対策事業を行うと明白な理由を立てているので、ぜひ、これで成功させていただきたいのですが、この中でさらに支援策が市はない。ただ、見守りながら支援していきたいという言葉の中にはこの方たちが任期満了時、どういう方向に進むか、どういうふうにここでやっていきたいかという相談体制の、そういうバックアップ体制について検討することはできないでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 暫時休憩します。                          (午後2時51分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開します。                          (午後2時51分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 草野課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 任期満了時の移住・定住の相談体制についてどうなっているかということで、そちらについて答弁させていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。 市といたしましても、こちらご縁があって来ていただいておりますので、潮来市で活動していただいておりますので、せっかくの機会でございますので、協力隊の定住につなげていきたいというところでございます。活動時の相談体制や任期満了時の定住の相談体制につきまして、ふだんから協力隊と相談体制を取り、今後についての話合いについても密に基本的には行っているところでございます。ということでございますので、相談体制を密にさせていただいているということでございます。よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 兼平議員。 ◆5番(兼平直紀君) やはり、せっかく来ていただいた人たちが活動内容を前半部分、いわゆる市の支援とかPRするというのはできていると思うので、定住につなげるために潮来市独自の相談体制やバックアップ体制、移住・定住の補助だけでもなく、事業を起こすときのきっかけになるような補助金体制もつくってみるのはどうかと思いますので、こちらを提案させていただいて、5番、兼平直紀の質問を終了いたします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、5番、兼平直紀議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後3時といたします。                          (午後2時53分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、時間前ですけれども、再開をいたします。                          (午後2時59分)----------------------------------- △田崎清君 ○議長(箕輪昇君) 10番、田崎清議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (10番 田崎 清君 登壇) ◆10番(田崎清君) 10番、田崎清です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。 最初に、潮来小学校・津知小学校統合について。 統合等検討委員会が開かれ、話合いが進められているが、そこでお伺いします。 ①各地域への地元説明会は何回行われたか、伺います。 ②説明会で出た意見をお伺いします。 ③「2024年度、統合するということではありません。令和8年4月を目安に統合を検討」とあるが、適正な時期は検討委員会で決めていくのか、お伺いします。 ④2小合併の話合いだが、近い将来への牛堀小学校を含んだ統合の話合いはできないかをお伺いします。 ⑤4つの中学校があるが、早期の統合の話合いはできないか、お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、各地区への地元説明会の回数につきましてご答弁申し上げます。 適正化実施計画を策定して以来、令和2年度におきましては、津知小学校保護者と潮来小学校保護者に対しまして、各1回実施してございます。また、令和3年度につきましては、PTA役員各1回、教育後援会及び地区区長会に各1回、4回実施をしてございます。 新型コロナウイルス感染症感染拡大もございまして、ご説明しました開催以降は、保護者をはじめ、地域の方々など、多くの方々を集めての説明会等の実施はできませんでした。また、令和4年度につきましては、現状等を踏まえ、両校PTA会長、両校教育後援会会長とそれぞれ説明及び協議を行いました。その際に、PTA会長、教育後援会会長から提案を受けまして、7月に両PTA会長及び両教育後援会会長の4名による代表者会議を開催し、今後の進め方等につきまして、協議、検討を行ってまいりました。 2点目です。 説明会で出た意見につきまして答弁いたします。 令和2年度の両小学校保護者に対しての説明会の際、学校統合に関するアンケート調査の実施について要望等がございました。令和3年1月15日から1月29日までの期間を設けまして、保護者267世帯に対し、実施をさせていただきました。その結果につきましては、3月22日付で当該保護者に配布をするとともに、市のホームページに掲載をしたところでございます。 そのほか、令和4年4月統合は早過ぎるのではないか、潮来小学校の駐車場が狭いのではないか、スクールバス料金の負担増への懸念、情報提供はタイムリーに、そして密にお願いしたいなどのご意見をいただいたところでございます。 また、令和3年度の説明会では、令和4年度の統合が困難であれば、改めて統合時期を示すべきではないかや、受入れ体制の心のケアについての対応、また、中学校の統合等の件についてや、適正化計画全般についてなどの意見がございました。 続きまして、3点目でございます。 統合時期は検討委員会で決めるのかというご質問に答弁させていただきます。 教育委員会としましては、津知小学校と潮来小学校のPTA教育後援会、区長会等の地域の方々が本市出生数の状況や今後の潮来小学校と津知小学校の児童数の推計等を踏まえ、将来を担う子供たちのため、地域の学校は地域でつくっていくという考え方の下、示されたものであるため、その意見等を尊重しまして、今後、検討委員会から教育長に対しまして提出されることとなる要望書を踏まえまして、適正な時期については決定してまいりたいと考えてございます。 4点目でございます。 近い将来への牛堀小学校を含んだ統合の話合いはできないかの質問に答弁させていただきます。 今後の出生数や児童数の推移等を含め、地域の子供たちの教育環境等について、当該学校区の保護者をはじめ、地域の方々の意見などを踏まえながら、来年度に予定しております学校適正化計画の改定の中で、研究してまいりたいと考えてございます。 5点目でございます。 中学校の早期の統合という質問に答弁させていただきます。 来年度、改定を予定してございます、本市の学校適正化計画におきまして、本市の子供たちにとってどのような学校が必要であり、重要なのか、また、地域にとっての学校の在り方などを児童・生徒、保護者をはじめ、市民の皆様方の意見などを踏まえながら、検討、協議をしてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 1番ですが、再質問、地域のご意見を伺う、市民と一緒に多くの方に入ってもらうと、先ほど飯島議員のほうとダブるところがあるとは思いますが、そこで多くの人の意見を聞くような方法としまして、未就学児の保護者とか、PTA、区役員の経験者とか、いろいろ経験した方とかこれからの方を含んでの公開ですか、もっとオープンな形で行わないか、お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) ただいまの再質問、多くの意見をということで、未就学児であったり、区の役員さんであったり、そういった方々から意見を聴取してはどうかというような趣旨だと存じます。 今現在、検討委員会のほうで、PTA、そして後援会、区長会、また、PTAも、今、第2回目を11月に開催しましたが、そちらに各PTAのほうから女性の委員さんを各2名ずつ入れた中で、検討委員会を進めているところでございます。そして、各PTAの皆様には、PTAの会員、PTAの役員さんにおきましては、PTAの皆様からのご意見をいただいた上で、ご提言をいただいております。また、これは後援会につきましても、それぞれの後援会、各地区に戻っていただきまして、意見をいただきたいということで、第2回目になりました、11月の検討委員会のほうでは、それらの意見の集約を行って、来年1月には再度各それぞれの地区に戻っていただきまして、意見の集約というような予定で進めることになってございます。 確かに未就学児、これから小学校に入られるお子様のいるご家庭のお話でしょうか、元区の役員ということもありますが、今現在、うちのほうではそのような形で広く意見をいただいているところでございますし、また、未就学児の保護者につきましては、もううちのほうはいろんな意見を聞きたいということもございますので、多くの方に意見をいただけるように促して、7回意見をいただきたいということで、ホームページも通じてそういったもろもろの意見も必要かなとも思っておりますので、その辺は研究というようなところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) よくホームページというんですが、ホームページを見られない人もいる。そういった中で、今現在、父兄さんとお話しすると、情報が少ないのと、決定じゃないのと言う人もあるのね。令和8年4月で決定じゃないのというような偏った意見とかそういう父兄がありますので、広く周知するのには、先ほど申しましたけれども、ホームページ分かりますよ。また、教育後援会とPTAと集めて、私も教育後援会に入ってから1回出ましたけれども、もうちょっと大きくオープンに、アンケートも含めば1回取ったのは分かるんですが、そのときどうも結局、時も過ぎてるし、現在通っている3年生、4年生、4年後といったらもう卒業しちゃうんです。そういう人のアンケートじゃなくて、これから入れようとするとか、そういう人たちのアンケートも必要じゃないかなと思うんですが、その辺いかがですか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) 先ほど答弁させていただきました、市のホームページ、これ、ホームページのほうではかなり細かく大量の議事録を掲載させていただいておると。見ていただいておるからとは思うんですけれども、また、広報紙につきましては、この10月号、そして11月号に約3ページにわたってお出ししております。 そういった中でも、なかなか情報が行き渡らないというようなところもあるかなと思いますので、その辺の周知の方法につきましては、またよく検討させていただきまして、オープンな形になるように努めていきたいなというふうに考えてございます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 先月も載りました。見た人はあれですけれども。小学校の児童の推移とか載っているんですが、こういった中で、やっぱり減っていくという感じだけじゃなくて、何とか少しでも潮来に人口を増やすとか、学校に入る児童数を増やすとか。一例ですが、牛堀に、子供が英語しかしゃべれない、親も英語しかしゃべれない、問合せあったと思うんですが、そういう子供がこれから入ってくる可能性もあるのね。そういった中で、減っても現状を見るじゃなくて、もっと人口を増やす、子供たちを増やす、そういう施策が何か考えられるかを、2番の再質問でよろしいですか。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) ただいまの再質問、これ、2番、説明会とはまたちょっと違うですかね、人口を増加させる施策というようなお話でございます。 私たちの教育委員会のほうでも、学校の適正化を策定しまして、今の現状、そして今後の子供たちの推計を基に計画のほうをつくって、よりよい教育環境を構築するというような役目を負っております。 また、人口増の対策につきましては、市全体で各種政策、施策を実施しているというようなところでございますので、その辺の効果が徐々に出てくるものを期待しているというようなところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 本当に何とか少しでも増やしていきたいと思います。 統合準備委員会で、3に入ります。3番のダブル以上では、100人規模の学校が推奨していると言われておりますが、統合準備委員会、来年度以降立ち上げるようになるようなあれなんですが、先にこの話がありきじゃないといっても、ありきの話になっちゃっている。潮来小学校に学校が、津知小からスクールバスがというような話になってきているような、そういった中で、やっぱり時期決めるのは難しいと思うんですよね。令和8年4月じゃないと言っているんですが、その辺をもう一度確認したいと思いますが。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員、これ、③の再質問ですね。 答弁願います。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) ただいまの質問については、検討委員会のほうで示されました、令和8年4月の統合の目安といったものについての確認ということでよろしいでしょうか。 あくまでも今、検討委員会の議論の中で、9月に行われました第1回検討委員会の中で、これは津知地区の委員さんのほうからご意見がまずありました。今の現状、これからの児童の推計を基に考えれば、令和8年、複式学級になる前に統合すべきではないかというようなご意見が出されました。これについては、ほかの委員さんのほうも、ほぼその推計によれば、複式学級の前、そこまでには統合すべきなんじゃないかなというようなご意見が、大勢というようなことでございました。 その地元の方々がそういった思いでということで、かなり活発にそれぞれ一人一人ご意見いただきました。検討委員会の総意としては、令和8年4月をあくまでも目安というようなところで進めていってはどうかというような決定になったところでございます。申し訳ございません、これは令和8年に必ず統合というものではございません。それに向けて統合委員会も目安として進めていきましょうというものでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) では、5に入らせていただきます。 4つの中学校が1つでなくて、現在、牛堀中と潮来中、部活の問題で、生徒が超えて行っている状態があると見受けられますので、部活問題がたしかにありますけれども、4つを1つでなくて、取りあえず牛堀中と一中を1つにするような考えはないか、お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 5番の再質問です。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) 中学校1校ではなくて、牛堀中と潮来一中を1つにというようなご質問です。 これにつきましては、来年度改定を予定しております、本市の学校適正化計画におきまして、先ほど答弁させていただきましたとおり、どのような学校の在り方、何がいいのかというところを踏まえながら、そこも研究、検討をしていこうというような状況にございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) やっぱり統合は難しいと思うんですが、先ほど延方小と大生原小の例が出まして、人数が増えてよかったとか、友達が増えたとか、仲よく遊んでいるとか、統合による混乱はなかったとか、いろんないい意見も出たんですが、そういう中で一番心配されるのが、統合によってのいじめとか不登校、そういう事例が、ないと思うんですが、こういうことがあってはならないことなので、こういう面も適正な判断でやってもらいたいと思います。 2に入ります。 2、川尾池(溜池)整備事業について。測量、地盤調査が行われている川尾池。 ①事業の概要とスケジュールをお伺いします。 ②水草腐葉残土の処分方法をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、1点目、事業の概要とスケジュールについてお答え申し上げます。 川尾池の整備事業につきましては、事業主体は茨城県となることから、鹿行農林事務所土地改良部門に事業概要とスケジュールを確認させていただきました。 土地改良部門からの回答では、防災重点農業用ため池に指定されている川尾池は、随所で堤体の沈下や護岸崩落が見られるため、地震、豪雨対策として堤体及び護岸の改修を実施するとのことでございました。 また、スケジュールにつきましては、令和4年度、調査設計、令和5年度から令和7年度での施工というようなことでございます。 2点目でございます。 水草腐葉残土の処分方法について、ご答弁申し上げます。 事業主体となります茨城県に確認をさせていただいたところ、水草腐葉残土の処分方法については、腐食土は産業廃棄物として処分するほか、再利用可能な土であれば、津知地区土地改良区と連携して農地還元することを検討中とのことでございました。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 川尾池、令和7年までかかってきれいになるようなんですが、今現在、資源を守る会で年2回の草刈りなんかやっているんですが、今後、これはどのようになるのか。 ○議長(箕輪昇君) 篠塚農政課長。 ◎農政課長(篠塚伸之君) 再質問にお答えさせていただきます。 これまでも資源を守る会のほうで、川尾池のほうの草刈りと整備のほうを行っていただいております。今後、川尾池のほうが改修工事が済んだ後も、引き続き協議会の皆様方に草刈り等のほうのお手伝いをしていただきながら、整備を図っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 再三で申し訳ないですが、今現在、桜が植わっていますよね、上に。あれが今度はどのような経過になるか。観光地じゃないですけれども、一周ぐるっと桜が植わっているんですよ。なかなか桜、育てるのは大変なんですが、その辺どのようになるか、お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 篠塚課長。 ◎農政課長(篠塚伸之君) 再々質問のほうにお答えさせていただきます。 まだ整備事業に関するご質問については、事業主体であります茨城県のほうにお伝えをしながら、県のほうと連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 2に入ります。 2の再質問というほどではないんですが、土地改良で再利用できるかという形で、あの近くに休耕地になっているところとか、あと、田んぼで使いたいというような話もお伺いしているんですので、その辺をぜひ地元に利用させてもらえればと思いますが、その辺もう一度お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 篠塚課長。 ◎農政課長(篠塚伸之君) 再質問にお答えさせていただきます。 部長のほうからも答弁がございましたが、植物のほうの繊維や腐葉土につきましては、一般ごみとして処分させていただいて、再利用できる土につきましては、土地改良区のほうとご相談をさせていただきながら、農地還元を図っていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) ひとつよろしくお願いします。 3に入ります。 サッカーJ1鹿島アントラーズ新スタジアム誘致について。 新聞報道、定例記者会見で、市内への誘致に乗り出していることを明らかにした。 ①市内活性化の起爆剤としたいとの報道までの経緯をお伺いします。 ②誘致するために約40億円の資金の財源捻出方法をお伺いします。 ③企画書の内容(土地の整備、場所、交通渋滞対策等)をお伺いします。 ④鹿嶋・田口市長も記者会見で、鹿嶋にいてくれるものと思うと述べておりますが、アントラーズホームタウン、他市との関係をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目でございます。 報道までの経緯を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 8月の定例記者会見の際に、6月の市議会定例会において、鹿島アントラーズへ新スタジアム誘致に向けての提案書を提出している旨、お答えしていることから、市内活性化の起爆剤としたいなどのお話をさせていただいた内容が報道につながったと認識しているところでございます。 次に、2点目でございます。 資金の財源捻出方法を伺うということについて、お答えをさせていただきます。 誘致に必要な資金の財源につきましては、提案書の内容に触れることとなるため、非公開とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いをいたします。 3点目でございます。 企画書の内容についてのご質問でございます。答弁させていただきます。 企画書の内容については、非公開となっておりますので、お答えいたしかねます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 4点目でございます。 アントラーズホームタウン、他市との関係を伺うということについて、お答えをさせていただきます。 アントラーズホームタウン各市とは、アントラーズホームタウン協議会を組織しており、鹿島アントラーズと連携し、鹿行地域の振興を図ることを目的としてございます。 今回の新スタジアム誘致につきましても、よりよい新スタジアムの建設及び鹿行地域のさらなる振興を目指し、ホームタウン一丸となって取り組んでいきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 1番はよろしいですが、2番、誘致するために40億円の資金の財源捻出方法、提案書に触れる、3番、企画書の内容、土地の整備、場所、交通渋滞対策等を伺うと、これは非公開だと。4番、よりよいスタジアム建設だったのに、ホームタウン、他市との関係は良好と述べましたが、これ、潮来さできるんですか。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問にお答えをさせていただきますが、鹿島アントラーズ内で検討が進められているものと認識してございます。候補地決定の時期についても、アントラーズ側で調整しているものと認識してございます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) そうすると、このタイムリミットと申しますか、いつ頃これ発表されるんですか、建てる建設の方向性は。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほど答弁させていただいて、大変恐縮でございますが、候補地決定の時期につきましては、先ほどお話ししましたように、アントラーズ側で調整しているものというところで、本市としては認識してございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) アントラーズのほうでそれは十二分にも分かる。だけれどもやっぱり地元として言えないところは分かるんですが、交通渋滞解消なんて、今の鹿嶋でいう、新しく2つつくっていて、あそこで交差点1つにしているんでしょうよ。分かりますか、51号。あそこの信号だけで渋滞するような形になったと思うんですよ、高速道路のほうもね。あそこ、立体交差点にするとか、神宮橋が2本あって、あそこ信号1つで絞れば、渋滞するの誰が見たって分かるでしょうよ。そういう渋滞対策は考えなかったか、お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいまのご質問にお答えさせていただきますが、先ほど来から答弁させていただいておりますが、企画書の内容については、お答えできかねます。9月の議会の際に市長も申しましたが、潮来市の将来にプラスになるように進めてまいりたいというところで、議員がおっしゃっているような課題も踏まえながら、本市としても進めていきたいところでございます。ですが、現在においては、先ほど来から申しておりますとおり、アントラーズ側で時期等につきましても調整してございますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) それは十二分に分かっているんですよ。分かっているんですが、これ、選挙前の今、そんな話できないなら、市民の皆さんにも発表することないですよ、これ。選挙前の線香花火にしか聞こえないもん。時期が、何で今のときに鹿島アントラーズ、サッカースタジアム誘致なんて今言うのかなと思って。 以上です。10番、田崎清、以上をもちまして質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、10番、田崎清議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明日12月16日金曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後3時35分)...