平成26年 6月 定例会(第2回) 平成26年第2回川内村
議会定例会議事日程(第2号) 平成26年6月18日(水曜日)午前9時00分
開議議案の審議(議案第41号~議案第45号)日程第1 議案第41号 平成26年度川内村
一般会計補正予算(第1号)日程第2 議案第42号 平成26年度川内村
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)日程第3 議案第43号 平成26年度川内村
国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)日程第4 議案第44号 川内村在宅ねたきり
療養者等介護人に対する
介護手当の支給に関する条例の一部を改正する条例日程第5 議案第45号
工事請負契約の締結について日程第6 閉会中の継続審査の申し出について
出席議員(10名) 1番 横田安男君 2番 松本勝夫君 3番
佐久間武雄君 4番 渡邉一夫君 5番 井出 茂君 6番
堀本雄一郎君 7番
井出剛弘君 8番
新妻一浩君 9番 高野政義君 10番
西山東二君
欠席議員(0名)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 村長
遠藤雄幸君 副村長 猪狩 貢君 教育長 秋元 正君
総務課長 秋元 賢君
復興対策課長 秋元英男君
住民課長 森 雄幸君
保健福祉課長 古内建治君
農村振興課長 猪狩成司君 出納室長 秋元 賢君
教育課長 薄 晃君
代表監査委員 渡邊喜一朗君本会議に出席した
事務局職員 議会事務局係長 横田正義君
△開議の宣告
○議長(
西山東二君) ただいまの
出席議員は10名でございます。定足数に達しておりますので、ただちに本日の会議を開きます。 (午前9時00分)
△
議事日程の報告
○議長(
西山東二君) 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付した文書のとおりでございます。
△議案第41号の説明、質疑、討論、採決
○議長(
西山東二君) これより議案の審議を行います。日程第1、議案第41号 平成26年度川内村
一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 その前に
担当課長から
要点説明を求めます。
総務課長、秋元賢君。
◎
総務課長(秋元賢君) 私のほうから
一般会計補正予算の
要点説明をいたします。 8ページをお開きください。款1総務費の企画費の右側のほうにいきますと、1報酬、
委員報酬、これは帰村に向けた
検証委員会の報酬を37万5,000円計上いたしました。それと同じくその下の下、9番の旅費でございますが、同じく
検証委員会に対する費用弁償ということで104万7,000円でございます。そのうえに報償費48万円がございますが、これは
ふるさと応援モリタロウ基金に寄附していただいた方に対して、平成23年度から村の特産品を送っていなかったということでございますので、平成23年度からとりあえず平成25年度分と、あとは平成26年度に貰った部分についてこのお金で特産品を送付したいと考えております。因みに平成23年度から現在まで120件まだ送付してございませんので、これも含めて今後の部分ということでございます。 次に、9ページです。款3民生費、目2かわうち
保育園費、1番報酬212万円、こちらにつきましては
幼児保育アドバイザー報償費といたしまして、郡山女子大学の先生が川内村に4月から来ていただいていますので、それの報償費ということになってございます。 続きまして、その下の款4衛生費でございます。目3
環境衛生費、15
工事請負費200万円がございます。
ペットシェルターの
基礎工事ということで村長の提案にもございましたが、郡山市のほうに
ペットシェルターが既に備えつけてございます。備え付けてありますが、郡山市のほうから当然基礎が必要だということになりましたので、
基礎工事だけのお金でございます。なお、これの財源としましては、
日本動物協会のほうから全額寄附金できていますので、それで賄います。その下に
備品購入費ということがございます。こちらにつきましては、
ごみステーション、最近ごみに関する苦情が村のほうに来ておりますので、
ごみステーションの老朽化した部分、一応3基分の
備品購入を今回計上させていただきました。 その下に
診療所費ということで、繰出金256万8,000円の減額ということになっていますが、こちらは直診会計のほうでも説明いたしますが、直診会計のほう補助金が増えたということで村からの繰り出しを減額したというものでございます。 次に、款6
農林水産業費と款8土木費につきましては、昨日の
全員協議会の中で大きなものすべて説明しておりますので、ここは省略させていただきます。 12ページですが、項4
社会教育費、目3
文化財保護費ということで50万円の報償費が計上してございます。こちらにつきましては、第7区の
地蔵院多宝寺の梵鐘の改築ということで、実は平成23年度の予算に計上してあったものでございますが、平成23年度避難中ということで、そのままできなかったという部分でございます。それを今回行政区のほうでも今度できるということになりましたので、今回改修費として7区のほうに報償費として50万円を支出いたします。 あとは一番最後のページですが、款11
災害復旧費ということで、13委託料2,600万円計上してございます。こちらにつきましては1区、2区、3区、4区、6区の仮置き場の測量設計の施工管理の委託料ということで2,600万円を計上してございます。 以上で、
一般会計の
要点説明を終わらせていただきます。
○議長(
西山東二君) これで
要点説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 5番、井出茂君。
◆5番(井出茂君) 9ページなのですが、3民生費、かわうち保育園のところです。報償費、これは
アドバイザーの件に関しては、たぶん3月定例会で村長のほうからかわうち保育園に
アドバイザーを入れるという話があったと思います。その後、既に4月に採用してお給料、報酬をお支払いされているんですよね。こういった中において、
臨時議会もその中にあったと思うのです。予算を既に支出しているという中において、提案する時期がちょっとずれているのではないかと思うのですが、これは当初予算に入っていましたか。 もう一つあります。
農林水産業の部分なのですが、これはきのう説明を受けました。第六区
アグリティー組合に対しての補助なのですが、
全員協議会の中でも
佐久間議員のほうから出ていたのですが、それに関連するのですが、あまりにも当初の計画と金額的にも、それから当然こんなことは予想できるわけですよね。現実的に
育苗施設だけをつくってあとはやらないみたいな。
育苗施設だけのものが出てきていて、当然その先のこと。もっと言うならば私はこれは悪いことではないと思うし賛成です。 ただ、こういう中において、以前村長も答弁の中に、お情けで買ってもらう米をつくらないと、おいしい米をつくっていくんだと。売り先をどうするんだという話を聞いたときに、村長はそういう答弁をしたんです。いままで
農地復興組合が農地の除染をしました。しかも、そういったところがすべて作物がつくられているわけではなくて、非常に担い手もいない中において、じゃ、作ったものをどうするのか。こういったことこそ担い手を育成する
モチベーションに繋がるんだと私は思っているんです。そこでお伺いしますが、村長が以前答弁したお情けではなくて、おいしい米をつくって売ってもらうと。まさか今年も備蓄米にまわすなんていうことはしないと思いますが、そういう
付加価値をどうつけるのか。この組合がどういう営業方針を持つのかというところまで出さないと、こういう設備というのは前にも、上のほうにも
育苗施設ありますが、結果的に使えなくなってくる。要するに売れる。少しでも高く売れる。そして消費者からおいしいと言われる声がちゃんとダイレクトに届いてくる。こういったものが生産者の
生産意欲の
モチベーションに繋がると私は思っているのですが、その辺村長の今後の基本的なそういう農業に対する方針をお伺いしたいと思います。
○議長(
西山東二君)
総務課長、秋元賢君。
◎
総務課長(秋元賢君) それでは保育園の予算につきましては、当初予算には当然載ってございませんでした。実際4月に1回議会があったわけですが、本来ですとそこに
補正予算という形で載せれば良かったのでしょうけれども、4月議会は
工事請負と専決だけで補正は組まないということで対応しましたので、実は保育所の中の
非常勤職員の報償費が数百万すでに載ってましたので、とりあえず6月まではそのお金を先食いをしていって、6月に補正をするという措置をとりましたので、方法的にはあんまり芳しいものではございませんが、そういう方法を取りましたのでご了承願いたいと思います。
○議長(
西山東二君) 村長、
遠藤雄幸君。
◎村長(
遠藤雄幸君) いままでが
補助金体質、こういったことがひょっとしたら今の現状を招いていたという感じがいたしております。作らなくても
減反奨励作物であるならば奨励金をいただいていたというような現状ですよね。物を作らなくてお金がもらえる。これはきっと
モチベーションにかかわってきたんだと思います。そういう依存体質が、結局は国の施策の中で繰り返しされてきたのではないでしょうか。これではやはり農家の人たちの意欲ってわかないと思います。いろんな人たちに話を聞きますが、確かに補償とかこういう
補助メニューは大切だと。だけど私たちが一番の喜びは、やはり消費者に、このお米食べてうまかったねと言われることなんだと言っているのです。たぶんこの生産者もここのところを私は忘れているような気がしてならないんです。まして今回の震災です。すっかりも与えられることになりつつあります。補償だ、損害賠償だ。まして、その国の
農業施策だ。きっとこれは生産者だけではなくて、被災地における私は全体的な問題ではないかと。こういうものをどう脱却化していくかというのは、やはりもう自分いままでのことを踏まえながらも、自分でやはり一歩前に進めていくということが必要なのかと思っております。 そこで、私が考えている
農業施策ですが、5点ほどあります。1つは、
新規参入を積極的に受け入れていって市場の中で競争原理を働かせていきたいと思っております。例えば、今回のようなこういう
アグリティー組合もその中の一つですし、あるいは従来の法人が農業に参入していくということも、やはり参入しやすい
環境づくりをしていきたいと思います。 それから、農業を知らない人が農業できるかということもあるかと思いますが、あえていうならば、私は素人が農業をやっても十分できる、そういう魅力的で健康的なのが農業だと思うのです。ただ単に農業の欠点というのは、経済性が伴わない、伴っていない。それを生業とするにはかなりのエネルギーが必要だったり、ボリュームと言いますか、マーケットも必要になってくるんだと思います。こういったところをどう解決するかによって参入者が増えてくるのかと。 2点目は、やはり農地を大規模化していく、集約していくということにつきるんだと思うんです。国の施策の中でも、その土地の管理機構が動き出しました。こういったことを見ると、やはりいままでのような規模ではなかなか太刀打ちできなくなる。というのはコストに食われてしまうということです。やはりよくある農家を大規模化して、まして土地まで集約していくと。こういう方向性は私は間違っていないと思いますので、村としてもしっかりとそこは農家の人たちにサポートしていきたいと思っております。 それから、3つ目は、
井出議員のご指摘のとおりだと思います。物をつくってそのまま売るということは、私は
地域間競争に打ち勝つためには相当努力が必要だと思います。とするならば、やはり手を加えて
付加価値をつけていく、加工するということも必要なのかと思います。水稲でいうならば、従来のお米つくりプラス例えば有機米とか、
減農薬米とかそういう
付加価値をつけることによって、あるいはプラスアルファー、物語性をつくっていく。例えば、その物語性というのは水はこういうところの水を使っているよとか。それから稲刈りに関しては、実はいろんな人たちがそこにかかわっているんだと、都市との交流がうまれているんだよというそういう
付加価値をつけていくということが必要かと思っています。 4つ目は、それは今3点目と重複するかわかりませんが、やはり6次化をしっかりと推進していくということだと思います。消費者と直接つなぐというところに、流通のコストを削減できる一つの要因になってくると思います。ですから生産者と直接消費者あるいはその中に生産者と
福祉事業者、あるいは生産者と地元企業とか、こういった
取り組みができればいいなと思っております。 5つ目、最後ですが、やはりやる気のある人をしっかりと育てていきたいと思います。いままで、まんべんなくとかすべて公平性とか公平というのはこういう環境の中では詭弁だと思います。やはりやる気のある人にしっかりとサポートしていく。これは一つの方向性かなと思っています。農業を一言でいうならば、やはり農が復興していかなければ本当の村の復興には繋がらないと思っていますので、それだけ私は大切な産業構想だと思っています。その辺はどれだけ具現化できるかというのは、これからの
取り組みにおいてもやはり補助金だけど出すというだけではなくて、そういう
マーケティングやマネジメントの仕方も、やはり
ノウハウとして身につけていく必要、そういう助言ができたりすることが必要なのかと思っています。
○議長(
西山東二君) 5番、井出茂君。
◆5番(井出茂君) 答弁、ありがとうございます。1点目の報償費に関しては、流用してきたということで、
総務課長も説明、これ当然もう動き出していますから、議会の議決を待ってお金を払うというわけには、労働法上まったくまずいことですので、今後そういったことのないようにタイムリーにこういう
補正予算を出していただきたいと考えます。 それから、
アグリティー組合に関するこの件について、村長から5つの川内村これからの方針についてお伺いしました。1つでも、現実のものになって農家の方が、
生産意欲がわくようにな、しかもそういったことが引いては後継者として農業の担い手になれるような結果が出るといいなと思っております。 ただ一つ、村長お伺いします。作ったお米、これをどうさばいていくのかと。現実的には1キロ700円で販売をしている。要するに30キロで2万1,000円で売っている川内村の農家もいるわけです。結果的にこれも販売をはじめて1カ月後に600キロ売りきってしまった。しかも、そのあとの追加の注文がまい込んできてそれに対応できないでいたと。これは特殊な例かもわかりません。そこには、やはりただ作って売るということではなく、物語性と
販売戦略とそういったものがあったわけです。 ここの
組合自体がすべてがそうなのですが、作れば売れるという時代は既に終わっています。村長が言うように物語性であったり、そこに特別な栄養価があったり、または特別な栽培方法であったりということが、産地と消費者が繋がるという仕組みがないとお米が売れない。要するに消費者をどういう形でエンクロージャー型の物流の中に取り込んでいくかということを村自体も、しかもここの第六区
アグリティー組合がそういう
販売戦略を持たないで、ただ、
生産組合だけであってはこれはお先見えますよ、正直。今川内村の
農業従事者の平均年齢が66歳と以前お伺いしましたが、今何歳なのかちょっとわかりません。1年に1回しか米ってつくれないんです。そういう中において、ではあと何年できるのということを考えたときに、次の世代の人たちがここの
アグリティー組合の半数を占めているのであれば、私は安心ですが、なかなか若い人たちが戻ってこない。しかも
農業従事者がいない中で、こういう
組合自体にやはりそういう機能を持たせることであったり、お金だけではなくて
アドバイスも含めて、県から2人常駐しているわけです。そういう人たちをいかに使っていくかということも、この中に
ソフト事業として織り込んでいかなかったら、これはほとんどハードですよね、この予算。とっても心配しています、そういう意味では。ここにマネジメントできる人が何人いるのということも私は非常に危惧する要因でありますので、その辺村長、つくったものをどう売りさばいていくかという村の方針、今、村長が思いつくものでも結構です。こういったものがあればお伺いしたいと思います。
○議長(
西山東二君) 村長、
遠藤雄幸君。
◎村長(
遠藤雄幸君) ありがとうございます。
減反奨励制度がひとつ要因、その目的の一つは市場の中に数少なく流通させようと。そのことによって米価を支えていこうというような魂胆が
見え見えなんです。そういう
補助メニューを追加してきたということで、確かに今までの1俵2万円台、あるいは2万円から下くらいの値段ではもう流通できなくなってきているというのは現状ですので、その中で
川内村中山間地域のお米が評価していただくというためにも、やはり普通の常識の農協に出したり、あるいは米業者に販売するというだけでは私は解決できないと思っております。 例えばいま、
野菜工場なんかが立ち上がってきました。今、主に実際、自分のところの栽培した
野菜工場ですが、こういったものに
プラス川内村の野菜、その中にお米というのですか、こういったものがセットになって販売される、あるいは流通していくということも一つの方法だと思います。 それから今、1俵2万1,000円ぐらいで売っているんだという、そういう
ノウハウを持っている人たちがいるのですから、ぜひそういう情報を我々もいただいて、そういうことが
二番煎じになる可能性がありますが、やはり
アグリ組合なんかにも
アドバイスをしていきたいと思います。 備蓄米だけでその農家の生産性が高まるか、あるいはその食味のいいお米をつくることができるかというとそうではないと思います。やはり一般市場の中で流通していって、消費者の口に入っていくということが評価の対象になってくるわけですから。ぜひ議員からもこんな方法がどうなのということ。あるいはネットワークの中で、こういう可能性もあるということがあれば、ぜひ
アドバイスをしていただければと思います。 今回の震災で、いろんなものがひょっとしたら精査されていく可能性もあります。こういう農業なんかもひょっとしたらば淘汰されつつあるのかなと思います。いままで高齢化の中で農業を支えてきた人たちが、もう農業をやらないという選択肢を持っております。これはこれで新しい担い手を育つ、そういうドライブしていく
チャンスなのだと。ピンチだけれども新たな農業、新たな担い手を育成していく
チャンスだととらえています。ネガティブな部分だけではありません。しっかりその中でも農業をしっかりと支えていくという村の方向性を示しながら、今言った
マーケティング、
販売戦略なんかもいろいろと情報を得ながら、可能な限り進めていきたいと思います。
○議長(
西山東二君) 5番、井出茂君。
◆5番(井出茂君) 農家の人がわくわくするような農業政策打ち出していただきたいと考えております。 5点ほど、村長から農業に対する方針をいただいた中で、法人の
農業参入とそれから
素人農業、私は大賛成だと思います。要するに法人が参入してくるということ自体は、要するに組織としてやるわけであって、要するに組織というのは一人、二人欠けるそういった中でも組織は動いていくという部分については、サスティナブルな農業がここで可能になってくること。それから、
素人農業に関しては、やはりほかは若い方をぜひ
新規就農という形で、法人が
新規就農者を募るというやり方もいろいろあるかと思いますけれども、現実的にすでに日本全国そういった中でやられて
成功事例もあるわけです。TPPもありますが、逆にTTPというのがあって、これは何かというと徹底的にパクるというやり方なのです。ぜひ
成功事例を
二番煎じでも三番煎じでも構わないと思います。この中で、そういうものをアレンジしながら、いかに成功していくかということをぜひ村長先頭に立って陣頭指揮をして、農業の基幹産業と言われている農業を、もう一度しっかり立ち直らさせていただきたいと考えておりますので、ぜひ村長、先頭に立って、旗をふっていただきたいと考えております。
○議長(
西山東二君) 村長、
遠藤雄幸君。
◎村長(
遠藤雄幸君) ありがとうございます。いろいろ今お話しを聞いていると、守るべきものは一体なんなのか。これは農政ではないんだと。
農業そのものなんだと思います。いままでの
既得権益をやはり打破していくというところから、ひょっとしたらばスタートしなくてはいけないのかもしれません。ざくっとした計算ですが、一家で例えばお父さん、お母さん2人で年金もらいながら農業をやっている。若い長男がいる。子供も長男夫婦がいる。こういう4人家族の中で、その世帯数の所得はいくらかというと450万円、400万円から450万円です。というのは高齢者の人は既に年金貰っております。2人でたぶん100万円から150万円でしょう。長男が工場に行って働いて農外所得200万円ぐらいです。そして
農業所得はいくらかというと、実は50万円ぐらいなんです。全体の450万円、400万円のうち50万円が
農業所得です。これでは農業やっていると農業で生計を立てていくというわけにはいかないと思います。説得力に欠けると思います。なんとか
ヨーロッパ並みに半分くらいは
農業所得だと、50%は村政世帯の
農業取得だよというくらいの所得を上げていかなかったら、
子供たちはつかないと思います。経済性だけ、効率性だけでは語れないのは農業だとわかってますが、やはりここは外させないポイントだと思います。 議員のおっしゃるように、おそらくそういういろんな世の中のなかで、
既得権益が打破されていく、あるいは淘汰していくもの。これは時代の中でしょうがないと思います。その中で何かを生み出していくと。私は、成長戦略でよく国が言っていますが、その中の大きな分野はこの農業だと思っています。いろいろと
アドバイスをいただきたいと思います。
○議長(
西山東二君) ほかに質疑ございませんか。 8番、
新妻一浩君。
◆8番(
新妻一浩君) 私は
農業振興政策についての
井出議員からの質問がありましたが、今川内村の農業というのは、水田の次に作付けが多いのはそばでございます。昨日14日ですか。渡邉先生の講演がありまして、
そば適地適作、その中で一番いい種を使わないといいそばがとれないという声がありました。そこで昨年のそばは、種には不向きだと思うのです。去年収穫したものは。そこで今年もそばの種は村のほうで確保して、栽培農家に配布してくれるのかどうかということであります。 あともう1点、
文化財保護の問題なのですが、川内村には文化財が数ありますが、その中で今ちょっと危ぶまれているのはお不動様です。あそこの山道の道路の整備と境内の石垣が崩れかかっている。建物も相当古くて地震がきたらば、もう一回きたらば崩れてしまうのではないかという状態になっていますが、やはり村の指定されている文化財としては、あれを今のうちに補修をしないと、せっかくの川内村の文化財がなくなってしまうということになりますので、その点どういうふうに村では考えているのか。2点についてお伺いします。
○議長(
西山東二君)
農村振興課長、猪狩成司君。
◎
農村振興課長(猪狩成司君) ただいま新妻議員のほうがそばの種を確保するのかという御質問でございますが、今年も新たなそば、種を確保して86ヘクタールぐらいの規模がございますが、確保する予定でおります。
○議長(
西山東二君) 教育長、秋元正君。
◎教育長(秋元正君) お不動様の山道と石垣と建物についてのご指摘でございますが、文化財の委員が従来あったものを復活できていない状況もございますので、今行政区長ともいろいろ相談をしながらさっそく調査をさせていただいて、その中で検討させていただければと思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(
西山東二君) 8番、
新妻一浩君。
◆8番(
新妻一浩君) 文化財についてはこれから調査をして対応したいということですか。それをよろしくお願いしたい。そばの件については、そばの種を確保してくれる。自分の去年収穫したやつ使わないのだから、種は持っている農家はいないんですよ。そうでしょう。だからやはり種は助成、農業振興の意味からもぜひ種は確保してもらいたいという要望でございます。
○議長(
西山東二君)
農村振興課長、猪狩成司君。
◎
農村振興課長(猪狩成司君) 先ほど申しましたが、今回86ヘクタールのそばの申し込みを受けておりますので、その数量については村のほうで確保したいと考えております。
○議長(
西山東二君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより、日程第1、議案第41号 平成26年度川内村
一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本採決は起立によって行います。 本件は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
西山東二君) 起立全員。 よって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△議案第42号の説明、質疑、討論、採決
○議長(
西山東二君) 日程第2、議案第42号 平成26年度川内村
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 その前に
担当課長から
要点説明を求めます。
総務課長、秋元賢君。
◎
総務課長(秋元賢君) それでは国保特別会計の
補正予算の
要点説明をいたします。 4ページをお開きください。今回の国保の補正は1件でございます。高額療養費の中の一般被保険者の移送費ということで通常は存目であるものでございますが、今回申請がありました中身的には、骨髄液の運搬費用ということで2回分、1回5万円なのですが、これを2回分ありますので、9万9,000円を補正して総計10万円ということで補正をいたしました。これにつきましては、予備費に対応ということでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
西山東二君) これで
要点説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより、日程第2、議案第42号 平成26年度川内村
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)の採決を行います。 本採決は起立によって行います。 本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
西山東二君) 起立全員。 よって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△議案第43号の説明、質疑、討論、採決
○議長(
西山東二君) 日程第3、議案第43号 平成26年度川内村
国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 その前に
担当課長から
要点説明を求めます。
総務課長、秋元賢君。
◎
総務課長(秋元賢君) それでは直営診療所特会の
補正予算を説明をいたします。 まず、歳出のほうからですので、ページでいきますと7ページをお開きください。内科施設管理費でございますが、村長の提案理由にあったとおり内科医師が常勤になったということですので、この経費の組み替えというものが主なものでございます。まずは、節のほうの委託料で1,660万円を減額いたしました。これにつきましては、いままで委託で医師のほうに払っていた部分をすべて落としまして、今回給与とか職員手当のほうに振り向けたということになってございます。それで若干足りない部分は115万9,000円ほどは上乗せということになっております。 次に、8ページのほうの歯科のほうの部門でございますが、こちらのほうの1報酬ということで歯科診療所嘱託職員の報酬ということでございます。これにつきましても村長の提案理由にありましたとおり、1名増員いたしましたのでこの報酬が上がってございます。こちらも先ほど
井出議員から保育所の関係と同じように、当初予算には計上されておりませんでしたが、歯科診療所のほうの予算がございましたので、とりあえずそちらを流用していたということで、この部分を今回補正したということでございます。 これらに係る歳入でございますが、6ページに戻っていただきまして、実は県支出金のほうで647万8,000円増額となってございます。現在、川内村の国保診療所のほうの経営につきましては、この震災以降補助金がございまして、赤字補填分は県の補助金がくると。さらには人件費についても、県の補助が上限はありますが来るということでございます。 今回これらの補正を組んだために、県の補助金が647万8,000円増額になったということでございます。それで増額になったために、
一般会計から繰り入れをしていた分を256万8,000円を
一般会計の繰り入れを減額した状況で財源を確保してございます。 以上で直診会計の
要点説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
西山東二君) これで
要点説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより、日程第3、議案第43号 平成26年度川内村
国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第1号)の採決を行います。 本採決は起立によって行います。 本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
西山東二君) 起立全員。 よって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△議案第44号の説明、質疑、討論、採決
○議長(
西山東二君) 日程第4、議案第44号 川内村在宅ねたきり
療養者等介護人に対する
介護手当の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 その前に
担当課長から
要点説明を求めます。
保健福祉課長、古内建治君。
◎
保健福祉課長(古内建治君) 議案第44号でございますが、きのうの
全員協議会でご説明をさせていただきましたが、現在、在宅寝たきりという形の中での介護人に対する介護の手当ということで支給しておりますが、この在宅寝たきりについては、きちっとした規定が現在決まっておりませんでした。そういったことで経過措置としまして、在宅を2カ月間、在宅寝たきりについて2カ月間経過後、審査会を開いて支出したわけでございますが、今回その中に平成11年の介護保険法の適用によりまして、介護保険度4及び5については寝たきりということで、常時介護が必要であるということが明確にされておりますから、そちらのほうの介護保険法の4と5、また3であっても重度認知症のものについては介護が必要ということになっておりますもので、今回それらを明記しまして基準を明確にしたいという考えで今回提案させていただくものでございます。 これによりまして、この介護度4と5ということになりますと、常時介護が必要ということで、寝たきりでなくてもというのも入ってございます。現在、そういったことで対象になる方は、3名ほどいるわけですが、介護が必要な方については、
介護手当を支給できるという形のなかで、寝たきりということの中の幅を拡大して村民の福祉医療のほうに寄与したいと、そのような考えで提案させていただきます。よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(
西山東二君) これで
要点説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより、日程第4、議案第44号 川内村在宅ねたきり
療養者等介護人に対する
介護手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の採決を行います。 本採決は起立によって行います。 本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
西山東二君) 起立全員。 よって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△議案第45号の説明、質疑、討論、採決
○議長(
西山東二君) 日程第5、議案第45号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。 その前に
担当課長から
要点説明を求めます。
復興対策課長、
秋元英男君。
◎
復興対策課長(
秋元英男君) それでは議案第45号
工事請負契約の締結についての要点を説明させていただきます。 この内容につきましては、昨日の
全員協議会で詳細にわたりまして、ご説明を申し上げました。去る5月27日一般競争入札の方法により、入札をいたしたところでございますが、有限会社三瓶組、代表取締役三瓶二郎氏が予定価格の範囲内で最低ということで仮契約を締結させていただきました。 本提案は、本契約にするための議決をいただくものでございます。 以上、説明を終わります。
○議長(
西山東二君) これで
要点説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 4番、渡邉一夫君。
◆4番(渡邉一夫君) 今回の入札なのですが、村長が常日頃言っていることは、地産地消ということで地元でできることは地元でということなのですが、いままでの入札のあり方からいけば、指名競争入札というような形で実施されてきたと思いますが、今回一般競争入札というようなことで、幸いにしても地元業者が一般競争入札でとったから地元には還元はできると思いますが、一般競争入札になった経緯をお聞かせいただきたいと思います。 それから、この事業は2年前に私たちに大型商業施設ということで説明を受けて延々と今になったわけですよね。その時に前に村から説明を受けたときには、商業施設の建設の補助金はいろいろ説明を受けた中で、行政というか持ち出しもあったのです。前回の説明のときには、行政負担の金額もあったのですが、今回は補助率と村の支出ということはどういうことになっているかもちょっとお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
西山東二君)
総務課長、秋元賢君。
◎
総務課長(秋元賢君) それでは、指名競争の件につきましては私のほうからご説明いたします。今回の事業なのですが、実は津波原子力災害被災地雇用創出企業立地補助金という補助金を使ってございます。こちらの補助金の交付規定というものがございまして、この中の契約という部分がございます。この契約の中には、今回の補助事業を遂行するためには、一般競争入札にふさなければいけないと明言されてございます。 村といたしましても、造成工事なので村の業者で十分できると認識しまして、こちらのほう再三一般競争ではなくて指名ではどうかということを掛け合いましたが、最終的には交付要綱どおりにやってくれないとだめだということになりましたので、ここはやむを得ず一般競争ということでやらさせていただきました。
○議長(
西山東二君)
復興対策課長、
秋元英男君。
◎
復興対策課長(
秋元英男君) ただいま補助率の質問でございます。 当該補助事業に係る補助率は国が75%、残り25%については特別交付税が参入に該当するということでございますので、基本的には100%、村の持ち出しは今のところ考えていないということでございます。
○議長(
西山東二君) 4番、渡邉一夫君。
◆4番(渡邉一夫君) 入札についてはそういう縛りがあって、一般競争入札ということでご了解いたしました。それをやらないと補助金がこないということでは、なかなか今の状況では大変なことだと思ったのですが、今回、2年前に大型施設ということで議会も承認してやったのですが、今になってようやく改定は平成27年4月ということで、随分3年がかりというような、長期にわたってだと思うのです。帰村に際しましては、一番生活食料品の確保という、そういう面で村民は帰村に対しては、この大型商業施設大変期待をしていたところなのですが、3年間もかかってようやくということは、どういうことで遅れたのか、遅れた原因もあると思いますが、その辺についてもちょっと説明を受けたいと思います。 補助金が最初の申請と違って、今度は震災ということで津波原子力災害被災地雇用創出企業立地補助金というようなことで今回は補助金を受けたのですが、最初の補助金で早急に施設をつくるということには問題があったのかどうか。その辺も詳しくお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
西山東二君)
復興対策課長、
秋元英男君。
◎
復興対策課長(
秋元英男君) 実は、当初グループ補助を受けて事業を実施しようということで取り組んだという経緯を聞いております。その用件でございますが、店舗については被災した店舗の面積のみしか参入されないということで、そうしますと被災した店舗の面積というと、かなり狭いものになってしまうということで検討を重ねていったということでございまして、その結果、経済産業省等に要望していたところでありますが、その結果、こういった
補助メニューができた、つくっていただいたということで時間がかかってきたのかと思います。
○議長(
西山東二君) 4番、渡邉一夫君。
◆4番(渡邉一夫君) 帰村した人たちもいろいろと買い物等、いままでは生活圏が浜通りだったのが、中通り圏に変わったということで、大変苦労して食料の供給などには骨を折っているのが現状でございます。そんなことで、今回もまた村の配慮によりまして復興券いただいた中で、復興券をなかなか使うのに大変だと大型商業施設ができれば活用もできて、また復興に繋がるのではないかということでございますので、できる限り工期を早めた中で帰村者の期待に応えるような進行状況をしていただきたいと思います。川内村はやはり商店街が少ないということが現状でございますので、でき得る限り、最初の議会の説明の中では、あそこにアパートとかいろいろイベントとか施設を、クリーニング、薬局という大体できな前
復興対策課長の構想はあったのですが、その構想はそのまま継承して続けてそのような施設になるのかどうか。最後にお聞かせいただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
西山東二君)
復興対策課長、
秋元英男君。
◎
復興対策課長(
秋元英男君) 実は、商工会等とかなり詳細にわたって詰めてございます。どういったもの、売り場をつくるのか。それから先ほどおっしゃられたようなコミュニティーのスペースとか、それから薬局とか、クリーニングとか、そういったものも含めた形で検討していっているところでございまして、そのあらあらの内容等について今回設計を提案されていただく設計業者のほうにも説明をしながら、より商工会と詰めながらご希望に沿うような形で、設計していきたいと思います。
○議長(
西山東二君) 村長、
遠藤雄幸君。
◎村長(
遠藤雄幸君) 当初この構想が生まれたのは、帰村して平成24年度がスタートでした。本来、最初の目的としては、既存しているお店屋さんの中で、希望者がいればその中で共同店舗のような形はいかがでしょうかということで商工会の商店の人たちと話し合いをしてきたんだと思います。そういう面ではたぶん半年から1年ぐらいは時間がかかったと思います。 合わせて、このハードの部分をどう
補助メニューを引っ張り出すかというところで、最初に言ったようにグループ補助金というしばりがあります。できれば本設でという思いがありました、仮設ではなくて。こういったところで復興庁との協議、経済産業省との協議をしてきた中で、実はこの
補助メニューは川内村のためだけではなく、川内村のためにつくった法律なんです。たぶんこれが先例になって、これからほかの自治体が本設の商業施設をつくる場合のサンプルになってくるんだと思います。ですから、少し時間がかかったというところです。 それから地域振興券のなかなか使い道、お店屋さんが少ないというお話ですが、こういったところがある程度早めにできれば吸収してくれるのかと期待しております。
○議長(
西山東二君) ほかに質疑ございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これより、日程第5、議案第45号
工事請負契約の締結についての採決を行います。 本採決は起立によって行います。 本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
西山東二君) 起立全員。 よって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△閉会中の継続調査の申し出
○議長(
西山東二君) 日程第6、閉会中の継続調査の申し出の件を議題といたします。 総務・産業建設両常任委員長から総務、産業、経済等について、議会運営委員長から次期議会の会期日程等について、会議規則第75条の規定により閉会中も継続して調査したい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 3委員長からの申し出のとおり、継続調査についてご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
西山東二君) 異議なしと認めます。 よって、3委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で本定例会の
議事日程はすべて終了いたしました。
△村長のあいさつ
○議長(
西山東二君) ここで、村長から発言の申し出がありますのでこれを許します。 村長、
遠藤雄幸君。 〔村長
遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(
遠藤雄幸君) 議員の皆様方には、きのうからの2日間に渡りまして、ご審議を賜りまして、5つの議案すべて原案どおり可決決定していただきました。心から感謝申し上げます。 今、まわりを見渡すと、田植えをして、その田植えをした水面に周りの山々の風景が水面に映っております。とても我々の心を和ませてくれるまさに川内村の風景ではないでしょうか。こういう田舎の原風景をどう取り戻していくか、あるいは維持していくかということが、今回の震災でまざまざと突きつけられた課題かと思っております。 まだ道半ば、復興まだ緒に就いたばかりです。議員皆様のご理解、ご協力得ながらしっかりと新年度予算を消化しながら、数多くの判断材料を占めしていきたいと思っております。 これから、暑さに向かう季節であります。議員の皆様それぞれご自愛をいただいてお励みいただければと思います。 大変お世話になりました。ありがとうございます。
△閉会の宣告
○議長(
西山東二君) これをもって平成26年第2回川内村議会定例会を閉会いたします。 大変お疲れ様でございました。 (午後3時15分)上記会議の顛末を記載し、相違のないことを証するためここに署名する。 平成26年 月 日 川内村議会議長 西山東二 署名議員 渡邉一夫 署名議員 井出 茂...