須賀川市議会 > 2024-03-12 >
令和 6年  3月 予算常任委員会−03月12日-01号

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  1. 須賀川市議会 2024-03-12
    令和 6年  3月 予算常任委員会−03月12日-01号


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    令和 6年  3月 予算常任委員会−03月12日-01号令和 6年  3月 予算常任委員会             須賀川市議会予算常任委員会会議録 1 日  時  令和6年3月12日(火曜日)         開 会  10時00分         閉 会  15時30分 2 場  所  須賀川市議会委員会室 3 出席委員  深 谷 政 憲     熊 谷 勝 幸     深 谷 勝 仁         松 川 勇 治     関 根 篤 志     古 川 達 也         柏 村 修 吾     堂 脇 明 奈     斉 藤 秀 幸         浜 尾 一 美     小 野 裕 史     鈴 木 洋 二         大 柿 貞 夫     大河内 和 彦     溝 井 光 夫         横 田 洋 子     石 堂 正 章     本 田 勝 善         五十嵐   伸     佐 藤 暸 二     市 村 喜 雄         鈴 木 正 勝     大 内 康 司 4 欠席委員  なし
    5 説明員   企画政策部長   野 沢 正 行    総務部長     野 崎 秀 雄         財務部長     高 橋 勇 治    市民協働推進部長 須 田 勝 浩         文化交流部長   西 澤 俊 邦    市民福祉部長   秡 川 千 寿         経済環境部長   板 橋 圭 寿    建設部長     小 針 成 次         上下水道部長   岡 部 敬 文    会計管理者    井 上 敦 雄         議会事務局長   山 寺 弘 司    教育部長     角 田 良 一         行政管理課長   大 槻   巧    財政課長     星   雄 幸  東コミュニティセンター所長   橋 本 裕 史    生涯学習スポーツ課長                                      丸 山 正 名         中央図書館長   岩 崎 弘 幸    文化振興課長   長 澤 泰 和         社会福祉課長   三 浦 浩 美    長寿福祉課長   古 川 一 夫         保険年金課長   鈴 木 康 夫    農政課長     安 田   徹         環境課長     伊 勢 邦 宏    道路河川課長   伊 勢 善 宏         経営課長     田 家 幹 郎    水道施設課長   二 瓶 伸 一         下水道施設課長  安 田   昭    教育総務課長   相 楽 重 喜         学校教育課長   野 原 光 弘    こども課長    熊 田   保 6 事務局職員 議事調査係長   遠 藤   隆    主任       藤 田 昌 利         会計年度任用職員 石 澤 友 美 7 会議に付した事件  別紙のとおり 8 議事の経過  別紙のとおり                        予算常任委員長   深 谷 政 憲          午前10時00分 開会 ○委員長(深谷政憲) おはようございます。  直ちに本日の会議を開きます。  出席委員は定足数に達しております。 ───────────────────── ◇ ──────────────────── ○委員長(深谷政憲) 当初予算審査を続行いたします。  初めに、昨日の審査で答弁を保留しておりました浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎健康づくり課長(小池文章) おはようございます。  昨日、浜尾委員の再質疑におきまして、答弁を保留させていただいておりました98ページ、(8)出産・子育て応援事業、出産・子育て応援金の令和5年度予算での交付対象者数についての御質疑についてお答えいたします。  5年度予算計上の出産・子育て応援金6,500万円でありますが、本事業は令和4年度中の事業立ち上げであったため、申請日により一部交付額が異なりますが、交付対象者数は4年度中の妊娠及び出産者240人を含め、延べ1,060人分となっております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) よろしいでしょうか。  次に、153ページから157ページまでの10款教育費、1項教育総務費であります。  当局の説明を求めます。 ◎教育部長(角田良一) おはようございます。  それでは、153ページを御覧願います。  初めに、1項教育総務費、1目教育委員会費186万2,000円は、前年度と比較し24万4,000円の減であります。主な理由は、教育委員の出張旅費の減額によるものです。  説明欄を御覧願います。  1、学校教育の充実、(1)教育委員会運営事業186万2,000円は、教育委員4名の報酬と教育委員会の運営に要する経費であります。  次に、2目事務局費5億6,038万1,000円は、前年度と比較し3,243万7,000円の増であります。主な理由は、特別支援教育推進事業費学校図書館教育推進事業費の増などであります。  説明欄を御覧願います。  2、子育て環境の充実709万6,000円の各事業について御説明いたします。  (1)奨学資金基金積立金48万円は、奨学資金貸与者からの償還金等を奨学資金基金へ積み立てるための経費です。  (2)奨学資金給与事業661万6,000円は、大学生等に月額5万円の奨学資金給与金を給与するために要する経費であり、奨学資金基金を財源として事業を行います。  次に、3、学校教育の充実3億2,782万6,000円の主な事業について御説明いたします。  154ページを御覧願います。  (3)研修バス活用事業1,342万6,000円は、研修バスぼたん号及び牡丹エンゼル号の運転業務委託等に要する経費であります。  (6)学力向上推進事業335万2,000円は、確かな学力の育成を図るための学力向上研修会経費や学校教育アドバイザーの報償に係る経費であります。  (9)特別支援教育推進事業1億5,941万6,000円は、特別な支援が必要な児童、生徒に対し、生活介助や学習サポートを行う特別支援教育支援員を配置する経費などであります。  155ページ、説明欄を御覧願います。  (11)学校適応指導事業321万8,000円は、不登校児童、生徒に対する個別指導や学校復帰を図るための適応指導教室における指導員を配置する経費であります。  (12)心の教室相談員支援事業852万1,000円は、児童、生徒の悩みの相談など、心のケアを図るため、心の教室相談員やスクールソーシャルワーカー等を配置する経費であります。  156ページ、説明欄を御覧願います。  (19)学校図書館教育推進事業4,446万9,000円は、学校図書館教育を推進していくため、全中学校区に配置する学校司書11名や図書等の購入に要する経費であります。  (21)青少年人材育成事業870万1,000円は、寄附金を原資とする基金の活用事業で、児童、生徒の海外視察研修を行うための経費であります。  (22)社会科副読本「いわせ」発行補助事業37万5,000円は、小学校の社会科副読本「いわせ」の発行に対する補助金であります。  次に、157ページ上段を御覧願います。  4、生涯学習・スポーツの推進、(1)青少年人材育成事業基金積立金10万3,000円は、事業への寄附金及び定期預金利息を基金へ積み立てるための経費であります。  5、安全で安心な生活の推進、(1)学校安全対策推進事業55万円は、防犯ブザーの購入等、児童、生徒の安全対策に係る経費であります。これらに係る特定財源は、153ページ下段に記載のとおりであります。  次に、157ページ中段を御覧願います。  3目教育研修センター費3,527万9,000円は、前年度と比較し412万1,000円の増であります。主な理由は、教育研修センター及び教育支援センターの管理運営に要する人件費等の増などによるものであります。  説明欄を御覧願います。  1、学校教育の充実、(1)教育研修センター・教育支援センター管理運営事業3,527万9,000円は、両センターの管理運営に要する経費で、主に職員の人件費であります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) おはようございます。  まず1点目、ページ156ページ、(19)学校図書館教育推進事業についてなんですが、委託料として図書ソフト更新業務委託料となっておりますが、改めてこの図書ソフトの内容をお伺いいたします。  あと、それと、金額のほうもお伺いいたします。  そして、もう一つが、今回愛護育成会補助金のほうが計上されていないんですが、計上されなかった理由についてお伺いをいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) おはようございます。  ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、図書ソフト更新業務委託料についてですが、図書館で子供たちの図書を貸し出す際に、その出し入れを記録を自動的にバーコードなどを読み取って、ソフトで取り扱うシステムを導入しております。そのシステムについて、ICTが活用が図られる中でバージョンアップしておりますので、そのバージョンアップの更新料含めての金額、今年は96万3,000円を予定しております。  二つ目、愛護育成会についてですが、愛護育成会、取り扱っている事務局とも相談しまして、現在の愛護育成会の活動状況に合わせて、今回その補助金についてもなくても活動していけるというような回答を得る中、相談している中での決定でございます。  以上です。 ◆委員(堂脇明奈) 図書館のほうなんですが、以前もちょっとお話しさせていただいたんですけれども、市で運営している図書館のほうとのつながりというところで、学校図書館にない本ですとか、そういったものが市で運営しているほうのところにあった場合、すぐ在庫があるかどうかなんか確認ができると思うので、その辺を連携して行っていく考えが今後あるのかどうかということと、あと、愛護育成会のほうなんですが、今回計上されなかったということで、インクルーシブ教育を進める須賀川市教育委員会として、今後どのような形で関わっていくのかをお伺いいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの堂脇委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの再質疑にお答えいたします。  まず、図書館の連携についてですが、今も図書館司書のほうが、市の図書館等に出入りしながら、小まめに学校の図書館に存在しないような図書の必要性があれば借りてきたり、子供たちの要望に応じて取り扱っているところではあります。さらに今後、ICTを含めて連携のほう、関係部局と相談しながら深めていきたいとは思っております。  愛護育成会についてですが、今回学校教育課でも教育支援センター立ち上げて、直接的に保護者等との相談を深め、教職員の支援にも当たっているところですので、そちらの効率的な活用、効果的な活用を拡大するとともに、教材費などで愛護育成会で行っていただいていた教材の支援などについても、教材費のほうで特別支援に特化した部分を増やしながら対応していきたいとは考えております。  以上です。 ◆委員(堂脇明奈) 了解いたしました。  意見としてなんですが、図書のほうも今後検討して進めていただきたいということと、あと図書司書のほうも中学校区ではありますが、小学校にも入っての、かなりいろんな子供たちの触れ合いの中でとても重要な立場となっているところもありますので、今後、人員としても増やしていく傾向で検討していただきたいと思います。  意見として。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(深谷勝仁) おはようございます。  私のほうからは、2点質疑をさせていただきます。  まず154ページ中段、下の(6)学力向上推進事業ということです。こちら先ほど部長のほうからも説明ありましたが、教職員の皆さんの資質向上のための事業ということで説明ありましたけれども、こちら昨年と比べまして5割以上の削減というところで、今回の削減に当たって教職員の皆さんが学ぶ場、研修の機会とかそういったものが減ってしまう可能性がないのかというものが、まず1点。  2点目関しましては、156ページ下段、(21)青少年人材育成事業、こちらも先ほどの説明で子供たちの海外施設の派遣に関する経費ということで、こちらも800万円ほど減額となっておりますが、こちらの事業に関しましては、今回の減額でそういった派遣をする子供たちの人数が減るとか、そういったちょっと減額の理由に関してお伺いをいたします。
    ○委員長(深谷政憲) ただいまの深谷勝仁委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  まず学力向上対策事業ですが、各学校、全校に年間2回学力向上推進アドバイザー、協働的な学びに知見のあるアドバイザーを各学校に年間2回派遣しておりますが、今までは1年間全部で50回の学校訪問について、1年間トータルでの委託を行っていましたが、今回1回、1回ごとの派遣に見直しまして、その実績、見積りに合わせての予算計上になっております。  青少年人材育成事業の海外派遣についての減額理由ですが、実際に海外派遣希望した児童、生徒、回答の児童、生徒の実数に応じて、実績に合わせて予算計上したものです。多く見積もっていたところあったんですけれども、現実的な人数に合わせての見積りを取っての減額となっております。  以上です。 ◆委員(深谷勝仁) 学力向上推進事業に関しましては理解をいたしました。  (21)の青少年人材育成事業に関しましては、希望人数に合わせて今回精査をして減額に至ったということですが、この金額で何名程度を見込んでいるのか、再質疑いたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの深谷勝仁委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの再質疑にお答えいたします。  今年度、令和5年度の実績数10名に合わせて予算を組みました。実際令和2年から3年まではコロナ禍で中止されていたところだったので、令和4年に3年度分を合わせて実施した経緯があったので、改めて令和5年度、今年度の実績10名に合わせて予算組みしたところです。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(横田洋子) おはようございます。  3点お聞きします。  まず、ページ154ページの(9)特別支援教育推進事業ですが、これ前年度比プラスで2,900万円ほど増額になっている要因。  2点目に、156ページの(19)の学校図書館教育推進事業でもプラス7,910万円で、先ほど図書ソフト更新業務委託料が96万円ほどだったので、増額の理由についてお伺いをいたします。  3点目に、その下の(20)の校務支援システム整備運用事業ですが、こちらは前年度比240万円ほど減額されていますが、その要因についてお伺いをいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの横田委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、特別支援教育推進事業の中の増額理由についてですが、特別支援教育支援員50名雇用の中から、来年度2名増員して52名ということで考えております。その中で人件費の増がかなり見込まれますので、その分の増額を予算化しております。  また、図書館についても、図書館司書の11名の雇用の中の人件費の増を見込んで増額しております。  三つ目、校務支援システムについてですが、校務支援システム、令和3年度から取り入れまして今年度で3年目迎えますが、教職員の取扱いにも慣れて、今まで教職員の取り扱う研修、活用研修を行っていたところだったんですけれども、そろそろ慣れて研修の必要がなくなってきたところでもありますので、その分についての減額を見込んでおります。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(柏村修吾) おはようございます。  156ページの(18)番、いじめ不登校対策事業についてお伺いしたいと思います。  その中のQU心理検査業務というんですか、このテストはいつ頃、何回実施する計画なんですか。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの柏村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  いじめ不登校対策事業のQU心理検査ですが、小学校3年生以上に年間2回、年度始まって4月か5月などと、学級の雰囲気も固まってきた10月、11月等の年間2回の実施を計画しております。  以上です。 ◆委員(柏村修吾) 再質疑ですが、その効果について、具体的に学校現場にはどのような指導をしているのかお伺いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの柏村委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの再質疑にお答えいたします。  QU心理検査については、その結果について全て学級ごとに分析された、細かなコンピューター分析された結果を各学校、各学級に送付しまして、各学校の創意工夫の下で各学級の特徴、不登校やいじめの被害のリスクやいじめを受けている可能性、学校や学習に対する意欲等を数値でも分析しまして、ふだんの生徒指導に役立ててもらっているところです。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(浜尾一美) すみません、156ページの(17)遠隔地児童生徒通学支援事業についてお聞きしたいと思います。  昨年もこれちょっとこれ載っていたんですが、昨年というか令和5年度のまず実績をお聞きしてもよろしいでしょうか。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  遠隔地児童生徒通学支援についてですが、平成17年度、小塩江小学校東山分校の休校閉校に伴いまして進めたところでありますが、令和5年度の実績については、小学校4名、中学校1名の実績に基づいて予算化しております。  以上です。 ◆委員(浜尾一美) こちらは、家庭ややっぱり各、別の教室で行われる事業をパソコンでできる、見ながら授業を参加できるという多分方向だと思うんですが、今後、その辺をどの辺に広げてやっていくのかというのは……      (「送迎です」と呼ぶ者あり) ◆委員(浜尾一美) 送迎ですか、すみません、私、勘違いして。すみません、取り消します。 ○委員長(深谷政憲) では、よろしいですね。  ほかにありませんか。 ◆委員(石堂正章) 156ページの先ほど深谷勝仁議員が質問した、(21)青少年人材育成事業の件でお伺いします。  この予算の中には、随行員といいましょうか、一緒に世話をする方の予算とか入っているのか。それで、それは何名ほど付き添うのかということと、あと行先について、もし大ざっぱに決まっていれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの石堂委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  海外派遣の視察研修引率者としては、旅費3名分を見込んで予算化しております。実績としては、英語担当指導主事の1名と養護教諭1名でもあったんですけれども、そのほかも含めて予算としては旅費3名分を確保しております。  あとは、来年度については、まだまだ検討中ではありますが、場所としては今年度実施しましたシドニー派遣と同様の派遣を今後検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◆委員(石堂正章) 随行というか、付添いの先生方に関しては理解しました。  行き先に関しては、よくオーストラリアのシドニー、よくいろんな団体でも行っているんですが、ちなみに参考までにお聞きしますが、ここに決まった経緯というか、例えば治安とかもあるのかなと思うんですけれども、その辺についてちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの石堂委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの再質疑にお答えいたします。  現在まで10年間10回の実施の中で、8回はオーストラリア、1度バンクーバーということあったんですけれども、オーストラリアの長所としては、やはり時差の少なさを挙げておりまして、子供たち、夏休み期間とはいえ1週間程度海外に行く中で時差の少なさ、体調を崩したりするリスクの少なさということは長所だと考えております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、158ページから162ページまでの10款2項小学校費及び162ページから167ページまでの10款3項中学校費であります。  なお、歳出予算については、基本的に項ごとに区切って審査を行っておりますが、小学校費及び中学校費については、例年、関連して質疑を行うことが多いため、一括して説明、質疑を行うことといたします。  それでは、当局の説明を求めます。 ◎教育部長(角田良一) 次に、158ページを御覧願います。  2項小学校費、1目学校管理費4億7,245万1,000円は、前年度と比較し4,321万5,000円の増であります。主な理由は、光熱水費、維持補修など、小学校の学校管理運営事業費の増などによるものであります。  説明欄を御覧願います。  1、学校教育の充実4億7,245万1,000円の主な事業について御説明いたします。  (1)小学校管理運営事業3億8,694万円は、市内小学校及び義務教育学校16校の学校管理運営などの要する経費で、小学校の会計年度任用の調理員と用務員の人件費などのほか、学校警備業務委託、各施設設備の保守点検業務委託などの経費、更には小学校の消耗品や光熱水費、維持補修などの経費であります。  159ページ、説明欄を御覧願います。  (2)小学校保健安全対策事業2,646万7,000円は、児童及び教職員の健康診断に係る委託料などの経費であります。  (3)小学校給食管理運営事業3,894万2,000円は、給食調理に係る光熱水費や調理員の細菌検査、給食から出る生ごみの収集処理委託などの経費であります。  160ページ説明欄上段を御覧ください。  (4)小学校給食食材検査事業2,010万2,000円は、学校給食食材の放射性物質測定検査に係る経費であります。  これらに係る特定財源は158ページに記載のとおりであります。  次に、160ページの下段を御覧ください。  2目教育振興費2億9,767万1,000円は、前年度と比較し772万2,000円の減であります。主な理由は、GIGAスクール校内通信ネットワーク整備事業の整備業務委託料の減などによるものであります。  説明欄を御覧願います。  1、子育て環境の充実3,570万3,000円の各事業を御説明いたします。  (1)小学校要保護・準要保護児童就学援助事業3,000万円は、経済的な理由で児童を就学させることが困難な保護者に対する就学援助費であります。  (2)小学校特別支援教育就学奨励事業570万3,000円は、特別支援学級に就学する児童を持つ保護者に対する奨励費であります。  2、学校教育の充実2億6,196万8,000円の主な事業を御説明いたします。  (2)小学校プール活動推進事業3,845万2,000円は、水泳授業を民間施設で行うことに伴う委託料であります。実施学校は、第三小学校を始め、令和6年度から大森小学校を含め全8校です。  (3)小学校体験学習推進事業338万9,000円は、ふくしま森の科学体験センターでの科学体験学習等に参加するためのバス借上料などであります。  161ページ、説明欄を御覧願います。  (10)小学校教師用教科書整備事業9,291万5,000円は、小学校教科書の採択替えにより、教師用教科書及び指導書を各学校へ配備する経費であります。  (11)小学校GIGAスクール情報機器等整備事業4,795万3,000円は、GIGAスクール端末の保守業務委託、機器のリース料等の経費であります。  (13)小学校ICT支援員配置事業960万円は、ICT支援員を配置するための経費であります。  これらに係る特定財源は160ページに記載のとおりであります。  次に、162ページ上段を御覧願います。  3目学校建設費900万円は、前年度と比較し455万2,000円の増であります。主な理由は、白方小橋りょう設置事業の経費の増によるものです。  説明欄を御覧願います。  1、学校教育の充実、(1)白方小橋りょう設置事業900万円は、白方小学校と白方こども園の間に橋を設置する工事に要する経費であります。  特定財源は162ページに記載のとおりであります。  162ページ下段を御覧願います。  3項中学校費、1目学校管理費2億8,557万6,000円は、前年度と比較して1,224万9,000円の増であります。主な理由は、中学校管理運営事業及び部活動支援事業などの増によるものであります。
     説明欄を御覧願います。  1、学校教育の充実2億8,557万6,000円の主な事業について御説明いたします。  (1)中学校管理運営事業2億2,347万4,000円は、市内中学校9校の学校管理運営に要する経費で、経費の内容につきましては小学校費の管理運営事業と同様であります。  163ページの説明欄を御覧願います。  (2)中学校保健安全対策事業から、次ページ(4)中学校給食食材検査事業までにつきまして中学校管理に係る経費で、小学校費で説明いたしました事業と同様であります。  次に、(5)部活動支援事業815万3,000円は、中学校の部活動において技術的な指導に当たる部活動指導員を配置するための経費であります。  これらに係る特定財源は162ページから163ページに記載のとおりであります。  165ページを御覧願います。  2目教育振興費1億1,897万7,000円は、前年度と比較し5,035万4,000円の減であります。主な理由は、小学校費と同様にGIGAスクール校内通信ネットワーク整備事業の整備業務委託料の減などによるものであります。  説明欄を御覧願います。  1、子育て環境の充実3,710万7,000円の各事業につきましては、いずれも小学校費の事業内容と同様であります。  次に、2、学校教育の充実8,187万円の主な事業について御説明いたします。  (2)中学校プール活動推進事業2,378万7,000円は、水泳授業を民間施設で行うことに伴う委託料であります。実施学校は、第一中学校を始めとする全6校です。  (4)中学校芸術鑑賞事業439万6,000円は、中学校芸術鑑賞事業の公演委託料などに要する経費であります。  166ページの説明欄を御覧願います。  (9)実用英語技能検定支援事業600万円は、中学生に対し実用英語技能検定料を補助するものであります。  (10)中学校GIGAスクール情報機器等整備事業から(12)中学校ICT支援員配置事業につきましても、小学校費の事業内容と同様であります。  これらに係る特定財源は165ページに記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) 小学校、中学校、一括で質問させていただきます。  まず、小学校、中学校の管理運営事業の中の工事請負費の中で、学校維持補修工事というところで、小中学校どちらも計上されているんですが、こちらどこの補修を予定をしているのかお伺いをいたします。  それと、もう一つが、小学校、中学校のプール活動推進事業について、こちらどちらも活動業務委託料、そしてバス運転業務委託料について金額をお伺いいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(相楽重喜) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、小学校の工事請負費でございます。小学校のほうが、柏城小学校の高圧ケーブルの更新工事、もう一つが大森小のオイルタンクの改修工事を小学校の工事請負のほうでは計上させていただいております。  続きまして、中学校です。中学校につきましては、仁井田中学校の給食用のリフト、小荷物用専用昇降機の改修工事を予算として計上させていただいております。  次に、プールですが、まず小学校のプールの水泳業務委託料の指導の委託料ですが、予算で1,931万2,000円、バス送迎のほうが1,914万円を計上しております。  続きまして、中学校です。中学校の水泳指導業務委託のほうですが1,276万1,000円、水泳の送迎業務のほうが1,102万6,000円を計上しております。  以上です。 ◆委員(堂脇明奈) 請負工事のほうは了解をいたしました。  小学校、中学校のプールのほうなんですが、バス運転業務委託料というところで去年から計上されているんですが、こちらが今後、入札で行っていくのかどうかお伺いをいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの堂脇委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(相楽重喜) ただいまの御質疑にお答えいたします。  送迎業務に関しましても、委託で入札で対応したいと考えております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(横田洋子) 158ページ、小学校管理運営事業ですが、併せて中学校の管理運営事業をお伺いをします。  例年お聞きしているんですが、それぞれの椅子、机の各学校からの申請数と見込み数をお伺いをしたいと思います。  2点目に、160ページの(6)小学校鼓笛パレード振興事業ですが、令和5年度ではこれに参加をしなかった学校が多分4校だったと思うんですが、行事は校長の判断でということ漏れ聞いておりますが、その辺全学校が参加すべきで、同じ体験をしながら感動を共有するという貴重な体験なのではないのかなというふうに思うので、その辺ばらつきがあってもいいのか、その辺の教育委員会の考え方をお聞きしたいと思います。  以上、2点です。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの横田委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(相楽重喜) ただいまの御質疑にお答えいたします。  今年度の児童、生徒の椅子、机の購入でございますが、今年度は学校要望等が非常に少数でばらついておりましたので、各学校ごとの消耗品の中で対応する、要望に合わせた対応ということで大きく予算をまとめた計上はしておりません。  以上です。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの鼓笛パレード振興事業に関する質疑にお答えいたします。  鼓笛パレードへの参加については、各学校の校長の判断に任せているところではありますが、令和5年度は10校参加、不参加については6校だったということです。その中で、鼓笛の観覧のために教職員、先生方に大変な労力をかけているところでありますので、現在、中学校の部活動の地域移行、小学校の特別活動の見直し等を進めている中で、各学校の判断で鼓笛パレードの教育的な位置を改めて精査していただいて、各学校の判断によって参加を促しているところです。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(五十嵐伸) 小学校と中学校、一緒にお聞きしたいんですが、159ページと、中学校は164ページの給食管理運営事業費についてちょっとお聞きします。  まず、小学校、中学校、別々でもいいんですが、両方合算しても構いませんけれども、まず、何施設の予算を組んでいるのか、学校の施設数。あとそれについて、給食関係の人員、人数、合計の人件費が分かればいいんですけれども、人件費。  あと現在の給食を作っている数、その施設であれば最大、今、生徒数によりますけれども、最大でどのくらいの給食の数を作れるのか教えていただきたい。教えていただきたいのと、予算をどれくらい組んでいるかということです。  あと検査費がありますけれども、この検査費はセシウムの関係なのか、この検査費についての東電に請求する予定なのか、それについてお聞きしたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、給食施設の学校数ですが、自校給食実施学校については、小学校、岩瀬給食センターで対応している4校以外の16校から四つ引きまして、12校が小学校自校給食実施しております。  中学校については、岩瀬給食センターで対応している2校以外の8校で自校給食実施しておりますので、合わせて20か所、20校で自校給食を実施しているところです。  そのための人件費ということですが…… ○委員長(深谷政憲) 大丈夫ですか。 ◎学校教育課長(野原光弘) この点については保留させてもらって、後で数値提示したいと思います。  あとは、検査についてですが…… ◎財政課長(星雄幸) ただいまの質疑のうちに、小学校給食食材検査事業と中学校のほうの食材検査事業の財源につきましてですけれども、こちらはともに震災復興特別交付税充当事業になっていまして、100%そちらのほうの交付税を頂いているという形になっております。  以上であります。 ○委員長(深谷政憲) それでは、答弁保留とした分については、準備が整い次第お願いいたします。  ほかにありませんか。 ◆委員(関根篤志) 今ほど答弁いただきました給食食材の検査事業、これ小学校、中学校もなんですけれども、一応今後の見通し、検査何年度まで実施する見通しがあるか、それだけお伺いしたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの関根委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  給食の食材検査につきましては、昨日も13回目の震災ということで記念日となりましたけれども、今まで一件も放射線の確認がされたことはありませんので、その実施についても検討は続けているところではあるんですが、飽くまでもやっぱり子供たちの安全安心な食材の確認という意味では、まだなくすわけにはいかないと考えて、何年度に終わるなんていうこともまだまだ考えてはおりませんが、引き続き食材検査については続けていこうとは思っております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(柏村修吾) 小学校、中学校、共通なんですが、委託料の中の空調設備保守点検業務というのは、どのような内容なのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの柏村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(相楽重喜) ただいまの御質疑にお答えいたします。  空調設備の点検業務は、普通教室、特別教室に設置してありますエアコンの掃除及びシーズン前のメンテナンスを委託として発注しております。  以上です。 ◆委員(柏村修吾) 再質疑なんですが、この中には体育館等への設置関係とか調査とかというのは入っていないのか。なぜかというと、9月の定例会で教育長に質問したところ、この件に関して調査研究をしてまいりますというような返答があったものですから、その辺はどのように教育委員会として考えているのかお伺いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの柏村委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(相楽重喜) ただいまの御質疑にお答えいたします。  調査研究でございますが、自主的な調査は行っておりまして、13市の体育館に関する設置状況、全国的な規模の数字も文部科学省で令和4年度9月には出ているんですが、令和5年度データまだ出ていないんですが、それらの設置状況であったり、設置に当たっての工事費、1体育館に当たり設置をするための容量的な規模、大きさの積算、併せて空調設備も9月の定例会では換気扇に係るものということでしたが、空調としてのエアコンのほうの積算をする場合の積算、それに対する財源の状況などを現段階では総合的に勘案しながら、今後も動向に合わせて自主調査という形で進めております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(石堂正章) ページ数160ページの下段のほう、(5)小学校音楽振興事業並びに中学校は165ページの括弧で同じく音楽振興事業とあるんですが、ちなみに小学校のほう、補正のほう見ても大分今回の来年度の予算、減額になっているんですが、この辺の内容、理由というかお聞かせください。  あと中学校のほうは逆に増額になっているように見受けられたので、その辺も併せてお願いしたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの石堂委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  小学校、中学校音楽振興事業に関してですが、それぞれ令和5年度今年度の実績に合わせて、中学校及び小学校でも、特に小学校の特設活動の見直しに関して、大会出場に対する報償ということになりますが、実績減っている現実もありますので、その現実に合わせての予算ということになっております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(柏村修吾) 164ページの部活動支援事業についてですが、今年度は何名、そして種目について教えていただきたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの柏村委員の再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  部活動支援事業に関する部活動指導員の人数と種目については、今年度は7名を雇用しておりまして、種目については剣道、バスケットボール、バレーボール、サッカー2名、そして音楽部ということになっております。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、暫時休憩します。          午前10時55分 休憩
             午前11時03分 再開 ○委員長(深谷政憲) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  当初予算審査を続行いたします。  次に、167ページから169ページまでの10款4項幼稚園費であります。  当局の説明を求めます。 ◎教育部長(角田良一) それでは、167ページ下段を御覧願います。  4項幼稚園費、1目幼稚園管理費7,430万6,000円は、前年度と比較し2,557万2,000円の減であります。主な理由は、仁井田幼稚園及び長沼幼稚園の閉園に伴う管理運営費や人件費の減によるものです。  説明欄を御覧願います。  2、子育て環境の充実3,729万4,000円の主な事業について御説明いたします。  (1)幼稚園管理運営事業3,729万4,000円は、稲田幼稚園の管理運営に要する経費であります。  特定財源は167ページから168ページに記載のとおりであります。  168ページ下段を御覧願います。  2目幼稚園振興費1億239万2,000円は、前年度と比較し4,421万6,000円の減であります。主な理由は、幼稚園授業料給付事業における対象事業の減などによるものであります。  説明欄を御覧願います。  1、子育て環境の充実1億239万2,000円の主な事業について御説明いたします。  (2)幼稚園授業料給付事業8,161万6,000円は、国の幼児教育・保育無償化及び市独自の給食費無償化に係る経費であります。  これらに係る特定財源は169ページ上段に記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  当局答弁者等入替えのため、そのまましばらくお待ちください。          (当局答弁者入替え) ○委員長(深谷政憲) 先ほどの審査で答弁を保留しておりました五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) 先ほどの五十嵐委員の給食費に関する質疑にお答えいたします。  まず、小学校、中学校及びセンターの調理員の数及び人件費についてですが、調理員の数は小学校で38名、中学校で20名、センターで4名、合計62名の調理員を雇用し、その急な休み等に対応するための代替調理員を含めて、代替調理員も26名、様々な形で入っていただいておりますが、合わせて88名の雇用をしておるところです。年間の実績の人件費としては8,344万円を確認しております。  また、各調理場の準備数、令和5年度については、小学校で3,314人分の給食を準備しています、実績として。中学校で1,755、義務教育学校260で、合わせて5,329程度の食数を準備しているところですが、準備可能数としては、この2割程度増し、2割から3割程度の増し、増食は可能であると見込んでいるところです。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) 次に、169ページから174ページまでの10款5項社会教育費、1目社会教育総務費であります。  当局の説明を求めます。 ◎市民協働推進部長(須田勝浩) それでは、10款5項1目社会教育総務費について御説明申し上げます。  169ページ中段を御覧願います。  1目社会教育総務費4億8,430万6,000円は、前年度に比べ1億6,434万円の増となっておりますが、これは歴史民俗資料館改修に伴う指定文化財管理事業や株式会社円谷プロダクションとのまちづくり協定に基づき実施する空想プロジェクト事業に要する経費の増などによるものであります。  169ページ、説明欄下段を御覧願います。  教育委員会事務局こども課関係でありますが、2、子育て環境の充実、(1)子ども教室運営事業1,478万3,000円は、放課後の子供の安全・安心な活動拠点を確保し、市内7小学校区で実施する子ども教室の運営に要する経費であります。  なお、特定財源は169ページ下段に記載のとおりであります。  次に、市民協働推進部関係について御説明いたします。  169ページ、説明欄下段を御覧願います。  3、生涯学習・スポーツの推進3,866万9,000円のうち、主な内容について御説明いたします。  170ページ、説明欄を御覧願います。  (3)「二十歳のつどい」開催補助事業95万6,000円は、二十歳の方を対象としたイベントを開催するための経費であります。  (5)家庭教育学級事業47万3,000円は、幼稚園、こども園、小中学校、義務教育学校において家庭教育学級を開設し、家庭の教育力の充実を図るための経費であります。  (8)生涯学習インストラクター設置事業1,681万1,000円は、生涯学習スポーツ課に配置する生涯学習インストラクターに係る人件費や研修などに要する経費であります。  (9)生涯学習推進事業1,518万円は、生涯学習スポーツ課に配置する会計年度任用職員に係る人件費や生涯学習スポーツ課が企画、実施する成人、家庭教育などの各種講座に要する経費などであります。  (10)コミュニティセンター生涯学習推進事業271万2,000円は、各コミュニティセンターで実施する青少年、高齢者教育の各種講座に要する経費であります。  なお、市民協働推進部に係る特定財源は、170ページ上段に記載にうち、家庭教育支援基盤構築事業費県補助金であります。  教育委員会事務局こども課及び市民協働推進部関連の説明は以上であります。 ◎文化交流部長(西澤俊邦) 次に、文化交流部関係について御説明いたします。  171ページ、説明欄中段を御覧願います。  4、地域の宝の活用と交流の推進2億6,165万9,000円のうち、主な内容について御説明いたします。  (1)文化振興庶務事務468万2,000円は、会計年度任用職員人件費や全国史跡整備市町村協議会等に対する分担金などであります。前年度に比べ69万6,000円の増となっておりますが、これは会計年度任用職員の給与改定等に伴う人件費の増加によるものであります。  (3)俳句振興事業27万2,000円は、牡丹焚火の開催に要する経費、俳句事業を運営する俳句結社であります桔槹吟社に対する事業補助金及び俳句ユネスコ無形文化財登録推進協議会に対する負担金であります。前年度に比べ3万7,000円の減となっておりますが、これは拮槹吟社に対する事業補助金額の見直し等によるものであります。  172ページ、説明欄を御覧願います。  (4)奥州須賀川松明太鼓保存会補助事業80万円は、奥州須賀川松明太鼓保存会に対する補助金であります。前年度に比べ20万円の減となっておりますが、これは補助金の見直しによるものであります。  (6)指定文化財管理事業2億1,126万円は、指定文化財の維持管理に要する経費であります。前年度に比べ1億6,985万3,000円の増となっておりますが、これは過疎地域持続的発展計画に基づき実施する歴史民俗資料館改修や長沼城址樹木整備地業務等に要する経費の増加などによるものであります。  (7)史跡上人壇廃寺跡公園化整備事業323万5,000円は、史跡上人壇廃寺跡の公園化整備に要する経費であります。前年度に比べ1,532万9,000円の減となっておりますが、これは基本設計業務に係る委託料の減少などによるものであります。  173ページ、説明欄を御覧願います。  (8)埋蔵文化財発掘調査事業1,376万8,000円は、埋蔵文化財発掘調査に要する経費であります。前年度に比べ139万7,000円の増となっておりますが、これは会計年度任用職員の給与改定等に伴う人件費の増などによるものであります。  (10)地域の宝創造プロジェクト事業76万8,000円は、各地域にある様々な資源を再発見し、シビックプライドの醸成を図ることを目的とする事業であり、各地域でのワークショップ開催に要する経費であります。前年度に比べ533万2,000円の減となっておりますが、これはワークショップの開催業務を委託から職員による実施へ見直したことによるものの減によるものであります。  (11)須賀川百景事業47万円は、各地域にある自慢、大切にしたいモノ・コトなどを須賀川百景として映像化し、市の新たな魅力として情報発信する事業であり、映像作成業務の委託料に要する経費であります。前年度に比べ153万円の減となっておりますが、これは令和5年度の取組を踏まえ、実施方法を見直したことによる減少であります。  (12)特撮文化推進事業657万円は、特撮文化推進事業実行委員会やウルトラふくしま実行委員会に対する負担金などであります。前年度に比べ1,095万1,000円の減となっておりますが、これは昨年11月に開催した展示会井上泰幸展の終了に伴う減や、ウルトラマンアーカイブスプレミアムシアターを空想プロジェクト事業へ組み替えたことによるイベント運営委託料の減などによるものであります。  (13)田善顕彰版画展補助事業10万円は、田善顕彰版画展を主催する須賀川商工会議所青年部に対する事業補助金であります。  (14)没後10年追悼五十嵐二朗回顧展事業251万9,000円は、本市のゆかりの現代画家五十嵐二朗氏の没後10年を追悼して開催する回顧展に要する経費であります。  174ページ上段説明欄を御覧願います。  (15)空想プロジェクト事業1,672万円は、株式会社円谷プロダクションとのまちづくり協定に基づき、空想力をはぐくむためのイベントを開催する須賀川空想フェスティバル開催に要する経費であります。なお、特定財源は169ページ下段から170ページ上段に記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(鈴木正勝) 172ページの(6)指定文化財管理事業の中で、工事請負費の中で、文化財説明板設置工事と建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事の各々の工事費についてお聞きいたします。  なお、文化財説明板につきましては、どういう内容なのかお聞きいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  172ページの建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事とこの3件というふうに、説明板もですか、説明板ということで、文化財説明板設置工事ということでございますが、まず、文化財の説明板設置工事につきましては、それぞれ長沼、岩瀬にございます史跡等、そちらに関する箇所に、入口とかによくあるかと思うんですが、案内板、表示板、あの看板を5か所ほど過疎債を使って設置する工事でございます。  また、その下の3件の建築主体工事でありますが、こちらにつきましては、歴史民俗資料館の改修工事に関わるものでございます。工事内容としましては、まず展示室が一番奥のところにありまして、民具等が展示してあるんですが、その展示室に真ん中のところ空いているスペースがございまして、そこに積層ラック、中二階の形で考えておるんですが、そこのラックにいわゆる収蔵型展示できるようなもの、棚を造ろうと考えてございます。そちら、あと同じく展示室につきましては、壁面を囲うように展示ケース、棚、ガラスがはまっているんですが、そちらに展示の棚を若干増やしまして、先ほど申し上げたラックと棚の増設によって展示品数を増やすような改修をいたします。  また、外回りに関しまして、屋根の改修工事ということで塗装、それから外壁ということでクラックを補修しながら塗装も考えてございます。それから、機械設備ということで、空調設備、それからトイレの洋式化等を考えてございます。また、電気設備ということで、照明器具のLED化、それから自動火災報知器の更新等の工事を見込んでいるところでございます。  以上です。  金額ですね、金額につきましては、まず文化財の説明板設置工事につきましては、210万円を見込んでございます。  それから、歴史民俗資料館の建築主体工事が1億80万円、電気設備が1,799万6,000円、それから機械設備の関係が7,001万5,000円という金額になってございます。  以上です。 ◆委員(鈴木正勝) それぞれありがとうございました。  今回の工事に関しましては、飽くまでも歴史民俗資料館の改修ということで、一応認識していいのかということと、それからあわせまして、公共施設の個別管理計画の中では、歴史民俗資料館については博物館の建替え時期を目途に一応集約化という方針が出ているんですが、博物館に関しても複合化ということになっているんですが、その辺の考え方についてお聞きいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの鈴木正勝委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、工事内容に関しましては、基本的に全て歴史民俗資料館の改修に係る経費、先ほどの説明板は別になりますが、その3件については、そのようになってございます。  それから、今後の施設の在り方といいますかに関しましては、歴史民俗資料館につきましては、今回改修ということで継続させていただきますが、まず、博物館に関しましては、何年か前の地震のときに博物館のほうの、災害復旧の補助を充当しまして工事をしている関係もございまして、若干その補助の絡みありまして、建替えそのものは若干先になるかと考えてございますので、そこも踏まえながら今後は検討いていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(松川勇治) では、私のほうからですが、172ページ(6)番、指定文化財管理事業の部分です。こちらは予算の概要の部分の18ページにあります指定文化財管理事業の2億1,000万円という部分で、先ほど鈴木委員のほうからも話ありましたが、私のほうからは、こちらの2億1,000万円の部分の委託料も含めた部分の内訳教えていただければと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの松川委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  委託料の金額ということございますが、まず、一番上の薬剤地上散布関係でございますが、こちらに関しましては20万6,000円、それから伝統芸能記録映像関係、こちらに関しては380万円、それから除草業務委託に関しましては400万円、次に、樹木の伐採関係ですが、こちらが60万円、それから次の樹木選定が13万円、それから樹木整備業務、こちらに関しては958万9,000円となってございます。  以上です。 ◆委員(松川勇治) 私のほうから委託料も含めた2億1,000万円という話でしたが、これ差し引いて工事請負費のほう差し引けばよろしいということでいいですよね。  では、続きまして、再質疑させていただきます。  歴史民俗資料館の部分でですが、展示のほう、ハード部分のほうがほとんどということでありますが、こちら予算のほうにソフト面の部分は入っていないかどうか再質疑いたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの松川委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  この中に、先ほど工事3件、ハードがあるということで御説明しましたが、それ以外のソフト面についてはございません。  以上です。
    ◆委員(松川勇治) では、私のほうから意見なんですけれども、こちら須賀川市過疎地域持続的発展計画推進するという主な事業の中に入っておりますので、建物以外、どちらかというとソフト面のほうが非常に重要かと思いますので、そちらのほうも予算のほうに、持続的発展計画に基づくということで予算のほうに、また後ほど組み込んでいただければと思います。これは意見です。 ○委員長(深谷政憲) 意見といたします。  ほかにありませんか。 ◆委員(本田勝善) 私から、170ページ上段の(3)「二十歳のつどい」開催補助事業についてお尋ねいたします。  こちらの実行委員の、まず人数をお聞きいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの本田委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの御質疑にお答えいたします。  実行委員の人数につきましては、令和5年度につきましては9名で実施しております。  以上です。 ◆委員(本田勝善) 改めてお尋ねいたします。  ただいま9名という答弁でありましたが、この二十歳のつどいの開催事業に関しましては、恐らく今年度の事業実績を踏まえて95万6,000円を来年度分を見越して計上したと思われますが、この実行委員会が運営していくに当たって、この事業費が適正なのか、本来であれば限られた財源の中で大変厳しい状況ではあると思われますが、もうちょっとアップしてもよかったんではないかと、私、個人的には思うのですが、その辺は当局におかれましてはどのように考えているのかお尋ねいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの本田委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの再質疑にお答えいたします。  令和5年度の実行委員のメンバーでの実施開催内容につきましては、実績としまして約99万6,000円の実績見込みでございます。この内容につきましては、今年度タレントの箭内夢菜さん等の講演出演料等入っております。新たにキッチンカーイベントということで、会場にキッチンカーを7台出店いただいて開催したところでございますが、キッチンカーイベントにつきましては、特別な費用はかかっておりませんので、そういった部分踏まえますと、この予算額の中で対応可能というふうに考えてございます。  以上です。 ◆委員(本田勝善) 先ほど答弁があったわけですが、限られた予算の中で、本当にこの実行委員も運営していく中で大変厳しい状況だと思われますが、市当局におかれましても、しっかりとしたサポート体制を取っていただいて、二十歳のつどいが盛大に行われるような努力をしていただければと思いますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(大河内和彦) 172ページの最下段ですが、(7)の史跡上人壇廃寺跡公園化整備事業の部分なんですが、次のページの173ページの上の部分で、遺構遺物等デジタル復元研究業務委託料、これ昨年から始まったと思うんですが、令和5年度が200万円というふうな予算での話でありました。令和6年度の委託料はどの程度を見込んでいるのかと、あと、完了するような時期が分かるんであれば、それがいつ頃になるのかお聞かせください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの大河内委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  おただしのありましたデジタル復元研究業務委託に関しましては、まず金額としまして、昨年200万円ということでしたが、今年につきましては100万円ということで計上したいと考えてございます。  また、完了の時期につきましては、こちらの内容は上人壇廃寺跡の遺跡の周辺を3D化して旧地形、昔の地形、それから建築物、こちらのほうを復元するというような内容になってございまして、公園として整備された際には、スマホ等でARで確認できるような、そういったものになりますが、工事が完了するまでにということで令和10年度を目標に進めてございます。  以上です。 ◆委員(大河内和彦) デジタル復元研究業務委託料につきましては了解をいたしました。  その下に、今年度新しくだと思うんですが、イベント運営業務委託料というふうなのが入ったんですが、これはどのようなイベントを考えているのかと、あと実施時期なんていうのも分かれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの大河内委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、イベント内容ですが、実はワークショップというんでしょうか、上人壇廃寺跡の遺跡周辺を散策しながら学ぶというようなワークショップでございまして、令和5年度につきましては都市計画課の事業というのに相乗りさせていただきまして、鎌足神社から上人壇まで、あんどんのようなものを作って歩きながら、上人壇廃寺跡では若干暗くなる時間帯を選んだんですが、そこにキャンドルライトというんでしょうか、LEDで庭先に刺さっているようなもの、あちらのほうを遺跡の形に組みまして、それでイメージを湧きながら歴史を学習していただくようなワークショップでございました。  令和6年度につきましては、同様の事業を文化振興課単独で実施したいというふうに考えてございまして、その予算を計上したところでございます。このワークショップによって上人壇廃寺跡の歴史だったり須賀川の歴史、その辺を学習していただいて、郷土愛、シビックプライドにつなげていきたいと考えてございます。  開催時期については、いまのところまだ検討中というところでございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(深谷勝仁) 私からは、174ページ上段の(15)空想プロジェクト事業、今回こちら当市の新規事業として計上されておりますが、金額から1,672万円というかなり大きな予算を計上されているかと思いますが、今、現段階でこちらのイベントの詳細や内容等、決まっていれば確認をさせてください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの深谷勝仁委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  本事業につきましては、空想プロジェクト事業ということでございますが、昨年の5月1日付けで本市と円谷プロダクションとで締結しましたまちづくり提携協定、こちらに基づく事業として今回上げさせていただいたものでございます。  目的としては、市民が空想に胸を躍らせ夢を育み故郷への誇り、愛着を持つような、そんなまちづくりにつなげるような内容ということでございます。  詳細な内容は、ただいま検討しているところでございますが、現段階で申し上げますと五つ程度の事業を考えてございます。まず、市のほうで運営したいと考えている事業がございまして、それが三つ、昨年も実施しました小学生に空想の怪獣を書かせてコンテストをやるような、そういった空想を湧き立てるような事業、こちらを一つ。それから、もう一つとして、空想をテーマにした、これは大人も子供もある程度、ある程度年齢高くなるかもしれませんが、セミナーというものを一つ。それから、この予算の中に、実は昨年度から組み替えてこちらに持ってきたものがございまして、プレミアムアーカイブシアターという上映会、それは別事業としてあったんですが、それをこちらに持ってきてございます。そちらのほうが上映会とトークという形で三つ考えてございます。  それから、円谷プロダクションのほうで運営というふうに、今、考えてございます事業が二つでございまして、ウルトラ兄弟ショー、それからウルトラショットという写真を撮るような撮影会を含めたような展示関係といいますか、そちらを2点ということで検討してございます。  以上です。 ◆委員(深谷勝仁) そうしますと、今の御説明ですと、一つの大きなイベントをやるというわけではなくて、様々な、今、お話あった五つの事業を展開する合算がこの金額ということで理解をいたしました。  ということで、今回交流人口も増やす波というところもあると思いますが、様々な事業に関してしっかりとPRをお願いできればと思います。最後は意見です。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(小野裕史) 私から、先ほど鈴木委員、松川委員が質疑があった172ページの歴史民俗資料館に関してですが、今回改修ということで金額的にも安くはないもので、資料を保管する施設と捉えればよろしいのかとは思うんですが、実際に入館料無料ということで運営はしていって、管理費も多分、来年度700万円ほど上がっていたかと記憶しておるんですが、こちら、どれぐらいの方が入館して利用しているのか、本年度はまだ途中でございますので結構ですが、例えば令和4年度とか、年間どれぐらいの方が入館しているのか、まずお聞きしたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの小野委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  入館者数につきましては、5年度2月末現在で1,276名というふうになってございます。あちらのほうにつきましては、四季に分けて、春、夏、秋、冬、特別企画を展示させていただいております。そちらのほうも含めてのこちら人数になります。  また、それ以外のところでは、講師対応ということで出前的な講座なんかもやってございます。  以上になります。 ◆委員(小野裕史) 例えば、子供たちに対して学校、小中学生がバスで見学に行くとか、長沼の歴史だけではなく、例えば岩瀬地区の歴史とか、そういったものを含めて学校教育の場にするとか、やはり正直人数を聞いて予想よりちょっと多かった部分があるんですが、私も何度か足を運んでいるんですが、実はお客様を見たことがない部分があったもので、ちょっと確認をしたかったということでございます。  資料として残す建物として、歴史をこれから未来につなげていくという部分に関してはとても重要かと思いますが、せっかく資料とかありますんで、その辺PR等していただいて、須賀川市民の方だけではなくほかの方にも知らしめるようなPR活動をしていただきたいというふうに、これは意見でございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) ページ、174ページ上段の先ほども勝仁議員から質問がありました、(15)空想プロジェクト事業なんですが、こちらのイベント運営業務委託料ということで、委託料の金額と、あとこちら委託先の選定方法はどのようになるのか、お伺いいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  空想プロジェクト事業につきましては、先ほど申し上げた事業の実施で事業する分は外への委託ということで考えてございまして、委託先としては円谷プロダクションを検討してございます。  以上です。  失礼いたしました。委託料につきましては、この金額丸々1,672万円ということでございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(横田洋子) まず、1点目が170ページの最下段の(10)コミュニティセンター生涯学習推進事業ですが、これ令和5年ですと対象者を若者や青少年や成人とか、五つぐらいに細分化した事業だったかと思うんですが、今度はコミュニティセンターに事業費を配分ということで、そうした変えた考え方、対象者を決めずにというところの考え方をお聞きしたいと思います。  それから、2点目が173ページの(14)の没後10年追悼回顧展なんですが、これ委託先が経理業務だけになっているんですが、ほかないのかどうか。あれば委託先と委託料をお願いしたいということと、五十嵐二朗氏の絵はどんな形で集めて展覧会を開くのか、どこでやるのかもお聞きしたいと思います。2点目です。  あと3点目に、174ページの……以上です。2点です。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの横田委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎東コミュニティセンター所長(橋本裕史) ただいまの御質疑にお答えさせていただきます。  若者教育、成人教育、家庭教育を、推進事業市民交流センターの生涯学習事業に組替えしたものでありまして、コミュニティセンター生涯学習推進事業におきましては、主に青少年教育推進事業と高齢者教育推進事業を中心に事業を展開していく予定でございます。  以上でございます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑のうち、五十嵐二朗回顧展の部分についてお答えをいたします。  まず、この事業費の中で、委託でございました警備業務委託料を若干除いた部分以外は、基本的に今回五十嵐二朗氏の絵画等を購入する経費でございます。新たにスケッチや絵画等を購入するとともに、市に従前からございます絵画は6点ほどございます。そちらと今回購入したもの、今、検討してございますが、スケッチ44点と絵画を2点ということで考えてございますが、そちらのほうも含めまして展示会を行いたいと思ってございます。時期については未定でございますが、場所につきましては、tetteで約10日から2週間程度を検討しているところでございます。  以上です。 ◆委員(横田洋子) 1点目ですが、対象別にコミュニティセンターと生涯学習に分けたというような了解いたしましたが、そのように分けた背景というか考え方、これからコミュニティ、生涯学習をいかに深めていくかという背景なんかもあるかと思うので、その辺分けた考え方をお伺いしたいということと、回顧展ですが、調べます、今、44点とそれから2点で合わせて46点を購入するという御説明だったかと思うんですが、一番高い絵画で幾らなのかをお示しいただきたいと思いますが、それと、購入費は幾らなのかお示しください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの横田委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎東コミュニティセンター所長(橋本裕史) ただいまの再質疑にお答えさせていただきます。  公民館からコミュニティセンターに名称が変わり、市民目線の事業を更に展開するに当たりまして、今回生涯学習スポーツ課とコミュニティセンターの事業費に予算を分けたものであり、総務費におきまして若干説明させていただきましたが、明るいまちづくりの事業において、地域の課題解決等々の分野の事業を関係各課と連携し、そういった事業を中心に事業を拡大していく予定でございます。  以上でございます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑のうち、五十嵐二朗展に関する部分について御説明をいたします。  まず、絵画の購入費用の金額ということでございましたが、235万1,000円を計上してございます。そのうち、一番金額が高いものということでございますが、2点絵画のうちの1点が74万2,500円の評価額というふうになってございます。  以上です。 ◆委員(横田洋子) この金額ですが、妥当なのか、その辺をどうやって決定をしていった、精査をしていったのかという、どこか業者が入って精査をしていたのか、その経過、金額の妥当性につながる経過をお示しいただけますか。  それと、なぜ今、今年こういうマイナス10%シーリングというときに、こうした絵画を買い求めるのか、その背景も、理由もお示しください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの横田委員の再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  まず、作品の評価等に関しましては、やはり専門家の意見が必要であろうということで、昨年の9月に福島県立美術館の学芸員の方に来ていただきまして、同席の下、調査を実施したところでございます。  また、このタイミングということでございますが、事業名にもございますとおり没後10年ということでございまして、なかなか10年の節目、それからあと市制70周年というこの節目を逃しますと、なかなかこの先やるタイミングというのが難しいのかなというふうに考えてございます。また、五十嵐二朗氏の絵画につきましても、まだまだ研究が進んでいない部分もございまして、今回の絵画を購入することで、その辺の研究も進んでいくだろうということで、次年度実施させていただくようなことでございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(市村喜雄) 173ページの地域の宝創造プロジェクト事業と須賀川百景事業、これらの事業内容を改めて伺います。  それと、174ページの空想プロジェクト事業、これにおいても場所ともう一度内容、あと対象とする対象者、どのような方を対象とするのか、3点お伺いします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの市村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  まず、地域の宝創造プロジェクトの事業内容ということでございますが、須賀川市内にはまだまだ隠れているといいますか、着目されていない地域の宝というべき豊かな資源があると考えてございます。このことを踏まえまして、シビックプライドを育むために、これらの地域の宝を再発見する、魅力を再発見する事業といたしまして、参加者にワークショップだったりグループワークを通しまして、地元の地域の宝を知っていただいてシビックプライドの醸成を図るというような事業でございます。  次に、百景事業でございますが、こちらにつきましても、百景という名前がついてございますとおり、景色に着目してございまして、同じように須賀川には自慢したい、大切にしたい風景、景色などいろいろなものがあるかと考えてございます。こちらの埋もれた状態になっているものから、そういった地域の宝の景色というものを改めて掘り起こしながら再認識するという事業でございまして、こちらにつきましては、様々な場所を撮影しまして編集し、動画にいたしまして、こちらを市のホームページであったり、ユーチューブであったり、あとは先日はtetteのでんぜんホールで上映会を実施したところなんですが、そういった上映会を通しまして、市民の方に地元のよさ、景色のよさというものを再発見、再認識してもらうような事業でございます。  次に、空想プロジェクト事業でございますが、こちらにつきましては、場所ということでございますが、ただいまこれもまだ検討中でございますが、現在のところ2日間に分けて土日で開催したいと思っておるんですが、文化センターとtette、こちら2会場に分けまして、先ほど申し上げたような五つの事業を場所に分けて開催していきたいというふうに考えてございます。  内容につきまして再度ということでございましたが、事業につきましては、一つ目が小学生、中学生に空想の怪獣等を描いてもらうなど、そういった空想の力を沸き立たせるようなスケッチという絵画のコンテストといいますか、そういったもの集めるような事業が一つ、それから空想をテーマにしたセミナーが二つ目、それから、上映会のトークショーが三つ目、四つ目としてウルトラ兄弟ショー、五つ目としましては、ウルトラマンとの撮影会等を含めた展示ということで五つ考えてございます。  対象につきましては、やはり目的としましては、空想の力、夢を描く力、円谷英二監督が様々な空想の中から怪獣等を生み出したように、空想の力には無限の力があるというふうに考えてございまして、特に子供に対象を絞らず大人の方々にも楽しめるような、そういった事業を進めてまいりたいと考えてございます。
     以上です。 ◆委員(市村喜雄) 須賀川百景に関してですけれども、今年は2か所映像化したと思うんですが、来年度というかはこの予算の47万円の中で何箇所選定するのかをお伺いします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの市村委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  ただいまおただしのとおり、今年度につきましては2か所を映像化することで、今現在進めてございます。来年度につきましては、事業のやり方を予算の削減とともに見直していきたいというふうに考えてございます。今、検討段階ではございますが、これまでは市民の方々からどんな場所がいいかというのを伺った上で募集しまして、その中からこちらのほうでその場所を選定した上で、業者に撮影、編集を任せる動画を作成していたというようなプロセスでございますが、次年度につきましては、市民の方々から動画そのものを送っていただいて、それを我々のほうでうまく選びながら、編集しながら作成していきたいというふうに考えてございまして、そのために若干経費が削減したというような内容になってございます。  その選定箇所数につきましては、今後、1人当たり何分くらいのものを募集すればいいのか、その辺も踏まえながら、今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(五十嵐伸) すみません、申し訳ありません。  やっぱり174ページの空想プロジェクト事業についてちょっとお聞きしたんですけれども、まず、この事業についてはどこかから提案があって計画を立てたのか、須賀川市の職員の中で事業を計画したのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  提案があったか、それとも市の中から、内部からということでございますが、こちらにつきましては、先ほど申し上げたとおり、市と円谷プロダクションによる協定に基づくものでございまして、ある意味協定を締結しているということは対等な関係で進めているのかなというふうにございまして、あちらから何か事業をやりませんかという提案は確かにありましたが、こちらのほうでも何か事業を検討したところでございまして、ある意味対等の中での提案というふうに考えてございます。  以上です。 ◆委員(五十嵐伸) ウルトラマン事業だから円谷プロダクションになるんでしょうけれども、この空想関係のイベントで円谷プロダクションありきになっているんですが、こういうイベントをする、似たようなのをやる業者というのはいないんでしょうか。ちょっとその辺検討もしなかった、まるきり円谷プロダクションとか、こっちが対等な立場で計画したから円谷プロダクションという形になったのか、それか他の業者の検討もなかったのか、ちょっとお聞きします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの五十嵐委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、円谷プロダクションもありきかということでございますが、先ほど申し上げたとおり、実はこちら円谷プロダクションと市との協定に基づく中での空想を生かしたまちづくり、協定の中の一環としてやるものでございまして、ある意味ここは円谷プロダクションとうちとでの事業の協働によるものと考えてございますので、やはり相手方は円谷プロダクションにならざるを得ないというところがございます。  また、どうしても集客であったり、イベントの内容の検討だったりということを考えますと、やはり円谷プロダクションが自分のキャラクターを使いながらとか、著作権も行使しながらとか、そういったことを考えますと、やはり円谷プロダクションと実施することが効果的というふうに考えてございます。  以上です。 ◆委員(五十嵐伸) 言われていることは分かります。ただ、この空想プロジェクトとか、こういう感じの事業というのは、もっとまちなか活性化の意味で私ら聞いている状況もちょっとありますので、意見としてですけれども、余り偏り過ぎるとちょっと先が見えないのかなという状況がありますから、予算を組む場合は、ありきではなくて、いろいろな面から計画を立てながら予算を組んでいただければなと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(関根篤志) すみません、173ページ、五十嵐二朗回顧展、すみません、質問させていただきます。  235万1,000円で購入するということでありますけれども、購入後のその後のこの絵画の利用の計画があるのかというのと、これまで本市ゆかりの五十嵐二朗さんに関する絵画展などの実施はこれまであったか、それについてお伺いしたいと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの関根委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、五十嵐二朗氏の作品購入後の活用ということでございますが、まず、先ほど申し上げましたとおり、6点は既に購入しているものがございまして、そちらにつきましては、市長室を始め、庁舎にも展示してございます。今後、購入しました絵画につきましても、まずは博物館に収蔵するということがございますが、定期的に公共施設で展示する、若しくは博物館でまた展覧会、展示会を行うというような活用、それから、先ほど申し上げた、ある意味、今後、五十嵐二朗氏のこれまでの絵画の変遷なども研究してまいりたいというふうに考えてございます。  2点目としまして、これまで展示会を行ったかということでございますが、過去に2回ほど、1993年に1度、それから2012年に1度ということで、2回ほど展覧会を行ってございます。  以上です。 ◆委員(関根篤志) ありがございます。  学校機関など、教育機関などの展示も検討していただければと思います。  意見としてお願いします。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、暫時休憩します。          午後 零時09分 休憩          午後 1時12分 再開 ○委員長(深谷政憲) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  当初予算審査を続行いたします。  次に、174ページから176ページまでの10款2項2目少年センター費、3目図書館費、4目博物館費であります。  当局の説明を求めます。 ◎市民協働推進部長(須田勝浩) それでは、10款5項2目少年センター費について御説明申し上げます。  174ページ中段を御覧願います。  2目少年センター費111万円は、少年センター運営協議会委員の報酬や少年補導活動などを行う同センターの運営に要する経費であり、前年度に比べ21万7,000円の減となっておりますが、これは街頭補導の実施方法の見直しによる報償費の減によるものであります。  続きまして、10款5項3目図書館費について御説明申し上げます。  174ページ下段を御覧願います。  本年度予算額は2億5,596万1,000円で、前年度に比べ1,156万9,000円の減となっておりますが、これは主に図書館資料整備事業に係る資料購入費等の減によるものであります。  主な内容について御説明いたします。  174ページ、説明欄下段を御覧願います。  2、子育て環境の充実、(1)親子ふれ愛ブックスタート事業80万円は、3・4か月児の健診時に親子1組ずつに絵本などを配布し、絵本を介した親子の触れ合いを深めてもらうブックスタート事業の実施に要する経費であります。  3、生涯学習・スポーツの推進でありますが、まず、(1)図書館管理運営事業1億2,295万円は、主に中央図書館、長沼図書館、岩瀬図書館の会計年度任用職員に係る人件費及び長沼、岩瀬図書館の維持管理に要する経費であります。前年度に比べ980万円の増となっておりますが、これは会計年度任用職員の給与改定によるものであります。  175ページ、説明欄を御覧ください。  (2)図書館読書活動推進事業53万9,000円は、三つの図書館における読書活動推進のための各種事業の実施に要する経費であります。  (3)移動図書館・貸出文庫事業14万1,000円は、図書館への来館が困難な方や小学生に対する読書普及活動の一環として移動図書館の運行に要する経費であります。  (4)図書館システム維持管理事業3,380万円は、図書館業務のサービス向上及び効率化を図る図書館システムを適正に維持管理するために要する経費であります。  (5)図書館図書資料整備事業1,491万1,000円は、図書館資料の購入や電子書籍ライセンス使用料に要する経費、また、図書の書誌情報作成業務委託等に要する経費であります。前年度に比べ2,195万7,000円の減となっておりますが、これは図書館蔵書計画を精査したことによる需用費の減によるものであります。  なお、特定財源は174ページから175ページに記載のとおりであります。  説明は以上です。 ◎文化交流部長(西澤俊邦) 次に、175ページ下段を御覧願います。  4目博物館費5,560万5,000円は、市博物館の管理運営や企画展等の事業に要する経費であります。前年度に比べ646万5,000円の減となっておりますが、これは設備改修工事や企画展等の事業に要する経費の減少によるものです。  主な内容を御説明いたします。  175ページ、説明欄下段を御覧願います。  2、地域の宝の活用と交流の推進2,057万8,000円のうち、個別事項について御説明いたします。  (1)博物館資料管理事業243万6,000円は、博物館の資料保存管理に要する経費であります。前年度に比べ264万5,000円の減となっておりますが、これは展示室、収蔵庫のカビや害虫を防ぐくん蒸業務の委託料や張楊機械器具の購入に要する経費などの減少によるものであります。  176ページ、説明欄上段を御覧願います。  博物館管理運営事業1,525万3,000円は、博物館の警備業務委託や維持補修工事などの管理運営に要する経費及び日本博物館協会などに対する負担金であります。前年度に比べ912万5,000円の減となっておりますが、これは空調機等の設備改修工事に要する経費の減少によるものであります。  176ページ、説明欄下段を御覧願います。  (3)博物館おもしろ博物館講座事業と(4)博物館企画展事業の2事業、合わせまして288万9,000円は、博物館が主催する講座、企画展に要する経費であります。前年度と比べ146万7,000円の減となっておりますが、これは企画展の内容を見直したことによるものであります。  なお、特定財源は175ページ下段から176ページ上段に記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(鈴木正勝) 176ページの(2)博物館管理運営事業の中で工事請負費なんですが、この維持補修工事費が金額どのくらいになるのかと、あとはこの補修工事の内容についてお聞きいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  維持補修工事の内容でございますが、2件ございまして、1件は2階壁面にあります展示ケース、ここにあるルーバーの修繕工事でございます。こちら120万円となってございます。もう一件が博物館内にあります図書室の外壁、こちら雨漏りしておりまして、こちらの修繕工事ということで40万円を上げてございます。  以上です。 ◆委員(鈴木正勝) 了解。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) 図書館についてなんですけれども、ちょっとどこの事業に当たるのかも確認なんですが、今、電子書籍、電子版のほうを行っているところだと思うんですけれども、その事業がどこの事業に入るのかというところと、あと、現在の利用状況の確認と、来年度どういったアピールとか、拡大していくためにはどうするのか、何か計画されていることがあればお伺いをいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎中央図書館長(岩崎弘幸) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、電子書籍のほうがどこの事業に入るのかというところでございますが、こちらは(5)図書館図書資料整備事業に入るものでございます。  二つ目といたしまして、電子図書書籍の利用状況でございますが、令和5年度は2月までで貸出数2,147冊となっております。参考までに昨年度、令和4年度10月から3月までの数字を申し上げますと1,102冊となっております。  あと、3点目、どのようなPRをしていくかというところでございますが、ホームページやSNS、あと図書館のニュースレター、会報等、そういったものを活用しまして広く周知していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(深谷勝仁) 私からは175ページ中段の(3)移動図書館貸出文庫事業に関してです。こちら、昨年から29万円ほど減額となっておりますが、先ほど説明で来館が難しい方であったりとか、小学生なんかに本を読んでもらいたいというところでの事業かと思いますが、今回の運行費の減額によってそういった移動の回数が減ったりとか、そういった影響がないのかお伺いをいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの深谷勝仁委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎中央図書館長(岩崎弘幸) ただいまの御質疑にお答えいたします。  昨年度からの減額理由につきましては、令和6年度は車検の年でないことから、点検整備料、自動車保険料、自動車重量税が不要となっておりまして、その分の減額でありまして、サービスの低下に直結するものではございません。  以上です。 ◆委員(深谷勝仁) 減額に関しては理解をいたしました。  先ほど来館が難しい方というところでしたが、実際にはどういったところに今年度、出張というか移動の図書館を提供しているのかお伺いいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの深谷勝仁委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
    ◎中央図書館長(岩崎弘幸) ただいまの再質疑にお答えいたします。  移動図書館車の巡行場所につきましては、稲田学園を含む小学校11か所、保健所、保育園が3か所、あと地区の集会所、公民館、区民館等が6か所の合計20か所に巡行しております。  以上でございます。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、177ページから179ページまでの10款5項5目文化センター費、6目歴史民俗資料館費、7目ふれあいセンター費、8目ふくしま森の科学体験センター費であります。  当局の説明を求めます。 ◎文化交流部長(西澤俊邦) それでは、御説明申し上げます。  177ページ上段を御覧願います。  5目文化センター費1億453万5,000円は、177ページから178ページの説明欄に記載のとおり、各種施設管理業務委託料など、文化センター維持管理に要する経費及び全国国立文化施設協会会費等であります。前年度に比べ2,755万1,000円の減となっておりますが、これは文化センター管理運営事業に係る備品更新や設備改修に要する経費の減、また、全庁的事務事業の見直しにより、文化センター自主事業を休止することによる減であります。  なお、特定財源は177ページ上段に記載のとおりであります。  次に、178ページ中段を御覧願います。  6目歴史民俗資料館費612万3,000円は、右説明欄に記載のとおり、歴史民俗資料館の維持管理や資料の保存等に要する経費であります。前年度に比べ97万8,000円の減となっておりますが、これは過疎地域持続的発展計画に基づき実施する歴史民俗資料館改修に伴う休館に伴い、企画展などの事業を休止することによる経費の減少によるものです。  特定財源は178ページ中段に記載のとおりであります。  178ページ下段を御覧願います。  ふれあいセンター費1,305万3,000円は、ふれあいセンターの維持管理に係る指定管理者への委託料及び維持管理に要する経費であり、前年度とほぼ同額であります。  特定財源は178ページ下段に記載のとおりであります。 ◎市民協働推進部長(須田勝浩) それでは、続きまして、8目ふくしま森の科学体験センター費について御説明いたします。  179ページ上段を御覧願います。  8目ふくしま森の科学体験センター費1億3,145万2,000円は、ふくしま森の科学体験センターの管理運営業務に係る指定管理者への委託料及び補助金に要する経費であり、前年度に比べ454万8,000円の減となっておりますが、これは補助金の減によるものであります。  なお、特定財源は179ページ上段に記載のとおりであります。  説明は以上です。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(大河内和彦) 179ページの説明欄の(2)のふくしま森の科学体験センター補助事業の部分なんですが、こちらのほうの内容をお示しください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの大河内委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの御質疑にお答えいたします。  こちらの補助金につきましては、ふくしま科学振興協会が実施する自然科学等に関する展示、研究並びに科学技術等に関する普及事業に要する経費の補助でございます。具体的には、一般利用のプログラム、企画展、特別講座などの経費の補助でございます。  以上です。 ◆委員(大河内和彦) これは以前もちょっと話したことあるんですが、市内のみならず市外の学校も無料で受け入れているというふうな部分もありまして、恐らく県の負担というのは人件費のみかなというふうに聞いているんですけれども、やっぱりもう少し県のほうに負担を求めていくべきではないのかなというふうに思います。毎年、この森の科学体験センターのところでは1億3,000万円程度の予算はかかっているというふうなことですので、県のほうにどのように負担を求めていくかというのもあるんですが、その辺はどういったお考えをお持ちなのかお聞かせください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの大河内委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの再質疑にお答えいたします。  県に対する補助金額については、毎年補助を頂いているところでございますが、引き続き補助額の継続等について県のほうに申入れしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、179ページから182ページまでの10款5項9目円谷英二ミュージアム費、10目風流のはじめ館費、11目特撮アーカイブセンター費であります。  当局の説明を求めます。 ◎文化交流部長(西澤俊邦) それでは、御説明申し上げます。  それでは、179ページ下段を御覧願います。  9目円谷英二ミュージアム費2,276万2,000円は、会計年度任用職員の人件費のほか、円谷英二ミュージアムの管理運営に要する経費であります。前年度に比べ583万円の増となっておりますが、これは、東宝株式会社に対する著作権使用料について、令和5年度の契約更新時期であったため、更新以降の3か月分を計上したものが令和6年度は1年分計上したことによる増加であります。  なお、特定財源は179ページ下段に記載のとおりであります。  次に、180ページ上段を御覧願います。  10目風流のはじめ館費2,046万9,000円は、会計年度任用職員人件費のほか、風流のはじめ館の管理運営に要する経費であります。会計年度任用職員の給与改定等に伴い人件費は増となりましたが、事務事業の見直しにより印刷製本費などの需用費や樹木せん定などの委託料が減となったため、前年度とほぼ同額となっております。  特定財源は180ページ中段に記載のとおりであります。  次に、180ページ下段を御覧願います。  11目特撮アーカイブセンター費2億2,227万5,000円は、前年度に比べ1億7,177万円の増となっておりますが、これは、特撮作品バックヤード整備事業に要する経費の増加によるものであります。  個別事項について説明いたします。  180ページ、説明欄下段を御覧願います。  (1)特撮作品バックヤード維持管理事業161万4,000円は、特撮作品バックヤードの維持管理に要する経費であります。前年度に比べ1,336万5,000円の減となっておりますが、これは、過疎地域持続的発展計画に基づき実施する特撮作品バックヤード整備に要する経費を、新規事業である(3)特撮作品バックヤード維持管理事業に組み替えたことによる減少であります。  次に、181ページ、説明欄上段を御覧願います。  (2)特撮アーカイブセンター管理運営事業3,753万3,000円は、会計年度任用職員人件費、光熱水費、委託料など、須賀川特撮アーカイブセンターの管理運営に要する経費であります。前年度に比べ207万7,000円の増となっておりますが、これは、会計年度任用職員の給与改定等に伴う人件費の増額によるものです。  (3)特撮作品バックヤード整備事業1億8,312万8,000円は、過疎地域持続的発展計画に基づき実施する特撮作品バックヤード整備に要する経費であります。令和6年度は長沼老人福祉センターの改修工事、ながぬまラボ屋外舗装工事を実施する予定であります。  なお、特定財源は181ページ上段に記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(松川勇治) では、私のほうから、181ページ下段の(3)になりますが、特撮作品バックヤード整備事業の部分でございます。概要のほうでは18ページの須賀川市持続的発展計画を推進する主な事業というところでございました。こちらの1億8,000万円の予算の内訳、教えてください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの松川委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  (3)の特撮作品バックヤード整備事業でございますが、181ページに記載のとおり、建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事がございます。この三つにつきましては、長沼老人福祉センターですが、そちらを改修しまして、ながぬまラボと一体的に使う施設、作業スペースでありますとか休憩スペースでありますとか、そういったものに改修する経費でございます。  金額につきましては、建築主体工事が5,469万5,000円、それから電気設備工事が2,912万8,000円、機械設備工事が6,031万3,000円となってございます。  あと、もう一点、一番下にございます4番目の外構工事でございますが、こちらにつきましては、同じエリア、ながぬまラボでありますが、ながぬまラボから東側への駐車場があるんですが、ラボから下に下っていってスロープ状になっている坂道、それから、その下の駐車場、そのうちの約半分程度を舗装工事にしまして、作業等をしやすいようにする経費でございまして、こちらにつきましては3,902万8,000円となってございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) よろしいですか。 ◆委員(松川勇治) では、再質疑させていただきます。  こちらのながぬまラボのほうとつなげる予定の工事も入っていますか。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの松川委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  長沼老人福祉センターの内部とか、あとは入口周辺というんでしょうか、その辺の工事はございますが、離れているラボと老人福祉センターをつないで何か整備するというような工事は含まれてはございません。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) よろしいですか。  ほかにありませんか。 ◆委員(深谷勝仁) 私もただいまの松川委員が御質疑をした特撮作品バックヤード整備事業に関してですが、こちら、ながぬまラボと一体的に展開をしてできるように今回工事をというところの説明でしたが、このながぬまラボが特撮の撮影等に実際使われている日数というのは、年間を通してどの程度あるのかお伺いをいたします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの深谷勝仁委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑についてお答えをいたします。  まず、実績でございますが、令和3年度につきましては、11月4日から7日でございます。こちらのほうは4作品、合同で同じ日に造ってございますので、日にちは4日ですが、効率的に使っていただけたかなと考えてございます。それから、令和4年度でございますが、3作品ほど撮ってございまして、5月16日から31日、それから8月に8月6日から7日、それから、同じく8月で8月31日から9月4日ということで、3作品を撮ってございます。それから、令和5年度につきましては、4作品撮ってございまして、まず、4月20日から25日、それから次に9月22日から25日、それから10月6日から8日、最後に11月16日から12月2日というような実績になってございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) よろしいですか。  ほかにありませんか。 ◆委員(小野裕史) 177ページ、文化センター費についてちょっとお伺いいたします。  先ほど部長のほうの説明では…… ○委員長(深谷政憲) 文化センター費は終了しています。 ◆委員(小野裕史) 終わった。失礼しました。申し訳ございません。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。 ◆委員(横田洋子) 私も181ページの(3)の特撮作品バックヤード整備事業について質疑をさせていただきたいんですが、これ、過疎債を使って整備をするということなんですが、大がかりな工事をするときに、例えば特撮文化推進事業実行委員会とか森ビルとか文化庁とかの支援をいただけないのか、そういう観点で交渉はしているのかしていないのか、その辺の考え方をお示しいただけますか。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの横田委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(長澤泰和) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  財源につきましては、特定財源として過疎債のほうを充当してございます。こちらにつきましては、財政とも協議の上、また、こちらの施設につきましては、長沼岩瀬地区ということで、過疎計画の中にもこの施設の改修等につきましてはうたってございますので、こちらのほうを活用しながらやってございます。  また、森ビル、文化庁というお話がありましたが、森ビルと現在のところ連携しながら、森ビルのほうが文化庁から補助を頂きながらやっている事業としましては、どちらかというとソフト事業でございまして、例えばアーカイブにございます様々な資料の整理と調査業務に関しては連携をしているようなところでございますが、ハード事業に関しましては過疎債を使ったということでございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) よろしいですか。 ◆委員(横田洋子) ソフト面では、文化庁から森ビルが支援をされているということですが、やっぱりこういう大がかりな工事は、今、御説明いただきましたが、金額が多額になるので、どこかのところで国の支援を求めるとか、そういうふうなこと、これからもこういった整備計画とかもっとソフトの部分でこれから費用負担が必要になるところがあるのかなというふうに思うので、やっぱりそこら辺は日本の文化という立ち位置から考えると、国に求めたり、森ビルに求めたり、実行委員会に求めたりという、そういう考え方も必要なのではないかなと思うので、その辺を検討していただきたいと思います。意見です。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、182ページから186ページまでの10款6項保健体育費であります。  当局の説明を求めます。 ◎市民協働推進部長(須田勝浩) それでは、10款6項について御説明申し上げます。
     182ページ中段を御覧願います。  6項保健体育費のうち、市民協働推進部関係について御説明いたします。  1目保健体育総務費4,008万4,000円は、スポーツ推進の活動に対する報酬や円谷幸吉メモリアルマラソン大会などの各種大会に対する補助金に要する経費であり、前年度とほぼ同額であります。  182ページ、説明欄中段を御覧願います。  主な内容について御説明いたします。  (1)スポーツ振興庶務事務701万9,000円は、会計年度任用職員の人件費やスポーツ関係団体への負担金などであります。  (2)スポーツ推進委員活動事業497万4,000円は、スポーツ推進委員の各種活動に対する報酬や各種研修会参加に要する経費であります。前年度に比べ123万3,000円の増となっておりますが、これは、任期替えに伴うユニフォーム購入費の増によるものであります。  (4)市町村対抗スポーツ大会参加事業204万1,000円は、ふくしま駅伝など市町村対抗スポーツ大会の参加に要する経費であります。前年度に比べ163万6,000円の減となっておりますが、これは、ユニフォームの購入費の減によるものであります。  次に、183ページ、説明欄上段を御覧願います。  (5)競技スポーツ推進事業227万5,000円は、国際大会等の入賞者の顕彰やオリンピック・パラリンピック強化指定選手に対する奨励金など、次世代アスリートの育成支援に要する経費であります。  (8)スポーツ振興イメージアップ事業282万7,000円は、前年度に比べ133万4,000円の増となっておりますが、これは、円谷幸吉メモリアルマラソン大会における公認コースの更新に伴う委託料の増によるものであります。  (9)円谷幸吉メモリアルマラソン大会補助事業996万円は、同大会に対する補助金であります。  (10)藤沼湖駅伝競走・ロードレース大会補助事業273万円は、同大会に対する補助金であります。  なお、特定財源は182ページ下段に記載のとおりであります。  次に、184ページ中段を御覧願います。  2目体育施設費2億8,639万8,000円は、前年度に比べ4億1,918万3,000円の減となっておりますが、これは、牡丹台水泳場解体工事や円谷幸吉メモリアルアリーナトイレ改修工事完了に伴う体育施設の維持改修事業に要する経費などの減によるものであります。  184ページ、説明欄中段を御覧願います。  主な内容について御説明いたします。  (1)須賀川地域体育施設管理運営委託事業1億8,319万4,000円は、円谷幸吉メモリアルアリーナなどの体育施設の管理運営業務を指定管理者へ委託する経費であります。  (2)須賀川地域体育館施設維持管理事業396万8,000円は、須賀川地域体育館施設の維持管理に要する経費であります。前年度に比べ2億2,734万2,000円の減となっておりますが、これは、主に牡丹台水泳場解体工事完了に伴う減によるものであります。  (3)体育施設改修事業7,420万円は、体育施設の改修や修繕に要する経費であります。前年度に比べ1億8,941万3,000円の減となっておりますが、これは、主に須賀川市過疎地域持続的発展計画におけるいわせグリーン球場の照明設備のLED化や円谷幸吉メモリアルアリーナのトイレ洋式化などの改修工事完了に伴う減によるものであります。  (4)長沼地域体育施設管理運営事業756万3,000円は、長沼地域体育施設の維持管理に要する経費であります。  185ページ、説明欄中段を御覧願います。  (5)岩瀬地域体育施設管理運営事業1,747万3,000円は、岩瀬地域体育施設の維持管理に要する経費であります。  なお、特定財源は184ページ中段に記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ◎教育部長(角田良一) 続きまして、教育委員会所管の事項について御説明いたします。  185ページ下段を御覧願います。  3目学校給食センター費5,969万円でありますが、前年度と比較し494万9,000円の減であります。主な理由は、長沼学校給食センター解体設計業務完了に伴う委託料の減などであります。  説明欄を御覧願います。  2、学校教育の充実4,401万円の事業について御説明いたします。  186ページ、説明欄を御覧願います。  (1)学校給食センター管理運営事業4,172万3,000円は、岩瀬学校給食センターでの給食調理に伴う人件費のほか、光熱水費や調理員の細菌検査、警備業務委託や保安管理業務などの委託経費に要する経費であります。  (2)学校給食センター給食食材検査事業228万7,000円は、学校給食食材の放射性物質測定検査に係る経費であります。  これらに係る特定財源は186ページ上段に記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(松川勇治) 私のほうからは、184ページ、(3)になります。体育施設改修事業ということで7,400万円、予算計上されておりますけれども、こちらも須賀川市過疎地域持続的発展計画を推進する主な事業ということで、この中に体育施設の大規模修繕改修等に要する経費と書いてございますが、その施設は具体的に教えていただけますでしょうか。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの松川委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず、予算の中身でございますが、岩瀬老人福祉センターの改修設計業務委託ということで、1,260万円計上してございます。  そのほか、いわせグリーン球場スタンドベンチ、選手更衣室の整備工事ということで6,160万円を計上しているところでございます。  以上です。 ◆委員(松川勇治) では、私から再質疑させていただきます。  岩瀬老人福祉センターのほうでありますが、こちら、体育施設のほうに変更という形になるのでしょうか。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの松川委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの再質疑にお答えいたします。  岩瀬老人福祉センターにつきましては、岩瀬スポーツ拠点施設として整備するものでございます。なお、こちらにつきましては、須賀川市過疎地域持続的発展計画に掲載されてございます整備事業として計画しているものでございます。  内容につきましては、先ほど拠点施設ということで実施設計について具体的に決めていくということになります。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) よろしいですか。  ほかにありませんか。 ◆委員(古川達也) すみません、183ページ中段、(7)市立スポーツ少年団補助事業についてですが、こちらの事業の内容と今現在のスポーツ少年団の団体数について伺います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの古川委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの御質疑にお答えいたします。  こちらの補助につきましては、スポーツ少年団の事務局に対する補助ということで、スポーツ少年団の登録事務関係、あとはスポーツ少年団の関係者の登録料の負担と養成講習会の受講と支援、指導者講習会の実施等に係る部分の事業への補助というふうなことになってございます。  なお、スポーツ少年団の団員数につきましては、令和5年度につきましては951名でございます。  失礼しました、団体数ですね。団体数につきましては、45団体でございます。  以上です。 ◆委員(古川達也) ありがとうございます。  45団体ということで、指導員の方もほぼほぼ手弁当で皆さん、やられている状態だと思います。そういった補助に関してあればあるほど皆さん助かると思いますので、今後いろいろちょっと見直し等も検討していただければと思います。意見です。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(五十嵐伸) 185ページの学校給食センターについてちょっとお聞きします。  まず、ここの職員、人員数と先ほどもちょっと聞いた現在の給食の作っている数、ここも最大でどのくらいまで作れるのかちょっとお聞きします。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、職員数ですが、会計年度任用職員、調理員4名、またその調理員の休暇等取得に関わって代替えの調理員4名、それから各学校に配送する配送員2名、あとは事務補助員1名ということで、合計11名の職員を配置しております。  作成食数については、センターにおいては、小学校の児童及び教職員分400、中学校の生徒及び教職員分240、合わせて640食を毎日作成しております。最大としては1,000食程度は可能だということでは想定しております。  以上です。 ◆委員(五十嵐伸) 長沼のセンターと一緒になりまして、今回、岩瀬のほうにセンターをまとめたということで、センターの今後の運営について、予算とかだんだんどういうふうな形でやられるかなんですけれども、運営についての考え方をちょっとお聞きしたいなと思っていますけれども。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの五十嵐委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎学校教育課長(野原光弘) ただいまの再質疑にお答えいたします。  学校教育課といたしましては、昨年度までで長沼と統合しまして、増設工事等も完了したばかりでもありますので、その施設の効率的な活用を含めて、当面の間は岩瀬長沼地区の給食については、岩瀬給食センターでの配食を行うということで進めたいと考えております。 ◆委員(五十嵐伸) ちょっと意見というか、考え方について、須賀川市の場合、もともとの合併した部分があって、センター方式と自校というか、各学校で作られている部分があります。この辺の考え方をやっぱりある程度まとめていかないと、児童数も減ってきている状況で、経費がどちらがかかるか分かりませんが、その辺を精査しながら、給食に関しては検討していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(深谷政憲) 意見とします。  ほかにありませんか。 ◆委員(石堂正章) 183ページの(9)円谷幸吉メモリアルマラソン大会補助について伺います。  昨年と比べると減額のように認識しておりますが、その辺の理由につきましてお示しいただければと思います。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの石堂委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(丸山正名) ただいまの御質疑にお答えいたします。  補助金額の確定につきましては、過去の補助実績額を踏まえたことと、令和5年度より参加費を小中学生は500円、高校生は1,000円、一般は1,000円から1,500円の引上げ、これは委託費とか人件費等の上昇も踏まえて自主財源の確保に努めておりますので、こういった部分を踏まえて計上したところでございます。  以上です。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  当局答弁者等入替えのため、そのまましばらくお待ちください。          (当局答弁者入替え) ○委員長(深谷政憲) 次に、187ページの11款災害復旧費であります。  当局の説明を求めます。 ◎経済環境部長(板橋圭寿) 11款災害復旧費について説明いたします。  187ページを御覧ください。  1項農林水産施設災害復旧費、1目農業施設災害復旧費及び2目林業施設災害復旧費並びに2項土木施設災害復旧費、1目土木施設災害復旧費は、いずれも存目計上であります。  以上で説明を終わります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、188ページから190ページまでの12款公債費、13款諸支出金、14款予備費であります。  当局の説明は省略いたします。  質疑ありませんか。
         (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、暫時休憩します。          午後 2時03分 休憩          午後 2時12分 再開 ○委員長(深谷政憲) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  当初予算審査を続行いたします。  次に、予算説明書(特別会計)2ページから8ページまでの議案第29号 令和6年度須賀川市市営墓地事業特別会計予算の審査を行います。  当局の説明を求めます。 ◎経済環境部長(板橋圭寿) 議案第29号 令和6年度須賀川市市営墓地事業特別会計予算について御説明いたします。  特別会計予算説明書2ページ及び3ページを御覧願います。  今年度の歳入歳出予算額は2億6,530万5,000円であります。  歳出より説明いたします。  6ページをお開き願います。  1款市営墓地、1項市営墓地管理費、1目墓地管理費1,291万6,000円は、前年度に比べ408万6,000円の増となっております。  説明欄を御覧願います。  1、生活基盤の充実と循環型社会の形成1,291万6,000円のうち、(1)市営墓地維持管理事業933万1,000円は、墓地公園及び木ノ崎霊園の管理運営に係る事務経費や、除草清掃など維持管理業務委託に要する経費であります。  なお、特定財源は6ページに記載のとおりであります。  次に、2項市営墓地造成費、1目墓地造成費2億5,228万1,000円は、合葬墓新築工事、樹木葬施設整備工事などに要する経費であり、前年度と比べ2億2,016万7,000円の増となっております。  なお、特定財源は6ページに記載のとおりであります。  最後に、歳入について御説明いたします。  恐れ入りますが、2ページにお戻り願います。  歳入総額2億6,530万5,000円に係る財源は、歳入の使用料及び手数料1,310万2,000円から、5款市債2億5,220万円までを充てることとしており、これらの歳入の内訳につきましては、4ページ、5ページに記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、10ページから16ページまでの議案第30号 令和6年度須賀川市特定地域戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算の審査を行います。  当局の説明を求めます。 ◎上下水道部長(岡部敬文) それでは、議案第30号 令和6年度須賀川市特定地域戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。  本事業は、釈迦堂川の上水道取水口上流域における生活排水対策を目的に設置しました合併処理浄化槽の維持管理を行っているものでございます。  予算説明書の10ページ、11ページを御覧ください。  本会計は、歳入歳出それぞれ563万5,000円で、前年度と比較しますと27万5,000円の減となっております。減少しました主な理由ですが、浄化槽調査診断業務委託料の減などによるものであります。  次に、14ページを御覧ください。  歳出の1款合併処理浄化槽整備事業費、1項管理費、1目施設管理費383万1,000円は、稲田地区ほかに設置しました合併処理浄化槽33基に係る維持管理に要する経費であります。  特定財源は14ページ上段に記載のとおりであります。  次に、2款公債費、1項公債費、1目元金169万円は、起債における元金償還に関する経費であります。  特定財源は14ページ下段に記載のとおりであります。  次に、2目利子11万4,000円は、起債における利子償還に関する経費であります。  特定財源は15ページに記載のとおりであります。  最後に、歳入についてでございますが、戻りまして、12ページを御覧ください。  歳出総額563万5,000円に係る財源は、歳入の1款使用料及び手数料、合わせまして271万2,000円から、3款の諸収入の2,000円までを充てることとします。このうち、12ページ下段、2款繰入金292万1,000円は、事業の収支不足等に対する一般会計の繰入金であります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、18ページから27ページまでの議案第31号 令和6年度須賀川市中宿財産区特別会計予算、30ページから38ページまでの議案第32号 令和6年度須賀川市小塩江財産区特別会計予算、40ページから49ページまでの議案第33号 令和6年度須賀川市西袋財産区特別会計予算、52ページから58ページまでの議案第34号 令和6年度須賀川市長沼財産区特別会計予算の各財産区予算に係る議案4件であります。  当局の説明は省略します。  質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  当局答弁者等入替えのため、そのまましばらくお待ちください。          (当局答弁者入替え) ○委員長(深谷政憲) 次に、60ページから89ページまでの議案第35号 令和6年度須賀川市国民健康保険特別会計予算の審査を行います。  当局の説明を求めます。 ◎市民福祉部長(秡川千寿) それでは、議案第35号 令和6年度須賀川市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。  60ページをお開き願います。  本会計は、国民健康保険法に基づき、被保険者への保険給付などに要する経費を計上しております。  予算総額は、歳入歳出とも72億2,285万2,000円を計上しており、前年度と比較し2億9,196万3,000円の減となっております。  その内容の主なものにつきまして、歳出予算で御説明申し上げます。  68ページをお開き願います。68ページであります。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1億2,585万5,000円は、保険年金課国民健康保険担当職員の人件費及び共同電算処理業務委託などに要する経費であり、前年度と比較し129万6,000円の増となっております。  2目国民健康保険団体連合会負担金860万9,000円は、福島県国民健康保険団体連合会に対する負担金であり、前年度と比較し139万1,000円の減となっております。  これらに係る特定財源はそれぞれ記載のとおりであります。  69ページ中段を御覧願います。  2項徴収費、1目賦課徴収費3,227万7,000円は、国民健康保険税の賦課及び徴収に要する経費であり、前年度と比較し356万円の増となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  2目滞納処分費は、存目計上であります。  70ページをお開き願います。  3項運営協議会費、1目運営協議会費18万2,000円は、国民健康保険運営協議会の委員に対する報酬及び運営経費であり、前年度と比較し8万7,000円の減となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  4項医療費適正化対策事業費、1目医療費適正化対策事業費1,459万円は、主にレセプト点検を担当する会計年度任用職員4名の人件費などに要する経費であり、前年度と比較し239万6,000円の増となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  71ページを御覧願います。  2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費44億円は、一般被保険者分の診療報酬として保険者が負担する現物給付に係る経費であり、前年度と比較し2億2,008万6,000円の減となっております。その主な理由は、実績見込み等を勘案し、保険給付費を減額したことによるものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  2目退職被保険者等療養給付費20万円は、退職被保険者に対する診療報酬として保険者が負担する現物給付に係る経費であり、前年度と比較し30万円の減となっております。これは、平成26年度に廃止された退職者医療制度の経過措置適用期間が令和2年3月で終了となりましたので、診療報酬に係る遡及請求分の減額を見込んだためであります。  特定財源は記載のとおりであります。  3目一般被保険者療養費3,354万円は、一般被保険者に対する現金給付に係る経費であり、前年度と比較し85万円の減となっております。  特定財源は72ページ上段に記載のとおりであります。  4目退職被保険者等療養費は、存目計上であります。  特定財源は記載のとおりであります。  5目審査支払手数料1,776万1,000円は、福島県国民健康保険団体連合会が行う約27万件のレセプト審査に要する経費であり、前年度と比較し10万3,000円の減となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  次に、2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費6億2,609万5,000円は、一般被保険者に対する高額療養に係る給付費であり、前年度と比較し1,082万8,000円の減となっております。その主な理由は、実績見込み等を勘案し、給付費を減額したことなどによるものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  73ページを御覧願います。  2目退職被保険者等高額療養費は、存目計上であります。  特定財源は記載のとおりであります。  3目一般被保険者高額介護合算療養費80万円は、国民健康保険と介護保険の自己負担分の合算額が高額となった一般被保険者に対する給付費であり、前年度と同額となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  4目退職被保険者等高額介護合算療養費は、存目計上であります。  特定財源は記載のとおりであります。  74ページをお開き願います。  次に、3項移送費、1目一般被保険者移送費は、存目計上であります。  特定財源は記載のとおりであります。  2目退職被保険者等移送費は、存目計上であります。  特定財源は記載のとおりであります。
     次に、4項出産育児諸費、1目出産育児一時金2,000万円は、被保険者が出産したときに支給するもので、実績見込み等を勘案し、前年度と比較し320万円の増となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  75ページを御覧願います。  2目審査支払手数料9,000円は、福島県国民健康保険団体連合会に対する出産育児一時金の審査支払手数料であり、前年度と同額となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  次に、5項葬祭諸費、1目葬祭費600万円は、被保険者が亡くなったときに葬祭を行った方に支給する経費であり、前年度と比較し50万円の減となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  76ページをお開き願います。  6項傷病手当諸費、1目傷病手当金50万円は、被保険者のうち被用者が新型コロナウイルス感染症にり患した等により休職を余儀なくされた場合に支給する経費であり、前年度と比較し100万円の減となっております。その主な理由は、実績見込みを勘案し、減額するものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  次に、3款国民健康保険事業費納付金は、保険給付費の原資として県に納めるものであり、1項医療給付費分、1目一般被保険者医療給付費分12億3,542万3,000円は、前年度と比較し4,796万7,000円の減となっております。  77ページを御覧願います。  2項後期高齢者支援金等分、1目一般被保険者後期高齢者支援金等分4億2,236万5,000円は、前年度と比較し1,159万4,000円の減となっております。  次に、3項介護納付金分、1目介護納付金分1億5,424万7,000円は、前年度と比較し935万円の減となっております。  これら国民健康保険事業費納付金につきましては、前年度同様に、県からの確定額の通知を踏まえ補正措置を講ずることとしております。  これらに係る特定財源はそれぞれ記載のとおりであります。  78ページをお開きの上、中段を御覧願います。  4款保険事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費7,239万9,000円は、40歳以上75歳未満の被保険者に対する特定健康診査及び特定保健指導を実施するため一般会計に繰り出すものであり、前年度と比較し658万1,000円の減となっております。その主な理由は、健康管理データバンクシステムの改修が終了したことによるものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  79ページを御覧願います。  2項保険事業費、1目保険事業費2,373万9,000円は、医療費通知及び特定健康診査未受診者対策事業などに対する一般会計への繰出金であり、前年度と比較し722万円の増となっております。その主な理由は、医療費に係るデータ分析に要する経費を計上したことによるものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  次に、5款基金積立金、1項基金積立金、1目国民健康保険基金積立金3,000円は、基金利子を積み立てるための経費であり、前年度と比較し2,000円の増となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  80ページをお開き願います。  6款公債費、1項公債費、1目利子は、存目計上であります。  次に、7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金は、存目計上であります。  2目一般被保険者保険税還付金及び還付加算金1,790万円は、過年度における国保税の過誤納還付金及び還付加算金であり、前年度と比較し100万円の増となっております。  3目退職被保険者等保険税還付金及び還付加算金35万円は、退職被保険者に対する過年度における国保税の過誤納付金及び還付加算金であり、前年度と同額となっております。  81ページ上段を御覧願います。  8款予備費、1項予備費、1目予備費1,000万円は、過年度の事業実績に伴う国からの返還金等の請求に備え、計上するものであり、前年度同様に、必要最低限の額を計上しております。  最後に、歳入予算について御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、前に戻りまして、62ページをお開き願います。62ページであります。  歳出総額72億2,285万2,000円に係る財源は、歳入の1款国民健康保険税13億8,913万2,000円を始め、67ページまでに記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、92ページから117ページまでの議案第36号 令和6年度須賀川市介護保険特別会計予算の審査を行います。  当局の説明を求めます。 ◎市民福祉部長(秡川千寿) それでは、議案第36号 令和6年度須賀川市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。  92ページをお開き願います。  本会計は、介護保険法に基づき、要介護者への居宅及び施設介護サービスに係る保険給付を行うための経費などを計上しております。  予算総額は、歳入歳出とも総額71億1,116万8,000円を計上しており、前年度と比較し7,031万8,000円の増となっております。  その内容の主なものにつきましては、歳出予算で御説明をいたします。  99ページをお開き願います。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費8,411万2,000円は、長寿福祉課介護保険担当職員の人件費及び介護保険システム管理などに要する経費であり、前年度と比較し1,224万8,000円の減となっております。その主な理由は、人件費の減などによるものであります。  2目国民健康保険団体連合会業務委託費46万円は、福島県国民健康保険団体連合会への業務委託に要する経費であります。  特定財源は記載のとおりであります。  100ページをお開き願います。  2項賦課徴収費、1目賦課徴収費614万5,000円は、65歳以上の第1号被保険者への保険料の賦課事務及び徴収事務に要する経費であります。  特定財源は記載のとおりであります。  次に、3項介護認定費、1目介護認定費5,627万4,000円は、介護認定、審査、決定及び事務処理に要する経費であり、前年度と比較し432万6,000円の増となっております。  特定財源については記載のとおりであります。  101ページ中段を御覧願います。  4項運営協議会費、1目運営協議会費15万4,000円は、介護保険に係る事項を審査するために設置している介護保険運営協議会の運営に要する経費であります。  次に、101ページ下段から103ページ上段にかけてを御覧いただくことになりますが、2款保険給付費、1項介護サービス等給付費、1目介護サービス等給付費64億円、2目介護報酬等審査支払手数料630万円及び3目高額介護サービス費等支給費1億6,031万1,000円は、いずれも居宅介護サービス、施設介護サービスに対する保険給付に要する経費などであります。  なお、これらに係る特定財源は、それぞれ記載のとおりであります。  次に、103ページ下段から105ページ上段にかけて御覧願います。  3款地域支援事業費、1項地域支援事業費、1目介護予防生活支援事業費1億3,159万1,000円、2目介護予防ケアマネジメント事業費1,600万円、3目総合事業費審査支払手数料63万円、4目高額総合事業費等支給費20万円は、いずれも要支援認定者を対象に自立支援を目的とする介護予防生活支援サービス事業及び介護予防ケアマネジメント事業に要する保険給付に要する経費などであります。  これらに係る特定財源は、それぞれ記載のとおりであります。  次に、5目一般介護予防事業費153万円は、介護予防のための事業に要する経費であり、通いの場などにリハビリテーション専門職を派遣し、介護予防に関する助言や指導を行うために要する経費であります。  特定財源は記載のとおりであります。  106ページをお開き願います。  6目包括的支援事業費752万2,000円は、在宅医療介護連携や高齢者の認知症ケアなどに要する経費であります。  主なものについて申し上げます。  説明欄を御覧願います。  (1)在宅医療介護連携推進事業532万4,000円は、在宅医療介護連携拠点センターの運営委託に要する経費であります。  (2)認知症総合支援事業173万5,000円は、認知症初期集中支援チームの運営に要する委託料や認知症カフェ事業に対する補助金などであります。  なお、これらに係る特定財源は記載のとおりであります。  7目任意事業費2,520万6,000円は、高齢者とその介護者に対する支援や安否確認のための緊急通報装置の貸与に要する経費などであり、前年度と比較し479万7,000円の減となっております。その主な理由は、令和5年度に開始した認知症対応型共同生活介護事業所家賃等助成事業において、新たに介護老人福祉施設が開設されたことの影響により、助成対象者が減少したことなどによるものであります。  主なものについて申し上げます。  説明欄を御覧願います。  (2)認知症高齢者見守り事業262万2,000円は、見守りSОSネットワーク構築の委託に要する経費及び認知症高齢者GPS機器貸与業務の委託に要する経費であります。  (4)成年後見制度利用支援事業277万2,000円は、低所得高齢者に対する成年後見人に係る報酬の助成などに要する経費であります。  107ページ、説明欄上段を御覧願います。  (6)認知症対応型共同生活介護事業所家賃等助成事業150万円は、須賀川市内の認知症高齢者グループホームにおいて、家賃、食費及び光熱水費の費用負担が困難な低所得者に対して利用者負担軽減を行っている事業者に助成する経費であります。  (8)配食サービス事業960万円は、バランスの取れた栄養摂取が困難な高齢者に対して、宅配により食事の提供と安否確認を行うために要する経費であります。  (9)高齢者緊急通報システム事業835万4,000円は、一人暮らし高齢者の緊急事態に対応するため、緊急通報装置の設置などに要する経費であります。  なお、これらに係る特定財源については、106ページ下段に記載のとおりであります。  108ページをお開き願います。  4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金1億7,684万8,000円は、介護保険事業における準備基金及び基金から生じた利子分の積立金であります。  特定財源については記載のとおりであります。  次に、5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金は、国、県負担金に返還金が生じた場合に返還するための存目計上であります。  2目第1号被保険者保険料還付金及び還付加算金240万円は、過年度過誤納還付金及び保険料還付加算金に要する経費であります。  特定財源については記載のとおりであります。  109ページを御覧願います。  2項繰出金、1目一般会計繰出金3,548万4,000円は、一般会計に繰り出すための経費であり、315万1,000円の増であります。その主な理由は、一般会計において、介護保険特別会計からの繰入金を充てて実施する重層的支援体制整備事業の増によるものであります。  特定財源については記載のとおりであります。  最後に、歳入について御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、94ページにお戻り願います。  歳出総額71億1,116万8,000円に係る財源は、歳入の1款保険料1項介護保険料16億4,397万9,000円を始め、98ページまで記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、120ページから130ページまでの議案第37号 令和6年度須賀川市後期高齢者医療特別会計予算の審査を行います。  当局の説明を求めます。 ◎市民福祉部長(秡川千寿) それでは、議案第37号 令和6年度須賀川市後期高齢者医療特別会計予算について御説明を申し上げます。  120ページをお開き願います。
     後期高齢者医療制度につきましては、福島県後期高齢者医療広域連合が県内一円を対象区域として運営しているものであり、対象者は、75歳以上又は65歳以上から74歳以下で一定の障がいがあり、申請により広域連合に制度への加入が認められたものであります。本会計は、広域連合への納付金や須賀川市における保険料徴収等に要する経費で計上しております。  予算総額は、歳入歳出とも9億2,164万1,000円を計上しており、前年度と比較し4,117万3,000円の増となっております。その主な理由は、後期高齢者医療広域連合納付金事業に要する経費が増額となったことなどによるものであります。  その内容につきましては、歳出予算で御説明いたします。  126ページをお開き願います。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費670万9,000円は、郵便料などの後期高齢者医療事務及び後期高齢者医療システム管理に要する経費であり、前年度と比較し68万円の減となっております。  特定財源については記載のとおりであります。  次に、2項徴収費、1目徴収費824万2,000円は、賦課徴収事務に要する経費であり、前年度と比較し169万円の増となっております。その主な理由は、標準準拠システムの導入に伴い、その使用料が増額となったことによるものであります。  特定財源については記載のとおりであります。  127ページを御覧願います。  2目滞納処分費は、存目計上であります。  次に、2款後期高齢者医療納付金、1項後期高齢者医療納付金、1目後期高齢者医療納付金9億109万5,000円は、市が徴収した保険料の納付金、広域連合の共通経費に要する事務費負担金及び保険基盤安定負担金であり、前年度と比較し7,069万円の増となっております。その主な理由は、被保険者の増加により広域連合納付金や保険基盤安定負担金が増となったことによるものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  128ページをお開き願います。  3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金及び還付加算金184万3,000円は、過年度の保険料過誤納還付金及び還付加算金であり、前年度と比較し10万円の増となっております。  特定財源は記載のとおりであります。  次に、2項繰出金、1目一般会計繰出金325万1,000円は、はり・きゅう・マッサージ等施療費助成事業などを実施するため一般会計に繰り出すものであり、前年度と比較し3,062万7,000円の減となっております。その主な理由は、後期高齢者健康診査事業の実施に係る広域連合からの委託料を一般会計に組み替えたことにより、繰出金が減となったことによるものであります。  特定財源は記載のとおりであります。  129ページを御覧願います。  4款1項1目予備費は50万円を計上しており、前年度同額となっております。  最後に、歳入予算について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、122ページにお戻り願います。  歳出総額9億2,164万1,000円に係る財源は、歳入の1款保険料6億5,416万5,000円を始め、125ページまで記載のとおりであります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  次に、議案第38号 令和6年度須賀川市水道事業会計予算の審査を行います。  水道事業会計予算書並びに説明書の1ページからとなります。  当局の説明を求めます。 ◎上下水道部長(岡部敬文) それでは、議案第38号 令和6年度須賀川市水道事業会計予算について説明を申し上げます。  1ページを御覧ください。  第2条の業務の予定量であります。(1)給水人口は6万6,066人、(2)給水件数は2万8,538件、(3)年間総給水量は704万870立方メートル、(4)1日平均給水量は1万9,290立方メートルを見込んでおります。また、(5)主要な建設改良事業は浄水施設整備事業で11億8,690万円であります。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額のうち、収入についてであります。  第1款水道事業収益の総額は20億2,773万3,000円で、この内訳は、第1項営業収益が17億2,759万2,000円、第2項営業外収益が3億13万9,000円、第3項特別利益が2,000円であります。  次に、支出についてであります。  2ページを御覧願います。  第1款水道事業費用の総額は20億3,723万4,000円で、この内訳は、第1項営業費用が19億4,869万4,000円、第2項営業外費用が7,853万5,000円、第3項特別損失が5,000円、第4項予備費が1,000万円であります。  この結果、収益総額から費用総額を差し引いた額は950万1,000円の不足となっておりますが、未処分利益剰余金により補填することとしております。  なお、収入及び支出の項目ごとの内訳につきましては、33ページから38ページまでの事項別明細書に記載のとおりであります。  戻りまして、2ページを御覧ください。  第4条資本的収入及び支出の予定額のうち、収入についてであります。  第1款資本的収入の総額は14億1,925万5,000円で、この内訳は、第1項企業債が13億3,590万円、第3項固定資産売却代金が1,000円、第4項補助金が1,914万2,000円で、補助金の主なものは、岩瀬浄水場湧水導水管布設替工事に係る国庫補助金であります。  第5項工事負担金が6,421万2,000円となっております。  次に、支出であります。  第1款資本的支出の総額は22億5,133万5,000円で、この内訳は、第1項建設改良費が17億8,746万6,000円、第2項企業債償還金が4億5,386万9,000円、第5項予備費が1,000万円であります。  この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足します額8億3,208万円につきましては、2ページの中段、第4条の括弧書きに記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億5,302万3,000円、過年度分損益勘定留保資金3,156万4,000円、当年度分損益勘定留保資金5億12万6,000円並びに減債積立金1億4,736万7,000円により補填することとしております。  なお、収入及び支出の項目ごとの内訳につきましては、39ページから41ページまでの事項別明細書に記載のとおりであります。  次に、3ページを御覧願います。  第5条企業債であります。表に記載のとおり、起債の限度額を13億3,590万円と定めるものであります。  次に、第6条一時借入金についてであります。記載のとおり、一時借入金の限度額を5億円と定めるものであります。  次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用についてであります。予算の範囲内で各項間の流用ができる場合を定めるものであります。  次に、第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費とその金額を定めるものであります。  次に、第9条でありますが、他会計からの補助金についてであります。水道事業の財源に充当するため、一般会計から水道事業会計へ補助を受ける金額は659万8,000円であります。  次に、4ページを御覧願います。  第10条は、棚卸資産の購入限度額を2,637万8,000円と定めるものであります。  なお、5ページの令和6年度須賀川市水道事業会計予算実施計画から32ページまでの注記事項までは、予算に関する説明資料であります。  以上で説明は終わります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、次に進みます。  最後に、議案第39号 令和6年度須賀川市下水道事業会計予算の審査を行います。  下水道事業会計予算書並びに説明書の8ページからとなります。  当局の説明を求めます。 ◎上下水道部長(岡部敬文) それでは、議案第39号 令和6年度須賀川市下水道事業会計予算について説明を申し上げます。  1ページを御覧願います。  第2条の業務の予定量であります。(1)接続件数は1万8,401件、(2)年間総排水量は446万5,350立方メートル、(3)1日平均排水量は1万2,234立方メートルを見込んでおります。また、(4)の主要な建設改良事業は、管渠(きょ)建設改良事業1億8,056万5,000円であります。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額のうち、収入についてであります。  第1款下水道事業収益の総額は21億6,054万3,000円で、この内訳は、第1項営業収益が7億9,285万5,000円、第2項営業外収益が13億6,768万6,000円、第3項特別利益が2,000円であります。  次に、支出についてであります。  2ページを御覧願います。  第1款下水道事業費用の総額は22億3,158万8,000円で、この内訳は、第1項営業費用が20億5,082万4,000円、第2項営業外費用が1億7,826万3,000円、第3項特別損失が1,000円、第4項予備費が250万円であります。  この結果、収益総額から費用総額を差し引いた額は7,104万5,000円の不足となっておりますが、未処分利益剰余金により補填することとしております。  なお、収入及び支出の項目ごとの内訳につきましては、32ページから36ページまでの事項別明細書に記載のとおりであります。  次に、2ページを御覧願います。  第4条資本的収入及び支出の予定額のうち、収入についてであります。  第1款資本的収入の総額は8億4,421万9,000円で、この内訳は、第1項企業債が4億5,650万円、第2項出資金が3,431万8,000円で、これは一般会計からの建設改良事業に対する出資金であります。  第3項他会計補助金が2億7,988万8,000円で、これは国の繰り出し基準等に基づく一般会計からの企業債償還に関する補助金であります。  第4項補助金が5,921万2,000円で、これは流域関連汚水管渠(きょ)整備事業等に対する国及び県からの補助金であります。  第5項分担金及び負担金が1,430万1,000円となっております。  次に、支出であります。  第1款資本的支出の総額は12億8,086万2,000円で、この内訳は、第1項建設改良費が2億6,003万円、第2項企業債償還金が10億1,833万2,000円、第7項予備費が250万円であります。  この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足します額4億3,664万3,000円につきましては、2ページの中段、第4条の括弧書きに記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額147万4,000円、当年度損益勘定留保資金3億1,518万7,000円並びに減債積立金1億1,998万2,000円により補填することとしております。  なお、収入及び支出の項目ごとの内訳につきましては、37ページと38ページの事項別明細書に記載のとおりであります。  次に、3ページを御覧願います。  第5条債務負担行為についてであります。債務負担行為をすることのできる事項、期間及び限度額を定めるものであり、水洗便所の排水設備設置の際、金融機関からの借入れしたときの改造資金利子を市が補給するもの及び借入れ人の債務不履行により取扱い金融機関が損失を被った際に市がその損失を補填するものであります。  次に、第6条企業債についてであります。表に記載のとおり、起債の限度額を4億5,650万円と定めるものであります。  次に、第7条一時借入金についてであります。記載のとおり、一時借入金の限度額を5億円と定めるものであります。  次に、第8条予定支出の各項の経費の金額の流用についてであります。予算の範囲内で各項間の流用ができる場合を定めるものであります。  次に、4ページを御覧願います。  第9条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費と、その金額を定めるものであります。  次に、第10条は、他会計からの補助金についてであります。下水道事業の財源に充当するため一般会計から下水道事業会計へ補助を受ける金額は、8億8,714万2,000円であります。  最後に、第11条は、棚卸資産の購入限度額を334万5,000円と定めるものであります。  なお、5ページの令和6年度須賀川市下水道事業会計予算実施計画から31ページまでの注記事項につきましては、予算に関する説明資料であります。  説明は以上であります。 ○委員長(深谷政憲) 質疑ありませんか。 ◆委員(浜尾一美) すみません、2ページの資本的支出のほうで、こちらの38ページの事項別明細書のほうなんですが、1の管渠(きょ)建設改良工事費、こちらの18の委託料というのは、これはどういった委託料というのが発生する科目なんでしょうか。ちょっと確認までに教えてください。 ○委員長(深谷政憲) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎下水道施設課長(安田昭) ただいまの質疑にお答えいたします。  少々お待ちください。  失礼しました。ただいまの質疑にお答えいたします。
     こちらの委託でございますが、こちら、荒屋敷内の内水排水処理施設、本年度、基本設計をやっていまして、来年度引き続き基本設計を行うことになっております。そのような経費を計上させていただいております。  以上であります。 ○委員長(深谷政憲) よろしいですか。  ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、これにて質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。          午後 3時09分 休憩          午後 3時22分 再開 ○委員長(深谷政憲) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。 ◆委員(横田洋子) 議案第28号 令和6年度須賀川市一般会計予算について、反対討論を行います。日本共産党須賀川市議団の横田洋子でございます。  物価高騰や少子高齢化が進む中で新たな課題が噴出していますが、そのような中でこそ住民に一番身近にある市行政が住民に寄り添った施策実現のための予算であるか、日本共産党市議団は市民目線で議案審査を行いました。  その中で、各部局の多くの事業で事業経過と実施結果の精査を行い、事業の中止あるいは減額計上ではありますが、市民生活の向上や子育てや教育支援、高齢者や障がい者福祉の向上、市内産業の振興を図る予算編成であると思われます。  特に、第9次総合計画を進める施策として、地域支え合いによる福祉社会を目指す生活支援体制整備事業の拡充、病児保育補助事業や母子家庭等対策総合支援事業の拡充は、潜在的な課題解決につながるものと評価できるものです。  さらに、新規就農者育成支援事業では、着実な進展が図られていると考えます。  一方、寝たきり等高齢者介護者激励金支給事業の廃止、敬老事業の祝い品対象者の見直し、縮小は、高齢者や介護者の頑張りをくじくものであり、賛成できません。  また、市道修繕事業費は、対前年比の29.4%の計上であること、更に能登半島地震による甚大な被害を目の当たりにしている今こそ、減災と災害対策に力を入れるべきであると思いますが、これらの予算確保は不十分な中、特撮作品バックヤード整備事業に約1億8,000万円を計上していることや、地域の宝の活用と交流の推進事業では硬直した事業運営も見られることに、市民の理解を得られるとは言えません。  以上の点から、令和6年度須賀川市一般会計予算に反対するものです。委員各位の御賛同をお願い申し上げ、反対討論といたします。 ○委員長(深谷政憲) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第28号 令和6年度須賀川市一般会計予算についてであります。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。          (起立多数) ○委員長(深谷政憲) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  御着席ください。  最後に、議案第29号 令和6年度須賀川市市営墓地事業特別会計予算、議案第30号 令和6年度須賀川市特定地域戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算、議案第31号 令和6年度須賀川市中宿財産区特別会計予算、議案第32号 令和6年度須賀川市小塩江財産区特別会計予算、議案第33号 令和6年度須賀川市西袋財産区特別会計予算、議案第34号 令和6年度須賀川市長沼財産区特別会計予算、議案第35号 令和6年度須賀川市国民健康保険特別会計予算、議案第36号 令和6年度須賀川市介護保険特別会計予算、議案第37号 令和6年度須賀川市後期高齢者医療特別会計予算、議案第38号 令和6年度須賀川市水道事業会計予算、議案第39号 令和6年度須賀川市下水道事業会計予算の議案11件を一括して採決いたします。  お諮りします。  本案については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) 御異議なしと認めます。  よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託となりました議案の審査は全て終了いたしました。  この際、お諮りいたします。  本日の会議結果の正副議長報告及び審査の経過と結果についての委員長報告については、正副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(深谷政憲) 異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  3月8日から本日までの3日間にわたり令和6年度当初予算の審査を行いましたが、皆様の御協力によりまして、無事審査を終えることができました。長時間にわたる御精励に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。  これにて予算常任委員会を閉会いたします。  御苦労様でした。          午後 3時30分 閉会 ───────────────────── ◇ ──────────────────── 須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。   令和6年3月12日        須賀川市議会 予算常任委員長     深  谷  政  憲...