• "私立幼稚園特殊教育費補助"(/)
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  1. 茨城県議会 1999-03-02
    平成11年文教治安常任委員会  本文 開催日: 1999-03-02


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時30分開議 ◯飯野委員長 ただいまから,文教治安委員会を開会いたします。        ─────────────────────────── 2 ◯飯野委員長 本日の委員会記録署名委員を指名いたします。  半村委員と飯岡委員にお願いをいたします。        ─────────────────────────── 3 ◯飯野委員長 次に,今定例会における本委員会の審査日程について申し上げます。  さきに御通知申し上げましたとおり,審査は3日間とし,本日及び明日は教育庁関係,4日は警察本部関係の審査を行うことにいたしたいと思います。  なお,教育庁関係の審査につきましては,本日は議案の説明のみとし,明日は議案に対する質疑及び採決,並びに請願の審査を予定しておりますので,よろしくお願いをいたします。        ─────────────────────────── 4 ◯飯野委員長 それでは,これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち,教育庁関係は,第9号議案中教育庁関係,第50号議案ないし第52号議案,第62号議案中教育庁関係及び第94号議案中教育庁関係の6件であります。  これらの案件を一括して議題といたします。  初めに,平成10年度関係議案について執行部の説明を求めます。  初めに,川俣教育長。 5 ◯川俣教育長 飯野委員長,木本副委員長初め,委員の皆様には,本県教育の振興のために特段の御尽力を賜り,厚くお礼を申し上げます。  まず,今議会に提案しております教育庁関係議案の説明に先立ちまして,御報告させていただきたいと思います。  平成11年度茨城県立高等学校の入学者選抜についてでございますけれども,推薦入学の面接等が2月10日に行われまして,2月17日に内定者が発表されたところででございます。内定者数は,全日制及び定時制課程を合わせまして 6,533人でございまして,これは募集人員の約23.6%でございます。この結果,一般入学者選抜は,全日制及び定時制課程で合わせた募集人員の2万 1,182人に対して,志願者数は2万 4,951人でございまして,倍率は,御承知のとおり1.18倍でございます。  なお,学力検査は,3月4日明日でございまして,合格者の発表は,3月11日を予定しておるところでございます。  次に,本会議の質問でも取り上げられましたが,本県におきまして,昨年12月,ことしの1月と,相次いで中学生の自殺事故がございました。将来ある若い命をみずから絶つということは,まことに痛ましく残念でなりません。さらに,自殺をした生徒のうちの一人が,いじめを受けていたということに私どもは大きな衝撃を受け,それとともに,いじめが原因で起こる自殺は決してあってはならないと考えておるところでございます。
     県としましては,昨年暮れの事故の発生後,各学校に対しまして,自殺事故防止を徹底するよう指示を行いますとともに,命の大切さを訴えるため,県民に対する街頭キャンペーン,あるいはインターネットや広報紙「教育いばらき」というものを通した啓発活動を行ったり,中学校,高等学校等の生徒会長やPTA会長あてに協力を求める手紙を送るなど,再発の防止を図ってきたところでございます。  今後の取り組みとしましては,検討委員会を設けまして,いじめ対応マニュアルというのを過去につくってございますが,そのマニュアルの徹底した見直しを行いますとともに,新年度の事業として,スクールカウンセラーや心の教室相談員の配置の拡充,また児童生徒や保護者からの悩みに対する24時間体制の電話相談窓口の設置など,相談体制の充実を図ってまいりたいと考えております。  それでは,本委員会に付託しております平成10年度の教育委員会関係議案の概要について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,お手元の議案4),第2綴をお願いしたいと思います。  目次を見ていただきますと,教育委員会が関係しております議案は,一番上の第62号議案平成10年度茨城県一般会計補正予算(第5号)でございます。  1ページをお開きいただきますと,そこに第62号議案がございます。  内容としまして,3ページから4ページにかけて歳入がございます。教育委員会としましては,歳入のうちの6款分担金及び負担金,補正額2億 6,120万 7,000円増でございますが,そのうちの教育委員会分は,1億 8,226万 5,000円の減でございます。  それから,7款使用料及び手数料,2億 4,752万 9,000円の減でございますが,そのうち教育関係が, 9,468万 3,000円の減でございます。  次に,一番下8款の国庫支出金,11億 942万 8,000円減のうち,13億 3,801万 6,000円の増でございます。  4ページ,14款県債, 145億 8,200万円増のうち,教育委員会関係が4億 9,500万円の減でございます。  次に,7ページ,歳出でございますが,教育委員会が所管いたしますのは,12款の教育費でございます。補正額は6億 9,181万 7,000円の減でございまして,最終予算額は 2,940億 8,381万 6,000円となってございます。内訳としましては,1項の教育総務費から7項の保健体育費まででございまして,補正額はそれぞれそこに記載のとおりでございます。  補正予算の主なものを申し上げますと,小中学校の教職員の給与費の増額,高校,盲ろう,養護学校の教職員給与費の減額,退職手当費の減額,老朽校舎改築費などの高等学校建設費の減額などでございます。  次に,11ページ,地方債の補正関係でございます。上から9行目でございますが,歴史館整備事業,それから5行下の高校整備事業,そして下から6行目の県営体育施設整備事業,下から2行目の臨時高校整備事業の4事業でございまして,補正額は記載のとおりでございます。これにつきましては,それぞれ充当額が確定したことに伴う補正でございます。  次に,別冊になりますが,議案7),第3綴をごらんいただきたいと思います。  教育委員会が関係しております議案でございますが,第94号議案平成10年度茨城県一般会計補正予算(第6号)の予算案1件でございます。  それでは,1ページ,第94号議案,繰越明許費でございます。  続きまして,9ページ,教育委員会関係は,12款教育費でございます。20億 5,912万 1,000円を翌年度に繰り越して使用するものでございます。  内訳といたしましては,体育館改修費など6事業でございまして,設計または工事の遅延等により繰り越すものでございます。  以上,予算案は2件でございます。  なお,詳細につきましては,関係課室長から御説明申し上げますので,御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 6 ◯飯野委員長 次に,武類総務課長。 7 ◯武類総務課長 それでは,総務課関係の補正予算について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,お手元の議案概要説明書6)の 375ページをお開き願いたいと思います。  最初に,教育委員会費21万 7,000円の減でございますが,右側の方の備考欄をごらんになっていただきたいと思います。報酬の増1万 9,000円は,教育委員長の交代によるものでございます。また,運営費の減は,決算見込みによるものでございます。  次に,事務局職員費 3,988万 1,000円の増でございますが,これは教育長と職員の人件費の決算見込みによるものでございます。  次に,総務調査費のうち,行政指導費14万 5,000円の減でございますが,これは市町村教育委員会の指導助言等に要する経費の決算見込みによるものでございます。  次に, 375ページから 376ページにかけましての総務諸費 1,531万 8,000円の減でございますが,すべて決算見込みによるものでございます。  次に,教育財団等運営費 2,674万円の減でございますが,これは教育財団,体育協会職員の人件費等の決算見込みによるものでございます。  次に, 376ページから 377ページにかけましての同和教育費 1,790万円の減でございますが,備考欄の下から4行目の入学支度金等支給事業費,次の地域改善対策進学奨励費につきましては,補助対象者数の確定によるものでございます。そのほかにつきましては,決算見込みによるものでございます。  次に,私学振興費 3,229万 3,000円の減でございますが,増減の主なものについて御説明いたします。  備考欄の下から5行目の私立小中高等学校施設設備整備費補助 820万 8,000円の減は,施設設備等補助事業の確定によるものでございます。  次に,私立高等学校授業料減免事業費補助56万 4,000円の増は,補助対象生徒数の確定によるものでございます。  次の 378ページ,備考欄の上から3行目の私学教育振興会補助 229万円の減及び8行目の私立幼稚園退職基金財団補助11万 2,000円の増は,私立の中学校,高等学校及び幼稚園などの教職員の標準給与年額確定によるものでございます。  上から5行目の私立幼稚園特殊教育費補助 1,216万円の減及び10行目の私立幼稚園預かり保育推進事業費補助 786万円の減は,いずれも補助対象幼児数等の確定によるものでございます。そのほかの私学振興事業費の減につきましては,決算見込みによるものでございます。  以上,総務課計は 5,273万 2,000円の減となります。内訳としましては,特定財源が 6,976万円の減,一般財源が 1,702万 8,000円の増でございます。  総務課関係は,以上でございます。よろしく御審議願いたいと思います。 8 ◯飯野委員長 次に,替地企画室長。 9 ◯替地企画室長 続きまして,企画室関係につきまして御説明申し上げます。  同じく,今の資料の 378ページでございます。  補正予算額が,総務調査費といたしまして 589万 7,000円の減額をするものでございます。  内訳といたしまして,企画調整費の 372万 9,000円の減額でございますが,主に,企画室の運営に要した経費の決算見込みによる減でございます。   379ページの調査統計費の95万 5,000円の減額は,教育統計調査関係に要した経費の決算見込みによる減及び文部省からの委託を受けて実施いたしました学校教員統計調査の経費の確定によるものなどでございます。  次の広報普及費の 121万 3,000円の減額は,広報紙等の発行及び県教育委員会ホームページに係る教育情報データベースの作成に要した経費の決算見込みによる減でございます。  企画室関係は,以上でございます。よろしくお願いいたします。 10 ◯飯野委員長 次に,大森財務課長。 11 ◯大森財務課長 続きまして,財務課関係について御説明を申し上げます。  ただいまの企画室と同じく, 379ページからでございます。  まず,一番下にあります財務諸費 1,357万 1,000円の減でございますけれども,これは課内運営費などの決算見込みによる減でございます。   380ページに移りまして,小学校費24億 7,747万 3,000円の増,中学校費11億 7,104万円の増,さらに, 381ページに移りまして高等学校総務費4億 2,285万 7,000円の減につきましては,小,中,高等学校の教職員に係ります人件費などの決算見込みによる増減でございます。  次の全日制高等学校管理費 151万円の減は,決算見込みによる減でございます。  次の教育振興費 4,427万 8,000円の減でございますが, 382ページに移りまして,その内訳といたしまして,最初の実験実習費 3,078万円の減は,海洋高等学校の実習船3そうございますが,この運営などの減によるものでございます。  次の教育設備費 1,349万 8,000円の減は,語学演習装置設備整備費などの決算見込みによる減でございます。  次に,高等学校建設費8億 8,285万 3,000円の減でございますが,その内訳といたしまして,まず全日制単位制高等学校整備費 7,051万 6,000円の減,それから体育施設整備費の2億 577万 3,000円の減, 383ページに移りまして校舎等整備費1億 4,522万 4,000円の減,これらは,いずれも事業費の確定に伴う減額と,県債充当額の確定に伴います歳入補正でございます。  次の校地等整備費は,決算見込みによる歳入補正でございます。  次の老朽校舎改築費4億 6,134万円の減は,事業費の確定に伴います減額と,それから国庫補助金の確定,県債充当額の確定に伴う歳入補正でございます。  次に,通信教育費95万 3,000円の減は,教科書学習書給与費の給与人員の確定などによるものでございます。   384ページに移りまして,産業教育整備費1億 4,035万 9,000円の減は,施設整備費から,そのずっと下の総合学科整備費までの事業確定に伴う減額と,国庫補助金の確定,県債充当額の確定に伴う歳入補正でございます。  次に,盲ろう学校費1億 903万 3,000円の減, 385ページに移りまして養護学校費7億 3,213万 3,000円の減につきましては,特殊教育諸学校教職員の人件費と就学奨励費補助などの決算見込みによる減でございます。   386ページに移りまして,特殊教育学校整備費2億 2,189万 2,000円の減は,事業費の確定に伴います減額と,国庫補助金の確定に伴う歳入補正でございます。  以上が,財務課の補正予算の概要でございます。   387ページになりますが,財務課計といたしましては,予算額で10億 7,907万 4,000円の増,特定財源で13億 9,604万 7,000円の増,一般財源では3億 1,697万 3,000円の減でございます。  次に,恐れ入りますが,議案4)の10ページをお開きいただきます。  第3表の地方債補正でございますが,財務課関係は,11ページ上から14行目に高校整備事業がございます。高校整備事業としまして1億 300万円の減,さらに,下から2行目の臨時高校整備事業3億 9,800万円の減は,いずれも平成10年度事業の確定に伴いまして県債の充当額を補正しようとするものでございます。  次に,議案概要説明書8)の45ページをお開き願います。  繰越明許費について御説明をいたします。  まず,高等学校建設費19億 1,039万円のうち,体育館改修費の8億 6,656万 2,000円は,石岡第二高等学校と江戸崎高等学校での工事が,地元との調整などに日数を要しまして遅延したものでございます。  次の校舎等整備費の7億 6,731万 7,000円でございます。その内訳といたしまして,校舎等整備費は,藤代高等学校の部室の改築工事が,軟弱地盤による設計の変更に日数を要しました。また,岩井高等学校の部室改築工事が,ほかの工事との関連によりましてそれぞれ遅延をしたものでございます。  46ページに移りまして,セミナーハウス整備費は,北茨城高等学校の工事が不測の埋設管の調査,その移設に日数を要しましたために,また,大宮工業高等学校の工事が地元との調整に日数を要したために,それぞれ遅延をしたものでございます。  次の多目的学習館建設費は,那珂高等学校の工事が不測の埋設管の調査,その移設に日数を要しました。また,竹園高等学校での工事が軟弱地盤の調査分析により設計がおくれたことによりまして,それぞれ遅延したものでございます。  次の老朽校舎改築費2億 7,651万 1,000円は,水戸第二高等学校での工事が地元との調整に日数を要したために,また,古河第三高等学校での工事が軟弱地盤の調査分析により設計がおくれたこと,それから関係機関との調整に日数を要したということで,それぞれ遅延をしたものでございます。  次の産業教育整備費1億 4,873万 1,000円は,江戸崎高等学校実習棟の改築工事が,地元との調整に日数を要したために遅延したものでございます。  それぞれ年度内の完成が困難になりまして,翌年度へ繰り越しするものでございます。  以上で,財務課関係の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 12 ◯飯野委員長 次に,大鳥居義務教育課長。 13 ◯大鳥居義務教育課長 続きまして,義務教育課関係につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書6)の 387ページ,中ほどをごらんいただきたいと思います。  まず,小中管理諸費 3,344万 9,000円の減でございますが,主として学校管理指導費及び非常勤講師配置費の決算見込みによる減額分でございます。  次の退職手当費につきましては,12億 3,755万 9,000円の減額でございますが,勧奨退職者などの減によるものでございます。   388ページでございますが,以上,義務教育課といたしまして,歳出総額で12億 7,100万 8,000円,特定財源で6億 4,188万 2,000円,一般財源では6億 2,912万 6,000円でございます。  以上,よろしく御審議のほどお願いいたします。 14 ◯飯野委員長 次に,稲葉高校教育課長。 15 ◯稲葉高校教育課長 続きまして,高校教育課関係について御説明申し上げます。  同じく,388 ページでございます。  高校管理諸費につきましては, 1,345万円の減額でございます。そのうち企画調査費は 226万 6,000円の減額でございまして,備考欄の入学者選抜方法協議会費入学者選抜実施費高等学校審議会費のいずれも決算見込みによる減額でございます。  管理諸費は, 1,118万 4,000円の減額でございます。備考欄の修学奨励資金貸付費につきましては,貸与者の減によるものでございます。教職員実務研修費,教職員検定費,行政訴訟費,運営費,時間講師報酬は,いずれも決算見込みによる減額でございます。  次に, 389ページになりますが,奨学資金貸付費 677万 2,000円の減額につきましては,退学辞退等に伴う貸与者の減でございます。  次の教育指導費につきましては,特殊教育室長から説明をいたします。  ページを返していただきまして, 390ページ,教育指導費と合わせまして高校教育課計は,歳出予算額 3,197万 6,000円の減,特定財源 1,214万 5,000円の増,一般財源 4,412万 1,000円の減額でございます。よろしくお願いいたします。 16 ◯飯野委員長 次に,小林特殊教育室長。 17 ◯小林特殊教育室長 続きまして,特殊教育関係の補正予算について御説明申し上げます。   389ページになりますが,教育指導費のうち,特殊教育推進費で 1,175万 4,000円の減額でございます。  内容でございますが,備考欄の特殊教育対策費の 212万 6,000円の減額は,進路指導推進委員会心身障害児就学指導委員会,また理解啓発の事業として実施しております心と心のふれあいフェスティバルの決算見込みによる減額でございます。次の特殊教育充実強化費,交流教育推進費,運営費は,いずれも決算見込みによる減額でございます。  地域交流活動推進費の 234万 3,000円の減額は,特殊教育諸学校で実施しております県外活動の計画を学校近郊での活動に変更したためのものでございまして,主にバスの借上料でございます。次の特殊学級振興推進事業費は,決算見込みによる減額でございます。  養護学校施設開放事業費の 436万 1,000円の減額は,学校週5日制に伴う学校施設開放事業への児童生徒の参加人数の減に伴う指導員の減でございまして,報償費等が主でございます。特殊教育推進調査費は,決算見込みによる減額でございます。  総額につきましては,ただいま高校教育課長から申し上げましたので省略をさせていただきます。  以上が,特殊教育室計でございます。よろしくお願いいたします。 18 ◯飯野委員長 次に,児嶋生涯学習課長。 19 ◯児嶋生涯学習課長 生涯学習課関係について御説明申し上げます。  同じく,390 ページでございます。  まず,社会教育指導費でございますが, 701万 6,000円の減でございます。その下の生涯学習推進費につきましては, 272万 5,000円の減でございます。
     右側,備考欄で申し上げますと,青少年教育振興費ですが,青年のつどい開催費ほか4つの事業につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  次に,婦人教育振興費で,ウイメンズ・ライフロング・カレッジ事業費ほか──次のページになりますが──2つの事業につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  次の家庭教育振興費で,家庭教育通信費と,その次のすこやか家庭教育推進事業費につきましては,いずれも国庫支出金の確定による減でございます。  また,次の成人教育振興費の茨城ゆうゆうカレッジ開催事業費につきましては,決算見込みによる減でございます。  次の社会同和教育振興費は,人権教育推進事業を実施する市町村がふえたことに伴いまして,それに係ります国庫支出金が確定したことによります増でございます。  その下の生涯学習推進事業費につきましては,国庫支出金の確定及び決算見込みによる減でございます。  次の 392ページ,生涯学習推進広報啓発事業費と,その下の生涯学習審議会費,次の市町村生涯学習実践活動支援事業費,また,その下の県北地区生涯学習センター整備検討費につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  続きまして,左側,社会教育体制充実費でございますが,68万 3,000円の減でございます。  右側備考欄で申し上げますと,指導体制強化費の市町村社会教育指導費は決算見込みによる減,また,次の視聴覚教育指導費は国庫支出金の確定による減でございます。次の社会教育推進費につきましては,決算見込みによる減でございます。  次に,左側,社会教育諸費でございますが, 360万 8,000円の減でございます。  右側備考欄に記載されておりますように,社会教育委員会議費と課の運営費の決算見込みによる減でございます。  次のページ,左側の社会教育施設費でございますが, 5,975万 6,000円の減でございます。  右側備考欄にございますように,図書館費 2,663万 8,000円の減でございます。県立図書館では,現在,図書館サービスの向上のため,図書資料の検索や貸し出し等の電算化を進めているところですが,そのうち図書資料データの入力業務を委託により実施しておりまして,その入力単価の見直しによる減が主な内容でございます。  次に,図書館整備費でございますが, 437万 9,000円の減でございます。県議会議事堂を図書館に転用するため,基本設計を委託により実施いたしておりまして,その工事内容の一部見直しに伴います設計料の減でございます。  次の水戸生涯学習センター費でございますが, 915万 4,000円の減でございます。水戸生涯学習センターでは,高度情報化社会に対応し,一層利用しやすい生涯学習情報の提供を行うために,インターネットに対応した新たな情報提供システムを開発するため,基本設計を委託により実施いたしておりますが,その設計内容の一部見直し等を行ったことによる減が主な内容でございます。次の鹿行生涯学習センター費でございますが,決算見込みによる減でございます。  次の県南生涯学習センター費でございますが, 1,453万 1,000円の減でございます。光熱水費の決算見込みによる減が,主な内容でございます。  そのほか,県西生涯学習センター費から女性プラザ費につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  以上,生涯学習課計で,予算額 6,677万 2,000円の減,特定財源計 265万 2,000円の減,一般財源 6,412万円の減でございます。  生涯学習課関係は,以上でございます。よろしくお願いいたします。 20 ◯飯野委員長 次に,坂本保健体育課長。 21 ◯坂本保健体育課長 続きまして,保健体育課関係について御説明申し上げます。  同じ資料の 394ページをお開き願います。  初めに,体育振興費 5,159万 8,000円の減額でございます。  学校体育費 1,411万 6,000円の減につきましては,備考欄の学校体育指導費でございますが,決算見込みによる減でございます。団体等育成費は,全国大会等に参加する中学生,高校生の交通費を県中学校体育連盟及び県高等学校体育連盟に助成しているところでございますが,参加生徒数が減少したことによるものでございます。  続きまして,社会体育費 1,576万 1,000円の減でございますが,内訳といたしまして,備考欄の地方スポーツ振興費につきましては,それぞれ国庫補助事業の確定による減でございます。スポーツ振興審議会費は,決算見込みによる委員報酬の減でございます。  次に, 395ページ,社会体育振興費から諸費につきましては,いずれも決算見込みによる減額でございます。  続きまして,運動競技費 2,172万 1,000円の減でございますが,内訳といたしまして,備考欄の国民体育大会費でございますが,今年度神奈川県で開催されました国民体育大会の選手派遣人数の減に伴うものでございます。次の各種体育大会費及び体育協会育成費につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  次に,馬術競技用県有馬飼育管理費でございますが,これは県有馬数の減によるものでございます。次の競技力向上費につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  次の平成14年度インターハイ準備推進費につきましては,準備室長の方から説明をいたします。  次に,体育施設費 2,141万 2,000円の減でございますが,内訳といたしましては,備考欄の野外活動センター費から,次のページの上から3番目のライフル射撃場費まで,いずれも管理運営費等の決算見込みによる減でございます。  なお,前のページにもう一度戻っていただきますが,使用料につきましては,堀原・東町運動公園等における施設使用料の減でございます。  次の 396ページにお戻りいただきまして,保健給食振興費 2,234万 5,000円の減額でございますが,最初に,学校保健費 2,017万 8,000円の減でございますが,内訳といたしまして,備考欄の要保護及び準要保護児童生徒医療費につきましては,決算見込みによる減額でございます。健康管理費は,県立学校児童生徒及び教職員の定期健康診断の受診者数の減に伴うものでございます。次の健康教育推進費から, 397ページ上から2番目の薬物乱用防止教育費までは,いずれも決算見込みによる減額でございます。  続きまして,学校給食費 216万 7,000円の減でございますが,内訳といたしまして,備考欄の夜間定時制高等学校給食費及び学校給食施設促進指導費につきましては,いずれも国庫補助事業の確定による減でございます。次の学校給食指導管理費につきましては,決算見込みによる減でございます。  以上,保健体育課の補正予算の概要でございます。  なお,インターハイ関連につきましては,全国高校総体準備室長から御説明申し上げます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 22 ◯飯野委員長 次に,大和田全国高校総体準備室長。 23 ◯大和田全国高校総体準備室長 続きまして,全国高校総体準備室関係について御説明申し上げます。  同じ資料の前のページになりますが, 395ページをお開きいただきたいと思います。  備考欄でございますが,初めに,下から4行目,平成14年度インターハイ準備推進費 127万 1,000円の減でございますが,これらについては茨城県準備委員会の負担金などの決算見込みによる減となってございます。  次に, 396ページ,備考欄の上から8行目,県営体育施設再編整備費 2,042万 6,000円の減でございますが,県営屋内水泳プール,あるいは笠松運動公園の陸上競技場の実施設計契約に伴う入札差金等による減でございます。  以上,全国高校総体準備室の補正予算の概要でございます。   397ページの中ほどにございます,準備室を含めました保健体育課の計でございますが,歳出予算額 9,535万 5,000円の減,特定財源 126万 7,000円の減,一般財源 9,408万 8,000円の減でございます。  次に,恐れ入りますが,議案4)の11ページをお願いいたします。  下から6行目になりますが,県営体育施設整備事業 1,600万円の増でございますが,これにつきましては,先ほど御説明申し上げました県営体育施設再編整備費への地方債の充当額の確定によるものでございます。  以上で,保健体育課関係の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 24 ◯飯野委員長 次に,北島参事兼指導課長。 25 ◯北島参事兼指導課長 次に,指導課関係を御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書6)の 397ページをお開きいただきたいと思います。  下の方になりますが,指導課,教育指導費 3,484万 3,000円の減額のうち,指導助言費の 222万 4,000円の減額でございますが,内訳といたしまして,備考欄の公立学校指導助言費から,次の 398ページ上から4番目,職業教育活性化推進事業費まで,いずれも決算見込みによる減額でございます。  次に,現職教育費 2,686万 5,000円の減額についてでございますが,内訳といたしまして,備考欄1つ目の生徒指導総合推進費につきましては,損害賠償請求事件の訴訟代理人への成功報酬支払いに伴う増でございます。次の心の居場所づくり総合推進事業費から, 399ページの心豊かな児童生徒育成推進事業費まで,いずれも決算見込みによる減でございます。  同じページ,学力向上対策費 575万 4,000円の減額につきましては,備考欄の国際教育推進費から英語指導助手招致費まで,いずれも決算見込みによる減額でございます。  次の教育研修センター費 9,922万 1,000円の減額でございますが,備考欄の教育研修費 4,504万 6,000円の減額のうち,国補の 4,050万 6,000円の減額は,初任者研修に伴う非常勤講師の報酬等の減額によるものでございます。1つ飛びまして,運営費の減額は,教育研修センターのパソコンの貸借契約の入札額確定に伴う決算見込みの減でございます。  次の 400ページに移りまして,指導課計といたしまして,1億 3,406万 4,000円の減額,内訳は,特定財源 1,626万 5,000円の減,一般財源としまして1億 1,779万 9,000円の減でございます。  以上,よろしく御審議のほどお願いいたします。 26 ◯飯野委員長 次に,平根福利厚生課長。 27 ◯平根福利厚生課長 続きまして,福利厚生課関係について御説明申し上げます。  同じく, 400ページでございます。  まず,教職員住宅費 268万円の減でございますが,職員住宅整備費の購入費は,教職員住宅の固定資産税負担額の確定に伴う減によるもの,また,維持管理費につきましては,教職員住宅の維持補修にかかわる費用の決算見込みによる減でございます。  次に,厚生諸費 191万円の減でございますが,職員安全衛生管理費は,教育庁等職員の定期健康診断費等の決算見込みによる減でございます。教職員相談事業費は相談員の報酬等の減,また,教職員等ライフプラン推進費はライフプランセミナー等の事業確定に伴う減でございます。  次に,恩給及び退職年金費 6,100万円の減につきましては,死亡,失権等に伴う受給者数の減によるものでございます。  以上,福利厚生課といたしまして,歳出総額 6,559万円の減,特定財源 204万 9,000円の減,一般財源 6,354万 1,000円の減でございます。  福利厚生課関係は,以上でございます。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 28 ◯飯野委員長 次に,小野瀬文化課長。 29 ◯小野瀬文化課長 引き続き,文化課関係の御説明を申し上げます。   401ページの中ほどから文化課関係の記載がございます。  まず,文化振興費 5,259万 7,000円の増でございますが,その内訳としまして,その下に芸術文化振興費 268万 6,000円の減がございます。主な内容は,備考欄にございますように,運営費,芸術文化事業推進費など,それぞれ決算見込みによる減及び事業確定に伴う減でございます。  次に,文化財保護費 5,528万 3,000円の増額でございますが,主な内容といたしましては,次の 402ページ上から4つ目の項目に埋蔵文化財調査費 313万 7,000円の減がございますが,常磐新線及びその沿線開発にかかわります埋蔵文化財の調査において,調査対象となる用地の手当てなどの遅延に伴って執行残が生じたものでございます。1つ飛びまして,文化財等整備費補助 6,433万円の増額は,国指定文化財に対する国庫支出金の確定に伴う増額でございます。次の郷土民俗芸能の集い開催費は,決算見込みによる減でございます。  次に,文化施設費1億9万 4,000円の減でございます。そのうち近代美術館費が,その下にございますが, 6,609万 9,000円の減額でございます。内容としましては,備考欄に記載してございますが,管理運営費,展覧会費,それぞれ決算見込みによる減でございます。   403ページに移りまして,備考欄に,同じくつくば美術館費と,2つほど飛びまして天心記念五浦美術館費というのがございます。いずれも,決算見込みによる減でございます。  それから,左側の中ほどに歴史館費 486万 1,000円の減,その下に自然博物館費 1,683万 4,000円の減がございますが,内容は,いずれも決算見込みによる減でございますので省略をいたします。  次のページに移りまして,文化施設整備費 982万 5,000円につきましては,歴史館の空調設備工事が終わりましたことに伴う決算見込みによる減でございます。  それから,ちょっと抜けましたが,上の(仮称)アート館開館準備費 247万 5,000円の減も,同じく決算見込みによる減でございます。  文化課計といたしましては,歳出全体で 4,749万 7,000円,内訳としましては,特定財源 8,458万 4,000円の減,一般財源 3,708万 7,000円の増額となっております。  恐れ入りますが,議案4)の11ページをお願いいたします。  中ほどに,地方債の補正でございますが,上から9番目ですが,歴史館整備事業 1,000万円の減がございます。先ほど申し上げましたように,歴史館におきましては空調設備工事を行っておりますが,その工事に伴う減でございます。  以上,文化課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。 30 ◯飯野委員長 以上で説明聴取を終わりますが,説明漏れはございませんか。        ─────────────────────────── 31 ◯飯野委員長 ないようですので,平成10年度関係議案の説明聴取を終了いたします。  引き続きまして,平成11年度関係議案の説明を求めます。  初めに,川俣教育長。 32 ◯川俣教育長 議案の説明に先立ちまして,平成11年度の教育行政施策の中から,主な新規施策等の概要について御説明申し上げます。  お手元にお配りしてございます資料1でございますが,平成11年度主要施策の体系表になっております。その中で,下線の引いてある事業について御説明を申し上げたいと思います。  まず,資料1枚目,最初の小学校専科担当非常勤講師配置事業でございます。この事業は,児童一人一人の個性を生かす教育を充実させるため,専門免許を有する者を担当教員として配置し,専科指導の積極的な推進を図るものでございまして,小学校の高学年を対象に,理科,音楽,図画工作,家庭,体育の5教科について,それぞれ3人を配置するものでございます。  次に,新しい時代を拓く学校教育支援事業でございますが,昨年7月の教育課程審議会答申を受けまして,教育内容を約3割削減することや,教科等の枠を超えた総合的学習時間の新設など,新しい教育課程が,全国的に,小中学校では平成14年度から,高校では平成15年度から実施されることになっております。けさの新聞等には,高校についての新しい学習指導要領の考え方等が載っておったかと思います。  この事業は,新しい教育課程への移行を円滑に行い,ゆとりの中で生きる力をはぐくむことができるよう,学校や市町村教育委員会の主体的な取り組みを喚起し,創意工夫ある学校教育を推進するものでございまして,具体的には,新しい教育課程の編成に係る実践研究とか,あるいは教育課程開発推進会議というものを開催するなど,そういうことによりまして,広く県内の学校にその成果を波及させていこうというものでございます。  次の子どもホットライン事業についてでございますが,子供たちを対象とした24時間体制の電話相談窓口を設置し,子供たちが不安や悩み,あるいは不満などを気軽に相談できるようにし,ストレス等の解消を図ろうとするものでございます。  これに関連しまして,恐れ入りますが,2ページをごらんいただきたいと思います。  線を引いてあります上から2番目でございますが,家庭教育電話相談費でございます。これは,家庭教育上の悩みや困り事を持つ親からの電話相談を,子どもホットライン事業と同様に,24時間体制に拡充するものでございます。  子どもホットライン,家庭教育電話相談費とも,相談窓口を本年の10月から,現在の県庁の本庁舎の跡利用ということでその中に設置しまして,午前9時から夜中の午前0時までは電話による相談を行い,午前0時から午前9時まではファクシミリ等による相談受け付けを行うものでございます。これらの相談事業につきましては,福祉部でも,児童相談所の相談事業と一体的にまとめようという構想がありますので,それと一体的に行うこととし,従来にも増して連携を強化し,相談体制の充実を図ろうというものでございます。  恐れ入りますが,1ページの方にお戻りいただきたいと思います。  次が,不登校児童生徒の適応指導総合調査研究でございますが,この事業は,増加する不登校児童生徒に対応し,県内の14市町村の適応指導教室におきまして,不登校児童生徒の学校復帰を図る上で効果的であろうと考えられる体験的活動等の支援方策,それについての実践研究を行おうというものでございます。  次に,保健室機能充実事業でございますが,これは健康教育の充実や保健室登校への対応を図るために,養護教諭の専門性というものと保健室の機能というものを最大限に活用しようということで,養護教諭を対象とした協議会の開催などをやったりしまして,いわゆる保健室機能の充実を図ろうとするものでございます。  次に,高等養護学校整備でございますが,これは義務教育を修了した障害の比較的軽い知的障害児が職業教育を主として学習する県立水戸高等養護学校が,本年の4月に開校いたします。校舎,体育館,プール及び寄宿舎などの施設は既に完成してございまして,来年度につきましては,運動場の整備を行おうとするものでございます。  次に,特殊教育諸学校冷房設備でございます。特殊教育諸学校におきましては,障害の種類を問わず,障害の程度が,重度あるいは重複化してきておりまして,児童の中には,体温の調節が困難な生徒が出てきたり,あるいは体力のない児童生徒が増加しておりますので,普通教室等に冷房機器を整備しまして学習環境をよくしていこうというものでございます。整備に当たりましては,現在の県庁舎の解体撤去に伴いまして不用となります冷房機器,エアコン等を有効に活用してまいりたいと考えております。  2枚目,いきいき生涯学習実践活動事業でございます。これは,住民参画の生涯学習を推進するため,家庭,学校,地域が連携して,地域づくりや青少年健全育成につながる事業を積極的に推進してもらうということで,そういう事業をやっております市町村を支援するものでございます。  次に,地域で育てる元気っ子体験村事業でございます。これは,子供たちが公民館などで一定期間宿泊し,年齢の異なる子供同士の交流,あるいは地域の大人たちとの交流,あるいはまたいろいろな体験活動を通しまして,思いやりや自主性,協調性などを養うための場と機会を提供するモデル事業でございます。  次に,県立図書館移転整備事業でございますが,一般質問でもお答えいたしましたとおり,県議会議事堂を県立図書館に転用するため,今年度基本設計をやっておりますが,来年度は実施設計を行い,秋ごろには工事に着手いたしまして,平成13年度の早い時期にオープンを目指してまいりたいと考えております。  次に,インターハイ準備推進事業でございます。これは,平成14年度インターハイ開催に向けまして,本年2月5日に設置いたしました県準備委員会等を開催していきますとともに,スローガン,あるいは大会の愛称,またシンボルマークなどを募集し,さらに,その決定次第,それらを使用した啓発活動を推進するものでございます。
     最後になりますが,陶芸美術館──仮称でございますけれども──開館準備事業でございます。平成12年4月の開館に向けまして,開館前年度に当たります平成11年度につきましては,人間国宝や文化勲章受賞者などの作品などの美術資料の収集,あるいは展覧会やオープニングイベントの開催準備などを行うものでございます。  それでは,本委員会に付託をお願いしております平成11年度の教育委員会関係議案の概要を御説明申し上げたいと存じます。  お手元の議案1),目次をごらんいただきたいと思いますが,一番上,第9号議案平成11年度茨城県一般会計予算でございます。  続きまして,1枚おめくりいただきまして,裏のページ,第50号議案学校以外の教育機関の設置,管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例,続きまして,第51号議案茨城県県立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例,続きまして,第52号議案茨城県奨学資金貸与条例の一部を改正する条例,以上,予算案で1件,条例案3件の合計4件でございます。  それでは,1ページ,第9号議案平成11年度茨城県一般会計予算でございます。  3ページから5ページにかけまして歳入がございます。  4ページをごらんいただきたいと思います。  教育委員会所管の主なものとしましては,8款使用料及び手数料 219億 2,979万 4,000円のうち86億 3,502万 8,000円,それから,9款国庫支出金 1,752億 7,613万 2,000円のうち 745億73万円,5ページに移りまして,15款県債 1,296億 200万円のうち 106億 1,500万円などでございます。  次に,8ページ,歳出でございますが,教育委員会所管は,12款教育費でございます。1項の教育総務費から7項の保健体育費まででございまして,教育委員会の合計としましては, 2,973億 3,054万 8,000円となっております。平成10年度の当初予算と比較いたしますと,ただいまの総額は 1.5%の増となっております。  なお,記載はしてございませんが,これに充当いたします財源内訳としましては,特定財源が 953億 1,771万 4,000円,一般財源としましては 2,020億 1,283万 4,000円となっております。  次に,10ページ,第2表債務負担行為,新規分でございます。教育委員会関係としましては,少しページを飛びまして,15ページ,一番上の欄にございます県立学校建設工事請負契約から,一番最後にございます陶芸美術館(仮称)展覧会開催業務委託契約に関するものまでの6項目でございまして,事業内容等につきましては記載のとおりでございます。  次に,16ページ,第3表地方債でございます。教育委員会関係といたしましては,下から8行目の盲学校建設事業,17ページに移りまして,上から7行目の図書館整備事業,そこから5行下の高校整備事業,下から数えまして9行目の県営体育施設整備事業,下から5行目の臨時高校整備事業の5事業でございまして,限度額等は記載のとおりでございます。  以上,概要を御説明申し上げしたが,詳細につきましては関係課室長から御説明申し上げますので,御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 33 ◯飯野委員長 次に,武類総務課長。 34 ◯武類総務課長 それでは,総務課関係の平成11年度当初予算概要について御説明いたします。  恐れ入りますが,お手元の議案概要説明書3)をごらんになっていただきたいと思います。   309ページ,初めの教育委員会費 1,605万 2,000円でございますが,これは教育委員5人の報酬と会議費等運営費でございます。  次に,事務局職員費49億 7,296万 7,000円でございますが,これは教育委員会事務局等職員 552人の人件費等でございます。  次に,総務調査費のうち,行政指導費 169万 2,000円でございますが,これは市町村教育委員会の指導助言や文書管理等に要する経費でございます。  総務諸費1億 5,861万 8,000円の主なものを御説明いたします。  総務諸費の右側の備考欄2行目,永年勤続退職教職員感謝状贈呈式費 994万 4,000円は,平成10年度末に勧奨や定年等により退職する教職員に対し,感謝状と記念品を贈り永年の労をねぎらうものでございます。一番下の行,一般諸費1億 316万 9,000円は,本課の運営費,並びにコンピューター等の環境整備及び人事給与台帳管理システムに係るOA推進事業費等でございます。次の 310ページ,教育財団等運営費19億 2,585万 6,000円は,教育財団,体育協会職員の人件費及び教育財団本部の運営費等でございます。  次に,同和教育費 4,749万 1,000円の主なものを御説明いたします。  備考欄上から5行目,地域改善対策進学奨励費 1,315万 7,000円は,同和地域関係者の子弟への高校や大学等への進学を奨励するための補助金や貸付金でございます。8行目の社会同和教育振興費 2,773万 9,000円は,運動団体が行う社会同和教育の事業経費及び推進員設置の経費に対する補助金等でございます。  次に,私学振興費 138億 7,642万 4,000円の主なものを御説明いたします。  私学振興費の備考欄上から7行目,私立学校教職員共済組合補助1億 4,108万 2,000円は,学校法人等の負担する共済組合掛金の軽減を図るための補助でございます。私立高等学校等経常費補助 130億 3,811万 9,000円は,私立高等学校等の教育条件の維持向上,父母負担の軽減,さらには経営の健全化を図るための補助金でございます。生徒1人当たりの補助単価でございますが,高等学校は,対前年度に比較しまして 5,170円の増,単価としまして28万 5,260円となります。また,幼稚園は,対前年度 5,290円の増,単価が14万 5,820円,いずれも増額いたしまして助成するものでございます。  1行置きまして,私立小中高等学校施設設備整備費補助 4,278万 9,000円は,学校施設や教育用設備の充実を図るための補助でございます。私立高等学校授業料減免事業費補助 1,837万 5,000円は,経済的理由により授業料の納入が困難な生徒の救済を図るための補助でございます。  次の 311ページ,備考欄上から2行目,私学教育振興会補助1億 7,933万 5,000円は,中学校,高校の教職員を対象としました退職手当資金を給付するために必要な基金の造成に対する補助でございます。私立幼稚園特殊教育費補助1億 3,667万 5,000円は,障害を持つ幼児が就園する幼稚園の教育条件の向上や,父母負担の軽減を図るための補助でございます。  3行置きまして,私立幼稚園退職基金財団補助 4,989万円は,幼稚園教職員を対象とした退職手当資金を給付するために必要な基金の造成に対する補助でございます。  1行置きまして,県専修学校各種学校連合会補助 685万円は,専修学校,各種学校の振興を図るための助成でございますが,今回,新たに,小規模な専修学校,各種学校でも一般県民を対象とした生涯学習講座を開設できるよう,補助内容を拡充して助成するものでございます。県私立幼稚園連合会補助 4,455万円は,学校法人立以外の幼稚園に在籍する幼児の父母負担軽減や教育内容の充実を図ることを目的として,私立幼稚園連合会に補助するものでございます。私立高等学校等教育改革推進事業費補助 6,292万円は,私立高等学校等における学校教育の国際化や特色ある学校教育の推進など,教育改革を行う学校に対し補助するものでございます。  1行置きまして,学校法人立専修学校運営費補助 2,726万 9,000円は,学校法人立専修学校の教育条件の維持向上,父母負担の軽減及び経営の健全化を図るための補助でございます。ゆとりある教育施設整備事業費補助 3,000万円は,学校法人立幼稚園の35人学級移行に伴う園舎の増改築等に対する助成でございます。私立幼稚園預かり保育推進事業費補助 8,376万円は,学校法人立幼稚園が子育ての支援を行う預かり保育をさらに推進するため,引き続き補助するものでございます。  以上,総務課関係の予算総額は, 209億 9,910万円でございます。内訳としましては,特定財源24億 552万 6,000円,一般財源 185億 9,357万 4,000円でございます。  続きまして,条例関係について御説明いたします。  恐れ入りますが,議案1)の129 ページをお開き願いたいと思います。  第50号議案学校以外の教育機関の設置,管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例でございます。この改正は,県教育委員会が直接運営してまいりました茨城県水戸生涯学習センターの管理を,財団法人茨城県教育財団に委託することに伴う所要の改正でございます。  改正の主な理由としましては,生涯学習センターの管理体制を整備する必要があること,もう1つは,行財政改革の趣旨に沿った民間活力の導入を図る必要があること,さらには,委託先であります教育財団は,生涯学習等施設管理や生涯学習を推進するノウハウの十分な蓄積があり,その有効な活用を図ることができることなどでございます。これによりまして,4カ所の県立生涯学習センターすべてが,教育財団の管理となることになります。  改正の内容でございますが,茨城県水戸生涯学習センターの管理委託を規定するとともに,設置目的を,鹿行生涯学習センターなど3つの生涯学習センターと同様に,学習機会及び学習の場の提供とするものでございます。  なお,生涯学習に関する指導者の養成,研修につきましては,本庁の生涯学習課へ移管するため削除するものでございます。  本条例の施行日でございますが,平成11年4月1日でございます。  以上,総務課関係でございます。よろしくお願いします。 35 ◯飯野委員長 次に,替地企画室長。 36 ◯替地企画室長 続きまして,企画室関係につきまして御説明を申し上げます。  先ほどの議案概要説明書3)の資料をごらんいただきたいと思います。   312ページ上からでございますが,予算総額は,総務調査費といたしまして 5,659万 3,000円,財源別では,特定財源29万 6,000円,一般財源 5,629万 7,000円でございます。  その内訳といたしまして,企画調整費 1,334万円は,平成7年度に策定いたしましたいばらき教育プランの推進や,その進行管理,それから企画室の運営,さらには,新規事業といたしまして,最近の教育課題に幅広く県民各層や教育関係者からの御意見をいただく,教育推進懇話会の開催などに要する経費でございます。  次の調査統計費の 536万 4,000円は,長期欠席児童生徒調査及び中学校,高等学校等生徒の進路状況調査などの各種調査を実施しますとともに,これらの調査を効率的に処理するためのパソコン利用の経費でございます。また,社会教育調査費につきましては,文部省からの委託を受け,社会教育施設等に関する調査を実施するものでございます。  次の広報普及費 3,788万 9,000円でございますが,教育行政を推進するための広報広聴活動に要する経費でございます。中身としましては,「教育いばらき」,「家庭・地域教育いばらき」,「ハイスクールガイド」の発行,「みんなの教育」といったラジオ番組の放送,それから,教育委員会ホームページにおきます教育文化情報データベースを作成する経費,教育関係者からの御意見をお伺いいたします教育懇談会等に要する経費でございます。  企画室関係は,以上でございます。よろしくお願いをいたします。 37 ◯飯野委員長 説明の途中でございますが,ここで暫時休憩をいたします。  なお,再開は午後1時0分とさせていただきます。よろしくお願いいたします。                 午前11時57分休憩          ───────────────────────                 午後1時2分開議 38 ◯飯野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  説明を求めます。  大森財務課長。 39 ◯大森財務課長 それでは,財務課関係につきまして御説明を申し上げます。  議案概要説明書3)の 312ページをお開き願います。  まず,財務諸費の 4,257万 2,000円でございますが,この内訳は,市町村が行う公立文教施設の整備に対する指導事務費,課内の運営費,県立学校の財産管理費,また校舎の維持管理費でございます。  次に,小学校費の 942億 8,283万 3,000円, 313ページに移りまして中学校費 559億 7,257万 1,000円,さらに高等学校総務費 588億 4,439万 5,000円につきましては,小,中,高等学校合わせまして2万 3,729人の教職員に係る人件費,旅費などでございます。   314ページに移りまして,全日制高等学校管理費49億 7,880万 1,000円は,全日制高等学校 110校の運営の経費,あるいは授業料の口座振替を委託する経費,また,設備等充実強化費は,学校図書室の図書の充実とか教育用パソコンソフトの整備,ごみの分別回収関連経費などでございます。  次に,定時制高等学校管理費 8,776万 8,000円は,定時制高等学校12校ございますが,その運営費でございます。  次の教育振興費11億 6,770万 7,000円でございますが,その内訳といたしまして,最初の実験実習費7億 4,414万 1,000円は,高等学校の各教科の実験実習,農業高校の農業生産の実習,また海洋高等学校実習船の運航にそれぞれ要する経費でございます。  次に,教育設備費4億 2,356万 6,000円でございますが,理科教育等設備費は,高等学校の理科設備の充実を図るための経費でございます。315ページに移りまして,定時制教育設備費は,定時制,通信制の教育に必要な設備の整備,次の定時制教科書給与費は,勤労青少年の経済的負担を軽減するための教科書の給与,語学演習装置設備整備費は,語学力を養うための機器の整備,次の教育用コンピュータ整備費は,高等学校普通科設置校へのコンピューターの整備をそれぞれ行う経費でございます。  次に,高等学校建設費74億 9,619万 3,000円でございますが,その内訳といたしまして,最初の全日制単位制高等学校整備費1億 8,503万 3,000円は,平成10年4月に全日制単位制高等学校を牛久栄進高等学校に開設いたしましたが,その所要経費でございます。  体育施設整備費15億 5,888万 3,000円でございますが,このうち運動場の整備費は,太田第二高等学校外3校の運動場の整備など,太田第二高等学校のほかに,下妻二高が工事を行う予定になっております。そのほか,江戸崎高校と土浦湖北高校につきまして設計を行おうという内容でございます。体育館改修費は,日立商業高等学校外4校の体育館の改築,この体育館の改築につきましても,実際の工事を行いますのは,日立商業高校と竜ケ崎二高でございます。残りの石岡二高と江戸崎高校は,外構工事とか設備の部分の整備という計画でございます。なお,日立一高の実施設計も行いたいと考えておるものでございます。次の弓道場整備費は,つくば工科高等学校の弓道場整備に要する経費でございます。  次の校舎等整備費26億 7,851万 2,000円でございますが,校舎等整備費は,学校建物の維持保全を図るための建物新増築費と施設保全費,次の県立高校建設費償還金は,住宅・都市整備公団の立てかえ施行によりまして建設をしておりました竹園高等学校と並木高等学校の校舎などの償還金,次のセミナーハウス整備費は,生徒が共同宿泊学習等を行う施設を水海道第一高等学校に整備するもの,さらに,次の耐震補強事業費は,南関東直下の地震対策指定地域の中にあります県立学校の校舎あるいは体育館の耐震補強,工事は5校で,設計は7校を予定しておりますが,それらを実施する経費でございます。   316ページに移りまして,校地等整備費2億 6,616万 7,000円は,県立高等学校の校地の造成とか校地保全整備などに要する経費でございます。  次,老朽校舎改築費28億 759万 8,000円は,老朽化をしました校舎,寄宿舎を改築するために,水戸第二高等学校外6校ということでございますが,工事を行いますのは,水戸二高のほかに盲学校の寄宿舎と水戸一高の2期工事,それから古河三高というところになるわけでございますが,これらを行うものでございます。  それから,通信教育費 2,969万 8,000円は,水戸南高等学校の通信制教育に係ります巡回指導旅費,運営費,教科書学習書給与費でございます。  次に,産業教育整備費16億 8,167万 3,000円でございますが,まず,産業教育整備費の施設整備費は,専門高校における実習棟の改築費など,また,設備整備費は,実習に必要な設備の充実,更新などに係る経費,それから,産業教育設備近代化推進事業費は,産業教育に必要な設備の充実とか老朽化,旧式化をしております設備の更新を図るための経費,次の総合学科整備費は,平成10年4月に総合学科といたしまして八千代高等学校が開設いたしましたが,それに係る所要の経費でございます。   317ページに移りまして,盲ろう学校費の27億 6,330万 7,000円でございます。教職員給与費等から公務災害補償基金負担金までは,盲ろう学校の教職員 281人おりますが,その人件費など,旅費以下につきましては,この盲ろう学校3校の旅費,運営費,また,児童生徒の経済的負担を軽減するための就学奨励費補助,あるいは職業教育における基礎学力と技術の習得を得る実験実習費などでございます。  次に,養護学校費 147億 9,061万 8,000円でございますが,養護学校教職員は 1,521人おりまして,その人件費など。318ページに移りまして,平成11年4月に開校します水戸高等養護学校を含めました16校の運営費,また,児童生徒の経済的負担を軽減するための就学奨励費補助などでございます。  次に,特殊教育学校整備費10億 6,276万 4,000円でございますが,理科教育設備費は理科設備の充実,次の施設整備費は,結城養護学校の不足教室整備や,車いすなど利用児童生徒の校内移動に対応するためのエレベーター,自動ドアの設置,あるいは体温調整が困難な児童生徒が増加をしていることから,現県庁舎の冷房機器を活用して普通教室等に整備をする経費,次の設備整備費は教育用コンピューターの整備など,次の建物新増築費,施設等保全費,校地等整備費は,建物の維持補修,運動場などの保全整備に要する経費でございます。最後の高等養護学校整備費は,平成11年4月に開校します水戸高等養護学校の運動場を整備するための経費でございます。  以上が,財務課関係の予算概要でございます。  財務課計といたしましては,予算額 2,432億90万円,特定財源 796億 1,870万円,一般財源 1,635億 8,220万円でございます。  それから,恐れ入りますが,議案1)の10ページをお開き願います。  第2表債務負担行為の新規分でございます。財務課関係につきましては,15ページになりますが,一番上の行,県立学校建設工事請負契約でございます。これは,日立商業高等学校外3校の工事請負契約を締結するため,平成12年度の契約限度額を28億 2,900万円とするものでございます。  次に,16ページ,地方債関係でございますが,第3表地方債のうちの財務課関係は,下から8行目の盲学校建設事業 3,200万円でございます。これは,盲学校の寄宿舎の整備に充当するものでございます。  次に,恐れ入りますが,17ページ,上から12行目の高校整備事業7億円につきましては,全日制単位制の高校の整備,セミナーハウスの整備,あるいは老朽校舎の整備,作業教育施設の整備などに充当するものでございます。  次に,下から5行目になりますが,臨時高校整備事業22億 900万円につきましては,体育館の改築,老朽校舎の改築,耐震補強事業に充当するものでございます。  次に, 131ページ,第51号議案茨城県県立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例でございます。これは,地方財政計画における使用料等の改定に準じまして,県立高等学校の平成11年度以降の入学料につきまして,全日制課程及び専攻科につきましては 5,500円から 5,550円に,定時制課程につきましては 2,000円から 2,050円に改正するものでございます。  以上で,財務課関係の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 40 ◯飯野委員長 次に,大鳥居義務教育課長。 41 ◯大鳥居義務教育課長 続きまして,義務教育課関係について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書3)の 319ページをお開きいただきたいと思います。  まず,小中管理諸費1億 145万 3,000円でございますが,右の備考欄のうち,学校管理指導費 2,720万 6,000円につきましては,教員採用試験に要する経費,教職員の服務及び学校管理運営の指導に関する経費,人事異動事務費,教職員の給与に関する調査指導に要する経費などでございます。  教職員実務研修費の 456万 4,000円は,小中学校事務職員の研修会及び給与事務に関する研修会の実施に要する経費などでございまして,これらの研修会を通しまして,それぞれの職責についての意識の高揚と実務能力の向上を目的とするものでございます。  また,電算機事務管理指導費56万 7,000円につきましては,教職員給与の電算機による集中管理及びその指導のための経費でございます。  非常勤講師配置費 6,830万円につきましては,4つの種類がございます。1つ目は,中学校における免許外教科担任の解消を図るために非常勤講師を配置するもので, 1,671万 4,000円。2つ目は,幅広い経験を持ち,すぐれた知識技術を有する社会人を特別非常勤講師として小中学校に配置するものでございまして, 789万 6,000円。3つ目は,11年度の新規事業でございます。児童一人一人の個性を生かす教育を充実させ,学力向上を図るため,小学校に専門教科の免許を有する非常勤講師を配置するもので, 773万 3,000円を計上してございます。以上の3つにつきましては,いずれも国庫補助事業によるものでございます。  4つ目は,県単独事業でございまして,妊娠中の女性教員が行う体育実技指導の負担軽減と母体保護を図るため非常勤講師を配置するもので, 3,595万 7,000円を計上してございます。  さらに,11年度臨時的なものでございますが,幼稚園教育振興計画策定費の81万 6,000円につきましては,今後における幼稚園の計画的な整備を図り,幼稚園教育の普及充実に資するための振興計画を作成するための経費でございます。  次の退職手当費 149億 6,107万 9,000円は,小学校,中学校,高等学校,盲ろう学校,養護学校の教職員及び教育委員会事務局職員に係る退職手当でございまして, 2,593人を見込んでおります。  以上,義務教育課といたしましては,歳出総額で 150億 6,253万 2,000円,特定財源で44億 784万 8,000円,一般財源では 106億 5,468万 4,000円でございます。  義務教育課の説明は以上でございますが,よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 42 ◯飯野委員長 次に,稲葉高校教育課長。 43 ◯稲葉高校教育課長 続きまして,高校教育課関係について御説明申し上げます。  同じく3)の 319ページでございます。  高校管理諸費2億 9,773万 1,000円のうち,次のページ企画調査費は, 4,820万 5,000円でございます。主な事業について御説明させていただきます。備考欄の上から2つ目,入学者選抜実施費は,平成12年度に県立学校に入学する生徒を選抜するためのものでございます。1つ飛びまして,高等学校審議会費は,生徒数減少等に対応した県立高等学校の適正配置等の検討を行うため,平成10年度及び平成11年度に審議会を開催し,将来構想の策定を図るものでございます。  管理諸費は,2億 4,952万 6,000円でございます。備考欄の修学奨励資金貸付費は,勤労青少年の修学を促進するため,県内の高等学校の定時制課程等に在学する生徒に対し修学奨励資金を貸与するものでございます。備考欄の一番下でございますが,時間講師報酬は高等学校における小単位科目の補充,岩瀬高校等の医師,薬剤師,看護婦等,水戸南高校の単位制特別講座及び社会人による魅力ある職業教育等の推進,並びに特殊教育諸学校における専門科目の補充等をするためのものでございます。  次に,奨学資金貸付費2億 893万 4,000円でございます。備考欄の貸付金,これは優秀な生徒,学生でありながら経済的理由によって修学困難な者に奨学資金を貸与し,有為な人材を育成するためのものでございます。
     以上が,高校教育課の主要事業でございます。  その下の教育指導費につきましては,特殊教育室長から説明をいたします。  教育指導費と合わせまして,高校教育課計は,次の 321ページ中段以降になりますが,歳出予算額5億 7,140万 9,000円,特定財源1億 1,305万 8,000円,一般財源4億 5,835万 1,000円でございます。  続きまして,条例改正に関係することで御説明を申し上げます。  恐れ入りますが,議案1)の 133ページをお開き願います。  第52号議案茨城県奨学資金貸与条例の一部を改正する条例でございますが,茨城県奨学資金につきまして,貸与月額を,高等学校,大学及び高等専門学校でそれぞれ 1,000円ずつ引き上げようとするものでございます。改正理由といたしましては,平成11年度から国立大学の授業料の値上げ等教育関係諸費用の増加に伴う父母負担の軽減を図ろうとするものでございます。  なお,改定額につきましては,国の奨学資金である日本育英会の貸与月額改定に準じて同額の改定となっております。  以上,高校教育課関係でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 44 ◯飯野委員長 次に,小林特殊教育室長。 45 ◯小林特殊教育室長 続きまして,特殊教育室関係について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書3)をごらんいただきたいと思います。   320ページの下の方になります。教育指導費 6,474万 4,000円のうち,指導助言費の29万 9,000円は,特殊教育諸学校への学習指導要領等について指導助言を行うために要する経費でございます。  次に,特殊教育推進費は 6,444万 5,000円でございます。備考欄の特殊教育対策費は,障害児教育推進会議,特殊教育諸学校進路指導推進事業及び特殊教育諸学校の児童生徒の学習発表や作品展示を行いまして,社会参加への意欲を図るために,心と心のふれあいフェスティバルの開催等に要する経費でございます。  次に,早期教育推進事業費は,障害のある就学前の幼児に対しまして早期教育を実施するために要する経費でございます。特殊教育充実強化費は,特殊教育指導計画実践の手引きの作成,就学指導実技講習会及び教育課程の研修会開催等に要する経費でございます。交流教育推進費は,児童生徒の社会性を養い,好ましい人間関係を育てるために,小中学校の児童生徒と共同で行事を実施するために要する経費でございます。  運営費を1つ飛ばしまして,次の養護学校体験入学推進費は,新学齢児への適切な就学指導を行うために体験入学を実施するために要する経費でございます。重度・重複障害教育推進費は,重複障害児に対する教育内容,指導方法について研究協議するために要する経費でございます。地域交流活動推進費は,障害のある児童生徒の社会参加,自立を促進するために,地域の方々と文化的活動,体育的活動などを実施するために要する経費でございます。  特殊学級振興推進事業費は,教育事務所ごとに小学校と中学校をセットした特殊学級振興推進地区を指定いたしまして,小中学校一貫の教育課程のあり方等を研究するために要する経費でございます。  養護学校施設開放事業費は,学校週5日制の実施に伴いまして,特殊教育諸学校の児童生徒の中で主体的に活動することが困難な者に対してスポーツあるいは文化活動を行うため,指導員を配置し,特殊教育諸学校の学校施設を開放するために要する経費でございます。  学習障害児等教育推進費は,学習障害児等を指導する小中学校の教員や市町村教育委員会担当者等に対し,専門家による教育相談を実施するために要する経費でございます。幼稚園障害幼児教育推進事業費は,幼稚園における障害児教育の充実のための教育相談,あるいは実践的指導方法の講習会の実施に要する経費でございます。最後の水戸高等養護学校開校記念式典事業費は,軽度知的障害者に教育を行うために設置されました高等養護学校の開校記念式典に要する経費でございます。  以上,特殊教育室の予算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 46 ◯飯野委員長 次に,児嶋生涯学習課長。 47 ◯児嶋生涯学習課長 生涯学習課関係につきまして御説明申し上げます。  同じく, 321ページでございます。  主な事業について御説明申し上げます。  まず,社会教育指導費2億 2,535万 3,000円でございます。  その下の生涯学習推進費1億 506万 4,000円の内容でございますが,備考欄の青少年教育振興費のうち,次の 322ページ,上から3番目の親子ふれあいの船事業費でございます。この事業は,家庭における子供の教育に父親の果たす役割が大変大きなものでありますことから,父親と子供との共同体験活動や,心の触れ合いを深め,豊かな親子関係を醸成し,父親の家庭教育への参加を喚起いたしまして,家庭の教育力の向上を図るものでございます。  また,地域で活躍する高校生のリーダー等にもボランティアで参加していただき,各種の体験活動を子供たちとともに行いまして,年少指導者としての健全な育成も,あわせて行おうとするものでございます。  次に,1つ飛びまして,チャレンジ体験活動事業費は,学校週5日制に対応する事業でございまして,県立中央青年の家など5カ所の青少年教育施設において,第2,第4土曜日に,小学生,中学生やその保護者などを対象といたしまして創作活動や自然体験活動などを行い,地域における青少年の学校外活動を総合的に展開しようとするものでございます。  次に,1つ飛びまして,地域教育活性化推進事業費でございますが,地域における教育の活性化と青少年の健全育成を図る上で,学校,家庭,地域社会が十分に連携し,それぞれの役割を果たすことが一層重要となっております。そのため,県立の4カ所の生涯学習センターに地域教育活性化センターを設置いたしまして,地域の教育活動や親子を対象とする体験活動などの情報提供を行いますとともに,障害のある児童生徒と地域の青少年やボランティア等との交流活動などを行いまして,地域ぐるみで青少年の健全育成を図ろうとするものでございます。  次に,地域で育てる元気っ子体験村事業費でございます。この事業は,子供たちが,地域のPTA,老人会,青年団,あるいは高校生会等の指導協力のもとに公民館や農村集落センターなどに宿泊いたしまして,年齢の異なる子供たちとの交流や,炊事,洗濯などの生活体験活動を初め,地域の歴史や文化,産業を学ぶ活動や農業などの体験活動のほか,福祉施設でのボランティア活動を通して,思いやりのある自主性,協調性などを養おうとするものでございます。  次に,婦人教育振興費でございます。ウイメンズ・カレッジ事業費でございますが,女性の多様化,高度化した学習ニーズに対応する講座を,県内の大学との連携によりまして女性の方々の生涯学習の推進と,地域で活躍していただくリーダーなどを養成するものでございます。  次に,このページの下から4行目の家庭教育振興費でございます。次のページに移りまして,2行目の大好きいばらきちびっ子職場探検隊事業費でございますが,子供たちが自分の親の働いている職場を訪問し,職場の様子や親の仕事ぶりなどを直接体験することによりまして,親子のコミュニケーションを深め,家庭の教育力の向上を図ろうとするものでございます。  次に,家庭教育アドバンス事業費でございますが,この事業は,家庭教育に対する企業等の理解,協力を得まして,乳幼児や小中学生などを持つ職員を対象に家庭教育学級を開催し,子供たちをめぐるさまざまな家庭教育の課題などについて学習し,家庭の教育力の充実を図ろうとするものでございます。  次に,成人教育振興費でございますが,1つ飛びまして茨城ゆうゆうカレッジ開催事業費は,高齢者の方々のライフスタイルの変化や,多様化,高度化いたしております学習ニーズにこたえる学習機会を提供いたしまして,地域の指導者の養成のほか,社会参加活動を促進しようとするものでございます。  1つ飛びまして,生涯学習推進事業費でございます。ここには記載されておりませんが,この事業の中には,茨城県弘道館アカデミー推進事業がございます。これは,県民の方々の学習活動を奨励支援するため,県と市町村,大学などとのネットワーク化を図りまして,学習情報を体系的,総合的に提供いたしますとともに,学んだ成果が地域で活用されるシステムを構築いたしまして,さまざまな分野の指導者やボランティアなどとして地域で活躍していただこうとするものでございます。  2つ飛びまして,いきいき生涯学習実践活動事業費でございます。この事業は,地域の方々の学習成果を活用させていただきまして,豊かな地域づくりや青少年の健全育成につながる事業を実施する市町村に対し,助成するものでございます。  例えば,学んだ成果を活用して地域の伝統文化や産業の掘り起こし,あるいは地域ぐるみでそういうものを展開したり,学校,家庭,地域が連携して青少年の健全育成のための体験活動などを展開する事業を実施するなど,学習成果を活用した住民参画の生涯学習を推進しようとするものでございます。  次に,県北地区生涯学習センター整備検討費でございますが,県北地区の生涯学習センターの整備に向けて調査検討を行おうとするものでございます。  次に,小項目左側2つ目,社会教育体制充実費1億 560万 9,000円でございます。  次の 324ページ,右側備考欄上から5行目の社会教育推進費の中の3番目,図書館建設促進費補助につきましては,市町村立図書館の整備を促進するため,図書館を初めて設置する市町村に対し,その建設費の一部を補助するものでございます。  次に,左側2つ目の社会教育施設費17億 8,171万 6,000円でございます。  備考欄の図書館費でございますが,県立図書館では,昨年4月からコンピューターによる資料の検索,貸し出し等のサービスを行っているところですが,残っております社会科学や郷土資料などの12万点について入力作業を行いまして,図書館が議事堂に移転します平成13年度には,すべての資料をコンピューターで検索,貸し出し,返却等の処理が行えるように準備を進めているところでございます。  次に,図書館整備費につきましては,県議会議事堂を図書館に転用するための基本設計を現在行っているところですが,11年度は,実施設計ができ次第改修工事に着手するとともに,計画的な図書館資料の整備に努め,県立図書館としての機能充実とサービスの向上を図ろうするものでございます。  次に,水戸生涯学習センター費につきましては,施設の管理運営と実施事業に要する経費でございますが,特に,これからの高度情報化社会に対応した生涯学習情報を提供するために,インターネットによる新たな情報提供システムの開発を行うものでございます。  また,家庭教育電話相談を,11年度からは年末年始を除く毎日実施いたしますとともに,10月からは相談時間を深夜0時まで延長いたしまして,家庭教育に対する不安や悩みなどについて保護者の方々を支援する,24時間対応の家庭教育電話相談を行うものでございます。  さらに,10月から現在の本庁舎に水戸生涯学習センターの講座室を設置いたしまして,県庁跡地の特性を生かした各種講座や講演会等を実施しようとするものでございます。  次に,鹿行生涯学習センター費から女性プラザ費につきましては,各施設の管理運営と事業の実施のほか,施設の維持補修に要する経費でございます。  特に,生涯学習センターにおきましては,それぞれの地域の生涯学習を推進する中核施設として,学習機会や学習情報の提供,あるいは学習相談など,県民のニーズに応じた事業を積極的に進めてまいりたいと考えております。  以上が,予算の主な概要でございます。  生涯学習課,予算額の合計といたしまして20億 706万 9,000円,うち特定財源6億 345万 7,000円,一般財源14億 361万 2,000円でございます。  次に,恐れ入りますが,議案1)の15ページをお開き願います。  第2表債務負担行為の新規分でございますが,上から2欄目の県立図書館移転整備工事請負契約でございます。これは,県立図書館の県議会議事堂への移転整備に係る工事請負契約を締結するため,平成12年度の契約限度額を11億 8,000万円とするものでございます。  次に,17ページ,第3表の地方債でございます。上から7欄目の図書館整備事業4億 9,500万円でございますが,これは,県議会議事堂を図書館に転用するための図書館整備に充当するものでございます。  生涯学習課関係は,以上でございます。よろしくお願いいたします。 48 ◯飯野委員長 次に,坂本保健体育課長。 49 ◯坂本保健体育課長 続きまして,保健体育課関係について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書3)の 325ページをお開き願いたいと思います。  上から7行目,体育振興費8億 3,683万 7,000円でございますが,まず学校体育費の 5,859万 9,000円でございます。  内訳といたしまして,備考欄,学校体育指導費は,小,中,高等学校における体育に関する指導の充実を図るため,学校訪問等に要する経費でございます。団体等育成費は,県中学校体育連盟,県高等学校体育連盟の学校体育団体の諸事業の補助,並びに全国大会への派遣に要する経費でございます。中・高校生のスポーツアドバイザー活用事業費は,中学校,高等学校に優秀なスポーツ選手や大学教授などの専門家を派遣いたしまして,実技指導や講演会を通しまして,中高校生の体力向上とあわせまして運動部活動の充実を図ろうとするものでございます。いきいき茨城っ子育成事業費は,平成4年度から実施してまいりました茨城っ子パワーアップ事業をスクラップいたしまして,全身運動を伴う陣取りなど,伝承遊びの実践によって小学生の体力向上を図ろうとするものでございます。  続きまして,社会体育費3億 3,827万 4,000円でございますが,主な事業について説明させていただきます。  備考欄,地方スポーツ振興費でございますが,生涯スポーツの普及振興を図るため市町村が行う各種事業に対しての補助,あるいは学校の運動部活動の充実を図るための外部指導者の派遣等に要する経費でございます。  次の326 ページ,3行目の体力つくり推進事業費でございますが,県民の体力づくり運動を普及させ,体力づくり県民会議等の開催に要する経費でございます。スポーツ振興審議会費は,本県のスポーツの振興に関する重要事項について調査や審議をするために要する経費でございます。社会体育振興費は,生涯スポーツの普及発展のために各種調査や市町村の訪問指導を行うことによってスポーツの振興を図るための経費でございます。  次に,県民スポーツレクリエーション活動推進費は,本年度までの県民スポーツ・レクリエーション祭とニュースポーツ大会を統合いたしまして,11月の第2日曜日をスポーツの日と定め,茨城いきいきスポーツデーと称して,全市町村スポーツ・レクリエーション活動を展開し,生涯スポーツの振興を図ろうとするものでございます。  次に,学校体育施設開放事業費は,県立学校の体育施設を開放いたしまして,地域住民のスポーツ活動の利用に供するための経費でございます。  次に,運動競技費4億 3,996万 4,000円でございますが,内訳といたしまして,備考欄の国民体育大会費は,本年熊本県において開催されます第54回の国民体育大会に選手団を派遣する経費でございます。各種体育大会費は,各体育団体が本県で開催する関東大会,全国大会等の開催に助成をする経費でございます。県民総合体育大会兼国民体育大会茨城県大会費は,県民総参加によるスポーツの振興を目的といたしまして大会を開催する経費でございます。体育協会育成費は,本県体育スポーツの振興を図るため,県体育協会の育成充実のために助成しようとするものでございます。特に平成11年度からは,青少年スポーツ指導者に対する研修事業を実施し,指導者の資質の向上に努めてまいります。  次に,1つ飛びまして,競技力向上費でございますが,国民体育大会候補選手の競技力向上を図るため合宿訓練や遠征等を実施し,競技レベルの一層の向上を図ろうとするものでございます。  次に, 327ページに移りまして,3行目のインターハイ選手強化事業費でございますが,平成14年度に開催されますインターハイに向けて高校生となる生徒を中心とした選手強化事業の経費でございます。  続きまして,体育施設費76億 2,322万 7,000円でございますが,内訳といたしましては,備考欄に4つの施設が記載されておりますが,おのおのの施設の管理運営,並びに施設の整備に要する経費でございます。  1つ飛ばしまして,保健給食振興費5億 986万 8,000円でございます。  まず,学校保健費3億 9,639万 6,000円でございますが,備考欄の中ほどになりますが,健康管理費は,県立学校の児童生徒及び教職員の健康診断に要する経費でございます。健康教育推進費は,小,中,高等学校における保健安全等にかかわる訪問指導や各種研修大会開催に要する費用でございます。  2つ飛びまして,交通安全教育費は,小,中,高等学校における交通安全のさらなる充実と,特に高校生の交通事故防止のために,高校生交通安全教育充実事業を展開する経費でございます。学校医等報酬は,学校医,歯科医,並びに学校薬剤師に対するそれぞれの報酬でございます。県立学校教職員保健管理強化費は,県立学校の教職員の安全衛生管理体制の確立のために,健康管理に対する講習の経費でございます。  1つ飛びまして,薬物乱用防止教育費は,県内の中高校生の生徒,教員,保護者を対象としたフォーラムの開催など,そして,教員の資質の向上を図り,薬物乱用防止教室の一層の充実を図ろうとするものでございます。心の教室コンピューター設置活用調査研究事業費は,国からの委嘱事業でございまして,中学校の保健室にコンピューターを設置し,保健教育に関する資料の収集,コンピューターの活用等を3年間にわたり調査研究をするものでございます。  次の 328ページ,1行目の健康教育指導者資質向上費は,今年度,エイズ教育充実事業,並びに災害安全教育充実事業を整理統合いたしまして,指導者の資質の向上をねらいといたしまして研修会を開催する経費でございます。保健室機能充実事業費は,保健室登校などの心の健康問題に対する生徒に適切に対応するため,養護教員の資質の向上を図ろうとする経費でございます。  続きまして,学校給食費1億 1,347万 2,000円でございますが,備考欄の夜間定時制高等学校給食費は,夜間定時制に学ぶ生徒の夜食費の助成に要する経費でございます。  1つ飛びまして,県立学校給食施設設備整備費につきましては,県立学校の給食施設整備に要する経費でございます。次の学校給食指導管理費は,学校給食の充実を図るために,訪問指導や研修会を開催するために要する経費でございます。  最後に,学校給食会育成費貸付金は,学校給食用の物資の安定供給を図るため,県学校保健会に対して物資の購入資金の貸し付けに要する経費でございます。  以上,保健体育課の予算の概要でございます。  なお,インターハイ関連につきましては,全国高校総体準備室長から御説明を申し上げます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 50 ◯飯野委員長 次に,大和田全国高校総体準備室長。 51 ◯大和田全国高校総体準備室長 続きまして,全国高校総体準備室関係について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,同資料の 326ページをお開きいただきたいと思います。  備考欄でございますが,上から11行目ほどに市町村体育施設整備促進費補助がございます。2億 6,150万円でございますが,これは,平成14年度に本県で開催されます全国高等学校総合体育大会,インターハイの会場地となる市町村が競技関連施設を整備する際に,県で助成しようとするものでございます。11年度は,神栖町外6市町村を対象として考えてございます。  次に, 327ページ,備考欄の1行目にございます平成14年度インターハイ準備推進費 2,596万 7,000円でございますが,これは,インターハイの開催に向けまして,競技団体,市町村との連絡調整,並びに県準備委員会の総会,あるいは専門委員会の開催に要する経費でございます。  同じ備考欄の上から8行目でございますが,県営体育施設再編整備費72億 1,660万 2,000円は,平成14年度のインターハイのメーン会場となります笠松運動公園を拡張し,新たに屋内水泳プールを整備,あるいは陸上競技場を改修するために必要とするものでございます。平成11年度は,屋内水泳プール,陸上競技場についての工事を着手する予定でございます。  以上,全国高校総体準備室の予算の概要でございます。  次に, 328ページ,全国高校総体準備室と保健体育課を合わせた合計額でございますが,歳出総額89億 6,993万 2,000円,特定財源73億 3,017万 8,000円,一般財源16億 3,975万 4,000円でございます。  次に,恐れ入りますが,議案1),15ページをお開き願いたいと思います。  第2表の債務負担行為の新規分でございます。上から3段目にございます笠松運動公園屋内水泳プール建設工事請負契約でございますが,笠松運動公園拡張部に新たに建設いたします屋内水泳プール工事請負契約を締結するため,平成12年度から13年度の契約限度額を79億 2,900万円とするものでございます。  その下の段でございますが,笠松運動公園陸上競技場改修工事請負契約でございます。これは,同じく笠松運動公園陸上競技場改修工事請負契約を締結するため,平成12年度の契約限度額を19億 6,400万円とするものでございます。  次に,17ページ,第3表の地方債でございます。下から9行目の県営体育施設整備事業71億 7,900万円は,先ほど御説明申し上げました屋内プール,それから笠松運動競技場の改修費に充当するものでございます。  以上で,保健体育課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 52 ◯飯野委員長 次に,北島参事兼指導課長。 53 ◯北島参事兼指導課長 続きまして,指導課関係御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書3)の 328ページをお開き願います。  中ほどからになりますが,指導課関係,まず教育指導費の6億 1,800万 1,000円のうち,指導助言費 7,437万 1,000円についてでございますが,備考欄1つ目の公立学校指導助言費は,指導主事が学校訪問いたしまして,学校教育全般の状況を把握して,専門的な指導助言を行うものでございます。次の教科書採択・無償措置費は,義務教育諸学校におきまして使用する教科用図書の採択に関して,適切な指導助言を行うものでございます。  1つ飛びまして,学習指導改善充実費でございますが,この中には2つの事業がございまして,1つは,サンライズハイスクール推進事業でございます。これは,個に応じた学習指導の充実,上級資格取得の推進,特別教育活動の活性化などを通して,生徒や地域の実態に応じた特色ある学校づくりを推進するものでございます。  もう1つが,新規事業であります新しい時代を拓く学校教育支援事業でございます。これは,新しい教育課程実施上の課題に対応した教育活動を展開するための実践研究に取り組む学校に対して経費等の支援を行いまして,研究の成果を本県教育の充実に資するためのものでございます。  続きまして,その下の 329ページ,一番右上の職業教育活性化推進事業費は,高等学校の商業の教員を県内の先端的企業等に派遣して研修させたり,農業高校の生徒が講師となって地域の住民に園芸の指導を行うなど,職業教育の活性化を推進するものでございます。  次に,現職教育費3億 8,526万 4,000円に係る主な事業についてでございますが,備考欄2つ目の科学技術教育振興費でございますが,この中には,主なものとしまして,スクール・サイエンスピア21という事業がございます。これは,科学に対する児童生徒の興味関心の高揚を図るため,中学生科学実験講座や小中学校におけるサイエンスフォーラムを開催するものでございます。  次の生徒指導総合推進費は,主な事業としまして6つの事業がございます。まず,1つ目は,充実した学校生活支援事業でございます。これは,いじめ,不登校,中途退学等,生徒指導上の諸問題に対処するために,中学校50校,高校30校を指定しまして,専任の生徒指導教員を配置するとともに,県及び地区別の連絡協議会を開催するものでございます。
     2つ目は,地域で支える生徒指導モデル市町村事業でございます。これは,県内の2市町村をモデル市町村として指定し,学校,保護者,地域の関係機関・団体等の連携のもとに実施する生徒指導関係の諸事業に対して,必要な経費を助成するものでございます。  3つ目としましては,スクールカウンセラー活用調査研究事業がございます。これは,カウンセリングに関し専門的な知識経験を有するスクールカウンセラーを小,中,高等学校に配置し,その活用効果等に関する実践的な調査研究を行うものでございます。  4つ目としまして,生徒指導校内体制充実事業がございます。これは,スクールカウンセラーとしての経験を有する臨床心理士を小,中,高等学校の校内研修に派遣しまして,教員に対してカウンセリングについての助言指導を行うほか,児童生徒の問題行動に対応するためのマニュアルの作成,配布などを行いまして,教員の指導力の向上及び校内研修体制の充実を図るものでございます。  5つ目としまして,「心の教室相談員」活用調査研究事業がございます。これは,生徒が悩み等を気軽に話すことができ,ストレスを和らげることのできる第三者的な立場の地域の方々を公立の中学校に相談員として配置しまして,その活用方法や効果について調査研究を行うものでございます。  最後の6つ目としまして,新規事業になりますが,子どもホットライン事業がございます。これは,平成11年10月から,県庁本庁舎の跡地を利用しまして,子供たちを対象とした24時間体制の電話相談窓口を設置しまして,子供たちの不安や悩み,不満などを受けとめて,ストレスの解消を図ろうとするものでございます。  次の心の居場所づくり総合推進事業費でございますが,主な事業としまして,新規事業の不登校児童生徒の適応指導総合調査研究事業がございます。これは,県内14市町村の適応指導教室において,体験的活動等,不登校児童生徒の学校復帰を図る上で効果的な支援方策について調査研究を行うものでございます。  次に,各種教育推進費でございますが,この中の主なものとしまして,学校図書館充実推進事業がございます。これは,学校図書館法の改正に伴い,平成15年度から12学級以上の学校に司書教諭を置く必要があることから,計画的に司書教諭を養成するものでございます。  その次の国内・国外研修費は,教員の資質向上や国際理解教育の推進を図るため,教員を県内外の大学や研修センター,さらに海外へ派遣するものでございます。  2つ飛びまして,幼稚園教育振興費は,教員の資質向上と幼稚園教育の充実を図るために,新採教員に対する研修を実施するほか,指導資料の作成等を行うものでございます。  3つ飛びまして,一番下の段になりますが,心豊かな児童生徒育成推進事業費は,養護教諭に対する心のケアに関する研修の実施,教育研修センターへのカウンセリングアドバイザーの配置,さらには,幼稚園,小学校低学年担当の教員及び保護者等を対象としたフォーラムを開催するものでございます。  次に, 330ページに移りまして,学力向上対策費1億 5,836万 6,000円についてでございますが,備考欄1つ目の国際教育推進費は,帰国児童生徒や外国人児童生徒の指導に関する実践研究や,外国人児童生徒が多く在籍する市町村への日本語指導協力者の派遣,さらには,高校生20名を海外に派遣しまして,交流親善や文化施設の見学等を行う高校生海外セミナーなどを実施しまして,国際理解教育の充実を図るものでございます。  1つ飛びまして,英語指導助手招致費は,児童生徒の英語によるコミュニケーション能力を高めるために,英語を母国語とする外国人を英語指導助手として県立学校に派遣するものでございます。  続きまして,教育研修センター費6億 1,401万 3,000円でございますが,茨城県教育研修センターの運営や事業の実施に係るものでございます。  備考欄の教育研究費は,本県教育の向上を図るため,教科や教育相談などに関する調査研究を行うものでございます。その次の教育研修費につきましては,教職員の資質向上を図るため,初任者研修を初め,各種の研修を体系的,計画的に行うものでございます。その下の教育相談費につきましては,児童生徒や保護者からのさまざまな悩みや,心身に障害のある子供の就学等についての相談を行うものでございます。  1つ飛びまして,インターネット運営費は,教育研修センターに設置してあります教育文化情報ネットワークシステムを運営するとともに,各学校に対するコンピューター関係の技術的指導を行う指導員を配置するものでございます。  以上,指導課計といたしまして,歳出予算額12億 3,201万 4,000円,特定財源2億 9,044万 6,000円,一般財源9億 4,156万 8,000円でございます。  よろしく御審議のほどお願いします。 54 ◯飯野委員長 次に,平根福利厚生課長。 55 ◯平根福利厚生課長 続きまして,福利厚生課関係について御説明を申し上げます。  同じく, 330ページでございます。  まず,教職員住宅費1億 4,377万 6,000円でございますが,職員住宅整備費のうち,購入費は,公立学校共済組合から資金を借り入れて整備しました教職員住宅のうち,年賦で償還中の70戸分の購入代金,また,維持管理費は,教職員住宅 482戸室の維持保全のための補修費等でございます。老朽化住宅整理事業費は,長期間入居者がいなく老朽化した教職員住宅の取り壊しに要する費用でございます。  次に,厚生諸費5億 3,361万 6,000円でございますが,職員安全衛生管理費は,教育庁等職員の定期健康診断等に要する経費でございます。福祉団体助成費は,県教職員互助会が行う福利厚生事業や給付事業を一層充実させるため,また,学校生活協同組合が教職員に対し良質で低廉な物資の供給ができるよう助成するものでございます。厚生事業費は,教職員の生活習慣病検査の経費や教職員の被服等の経費でございます。教職員相談事業費は,教職員の一身上の悩みや不安などの相談に応じ助言を行う事業の経費,教職員等ライフプラン推進費は,ガイドブックの配布や,ライフプランセミナーを開催し,教職員等の生涯にわたる生活設計の確立とその実現に向けての支援を行うための経費でございます。公立学校共済組合本部事務所移転経費負担金は,公立学校共済組合本部事務所の移転に係る経費を,地方交付税措置をもとに地方公共団体が負担するための経費でございます。  次に,恩給及び退職年金費12億 512万 5,000円は,退職教職員の恩給,退職年金等でございます。  以上,福利厚生課といたしまして,歳出総額18億 8,251万 7,000円,特定財源 9,958万 4,000円,一般財源17億 8,293万 3,000円でございます。  福利厚生課関係,以上でございます。よろしく御審議のほどお願いします。 56 ◯飯野委員長 次に,小野瀬文化課長。 57 ◯小野瀬文化課長 文化課関係の予算概要につきまして御説明させていただきます。  引き続き, 331ページの下の欄をごらんください。  まず,文化振興費3億 7,887万 9,000円でございます。  その内訳として,その下に芸術文化振興費1億 4,687万 2,000円がございます。その主な内容は,次のページ,上から3行目に芸術文化事業推進費がございます。県民にすぐれた芸術に接してもらうために,県民文化センターやつくばのノバホールなどで5本の舞台公演を行うための費用でございます。次の芸術祭費は,毎年開催しております県の芸術祭,そして小,中学校芸術祭,さらには高等学校芸術祭を開催するための費用でございます。県民芸術鑑賞の集い開催費は,音楽芸術を鑑賞する機会の比較的少ない地域の皆さんにオーケストラの演奏を楽しんでいただこうということで,演奏会を開催する経費でございます。  2つほど飛びまして,指導者育成費というのがあります。地域の指導者を育成するための美術講習会や,音楽の指導者を発掘するために新人演奏会,さらには合唱や吹奏楽についての演奏の指導などを行うことをねらいとした公開音楽セミナーというものがございますが,そういったものを開催するための費用でございます。  次に,文化財保護費2億 3,200万 7,000円でございます。主な内容といたしましては,右の備考欄,上の方にたくさん書いてございますが,上から6つ目ぐらいに銃砲刀剣類登録審査費がございます。現在,登録されています銃砲刀剣類というのは,約4万件ございます。これらの事務をコンピューター化するための費用でございます。  その下に埋蔵文化財調査費がございますが,国,県,あるいは公社,公団などが行います開発事業に伴う埋蔵文化財の調査に要する経費でございます。  1つ飛びまして,埋蔵文化財発掘調査費補助は,市町村が主体となって行います埋蔵文化財の発掘調査に対する県の補助を行うものでございます。次の文化財等整備費補助は,国,県指定の文化財がかなりございますが,そういったものの補修に要する費用に対して助成を行うものでございます。次の郷土民俗芸能の集い開催費は,県民祭りと一緒に毎年開催しています郷土民俗芸能の集いを開催するために必要な経費でございますが,平成11年度は,つくばで県民 300万人達成記念事業の一環として開催したいと考えております。  次に,文化施設費29億 6,960万 3,000円でございます。  内容につきましては,次の 333ページに移りまして,その内訳として,近代美術館費10億 9,477万円がございます。  その主な内容は,備考欄でございますが,美術館の管理運営費,次の展覧会費というのがございます。東山魁夷展というのを11年度は予定していますが,こういった企画展を年間6本開催するための経費でございます。次の資料整備費は,絵画など美術資料を購入するための経費でございます。次の美術普及活動費は,移動美術館や親子向けのファミリー美術館などを開催しているのですが,そういったものを開催するための経費,あるいは移動ハイビジョンの運営などに要する経費でございます。  次に,つくば美術館費がございます。一番上に管理運営費がありますが,その下に展覧会費がございます。企画展を年間3本開催するための経費でございます。  次に,天心記念五浦美術館費でございますが,最初に天心記念茨城賞費がございますが,院展ですぐれた作品に茨城賞というものを贈っているものでございまして,11年度は5回目になります。  1つ飛びまして,展覧会費は,横山大観展を初め,4本の企画展を開催するための経費でございます。  次に,歴史館費3億 8,313万 5,000円でございますが,主な内容としまては,2つ目に事業費がございます。11年度のメーンの事業としては,常陸の国風土記の世界展を初め,3本の企画展を開催する考えでございまして,そういった経費でございます。その下の資料収集費は,考古,民俗,それから美術工芸など歴史館で収集する資料のための経費でございます。次の施設整備費は,歴史館の敷地内にあります県指定文化財の茂木家住宅というのがありますが,茂木家住宅の屋根のふきかえに要する経費などでございます。  次に,自然博物館費9億 4,915万 2,000円でございますが,その主な内容は,備考欄にございます管理運営費,そして,その下に展示事業費というのがございます。展示事業の中では,茨城のシンボルでありますバラ展を自然博物館で開催する考えでありますが,そういった3本の企画展の開催に要する経費でございます。  次のページに移らせていただきまして,資料収集事業費は,動物,植物,地学などの自然博物館に必要な資料の収集を購入するための経費でございます。次の教育普及事業費は,学校教育と連携して,普及活動あるいは各種の観察会などを開催しておりますが,そういった開催に要する経費でございます。  次に,陶芸美術館(仮称)開館準備費4億 6,589万 6,000円でございますが,平成12年の4月の開館に向けて,美術資料の購入や,さらには開館記念展など,開館に向けての準備をするための費用,そして,2本の企画展を今のところ考えてございます。そういった費用でございます。  次に,文化施設整備費 7,665万円でございます。歴史館においては,平成10年度は空調工事が終わりまして,11年度は特に空調機器を更新するための費用として経費がございます。そういったものが中心でございます。  以上,文化課合計といたしまして,33億 4,848万 2,000円,特定財源4億 4,862万 1,000円,一般財源28億 9,986万 1,000円でございます。  恐れ入りますが,議案1),15ページをお開きいただきたいと思います。  債務負担行為の新規の表がずっと続いていますが,15ページの表の下から2つ目に,自然博物館展覧会開催業務委託契約がございます。これは,先ほど申し上げましたが,自然博物館で行います企画展が何本かございます。そのうちの「シーボルトの見た日本の自然」という企画展を,平成12年3月から6月まで開催する考えでございます。したがいまして,平成12年度の委託契約分について, 1,500万円を限度として債務負担をするものでございます。  その下に,陶芸美術館(仮称)展覧会開催業務委託契約がございます。開館記念展として,今のところ「伝統の技と美」という人間国宝の作品などを展示する展覧会を計画してございます。平成12年4月に開館しまして,4月から6月にかけてこの開館記念展を行います関係上,11年度に準備が始まりまして,12年度分の委託契約がございます。その平成12年度の委託契約について, 850万円を限度として債務負担行為をするものでございます。  文化課関係の説明は,以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 58 ◯飯野委員長 以上で説明聴取を終わりますが,説明漏れはございませんか。  ないようですので,議案の説明聴取を終了いたします。        ─────────────────────────── 59 ◯飯野委員長 本日はこの程度にとどめ,あすの午前10時30分から委員会を開き,提出議案に対する質疑及び採決,並びに請願の審査を行いますので,本日説明をなされました案件につきましては,特によく勉強していただき,あすはしっかりとした質問をしていただきたく,お願いをいたします。  以上で,本日の委員会を終了いたします。  大変御苦労さまでした。                 午後2時24分閉会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...