令和 5年 12月
定例会(第4回)
鹿嶋市議会第4回
定例会会議録議事日程(第1号)
令和5年12月6日(水曜日) 午前10時
開会第1
会期の
決定について 第2
議案第45号
令和5
年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第7号)
議案第46号
令和5
年度鹿嶋市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第47号
令和5
年度鹿嶋市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第48号
令和5
年度鹿嶋市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第49号
令和5
年度鹿嶋市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第50号
令和5
年度鹿嶋市
下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第51号
令和5
年度鹿嶋市
水道事業会計補正予算(第2号)
議案第52号
鹿嶋市
看護師修学資金貸与条例 議案第53号
鹿嶋市
産業活動の
活性化のための
固定資産税の
特例措置に関する
条例の一部を改 正する
条例 議案第54号
鹿嶋市
行政手続における特定の
個人を識別するための番号の
利用等に関する法律 に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第55号
鹿嶋市
職員の
給与に関する
条例及び
鹿嶋市
一般職の
任期付職員の採用及び
給与の
特例に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第56号
鹿嶋市
特別職の
職員の
給与並びに旅費及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正す る
条例 議案第57号
鹿嶋市
会計年度任用職員の
給与及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第58号
鹿嶋市
印鑑条例の一部を改正する
条例 議案第59号
鹿嶋市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例 議案第60号
鹿嶋市営宮中地区駐車場の設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第61号
鹿嶋市
任期付市費負担教職員の採用、
給与及び
勤務条件等の
特例に関する
条例の 一部を改正する
条例 議案第62号
鹿嶋勤労文化会館の設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第63号
鹿嶋市
モーテル類似旅館規制条例を廃止する
条例 議案第64号
鹿嶋市
監査委員の選任について
議案第65号
鹿嶋市障がい
者通所施設松の木学園の
指定管理者の
指定について
議案第66号
鹿嶋市
特別養護老人ホームウェルポート鹿嶋の郷外1
施設の
指定管理者の
指定に ついて
議案第67号
鹿嶋市営鹿島神宮駅西駐車場の
指定管理者の
指定について
議案第68号
市道路線の廃止及び変更について
議案第69号 いきいきゆめ
プールの
指定管理者の
指定について
報告第5号
専決処分について(
令和5
年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第6号)) 〇
会議に付した事件
日程第1
会期の
決定について
日程第2
議案第45号ないし
議案第69
号並びに
報告第5号について 〇
出席議員(20名) 1番 加 勢 誠 君 2番 斉 藤 裕 樹 君 3番 樋 口 龍 章 君 5番 中 薗 薫 君 6番 横 山 揚 久 君 7番 内 野 敬 仁 君 8番 舛 井 明 宏 君 9番 笹 沼 康 弘 君 10番 菅 谷 毅 君 11番 栗 林 京 子 君 12番 佐 藤 信 成 君 13番 宇 田 一 男 君 14番 山 口 哲 秀 君 15番 小 池 みよ子 君 16番 河 津 亨 君 17番 立 原 弘 一 君 18番 田 口 茂 君 19番 池 田 芳 範 君 20番 根 崎 彰 君 21番 内 田 政 文 君〇
欠席議員(なし) 〇
地方自治法第121条の
規定により
説明のため出席した者の
職氏名 市 長 田 口 伸 一 君 副 市 長 栗 林 裕 君 教 育 長 川 村 等 君 D X ・ 行 革 大 沢 英 樹 君 推 進 室 長 政 策
企画部長 桐 生 進 一 君 政 策 企 画 部 鈴 木 欽 章 君 次 長 兼 政 策
担当参事 兼 ス タジアム 周 辺 整 備 推 進 室 長 財 政 課 長 市 原 一 弘 君 総 務 部 長 細 田 光 天 君 総 務 部 次 長 村 山 謙 二 君 市 民
生活部長 久 保 重 也 君
市民生活部次長 新 井 敏 君 健 康
福祉部長 野 口 ゆ か り 君 兼 福 祉 事 務 所 長 健 康 福 祉 部 茂 木 伸 明 君 次 長 兼 感 染 症 対 策 担 当 参 事 兼
福祉事務所次長 兼 こ ども家庭 支 援
担当参事 経 済
振興部長 田 村 清 純 君 経 済 振 興 部 櫻 井 浩 子 君 次 長 兼 緊 急
経済対策 担 当 参 事 兼 ふ る さと納税 戦 略 室 長
都市整備部長兼 大 川 康 徳 君 水 道
事業都市 整 備 部 長 都 市 整 備 部 髙 田 俊 昭 君
市街地整備担当 参 事 兼次長兼 水 道
事業都市 整 備 部 次 長 会 計 管 理 者 君 和 田 厚 君 教 育 委 員 会 大 須 賀 規 幸 君 事 務 局 部 長 教 育 委 員 会 君 和 田 浩 幸 君 事 務 局 次 長 教 育 委 員 会 東 峰 由 美 子 君 事 務 局 次 長 農 業 委 員 会 児 島 教 夫 君 事 務 局 長 監 査 委 員 石 井 由 加 君 事 務 局 長 〇本
会議に出席した
事務局職員 事 務 局 長 清 宮 博 史 事 務 局 課 長 田 中 聡 子 事 務 局 主 事 宮 本 将 人
△
開会の宣告
○
議長(
内田政文君) ただいま
出席議員は20名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたします。 ただいまから
令和5年第4回
鹿嶋市議会定例会を
開会いたします。 (午前10時05分)
△開議の宣告
○
議長(
内田政文君) それでは、これより本日の
会議を開きます。
△
会議録署名議員の指名
○
議長(
内田政文君) まず、
会議録署名議員を定めます。
鹿嶋市議会会議規則第88条の
規定により、
宇田一男君、
佐藤信成君、
栗林京子君を指名いたします。
△諸般の
報告
○
議長(
内田政文君)
日程に入るに先立ちまして、諸般の
報告をいたします。 次に、
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項の
規定に基づき、
令和5年8月、9月、10月分の
例月出納検査の結果について
報告がありましたので、その写しを
配付してあります。 次に、
地方自治法第180条の
規定に基づく
専決処分について、
報告が3件ありましたので、お手元の
配付物によりご確認をお願いいたします。 次に、
地方自治法第121条の
規定に基づく
出席要求による
出席者につきましては、
配付の資料によりご了承をお願いいたします。
△
議案の送付
○
議長(
内田政文君) 次に、
市長から
議案が提出されましたので、
報告をさせます。
事務局長。 〔
事務局長 清宮博史君登壇〕
◎
事務局長(
清宮博史君) 命によりご
報告いたします。 鹿総第185号
令和5年12月6日
鹿嶋市議会議長 内 田 政 文 様
鹿嶋市長 田口伸一 議 案 の 提 出 に つ い て
令和5年第4回
鹿嶋市議会定例会に下記の
議案を提出するため、
説明書を添えて別添のとおり送付します。
記議案第45号
令和5
年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第7号) =ないし=
議案第69号 いきいきゆめ
プールの
指定管理者の
指定について =及び=
報告第5号
専決処分について(
令和5
年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第6号)) 以上でございます。
△
会期の
決定
○
議長(
内田政文君) これより
議事日程に入ります。
日程第1、
会期の
決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今回の
定例会の
会期は、
配付の
会期日程表のとおり、本日12月6日から12月22日までの17日間といたしたいと思いますが、これにご
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と言う人あり〕
○
議長(
内田政文君) ご
異議なしと認め、
会期は本日12月6日から12月22日までの17日間と
決定いたしました。
△
議案第45
号~議案第69号、
報告第5号の上程、
説明
○
議長(
内田政文君)
日程第2、
議案第45号ないし
議案第69
号並びに
報告第5号を一括して議題といたします。
市長から
提出議案の
説明を求められております。
市長、
田口伸一君。 〔
市長 田口伸一君登壇〕
◎
市長(
田口伸一君) 本日ここに
令和5年第4回
鹿嶋市議会定例会の
開会に
当たりまして、
市政運営に関する所信の一端と、当面の
事業概要並びに提出いたしました
議案などのご
説明を申し上げます。 9月の台風13号は、9月8日から9日にかけて、
関東甲信越地方や
東北地方の
太平洋側の広い範囲の大雨により多くの
被害をもたらしました。 特に茨城県と千葉県におきましては、局地的に
線状降水帯が発生をし、猛烈な降雨により各地で甚大な
被害を受けました。この
災害により亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された
方々に対しまして心からお見舞いを申し上げます。
本市におきましても、
線状降水帯の影響により、1日
当たりの
降水量が9月の
本市での
観測史上最高を記録し、幸いにも人的な
被害はありませんでしたが、道路の冠水が
市内各所で発生したほか、土砂崩れや
道路施設等に
被害が出るなど、
市民生活に大きな影響を及ぼしました。
災害に対しましては、
鹿嶋市
消防団の
皆様や
鹿嶋市
建設業協同組合の
皆様のご
協力を得ながら、迅速かつ適切に対応しておりますが、引き続き
市民の
皆様の生命と財産を守ることを念頭に置き、
災害に強い
まちづくりを進めてまいります。 現在、市におきましては、
令和6
年度当初
予算の
編成作業を行っているところであります。 まず、
本市の
財政状況につきましては、
令和4
年度決算時において、市の貯金となる
財政調整基金残高は前
年度比4億円増の22億2,000万円となり、市の借金である
市債残高は前
年度比1億7,000万円減の171億7,000万円となりました。
令和3
年度、4
年度は、
財政調整基金を積み増しすることができておりますが、これは
コロナ禍において、
各種イベント等が実施できなかったことや、国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用できたためであると分析をしております。
令和5
年度におきましては、
総合計画を
推進するための新たな
事業や、
公共施設の大
規模改修等も行っておりませんが、本議会に提案しております
令和5
年度補正予算を加味した場合、
令和5
年度末残高は、
財政調整基金が約17億1,000万円、
市債は約162億9,000万円となる
見込みであります。 これまで
本市では、
歳入額以上の費用を見込んだ
予算を
編成し、その不足する財源を
財政調整基金や
市債等に充て、
歳入と
歳出のバランスを取っていました。しかし、この状態が続きますと、
財政調整基金が枯渇することは容易に推測できます。
民間企業や
一般家庭におきましては、まずは年間並びにその先の収入を
見込み、計画的な貯蓄を行い、それに応じた支出の計画を立てます。私は市の
財政運営も同様であるべきと考えております。したがいまして、
財政運営を正常な状態に戻すために、
職員に対しましても、一人一人が「
自分事」として捉え、市の厳しい
財政状況を的確に把握し、
財政調整基金に頼らず、
当該年度の
歳入規模に応じた
予算編成をするよう指示しているところでございます。
本市の今後の
財政見通しにつきましては、
歳入では、
令和6
年度の
固定資産税の減等により
市税全体で1億1,000万円減の約111億3,000万円となります。その後は
市税全体で、各
年度2億円から3億円の減となり、
令和12
年度には100億円を下回る
見込みとなっております。
歳出におきましては、超
少子高齢化社会の進行、
子育て支援施策の強化、
ICT機器の
維持管理・更新、
整備後数十年を経過している
公共施設等の
老朽化対策、
物価高騰等による
歳出増が見込まれており、市の
財政運営は極めて厳しい
状況が続く
見通しであります。 こうした
状況を踏まえ、
令和6
年度当初
予算の
編成に
当たりましては、将来にわたり
市民に寄り添ったサービスを持続的に提供していけるようにするためにも、
既存事業の無理・無駄・ムラを洗い出すとともに
事業の
効率化・
合理化を徹底しながら
事業を再構築し、
財政調整基金を取り崩さないことを目指して
予算編成を行ってまいります。 将来にわたって
鹿嶋市が
鹿嶋市であり続けるためには、
財政が危機的な
状況になってから
財政再建に取り組むのではなく、現段階から
財政の
健全化に向けた対策を講じていくべきであります。
市民の
皆様をはじめ、
各種団体の
皆様、
市議会の
皆様には、「今までどおり」とはならず、ご不便をかけることも多々あるかと思いますが、「将来世代に負担を持ち越さない」ということが「
現代世代を生きる我々の責任である」と考えておりますので、ご理解、ご
協力をよろしくお願いをいたします。 続きまして、
鹿嶋市の
まちづくりの実績と当面の
事業概要についてご
説明申し上げます。 10月17日に
男女共同参画社会推進事業の一環として、女性をはじめとする多様な人材があらゆる
社会に参画する
機会を提供することを目的に、「
地元企業・
団体・
個人事業主との
マッチング交流会」を茨城県、
ハローワーク常陸鹿嶋、市の共催により、
市内企業・
事業者など19
団体の
協力を得て
開催をいたしました。 定員の70人を上回る
申込みがあり、
マッチング交流会の前段では、市内の
NPO法人ファーストペンギンネットワーク代表の
宇野則子さんら3名のパネリストにより、「自分らしく働くために
~企業から見える私の
生き方~」と題した
トークセッションを行いました。 本
事業やアンケートを通じて、
参加者の起業や
社会貢献活動への関心の高さを感じ、誰もが参画できる
地域づくりの
推進にもつながる貴重な
機会となりました。 9月から11月にかけまして、各地区において
公民館まつりや
住民体育祭、
芸術祭などが盛大に
開催されました。今
年度は、
新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたこともあり、
地域での大きな
イベントが
コロナ禍前のように実施することができております。 各
イベントにおきましては、
市民の
皆様が
協力し合って
事業運営に携わっている様子を拝見し、改めて
地域コミュニティーの大切さを感じるところであります。今後も
地域の特色ある
事業を
地域の
皆様の工夫の下創り上げ、さらなる
地域コミュニティーの充実につなげていただきたいと思っております。 また、来年2月4日には大野ふれあい
センターにおいて、「
社会教育・
公民館研究集会」を
開催いたします。この集会は、今
年度から「
まちづくりセンター」を「
公民館」に名称を統一したことに伴い、「
まちづくり市民大会」から名称を変更したものです。今回は、改めて
公民館の大切さや
可能性を考える
機会として
開催されますので、
市民の
皆様が、
公民館を拠点として「集い・学び・つながる」
地域活動がさらに充実することを期待しております。 新年を迎えた1月7日に、
カシマスポーツセンターにおいて「
鹿嶋市二十歳のつどい」を執り行います。 二十歳を迎える
皆様が踏み出す新たな門出を祝福いたしますとともに、今後築き上げていく未来がすばらしいものとなることをご祈念申し上げます。 11月22日に
鹿嶋勤労文化会館において、
鹿嶋市
遺族会をはじめとする
遺族会並びにご来賓の
方々の出席を賜り、
令和5
年度鹿嶋市
戦没者追悼式が
令和元
年度以来4年ぶりに執り行われました。 戦後78年目を迎え、戦争を経験された
方々やご
遺族の
方々もご
高齢になりましたが、式典にはご
遺族の
皆様、
関係者約50名が参列をされ、さきの大戦で犠牲になった
戦没者に思いをはせ、追悼の意を表しました。 現在の日本の平和と繁栄は、
戦没者の
方々の貴い命が犠牲となり、その上に築かれていることを改めて感じるとともに、戦争の惨禍が再び起こることがないよう平和への誓いを新たにしたところでございます。
鹿島アントラーズ・
ホームタウン協議会では、11月11日に
カシマサッカースタジアムで
開催されたJ1
リーグ第32節、
鹿島アントラーズ対
柏レイソル戦において、
ホームタウン5市の小学5・6年生を対象に、
ホームゲーム観戦事業を実施いたしました。 本
事業は、
地域の
子どもたちの
鹿島アントラーズへの愛着と
郷土愛を育むことを目的に実施したもので、当日は各
小学校に配車された
大型バスに乗って、
ホームタウン5市から713人の
子どもたちが参加をし、スタンドから熱い声援を送っていました。 2023
明治安田生命J1
リーグは、12月3日に全
日程を終え、我らが
鹿島アントラーズは5位で
シーズンを終了いたしました。来
シーズンこそは、2018年以来の
タイトル獲得に向け頑張っていただきたいと思います。
市民の
皆様におかれましても、ぜひスタジアムに足を運んでいただき、応援をよろしくお願いいたします。 1月21日に、4年ぶりとなる
鹿嶋市
駅伝大会が
カシマサッカースタジアム周回コースで
開催されます。現在、
鹿嶋市
スポーツ協会が主催となり、
鹿嶋陸上クラブや
鹿島高校陸上部の
皆様などの
協力を得て準備を進めております。
大会は、
中学生男子・女子の部、
一般男子・女子の部、男女を問わないエンジョイの部の5部門で実施されます。 これまでの
駅伝大会に比べて、規模は小さくなりますが、今後もあらゆる
スポーツ大会の
開催などを通じて、
交流活動の
推進により
コミュニティーの醸成を図るとともに、
地域経済の
活性化につなげてまいります。
本市では、
市民の
皆様が気軽に
スポーツに
親しみ運動習慣を身につけていただく
きっかけづくりとして、10月の1か月
間開催をされたオクトーバーラン&
ウォーク2023の
ウォークの部の
人口カテゴリー別全国市町村対抗戦にエントリーをいたしました。
市民の
皆様108名にご登録をいただき、総歩数3,000万歩を上回る結果となり、過去最高の10位という成績を残すことができました。 今後も
市民の
皆様が運動や
スポーツに取り組む
機会を充実させ、楽しみながら健康を維持・改善できる
環境づくりに努めてまいります。
新型コロナウイルス感染症の発生以来、3年にわたり影を潜めていた
季節性インフルエンザが、今年は早い時期から流行の兆しが表れ、11月30日現在、
潮来保健所管内における1週間の
定点医療機関当たりの
患者報告数は22.54人と、長期間にわたり
注意報レベルが継続しております。 これまで
市民の
皆様にお願いしてまいりました
新型コロナウイルスに対する基本的な
感染症対策は、
インフルエンザ対策としても有効であります。
感染症に「かからない」、「うつさない」ためにも、手洗いや適切なマスクの着用、3密の回避など、引き続き
感染予防策・
拡大防止策に努めていただきますようお願いいたします。 また、
新型コロナウイルス感染症に関しましても、現在行っている
新型コロナウイルスワクチンの
特例臨時接種が来年3月末までとなっております。接種をご希望の方は、早めにご予約をお願いいたします。 現在、
本市では、
株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー並びに
東洋製罐グループホールディングス株式会社と8月に締結しました「
資源循環と持続可能な
社会の形成に関する
包括連携協定」に基づく様々な
取組が行われております。 まず、9月に
資源循環の
取組の一つとして、全ての
市立小中学校から、約600キロのペットボトルのキャップが集められ、それを用いて、
東洋製罐グループの
協力により、
鹿島アントラーズの
ロゴマークを印刷したうちわが1万枚作成されました。そのうち5,000枚は製作に
協力をいただいた
児童生徒へ贈呈し、5,000枚は10月28日に
開催されたJ1
リーグの「
ホームタウンデイズ鹿嶋の日」において、
鹿島中学校の
ボランティア委員会の生徒を中心に、
来場者へ
水平リサイクルのPRを兼ねて配布をいたしました。 また、
市立小中学校におきましては、
資源循環を学ぶ授業も実施されており、
鉢形小学校では、4年生を対象に、
東洋製罐グループによる「容器のエコを学ぶ」と題した講座が実施され、分別の大切さや
資源循環の仕組みについて理解を深める
機会を提供しております。 今後も3
者連携による
取組のさらなる充実を図り、
地域住民の
行動変容に結びつけるとともに、資源が循環する
枠組みづくりの構築を進め、より住みやすく持続可能な
まちづくりにつなげてまいります。 原材料価格の高騰などにより影響を受けている
市民への生活支援と市内の
事業者支援、そして
事業者のデジタル化の
推進を目的として、プレミアム付商品券
事業を実施しております。 既に一次販売が終了し、多くの
皆様にご利用いただいておりますが、デジタル商品券の共通券において若干の残数があるほか、一次販売での未購入分が一定数あったため、デジタル商品券のみ二次募集を行いました。本日12月6日に抽せん結果を発表いたしますので、当選された方におかれましては、期限内の商品券購入をお願いいたします。 なお、商品券の利用期間は来年2月12日までとなっておりますので、忘れることなく、期限内にご利用いただきますようお願いいたします。 10月21日・22日の2日間、
鹿嶋まつりが
カシマサッカースタジアム周辺を会場とし4年ぶりに
開催をされました。 当日は、天候にも恵まれ、恒例の模擬店や物産展、屋外ステージでのキャラクターショーなどを実施したほか、みんなのひろばも同時
開催され、延べ6万2,000人の人出でにぎわいました。
本市の刑法犯認知件数は、
令和4年の年間394件に対し、本年は10月末時点において381件と増加している
状況であります。犯罪のない安全安心の
まちづくりを
推進するためには、
市民一人一人が
地域を見守るという防犯意識を持ち、
地域ぐるみの防犯活動の強化が必要であります。 現在、
本市には自警団が19
団体組織され、約1,200人の団員による
地域防犯パトロールを中心に様々な防犯活動が行われております。 今月16日には、
鹿嶋勤労文化会館において、
鹿嶋市自警団連絡協議会による「第18回安全・安心
まちづくり鹿嶋市民大会」が
開催されます。当日は、
市民の
皆様の防犯意識を高めていただくために、
鹿嶋市自警団連絡協議会や警察
関係者などによる防犯啓発パレードを実施する予定となっております。 市といたしましては、
鹿嶋警察署をはじめとする関係機関などとの連携を図り、
市民の
皆様の防犯活動を支援し、安全で安心して生活できる
地域社会の実現につなげてまいります。 本年5月から11月末まで、
本市のデジタル化
推進による業務改革の一環として、新時代の行政サービスへの第一歩となる対話型AIによるChatGPTの実証実験を行ってまいりました。 この実証実験におきましては、庁内にワーキングチームを立ち上げ、様々な部署でChatGPTを活用し、進化する対話型AI技術動向への対応や、適切な運用のためのセキュリティー教育などを共有しながら、その効果や
可能性を検証してまいりました。その結果、市の業務におきましても、この技術が広く活用でき、検証期間内に178件の使用例で、合計約141時間の作業時間の短縮を確認することができました。 対話型AI技術は、インターネットの普及を上回る速度で発展していくものと確信をしております。今後、庁内での適切な運用を継続しながら、効果的な業務改善ツールとして活用し、よりスマートで効率的な行政運営につなげ、
市民サービスのさらなる向上に努めてまいります。 以上、
まちづくりの実績と当面の
事業概要についてご
説明をいたしました。 次に、提出しました
議案についてご
説明申し上げます。
提出議案は、
予算関係
議案が7件、
条例関係
議案が12件、人事関係
議案が1件、
指定管理関係
議案が4件、市道関係
議案が1件、
報告関係
議案が1件、合わせて26件であります。
予算関係
議案は、
令和5
年度一般会計及び特別会計などの
補正予算であります。
一般会計補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ6億8,075万9,000円を追加し、総額251億2,556万2,000円とするものです。
歳入の主なものといたしましては、
社会福祉費負担金などによる国庫支出金、県支出金の増、
財政調整基金繰入金などによる繰入金の増、前
年度繰越金の増などを
見込みました。
歳出の主なものといたしましては、扶助費などによる自立支援給付
事業、医療福祉経費及び教育・保育
施設入所支援
事業の増、返還金などによる生活保護運営対策
事業費の増などを計上いたしました。
国民健康保険特別会計補正予算につきましては、諸支出金などの補正であります。
後期高齢者医療特別会計補正予算につきましては、後期
高齢者医療広域連合納付金の補正であります。
介護保険特別会計補正予算につきましては、保険給付費などの補正であります。 農業集落排水
事業会計、水道
事業会計及び下水道
事業会計については、
職員給与費などによる補正であります。
条例関係
議案は、新たに制定するものが1件、改正するものが10件、廃止するものが1件であります。 新たに制定する
条例は、
鹿嶋市
看護師修学資金貸与条例についてであります。 一部を改正する
条例は、
鹿嶋市
産業活動の
活性化のための
固定資産税の
特例措置に関する
条例の一部を改正する
条例などについてであります。 廃止する
条例は、
鹿嶋市
モーテル類似旅館規制条例を廃止する
条例についてであります。 人事関係
議案は、
鹿嶋市
監査委員の選任についてであります。
指定管理関係
議案は、
鹿嶋市障がい
者通所施設松の木学園の
指定管理者の
指定についてなどであります。 市道関係
議案は、
市道路線の廃止及び変更についてであります。
報告事項は、
令和5
年度鹿嶋市
一般会計補正予算(第6号)の
専決処分についてであります。台風13号の影響による大雨に伴う
災害対策経費5,388万円を追加いたしました。 なお、先ほどご
説明で、10月13日を10月17日と発言いたしました「
地元企業・
団体・
個人事業主との
マッチング交流会」の
日程については、13日と訂正をさせていただきます。 私の
説明は以上で終わりますが、
予算以外の
議案につきましては、総務部長から補足
説明をいたします。 お手元の
議案書によりご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○
議長(
内田政文君) 次に、
提出議案の補足
説明を求めます。 総務部長、細田光天君。 〔総務部長 細田光天君登壇〕
◎総務部長(細田光天君) それでは、本議会に提案させていただきました
予算を除く、
議案の補足
説明をさせていただきます。 まず、
議案第52号
鹿嶋市
看護師修学資金貸与条例であります。市内医療機関において看護師として働きたいと考える学生に修学資金を貸与することにより、市内医療機関における看護師の確保を図るとともに、
地域の医療体制の維持や
市民の健康増進に資するため、
条例を制定するものです。
議案第53号
鹿嶋市
産業活動の
活性化のための
固定資産税の
特例措置に関する
条例の一部を改正する
条例であります。
令和6年1月1日に
固定資産税の
特例措置の対象となる土地の取得期限を迎えることに伴い、さらなる企業誘致の促進や既存産業の充実を図るため、要件の一部緩和等を行うものです。
議案第54号
鹿嶋市
行政手続における特定の
個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例であります。
条例の上位法である
行政手続における特定の
個人を識別するための番号の
利用等に関する法律の改正に伴い、引用する条文の見直しをするものです。
議案第55号
鹿嶋市
職員の
給与に関する
条例及び
鹿嶋市
一般職の
任期付職員の採用及び
給与の
特例に関する
条例の一部を改正する
条例であります。人事院勧告及び国家公務員に係る
一般職の
給与に関する法律の改正に準じて、市
職員の給料及び期末手当・勤勉手当を引き上げるものです。
議案第56号
鹿嶋市
特別職の
職員の
給与並びに旅費及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正する
条例であります。
一般職の
職員に準じて、
市長等の期末手当を引き上げるものです。
議案第57号
鹿嶋市
会計年度任用職員の
給与及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正する
条例であります。常勤
職員に準じて、
会計年度任用職員の給料を引き上げるとともに、
令和6
年度から勤勉手当を支給できるよう
規定するものです。
議案第58号
鹿嶋市
印鑑条例の一部を改正する
条例であります。電子署名等に係る地方公共
団体情報システム機構の認証業務に関する法律の改正に伴い、コンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機での印鑑登録証明書の交付について、スマートフォンに搭載された電子証明書を利用できるよう
規定するものです。
議案第59号
鹿嶋市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例であります。
条例の上位法である地方税法等の改正に伴い、出産予定の被保険者及び出産した被保険者の産前産後期間相当分の国民健康保険税を減額するものです。
議案第60号
鹿嶋市営宮中地区駐車場の設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例であります。年末年始を除く平日を無料としている
鹿嶋市営宮中地区駐車場の使用料について、必要に応じて徴収できるよう見直しをするものです。
議案第61号
鹿嶋市
任期付市費負担教職員の採用、
給与及び
勤務条件等の
特例に関する
条例の一部を改正する
条例であります。茨城県人事委員会勧告に基づき、県費負担教
職員に適用される
職員の
給与に関する
条例が改正されることに伴い、これに準じて、市費負担教
職員の給料表を見直すものです。
議案第62号
鹿嶋勤労文化会館の設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例であります。
鹿嶋勤労文化会館の利用料金等について、受益者負担の観点から見直しを行い、今後も安心して利用できる
施設運営を継続していくとともに、文化
事業の
推進及び利用者へのサービスの向上を図るものです。
議案第63号
鹿嶋市
モーテル類似旅館規制条例を廃止する
条例であります。風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律及び旅館業法の改正に伴い、
条例により善良な風俗を担保する必要がなくなったため、
条例を廃止するものです。
議案第64号
鹿嶋市
監査委員の選任についてであります。
鹿嶋市
監査委員の任期が
令和5年12月31日に満了となるため、
監査委員の選任に
当たり、議会の同意を求めるものです。任期は
令和6年1月1日から4年間で、錦織修一氏、新任です。
議案第65号
鹿嶋市障がい
者通所施設松の木学園の
指定管理者の
指定についてであります。
鹿嶋市障がい
者通所施設松の木学園の
指定管理者として、
社会福祉法人
鹿嶋市
社会福祉協議会を
指定するものです。
指定期間は、
令和6年4月1日から5年間です。
議案第66号
鹿嶋市
特別養護老人ホームウェルポート鹿嶋の郷外1
施設の
指定管理者の
指定についてであります。
鹿嶋市
特別養護老人ホームウェルポート鹿嶋の郷及び
鹿嶋市デイサービス
センターウェルポート
鹿嶋の郷の
指定管理者として、
社会福祉法人
鹿嶋市
社会福祉協議会を
指定するものです。
指定期間は、
令和6年4月1日から2年間です。
議案第67号
鹿嶋市営鹿島神宮駅西駐車場の
指定管理者の
指定についてであります。
鹿嶋市営鹿島神宮駅西駐車場の
指定管理者として、公益社団法人
鹿嶋市シルバー人材
センターを
指定するものです。
指定期間は、
令和6年4月1日から3年間です。
議案第68号
市道路線の廃止及び変更についてであります。林地内の道路1路線、延長181.65メートルを廃止するとともに、道路3路線、合計で延長2,183.94メートルを1,572.37メートルに変更するものです。
議案第69号 いきいきゆめ
プールの
指定管理者の
指定についてであります。いきいきゆめ
プールの
指定管理者として、特定非営利活動法人かしま
スポーツクラブを
指定するものです。
指定期間は、
令和6年4月1日から1年間です。
議案の補足
説明は以上であります。