○議長(
本多勝実) 石井馨君。 (
総務市民常任委員長 石井 馨 登壇)
◆
総務市民常任委員長(石井馨) 令和3年第6回9月定例会に当たり、当
総務市民常任委員会に付託されました議案8件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会では、9月13日に
机上審査の日程で、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第92
号二本松市
過疎地域持続的発展計画の策定についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、計画期間の途中で市の施策推進のため、
計画変更を行い、新たな事業に
過疎対策事業債を活用できるのか。また、
計画変更には、議会の議決を必要とするのかとの質疑に対し、計画を変更することで、
過疎対策事業債を利用した新たな事業に取り組むことが可能となる。また、
計画変更に当たっては、県との協議や
パブリックコメント等を実施した上で、議会の議決を経る必要があるとの説明がありました。 次に、議案第102号令和3年度二本松市
一般会計補正予算のうち、当委員会に関わる事項について説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、
消防施設等整備工事について、工事の具体的な内容と予算の内訳はとの質疑に対し、工事の内容については現在の
火の見やぐらを解体し、新たな場所へ
ホース乾燥塔を設置するものである。また、予算の内訳については、
火の見やぐらの解体費が93万円、
ホース乾燥塔新設費が239万円、そして関連する
電気設備工事費が54万1,000円で、諸経費及び消費税を加えて607万2,000円となるとの説明がありました。 なお、議案第94
号二本松市
小手森財産区
管理会条例制定について、議案第95
号二本松市
小手森財産区
管理会委員の報酬及び費用弁償に関する
条例制定について、議案第96
号二本松市税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第101号令和3年度二本松市
小手森財産区
特別会計予算、議案第103号令和3年度二本松市
国民健康保険特別会計補正予算及び議案第104号令和3年度二本松市
後期高齢者医療特別会計補正予算は、審査において特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第92号、議案第94号、議案第95号、議案第96号、議案第101号、議案第102号のうち当委員会に関わる事項、議案第103号及び議案第104号の8件について、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
総務市民常任委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、
決算審査特別委員長、12番
安齋政保君。
◆
決算審査特別委員長(
安齋政保) 議長、
決算審査特別委員長、12番
安齋政保。
○議長(
本多勝実)
安齋政保君。 (
決算審査特別委員長 安齋政保 登壇)
◆
決算審査特別委員長(
安齋政保) 令和3年第6回9月定例会に当たり、当
決算審査特別委員会に付託されました議案15件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
特別委員会では、初めに、9月16日及び17日の2日間にわたり、
関係部課長等の出席を求め、施策の重点事項に掲げた施策の目標ごとに、主な
事務事業について、その事業の成果・効果を主眼に、総括審査を行いました。 審査の中で、
総務部所管事項においては、
地方創生推進事業について、人口減少の抑制と地域の創生によりさらなる進化をするための地方創生であるのに、当初予算180万円に対して決算が需用費と負担金の12万円になったのはどうしてかとの質疑に対し、
地方創生アドバイザーの招聘のほか、福島大学や亜細亜大学との
共同研究事業についても、
フィールドワーク等を行う予定であったが、
コロナ禍の影響で中止になった。まち・ひと・し
ごと有識者会議は開催したが、書面での開催となったため報酬等の支出にはならなかったとの答弁がありました。 また、
保健福祉部所管事項においては、
就労準備支援事業について、令和2年度の
新規事業で対象者が18名とのことであるが、対象者は訓練等において
自己負担が伴うものなのか。また、この訓練の期間と本事業の成果と効果はとの質疑に対し、
訓練対象者の
自己負担はない。この事業は、就労困難な
生活困窮者に対して
日常生活自立、
社会生活自立、就労自立に向けた支援を行うものであり、6か月から1年の間、一般就労に向けての支援や訓練を行うものである。対象者18名は
自立相談支援事業で抽出されたが、資格要件があり、
就労準備支援計画の作成まで至った対象者は1名であった。その1名に対して、面談、電話による相談、ハローワークへの同行、
生活支援等を行ったとの答弁がありました。 また、
産業部所管事項においては、
畜産生産振興事業について、
肉用牛繁殖雌牛ゲノム育種評価補助が令和2年度からの
新規事業であり、畜産農家44戸の牛222頭が該当したとのことだが、具体的な成果と効果はとの質疑に対し、県内のJAで取り組む
ゲノム評価に対し、
補助事業として取り組んだのは二本松市が初めてであった。対象の222頭の評価についてJA等から提出された意見によると、令和2年に生まれた子牛41頭を評価し、そのうち24頭が自家保留とすることになった。評価の高い牛を後継牛として残すことにより、結果として、生まれた子牛の肉の評価も高くなり、最終的に市場に出したときに高値になるため、畜産農家の所得安定につながるとの答弁がありました。 また、
建設部所管事項においては、
二本松城跡整備事業について、当初予算と決算額に乖離があるが、当初計画のとおり工事等は実施されたのか。工事が進まなかったのであれば、原因は確認しているのかとの質疑に対し、当初予算と決算の乖離については事業を繰り越していることによるものである。その原因については、
コロナ禍の影響や
事業用地の地盤が軟弱であったことにより、
地盤改良等の施工にも時間を要したためであるとの答弁がありました。 また、
教育委員会所管事項においては、
教育支援センター管理運営経費について、ふれあいスクールに通所で19人が利用したとのことだが、令和2年度で学校に復帰した児童生徒の数はとの質疑に対し、令和2年度通所者19名のうち通所が12名、
体験的通所が5名、
体験的適用指導参加者が1名、
随時相談通所者1名の計19名であった。そのうち5名の児童生徒が学校に復帰した。また、進学状況については、5名が高校に進学したとの答弁がありました。 次に、当
特別委員会では、
総括審査終了後、三つの分科会を設置し、分野ごとの重点的に検証を行う事業を選定し、21日及び22日の2日間にわたり、詳細審査を行ったところであります。
総務市民分科会では16事業、
産業建設分科会では33事業及び
文教福祉分科会では21事業を
重点審査事業に選定し詳細に質疑を行い、また、分科会での質疑終了後には、委員による討議を行い、事業の成果・効果等の
事業評価を行ったところであります。 次に、分科会長から各分科会における審査内容が委員会に報告され、
総務市民分科会からは、
総務部所管事項の審査の中で、
公共交通対策の強化について、
デマンド型乗合タクシーの
地域ごとの
利用者数は。また、運行に関する費用は委託料のみなのかとの質疑に対し、地域別の
利用者数は、
安達地域が2,673人、
岩代地域が1,121人、
東和地域が1,233人である。また、運行に関する費用については、業者に支払う委託料のみであるとの答弁がありました。 討議においては、引き続き見直しを行い、効率的な運行を行いながら、利用者にとって使いやすいものとなるよう取り組んでいくこととの意見がありました。 また、
市民部所管事項の審査の中で、
防災対策について、
コロナ対策で購入した物品はどのような物なのか。また、令和2年度に実際に使用されたのかとの質疑に対し、マスクが3万枚、
使い捨て手袋が4,500枚、
施設除菌清掃用スプレーが328本、
手指消毒スプレーが260本等である。また、令和2年度の使用実績はないとの答弁がありました。 討議においては、異常気象に伴い災害が多いので、対策を万全にすることとの意見があったことなどが報告されました。 次に、
産業建設分科会からは、
産業部所管事項の審査の中で、
防災重点ため池整備事業について、
耐震性調査を1池完了したとのことだが、調査の内容及び結果はとの質疑に対し、岳温泉の
大和ため池について、堤体の
ボーリング調査、
標準貫入試験、
透水試験等を実施した。調査の結果、早急に対策が必要なものではなかったが、今後も
防災重点ため池の
防災対策を進めるとの答弁がありました。 また、
建設部所管事項の審査の中で、二本松駅
南地区整備事業について、当初予算額と決算額の乖離の理由はとの質疑に対し、令和2年度中に用地交渉が完了しなかったものについては、用地費の支出がなかったこと。また、用地交渉が難航したことにより改良工事が一部しかできなかったこと。さらには、それに伴い
物件補償費についても支出が少なかったことなどが主な要因であるとの答弁がありました。 討議においては、
地域住民が期待をしている事業であり、計画どおり完了できるよう継続して事業を進めるべきであるとの意見があったことなどが報告されました。 次に、
文教福祉分科会からは、
保健福祉部所管事項の審査の中で、
歳入未済額の状況において、
保育所保育料や
認定こども園保育料について、
債権管理係に
徴収事務を引き継いだ結果、未納となっている保育料の納入があったということだが、未納者に対してどのような対応をしてきたのかとの質疑に対し、
保育所保育料、
認定こども園保育料については、令和元年10月に始まった幼児教育・保育の無償化によって現年度の未納は大変少なくなってきている。2年度は、これまで
子育て支援課で行っていた
徴収事務の一部を
債権管理係へ引き継いだが、別部署から未納者へ通知が届くことで収めることへの啓発につながり、
滞納繰越分の縮小が図られたと考えられるとの答弁がありました。 討議においては、
受益者負担の観点からも適切に納付勧奨し、徴収に努めるべきであるとの意見がありました。 また、
教育委員会所管事項の審査の中で、
二本松地域小学校学校給食費負担金・賄材料費の公会計化において、
電算システム改修委託料ということで
二本松地域小学校の学校給食費負担金が私会計、いわゆるわたくし会計から公会計に変わったが、それによる学校、保護者及び子どもたちにとっての具体的なメリットと変更点はとの質疑に対し、公会計化によるメリットについて、令和元年度の国の中央教育審議会の基本的な考え方としては、教職員の負担軽減が第一義的な考え方である。これまでは、自校給食を実施している学校ごとに給食費の徴収方法はバラバラだった。公会計化後は口座登録により口座引き落としで徴収をさせていただいている。保護者が現金を預けて不安だった部分、子どもに負担をかけていた部分等については軽減をされた状況である。これにより、市内全校同じ方法で給食費を徴収するという形が整ったとの答弁がありました。 討議においては、学校の業務負担軽減が図られたことは評価できるとの意見があったことなどが報告されました。 その後、討論に移り、議案第77号令和2年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第78号令和2年度二本松市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第80号令和2年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第91号令和2年度二本松市下
水道事業会計決算の認定について及び議案第90号令和2年度二本松市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定について中、当委員会に関わる事項の5件について討論がありました。 その中で、公務員の期末手当引下げの責任は政府にあり、公務員にコロナ不況の責任を押しつけるもので、真に責任を負うべき人たちを免罪することにほかならないため、特別職を除く職員の期末手当を0.05月分引き下げた決算に反対するとの討論がありました。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第77号から議案第89号まで及び議案第91号並びに議案第90号中、当
特別委員会に関わる事項の15件のうち、議案第77号、議案第78号、議案第80号、議案第91号及び議案第90号中、当委員会に関わる5件を除いた10件については、
全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決し、議案第77号、議案第78号、議案第80号、議案第91号及び議案第90号中、当
特別委員会に関わる事項の5件については、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。 以上、
決算審査特別委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員長報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する討論に入ります。 討論なさる方ございますか。 (「討論あり」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。 討論通告書は休憩中に事務局まで提出願います。 (宣告 午後2時41分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後2時43分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論通告がございますので、発言を許します。 なお、討論通告者は1人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。 これより議案に対する討論に入ります。 議案に対して、反対者、19番斎藤広二君。
◆19番(斎藤広二) 議長、19番。
○議長(
本多勝実) 斎藤広二君。 (19番 斎藤広二 登壇)
◆19番(斎藤広二) 私は、日本共産党二本松市議団を代表して、市長や議員らの特別職を除く職員の期末手当を引き下げた決算の認定5件について、反対討論を行います。 その5件は、議案第77号、78号、80号、90号、91号の決算の認定についてであります。これらの議案は、いずれも職員などの期末手当を0.05月分引下げ、一般職520人、会計年度任用職員487人、合わせて1,125万円引下げとなったもので、昨年11月の臨時議会に提案されたものであります。
コロナ禍による経済活動の停滞、事業所の倒産や廃業、従業員の解雇や失業者の増加など、深刻な経済状況の悪化につながる中で、公務員の給与やボーナスカットは当然との指摘がありますが、公務員の給与引下げは、民間の給与引下げにもつながること。公務員の期末手当を引き下げた責任は政府にあります。公務員にコロナ不況の責任を押しつけるもので、真に責任を負うべき人たちを免罪することにほかならないと考えます。 以上申し上げ、反対討論といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、討論は終わりました。 議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する採決に入ります。 議案第77号から議案第107号までの31件について、順次採決いたします。 初めに、議案第77号から議案第91号までの15件のうち、議案第77号、議案第78号、議案第80号、議案第90号及び議案第91号の5件を除いた10件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第77号から議案第91号までの15件のうち、議案第77号、議案第78号、議案第80号、議案第90号及び議案第91号の5件を除いた10件については、これを原案のとおり認定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第77号から議案第91号までの15件のうち、議案第77号、議案第78号、議案第80号、議案第90号及び議案第91号の5件を除いた10件については、原案のとおり認定することに決しました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第77号令和2年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第77号の1件については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第77号の1件については、原案のとおり認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第78号令和2年度二本松市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第78号の1件については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第78号の1件については、原案のとおり認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第80号令和2年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第80号の1件については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第80号の1件については、原案のとおり認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第90号令和2年度二本松市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第90号の1件については、これを原案のとおり可決及び認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第90号の1件については、原案のとおり可決及び認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第91号令和2年度二本松市下
水道事業会計決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第91号の1件については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第91号の1件については、原案のとおり認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第92号から議案第107号までの16件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第92号から議案第107号までの16件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第92号から議案第107号までの16件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 続いて、請願に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「討論あり」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。 (宣告 午後2時53分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後2時56分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論通告がございますので、順次発言を許します。 なお、討論通告者は2人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。 これより請願に対する討論に入ります。 請願に対して、まず、反対者、20番佐藤源市君。
◆20番(佐藤源市) 議長、20番。
○議長(
本多勝実) 佐藤源市君。 (20番 佐藤源市 登壇)
◆20番(佐藤源市) 新型
コロナ禍による米危機の改善を求める請願に反対の立場から討論をいたします。 現在、
コロナ禍における産業各分野においては、世界的な危機的状況により我が国においても、外食産業等の時短要請を受け、食糧消費量の低下に伴い、国内農畜産物の低下を招くおそれが生じております。 それらを踏まえ、農水省では経営継続等を含めた、補償制度を導入して、一定の成果を上げていると認識しております。また、水田、米対策においては、収入減少影響緩和対策交付金、ナラシ対策、中山間直接支払制度への取組及び収入保険制度への加入促進、飼料米対策等への作付転換、また、畑地化への推進など、食糧米の自給量のバランスを考慮した生産体制への確立、それらについては今後制度の拡充が必要であり、米価の安定につながるものであります。 今年の米価の大幅減についても、新たな農家支援に向けた具体的な検討に入っており、政府の迅速かつ適切な対応であると評価するところであります。 今回提出された請願の趣旨は、苦境に立たされた米農家を守るために、米の過剰米在庫を市場隔離し、食料支援制度を創設し、
生活困窮者や学生などに米の支給、支援を行い、
ミニマムアクセス米の輸入数量抑制を行うこととあります。 しかしながら、米農家以外の農業従事者への救済は一切触れておらず、本市においては、米農家以外にも野菜、果樹、畜産農家など存在しており、安定的な食糧供給と地域社会を守るためには、農家全体をまとめた救済措置をするべきであり、また、請願事項の過剰在庫を政府が買取り隔離するとともに、困窮者や学生への食料支援として活用することについては、そもそも政府の備蓄米制度については、不作等の主食用米の生産減少へ備える中で、必要な国産米の在庫を保有する目的であります。需給操作に対する制度の趣旨にそぐわないと考えられます。 さらには、
ミニマムアクセス米については、輸入制限抑制を直ちに実施するとありますが、この
ミニマムアクセス米については、ガット・
ウルグアイラウンドの交渉の中で、加盟国の合意の下で設定された国際公約であり、我が国、一国の問題ではなく、多国間協議が必要であり、皆さんご承知のとおりであります。このような協定を破れば、諸外国との貿易における信頼度は全て失うこととなります。 国際米の需給状況に応じて、輸入制限抑制など、直ちに実行できる問題ではありません。国内における米生産体制を確立し、農家が中長期的な継続できる政策への取組が必要不可欠であります。今回の一時的な緊急対策の請願については、反対いたします。 議員各位の皆様のご賛同をお願い申し上げ、以上、反対討論といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、賛成者、14番菅野明君。
◆14番(菅野明) 議長、14番。
○議長(
本多勝実) 菅野明君。 (14番 菅野 明 登壇)
◆14番(菅野明) 私は、日本共産党二本松市議団を代表し、請願第6
号新型コロナ禍による米危機の改善を求める請願に賛成討論を行います。 この請願は、今日の新型コロナウイルスの感染が広がる下で、米などの農産物は需要の急減による価格暴落に直面しております。一方で、
コロナ禍で生活が困窮し、食べたくても買えないという人も増えております。このような危機的な状況の改善が必要とし、具体的要求として3項目上げております。 第1は、
コロナ禍で消費が大きく減り、市場に滞留する在庫を政府が買い上げて市場から隔離し、米価下落に歯止めをかけること。 過剰在庫の買上げをという声が、党派を超えて広がっております。さらに、北海道と福島県を含めた東北6県のJA中央会の会長が連名で、過剰在庫の買上げを求める緊急要請を先月行いました。全国知事会も同様の要請を行っております。 先日、JA手数料などを差し引いたJAふくしま未来、地元の農協のコシヒカリ1俵60キログラムの生産者概算金が8,300円と示されました。軒並み昨年比で2割から3割下がっております。これではとてもとても米作りが続けられないと農家から悲痛な声が上がっております。 これは、おいしい国産米を食べたいという国民全体にとっての大問題でもございます。この責任は政府にあります。2018年に政府は、米の需給調整から撤退して、農業者任せにしてしまいました。そこにコロナが襲ってきて、需要が激減しているのであります。ところが、政府は何一つ手だてを取らないまま、放置してきた結果、今日の大暴落をつくっており、今、医療崩壊が大問題となっておりますが、米の大暴落も政府によって引き起こされた人災だと思うのであります。 全中は、来年6月末在庫が250万トンを超えると試算をし、3年連続で米価暴落の危険があると警告しています。今年6月末の米在庫が適正水準と言われる180万トンを大幅に上回っており、米価下落は必至でありまして、直ちに過剰分、数十万トンを政府が買上げ隔離しなければ、大変なことになります。 1俵60キログラムの米作りに必要な経費は、令和元年度の農業経営統計調査によりますと全国平均で1万5,155円。そのうち機械や肥料、燃料費などの物財費だけでも9,180円。1俵9,000円を割る米価では、大きな農家も小さな農家も作り続けられません。多くの農家が米作りをやめれば、地域農業の崩壊と食糧不足の事態を招くだけにとどまらず、地域経済にも深刻な状況をもたらし、地域そのものが維持できなくなります。それは今、私たちの目の前に広がっている荒れた農地が何よりも物語っているのではないでしょうか。二本松市の水田の耕作放棄地は382ヘクタールです。このままでは米価暴落で、耕作放棄地の拡大は必至の状況であります。
コロナ禍による需要の消失は、農家には何の責任もありません。にもかかわらず菅政権は、今年度、史上最大の生産調整、36万トンの減反を農家に押しつけました。 第2は、
コロナ禍の下、
生活困窮者や学生などに、欧米並みに食料支援を政府がすべきと求めています。 アメリカは、昨年4月に190億ドル、日本円で約2兆1,000億円の農業緊急支援策を決めて、うち1兆7,000億円を農家への直接支援に向けました。1戸につき最大約2,700万円支援しております。残り3,300億円で食肉、乳製品、野菜を買い上げる。アメリカ農務省は毎月生鮮食品や乳製品、肉製品などを1億ドルずつ買い、フードバンクや教会、支援団体に提供しております。フランスも政府がフードバンクに食品を提供しています。我が国の消費者庁の調査では、食料支援はアメリカが739万トン、フランスは12万トン、日本は2,850トンで、アメリカの僅か0.4%にすぎません。アメリカやフランスなどでは、フードバンクが集める食品のうち、約3割は政府が提供します。アメリカやヨーロッパ各国は、食料の確保を安全保障政策の中心に位置づけて手厚い支援をしています。そのアメリカの農業予算は年額約11兆円で、うち6割以上が消費者の食料購入支援に充てられております。このような公的な食料支援制度がないのは、日本だけであります。政府が買い上げた米で、コロナで生活が困っている方や学生の皆さん、そして子ども食堂などの支援にまわせば一石二鳥ではありませんか。 菅政権は、なぜアメリカのようにフードバンクや子ども食堂などを通じた人道支援のための政府買入れさえしないのか。苦しむ国民、苦しむ農家を放置する冷たい政治は、国民の命を危険にさらしてでも、オリンピックを強行した暴走政治と共通しております。 第3は、義務でもない
ミニマムアクセス米の輸入量を減らすということであります。 先ほどの討論の中でも、また、
産業建設常任委員会の
委員長報告では、
ミニマムアクセス米は
ウルグアイラウンドの関税化の例外措置を継続しているもので、国産米の下落を防ぐ措置としてのものだから、必要ない請願なので反対と報告がありました。また、今ほどの反対討論では中山間や収入保険制度などの整備、さらには、市内には野菜農家や畜産農家など、米以外の農家もあるのではないか。ガットは国際公約で、中長期的な立場からの支援を検討する必要があるなどと述べておりますが、全く現状を見ない議論であります。 この反対理由の中で、私は二つ間違っていると指摘をいたします。一つは、関税化の例外措置を継続と言っていますが、1999年から関税化に至っており、例外措置は継続していないこと。二つは、米価下落を防ぐためと言っていますが、これほどまでに米価が下がっている現状を一体何と説明するのか。さらには、全国知事会や全国屈指の米どころである北海道や東北の農協中央会長が、緊急要請するに至ったことをどう受け止めているのか。 皆さんご存知のとおり、ミニマムアクセスは、本来、最低限の輸入機会の提供でありまして、輸入義務ではないことは、今から22年前の1999年3月の衆議院農水委員会での日本共産党中林よし子議員への答弁で、既に決着済みのことであります。審議では、お隣の韓国は日本と同じ国家貿易で米がミニマムアクセスでありながら、実際の輸入量は全量輸入しておりません。それで他国から提訴されているかと政府に問い、政府側は答弁できませんでした。さらにWTO協定のどこに輸入義務と書いてあるかと問い、審議が中断したのであります。その後、堤食糧庁長官が、WTO協定の根拠ではなく、政府統一見解で対応と苦し紛れの答弁をするに至りました。つまり、WTO協定の規定ではなく、ミニマムアクセスは輸入の機会を与えただけにすぎず、日本政府が勝手に解釈して全量輸入の政府統一見解を出したにすぎないことが、この国会審議を通じて白日の下にさらされたわけであります。それまで政府は、
ミニマムアクセス米は100%輸入義務があると国会と国民を欺いて、農民に減反を押しつけ、関税化、いわゆる輸入自由化強行の口述にしてきたのであります。こうした政府の考え方の根底には、ガット・
ウルグアイラウンド合意に関した閣議決定ができなかったことに大きな要因がございます。 今日、米は過剰でも、外米輸入の削減はゼロであります。一方、バターは過剰対策として輸入を7割減らし、2万トンから6,400トンに、同じく過剰対策として小豆は輸入を3割減らし、1万2,400トンから9,700トンにいたしました。
ミニマムアクセス米の輸入量は、1986年から88年の米消費量約1,000万トンを基準にして、7%、77万トンであります。しかし、現在の米の消費量は、3割減の700万トンに減っております。これに見合った輸入量を7.2%とすれば、約57万トンとなり20万トン減となり、コロナによる需要減と同じ量になります。全国農民連は、政府はこの程度の交渉はすべきだと強く求めましたが、政府は拒否しました。 昨年からの
コロナ禍でロシアやベトナムなど、13ヵ国では農産物の輸出規制を始めております。今後、温暖化による気候危機が深刻となり、安定した農産物の生産ができる保障はありません。つまり、自国民に食べられない人がいることから、輸出制限をかけ始めております。今、我が国の食料自給率は37%まで落ち込んでおります。日本へこれまで輸出してきた国々をはじめ、今後は金を出せば、いつまでも農産物を買える時代ではなくなってきているというのが現状であります。これは、農産物に言えることだけではありません。今回の
コロナ禍という事態が、このことを裏づけております。 このようなことから、本請願は厳しい状況に置かれている農家の道理ある願意であります。採択し、農家の声を意見書として国に届けることが、当市議会に課せられた使命であります。同趣旨の陳情が本宮市、大玉村に提出をされ、全会一致で採択され、国へ意見書が提出されたと聞き及んでおります。 このことを最後に申し上げ、討論といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、討論は終わりました。 請願に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより請願に対する採決に入ります。 請願第6
号新型コロナ禍による米危機の改善を求める請願書の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第6号の1件については、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立少数)
○議長(
本多勝実) 起立少数と認めます。 よって、請願第6号の1件については、不採択とすることに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、請願の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 会議の中途でありますが、暫時休憩いたします。 再開は15時30分。 (宣告 午後3時20分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後3時30分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事日程に従い、市長より意見を求められた
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から議長宛ての文書につきましては、お手元に配付いたしました写しのとおりであります。
○議長(
本多勝実) これより市長の推薦理由の説明を求めます。
◎市長(三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長 三保恵一 登壇)
◎市長(三保恵一)
人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 人権擁護委員は国民の基本的人権が侵されることのないように監視し、もしこれが侵された場合には、その救済のため、速やかに適切な措置をとるとともに、常に
自由人権思想の普及高揚に努めることを使命としております。 市長は市議会議員の選挙権を有する住民の中から、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある候補者を議会の意見を聞いて、法務大臣に推薦することになっており、その推薦に基づいて法務大臣が委嘱するものであります。 当市の現在の人権擁護委員は、
二本松地域が5名、
安達地域が4名、
岩代地域と
東和地域がそれぞれ3名と合わせて15名であります。 今般、本年12月31日をもって
二本松地域の漆間唯実さん、並びに
東和地域の安部千江子さんが、それぞれ2期目の任期満了を迎えることになりますが、お二方とも再任として、推薦しようとするものであります。 以上、候補者として推薦することについて議会の意見を求めたいので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の推薦理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) お諮りいたします。 本件は、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。 重ねてお諮りいたします。 本件については、討論を省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。
○議長(
本多勝実) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております
人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
人権擁護委員候補者の推薦に関する議事は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、
委員会提出議案第6号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書の提出についての1件を議題といたします。 これより議案提出者の提案理由の説明を求めます。
総務市民常任委員長、7番石井馨君。
◆
総務市民常任委員長(石井馨) 議長、
総務市民常任委員長、7番石井馨。
○議長(
本多勝実) 石井馨君。 (
総務市民常任委員長 石井 馨 登壇)
◆
総務市民常任委員長(石井馨)
委員会提出議案第6号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書の提出についての提案理由を説明いたします。 新型コロナウイルス感染症の蔓延により地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても引き続き、巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面しています。 地方自治体では、
コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など、将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められており、その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれます。 以上の趣旨から、
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求めて政府関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。 以上、よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
本多勝実) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員会提出議案に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) なお、ただいま議題となっております
委員会提出議案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。
委員会提出議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する採決に入ります。
委員会提出議案第6号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております
委員会提出議案第6号の1件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会提出議案第6号の1件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員会提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) この際、お諮りいたします。 ただいま、
市長提出追加議案第108
号二本松市
小手森財産区
管理委員選任の同意についての1件が提出されました。 よって、この際、
市長提出追加議案審議のため、日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
市長提出追加議案第108号の1件を審議のため日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 ただいま議案書を配付いたさせます。 (議案書 配付)
○議長(
本多勝実) それでは、
市長提出追加議案第108号の1件を議題といたします。
○議長(
本多勝実) これより市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長 三保恵一 登壇)
◎市長(三保恵一) 議案第108
号二本松市
小手森財産区
管理委員選任の同意について、提案理由をご説明申し上げます。 財産区管理委員の任期は、地方自治法上4年と定められているところであり、
小手森財産区の管理委員の任期につきましては、本年10月1日から令和7年9月30日までとなります。 また、管理委員の定数は7人でありますが、人選につきましては、関係する行政区から推薦をいただいており、鴫原亀蔵さん、鴫原和洋さん、高橋孝さん、福嶋秀司さん、遠藤周三さん、高橋賢樹さん、高橋秋夫さんを選任いたしたく、提案申し上げる次第であります。 満堂のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより追加議案に対する質疑に入ります。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 追加議案に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第108号の1件については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第108号の1件については、委員会付託を省略することに決しました。 重ねてお諮りいたします。 議案第108号の1件については、討論を省略の上、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第108号の1件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。
○議長(
本多勝実) これより追加議案に対する採決に入ります。 議案第108号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第108号の1件については、原案に同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第108号の1件については、原案に同意することに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
市長提出追加議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、令和3年第6回二本松市議会9月定例会を閉会いたします。 (宣告 午後3時43分) 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。 令和3年9月28日 二本松市議会 議長
本多勝実 議員
佐久間好夫 議員 佐藤運喜 議員
鈴木一弘...