塙町議会 2024-03-05
03月05日-03号
令和 6年 3月 定例会(第1回) 令和6年第1回
塙町議会定例会会議録議事日程(第3号) 令和6年3月5日(火)午前9時開議日程第1
一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(13名) 1番
金澤太郎君 2番 菊地哲也君 3番 鈴木元久君 4番 吉村守広君 5番 七宮広樹君 6番 下重義人君 7番 吉田広明君 8番 青砥與藏君 9番 吉田克則君 10番 鈴木 茂君 11番 藤田一男君 12番 鈴木孝則君 13番
割貝寿一君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長
宮田秀利君 教育長 秦 公男君
総務課長 江田一寛君 町民課長 近藤正伸君
健康福祉課長 遠藤安弘君
農林推進課長 金田一徳君
まち振興課長 大寺弘文君
まち整備課長 大森淳一君
生活環境課長 八幡祐圭君
会計管理者 松本崇司君
農業委員会事務局長 金田一徳君
学校教育課長 菊池和弘君 生涯学習課長
鈴木サキ子君 はなわ
こども園長 星 周児君
選挙管理委員会書記長 代表監査委員 金澤忠良君
江田一寛君 監査書記
鈴木康夫君
---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 鈴木康夫 書記 関根宏二 開議 午前9時00分
△開議の宣告
○議長(
割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
割貝寿一君) 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議の
ビデオ映像は、後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承を願います。 また、議場内では
携帯電話等の電源をお切り願います。
---------------------------------------
△訂正の申出
○議長(
割貝寿一君) ここで、
生活環境課長から発言を求められておりますので、これを許します。
生活環境課長。
◎
生活環境課長(八幡祐圭君) 皆様、おはようございます。 先日、ご提案、ご説明させていただきました議案第33号 令和6年度塙町
上水道事業会計予算の説明の中で、予算書2ページでございますが、第5条の一時借入金の限度額について、2,600万円と発言すべきところを2,600円と発言しておりました。正しくは、記載のとおり「2,600万円」でありますので、訂正しておわび申し上げます。 申し訳ございませんでした。
○議長(
割貝寿一君) これで、
生活環境課長の発言を終わります。
---------------------------------------
△
一般質問
○議長(
割貝寿一君) 日程第1、
一般質問を行います。 通告順に従い、発言を許します。
---------------------------------------
△
金澤太郎君
○議長(
割貝寿一君) 1番、
金澤太郎君、登壇願います。 持ち時間は10時2分までです。
金澤太郎君。 〔1番
金澤太郎君登壇〕
◆1番(
金澤太郎君) 1番議員、
金澤太郎です。 通告に従いまして、
一般質問をいたします。 まず最初に、農地の維持政策ということについておただししたいというふうに思います。 まず最初に、令和5年6月、食料・農業・農村政策の新たな展開方向が閣議決定されました。この中で
共同作業によらなければならない、
農業用水路の草刈り・泥上げなどについて、土地改良区や市町村、集落などの多様な関係者による議論や取組の進め方を示す方針のようであります。なお、
共同作業によらなければ成り立たない
農業用水路などの
維持管理に対する町の考えを伺うということなんですけれども、なぜこれをお伺いしたいかということ申し上げますと、それと併せまして、農水省のほうで、まだこれ多分、国会に提出されていない案件ではあるかとは思うんですけれども、この先、農業者に対して米、小麦、大豆などが不足する食糧危機時に、政府が供給目標を設定し農家に増産計画の届出を指示できるというような法律が提案される予定になっているようです。これに対しましては、従わない場合、20万円以下の罰金を科すというようなことまで、盛り込まれるというようなことになってきているというふうに思います。 まさにこれは、食管法、21世紀に向けてなくなったんですけれども、
食糧管理法の復活ではないのかという危惧を覚えております。ただそのような中で、これから先、農地を
維持管理していくことにおいて、もしかすると、自分の意思に反した形で
農業生産を行わなければいけない、行わない場合には罰金まで支払わなければいけないと、という中において、今までは頑張って農地を維持してきていた方たちも、いよいよ農地を手放すという方向性に動いていってしまうんではないかという危惧が1点ございます。 それとあわせまして、
あと共同作業によらなければ成り立たない
農業用水路などの
維持管理、こちらなんですけれども、国のほうで考えていることが、どうやら今既にメニューとしてあります中
山間地域等直接
支払制度、あと植田のほうでも使わせてもらっていますけれども、
多面的機能支払交付金、こういった制度があるんですけれども、どうやら考えていることはそれに近いこと、ですから
地域住民を巻き込んで用水路等々の整備もしてくださいということになってくるのかなというふうに思うんですが、実際にこの制度を現行ある制度を中身は少し変わるんだろうとは思うんですけれども、この中でいきますと、植田において、果たして農業者以外に
農業用水路の一部素掘りは残っておりますけれども、こういったところの
泥上げ作業、こういったことを共同でしましょう、お金も払いますということであっても果たして協力してくれる方がいるかどうか、多分これは恐らくいないだろうという危惧を覚えております。 そのような中で、農業者、これからますます減っていきます。そんな中で、用水路がなければ当然ここに通水しないと田んぼにならないという中で、どのように町としてこの人口減少の中における、
あと農業離れの中における
農業用支水路の管理を、地元民だけでできないというような状況が来るだろうと思われている中で、町のほうとして何か対策を考えるお考えはあるのか、おただししたいというふうに思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それでは、議員のご質問にお答えを申し上げます。
農業用水路ですか、などの
維持管理に多大な労力を要することから、地域の方々がその
維持管理に苦慮をなさっておるということは承知しております。
農業用水路を含めた水田には、多面的な機能があります。生態系の保全、水のある景観の形成、
防火用水、水源の涵養といった重要な機能がございます。農地の利用者が、水田の受益者として恩恵を受けておるところもありますが、広い意味では地域に暮らす住民の方々にも恩恵があると、このように考えております。地域全体で
維持管理をしていくことが大切であると、このようには考えておりますが、先ほど議員のお話にもありましたように、国においても
多面的機能直接
支払制度で地域における機能化も含め、様々な住民による管理を想定しており、消防団の皆さんにもご協力をいただいている地域もあるとのことでございます。 また、ハード面においては、
町単独補助事業において、土側溝を
コンクリート側溝に変えるため70%補助を実施しており、管理しやすい側溝を入れていただき負担軽減のためにご活用いただきたいと、このように考えております。 今後、過疎化が進み
維持管理することが困難な水路も出てくるかとは存じますが、まずは地域において管理する、その際には非農家も含めた
地域住民全体で管理することを検討していただく、活動に必要な資金は
多面的機能直接
支払制度等々を活用していく、そして町はそれらの活動を支援していくということが、現時点の基本となるのではないかと、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) おっしゃるとおりのことなのかなというふうには思うんですけれども、やはり、実際にやっていて本当にその
地域住民の方が仮に
コンクリー掘りになったとして、直接、受益をしていないという判断をされる、いわゆる植田であれば一番主水路に関しては、これは消防団も
防火用水として使っていますんで、ここまでの協力はいただけるだろうというふうな思いではおりますけれども、各田んぼに入っていく支水路、こちらに関しましては、やはりその他住民にとって、特に受益をしているものではないという判断をされる方も多くなるんだろうというふうに思います。 これを強制していくということになると、農業者が
農業離れをするだけではなくて、では塙に住んでいる必要性がないだろうという判断をして他町に住んで、そういった煩わしい
共同作業のないところ、これが幾らお金になるとはいえ、土曜日、日曜日、子育て中に潰されてまで協力する気はないというような判断をされる住民の方も出てくるんではないかというところの危惧がありまして、この辺、町として、やはり人口を減らさないということは、流出させないということが第一でありまして、今いる人が出ていくということを防がなければいけないというのを、町の一つの施策になるんだろうというふうには考えておりまして、その点との整合性が多分取れてこなくなるだろうというふうに危惧しておりまして、その点、もう一度おただししたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 話の趣旨は、十分理解いたします。 ただ現況の中では、なかなかこの今の状態ですか、これを脱すると、離脱すると申し上げますか、これを切り抜けるというのはいろんな問題が山積しておるというのが現況だろうと、このように思っております。その中で、やはりこの町に合った本当にこの町だけのものであってもいいと思うんですけれども、その制度等々、これからはみんなで考えながら、立案しながら、一つのパターンと申し上げますか、町の生き方というものもしっかり組み立てていく必要はあるだろうと、このようには思っておりますので、これからいろいろ模索をしながら、これからの
農業経営の在り方、これをしっかりと取り組んでまいらねばならない時代であると、このように認識しております。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) この質問につきましては、早々に回答が出る問題ではないということ、私も認識はしておりまして、ただこの先、手をこまねいているわけにはいかない、私も実はここのところ、数反歩ずつ引受けを増やしていっている状態の中で、田んぼを受けて田んぼを作るのはいいんですけれども、やっぱり水が来なければ田んぼにならないよなというのが、やっぱり一番不安なところではありますんで、この先どういった方向でやっていくのか、私も常々考えながら日々農業に励んでいきたいというふうには思っております。 その中で、もしこういうことができたらいいなという案がございまして、次の質問になるんですけれども、町が直接いわゆるその差押えをした結果として、農地を取得するというところまでなかなかたどり着かないとは思うんです。宅地であれば、当然差押さえをして町のものにするということもあるかとは思うんですけれども、ただ法律的に調べたんですが、できそうでできなさそうなんで、町として農地の提供を直接引き受けるということが、本当にどういう法律を使っても不可能なのか、可能であれば可能であってくれれば一番いいなとは思っておりまして、その辺、そこの点をお伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町が、農地の提供をいただきながら直接引き受けること、これは現時点ではできません。農地については、耕作または管理することが必要であります。町が提供を受けた場合、町で耕作または管理を行わなければならなくなりますけれども、現時点で町が直接耕作または管理を行うことは困難であることから、現況の中では大変難しいと判断しております。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) 当然、農地については、確かに耕作ないし管理をする必要性があるということで、ただそれができさえすれば、恐らく町でも引受けできるのかなというふうな感じではおります。 その中で、こちら3番目の質問に移りたいと思うんですけれども、耕作できない農地、こちらを
農業公社をつくって当面耕作可能な状態に保つなどの手だてが必要というふうに私のほうでは考えておりまして、この点の町の考え方を伺いたいと。また、このような形で耕作可能な農地を
維持管理しておくということについては、農業にチャレンジしたいと言った人に農地を提供する基礎にもなってくるだろうというふうに思います。この点についても、町の考え方を伺いたいと思います。 農地、農業にチャレンジしたいと言った人、これは数年前まで農水省もいわゆる退職後就農者というような表記をして、そちらのほうにシフトできないかということで、町としても今年度から、
新規就農者向けのいわゆるその年齢制限のない助成金を出していただけるような形まで、たどり着いてはいただいているんですけれども、いよいよ公務員におきましても、65歳定年というときを迎えるに当たって民間企業の方から言われました。65歳定年ということが普通になってくると、延長雇用が恐らく70歳まで延びるだろうと、そうなれば、今の状況であればみんな70歳まで企業に勤めている人は、しがみつくぞという言い方をされていました。 そう考えますと、今でしたら60歳を超えて六十一、二歳で就農するという可能性にかけるという方はいらっしゃるんですけれども、この先10年後になると、恐らく70歳までは会社にいて70過ぎて果たして就農できるかという問題になるんですけれども、これは多分恐らく、家庭菜園はできると思いますけれども、農業として収入を得るというようなところまでは、たどり着けないだろうというふうには考えておりまして、その中で、やはり外部から来る人を募集していくということも一つの手だろうと思うんですけれども、これどこの行政でも一緒だと思うんですが、結局農業者を
農業移住者を募集しますとは言って、数年間はこちらで研修を積んでくださいと、その間に農地を探してくださいということなんですよ、提供しますじゃないんですよ。 例えば、その購入でなくてもいいですから、転貸借、転貸借はちょっとまずいんでしょうけれども、町が持っていれば貸借させてあげることもできるといったようなことで、あらかじめ農地も準備できている中で、農業にチャレンジしたい方を改めて広く公募をするといったようなことのほうが、まさに募集をかけて、いわゆるチャレンジしたい方どうぞと言って3年間は、じゃ、その他制度です、協力隊の制度でもいいですし、こういったものを使いながら、地元のちょっと大きくやっている農業者のところで研修を積ませて、3年後には独立してくださいはいいんですけれども、農地がなければ農業って成り立たないんで、それの準備ができていない中で募集をかけても絵に描いた餅なんで、そういったことの、他行政でなかなかできていないところを塙町として準備していけば、それを広く、いずれそういったことで塙町に行けば研修をした後、農地もすぐ借りられてすぐ農業にチャレンジできるんだよといったようなことは、これは全国的にぱっと広まると思うんですね。 そういった政策のためにも、ぜひ検討いただきたいと思いますんで、この2点、
農業公社をつくって町で管理する、こういったこと、当然農業にチャレンジしたい人向けに、当然その際には、農地を提供してあげられるような状態をつくり出すということが町としてできないかお伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 今ほどおただしの町が
農業公社をつくり当面耕作可能な状況に保つ取組、このこと、これは農地を維持保全する上では大変興味深い取組であると、このように思っておりますが、この取組を成立させるためには、かなりの膨大な資金が必要となります。
農業公社を維持するためには、多大な資金を要するところでありまして、農地を提供するほうに資金協力を仰ぐわけにもいかないかと、このようにも思います。新たに借り入れる人たちに、管理費を請求することもこれもまた難しいと考えられます。
農業公社が町民の皆様の理解を得られ、設立できた際には有効な考え方だとは思っておりますが、現時点では多少問題があるかなと、このように思っております。 現在、
農地中間管理機構といった農地の貸手と受け手の間を取り持つ組織を国が設置しておりますが、この場合、農地の貸手は借手があって初めて農地を貸し出すことができるという仕組みであります。このような仕組みとなっているのも、一時保有する
農地中間管理機構において農地を
維持管理することが困難であるということから、受け入れておらないというのが現状であります。 これらのことから、
金澤議員の提案は大変重要な視点であることは、重々承知しております。すぐに対応できる案件とは言い難いものでありますが、今後ともしっかりと研究してまいりたい。 そして、ちょっと私個人的に思っていることではあるんですけれども、やはりこの農地の管理、将来的には町が大きく関わることで、この町のその農地を守っていくというこの状況は、もう目の前まで来ておるんではないかと思っております。その中で、この
組織組立てをする、そしてその働き手を会社として雇ってそして農地を管理していく。ただそこの大っきなそのターニングポイントというんですか、大っきなそのポイントになるのが国の支援ですね。国からしっかりした支援金を、その獲得することで町が主体となってそして住民といいますか、その町民共々その農地を管理していくということは、私は理想ではないかなと思っておりますから、これからこの農地の在り方ということで、国のほうにぜひ働きかけというんですか、これはしていきたいなと。 ご承知のようにあれですよ、フランスって農産物ですか、の輸出国なんですね。よその国にかなりの量を輸出しておる。ただその大本は、やっぱり国が膨大なお金を資金を提供しておるということがあるよと、このようにその資料等で読んだことがございます。これは食料安保という観点からも、しっかりとしたその考え方でやっておるんだ、だからフランス的な考え方というんですか、これも日本の農地、これからの農業、その姿勢、運営には必要だろうと私は思っておりますので、そういう意味で国にも働きかけをしていきたいなというふうには思っております。これは、実際にそういう場所に、場面ですか、そういう話をさせていただきました。もっと資金投下すべきだということは、お話をさせていただいております。これは、私の考えでありますけれども、少しずつその方向に進むんではないかなという思いを持っております。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君)
あと農業公社をつくるという方向性という中でいくと、今、多分国で特区制度設けていまして、その中で許容されているのが、いわゆる
農業法人でない一般企業、いわゆる一般法人に対して農地を提供することは可というような特区、この制度はあるということなんですけれども、そういったことで、特区認定を受けられるものがないのかどうか、こういったことも含めて、この先検討していく必要性はあるのではないのかなというふうに思います。 あと、公社をつくるに当たっては当然職員も必要になるだろうという中でいくと、こういうことができるかどうかという、まずベースでいいかどうかという問題はあるんですけれども、例えば
会計年度任用職員という形で役場で募集をかけて
会計年度職員、これ正職員ではないんで、果たしてその出向が可能かどうかという問題は発生するかと思うんですが、こういった形で募集をかけて、いわゆるその公社に勤める人のいわゆる給与面、こちらの保障ができるような形というものが生み出せないものかどうかということと、せっかくお話しさせていただいたんで、
会計年度任用職員の給与体系につきましては、一応経験年数と年齢と見合って、来年度からは一応、手当も増えると、1項目増えるという中で、ただ実際には、
年度年度で切れてしまうんで正職員までの率は恐らく出ないんだろうと、要は、勤務月数の関係で満額は出ないんだろうというふうには思っております。 そんな中で、もうちょっと基礎となるその給与の部分というのを、
年齢見合いで調整することができないのかなということは1点、ちょっとご提案差し上げたいというふうに思っております。 それと、そういった形で動いていけば総務省の予算の決め方なんですけれども、昨年ちょっと、以前、総務省の事務次官されていた方の講演を聞きまして、どういう組立てをするのかというと、
年度予算です、交付税の。 やはり、国の施策に合わせて結局財源移譲をしていきつつ各地方行政が行政として動けるだけのものを事前に準備していますと、きちんと計算していますということで、ただ中身は分からないようになっていますと、というのは、
地方交付税の性質上、
地方分権一括法の後、縛りをつけられないというのが恐らく国のスタイルということで、何の、何に幾ら、これに幾ら、これに幾らということで計算は立ててこないと思うんで、立ててはいるんですけれども、実際には、町のほうにはその内容は当然開示されないものというふうには認識しておりますが、当然町が何をしているかということは総務省は必ず見ているはずなんで、そういった中で、当面財政的に厳しくても動き出せば、何かしら
もろもろお金というものは、少しずつ出てくるような動きもさせられることは、だから、ですから底上げをしていくということができるんではないのかなというような考えもしておりますんで、その辺の考え方を、その辺もし可能であればチャレンジしてみたいかどうかということを含めて、ぜひチャレンジはしていただきたいんですけれども、回答をお願いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これは、考え方なんですけれども、また先ほどの話をその補足するような形になります。結局、試案というんですか、町のこれからの
農業政策ということで、膨大な計画になるだろうとは思いますけれども、
農業公社を含めた町が一体となって、その農地を守っていくための施策として、こういうことを実行してみたいというそういう提案を、中央政府に向けることで総務省等々のその支援をいただく、当然町一体のやり方では、絶対に不可能でありますんで、それを実現できるかどうか大変興味深く聞きましたし、私も興味を、また大っきな興味というんですか、関心を持っておる時点でもありますので、できたらばここ2年、1年、2年、3年とかかってもいいですから、しっかりこれからの町の
農業行政の在り方というんですか、これを国を巻き込んだ形で、一つの何ですか、企業体をつくるというような形で進められれば、かなり明るい展望が将来見えてくるんではないかなと、このようには思っておりますんで、ぜひその節には、ぜひやってみたい気持ちもあります。 そして、中央政府にどんどん掛け合ってみたいと思うそういう気持ちもありますんで、ぜひご意見等あったらば、その節はお話をいただければと思っておりますので、決して否定的ではなく前向きに取り組んでまいりたいと、このようには思っております。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) 町には、ぜひこの件につきまして私どもも当然いろいろな考え方、例えば法律の問題であったりといったことをつぶさに見ながら、可能性のあるところを探しながら提案させていただきたいというふうには思っておりますし、ぜひ町にはチャレンジしていっていただきたいというのは、やはりどこかがやっているから、じゃ、うちも2番手、3番手と乗るのではなくて、町が動くことによって、町長おっしゃったように国を動かしていけるんではないかというようなことだと思います。というのは、どこかが動けば、やはりなかなか農水省自身も、その食料防衛という言い方をなかなかしてこない、要は食料自給率だけの話で、お茶を濁しているというのが戦後ずっと続いてきているんだと思います。 ただ、なぜ戦争に走ったか、資源の枯渇ということで資源を取りに行くということもあったんだとは思うんですけれども、やはりその食料難ということも含めて戦争に突入してしまったんではないかという評価もありますんで、そういった中で、食料というのはやはり人間が生きて活動していくためには、これは人口が減ったとしても大変一番必要なものであるということ。この辺を、町が動くことによって国がそういう方向性で、国の農水省も多分そういった動きをするところを、恐らく地方行政側から出てくることを待っている向きもあるのかな、というのは、農水予算って無理くりとにかく前
年度予算を確保するということで、手を替え品を替えいろいろな交付金をつくっている状態でありますけれども、こういった前向きな動きが出てくるんであれば、そこに対して、当然予算を投下してくるものではないのかなというふうに期待はしておりますんで、ぜひこの先この件につきましては、すぐ回答の出るものではないので、ここまでとさせていただきますけれども、町のほうでも引き続きチャレンジしていっていただきたいというふうに思います。 では、続きまして、次の町奨学金制度についてということで質問を立てさせていただいておりますんで、こちらのほうに移らせていただきたいと思います。 まず最初に、一度町の例規集は見たんですけれども、改めて現在の町の奨学金の制度についてお伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、
金澤議員のご質問にお答えをいたします。 お尋ねの現在の町の奨学金の制度についてでございますが、現在町で実施しております制度には、塙町奨学金貸付けと塙町塙工業高等学校奨学資金貸付けの2つがございます。 塙町奨学資金貸付けは、教育の機会均等を図り健全な社会の発展に資するため、能力があるにもかかわらず経済的な理由により就学困難と認められる者に対しての貸付制度であります。高等学校、高等専門学校、または専修学校の高等課程に在学中の学生に対して月額1万5,000円、高等課程を除く専修学校または大学に在学中の学生に対しては国公立は月額5万円、私立は月額6万円を上限とし、無利子で貸与し卒業後10年以内に返還をしていただくことになっております。 次に、塙町塙工業高等学校奨学資金貸付けについてでありますが、旧塙工業高等学校、現在の白河実業高等学校塙校舎に進学する生徒に対し奨学資金を貸与することにより、高校へ進学する生徒の確保を図るとともに、卒業生の地元への定着を図ることを目的とした貸付制度であり、旧塙工業高等学校、現白河実業高等学校塙校舎在学中の生徒に対し月額3万円を無利子で貸与し、卒業後10年以内に返還をしていただくことになっております。ただ、議員もご承知のとおり、塙工業高等学校は今年度より白河実業高等学校に統合となりましたことから、こちらの制度につきましては今年度より新規の募集はいたしておりません。 なお、どちらの制度につきましても、学校を退学または入学しなかった場合は貸与資格を失うことになります。また、一定の条件を満たせば、返還の猶予や返還の免除を受けることができることとなっております。基本的には、どちらの制度につきましても、経済的な理由で就学が困難であることが基本条件となっております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) 町の奨学金制度については、お伺いしてよく分かりました。 その中で、その中でではないです、では、例えばその他町以外、同種の制度による貸付け等々について、もし給付額といいますか、貸付額、もし町より高いものがあるということがあるんであれば、分かる範囲でお伺いしたいというふうに思います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お尋ねの同種の町以外の制度による貸付け、給付額についてでございますが、まず貸与型の制度についてであります。 県が実施しております制度では、高等学校、専修学校の高等課程で自宅から通学する場合は、国公立が月額1万8,000円、私立が月額3万円で、自宅外から通学する場合は、国公立が月額2万3,000円、私立が月額3万5,000円。また、大学、短期大学、高等専門学校は、自宅、自宅外の別はなく、国公立が月額3万5,000円、私立が月額4万円、高等専門学校が月額1万8,000円及び入学一時金50万円となっており、全て卒業後20年以内に、半年賦、年2回の返還となっております。 返済の必要がない給付型の制度についてでありますが、福島県が実施しております制度では、生活保護受給世帯や非課税世帯の生徒が高等学校、高等専門学校、1年から3学年、専修学校高等課程、高等学校と専攻科等に進学する場合を対象とした制度で、国公立が年額3万2,300円から14万3,700円まで、私立が年額5万2,600円から15万2,000円となっており、それに県単独事業による上乗せ給付が、それぞれ年額6,000円加算となります。 その他では、日本学生支援機構をはじめ様々な企業、団体が貸与型や給付型の制度を設けておりますが、町の制度も含めまして、他の同種の奨学金制度との併用は、原則、残念ながらできないということとなっております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) 今の答弁ですと、例えばですけれども、低所得世帯の方であれば県の給付型を利用されるのが一番いいのかなというふうには思います。ただ、町の奨学金制度、利用率多分すごい低いんだというふうには認識しておりまして、この辺どういうふう、改善できないのかなということと、あとは教育長おっしゃったように、どれかの制度を利用していれば他制度は利用できないという縛りがこれは間違いなくあるんで、これは致し方ないだろうというふうには思っております。 ただし、町の制度を利用する人が少ないというのは、どうしてもその額の少なさということがまず1点あるのかなということと、ただ、これは児童生徒1人に対して一つの奨学金制度を利用するということになるかと思いますんで、例えば日本学生支援機構とかですと、ちょっと調べた中でいきますと、年収で区切られてしまうというのがありまして、例えば年収で区切られた場合に、一人っ子の親であれば1人だけということなんで、差し支えないというふうには思うんですけれども、当然、2人、3人とお子さんがいらっしゃる家庭では、2人目、3人目であっても、当然その年収の枠の中でしか金額を借りることができないということもあります。そういった中で、町の制度をじゃ、利用しようかと思ったときに、町の制度ではちょっと金額が低いといったようなことも考えられてきます。 これから先、少子高齢化対策という中で子育てしやすい環境ということを標榜するんであれば、確かに奨学金って給付型であればもらい切りということになるんですけれども、貸与型の場合、どうしても返済をしないといけないということになるんですけれども、町の場合の償還期間も10年ということで、ちょっと県の制度と比較して短いということと、恐らく返済は月単位かと思われますんで、県の場合は年2回ということは、一度就職をして恐らく半年後に最初の弁済期がやってくるんだろうというふうに思われます。そうすると、半年間の猶予はあります。ところが新入社員として4月入りました、ところが4月から請求が来ますといったようなことになると、当然、自分で計算していた、初めて社会に出るわけですから、返済計画というものが頓挫していくと、しょっぱなの月から頓挫するといったようなことになるかと思います。 ですんで、例えば町の制度であれば、償還開始を据置き例えば3年置くと、世の中に出て3年後、3年間は、4年目からは返済が始まるんだよということを認識した上で生活をしていただきながら、例えば貯蓄もしてもらうといったようなこと、こういったこともできるんではないのかというのは、私たちが育つ頃には、その金融の教育って受けていないんです。今の児童生徒って、だんだん多分中学生ぐらいから恐らく金融の制度の授業を受けて、ある程度その借りたものはやっぱり返す必要があると、私たちも借りたものは返すということは当然のことなんですけれども、それを全て含めて計算をしながら生活はするんだよということを教わって世の中に出るわけですから、当然借りるときにも私たちよりも、恐らく覚悟を持って親を含めて一緒に借りるということにするんだろうというふうに思いますと、まず制度として、返済開始までの猶予期間をまず一旦設けるということと、返済期間ももうちょっと長期に保つということ。 加えて言うと最終的には、例えば町に戻ってきて町の企業ないしに就職、もしくは町で独立をするということになった場合には、例えば返還不要にするといったような、いわゆる最終的には給付型になるような、ただこれ縛りで最初からつけてしまうと、戻らざるを得ないというようなその自分の可能性を潰してしまうことになるんで、子育てしやすいということにはならないんですけれども、本人の意思で戻ってきていただいた結果として、それは給付型に変わるよといったような制度の仕組み、それとあと金額ですよ、やはり町ですと、町の金額で1万5,000円、大学の場合は5万円、6万円ということなんですけれども、これで果たして5万円で国公立大学行って、例えば一番近いところで福島大学、近隣のアパート5万円で借りられるかといったら、ちょっと今どきは、はてなですよね。 私立大学にいたっては6万円で借りられるアパートなんて、いや、それこそないだろうと、昔で言うその共同アパートみたいなところであれば都心部でも、まだ安く借りられるところありますけれども、6万円ではまず生活をするためのアルバイトにシフトしていくような形になってしまっては、結局、せっかく志を持って大学などに進学したとしても勉学に集中することができないといったような、かつての私たち世代がよく体験したような状況になってくるんだろうというふうに思いますんで、額のアップです、ただこれは幾ら、必ず幾ら借りなければいけないということではなくて、枠を設けた上で、例えば10万円だったら10万円、その中で必要な額を月額として選択できるといったようなこと、これもできないのかということ。 町の例規でいきますと教育長に決定権はあるんで、募集の時期はいつでも可ということなんですけれども、これは今の経済、特に物価だけ上がっていきながら突然企業が倒産するといったような不確実性がすごい高まっている状態の中では、随時受け付けるというようなことで門戸を開いておくという必要性もあるんではないかと、この3点、町のほうで検討をいただけないかお伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 まず、返還開始の猶予ということで非常に厳しい経済状況、日本の株が上がってきたとはいいながら、やはり一般庶民私どもも含めて一般庶民の者にとっては、非常に厳しい状況は続いているということでありますので、ただいまご提案があった3点につきましては、今後、教育委員会、それから町当局としっかり連携しながら検討をしてまいりたいと思います。町から育っていく子供たちが、将来、塙町にUターンしてくれてそして町の活性化に役立っていただければ、そのための資金投与というのは非常に重要なものだと思っておりますので、前向きに検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) ぜひ検討といいますか、これはぜひやっていっていただきたいなというふうには考えております。というのは、仮に町に戻ってこなくても、その方がすごく優秀で立派になって、最後やはり思いって育った町にあると思うんですね。何らかの形で、町にやはり帰ってくるものなのかなというふうには考えておりますんで、ぜひ優秀な子供たちに、子供たちが自分の学びたいこと、こういったことにチャレンジできるようなバックアップ、こういったものを町としてやっていくということが、これから先の人口減少の中で、何とか町に、貢献していただける子供たちを育てていくということの一つになるかと思いますんで、ぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。 以上で、奨学金制度については質問を終わらせていただきまして、最後、3番目としまして、補助金・助成金の自動診断システムについてということで質問を立てさせていただきました。 こちらにつきましては、実際にシステム名言ってしまうと、一企業さんがやっているシステムなんで宣伝になるんで申し上げませんけれども、企業向けの補助金、助成金の自動診断システムというものが存在しております。県内におきましては、白河市と郡山市が既に導入済みです。町におきましても、商工会という組織は当然あるんですけれども、こちらでやはり窓口で相談しづらいとか、そういったこと。特に塙町の場合には、商工会の会員数が、自営されて独立されている方が多い関係で、ほかの商工会の数って見たことないんですけれども、そんなに急激には減っていないんですよ。200を超えるぐらいの数字で、多分推移していると思うんですけれども、そういった人たち、商工会の職員数につきましても、こちらは増えてはいませんので、細かいところまで各事業者さん、個人事業主さん含めてケアし切れるものではないんだろうというふうに思います。 そんな中で、例えば役場にこういったシステムを、当然これはランニングコストかかることになるかと思うんで、個人で入れるというのは、ある程度の中規模以上の企業さんで資金余剰があるところが入れられるシステムであって、個人事業主であったりすると、このシステムにかけるお金は当然ないということで、ただ商工会に行くのもちょっとはばかられるといったときに、自分でさくっと見られるというようなシステムになってくるかと思うんです。 その中でこういう制度があると、このシステムは、その申請まで実はできるらしいんですけれども、申請につきましては商工会に行って相談して、どうぞという形でもいいかとは思うんで、そういったシステム、町として導入すればより多くの事業者さんが必要な資金を調達をして、事業を継続、継続だとちょっとその先が見えないという、今回のコロナの件もありますんで、事業を拡大していくことに、有効に活用できるんではないかというふうに思いますんで、町の考えを伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 大変興味深い質問であります。ただいまの現況、これは担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) ご説明申し上げます。 既に先行導入されている市町村も、おっしゃるとおりございます。自動診断システムは、幾つかの質問事項に回答することで、対象となり得る補助金、助成金を診断することができるものであり、国や県、自治体が実施している様々な支援制度から自社の課題に合うものを探す補助ツールとしての効果が期待されています。しかしながら、診断結果に基づく申請、相談や、申請サポートを希望する場合は、やはり人が関わらざるを得ないと思っております。システム費用とサポートを委託する必要があり、町としては今後検討していきたいと考えております。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) ぜひ検討いただきたいということと、例えばその申請のサポートをする必要性があるということになってくれば、これは多分、申請書内容は役場の方も得意なんでしょうけれども、どちらかというと商工業者向けの補助金、助成金であるんで、そういった部分については、商工会と連携を取りながら商工会のほうで、うまく活躍してもらうといったような方向性で動いていただけると、すごいよろしいのかなというふうには思っております。 ただ、やはりその申請をしたいんだけれども、どういう助成金が自分にあるか分からない、自分の業種にこの助成金が使えるのか分からないといったこと、そういったことの判断、まず簡単にそこの診断をして判断をして、それでできそうだというものじゃないとやっぱり相談しづらいと思うんですよね。 ですんで、そういった中で、自分はこの助成金が該当しそうだから商工会に行って、商工会の人、いや、こういうこと申請したいんだけれどもということになってくれば、より今までよりも申請をしやすいような仕組みになってくるんだろうというふうに思いますんで、ぜひこちらのシステムの導入を前向きにといいますか、ぜひ町でやるかという話もあるんですけれども、大っきい市だから白河であったり郡山やっているということもあるかもしれませんが、他町に先駆けてやるということも塙町で個人事業を営んでいる方向けには、ぜひ進めていただきたい案件というふうに思いますんで、引き続きこちらについては、なるべく早期導入できるような形で検討をいただきたいということをお願いいたしまして、
一般質問を終わります。
○議長(
割貝寿一君) これで、1番、
金澤太郎君の
一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前9時49分 再開 午前10時00分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△青砥與藏君
○議長(
割貝寿一君) 次に、8番、青砥與藏君、登壇願います。 持ち時間は11時1分。 青砥與藏君。 〔8番 青砥與藏君登壇〕
◆8番(青砥與藏君) 8番議員、青砥與藏です。 通告どおり、3項目について質問していきたいと思います。 まず、白河実業高校塙校舎、私たちは塙工業高校という言い方がなじんでいるのかなと思うんですが、この来年3月には、今の2年生が3年生になり3月には卒業すると当時に、あそこが閉校になる、その閉校後の利用のことについて質問していきたいと思います。 最初に、総合運動場の企画ということと、大型バス乗り入れの対策という話なんですが、2つちょっと分けて考えたいなと思っています。 まず、総合運動場の話は、体育館という施設の問題もあるんで、運動場そして体育館、この利用をどのように考えているかということを質問していきたいと思います。 現在、桜木町に運動場そして体育館があります。そして、塙工業高校にも運動場そして体育館があります。この2つを、どのような形で総合的に利用していくか、そこから質問していきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その運動場としての利用ということでありますが、塙工ですか、旧塙工業高校これ敷地については現況では白紙状態であります。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 当然、塙工業高校には運動場がありまして、面積的にはきっと桜木町の半分ぐらいなのかな、野球場が1つあるというのと、それからテニスコートが3面ぐらいあるのかな、ということではあるんですが、なかなか先が見えていない現状もあるんでしょうけれども、バスの大型バス乗り入れの話は、もう既にあるものですから、先々のことを考えていたのかなというふうに考えていたんですが、それでは大型バス運行の企画について、一度は聞いているんですが、もう一度再度お聞きしたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 前にお話ししましたとおり大型バスということでありますが、それ以前に、その状況にもよるんでありますが、校舎の解体等を実施するとなれば大型ダンプ、10トンダンプが入るということで、当然そのバスが通るような道路も必然的に必要になってくるだろうということで、いろんな形でのあれです、対応を考えておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 私的には、運動場を利用するということを前提に、今現在の桜木町には大型バスが入り切れないというか、乗り入れられないということもあって、大会そのものができない、そういうことを前提に、その塙工業高校の運動場を大会用にということが前提なのかなというふうに思ったものですから、工事車両の受入れというだけではないのかなというふうには思ったものですから、期待したというか大会用にも使えるんだなというふうに思ったんです。この企画は、なかったんでしょうか。 大会用にバスの大型バス運行というのは、なかったんでしょうか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもお話をさせていただいたんでありますが、令和5年6月の定例会で吉村議員さんの
一般質問でもお答えはしております。どのような用途の施設を整備するにしても、利活用に当たっては解体工事のみならず様々な工事種別を考慮いたしますと、近隣住民の皆様の安全確保それから騒音対策、さらには施設整備後の利用頻度の向上のためには、大型車がスムーズに通行できるアクセス道路が必要と、この必要性は非常に高いと、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 私、今ちょっと、私的には、その運動場を利用したいということを前提に大型車両が入れるような形になるのかなと思っていたんですけれども、大型車両というのはトラックが入るということを前提にした話という話みたいなんで、基本的には運動場の利用というのは、ちょっと今の現在では、ちょっと考えていないのかなというふうには思うんですが、それでは、2番の質問に移りたいと思います。 現実は、今、町内ちょっと挨拶回りをさせていただいたときに、住宅、北原住宅がちょっと工事やっているということで、3年前も工事やっていたかなと思うんですよ、3年だか、4年前だったか、工事やっていたと思うんですが、やっぱり限界に来たのかなということを考えると、今の庁舎というのは耐震も終わっていますし立派な学校なんで、あれをうまく利用できるならば、町の住宅としての利用も考えてもいいのかなというふうに思ったんで、この辺のこのことについて質問したいと思います、使えないかどうか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その閉校後の利活用ということで、この利用につきましては、協議的なものそして協議会的なものを、この設立そして町民の皆様のご意見をお聞きする機会を設けながら、しっかりとした方向性をつけていきたいと、このように考えておりますけれども、その町営住宅の必要性、町営住宅としての利用ということでありますが、今、民間の空き家も増加する中での、その空き家の利活用も含めて検討する必要もあると、このように考えております。 さらには、町営住宅は
維持管理費も相当の費用が経常的にかかっておることなども考慮いたしますと、その町営住宅の戸数、これは必要最小限の戸数を確保することが今は必要であると、このように考えております。また、校舎を町営住宅に改修するためには、台所そしてお風呂、トイレ等水回りの改修等々かなりの予算が必要になると考えられます。そして、2階建て、3階建てですから、エレベーター云々ということまで含めますと、現実的にはかなり難しいだろうと私は、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 改修工事をしなければ、確かに今の教室を住宅に切り替えるというのは、なかなか難しいものがありますし改修費用はかかるかと思います。ただ、現状建物そのものは4階建てで耐震ができているという単位で言えば、大きなお金がかかるとは私的には思っていなかったんですが、ぜひその試算表というんですか、考えてみていただければなというふうには思います。 3つ目なんですが、3番目に介護施設として利用できないかという話です。 これも住宅地として利用できないか、介護施設としてできないか、これどっちにしても建物の外枠はあっても中枠をどういうふうにするかという話は当然お金のかかる話ではあるんですが、ちょうど私たちの世代というんですか、団塊の世代、これが人生終わるという言い方するのもおかしいんですが、25年先というのがきっと団塊の世代が人生終わるのは、きっと20年とか、25年という単位なんだろうと思うんです。ここまでの25年までの単位を、どのような形で住宅そして介護施設ということを考えれば、現在の塙工業高校を利用するというのも大きな問題では、使い方としては意味あるものなのかなというふうに私が考えたものですから、そんな話をすると町民の皆さんが、それはそういう使い方っていいよねという言い方が大半だったなと、そんな思いがあるんです。 町長もこのことについての、町民の意見としてどういうふうに考えられるかお聞きします。 〔発言する人あり〕
◆8番(青砥與藏君) ごめんなさい、じゃ、いいですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもお話をさせていただきました。この利用につきまして、利活用ですか、につきましては協議会的なものを設立する、そして町民のご意見をお聞きする機会を設けながらしっかりと方向性を決めていきたいと、このように考えております。町営住宅同様、介護施設への改修、これはバリアフリー、安全規制、管理の面、そして非常に厳しい建築制限、これは学校とは、時に消防法は緩いんです。常時同じ方が利用するということで、緩いんでありますけれども、多分このような施設もかなり厳しい制限と申し上げますか、規制がかかるということで、本当にびっくりするぐらいお金がかかる可能性もございます。 町としては、介護施設に関しては、現制度の、今、一生懸命、町で進めております介護資格者の養成支援、このような方向で、今できることを今しっかり取り組むということで考えております。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) のほうは大変失礼しました。 消防法のことについては、ど素人の私が、また町民の方のど素人の町民と、お話しした結果の話をちょっとさせてもらいましたけれども、確かに住宅という単位になると、これはまた一つ別な消防法が引っかかってきて、そう簡単ではないという話にはなるのかな、含めてこれからこれを利活用するという方向は、ぜひ検討していただきたいなというふうに思います。 それと次に、企業誘致にこの建物を塙工業高校の建物を利用できないかという話になるかと思うんですが、大手の企業が入ってくるという単位はきっとないんだろうと思うんですが、小さい単位の企業は、ちょうどいい単位なのかなというふうに思います。 その話は、次の5番目に言っています地元企業のネット社会という対応というのと、ちょっとかぶるところがありまして、一緒にこう質問させていただきますが、昨年、葉っぱビジネスを行っている上勝町、徳島県の上勝町、そしてネット社会を構築していた神山町というところに視察へ行ってきましたけれども、どちらもネットをうまく利用されているんです。だから、そういうそのチャンネルをあの塙工業高校の中でできないものかな、大手の企業がやるならばそれは心配することはないんですが、この町の小さな企業体というのがやれるとすれば、どこかで通販業務というんですか、ネット通販業務ができるようなことが、あそこだったらできるのかな、高速通信網は整備されているんだろうと思いますし、うまく利用できないかなというふうに思うんですが、ここはどうでしょう。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 スマートフォンが普及しまして、あらゆることがスマホ一つあれば完結する社会が既に実現していると、このようにも言われておりますが、議員がおただしのお話、これはサテライトオフィス的な話と解しまして、担当課長より答弁をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) 議員のご質問にお答えしたいと思います。 高速道路等のインフラに恵まれているとは言えない当町に、企業が興味を示していただけるということは大変うれしい限りではございますが、高速道路等のインフラに左右されない企業は、議員おっしゃるとおりネットワークさえ、環境さえ整備されていれば仕事ができてしまうというような企業等予想されます。そうしたとき、あれだけの部屋数が必要になるかといえば、近隣のサテライトオフィスを見たとき、またその活用状況を見たとき需要は非常に低いという現状がございますので、かなりの疑問は残ります。逆に、更地のほうが興味を示す企業があるとも考えるところでございます。 さらに、サテライトオフィスでございますが、ご承知のとおり企業や団体の本社、本拠地から離れた場所に設置されたオフィスの総称でございます。本社とは、異なる拠点ということなら、支社や支店、営業所とはどう違うのかということになりますけれども、支社、支店、営業所は、事業や業務という視点から見た呼び方でございまして、一方サテライトオフィスは従業員の働き方に重点を置いた呼び方とも言えます。本来、サテライトオフィスには、従業員によっては、本社よりも通勤しやすい場所につくられた本社と同様の仕事ができるようなオフィスという意味合いがございます。その数人が働くだけのスペースと通信環境が用意された、ごく小規模なサテライトオフィスが多く存在します。 また、サテライトオフィスの肝は、テレワークの一種とも言えるというところでございます。情報通信技術、ICTを活用することで、場所や時間の制限を受けずに柔軟な仕事をする働き方のことでございます。テレワークには、サテライトオフィスの勤務のほか、自宅にいながらパソコンと通信環境で会社とつながる在宅勤務、顧客先や移動先でパソコンやスマートフォンを使って仕事をするモバイルワークなどございます。 サテライトオフィスやテレワークは、政府が推進する働き方改革のコンセプトとも親和性が高く、その意味でも注目を集めております。ある企業が、自社の社内LANが利用できるサテライトオフィスをつくる例もあれば、複数社による共同サテライトオフィスも誕生しています。また、シェアオフィスやコワーキングスペースもサテライトオフィスに近い状態のオフィス環境と言えます。少子高齢化によって、生産年齢人口の減少が問題となっている昨今、育児や介護等の両立など働く人の多様なニーズに応えていくことが企業の課題ともなっておりますので、サテライトオフィスはこうした課題を解決する方法の一つと捉えることができます。そのことが、企業がサテライトオフィスを設置するメリットにもつながりますし、多様化する働き方への対応が可能になれば人材確保において有利になりますし、従業員の満足度が上がれば離職率も抑えられるということが期待されます。 都市部に本社がある企業が、地方にサテライトオフィスをつくる場合は地方創生地域活性化にも寄与できると考えます。都市部に本拠を置く企業が地方に設置するタイプのサテライトオフィスの場合は、地方自治体が誘致を行うケースも多々あり、また厚生労働省なども国の支援を行っています。企業は、地域における雇用の促進などを貢献でき、企業のイメージアップにもつながります。また、災害等を想定した場合、距離の離れた地域のオフィスにビジネスオフィスの中核となる事業のバックアップ機能を付与することで、サテライトオフィスをBCP事業継続計画対策に組み入れることも可能となります。 以上のような状況から、都市部の企業の課題や目的とマッチングを進めながらサテライトオフィスを装備することにより地域活性につながるものと期待できます。ただ、あまり大規模なスペースは不要となるのがこのサテライトオフィスでございますので、あれだけ広大な敷地全部使うかというと、そこはちょっと疑問が残るのかなと思いますけれども、そういった使い方も可能なのかなというふうには考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 大企業がサテライトオフィス、塙に持ってくる、こんな話はきっとあり得ないというふうには思います。それは、大企業はもうどっちにしても販売チャンネルというのも持っていまして、それは、力があるからどこからでもできるという話になるかと思うんです。 私が考えているのは、この塙町の中で物売りをしたいな、こういう企画をしたいなという人がやっぱりいるんです。そういう人らに、教室の1つ、2つを使うことで、チャンネルを提供する、そういう販売するチャンネルを提供する、そういうことができないものかなという、そんな思いがあって質問したんですが、今、大きな企業がここに来るというのは、誘致するというのは、きっとあり得ないというか、かなり厳しいものなんだろうと、地元企業がどういうチャンネルを持って多くの、全国に発信できるかという話になったときに、地元企業というか、地元で起業を、起業というのは起こすほうの起業です、この人たちに協力できる単位というのはないのかな、そんな思いがあったんです。それでの販売チャンネルができてくるというのは意味があるかな、そんな思いで質問したつもりなんです。よろしくお願いします。 これは使い道はあるのかな、実は個人でやっている方、結構いるんですよ。草木染めをやっている人とか、ちっちゃい特別な花を作っているとかと、そんな人が結構いるんで、そういう個人でやっている人らを、こう確保するというんですか、こう入れて販売チャンネルをつくることから力をつけてもらう、そんな流れというのはあるのかなというふうに思ったものですから、ぜひ検討していただきたいなというふうには思います。 次に、公共交通の空白地帯の実証実験について質問させていただきます。 公共交通実証実験の企画が、実は今
年度予算の中に170万円ほど入って3か月ぐらいやってみたいなという話があったものですから、ぜひこれに期待したいな。この企画について質問します。どのような企画になるのか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この町の人口、現在正確には7,979人、これは令和6年1月1日現在であります。高齢化率は39.9%と、県平均よりは高い状況にあります。今の社会情勢を踏まえますと、今後さらに高齢化率が上昇していくことが予想されます。暮らしの足として欠かせない町のバス交通は、路線バス11系統で運行されておりますが全て赤字路線となっております。このような地域の現状と交通の現状を踏まえまして、その町づくりの施策としての連携、周辺市町村との連携による定住自立圏としての共生から、住民、町民が利用しやすく持続可能な公共交通体系、これを再構築するために、公共交通政策のマスタープランとなります塙町地域公共交通網形成計画の策定を行っております。 この内容につきまして、詳細は担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) ご説明いたします。 塙町地域公共交通網形成計画の中で、交通空白地域における小規模需要対応交通については、中長期における公共交通ネットワークの中に位置づけられており、生活拠点周辺や幹線バスの利用が困難な地域で、地域と協議を図りながら小規模需要対応交通の導入に向けた取組が喫緊の課題であることから、次年度、田代地区においてデマンド交通の実証実験を行う計画をしております。前回、令和4年度にも実証実験を行いましたが、バスを利用した実証であったため、利用者が少なく稼働率は19%でありました。このようなことから、令和6年度には、小型車両、公用車の軽自動車を利用した実証実験を実施していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) そのとおりなんです。マイクロバスで実証実験という形になっていたんです。本当は乗用車という話だったんですが、マイクロバス。だから、当初の話は、きっとドア・ツー・ドアの話だったと思うんですよ。自宅から役場、または病院、または買物、そんな話だったと思うんですが、結果的には自宅まで行けないマイクロバスという話になって、それは、もう今、通常に福島交通が走っている乗っていないバス、乗らないバスみたいな形の空っぽバスですよね。あれは、やっぱり停留所まで歩けない人がいてという絶対条件があるから、乗りたくても乗れないという話になるかと思うんです。それを、またマイクロバスを使ったということでは、利用率は上がらないというのは当然のことだったと思うんですよ。 今、課長が言った軽自動車でやるということであれば、それはもう自宅まで行けるという単位で、これはきっと効率はというか、期待感というんですか、老人の期待感には対応できる、そんな思いがあります。ぜひ、それはやっていただきたいというふうに思うんですが、ただ、田代、田代と言いますけれども、手前の丸ケ草ですか、ここもやっぱりいるんです、いるんです、田野作もいるんですね。 ただ、免許持っているかという話と免許を返納したかという話になると、実は返納率、案外はよくないんですよね。きっと丸ケ草で免許返納したという人、一人もいないんですよ。田野作が1人いるぐらい、そんな話なんです。でも、当の本人に聞くと、実は自宅から畑に行って作物を載せてくるのには一輪車で行くわけにいかない。だから、免許は返納したくない。だけれども、塙に行くのにはやっぱり不安なんだ、そんな話なんだろうと思うんです。 この辺もちょっと考慮してみると、見えるものは出てくるのかな、これは田代地区についても同じだと思うんです。呼石にもついても同じことが言えるかと思うんですね。その返納率の問題も一つはあるんですが、これ安定していけば返納率は少しは上がっていくんだろう、畑の耕作物、作物を取りに行ってくるという問題もあるとしても、免許返納率は上がっていくのかなというふうに思うし、やっぱり軽自動車の効率はきっといいと思うんですね。そんなに、きっと田代地区だけでも30人ぐらいいるかというとその半分ぐらい、きっと15人とか、18人ぐらいですね、利用したいという人。でも、免許持っている人も実は使いたいと言っている人がいるんですよね。だから、そこまで見ると、もうちょっと利用率は高くなるかな、1週間に1回だけ乗れますよという言い方で軽自動車でも十分やり切れる、そんな単位なのかなというふうには思います。 ぜひ、この企画はうまくいくだろうと思います。ぜひ、返納率の向上という話も含めて、ぜひやっていただきたいと思うんですが、課長にこう質問したいんですが、今現在、どのぐらいの人が利用したいということがあるか、何人ぐらいの人がいるか、ちょっと数字上がっていますか。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) 数字的なもののニーズ調査はまだやっておりませんが、今回は前回と違い事前に実証実験をやる区に、行って説明会をしながら、3か月の期間というのは一応予算上の話ですが、あとエリアの話もそうですけれども、ニーズややり方は実際に現地に行って状況を見ながら設定していきたいというふうに思っております。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 私なりには、資料作りしました。免許証を返納したい人、それからこのコミュニティバスを利用したい、コミュニティバスという言い方が正しいかどうかは別にしても、軽自動車も含めた自動車で運行できるような形というのはないかという話をしたときに、使いたい、使いたくない、使わなくてもいい、そんな話でちょっと資料作りは行いました。ぜひ、課長に提示したいと思います。 1つちょっと心配というか考えているのは、エリアをもうちょっと大っきくして考えてもいいんじゃないかなと、週1回のペースでももうちょっとエリアを大っきくしても、実はそれほど人はいない、何というの、使いたいという、ぜひ使いたいという人がいてないんですよね。免許証を失うことのほうが、心配だという人が圧倒的に多いんですよね。だから、その確定しているというんですか、この事業がきちっとできて、あっ、安心できるという話が出てくると、私も使いたいという人が一気に増える、そんな思いがあるものですから、ぜひ3か月の中できちっとした形ができたらば、一遍に条件は変わってくるというふうに思うものですから、ぜひお願いしたいと思います。 ちょっと早いんですが、3番目の空き家対策について質問したいと思います。 これは、私ばかりではなくて、挨拶回りをしている議員、各議員が感じたものはあると思うんですが、空き家の数の多さというのはびっくりするぐらいなんですね。4年前と状況が変わっているという話だと思うんです。この空き家の利用計画というのは、何か進んでいないような気がするんですが、これ何かいいアイデアというのはないのかな、またはどういうか企画というのは何かあるのか、お聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容の詳細ですか、一応掌握しておりますんで担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) ご説明申し上げます。 塙町に関しては、平成27年度に実施した空き家実施調査結果によりますと、総住宅数3,747戸に対して、空き家数322戸で空き家率は8.6%となっており、空き家が数多いのは塙や台宿などの町の中心部で、空き家率が高いのは、田代、大蕨、湯岐、真名畑といった農村部という結果となっておりました。適切な管理が行われない空き家を放置すると、防災、衛生、景観上に影響を及ぼすおそれがあるから空き家の除却や利活用の対応が必要となっております。 空き家の除却に関しましては、創設いたしました塙町空家除去補助金を活用して管理されていない危険な空き家の解消を図っていただき、利活用できる空き家に関しては、空き家バンク等に登録していただき、移住定住交流の場として利用できるのではないかとも考えております。 また、他の市町村の空き家の再利用事例として、カフェ、農家レストラン、コワーキングスペース、シェアハウス、企業のサテライトオフィス、アトリエ兼ギャラリー、民泊、ドミトリーなどのユニークな活用事例が多数見られることから、それらも検討し空き家の適正な管理、再利用の推進を図っていきたいと考えております。空き家の利用に関しては、個人の財産でありますので、あと個人情報の開示に関しても問題がありまして、アプローチはしているんですけれども、なかなかうまく結びつきができていないというのが今の現状ですんで、何か先進事例を検討しながら、今後検討していきたいと考えております。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 空き家バンク登録が、もうほとんどないような話は聞かされております。現実は、300という単位の空き家がありながら、登録は本当に1桁ぐらいの話だったのかなというふうに思います。これでは、空き家を再利用するという方向にはきっといかないんだろうというふうに思いますし、現実はそれでも空き家は空き家という話もあるんだろうと思うんですが、再利用計画というのを本当に考えていかないと、このまま本当に朽ちくしていく建物を見ているというのは、ちょっと情けないなというふうには思います。 この空き家でも諦めるといったときの空き家をどのような形でその処理していくかという話になると、私の素人というか、まだ事情がよく分かっていない人間でもあるんですが、税務上の問題がやっぱり引っかかっているという話はされるんですね。これが大きな問題なのかどうかというのは、私的には直接朽ちくしていくその建物の所有者との話というのは、したことないのでよく分からないんですが、この辺の話って具体的にはどうなんでしょう。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) 全国的な問題でありますんで、法律の改正をしながら空き家の住宅としての土地に対する減免の優遇を今されているんですけれども、その中でジャンルで、危険な空き家であったり管理不行き届きの空き家であれば、その優遇を取るから急いで改善しなさいよというような動きになっているとお聞きしております。実際には、空き家そのものの維持にはお金が非常にかかるものだと思っております。それが、売ってお金になったりとか資源として使えるようになれば、それはいいことだと思うんですが、アンケートを取った結果ですと、たまに親戚で集まるから取って保存しておきたいであるとか、自分の一存ではなくすわけにはいかないとか、様々な個人の理由のほうが空き家の登録したり、売ったり貸したりというのにつながらない理由の主なものだというふうに考えてはおります。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 税務上の問題ちょっと確認したいんですが、建物がある状態の税率とそれから壊したときの平地にしたときの税率というのは、どういう状況なんでしょうか。
○議長(
割貝寿一君) 町民課長。
◎町民課長(近藤正伸君) それでは、お答えをいたします。 今ご質問のありました宅地のほうに建物がある場合、ない場合のことですけれども、課税標準額のほうで特例がありまして、建物がある場合につきましては、基準料率が200平米以上とかそういったのがあるんですけれども、6分の1もしくは3分の1の減免というふうな具合になってございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) あと、もう一つちょっと確認したかったのは、建物やっぱりあまりにもひどいなと言って壊していただけるならば、補助金を出すという話が一つあるかと思うんですが、この建物解体に対する補助率の話をお聞きします。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) ご説明申し上げます。 現在のところは、解体除去費用の3分の1で上限が40万円ということで予算を計上しております。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) 40万円というのは、最大でも40万円ということでいいんでしょうか。 〔発言する人あり〕
◆8番(青砥與藏君) はい。一般的に一戸建てを解体すると200万円とか300万円とかという話、ちょっと大きい家だと400万円とかという話、それでも40万円出してもらえるならば、この機会にやるかという話がきっとあるんだろうと思うし、平地でも建物があっても税金はやっぱり同じように同じですよ。壊しちゃうと高くなるなんていう話になると、壊さないほうがいいと、そんな感覚の話ってよくあったものですから、この辺の法律上の問題は、この議会で決めることではないんですが、ぜひ国との打合せというのもちょっと考えなきゃならないのかなというふうには思うんです。 私、見ていて一番心配していたのは、駅前、駅からプラットホームにいるときに宮田町のほうに朽ちくした、もうほとんど屋根が潰れてしまったところがあるんですが、あれもやっぱり解体したいというか片づけたいな、何か町の美観ばかりではなくて、こうイメージにも悪いなというふうに思って、いろいろ当の所有者にも言った話はあるんですが、ここが進まないというのはきっと課長も分かっていることだろうと思うんですが、何かいい方法をちょっとみんなで考えていかないとならないのかな、そんな思いがあります。 私、
一般質問の時間が相当短くなってしまったのですが、以上をもって終了したいと思います。 ありがとうございます。 すみません、ちょっと項目の中に80歳以上の人が何人いるかという話、ちょっと質問しておきながら確認しなかったということで、これ分かれば本当教えていただけますか。
○議長(
割貝寿一君) 町民課長。
◎町民課長(近藤正伸君) それでは、通告にありました各地区の80歳以上の人口につきまして、お答えを申し上げます。 ただ、あくまで住民基本台帳上の行政区コードや、小字のコードで集計していますので、実際の地区のほうとは若干、こう数字が変わるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。 田野作地区でございますが、こちらは行政区のくくりで男性がゼロ、女性が2名、合計2名です。丸ケ草地区、こちらは小字の集計で、大字田代字家ノ前、森ノ前、登戸地区、3地区の集計で、男性が1名、女性が2名、合計3名。呼石地区、こちら小字集計です。男性がゼロ、女性が2名、合計2名。鳩ノ宮地区、こちらも小字集計で、男性がゼロ、女性が2名、合計2名というふうになってございます。続きまして、那倉地区ですが、こちらにつきましては、行政区集計で男性が10名、女性が22名、合計32名。折篭地区、こちらも行政区の集計です。男性が2名、女性5名、合計7名。長久木地区、こちら小字で集計してございます。男性が4名、女性10名、合計14名。湯岐地区、こちら行政区集計です。男性11名、女性17名、合計28名。大蕨地区、こちらも行政区の集計です。男性7名、女性6名、合計13名。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 青砥與藏君。
◆8番(青砥與藏君) ありがとうございました。 後で整理して、ちょっと確認したいと思います。 以上で終わりたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(
割貝寿一君) これで、8番、青砥與藏君の
一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前10時44分 再開 午前10時56分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△吉田克則君
○議長(
割貝寿一君) 次に、9番、吉田克則君、登壇願います。 吉田克則君。 持ち時間は11時56分までです。 吉田克則君。 〔9番 吉田克則君登壇〕
◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 ただいまから
一般質問させていただきます。
一般質問に当たって、議会活動として町民の方々から町の考えやあるいは意見についてただしてこいよということで、町民の代弁者として、ただいまから質問させていただきます。 まず、1番目につきましては、町政施策の考え方についての質問であります。 町有施設及び設備等管理の考え方について、町のほうの考えを質問いたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それでは、議員のご質問にお答えを申し上げます。 お尋ねの町有施設及び設備等管理の考え方でございますね。 これは、町有施設を、利用者が主に町民でありますけれども、快適に空間を利用できるよう美観や衛生的環境を整えることや施設内の利用ルール、保安警備や防災管理等の安全性を保つことが重要であると、このように考えます。 また、利用者が安全かつ快適に利用できるよう機械設備、空調設備等といった設備類も快適に利用できるよう適正なメンテナンスも必要であります。 町有施設及びその設備は、安全性と快適性を保ちながら施設及び設備の快適な状況を
維持管理しておくこと、これがその考え方である、このように思っております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 様々な施設やあるいは設備等、機械類もそうなんですが、機器類というんですかね。町では管理するに当たって、台帳ですか、いろいろあると思うんですが、そういう台帳とかは、今はパソコン内にそういう施設管理台帳みたいなのがあって、経過年数とか、あるいは時期の更新、そういうものも含めた中で、そういうシステムで管理していると思うんですが、その管理の仕方を、ありましたならば、条例等に定めてあるものなのか、規則にあるものなのか、その点についてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的なものでございますので、担当課の課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 財産であったり、物品であったり、そういったものの管理は適切に行わなければならないということで、財務規則の中の財産という項目の中でうたっておりまして、それぞれ善良な管理者の注意を持ってその事務を行い、それぞれを使用しなければならないというようなことと、町の施設において常に良好な状態で供用することができるように保管しておかなければならないというようなふうにうたってございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) その管理の、そういうことで今、
総務課長から答弁あったんですが、実は、こういう設備とか機械とか等、町ではそれ消防自動車なども処分する場合に、あるいはバスですか、教育機関で持っていたバスも、何だかIP告知あたりで処分することに当たって、告知というか町民の方に連絡して処分したようなふうにも聞いているというか、IP告知の中で見たような感じしたんですが、それとあと、道の駅と、あとJAの東部営農センターに余剰の草刈り機、それを四、五年前に整備、設置、町で購入して。それを乗用草刈り機についても処分したというんですか、そういう話も聞いていたもので、処分の在り方、どのように、今、言った3例については、それぞれ理由があると思うんですが、どのようなことで処分していったものなのか、それについてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 そのポンプ車と、それから草刈り機等々のその処分の仕方ということでありますので、それぞれに担当課長がおりますので、その現況を説明させます。
○議長(
割貝寿一君)
農林推進課長。
◎
農林推進課長(
金田一徳君) お尋ねの件ですが、道の駅の乗用草刈り機及びJAにあると思われます草刈り機につきましては、補助事業で導入しておりますので、町の所有ではございませんので、それぞれ所管は道の駅であったり、JAのほうで適切な管理を行っていると思われています。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(八幡祐圭君) それでは、消防の関係で答弁いたします。 先日、消防ポンプ自動車1台更新をしております。更新の際に、何かの、通常の車の売買でいうと下取りができないかということで、いろいろ方法を考えまして、町長のほうからご意見もいただいて、官公庁オークションで売払いをすれば、新規購入の資金となるんではないかというご意見もいただきまして、いろいろ方法を考えました結果、官公庁オークションでオークションをしまして、実際83万円で落札をいただきまして、先日、入金になっているところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(菊池和弘君) 私のほうから、スクールバスの売却処分についてのお話をさせていただきます。 今年度、スクールバス1台を売却処分しておりまして、バスの老朽化もありましたが、実際のバスの運行が外部の委託によりまして、運転手も含めてお願いしているところがありまして、実質的に町で
維持管理をするところもなかなか難しくなってきたこと、あと法の改正により、アルコールチェックという制度がありまして、そのアルコールのチェックの運転手のチェックは委託会社のほうでやってもらっているんですけれども、そういうところもありまして、売却をするに至りました。 売却に当たっての条件として、実際スクールバスで活用しておりましたので、スクールバスで活用することを条件ということで売却をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 全てそれ町有財産だと思うんです、実際はね。 それで、先ほど、草刈り機については、補助事業で、あれは町のものではないんですかね。何だか聞くところによると、その草刈り機を処分するのに、処分というか、それ入札というんだか、そういうことその処分したような話も聞くんで、当然その処分したものについては、これ町に、もし競売でそれ処分した場合については、当然それ町に入るべきものなのかな、そういうふうに思っているんですが、その実態、その後でちょっとお聞きしたいんですが、要はその公平に、公平というんだかな、処分に当たっても適正かつ公明、誰から見ても妥当な方法で処分するということが望ましいと思うんで、引き続き処分に当たっては、透明性確保の上に、それぞれ町の財産ですから、そういう手続の下に行っていただきたいというふうに願っているところでございます。 参考に、それ乗用草刈り機についてはどんな処分をしたか、町では把握しているんですか。
○議長(
割貝寿一君)
農林推進課長。
◎
農林推進課長(
金田一徳君) 乗用草刈り機に関しましては、貸付も昔あったのかと思うんですが、今回の多分該当しているものは補助事業により、自ら事業主さんが購入して、それで町が幾らかを補助しているという形でやっていますものですから、所有権は、それぞれ道の駅だったり、JAさんのほうにあるのかと思います。 したがいまして、その処分に関しましては、耐用年数が来ましたらば、自由に処分していただく形になっているのかと思います。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 町は
地域住民からの貴重な意見や要望等を聞く機会を設けていますが、その貴重な意見、その意見についての考え方について、質問をいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの町政報告会等々の行方についての考え方ということだろうと思います。 町といたしましては、議員の皆様からも常々情報発信が足りないとのご指摘も受けておりますので、町の事業を丁寧に報告するとともに、町民の皆様のお話を伺いながら、現在の事業、そして、施策をさらにブラッシュアップしていくことが重要であると、このように考えております。 また、各地域に足を運び顔を見せることで、行政は決して遠い存在ではなく、もっと身近なものと感じていただきたいとの考えもございまして、困り事などがあれば、すぐ電話で問合せができる親しみやすい環境、この醸成は大切なものであると、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 今それ、町政報告会ですかね。それもそれ様々なご意見とか、町民の方から意見が上がってくるとは思うんですが、出向いてね。そうした中で、その地区に出た人らは、結果的にはいろいろな、どういう意見があったとか分かるんですが、なかなかそこに出られなかった方についても、やはりまとめて、この行政報告会が終了した時点でもいいですけれども、まとめてやっぱり、町民の方にこんな質問があったとか、そして、町ではその質問に対して答えて、今後このような考えがあるとか、そういうことを返してやるのが一番町民にとってはよろしいのかなというふうに思ったものですから、そのようなことで考えているんだか何だか分からないんですが、そういうこともやっていただければなというふうに思っているところでございます。 それと、町民からのそれ意見で、実際は、これははや常豊小学校が廃校になるとき、塙町学校施設等利活用検討委員会というのを開催というか、その人らにそれ検討してもらって、その内容に、
八幡地区というんですかね、あの近辺にそれプールがあるんですが、小学校で使っていたプールね。これが夏場になると蚊の発生源になったり、あるいは害虫とか、当然カエル等もいるし、カエルがいるということになると蛇等が出てきたりね。プールの水は緑色で、全く、
防火用水として使うということを町のほうでは言っていたみたいなんですが、この利活用検討委員会の中でも、そのプールについては、旧常豊小学校のプールは地域の消防水利として位置づけしてあって、ただその中にボウフラが湧くことにより、蚊の発生が、あるいは子供たちの転落事故の発生が、発生というか、そういう事故が懸念されるなんていうことであったものですから、様々なその意見を聞いたやつ、地区の皆さんから聞いたやつに対して、この検討委員会でも検討したその内容が全然、今、実施されていないような状況なんで、これについては、やはり速やかに対処すべきなのかなというふうに思ったものですから、これもどのように考えているのかお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 常小のプールなんでございますが、令和4年度からそういった管理状況、非常に不潔で不衛生であるということで、区のほうに、町としては、水を抜いて、その後撤去の方向でいきたいんだけれどもというふうに投げかけてはあります。それと消防のほうにも言ってあります。 今度橋もできたことから、消防水利は橋の付近から取れるんではないかということで、話は投げております。そういったことで、投げかけておるんですが、なかなか結論が出ないというような状況でございます。 話によりますと、来年の陳情のほうに区から出してくるというような話もございますが、私のほうとしては、ボールは向こうにあったのかなというふうには認識しておった状態なんですけれども、区のほうから改めて陳情のほうが出てくれば、その方向で、水を抜く、きれいな水にしてほしいというには、そういうふうな対応があるかと思うんですが、できれば町としては、水を抜いて、将来的には撤去していくという方向でいきたいなというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) これは町のものなんですよ。それを区から陳情してね。だってそういうご意見は聞いていると思うんですが、要するに。 いずれにしても何らかの、さっきそれ言ったように、そういう地区住民の方からのお話があるということは、そして、それを町のほうで聞いているわけなんで、いち早く対処すべきかなというふうに思うので、早急にこれは対処すべきかなというふうに思いますので、よろしくお願いしますというのは、ちょっと私の口からはあまり使わないことになっていますんで、返答だけお願いします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 先ほど申し上げましたように、町としてできましたら行政区の了解を得て水を抜く、将来的にはプールは撤去していくという方向で調整していきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 次の質問に入らせていただきます。 道路及び居住住宅の日陰問題解消の考え方について質問させていただきます。 近年、道路や住宅の近くに植林した杉などが高木となり日陰が目立ってきています。 降雪による路面凍結での交通事故や居住住宅が日陰になり、多くの方が困っている現状と推測しています。 町では、交通事故防止や住みよい環境づくりの観点から、どのようにこの問題を考えているのかお聞きいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 杉などによります道路への日陰解消、これは地権者の協力が得られる場所から、箇所から、随時整備を行っており、協力等が得られない箇所等については、除雪や融雪剤で安全、特に冬場で、交通安全の確保に努めておるところであります。 住みよい環境づくりについては、快適な環境が望ましいと考えておりますが、その住宅と同様、植木等の植物もその個人の財産でありますから、管理責任はその所有者があります。町が私有地の樹木を強制的に伐採除去したり、それらの作業を命令、指導することは全くできませんので、その樹木で支障を来している当事者間で解決していただくことが基本的な大前提となることをご了承いただきたいと思います。 また、そのほかの具体的な取組等については、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 吉田議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 町道林道に限らず国県道においても沿道の樹木の枝葉が道路に覆いかぶさって、日陰になっている箇所が多数見受けられております。 町ではそういった道路交通の安全・安心を図るために、森林環境譲与税基金を活用しまして、町道に関しては、沿道整備事業、町道以外の国県道につきましては、日陰解消事業ということで取り組んでおります。 事業実施に当たりましては、交通量や利用状況、あと地形的な条件等を考慮して、場所選定をしておりますが、両事業とも限られた予算の中で実施しておりますので、要望された箇所全てを実施できるわけではございません。毎年、粛々と事業を進めております。 先ほど町長からお話ありましたように、原則、木の所有者は土地所有者でございます。場合によっては、はみ出している木を町のほうで枝を切ることはありますが、基本、土地所有者の財産ということになりますので、そういった木を、なるべく覆いかぶさらないようにしてほしいというような回覧板を、今後も、年1回ぐらいは回覧板回しているんですが、引き続きそういった回覧板で町民の方に周知していきたいと思っております。 また、町道の道路敷内、のり面ですね。切土面、あとのり尻のほう合わせまして、令和5
年度予算、あと令和6
年度予算でも、道路式のり面草刈り清掃業務委託料ということで、令和5年度は260万円、令和6年度は267万2,000円を今、計上してございます。 その事業の中で、町道敷内については、所有者であります塙町が自らのり面を清掃して、実施しているところでございます。最近の実績で言えば、町道上福沢1号線ということで、工業団地ののり面、さらに西河内・塩沢線で流通センターの先の南側ののり面等を伐採して、交通環境をよくしているような事業を町としてもやっております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 町では、町道はじめ除雪もやっておりますけれども、日陰の部分については、なかなか除雪しても雪が解けない状況なんで、先ほど町長がそれいろいろ、融雪剤というんですか、そういうものもやるような話もしていますけれども、実際この融雪剤というのは、町道であれば、誰がそれ実際はまくんだか、その辺はどのようになっているんだか、町がまくものなんだか、それ地域に委託しているものなのか、あるいはボランティアでやっていただいているものなのか、その仕組みというんだか流れというんだか、それはどのようになっているのかお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その件に関しましては、担当課で積極的に対応を進めておるところでありますので、内容については、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 吉田議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 融雪剤につきましては、町道の各路線のところで、日陰になることが多い箇所ですか、そのところを選定しまして、もう既に11月頃から融雪剤と、あとダストといいまして砕石の細かいやつを配備しております。 それを誰がまくのかということでありますが、確かにここは、ボランティアでもなく、町でもないんですが、当然その場を通ったときに、当然スタックしたりとかして、なった方は、その当事者が当然やってもらうしかないのかなと思っております。またあと、その地域地域の人で当然根雪になってアイスバーンになっているようなときには、地域の方々にその融雪剤を使って散布してもらうような形しかないのかなと思っております。 あわせまして、今年はこの間2回ほど積雪がございましたが、町の予算で軽トラックに配置というか設置をして、融雪剤を散布する機械を今年度購入しました。まだ購入した後、降雪がないものですから、まだ利用はしていないんですけれども、町としても融雪剤散布の設備を購入したので、今後は、今日の夜もちょっと心配されますが、また金曜日もちょっと天気予報では雪の予報もあるということで、今後は町で、そういった中山間地域であったり、日陰になるようなところについては、町のほうで融雪剤を軽トラックに配備したやつで、先行して配布というか散布をして、交通安全を図っていきたいなと考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 杉などが植えられて年々大きくなっているのが現状だと思うんですが、下手すると50年前に植えた杉などは30メートルも、下手すると40メートルも背丈が高くなっているというか、そういうことで昔植えた木が大きくなってきて、住宅に差し込む時間がかなり、その近辺については日陰になっているような状況で、40年前にうち建てた人は全然関係なかったんですが、40年後今現在については、30メートルも20メートルになっているか分からないんですけれども、日陰部分ができてくるわけなんですね。 そういうことでですよ、日照権との関係、よく建築確認では高さが決められて、許可できる部分と、でもその樹木については、最初はそれ2メートルも1メートルぐらいの木が、四、五十年後には何十メートルという日陰が出て、そういう日照権みたいなのはどのように、行政というんですかね、見方としてどのようになっているのかお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの日照時間と日照権との関係ということでございますが、ご承知のように町は町全体の8割強が山林であり、居住する家屋に隣接する山林も多く、議員お尋ねの事象もあることは承知しております。 多くの場合、先ほど申し上げましたように、山林これは個人所有の財産でありますから、行政が介入すべきものではないと、このように認識しております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) この日照権については、いろいろなトラブルが実際あるのは承知で、それ質問はしているわけなんですが、トラブルを回避するためにでも、私としてはやっぱり行政の力を借りて、改善しなきゃならない時代なのかな、あるのはそのようにしていかなきゃならないのかなということで質問に立っているわけなんです。 結果的には、日陰になっている人ら、住宅に住んでいる人らは、こんなこと言えないですよ、それ。みんな知って、どこどこの所有者とかね。じゃ、日陰になるから杉を伐採してくれよなんて、これは言えないですよ、実際。 それこそ、けんかの元になるというか、トラブルの元ですよ。ですから、行政として何か手助けをして、それらを解消するような方策というんだか目標というんだか、あるいはそういう対象住宅に住んでいる人らのご意見を伺って、行政として何ができるべきかをやっぱり検討していくのが、あるいは行政としての仕事として取り組むべきものなのかなということで考えているんですが、その辺はどのように考えているんだか、ちょっとお伺いします。
○議長(
割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(八幡祐圭君) 議員さんお尋ねのご質問にお答えしたいと思います。 隣の隣地から越境して枝とか伸びてきて、隣同士トラブルだと言っている事象、結構お話聞きますが、そういう内容を受けまして、昨年4月1日に改正されました民法がございまして、民法第233条でございますが、原則は従来どおりその所有者が伐採をするべきものとしておりますけれども、隣の方が催促してもなかなか切ってくれないといった場合については、また隣の所有者が不明といった場合については、条件が整えば、越境されている土地の所有者がその枝の切除とか根の処分というのは可能となったということで、法律の改正が行われております。 また、日照権の問題でございますが、法律上明文化されたルールが特にございませんので、侵害の有無を判断するには様々な検討を行う必要があるものと思いますし、侵害の有無について、行政の関与という部分でございますが、これはあくまでも所有者同士、隣同士の事例であるということが考えられますので、行政でなかなかそこまで介入できるものではないものと認識しております。 日照権の問題については、山林所有者等とお互いに話合いで解決していただくのが最良のものだと思っております。 日照阻害が問題等々出ておりますけれども、お互いに我慢し合う程度、受忍限度といいますが、著しく超えている場合については、裁判等で保護される場合もあると認識しておりますが、隣同士の杉の枝葉の問題等について、町が具体的に何か手助けをできるかということであれば、その点については、あくまでも個人の財産ということで、行政の介入はなかなかできないものと認識しております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) おただしの、その行政側として何かできないかというお話です。 一つの事例として、八幡天神前、既にご存じかと思いますが、かなり長い間、区からその日陰解消、289号線ですか、その伐倒、木を除去してほしいということで、何度もその陳情をいただきまして、一昨年、町ではその許可をいただきまして、その伐倒の許可、伐採の許可をいただきまして、かなりの面積と申し上げますか、その距離をきれいに日当たりのよい289号線ということで整備をさせていただきました。 この原資は森林環境譲与税、これを原資として利用させていただいたわけであります。ただもうちょっとやりたかったんですが、一部のその所有者の方には、ご理解をいただけなかったというか、ご協力をいただけなかったということで、ちょっと残念だったんではありますが、かなり解消された。これは、町の取り組みの一つの事例としては、しっかり明言できることだろうと、私は思っております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 塙町はそれ農村地帯というか、あるいは地域、隣近所がみんな全て分かる人の集落でつながっているような状況で、何回も言うんですが、その方はそれ、絶対言えないですよ、逆に。日陰になるから切って下さいなんて。 言えない声を、まず行政としてやっぱり考えるべきではなんですかということなんです。隣で、都会みたく、誰が住んで、どこから来た人だか分からないようなところなら、何ぼでもそれ、法律とかそれに沿ってそれ行動はできますよ。お付き合いがないんですから。 塙町の住民はほとんどが隣近所とそれ、災害あっても助け合いとかそういうことをやっているわけで、トラブルについては避けたいですよ。 それを見えない声として、そういう声をやっぱり行政として反映していくべきなのかなというふうに思ったので、そういう言えない声、そういうのも大切にする考えはないですか。もう一回お伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 町としては、決してその状態を看過しておるわけではなく、議員の地元でもあります塙・泉崎線、あそこは五郎内の先になるんですか、棚倉境の前のその奥の伐倒といいますか、その日陰解消も実施されてはおるはずです。そのできるところ、それからその協力をいただけるところ、何よりもまずは予算であります。予算とこの三位、これがうまく融合したときに仕事が完遂できるというでありますので、これからも決して看過することなく、必要な箇所、特にその危険度合いの高いところは積極的に、優先的に仕事は進めてまいると、その予定でおりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 住みよい環境づくりということで、住宅が1日に2時間ぐらいしか日が当たらなくなっちゃったというところには恐らく住んでいないですよ。 結果的には、ほかの町村にそういうところに移り住んでしまう、そういうことも考えられるんで、ぜひともそういう見えないところまで気を遣って行政を進めていただきたいと願っております。 次に、3番目の町補助金行政についての考えを質問いたします。 町では様々な補助金等を出していますが、補助金の在り方も含め、基本的な考えをお聞きいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 補助金につきましては、地方自治法第232条の2において、その公益上必要がある場合において、支出することができるものと記されております。また、憲法第89条では、国や地方公共団体と宗教の分離または国や地方団体の宗教からの独立を確保するため、宗教上の組織等への補助、行政支援を一切せず全て禁じておるものと、このように承知しております。 補助金につきましては、法令に基づくものと予算措置によるものと2つの種類に大別されております。一般的に地方公共団体の独自の判断による予算措置に基づく補助金の公益上の必要の認定については、具体的個別に、具体的に個々に判断していくものと考えております。 また、町における補助金の交付に当たっては、塙町補助金交付等の一般基準に関する規則のほか、個別補助金ごとの交付要綱を定めた上で、議会において予算の議決をいただいて執行されているものと認識しております。 補助金と交付金の説明について、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) 補助金と交付金ということでございますけれども、補助金と申しますのは、事業や事務に対して、これを助成または奨励するために財政的な援助として、補助金額に相当する反対給付を受けないで相手方に給付するもの。 交付金は、法令または条例、規則要綱等により報償として一方的に交付するものとなっておりますが、行政的なもので申しますと、補助金は、地方自治体等から団体、個人等にされるもの、交付金というものは、どちらかと申しますと国とかから地方公共団体のほうに来るものというような大別されている状況でございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 補助金交付要領とか、そういうことで条例で定めてあると思うんですが、その補助金採択に当たって、優先順位とか、あるいは目的に沿った補助金の使い道とか、そういうその認定というんだか、そういう認定というか補助決定というんですかね。それに当たっては、優先順位、何を優先順位にするんだか、ちょっと、恐らく相対の予算があると思うんで、そのような考え方というんですか、優先順位の考え方。いろいろあると思うんですが、今、考えているこの補助金については、緊急性があるから早くやるとか、あるいは何年後には、でも補助金の支出の在り方として妥当であるとか、そういう補助金決定に係る考え方、それなどもちょっとお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その考え方ということでありますが、やはりその課の持つその仕事の内容によって、種別があるだろうと、これはそういうふうに思っておりますので、その補助金の交付については、各課で十分に話合いがされた上で、上に上がってくるのかなと、このようには思っております。 なお、詳細については、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 現在、例規上、町の補助金は98要綱ございます。実際使われていない、現状としてそういう要望がないので使っていない要綱もありますが、98ございます。 それらが、どれが一番先にやるんだとかそういった優先順位というものはないものと考えております。各課で、やはり当然住民から、町民の皆様からの要望もございますけれども、要望があって、それに沿った形でされているのかなというふうに思います。 公益性があること、公平性があること、有効性があること、これらが補助金の基本であるというふうに考えております。それと例えば、コロナ禍で大変なときは、やはりそういったもので優先的にというような補助金は出る場合はございますが、基本的には、補助金のどれが一番先だとか、そういった優先度はなくて、公益性、公平性、有効性を鑑みて補助がされているというふうに解しております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) これ税金を使ってやる事業補助金だとは思うんですが、それらに係るその経済効果、補助金出した経済効果や、あとはそれに対する検証ですね。 これについては何回も言うんですが、それ税金を使ってやっているものですから、町民に対して、事業を受けた方は、補助金を受けた方は分かると思うんですが、受けていない方に対して、やっぱり公平に税金を使うわけですから、やはり説明する義務があると思うんですが、それはどのように考えているのか、お伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 補助金の成果の確認については、監査委員からの指摘事項としてもご意見をいただいております。 また、補助金の効果検証につきましては、必要不可欠なものと認識しております。 また、令和5年11月1日付で職員へ通知した予算編成方針においても、町の補助金の十分な分析、再検討を行い、真に必要な補助金についてのみ予算計上するよう強く指示しております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 婦人会等、行政に関わる団体への活動補助金については、どのように考えているのか、お伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◆9番(吉田克則君) これは町の考えなんで、教育長ではなくて……
○議長(
割貝寿一君) 取りあえず教育長に説明した後お聞きします。
◎教育長(秦公男君) それでは、吉田克則議員のご質問にお答えします。 お尋ねの婦人会等行政に関わりがある団体への活動補助金については、どのように考えているのか伺うということでございますが、町が婦人会等の相手方の行う事業や事務に対して、これを助成するため、あるいは奨励するために財政的な援助をしております。 塙町婦人会活動事業補助金交付要綱と塙町補助金等交付の一般基準に関する規則に従い、内容を精査し、交付しているところでございます。 詳細については、生涯学習課長から説明いたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(
鈴木サキ子君) 一般的な補助交付の流れについてご説明いたします。 希望する団体が手続に従って申込みをいたします。 町から該当する団体に補助金の内示をし、団体が補助金交付を申請書と事業計画書、収支予算書を提出いたします。提出された申請書を基に書類や内容を精査し、内容が適切であれば交付決定し、町から補助金交付決定通知書を送ります。 次に、補助金概算払い請求書の提出により、町から概算払いで補助金を交付します。 これが交付までの流れとなっております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 時間がまた詰まっているものですから、大変、答弁ありがとうございますが、ちょっと時間がないものですから。 私はそういう関わりというか、農事組合なんていうのも補助金とか活動補助金としていっているわけなので、行政の位置づけとして、婦人会、あるいは農事組合とか様々な町行政に関わる団体があると思うんで、それらに対する活動補助金はどのよう考えているのかということをお聞きしたかったんですが、時間がないので、これについては、そういう思いがあるということで、受け止めていただきたいというふうに思います。 次の、最後の質問になります。 選挙公約の認識について、質問させていただきます。 宮田町長は選挙公約をどのように捉えているのか、それらについてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 選挙公約です、これは私が町民に示した、その町民に示した私の考え方の方向性であると、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 今、方向性ということで聞いたんですが、選挙公約は方向性なんですか。 私はそれ、町民との約束事だと思っているんですが。方向性と約束事では、全然違うものですから、約束事としては考えてはいないんですか、町長に伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) マニフェストという言葉もございますけれども、やはり私がこういう立場になったら、こういうことを実行して実践してまいりますと、これは一つの約束という言葉を用いてもよろしいのではないかなとこのように思っております。 これは私に限らず、選挙を間近に控えておる議員さん方もしっかり公約を掲げるわけでありますから、その結果をどのように証明、その対応していく、対処しておくのかということは、すごく興味深いところでもございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 今、その自説の、議員としての公約を言ったのかなというふうに思うんですが、選挙公約で議員定数を削減するとかそういう話を、お話ししている議員さんもおりますけれども、町民の方にとっての捉え方は、すぐさま令和6年度から議員定数を削減するんだな、そういう意味合いの、捉えている町民の方もいるんですよ。実際は4年後ですよ、4年後。それを、議員定数削減というか4年後のことを今、言っている。 だから、いろいろなそれは捉え方があるでしょうけれども、私は、町長に言いたいのは、一番、選挙公約で、何回も言うんですが、国民年金で入れる老人ホームを町内4か所に建設する。それで町長になったんでしょう。それを町民の方、何回も言うんですが、やはりできないならば、できないように、やっぱり責任、今後また、新聞報道では、また3期目に出馬するようなことで新聞に載っておりましたけれども、やはりそう訴えて、やっぱり、選挙公約に掲げて当選したんですから、それが履行できない場合、そのときの、今現段階での責任認識、これについてはどのようにお考えですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今ほど議員のおっしゃるその軽費老人ホームもございますけれども、公約はそればかりではございませんでした。 給食費の無償化、それからこども園の創設、新設等々幾つかの公約を私は掲げておりました。それも時間を要しましたが、少しずつ解決すると申し上げますか、その形にしておると、このように自負はいたしております。 そして、軽費老人ホームですか、この件につきましても、この初日の施政方針の中できちっとお話はさせていただいたわけであります。 これからの取組、当然その環境、ある程度、町の財政、それから仕事の量、いろんな仕事、それは庁舎建設だったりとかといろいろあるんですが、これがある程度、落ち着いてきたと申し上げますか、めどがついた時点でございますので、この現況の中でこれから取り組むべき大きな課題として、軽経費老人ホームその仕事は手がけていきたいと、できないということは一言も言っておりません。ただ時間が足りないという部分はありますけれども、できれば、この軽経費老人ホームできるまでに認知を、任期ですか、これ、続けられればいいなとも、このようにも思っておりますけれども、これは私が選ぶことではなく、町民が選ぶことですから、ここまでの話とさせていただきます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 最後に質問させていただきますが、責任認識はないということで、よろしいんですか、そこだけ。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 責任がないと一言も言っていないし、そうも思っていません。しっかり取り組んでまいりますとお話をさせていただきました。 以上であります。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 若干時間オーバーしたんですが、大変申し訳ございませんでした。 以上で、9番、吉田克則、
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
割貝寿一君) これで、9番、吉田克則君の
一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前11時59分 再開 午後1時10分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△鈴木茂君
○議長(
割貝寿一君) 次に、10番、鈴木茂君、登壇願います。 持ち時間は2時11分までです。 鈴木茂君。 〔10番 鈴木 茂君登壇〕
◆10番(鈴木茂君) 10番議員、鈴木茂です。ただいまから
一般質問を始めます。 皆さん、ご承知のとおり私は3月末をもって任期満了となります。4月からは一町民として町振興に寄与したいと思っています。 私はこの12年間、いろんな町の町政課題と向き合ってきました。これからも、私が辞めた後も、この過疎が続く塙町、様々な問題が、町政課題があると思っています。 その中で、私が危惧する問題、それから、これからはこれをやらなくちゃならないと、そういったことに対して質問をさせていただきたいと思います。 1番目は、道の駅の話になりますが、私が一番心配しているのは、湯遊ランドの問題です。ただし、これは4月から新しくなるここにおられる議員さんはじめ新しい議員の方にその行く末を委ねたいと思っております。 私の場合は、道の駅に関連することを質問させていただきたいと思います。 道の駅ですが、塙町で一番交流人口が訪れる、震災前は30万人ですよ、今は20万人台と聞くんですけれども、それが平成15年4月20日にオープンしまして20年たちました。施設も老朽化して、いろいろ直したりなんだりしているんですが、まず一番あそこで仕切っていたのは、元は農産物組合、あそこ、私は立ち上げから役員をやっていましたが、あそこが中を取り仕切っていたと。物産、軽食とかいろいろあったんですが、レストランは振興公社が運営していましたね。 しかし、ここ、私が役員を離れてから、道の駅の一本立ち、独り立ちということで、一般財団法人にしまして、レストランも含めて一括で経営をしております。組織の内容も、管理運営をする理事会と、生産出荷をする協議会。生産者の協議会、出荷者協議会と方々に2つに分かれております。 私も10年ぶりにこの役員、出荷者協議会のほうの役員になったんですが、まず、このコロナ禍では赤字をぶったと、経営ね。ちょっと危ぶまれますが、コロナ後は、大分回復していいんですけれども、残念ながら経費が上がりまして、4月からは人件費も上がる、経費が約20%上がると。それでもって、なかなか経営が大変であるというような理事会の話で、協議会長が理事になって、話を毎月役員会に持ってくるんですけれども、その内容というのは、とにかく売上げを上げてくださいと。そうじゃないと、経営が赤字になりますよと。それでなくては、手数料上げなくちゃならないですよと。上から、私は脅しみたいな感じを受けているんですけれども、とにかくその赤字になると解散しなくちゃならないこともありますので、赤字にはできないのは、それは当然なんですが。 私が一番思っていることは、道の駅も始まって20年たった。これからも10年、20年、30年と続けていかなければならない場所だと思っています。 ほかの町から来た人で、道の駅にはいっぱい来るんですが、町内に、お店屋さんに行くことはほとんどありません。食堂さんは、町外から来た人も食べに行くけれども、町内のお店屋さんで道の駅で販売できる人は、全て道の駅の販売で生活しているとは言っているんですけれども、そういう大事な場所になっているわけですね。 そういう大事な道の駅を今後も長く続けていくためには、どうすればいいのか。 やっぱり、ただ、20年たっているんですよ、私ら始まったとき。60歳の人、今80歳ですよ。そういう人が、生産力を上げられますか。売上げが上がると思いますか。年々会員は亡くなっている人もいるし、辞める人がいる。入るのは1人か2人ぐらいで、組合販売者はだんだん減っているんです。 そういう中で、最初からその道の駅は、仕入れ商品をしないというコンセプトでやってきました。それでもやっていけたんですね、ここ20年、15年ぐらいはね。生産者も元気がありましたし、地元商品でやろうということで。 だけれども、千何ぼある道の駅でそんなことやっている道の駅はほとんどありません。全部仕入れをやっています。ただ、それは自慢にはなるんですけれども、それをいつまでも守っていけるかどうか、それで経営がちゃんと成り立っていくかどうかなんです。 私は、前から言っているんです。この塙町で生産できないもの、そういった物は、道の駅販売してもいいんじゃないかと。ミカンはできっこないんだから、冬場のミカンは売ってもいいんじゃないか。豆腐は豆腐屋さんは、塙町にないんだから、それは仕入れて、豆腐欲しい人だって道の駅に来るんですよ。だけれども、豆腐はない。納豆もない。そういう人、欲しい人はいるんです。ただ、近場で仕入れることも可能。あまり遠くから仕入れるということは、かんきつ類は別ですよ。 とにかく、先日、天栄村に季の里天栄という道の駅があるんですが、あそこはバージョンアップと言うんですかね、小さい建物から敷地を物すごく広大にして、新しい建物を建てて、駐車場は塙の3倍ぐらいある。そこへ行ってみたんですけれども、売場の脇のほうに、四角に区切られたスペースがあって、そこには今はないかんきつ類ですね、そこが売場になっている。いろんなかんきつ類が売っているんです、仕入れて。あと、北海道のタマネギも売っていました。タマネギはほとんど塙の道の駅でも売られていない。みんな売っちゃってないんです。うちでも売っちゃってない。買ってきましたよ、そこから。 だから、そういうことをやらないと、じゃ、手数料上げます、手数料を取れば経営ができる。指定管理料は1,350万円かなんか出しています。それ指定管理料を上げてくれるんだったらいいんですけれども、指定管理料なかなか上げないんであれば、じゃ、生産者の手数料15%から17%に上げると言ったときに、生産者のモチベーション、ガッと下がっちゃうんです、手取りがなくなるから。 ですから、限定的ではあるけれども、仕入れ商品をしてはどうかという、そういう質問です。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 議員のご質問にお答えをいたします。 道の駅を存続させていくためには、安定した経営が必要でございます、議員お話しのように。 可能であれば、補助金などに頼らず、独立採算できるようなしっかりとした経営を確立していただくことは、町にとっては大変喜ばしいことであると考えております。 しかしながら、実際に、町が指定管理をして支援をしておりますが、運営方法については、指定管理団体において行うべきものと考えております。 町からの指定管理委託内容は、管理に関する基本的な考え方として、農産物と観光の一体的なPRに努めること、町の観光資源、農産物産の情報を県内外へ発信できるよう管理運営を行うこと、施設、設備及び物品の
維持管理を行うこと、そして、大きな課題であるんですけれども、公の施設であることを念頭に置いて、公平な運営を行うことなどがございます。 特に、仕入れに関して、よそから仕入れして駄目だというようなことはございません。 しかしながら、施設側の運営の経営方針として、地場産品にこだわり、仕入れを行わないといった考え方が本町の産業にとっては、ある分追い風になる方向でもあり、施設設置目的に沿った方針であると同時に、他の道の駅との差別化を図る意味では重要な方針であると思われます。 町の産業振興につながらない無秩序な仕入れを行っていないのが現状であることから、仕入れの是非については、指定管理団体で慎重に判断いただくことが重要であると考えております。 まず、売る物にきちっとした責任を持って売れる、自分たちが自己責任として売れるような品物を取り扱うということは、大変重要なことではないかと私は考えております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 今の答弁では、道の駅自体が判断をというようなことを言っていますけれども、これは町が造った施設で、町が主体ですよ。 理事には町長も入っているんじゃないですか。前は、副町長だったんですけれども、副町長はいないから、町側から理事も入っているはずです。 そうだったらば、一番、理事長はいます、ここに。理事長はいますけれども、町側の意向というのは相当大きいわけですから、自分たちで判断しろというのは、私はどうかなと。町の意向というものがあるんですから、ほかのほうと差別化を図るということで、我々もやってきたんです。でも、これからは大変だろうと思っているんです。 地元の農産物や生産物と競合するものは、もちろん仕入れはNGなんで、そういう競合しない物をある程度入れてやって、手数料を稼ぐと。特に、2月、3月。1月、2月は非常に野菜が少なくて困るので、ガラガラですね、売場が。そういうときに、何か限定品な物を考えてはどうかということなんです。 もう一回お聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 実際に、この道の駅の経緯、これ、私も見ております。 ただ、今、議員がおっしゃいましたけれども、私は理事ではありません。評議員は務めておりますが理事ということで、内部の経営には全く携わっていないというのが現況であります。報告はいただけますが。 この道の駅がここまで存続してきたというのは、やっぱり大きな力になったというのは当初、議員も随分、お骨折りをいただいたという話ではございますが、そのお骨折り、地場産の物をしっかりと売っていくというその基本姿勢が今まで貫かれてきたことで、今までの経営が維持されてきたんではないかなと、このように思っておりますし、先ほど、農業振興公社という話もさせていただきましたが、これなんかも含めて、この冬場の野菜のバックアップというんですか、これなんかもにもつなげていければと。どうしてもやはりできるところまで、地場の物を売るということにこだわる。これは、町としての支援は、その辺に主軸を置きたいなと、このようには思っております。 よそから仕入れるというのは、先ほど申し上げましたように、その姿勢に対してきちんとした最終的な責任というんですか、しっかりとした根拠のないという方がどういう方が、あれ言葉が見つからないんですが、やはり自分たちでしっかり責任を持って、作った物を売るということを基本にしてほしいなと、私は思っております。 ただ、これもその経営側、運営側の理事さん方の考え方で、今、議員がおっしゃるようなことであれば、それはそれで十分容認されるんではないかと思っております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) あくまでも差別化を図って、仕入れなしでやってほしいと、そういうんであれば、別にいいんですよ。指定管理料を上げてもらえばいいんですから。湯遊ランドに5,000万円の指定管理料を出すんですから、道の駅にあと1,000万円ぐらい指定管理料を追加してもらえば、別にこういうことを私は言わないです。指定管理料を上げてもらえれば。指定管理料を上げないでの話を、私はここで議論しているんですね。上げてもらえるんだったら、別に私はこういう話はしません。 上げてもらえますか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 指定管理料を今、ここで問われても、いきなりこうですという答えはいたしかねますけれども、これも財政的なこともありますし、ましてや、その現況をよく把握した上でのご意見であれば、ただ、今はプラスになっていますよね。 ですから、先ほど申し上げましたようにバックアップ、別な形での農業振興公社等々での生産物を道の駅に納める等々、販売の窓口としての役目をしっかり担っていただく。そして、生産に関しては、皆さんができる限り協力できるような形で生産物を売るということを基本に、もう少し進めていってもいいのではないかと、このように思っております。 どうにもならないということではないんでしょうけれども、厳しい状況下であれば、それはしっかり指定管理料も当然考慮されるべきだろうと私は思っています。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 非常に、生産物を上げればいいという話、厳しいですよ。 毎年、毎年、組合員は年を取っていくんですから、だんだん生産力は落ちていくということは間違いない。入る人は1人か2人しか入らないんですから、次に次に若い人が入って生産してくれればいいですけれども、非常に厳しいとは思っています。 次に、そのいろんな売上げを伸ばす方策として、私は質問しますけれども、イベントですよね、道の駅でイベント。イベントというのは無料の配付、食べ物を無料配付が多かったです。前もやっていました。餅をついたり、すいとん、みそじゃが、キノコ汁、けんちん汁ですかね、それから、冬場にはシイタケの植菌体験事業とか、子供の工作とか、そういうことで、イベントを10回ぐらい年にやったんですけれども、コロナもあったりして、全然、今の道の駅ではやらない。初めて去年、キノコ汁の無料配付をやったら、いっぱい人が来て物が売れたという話を聞いております。 ですから、別な形で、どういう形でもいいんですから、ただ、イベントをやるのにはお金がかかるんですよ、10回やったらばそれなりの人件費と材料費とかかる。そのお金がないと言うんですよね、今分では。 ですから、それをバックアップしてもらえないかどうか、お聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 売上げ向上のためのイベントということでございます。 ただ、直接的に町が補助金を出すということではなく、間接的なバックアップ、今は既にやっております。 先ほども申し上げたイベントの一端として、道の駅の支援は続けております。 それと、一つ明るい兆しという言葉でいいと思うんですけれども、議員もご承知のように、江戸川区との災害時の支援、相互支援協定を結びました。つい最近、メールをもらったんですけれども、担当者から。区長、副区長、部長会議で、こういうふうなお付き合いを始めたのだから、しっかりお付き合いをしていくべきだという、後藤さんという部長さんだそうですけれども、そういう発言をいただいたそうであります。これは特に、道の駅とそれから湯遊ランド、この交流はしっかり捉えていくべきだろうという、大変な会議でありますよね、区長、部長の会議でお話が出たということであるんで、その責務の重さというんですか、期待の大きさには少々重荷の部分もあるんですが、町ができる限りのことはやっていこうということで、これも一つの大きなイベントにつながっていく。これからの大きなイベント、江戸川区とは72万人ぐらい区民がいらっしゃるんですね。ですから、ちょっとしたお祭りをやっても、10万、20万という人が集まるというような素地もありますんで、これも大きな付き合いの一つのきっかけになっていくんではないかなと、このようには思っております。 当然、そのバックアップという形で直接的な補助でないまでにも、しっかりと支援をしていくことは絶対手を抜かないでやっていくつもりであります。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 町長のいい話なんですが、期待外れにならないように、期待をしたいと思います。 あと、また、もう1点ですよね。 道の駅にとって、駐車場が狭いことは致命的なんですね。今の道の駅は、新しくできる道の駅は、膨大な広さを持つ道の駅ばかりオープンしております。 ただ、塙町はこれしか場所がなかったということで狭かったんですが、少しでも駐車場を広げれば、有効ではあるんですね。ですから、今の駐車場を広げるにはどうするたって、限界はあるんですけれども、向かい側に空いている土地があるんですよね、道路の反対側に。そんなに広くはないですけれども。少しでも広げれば有効に。 ただし、向かい側に駐車場を造って、横断歩道橋にしなくちゃならないんですが、これはもう駄目ですね。横断歩道橋は誰も渡りたくないというのがあって、例えば、あっち側に大型だけの駐車場であればまだ有効かもしれないですけれども、渡ってくるのに道路を横断したりなんかして、歩道橋を渡るのが嫌で事故なんかが起きたら最悪ですから。 私が考えているのは、空いている養生地を買収して広げて、そこを道路にするんですね。道路の路線を変更する、置くんです、道路をね。道路を向こう側に置く。これは国土交通省整備課長に聞きますけれども、できないことはないです。路線変更ですから、国道118号の路線変更という、それは手続とかいろいろあると思いますが、できないことなんてこの世の中にないんです、やる気になればですよ。やる気にならなければできないですよ。 ですから、向かい側を広げてそれを道路の路線を変更できないかどうか、やる気があるかどうか、まずお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 大変すばらしいお話をいただきました。 線形の改良ということになるだろうと思います。あそこ、確かにカーブなんですね。大橋のほうから来ると、大きく急カーブしているんで、それを緩めるというんですか、緩和するということでも考えれば十分にいける話ですよね。面白いですね。ぜひ、あまり期待されても困るんですけれども、そういう働きかけはやってみたいと思っておりますし、これは担当課でよくよく考えてみてください。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 鈴木議員のご質問にお答えしたいと思います。 今、町長の答弁がありましたように、118の路線変更というか、拡幅という形になろうかと思いますけれども、確かに桜木町・末広線のところが、少し花壇があって、若干広うございます。あと、さらに南に行けば、前、ササやぶなんかがあったところが今、きれいに刈られて、若干広くなっているのかなと思いますので、町として連絡調整会議という場で、国県道の要望箇所については要望する場がありますので、今回新たにこういった意見があったということで、町として少しでも前進するように要望していければと思います。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) ぜひ、取り組んでほしいんですね。 そして、今、駐車場も道路側にツツジなんかがあるんですけれども、ああいうのはもう必要ないですから、きれいに取って1台でも車を置くようにするのが正解なんですね。形上、設計上、ツツジを植えてずっとありますけれども、そういうのは全部取っ払って、1台でも多く止める。それが最善の方法だと思っています。 それから、次ですが、野菜不足、冬場の野菜不足なんですが、やっぱり冬場はビニールハウスじゃないと、それも平たん地でないと、でも、それがあれば幾らでも野菜は生産できます。 今、道の駅の上に、ふれあい農園という経営しているとこがありますが、すごく野菜、花も作っていますが、野菜を作って道の駅でも販売をしております。 台宿のビニールハウスですけれども、私、正式には分からないですよ。今地域おこし協力隊、ダリアを作る協力隊は誰もいないし、辞めていっていないと。それから、フラワーキングさんに貸したのかな、昨年。しかし、フラワーキングに専務で入ってきた人が1年もたたないで辞めたと。その人が、ダリアを作っていたと。その人が辞めたと。そういうことですから、あそこのダリアを誰が作るか、作る人はいないんじゃないか。夏にダリアを作っても構わないんですけれども、冬場は空いています、今、現在も。冬場に野菜を作れるような、そういう考えを町でしてはどうかということです。 質問、お聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) ある意味で、同じ考え方を持っていらっしゃるということで、感動しております。 と申し上げますのは、あの農地、北原ですか、あそこは、昔のこんにゃく試験場跡地、日照時間も塙一番長いと言われるぐらいの良好な土地でもありますんで、ハウス群というんですか、これもパイプハウスじゃなくて、鉄骨のしっかりしたハウスをあの敷地全部に造ったらいいべと、私はそういう思いもあるんですね。 なかなかどこから手をつけていいか、難しいところもあるんですけれども、計画に三、四億だろうという話もありますんで、ハウス群を造ることで、冬場の野菜をバックアップ。 それともう一つは、ダリアを通年でできないかと考えている。何かダリアは、何でしたっけ、同じ年何回も使うと何障害というんでしたっけ。 〔「連作」と言う人あり]
◎町長(
宮田秀利君) 連作障害、それがないということなんで、それは非常に期待ができるんではないか。1年、通年でダリアを作って売ったらば、かなり高額な値段で取引されるんではないかと。 そこで問題になるのは、熱源ですよね。熱源ということで、今、考えておるのは、小さな規模のバイオマス、そのバイオマス発電をしながら、その発電で中を暖房を取る。それから、出た廃熱ですか、廃棄熱でこの中を暖めるというようなことができないかと、そんなことをしっかり、勝手に想像しております。 ですから、具体的な形として、もしこの後、ぜひ、その方向性をつけていきたいと思うのは、先ほど申し上げたその
農業法人ですか、振興公社、農業振興公社の中に組立てを入れて、そして、総合的な計画の中で、関係省庁と折衝できたらいいなと、こんな思いで今、おります。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) そのアイデアもすばらしいですから、熱源がありさえすれば、ダリアは温度と電気ですね、電気で太陽の短日性を補えば、花は咲きますんで、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 農業振興公社の話も、あと、また話ししますが、そういうことで、道の駅が長く続くような施策をぜひお願いして、次の質問にいきます。 令和6年度一般会計予算の重点事項と高齢化対策併せて、簡単に、詳しい部分はいいですから、時間の関係があります、これとこれとこれとそういうことで、ご説明。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 施政方針でも申し上げましたとおり、令和6年度の当初予算については、補助金や交付金、財政措置の高い地方債を最大限活用するなど、できる限り有利な財源を確保し、町民の皆様の負担軽減に配慮をするとともに、各種事業の年度問題や事業見直しなどにより、その予算の縮減を行い、子育て支援施策への重点化、町民の安全・安心、そして、子育て環境にも配慮した予算案としたところであります。 当然、高齢者に向けてのしっかりとした対応も、この中で組み立てていくべきであろうと思っております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 予算なんですけれども、私の考えを申し上げますと、予算のつけ方、使い方というのは、それはイコール政策だと思っています。予算をどこにどう配分するか。 ただ、今年は予算の概要を見たんですけれども、新規はほとんどないですね、継続です。 ですから、昨年までと同じ事業をまた、ほとんど継続する。今、各種事業の見直しということがありましたが、どこをどう見直しするんだか、我々にはちょっと分からないんですけれども。 まず、予算をどこに投入するか、ここは削って、ここは多くする。この部分でこの事業をやるというのが、政策であり、予算の使い方と思っています。 施政方針も見たけれども、私が一番、今、これからやらなきゃならないのは、この後のことも出てきますが、少子高齢化対策です。少子化対策ですよ。高齢化していく中で、子供。 昨年の出生者数は40人ぐらいと聞いていますけれども、これは毎年40人ぐらいしか子供が生まれないで、亡くなる人が出たら、10年で1,000人では利かない、1,500人ぐらい、どんどん減っています。もう20年、30年後はどうなんですか。 私のところは、集落が20戸ありましたが、今現在17戸で、20年、30年後、大体分かるんですけれども、五、六軒です。5軒か6軒しか残らない。その中の3軒は結婚していない人ですから、その3軒も後には続くことはない。ですから、ほとんど消滅ですよ、集落がね。どこもそういうふうな、4分の1、5分の1に集落はなるんじゃないですか。 それを何とかしなくちゃならないのには、若い人を増やして、結婚してもらって、子供を増やす。そういう事業に、今から取り組まないと、20年後、30年後、塙町はどうなるのかなと。私は20年ぐらいは、可能性はあります、生きている可能性は。しかし、30年後はありません。ですが、この中の人には、30年後まで生きている人はいるんで、私の話を思い出してもらいたいんですが、30年たった後、塙町。私は生まれ育った塙町の故郷が、ふるさとの塙町が好きですから、ほかの町とどこも同じだと、どこもみんないなくなるんだからと言うんですけれども、塙町だけは、ずっと永久に残っていてほしい。これが生まれ育った町に対する私の思いです。 ですから、そのために、今何をやらなければならないか。人口を増やすということはできない。子供を増やすということはできないけれども、子供が全く生まれなくなるようなことじゃなくて、ある程度の維持、生まれる出生数を確保するようなことやらなきゃない。何をやるかといったら、やっぱり、今は住宅の分譲地を造ること。分譲地を造って、工場を来てもらうんです。それがなかったらば、若い人の勤め口がないんですから、隣町に勤めればそれはいいかもしれないけれども、それをやらなきゃ、もう、若い人は減っていくだけですから。ほかの町、みんな住むんですよ。 消防団の話が、前、出ていましたけれども、うちのほうで、消防団はいますけれども、10人いるんですけれども、夜いるのは3人ですよ。ほかの7人はほかの町に住んでいるんですから、塙町に勤めていたり、なんだりしますけれども。そういう団員ばかりですよ、今、消防団員。ほかの町に住んでいる、塙町に住んでいないんです。そうしたら、住民登録していないんです、塙町に。それでも消防団員ですよ。そういうのが今、現状なんです。そんなことがないように、塙町に住んでもらって、塙の会社に勤めてもらう。そういう人を増やさなきゃならないと私は思っています。 工場分譲地につきましても、先ほど8番議員がちょっと旧塙高校の跡地、あそこも更地にすれば、工場分譲地で、工業の分譲地で、それはいいと思うんですけれども、私は一番やっぱり、市街化区域のいいところに造らなきゃならないです、工場というのは、便利のいいところ。田んぼを潰してやるんですよ、田んぼが残っても町は残らないですからね、作る人がいなくなるんですから。だから、田んぼのいいところを潰して、市街化区域のいいところの田んぼですけれども、山つきじゃないですけれども。ここを潰して工業団地、それから若者の住宅分譲団地、これを造るべきだと。それに、今からすぐに取り組んでいかなければ塙町の人口は、とにかく、もうひどいことになる。 町長、老人ホームは、もういいですよ、造らなくて結構です。老人ホームはいいですから、若者の住む分譲地、これはいろんな手当てをつけて、条件をつけて来てもらうということと、市街化区域に、田んぼはこれからはやっぱり、これからの稲作というのは大規模区画で、大型機械で、それこそ農業振興公社の話がありましたけれども、法人とか、企業経営じゃないと、田んぼの栽培は残りません。個人で今から20代、30代でこれから田んぼを作る人はほとんどいないんですから、中にはいますけれども、ほとんどの人が田んぼは作らない、買って食べるよと言っている。だったら、それを生産は誰に任せるかといったら、法人とか企業経営とか、農業振興公社でもいいんですけれども、そういうところになるんですから、そういうところは、大きな区画で大きな機械でやらなきゃ、やっていけないんです。ですから、町うちの場合は、やらなくていいです、大きな平野とかなんか、そういうところで、多分、これからは水田は続いていくのかなと。個人の例えば、中山間はもうほとんどやらなくなるし、既にやらないし。 ですから、今度、白河市に国内最大のトマト工場ができました。2.25ヘクタールですか。その中で、コンピューター制御ですから、あまり人は使わないといっても、10人は正規の採用は、これは若い人ですよ、コンピューターをいじるんですから。あとは、アルバイトですけれども。これをどこに造ったかといったら、田んぼの跡だそうです、田んぼ。まず、これはちょっと、作付放棄になったところだといいんですけれども、田んぼの跡にトマト工場を造っているんです。ですから、私は、田んぼなんか残さないで、そこに市街化区域で条件のいいところは工場分譲地と住宅分譲地を造るべき。それを課長にばかり説得させるんではなくて、私が町長だったら、毎晩、課長と2人で交渉に歩きますよ。田んぼは残しても町は残らないんですよ、協力してくださいと、田んぼを潰して住宅分譲地を造るとか、工場分譲地を造れば、塙町は残っていくんですよと、私はそう思っています。 どうですか、町長。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 特に、この大きな課題であります少子高齢化対策ということでありますが、決して今の状況、看過しておったわけではございません。と申し上げますのは、まず私の施策の中で、給食費の無償化、そして、こども園ですね、大変もろもろの幼稚園、保育園を統合して造ったこども園、そして、若者向け分譲地として、末広町に展開させていただきました宅地の分譲等々、この成果かどうかあれですけれども、去年です、今年度というんですか、今年3月いっぱいまでの結婚の届出、婚姻届出、町の中に住所を置きながら届出を出した方が18組ございます。昨年は1年で11組だったというんですね。資料を見ましたらば、18組だということで、この町で生活することを選んでくれる方が増えてきたのかと。 だったら、その次の施策として、新しい、議員何も新しい目ぼしいものはないと言ったんですが、子育て支援金ということで、1子15万円というお金を供給ということはないですけれども、援助しようということで、これも一遍にではなくて、1歳、3歳、5歳と5万円ずつ3回に分けて、誕生日の後に親御さんの通帳に振り込むというふうな施策をみんなで考えました。これは、18組も結婚していただいたんだから子供さんができると、その次の手順として手助けをするのには、こういう方法もいいだろうということで私は大賛成をして、今度の予算の中に組み込んでいただいたわけであります。 そして、ご承知のように北野・松岡線、今しっかり施工を進めております。この道路ができることで、その周辺、特に渋井地区になるんではありますけれども、その大きな広大な土地が生まれてくる利用可能な土地が生まれてくるということでありますので、町としてはその利用を内々には考えておりますし、当然、この町の次の起爆剤としての大きな役目、これはこの北野・松岡線沿線のその土地になるだろうと。 おかげさまで、この買収に当たってか、用地の協力を要請したところ、本当にみんな協力的に支援をしていただいて、今、新工事に取りかかることができたということでもありますから、決してこの町の未来、決してその暗いものではない。 ですから、そこから始まるまた新しい町づくり、これは大きなビジョンとして、これから町の大きな課題として捉えていくべきだろうと、こんなふうには思っております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 北野・松岡線の周辺、私も10年ぐらい前に見たんですけれども、ここはいい場所だと私は思いました。 その道路のお話もちらちら出ていたか、出ていないかぐらいのところですけれども、こちらの町内側からどんどん宅地化していっているんですね。まだまだ残っているので、進めてもらいたいと思います。 結婚の話も、今あったんですけれども、18組、それはとてもよいことだと思いますが、決算を見ると、半数くらい離婚しているんですよね。前の決算書を見たら、結婚した組の半分ぐらいは離婚しているんです。届出があるんだ、離婚の届出があるんです、決算書に。 ですから、そういうこと、今の時代はそういう時代なので、本当に。ただ、多くなければ、これは駄目ですけれども、とてもいいことだと思います。 出産祝い金みたいな子育て支援、新しいのを町長が言いましたけれども、私が20万円、30万円、50万円ぐらいと、1人、第1子、第2子、第3子と言ったんですけれども、これは評価に値しますけれども、これは普通の当たり前の政策です。 私が言いたいのは、異次元の子育て支援なんですね。異次元と、総理大臣が言いました、岸田総理が、子育て支援、異次元のをやると。そのときに、内容はまだ言っていなかったけれども、私はすぐに上杉謙太郎議員さんと会ったときに、総理大臣が異次元の子育て支援やるんであれば、私の考えなら第2子から大学無料化だと、そういうふうに総理大臣が言ってくれと話しました。その後に、今出たのが、第3子からの無料化ですよね、大学無料化。ですから、私は、第3子からでは子供は増えないと思っている。第2子からやらなきゃ。財源の問題はありますよ。財源の問題があるんですけれども、第3子ではと、私はちょっと首をひねりました。第2子からなら、完全にこれはいいなと思ったんですが、やっぱり塙町でも、町長、異次元の子育て政策、支援をやってもらいたいんです。 私が考えるのは、高校生までの無料化です。今、無料化なのは、高校生は給食はないですけれども、給食無料化と幼稚園ですか、無料化、ですよね。だから全部、高校生の場合は、補助金で賄う、これ上限を設けてね。それ、中学生までは全て無料にすると、給食費以外、入学費というのは、保育園、保育部も全部無料化です。生まれたときから全部無料化にする。このぐらいやらないと、異次元の子育て支援にはならないです。結婚相手ももちろんいいんですけれども、そのぐらいやらないと私は駄目だと思います。 子育て支援も一つのあれなんですが、少子高齢化に対応するのには、やっぱりあと一つは、移住者を増やす。若い人の移住してもらって、若い人が来て増やすと人口。 移住者を増やすための施策ですけれども、様々なことをやらないと、なかなか移住者、来ません。あまり塙町にも1組、農業、酪農で来た方はいますけれども、立派な方はいますけれども、やっぱり移住者を増やすのには、まず、出産、子育ての支援の充実、教育環境の充実、居住環境の充実、仕事場があること、これは若者に対して有効であると思う。それから、熟年の方も、移住するんですけれども、これは人情味や自然の豊かさ、それから老後の環境の充実、デマンド交通もありましたけれども、そういうものを充実させておけば、ある程度、熟年の方も移住はしてきます。 それから、お試し移住政策というのは、これは私、必要かなと思っています。お試し移住政策ね。やっぱり、この町に来て住んでみてよさを知ってもらって移住するというのがあるんですけれども、そのお試し移住の住宅というものを用意しなきゃならない、これ、用意してもらって。今、高齢者共同住宅って空いているところありますが、あれでは駄目です。やっぱり古民家をリフォームして、建物、台所とお風呂場は、新しいのにして、古民家はそのままの状態でリフォームする。そこに、お試し移住で半年とか住んでもらって、この町のよさを気に入ってもらって移住をすると。 それから、コーディネーターが必要になって、移住のための案内人とか相談人、それから移住のための発信、どうやって発信するかいろいろ発信方法はあると思うんですが、コマーシャルですね、PR。移住相談室というのもあるんです、都内に、そこに自治体で職員を派遣しているところもあるんです。そういうところもあるんです。 そういうのをやることと、やっぱり、私は一番思ったんですが、東京塙会ですね。東京塙会にいろいろなことをやっているんですけれども、ここに塙町のPR、移住のあれをアンテナを立ててもらって、そこから発信してもらうべきだろうと思っています。これは、関東各地区に散らばっているわけですから、大体関東方面の人が移住では多いので。私の姉も千葉県にいますけれども、入っていますし、そういうところから、塙町のよさをアピールしてもらう。 それから、移住の対策をちゃんとやらないと発信できません。私が言ったような移住対策の充実をしておかないと駄目なんで、これをすぐに考えて実行してやるべきだと私は思っているんですが、町長はどう考えますか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その人口減の対応ということで移住・定住、これは一つの施策を今の模索と申し上げますか、やろうということで進めております。 これは、たまたま自分のところに、町の工場の上層幹部の方がいらっしゃっていろんなお話をしました。人手不足で困っておる、マンパワーの不足というんですか、これで大変困っておるという話をされました。 その中で話のきっかけは、まず、その工場で1か所じゃなくて、できたならば町の工場全部、希望するところは全部登録していただいて、そして、1週間、10日、1か月でもいいですけれども、今言うところの町の町有の住宅を利用していただいて、町内の企業を巡っていただく。そして、アルバイト的なものでもいいですから、体験就業していただくことで、当然、その間に自分の給料たら何たらと細かいところまでお話をした上で、要するにここに移った住まいもそこそこ確保できた、それから給料もこの程度、だったらこの町では暮らせる、だったら移住しようかという方もいらっしゃるだろうということで、今、それを真剣に進めております。 その話をちょっとだけ別なところでお話をさせていただいたときには、あまり大きな工場の方ではないんですけれども、ぜひやってほしいという話をされましたんで、ちょっと後押しをされた気分でおります。 それと、今ほどお話がありましたそのアンテナですよね。東京塙会もあるんですけれども、ふるさと回帰センター、東京にあるんですけれども、ここと今、お付き合いを密にしております。ここをアンテナにして、その提案をするということで、塙町に、できたならば塙から離れて、塙から出ていった子供たちがここに帰りたいんだと言ったら、こういう工場で人を雇っていて、このぐらいの給料で生活できる、じゃ、帰るかなと言って、帰ってくれる、そういうふうなセッティングができたらいいなと思っています。 これは、今真剣にこの議会が終了後、できたならば、企業さんを訪問して、内諾をいただいた上で、町づくりの一環としてしっかり捉えていきたいな、進めていきたいなと、このようには思っておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 企業誘致の話にも戻りますけれども、熊本県の菊陽町ですか、台湾の世界の半導体の会社が来まして、もうすごいことになっていると。国主導であそこに来てもらったんでしょうけれども、あそこの会社のところがよくテレビに出るんですけれども、周りはキャベツ畑ですよね。あのキャベツ畑にあそこができたのかな、それを潰してやったのかなと私は思っているんですけれども。半導体工場には純粋な水が必要だということで、水は地下水をくみ上げるんですけれども、地下水が大量にないと駄目だと、冬は田んぼに水を入れておくんですね。あそこの土は水を通しやすい土みたいで、そして、わざわざ水を田んぼに入れて、そこへ地下水を流して、その地下水をくみ上げてやっているというようなこともありました。 やっぱり、町長は、企業誘致はできないとは言わないけれども、あまり乗り気ではなかったようなんですが、ぜひ、用地を造って、そして誘致をしてほしいんです。誘致は、人脈だと私は思っています。人脈がないとなかなか誘致はできません。ですから、これはちょっと話が違うんですけれども、東京都知事の小池百合子さんが知事選挙に出るときに、小沢一郎さんに言われた言葉は、「風に乗りなさい」と「風に乗って、風を追い風として知事に当選しなさい。風がなければ起こしなさい」とこう言われたんですけれども、人脈がなければ、人脈をつくってほしいんですよね。人脈というのはつくらなきゃ、人脈というのはできないんですから。どうやったら、人脈ができるか、それはご自分でお考えになったほうがいいと思いますが、人脈じゃないと、企業誘致はできない。ちゃんとした分譲地ができれば、一生懸命誘致できると思うんで、ぜひそれをお願いしたい。 それから、子供を増やす話で、私が非常に興味を持ったのは、この寺西代官がいます、いろいろ書かれていますけれども。時の老中松平定信に命を受けまして、塙の代官に任命されました。彼が言われたことは、3年で子供を増やしなさいと、塙の地に疲弊しているから子供を増やしなさいということで来て、それをやらないと罰せられるとか何かだったんですけれども、本に書かれた内容ですから本当か、史実に合っているかどうか分からないけれども、彼は新潟のある藩の時の財務省から金を5,000両持ってきて、いろんなこと、金の貸しをやったんですけれども、その中で、その借りに来た藩にお金を貸すから、その代わりに遊女を塙町に連れてきてくれと言って、嫁さんの代わりというか、お嫁さん候補に遊女を連れてきて結婚をさせたと、そういう話も載っています。彼は、3年で1割増やしたということなんです。 その話ではないけれども、やっぱり塙町も、今現在、年間生まれる子供が40人であれば、2割以上増やして、50人以上は安定してずっと生まれるようにしていけば、町は存続していくのかなと。これが30人とか20人になったならば、町は、よくよくのことになりますから、そういうことで、子供を増やす施策を、今言ったことから、アンテナの問題もありますけれども、移住者を増やす、それから、企業に来てもらう。企業は大体若い人が勤めますから、若い人ですから、年寄りは勤めないですから、企業を造って、若い人に勤めてもらう。それから、若い人を移住させる。これが、私は塙町の生き残りの方策、これからの施策、施策の全てかと思います。 町長の意気込みをもう一回お聞かせ願います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 幾つか思いつくままにお話をさせていただきます。 まず、子育てに関しまして、たまたま今、私は県の代表で全国の集まりに参加しております。そして、またもう一つ、たまたまなんですけれども、本当に私ごとで大変失礼なあれなんですけれども、全国の役を仰せつかりました。 これは、国の会議、何度か出ておりますが、大変、大臣含めて、本当に事務次官等々の集まりに、何で俺がと思うような会場に今、顔を出しております。 その中で、少しずつ、現況を見ながら話はさせていただいておりますが、今のところはほとんど全国町村会館でつくってくれた原稿を読んでいる状況ではあるんですけれども、まず、こういう話を聞きながら、この末端というんですか、本当に一番その末端で暮らす我々の思いというものをその全国の会議の中で堂々とお話しできるようになればなと思っております。まだちょっと時間がありますんで、そういう機会、結構、年間回数があるんですね。そういうことで、人脈ということで考えればそれも一つの人脈ではないかな。ですから、この町の現況、結局、全国町村会の中での代表として国の会議に出るわけですから、堂々とやっぱり思いは伝えていくべきであろうと、このように思っておりますし、それを人脈ということで、お話しさせていただきますが、つい最近、福島で会議がございました。今、経産省の大臣、齋藤健大臣ですけれども、それから、小泉前環境大臣等々、お付き合いができる状況なんですね。ですから、直接行ってお話しできるということもありますので、これからその人脈、当然、そのルートがあるわけですけれども、それをしっかりつないだ上で、お話をさせていただきたい。 特に、齋藤大臣とお話をしましたら、意外な方が共通点ということでびっくりしておったようですが、とてもいい方で、大変立派な方です。今、無所属でしたよね、石破派から抜けて無所属になったんですね。ですから、本当に人としても立派な方だなということで、今度お話を聞いていただく機会があればなと思っておりますし、石原前環境大臣に対しても、しっかりとお話しできる機会をつくってほしいということで、しっかり話はしていきたいなと、このように思っております。 ぜひ、いろんなお話をしていただいて、特に、議員いろんな提案をいただきまして、本当に目からうろこ、特に、道の駅の道の線形改良、全然思いにかなっているんですね。あそこ大変カーブで、橋から渡ってからカーブが今度結構きついものですから、あれを東側に道路を送ることで、かなりそのカーブが緩和されるということで、その残り分を道の駅が駐車場にできるとすれば、これは国交省、まるっきり知らないわけではないんで、その話はしてみたいと思っております。 ぜひ、それなりに、ただ便々として暮らしているわけではありませんので、それなりに人脈というんですかね、それなりに見えるものもございますので、それはこの町のため、そして、この地域のため、特に東白川郡ということを考えたいんですけれども、しっかりと生かしていければなと思っております。 これが、今の私の思いの一端であります。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) ぜひ、人脈ができているということもありますので、私が申し上げたようなことをぜひ実行、実現に近づけて、実現してほしいと、私は思います。 それをまず、最後ですから、お願いをしたいなと思っております。 最後に、議員の皆さん、ここにおられる議員の皆さん、それから執行部の皆さんの奮闘、努力により、塙町が末永く栄えることを祈念しまして、私の
一般質問を終了といたします。 ご清聴ありがとうございます。
○議長(
割貝寿一君) これで、10番、鈴木茂君の
一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後2時09分 再開 午後2時20分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△七宮広樹君
○議長(
割貝寿一君) 次に、5番、七宮広樹君、登壇願います。 持ち時間は3時22分までです。 七宮広樹君。 〔5番 七宮広樹君登壇〕
◆5番(七宮広樹君) 5番議員、七宮広樹です。 このたびも、不肖ながら町民の代理人の議員の一人として、町民の思いと塙町発展のために通告いたしました5項目を質問いたします。 それでは、早速、1項目めの質問に入ります。 脱炭素先行地域策定書の進捗状況についてであります。 以前の定例会で、策定書の取りまとめ最終時期を令和5年11月から12月と聞いています。今定例会で、宮田町長の施政方針の中で先行地域計画が今年度末に完成する予定となっていると言われましたが、改めて策定書づくりの現状とパブリックコメント開催の時期と開催規模をお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 具体的な内容のおただしでありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) 議員のご質問にお答えいたします。 令和5年12月に18歳以上の住民の中から無作為に抽出した1,000人を対象に、ご家庭における再エネ電気の導入意向等を伺うアンケート調査を実施いたしました。そのアンケート調査の結果を踏まえ、脱炭素先行地域計画提案書を作成しております。 また、令和6年2月に第5回脱炭素先行地域募集に関する要領や提案書の様式が公開されたところでありますので、様式に従って提案書を現在作成している状況でございます。 さらには、共同提案者となる予定の方々とも協議を重ねておりまして、提案書に必要な具体的な数字等の把握に努めております。 なお、第5回の募集期間は令和6年6月17日から6月28日と示されましたので、3月までに提案書を一度仕上げ、4月から5月初旬にかけてパブリックコメントを行い、それらの結果を反映し6月の申請に臨みたいと考えております。パブリックコメントはホームページ等を使うものと打ち出したものを主要な施設に配置するというような考えでおります。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 応募期間が2月から6月に変更になり、策定書づくりが進まない塙町にとってはありがたい状況であり、若干の時間をいただいたわけですが、令和5年から令和6年にまたぐ事業になり、コンサルタント契約の変更や追加といった金銭的な発生があるのかをお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 当初想定していた2月という募集期間が遅れるということになりましたので、計画提案書の完成は先ほど申し上げましたように6年3月末ということで予定しております。繰越しはせずに年度内完成を目指します。パブリックコメント等による追記や修正が生じた場合には、基本的には事務局で行いたいというふうに考えております。 なお、手直しということで、そのコンサルさんのほうにも支援はある程度いただけるようにはなっております。完成時期の変更による契約の変更の予定はないということで考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) それでは、いつ策定書を議会に示し説明するのか、そして、本当にその6月に応募に間に合うのか改めてお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 議会に対します説明は4月下旬をめどに説明したいと考えております。大変タイトな日程ではございますが、今までやってきましたので何としても間に合わせるという姿勢でおります。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 令和5年8月に第4回の策定が終わり、74か所が選定されました。残り26か所という難関でありますが、全力で臨んでいただきたいと切に願うわけであります。 第5回の応募について様々なことを想定するわけですが、水を差すような質問になりますが、審査結果がよろしくない、不選定の場合、策定書の見直し後、再提出を試みる考えがあるのか、また、今後の塙町の脱炭素の方針と取組の本気度をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 不選定となった際には提案書に改良、いわゆるブラッシュアップを加えるという形になりますけれども、次回の提案に備える予定ではございます。 ただし、ちょっと一言だけ弱気的な発言になるんですが、付け加えさせていただきますと、今回、提案書作成に当たりまして、事業所へのアンケート、町民の皆様へのアンケートを実施した結果や省水力の実証実験を進める中で感じましたことは、町全体の脱炭素化への意識がまだまだ低いということを感じております。これは、町の取組がまだまだ不足しているためと理解しておりまして、基本的なこととして、ごみを少なくする取組とか生ごみ処理の取組、近場の移動は車を使わないなど、基本的な取組に対するそういう姿勢が弱い中で、脱炭素が盛んでもなかなか響かないということになったのかなというような部分が反省点でございます。 次回の提案に向けて提案書自体をブラッシュアップすることはもちろんでございますが、町内での脱炭素を意識づける活動も併せて強化していく必要性を強く感じているところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 環境省によりますと、今後の選定状況次第で2025年を待たずに募集を終了する可能性があると記されています。気を引き締めまして取り組んでいただきたいと願います。 令和6年2月21日の福島民友の一面に「Jクレジット、県、新年度に参入」と掲載されていました。脱炭素と経済効果が期待、CО2削減の価値化の内容でした。ゼロカーボンシティ宣言をした塙町として今後の展開をどのように描いているのか、さらには、新しい塙の町づくりを宮田町長はどのようにリーダーシップを発揮していくのか、そして、来る次期町長選に出馬をする思いがあるのかをお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 そのJクレジット、これは課長のほうで資料を持っておりますので、説明をいたさせますが、私としては前向きに考えていきたいと、進めたいとこのように思っております。 そして、後段の町長選ということであります。 ご承知のように、今年度の7月14日をもって任期を終了するわけであります。こんな中にあって庁舎の建て替えもまだ半ばである、そして、北野・松岡線、これからしっかりと開通と申し上げますか、完成をさせなければならない、そして、塙工の問題ですか、この対応もしっかりこの道筋をつけていかなければならないということでありますので、来る7月14日、その前に選挙ということになりますが、私は次の選挙に出馬をいたします。ぜひご支援のほどお願いを申し上げますし、私の思いの丈を先ほど来、話をさせていただきました。こんな中からもその思いの一端を担っていただければ、感じていただければとこのように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) 議員のご質問にお答えしたいと思います。 Jクレジット制度の活用につきましては、今後町としても具体的に検討を進める必要がございますが、現時点では、農林部門において当初予算にも計上しておるんですが、水田を活用したJクレジットの取組を、一応今のところ候補なんですけれども、そういったものを視察に行くということでその視察の予算を組んだりしております。 それと、森林整備のための再造林の取組ということで、こちらを基本に脱炭素先行地域に盛り込むとともに、令和6年度から進めてまいりたいなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 万全を期しまして、全身全霊で取り組み、塙町の森林資源、これ宝の山の活用、ぜひ塙町の弥栄を願うところであります。 それでは、次の項目の質問に入ります。 はなわの秋まつり、宮田ビジョン(展望・理想像・未来像)についてであります。 昨年の9月24日、晴天に恵まれ、第2回のはなわの秋まつりが行われました。 私も、関係する団体が出店いたしておりましたので手伝いながら参加させていただきました。第1回同様に盛り上がりとにぎわいを見て、今後の展開を楽しみにしております。 宮田町長もくまなく各出店先を歩き、反応をうかがっているようでしたが、第1回、第2回を含め今後の手応えをお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この秋まつり、昨年度は2,500人、今年は3,000人と、その数で開催をすることができました。多くの町民の方々に楽しんでいただき、祭りの規模感からも成功したと、このように考えております。大変喜んでおります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 今年は役場新庁舎も完成し、はなわの秋まつりの風景、これロケーションもさま変わりし、町の一大イベントになる雰囲気すら感じますが、今後の展開と宮田ビジョン、そして町長として今期、次期のビッグピクチャー、総括的な展望、全体像をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご承知のように、産業祭が廃止された際、小規模でもいいので代替のイベントをとの要請をいただきまして、町民による町民のためのお祭りをコンセプトに実証実験を兼ねて開催を続けておりました。参加者の声は好評で、一定の効果はあったとこのように思っております。塙流灯花火大会も出店の展開がしばらくできておらず、そういった意味でも町民にとって貴重なお祭りの場所になっており、楽しみにしておる子供たちが多くいました。 今後については開催場所や役場駐車場など多面的なところで、商店街沿いを延長する等々、いろんなことを実証実験としてやってまいり、そして、できるだけ完成されたお祭りとして位置づけるようにできればいいなとこのように思っておりますので、いろんなお話をいただきながら決して一つにとらわれることなく、しっかりとした展開を進めてまいりたいとこのように思っております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 今後のはなわの秋まつりの運営は町民主体の組織づくりを目指すべきだと私は思うわけですが、この協議会の立ち上げや仕組みづくり、支援体制などをお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在、はなわの秋まつりは塙町ふるさと産業おこし連絡協議会が主体となって運営しております。協議会のメンバーには町の主要な組織や団体が多く含まれていますが、実態は商工会事務局と町振興課が運営しておるのが実態であります。将来的には、実行委員会のような町民主体の協議会の立ち上げが必要だと考えております。 他市町村のイベントでは地域の青年層が組織の中軸となって運営しておるケースが多いようであります。実行委員会の一般公募も視野に入れた上で十分に検討していきたいとこのように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 次期の規模を含めまして、次年度、第3回目の実施計画はどのように考えているのか、また、ゼロカーボンシティ宣言をした塙町としてJR水郡線と自転車やグリーンスローモビリティの活用など、森林と脱炭素化を意識した塙町の未来像を掲げた町最大のイベントにすることを提案いたしますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 大変ありがたいご提案と受け止めております。町民による町民のためのお祭り、これをコンセプトに身の丈に合った規模感で続けていければとも考えておりますが、来年度は、塙流灯花火大会が通常開催か、それに近い形で開催できればとも考えております。実現すれば、一、二か月の間に町なかで開催されるお祭りが連続してしまうことから、塙流灯大会実行委員会も組織改編の必要に迫られており、これらも試行錯誤をしながら町主導で実証実験に近い形での展開になることは予想されております。 まず、流灯花火大会復活に注力できればとこのように考えております。 またもう一つ、今年は11月上旬に出羽神社の3年に一度の大祭が開催されると。この間、本当に開催できなかったということで、今年はある程度の形にするべきであろうとこのようにも思っているところであります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ今年は、次年度ですか、お祭りの年に当たるということで慌ただしいスケジュールになっていくかと思いますけれども、ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。 それでは、次の項目の質問に入ります。 町施設の管理状況についてであります。 役場庁舎に設置した比較的新しい空調設備の扱いについて
一般質問で何度か取り上げましたが、新庁舎完成後の対応をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 具体的な内容のおただしでありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 お尋ねの役場庁舎に設置した比較的新しい空調設備の扱いでございますが、以前の本庁舎空調設備やメンテナンスを行いながら長年使用してまいりましたが、断続的な度重なる故障により庁舎を利用する方々の快適な空間が失われることから、令和2年度に本庁舎冷暖房設備改修工事を行い令和3年1月から本格稼働しております。 大幅な改修工事を行った経緯としては、これ以上の応急的な小規模改修では老朽化した空調設備での安定的な快適さを保つことが困難なため、総合的に判断して改修工事を行いました。 本庁舎の北側屋上に設置してある室外機、空冷モジュールチラーと申しますけれども、一部設備類ですが、その当時は湯遊ランドはなわでも使用可能ということで機種選定、設置をしておりました。再利用には撤去、輸送、据付け等の費用が発生し、このような物価高騰の折、必ずしも現段階で湯遊ランドはなわへの取付けが最善の策とも限りませんけれども、今後メンテナンス専門家等の助言をいただきながら再利用、売却等を含めて検討してまいりたいと考えております。 役場庁舎改築第1期工事で撤去から荷下ろしまでの予算はもう見ておるというような状況ではございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 比較的新しい空調設備なんですけれども、令和5年度に見送りした湯遊ランドはなわクラフト館空調パッケージエアコン修繕工事ですとか、令和6年度に計画されているデイサービスセンターエアコン改修工事に活用することができないのかお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えいたします。 当時設置するときに、湯遊ランドでの利用も可能というのを設備屋さんのほうからいただいて、回答をいただいておったということでございますので、ちょっと社会福祉協議会のほうはちょっとまだあれなんですけれども、湯遊ランドのほうには使うことは可能だという状況にはなります。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) まだ比較的新しい空調設備ですので、活用するということで最大限状況を見ていっていただきたいと思います。 昨年の10月になりますが、塙中学校の校庭グラウンドが全面に雑草が生い茂り、荒れ果て、部活動もできない状況であり、見かねた町民が乗用草刈り機で草刈り作業をする事態になりました。今もコンディションが悪い状況の校庭グラウンドをどのように整えていくのか、そして今後の作業と管理体制をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、ご質問にお答えをいたします。 お尋ねの町立塙中学校のグラウンドの雑草除去と今後の管理の在り方についてでございますが、今年度はグラウンド整備のために使用しておりました軽トラックが使用不能となってしまいました。そのため、雑草の除去が例年の管理方法では対処できず、多くの町民の皆様方からご心配や管理不足のご指摘をいただく声が寄せられておりました。幸い有志の方が雑草の除去についてご助力をいただいたこともありまして状況は改善しつつありますが、次年度に向けて根本的な対策が必要と認識しております。 現在、グラウンド整備用の車両の確保と雑草の根の除去方法などを検討しているところであります。その方法の一つといたしまして、町営グラウンドにありますグラウンド用のトラクター、これを借用し活用の検討をしております。ただし、グラウンドは広いために分割して段階的に整備を進める形になるものと考えております。 また、役場で今後廃車となる公用車があればその活用についても検討をしております。 いずれにせよ、これまでどおり全て学校に管理を任せるのではなく、定期的に委託などにより除草等の実施を図るべきか、土壌入替えなど基盤から改良したほうがよいかなど、どのような整備方法が適切か検討を図っているところではあります。土壌入替えについては非常に広い面積でございますので金額的に大きな金額になるということも考えて、様々なことを検討しながら除草をきちんとした形にしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ教育長にはしっかりそこを、今年度のようなことがないようにしっかり対応していただきたいと思います。 というのは、グラウンドを通りかかった町民の方が荒れている状況を見ますと学校内がどうなっているんだと、荒れているんじゃないかと勘違いされる方もおりますので、やはり子供たちの環境整備はしっかり、お金のかかることになってしまいますけれども、しっかり面倒見てやっていただきたいと思います。 町立図書館並びに塙町コミュニティプラザの雨漏りについて以前に実施した所管事務調査でも問題視されましたが、現状と対応策、今後のシンボル的な駅舎維持の取組をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それではお答えをいたします。 お尋ねの町立図書館並びに塙町コミュニティプラザの雨漏り状況と対応を尋ねるでございますが、町立図書館では令和3年8月に雨漏りが発見され、その際、図書館の建設業者に調査を依頼し、駐車場側排煙窓が原因であることが分かりました。そのため、排煙窓の調整工事を行いました。その後は落ち着いておりましたが、令和5年8月に再度雨漏りが見つかり、業務委託をしている屋上清掃の時期で清掃を行ったところ落ち着きましたが、11月にまた雨漏りが確認されました。いずれも僅かな量なので様子を見ているところでございますが、改めて屋根の調査を行い必要に応じて修繕工事をしていく予定でございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 令和5年度定期監査等報告書にも図書館としての品質管理の維持に最善を尽くしてもらいたいと記されています。しっかり受け止めて取り組んでいただきたい、切に願います。 図書館を利用している方より、暖房の効きが悪いとの声を聞き、私なりに聞き取り調査を行いました。図書館のカウンターにも利用者から暖房の効きが弱いとの声があったようですが、所管する課ではどのように受け止め対応をしているのかお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それではお答えをいたします。 お尋ねの町立図書館の暖房設備の状況でございますが、図書館の暖房設備はまず空調機が11台と、それから床暖房を使用しております。毎年、委託業者が点検を実施しておりますが、老朽化に伴いその都度修繕をしながら使用をしているところであります。令和3年度には暖房用ボイラーの修繕、令和4年度には床暖エアーベント取替え、そしてカウンター内空調機修繕工事を実施してまいりました。 現在は児童開架室の空調機に不具合があり、修繕の方向で進めておりますが空調機自体が旧式のため修繕箇所の調査にかなり時間と金額を要することから、空調機入替えを視野に入れて業者に見積りを依頼しているところであります。しかし、見積額が高額のため次年度での入替え実施は難しい状況でございます。他の空調機及び床暖は問題なく稼働しているため、今のところ来館者への大きな影響はないと思われますので、次年度以降の入替えで検討しているところであります。 床暖房につきましては、使用前に委託業者が点検を行い11月から4月までの稼働としていますが、年末年始と休館日については停止をしております。点火時間は基本午前6時から9時、午後1時から3時であり、1日当たり5時間でございますが、状況に応じて時間設定も変更をしてございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 教育長、お金がかかるということでしたけれども、先ほどちょっと話が戻ってしまいますけれども、比較的新しい、設置してあります空調設備、これを先ほど湯遊ランド、それからデイサービスということをお話ししましたけれども、この図書館にも使えないかというところで検討するお考えはあるのかをお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 様々な状況を考えながら検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ検討していっていただければと思います。 非常にもったいないですので、令和2年に、令和3年からですか、利用されているということですので、そんなに時間もたっていない立派な設備ですので何かしらに使っていただければと思います。 それから、諸問題の発生時は、この所管する課というんですかね、図書館のことなんですけれども、また、業務委託をしている観光協会、そこの何かあったときの連絡体制、指揮系統、これどのような形になっているのかをお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) まず、観光協会はすぐそばにございますので、これが非常にいろいろな面で図書館の業務に非常に役立っているということであります。例えば、これはちょっと業務とはちょっと外れるかもしれませんが、駅のところに不審者がいましてその不審者が図書館のほうにも入ってきたと。そういったときにも緊急で、もちろん警察等にも連絡はしておりますが、そばに観光協会事務局がありますのですぐに対応をするとか、そういったところもありますし、様々な形で観光協会がそばにあるということは図書館にとって非常に有利な状況であると思います。 付け加えがあれば。 詳細については担当課長から説明いたさせます。
○議長(
割貝寿一君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(
鈴木サキ子君) 図書館スタッフになりますが、6名おりまして、全て女性でございます。近くに観光協会のほうで男性職員がいるということで、何かあった場合には対応していただけると力強いところがございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 非常にいい関係に保たれているということで、何か大きなことがあってもすぐに駆けつけていただけるということで非常に安心はしました。 図書館には先ほど教育長言われたように床暖房が設置されております。天井が高くて暖房効率が悪い施設です。子供たちはもとより、町民の学びの場としてできる限りの対応や環境を整える必要があると思いますが、何かお考えであればお尋ねをいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 施設自体は大分古くなってまいりましたけれども、非常に外からの景観もよく、非常に使い勝手がいいと思います。ただ、私個人の意見で大変恐縮なんですが、暗いですね。ほかの今、棚倉の図書館とか白河市の図書館などと比較すると非常に暗い部分があって、さらに開放感が若干足りないなと。ただ、外から見た形は非常にいいですし、子供たちも思い出に残る形で、スペースとしてもちょうどいい具合のスペースでありますので、もっともっと利用していただくようにいろいろな形で利用者の増を考えながら図書館としては努めているところですので、さらに利用者が増えますように努力してまいりたいと思っております。 既に小学生が本を、読書をしっかりしてくれているというところもありますし、大人の読書のほうも始まっておりますので、さらに図書館を活用できるようにPRをしていきたいと思っています。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) できましたら暖房効率を上げる天井につけるシーリングファン、この議場にもついておりますが、このようなものをつけて暖房効果、効率上げるということも検討していただければと思います。 それでは、次の項目の質問に入ります。 湯遊ランドはなわ、多目的交流施設の活用についてであります。 平成15年にシックハウス症候群対応の建物が完成し、多目的交流施設として20年が経過しました。その時々に修繕や改修工事が行われ現在に至っておりますが、劣化状況と今後の修繕や改修の計画をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 具体的な内容等についてのおただしでありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) ご説明申し上げます。 平成15年度に竣工した多目的交流施設は化学物質過敏症の方が利用するため、ホルムアルデヒド等の化学物質を極力使用しない設計になっております。そのため、防腐処理のされていない木材を使用していることから建材同士の隙間も空きやすく、建物内へのアリの侵入、シロアリの基礎材などへの侵食、外壁木材の経年劣化など課題になっておりますので、それらへの対処することが必要だと考えており、湯遊ランド全般の劣化改修箇所の優先順位に照らし合わせて順序よく改善していきたいと考えております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 昨年の8月23日、地元紙に自転車プロチーム、さいたま那須サンブレイブの12名が湯遊ランドはなわで合宿が行われた、この多目的交流施設を利用されたという記事を見ました。 この多目的交流施設は、言ってはなんですけれども、利用頻度が低く、今後の展開として、このプロチームが合宿をしたようにほかの自転車プロチームや大学や高校の自転車チームやサークルに向け、ほかの地域やほかの施設との差別化を図り、合宿施設の聖地ビジネスモデルを目指し、今後のPR、それから営業、売り込みについて、行ったらどうだということですけれども、お尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) ご説明いたします。 塙町サイクルツーリズム推進協議会のプロチーム合宿誘致事業により、令和5年8月23日から29日までの1週間、自転車プロチームのさいたま那須サンブレイブの合宿を誘致し実施いたしました。 多目的交流施設には室内自転車練習場や談話室があり、団体で貸し切ればほかのお客様の迷惑になることもなく自分たちのペースで施設を利用することができます。また、温泉、サウナ、酸素ボックスや健回炉など、ほかの施設よりも体のケアをしやすい環境があるため高評価をいただきました。 また、合宿を利用した選手たちにアンケートを取り、食事のメニューなど改善点を集約することができ、よりよい環境づくりを目指すことができました。 今後、多目的交流施設は自転車を中心とした団体での長期合宿等に利活用するため、ほかのプロチームや学生の自転車競技部などにPRをしていく予定でございます。 また、塙町の特徴としまして山間部でアップダウンが多く、信号や車の交通量が少ないため競技者がトレーニングをする環境には快適な環境です。また、奥久慈街道が国土交通省認定自転車コースに選ばれたことにより、広範囲に路面の再舗装が完了しており快適に走れることも多くのサイクリストに好評であり、自転車競技者のトレーニングのフィールドとして全国的に見てもトップクラスであると、プロ選手にも高い評価を受けております。 また、先ほどご説明したとおり湯遊ランドはなわには健回炉や酸素ボックスがあり、体のケアも最適なこともPRしていきたいと思っております。 近隣のいわき市では、大学の自転車競技部にターゲットを絞り合宿誘致を盛んに行っているため、塙町では差別化を図る上でもプロチームに積極的に合宿誘致をPRし、複数の有名プロチームが合宿に来る、自転車の聖地塙町のイメージをプロモーションしていきたいと考えております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、合宿施設の聖地、このビジネスモデルしっかりつくっていただきたいと思います。 それで、実際、多目的交流施設の中にはどのような、自転車のプロチームが来て対応できるような設備がされているのか、どのようなものが置いてあるのかちょっと詳細をお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) 中についてですが、自転車の中で踏めるようなローラーであったりとか、あとはダンベルやいろんな器具が共有スペースのところでできるようなことになっております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) このようなプロの方々が来るということは、問題は医療ですとか食事の件が充実していないとなかなか来てくれないということがあるかと思うんですけれども、今回はこのプロチームが来たときにはどのような食事を出されたかお尋ねいたします。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) 塙町にいます地域おこし協力隊でプロ選手がいますんで、その選手のアドバイスを聞きながらメニュー等のヘルシーな体力、持続力につながるようなメニューに変更したと聞いております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) これからの展開が楽しみであります。しっかり取り組んでいただきたいと思います。 私の持論になりますが、この多目的交流施設の指定管理は株式会社塙町振興公社から分離しまして、特化した施設の使い方、使われ方、今後の協議だと私は思っております。さらに、深掘りいたしますと、先ほど課長言われたように地域おこし協力隊の自転車ユーチューバーの下島さん、この方をコンシェルジュとして、つまりコースの案内をはじめアドバイザー的な総世話人といたしまして聖地の活性化に努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(大寺弘文君) いろいろな可能性があると思うんですが、本人の意向もありますので、いろいろ検討しながら進めていきたいと思っております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 地域おこし協力隊、なかなか、活躍はされているんだと思うんですけれども、町民から、また議員からもなかなか見えてこないというところがありますので、しっかりやっているよ、塙町を引っ張っているよ、地域おこし協力隊だよというところを見えるような形、見える化をぜひ進めていただきたいと思います。 それでは、最後の項目の質問に入ります。 この項目は昨年の9月の定例会で時間がなくて質問ができなかった項目になります。 塙町の備品(草刈り機、チェーンソー類)の取扱いと管理についてであります。 誰もが自分で購入した道具は大切に扱い、与えられた道具に対してはついおろそかに取り扱うことが間々あります。特に公金で購入した草刈り機やチェーンソーなどの道具は身近なものだけに町民の厳しい目が向けられます。役場職員が業務上使用する草刈り機やチェーンソーなどの使用時の心得や使用後の管理について、意識教育、モラルについてお尋ねいたします。 要は、これは、使えば使いっ放しになっていないですかというようなお尋ねです。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この保管、何課かまたがってやっておりますので、それぞれに説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 七宮議員のご質問にお答えしたいと思います。 まち整備課では肩かけ式草刈り機が4台、チェーンソーが2台、プレートコンパクターが1台を保有しております。 主に、道路維持の補修作業で使用をしております。まち整備課も8月10日の道の日など使うこともありますが、主に使用しているのは週2日、雇用しております道路補修員の方々がメインであります。当然この動力機械については不注意または不適切な使用は重大事故につながる備品でもありますので、使用に当たっては日頃から取扱方法だったり作業の仕方、あと、周りの状況など、細心の注意を払って慎重に作業に当たられていると思っております。 使用後の管理意識については特別教育と安全教育の講習を受講しておりますので、十分な管理意識を自覚しているものと認識しております。 職員については当然、職員のほうも当然、税金で買った備品だということで大切に使っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(八幡祐圭君) それでは、ご質問にお答えしたいと思います。 生活環境課においては昨年度、B&G財団からご支援をいただきまして、購入、支給された防災備品を管理しておりまして、B&G財団関連の備品については旧常豊小学校校庭の一画に防災倉庫を建築して、そこで保管をされております。防災関連の備品ですので、日常それほど使われものではございませんが、非常時に使用されるもので非常時に使えないと困るということで日常的なメンテナンスは行っておりますが、中でも小型バックホーやトラックについてはまち整備課のほうの作業員さんに使用されておりまして、使用後、清掃されまして防災倉庫にその都度戻されているような状況でございます。 なお、トラックについてはマスコミ等でも報道ありましたとおり、石川県能登半島地震のほうに今、災害協定を結んでおるB&G財団との協定に基づきまして、トラックについては石川県のほうで今稼働をしているような状況でございます。 小型重機であるということもありまして、先ほどの整備課長の答弁と重なる部分はございますが、所要の講習は受講していただいておりまして、適切に使用されているものと認識しております。このほかチェーンソーの管理もしておりますけれども、これ主に観光協会の作業員さんの方にご使用いただいておりますけれども、安全講習等でその取扱いについて十分講習を受けていると認識をしておりまして、こちらについても使いっ放しということではなくて適正に管理されているものと認識しております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 講習を受けているということですので、修了書というようなものは常に持っていたり確認はされているのか、確認をいたします。
○議長(
割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(八幡祐圭君) 貸出規定の中にその安全講習の写しをつけろということで規定をしておりますので、それについては間違いないと思っております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 本体のチェーンソーですとか、草刈り機はしっかり管理されているということで認識いたしました。 それでは、替え刃のような消耗品、このようなものはどのような形で管理されているのかをお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 七宮議員のご質問にお答えします。 替え刃については、当然刃というかチップソーが減れば新しいものを購入しますが、意外とチップソーでもさびたまま使っていないやつなんか結構あったんですが、今のうちのほう作業員さん来ていただいて、作業員さんの自分の備品にはなるんですが、チップソーを、何ですか、目立てする機械でなるべく刃については有効利用するような形で今努めております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 課長から今お話があったように、刃を研ぐことで替え刃の消耗が控えられるということで購入費削減にもつながりますので、ここはしっかり、公金だからといって、もう切れないだろうということで買うのではなくて、もう一度その磨ける方というんですか、研げる方にしっかりケアをしていただいて長く使えるようにしていただければと思います。 公金で購入しましたが担当が変わったり、また、業務の仕組みが変わり使用頻度が少なくなった道具ですとか機器などは把握されているのか、また、過剰に購入してしまった、こういうことを防ぐチェック体制が構築されているのかをお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君) 総務課長。
◎
総務課長(
江田一寛君) お答えをいたします。 議員のおただしで、まず初めに私が思い浮かんだのは、東日本大震災後の東京電力の福島第一原発事故により購入したサーベイメーターというものがございます。あの当時は大変入手困難で大変な思いをしながら購入して使用してまいりましたけれども、放射線の情報や知識が得られるようになり現在は使用しておりません。保管をしているというだけでございます。このように社会情勢の変化等により使用をしなくなった物品もあろうかとは思いますが、基本的には使用するものとして整理されて、また使用もされております。 それと、使用不能になった物品などは適宜廃棄手続を取って廃棄処分をするというような流れとなっておりまして、過大に購入してしまうというのも全くないとは、これは言えないとは思うんですが、基本的には予算査定の段階で過剰でしょうというような査定を行って、それ以上予算をつけないというような形になっております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) そこの過剰購入につきましては、監査役がしっかり目を光らせてくれておりますので、そこは心配はしておりません。 それと、昨年、この塙町、町内の事業所ですとか、商店、盗難被害が発生しました。現在も検挙されておりません。ウッドピアはなわ施設跡を備品倉庫として活用しておりますが、改めまして盗難に対するセキュリティー対策、万全を期しているのかどうかをお尋ねします。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 七宮議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、管理体制でございますが、倉庫のほうは常時施錠して管理しております。鍵のほうは、まち整備課と総務課で保管をしております。利用する際は施錠管理については利用者の責任を持って開閉の確認をいただいているところでございます。 次に、セキュリティー対策でございますが、防犯カメラは設置しておりません。ですけれども、セキュリティー面ではそういうことで限界はあるところなんですが、比較的高価な資機材は保管しないように対応しているところでございます。 また、塙厚生病院前の人通りが多い、車通りが多い人目のつきやすい場所でもあるということで、ある程度、盗難抑止にはなっているのかなと思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) これをもちまして、塙町の発展と町民の幸せを願う5番議員、七宮広樹の
一般質問を終わります。
○議長(
割貝寿一君) これで、5番、七宮広樹君の
一般質問を終わります。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(
割貝寿一君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。 散会 午後3時14分...