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12月03日-議案上程、説明-01号

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  1. 鹿嶋市議会 2007-12-03
    12月03日-議案上程、説明-01号


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    平成19年 12月 定例会(第4回)            鹿嶋市議会第4回定例会会議録議事日程(第1号)                       平成19年12月3日(月曜日) 午前10時開会第1 会期の決定について                                 第2 議案第68号 平成19年度鹿嶋市一般会計補正予算(第3号)                  議案第69号 平成19年度鹿嶋市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)            議案第70号 平成19年度鹿島臨海都市計画下水道事業公共下水道特別会計補正予算(第2号)   議案第71号 平成19年度鹿嶋市水道事業会計補正予算(第1号)                議案第72号 平成19年度鹿嶋市大野区域水道事業会計補正予算(第1号)            議案第73号 鹿嶋市少人数学級編制の実施に係る任期付市費負担教職員の採用、給与及び勤務         条件等の特例に関する条例                           議案第74号 鹿嶋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例                 議案第75号 鹿嶋市平日夜間小児救急診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条         例                                      議案第76号 鹿嶋市行政組織条例の一部を改正する条例                    議案第77号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正す         る条例                                    議案第78号 鹿嶋市立学校設置条例の一部を改正する条例                   議案第79号 鹿嶋市立カシマスポーツセンター他4施設の指定管理者の指定について       議案第80号 鹿嶋市営鹿島神宮駅西駐車場指定管理者の指定について             議案第81号 高松緑地の指定管理者の指定について                      議案第82号 市道路線の認定について〇会議に付した事件 日程第1 会期の決定について 日程第2 議案第68号ないし議案第82号について〇出席議員(22名)   1番  西 塚 保 男 君       2番  小 澤   匀 君   3番  原 田 雅 也 君       5番  内 野 健 史 君   6番  向 後   茂 君       7番  小古井 芳 一 君   8番  篠 塚 洋 三 君       9番  河 津   亨 君  10番  桐 澤 いづみ 君      11番  立 原 弘 一 君  12番  坂 本 仙 一 君      13番  田 口   茂 君  14番  池 田 芳 範 君      15番  野 口   洋 君  16番  中 津 三 郎 君      17番  根 崎   彰 君  18番  内 田 政 文 君      19番  浅 野 愼 一 君  20番  飯 塚 俊 雄 君      21番  大 鷲   栄 君  22番  風 間 裁 司 君      23番  白 川   勇 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名       市     長      内  田  俊  郎  君       副  市  長      永  野  正  道  君       副  市  長      和  泉  利  雄  君       教  育  長      青  柳  誠  司  君       企 画 部 長      高  田  国  男  君       企 画 部 次 長      人  見  次  男  君       財 政 課 長      野  口     篤  君       総 務 部 長      大  橋  正  彦  君       総 務 部 次 長      小 岩 井  善  一  君       納 税 対策室長      児  山     博  君       納税対策室次長      大  川  秀  治  君       市 民 協働部長      前  島  達  男  君       市民協働部次長      黒  沢  正  明  君       市 民 福祉部長      宮  沢  政  治  君       兼福祉事務所長       市民福祉部次長      内  野  良  雄  君       市民福祉部次長      大  川  か つ 江  君       兼 福 祉事務所       次     長       環 境 経済部長      木 之 内  健 治 郎  君       環境経済部次長      荒  原     稔  君       建 設 部 長      坂  本  勇  作  君       建 設 部 次 長      小 神 野     榮  君       上 下 水道部長      山  本  有  明  君       上下水道部次長      大  川  洋  文  君       会 計 管 理 者      内  田  輝  雄  君       兼 出 納 室 長       教 育 委 員 会      西  川     潤  君       事 務 局 部 長       教 育 委 員 会      細  田  秀  夫  君       事 務 局 次 長       兼 社 会 教 育       担 当 参 事       農 業 委 員 会      小  原  二  郎  君       事 務 局 長       監 査 委 員      久  保  武  男  君       事 務 局 長                                           〇本会議に出席した事務局職員       事 務 局 長      貴  達  厚  夫       事 務 局 課 長      石  津  太  一       事 務 局 係 長      久  保  禮  子 △開会の宣告 ○議長(白川勇君) ただいま出席議員は22名で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 ただいまから平成19年第4回鹿嶋市議会定例会を開会いたします。                                   (午前10時06分) △開議の宣告 ○議長(白川勇君) それでは、これより本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長(白川勇君) まず、会議録署名議員を定めます。鹿嶋市議会会議規則第81条の規定により、浅野愼一君、内田政文君、根崎彰君を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(白川勇君) 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。 監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成19年8月ないし10月分の例月出納検査の結果報告について提出がありましたので、その写しをお手元に配付してあります。ご確認お願いします。 次に、市長から地方自治法第180条の規定に基づく専決処分についての報告がありましたので、お手元に配付してあります。 次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元に配付の印刷物によりご了承をお願いいたします。 △議案の送付 ○議長(白川勇君) 次に、市長から議案が提出されましたので、報告をさせます。 事務局長。          〔事務局長 貴達厚夫君登壇〕 ◎事務局長貴達厚夫君) 命により報告いたします。                                     鹿総第209号                                     平成19年12月3日 鹿嶋市議会議長 白 川   勇 様                                    鹿嶋市長 内田俊郎          議 案 の 提 出 に つ い て 平成19年第4回鹿嶋市議会定例会に下記の議案を提出するため、説明書を添えて別添のとおり送付します。                      記議案第68号 平成19年度鹿嶋市一般会計補正予算(第3号)      =ないし=議案第82号 市道路線の認定について 以上でございます。 △会期の決定 ○議長(白川勇君) これより議事日程に入ります。 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今回の定例会の会期は、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日12月3日から12月14日までの12日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(白川勇君) 異議なしと認め、会期は本日12月3日から12月14日までの12日間と決定いたしました。 △議案第68号~議案第82号の上程、説明 ○議長(白川勇君) 日程第2、議案第68号ないし議案第82号を一括して議題といたします。 市長から提出議案の説明を求めます。 市長、内田俊郎君。          〔市長 内田俊郎君登壇〕 ◎市長(内田俊郎君) 平成19年第4回鹿嶋市議会定例会の開会にあたり、当面の事業概要及び提出いたしました議案等の説明を申し上げます。 まず初めに、ご承知のとおり一昨日、鹿島アントラーズが悲願の10冠を成し遂げました。前節の浦和レッズ戦ではその気迫で優勝の可能性をつなぎ、最終節で起死回生の大逆転劇を演じての栄冠であり、あたかも1%未満の可能性でJリーグ入りした、アントラーズならではの偉業であります。この感動のドラマを目の当たりに体験することができる本市の素晴らしさを実感するとともに、市民の皆さんとホームタウンこぞって、この感激を分かち合いたいと思います。 さて、去る11月20日、地方自治法施行60周年記念式典が天皇皇后両陛下御臨席の下で開催され、鹿嶋市が地方自治の充実発展に寄与した団体の一つに選ばれ、総務大臣表彰の栄誉をいただいてまいりました。これは、Jリーグ・鹿島アントラーズホームタウンとして2002年ワールドカップ開催や、「総合型地域スポーツクラブ」の発足、全面人工芝グラウンドを備えた「卜伝の郷運動公園」などのスポーツ施設の整備、鹿島アントラーズと連携した健康増進事業の実施等々、市民協働による本市の「スポーツを核とした交流(ふれあい)のまちづくり」の推進が、全国に認知されたものであります。 ご承知のとおり地方自治法は、日本国憲法に明記された「地方自治の本旨」を実現し、民主政治を確立するため、1947年(昭和22年)5月3日に、憲法と同時に施行されました。60周年記念式典で天皇陛下は「地方公共団体の関係者が常に住民の安全と福祉に意を注ぎ、住民と協力してより良い社会を築いていくよう願っています」とお言葉を述べられ、まさに市民協働によるまちづくりに一層邁進するよう示唆・激励されたものと受け止めてまいりました。 地方自治体によるまちづくりの大原則である「地方自治の本旨」とは、その地域のことは、その地域の住民の創意と責任において行われることを意味する「住民自治」と、国から政治的に独立した自治体として、その地域における公共の事務をみずからの意思と責任に基づいて処理することを意味する「団体自治」が、いわば車の両輪として機能することではじめて完全なものになるということです。これからの地方自治まちづくりは、ますます地域住民が地域における主役となることが求められ、それはまさしく、地方自治法の理念の実現にほかなりません。 地方自治法施行60周年というこの記念すべき年に、地方自治功労者表彰を受賞したということを私たち執行部・職員はもちろんのこと、市議会や市民の皆さんとともに深く受け止めて、今後のまちづくりの糧にいたしたいと思っております。 以下、新鹿嶋市総合計画におけるまちづくりの目標に沿って、当面の事業概要についてご説明申し上げます。 第1に、「スポーツ先進のまち」についてであります。 「さわやかな 長寿の風を 茨城に」をテーマに、2007年度のねんりんピックがこの茨城の地で開催され、本市ではグラウンドゴルフ交流大会が11月11日から12日までの2日間、卜伝の郷運動公園多目的球技場で行われました。北海道から沖縄まで約400名の選手と関係者・観戦者を迎えて、茨城県、鹿嶋市グラウンドゴルフ協会シニアクラブ連合会シルバー人材センター市民ボランティアなど多くの皆さんのご協力をいただき、心のこもったおもてなしの中での熱戦が繰り広げられました。 初日の雨模様の天気とは打って変わって、大会2日目は絶好の小春日和に恵まれ、地元中学生との交歓試合も行われるなど、両日で延べ3,500人余の選手・中学生・関係者の皆さんで世代間の交流を深め、県代表として参加された地元青塚の酒井千代さんが女性の部で第9位に入賞するなど、本市での交流大会は大成功の内に終了しました。 市民及び関係各機関の温かなおもてなしと、特にカシマサッカースタジアムを背景とした全面人工芝の会場の素晴らしさは、選手・関係者の皆さんの口々に語られ、鮮明に心に残ったようであります。鹿嶋を訪れた皆さんは、大会の想い出と来年開催地の鹿児島県鹿屋市での再会を楽しみに、全国それぞれのふるさとに帰られました。 一方、全日本女子サッカー選手権大会茨城県予選での「鹿島レディースサッカークラブ」の優勝に続き、全日本壮年ソフトボール大会では、茨城県代表として出場した「住友金属鹿島壮年チーム」が初優勝し、見事、全国制覇を成し遂げております。 また、平成13年に県内初の地域総合型スポーツクラブとして発足しました「NPO法人しまスポーツクラブ」が、生涯スポーツを進める優良団体として、今年度の文部科学大臣表彰を受賞いたしました。改めてお祝いを申し上げますとともに、スポーツ先進まちづくりのために、引き続き各般でのスポーツ活動を支援してまいります。 第2に、「世界に羽ばたく人づくりを進めるまち」についてであります。 全国学力テストでの東高西低の傾向や、基礎力に比べて応用力に課題が出るなど、子どもたちの学力向上への関心が高まっております。また一方では、小1プロブレムという、幼稚園や保育所からの延長で落ち着きのない子どもたちの現象があり、先生たちの苦労が思われます。このような状況を踏まえ、健全な鹿嶋っ子育成の一環として、現行の補助教員制度に加え本市独自で小学校低学年の少人数学級制度を導入してまいります。担任の先生の眼が子どもたち一人ひとりに十分に行き届くことによって、学力の面での細かな指導ができるようになります。この制度導入のための条例案を本議会に提案しておりますので、ご審議いただきたいと思います。 ことしも8月にはオーストラリア=カラウンドラ市、10月には中国=塩城市、韓国=西帰浦市へ中学生を派遣しました。 感想文の一部を紹介しますと、中国へ行った生徒からは、同じ中学生の積極的な授業態度や交流、刺繍研究所での巧みな技術への感心、日本との違いや日本の良さの実感などが述べられ、韓国へ行った生徒からは、ホストファミリーとの交流や初めての異国経験から自分の成長を感じ、言葉は通じなくても心は通じるんだという体験などが述べられています。また、オーストラリアへ行った生徒からは、自分の英会話能力の向上や、異なった教育環境や授業内容と表現力の豊かさ、そして、触れ合った人たちの優しさへの感想などが述べられています。世界を視野にさまざまな人たちとの交流(ふれあい)を経験しながら、自分たちのまちの歴史や文化風土を知り、伝え、そして相手の文化風土も理解するという、これからの未来を担う大きな感性を持った世界に羽ばたく人づくりを、引き続き進めてまいります。 第3に、「健康で安心、快適に暮らせる福祉のまち」についてであります。 鹿行南部医療圏における救急病院小児科診療の縮小や廃止に伴い、乳幼児を持つ保護者からの切実な願いに応える形でスタートした平日夜間小児救急診療所は、鹿島医師会の全面的な協力を得て、近隣市と連携しながら、平成16年1月26日の開設以来5,350人、一日平均5.8人の方々が利用をしております。当初は、医療機関小児救急体制が再び整うまでを目途としていてましたが、全国的な小児科医不足の中で、なかなか夜間の診療体制が整わないのが実情であります。このような中で、この事業をより改善し、市民ニーズに応えるために、現在空白となっている休日夜間についても診療日の拡充を図ることとしました。インフルエンザや風邪などにより急な診察が多くなる来春1月下旬頃からスタートできるよう、手続を進めてまいります。かけがえのない子どもたちの健やかな成長を支援し、お父さんお母さんがいつでも、安心して受診させることのできる小児救急医療体制の充実に向けて、引き続き努力してまいります。 また、10月1日からは、乳幼児を持つ親と子が気軽に集まって歓談し、子どもたちは遊具や絵本で遊び交流できる、市内3箇所目になる「つどいの広場」を、総合福祉センター集会室おもちゃ図書館をリニューアルして開設しました。 一方、保護者の就労などにより日中の家庭で保育が困難な子どもたちのために、市内には公立保育園4園、民間保育園8園が整備され、現在1,060人の子どもたちが入園しておりますが、待機児童を解消しさらなる保育ニーズに対応するため、新たに民間経営による「ひよどり保育園」が、認可保育所として来年1月から開設する準備を進めております。 放課後の子どもたちの安全な居場所づくりの一環として整備してまいりました「放課後児童クラブ」は、この10月から高松小学校にも開設し、これですべての小学校で子どもたちの放課後の居場所づくりが整いました。今後は内容の充実や制度改善に努めてまいります。 少子高齢化が進行していく社会状況の中で、鹿嶋市の未来づくりにとって子どもたちの健全育成のための環境整備は待ったなしの課題であります。市民・保護者が安心して仕事などに取り組めるよう、引き続き子育て支援に取り組んでまいります。 次に、師走に入り、飲酒運転の根絶と交通事故防止を啓発する年末恒例の交通事故防止県民運動が大晦日まで実施されております。本市では今年、現在までの交通事故死亡者は2名で、昨年に比べ4名減少しており、飲酒運転による事故死亡者は一人もおりません。これは市内の交通関係者の啓発や市民一人ひとりの交通安全、安全なまちづくりへの意識高揚の賜と認識しております。この12月15日には、第2回安全・安心なまちづくり鹿嶋市民大会が開催されます。この大会は、日常の自警団活動交通安全活動など地域の安全・安心づくりに取り組む市民活動にスポットを当て、犯罪予防や交通マナーの向上を市民の皆さんに呼びかけながら、防犯意識の高揚と交通事故防止の徹底を図るものです。「交通事故がなく、犯罪にあわない、安心して暮らせる安全なまちづくり」を目指し、引き続き市民の皆さんと一緒になって、啓発運動を推進してまいります。 第4に、「みんなが誇れる美しいまち」についてであります。 ご承知のとおり本年度から、不燃ごみ、粗大ごみの全量資源化を目標とするリサイクルセンターを建設中であり、平成21年度供用開始に向け鋭意事業を進めております。これにより、可燃物は化石燃料の代替燃料に、不燃ごみは再選別によって更なるリサイクル資源として活用するという「混ぜればごみ、分ければ資源」が実践できることになり、循環型社会の形成を目指して、全国屈指の施設が整備されることになります。この度、次年度分として予定しておりました国の予算が前倒しで配分される内示がありましたので、今回補正予算を提案させていただきました。 次に、地域に点在する身近な公園や広場については、地域住民の皆さんに公園美化ボランティア団体として、環境美化や管理をお願いし、市民協働できれいなまちづくりを推進しております。厨区の皆さんによる区内の公園や津賀城址公園を育てる会の皆さんによる城址公園須賀なぎさの会の皆さんによる須賀地区の湖岸並木、最新でははまなす楽遊会の皆さんによるはまなす公園など、昨年度までの18団体に今年3団体を加え、現在21のボランティア団体の皆さんに、市内30の公園と4緑道について環境美化や管理をお願いしております。地域のことは、そこに住む市民の皆さんが一番よく気付きます。引き続き地域の皆さんのによる地域美化活動への参加をお願いしながら、きれいなまちづくりを推進してまいります。 第5に、「交流(ふれあい)がつくる魅力と活力のある新しい産業のまち」についてであります。 今年2月から3月にかけて市内で撮影が行われ、「かしま大使」の研ナオコさんが主演したテレビドラマ「猪熊夫婦の駐在日誌」が11月28日放映され、ご覧になった市民の皆さんや議員の皆さんもたくさんいらっしゃるかと思いますが、本市の魅力を全国に向けてPRすることができました。このテレビドラマの制作にあたっては、現地ロケ100%という県内でも極めて珍しいケースで、本市のさまざまな風景がテレビ画面を通して紹介され、エキストラで出演された市民の皆さんもたくさんいらっしゃいます。この放映をきっかけに本市を訪れる観光客が増えることを期待しているところであり、さらに観光協会では現在、NHK大河ドラマの実現に向けて塚原卜伝全国キャンペーンを鋭意展開しております。 また、本市と潮来市・香取市とが連携して取り組んでおります水郷三都観光推進協議会では、今年度も11月28日から12月1日にかけて香港の新聞や雑誌の記者などマスコミ関係者を招へいいたしました。これは、国が推し進めているビジット・ジャパン・キャンペーン事業の一環で、三都が連携して付加価値をつくりながらそれぞれの歴史・文化・自然環境などの魅力を体感してもらい、この地域をPRする記事を自国で掲載してもらうことで海外からの観光誘客を促進していくことが狙いであります。本市では、鹿島神宮やカシマサッカースタジアム・サッカーミュージアム、鹿島港魚釣園の見学とそば打ち体験をしていただきました。成田空港から近い利点を活かし、引き続き三都連携を密にしながら、外国人観光客を積極的に呼び込んでまいりたいと考えております。 12月1日には、鹿島神宮駅からせせらぎ通りにかけての本市の表玄関が、イルミネーションで色鮮やかに飾り付けられました。企業の皆さんや数多くの市民団体の皆さん、そして高校生の皆さんにご協力をいただいて、年々工夫を凝らしながら、今年も見事に完成いたしました。年の瀬の忙しい心を和ませてくれますので、是非お誘い合わせのうえ、ご覧いただきたいと思います。 第6に、「行政のスリム化と市民がつくるまち」についてであります。 協働のまちづくりにいつでも安心して参加できるように、この間準備を進めてまいりました「市民活動保険制度」の運用を去る10月1日から開始しました。これは、市民の皆さんや本市に活動の拠点を置く市民団体による公益的なボランティア活動中に、何らかの事故が発生した場合、市が保険料を負担して一定の補償を行うものであります。このことにより、誰もが安心して市民活動に参加できる環境が強化され、更なる市民活動の活性化とボランティア意識の向上が図られるものと期待するところであります。 次に、鹿嶋市まちづくり市民懇話会鹿嶋人づくり専門部が中心となり、関係団体の協力を得て立ち上がった「鹿嶋の民話保存事業実行委員会」が編集作業に取り組んできた「鹿嶋の民話集」が、来春3月に発行される運びとなりました。本市にまつわる民話集の発行により、鹿嶋っ子が親しみをもって民話に触れる機会をつくり、郷土教育の一助となることを目的に進められてきたもので、編集作業は熱心な市民ボランティアによって支えられています。このような市民と行政の協働による事業こそ、本市のまちづくりの方向であり、引き続き協働のまちづくりの推進に積極的に取り組んでまいります。 地方分権が進む中で自前のまちづくりの財源となる税財源を確実に確保するために、本市では納税対策室を設置し、納税ニュースの発行や毎月最終日曜日には休日納税窓口を設け、収納対策を強化してまいりました。現在、市民の皆さんが最寄りのコンビニエンス・ストアで、固定資産税や軽自動車税、国民健康保険税などがいつでも納税できる、いわゆるコンビニ収納を来年4月からスタートさせる準備を進めております。これにより夜間や土曜・日曜でも納税が可能になり、市民の皆さんの利便性が向上することによって収納率のアップが期待できます。今後も引き続き、収納率の向上のための取組みと、公平・公正な税務行政を推進してまいります。 以上、当面の事業概要についてご説明申し上げました。 続きまして、提出いたしました議案等についてご説明申し上げます。 提出議案は、補正予算関係議案が5件、条例関係議案が6件、指定管理者の指定議案が3件、市道路線の認定議案が1件であります。 一般会計の補正予算は、歳入として市税、国庫支出金、県補助金、起債、繰越金などを見込み、歳出としては、自立支援給付事業、医療福祉経費、リサイクルセンター整備事業、道路維持補修費、3.3.11街路整備事業、小学校施設維持補修費などであり、それらの補正に伴い継続費及び地方債を補正するものです。 国民健康保険特別会計の補正予算は、歳入として国庫支出金を見込み、歳出としては、保険給付費などであります。 公共下水道特別会計の補正予算は、歳入として繰越金を見込み、歳出としては、総務費などであります。 水道事業会計及び大野区域水道事業会計の補正予算は、収益的収入総額の増額と支出総額の減額であります。 条例関係は、小学校低学年での少人数学級編制を実施するための教職員の採用について定める新規制定条例1件と、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴う国民健康保険税の徴収方法、現行の平日夜間小児救急診療の休日実施とそのことに伴う特別職の職名、学校教育法の改正に伴う関連条例の整備など、一部を改正する条例5件であります。 指定管理者の指定については、スポーツ施設5施設と、高松緑地及び鹿島神宮駅西駐車場指定管理者の指定であります。 市道路線の認定については、北浦堤防管理用道路など10路線を認定するものであります。 以上で説明を終わりますが、なお詳細につきましては、お手元の議案書によりご審議のうえ、適切な議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(白川勇君) ただいま説明のありました議案について、質疑のある議員は12月7日午後5時までに、討論のある議員は12月13日午後5時までに、議長あて発言通告書の提出をお願いいたします。 △散会の宣告
    ○議長(白川勇君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 大変ご苦労さまでございました。                                   (午前10時32分)...