塙町議会 > 2023-09-12 >
09月12日-04号

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  1. 塙町議会 2023-09-12
    09月12日-04号


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    最終取得日: 2024-09-08
    令和 5年  9月 定例会(第3回)          令和5年第3回塙町議会定例会会議録議事日程(第4号)                     令和5年9月12日(火)午前9時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(13名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      8番  青砥與藏君     9番  吉田克則君     10番  鈴木 茂君    11番  藤田一男君     12番  鈴木孝則君    13番  割貝寿一欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     教育長       秦 公男君  総務課長      江田一寛君     町民課長      近藤正伸君  健康福祉課長    遠藤安弘君     農林推進課長    金田一徳君  まち振興課長    大寺弘文君     まち整備課長    大森淳一君  生活環境課長    八幡祐圭君     会計管理者     松本崇司君  農業委員会事務局長 金田一徳君     学校教育課長    菊池和弘君  生涯学習課長    鈴木サキ子君    はなわこども園長  星 周児君  選挙管理委員会書記長          代表監査委員    金澤忠良君            江田一寛君  監査書記      鈴木康夫---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    鈴木康夫      書記        関根宏二               開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議のビデオ映像は、後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。 また、会議規則に従い、議場内では携帯電話等の電源をお切り願います。---------------------------------------一般質問 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、一般質問を行います。 昨日に引き続き、通告順に従い、発言を許します。---------------------------------------菊地哲也君 ○議長(割貝寿一君) 2番、菊地哲也君、登壇願います。 持ち時間は10時1分までです。 菊地哲也君。     〔2番 菊地哲也君登壇〕 ◆2番(菊地哲也君) 2番議員、菊地哲也です。 一般質問を行っていきたいと思います。 まず、上水道事業についてですが、現在、大変恵まれた世の中ですが、その中でも特にありがたいのが水です。蛇口を開くと水は出てきます。本当にすばらしいことです。しかしながら、当たり前のことですが、ただではありません。蛇口まで水を届けるには莫大な費用、経費がかかっています。また、それに携わる人たちもいます。水道事業は町民のためになくすことはできない事業です。 また、上水道が引かれていない中山間地区の設備の修繕や維持管理は町の全面的な支援がありますが、上水道との平等性も頭に入れながら、一つ一つお聞きしていきたいと思います。 上水道事業については、公営企業法が適用となり、事業の経費はそのサービスを受ける受益者からの収入で賄わなくてはならないとなっております。各市町村で上水道の経営比較分析を出していますが、塙町は経済収支比率は110と、100%を超えていますが、料金回収率は50%、営業経費の半分しか料金収入がありません。それを一般会計から1億1,000万円繰入れして経常収支比率を100%以上としていますが、この公営企業の経営として現状どのように考えているのか、まず伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの公営企業経営の現状についてでございますが、上下水道事業は町民の暮らしや社会インフラの基礎を支えております。しかし、人口減少に伴う料金収入の減少と施設等の老朽化に伴う更新時期の到来により、企業の経営環境はさらに厳しさを増していくことが予想されております。これは、当町に限らず、国等の説明では、これまでの延長線上での対策では経営が成り立たなくなる可能性が高いと厳しい指摘がされております。こうした危機を回避する方策として設備のダウンサイジングや広域化、そして民間活用といった従来の枠組みにはない連携、あるいは抜本的な構造改革である事業廃止や民営化、民間譲渡といった方策を国は提示しております。 これらの方策のどれか一つ、あるいは複数の組合せによる経営改革が、人口減少社会における公営企業持続可能性高め町民の安全・安心な暮らしを支えるものと、このように考えております。 詳しい内容、これは担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) それでは、議員のご質問にお答えしたいと思います。 経営の現状ですが、議員さんご指摘のとおりの現状でございます。 経営の現状、課題等を的確に把握するために経営比較分析表、あるいは経営指標を活用して、経営戦略というものを平成29年度から策定し、3年から5年の間隔で更新をしております。直近の見直しについては、給水人口の減少とそれに伴う水需要の変化を勘案し、令和4年7月に見直しを実施しているところでございます。 また、議員さんご指摘のとおり給水収益一般会計からの繰入金等の収益で、維持費を賄えているかを示す指標でありますが、経常収支比率は議員さんご指摘のとおり110.47%とありまして、類似団体と比較してさほど突出している指標ではありません。 しかしながら、給水費用に係る給水費用がどの程度、給水収益で賄えているかを示す指標である料金回収率については、50.30%でありまして、類似団体は84.32%、全国平均は102.35%あります。データが示すとおり当町の料金回収率は非常に低い状況であります。 また、有収水量1立方当たりどれだけの費用で水を供給しているかを示す給水原価でございますが、当町は310.77円でありまして、類似団体に比較しまして85.95円、全国に比べまして143.03円高い状況であります。 こうした状況から、減価償却費や人件費をはじめとする総係費用の各費用の圧縮、または資産管理計画を策定しまして、施設維持に係る経費の把握と平準化を検討しているところでございます。 また、公営企業の原則である料金収入で経営を成り立てていくという方針に基づき、料金改定は必要不可欠であると認識しておりますので、令和8年を目途に料金改定に向けた作業を今実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今、令和8年度に向けて料金改定を考えているというお話がありましたが、現状を少し見ていきたいと思いますが、塙町の、先ほどありました料金回収率、これ類似団体は85%、塙町は50%、半分ということで、また給水原価、その元の給水原価が塙町1立方当たり令和4年で306円、類似団体が令和3年度の資料で225円。かなり塙町は306円とかなり高くなっています。この給水原価が高い理由、今では人口減少あと漏水、あと各家庭の節水設備の完備、水道施設の数の多さとかいろいろあると思いますが、町ではどのように原因を考えているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) ご指摘のとおり、塙町は非常に広い地域に給水をしておりまして、設備統合をできればコストダウンということが図れるかと思いますが、物理的に給水施設を全部統合するということがなかなか不可能でございまして、要因の一つとしまして、施設の多さが一つ挙げられるのかなと思っております。 今後、経営管理をしていく上で人口減少に見合った設備の見直し等を含めまして、給水原価の圧縮に努めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) それで、塙町水道に関して経営的に別な面ではうまく回っていると思うんですが、この有形固定資産減価償却率あと管路経年化率を見ますと、施設、水道管はともに古くはないとなっていますが、これ、年とともに古くなってくる。これ当たり前ですが。一気に更新するとお金もかかる。それ少しずつ平均に管路更新をしていったほうがいいのではないかと思いますが、令和2年、令和3年度は管路更新がゼロということでしたが、その理由について伺います。
    ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) ご質問にお答えしたいと思います。 令和2年、令和3年度、更新率がゼロだったということでございますが、令和4年度におきまして、先ほど少し申し上げましたが資産管理計画というものを立案しておりました。その中で管路の更新計画でありますとか、そういったものを勘案しておりまして、現在町の水道の老朽化率法定耐用年数を超えていない施設は現在のところ97%という高い数字を示しておりますが、当然ご指摘のとおり更新をしなければ老朽化が進むということになっておりますので、資産管理計画を基に今後管路の更新計画や施設の耐震診断を実施しまして、これに係る経費については、平準化を図りながら計画的な施設の更新、維持管理に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そこで、今後の経営計画について伺っていきたいと思うんですが、先ほど言ったように損益計算書を見ても給水収益減価償却費だけでも大きく上回るという状態が続いております。これは個人商店でいうと大変厳しい状況だと思います。一般会計からの繰入金を少しでも減らしていくとすれば使用料の値上げと、あと、今出ました施設の統廃合による経費削減となってくると思いますが、まず料金値上げについて、先ほど令和8年を目指していきたいというお話でしたが、スケジュールはある程度決まっているのか。これは上下水道委員会に諮問もあるんで、お答えできるところだけで結構なんで、スケジュールをお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) スケジュールの前にちょっと上下水道委員会の考え方ということでちょっとお話をしたいと思います。 上下水道委員会、条例で制定されておりまして、その委員の皆さんは受益者の代表で構成されております。事業の管理運営及び経営改善など重要な案件に対しまして、町のほうから案を出しまして、それに対して意見をいただくという重要な役割を持つ委員会だというふうに認識をしております。 本委員会は、上水道事業の健全な普及発展と適正な管理運営及び経営改善を行うために設置されておりますので、委員会からの意見に対しては法的に拘束されるものではございませんけれども、いただいた意見に対してはその内容を真摯に受け止めて、経営改善につなげていくことが我々の使命であると感じております。 スケジュール的なものでございますが、先ほど申し上げましたとおり資産管理計画を令和4年度に策定しておりまして、それに基づいて、どれだけの費用が圧縮できるのか、あるいは今後どれだけ維持更新にかかっていくのかというのを見極めながら進めていきたいと思っております。 上下水道委員会等々お諮りしながら、どのぐらいの値上げ幅が適当だというのを細かいところを分析しまして、それに基づきまして、今後令和8年に向けて事務を進めていきたいと考えております。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今お話に出ました上下水道委員会なんですけれども、料金値上げの際には、町から委員会に諮問して、そして委員会で話し合ってもらって、結論出して、また答申という形だと思うんですが、そこを確認します。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) 議員さんご指摘のとおりでございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今の時代、食べるものが上がり、ガソリンも上がり、何でも上がって、上がらないのは給料だけだという話をよく聞きますが、追い打ちをかけるように町の水道料も上がるとなると、町民は金額以上に負担感があると思います。 今回、水道料が令和8年を目指すということですが、当たり前ですが、町民への丁寧な説明、私は最低1年は周知期間が必要ではないかと思いますが、町民への説明、周知についてはどのように考えているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) 説明の部分でございますが、令和2年より広報はなわにおいて「シリーズ水と暮らす」ということで周知を実施しておりまして、今後ともこの点については広報等を通じまして、町民の皆さんに説明をしましてご理解をいただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 次、施設の統廃合による経費の削減ということですが、まず県の水道広域化推進プランの策定について町の考え方、対応について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) 県の水道広域化推進プランの策定という、町の関わり方ということでございますが、令和5年3月に福島県水道広域化推進プランが策定されております。これによって、プラン策定による県南圏域における検討会への参加及び広域連携の取組や検討、シミュレーションへの参加をしておりまして、不定期ではございますが、こういった会議に参加をしております。 今後も県が行う広域連携の検討に参加しまして、広域連携の検討を続け、他市町村と協調しまして広域化協働化に向けて取り組んでいきたいと思っております。 令和2年度におきましては、他市町村間のマッチングや個別検討を行っております。令和3年においては広域連携の効果額のシミュレーションを実施しておりまして、令和4年度については、県が主体となっておりますがプランの取りまとめを行っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今、県の水道広域化推進プランということでお話いただきましたが、県からすると他市町村との連携を深めろ、連携をしろということだと思うんですが、塙町において各旧簡易水道ですか、まずそれを統合するだけでも大変なことだと思うんですが、その辺のところを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) 旧簡易水道の連携というご質問でございますけれども、塙地区、常豊地区高城地区の水道についてはそれぞれ水道管を連結しておりまして、各地区の水源に応じて応援態勢ができるような体制を取っております。川上地区のみについては物理的にちょっと水道管が接続していないような状況でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 管路は連携してあると、ただ施設に関しては、統合は無理というか難しいということでよろしいんでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) ご指摘のとおり、各水源とも非常に水量が乏しいような状況でございまして、これを1か所に集めて必要な水を確保するというのは非常に難しい状況でありますので、現時点においては施設の統合とういうことについてはできないものと考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 最後に、各団体で課題となっているのが、水道技術管理者が足りなくなってくるんではないかと。管理者への業務が大きくなってくるんではないかということなんですが、塙町の現在、水道技術管理者の資格を持っている方の年齢、あるいは役職をお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長八幡祐圭君) 水道技術管理者のご質問でございますけれども、水道法によりまして、水道事業者が必ず設置しなければならないと定めている技術面での責任者でございます。水道に限ったことではなくて、技術者の確保というのは非常に重要な問題になってきておりますけれども、塙町における有資格者の構成でございますが、60代、再任用の職員1名おりますが、60代の職員が1名、50代が3名、40代が1名、30代が1名でございます。平均年齢といたしましては52.2歳というような状況でございます。 なお、これについては計画的に技術資格取得に向けた方策を考えていきたいと考えております。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今お話が出ましたけれども、これから水道事業運営において水道技術管理者の後継といいますか、育成が大変重要になってくると思います。その資格を持つには講習会などかなり時間を取られるようですが、水道技術管理者についても将来にわたって町で考えていくべきと思っております。 次の質問に移ります。 デジタルトランスフォーメーション、いわゆるDXというものですが、昨日話が出ました生成AI、よく聞くChatGPTなどは、このDXをいかに進めるかという手段の一部と思われますが、今回町としてDXをどのように進め、職員の業務の軽減、町民がいかに事務処理、手続等がスムーズにいくかということを町民の目線でお聞きしていきたいと思います。 まず、町として現時点においてDXが町ではどのくらい進んでいるのか、あるいは進んでいると考えているのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的なおただしでありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) 議員のご質問にお答えしたいと思います。 町のDXの現状といたしましては、まずオンラインでできる環境整備ということで申し上げますと、口座振替の手続がオンラインでできるように、各種税金等使用料等口座振替オンラインの環境でできるようになっております。 それと、ぴったりサービスと呼ばれるものですけれども、子育て、介護、被災者支援転入転出関係のそういった行政手続オンライン化の環境も整備しております。 また、これは昨日もちらっとあったんですけれども、マイナンバーカードを使って簡単窓口で済むということで書かない窓口、こちらがあるということで、DXというよりほんのちょっと一部なんですけれども、アナログ的な部分もございますが、こういったものを導入して申請書の記入の手間をかなり軽減しております。 さらには、DX推進という意味とペーパーレス化を図るため課等の長を対象にペーパーレスシステムを導入したタブレット端末を購入しまして、各種会議等での利用に努めております。これによってかなり紙が削減されるという状況がございます。 それと、あと今後は本定例会の議案にもございますが、各種証明書コンビニ交付の導入であったり、ホームページのリニューアルで情報を発信すると。それと、LINEの公共利用を図りまして、その中で昨日お話も出たチャットボットなんかも考えていければなというふうに思っております。 あとは、昔からあってあれなんですけれども、IP告知端末というのもDXの一部でありまして、それが家に設置している方はスマートフォンでもそのIP告知の内容を見れるような状況になっている現状でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 次、新庁舎に向けて職員の業務改善ということなんですが、まず職員の超過勤務の現状について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 昨年度、令和4年度の月平均時間内勤務が職員1人当たり、かなり時期や部署にばらつきがございますが、一月15.5時間でございました。職員のワークライフバランスや仕事に対するモチベーションの向上、または業務のDX化及び効率化により、より一層の縮減を図っていきたいというふうには考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 新庁舎は設計、そして間取りも決まっていますが、この新庁舎における職員の業務改善に向けた職員の動線、空間の利用ですね。昨日町長おっしゃいましたけれども、椅子とテーブルの位置を考えておくとか、そういうお話は出ていますが、まずハード面について伺いたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えしたいと思います。 新庁舎ということでございますけれども、今度の庁舎はでございますが、管理職を除く職員は、かなり長机のような状態でパソコンと移動キャビネットを1人1組持つような形で職務に当たるという形になります。かなりフレキシブルに移動が可能になると考えておりまして、個人情報を取り扱う業務が多い部分もありますが、そういったことで、民間企業のように建物内どこでも仕事ができるというようなふうにはなりませんけれども、職員の移動は、かなり楽になるのかなというようなことで、そういったことで係や課を越えた業務の応援態勢などが可能になっていくのではないかなというふうに思っておりますし、意識もかなり変わっていくのではないかなというふうに考えている部分もございます。 また、庁舎管理でいきますと、現在宿直とかも雇っているわけですが、そういった部分も機械警備が入っていくということで、そういった部分で現在の宿直員らの勤怠管理であったり、給与の支払いであったり、宿直員の体調不良の際の職員の代直業務なんかが軽減されるというふうな形になっていくのかなというふうに思っている状態でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今、お話があった長テーブルキャビネット・イスで移動するということですが、そうすると、当面紙ベースが続くと思われますが、その文書整理というんですかね、文書管理というんですかね、町や職員が持っている文書を整理してしっかり管理する、文書を私物化せず共有するファイリングというのは、よく事業事務改善ということで各自治体でも導入されているところがありますが、このことについて導入の予定、また考えはあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えしたいと思います。 文書管理関係でございますが、現在も塙町文書等管理規定というものがございまして、こちらでしっかりと管理していけば、ある程度書類は整理されていくのかなということでございますけれども、実際それが今の事務所を見ていただければ分かるように、なかなかできていないというのが現状でございます。 こちらのほうは、いわゆる交付税ショックがあったときに役場の組織体制で文書管財係というのをなくしたわけです。なくしたというか総務係のほうに移行等してしまって、その部分がかなりおろそかになったことによって、今の現状ができているというような部分もございます。 そういった部分を今回の新庁舎が開庁するに当たって、文書管理のほうをしっかり徹底していかなければ、新庁舎ができても、また今の庁舎内の文書の状態になってしまうんではないかなというふうに思っている状態でございます。これは、議員がおただしのとおりだと思います。 やはり、ファイリングシステム、こちらのほうをしっかりやっていくということで、一番はやっぱり担当者不在でも機能する、誰でもその代わりができているんだ、今日は担当が休みです、出張です、分かりません、そういったものをなくす、そういったところも大事なのかなということで考えております。 情報の共有化、業務効率の向上、快適な執務空間づくり、行政情報提供サービスの拡充など、様々な課題を解決するために公文書等の管理に関する法律を踏まえた行政情報管理の体制を構築する必要があるということで、そんなときにファイリングシステムが役に立つのかなというふうに考えております。フェイリングシステムでいろんな方法はあります。こういったボックスの中に入れるとか、バインダーにつづるとかいろんな方法はございます。それと、どういうふうに分類していくか、そういうものはいろいろございますが、手法はいろいろございますけれども、やはり誰がいきなり行ってもできる、そういったふうな文書の管理状況をつくらなければならないというふうに考えております。ひいてはこれが住民サービスにつながるものだというふうに理解しております。 そういったことで、新しい庁舎に当たって、その辺の文書管理のほうを徹底してまいりたいなというふうには考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) この文書管理、ファイリングを強化していくということは全く同感であります。 昨日、AIを導入するかという質問がありました。答弁で町行政に利するものならば取り入れていく、しかし、当然費用対効果を考えていかなければならないということでした。全くそのとおりだと思います。単純な業務はAIに頼っていくことは、今後当然必要になってくると思います。しかしながら、物言えない弱者、取りこぼしてはいけない人たちがいるわけです。デジタルトランスフォーメーションは、例えばどの業務をどう置き換えるか、置き換えるのが適切か、そして多額の費用を使って導入しても成果があまり得られない可能性もあるので、慎重に、そして専門的な知識、そして費用対効果を考えていかなければならないと思います。 塙町でDX担当職員はいらっしゃるのかをお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えしたいと思います。 DX担当は総務課の企画情報係がなるということになると思います。当然その上には課長補佐、私がいるという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 次に、マイナンバーの件で確認したかったんですが、先ほど総務課長よりお話ありますので、その内容を改めて、今度DXと言いながら回覧板というのもまた変な話なんですが、回覧板等でIP告知共々、町民に分かりやすい周知をお願いしたいと思います。 そのIP告知端末なんですが、DXのはしりともいえるこのIP端末なんですが、導入するときに、これからは回覧板が要らなくなる、あるいは相当減るという説明がありました。しかしながら、実際は難しい。IP告知よりも回覧板で配布された方が早いし、壁に貼っておけば忘れないという現実な話も聞きますが、この現状について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 IP告知端末とその回覧文書の関係でございますが、これまでも何度もご質問いただいて、前向きに改善しますというような回答はしてきたんですけれども、なかなか回覧文書も減らない、そういった実情もございます。IP告知端末、履歴が残ります。当然その紙も貼れることはできます。IP告知端末も操作すればちゃんと情報はある程度見れるものでございます。例えば厚生病院の休診日だったり、いろんな部分が分かったり、いろんな部分も分かるようにはなっている端末でございます。 ですが、やはり今の、何というんですか、この町内の年齢構成といいますか、いわゆるIT関係に触れてきた年代がまだまだ、やはりアナログ世代まだまだいるのかなというふうに思っております。そういう私もDXを推薦する中でまだまだの人間なのかなというふうに思ったりはしますが、そういったことでどうしても紙ベースに頼らざるを得ない部分がどうしてもあるということで、やっぱり紙だと残るというイメージがどうしても強くて、その辺がなかなか削減が難しいんでございますが、できる限り、先ほど申し上げましたとおりスマートフォンでも今見れます、IP告知の状況。そちらと併せて、できるだけ紙は減らしてまいりたいなというふうなものは変わらず持っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 次に、GIGAスクール構想のタブレットの件なんですが、これまた国で推し進めたDXの、何ですか、コロナで急遽前倒しになって児童一人一人にタブレット端末を持たせると、貸し与えるということですが、現場の先生方や生徒もさぞかし、我々アナログ人間からすると大変だろうなと感じておりますが、現在の利用状況、そして先生、生徒からの声、また教育長が感じていることなどをお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、菊地議員のご質問にお答えをいたします。 お尋ねのGIGAスクール構想のタブレットの利用状況でございますが、小学校の低学年につきましては、ほとんど現在は利用されておりませんが、小学3年生から6年生まで及び中学生につきましては、ほぼ毎日授業で使用しているところでございます。 小学校では、夏休み期間中、自宅に持ち帰らせて家庭学習での活用をいたしました。中学校では、通学期間中での自宅への持ち帰りについてルールや使用教科などを含め検討しているところでございます。 なお、5月に実施いたしました全国学力学習状況調査、テストですね。それについては、中学校英語の話すこと調査がオンライン方式でタブレットを活用して実施されてございます。 また、委託業務につきましては、GIGAスクールサポーター業務、ICT支援業務の支援員を1名配置いたしまして、教職員へのサポートを毎日のように実施しているところでございます。 そのほか詳細につきましては、担当課長から説明いたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(菊池和弘君) 私のほうから補足の説明ということでお話をさせていただければと思っております。 小学校の授業の内容でございますが、理科の授業で草花や空を写真で撮影したり、学習で分からないことをインターネットで調べたり、学習したことをタブレットでまとめるなどの利用をしております。また、文部科学省から提供されておりますデジタル教材につきましても、こちらタブレットを利用して活用しております。 今後は、日々の家庭学習や児童の話合い活動などでも活用の検討をしていく考えでおります。 また、中学校ではデジタル教科書の活用や画像や動画の視聴、プログラミング教育などのための授業などで活用しているほか、生徒の記録の活用や反省などを書かせたものをネットワーク上で回収するということにも活用しております。 中学校では、全教員が授業でも活用できるようタブレット活用についての研修につきましても考えているとのことでありまして、さらに平日の持ち帰りについても現在検討しておりまして、家庭学習の記録の蓄積などに活用できればと考えているところでございます。 小学校、中学校それぞれ児童生徒、それから先生方、なかなかまだ始まったばかりなので試行錯誤しながら使っているところでございますが、特に小学生はなかなか家でも使わせてもらえないものを使っているということで、楽しみながら授業をやっている風景を学校訪問の際などで確認をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今のお話聞くと順調にいっていると思うんですが、私、商売柄、子供たちと接する機会があって聞くと、いや、教科書のほうが早いという子供もいるんです、中には。これ当然なことなんですけれども、そういうことで試験の前なんか特に教科書使ったほうが早いという話も聞くんで、今後これからも時間かかるでしょうけれども、この端末、有効に使っていただきたいと思います。 それで、次に、環境省脱炭素の件でお話をいきたいと思います。 昨日も5番議員の質問がありますので町の考え方についてはよく理解できました。それで省略させていただきます。 次に、再生可能エネルギーについて町で情報を得ているものはということで、この件につきましては、9月1日に全協で町から小水力発電について説明がありましたが、そのほかに現時点において町で進めている、あるいは考えている、話がきているものについて伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えしたいと思います。 町では、今議員お話しのように、小水力発電の実証実験に取り組み、将来的に公共施設及び公共的な設備等での電力活用や農業分野での各種活用に向けた補助事業の確立などを見据えております。 いずれにしましても、町の行う実証実験により得られるデータや維持管理費の負担度合い、設備一式の価格など、様々なデータやリスクを収集する必要があると考えております。 そのほかにということでございますが、さらにはこの小水力発電の現地調査時に塙町の久慈川沿いは非常に風況、風の状況がよく、小型風力発電にも適している可能性が高いというお話がございまして、小水力発電の実証実験の協定を結ぶ予定である企業さんとこの小型風力発電を共同研究している長岡技術科学大学というところがございまして、そちらの先生が塙町に行ってみたいというような話をいただいております。今月末ごろに来たいということでお話をいただいておりまして、そちらの先生が塙町の大体河川沿いになると思うんですが、各橋であったり、各堰の場所であったり、そういったところでちょっと小型風力の小ちゃいのを持ってきてそういったデータをちょっと見て、塙町でそういったものの再生可能エネルギーということで使えないかというようなお話をいただいているところでございます。 現実的には今のところそんな状態でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そうすると、今伺いましたが、その小型風力発電ということなんですが、これは小水力と同じく実証実験ということなんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えします。 まだ実証実験というよりは、塙町の風の状況を見て、何というんですかね、ここで実験をやれるかどうかのようなまだそんな段階です。これでよければ実験をさせていただけませんかというような話になってくんではないかなと思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) それで、確認なんですけれども、この小型風力も、その小水力発電の会社、日本軽金属でよろしいんでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 日本軽金属さんとその小型風力の機械は作っているようです。ただ、この小型風力発電のその作った大学の先生がパンタレイ風車というものなんですけれども、そちらを造った先生方がやはり会社を興しております。そちらの会社との契約になるのかなというふうには考えている状態です。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) それで、小水力発電、これにつきましては9月27日に締結式ということですが、全協での説明では釜淵の上石井用水を使っての実証実験ということですが、町のお金は使わないと、2年間は実証実験として町の予算は使わないということなんですが、私が心配するのは、この協定で町が維持管理は持つというふうになっているんですが、前に行った静岡研修では、地元の人のお話を聞きますと維持管理が地味だが一番大変なんだというお話がありました。このことについてどのように考えているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えしたいと思います。 予算は使わないというようなお話なんですが、具体的に予算化はしていないんです。と申しますのも、今まち整備課のほうで道路関係の作業員ということで来ていただいております。そちらの方に週一回程度回っていただいて、ごみ等を上げていただこうかなというふうに考えている状態です。 ですから、厳密にはそういった賃金があるので町の予算は使わないという意味ではないんですが、今回協定に当たって予算化は特にしていないという状況でございます。そういったことで維持管理のほうをその方々に見ていただこうかなと思っております。ただ、もしかすると、週一回で本当にごみは大丈夫なのかという部分もございますので、その辺はまた状況を見ながら説明していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 再生可能エネルギーが難しいのはですね、昨日も太陽光の話で出ましたが、景観の問題があると思います。昨日町長の答弁に、塙町の原風景を残したいと、これは大変立派な答弁だと思うんですが、私は再生可能エネルギーの実証実験、小水力、風力発電もいいと思いますが、その原風景を残したいというのと、ないところに物ができるというこの整合性ですね。このことについて再生可能エネルギーの大変難しいところで重要なところだと思います。 これからの町づくりにも関係すると思いますんで、町長の思いをお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 それで、原風景を守る、この何ですかね、こういうふうな姿勢というのをセッティングですか、これも含めてある程度、その程度というのがあると思うんですね。本当にここの場所、ここではあまりにも風景を害するというようなことであれば、それは当然排除する。そして、この辺だったらばそれほどの景観、状況に支障がないということであればセッティングする等々、それも当然その計画の中に組み込まれるべきものだとこんなふうに思っております。もっと適材適所に場所のセッティングを考えていくというそういう考えであります。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) それですね、今出ていました風力発電、それ及び小水力発電について、大変有効な再生可能エネルギーだと思いますが、昨日出ました脱炭素先行地域募集、その中のメニューに主力として入れてはどうかということを思うんですが、そして町全体で進めていくというふうに思うんですけれども、その提案について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えしたいと思います。 昨日の木質バイオマス系、そして小水力、そして小型風力ということで今大体この3つが塙町で考えられる再生可能エネルギーなのかなということでお話ししております。 先行地域のほうに盛り込むという形なんですけれども、やはり昨日のバイオマス発電であったり、いろいろな部分で、先ほどの景観を守るという部分であったり、やはり住民の皆様のお話をして、ご提示をして、ご理解をいただいて、その意思統一を図らなきゃならない、合意形成を図らなければならない、それが一番重要だと思います、やはり。町民の中に反対があっては非常にいけないということですので、本来であれば昨日申し上げたように、何かちょっともう少し長い時間をかけて丁寧に町民の皆さんに、町はこういったこの3本柱でいきたいんだっていう話をする時間がやっぱり必要だったというふうには思うんですが、塙町なかなか取組が遅れていたという部分もございますけれども、そういったことで合意形成が図れるのであれば、ぜひともこの3本柱でやっていきたいなというふうに考えている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) もう時間が押してきますので次の質問に移らせていただきます。 部活動の地域移行ということで、学校の先生方もまた大変な激務でありまして、教育長もご苦労をしているところと思いますが、国が定める残業月40時間を超えている教員は小学校で64.5%、中学校で77.1%、過労死ラインの残業月80時間を超えている教員は小学校で14.2%、中学校で36.6%になるそうです。 その理由としては、事務の処理の多さ、保護者の過剰な要求への対応、多様な生徒への対応、GIGAスクール構想のICT授業の導入、部活動の指導など、すぐに簡単に解決できるものではないように思われますが、国が部活動の土日など休日に、教員ではなく、平日は教員なんですけれども、土日は地域のスポーツクラブや民間事業者、外部団体にお願いするという案を出しているんですが、どのように受け止めているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えを申し上げます。 現状としては、今菊地議員のお話のとおりでございまして、塙町としても非常に部活動、その他様々な教育活動で教職員の時間外勤務が非常に増えているというのは現実でございます。過労死ラインに達している教員もこれまで調査したところ、ありました。現在は大分、過労死ラインまではいっておりませんが、様々な業務を削減できるところはしっかり削減をして、特にふだんの仕事業務の中では当然様々な業務もございますので、すぐに早く全員帰るようにということはできないところでありますが、夏休み中5日間、全員一斉に休むと。したがって、日直業務も、それから部活動もなしということで、しっかりとそのところは休んでもらうということで実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 先日、昔の子供たち小さい頃ミニバスケやっていて、そのときの違う地区の指導者としゃべったんですけれども、この問題は大変厳しいよね、難しいよね、どうやって結論出んのかなという話をしました。じゃおまえやってくれたらいいんだろうって言ったら、いやとても今は素人が手を出せん、ちょっと昔みたく何やってんだおまえなんて言ってお尻なんかたたこうもんならパワハラで大変なことになっちゃうということで、どこの自治体もこの件については大変苦労していると思うんですが、学校、それとスポーツ関係団体との協議は必要と思うんですが、そのほかにも子供数も減っているということで、部活動も減っているということで、東白川郡内の町村と連携もあり得るのかと思うんですが、その件について併せてお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 まず、お尋ねの県の方針ということでございますが、町としての対応、見通しについて、県の方針は令和3年3月に策定をされました。県内では、約8割の市町村が検討段階であります。つまりは、誰をどこで部活動をやっていただくか、どんな形でやっていくか、これを検討している段階ということで、塙町でも現在検討中ということで回答しているところであります。 県の方針を塙町では基本方針としまして、今後、地域移行検討協議会を立ち上げる予定でございます。これは、学校やその他今ご指摘のスポーツ団体等の指導者等と一緒に意見交換をしたり、意見を求めたりしながら検討を進める予定でございます。 さらに小学生の6年生や、あるいは中学1、2年生までの児童生徒を対象に部活動に対してアンケートも実施する予定です。中には部活動に、いわゆる運動部活動に入りたくないという子供も若干増えているというような実態がございまして、特に今の塙中学校の2年生は運動部活動に入部している子は非常に少ない、そういう実態もございますので運動部活動ばかりではなくて文化活動部活動、文化部等も含めて今後の部活動に関しての地域移行を考えていかなければならないという段階でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) これをもちまして、2番議員、菊地哲也、質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、2番、菊地哲也君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時00分               再開 午前10時15分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------鈴木元久君 ○議長(割貝寿一君) 次に、3番、鈴木元久君、登壇願います。 持ち時間は11時15分までです。 鈴木元久君。     〔3番 鈴木元久君登壇〕
    ◆3番(鈴木元久君) 3番、鈴木元久、町民の代弁者として通告に従って質問します。 まず、塙町の職員採用について。 受付期間が7月11日から8月10日までとなっていたが、行政職(高校卒業程度)若干名となっていたが、何名の申込みがあったか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的な、具体的なおただしでありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) 議員のご質問にお答えします。 令和6年度採用職員(高校卒業程度)の申込者は3名でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 大卒は22歳から35歳までと引き上げたのに対して、高卒は17歳から21歳となっていますが、年齢の引上げは考えていないんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えします。 高卒程度の年齢を例えば大卒程度と同じ35に上げるということかと思いますけれども、それはちょっと高卒程度はこの年齢でいきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 3名いますが、募集は広報はなわ7月号に1回だけで、そのほかに方法を考えていなかったのかちょっとお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 ホームページ等も併せて掲載しております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 町では何名の採用を望んでいたんですか。 5年度は1名も高卒はいなかったと思うんですけれども。 お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 昨日も同様の、近い質問ございましたが、非常に難しい質問でございます。 町では令和6年度の採用に向けて行政職につきましては、大学卒業程度、高校卒業程度それぞれに候補者試験を募集して実施しております。採用人数でございますが、年度末での退職者数や多様化する業務量に応じ適切な人員を配置すべく、また採用試験のその内容、その受験者の内容により選考して決定してまいります。 職員の定年年齢の引上げにより退職者のいない年度にあっても、各業務の安定した遂行のために平準化した職員採用が求められております。 また、令和6年度においては、白河地方広域市町村圏整備組合事務局及びふくしま自治研修センターへ職員派遣が求められておりますので、こちらのほうも考慮して考えなければならないということになっております。 昨日も申し上げましたとように、本当に多大な、非常に無理な業務量を与えるつもりはございませんが、やはりある程度の仕事量があって緊張感を持って職務に当たれる、そういった業務量に応じた人数にしていくというのが正しいのかなということで、何名というふうに具体的になかなか言えないところ、お察しいただきたいなというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 現在職員は何名いるのか。また、職員は何名必要なのか。そして、多ければ多いほどいいという職員の人もいました。しかし、規則では何名要るのか、そういう規則はあるのかお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 令和5年8月31日現在、職員は115名でございます。これは正職員。職員定数は133名と定めておりまして、こちらは職員の定数に関する条例ですか、こちらのほうで定められている数でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 前も聞いたんですが、町長は人口に合った職員の数を考えてはどうかと伺ったときに、そういうことは考えられないと言ったんですけれども、今の考えはどうですか、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 職員数と、職員の数ですか、このおただしであります。 昨日もお話ししましたように、塙町業務量、よその町から比べると交付税等々見ますとかなり大きな数字が出ております。交付税の額が大きいということもございます。これはそれだけ仕事をしっかりこなしておる、それだけの必要量を持っておるというふうな裏づけになるかなとは思うんですが、その中で職員に係るその負担というんですかね、その仕事の量は多寡はあっても、多い少ないがあっても、皆さんそれぞれにご苦労なさっている。 ですから、職員数がこれが適正だというふうなその基準と申し上げますか、これは大変難しいだろうと思うんですね。一番は同一の能力で、かなりの高い能力を持った人間が、同一の人間がいっぱいいて、その方々に全部分配するんであれば、かなり仕事も、何ですかね、人の配りも簡単なんでしょうけれども、それぞれに能力の差、それからいろんな諸条件ございますので、その中での人の数ということでありますんで、大変一概にこれが適正な数だというのは難しいです。 それから、昨日も申し上げたように、国・県からの仕事の分配等によってもまた仕事量が変わってくるということもありますんで、それに鑑みれば、この数が適正だということは私は言いかねるという話はさせていただいたつもりであります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 再雇用なんですけれども、65歳までだと思うんですけれども、途中辞めてもいいと思うんですけれども、その辺はどうなっていますか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) お答えいたします。 再任用ということだと思うんですが、現在8名の再任用の職員が働いている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 毎年退職者も出ることだし、行政のしやすい人数でやっていってもらいたいと思います。 次に、敬老会について。 昨年は80歳以上の方が1,238人中、敬老会行事では43行政区のうち2つの行政区で58名しか出席しなかったということで、今年も行政区主催と聞いていたが、実施する行政区と中止をする行政区の数と人数をお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの敬老会を実施する行政区、中止する行政区でございますが、町では塙町地域敬老行事助成事業といたしまして、行政区が年1回実施する敬老会、レクリエーション等の地域のニーズに合わせた敬老事業に対して、当該区に在住する80歳以上の区民1人につき5,000円、今年度は5,000円を限度として助成を行っておる、こういうふうな状況であります。その実施する行政区、中止する行政区につきましては、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(遠藤安弘君) それでは、議員のご質問にお答えさせていただきます。 9月6日現在、地域敬老行事助成事業の申請を行った区は43区中、31区となっております。未申請の区は12区となっております。また、未申請区のうち申請を検討していると相談があった区は1区となっております。 今後も地域敬老行事助成事業の実施をする行政区の申請手続の支援を行うとともに、未申請の区に対しましても事業の案内をしてまいりたいと思います。 9月1日現在、80歳以上の方は1,182名ということになっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 敬老会に出席した人は1人3,000円の助成金が出ているが、中止をした行政区には支給しないのか、今年もそうなんですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの敬老会に出席した人への助成と、今年度の地域敬老行事助成事業の内容についてご説明をいたします。 昨年度まで実施しておりました、塙町地域敬老行事助成事業は、行政区での敬老会等の会合の開催を実施した場合、出席者または行政区にて記念品を配布する方を対象に、80歳以上の区民1人につきまして3,000円を限度として助成を行っておりました。したがって、行政区にて敬老会等の会合を実施しなかった場合は助成対象とならず、当該行政区に補助金は支給しておりません。 今年度の地域敬老行事助成事業においては、昨年度までとはちょっと変えまして、行政区での敬老会等の会合を開催しない、記念品の配布のみで行う場合でも助成の対象といたしております。 また、区民1人当たりの金額を3,000円から5,000円と増額しております。様々な形での行政区の行事開催に対応できる制度と、そのように考えておりますので、行事の実施を希望する行政区の支援や未申請の区の制度周知などをしっかりと行ってまいります。 このように考えているところであります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 私の考えなんですけれども、長い間、町発展のために貢献した高齢者に対し、気持ちを込めて全員に3,000円支給したらどうかなと私は思うんですけれども、どうでしょうか、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町独自と申し上げます、町側としての行事として5,000円を全員に振り込んでおります。敬老祝い金として。この区を中心にした行事への参加、これは区の中で独自にその区の中にいらっしゃる高齢者の方をしっかり、今おっしゃるように、町のために、地域のためにしっかり貢献した方々でありますから、その方々を本当に慰労するという形でやってほしいということで、今までは3,000円を事業費として補助、それから2,000円相当の記念品を配っておったわけですね。ただ、いろいろ賛否両論もありまして、記念品もよかったという方と、うーんと言われるような方もいらっしゃりますので、その3,000円と、それから今まで使っておったその記念品分の2,000円を合算して、5,000円を区の敬老対象者の方々にしっかりお支払いする体制をつくっております。 ただ、今議員おっしゃるように全員にということで我々は考えておるんですが、区としてその方向にない区にはやっぱり支給できない、事業申請をしていただかなければ支給できないということでありますので、もしそういうところがあったらぜひ区長に何やってんだって気合を入れてやってください、ぜひ。そのように町としては全員に配る姿勢で臨んでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) ある行政区長さんは敬老行事をするのが大変だと、もう年寄りの足腰の弱い人もいるし、おんぶしてまで連れてやるのも大変だというようなことを言っていたんですけれども、区長さんのほうから要望や意見等が出されましたかね。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 いろんなお話はいただだいております。その中で町の方針として一番大事なところだけをお話をさせていただきます。 今まで、何年か前、このコロナ前まで、町の体育館に集まっていただいて、その中で敬老会という行事を実施しておったわけでありますが、やはり敬老会、そこに出席なさる方はある程度、健康体であったり、それから一定のステータスというんですかね、その状況下にある方が参集する。 ただ、地域でやってくださいという一定の目的の一つは、ふだん着のままその集会所等に集まってみんなで楽しく会食したりして、その楽しい時間を過ごす、そういうふうな区としてのその敬老会行事対応していただきたいと、そういう強い思いから今に至っておるわけであります。 ですから、ぜひ区の中でしっかり自分たちの近隣にいる方々、それもふだん着でいいからぜひ参加してくださいと。こういうもの食べ物用意しました、それからこういうふうなアトラクションを用意しました等々、楽しませていただけるようなそういうふうな方向で区の行事として一つの形を立ち上げていただければと、そのように思っておるところであります。 その辺の趣旨、ご理解をいただいて、そして、これから町としてもそういうふうな形に持っていっていただけるような方向性をどんどん示してまいりたいと、このように思っております。 一つの区の例でありますけれども、80歳以上の方、まだ出席できる方という限定もあるんですが、一定の食事を用意する、それからアトラクションを用意する、そしてゲームを用意する、1時間ないし1時間半の時間でありますが、その時間、しっかり皆さんと一緒に楽しむ、こういうふうな行事を実際実施しておる区もございます。全ての区がそのようになってくれればなというふうな思いでおりますので、ぜひそういうふうな区の中での話があったらば、議員もぜひ相談に乗ってあげていただければなと、こんなふうに思っております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 昨年58名の出席がいたんですけれども、これは3,000円として17万4,000円、これは全員に配ったと思います。58名全員来たんですか、これ。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(遠藤安弘君) お答えさせていただきます。 事業実績、区長さんのほうから出してもらっているんですが、出席したということで報告をいただいております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 全員出席していればいいんですけれども、全員は無理だったのかなと私の考えで質問したんですけれども。 あと、結局は祝い金5,000円だけなんですか。3,000円の記念品、2,000円なんですか。確認します。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(遠藤安弘君) 議員の質問にお答えさせていただきます。 先ほど町長からの答弁もあったと思いますが、まず敬老祝い金につきましては、9月1日現在で、80歳以上の方に5,000円を支給しております。今年度につきましても1,182名の方へ、9月15日支給する予定でございます。 また、不参加の高齢者の記念品、商品券というおただしでございますけれども、今年度からは先ほどもご説明しましたとおり、地区敬老会を開催しなくとも記念品の配付のみでも助成の対象となりますので、申請をいただいて、助成金の限度額5,000円の以内で、商品券であったり、記念品のご準備をしていただいて支給していただいてもよろしいのかなと思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 子供たちの補助金は大切ですけれども、高齢者にも愛の手を伸べてやってください。 次、夏祭り(塙流灯花火大会)について。 5番議員も質問したんですけれども、5月8日頃になって、他町村では夏祭りを実施したが塙町では夏祭り(塙流灯花火大会)を実施しなかったのはなぜか。 昨日も言ったように流灯大会協賛会の協議で決定したと伺いました。私も孫と一緒に8月14日、棚倉の夏祭りに行ってきました。塙の人たちも子供たちを連れて、いっぱい会いました。塙はなぜやんないんですかって私に質問したんですけれども、私もはっきりした答えは分からないと、おそらくコロナじゃないですかと言いました。いや、本当に何人もの人に言われて、塙でやれば棚倉に来る必要ないんだけどねって。本当にそう願っている町民の人がいました。 この出店だとかを子供、孫たちは喜んでいると思います。花火だけではつまんない、どこでも見れるという保護者もいました。本当、出店の人にも聞いたんですけれども、どこから来たんですかって、わたあめ屋さんに。南相馬です、塙って明日でしょ、何で明日やらないのって、そういうふうに言われました、やれば行ってやるのにと。 あと、福島市、大子町、いろんな出店の人に聞いたんですけれども、それを楽しみにしている出店の人もいました。 だから、来年は町も夏祭りと、以前のように花火と灯籠流しを同時に実施してほしいと思いますが、町長の考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 昨日もお話ししましたように、この4年間のブランクというのは本当に大きい。それぞれの体制が崩れてしまったと申し上げますか、本当に弱体化してしまったということで、なかなか元どおりの形にするのは難しいかと、こんなふうに考えております。 その中にあって、この新しい形での塙流灯花火大会ですか、流灯を含めての花火大会、これをどのように立ち上げていくか、これを公募する形で、ぜひ私の意見も聞いてほしいという方々が集まった中で、新しい来年度に向けての流灯花火大会の形づけをしたいなと、このように思っておりますので、早速担当課には指示を出しまして、本当に近いうちに、その公募等にかかわる方々の公募を始まって、その実際に立ち上げを始めるということになろうかと思うんです。本当にこれからの何十年も続けていけるようなしっかりとした基礎、その形づけをしたいと思っておりますので、ぜひ来年はそういう方向で実施できればと、このようには考えておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 来年はぜひよろしくお願いします。 続きまして、塙町農作業省力化支援事業の補助金について。 6月の定例会で事業の周知はと質問したが、「塙町再生協議会」を通し周知したと答弁されたが、対象者が地域的に偏りがあるのではないかと、町民の人にも言われましたけれども、私もそう思います。 どういう周知の方法をしたのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その具体的な内容でありますので、担当課長より説明をいたさせますが、その地域的な偏りというのは対象者がそれだけ四散しておるという部分もあるので、別に意図的に偏らせたというふうなことではないだろうと思います。 担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 鈴木議員のご質問にお答えいたします。 対象地域に偏りがあるのではということでございますが、令和4年度の機械購入に関する補助に関しましては、業績別に支給状況を申し上げますが、川上4区が1件、山形区が1件、西河内区が2件、東河内区3件、片貝区が1件、伊香区が1件の合計9件となっております。本年度令和5年度におきましても東河内区が1件、常世中野区が2件、竹之内区が1件、上渋井区が1件、中塚区が1件という6件ということで交付決定をしているところでございます。 農地がかぶらないように交付決定をしておりますので、今後とも地域に偏りがないように十分気をつけて執行はしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) (2)の質問は後にして3番のほう先にやりたいと思います。 地域によっては全く知らなかった人が多数いました。町民の皆さんに平等に周知してほしいという、笹原、平たん部、片貝、那倉、湯岐。支給した後に資料を私持っていたのでコピーしてあげたんですけれども、こういうことがあったのかと全然知らない人が多かったです。 今後、周知を5年度は終わったと思うんですけれども、6年度のほうも平等に周知してほしいと思います。どうでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 今後とも広報など利用しまして町民に広く行き渡るように十分気をつけて情報を発信していきたいと考えております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 先ほどの課長の説明では、今年も出すと。私6月の定例会のときに質問して、5年度分はどうなんですかと。予算がないから6年度分の予算もらって来年支給すると言ったんですけれども、今のとおりでよろしいんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 予算に限りがあるものでございますから、5年度分もほぼ使い切っておりますので、順番で次の申請を6年度に回していくという形になるかと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) たくさんの人が申し込んだと思いますけれども、6年分の予約はされているんですか。 それと、あと何年続くのか見通し、3年くらいはやってあげましょうとか、そういう予定はあるんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 5年度分が既に満杯という状況でございますので、当然6年度の予算要求をしまして続けていきたいと考えております。 すみません、予算要求を続けていきたいと考えております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今度2番に戻って、のり面畦畔機3台、全部で4台なんですけれども、一人は何ていうのかな、認定農業者で、この金額が認定者は14万5,000円、上妻さん、西河内の人が16万、出戸人が16万5,000円、東水会これが20万2,000円。これ全部金額が違うんですけれども、これは機械の種類が違うのか、どこで金額こんなに差があるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 議員のご質問にお答えします。 令和4年度の塙町農作業省力化支援補助事業につきましては、機械購入補助についてですが、先ほど申し上げましたが申請件数9件でございました。 補助の農機具の差についてですが、内訳説明申し上げます。内訳の中で乗用草刈り機が2件ございました。補助額が2件とも67万8,000円です。手押し式の草刈り機が4件で、議員がおっしゃっているのはその辺なのかと思いますが、補助額が14万5,000円から20万1,000円とばらつきがあります。これらにつきましては、エンジンの排気量、タイヤの数によりまして、おのおの違うメーカーであったり、機械を購入してございます。トラクター用機械につきましては、3件で52万8,000円から80万円の補助を行いました。トラクター用機械については、それぞれ用途が違いまして、飼料用牧草をロール状にする機械が80万円、フロント部に装着して草刈りを行うものが52万8,000円、トラクター用クロ塗り機が73万3,000円の補助でございました。それぞれ乗用式、手押し式の違い、エンジン排気量やタイヤの数であったり、そういったもので金額の差が出ております。 作業効率を考えて用途に合わせて申請することによることだと思いますが、農業従事者も実態に合った機械の購入を申請しているため、価格が異なるものでございます。 具体的な例で申し上げますと、平地が多い場所は、重量が重くても排気量が大きい機械であれば作業効率がよくなります。狭くて傾斜が多いのり面なんかの草刈りの場合は、排気量が小さくて安全に使用できるものが選ばれるという実態でございます。 そういった実態に合った機械の購入により金額の差が出ているものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 関連事項なので、ちょっと質問させていただきます。 補助金で購入した草刈り機を町道や県道等に草刈りに使用した場合、草刈り機の補助金をもらって、草刈りの手当をもらって、二重の補助金支給になるのではないでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 今回の補助に関しましては省力化が目的でございます。省力化を行っています機械に対しての補助ですので、補助金事業に関しましては要綱上問題はないということでございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) じゃ、これは刈った人は県道なのか町道、これを使っても構わないということで、買った日数とか、その日出た者に対して、国・県道の草刈りの草刈り代という、のは町でも支払って、県道であれば県のほうから町を通して支払いをするんですけれども、それも構わないんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 本補助金に関しましては、農作業の省力化を目的としております。それに合致していれば、農林推進課のほうとしましては補助事業的には目的は達成しているということで、ほかの事業に使っているかどうかについては関知しておりません。     〔発言する人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長江田一寛君) 私のほうからお答えいたします。 補助事業の目的に合った使い方ということが原則でございますけれども、今議員おっしゃっている道路愛護関係のときにその機械を使ったということでございますが、その機械を出したことによってその機械代をもらったり、その機械を使って請負合いだったり委託業務を請け負ったり、そういうことはいけないと思います。 あくまで道路愛護の補助金は、その出たという人的なものに対する補助でございますので、そこでどういう道具を使ったかは問われるものではないというふうに理解しております。 二重取りではないかというふうに疑念をいただくこともあるかとも思うんですが、それはやはり、道路愛護もやっぱり高齢化が進んで大変だという中で、そういった農作業の省力化で使った機械を持ってきて、幾らかでもみんなを助けてあげようというそういった気持ちであれば、そこは請負であったり、業務を委託している、商売に使っているわけではないので、その点は地区のためにいいのかなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 私のほうの大津港線も片道10キロメートルあるんですよ。それあれば簡単にできると思います。この前も20人で、朝7時から午後1時まで、飯を食べないで刈ったんです。だから、その機械があれば少しは労力が省けれるんではないかなと思って。ぜひ、大蕨の代表者に言っておきます。 あと、この買った人の代表者は知っているんですけれども、ほかに会員がいると思うんですよ。その人は町のほうでは把握しているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 申請書類上にメンバーは記入ございますので、農林推進課的には把握しています。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) その草刈り機を、今の答えは知っているということで、会員以外の人に貸出しはしてもいいんですか。 よその土地を刈ってあげてもいいんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 請負でなければ可能かと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
    ◆3番(鈴木元久君) 条例で交付の取消し、または補助金の返納とあるんですけれども、虚偽の申請をしたとき、購入した機械等及び器具等を転売するなど著しく不適当と認めた行為があるとき。これでいつの間にか機械がなくなっていたと、盗まれたのか、転売したのか。 町では年に一回くらいの点検が必要じゃないですかね。どうでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 議員のご質問にお答えします。 一応、その車体番号とか全てを控えております。転売とかないようにその辺は農業者の方を信頼して実施しております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 機械の故障等は、組合の人が出して直すと言ったんですけれども、この機械に対して耐用年数等はあるんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長金田一徳君) 機械ごとに法定耐用年数は決まっておりますので、そこを耐用年数で対応したいと思っております。 機械ごとに法定耐用年数が決まっておりますので、それによりまして耐用年数が決まっているかと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今後、大切に使ってほしいと思います。 以上で、3番、鈴木元久、質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、3番、鈴木元久君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(割貝寿一君) これで、以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。               散会 午前11時04分...