矢祭町議会 2020-03-10
03月10日-02号
◆3番(
青砥安彦君) そうしますと、
子ども議会で答弁されたことは、こう言っては失礼ですけれども、本音ではないということですか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) そういう本音とかそうじゃなくて、それは真摯に受け止めて、今、我々執行部のほうでもしっかりと検討していく課題としては取り上げてあります。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) それでは、もう一つ聞きます。 戸津辺の桜を生かしたイベントを開催する、これも
子供たちから幾つか質問がありましたけれども、私も以前にイベントについて提案をさせていただきましたが、やらないということでした。あまり戸津辺の桜に観光客が来ると地域に迷惑がかかるので、来ないでほしいとは言いませんけれども、そういうことまでは手を出したくないという考えが示されましたけれども、町長はどうでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥議員に申し上げます。 この質問通告とはかけ離れた話で、
子ども議会の答弁は答弁であって、今回青砥さんの質問通告にはございませんので、違う方向でぜひお願いいたします。
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) 大きなこれ、テーマで申し訳なかったんですが、
子ども議会を私が傍聴してそう感じたものですから、その辺の中身をちょっと一つ一つ確認したいなと思って質問させていただきましたけれども、結構です、じゃ。これは、次回どうなるか分かりませんけれども、一つの課題としてとっておきます。 じゃ、次の質問に移ります。 次は、
高齢者ドライバーの
事故防止対策について伺います。 最近、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故が多発してきております。これらの事故の防止策として、今、
自動ブレーキ装置の設置が普及してきました。私はこのブレーキ踏み間違いでお店に突っ込んだり、人をはねたりという悲惨な事故は絶対起こしてほしくないんです。町としてぜひこの
自動ブレーキ装置を取り付けるような補助制度を設けていただけないかなと思って質問させていただきます。町長、お考えいかがでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま
青砥議員の質問の中で、非常に今、高齢者の事故というのが、昨日も南相馬でも87歳の男性が、母親を亡くしてしまったという事故が今日の新聞等に出まして、今、非常に残念なことですが。また池袋のそういった高齢者の事故、そして大津の
子供たちの通学路に入ってしまったという、非常に高齢者の運転の問題は国でも施策としてはしっかりと捉えております。 今やっぱり、75歳以上の、今日の新聞にもですか、
免許返納者が約60万人ということで、昨年ですね、2019年で60万人の
免許返納者がいて、大体58%が75歳以上ということで、非常にこれからの日本の
高齢化社会の中では交通事故の撲滅ということで、非常に関心のある政策だと私も認識はしております。 今の国の補助事業でも、昨年の12月13日に
サポカー補助金というのが国の施策で今実行されておりますので、この制度を利用しながら、事故のない社会というか、目指したいと思っております。ただ、今度は町のほうの補助としては、今のところは考えてはおりません。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) 分かりましたけれども、町のほうでは考えていないということですが、今、
高齢者生活というか、年金生活しながら、中心部にいてお店屋さんで用足しができるような範囲はいいんですけれども、やっぱりそういうところじゃない地域に住んでいる高齢者の皆さんは、なかなか
運転免許証返納というのは難しい判断に迫られているようです。そういう中で、今この踏み間違いによる事故が本当にいつ起こるか分かりません。そういったことを考えた場合、矢祭独自でも結構ですからこういう支援を高齢者の皆さんにしていただきたいです。どうでしょうか、もう一度その辺、前向きに町として検討していただけないでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) 先ほどの質問の中でも同じくダブるんですけれども、返納者以外の選択肢というものが、サポカーの車を条件に限定的な免許の制度というのも今、国で施策として考えている最中でありますから、その国の施策によって、我々町の行政もしっかりと対応していくというか、そういうものに考えていきたいと思っております。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) ということはあまりあれですね、サポートカーという話もありますけれども、個人個人にすればいろいろな生活空間の中で生きていますけれども、そういった中でやっぱり自分の足が奪われるということは本当に何もできない状態になってしまいます。そういう中でもこういう、元気に車を運転しながら用を足すということは非常に大切だと思うんです。そういうことから言っても何とか少しでも援助してもらえればやっぱり付ける気にもなるんです。町で、応援して、補助金少しもらえるんだったら、じゃ、ちょっと付けてみようかなというような思いの高齢者も出てくると思いますので、ぜひもう一度前向きに検討していただきたいと思います。それをお願いしてこの質問を終わります。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 質問終わるということですけれども、情報提供と言いますか、私のほうから1点ご説明したいと思います。
サポカー補助金の中身につきましては、後付けで装置を設置する場合でも国のほうの助成があるというようなことでございますので、そちらで制度拡大を利用していただきたいというふうに考えております。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) 分かりました。その辺の情報提供のほうもよろしくお願いしたいと思います。 次に移ります。 次に、環境行政についてです。
不法投棄防止対策について伺います。 町では行政区長を
ごみ監視員に委嘱しているはずです。今年度の情報実績とその際の
ごみ回収実績はどのくらいあったのかお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) ただいまのご質問でございますけれども、ちょっとしたごみの通報についてはその都度回収しておりますので、件数については詳細を把握しておりませんが、回収したごみを
衛生センターに町のほうで搬入しているものにつきましては、区長からの通報と一般通報を合わせますと年間14件でございます。回収実績はテレビ、冷蔵庫等の家電、タイヤ、
廃プラスチックなどでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) 14件ということで、何か私が想像したより少ないなという印象を持ちますけれども、この辺ですね、区長さんが1年交代になってしまいますけれども、その辺を区内に周知して情報収集するとか何かというところまではいっていないんじゃないかなというふうに思います。 単純なことですけれども、本当に私も何回か質問しましたけれども、農道でさえもペットボトルから
缶コーヒー、コンビニエンスの弁当類、そういったものがどんどん捨てられている。ちょっと見えない陰に行けば家庭ごみ的なものが大量に捨てられている所があるんです。ああいう状態を見ると本当に、ああ、環境というのは汚されている状態が本当に見えてきます。表舞台にはないんですけれども、ちょっと裏をのぞけばそういう状態が現実にあるんです。そういった環境行政を町としてもしっかり、区長さんだけに頼らず、その辺の対応をお願いしたいんですが、町長いかがでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) そうですね。確かにこの不法投棄とかポイ捨てというのは
子ども議会の中でも意見が出されたように、取りあえずできることは、今、看板も設置してありますが、それ以上の看板とか、あとは、先日テレビ等でもちょっと私が拝見したんですが、鳥居を付けると意外と効果があったというようなことで、各、ちょっと今忘れたんですが、そういったものが報道されましたものですから、ちょっと試験的にその不法投棄の多い所、ちょうどあの大共から高野谷地に抜けるあの
スーパー林道のちょうど見晴らしのいい所がちょうどやっぱりごみ捨場ということで、この前ちょっと見てきたんですが、やっぱりまたごみが捨てられているということがありましたから、そこにもちょっとそういった赤い鳥居を付けながら、防止策というか、あとは、監視員というのはやっぱり区長が受けておりますので、また区長さんに監視員を頼みながら、あとは
シルバー人材のほうでごみの監視ということでもやっていただいたり、あとは今、商工会の婦人部の方にも年に数回ごみの回収というか、非常に349が、車の通りが、バイパスができて非常に通行しやすくなると、またそれだけごみの量が増えるということもありますから、
看板設置等でしっかり啓蒙運動するということを伝えていきたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) 分かりました。とにかくこつこつとやらなくてはならない、これは問題だと思います。ましてや今年は東京五輪の年です。外国からのお客様もたくさん来ますし、そういった面からも一つの契機にしてそういう対策を町として講じていただければ幸いです。 分かりました。次の質問に移ります。 次は、観光行政です。 矢祭山の
有料トイレの利用についてお伺いします。今年度の利用実績と使用料の徴収実績をお伺いします。 この
女性専用トイレは、近隣にない珍しい
サービス施設です。過去に私、一度聞いたことがありました。27年の利用者数が2,722人、稼働日数が145日ということでしたが、今年度の利用者数、
徴収額実績についてお聞かせください。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、平成31年度、令和2年2月時点ではございますが、
トイレ利用者515人、
観光案内者数1,752人ということで、合計が2,267人となっております。徴収実績につきましては、5万300円ということでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) そうしますと、あまり利用実績は上がっていないということですね。5万円弱の使用料ということなんですが、その辺の、どういう理由でということは、もちろん担当課としても考えていると思うんですが、どうでしょうかこれ、せっかくああいう
サービス施設があるのであればどんどん活用してもらうようなことの考え、新たな考え、方策的なものがあればお聞かせください。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ふれあいターミナルに関しましては、
女性専用トイレということで、
有料トイレというようなPRが少し前面に出過ぎているかなというところでございますが、実際、施設としてはそういった
個室トイレもございますが、そのほかにいわゆる
休憩スペースであったり、特産品の
展示スペース、こういったものを備えた
観光案内施設という位置づけになっております。 そういうことでございますので、まず1つは
女性専用トイレという、ちょっと前面に出過ぎたPRのほう、というものをもう少し抑えて、
観光案内所、そして観光、そういった触れ合いの場に使える場所だというところをもう少し前面に出していきたいなということで、町としてもイベント等開催する場合の集合場所にしたりとか、様々な打合せ、前回も観光協会の幹事会はあそこで開催しましたけれども、そういった形でそういった打合せであったり
観光イベントの際の休憩所として開放していく、ないしはさらに突っ込んで、そういったところでいろんなものを展示していくというようなことは考えていきたいなと。なかなかちょっと
マンパワーの関係で十分に進捗しているとは言い難い部分もありますが、こういったところを一緒にやっていただけるような形で、町民の方も巻き込んで使っていければなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。
◆3番(
青砥安彦君) 分かりました。そういったことを一つ一つでもいいですから、実績を上げながら利用率を上げていただきたいと思います。ましてやこの親水公園もできますし、そういった
矢祭山公園を生かした
観光イベントをぜひ実施していただきたいと思います。せっかくああいう自然公園があるんですからもったいないです。生かしてください。矢祭町が生きてきます。お願いします。 次の質問に移ります。 最後になりますが、一般行政で
交流人口増に向けての連携協定について伺います。 先月、全国の信用金庫で組織するよい
仕事おこしフェア実行委員会と
交流人口増に向けた
包括連携協定を結びましたが、その協定内容の詳細について説明をお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま
青砥議員の質問の中で、全国の信用金庫がありまして、そのうち214信用金庫がよい
仕事おこしフェアということで、その
実行委員会の事務局が城南信用金庫ということで、中心になっている信用金庫でありますが、もったいない市場の縁で矢祭に、被災したときの義援金ということで、理事長はじめ役員が来て、そのときの会談の中で、今、信用金庫でこういうよい
仕事おこしフェアというものをやるから協定してはどうだということで、執行部で相談した結果、じゃ、町の発展、人口交流、そして関係人口ということの中で、そういった締結をすればもっともっと交流人口が増えたり、あとはビジネスの紹介というか仕事の創出というものも、
一つ信用金庫の中で目的の中には入っておりました。やっぱり我々も都心のああいう情報等をいただいて、時代の変化とともにビジネスの変化もしていかなければならない、そして行政も時代とともに変化をしていかないとということで、非常に全国の組織である信用金庫の中の情報を頂きながら、町の活性化、産業の活性化をつなげていきたいというような思いがありました。 目的としては、定義の中ではお互いに協力しながら地域社会の発展に寄与するということが目的になっております。そして協力事項の中では、中小企業の支援と地域創生に関する事項その他、地場産業の支援、そして地域支援ということで、相手方の協定ができて、こういう
コロナウイルスがなければもうちょっと、この桜の時期に東京のほうからの大型バスで2台ぐらいの人を交流しようというようなことも話あったんですが、今、残念なことにこの
ウイルス関係でちょっと延期になったということが知らされながら、町の産物も今度、イチゴとか花とか、いろんなもの、鮎とか、そういったものを発信しながら情報の交換をしたいと思っております。
○議長(
鈴木敏男君)
青砥安彦君。 残り5分です。
◆3番(
青砥安彦君) 分かりました。非常にいい連携協定だと思うんで、これを生かした町づくりを一層拍車をかけていただきたいと思っております。せっかくこういった団体と協定を結べる、中央から、全国からこの矢祭町に来ていただいたり、矢祭町を知ってもらうということは次へつながりますので、ぜひ前向きに取組をお願いし、私の質問を終わらせていたただきます。ありがとうございました。
○議長(
鈴木敏男君) 3番、
青砥安彦君の
一般質問を終わります。
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△
本多勇也君
○議長(
鈴木敏男君) 5番、
本多勇也君、登壇願います。 持ち時間は30分です。 〔5番
本多勇也君登壇〕
◆5番(
本多勇也君) 5番、
本多勇也君です。よろしくお願いします。 まず、去る3月4日、長年の懸案事項であった
久慈川河川改良事業の関岡地区に堤防を造るという、12月の
一般質問でしました。そして、今回、
意見交換会を町当局、あるいは県のほうから開いていただき、特段のご配慮をいただいたことに対し、関岡区選出の議員として御礼を申し上げます。ありがとうございました。 それでは、通告に従いまして質問を行いたいと思います。 まず、一般行政について。 魅力ある町づくりについて質問したいと思います。
地域活性化には人口の流出を止めるということで、やはり矢祭町で働き、暮らしたいという若い人を育てていかなければならないと思います。その若い人たちは、やはり休日に遊べる場所が欲しいといった声があります。町はどのように考えているかまずお聞きいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま本多議員の質問の中で、魅力ある町づくりということで質問がありました。 確かに、この人口を止めるという、この今、日本の社会現象の中で人口減、そして少子高齢化という、これはもう止められない現象でありますから、それに対する地域の各自治体の施策の持ち方は、これはみんな立地条件によったり、環境が違うところたくさんありますから、これは町、村、市、これもう全然人口によってはみんな施策が変わりますから。 これ本町の場合ですね、今、実際人口が5,700であって、5,500人ぐらいですから、そこで人口減ということで持っていくのには、施策としてはまず就業の場の拡大というか、働くところの確保と、あとは移住定住の促進、これはやっぱり関係人口、そして今、矢祭山協力隊ですか、そういったもので今ゲストハウスとかいろんな施策を取ってきますから、そういった形が3年以降、また定住するという方向づけもないわけでもないですから、そういった施策をどんどん出しながら、町の魅力発信ということでやっていくのが今の現在の行政でやれるべきものではないかとは思っております。 そしてまた、前にもお話ししたんですが、最南端のこれ矢祭町ですから、茨城との県境が大分、5割が茨城県と接していますから、そういった形で茨城県との観光のやっぱり交流とか、いろんな施策もやっぱり共同でできるものは共同でしながら、お互いに結婚支援の対策とか子育ての対策、いろいろ情報交流しながら定住を図っていくというのがこれからの施策だと私は思っております。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) 昭和時代は働き口さえあれば地元に人が残るだろうという時代でもあったと思います。ただ、今はここで働いて暮らしたいという希望を持った若い人、それにはやはり住民の平均所得を向上させるということがあると思います。 以前副町長と話したときに、以前よりは平均所得が上がっているというような話も聞いたことがあります。やはり、若い人たちが希望を持って町に残る、あるいは矢祭町に移住したいというような考えをさせる、その魅力発信ということで、やはり東館駅前の開発とか、今後、課題はあると思うんですけれども、やはりその矢祭町をぶらぶら歩く楽しさ、やはりそういった若い人の考えを取り入れた町づくりを今後も考えていかなければならないと思うんですけれども、町の考えをもう一度お伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまのご質問の中で、町長からの答弁にもありましたが、地域おこし協力隊を活用したゲストハウスというような言葉もありました。 今、事業課のほうで1つ考えておりますのが、やはり町を歩いて楽しくするためには当然、町のいろいろな資源を掘り起こして、それをつないでイベント化していくというようなこと、そしてそれに併せて、地域内の人のみならず、地域外からも人が集まる場というのがこれは必要ではないかというのが事業課としての1つのご提案でございまして、現在それを体現すべきということで、地域おこし協力隊の募集の中で、町内3地区にゲストハウス、そのゲストハウスというのは泊まる場所というイメージではなくて、様々な人が集まる、それは町民であったり町外の人であったり、こういった様々な人が集まる場をつくっていこうということ、そして先月、12月に関係人口創出事業ということで報告会をさせていただきましたが、ああいった形で、外からの人間によるそういった新しい地域の魅力発見、そしてそれの事業化、具現化といったものをちょっと進めていけないかなというふうに考えているところでございます。その中で来年度、具体的にそういったゲストハウス等々の地域おこし協力隊を呼ぶに当たっても、とにかく地域の方との交流、ヒアリング、こういったものをちょっと重視して、今、地域内にどういったものがあり、どういった資源があり、どういった楽しみがあるかといったものを掘り起こしながら、それをただ埋もれさせるんではなくて、有機的に連携させていく中で具現化していくというような、そういった作業にも取り組んでいきたいと思いますので、そういったものがひとつ皆さんの琴線に触れて来てくれればなというふうに思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) やはり先ほど町長の答弁の中にもありましたけれども、やはり、矢祭町は県境と接していると。その茨城県、あるいは栃木県もその圏内に入ると思うんですけれども、やはり矢祭町にはすばらしい観光、観光地というのがあります。 私、つくづく思うのは、やはり東山にある滝川渓谷あるいは滝川の里、あそこの従業員の方、そのおもてなし、何ていうんですか、矢祭の人の持っている温かさ、やはりこういうのが矢祭の魅力の1つだと思います。ぜひ、先ほど3番議員さんがごみが落ちている、ペットボトルが落ちると、気がついた人が拾えばごみは少なくなると思います。そんな意味でも町民一人一人が気がついたらば実行する、町にやってくれじゃなくて、町民一人一人がお客さんを迎えるというような気持ちでやっていけば、やはりすばらしい矢祭町、元気のある矢祭町、頑張っている矢祭町ができると思います。ぜひそのような施策を今後考えながら、我々も協力しますので、町と一緒に進めていきたいと思います。 次に、先ほど3番議員も質問しました交流、関係人口増へ東京都の城南信用金庫との包括協定を締結したと。そこでやはり、矢祭応援ツアーを実施して、とにかく矢祭町のよさを知りたい、応援したいというような考えがあるということを聞きました。それに対する町の体制はどのように考えているかお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま本多議員の質問の中で、先ほど
青砥議員と同じくなってしまうんですけれども、城南信用金庫も矢祭応援ツアーということで、そういったアイデアを出してきまして、城南信用金庫との提携ですか、各大学とかあとは品川近辺の中小企業、あとは各ボランティア団体、そういったやっぱり城南信用金庫との交流している方をこの矢祭とも交流するというような発想をお持ちでありましたから、非常に、この受け入れるほうの町としては、やっぱりそういった町の団体、今、協力隊で来ている方とか、あとは矢祭特産物の開発協議会とか、いろんなやっぱり町の団体があると思いますね。あとは農業団体。そういった方たちと情報の交換をしながら町づくりをしていくというのも、これからの交流人口の中で非常にいい施策ができるんじゃないかと思ってはおります。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) やはり、町外の方から矢祭町頑張ってくれという話はよく聞きます。それが矢祭町のよさだと私は感じております。 次の質問にいきますけれども、町長、福島県の東京事務所にも出向いて矢祭町をPRしたということで、トップセールスをかなりやっているということなんで、その辺の感触はどうだったかだけお聞きします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) そうですね。本多議員の中で、昨年8月9日に総務課長と行きまして、初めて私も新任の挨拶をしながら、あとはニュータウンの残りの区画の販売をどうしていけばよいかとか、いろんな、やっぱりこちらの情報を出しながら東京の情報、あとは企業誘致するのにはどういった会合に出ればいいかとか、そういった話ですね。あとは、我々のほうからでは観光地の紹介、滝川渓谷、ユーパル矢祭の温泉、そしてスインピアのプールの活用ということで、非常に震災後、大学等の合宿が半分以下に減ってしまったということもありますから、これも何もなく風評被害の一角ですから、もう震災で約9年目、これだけの風評被害にも、だんだん県の努力もあって非常に理解もしていただけるとは思っておりますので、今後、新年度になれば私も、合宿ももう一度大学を訪問しながら、水泳部の合宿をもう一度矢祭のほうでしていただきたいというような、過去の大学の例をちょっと勉強しながら、また新年度、ユーパルの矢祭温泉とそういった滝川渓谷、そういったものをPRしながら、また東京事務所のほうにも足を向けたいと思っております。 ただ、ちょうど10月の台風でちょっと消えてしまったのが非常に残念だったんですが、今、東京事務所からの空き家の照会も来ています。矢祭限定で仕事を起こしたいという、そういう話もありましたから。今ちょっとまたこのウイルスの騒ぎでまたあれなんですが、これが落ち着いたらまたそういった形でトップセールスして、ニュータウンの販売、そしてスインピアの活用、そしてユーパルのそういった利用ということにも力を入れていきたいと思っております。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) ぜひ町長を筆頭に、我々もですが、矢祭町のPRに努めてまいりたいと思います。 次の質問に入ります。 健康福祉行政について。
新型コロナウイルス感染についてお伺いします。 今、感染拡大が世界的に問題になっています。本町でも
新型コロナウイルス感染症の対策本部を設置したということで、関係団体や町民への啓発などによりその発生や2次感染を防止するということで設置されたと思うんですが、町内の関係機関との連絡調整などはどのようにしているかお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 議員がおっしゃるとおり、本町におきましては2月28日に
新型コロナウイルスの感染症対策本部を設置しまして、各団体等についても協議を行っているところでございますが、まず、町が実施している温泉サロンや健康教室等につきましては、実施団体とも協議して、しばらくの間休むというような形でやっているところでございます。住民への要望につきましては、ホームページやIP電話で周知、また、先週金曜日3月6日に各戸にチラシを全戸配布いたしました。以上のような形で対応をしているところでございます。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) 分かりました。 また、今、小学校、中学校が臨時休校ということで、家庭の負担がかなり大きくなったり、あるいは学童保育所が過密化になっていろいろな問題が発生しています。その中でやはり
子供たちの心のケアというのはどのようにしているのかお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 教育課長。
◎教育課長(鈴木直人君) ただいまのご質問についてお答えをさせていただきます。 現在、議員おっしゃるとおり、小・中学校については3月4日から3月23日までを臨時休校ということで措置を取っている状況でございます。その間の対応といたしましては、放課後児童クラブのほうを長期休業時と同様の対応ということで、朝7時半から夕方6時45分まで利用できるような形で対応をしているところでございます。 また、心のケアということでございますが、スクールカウンセラー等につきましては、通常の3月23日の3学期まで、休校ではありますけれども、それぞれ3月23日までは来ていただく、当初の予定どおり来ていただいて、保護者を含めご相談を受けられる体制を取っておりますので、そちらは通常どおりの対応を取っているということで進めておるところでございますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) そんな中で、今日新聞に、沖縄県では授業再開を前倒しすると。やはり保護者が会社を休めないとか、あるいはそういった家庭の負担が大きい、そういうことで多分今後、授業再開を前倒しするような事態が起きるかとは思うんですけれども、その辺について町のほうの考えをお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 教育長。
◎教育長(片野宗和君)
コロナウイルスの問題でございますが、ついに福島県にも発生したということで、教育委員会でも、3月に予定されているスポーツに関する様々な集まりやイベントは中止せざるを得ないというような状況でございます。 こども園、小学校、中学校の休校につきましては、家庭の皆さんと連絡を取りながら、休業中の学習、それから健康状況について学校側から絶えず連絡を取りながら支援を行っております。昨日、緊急に校長会を開きまして、今後、危機が高まってきた折にはどうしようかというような形の話もしました。近隣町村の動向を見極め、卒業式の在り方につきましては、非常に残念なことでありますが、規模の縮小をせざるを得ないというような状況にございます。それから、入学式及び新学期の対応につきましても、子供ありきというような状況を考えながら、保護者、それから来賓の方々に至るまで、ぎりぎりまで対応を考えてまいるお知らせをしたところでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) やはり専門家の人の話などを聞くと、国では2週間程度と、今後2週間程度が山場だというような話もしていますが、まだまだ2か月、3か月というような拡大になるのではないかというような話もあります。そんな中でやはり、不要不急の外出を控えるとかといった巣籠もり生活を
子供たち、あるいは感染者の人もそうですけれども、しているわけなんで、その辺のしっかりした対策、まして子供は表で元気に遊びたいというような性格を持っていますので、その辺も考えながら対策を練ってほしいと思います。 また、今回、この
コロナウイルス感染症が経済にもかなり影響が出ていると。先ほどユーパルにしても来客が少ないとか、そういったような問題も起きて、倒産を余儀なくされている場所もあります。そういったリーマンショック以上に景気が戻らないとか、オイルショック、四十数年前のオイルショックのときのように、とにかく町民もかなり不安になっている面があります。不安解消等、そういった対策もしっかりしながら今後の動向を見極めていってほしいなと思います。やはりこの難関を乗り越えて、難局は乗り越えるためにあるといった有名な言葉があります。とにかく乗り越えるためにあるということで、今後ひとつ、しっかりした対策をお願いしたいと思います。 最後になりますが、土木行政についてお伺いします。 以前、関岡地内の飯野地区に堰堤があります。その堰堤が土砂堆積物でもう満杯の状態で、今回の東日本台風の影響もありましたけれども、久慈川の氾濫と、関岡地区、山を背に持っている関係で、今回かなり田んぼに土砂が流れ込んだという事例がありました。今後、大雨が降ると災害になるおそれがあるということで、再度町の今後の堰堤の土砂の堆積物の除去についてお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまのご質問でございます。 堰堤の土砂撤去につきましては、以前にも平成29年の6月議会で答弁したことがございます。このときには県の考えとして、基本的に治山事業により施工した堰堤につきましては、土砂が満載になることで傾斜を緩やかにするという効果を見越しているので、土砂の撤去は考えていないんだという県の回答をご紹介させていただきました。それでもなお土砂が出る場合には、やはり新たに堰堤を増やすとか、そういった対応が必要になってくるのだろうというのが、県の考えを受けての町の現在の考えでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) 分かりました。 今回、関岡の小坂地内、床上浸水あるいはそういった被害が出ました。私も現場を見てきましたが、かなり小坂の沢が堆積物がたまり、川の流れが曲線になっているというような事案もあり、水があふれたということがあります。今後、小坂のあの沢の堆積物の除去などについてはいかがなものでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまご指摘の水路、沢、こちらの状態確認いたしました。部分的に土砂の堆積を確認できたということで、こちらについては町長が以前から答弁しているとおり、いわゆる小河川の土砂撤去と同じ形で優先順位をつけながら検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君)
本多勇也君。
◆5番(
本多勇也君) じゃ、よろしくお願いしたいのと、これで質問を終わります。今回で最後の質問になるかと思いますが、ぜひ3月の改選の選挙にはぜひとも勝ち残り、この場でもう一度、町執行部に町民の声を生に届けたいという気持ちがありますので、ひとつ今後ともよろしくお願いし、終わります。
○議長(
鈴木敏男君) 5番、
本多勇也君の
一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 再開は10時5分といたします。
△休憩 午前9時52分
△再開 午前10時05分
○議長(
鈴木敏男君) 再開いたします。
---------------------------------------
△郡司浩子君
○議長(
鈴木敏男君) 6番、郡司浩子さん、登壇願います。 持ち時間は80分です。 〔6番 郡司浩子君登壇〕
◆6番(郡司浩子君) 郡司浩子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今年の今回の議会は予算編成の議会ということで、心していろいろなものを見つめ直しながらやってまいります。そしてまた、今回私は、町民の暮らしが豊かになるようにという思いでいろいろな質問をさせていただいておりますが、その中でも、今年の予算の中で町長がおっしゃられたように、住民の安全だったりとかそういったものをしっかりと考えて、そして交流人口とか、そういった町民が豊かになるような考えのある予算編成であると考えております。私もそれにしっかりと考えながらやっていきたいと思います。どうぞ、そういった面で質問させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 では、通告に従いまして土木行政についてなんですが、横断歩道の白線が消えている箇所ということで前回9月の
一般質問の際、お話をしたところでございますが、信号とともにですね。その中で、横断歩道のほうは早めにできるのかなというふうに思ってはいて、このような質問をさせていただいております。やはり消えている所が結構ありまして、小田川の所から349と118号、その先の信号の所も薄くなっていてちょっと安全ではないと、住民の方からも多分、町長のほうにもお耳に入っているかと思いますが、そのほうの状況はどうでしょうか、お願いいたします。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 今、議員さんおっしゃるとおり、9月の
一般質問において、信号機の矢印の設置及び横断歩道が消えかかっている点についてのご質問を受けまして、交通安全対策としまして私のほうで回答させていただきました。その中で、警察署のほうと協議して両方併せて協議してまいりたいというふうに回答しましたけれども、現時点ではまだ協議には至っていないというようなところでございます。今後、必ず協議をいたしますので、もう少しお時間を頂きたいというふうに感じております。よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 併せて協議していただけるということは、やはり住民は待っていることでございますので、早々にお願いしたいし、まずは横断歩道は先にできるのかなというふうに思いますので、順番を決めて、優先順位を決めてお願いしたいというところです。どうぞよろしくお願いいたします。 では続きまして、次のこちら、本当に土木行政ですね、台風19号で崩落した林道の復旧について質問させていただきたいと思います。 特に、大共から馬渡戸への林道の復旧の所なんですが、まだ通行止めにはなっております。入り口と追分の向こうのほうから入れるようにはなっておりませんが、しかしその通行止めというのがただ看板というか、よけられるようなものであったりとかというものでもあるので、その表示を避けて通行している車両があるとの指摘が私のほうに耳に入っております。2次災害を防止する観点からも、そこの設置をきちんとするのか、または道路のほうを早急な復旧を求めたいと思います。その件に関してどうなっているか伺います。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) まず、復旧に関してですが、3月6日に入札を行いまして業者が決定しましたので、こちらの災害復旧事業、国の事業のほう、採択を受けておりますので、そちらのほうを使って復旧をしていきたいということでございます。 車両が通っているというのは、わだちができていて、私のほうでも把握はしているところでございますが、町としては通行止めということで明示しておりますので、それについてはきちっと各個人がその状況を把握して守るべき、自分の命は守っていくべきだろうというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 各個人によって安全に考えてほしいということは分かりますが、やはりもう少し目立つような色に、例えばそうですね、まだ大共のほうは目立つんですが、追分のほうから上がって馬渡戸から来るところが結構、簡易なものになっているのかなというふうには思っておりまして、ちょっとその設置のものの工夫もお願いしたいところでございます。 また、それから工事という形、入札が済みであればその案内、いつから始まってって、あと特に、いつの、完了は大体どのぐらいの完了時期になるんでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 現時点では入札が済んだばかりでございますので、今担当と工程について打合せをしているところです。工期としては、どうしても今年度中というのはなかなか難しいと思いますので、繰越事業での対応になってくるのかなというふうには考えているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 今、その林道については今年度は多分1か月もありませんので、難しいというのは承知しております。 そうしますと、やはり滝川渓谷とかに行く車などもありますので、ゴールデンウイークぐらいまでには終わる可能性は出てくるんでしょうかね。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 先ほども申し上げたとおり、入札直後ということで、これからちょっと業者のほうと、実際の工程については協議をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 分かりました。協議をしてなるべく早くできるように協議を願いたいところです。 また、ほかの箇所について様々な、例えば関岡から矢祭山に上がる所、今、一通というか、一旦戻らなければいけないという所があります。その辺はどのような状況であるかということも伺っていきたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまの、下小坂線の件だというふうに思いますが、こちらも3月6日の入札で業者が決まっております。ただ、特にこちらについては河川内作業が入ってきますので、その工期としては長くなってしまうかなと思っておりますので、現在、いわゆる仮復旧、そちらについて業者のほうで対応できないかということはちょっと協議をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 仮復旧という形で考えていくということであれば少しは、町民のほうには早めにその辺はどうなるかということをある程度お知らせ願いたいなと、していただきたいと思います。やっぱり困るというのが出ておりますので、恐らく町長のほうにも耳に入っていることだと思いますので、その辺重々どうぞよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、この件に関しては以上になりますが。 すみません、あともう一つ、ほかの箇所というか、様々なところが道路、すみません、でしたが、どうでしょうか。大体ほぼ予定は立っていますか。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 多くのところということで、少し、ちょっと整理してお話しさせていただきますと、まず、恐らく道路という限定でいえば、通行止めになっているところについては災害復旧事業のほうでの対応ということで、こちらについては3月6日におおむね入札のほうを完了したところでございます。林道の滝川西線が少し事業規模の関係で次年度に入札ということで、まだ済んでおりませんが、そのほかについては入札で業者のほうが決定しております。ただ、工期については先ほど申し上げたとおり、現在工程を組んでいるというところでございますので、もうしばらくお待ちいただければというふうに思います。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 承知いたしました。では次年度、令和2年度にしっかりとその辺がちゃんと早めにできるかどうかということで発注のほうをお願いしたいと思います。 続きまして、健康福祉行政について伺いたいと思います。 福祉送迎、高齢者送迎の基準と今後の課題ということでありますが、いわゆる福祉有償運送のことについて、私、多分だったと思いますので、福祉協議会に委託をして高齢者支援の一つで、病院や買物やということを提供していると思いますが、その基準というのがやはりあったかと思います。それで、結局福祉有償運送という形、サービスだったと思いますけれども、そのサービスについて、町としてはどのように考え、どのように運用してほしいというような願いを委託しているのか教えてください。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) ただいまのご質問でございますけれども、この社会福祉協議会で実施しております福祉有償運送事業でございますけれども、これは町が委託しているのではなく、社会福祉協議会のほうで事業主体となって実施している制度でございます。 白河地方福祉有償運送等協議会というものがございまして、白河地方広域圏管内の市町村で構成して、現在12団体が登録しております。その一つが本町では社会福祉協議会となります。東北運輸局の許可等が必要になりますので、そちらについては広域圏のほうで事務局となって許可更新等も実施しております。 目的としましては、福祉有償運送ですから、利用できる方は限られますけれども、利用者を病院へ送迎する事業でございます。利用できる方につきましては、要介護認定者、要支援認定者、身体障害者、精神障害者等の方でございます。料金につきましては、乗車してから降車するまで15分ごとに500円。事業を実施しておる社会福祉協議会のほうからは、ガソリンの値上げ等もあって、500円ではかなり厳しい点もありますけれども、町民の福祉のために何とか維持していきたいというふうに回答をもらっていますので、町としてもほかの面で支援できないかも含めながら、この有償事業をさらに実のあるものにしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 条件のところ教えていただきましてありがとうございます。 実は、要支援、要介護、それから障害のある方、あと難病だったりとかという形の方が利用できるという話は伺ってはいたんですが、実際のところ、確かに例えば車のない、80歳以上で、ない方々、そして病院には、自分は運転ができないので、だけれども一人暮らしじゃないからお願いをしてもできないと。旦那さんと2人でお暮らしになっていても、旦那さんは90を過ぎていて自分も80代だというようなお話の方が実際おられました。それはその1軒の話なんですが、ほかの方もやっぱりそういう話をしておりまして、実際、それを使って病院に行きたいのだけれども、お断りされてしまったと。自分は運転できない、旦那さんは九十幾つでやはり運転できる状況ではない。そこでお願いしたのですが連れて行ってもらえなくて、やむなく、タクシー助成券が始まる前の話なんですけれども、そちらのほうでタクシーで動いてかなり大変だったと。あとは地元の人にお願いをしてという形で病院に通っていた。そして実際今も通っていることはいる話ではありますが、そういう方々がおりまして、緩和が、その規制について例えば条件、ある程度80以上でどうしても動く人が周りに、自分の家族で動いてくれる人がいないというような方があれば、その辺をちょっときちんと調査してもらって、確かに福祉協議会のほうに委託して向こうの事業としてやっているわけではありますが、町のほうからそれを依頼、どうか考えてほしいというようなことはできないものかどうかということが私が今回入れたところだったんですね。 実は、調べたところ、自治体のほうが、自治体とかがそういったことを提案して、それで国交省のほうにこういった形で使うという話をすれば、特例ではないでしょうけれども、そういった形でできるのではないかなという情報を得たものですから、そういった、もうちょっと柔軟に、条件がちょっと厳しいのかなというふうに、それか要支援、八十幾つであれば要支援になるかもしれないので、その辺をちょっとどうするかということをお勧めするような形で伺って、そういった方、必要とする方、タクシー助成券ではやはり半額助成でも3,000円で1,500円、一人で行くとなると1,500円で毎月12回分の、1年間12回、ちょっと不足するのかなと思うので、その辺もやはり、見ながら、考えながら、鑑みながらやっていただきたいと思うところですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 利用者につきまして柔軟な対応をというようなことをお願いするというようなご質問でございますけれども、この点につきましては、先ほど申し上げましたとおり、白河地方の協議会のほうで事務局をやっておりまして、登録管内の利用者の条件といいますか、許可をもらう際に、恐らく限定的な申請という形で一括して許可を得ておりますので、本町だけで特別にまた違う方を乗せていいのかどうか、その辺については協議が必要になってくるかと思いますけれども、その点につきましては、お約束はできませんが、制度の中身については協議会のほうに確認をして、可能であれば対応するように向けて考えていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 今、本当に前向きに考えていただけるということで、実際今のところ、タクシー半額助成券を進めていただいて、大変便利だというふうに言われております。ですけれども、やはりそこで回数が使えなかったりということもありますので、ぜひそちらの方面からも、そういう福祉有償運送ということも考えながら、ぜひ協議のほうに入れていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。 ではもう一つ、行政区の班外世帯の配布物等についてという形のちょっとお尋ねしたいと思います。 最近、どの区でもやはり後継者がいないということで、今までのような形で行政区の中での連絡物だったり、そういったものが対応が出なくなってしまった、いわゆる班外ですね、一人暮らしの高齢者で世帯増えている、行政区の中で班外という世帯も増加しているように思っております。その際、町からの配布物等など連絡物が漏れなく配布できているか、区によって差があるような気がします。その件については町のほうはどのような対策をされていますか。例えば広報だったりとか、今回も配られてきた
コロナウイルスの大事な配布物だったりとかありますが、その辺は把握していますでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) ただいまの6番議員さんの質問でございますが、現在のところは各区長さんのほうにお願いしているのが実情でございまして、町としては一人暮らしの班外というものは把握してございません。それで、各区長さんのほうで、かなりの区のほうで班外の部分については、大変ありがたいことでございます、ご協力をいただきまして、区長さんのほうで持って行ってくれたり、班長さんが持って行ってくれたりというようなことで対応しております。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 恐らくそれは想像はしていて、私の知っている中では区長さんたちが一生懸命やっていただいているということは分かるのですが、場所によってそれがないようなところもあるようなんですね。そうしますと、大事な連絡物だったりが、広報は何とかなるでしょうけれども、
コロナウイルスの、今回、回覧板で回ったような大事な通知物だったりとか、そういったものも回らないということもあるので、ぜひその辺の把握ということはできないものか、もし町のほうに申請すれば、総務課のほうにすれば、ちょっと連絡を取っていろんな、例えば郵便物でどうしますかというやり取りができるような、そういったシステムもそろそろ、例えば区長さんの仕事だと、今までだとだったんですけれども、その辺が気になるところではあるんですけれども、その件に関してはどうでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) ただいまの質問でございますが、全戸配布ということを考えますと、考えなければならないかなと。年々、一人暮らしの高齢者が増えてくることも目に見えて分かることでございますので、その調査をするにはまず区長さんにお願いするしかないかなと。地域の皆さんの実情を分かっているのは区長さんでありますので、そちらのほうの区長さんと連携を密にして、今のところ班外という名簿を頂いているものもあるんではございますが、その辺も区長さんと連絡を密にしまして、対応のほうを協議してまいりたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 対案を出していただきましてありがとうございます。ぜひ連絡を密にしていただいて、町からの大事な連絡物が届くようにどうぞよろしくお願いいたします。 さて、次にまいります。 今、新感染症と、私、この時点で書いたんですけれども、実は新感染症というのは今回私、コロナ肺炎のことで新コロナ肺炎で出したわけなんですが、新感染症ではなく指定感染症だったということで、勉強不足で申し訳ありませんが、こちらに関して、新型コロナ肺炎ということで置き換えてお話をしていきたいと思います。 こちらのほうに住民の健康のための当町の考えという形で、先ほどいろいろなツールという形で今回、回覧板のほうで回していただいたところでございますが、当町の考え、また指針という形でさせていただきました。 新型インフルエンザに関してはちゃんと例規集のほうに記されております。例えば、結局まあ、新感染症という形にはなるかもしれませんけれども、それが起きたときに、当町としては一番迅速にやはり町民の命を守ってもらいたい、それを連絡をしていただきたいという思いがありますので、どういった系統立ててやっていくか。今、国にあれですよね、順番がどうのこうのとか、ちょっと足りなかったんじゃないかとかというところは言われているところでもありますが、町としても独自にそういうときにはどういう対応をしていくかということがガイドライン、指針があってもいいのかなというふうに思いまして、この質問をさせていただきます。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 今、町の指針ということでございましたけれども、今回、対策本部を設置いたしましたのも、新型インフルエンザ等対策の関係の条例に基づいて設置しました。そちらのほうにつきましては、指針等も、うたってございますけれども、今回の
新型コロナウイルス感染症につきましては、国のほうでもまだ方針は定めましたけれども、指針については定めておりません。その方針についても日々状況が変わってきているような状況でございますので、今後、指針につきましては、感染が拡大すれば当然必要になることも考えられますけれども、今の時点では指針策定をするというような予定はございません。国が策定する指針に合わせまして、町の方向性を決めまして、コロナに対して対応していく予定であるというふうなことでお答えに代えさせていただきます。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 国のほうでどのような状況であるか分からないのになかなかその辺がどうあっていいかということも、確かに分かるところは分かります。今回、まずその新型コロナ肺炎のウイルスの形に関して、いつ町として招集をして対策本部というか、をされたんでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 対策本部につきましては、先ほどもお答えしておりますように、2月28日に対策本部を組織しまして、その中で今後の対応等について町のほうで協議いたしました。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。ちょっと先ほど日にちは言っていなかったので、伺いました。申し訳ありません。 2月28日ということでございましたが、いわゆる私が心配しているのは、もうちょっと早くてもよかったのかなというふうに思ったところです。あたふたするのもよくないということも分かるかと思いますけれども、やはりもうちょっと早めに、結局、学校の休校が政府のほうから発表されてその後の形になってきますので、その前にどういったものであろうかということを精査するその委員会というか、そういった対策本部もあってもよろしいのかなというふうに思うところではあります。もうちょっと迅速に、恐らく現場からはどうなのかなというのが上がっている可能性はあるんですけれども、どうでしょうかね、現場のほうからそういったことはなかったですか。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 現場のほうといいますか、各関係機関の例えば社会福祉協議会でやっている事業とか、町でやっている事業のほうで、どういうふうにしたらいいのかというふうな相談等もありましたけれども、大体同時期だったというような形でございます。正式に学校のほうに安倍総理大臣のほうが特別に発表した頃を踏まえての対策本部会議設置のタイミングだったというふうに理解しております。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 分かりました。町としては迅速に対応しているということですね。 ただ、あと心配ということが、町民はそれぞれに心配していて、恐らく職員の方々もそれなりにどうなのかなと思うのもあると思いますが、ぜひ今後、確かに政府で発表しないとどう動いていいかと分からないことあるかとは思いますが、その前の予防の観点から、早めにちょっとそういったものを、2月の10日とか、もう少し早めにあってもよかったのかなというふうに思うところでございまして、こういう質問させていただきました。そうすると、もし政府からそれが受けて、すぐにすぐさま町として独自の判断でいろいろできたのかなと思いますので、その辺を期待して、私の質問をこの件に関しておしまいにしたいと思いますが、町長、どうでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) そうですね、今、郡司議員の質問の中で、対応という、非常にこういう政府の動き見てもなかなかやっぱり国民を不安、させるのも、これもちょっとタイミングとしては難しいところがありますから、結果論でもっと出るともっと早めに対応しなきゃというような形になるんですが、あれでもやっぱり政府の精いっぱいの対応、ああいう客船の対応もこれ、結果論で見るともうちょっとという対応は出ちゃいますから、本町としても、やっぱりそれに情報は、ちょうど私が2月17日城南信用金庫に訪問したときも、やっぱりもうそういう騒ぎがありましたから、やっぱりそこでも理事長と2人で握手はしないほうがいいですねとか、もうそういう状態でまた帰ってきて、じゃ、総務課長いろいろ相談しても、あまり早く、町の対策をまだ国も定まっていないのにこっちが出しちゃうというのも、ちょっとこれもまたできない面がありますから。ある程度の情報はもうみんなきっちり取っていますから、ただ本部はいつでも立ち上げられるような本部の体制はもう作ってありますから、IPとかそういうもので告知はしてあるはずですから。対策本部は28日ということで、でも1週間前以上にはもうそういう対策は取ってあります。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) きちんと情報は共有していたという町長の答弁でございました。分かりました。ぜひ見える形でお願いしたいなというふうに思っているところでございます。どうぞよろしくお願いします。 さて、次の質問に移らせていただきます。 教育行政についてでございます。 中高生のスポーツ活動に対する支援についてという形で挙げさせていただいておりました。前からこれに関してはお話はしてきましたけれども、いわゆる町の支援をどのような形でしていただけるかという話だったんですよね。例えば全国大会、同じように全国大会に出ても、それが支援していただける人と支援されない人がいるというような、そういうようなこともありまして、こういった形で出していただいております。 中学生や高校生がスポーツ活動において、文化活動ですね、それにまたプラス。様々な活躍のニュースをいろんなニュースで接するたびに喜びと希望を感じております。その背景には、小学生の頃よりスポーツ少年団等での活動下での延長戦上での成果ということがあるのかと思います。 現在、町の支援金というか、頑張れという支援金がその方々にモチベーションの一つとしてお渡ししていただいていることは大変ありがたいことだと思います。町民も喜んでいるところでございます。学校を通してと書きましたけれども、学校の中での活動の一つという形でなければ出ないという状況の現在でありますので、その件に関して、やはり小学校の根っこの部分から、やはり同じく、例えばテニスのほうで大活躍されていて、あとプールなんかでも大活躍されていて全国大会、東北大会にも出場されている。なかなかそこに、保護者としては、やはりそこがあるから行くのにどうしてこちらのほうに目を向けてくれないんだろうというような、その不公平感というか、もうちょっとやって、それでもやるからじゃないんだけれども、その気持ちが欲しいというようなご意見を賜ります。多分町長も恐らく伺っているのかなと、各職員の方々もあるのかなと思いますが、その根っこの部分から支援が行われるべきだと考えておりますが、未来ある
子供たちへの支援を提言したいと思いますがいかがでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま郡司議員の質問の中で、この文化団体、スポーツ団体への支援ということで、私の公約にも挙げてあるように、新年度には当初の予算の中には盛り込んでおります。やっぱり私も
子供たちのそういった、テニス大会や水泳大会でもみんな活躍してもらっていますから、あとはスポ少やミニバスケット、サッカー、そういった団体がありますから、そういった支援活動もやっぱりこういう状況ですから、特にテニスコートの使用というようなことも前に聞かれておりますから、そういった形で今度の新年度にはしっかり支援をしていくということにはなっております。 最近、この前も檜山君といって大子の少年レスリングチームの、これは大子のチームですからこういった支援はできないんですが、夢のサポート、高田基金の中のそういった支援はしていくつもりではあります。 やっぱりスポーツも非常にこれ、
子供たちが成長する中では大事な、健全な心を鍛えるのには大事な施策ですから、そういったものもやっぱりできる範囲の町の施策もきっちりと
子供たちに伝わるような支援をしていくというか、父兄もまたそれに沿ったように協力していただいて、やっぱり
子供たちの成長を見守るのも大事だと私は思っています。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 当初予算のほうに入っていたということ、説明がなかったのでちょっと分からなかったんですけれども、まず、ではありがたいことです、町長、本当に思いを一緒な形で思いのあったものの予算に反映いただいて、まずはありがとうございますと御礼申します。 そしてプラス、どこに当初予算のほうで入っていたかと、あとは、プラスアルファの、いいです、当初予算のどこに入っていたのか教えてください。
○議長(
鈴木敏男君) 教育課長。
◎教育課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますけれども、まず、先ほどの点で、若鮎チャレンジサポート表彰制度に関してのご質問があったと思うんですね。学校の行事関係、大会や文化活動等にのみ表彰していたということでございますけれども、議員おっしゃるとおり、昨年度まではそのような形で実施をしておりましたが、今年度からは個人で参加されている大会等、それで県大会予選を通過して東北大会や全国大会に出場されているお子さんにつきましては、学校行事と同様の形で今年度から表彰をさせていただいているというような状況ですので、その点は追加して説明をさせていただきたいと思います。 また、予算に計上している部分ということでございますけれども、スポーツ少年団への補助金等をこれまでも行っております。今年度までは年間で10万円ということの補助金を行っておりますが、次年度については5万円増額の15万円ということで実施をしたいということで、予算に計上をさせていただいているところでございます。 また、ふれあいテニスコートの利用助成ということで、こちらについては、これまでないものでございました。ただ、町の施設、体育センターであったり町営グラウンドでの夜間照明であったりというものはスポーツ少年団については無料で使っていただいている状況でございましたので、町にあるスポーツ少年団の中でソフトテニス、2団体ございますので、こちらの団体が利用できるような形で年間15万円の利用助成を上限としてさせていただくということでございますので、実際2団体でございますので、1団体7万5,000円を上限としてということになりますが、この金額ですとおおむね1回1時間500円ということで、現在、お話を聞きましたところ、土曜日とか日曜日ということで週に1回程度利用しているということで、3時間程度利用しているということでございますので、その計算でいきますと、1団体年間50回程度利用できるということですので、ほとんど毎週、週1回は無料で使えるというような予算を計上させていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 承知いたしました。実は、質問の中で、予算審議の中で、スポーツ少年団がなぜ10万から15万なんですかと聞こうと思っていました。今、今日はっきりいたしましたので、それは下げます。 ということで、このようにソフトテニス、特にほかの体育館とかそういうのは無料で使われていたんですけれども、課題であったテニスコートが使えるようになったということは本当に
子供たち、保護者、大変喜ぶと思います。ぜひ、早めに報告、予算が通ったらだと思いますけれども、報告していただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。 では続きまして、公園の整備と学校施設の休日の開放について。ちょっと難しい課題なのかなと思いながらも入れました。
舘山ランドの遊び場や遊具の整備、いろいろ観光のほうで予算がいろいろ入っているのかなと思っています。また、以前にも話題に上げましたこども園や学校施設等の校庭等へ、土日曜とか一般の利用を可能にしてほしいなという声が以前からあります。その検討願いたいということなんですけれども、実際のところ、こども園のところの駐車場が、あそこ、土日とか行くとがらがらと空いていますので、あの辺で多くではないですけれども、ぱたぱたと近所の子たちが集まってあの辺で広いところで遊んでいる。車も通りませんので、ほぼ、安心して遊んでいるので、何とかこども園の中のところで使えたらいいだろうなと、それは以前から幼稚園が、前の幼稚園のところはちょっと自由に案外入れたところがあったので、だったんですけれども、あと小学校なんかもなかなか、そういった
子供たちがわらわら遊び回れるスペースにはなっていないような気がしますので、その辺の見解、それから今後についてお伺いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 教育課長。
◎教育課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますけれども、こども園並びに小・中学校の園庭、グラウンド等につきましては、これまでも基本的には開放しているということでございます。使用させないということではなくて、以前もお答えさせていただいていると思うんですけれども、基本的にはご自由にお使いいただいて結構ですよというような形を取っております。 ただ、これ広く学校施設、教育施設だということもございまして、基本的には学校行事で使用されるときに勝手に入ってこられて、自由に使っていいと言っているじゃないかと言われると困るので、基本的に町民の皆さんに広くPR、どうぞご自由にお使いくださいというようなPRはしておりませんけれども、校門等に、小学校でいいますと北門のほうに、利用の心得等も掲示して、使っていただけるような形になっていますよということで表示してございます。実際に、小学校なんかですと利用していただいている方もいるようでございますので、大きな声でどうぞということではないんですが、使っていただいて大丈夫ですので。 ただ、団体での利用、何か各種大会を小学校のグラウンドで開催したいということでございますと、基本的にはこちらは書面による申請が必要になります。校長先生の許可を得なければ利用できませんので、そういった件についてはそういった申請、許可の手続が必要になりますけれども、土日の学校が開いていないときに来られるとか、学校の放課後とか利用されるということで、個人的に散歩であるとか親子でキャッチボールをされるとか、遊具を使ってちょっと遊ぶというようなことであれば特に制限を設けてございませんので、先生なんかがいれば先生に使いますということで一声かけていただければよろしいかと思いますし、土日で先生がいない場合であれば、特にそういった声かけもなしに利用されても結構かと思います。 ただ、こども園のほうは、基本的に土曜日も預り保育等も行っておりますので、こども園の土曜日の利用というのはなかなか、こちらは制限させていただくことが多いかなとは思うんですが、日曜日に関しましてはこども園についても、自転車を乗り入れるとか、ごみを散らして使い放題にしてしまうということでは困るんですけれども、基本的なモラルを守っていただいてご利用いただく分には、楽しく遊んでいただく分には結構だと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) まずは、園庭、校庭についての状況が分かりました。使っていいということがちょっと分かっていなかった方もおられます。やはり、日曜日でも何かそこで遊んでいたりして、入っちゃいけないんだよなんて話はしてたみたい、していましたので、口コミでという形で皆さんもではいろんな方に教えてあげて、私も教えますので、皆さんも教えてあげていただきたいなと思います。明確な回答ありがとうございました。 では、
舘山ランドや遊び場という形でありますが、どのような形で、遊具がそろそろ古くなってきたりとかしましたので、ちょっと更新してもいいのかな、もっと遊びやすくしたりとか、それからあの辺の除草をきちんとしてもらう、その辺のほうの考えを伺いたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまのご質問の中で、
舘山ランドについてということでございますが、まず遊具につきまして、やはりどうしても使っていないと汚れてしまうというところもございますので、今年度の予算で、少し管理人による洗浄をもう少しまめにできないかということで、高圧洗浄機のほうを購入する予算のほうを計上させていただいております。 さらに、草刈り等の予算につきましても、回数のほう、少しずつ必要に合わせて、必要な予算については計上させていただいているということで、以前に比べると草刈りの頻度も上がっているかなと。さらに、ふくしま森林再生事業を利用することで、少し杉の木のほうの伐採も間伐も行いまして、まだもう少し日が入るといいなという気持ちはあるんですが、大分日の光も入るようになってきたかなというような形で、少しでも行きたいなと思える場所にしていきたいなというふうに思っております。
子ども議会の中で、町長からの答弁の中でも、ぜひ皆さんが使いたいというようなアイデア、そういったものも子供目線で考えていただきたいというような問いかけをさせていただいております。その追加での答弁の中で、ぜひ展望台からの写真コンテストをやってみたらどうかというような、子供議員さんからのちょっと提案も受けたところでありますので、そうしたものの実現みたいなことも、次年度以降、考えていけたらなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 郡司浩子さん。
◆6番(郡司浩子君) 私も実は、これは
子ども議会のことを聞いてから、それでこの範囲をどのように考えているかということを伺いたいこともありまして入れされていただきました。ぜひ
子供たちの夢というのがあるかと思いますので、町長、その辺をよく本当に理解されていると思いますので、取り組んでいただきたいと思います。ぜひ未来ある
子供たち、そして住民が本当に幸せに豊かに暮らしていける矢祭町を目指して、新年度予算、そしてこれからを考えていきたいと思いますので、以上で私の質問は終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
鈴木敏男君) 6番、郡司浩子さんの
一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時零分といたします。
△休憩 午前10時49分
△再開 午前11時00分
○議長(
鈴木敏男君) 再開いたします。
---------------------------------------
△菊池淳之君
○議長(
鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君、登壇願います。 持ち時間は60分です。 〔8番 菊池淳之君登壇〕
◆8番(菊池淳之君) 8番、菊池淳之でございます。
一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、一般行政についてお尋ねをいたします。 選挙の前に懇談会を開いて信任を集めるということは方法としてあります。ただ、今回佐川町長は公約を実施したこと、これは大変よかったと、町民にとってありがたいことだなというふうに思っております。ただ、まだ実施されていない地区からは、除かれているのかなという、やはり不安が漏れ聞こえてきております。やはりそういうことをその地区地区で起こしては公平なことができないというふうに思っておりますので、その残りの地区での今後の予定についてお尋ねをし、また、各地区から要望等が出ていると思うんですが、それについてどのような対策をなさっているのか。例えば実施する予定でいるよとか、そういうことがちゃんと発表したほうにいっているのかどうか、それをちょっとお尋ねしておきたいなというふうに思います。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) 菊池議員の今、質問の中で地域懇談会のことなんですが、私もやっぱり公約で、地区懇談会の意見を取り入れて町の発展につなげるということで、あとは町民の町政への参加という思いもありました。 今、菊池議員の話の中で、本町が今21行政の中で5地区だけを今残したんですね。東舘3区ですね、舘本、桃木、石田、小田川、ニュータウンということで。それで延期ということも広報にも出したとは思うんですが、私も新年度になれば時間がある限り、4月、5月には残りを実施したいという思いがあります。 やっぱりこうして町全体を見ますと、たくさん町づくりの、地域住民の一番生活に困っているというか、そういった意見も直接聞けるということが非常に、ここ約1年間、10か月、大変参考になったところにこの10月の台風ということで、これ緊急性がありますから、非常に地区の懇談も遅れてしまい、また要望もなかなか遅れてしまうというのが現状でありますが、新年度に入り、また予算化しながら、生活の困らないような施策をしっかりやっていきたいと思います。 新年度の私の話の中でも、戸塚地区の消防屯所の前の舗装ということで、これは発表されたんですが、あとは生活に支障のあるところですね、そこを優先的に順次補修する。あとは田川の土砂は、これは以前皆さんの議員さんの中からもご質問あったように、今月の3月に田川の部分箇所ですが、土砂の撤去というようなことも3月中にはやりたいとは思っております。 非常にこの懇談会もやっぱり地域住民の意見が真摯に聞けるというのは、今後のこの人口減の中の政治の、施策としてはもうすっかり限界来ているということで、大事なあれだと思います。これを年に1回やれとか、そういう話も出るんですが、確かにこれ年1回だとこれ、行政の執行部のほうの仕事も差し支えがありますから、なかなか何年に1回というわけにはいかないですが、できるだけ耳を傾けながら施策を取っていきたいという思いはあります。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) やはり住んでいる方の生の声というのは一番伝わるかなと思いますんで、今後とも時間の許す限り実施していただきたいというふうに考えております。 次に移ります。 納税の申告会場についてお伺いをいたします。 現在、買物等、それから通院等に公共のバス等を使い切れなくてタクシーで行かれる方、たくさんおいでになります。タクシー券の事業をやっていただいて、それの一環になっていただければいいんですが、まだまだ足りないなというふうに思っております。 今回、納税会場が、昨年も幾つか修正されたんですが、今年になってまたその修正が進んでしまったということであります。いろいろ事情はあるというふうに考えておりますが、一番はやはり住民、町民の手となり足となり働くことが私たちが負っている仕事だと思っております。それを逆行するような形になってしまったというふうな思いがありますが、これはなぜこうなってしまったのか、なぜ段階を踏んだことができなかったのか、その辺についてお尋ねしておく必要があると思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) ただいま8番議員のほうから質問ありました申告会場の変更でございますが、集約されまして、各地区の住民の皆さんは乗り合わせ等々で会場まで来ていただいていること、大変感謝申し上げたいと思います。 なぜこうなったかということでございますが、実は、申告会場に出向いて行くときにサーバーというものを持って各会場に行っておりました。ところが、去年の申告でそのサーバーに不具合が起きまして、申告の終了時間が大幅に遅れたという事例がありまして、今回、どうしても外せない茗荷、内川、東山というところの3か所だけに絞って、これ区長回覧等々ではこうなりますよというお知らせはしたんですけれども、それで山村開発センターのほうに回線を引きまして、そこでその不具合等のことを解消するとともにセキュリティーの問題を解消しようと、こういう流れでございます。 サーバーを持ち歩きますと、精密機械でございますので、それに不具合がいつ起きるか分からないという専門、委託している業者のほうの話でございますが、その業者のほうも、いつ起きるか分からないというその状態の申告は勧めませんよという話でございました。そういうことでございまして、リスク回避ということで申告会場を集約したということでございます。それから、山村開発センターに集約したことによりまして、一応地区割はしてありますけれども、いつでもその期間であればいつ行ってもそこで申告ができますよというような状態にしたということでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) それは大変よく分かりますし、理解します。 ただ、その一方で、やはり乗り合いで来ていただいてありがたかったと言う前に、回数は少なくても何らかの便を立てるとかという方策についてお伺いをしたのかどうか。それで私としてはそういうことは一応すべきではなかったのかなと、ちょっと急ぎ過ぎたのかなというふうな感がありますので、それについて、もしお答えいただければお答えをしていただきたい。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) その申告会場に来られる方のことを考えなかったのかということでございますが、所得のある方は多分皆さん運転がおできになる方であろうということでございまして、それを何人の方が利用するかしないかという話がございます。それを車を出すと、足を確保するということは考えにはございませんでした。また、それをやるとなると、ちょっと問題が大きくなってきてしまいまして、考えの中ではできないものかなと思っております。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) その辺だと思うんですよ。例えばこっちから出向く場合には誰かしらが車で行くという考えもあるわけですから、逆に言えば、そこからまた戻ってくることを考えれば1便だけでも仕立てておく。それで年金の支払い通知だけ持っていく方もいるわけですよ。もう年金生活なんだけれども、これで申告をしなければならないんだって。それを持って行かれる方、何人かいました。ですから、その高額の方だけが申告をするわけではなくて、万民が申告をしているということは間違いないと私思っていますので、ぜひ今後は、来年もすぐ来ることですから、来年度についてはそこについてよく改善していただきたいなと、要望させていただいて、次の問題に移りたいと思います。 次の問題ですが、防犯行政についてお伺いをいたします。 防犯灯について、これは町民の安全・安心に大変役立っております。私も歩いて帰るときがありますが、一つ一つの防犯灯まで何歩で行けるかなということで数えながら行っております。そうすると、電柱と電柱に大体付けていただいているので、50メートルかな、75歩だ、こういうことを思っておりますが、やはり町内はまだまだ広くて、少しずつ増やしていくという活動をしている、そういう関係機関がございます。防犯協会とかで各地区としながらそういうのをやっているんですが、昨年、落雷によってその器具に障害が発生したために交換が多くなったと。新設については少し遅れた状態が見受けられる、まだ付けていない所があるんだ、今年の予定ではというようなことがありました。器具、機材について在庫の手配等、今後支障がないのかどうか、それについてお尋ねをしたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) ただいまのご質問にお答えします。 防犯灯につきましては、交換や修繕、電気料の支払いについては町が実施しておりまして、新設、新しく設置するもの、これにつきましては各地区の防犯協会各支部が実施しております。 議員ご指摘のとおり、昨年確かに落雷がありまして、修繕が必要になったケースが何点かございました。ただ、町が実施する交換、修繕が増えたとしても、防犯協会の各支部が行う新設に影響はないものというふうに考えております。 また、器具の在庫的なものについてはどうなのかというようなことでございましたので、町が実施する修繕につきましては、器具を含めた更新といいますか修繕を行っております。現時点で町のほうでも器具の在庫はないのが現状でございます。ただ、過去に東北電力から防犯灯が寄贈されたことがありました。その際には、町で修繕をする部分と、各防犯協会に新設に使ってくださいという形で配付したこともございます。一番最後には平成28年度に農協のほうから寄贈されました。こちらにつきましては、やはり同じく町の修繕用と各地区の新設用にお配りしました。令和元年の昨年の8月までは町の修繕にそのものを使っていたわけでございますけれども、今現在は、先ほども申し上げましたように在庫がないような状態ですので、交換が必要になった場合には器具も含めた修繕で対応しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) それでは、在庫をできるだけ何個かでもですね、持っているような、そういう運営にしていただきたいなと。私の地元のほうでもこれから建てるというところがあったものですから、遅れているのはどうしてですかと聞いたら、器具がちょっと今年度はないみたいなんだというようなお話だったので、再度確認してみますよというようなことの話で、できるだけ、悪いやつらは暗い所が好きなようですから、ぜひその暗い所がないようにしていきたいなというふうに考えておりますので、協力していただければありがたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 次の質問にまいります。 健康福祉行政、先ほどから前の議員がたくさん、いろいろお尋ねになっております。
新型コロナウイルス、大変不安が多いなというふうに思っております。町の対応はもうほぼ万全にできているというご回答をいただいておりますので、内容についてはこれ以上聞き込むことはしませんが、ひとつ担当課長として、これからもしやるとしたら何か考えられることはあるかどうかだけ、ちょっとお尋ねしたいなというふうに思います。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 今後の対応といいますか、今率直に進めなければならない点が1点ございます。これは、先ほどの質問にもお答えしておりますが温泉サロン等の中止、これは3月12日までの期間で中止というような形で周知しておりますので、明日にでも判断をして、今後の期間延長を含めて周知をしなければならないというふうに考えております。ただ、今現時点においては中止をやめる、実施するというふうな条件は一つもそろっていないというふうに判断をしております。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) それで、私のほうからちょっと提言といいますか、話しておきたいなということがあります。 やはり防御というのが一番大切なんだろうと。よく地区によってはマスクを配布するよとか、いろいろな消毒薬を出すよとか、いろいろ言われていますが、私はそれは後かなと、無駄かなというふうに思っています。何かというと、今一番問題になるのは感染経路だと思うんです。感染経路を判明しない限りは、早い収束はできないというふうに思っています。それで、例えばですよ、各家庭に自分たちの行動を記載してもらって、ノート1冊配って書いていただけませんか、その行動によって、もし発症したときにはどこで発症したか、どこで感染したかというのがもしかすると早くつかめるのかなと。これは各個人のプライバシーがありますので、各個人にお任せして書いてもらうような、そんな方策取ったらどうなのかなと思いましたんで、提言とまではいかないんですがそんなことを考えてみました。 町長、そういうもし考えについて、質問も何もないものですから、ざっくばらんな気持ちだけ。大体1冊100円としても20万円ぐらいかなと。各家庭2,000戸ありますので、その半分だけでもというふうな感じは持ったんですが。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 町長のご意見といいますか、判断というのがなかなか難しい点があるかと思いますので、担当課長としてお答えさせていただきます。 これは非常に難しい問題があると思います。ただ、やって、それが実行できればいいことではございますけれども、なかなか抵抗感が当然あることだろうと思います。ただ、町内に感染が出たから対応するのかというようなことも考えられますけれども、今、殊さらそんなに騒ぎ立てないで、もう少し様子を見たほうがよろしいのではないかというふうに私は判断しております。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) 私はおとといの夕食何食べたかと聞かれると、すぐぱっと出てこないんで、できればメモしておくというのが一番いいかな。それには共通したやり方を皆さんにやってもらったほうが、後々楽になるんじゃないのかなと。防御というのはそういうことではないのかなと思いますんで、ぜひご検討いただければと思います。 次に移ります。 高校生の通学支援についてお尋ねいたします。 これは毎回私申し上げさせていただいております。なぜかというと、小・中学校というのは地方自治体が主体になって、ほとんど至れり尽くせりのことができているというふうに思います。今回、国・県は大学についても学費免除とかいろんなことを実施していく、令和2年度から何か実施するという話が出ております。そうすると、今度その中間の高校についてのやはり支援というのが少ないのかなというふうに思います。 これはざれごとかもしれませんが、あるテレビでお父さんが娘に対して言っていたんですが、大学でも短大でもどこでも行っていいんだ。ただ、今、うちには高校にやる金がないんだと。結局その先について、どうしてもその中間というのが一番しわ寄せがきて、やはり皆さんそこでちゅうちょしてしまう。それによって、せっかくの財産である
子供たちにすばらしい勉強をさせてやりたいなと思っても、ワンランク下げたところでしかないのかなとか、本人の意思次第だというようなこともあるかもしれませんが、環境というのはやっぱり大切だというふうに思っております。 その辺を考えると、今、矢祭町がもし実施できるんであれば、他町村に先駆けて3分の1補助しますよと、3分の1は自分で持ってください、国・県に3分の1出してくれませんかという交渉をする、そのぐらいの活動をぜひこの矢祭町から発信できたらすごいことだなというふうに感じるんですが、それについて町長、お尋ねをしたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 教育長。
◎教育長(片野宗和君) 度々議員さんのほうからご質問をいただいて、提言もいただいておったところでございますが、現在のところ、高校生を対象とした通学費の補助は行っていない、ご存じでございますが、高校生につきましては、子育て支援と生徒の通学奨励、学力の向上を図るために一律2万円を支給しておるところでございます。そのほか、分野を問わず県大会や優秀な成績を修めた人たち、生徒に対してもお金を支給して援助することも行っております。 補助金の支給につきましては、該当する方とか該当しない方、それぞれの立場で考え方はあるかとは思いますけれども、町単独で現在のところ、高校生全員に対する通学費の一律の金額支給というのは、非常に財政的にも厳しいのではないかなというふうに、これは私が申し上げることじゃなくて町長が申し上げるところでございますが、かねがね教育会議ということで私たちは町と一体化した中でやっておりますので、精いっぱいの支援はしているというようなことで、私たちもそのように受け止めておりますので、これからのことを状況等を考えながらというような形で私のほうはその辺で討論にさせていただきたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) 今一生懸命やっていただいているのは分かっております。ただ、今のままを続けるのか、次のステップに向かうのか、それは自主財源で全部やってくださいというお願いではなくて、国・県も動かすような、そういうことをぜひ活動していただけませんかというお願いなんですが、それについていかがでしょうか、教育長。
○議長(
鈴木敏男君) 教育長。
◎教育長(片野宗和君) その辺につきましては、前回にも申し上げましたけれども、町以外、県とか国とかそういう支援の制度もございますので、そういったものを利用していただきまして、
子供たちが学ぶ場所を、有意義に学校に通えるような形にしていくために、まず国・県のそういうあれも皆さん共々、家庭、保護者の方共々お考えいただきながら進めてやっていただければというふうに考えております。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) おっしゃっていることはよく分かるつもりです。ただ、国・県に言わせますと、市町村が手挙げないのに勝手にはできないところが多いんだよというお話はこれはされます。国の役人さんに確認すると、どうしてもそういう答えが返ってきます。首長さん、町を自治体を通じてそういう支援を申し出てくださいとか、そういう話がどうしても多いものですから、やはり個人、保護者だけではどうにもならない部分というのは多いんですよ。それは理解していただいて、検討していただけないか、または進んでいただけないかというお願いを再度しておきますので、ぜひご検討願いたいなというふうに思います。本当は町長からそういう声を伺えればありがたいんですが、なかなか難しい面があるんでしょうから、強く要望をさせていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、教育行政の2番目になります。 ふれあいテニスコート夜間照明設備設置についてであります。 これもずっと前から申し上げております。実際、今回芝の張り替えをするということなんで、下をいじくる上において、これはぜひ今回実施、何とかどこかでしていただけないかなというふうに考えております。金額最低安いものでいいと思います。それほど立派なものは必要ないし、そんなに明る過ぎて作物の生育障害にならない程度のものでいいんで、ぜひこの工事をやるときに、新たにまた工事をすると予算もいっぱいかかってしまいますんで、ご検討願えないでしょうかということで、要望をこれ申し上げますが、いかがでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) テニスコートの照明ということの要望ということでございます。 スインピア矢祭に照明を、夜間照明を作ってそれを使用しないまま現在に来ているというような実例を鑑みまして、その農作物等の障害、人工光の影響というものを、どうしても行政としましては慎重にならざるを得ないような状態が発生してまいりますので、テニスの場合は下の競技でありますので、上から照らすものでなくともいいのかなとは、私自身としては、個人としては思っておりますが、その辺のところの水稲等の影響等を慎重に考えなければならないと思っておりますので、その辺のところの状況をよく調べまして、必要であろうときには、必要であるということなんでしょうから、その辺のところを今後検討していくということでよろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。 次に、教育バスの入替えについてお尋ねいたします。 随分年数もたちまして、乗せていただいたときに大変乗り心地も、傷んできているなというのが分かるところです。実際用途もいろいろあると思いますが、この時期に、いつ頃か、今すぐということではなく、入替えも検討しなければならないなというふうに私のほうでは思いましたので、ご提言申し上げます。お考えをお伺いできればありがたいです。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、菊池議員のご質問の中で教育バスの入替えということで、確認しましたところ、平成11年4月の購入で21年ということで、今走行距離が30万キロという非常に、20年が過ぎようとしていますから、結論から言いまして、一応検討課題ということにさせていただきます。ただ、今現在では30万キロというとマイクロバスでは乗っていないほうだということで、整備等はしっかりやっていますけれども、議長がよく運転されるということで、非常に高速道路もスピードも出ないというような話もしっかり聞いておりますので、
子供たちの安全性、いろいろ考えて、これはしっかり検討する課題にはしていきたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。後方支援を受けながら、ぜひご検討願いたいと思います。 次に移ります。 台風19号でのわらの流入水害という問題でありますが、町内でまだまだ復旧の時間がかかっているということで、作業も随分進んでまいりました。ただ、2月末になってから、わらの計画、実施計画が手配になっているというようなことだったものですから、当初からわらは問題視されていたし、活動がなぜ今頃になったのかなという不安がありました。早くすき込めばすき込むほど作物に対しては有効であって、遅ければ遅いほど、それままガスが発生して根腐れとかいろいろな害が出てまいります。できるだけ早くと思っていたのが、なぜ2月になったのかなという不安がありましたので、これについてお尋ねいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまご質問の件でございます。圃場に土砂及び稲わらが流入したということで、こちらのほうの対策については、幾つか国・県の補助事業、そしてそこで賄えないことについては町単独事業ということで対応してきたところですが、稲わらについては、11月7日にJAのほうの対策会議の中で、国の補助事業として持続的生産強化対策事業というので、わらの撤去について支援をしますよということが示されていたことを受けて、JAのほうがそちらについては実施主体となる。一方で、土砂につきましては町のほうで対応しますよというようなスタンスで対応策を協議してきたところでございます。 農地のほうの土砂撤去については御存じのとおり、町の単独事業ということで、各協定のほうの代表者への周知を通じて進めてきたところでございますが、稲わらについてはJAのほうということで、JAのほうとも事情を確認しながら進めてはきたところでございます。個別の事情についてまでは、ちょっとなかなか詳細には把握できないところがございますが、諸手続の関係もあって、広報が始まったのが1月中旬、事業実施そのものが3月初旬になったということでの認識でございます。 JAに聞き取ったところによりますと、矢祭町の実施時期が遅くなった原因としては、作業を行う人員と重機の確保に時間を要したということ、そして堆積稲わらについて、広域JAでございますので、稲わらの多い町村から実施してきたということで、矢祭町については比較的稲わら自体は量が少なかったということで、どうしても遅くなったんだというようなことを聞いているところでございます。何とか3月中旬までには集積場のほうに運ぶのが終わる予定というふうに確認しております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 菊池淳之君。
◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。町民不安をやはり一番払拭してあげることが仕事だと思っておりますので、今後ともよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 これで終わります。
○議長(
鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君の
一般質問を終わります。
---------------------------------------
△鈴木一君
○議長(
鈴木敏男君) 9番、鈴木一君、登壇願います。 持ち時間は30分です。 〔9番 鈴木 一君登壇〕
◆9番(鈴木一君) 9番、鈴木一です。 通告順に従って質問させていただきますが、その前に、3.11、私もこの議場で経験しております。議長もそうでありますが。あの東日本大震災と東京電力第一原発事故から明日で9年という月日が過ぎてきました。まだ行方不明の方々がたくさんおられることは、災害の大きさを物語っています。また、令和元年東日本台風19号でも犠牲になられた方々に心からご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を願い、本町には災害がないことを心からお祈りをしまして、質問をさせていただきます。 先ほど来から新型コロナのことをやっておりますが、私も少し。 健康福祉行政で新型肺炎、
新型コロナウイルスCOVID19についてであります。中国の武漢から感染が始まり、世界各国に拡大しているところであります。
新型コロナウイルスでありますが、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスにて起きた集団感染で日本人乗客の方も感染が確認されております。その後、都道府県にまたがって感染者が確認されています。10歳未満と10代の小学生の感染も判明しております。学校の先生や医療関係の方々も、患者さんと接触し感染が確認されております。 本町も
子供たちの感染拡大を見据えて、小学校、中学校を臨時休校していますが、放課後児童クラブやこども園は開校していますが、これからの教育・保育現場での感染防止策も必要かと思います。
新型コロナウイルスCOVID19にかからない予防の考えがありましたら、町の考えをお伺いいたします。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君)
新型コロナウイルスの予防対策につきましては、一番、国のほうでも示しているのが手洗い、消毒、せきエチケットで、あとはできるだけ人と接する所には行かないようにするというような基本的なことが示されております。 現時点で町としても各家庭にチラシを配付しておりますが、同じ内容が記載された広報をしているところでございます。今後、また状況に応じて新たな展開が生まれましたら、それに基づいた適切な対応をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
鈴木敏男君) 鈴木一君。
◆9番(鈴木一君) 確認します。このようなチラシを配付していると。それともう一つ。 〔「そっちです」と言う人あり〕
◆9番(鈴木一君) はい、確認しました。 これで大丈夫だとは言い難いんですが、できるだけこれを見てもらいまして、本町に感染がないことを私も祈っているところであります。何とかこのまま平穏に矢祭町は収まっていただければ幸いかなと私、思っております。 ここにもいろいろと書いてあります。せきエチケットとかありますので、よろしくお願いして、また今日の新聞でありますが、安倍総理ですか、国民の出勤も制約もかかることでありますが、新型コロナを緊急事態宣言も出すみたいなようなことが書いてあります。これが出ますと、また国民の皆様に不便をかけるのではないかなと思ったりしておるところであります。できるだけ収まっていただきたいと私も願うものであります。 同じ質問になってしまいますので、以上で
コロナウイルスのほうは終わらせていただきます。 次に、農政行政であります。 農地中間管理機構(農地バンク)活用についてであります。 農業白書では、農業を維持可能なものにするために農地集約・集積などによる効率的な農業経営を進める必要があると、農地中間管理機構、農地バンクの活用の重要性を各所では強調しております。 最近の農業でありますが、全国的に言われております農家の高齢化、担い手不足が加速しているところに、林業が荒廃地の増加につながるおそれがあり、より踏み込んだ支援の充実や強化が求められています。農業を志す若者を増やし、その背中を強く押すような基本方針の政策が求められているところでありますが、本町の農地の集積と集約に向けた取組について、町の考えをお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいま議員のご質問の中にもありましたように、農林水産省のほうで農地の集約化というものを進めていると。その一つの手法として農地バンク、農地中間管理機構というものを検討しているということで、それについては十分承知をしているところでございます。 ただ、もちろん矢祭においても、農地維持のために集約化といった手法については検討していくべきということは感じてはおりますが、農水省が言うような集約化のメリットが存分に出てくるのはどうしても平場の農地ということでございますので、中山間地においてはどうしてもメリットが限られてくるというところは多分にあるのかなというふうに思っているところでございます。 また、農地バンクにつきましても、平成26年に措置されたものでございますが、当初の触れ込みよりは非常に、ちょっと使い勝手が悪いということで、実質的には町の職員が集約事務を担わなければいけないというところに対して、どうしてもこういった小規模な市町村においては、なかなか
マンパワーの不足というのもあるのかなというところを感じているところではございます。 いずれにしても、矢祭町における農地の維持ということを考える上で、単に集約すればいいということではなく、現在農家へのアンケートのほうを実施させていただいておりますが、農地の利用状況の把握、これは人・農地プランというような形で実施されておりますが、そういった農地の利用状況の把握をしながら、集約できるところについては地域の理解を得ながら集約していくというようなことが必要かなというふうに感じている次第でございます。 なお、補足までに、矢祭町における農地バンクの利用としては、黒助向地区で僅かではありますが、36アールという面積での実績というものがございます。この中でもいろいろ課題等々というものも担当者のほうで把握したことではございますので、引き続き現在の職員体制の中でできることというものをきちっとやっていきたいなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 鈴木一君。
◆9番(鈴木一君) 課長言われたとおりでございますが、あと10年も過ぎますと高齢化してしまい、その前にやっぱり進んでいかないと、この国土保全ですか、田んぼは水害があったときに水を蓄えることができる、その保全を維持していくためにもやはりそれが一番大事に、集約のほうが大事になってきて、今言ったとおりに若い世代に受け継いでもらうためにもいろいろと考えていかなくてはならない事業ではないかなと私は思っております。 やっぱり行政のほうに、多分要請が来るんではないかと私は思っております。大変な農家の時代が来るのではないかとも私は心から不安な気持ちがあります。何とかして未来に良い農業ができるような体制をつくっていただければ幸いかなと私は思っております。よろしくお願いをいたします。 それに関連しますが、農道整備についてであります。 やっぱり今おっしゃったとおり集約や集積するためには、やはり良い圃場が必要ではないかなと思います。それの圃場に連絡する農道についてはやはり、できれば舗装になったほうがいいのかなと私は思っておるところで、質問します。 各地の農道を見ますと凹凸が多く、やはり大型機械が主流の作業と、運搬がやっぱり2トン以上のトラックや小型ダンプの利用が多いためか、東舘地区圃場に通じる農道も、一部は舗装になっていますが、柳町と小田川、山野井の圃場が未整備であります。耕作者も農道の路面の整備はしていますが、砂利のため雨が降るたびに凹凸が出てきてしまいます。次の時代を担う若い後継者が耕作していくためにも、一日も早い農道の舗装整備が必要かと私は考えているところであります。町の考えをお伺いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまの農道整備に関する基本的な考え方という点につきましては、以前にも、平成28年の9月議会のほうで答弁した経緯がございます。基本的な考えとしてはその当時と同じでございますけれども、基本的にはその農道といったものが各個人の財産維持のための要素というものに鑑みて、実質的にはそういった維持管理については受益者のほうで担うべき、責任を負うべきというのが町のスタンスではございます。 ただ、様々な事情を勘案した上で、例えば生活道の要素であったりとか、あまりにも傾斜等がきつくて雨のために多大な維持管理費がかかると、こういうような場合に町のほうで舗装等の対応を取るといった事例もございますので、個別に判断をしていくということで、そのときは農道東舘6号線ということで、そらの社から南に延びるあそこの所の舗装を行ったところでありますし、今年少し台風の影響で来年に持ち越すことになってしまいましたが、東舘2号線といった所についても舗装しております。傾斜の例でいいますと、宝坂の入宝坂地内ですかね、そちらのほうの農道についても舗装しております。その他の地区においてもそういった事例がございますというところであります。 次世代を担う方のために、いわゆる農業利用のための舗装といったところに踏み込んでいくためには、先ほど議員からありましたような集積化、農地維持のためにどのような形で進めていくかというところが一つ大きな課題かと思います。 現在、個人的に担当課として考えているのは、どうしても、前に10番議員さんの質問の中でも少しお答えしたところではございますけれども、地域だけで維持していくのが難しければ、やはり地域外から維持に必要な若い力というものを呼び込みながら維持していく、そのためには集約が必要という結論になってくるんですが、そういったモデルケースを幾つかの地域の理解を得ながらつくり上げていくことで、そういったものに対する地域の理解というものを広げていくというのが、時間はかかるかもしれませんが、必要なプロセスになるかなというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 鈴木一君。
◆9番(鈴木一君) ありがとうございます。 さっきに戻ってしまいますが、今舗装のことをちょっと簡単に。 集約なのはあれすれば、農地中間事業で必要があれば基盤整備ということをやっていく、その中に農道も入ってくるかもしれませんので、なかなか補助を出すという、そういう考えがあれば道が変わってしまうとやっても無駄になることもあるかもしれませんが、一応、今の現在ではやってほしいなという考えでございます。 以上です。 次の質問にいきます。 最後の質問でございます。土木行政です。道路整備でございます。 通学路の周辺でございまして、国道118号線が通る東舘字舘本地内の通学路、中学校周辺であります。東側は細い所もありますが、歩道が中学校まで延びていますが、西側は、うちのほうは通称一里坂と言いますが、一里坂の付近で歩道が切れて路側帯になっています。この所の車道と歩道の境に縁石がありますが、非常に夜間に危ないんであります。光るものがないため、非常に危ない思いをなされた方が何人もいます。徒歩や自転車で縁石に当たり、転倒して打撲しており、夜間に点灯するものか反射材が必要であります。もし間違いがありまして転倒したときに、車など来ますと交通事故につながりますので、早めの対策が必要かなと私は思っておるところであります。あそこは整備事業に入っている所でございますが、その前に何とかしていただければ、仮でもいいですから何とかしていただければ幸いかなと思いますので、町の考えをお伺いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいま議員ご指摘の箇所でございますが、ちょうどげんき整骨院の前にある縁石が原因かなというふうに思っております。一応、現地確認しましたところ、ちょっとした反射状のものは付いているようではございますが、それが多分機能していないということかと思いますので、こちらについては土木事務所のほうと協議しながら、対応策、早めに講じられるよう働きかけていきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 鈴木一君。
◆9番(鈴木一君) 逆でございますから。車がこっちだからちょっと光らなくなってしまうんですよね。できれば東側を通ってもらえれば一番いいんでしょうが、なかなかそうはいかない。そこら辺がちょっと危ないかな。あと、縁石三角になっていると思うんです。新しい歩道ができる前にやっていただければ幸いかなと思いますので、今後ともお願いを申し上げまして、町の発展をお願いしまして、私の質問を終わります。
○議長(
鈴木敏男君) 9番、鈴木一君の
一般質問を終わります。 時暫時休憩します。 再開は13時零分といたします。
△休憩 午前11時50分
△再開 午後1時00分
○議長(
鈴木敏男君) 再開します。
---------------------------------------
△藤田玄夫君
○議長(
鈴木敏男君) 10番、藤田玄夫君、登壇願います。 持ち時間は30分です。 〔10番 藤田玄夫君登壇〕
◆10番(藤田玄夫君) 明日で震災がありましてから9年がたとうとしておりますが、原発が収束しない限り、福島県のこの災害が終わらないものと考えておりますし、その中で矢祭町が今後どのように発展していくか、また経過していくか、今後の町づくりについて、いろいろと質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。 では、まず初めに、通告に従いまして質問いたしますが、教育行政についてを質問いたします。 令和2年度中学生の海外派遣事業についてということでありますが、この質問を行った3日後ぐらいに民報新聞のほうに、学校のほうの対応が修学旅行については延期という形で出ておりましたので、一部について質問してまいります。 この質問を考えたときには、オーストラリアにつきましては大規模な森林火災があった後であり、受入れを心配していたところでありますが、そこに追い打ちをかけるように
新型コロナウイルスの問題等がありまして、年度新しくなって、春先に毎年その修学旅行を行っているわけで、長年続けてきたその見識を広める大事な町の施策でもあります海外派遣事業が、今後どのような形で推移していくのかということで心配になったものですから、早めにその対応を関係者に通知できれば、今後の対応に役立つんではないかとの思いで質問いたしました。その件につきまして、延期という形で新聞には出ておりましたが、どのような形でいつ頃再開というか、計画して実行するのか、その辺についてを質問いたしますので、よろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま藤田議員の質問の中で、中学生の海外派遣事業ということで、非常に心配された質問だと思います。 当然これ私も、先ほど言われたように、日本の半分ぐらいがもう焼けてしまったということで、そういう状態で修学旅行もということで、ちょっと個人的にも心配していたんですが、その後、その後このウイルス騒ぎで世界各国にそういった猛威を振るったということで、非常に学校側も心配して、教育委員会との話合いの中で、本来なら令和2年4月20日から25日の5日間という予定だったんですが、一応結論から申し上げると延期ということで、第1案、第2案が出されまして、令和2年9月7日から11日と、あとは令和2年9月14日から19日という案で一応父兄等にはお知らせをしたということですね。またこのウイルス騒ぎが、またこの状態でいけば、これはまた心配されますから、これはまた再度検討しなければならない状態ではあります。 ただ、今年でちょうど、ロックデール、今でいうとベイサイド市って、今オーストラリアに統合で変わってしまったんですが、当時がロックデールと矢祭町が姉妹都市の提携の締結ということで、ちょうど今年で20年になるんですね。ちょうどエアメールも役場のほうに来まして、記念的な日だということで、西暦で2000年から始まって今2020年だからちょうど20年なんですね、始まって。この修学旅行というのが平成6年に海外研修ということで、修学旅行として認められなくて始まって、修学旅行になったのが平成17年からということで、今年でちょうど26回目ということで、非常にオーストラリアと矢祭町の、今、ベイサイド市との提携ということは、ちょっと震災とかいろいろなことがあって切れてしまったんですが、今回の20周年記念ということで、再度姉妹都市の締結というか、そういったものも結びながら、あとはオーストラリアの中学校との交流というか、そういうものをまた復活しながら、今年度が修学旅行で行けた場合にはそういった用意はしてはいます。 だから、
子供たちも非常にこれは心配しながら楽しみにしている修学旅行ですから、これ日本でもこういう小さい行政が26年も修学旅行でオーストラリアということは、もうまずない事例ですから、これは教育の一環として、国際人を養成するという意味でこの小さい町からも発信するという、そういう思いでこの事業は続けたいとは思っております。ただ、今回はこういう世界を震撼するウイルスの騒ぎですから、これは慎重にやっぱり検討する、これからはしなければいけないと思ってはいます。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) それでは、オーストラリアのほうについては、今年度については、よっぽどのことがない限り受け入れる態勢は整っているという形で理解してよろしいでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、藤田議員が言われたとおり、こういう形では進んではいると思います。ただ変更は当然、これは見ながらやっていかなければならない面があります。やっぱり安心・安全ということもありますから、それは父兄も生徒も理解はしていると思います。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) 今まで大事に積み重ねてきた事業でありますので、
子供たちの安全を確認しながらしっかりと取り組んでいただければと思います。 では、土木行政についての質問に移ります。 昨年の台風19号の被害の復旧と進捗と今後の予定についてという形で質問しておりますが、当時、役場の執行機関並びに職員の皆様におかれましては、寝食を忘れるぐらいに一生懸命に災害に取り組んでいただき、迅速な災害に対応をしていただいたことに対しては町民の方も感謝しておりますし、私も大変だったなというふうな気持ちではおります。 ただ、ここに稲わら等の処理とは書いてありますが、先ほど8番議員さんも同じような質問をしております。ただ、いまだに生活道路の土砂が掃かれていない、または先ほど8番議員、それから6番議員にもありましたように、関岡の町からの主要な町道が破損したまま、現在も当時のままの姿を残している。台風災害があってからもう約半年近く経過している中で、例えば災害の査定を受けなければ復旧ができない、その辺はいろいろ事業の関係もあるんで、重々承知はしておりますが、ちょっとやっぱり生活道路であるので、その辺の対応について、一生懸命やった部分と裏腹に、なかなか結果として表せなかったのも現実かなとは思っております。 その辺につきまして、今後仮復旧でやるとか、この部分については町長はじめ町のほうにはお願いして、早く土砂掃きをしてくれないと回覧板も持っていけない。これは高野谷地地区の一部の道路の土砂での通行止めの箇所なんでありますが、そういう形で、やっぱり地域住民というのは、これだけ広範囲に町の中で災害が起きると対応する時間が足りない、迅速に対応できないという部分があるとは思うんですが、その辺について、もう少しきめ細かな対応ができなかったのかなと思っております。 そこの点について、これだけの大災害でありますので、いろいろ問題点等もあるかと思います。また、こういう部分についてはこういう形で見直していかなければならないなというような問題点も出てきていると思っておりますので、それについて意見をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 通告にあります3番の防災行政のほうの災害対策の問題点改善というところの質問かと思いますので、進捗状況については詳細は省略させていただきますが、まず生活道路等の復旧についていえば、もちろんすぐに手配できることが望ましいという中で、今回、災害で事業グループ中心に対応しておりますが、課長含めて4名での対応ということになりますので、全てを一気に進めることは難しかったという中で、事業費の大きいものについては災害復旧事業のほうに回したところでございます。災害復旧事業で、今回高地原橋を除いても大体2億5,000万の事業費がかかっておりますので、選択肢としてはこれを町単費でやるか、補助事業で9割近い補助をもらうかというところになりますので、どうしても予算規模を考えた場合に、災害復旧事業を使わないという選択肢はできなかったというところはご承知いただきたいなと。そうした場合には査定というものがありますので、復旧には今回3月6日に入札を行っておりますが、これでもふだんよりはかなり早いペースでの査定を進めたというふうに理解しておりますけれども、それでもこれぐらいの時間がかかってしまうというところがございました。 その中で、災害復旧事業を受けながらも生活道路の仮復旧はできないかというところについては、もともとちょっと知見のほうも経験もノウハウも不足していたというとこがございますが、検討もしたところでございます。おおむね大体迂回路が2キロ以内にないというような条件があるということで、今回の関岡町地内、そして高野谷地地内については、迂回路が比較的近くにあるという点も含めて、どうしてもそちらのほうの対応が難しかったというところがございますが、なおほかにどういう手が打てたかということについては一つの反省点として、もう少し担当のほうでもこの復旧が落ち着いたら検討していく必要はあるかなというふうには思います。 また、土砂撤去に関しても、実際には各協定のほうに説明をしたところですが、各農家への周知が十分じゃなかったというようなご意見も頂戴しております。あのような状況で全農家を集めるというのは不可能ではあったかと思いますが、農事組合長であったりとか、そういった参集範囲についてもう少し工夫の余地があったのかなというところも、一つの反省点として見直していきたいなというように考えているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) 現状は私たちも理解はしております。どうしても人数的な職員の不足という部分が出てくるとは思うんですが、また今回、災害対策室的なもので各部署から数人ずつかな、その応援をいただいて災害対策に当たったという話は伺っております。 ただ、今まで比較的矢祭町は災害が少ないと言われている町の中で、これだけ広範囲に大規模な災害が起きてしまったというのも現実であります。そういう中で、日常の通常業務を行いながらこの対策に当たらなければならない、また災害対策を優先させなければならない、そういう中で私は、役場そのものに災害対策室という特別な部署を臨時的に置いて、そこに例えば副町長なりをトップとして、ОBの力を借りるなり、やっぱり皆さん経験がないんでどういう対処をしていいのか分からない。そういう部分もあるとは思うんですね。そういう中で、定年退職されて、そういう大なり小なり災害の対策に当たってきた先輩方もおられますし、またそういう人の手を借りながら、災害が収束する、修繕できるまで、ある程度見通しが立つまで専門的にかかってもらう。通常の業務は残った職員でそれを確実にこなしていく。そういう形の仕分をしていかないと、今後また同じような災害が起きたときに、また日常業務と災害業務をダブルでやりながら職員の負担、今、国が進めている働き方改革に矛盾するような形の役場のスタイルになってしまうんではないかと思うんですが、その辺について町長はどのように考えますか。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいまの災害対策ですか、設置するという、非常に今この地球の温暖化で、全世界がそういう災害に見舞われる時間が短くなってきているということは、これはご承知のとおりだと思いますけれども、この災害対策設置というとなると、この小さい行政の中で専門部を設けるというのもなかなか厳しいものがありまして、対策本部というのは、これはすぐにそういう災害が起きる予想を立てた時点でもう災害本部というのは立ち上げるんですけれども、常時なかなか置くというのも、なかなか、理想としては非常に災害に対する姿勢というものが見られるんですが、人的なものと時間的なものでは、ちょっと現在のところでは、これからの検討する課題として考えてみたいと思っております。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) と申しますのは、前の災害のときの質問でもしたように、広範囲な広域的な部分については町の補助事業が受けられる。ただ、行政側とすると民と民、ですから民地への対応もお願いしたいと。そのときに町長はできるだけその部分も、今回個人で修繕するには被害が大きいところもある。その辺は検索しながらしっかりと町としてできる範囲の援助をしていきたいと、そういうような話をしたと私は記憶しております。 ただ、その辺を例えばどういう形で、じゃ、役場のほうに申請したらいいのか、そういう部分の周知徹底というものがやっぱり早めにいかないと、今回の稲わらもそうですし、土砂掃きもそうですが、迅速な対応をしてくれると農家は安心する。町民は安心する。ただ、方向性が決まらないと、皆さん不安の中で日々暮らしていかなければならない。そういう部分も、町民に対する優しい行政サービスではないかと。それを行っていくのにはやっぱり専門な形の部署を置いていかないと、災害が起こったときにできるような形の、対応できるような部署を置いていかないと、なかなかきめ細かな、きめ細かにやっているようでもどうしても抜けてしまうところがある。それを取りこぼさないような対応をしていくのには、こういう形が今後必要ではないかと私は考えているんですが、再度町長のほうにお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) 今の質問の中でも、今回の19号の被害というのは、やっぱり高地原の地区が孤立したというのが最優先に、やっぱり人命の関わることですから、農地災害も確かにこれはありますが、最初にやっぱり高地原の橋の崩壊をどうするかという問題が一番先に出ますから、その後に農地の災害等に来るから、確かに不安とか、農地で水がかかった、土がかかったという、これ不安は確かに我々のほうも知ってはいましたが、やっぱり孤立ということは国も県も一番心配されることですから。そこに、だから国交省のリエゾンですね、これは情報員とか、あとは国から、国交省のTEC-FORCEという、これも救援隊というか、そういう組織の分野が今、日本は熊本地震からも北海道のあれだけの地震からあるから、国交省のそういう専門部をみんな設けて約1万人以上のTEC-FORCEがいますので、そういった災害のときにはもうそういった支援体制も国はしていますから、そういった方向でやるべきであって、常にやっぱりその危機感ということは、今さっき言われたように持たなければならない面もありますが、ふだんはやっぱり行政も仕事がやっぱりありますから、いざというときのこの連携というのはやっぱりこれからの課題だと思いますね。今回の災害によって、今のわらの問題もやっぱり農協と行政側の連絡がうまくいかなくて、ちょっと迷惑かけてしまったということもありますから、常に災害を今度は想定しながら連携するチームプレーというものが、今回の災害では課題にはなったと思います。 なかなか専門分野を設けるというのも、これはなかなかこれだけの小さい行政ではちょっと人的なものもありますし、仕事の量からも、これだけの職員の中で行政をやっていますから、だから常に危機感を持ってのこれからの対応というのは、この災害からはやっぱり学んでいかなければならないと思っております。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) 前向きな形での検討をお願いしたいと思います。 なぜそういうことを言うかというと、矢祭町が行政改革を始めてからもう三十数年になるかと思います。その中で当初百二、三十人いた職員を60人体制にするんだと、そういう形で職員を減らしながら、いろいろな形で行政改革をして今の矢祭町があると思います。昨日配付になりました矢祭町の会計年度任用職員の一覧表を見ますと、フルタイムが40人、それからパートタイムが78人ということで、フルタイムというのは職員であると思います。60人体制を切って今40人体制、パートタイムが倍の80人。そういう中で町政を行っているわけですから、こういう災害になったときの対応というのは、職員が足りない。もっともな話だと思います。 今後、やっぱり働き方改革ですね。フルタイムもパートタイムも、非正規雇用者も正規雇用者も同じ労働条件の中での労働を今、国のほうが進めていますね。そうなると、ある部分でこういうことを言われる方います。同じ条件だったらば正社員にはならないほうがいいよね、責任を持たないほうが楽だよね。そういう形の部分での、例えば人数の配分の形になってくると、今後矢祭町の役場の体制がますます厳しくなるのではないか。 職員の問題については、各議員から何度も何度も見直ししてはどうかというような話も出ていますが、今回やっぱりこの災害を機に、しっかりとした職員の確保というのも矢祭町の中でやって、今後矢祭町の町民の行政を引っ張っていく職員ですから、やっぱりしっかりとした体制をつくっていかないと、なかなかパートタイムが倍以上、職員以上にいるということにちょっと問題があるのではないかと思うんですが、町長、いかがお考えでしょう。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) ただいまの10番議員の質問でございますが、定数条例でございますが、常勤の定数条例、条例のほうでは50人ということ、町長部局ですね、町長部局のほうでは50人ということでございます。それで足りないところを会計年度、今年までは嘱託職員ですか、ということでの対応ということになってございます。 私が担当職員のほうの人事のほうの担当でございますが、足りないのは確かでございます。そして、今回のような災害が起きた場合には、常勤職員が災害のほうで対応ということになりますので、非常に苦慮したということはこれは事実でございます。ですので、今後、町長等と話をしながら、その定数条例までは職員を採用していかなければならないんだよなという話はしております。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) じゃ、そういう方向で職員の拡充、なかなかこの働き手不足の時代でありますので、募集したから今度は集まるかといってもなかなか厳しい部分もあると思います。ただ、そういう現状はどこの企業なり会社なりでも同じでありますので、そういう方向で今後取り組んでいただいて、もしものときには即座に対応できるような、ある程度役場の体制もしっかりと人員的な体制も取っていただきたいと考えております。 では、最後の一般行政のほうについて質問いたします。 今後の町づくりについてということで、町長就任後間もなく1年になろうとしております。この中で台風19号もそうですし、この新
コロナウイルスもそうですが、佐川町長におきましては、就任早々大変な1年間を過ごされてきたと思っております。 昨日の町長の挨拶の中に、こういう町にしていきたい、安心・安全な町づくりをしていきたいと考えているというような、いろいろな施策を交えながらお話しになりましたが、今後、大まかには分かるんですが、例えば町長の考える、描く矢祭町像というんですかね、矢祭町をこういう町にしていってみたい、そういうような思いがあれば、2年度に向けての町長の抱負として私たちもしっかりと聞いて対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいまの藤田議員の質問の中で、私も就任して約10か月少し過ぎまして、台風の被害等いろいろ、このウイルスとかいろいろこの10か月間の中で経験や体験したわけですが、非常にやっぱり人とのつながりというか、そういったものの大切さというんですか、この防災、減災の中には、やっぱり人との社会のつくりの連携ですから、これがしっかりしていないといろんな被害がまた拡大したり拡充したりするというのも、今回の防災でもしっかりと自分でも学びながら、今後の矢祭の町づくりの中で、国土強靭化の計画やハザードマップ、そして地域の防災の見直しということで、私もやっぱりこれだけの被害が身近で体験できたというのは、これもやっぱり無駄にしない、防災の町づくりということは、これはもう矢祭だけじゃなくても、これは本県、そして日本全体もそういう防災に対する見直し感というのはしっかり見たとは思います。確かにやっぱり住民の安心・安全というのは、一番これは生活する中で一番大事なことですから、これはしっかりもう行政の役目だと私は思っております。 次に、この人口減の中でどういった施策を出すかということは、今出た地域協力隊というのも、これ一つ国の施策の中で今、これは矢祭でもそういう関係人口を入れて、今、事業課のほうでも進めて、ゲストハウスやらいろんな施策を練っているわけですから、これが新年度でどういう形にしていくか、やっぱり町の発展のために関係人口、そして交流人口、そして経済的な人口のつながりも、もうもちろんこれ大事なことですから、先ほど質問の中でも答弁したように、最南端の町ですから、やっぱり隣県との連携協定、いろいろやっぱりこれ、経済、観光、大事なところがあります。特に矢祭町、私は思うには、これからの協定を結ぶというのは、防災協定もこれから、やっぱり首都圏の移転じゃありませんがね、藤田議員の中にもちょっと書いてありましたが、そういった都会とのそういった防災協定も結んで、やっぱりそういった人民の安心・安全を今度は田舎のほうにやっぱり打つというようなことも大事なことですから。 それから、今度久慈川流域の、これだけ川が氾濫があるということは、これ矢祭町だけの問題じゃなくて、源流から見れば棚倉、塙、矢祭、大子、大宮、太田、日立に行きますから、その辺もやっぱり久慈川のサミットじゃないですが、防災サミットというのを一度開いて、やっぱりこの各地域の防災に対する連携をきちっとしていないと、上流で雨があれだけ降っても今度下流に伝わらないと、大子でもえっというようなあれがありますから、他の町村ともやっぱりそういう連携して、隣の大子とはやっぱりそういう、奥久慈観光のこれからの発展も、やっぱりこれは単独で
矢祭山公園だけをというよりも、奥久慈全体をこれから見直していくという。水郡線も来年の夏には全線開通ということですから、この前、高梨町長とちょっと話をして、今度JRに時間あったら行こうということで、やっぱり水郡線の活性化はこれからの奥久慈観光の活性化とつないでいって、こういったものをやっぱり単独でできませんから、今やっぱり袋田温泉も風評被害で、大変この台風以後も足が遠のいているということですから、やっぱり山本不動もこれが最後の、最後というか、一番奥の奥久慈の観光地ですから、そういったものの連携しながら、これからの人口減の中での観光の施策は、やっぱり私はそういったものは持っていきたいと思います。 あと、ゲストハウスとか、この前もいろいろ面接した中で、定住やこれから矢祭町に住んでいただくようなやっぱり施策も今度取り上げていって、そういった定住人口を増やしていくというのもこれからの施策の中の方法だと思います。 また、一番公約として挙げたのが地域の懇談会で町づくりということで、先ほどの質問の中でも、あと5地区だけが残して、5地区出して、これから各区から出た要望、意見等は区のほうにまたお知らせします。町民の方にもお知らせして、できるできないの順はやっぱり優先順位を行政側のほうで考えて、安心して住民が住めるような町づくりということも、今後のこの施策の中では私は大事なものと思っております。 あとは関係人口をつくるという中でも、まだ行政の、これもやっぱり私が今思っていたので、残ったところがやっぱり群馬県の昭和村と群馬県の川場村ですね。あとは栃木県の那須塩原と那須町、ここはちょっと予定どおりで、台風の影響で残ってしまったんですが、またこれ新年度にもそういった群馬県との、農業の、何ですか、耕作地がないという昭和村なんですね。日本一の野菜作り、こんにゃく作りということで、非常に農業にかける施策というようなものをこれからやっぱり学んで、そういったものも取り入れながら交流人口を増やしていくつもりでございます。
○議長(
鈴木敏男君) 藤田玄夫君。
◆10番(藤田玄夫君) ありがとうございました。町民の皆さんが夢を見られるような町にしていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
鈴木敏男君) 10番、藤田玄夫君の
一般質問を終わります。
---------------------------------------
△大森泰幸君
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君、登壇願います。 持ち時間は80分です。 〔2番 大森泰幸君登壇〕
◆2番(大森泰幸君) それでは、最後の
一般質問者として、大変、今まで各議員さんが町の困難な状況を打開する提案を含めて、それに対する答弁ということで、見本になるような、学校教育に関わった
子ども議会に、こういう矢祭町の議会があったということが報道されることを期待しながら私も質問させていただきます。 1番目でございます。 1番目は、来年度の令和2年度予算編成について。これに関わって、町の姿勢というか、ここで町長に以下3点ですけれども、続けて質問したいと思います。 今回の予算編成で町民懇談会は、今まで各議員さんの質問でありましたけれども、この中で、結論的にこれらに対する各課それぞれで検討して回答するという形が望ましいと思います。それで、これは今の行政進行の過程で、それがいろんな形で障害にならない、それでなおかつ早急に知らせてほしいというのが、町民のそれぞれの地域の皆さんの声だったと思っております。そこで、まずその点についてお伺いいたします。 2番目です。 今、それぞれの質問の中でもかいま見られた、職員が少ないという問題の中で、継続して、今年度重要なポストの課長級が替わっていく中で継続して事業がされる、そのために恐らく庁内でも予算査定、町長査定があったのではないかと思いますが、そういう継続した事業が行われているかどうかということを聞きたいということでの2番での質問です。恐らくそれは十分にやられているということだと思いますので、質問しておきます。 3番目については、これはここ何度も指摘しているという監査委員の、これは余剰額と、私は不用額よりも余剰額と言いたいんですが、その場合の扱いについて。これは町として、町民に対してそういうことが十分に配慮しながらやられているんだと、やろうとしているんだという決意も含めてそのことをお聞きしたい。よろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 大森議員に言います。通告順に従って1つずつお願いしたいと思います。1、2、3とやりますとごちゃごちゃになってしまうので、1番から順次お願いしたいと思います。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、1番からよろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) 今2番議員さんのほうから質問がありました、地域懇談会のことが予算のほうにどのように反映されているかという質問でございますが、それぞれ精査しまして、取りあえず今回は戸塚地区のほうの屯所の舗装と、それから各地区で多く出されました小河川の土砂の撤去というのを予算化したところでございます。この小河川のほうは事業課のほうでその重要性ということを勘案しながら、重要性の度合いによってそれを実施していくというようなこととなってございます。 それから、出された要望等の回覧でございますが、これは今回、区長さんのほうにその一覧表にしたものを提示しようとして、最後の区長会のときに提示しようとしていたところなんですが、この
コロナウイルスの関係でその区長会の開催をすることが困難ではないかと思われますので、それは取りあえずその表にしたものを区長さんのほうにお願いしてくるというような対応となると思います。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、2番、言うのは省略しますので、よろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) 2番の予算化される過程ということでございます。これは、各課より予算の見積りという要望ですね、それが総務のほうに上がってまいります、財政のほうに上がってまいります。それをそれぞれの項目ごとに予算の書式に従いまして上げていきます。それを町長、それから副町長、教育長、私、それから担当課長、そしてなおかつ、そこの予算に関わります担当グループ長が、それぞれその項目ごとに町長と直接面接をしまして、面談をしまして説明をしながら、それのいいか悪いか、増やしたらいいんじゃないかというのをやって判断をしております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、そういう過程で3番、指摘があったことについての対応というのをお願いします。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) この不用額ということでございますが、ちょっとこれは勘違いなされているなと私は思っております。というのは、監査委員のほうから指摘されているものは、予算計上したものを30万円以上は余さないように、補正なり何なりをして適正に予算を計上しなさいよという指摘でございます。それで、この不用額というのは、不用額というよりも余ったお金という認識なんでしょうけれども、それは余っているということではなくて、そのお金というのは次年度に繰り越します。そして、それは議員の皆さんにお諮りをして、予算化していってそれを使うということでございますので、余すということではなくて、工事であれば請差分がそのまま残額として残るというようなことでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) 次の質問に入りますが、この剰余額については、立てた予想とそれから実際のことについて、それは当然あるんですけれども、その後の積立ての仕方が新しい、初めから新設するという確認が取れているかどうかが分からない。例えば、町の新しい、新設の、ちょっと名前がすぐ出てこなくて申し訳ないですけれども、そういう新設の仕方を見ると、余ったから出したのか、それとも初めからそういうふうにしたのかという、そういう疑問が残るような部分がありましたので、必ずしも余剰額があったかどうかというの、それでちょっと質問しました。 では、次に移ります。 町の商店も非常に厳しいということで、私どものアンケートの中で出てきまして、何とか支援してほしいというような、町周辺の駅の関わりでの開発も求められる。支援策がそれぞれ事業課のほうでも出されたり、議員の要望で増額されたりしているんですけれども、その辺について、今後具体的な内容としては、町の整備の道路の状況であるとか、あるいは駅前の周辺の駅のところですか、駅の周辺というか駅の周辺のことも含めて、全体として、時間がありませんので、町長にお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま大森議員のご質問の中で、商店街支援の対策と、あとは駅周辺ということでありましたが、なかなか商店街というのは、これは矢祭だけじゃなくても全国の商店街の閉鎖というか、よくシャッター街とか言われるところもたくさん出ているのは確かです。これはやっぱり時代の流れというか、いろんなやっぱりショッピングセンターのああいう大規模の商店が出てくるということは、非常に我々の商店街、商工会中では非常に厳しい面がぶつかるということは当然ご承知のとおり、私も分かっております。 また、商店街の役目というのも、これは町の住民のやっぱり生活のインフラを支えている大事な役割はあることは、これは今も昔も変わりありません。ただ、行政がこの商店街に支援するという、行政指導ではやっぱりできない面が、これはやっぱり農業政策と違って、そういうところの経済事情というのは、国の施策も考えながら、町独自の施策というのは商店街だけに今やっておるということは一つの、今、商店街の改修の工事の一部助成は町単独では支援はしていますが、全体から見ると、なかなか行政が商店街に対してこうしたほうがいいよとか、こういう指導はできないですから、商店のほうからやっぱり、どういうものでどういった形があるかというご相談は、行政のほうもしっかり受ける体制はしていると思います。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) 次の3番目に関わるんですけれども、今商工会の会長の藤田会長は、町に協力しながら町にいろんな支援、援助してほしいものも提案していくという姿勢で、私もいろんな関わりで、矢祭山の観光資源開発の集まりの中で話をすると、必ずそう強調しております。ぜひ今の方向で、商工会も含めてお互いに手を取り合うような形での開発という方向、総合的な観光資源開発というのも事業課から提案しながら、巻き起こっていますので、地元の中でのそういう人材活用というよりも、人材の優秀な内容がいろんな形で出される、そういうのを私見てきておりますので、ぜひ今後も新たな決意でよろしくお願いします。 では、次に移ります。 これは2番目、税務行政についてです。税務行政について、ここはアンケートの中というか、声が、本当に国民年金の人はこのままじゃ大変だというような声がありましたので、そのまま率直にぶつけたい。議会は町民の議員は代弁者だと思って、御用聞きです。私はそう思っております。その中で、町でなかなかできないことについて、自分が何が町と結びついて町民の声を届けながら応援できるか、そういうつなぎ役、御用聞きではないかと、そういう一面がすごく感じているので、そのまま書いておきます。 特に国民年金では生活できないと、もし一人暮らしになった場合には、このままの状況で、このままの自分の国民年金の金額で施設に入れるのかなどという心配と、その施設の数が団塊の世代の自分の段階、そういうときに大丈夫なのかというような不安が出されて、直接話を聞いております。 今後の見通しと、そういう人に対して大丈夫だよと、大丈夫にしたいよという決意でも結構ですが、よろしくお願いします。まず施設の状況ですね。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 今、2番の税務行政についての通告という形で私認識しておりましたが、その質問につきましては4番の福祉行政の中に入ってくるんではないかと思われますので、そのときに回答したいというふうに考えております。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、続けて……
○議長(
鈴木敏男君) 勝手に進めないでください。 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) 予算編成に関わってそういう今住民の声があるんですけれども、国や県への要請の必要性、町民のそういう声と関わって、町だけでそういうことができるかどうかと、単純に言えばそういう質問です。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) 国保税、それから介護保険、国民年金というものは、これはもう国のほうの法律がびしっと決まっておりますので、もう町が考えて何かをするということはできないものと考えます。議員さんもご承知と思いますが、矢祭町の国保税でありますが、国保税に一般会計を投入していると、そのこと自体が今福島県のほうで問題になっているというような状況でございますので、これは町がどうこうするということにはならないと思います。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) それでは町長に質問いたします。 そういう中でもう既に、2014年だったかなと思っているんですけれども、国保税の国からの1兆円投入ということで、いろんな形で軽減をさせていく、税の軽減をということが出ていると思いますが、その辺で町長のお考えをお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま大森議員の質問の中でも、これは国政の話であって、これを町政で話すという回答は差し控えたいと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) ということで、今の段階では町だけではどうにもならないと、こういう話だと思いますので、これについてはいろんな角度から研究していただきたいというふうに思います。 続いて、土木行政についてです。 土木行政については、既に各議員のほうから話がありましたが、1番目、復旧事業について、災害未着手部分というのは明確に、ちょっと今まで聞いているとは思うんですけれども、今までの答弁の中で漏れているところがありましたらお願いします。もしなければそれで結構です。 それから、高地原関連事業についてですが、仮の仮橋が仮設道ですが、これが流されたというようなことがありまして、それでその後、1つは大宮辺りまでにこういう管ですか、流れてあれどうするのという声もあるんですけれども、その点についてと、事業関連で、費用として仮橋についてはリースになったというところですけれども、リースはこれは普通の事業として、あれは非常にいいやり方なのかなと思っているんですけれども、その辺というのは、あれは普通の事業なのか、本橋を造るのには普通の事業なのか、そして費用についてちょっとお伺いします。
○議長(
鈴木敏男君) 大森議員にもう一度言いますけれども、1つずつ的確に町の答弁をもらうには、1つずつちゃんとやっていただきたい。1番2番3番とこう続けてやられますと町当局も答えが雑になってしまうので、1つずつ質問していただいて回答をいただきたいと思います。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、未着手部分はあるかないか。今のでの報告で漏れているところはなければなしで結構です。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、現在の災害の復旧事業の状況について、総括的にお話しする機会があまりなかったので、少し概念的に整理してお話しさせていただきたいと思いますが、まず災害復旧事業につきましては、災害査定というものを全部で42件受けております。そのうち11件はまだ発注に至っておりませんが、残りの31件については、幾つか工事をまとめながら3月6日に18件の工事として発注を出したと、こういう状況でございます。 ちなみに、発注できていない部分については、1か所は林道の滝川西線ということで、事業費の関係で少し発注を延ばしてくれという県との調整の関係、そこは3か所ありますが、残りの8件につきましては、例えば河川であったり、あとは敷鉄板を田んぼに敷く関係上、作付後でないと着手できない部分、こういったものが物理的にちょっと残っているというところでございます。 そして、小規模災害という言い方をしておりますが、町単費で対応をしなければいけないということで、現在把握しているところ約24件ということで、24件の工事として順次発注をしていきたいなというような形でおります。規模は小さいので、随契での対応になる見込みでございますが、こういったものが24件あると。 そのほか、維持復旧工事ということで、それこそ本当に応急的に対応しなければいけなかった部分として、大体農地で約600万円、林道で約330万円、土木関係で約900万円、合計しますと約1,800万円程度ですね、応急対応のほうを出しているところでございます。それに加えて、恐らくまだ把握し切れていない部分が出てくるかと思いますが、そういった部分については、少し順次の対応になってきてしまう部分もあると思いますが、しっかりと対応していかなくてはいけないのかなということでございますが、その規模については、申し訳ありませんが、ちょっと把握し切れない部分もなお残っているというところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、高地原の関連事業と経費について、改めて現段階で分かっていることを。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 高地原橋の復旧の総事業費については、なおやはりまだ分からないところがあるということで、昨日もちょっと失礼しまして、午後、県のほうと協議をしてきたところでございますけれども、参考としまして、現時点でいわゆる査定と、災害復旧事業の査定を受けた際の額というものが7億1,378万3,000円というのを査定として受けております。このうち仮工事費、つまり仮工事費というのは、仮橋と仮道と呼んでおりますが、当初仮仮橋と言っていた流された道ですね、これに対応する工事費が約といいますか、その対応として3億2,703万3,000円という査定を受けているところでございます。実際にはこの後、さらに詳細設計を組んでいきますので、事業費のほう変わってくるかと思いますが、これには向こう3年間、つまり仮橋について言えば撤去するまでの費用、こういったものも含まれております。 ただ一方で、幾つかは査定の対象とならなかった部分で町が支出した事業費もありますので、プラス恐らく2,000万程度は、そういった町単費での対応というのが出てくるのかなというふうに思っているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) ありがとうございました。 それでは、次の河川防災についてお伺いいたします。 河川の土砂撤去は今までの久慈川中州の問題、堤防の問題、これについてかなり突っ込んだ話が質疑応答という形でされたと思いますが、具体的に県のほうに、国の補助金としてこれまでの交付金、県から要請があれば下りる可能性のあるものということで、私どもの日本共産党の県議団長神山悦子県議が言っておりましたが、これまでの各自治体の要請、協力含めた交渉というか、お伺いした際にも事業課長にも話したんですが、要望すると出てくる可能性がありますよと、応援したいというふうに話しているその金額が1,000億ぐらいあるんだと。ただ、これは自治体の大きさと、それからその被害状況によっても違いますが、矢祭町の場合、遠慮なくやっぱり事実を明らかにしながら要請していくべきではないかと。地権者も協力するというような堤防の問題、そんなことがありますので、その点について、まず初めに強調し、項目として1番目に言われた田川の土砂撤去についてお伺いします。 この点については、ちょっと初めに、ご一緒させていただいて棚倉土木事務所にぜひ行きたいと、自分の実態を知らせたいんだと言った人の話をちょっと、要望ということでありましたので、これはもし事業課のほうで進んでいたら要望しなくてもいいよと言われたんですが、ちょっと読ませていただきます。 驚くことは、昨年の10月台風以来、家の中でご飯を食べている間に今までなかった田川の川底が見えるようになったことです。これは命の危険レベルです。地名で言えば根添4件と田川1件が危険レベルですが、田川2丁目、床下浸水1件と、堰が埋まった私の家が危険です。ちょっと省略します。わらにすがる思いでお願いします。憲法で保障する個人の権利を保障できるのは、立法権を持った議会、町長、議員さんだけです。私の家を訪問してくれる議員様皆さんにお願いしています。切実なんです。命の危険なのです。どうか田川の調査と、最低でも私の家の前から水郡線橋だけの所まで、土砂堆積物の撤去を早くお願いする次第です。いろいろ書かれておりますが、こういうのはこの人だけじゃなくて、今回被害を受けた久慈川沿い、堤防のない所、同じようではないかと思って読ませていただきました。 今かなり田川に関わっては、いい方向での、被害を受けている、今後心配だという方にお知らせできるような内容かと思いますので、答弁をお願いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 田川についての答弁の前に、先ほどの高地原の関係で、流れたコルゲートパイプについてちょっとご質問あった部分、答えていませんでしたので、これについては全て撤去が終わっているということだけ、ちょっとご安心のためにお伝えさせていただきたいと思います。 そして、ただいまご説明がありました田川についてでございます。こちらの対応につきましては、現在町単費のほうで3月中に国道の両脇、上下流と上野内橋の上下流について、1か月の限られた期間でございますので、どの程度できるかというところの、まず一つ、実験という言い方は適切ではないかもしれませんが、今後の予算化のためのいわゆる情報、ノウハウを集める意味合いでも、また応急的な土砂撤去の効果を見るという意味でも実施をしたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) それに関わって、ほかのいろんな要望がこの議会でもやり取りさせておりますので、久慈川の問題、堤防の問題について、これは1,000億円もあるんだよと、1,000億円というのはそれほどでもないかどうか、これは問題ですが、矢祭町として町長が河川への大幅な事業援助、これを要請するということで決意をお願いしたいと思います。3番です、土木行政の3番です。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) すみません、町長への答弁求められているところではございましたが、まず申し訳ありません、ちょっと私のほうでもその1,000億というのが何を指しているのかというのが十分に把握しておりません。 河川の土砂撤去につきましては、基本的には河川管理者というものがございまして、田川についてはそれが町であるということ。今回の災害も受けまして、県のほうと町のほう、土木事務所と町のほうでも話をして、どこまでは県の予算をきちんとつけますよと、ここから先については町でやりましょうねというような話などもしております。 久慈川本流で言えば、こちらは県の対応ということで、1,000億という中にその土砂撤去の工事費も入っているのか、例えば町で田川を取ったときにそれを補助金としてもらえるというような、ちょっと今まで、話としてはちょっと今まで聞いた、現時点では把握はしておりませんので、町長のほうでもそれについてはちょっとお答えしかねるかなという部分もございます。状況については、町のほう、担当課のほうとして答弁させていただくとともに、担当課でもそういった使えるお金がどのようになるかという情報収集については、きちっと県のほうから情報収集をするようにいたしますので、それをもってお答えに代えさせていただければと思います。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君、ちょっと待ってください。 順番でお願いしますと言っているんですが、2番やっていきなり3番の答弁をお願いしますと言われてもなかなか無理なものですから、この質問通告書にある順番にて1つずつやっていただきたい。あまり飛ばないで。終わったら終わったで、そこで終わりますとか何とか言って、次に進んでいただきたいと思います。 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、全体の土木事業の3番、終わります。 それで、被災者支援のほうに移ります。 それでは4番、被災者支援事業について、対応の進捗事業ですが、これはかなり、今回震災の3.11の被災者としては、いろんな形で査定というか、実地見分する、消防団との協力をしながら写真を撮る、そういう中での罹災者証明、こういう形でそれぞれの担当課、課をまたがって努力されている、そういうことは分かるんですが、この中で2番目のぽちというふうに書いておきましたが、宅地内に物置があった場合、これは全然該当しないということなんですね。ただ、これはその方が副町長さんの斜め前の隣で、状況出すのはあれなんですけれども、被災者の気持ちということで伝えたいということで、写真も見せていただきまして、それで宅地なんだけれども、自分の家の所が敷地が水でどんどん浸食されてしまう。隣の家の方も、ちょっと自分のところは高かったから、今回は入り口まで来たけれども、自分のところは大丈夫だったけれども、町の対岸のところは1メートルぐらい斜めにすり鉢のようにぐっと流れてきているんだというようなことで、何とかそういうことを、今後自分の家は何とか二度とそういうふうにならないようにということで、砕石をやったりして、土留めをしたりしているというようなこともありますので。 そこで、山間地のほうの山が自分の家の所に崩れてくる、土砂が崩れてきているような場合の配慮と同じように、あるいは田んぼのところに入ってしまった土砂については重機でやれるような、そういうことを含めて、どこでどうではないんですが、その気持ちは分かると一回受け止めていただいて、今後ぜひ、どの課ということではないんですが、含みを持った被災者支援をお願いしたいということで、あえて写真と項目に上げたということでございます。何かそれに関わってそういう気持ちに応えるような町側の答弁がありましたらお願いいたします。被災者に関わる。 これは、私も被災者だったので、何でこんなにつれないんだろうな、何で自分の前のところは崩れているところがあるのに、見に来たのは町長以下議員さんみんな見に来たんだけれども、その脇で、一言声かけてもらえるかな、声かけてもらえたら、女房に頑張っているよと、やってくれるよ、そう言えるのに、何で通るたびにこっち顔向いて言ってくれないのかな、そういう思いが町長さん初めの実踏のときも、実踏というんじゃなくて、何ていうんですか、あれは。そんなことを思ったので、そういうことを分かった上で、これはそういう気持ちに応える。あまりほかの人で、大変です、これは町がやっていないと言っている人、一人も聞いていないんですけれども、ここに行くと、どう答えてやったらいいんだろう、こういう人にこそ答えなくちゃならないと思って私はいるんです。 まあ、いいです。そういう質問です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森さん、もう少し質問内容をまとめて質問していただかないと、町当局のほうでも答弁に困りますので。
◆2番(大森泰幸君) じゃ、罹災者証明の適用を急いで、そういう人には何とかなりませんかという質問に代えます。
○議長(
鈴木敏男君)
自立総務課長。
◎
自立総務課長(藤田義広君) 罹災者証明、被災者証明につきましては、申請があればその都度適用しておりますので、申請をしていただくようにお願いします。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) 申請をしたけれども、該当しないというふうに言われているところの問題でした。じゃ、引き続きお願いいたします。 それでは、農業、林業に関係する、これでは先ほど来話されているので、尽きるでしょうか。それで尽きればもう。小規模建設業者の、これは他の町からでも応援してもらってでもやってもらいたいという声もあるんですが、それも大体読み尽くした事業の現状でしょうか。それをお願いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 現在田んぼの土砂取りを行うために、田んぼへの土砂流入については撤去事業ということで、これについては、いわゆる補助事業ではなく現物支給という整理になるかと思いますが、地域のほうで、個人ではなくあくまで地域で必要と思うところにかかった重機使用料、こちらのほうの助成を行います。助成といいますか、それについては町のほうで直接重機の使用者のほうにお支払いしますよというような事業になっておりまして、これは町内7建設業者ございますが、そこに限ったものではなく、地域内で個人が使用しているものであってもオーケーですよという整理で当初より周知をしておりました。ですので、議員がおっしゃるような町外であっても、これは原則としては対応することになるのかなというふうには思っております。 ただ、実態としては、今のところ7建設事業者以外からの請求というのは上がってきていないというふうに担当からは確認しております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) それでは、もし自分の田畑に関わったりしながら個人経営者に事業をお願いするということで、役場のほうに申請したらどうなるのか、それをお伺いいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 最初に申し上げたように、個人での申請はご遠慮いただいているというところです。これはなぜかといえば、町として基本的には来たものに対しては拒否しませんよというふうに整理しておりますが、これはやはり地域でのチェックを受けると、地域内で必要だというチェックを受けるということをもって、これは正当な支出だということをお互い信頼関係の中で担保しましょうということになりますから、個人での申請については対象外ということで、ここはご理解をいただきたいということでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) いろいろちょっと慣れないような手続になるというふうに思われる方がいるようですので、その辺、広報、私も含めてその辺をクリアできるようにして、事業が進むことを期待しております。 じゃ、続いて、次の福祉行政についてちょっとお伺いいたします。先ほど飛ばしてしまって申し訳ありません。安くて入れる施設、これに関わって質問いたします。よろしくお願いします。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 先ほど質問の際に、アンケートに記載されていたということで、議員さんのお仕事としまして町民の代弁者であるというような認識の下で質問するというようなことでございました。どなたがそういうような形で質問しているのかは私のほうでは不明でございますけれども、介護保険施設、町内には特別養護老人ホームや軽費老人ホームがございます。そのほかにも町外にも施設はございます。いずれの施設も年金受給者のみとか、その所得に応じて軽減措置があるということでございます。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) ということですが、軽減措置をすれば大体見通しとしては不安なく入れるんですよというふうに言っていいのかどうか、改めてお聞きいたします。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) どこまでの金額で不安解消になるかはちょっと不明ですけれども、そういう制度があるので安心してくださいということをお伝えしていただいて結構だと思います。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) そういう不安がありますので、こんなときだからこそそういう基準があったり、不安を解消するために、自分は入れないのかという不安で一年一年高齢の方がいるのは非常に忍びないことだと思いますので、私もそれらの資料を提示いただきながら説明していきたいと思っております。 続いて2番、質問いたします。 これは、わざわざこの声そのものを書いたものでございますが、これ町内移動だけだと思っている人がいたりするんですね、これね。タクシー利用制度が町内だけだと思ったり、そのほかいろんな形で、せっかくの利用したら便利でいいものが、高齢者にとって自分がお金が高く取られちゃうのかとか、そういうふうに思っているのか、利用度が低いということが出ております。 これ私だけの認識かどうかということで、何度か観光タクシーさんの社長さんや運転手さんと話をしております。今までのところ、ちょっと確かめさせていただきますが、この質問をするための確かめでございます。月十数万円、12万ぐらいとか、そんな金額で1年間いくと百六十何万という来年度の予算計上になるのかもしれないんで、その金額は大体そんなものでしょうか。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 実際タクシーさんのほうに委託料として支払っている金額は、今、議員がおっしゃるとおり、月十二、三万程度でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) これはちょっと論議をしていきたいところでございますが、今、協議会というのがずっと開かれていない状況だったんですが、今度この議会が終わった後、そういう協議会が行われるというのも協議会の委員の方にお聞きしておりますが、その場合、年齢問題ですね、年齢問題でいくとできるだけ、もう委員さんの中では、いい制度なんだからやれるところからやって、改善できるところは改善していこうというように、自分がタクシー業者だから言うわけではないけれども、町のためにやろうということでいろんな知恵をみんな出しているんだよという話も聞いております。 そこで、先ほど言った徹底をしていくことと、これは町民の中で議員は徹底をしたり宣伝をする役割だとも思っておりますが、本当に町外まで行けるという宣伝、それと同時に年齢的にいうと、ほかの町村でいうと大子、それから棚倉は本格実施で、年齢的にいうと65歳以上、せめて70歳以上はと書いてあるんですけれども、今の聞いた金額でいうと、年間にしても百数十万、160万超えるぐらいの形なんですね、対象者は多いんですけれども。対象者は、年齢が決まっているんじゃなくて、むしろ使わなくちゃならないけれども使えない人というのは65歳ぐらいまで下ろしてもいるし、70歳以上でも使わなくても済む、今のところはという人がいるんだと。 これは実際にタクシーを運営している、そして町に協力したい、そういうふうに思いながらやっている経営者の声でもあるんですね。だから私、せめて70歳ぐらいと言ったら、いや、ほかの町村との関わりで、ぜひいいことやっているんだから65歳ぐらいと言いたいぐらいなんですよと。これは何もタクシー会社をどうこうというんじゃなくて、町のためにどうなんでしょうか。そういう質問です。もっと年齢下げるということについての検討をしてほしいということです。当面70歳。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 今までも度々年齢引下げ、70歳にしてはどうかというようなご質問をいただいているというところではございますけれども、回答といたしましては、令和元年度に始まった事業、これを一つ大事なものとして、今後よりよい事業にしていきたいというふうに考えているのが一番のところでございます。そのためには、年齢引下げ等を含め、内容につきましても地域交通活性化委員会の中で検討して、よりよいものにしていくべきだというふうに感じております。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいまの大森議員のタクシーの助成なんですが、これもやっぱり年齢だけを70歳というだけに限定してしまうとなかなか難しい面もありますから、この年齢の引下げというのはいろいろ検討しながら、やっぱりこれは交通弱者の対策であって、
免許返納者とか、今は約60万人が日本で返納したということで、そういった対策もありますから、慎重にやっぱり年齢だけ引き下げてというわけにはいかない面もありますから、中にはやっぱり心身症でちょっと運転できない、60代でも運転できない人もいるということも確かにありますから、そういった意味も含めて、いろいろ条件つけながら慎重に検討していかなければならないことだと思っています。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) ということで、結論的に言うと、協議会の中でよりよいものを探っていくという中の一つとして検討していただければと思います。これはそのとおりだと思います。 また次の3番目の質問と関わるところになるんですけれども、これも、これは声をそのまま出したものですからこういう形なんですけれども、同じように、これらのことを検討してほしいということでこれを質問項目に上げました。これは異論があるのは承知の上でです。 これは私のニュータウンのところからは、ちょうどタクシーと併用で使いたいですね、お金があれなものですから。よくよく見ていますと、私も見ているんですけれども、議員さんの中では、俺は増やす必要はないよ、だって乗っていないときあるんだからという話ですね。これは私もそう思っていました。だけど、1人の人に関わってその人から見ると、何とかバスとタクシーと併用してやれたら自分の年金暮らしの関わりでいいんだけれどもな、こういう中でわざわざ出しました。こういう問題です。 だから、タクシー補助事業ということだけじゃない検討機関だと思いますので、これはあまり広げられないとは思いますが、そういうところで、これは駄目だよということについて、じゃどうするかというのが論議の焦点ということで問題提起しております。 これでいうと、福島交通の、だからその人は福島交通の運転手さんに乗るたびに聞いているんですよね。私が便利になるために何とかしてもらえないかなと、こういう気持ちなんですね。誰もそうなんですよ。それがやっぱり行政のどう解決するか、これが駄目だったらこう行くかという考えで出しました。これについて、駄目、あるいはそれだったらこういうふうにすればいいというのがありましたらお聞きします。質問は単刀直入にこの項目そのものです。
○議長(
鈴木敏男君)
町民福祉課長。
◎
町民福祉課長(陳野勝美君) 私のほうから言うのも何ですけれども、
一般質問としまして適切かどうかというふうなことも、私のほうでは当然回答を考えたときに感じておるものでございます。 結論から言いますと、福島交通の運転手が仮にできると言っているというようなことでございますが、町負担が当然な、実施すれば、要請すればかかってくるということでございます。それで、費用対効果のことで判断しますと、難しいことであるというふうに感じております。 それで、対応はどうかということでございますけれども、こちらにつきましては、今ある制度、例えばタクシー利用助成事業等を使っていただくことになるということでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) 賢明な答弁いただきましたが、じゃ改めてその人の立場から、その答弁を聞きましたので、もし空いている時間帯があったら、空いているというか乗っていない人がいたら変更を含めて検討をするような、そういうことも必要かなと私は思って提案というか、この問題を出しました。 福島交通の郡山支局のほうに連絡してみたらいいんじゃないかというアドバイスもありましたので連絡をしましたら、これ金の問題がかかって、そう言えば必ず福島交通から金を要求されるだろうと言っているのだけれどもどうでしょうねと、率直に言わせていただきました。そして、取りあえず役場のほうに連絡いたしますという話でしたが、来ないかもしれませんが、そういうふうになっております。 これから、こういう問題については、私はこんな角度で質問するのはこれが最後になるかもしれませんが、決意として、皆さんに困ったことをどう解決していくか、そのときの答弁について、すぐできないとしても、ぜひこういう課題についての解決の仕方を、行政として賢明な、いろんな形で高度な、法的にはちょっと通りそうもないような仮の仮橋から今、本橋に突き進んだ、住民に対して絶対責任を持つと、この立場からぜひ考えていただきたいということを強調しまして、次の質問に移ります。 それでは教育行政についてです。 教育行政について、1番、これは行き届いた教育という、これあえて私は強調しております。 子育て支援の取組について、まず1番目です。子育てしやすい環境を整えるということで、いろいろ出されていると思うんですけれども、矢祭町でもほかのところと比べて様々な子育て支援策ということで、ほかのところよりも進んでいること、それから比べてみると、学校給食で隣の塙町でも完全給食というふうになったけれども、それ一つだけを比べることはできないと思います。その点で、軽減措置についての考え方を町長に、全体としての軽減措置の考え方をお聞きいたします。
○議長(
鈴木敏男君) 町長。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、大森議員の質問の中で、行き届いた教育、子育て世代への支援というようなことでありますが、本町では子育てしやすい環境を構築するために、今、子供の医療制度の無料化、出産祝い金ですね、保育料や給食費の軽減、児童クラブの経費、こども園、小・中学校の通学費の補助と、入学時の運動着の支給、高校生の奨学金の制度、各種子供に対する施策はやっていますので、現状としてつなぎたいと思っております。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) 軽減措置というのが町だけではなくて、この前から学校給食については県・国にも要請しておりますので、そういう角度からも、今後ぜひ、子供が2人、3人となるとやっぱり負担があると。あるいは、体育着を入学時に教育委員会から支給される、これは大変うれしいけれども、成長が早いので、そういうことで応援してもらえないかというようなこと、様々ありますので、給食についてはもし県のほうに要請してみようというようなことも、こういう検討の課題としていただきたいということを強調して、次に移ります。 2番目です。
子ども議会について。
子ども議会については、とりわけ私はこの
子ども議会の内容について、この夕刊の報道、そして今回の3月の
子ども議会の報告の広報、これで見まして、その第1番目ですね、第1番目に
子ども議会で取り扱われたもの。これは、それぞれ
子供たちに学校長が関わりながら、熱意を持ってすばらしい質問をしたのではないかと思っております。 その1番目、生田目和奈さんの質問ですが、矢祭
中学校付近にある歩道が途中で途切れていて、幅も狭くて、擦れ違うときには片方が車道に下りなければ擦れ違うことができません。また、そこは坂道で見通しが悪くカーブが続く所です。以前も事故があったという話も聞いていますので、ぜひ歩道を造ってほしいです。まさに先ほどから質問出ておりますけれども、こういう質問。これについて、あるいは山野井のカーブの問題ですけれども、これについて、やっぱり大変だよ、県のほうでも今やっているんだから努力しているんだということだけではなくて、今、復旧事業では膨大な金額でも何とか出そうとしたときに工夫していると思うんですね。それで、いろんな知恵を使ったんだと思うんですけれども、復旧事業と重ね合わせた事業かと思いますが、山野井、金沢ですか、あそこのくるりの森ですか、のアスレチック、ただただアスレチック造るんだったら何だと言われるけれども、あそこに今土砂が落ちた、そういう中でいろんなことを使って造っている。そういう知恵があるとすれば、これは何とかならないかというふうに思っているんです。いろんな子供から言われていることを何とかならないかということを思って、これは強調します。 そこで、今の実態なんですけれども、今までの中で関わってきた県南建設事務所、ちょっと長くなるので、短くして質問しますが、県南建設事務所の用地課、道路課、ここに何回も問合せしながら、これは事業としては下りているんだと。今該当する地主と話をしている。そこであそこのカーブの所については、必ずしももう悪質でどうしようもないという形だけではないんだというような話で、それもすぐにはできないとしても、町は関われない、県は土木事務所はなかなか難しい、そういうときにこの
子供たちの、道路を何とかしたい、歩道をつけたい、これは必ずしも山野井だけのところではないですけれども、そういう要望を学校教育の中で出された総合教育の終結点として、直接地権者に話して、あるいは何らかの形でやって心を砕く、そういうこともできないのか。それが私ずっと考えていたことなんです。自分で金出してやるというようなことではなくて、町で金が出せない、法律でも出せない、町の金も一銭も出せないなら、知恵を使って、これだけの情熱のある
子供たちの声を届けて、本人が、地権者がうんと言うような、そういう方向でも考えられないのか。総合的に今後町は関われないというんではなくて、何かそういうことをぜひ、子供に応えるという意味で何らかの動きをしてほしい。それが答弁のお願いです。町長。
○議長(
鈴木敏男君) 事業課長。
◎事業課長(高橋竜一君) 事業については、認識については県南建設事務所から回答があったことで、大森議員のほうでも承知されていると思いますが、用地交渉を進めているという状況でございます。この用地交渉の窓口としましては、当然県のほうで、当然いろいろな事業費の問題も出てきますので、現在、県南建設事務所が窓口としてやっておりますが、当然町のほうに要望があれば、そういった、実際に国道、下関の国道でもいろいろな場面で町が実際には間に入るとか、そういった場面もございましたが、町が県の意向を無視して用地交渉を勝手に回るというのは、これはかえって混乱させるもとになりますので、県と協力してやるというこれまでのスタンスを改めてご説明させていただいて、回答に代えさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
鈴木敏男君) 大森泰幸君。
◆2番(大森泰幸君) ということですので、今の内容からいうと、県と協力して打開の方向を模索しながらやるというふうなことと確認させてよろしいですか。はい、ありがとうございます。 それでは、今全体を通して質問させていただいた、3番目は1番目のところで話をしましたので、ぜひ、この町で様々な形で今困っている人、それに対して回答されたんですけれども、ぜひですね、これらの
子ども議会のことについて、町が責任を持って一つ一つの打開策をぜひ出していただきたい。 この前の町長の答弁含めて、もしできましたら、これから特に、最後になりますけれども、学校が急遽休校になっております。そんな折、最高学年になる5年生、今、卒業生に対しては対応がかなり難しいかもしれません。しかし、
子ども議会で頑張って最上級生になるこの
子供たちへのプレゼント、そういう精神的な入学式を前にしてのプレゼントをぜひお願いしたいと思います。 あと、教育長、教育関係者は大変苦難の選択をしながらやられておると思いますが、せめて中学校そして小学校、その間にこども園ですか、これらのこども園の全ての卒園式、卒業式、これらに関わっては、町として本当に皆さんの卒業をお祝いいたしますという気持ちが伝わるような、そういうバックアップをしていただきたい。そのことを言って質問を終わらせていただきます。
○議長(
鈴木敏男君) 3番目はいいんですか。
◆2番(大森泰幸君) はい、いいです。
○議長(
鈴木敏男君) 一番最後。いいの。
◆2番(大森泰幸君) はい。
○議長(
鈴木敏男君) 2番、大森泰幸君の
一般質問を終わります。 これで本日の
一般質問を終わります。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(
鈴木敏男君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日3日目、3月11日は議案調査のため休会といたします。 あさって4日目、3月12日は、午前10時から予算特別委員会が開催されます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午後2時32分
一般質問通告一覧表通告
順位質問者質問事項及び質問内容13番
青砥安彦1.教育行政について(町長)
(1)矢祭町
子ども議会を終えて
①町長の公約だった「
子ども議会」を初めて開催したが、町長の感想を聞きたい。
②学校現場からの評価はどうか、また次年度以降も継続開催するのか伺いたい。
2.福祉行政について(町長)
(1)
高齢者ドライバーの
事故防止対策について
①最近、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が多発している。これらの事故防止のため、
自動ブレーキ装置の設置が普及してきた。さらなる普及拡大を図るため、補助制度を設けてはどうかと考える。町の考えを伺いたい。
3.環境行政について(町長)
(1)
不法投棄防止対策について
①町は行政区長をゴミ監視員に委嘱している。今年度の情報件数とその回収実績を伺いたい。
②次年度以降も継続していくのか、若しくは新たな対策を講じるのか伺いたい。
4.観光行政について(町長)
(1)矢祭山
有料トイレの利用状況について
①今年度の利用実績と使用料徴収額を伺いたい。
②今後の
有料トイレのあり方と利用促進に向けての考えを伺いたい。
5.一般行政について(町長)
(1)
交流人口増に向けての連携協定について
①先月「よい
仕事おこしフェア実行委員会」と
交流人口増に向けた
包括連携協定を結んだが、その協定内容の詳細を伺いたい。
②今後の具体的な行動内容について伺いたい。25番
本多勇也1.一般行政について(町長)
(1)魅力ある街づくりについて
①
地域活性化には人口の流出を止めること
「矢祭町で働き暮らしたい」という若い人を育てたい、「休日に遊べる場所」が欲しいと言った若い人の声がある。町はどのように考えているのか伺います。
②交流・関係人口増へと東京都の城南信金と
包括連携協定を締結し、「矢祭応援ツアー」などを実施するとのことだが、町の受け入れ態勢はどのように考えているか伺います。
③福島県東京事務所にも出向いて矢祭町をPRしたとの事だが、トップセールスの感触はどうだったか伺います。
2.健康福祉行政について(町長)
(1)
新型コロナウイルス感染について
①感染拡大が問題になっている新型肺炎。感染源が不明や死者も出るなど、町民に不安が広がっている。10才の兄弟や未就学児の教育現場にも感染との報道もあり、不安軽減や解消の町の対応と感染予防はどのように考えているか伺います。又、国は不要不急の集まりを避けることで、スポーツイベントの中止や内容検討など、大会運営側も困惑している。今後の対処法はどうしたら良いのか伺います。
3.土木行政について(町長)
(1)関岡地内の堰堤の土砂堆積物の撤去について
①豪雨などにより堰堤に堆積物が溜まり、土石流が下流に流れ堆積、大雨が降ると災害に成る恐れがあり、町の今後の考えを伺う。36番
郡司浩子1.土木行政について(町長)
(1)横断歩道の白線が消えている箇所の進捗状況について
①9月の
一般質問の際、横断歩道の白線について消えている箇所の確認と引き直しを提案いたしましたが、進捗状況を伺います。
(2)台風19号で崩落した林道の復旧について
①台風19号で崩落してしまった大共から馬渡戸への林道の復旧について伺います。通行止めにはなっていますが、その表示を避けて通行している車両があるとのことです。2次災害を防止する観点からも早急な復旧を求めます。また、他の箇所についてはどのような進捗状況かも伺います。
2.健康福祉行政について(町長)
(1)高齢者送迎の基準と今後の課題について
①福祉協議会に委託している高齢者支援の一つで、病院等への送迎のための車を提供しているが、その基準と今後の課題について伺います。
(2)行政区の班外世帯への配布物等について
①一人暮らし高齢者等の世帯が増えている中、行政区の中で班外という世帯も増加しているように思う。その際、町からの配布物等など連絡等も漏れなく配布できているか伺います。
(3)新感染症に対しての指針の策定について
①新感染症に対しての住民の健康のための当町の考え、また、指針の策定について伺います。
3.教育行政について(町長)
(1)中高生のスポーツ活動に対する支援について
①中学生や高校生がスポーツ活動において、様々な活躍のニュースに接する度に喜びと希望を感じるところですが、その背景には小学生の頃よりスポーツ少年団等での活動からの延長線上での成果であるように思います。現在、町からの支援金等は、学校を通すことで行われているようですが、根っこの部分から支援が行われるべきであると考え、未来ある子ども達への支援を提言します。
(2)公園の整備と学校施設の休日開放について
①
舘山ランドの遊び場や遊具の整備、また、以前にも話題に上げたが、子ども園や学校施設の校庭等へ、土・日曜日の一般への利用を可能にして欲しいとの声がかねてよりあり、検討を願います。48番
菊池淳之1.一般行政について(町長)
(1)町政懇談会について
①まだ実施されていない地区からは、除かれている不安な声が出ています。残りの地区での予定について伺います。又、各地区から要望が出されていますが、(例えば、下石井では高萩街道と国道の接点から南石井駅への道路幅の拡張など)検討や進捗について伺います。
2.税務行政について(町長)
(1)納税の申告会場について
①昨年の申告時、会場のいくつかを集約したり、場所の変更がありました。今年の会場も大幅に変わりましたが、予告はされていなかったと思います。急ぎすぎる感があり、町民不安となっています。高齢化・足の確保は考えなかったのか、町民サービスの逆行であり、しっかり段階を踏まなかった理由と今後の考えについて伺います。
3.防犯行政について(町長)
(1)防犯灯について
①町民の安全・安心に大変役立っています。しかし町内は広く、少しずつ増やしていくよう活動している所で、関係する協会の方々に感謝しています。昨年、落雷による障害があり器具の交換が必要で新設が滞るということを聞きました。速やかな設置は犯罪予防となります。器具・機材の在庫や手配の状況を伺います。
4.健康福祉行政について(町長)
(1)
新型コロナウイルスについて
①町民不安について伺います。県は感染患者受け入れを実施しています。思いもよらぬ所で発症しています。インフルエンザ・花粉症の盛んな時期と重なり感染者が出る事は間違いありません。特に弱者である高齢者、学校での発症・拡大が気になります。町の対処について伺います。
5.教育行政について(町長)
(1)高校生への通学費支援について
①町民生活に大きな負担となっている1つに高校生通学費があります。高等学校もほぼ義務教育視され、国・県も立ち上がっています。町は年額2万円を平等に支援されていますが、学生の通学先によっては月額の費用にも満たないことが現実です。特に距離も遠ければ、間に合わすため送迎していたり、あるいは下宿を強いられます。通学に係る時間は本人が背負っています。近い人は近いように、遠い人は遠い分支援をしていくことが必要と考えます。是非とも公平な支援をされるようご所見を伺います。
(2)ふれあいテニスコート夜間照明設備設置について
①農作物の成長障害が発生する恐れがあるとの理由で実施されていません。隣のスインピアには立派な照明設備がありますし、成長障害も器具の種類で全く害がありません。スポーツの若年化、交流人口、スポーツ振興には夜間照明設備の設置は必要で、今がその時ではないかと感じます。ご所見を伺います。
(3)教育バスの入れ替えについて
①教育バスが設置され有効に利用されています。数年前から思ったより傷みが毎年増してきたと感じます。事故など起こらないうちに使用者が安全安心に使用出来るように、入れ替えをすべきではないでしょうか。ご所見を伺います。
6.農業行政について(町長)
(1)台風19号での藁流入水害について
①町内ではまだまだ復旧に時間がかかっています。作業も大変で、担当されている方々のご苦労に敬意を表します。地区の皆様にはご不便をかけます。ここでは、流入藁の処理について伺います。災害当初から排出・すき込むなどの藁処理の方向性が決まっていたので、実施に向かっているものかと思いましたが、2月末になって実施計画・手配になったと聞きました。春の農作業の支障となり、なぜこのような遅れになったのか、理由と今後の対応について伺います。59番
鈴木 一1.健康福祉行政について(町長)
(1)新型肺炎(
新型コロナウイルス「COVID19」)について
①武漢から感染が始まり、世界各国に拡大の恐れがあります
新型コロナウイルス。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」にて起きた集団感染で日本人乗客の方も感染が確認されていて又、都道府県にまたがって感染者が確認されていますし、10歳未満と10代の小学生の感染も判明して、学校の先生や医療機関の方々も患者さんと接触し感染が確認されており、本町も子ども達の感染拡大の可能性を見据えて、学校や保育現場での防止策(マニュアル)が必要かと思いますし、
新型コロナウイルスにかからない標準予防策の考えも合わせて、町の考えをお伺い致します。
2.農業行政について(町長)
(1)農地中間管理機構(農地バンク)活用について
①白書では、農業を持続可能なものにする為、農地の集積・集約化などによる効率的な農業経営を進める必要があるとして、農地中間管理機構(農地バンク)活用の重要性を強調されています。本町の農地の集積と集約化に向けた取り組みについて、町の考えをお伺い致します。
(2)農道整備について
①各農道を見ますとデコボコが多く、やはり大型機械が主流の作業、また運搬が2トン以上の小型トラックや小型ダンプの利用が多いためかと思います。東舘地区圃場に通じる農道も例外ではありません。耕作者も農道の路面の整備をしていますが、砂利の為、雨が降るたびにデコボコが出来ますし、次の時代を担う若い後継者が耕作していく為にも、一日も早い農道の舗装整備が必要と考えますが、町の考えを伺います。
3.土木行政について(町長)
(1)道路整備(通学路周辺)について
①国道118号線の中学校周辺であります、東側には狭い所もありますが歩道が中学校にまで延びていますが、西側は一里坂付近で歩道が切れて路側帯になっています。この所の車道と歩道の境の縁石が非常に夜間に危ない思いをなされた方が何人も居ります。足や自転車で縁石に当たり、転倒し打撲しており夜間に点灯する物が必要です。もし、転倒した時に車など来ますと交通事故に繋がるので、早めの対策が必要かと思いますが、町の考えをお伺いします。610番
藤田玄夫1.教育行政について(町長・教育長)
(1)令和2年度 中学生の海外派遣事業について
①
新型コロナウイルス等の対応、また受け入れ先のオーストラリアの体制について伺う。
2.土木行政について(町長)
(1)昨年の台風19号被害の復旧の進捗と今後の予定について
3.防災行政について(町長)
(1)災害対策の問題点と改善、見直しについて
①周知、対応の遅れについて。(稲藁等の処理他)
②災害対策室設置の必要性
③職員数の問題点とそれに対する考えについて
4.一般行政について(町長)
(1)今後の町づくりについて
①町長就任後、約1年が過ぎようとしているが今後の町づくりについての考えを伺いたい。72番
大森泰幸1.一般行政について(町長)
(1)令和2年度予算編成について
①今回の予算編成過程で町民懇談会の要望はどのように取り入れられたか、町民への資料提示を求める。
②役場庁内での町長査定、予算化される過程を伺う。
③30年度決算で不用額(余剰額)への会計監査から指摘があったが、本年度決算(予想)と次年度予算の関わりを伺う。
(2)商店街支援対策、駅周辺開発について
①町の商店も、厳しい現状に来ているとの訴えもある中、駅前周辺開発と関連させながら、支援策の検討を願う。
・プレミアム券以外の支援策
・道路、側溝の整備
・駅トイレ改修要請(JR)
②駅周辺開発と商店会支援総合の検討はどうか。
2.税務行政について(町長)
(1)国民年金、国保税、介護保険料について
①予算編成に関わって国、県への要請の必要性を感じた町の財源だけで出来ないところはどうか。
②国保税の均等割り廃止のため国の1兆円投入はどうか。
3.土木行政について(町長)
(1)防災・災害復旧、被災者支援について
①台風19号災害、復旧事業の現状を伺う。
・災害地未着手部分、高地原橋関連事業経費等
②河川防災で国、県への事業助成の緊急要請をしてはどうか。
・田川の土砂撤去
・久慈川中洲の土砂撤去を継続し、流れをよくしてほしい
・堤防事業の検討、工事着工計画を早急にしてほしい
③国へ河川事業への大幅な増額の要請をしてほしい。
④被災者支援事業への対応策及び進捗事業はどうか。
・罹災証明、被災証明者への適用を急いでほしい
・宅地内物置など河川氾濫関連の支援をしてほしい
・土砂による宅地被災への柔軟な運用をしてほしい
⑤農業、林業関係者支援への期限延長、継続支援を求める。
・来春の稲作付、復旧関連農家へ支援を急いでほしい
・小規模建設業者を含む幅広い事業参入要請を願う
4.福祉行政について(町長)
(1)高齢者支援施策について
①安く入れる施設がないとの不安を解消する町の施策があるか伺う。(施設状況、今後の見通しはどうなっているか)
②タクシー利用助成制度が「町内移動限定」と思っている等広報の徹底を願う。また、年齢当面70歳への引き下げ検討を。
③福島交通の増便(大共=中学校)をしてほしい。(利用者が運転手と話したところ役場からの要請があれば可能との事である)
5.教育行政について(町長・教育長)
(1)ゆきとどいた教育、子育て世代への支援の取り組みについて
①子育てしやすい環境を備えた、定住の町づくりを願う。(定住策支援、教育費の父母負担をさらに軽減)
②第1回
子ども議会の評価、要望実現への町の姿勢を伺う。
・
一般質問、第1番目「山野井カーブ付近の危険解消」歩道設置事業は町を挙げての最重要課題ではないか
③教育費の保護者負担軽減を願う。
・子ども園、学校教育費、給食費等が2人、3人となると大変になるので保護者負担の軽減を検討してほしい(給食費無料化、入学時支援、教材費補助、就学援助等)...