第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第5号のうち本
委員会所管事項は,
信用保証協会基本財産出えん金の増額による補正のほか
事務事業の
確定等に伴う補正でありまして,
生活環境部関係は8億3,971万5,000円を,
商工労働部関係は26億9,333万円をそれぞれ
減額補正し,
地方労働委員会関係は429万3,000円を増額補正しようとするものであります。
また,
地方債補正は6件であります。
第69
号議案平成10年度茨城県
中小企業近代化資金特別会計補正予算第2号は,
貸付先の減等に伴い, 9,231万9,000円を
減額補正しようとするものであります。
第90
号議案工事請負契約の締結については,新
大洗水族館新築工事外3件について,合計105億3,150万円をもって
請負契約を締結しようとするものであります。
第94
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第6号は
繰越明許費であり,
生活環境部関係は,
市町村消防施設整備費外1件について7,083万9,000円を,
商工労働部関係は,
観光案内設備整備促進事業費外1件について1億5,970万8,000円をそれぞれ繰り越ししようとするものであります。
次に,質疑を通じて論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,
ダイオキシン対策,
廃棄物処理・リサイクルに対する取り組み,原子力に対する県の
基本姿勢,県の
景気対策と
金融対策,
観光振興の
具体的対策,
中心市街地活性化のための諸課題への対応,現在の景気を考慮した
労働対策などでありまして,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,各案件ともその内容を適切なものと認め,
全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上,審査の経過並びに結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手)
5
◯議長(本
澤昭治君) 次に,
福祉衛生委員会副
委員長磯崎久喜雄君。
〔
福祉衛生委員会副
委員長磯崎久喜雄君登壇,拍手〕
6
◯福祉衛生委員会副
委員長(
磯崎久喜雄君)
福祉衛生委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております
予算関係議案14件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。
まず,議案の内容を申し上げます。
第9
号議案平成11年度茨城県
一般会計予算のうち
福祉部関係は721億78万8000円であり,その主な内容は
介護保険制度施行準備事業費,
地域福祉権利擁護事業費補助,
民間育児サービス事業費補助などであります。
同じく
衛生部関係は, 384億8,431万9,000円であり,その主な内容は
県立医療大学大学院開設準備事業,
老人訪問看護ステーション整備促進事業,
水戸赤十字病院整備事業などであり,
地方債は,
老人ホーム整備事業外4件でございます。
第15
号議案平成11年度茨城県母子・
寡婦福祉資金特別会計予算3億615万2,000円は,母子・
寡婦福祉貸付金に要する経費であります。
第16
号議案平成11年度
茨城県立医療大学付属病院特別会計予算24億578万9,000円は,
県立医療大学付属病院の
運営等に要する経費であります。
第27
号議案平成11年度茨城県
病院事業会計予算は,県立の3病院の
業務予定量及び収入,
支出等を定めようとするものであります。
第28
号議案ないし第30
号議案は,
企業局の平成11年度事業の予算でありまして,
水道事業会計,
工業用水道事業会計及び
地域振興事業会計の
業務予定量及び収入,
支出等を定めようとするものであります。
第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第5号のうち
福祉部関係は1,999万2,000円,
衛生部関係は8,405万1,000円を
国庫支出金及び
事業量の
確定等に伴い,それぞれ
減額補正しようとするものであり,
地方債補正は,
上水道事業出資金1件であります。
第68
号議案平成10年度
茨城県立医療大学付属病院特別会計補正予算第1号は,患者数の
実績等事業の確定に伴い,1億824万6,000円を
減額補正しようとするものであります。
第78
号議案ないし第81
号議案は,
病院事業会計,
水道事業会計,
工業用水道事業会計及び
地域振興事業会計の
業務量及び
国庫補助金等の
確定等により,それぞれ補正しようとするものであります。
第94
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第6号は
繰越明許費であり,
福祉部関係で,
ケアハウス整備費補助など13件で57億889万4,000円を,
衛生部関係で,
医療施設近代化施設整備費補助など4件で4億6,236万7,000円を,それぞれ翌年度へ繰り越ししようとするものであります。
質疑を通じて論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,
介護保険制度における
保険料の設定,
少子化対策及び
青少年健全育成方策,
臓器移植推進のための取り組み,放射線を利用した
高度医療への今後の取り組み,
水道料金値上げの必要性,
企業局における
新規事業の
取り組み状況などでありまして,これらの問題につきまして,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,第9
号議案中本委員会所管事項,第28
号議案ないし第30
号議案,第62
号議案中本委員会所管事項,第79
号議案ないし第81
号議案については,
賛成者多数をもって,その他の議案については,
全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上,本
委員会の審査の経過と結果を申し上げ,報告を終わります。(拍手)
7
◯議長(本
澤昭治君) 次に,
農林水産委員会副
委員長小川一成君。
〔
農林水産委員会副
委員長小川一成君登壇,拍手〕
8
◯農林水産委員会副
委員長(
小川一成君)
農林水産委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております
予算関係議案等15件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。
まず,議案の内容を申し上げます。
第9
号議案平成11年度茨城県
一般会計予算中本委員会所管事項は,
農林水産部関係では473億4,788万7,000円で,その主な内容は,新たな
国際環境に対応した
農業構造の実現,
先進技術や
地域資源を活用した新たな農業の展開,
生産性の高い林業の確立と担い手の育成・確保,水産物の
安定供給と
水産加工業の振興などに要する経費であり,
債務負担行為は,
農業近代化資金利子補給など
新規分15件,
地方債は,
治山事業など8件であります。
農地局関係では540億1,997万6,000円で,その主な内容は
優良農地の確保と
農地流動化の促進,
農業生産基盤の整備,
農村生活環境の整備,中
山間地域の
総合整備,
土地改良団体の
組織強化と
維持管理対策などに要する経費であり,
債務負担行為は,
湛水防除事業工事委託契約など
新規分2件,
地方債は,
土地改良事業など5件であります。
第18
号議案ないし第22
号議案は,
農業改良資金,
林業改善資金,
県有林事業,
沿岸漁業改善資金及び
霞ケ浦開発事業農業用水負担金償還円滑化事業に係る平成11年度
特別会計予算で,合わせて29億9,810万5,000円であります。
第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第5
号中本委員会所管事項は,
事業計画の変更,
国庫補助金の
確定等に伴い,
農林水産部関係で22億5,591万1,000円,
農地局関係で14億8,709万5,000円をそれぞれ減額するものであり,
地方債の補正は,
治山事業など8件であります。
第70
号議案ないし第73
号議案は,
農業改良資金,
林業改善資金,
県有林事業及び
沿岸漁業改善資金に係る平成10年度
特別会計補正予算で,合わせて3億2,780万6,000円を増額するものであります。
第84
号議案は,
水郷県民の
森整備事業用地として約3.8ヘクタールを,
予定価格2億2,275万円で取得しようとするものであります。
第86
号議案は,
奥久慈グリーンライン林道整備事業等に対する
市町村の
負担額を変更しようとするものであります。
第88
号議案は,平成10年度の国及び県等が行う
土地改良事業に対する
市町村の
負担額を変更しようとするものであります。
第94
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第6
号中本委員会所管事項は,国の
経済対策,
用地交渉の難航などに伴い,
農林水産部関係で33億4,901万4,000円,
農地局関係で148億5,332万2,000円をそれぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,
奥久慈グリーンライン林道の
整備計画,
銘柄産地指定の
考え方,米の
生産調整と
消費拡大,茨城県産米のイメージアップ,霞ヶ浦の網いけす養殖,市街化区域内の
農業振興策,
土地改良区の合併の見込み,事業の
事前調査と
地盤沈下の
救済措置,
農村集落排水事業の現況と計画などでありまして,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,第9
号議案中本委員会所管事項,第22
号議案,第62
号議案中本委員会所管事項,第86
号議案,第88
号議案及び第94
号議案中本委員会所管事項については,
賛成者多数をもって,その他の議案については,
全会一致をもって,可決すべきものと決定した次第であります。
以上,本
委員会の審査の経過と結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手)
9
◯議長(本
澤昭治君) 次に,
土木委員会副
委員長川津隆君。
〔
土木委員会副
委員長川津隆君登壇,拍手〕
10
◯土木委員会副
委員長(
川津隆君)
土木委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております
予算関係議案等23件につきまして,審査の経過並びに結果を御報告いたします。
まず,議案の内容について申し上げます。
第9
号議案平成11年度茨城県
一般会計予算中本委員会所管事項は1,807億7,452万6,000円であり,その主な内容は,
都市公園整備や
霞ヶ浦流入河川浄化対策など環境との共生を目指した
地域社会づくり,
生活道路や
下水道整備,
河川改修など安全で快適に暮らせる
地域社会づくり,
高速道路や港湾の整備など
相互連携による活力ある
地域社会づくりのために要する経費であります。
また,
債務負担行為は,
公共土木事業建物移転資金利子補給など新規11件,
地方債は,
河川事業など23件であります。
第23
号議案,第24
号議案,第25
号議案中本委員会所管事項及び第26
号議案は,
公共用地先行取得事業,
港湾事業,
都市計画事業土地区画整理事業及び
流域下水道事業に係る平成11年度
特別会計予算であり,4つの
特別会計を合わせまして, 531億8,789万3,000円であります。
第31
号議案平成11年度茨城県
鹿島臨海都市計画下水道事業会計予算は,
収益的支出及び
資本的支出を合わせまして, 41億5,800万7,000円であります。
第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第5
号中本委員会所管事項は,
国補公共事業の確定などに伴い, 37億505万1,000円の
減額補正及び
地方債の補正をしようとするものであります。
第74
号議案,第75
号議案,第76
号議案中本委員会所管事項及び第77
号議案は,
公共用地先行取得事業など4つの
特別会計に係る平成10年度
補正予算であり,事業の確定に伴い,4つの
特別会計を合わせまして, 25億1,004万1,000円の
減額補正及び
地方債の補正をしようとするものであります。
第82
号議案平成10年度茨城県
鹿島臨海都市計画下水道事業会計補正予算第2号は,
国補事業の確定に伴い,2億6,263万円の
減額補正をしようとするものであります。
第85
号議案県有財産の取得については,
県営住宅として,桂村及び潮来町の住宅を茨城県
住宅供給公社から取得しようとするものであります。
第87
号議案は,平成10年度に県が行う
河川事業等に対する
市町村の
負担額を変更しようとするものであります。
第89
号議案は,平成10年度に県が行う
流域下水道の
維持管理に要する費用の
市町村負担額を変更しようとするものであります。
第91
号議案ないし第93
号議案は,
小山ダム及び
藤井川ダム工事に係る
請負契約の変更をしようとするものであります。
次に,
繰越明許費でありますが,第94
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第6
号中本委員会所管事項は534億1,444万8,000円を,第95
号議案,第96
号議案,第97
号議案中本委員会所管事項及び第98
号議案は,
公共用地先行取得事業など4つの
特別会計を合わせまして, 145億3,025万円をそれぞれ翌年度に繰り越ししようとするものであります。
審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,
公共事業執行等に伴う諸課題への取り組み,入札・
契約制度改善の
成果等,
道路整備の
進捗状況と
整備見通し,那珂川ほか
河川改修の
整備計画,
緒川ダム計画の再検討の
進め方,
常陸那珂港に係る
港湾振興の
考え方,
入居者等に配慮した
県営住宅建てかえの
進め方,
住宅供給公社分譲地の
販売強化策などでありまして,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,各案件につきましては,
全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上,審査の経過と結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手)
11
◯議長(本
澤昭治君) 次に,
文教治安委員会副
委員長木本信男君。
〔
文教治安委員会副
委員長木本信男君登壇,拍手〕
12
◯文教治安委員会副
委員長(
木本信男君)
文教治安委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております
予算関係議案3件につきまして,審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
まず,議案の内容について申し上げます。
第9
号議案平成11年度茨城県
一般会計予算のうち
教育庁関係は, 2,973億3,054万8,000円であります。その主な内容は
子供ホットライン事業,
特殊教育諸
学校冷房設備整備事業,
県立図書館移転整備事業,
県営体育施設再編整備事業などであり,
債務負担行為は,
県立学校建設工事請負契約など6件,
地方債は,
県営体育施設整備事業など5件であります。
同じく
警察本部関係は, 592億2,918万1,000円であります。その主な内容は(仮称)
牛久警察署整備費,
少年非行防止費,新
通信指令システム運営費,
交通安全対策事業などであり,
地方債は,
交通安全施設整備事業など2件であります。
第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第5号のうち
教育庁関係は,
退職手当費の減額などに伴い,6億9,181万7,000円を
減額補正しようとするものであり,
地方債補正は,
高校整備事業など4件であります。
同じく
警察本部関係は,
職員給与費の増額などに伴い,6億2,264万4,000円を増額補正しようとするものであり,
地方債補正は,
警察施設整備事業など2件であります。
第94
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第6号は,
繰越明許費であり,
教育庁関係で
体育館改修費など, 20億5,912万1,000円を翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
次に,質疑を通じて論議されました主な事項を申し上げますと,
児童生徒の自殺,事故の
原因究明と
再発防止策,
青少年健全育成施策の
実施状況,
インターハイ関連事業の内容,
少年サポートセンターの概要と
具体的取り組み,県内の
人口動態等に対応した警察の
行政改革,
機構改革の概要などでありまして,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,いずれの議案につきましても,その内容を適切なものと認め,
全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
以上,審査の経過並びに結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手)
13
◯議長(本
澤昭治君) 次に,
総務企画委員会副
委員長新井昇君。
〔
総務企画委員会副
委員長新井昇君登壇,拍手〕
14
◯総務企画委員会副
委員長(
新井昇君)
総務企画委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております
予算関係議案等16件につきまして,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。
まず,議案の内容について申し上げます。
第9
号議案平成11年度茨城県
一般会計予算中
総務企画委員会所管事項は,歳入といたしまして,県税などの
一般財源6,392億3,849万7,000円及び
国庫支出金などの
特定財源434億8,911万1,000円であり,歳出といたしまして,
総務部2,203億5,420万8,000円,
企画部384億4,224万円,
議会事務局19億3,415万円,
監査委員事務局1億8,622万7,000円,
人事委員会事務局1億6,027万2,000円,
出納事務局19億8,158万3,000円であります。
その主なものを申し上げますと,
総務部関係では
外部監査費,
県庁跡地利用対策事業費などであり,
企画部関係では
首都機能誘致推進事業費,
百里飛行場の
民間共用化に向けた
空港整備推進費,
常磐新線事業主体等支援事業費,
県人口300万人
到達記念事業を推進するための
企画行政推進費などであります。
債務負担行為新規分は,
常陸太田合同庁舎建設に係る契約など4件,
地方債は,
福祉総合センター等整備事業など5件であります。
このほか,一時借入金の
借入最高額を1,500億円とすること及び
歳出予算の流用についての定めなどであります。
次に,第10
号議案ないし第14
号議案及び第25
号議案中
総務企画委員会所管事項は,
物品調達,
競輪事業,
公債管理,
市町村振興資金,
鹿島臨海工業地帯造成事業及び
都市計画事業土地区画整理事業に係る平成11年度
特別会計予算であります。
第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算第5号中
総務企画委員会所管事項は,歳入として,
一般財源208億9,665万6,000円,
特定財源, 11億3,428万9,000円をそれぞれ減額するものであり,歳出として,
総務部で19億9,998万7,000円,
監査委員事務局で476万7,000円をそれぞれ増額するとともに,
企画部で23億3,664万9,000円,
出納事務局で1億4,774万1,000円,
議会事務局で9,377万6,000円,
人事委員会事務局で367万4,000円をそれぞれ減額しようとする
歳入歳出予算の補正並びに
財団法人茨城県
開発公社事業資金借入金損失補償など4件の
債務負担行為変更分の補正,
県庁舎建設事業など5件の
地方債補正であります。
第63
号議案ないし第67
号議案及び第76
号議案中
総務企画委員会所管事項は,
物品調達,
競輪事業,
公債管理,
市町村振興資金,
鹿島臨海工業地帯造成事業及び
都市計画事業土地区画整理事業に係る平成10年度
特別会計補正予算であります。
第97
号議案中
総務企画委員会所管事項は,
繰越明許費を設定しようとする平成10年度茨城県
都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予算第4号であります。
審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,行財政改革の取り組み,税収確保対策,新県庁舎の県民への開放,取手競輪場の改修,常陸太田合同庁舎の整備手法,広域行政の推進,
市町村合併促進の取り組み,低投票率対策,
県人口300万人
到達記念事業のあり方,鹿島セントラルビル新館建設事業の収支見通し,つくば国際会議場のオープンに向けた取り組みなどでありまして,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,第9
号議案中
総務企画委員会所管事項,第11
号議案ないし第14
号議案,第25
号議案中
総務企画委員会所管事項,第33
号議案ないし第36
号議案,第62
号議案中
総務企画委員会所管事項,第64
号議案ないし第66
号議案,第76
号議案,第83
号議案及び第97
号議案中
総務企画委員会所管事項については,
賛成者多数をもって,その他の案件については,
全会一致をもって,その内容を適切なものと認め,可決すべきものと決定した次第であります。
以上,本
委員会の審査の経過と結果を申し上げ,報告を終わります。(拍手)
15
◯議長(本
澤昭治君) 以上で,
委員長報告を終わります。
なお,各
委員会の審査報告書の写しをお手元に配付してあります。ごらんおき願います。
──────────────────────────
16
◯議長(本
澤昭治君) この際,お諮りいたします。日程第1の各案件中第9
号議案ないし第31
号議案及び第94
号議案ないし第98
号議案については,茨城県議会会議規則第47条の規定により,予算特別
委員会に再付託をして審査させることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
17
◯議長(本
澤昭治君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
──────────────────────────
18
◯議長(本
澤昭治君) これより,討論に入ります。
討論の通告がありますので,これを許します。
立谷美矢子君。
〔3番立谷美矢子君登壇〕
19 ◯3番(立谷美矢子君) 日本共産党の立谷美矢子です。
私は,第62
号議案平成10年度茨城県
一般会計補正予算,第86
号議案並びに第92
号議案に反対を表明して討論を行います。
知事は,今年度を行財政改革元年と位置づけ,今後,3年間を財政を建て直す集中改革期間としてスタートさせました。その中で予算編成の段階から, 15%削減を目標にした
事務事業見直しが強行されました。その結果,福祉,教育予算は大幅に削減され,県民はこの不況下の生活に追い打ちをかけられる状況になっています。
県は, 92年から国の
経済対策を受け入れ,税収が落ち込んだ時期にもかかわらず公共事業を膨らませ,県債を大量に発行して財政危機を招きました。
今年度もまた,
経済対策として,昨年9月とことし1月の補正で1,276億円を増額しました。このため,当初予算に比して投資的経費は1.3倍,県債発行額は1.5倍も増加しました。県債残高は,今年度末の見込みで1兆1,835億円に膨らみました。今年度最終補正後の予算全体を見ると,財政再建の方向どころか一層の財政危機を深めるものになってしまいました。財政の健全化を言うならば,借金を増大させる大型公共投資こそ抜本的に見直すべきでした。
さらに,最終補正では,県民生活分野に直接かかわる予算が軒並み削減されました。土木費では,公営住宅建設費が7億8,000万円,教育費では老朽校舎改築費が4億7,200万円,とりわけ福祉分野では,ホームヘルパー設置費補助が3億7,000万円など高齢者の在宅サービス部門が削減されました。介護保険導入を控えた今,基盤整備は緊急に求められているときだけに,予算執行に責任を持つ県の姿勢が問われていると思います。私は,このような
一般会計補正予算に同意することはできません。
第86
号議案は,県が行う建設事業等に対する
市町村の
負担額についてです。この中で
奥久慈グリーンライン林道整備事業は,町村負担を2倍近く増額するものです。総事業費は,当初の179億円から288億円と約100億円増額し,水根持方線,武生線の2区間について,幅員を5メートルから7メートルに広げるものです。今,国の大規模林道でさえ,7メートル幅は林業振興にはつながらず,環境破壊を招くものとして見直しが進み,既に山形県の朝日-小国区間は中止が決定されました。増額の対象となった2区間は,その近くを国道461号線が平行して走っており,改修工事も始まりました。財政再建を言うなら,必要性も緊急性も疑問視されている奥久慈グリーンライン事業こそ見直すべきです。
また,第92
号議案は,
小山ダム骨材製造工事の増額です。もともと,私どもは
小山ダム建設の中止を求めてまいりました。今回は,骨材製造過程で発生する汚泥処理にかかわるものです。このような現地の山を崩し,不用な砂利を処理しなければならない工事は,本県のダム建設では初めてであり,二重の投資になっています。むだな公共事業の典型として,改めて中止を求め,第92
号議案には反対いたします。
以上で,私の反対討論を終わります。(拍手)
20
◯議長(本
澤昭治君) 以上で,通告による討論は終わりました。
これをもって,討論を終了いたします。
──────────────────────────
21
◯議長(本
澤昭治君) これより,先議を求められております第62
号議案ないし第93
号議案について採決に入ります。
まず,第62
号議案,第64
号議案ないし第66
号議案,第75
号議案及び第76
号議案,第79
号議案ないし第83
号議案,第85
号議案ないし第89
号議案及び第92
号議案を一括して問題といたします。
お諮りいたします。本件は,原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
22
◯議長(本
澤昭治君) 挙手多数であります。よって,本件は,原案のとおり可決されました。
次に,第91
号議案を問題といたします。
お諮りいたします。本件は,原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
23
◯議長(本
澤昭治君) 挙手多数であります。よって,本件は,原案のとおり可決されました。
24
◯議長(本
澤昭治君) 次に,第63
号議案,第67
号議案ないし第74
号議案,第77
号議案,第78
号議案及び第84
号議案を一括して問題といたします。
本件に関する
委員長報告は,原案可決であります。
お諮りいたします。本件は,
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
25
◯議長(本
澤昭治君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決されました。
次に,第90
号議案及び第93
号議案を一括して問題といたします。
本件に関する
委員長報告は,原案可決であります。
お諮りいたします。本件は,
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
26
◯議長(本
澤昭治君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決されました。
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日程第2 休会の件
27
◯議長(本
澤昭治君) 日程第2,休会の件を議題といたします。
お諮りいたします。3月9日及び10日は予算特別
委員会審査のため,3月11日は予算以外の特別
委員会審査のため,3月12日は議事整理のため,それぞれ休会とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28
◯議長(本
澤昭治君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
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29
◯議長(本
澤昭治君) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。
次回は,3月15日午後1時から本会議を開きます。
本日は,これにて散会いたします。
午後1時56分散会
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