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  1. 茨城県議会 1996-06-17
    平成8年農林水産常任委員会  本文 開催日: 1996-06-17


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時30分開議 ◯石川委員長 定刻でございますので,ただいまから,農林水産委員会を開会いたします。      ─────────────────────────────── 2 ◯石川委員長 本日の委員会記録署名委員を指名いたします。  潮田委員久保田委員にお願いいたします。      ─────────────────────────────── 3 ◯石川委員長 次に,今期定例会における本委員会の審査日程について申し上げます。  委員会は本日1日とし,その順序は,農地局,農林水産部の順といたしたいと存じます。よろしくお願いいたします。      ─────────────────────────────── 4 ◯石川委員長 それでは,これより,農地局関係の審査を行います。  本委員会に付託されました案件のうち,農地局関係は,報告第3号別記3中農地局関係であります。  これより,執行部の説明を求めます。  篠原農地局長。 5 ◯篠原農地局長 農地局長の篠原でございます。よろしくお願いします。  まず,提出しております案件の説明に先立ちまして,今回の委員会に出席しております者の紹介をさせていただきます。  私の右隣から,押見農地管理課長でございます。  隣が,松崎農地管理課首席検査監でございます。  その隣が,川崎農地管理課副参事でございます。  左にまいりまして,藤井技監兼農地建設課長でございます。  その隣が,中島農地計画課長でございます。
     その隣が,川島水利課長でございます。  以上でございます。  それでは,今回提出しております案件の説明に入ります前に,主な事務事業進捗状況等について御報告申し上げます。  まず,ことしの田植え時期に発生いたしました,那珂川及び久慈川流域の渇水についてでございます。  那珂川,久慈川の流況の悪化に伴い,去る4月19日に警戒体制に入り,4月28日には,那珂川が取水制限に入りました。  農地局としましては,各土地改良区を通じて,農家に節水や番水の協力を要請するほか,改良区等においては,排水路からの反復利用などの対応も実施いたして,急場をしのいだとろでございます。  その後,幸いにも,5月1日から2日にかけての降雨によりまして,一時取水制限が解除され,さらに,連休中にまとまった降雨があり,5月10日には全面解除されるということになりました。  石川委員長初め,委員の皆様方には,多大なる御心配をおかけいたいましたが,おかげさまで大事には至らず,一段落することができました。  次に,農地局全体の公共事業の執行状況でございます。  昨年度は,上半期の執行目標率を80.5%に設定し,目標を達成したところでございますが,今年度も,農地局といたしましては,上半期の執行目標率を,昨年と同じ80.5%に設定し,目標に向けて全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。  また,御案内のとおり,国の平成8年度予算の成立が5月にずれ込み,心配をいたしましたが,現在,各事業ごとに予算割当がなされており,昨年度の繰越分と合わせまして,この執行に鋭意取り組んでいるところでございます。  3つ目に,主な事業の実施状況でございますが,まず,国営事業那珂川沿岸農業水利事業についてでございます。  本事業は,水戸市外11市町村の農業用水の安定供給と地域農業の振興に寄与することを目的とした事業であり,先ほど述べましたように,渇水対策としましても地元の期待は高いものがございます。  現在は,御前山ダムの地質調査や付け替え道路の工事を進めているところでございまして,昨年度末で11%の進捗率となっております。  次に,地域の要望の強い農業集落排水事業についてでございますが,既に,平成7年度末までに55地区が完了し,供用を開始しております。今年度は,新規地区を含め66地区の事業実施を予定しており,早期完成を目指して推進してまいる所存でございます。  4つ目に,新しく完成した施設等についてでございますが,まずは,先日の委員会の県内調査において調査いただきました広域営農団地農道県北東部地区でございます。  本農道は,大宮町から北茨城市までの総延長約68キロメートルを平成12年度までに結ぼうとするものですが,既に,農用地整備公団等施工の約18キロメートルは供用を開始しておりましたが,去る3月26日には,大宮町塩原から常陸太田市上大門までのトンネル3ヵ所を含む 8.2キロメートルが完成し,供用を開始したところでございます。  また,茨城町の明光地区において,県営湛水防除事業が完了し,去る4月23日に竣工式を行うことができました。  この事業は,当地区が干拓地でもあるため,大雨等による涸沼の水位上昇によってたびたび被害を受けておりましたので,これを解決するために,平成4年度から排水機場などを整備してきたものです。  この完成によって,水害のない,安心できる農業環境が整ったものと確信しております。  5つ目に,今年度の新規事業地区の採択状況でございます。  今年度は,県営事業,団体営事業合わせて59地区,総事業費 571億 5,120万円の新規事業が採択されました。昨年度と比べまして,件数で4地区,総事業費で19.3%の増となっております。  今後は,これら事業の円滑な推進に努めてまいる所存でございますので,石川委員長初め,委員各位の御指導,御支援をよろしくお願いいたします。  報告は以上でございますが,次に,本日提出いたしております付託案件について説明させていただきたいと存じます。  お手元の議案書1)の35ページをお開き願います。  報告第3号地方自治法第 179条第1項の規定に基づく専決処分についてでございます。  39ページの別記3の平成7年度茨城県一般会計補正予算(第6号)第2条の地方債の補正でございまして,農地局関係は,42ページをお開きください。  42ページの上から5行目の湛水防除事業で,200 万円の減額でございます。  続いて,その下の土地改良事業で,15億 8,700万円の減額でございます。  次に,44ページをお開きください。  中ほどの,上から16行目の臨時地方道整備事業で,23億 9,600万円のうち農地局関係は,ふるさと農道整備事業費の1億 5,900万円が増額になっております。  さらに,その下の方の,下から4行目の農業集落排水事業で 600万円が減額となっております。  これらはいずれも地方債の確定に伴う補正でございまして,専決処分の御承認をお願いするものでございます。  次に,付託案件ではございませんけれども,53ページでございます。  報告第5号平成7年度茨城県一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございます。  農地局関係はそのうち58ページからでございまして,58ページの5の農地費の県営ほ場整備事業費から60ページの最後の農村地域水質保全対策事業費までの21件でございます。  以上でございます。  どうぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 6 ◯石川委員長 以上で,説明は終わりますが,説明漏れはございませんか。      ─────────────────────────────── 7 ◯石川委員長 ないようですので,これより質疑に入ります。  質疑のある方はお願いいたします。  白田委員。 8 ◯白田委員 短くやります。  まず,第1点目は,農集排についてお聞きしたいと思います。  平成3年度から始まりまして,平成7年度で55ヵ所,そして,今年で86地区ができるということで,今,局長より説明がございましたけれども,今までに行ってきまして,問題点がありましたら教えていただきたいのですが。 9 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 問題点と申しますか,農村版下水道ということでして,処理施設の位置が,ややもすれば,自分のところにこない方がいいという一般感情がありますので,そういう意味で苦労はあったと存じます。  工事上の問題というのは,大体,道路の下というか,道路敷に掘削して埋設いたしますので,そういう水路の用地という意味では問題は少なかったかと感じています。 10 ◯白田委員 私が幾らか危惧するのは,今,こうしてもう始まってきまして,大体10年もいたしますと,そのつくった施設が償却年数を超してきまして,幾らか壊れてくるとか,そういうようなところで,補修,あるいは,新規にもう一度つくらなくてはいけないとか,そういうようなことが必ずくるように思うわけでありますが,そういう中で,各地区で,いろいろなそういう組合をつくりまして,金を徴収して,幾らかずつでも集めてそういうものに対応しようと,そういう形をしているようですけれども,今まで終了しました地区について,どういった形で,どのぐらいの金額をみんなで徴収しているか,お伺いをいたします。 11 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 集落排水受益者負担という話だと思うのですけれども,大体,集落排水事業,非常に一戸当たりお金がかかります。大体,5人程度を見込めば,事業費で 500万円程度はかかると存じます。そのうち,国と県から70~80%の,霞ヶ浦流域と一般地域は違うのですけれども,ございます。さらに,市町村が20~25%を持ちます。受益者負担が大体5%というのが通常でございます。もちろん県もそうなのですが,市町村が持った分については,全額ではありませんが,相当数,地方交付金として今年度に返ってくると,そういう意味で高率の補助があるわけですが,受益者は約5%が通常の負担でございます。大体 500万円にしますと,5%ですから25万円,さらに,自分の宅地内の配管あるいは家屋の設備費というのがこれ以外にかかります。これは,家庭用ですが,大体30万円から50万円ぐらいはかかるのではないか。それを年賦償還しますので,年間数万円はいくだろうと存じます。さらに,維持管理がかかります。大体,月 3,000円ぐらいかかっているようでございます。  以上でございます。 12 ◯白田委員 今の説明はわかるのですけれども,その維持管理のほかに,普段の維持管理とは別に,今まで,排水路あるいはポンプ場をつくりまして,処理場をつくりまして,そういう中で,壊れたときのための基金みたいなものをつくっていると思うのですけれども,こういうものをどの辺ぐらいの金額を想定しておりますか。そして,また,そういうふうになったときに,そのような金を各受益者が集めているか,それをお聞きいたします。 13 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 償却に対する積み立てというのは,地区別に調べてはおらないのですが,先ほど申し上げました建設費がそういうことですので,さらに,維持管理費が月 3,000円程度ということですから,それに,その1割か1割5分ぐらい上乗せしているのではないかと,そういうふうに存じます。  ただ,詳しくは,地区別ごとには調べてございません。 14 ◯白田委員 どっちみち,あと何年かすると,そういう問題が出てくるように思います。今から,きちんとした農地局としての考えを,先に起きてからではまずいので,今のうちに,各そういう施設をつくっているところに適切な御指導をお願いしたいと思います。  また,今年度,水の増加ということで,ことしもそうですけれども,今,県も躍起になって,みんなして,何とか水を守ろうと,そういうことをしているわけでございますけれども,私は,農地局として,今,集落排水を──確かに,きれいな水にしてみんなのために中小河川にきれいな水を流すと,そういうことを目的で非常によくなってきていると思いますけれども,できれば,そのきれいな水をよりよくきれいにして,浄化して,排水路の流末先あたりに,今,県でも四万十川方式とかそういうのを霞ヶ浦の関係でやっておりますけれども,そういうのもぜひ,農地局の方でも取り入れまして,よりきれいにということで,きれいな水をぜひ,霞ヶ浦の方に流していただきたいと,そのように考えておりますので,そういう点に対しまして,農地局としてのお考えをお聞きいたします。 15 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 幾つか御質問がございましたが,一つには,集落排水の更新と申しますか,先ほど積み立てのお話がございましたが,経年変化によって老朽化いたします。これらについては,別途の補助事業がございますので,補助率は本体の集落排水事業と同じぐらいの補助率でございますので,老朽した場合にはそういう制度を活用してまいりたいと,そう存じます。  さらに,水質の問題ですが,これは,農地局ばかりではなく,全県下取り上げて,水質保全というか,浄化に取り組んでいるところでございまして,我が農地局といたしましても,先般来からお話し申し上げているところと存じますが,水質保全対策事業とか,水環境整備事業とか,そういう国補の事業がございます。県単独でやるのも,それなりの県単事業ではございますけれども,大きなお金がかかれば,やはり国補の事業を活用せざるを得ない,その方がより負担が軽くて効率的だ,そういう意味で,そういう国補事業をできる限り取り入れて地域の水質浄化に努めてまいりたいと,そういうふうに考えているところでございます。 16 ◯白田委員 よくわかりました。  もう一つ,要望ですけれども,今,排水管あるいはそういう処理場に関しまして,まだ,震災の災害が起きておりませんが,大きく神戸の方で地震が起きてから,そういうことを各部とも,あるいは事業でも,頭に入れていると思うのですけれども,今,たしか,排水管は塩ビ管でやっておりまして,そのほかに対しても,処理場に対しても,まだよくは,詳しくはわかりませんけれども,そういう震災対策がこれから必要になってくると,そのように考えているわけですが,まだまだ,これから先もこの事業は続くわけですので,ぜひ,そういう対策の面に対しましても,これから先,いい方向に見出してもらって,よりよいものを農家のためにつくっていただければ幸いに思うわけであります。  次に,もう一つ,畑かんの方に関しましてお伺いをいたします。  先日,農林部会でも,自民党の方の部会でお願いをしたわけでありますけれども,農地局の本当に力強い御支援のもとに,畑かんのモデル地域が非常に立派に,そして,高収益を上げてやってきているのが現状でありますけれども,私は,若い連中と月に一度座談会をもって,簡単な勉強会を,言いたい放題ということでしておりますけれども,その中で,問題で上がってくるのは,連作障害,特にビニールハウス,園芸栽培をしているところでございますけれども,昔と違って露地ものをつくっていなくて,今は,ビニールをはずすときが年に1ヵ月あるかないかということで,連作障害が非常に,個々,立ち枯れになったり起きてきている。そういうことで,その対策といたしまして,私は,水をまいてそのまま田んぼみたいにしていけば直ると,そう思っていたのですが,その実際やっている農業者の連中に聞きますと,それではだめだと。では,どうして欲しいんだということで聞いていきましたら,とにかく水をやって,今までのものを下に流すのはいいことだけれども,しかし,そのままでは,またその水を細かい毛細根が吸って同じになってしまう。それにはどうしても,今は,そういう園芸ハウスに対しては暗渠が必要だ。その水を張ったらば,その水をどこかに排出する,これをぜひお願いしたいということでありまして,特に,農林部の方の比率が大きいわけですけれども,今まで高収益を上げたモデル地域のそういう畑かんをやった地域で,そういう形で見本を見せていただければ,今,茨城では園芸大県を目指しているわけでありますし,ぜひ,そういうことを考えていただければありがたいと。  特に困るのは,これからの農地,特に畑に関しましては,そういう排水面のことがこれからの一番の大きな課題になるように考えているわけでありますが,そういうことをこれから,ぜひ,今以上の御支援をお願いしたいわけでありますけれども,もし,御所見がございましたら,ひとつお願い申し上げます。 17 ◯中島農地計画課長 ただいまの畑かんの件につきまして,私どもの農地局といたしまして,あるいは国の制度,県の制度等を活用しまして,畑ないし水田等の乾田化をねらう場合には,土地改良総合整備事業という事業がございます。これにつきましては,資格要件につきましては,60を超えますと国補がちょうだいできますし,20ヘクタール程度までは国補,それ以下は県単事業という制度で対応は可能でございますけれども,今,白田委員がおっしゃいましたように,畑そのものの地下水の排除と同時に,地表水の排除まで考えますと,どうしても暗渠排水のみにとどまらず,やはり,周辺の排水路等の整備というものが必要になってきやしないかというふうに,私個人としては考えるところでございます。  そういう面からしまして,ただいま申し上げました土地改良事業を総合的に実施するという意味で,土地改良総合整備事業という事業がございまして,それでの暗渠とか排水路整備をあわせて行うというのは,事業上可能かと存じます。  ただ,それも,面積等による資格要件がございますので,面積等の資格要件が合致いたしますれば,そういう事業での対応というのも可能になってくるのではないかというふうに思っているところでございます。  また,今のお話ですと,ハウスとかそういうものになりますと,私どもでない,農林水産部さんの事業制度がどういうものがあるか,ちょっと私どもはよく存じませんが,今,私どもの農地局で事業制度として持ってございますのは,そういう組み合わせ事業メニュー方式による組み合わせ事業というものによりまして,事業対応が条件をクリアできれば可能ではないかというふうに思っております。 18 ◯白田委員 畑かんの暗渠については,特に真壁郡の方では,同じ紅小玉スイカ,県の銘柄指定を受けておりますけれども,紅小玉スイカをつくっても,その暗渠によって排水のいいところと悪いところでは,当然糖度が変わってきます。そういう形で,品物も,例えば,陸田とか水田のところをやったところで,糖度が幾らやっても11度までしか出ないとか,あるいは,おかであれば,そういうようなものを整備したものであれば糖度が13度とか14度までいくとか,そういうことで,これからのよりよい高収益をつくっていく園芸作物に対してましては,そういうことが大きな課題となってくるような気がします。  これが,実際,農家の連中がやっている,農業をやっている若い連中から出た話でありますし,ぜひ,今後とも,特段の御配慮をお願いしまして,質問を終わります。  ありがとうございました。 19 ◯石川委員長 久保田委員。 20 ◯久保田委員 それでは,二,三点お伺いします。  まず,篠原新農地局長にお伺いしたいと思います。  私の手元に,今年度版だと思います,茨城県農地局長篠原局長の名前で,「平成8年度茨城農業の明日をひらく」という本が出されて,その写しがここにございます。  局長としまして,過去の茨城県の農地行政について,戦後から,ほ場の整備から始まって,水利事業霞ヶ浦用水,それから,石岡台地,いろいろやっています。今後の農地局としての,過去の歴史から振り返りまして,今後の農地局長としての姿勢,基本的なもの,お聞かせいただきたいと思います。  ここにあるのは,これは公文でしょうから,局長個人としての今後のあり方,考え,これをひとつお聞かせいただきたいと思います。 21 ◯篠原農地局長 それにも書いてありますけれども,まず,一つ,基本的には,農業とは何ぞやといった場合に,農業は人が生きていくための大事な食糧を生産している場である,そういう農業のとらえ方。それから,農村とは,その農業をつくっている人たちが住んでいる場所であり,その生活環境を改善していく必要がある。そういう中で,農業農村整備事業というものは我々の方でやっておりますけれども,そういうふうな,あすに希望を持てる,これは,10ヵ年の中にも書いてありますけれども,長期計画として出しておりますけれども,夢と希望を持っていただけるような農業,農地,農村社会,そういうものをつくっていきたいというふうに思っております。  それとあわせて,農業というものは,工場生産と異なりまして,小回りがきくものではないということで,これは,長期的な展望,あるいは長期的施策に基づいた執行が必要であるというふうに考えております。  そういうわけで,現在は第5次10ヵ年計画というものを定めまして,それに基づいて,それの進捗を図っていくというふうに考えております。  いろいろと,先ほども話題に出ておりますように,今,茨城県において,一番重要視しなくてはならないのは,これからは畑の整備というふうなことでございます。それと,農村環境の中の農業集落排水というようなこと。これに向かって最大限努力していきたいと思っております。 22 ◯久保田委員 はい。ありがとうございます。  やはり,茨城県は,今度,全国で3番目,千葉県に追い抜かれてしまったという農業県でございますが,やはり,国内の米,それから野菜,果物,そういったものは,やはり,私は,日本のものを使って,なるべく輸入を少なくした方がいいのではないかと,このように考えております。  そういう中で,ものをつくるに当たっても,今,よく言われますが,補助金の問題でございます。これは,ここで討論するのもなかなか難しいと思いますけれども,私の方の中で,農業を営んでいる,専門農業がだんだん少なくなるというのが現状でございますが,補助金も,なるべくつくっている者と土地の所有者というのは別なことが多いように見受けられます。その辺,農地局長に,難しい問題でしょうけれども,補助金もあわせて御検討願いたいと思います。  さて,その次に,私は農林水産委員会,2回目でございますが,この委員会の中で討論されることが多いと思いますが,那珂川沿岸農業水利事業について,先ほど局長から,11%の実施率ということがありました。この冊子によりますと,管路が97キロメートルという遠大な管路を敷設するようでありますが,詳しく,水利課長に,今の現状等をまずお聞かせいただきたいと思います。 23 ◯川島水利課長 国営の那珂川沿岸農業水利事業につきましては,委員も相当御存じのことと思いますが,那珂川沿いの茨城町など12市町村を対象にしまして,5,544 ヘクタールの農業用水の安定化を図るということでございます。  それで,現在,農林水産省が事業主体でございます国営事業が1期,2期に分かれておりまして,1期はダム工事でございます。先ほどちょっと話が出ました御前山のダムでございます。それから,2期が揚水機場とその用水路97キロメートルほどを施工するものでございます。  現在の進捗でございますが,ダムにつきましては,現在,水没する箇所に県道が2本ほど入ってございます。それの付け替え工事を現在施工しております。  それと,2期につきましては,まだ機場にはかかっておりません。管路工事を実施しているところでございます。  合わせまして,現在までの進捗が11%というふうになってございます。 24 ◯久保田委員 今,ダムをつくるということでございます。私はよくわかりませんが,このダムというのは,御前山の,那珂川の支流につくるようでありまして,その管路等は直接結びつくのかどうかわかりませんけれども,また,ダムと那珂川の方の利水の調整はわかりますが,どういう影響があるのか,ちょっと関係をお伺いします。 25 ◯川島水利課長 説明不足で申しわけありませんでしたが,ダムは,この事業は本来,那珂川から2つの機場で揚水して畑に水を配るものです。ダムは,河川の不足する用水を一時的にストックしておきまして,河川の水がなくなったときに補給するということで,那珂川の相川という支川に実施中でございまして,だから,管は直接ダムからは,一部近場の農地には行きますが,大きく見ますと,2つの機場から各ほ場に排水すると,こういう仕組みになってございます。 26 ◯久保田委員 はい,わかりました。  それでは,ダムはダムとしましても,この冊子,平成8年度版冊子によりますと,工期が平成4年から15年と書いてありますが,平成15年は最終年度ですか,それとも,平成15年まであとそんなにないと思いますが,そこら辺,ちょっと御説明願いたいと思います。 27 ◯川島水利課長 工期につきましては,先ほど言いましたように,これは,国営の農林水産省がやっている事業でございますが,今現在,平成4年にダムの1期が着工しております。それから,少しおくれまして,平成6年に2期工事が着工してございます。あわせまして,平成15年が一応は予定工期になっているところでございます。 28 ◯久保田委員 では,全体が平成15年で終わるというわけですね。 29 ◯川島水利課長 そうです。 30 ◯久保田委員 そうすると,那珂川の水が15年後には私の地元の茨城町まで来るというわけですか。 31 ◯川島水利課長 そのとおりでございます。国営が15年に完了しまして,国営は終わりますが,さらにその先に,末端の,今度附帯する,関連する県営事業がございます。それで,国営は15年なのですが,県営とかいろいろ附帯する事業が平成20年ということでございますので,例えば,国営から直接分水できるようなところは15年でいっても,最末端になりますと,やはり,20年代にかかると,こういう内容でございます。 32 ◯久保田委員 はい,わかりました。きょうは,この辺で一応閉じます。  さて,農地局長の先ほどの説明の中で畑の問題が出ましたね。畑もいろいろ広いでしょうから,農林水産部としては,茨城県の農業発展のためには,施設園芸の向上ということでございます。
     基本的に,畑地の生産というのか,水と畑──畑に水はありませんけれども,その辺を踏まえて,概略,基本的な姿勢といいますか,農地局の計画をお聞かせください。 33 ◯中島農地計画課長 茨城県の畑につきましては,今,久保田委員がおっしゃるとおり,非常に問題と申しますか,水田に比べますとかなりおくれておりまして,課題が残っている現状でございます。  現在の畑につきましては,約5万 8,000ヘクタールほどございまして,進捗は大体30%程度という進捗でございます。  畑が進まない原因というのは多々ございますけれども,やはり,最大の問題点と申しますのは,水田には土地改良区という組織がございますけれども,畑には土地改良区という組織がございませんで,私ども並びに市町村の方々の掘り起こしによって事業を仕組んで整備をしていくというのを繰り返してきているところでございます。改良区がないということは,すなわちリーダーも少ないということにつながるわけでございまして,そういう面も一つの課題があろうかと思います。  なおかつ,畑につきましては,どうしても農家の方々が資産的な傾向を考えることがございまして,どうしても保有していたいという面がございます。  そういうような中で,私どもといたしましては,昭和55年から,畑地基盤整備促進対策調査という調査に取り組みまして,鋭意調査事業を進めながら畑の整備を進めてまいってきたところでございます。  昭和55年から国営の地区内,あるいは国営以外の地区につきましてもいろいろ調査を進めてまいりまして,平成7年度までの調査は,非常に名前が長いわけですが,畑地基盤整備総合啓発促進対策調査というふうな調査で,現在は畑を推進しているところでございます。  畑の基本的な考えといたしまして,国営の末端事業としての仕組み方,それから,集落ごとに所有している耕作者がございますが,大体茨城県の場合には,1集落が抱えている畑というのは約18ヘクタールから20ヘクタールぐらいでございます。そういう面で,最近におきましては,集落ごとに一つの事業が仕組めればというふうな希望を持ってございまして,20ヘクタール程度の事業制度を何とか推進できればというふうに考えてございまして,何とか水田の70%を超えている整備率まで高めようというふうな努力をしているところでございます。 34 ◯久保田委員 はい,わかりました。きょうは,その辺にします。時間もありませんから。  実は,先日,委員会の方で,県北の道路,久慈郡の方を見させていただきまして,すばらしい道路でございます。  今,東茨城郡の方も,涸沼南部地域ということでやってきていますが,こうやって見ましたら,名前がフルーツラインとかバードラインとかカントリーラインとかいろいろありますが,ぜひ,涸沼南部の方の名称も,地域に合ったような名前をつけていただくようお願いを申し上げまして,私の質問を終わります。 35 ◯石川委員長 次にございませんか。  川井委員。 36 ◯川井委員 先ほど,委員の質問の中で,篠原局長さんが所感の一端を表明されたわけでございますけれども,まさに共感をおぼえたと,こういうわけでございます。と申しますのも,今日,農地局の行政的な課題というものは,農村の自然環境を踏まえながら,農地の基盤の整備をして農業の振興を図るという大きな目的に御努力をいただいていると,こういうことで,根幹をなす,極めて重要なお仕事だと,行政であると,こういうふうに認識をいたしております。  さて,そういう中で,報告第5号の地方自治法の施行令によるところの繰越明許,これは,毎年,こういうことが計上され,極めて私どもも重要な内容であると,こういう認識をしておるのですけれども,いささか,農地局にしても,事業費が 571億 3,516万 3,000円の中で 178億 6,700余万円という繰越明許費が計上されたわけです。繰越明許を云々と申し上げるわけではございませんけれども,いろいろこれには事情があろうかと思います。特にここのところ,国の方でも,追加の補正が9月のころになって,大変おくれてくる,こういう傾向が最近特に多いというふうなことにかんがみて,当然,繰越明許は発生するであろうと,こういうふうに思われます。  さらにまた,社会の,一般の,何と申しましょうか,民主主義の中で,用地にかかわる問題の理解をいただくのにも大変手間暇がかかるということもあろうかと思うのです。あるいはまた,事業を推進する中で,思わぬ障害もあるだろうと,いろいろな要素を踏まえた中での繰越明許であろうと,こういうふうに私は思うのですが,この繰越明許が,十二分に地域の発展と,あるいはまた,こういうことを申し上げてもどうかなと思うのですが,業者のためにも,つなぎ的にも,私は,立場上,前々から賛意を表しているのですが,しかし,そうは申しても,せっかく予算化されたものですから,努めて年度内の消化というものが基本でなくてはならないというふうに考えるわけですけれども,これについて,現状をどのように御判断なさっているのか,まず,これは,農地建設課長の方から御意見を伺いたいと思います。 37 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 確かに,委員御指摘のとおり,最近とみに,繰越を多く計上させていただいております。いろいろ理由があるわけですが,用地の問題とか,地元のコンセンサスを得るのに時間がかかる,そういうこともございます。その中で一番大きな事業費を占めるのは,やはり,ウルグアイ・ラウンドあるいは経済対策ということで追加補正がございます。これが9月ごろの補正ですと消化も比較的可能なのですが,昨年,一昨年と続けて2月末の補正と,こういうことがございました。こういうことで,万やむを得ず繰り越しをお願いしていると,こういう実態を参酌いただきたいと存じます。  ちなみに,数字を申し上げてみますと,農地局の水利課と建設課で事業をやっていますが,両方を合計したお話を申し上げますと,通常ですと,平成3,4年度ころは,年間 450億円ぐらい,当初予算イコールで消化してまいりました。これは大体,よほどの用地交渉等の難航がない限り繰り越しはいたしませんでした。  その後,ウルグアイ・ラウンドあるいは経済対策ということで,年間の平均の補正が 200億円ほどついてまいりました。これが, 先ほど申し上げましたように,9月ごろならば何とか消化ということもあったのですが,2月末ということもありまして,おおよそ平均しますと 150億円ぐらい,200 億円の補正のうち大体繰り越したと,これが実態でございます。  その中で,平均では大体 450億円ぐらいが年間の執行でございましたが,昨年度,一昨年度は約 540億円執行いたしました。 450億円の 540億円で,約 100億円ぐらい執行増いたしました。これは,出先の8事務所の職員の努力によるところでございますが,そういう意味で,通常より2割程度は執行を増額してございますので,この努力というか,自画自賛でございますが,ここのところを参酌をいただいて,よろしく御審議をお願いしたいと存じます。 38 ◯川井委員 中身については,十二分に理解ができました。  さて,そういう中で,現在予算化されたもの,もちろん,この繰越明許にかかわる問題もあろうかと思うのですが,一日も早く発注をしてもらいたい,こういうことを強くお願いをしたいのです。やはり,受注した者も,発注が一日でも早いことが,工事の完成にも,したがって結果がよいわけですから,発注について一日も早い努力をお願いをしたいと,こういうふうに思います。  ということは,今,私の方では,農用地公団の事業をやっております。これを見ていますと,大体平成6年からですか,平成5年に計画が始まりまして,そして,平成10年には概成すると,こういうことです。それで,総額が 100億円強ですか,100 何億円かですね,あと追加になりましたから。当初は95億円ぐらいでございましたけれども,現況は 100億円を超えています。それを5年間ぐらいでできるのですから。農用地公団の事業でやるならばです。これは,まさに,お役所事業と違いまして,単年度方式ではございませんから,農用地公団の場合は,作業,事業が,推進が極めてスムーズにいくと,そういう民間的な要素があるわけです,公団事業というのは。  それで,先ほど,計画課長さんのお話によると,ある一定の規模がなければ農地の公団事業には組み込めないというようなこともあるのかなというふうに,よく耳を澄まして聞いていなかったので,農用地公団事業が該当するにおいては,若干金利負担とか何かはあるやには聞いておりますけれども,農用地公団が適用になるならば,その方が事業の進展には極めてスムーズにいくのだろうと,こういうふうに私は想像をしているのですけれども,その辺についてはいかがなものかなと思って伺ったわけでございます。 39 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 広域農道県北北部地区というのが里美・大子線でございます。これが1期,2期と2本を,当初県営事業ということで採択になりました。事業がはかばかしくないというのはちょっと言いづらいのですが,そういうことから,途中からその部分の一部を農用地整備公団にお願いして移管したと,こういうことでございます。  県北北部1期,2期合わせて約20キロメートル,採択要件に,広域農道というのは10キロメートル以上という制約がございます。その20キロメートルのうちの10キロメートルを農用地整備公団に移管したと,そういうことで進捗が図られたわけでございます。  残った地区は,依然として県営で施行してございます。そのうち1期地区は,本年で完了する予定でございます。さらに,2期地区も,約5割ほど進捗してございますので,今後,それをさらに公団というわけにはまいりませんので,その辺のところは御理解を賜りたいと存じます。 40 ◯川井委員 今の御答弁の中に,もう少し部分的に御説明があってしかるべきだなというものもあると思うのですが,それ以上は,伺うまでもなく,私も存じておりますから伺いませんけれども,今おっしゃいましたように,公団事業に該当するような計画をまず立てる必要があるのではないだろうか。例えば,20キロメートルのうち10キロメートルならば公団事業として採択になるんだというようになれば,例えば,大宮から高萩,北茨城に行く,これも大半が公団事業でやりましたね。残り,今やっているのは土地改良がやっていると,こういうことだと思うので,将来──建設費というものが,農地局でやるよりも公団の方が若干かさむのかなと,こういうふうな感じもないわけではないのですが,その辺については,どうなのでしょうか。建設費的なものについては,ほとんど同じでしょうか。その辺ちょっと,参考までにお聞かせをいただきたいと思います。 41 ◯藤井農地局技監兼農地建設課長 建設費のお話でございますが,施工の単価というのは,公団がやろうと県がやろうと同じだろうと存じます。ただ,公団がやりますと,市町村を含めまして地元負担分が財投資金を利用いたしますので利子がかさむ,そういう意味で,負担金は若干ふえる。そのかわり,公団事業ですと予算つきが比較的よろしいということでございますので,工期は若干短縮されるだろうと,そういうふうに存じます。 42 ◯川井委員 おっしゃるとおりだと思いますので,測量調査等,これは,事業というものはだれがやったって同じでしょうから,それはわかりますけれども,若干財投資金分の金利負担があるということなのだが,その分は,むしろ,逆に,言うなれば,振興することによって地域の発展のためにむしろプラスになるのだろうと,こういうふうに思われます。しかし,それは,それぞれの事由がありましょうから,ひとつこれから,そういう点も十分に踏まえていただきたいなと,このことを申し上げておきたいと思います。  さらに,広域農道の話が出ましたから,一言,課長さんにお願いを兼ねながらお話をするのですが,広域農道というのは,課長さん御存じのように,国県道を補完をすると,こういう大きな,ただ単に農林業の振興のみならず,今日では,むしろ国県道の補完の役を努めている。しかも,横断的な,縦軸に横軸を踏まえてというような,極めて,地域にとっての広域農道の重要さ,また,利用度,すべてにおいて,広域農道というのは,私の存じている範囲内では,すばらしい事業の一つであると,こういうふうに思っております。  特に,今日の事業を見てみますと,まさに在来の県道にもまさるような立派な道路ができておりまして,しかも利用度が極めて高いと,本当にそういう面では──この間も,金砂郷町で竣工式もやったからよく御存じだと思いますけれども,本当にありがたい事業であるということは,地域の者,住民ひとしくそういう意見を申されているわけでございます。  さて,そういう中で,今,茨城県では,長期計画の中に,俗に言う県北北西地域に,FIT構想を踏まえた横軸の高規格の道路をつくりますと,こういうグランドデザインがあります。御存じのとおりだと思うのです。それで,それに先駆けた仕事として,あそこに広域農道の検討をなされてみたらどうかなと,これがやがて10年後あるいは15年後には,高規格道路の一端を踏まえることができるならば,極めてすばらしいことであろうと。  県北北西地域,しかも,福島,栃木の付近に,グランドデザインには高規格の道路をつくると,こういうグランドデザインはあるのだけれども,土木部長に聞いたのでは,さっぱりまだまだ雲の上の話だというようなことなのだが,農地局でこれを御検討願えないものかなと,私はそういうふうにお願いをするので,その横軸を,例えば,常磐高速自動車道から東北自動車道に至る間の高規格の道路の一環の先駆けとして広域農道ができないものかなと,こういうふうに思っておりますから,ひとつ勉強することをお願いをしたいなと,このように,これは別にお答えは,いずれにしてもお願いをしたいと,こういうふうに申し上げて,私の質問を終わります。ありがとうございました。 43 ◯石川委員長 ほかにございませんか。  ないようですので,以上で質疑を終了いたします。      ─────────────────────────────── 44 ◯石川委員長 これより,付託案件の採決を行います。  報告第3号別記3中農地局関係について,原案のとおり承認することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯石川委員長 御異議なしと認め,原案のとおり承認することに決定いたしました。      ─────────────────────────────── 46 ◯石川委員長 農地局関係の請願は,今回は付託されておりませんので,農地局関係の審査は以上で終了いたします。  執行部の皆さん,御苦労さまでございました。      ─────────────────────────────── 47 ◯石川委員長 暫時休憩いたします。  会議再開は午後1時を予定します。                 午前11時25分休憩      ───────────────────────────────                 午後1時1分開議 48 ◯石川委員長 休憩前に引続き,委員会を再開いたします。      ─────────────────────────────── 49 ◯石川委員長 これより,農林水産部関係の審査を行います。  本委員会に付託されました案件のうち,農林水産部関係は,報告第3号別記3中農林水産部関係であります。  これより,執行部の説明を求めます。  川俣農林水産部長。 50 ◯川俣農林水産部長 今回審議をお願いいたしております付託案件の説明に先立ちまして,まず,出席説明者の変更について御報告申し上げます。  島村参事につきましては,6月1日付けで県を分限休職となり,社団法人の茨城県穀物改良協会へ出向となったところでございます。  次に,4点ほど御報告を申し上げたいと思います。  渇水対策と水稲の生育状況,米の生産調整の推進状況,新食糧法に基づく米穀販売業の登録状況,それに,いばらきの味販売戦略の推進についてでございます。  まず,1つ目の渇水対策と水稲の生育状況についてでございますが,渇水対策につきましては,午前中,農地局からも御報告があったかと存じますけれども,ことしの1月から4月の合計雨量が記録的な少雨となりましたことから,那珂川及び久慈川において取水制限の目安となります基準流量を大きく下回る事態となり,4月28日正午から,那珂川において農業用水の15%の取水制限が実施されたところでございます。  田植え時期を控えまして,農業用水の確保が憂慮され,委員長初め,委員各位にも御心配をおかけしたところでございます。  農林水産部及び農地局では,直ちに両部局関係課で構成します農林漁業災害対策委員会の幹事会を開催いたしまして,用水の確保対策,あるいは,育苗の技術指導などを取りまとめ,農家の指導をしたところでございます。  幸い,代かき,田植え作業が例年ピークとなります連休期間中に,河川上流域を含め広範囲にわたってまとまった降雨に恵まれたことによりまして,5月2日午後3時には取水制限が一時解除され,一部地域で心配されました田植え作業も,ほぼ順調に進んだところでございます。  なお,取水制限につきましては,流量の回復により,5月10日に全面解除となったところでございます。  その後の水稲の生育状況についてでございますが,田植えは平年並みに実施されたものの,田植え後の5月5日から19日まで続きました低温によりまして,水稲の活着が遅れるなど,生育の遅れが懸念されたところでございます。  県の農業総合センターにおける6月10日の調査によりますと,その後の天候の回復により,生育のおくれを回復しつつあるところでございますけれども,草丈とか,茎の数,茎数ですが,ともに平年値を下回っておりまして,茎数の確保のおくれが懸念されているところでございます。  したがいまして,水の管理でございますが,浅水管理によりまして,地温や水温を高めまして,茎数の確保に努めるなど,気象の状況に合わせた適切な栽培管理を行い,生育の促進を図るよう指導しているところでございます。  2つ目は,米の生産調整の推進状況についてでございます。  平成8年の本県の生産調整水田面積は,前年度より 4,220ヘクタール増加し,過去最大の2万 9,960ヘクタールが配分されております。  新生産調整対策につきましては,関係者が一体となり,精力的に推進を図っているところでございますけれども,幾つかの要因でなかなか難しい状況にございます。例えば,新食糧法のもと,生産者の自主性を尊重するという趣旨から,生産調整はやってもやらなくてもよいと受けとめている生産者が少なからずおります。また,転作目標面積が未達成の場合でも,例年やっておりましたペナルティの関係でございますけれども,翌年度目標面積への上乗せ,不足分を上乗せするという,公平確保措置が廃止されましたこと。さらには,他用途利用米にかわる加工用米生産予定数量と,ことしそうなってございますが,その数量が,これまで配分を受けていました他用途利用米に比べ大幅に削減されたことなどから,いずれの市町村でも,これまでになく生産調整の推進に苦慮している状況にございます。  そのため,生産調整推進の進捗状況は,例年に比べ,おくれております。達成に大変な苦労がありました昨年よりも,さらに厳しい状況になっております。  現在のところ,市町村,農協が,集落座談会の開催とか戸別訪問をするなど,精力的に生産調整を推進しているほか,ほとんどの市町村が,独自に生産調整助成金への上乗せや,とも補償基金の造成に対する助成措置を行うこととしておる状況にございます。  県といたしましては,今後とも,JAが,農協が中心となって設置いたしました茨城県新生産調整対策推進委員会というのがございますが,その委員会と一体となって,未達成の懸念される市町村,農協に対し,確実に目標を達成するよう,なお一層の推進を働きかけるなど,あらゆる対策を講じて目標の達成に努めてまいる所存でございます。  どうか,委員各位におかれましても,生産調整の推進に,より一層の御理解と御協力をいただけますよう,お願い申し上げる次第でございます。  3つ目は,米穀の販売業者の登録状況についてでございます。  昨年11月に施行されました新食糧法により,米の卸売業者と小売業者に対するこれまでの参入規制というものが,許可制から登録制に緩和されたところでございます。  ことしの4月1日から30日までの申請期間でございましたが,その期間に受け付けを行いまして,その後審査の上,6月1日に米穀の卸売業者,小売業者の登録が実施されたところでございます。  状況についてお話し申し上げますと,卸売業者につきましては,精米施設,とうせい施設と言っておりますけれども,その施設を有し,なおかつ,年間の販売数量が一定の要件を満たすことが条件となっているわけでございますが,県内卸売業者は,これまで3業者だったのでございますけれども,今回,7業者へと増加しておりまして,中身としましては,大手小売業者の参入,あるいは酒の卸売業者の参入が見られたところでございます。  また,本県に登録しました県外の卸売業者につきましては,これまで8業者であったわけですが,27業者へと大きく増加いたしまして,特に,東京都や神奈川県等の業者が多く参入してきている状況にございます。  米の小売業者につきましては,売場施設を有することが主たる登録要件でありますために,これまでの 1,864販売所から大幅に増加しまして,3,884 販売所と,これまでの2倍近くなっております。中身としまして,コンビニエンスストアとかスーパーが多く,また,酒屋さんやガソリンスタンドなども見られるところでございます。  なお,業者数でいいますと,登録業者数は 2,595業者になっております。  また,全国の登録状況につきましてはどうかといいますと,卸売業者数は,新たに73業者が参入しまして,トータルで 339業者となり,また,小売販売所数は,これまでの約9万 3,000から約17万 5,000,約倍程度に増加しているところでございます。  今後,米の流通をめぐる動きが活発化し,新米が出回る秋から本格的に競争が激化すると考えられますが,県といたしましても,県産米が産地間競争に打ち勝てますよう,地域の特色を生かした産地づくりや販売促進対策等を積極的に推進してまいる考えでございます。  4つ目でございますが,いばらきの味販売戦略の推進についてでございます。  いばらきの味キャッチフレーズ,御承知の「うまいもんどころ」につきましては,そのロゴタイプの決定につきまして,去る4月24日の当委員会で御報告を申し上げたところでございます。  この統一キャッチフレーズを有効に活用する方策につきましては,先日の一般質問でもお答えいたしましたけれども,生産出荷団体が出荷容器等に積極的に使用しますとともに,また,本県農林水産物について,PR冊子やマスコミ等の各種媒体を活用した広報宣伝を行うほか,販路拡大のためのフェアとかシンポジウム等を開催してまいることとしているところでございます。  この中でも,今年度は,これまでのイベント事業を拡大いたしまして,9月24日からの6日間,東京の三越の銀座店におきまして,まだ名称が決まっておりませんけれども,祭典を開催いたしまして,本県の農林水産物はもとより,加工品や工芸品等も含め,すぐれた県産品を一堂に展示販売しますとともに,本県の豊かな観光資源などもあわせて紹介しまして,我々農林水産サイドとしましては,自然豊かな食の産地を積極的にPRしてまいりたいと考えております。  なお,その際,まだ決定しておりませんけれども,本県出身の相撲の武双山関とか,元巨人軍の大久保選手,あるいは鹿島アントラーズの選手にもPRに一役買っていただこうということで,現在話を進め始めているところでございます。  また,この祭典期間中の9月26日には,東京の帝国ホテルにおきまして,本県に関係のある各界各層の方々を初め,市場関係者や消費者代表者等の方々にも集まっていただいて,「大好きいばらき!感謝の集い」というのを開催し,本県のトータルなイメージアップを図ってまいりたいと考えております。  県といたしましては,今後とも,このような広報宣伝活動やイベントを積極的に展開することによりまして,いばらきの味というものを県内外に広くアピールしてまいる所存でございます。  それでは,今回お願いいたしております農林水産部に係る案件につきまして御説明申し上げたいと思います。  お手元に,2枚の縦長の資料があるかと思います。平成8年第2回県議会定例会農林水産委員会説明資料でございますが,その中にございますように,報告第3号地方自治法第 179条第1項の規定に基づく専決処分について,別記3平成7年度茨城県一般会計補正予算(第6号)第2表地方債補正,また,報告第5号,2枚目に書いてございますが,平成7年度茨城県一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございます。  それでは,付託案件の概要について申し上げたいと思います。  恐れ入りますが,お手元に配付してございます冊子のうち,1)でございます。平成8年第2回茨城県議会定例会議案をお願いしたいと思います。  その35ページでございます。  報告第3号地方自治法第 179条第1項の規定に基づく専決処分についてでございます。  続きまして,39ページをお開きいただきます。  別記3平成7年度茨城県一般会計補正予算(第6号)についてでございますが,このうち地方債の補正につきましては,また,ページをお繰りいただきたいのですが,42ページでございます。  42ページの第2表,地方債補正をごらん願います。これは,地方債の確定に伴う補正でございまして,農林水産部関係は12件ございます。
     まず,一番上からでございますが,治山事業 100万円,林道事業 6,300万円,漁港整備事業1億 3,700万円の減。  恐れ入ります,次の43ページでございますが,上から12番目,中ほどよりちょっと上でございます。原種苗センター整備事業1億 3,000万円,養豚試験場整備事業 5,600万円,畜産試験場整備事業8億 400万円,防火林道整備事業 100万円,農業構造改善事業2億 2,400万円の減,農山漁村活性化定住圏創造事業1億 9,900万円の減,新山村振興農林漁業対策事業3,500 万円の減,林業構造改善事業 2,000万円の減。  次に移りまして,44ページでございます。  上から9番目でございます。奥久慈グリーンライン林道整備事業 1,200万円でございます。  次,恐れ入りますが,53ページに移らせていただきます。  付託案件ではございませんけれども,報告第5号としまして,平成7年度茨城県一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございます。  農林水産部関係は,ページ飛ばしまして56ページでございます。  56ページの8款農林水産業費のうち,農業構造改善事業費から,58ページに移りまして,中段からちょっと下の漁港施設整備事業費まで,19件でございます。  以上でございます。どうぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 51 ◯石川委員長 以上で説明は終わりますが,説明漏れはございませんか。      ─────────────────────────────── 52 ◯石川委員長 ないようですので,これより質疑に入ります。  質疑のある方は,お願い申し上げます。  白田委員。 53 ◯白田委員 ただいま,部長の説明を聞きましたけれども,ことしは特に減反の方で苦慮しているということでございまして,実際には,どのぐらいのパーセンテージでいっているのかをお示しを願いたいと思います。 54 ◯穐山農産課長 お答えいたします。私ども,この転作の推進状況については,10日ごと,総合事務所を通じまして,各市町村から,今,計画数の取りまとめを行っているところでございまして,6月の10日現在でまとめたのでは89.3%ということで,今のところ 2,860ヘクタールの面積を残しております。 55 ◯白田委員 これから,これを達成するのには,もう青刈しか方法がないように思いますけれども,そのほかにも,加工米にするとか,他用途米にするとか,そういう方法はあろうかと思いますが,これから先は,とも補償したり,各市町村の自治体がどういう方法かでその補償費を出したりと,そういうことで,これから先 100%に向けていこうとしていると思いますけれども,県では何かそういうことに対しまして,補助なりそういう対策を考えておりますか。 56 ◯穐山農産課長 委員おっしゃるとおり,あと6月,7月で,8月になってしまいますと,刈り取り時期に入るわけでございますので,これから,やはり,この 2,800ヘクタール,いかにして推進していくかという大きな課題でございまして,先般も,達成していない農協,あるいは,そういう農協さんを集めまして,組合長,理事長さんなり,あるいは担当の専務さんだとか,担当部長を集めましていろいろ協議をしたのですが,今後,やはり,まだ,計画書が全部上がっていない集落もあるわけでございますので,まず,そういうやつの計画書をきちんと上げてもらう。  それと,今,麦の収穫時期でございまして,できれば麦の後,麦をつくった生産者に,肩がわりで,できるだけ調整水田なり,あるいは,今後,景観形成作物,そういうものを導入していただいて,協力していただこう。さらに,今後,まだ苗が小さいわけでございますので,苗をすき込んでいただいて,例えば額縁転作だとかということで調整水田なりをしていただくなり,その後に,例えばレンゲだとか,あるいはクローバー,あるいは地力増進作物などを作付けしていただいて,景観形成作物という形で消化していただけたらということで,私ども県といたしましても,その辺の予算的な問題につきまして,十分,全体の中でやりくりしながら対応していきたいということで,今,推進しているわけでございます。 57 ◯白田委員 非常にこれからも苦慮していくことと思いますけれども,ぜひ,100 %達成に向かって,これからも御尽力をくださるようお願いするわけであります。  また,各委員の先生方には申しわけないですが,先ほど,午前中と同じように,連作についてまたひとつ質問しますので,よろしくお願いします。  先ごろの自民党の部会と,それから,農林部との話,あるいは,そのほかにも各担当者の方とお話し合いをしてはおりますけれども,特に,園芸について,私どもの方は真壁郡ということで,紅小玉の銘柄産地となっております。そういう関係上,連作障害についてお願いをしたいわけでありますけれども,連作障害が,今,立枯れとかいろいろな形で,うちの県西地方にも多く起きております。  また,この連作障害については,県西ばかりでなく,県南,鹿行,県北地方と,いろんな作物をつくっている中で,どこでもこれから出てくるような問題だと思っているわけでございますが,そういう中で,特に紅小玉スイカについては,露地物と違って,1年中ビニールをかぶっておりまして,その後に抑制のトマトをつくって,ビニールをはずすときが,年に本当に1ヵ月ないと,そういうところでございまして,それを10年,20年とやっていきますと,当然地力の低下がいろいろと起きてきまして,連作についての障害が起きてくるわけでございますが,そういう中で,農林部の補助をいただいて,いろんな形で,自然肥料とか,そういうものをつくって対応はしておりますけれども,そればかりではなかなか直らないのが現実でありまして,一番直しやすいのは,やはり,そこに水を入れて,そして,不要分を排除する,そういうことが一番必要だ。これは,実際の農家から言われている意見でありまして,整備がきちんと進んでいるところはいいのですが,どうしても各個人個人がやっておりまして,ある程度は固まったハウスの集落になっておりますけれども,そういう中で,水を取り除くのにどうしても暗渠が必要だと,そういう要望がございまして,その暗渠をつくるのはいいけれども,その先に水の排水ができないで困っていると。  それで,農林部としても,これから先,園芸大県を目指していくからには,そういう細かなところに,これから先,力を貸してやらないと,なかなか第2位奪還ということには至らないのではないかと,そのように考えているわけでありまして,そういう,例えば5ヘクタールとか10ヘクタールぐらいの中で10戸かその辺ぐらいの農家の人がハウス栽培をやっているわけですが,そういう形のところにそういう手厚い援助,そして,そういう排水設備,これは農林部ばかりではできませんが,農地局あるいは各市町村の各課と相談をしていただきまして,そういうことを前向きに,ぜひ,農家の要望を聞き入れてもらいたいと思っているのですが,農林部の方ではどのようなお考えを持っておりますか。 58 ◯植木園芸流通課長 小玉スイカについては,協和町と,それから,真壁町と大和村,これが産地になっておりまして,現在,私どもが把握しています大体 240ヘクタールぐらいつくられていると,こういう状況にあります。  そのうち連作障害が現在見られるというのが約20%で,約50ヘクタールぐらいが連作障害にあっているのではないかと,このようなことでございます。  連作障害を解決する手段としては,今,委員がおっしゃられましたように,水張りの問題,あるいは有機物の投入の問題,土壌改良の問題,それから,ハウスを移転すると,こういう方法がございますけれども,暗渠排水,あるいは排水対策につきましては,私どもの方の所管する事業もございますし,また,別な課の,それぞれの事業がございますけれども,私どもの方では,農業生産対策,総合生産対策事業がございまして,これは国補事業でございますけれども,採択基準としては5ヘクタール,それが団地的に2ヘクタールまとまっていればいいよと,こういうような条件もございますし,それから,委員おっしゃられましたように,農地局の問題,あるいは不良土壌の問題とか,関係課にそれぞれの基準上,排水対策ができるような仕組みがございますので,現地の方とよく相談しながら,一番有利な排水対策事業を展開していけばいいのではないかと,このように考えております。 59 ◯白田委員 大変前向きな御答弁をいただきまして,ありがとうございます。各農家の後継者は,みんなそれを期待しているわけであります。  あと,もう一つ,それとあわせまして期待をしているのが,普及所職員のことでございますが,私は,こういうところで申し上げるのは何ですが,今の普及所職員の配置については,第2位を奪還する,そういう目的にあるにもかかわらず,幾らか逆の方向に行っているような気がしているわけです。  それは,農家の連中が一番欲しがっているのは,常に何かで困ったとき,あるいはわからなくなったときに,すぐに相談できる人が欲しいわけです。  それが,今回,真壁地区の方では,今まであった普及所がなくなって,統合されて,いなくなった。それで,非常に汚れたままで地方事務所まで行くのは,なかなか行きづらくて行けない,そういうような声を聞いておりまして,農家の生の声といたしましては,そういう普及所職員を,有料でもいいから,ある程度そういう,銘柄産地とか何とか指定してあるところに対しては,そういった方をぜひ配置してもらいたいと,そういう強い要望がありまして,その中には,いろいろなお金もかかりますし,いろいろな方法が考えられると思いますけれども,その方法については,後から皆さんでお考えいただくとして,そういう方向で,ぜひ,園芸団地とかあるいはそういういろんな形で前向きにやっている地域には,そういう普及所の職員をふやしていただくというより配置していただきたいと,それをお願いしたいと思っております。  その点について,今さらまたもとに戻すというのは難しいでしょうけれども,何かそれについて前向きな方法でもあれば,御所見をお伺いいたします。 60 ◯木沢農業技術課長 ただいま,委員の御指摘にありましたように,普及センターの体制が広域化をしてから,現地になかなか普及員が来ていただけないとか,あるいは,普及センターの距離が遠くなったという声は,私どもも生産者からたびたび聞かされております。  基本的には,26ありました普及所を12の普及センターに統合しておりますので,距離的な問題等でそういう問題が出ようかと思いますけれども,この統合された普及センターにおける普及体制,ここでは,当然のことながら,各専門の技術を持った普及員を複数配置することができますし,また,情報機器等についても,より高度なものを入れる,あるいは,分析器についてもより高度なものを入れる,それから,活動できるように巡回指導車等の整備も積極的に進めておりまして,できるだけ広域化する前の普及水準を維持しようという努力はしております。  おっしゃるように,確かに距離的な問題がございますので,そういった銘柄産地ですとか指定産地,あるいは,若い方が取り組んでいる新しい芽吹き,こういったものについては,普及センターの重点指導対象という扱いをいたしまして,積極的に,なるべく普及員が現場にいけるように配慮しておりますので,そういったことを通じて,御要望にこたえられるように努力はしていきたいと思っております。 61 ◯白田委員 普及所も,非常に農家の人たちが期待を込めている部署でございまして,とにかく,機械とかそういうものはいろんな形で補助してもらって,労力の軽減とかいうことで幾らかずつよくなっているのですが,肝心要のそういう営農活動が怠ってきますと,これから先,本当に2位を目指すというので非常に難しくなるような,そういう気がいたします。  少なくとも,銘柄産地に指定してあるとか,そういうところについては,専門的にわかるような技術者をぜひ配置していただけるようにお願いをいたします。  最後に,林道について一つお尋ねをするわけでございますけれども,今,林道は,各市町村におきまして,幾らかずつ道路の林道の回りを草刈りを行っておりますけれども,うちの方は筑波山がありまして,登って行きますと,営林署管轄の山は,非常に下刈りがきちんとしてあってきれいになっているわけです。町有林とか,あるいは民間の私有林,そこの道路に着きますと,ごみが落ちていたり,あるいは木が倒れていたりということで,非常に醜いような状況下になっているわけですが,実際には,前は,林道をつくる基本的な考えというのは,中の材木を取るとか,あるいは下刈りをしたり,そういう形で,先ほどの肥料にするとか,そういうことでやったのが目的のように思いますけれども,現在では,そういう林道もいろいろと多様化いたしまして,森林浴,あるいは,山の上に登ってハングライダーをするとか,山に野草を取りに行くとか,そういうことで,当初の目的とは違っているように思えるわけです。  そういう中で,林道の敷地内のわずか50センチメートルぐらいを草を刈るのではなくて,せめて林道に沿っている10メートルぐらい,これをどういった形かでお金を出していただいて,きれいにしていただければ,非常に立派な林道になっていく,現代にマッチした林道ができる。そして,特に,よく,ごみを捨てるなとか,いろんな看板が入っておりますけれども,見る人によっては,どうもごみを捨てるなと書いてあるところが一番のごみ捨て場と勘違いしまして置いていくような方がたくさんおりまして,そういうことをきれいにしておけば排除できると,そういうことで,火災の予防になったり,いろんな方向に,明るい方向にいくと思うのですが,こういう点に関して御所見をお伺いいたします。 62 ◯田村林業課長 一応,林道の管理につきましては,市町村営の場合ですと,地方交付税の基準財政需要額の算定に編入をされておりますので,森林管理区域内については予算がいっていると,こういうふうに解釈しております。  それから,それ以外の民有地につきましては,予算措置,現在ないわけでございますけれども,ことし,さわやか林道樹林帯整備事業とございまして,これは,主要国県道の周辺を森林整備することによって茨城のイメージアップも図ろうと,こういう事業もございますので,おいおいには全体に回るのではなかろかと,こういうふうに考えてございます。  以上でございます。 63 ◯白田委員 少なくとも,県の方で補助金を出して林道をつくらせた道路ぐらいは,つくっていただいた道路ぐらいは,これから先,多様化に対応するためにも,いろんな災害に遭わないためにも,そういった下刈りの方を,これから御検討いただくように御要望申し上げまして,質問を終わります。ありがとうございました。 64 ◯石川委員長 次,ございましたら。──では,川井委員。 65 ◯川井委員 時間があるようですから,少し,二,三お尋ねをいたします。  まず,私,農林水産の委員会に所属したのは4年目だろうと思っています。そういう中で,今年,平成8年度の当初予算を拝見をいたしまして,大変な高額な予算が計上されているので,何だろうかなと,こういうことで,実は,経済課長さんでしょうか,お尋ねをしました。そうしましたら,これは,平成6年から,御案内のトキワ園芸の経営の行き詰まり,不良債権等の処置を,国と経済連,あるいは県,そういうもので,混乱を防ぐために処置をいたしましたというようなことで,全く御同様であろうと思って私は聞いておりました。  ただ,今日,非常に,特に農業団体を申し上げるわけではございませんけれども,いろいろ信用事業等において話題を振りまいているというような状況。それで,伺うと,大変不良債権が多額に上ってしまった,その状況等についてはつぶさには伺うことはできませんでしたけれども,今日,何とか国と県,さらには経済連でこの処置を講じたから,債権と申しましょうか,もちろん,トキワ園芸のすべてではなくて,信用事業だけを切り離すと,こういうようなことで,その処理の見通しがついています。ただ,現在は,そうは申してもなかなか厳しい状況下にあると,こういうふうなお話であったわけでございます。  どうかひとつ,これからも,そういう不良債権の発生が起きないような指導をすることも行政の立場であろうと,こういうふうに考えているわけですけれども,詳しい要点はいずれにしても,課長さんの今日の情勢の概要を一言御説明をいただきたい。毎年70億円の融資をして,それの果実による救済をしていると,こういうことでございますから,大半のことは伺っておりますけれども,この際,これからの努力目標をどうするのか,そういう点について,一,二,ひとつお聞かせいただきたいと思います。 66 ◯吉冨農業経済課長 トキワ園芸関係の御質問でございます。  今,委員御指摘のように,たしか,昭和40年代にトキワ園芸農協,設立をみたというふうに思っておりますが,その後,いろいろな形で県の検査,または指導という形でやってまいりましたけれども,残念ながら,新聞紙上等に出ましたように,60年代に入りまして,組合長の自殺という形で表面化した事案でございます。  多額の不良債権,また,欠損等を抱えまして,どのようにして処理するかという問題が出たわけでございます。それにつきましては,国,また,各関係機関といろいろ検討いたしました。その中で,やはり,信用事業は,このままで,取り付け騒ぎ等まで発生いたしましたので,貯金者の保護,また,信用秩序の維持,そういう観点から,現在,平成6年度の4月から資金をつくって,国レベル,県レベル,1対1ということで,総枠3億円という形の支援をしてやっておるわけでございます。  これは,今,委員御指摘のように,信用事業部門につきまして,そういう形の処置をしている,そういうことで,先に向かいまして15年間の中でやってまいりたい,解消を図ってまいりたいということでございます。  ただ,トキワ園芸農協につきましては,現在も花木センターを中心にいたしまして,園芸事業,つまり,経済事業を実施しているわけでございます。ただ,そちらの方につきましても,今,事業のほかに,今までの欠損金,また,不良の債権等もございます。役員の方々の担保をいただきながら,借り入れもしているわけでございます。したがって,非常に厳しい状況下の中でございますけれども,資金の方の問題,また,トキワ園芸農協の経営の問題につきまして,私どももいろいろな形で指導をしてやってまいりたいというふうに考えているところでございます。 67 ◯川井委員 今,課長さんお話しのように,発生したことは発生したこと,その前後処理を十分にとるということは,これは,本当に,極めて重要な課題ですから,これからも折に触れてひとつ御指導をして,これからも,そういう事態が発生しないように,事前に,やはり,チェック体制を確立するということは大事ではないのかなと思いますから,ひとつ,これからの発生のないような処置をお願いをしたいと,以上でございます。  さて,私,林業について,二,三お尋ねをします。  これは,昨年の7月に,県の肝いりで,林業,森林行政についての課題をとらえた,すばらしい第三セクターが誕生いたしました。もう間もなく1年を迎えるわけでございますけれども,実はこの株式会社茨城森林サービスの運営は,第三セクターということで,しかも株式会社ということでありまして,中身的には充実したものではあろうとは思うのですけれども,今日のこの林業の状況から言いますと,この株式会社茨城森林サービスは,これから3ヵ年間は,林野庁の指導等もありまして,立ち上がりの資金も投入することができると,こういうことなのです。  ただ,その資金も,この内容を私,いただいたわけでございますけれども,本年の決算を見ますと,大体,立ち上がりでもありますし,いろいろなふなれな点,あるいは,また,設備投資,いろいろなことがございまして,当期,本当に8か月という期間でございましたけれども,約 1,500万円ほどの経常の損失が出ていると,こういうことなのです。  それで, 1,500万円の経常損失の中身を見てみますと,営業の収益というものは,この会社が目的としている事業からの収益というものが極めて少ない。それでたまたま,流域の情報ネットワーク事業ですか,整備事業の収入がその収益の大半であると,こういうことなのです。本当の森林サービスの運営の目的の事業は,初年度であるがゆえに,極めて林産業の事業の収入が少ない。  この情報ネットワークの整備事業の収入 1,330万 4,000円ですか,これは,中身はどういうものなのか,ひとつ,担当の課長さんからお尋ねをしたいと思います。 68 ◯平原林政課長 委員からお話がございました情報ネットワーク整備事業の中身でございますけれども,これから林業を支えていく川上から川下までの関係の方が,いかに情報を早くキャッチして,お互いにその情報網を利用しながら有利な販売をしていくかということが一番大事かなというふうに思うのでございますけれども,そういう意味で国の方で制度化されたのがこの事業でございまして,端的に言いますと,パソコンを利用いたしまして,第一線の,いわゆる単位組合,それから森林組合,そういう林業に関係しているところの情報が同じところで集中管理することによって,いつでも情報を引き出せるというような機器類等を第三セクターにお願いをして整備したという内容でございます。 69 ◯川井委員 そうすると,これは,林政課が行うような事業を肩がわりをして,そして,森林サービスにその事業を行わせていると,こういうことですか。 70 ◯平原林政課長 端的にそういうことではございませんけれども,ただ,やはり,第三セクターは,委員御指摘のように,流域林業をいかに効率的に進めていくかという中で,やはり,機械力も,あるいは労働力,担い手対策も含めまして,これから一番核となるような整備をしていこうという第三セクターでございますので,これは,第三セクターにつきましては,今後の仕事を展開していく上でも,どうしても森林組合等との関連が非常に強いということもございまして,確かに,県に肩がわりしてお願いする部門もございますけれども,やはり,第三セクター等がやるのが一番効率的な,目的にかなったような業務ができるのかなというふうなこともありまして,第三セクターにお願いしたということでございます。 71 ◯川井委員 そうしますと,支払いをしてくれる相手というものはどういう相手なのですか。収益だから,相手があるのでしょう,これは,県が出すのですか,この収益事業は。整備事業の収益。 72 ◯平原林政課長 情報そのものの収集は,県が第三セクターにお願いして,委託をしてお願いしているということでございまして,あとは,機器類の購入等につきましては,4分の3の補助ということで,機器類の施設を整備するのに必要な補助金を県から出しているということでございます。 73 ◯川井委員 どうも,まだ,私も勉強不足で,十分な理解ができておりませんけれども,そういうようなことであるとするならば,ひとつ,これからも収益事業について御努力をいただきたいのと,ではさらに,この収益事業の中の林産業事業の収入というのは64万 6,400円しかない。まさに初年度ですから,これはもう,やむを得ないことかなと,このように思っております。  それで,私,3年ほど前に,高知県の同じような第三セクターの実施をされている土佐嶺北へ行ってまいりましたけれども,あのときの資料から思い出しますと,土佐嶺北は,林産物の搬出が主な収益なのです。あの土佐嶺北は大半が林産物の収入。その中身はどういうことであろうかなと思って見ましたら,俗に言う林産物,素材等の搬出が主な収益である。その搬出の収益も,大半が皆伐したもの,全伐したものです。間伐というのはわずかなのです,土佐嶺北の事業収入を見ますと。大半が皆伐をした素材を,タワーヤーダとかいろんな高性能機械で搬出をしていると,こういうことなのです。  だから,これから,この事業収益を上げるのには,森林サービスは,土佐嶺北,高知県と若干違いますから,森林の形態も違うし,いろいろ長い歴史の中でも違っているので,これは大変な努力をしなくてはならないというのが,今日の第三セクターの森林サービスであろうと思うのです。  今,私は直接現場で仕事はいたしておりませんけれども,長い経験がございますから,情報はいろいろ入っております。そういう中で,今,茨城の林業,森林地帯というのは,まさに小さい団地ばかりです。まとまった民有というのはほとんどないのです。しかも今,全伐をする,皆伐をするという方は,皆無に等しい。結局,切れば,後,植えなくてはならない。植えるのには手間暇がかかるし,植えてもそれだけの収益が上がらないということで,全伐をして,皆伐をして植林をするという人はほとんど皆無に等しい。  したがって,育林事業の間伐が中心ですから,そうすると,間伐にしますと,極めて,高性能機械の活用というのが限定をされてしまう。したがって事業量が確保できない。この決算書にも,事業量の確保というものが極めて容易でないということを告白をいたしてございます。  それで私は,ここで御提案をしたいのですが,今,事業量を確保するとするならば,国有林,営林署,これの事業を,ひとつ営業努力によって確保できれば,相当の事業量の確保が可能になるのではないのかなと,国有林です。今,国有林はほとんど,みずからが林野事業としてやっておりませんから,みんな委託が大半ですから,だから,国有林の皆伐の事業を何とかひとつ受けてもらうということも大事ではないのかなと,これは,ひとつ参考に申し上げておきますから,そういう努力は──もちろん,これは,第三セクターという株式会社ですから,社長もいる,専務もいますから,向こうのやる仕事なのだけれども,林政課の方でもアドバイスをしてあげていただきたいと,こういうふうに思っております。  ここで株式会社に余り指導することも,逆に,お叱り,わかっているなんて怒られても困ってしまいますから,その辺は御配慮の上,お願いしたいということは,私は,なぜこういうことを申し上げるかというと,この森林サービスが,本当にこれから育成をされた立派な株式会社として存続,あるいは,地域の林業の振興になるためには,今,大変大事な時期だと思うのです。  冗談にも言ったのですが,1,000 万円の立ち上がり資金では何のことにもならないでしょうと。せめてマル一つ足したらいいでしょうと,こういう冗談も言ったのです。 1,000万円の立ち上がり資金では,私は,運営が容易ではないと思うのです。本当にこれを立派な企業として,第三セクターの株式会社として存続し,地域の林業の振興をさせるならば,少なくとも,もう少し思い切った行政側の援助が必要だろうと,こういうふうに思っているので,ひとつ,部長さん,ぜひお願いをしたい。  そこで,部長にお尋ねをしたいのですが,部長さんはマスコミにこういうことを言っていますね。木材の需要を拡大をするためには,農林部の考え方としては,公共事業的なものに木材を大いに活用するようなことで,今,各そういう関連のところにお願いをしていると,こういう話のマスコミを,私,見たのを記憶しているのです。  それで,実は,今,北茨城,高萩のところに,あれは地域整備公団ですか,大きな事業をやっておりますね。あそこに公共用の建物やら,あるいはまた,工業の団地ができる,あるいは,聞くところによると,2,500 戸ぐらいの一般の住宅も,分譲になるのか建売りになるのかはこれからの話でしょうけれども,そういう構想もできているというわけですから,地域整備公団の方へ,農林部の方としても,もちろん,農林部だけでもどうかなと思いますけれども,ひとつ,それとなく努力をしていただいて,そして,木材の需要の拡大に御尽力をいただきたい。  あるいは,また,県内のあらゆる公共の建物等に,最近,木材の利用が大変見直されている。一時期,阪神淡路震災のころは,全く打ちしおれた姿でございましたけれども,最近また,どうやら持ち直してきている。  最近,実は,大子の佐原の小学校の改築をやったのですが,その内装を見ますと,全部,あの内装はスギの縦羽目,腰羽目,全部スギの白太のものを使っています。非常に明るい,しかも温かい感じの材料であったなと,私,ちょっと行って見たのですが,そういう感じを抱いておりますから,ひとつ,そういう意味からも,公共的な建物に,農林水産部の方からも,ぜひひとつお願いをしたいと,そういうことを御希望いたしておきます。  最後に,林政課長さんに,一つだけこういうことを聞きたいのですが,いつか課長さんにごらんにいれましたか,どこかへしまいなくしたのだけれども,「林業いばらき」に出ていました特用林産物のシイタケの件の投稿があったこと,これは,林業課長さん,御承知ですよね。その中に,記憶していますことは,今,シイタケが外圧で大変苦しい状況の中で努力せざるを得ない。しかも,シイタケには,ほだ木から取るシイタケと,菌床栽培といっておがから取るもの,いろいろあるわけですが,中でも,輸入のものは大半が菌床栽培のものである。国内産にも菌床栽培もあるけれども,やはり,喜ばれるのはほだ木からのシイタケであると,こういうようなことなのです。  それで,要は,市販の中で銘柄をぜひ明確にしてくれと,これは本当のほだ木から生産したものである,これは菌床栽培でございます,あるいは,同じ菌床でも輸入ものである,こういうステッカーが明確でないので,ひとつ,統一的なものをつくってくれと,こういうことを行政側に望みますというような趣旨の寄稿文だったと思っています。  それに対して,これは,「林業いばらき」にそういった寄稿を寄せる熱意ですから,行政側もこたえてあげる責任があるだろうと,私はこういうことを申し上げていたのですが,ひとつその辺について,本当に今,あらゆる農産物は,俗に言う銘柄産地ですか,そういうものが大変評価されている時期ですから,ひとつ,シイタケにも,ぜひそういう銘柄のステッカーを,これはここの産地でありますよというものを,全国的でもいいし,何でもいいから,ひとつ確立をしてくれと,個々にやっていたのではどうも迫力がない,成果が上がりませんと,こういうふうな寄稿文だったと思うのです。  ひとつ,そういう点について,林政課長さんの御意見をいただきたいと思います。 74 ◯平原林政課長 委員,お話ございましたように,確かに,いわゆる外国と言いましても,中国が大部分でございますけれども,生シイタケにつきましては,かなり前から入っていますし,また,干しシイタケにつきましても,かなりの量が入ってございます。  実態を申し上げますと,生シイタケの国内の消費量は約9万 9,000トンございますけれども,そのうち2万 6,000トンが輸入品である,約26%という,こういう状況にあるわけでございますが,そこで,外国産の生シイタケにつきましては,茨城だけではなくて,全国のスーパー等にかなり入っているわけでございますが,林野の方の動きをちょっと聞いてみたわけでございますけれども,実のところを申し上げますと,JAS法というのがあるのですが,正式には,農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律,この法律に基づきまして,先般,国のレベルで,これは原木シイタケですよというふうなことを有利に販売するようなレッテル化を図るための諮問をいたしまして,その答申を,実は先般いただきまして,そういうレッテル化するものは政令の中に品目が実は書いてあるのですが,シイタケはまだ入っていなかったという経緯がございます。  それを,今回,政令を改正いたしまして,レッテル化する義務品目にそれを加えるという見通しがついたということでございまして,近々,林野の方におきましては,世界貿易機関,WTOに対しまして届けをいたしまして,ことしの夏ごろに政令改正の見通しがついた。それから,秋ごろに表示の義務化が実施される予定であると,こういうことでございます。  なお,茨城県におきましては,平成7年度に,銘柄化の推進とあわせまして,既に,これは原木シイタケですというふうなことで,そのレッテルを,既に図案もできまして,経済連,それから,椎茸農業協同組合等とも話をいたしまして,既に,もうぼつぼつ,実際に出荷するときに生産者からそのシールを貼って出荷すると,そういうふうな指導を今,強化しているところでございます。 75 ◯川井委員 ありがとうございました。ぜひ,そういうふうな取り組みをやっていますよと,しかも,政令でも目下こういうふうな努力中だというようなことを──ここにありました。これ,大子町上郷,佐藤修さん。ことしの1月の,「緑の担い手私の仲間」という投稿です。私,これ,たまたま読みまして,本当に一生懸命シイタケを生産している専業農家が,こんな努力をするにもかかわらず,やはり認められていなかったのかなという,むしろお気の毒に感じまして,実は,御質問を申し上げたわけなのですが,ひとつ,今のお話を,県内にもシイタケの組織がございますね,組織に対して,今,課長さんのお話になられましたことをそれなりの方法で伝えてやってあげれば,この佐藤さんも非常に喜ぶのではないだろうか。こういう茨城県の発行している,今年の1月の「林業いばらき」に投稿するぐらいですから,真剣に取り組んでいる方だろうと私は思うのです。ひとつ,そういうシイタケの組織の中に,今おっしゃいましたことを,早速,こういうことですと,一生懸命やってくれよということをお願いをしたいと,こういうふうに思うわけであります。  いろいろお聞きしたいこともたくさんございますけれども,今日の林業を取り巻く行政は,まさに,他産業から比較して最低の厳しさであるということを一言申し上げまして,私の質問を終わります。 76 ◯石川委員長 ほかに質疑ございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯石川委員長 ないようですので,以上で質疑を終了いたします。      ─────────────────────────────── 78 ◯石川委員長 これより,付託案件の採決を行います。  報告第3号別記3中農林水産部関係について,原案のとおり承認することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯石川委員長 御異議なしと認め,原案のとおり承認することに決しました。  農林水産部関係の請願は,今回付託されておりませんので,農林水産部関係の審査は,以上で終了いたします。  以上で,農林水産部関係の審査は全部終了いたしました。  次に,閉会中における所管事務調査事項を議題といたします。  本件につきましては,お手元に配付してあります一覧表に記載の5項目とし,議長にその旨を申し出ることにいたしたいと思いますが,御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯石川委員長 異議なしと認め,そのように決しました。
         ─────────────────────────────── 81 ◯石川委員長 以上をもちまして,本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしました。  なお,本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては,委員長に御一任願いたいと存じますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯石川委員長 御異議なしと認め,そのように決しました。  以上で,委員会を閉会いたします。長時間ごくろうさまでございました。                 午後2時11分閉会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...