7 会議に付した事件 別紙のとおり
8 議事の経過 別紙のとおり
経済建設常任委員長 石 堂 正 章
午前10時00分 開会
○委員長(
石堂正章) それでは、おはようございます。
本日は、
経済建設常任委員会に御出席をいただきましてありがとうございます。
ただいまから
経済建設常任委員会を開会いたします。
出席者は定足数に達しております。
───────────────────── ◇ ────────────────────
○委員長(
石堂正章) 本日の会議の進め方について説明をさせていただきます。
初めに、当局から
行政報告の申出がありましたので、説明を受け、質疑、応答を行うことといたします。
行政報告終了後、
継続調査事件を議題とし、去る6月17日の委員会において、「
地域防災対応について」として、
河川整備事業に係る全体計画及び
進捗状況等について当局から説明を受けたことを踏まえまして、委員間で意見交換を行いたいと思います。
本日の進め方に関しましては、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
それでは、初めに
行政報告を議題といたします。
農政課及び環境課から事前に発言の申出がありましたので、早速説明をいただくことといたします。
初めに、農政課から、令和4年
ひょう害緊急支援事業「7月
専決予算」について御説明をお願いいたします。
◎
農政課長(安田徹) おはようございます。
それでは、
経済環境部提出資料1ページをお開きください。
(1)令和4年
ひょう害緊急支援事業「7月
専決予算」についてであります。
6月2日に発生しました
ひょう害につきましては、県において7月6日付けで財政支援の
予算措置をしているところであります。本市につきましても、7月
専決予算として、7月6日付けで
予算措置をさせていただいたところであります。
中身につきまして御説明いたします。
まず1点目ですが、
降ひょう害果実等買取事業であります。こちらは、市の独自の支援策でございます。
ブランド須賀川推進協議会が実施します
降ひょう被害を受けました規格外の果実を低価格で取引されますと
ブランド力が低下するということを防ぐ目的で、適正価格で、通常の価格で買取りしまして、こちらを
学校給食等の食材に提供するという中身であります。日本梨6,300㎏市で買取りしまして、それを10分の10、定額で
ブランド須賀川推進協議会に補助するという中身であります。りんごにつきましても6,300㎏、合せまして、事業費としましては500万円という中身になっております。
2点目でありますが、
農業等災害対策補助事業であります。こちらにつきましては、農作物等の再生産及び生産の確保を図るために、
樹草勢回復用の
肥料購入費、
病害虫防除事業に係る農薬の購入費、あと、3点目が種子、種苗等の
購入事業ということで、アにつきましては、桃、梨、りんご、ぶどう、これを肥料の購入を県が3分の1、市が3分の1ということで事業費222万7,584円となっております。
病害虫防除事業につきましても、県3分の1、市3分の1ということで278万252円、ウにつきましては、きゅうりの苗の購入助成でありまして、事業費が110万円となっております。
事業費合計が610万7,836円となっております。
次に、3点目の
果樹ひょう害対策緊急支援事業であります。こちらにつきましては、
ひょう被害を受けまして、追加の作業、防除ですとか摘果作業、樹勢維持のための
徒長枝せん除作業など果樹4品目で、合わせまして事業費が3,500万円となっておりまして、こちらは、県の補助が10a当たり1万9,000円定額補助、それに市が上乗せで10a当たり6,000円を補助するという中身になってございます。
ひょう害の
緊急支援につきましては、以上となります。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございました。
ただいま当局から説明がありましたが、各委員から御質疑等がありましたら、発言願います。いかがでしょうか。
◆委員(
深谷政憲) 1番の
降ひょう害果実等買取事業ですが、市内の保育園、幼稚園、こども園、小中学校ですが、
給食用食材等に提供する量が、必要とする量が6,300㎏というふうに理解してよろしいんですか。この6,300㎏という数字、根拠といいますか、それをお聞きしたいと思いますのと、
推進協議会に委託をするので事務費が発生するというふうに理解しますが、括弧書きのところの送料というのは、市内の学校給食、それぞれの、今言った学校、保育所に、運搬費という意味ですか。その辺をちょっとお聞きいたします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷正憲委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
農政課長(安田徹) ただいまの質疑にお答えいたします。
果樹6,300㎏買取りの根拠でありますが、市内の小中学校及び保育園、幼稚園などの教員を含む数、総数が約9,000人ということで、1人当たり2個程度、700gということで6,300㎏を見込んだところであります。こちらにつきましては、給食用の食材として提供又は家に持ち帰っていただくということで、それはそれぞれの学校の状況に応じて対応するという中身になっております。
事務費の送料等ですが、こちらは、JAを想定しておりますが、JAから各学校への搬入ですとか、そういう運搬費という中身になっております。
以上であります。
◆委員(
深谷政憲) 分かればでいいんですけれども、この6,300㎏というのは、被害で想定される収穫量の割合としては何%ぐらい、そこまで分かればということですが、教えていただきたいと思います。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷正憲委員の再質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
農政課長(安田徹) ただいまの再質疑にお答えいたします。
市内で出ますこの
ひょう被害の果実でありますが、見込みですが、農協の試算ですと、約20t程度ではないかというふうに想定されております。
以上であります。
○委員長(
石堂正章) ほかに質疑ございますか。いかがでしょうか。
それでは、よろしいでしょうか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) なければ、次に移ります。
同じく、農政課から、8月6日開催の「みらいの
農業フェア」について説明をお願いいたします。
◎
農政課長(安田徹) それでは、8月6日開催の「みらいの
農業フェア」について御報告いたします。資料につきましては、チラシを御覧いただきたいと思います。
みらいの
農業フェアでありますが、目的としましては、市民の皆さんに市の農業の現状や課題、
スマート農業などの新しい取組を知っていただきたい。また、若い人たちに農業に興味を持っていただいて、就農のきっかけとすることなどを目的としております。
開催日時につきましては、本年8月6日土曜日、会場が
市民交流センターtetteを会場に行います。
フェアの中身でありますが、
シンポジウムが午後1時から、
農業フェアが午前10時からということで、
シンポジウムにつきましては、
東北農政局の参事官を講師に
基調講演、又は、あと、
パネルディスカッションとして、市内で先進的な農業に取り組む農業法人や
認定農業者の皆さんへの
パネルディスカッションを予定しております。また、
農業関係団体の
展示ブースや市内で生産されました農産物や加工品等の販売、
PRブースを設けるなどをしております。当日は、
ウルトラFMと
ユーチューブで録画しまして、こちらは録画配信を予定しております。委員の皆様につきましても、当日、足を運んでいただくようにお願いいたします。
以上です。
○委員長(
石堂正章) ただいま当局から説明がありましたが、各委員から質疑があれば頂きたいと思います。いかがでしょうか。
◆委員(斉藤秀幸) 今回、
tetteで行うということだったのですが、すごく単純な疑問点だったんですけれども、もうちょっと広い会場で、もうちょっと大きくという考えはなかったのかお伺いします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
斉藤秀幸委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
経済環境部長(
佐久間貴士) まず、このみらいの
農業フェアを開催する経緯なんですけれども、これまで
産業フェスティバルということで、農業、
商工業一体となってアリーナで大規模にやっていたわけなんですが、もう25年以上経過していたということで、どうしてもマンネリ化的な部分がございましたので、昨年、一昨年とコロナでこの
産業フェスティバル、中止になったという中で、これからの
イベントの在り方について
実行委員会の中で検討してきたところです。
やはり、
課題解決型の
イベントにしないと、毎年テーマを変えながら、なおかつ、まちなかの活性化につながるような
イベントにしていくべきだろうというところを踏まえまして、
産業フェスティバルにつきましては、
実行委員会としては発展的に解散しております。ですから、もう
産業フェスティバルをやらないということで、その分、
農業分野と
商工業分野を分けて行います。今回は、会場としては、
パネルディスカッションだったり、より市民の方に今の農業の実態、現状、更には将来どうしていくかというところを考えていただかないと、
幾ら農業政策云々といっても、市民の方の理解がどうしても必要になってまいりますし、あと、若い担い手が少ないという課題を言われていますが、どうやったら若い方に農業の魅力を感じていただけるのか、併せて
就労相談コーナーなんかも設けていますので、そういった
課題解決、将来的な方向性をみんなで考えていただく場にしたいということで、今回
tetteを会場にさせていただいたという経緯がございますし、あと、商工関係も、今回、
農業フェアにつきましては、市の農政課が主催で
関係団体の協力を得ながら、ちょっと
スピード感を上げてやってきたわけですが、商工業につきましては、
商工会議所が70周年の節目を迎えるということで、
商工会議所と須賀川市が主催者になりまして、10月1日に
tetteを会場として、更に商工のほうにつきましても、市内の生産企業とか製造業とか、たくさんいろんなすばらしい企業があるし、
認定工業製品なんかもあるんだけれどもなかなか知られていないというところがありまして、そういったところをまず知っていただこうというのと、あと、これからの商工業の在り方をみんなに知って、考えていただく機会と。更には、
まちなか活性化ということで、食の感謝祭、これを同時開催というようなことで、それぞれ分けて、農業、商工業それぞれの
課題解決につながるような、更にはまちなかの活性化につながるような
イベントのほうにシフトしたということで御理解いただければと思います。
○委員長(
石堂正章) ほかにありませんか。
◆委員(大柿貞夫) このみらいの
農業フェアに関しまして、こちらは共催として
JA夢みなみが入っていると思うんですけれども、農家の皆さん、後継者、特に次の世代を担う人たちに対してのそういうところの情報の発信というのは
JA夢みなみ辺りからも徹底されているんでしょうか。
あくまでもこのチラシが、回覧かなんかで回った、広報なんかに入って回ったんですが、やっぱり見ている、見ていない人というのが結構いるんです。特に、農家の後継者の皆さんも、果たしてどこまで見ているかというのはちょっと分からないので、情報の発信を
JA夢みなみ辺りから発信されているのかなというのをちょっとお伺いしたいんですけれども。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
大柿貞夫委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
農政課長(安田徹) ただいまの質疑にお答えいたします。
こちらの
農業フェアのチラシにつきましては、8月の広報、回覧等併せまして全戸配布しているところであります。若手の農業者、
農業後継者に関する情報発信につきましては、市ばかりではなくて、
農業普及所やJA、関係機関と連携しながら
各種情報発信はしているところであります。
以上であります。
○委員長(
石堂正章) ほかにございませんか。
◆委員(
深谷政憲) 実際、初めての取組になるわけですよね。そういう意味で、
斉藤委員からもあったように、これ、かなり来るのか来ないのかというか、集客というか、どのぐらいの来場者がいるのかというのから考えて、これだけのテーマの中で、80人で
シンポジウム的なものは打切りになるというふうに考えると、私は、個人的には関心はあるテーマなので、委員、ここだけでも7人いて、私ら全部行ったら1割をこれで占めちゃうという話なので、あと、どういう、それぞれ、
関係団体も含めて、人数的な見込みと。それはうれしいとは思うんですけれども。
あともう一つ、
基調講演で、このテーマで、「『みどりの
食料システム戦略』のねらいと今後の展開」ということで、聞けば分かるという話になるかもしれませんが、ちょっとどんな
イメージ内容になるのかをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷正憲委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
農政課長(安田徹) ただいまの質疑にお答えいたします。
会場なんですが、昨今のコロナ禍の影響で、来場者を最小限の80人というふうに設定させていただいたところであります。先ほど申したとおり、当日、
ウルトラFMや
ユーチューブで録画したものを後日配信するということでありますので、そちらを極力活用していただければと思っております。
あと、2点目の「『みどりの
食料システム戦略』のねらいと今後の展開」ということですが、国においては、みどりの
食料システム戦略というものを掲げておりまして、
農業分野における化学肥料の低減、そういった環境を低減するような循環型の農業を国でこれから進めようとしておりますので、国の最新の情報を応援していただく予定となっております。
以上であります。
◎
経済環境部長(
佐久間貴士) ただいまの答弁に補足させていただきますと、
tetteの
たいまつホール、本来200名の定員なんです。我々としては、当初、200名で大丈夫なんじゃないかなという話だったんですが、またこのコロナ禍ということで、定員の2分の1の100名以下ということで80名ということになってしまったものですから、今言ったように、
ウルトラFMと
ユーチューブでの録画をさせていただいて、後日配信させていただけるような形をとりたいということでございますし、あと、
基調講演の「みどりの
食料システム戦略」、これは、今ありましたように、2050年のゼロカーボンを目指した農業版の
CO2削減の推進なんですよ。化学肥料を減らすとか、様々な形で
二酸化炭素の排出を抑制していきましょうということで、これがなかなかやっぱり一般市民の方にもほぼほぼ知られていない、農家の方でも、国のほうでアンケートをとった結果、やはり、聞いたことはあるけれども中身は知らないとかという内容だったものですから、せっかくの機会なので、まずここを
基調講演でお願いして、こういった機会で、少しでも、一人でも多くの方に聞いていただこうということで、先ほど
深谷委員からもありましたように、今回、我々としても初めての試みなので、どういった、どのぐらい来ていただけるのか、若しくはどれだけ関心を持っていただけるかというのは分かりませんが、ただ単にこれまでやっていた
イベントを延々としてやるよりも、やっぱり新しい形で挑戦していこうと、我々は
スモールスタートを切ろうということで今回やりますので、是非御理解、御協力いただければというように思います。
以上です。
◆委員(
深谷政憲) すみません、当日参加すれば分かると言われるとそのとおりかもしれませんけれども、この
フードロスをなくすコーナーを設けて、
フードドライブの実施、この
フードドライブ、すみません、ちょっと分からなかったので。
あと、これは環境課が担当するということなので、目的というか、目標的なものを聞かせていただければ。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷正憲委員の再質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
環境課長(伊勢邦宏) おはようございます。
ただいまの御質疑にお答えをいたします。
フードドライブということですが、こちら、実は、先月、
環境課主催で市民を対象にしたセミナーを実施したんですが、やはり
tetteで、その際にも実施をさせていただきまして、今回2回目の試みということです。
フードドライブといいますのは、具体的に申しますと、市民の方から自宅に眠っている食品、加工品とか
インスタント食品とか、そういったものを持ち寄っていただいて、そういうものが必要な団体とかに提供させていただくと。それによって、行く行くはごみになってしまうような眠っている食材などを有効に活用して、ひいては循環型の社会の形成を図っていくというような取組でございます。
今回の目標というのは、量的なものは、本当にあれなんですが、市民の皆様にこういった活動を知っていただくというのが一番の目的でございます。先月実施しましても、かなり、30㎏から40㎏程度の物資のほうが寄せられたところでございます。
以上です。
◎
経済環境部長(
佐久間貴士) 今の答弁、補足しますと、
フードドライブと
フードバンクというのが二つあって、私もこれ、あまりよく分からなかったんですけれども、役割が違うんです。
フードドライブというのは、簡単に言うと窓口を設置しましょうということで、
フードバンクは、そこから、いろんな窓口から集まったものを一旦バンクでためて、そこから例えば
子ども食堂だったり、そういうところに運ぶところが
フードバンクなんです。
我々は、
フードドライブ窓口を置いて、そろえたものを社協の
フードバンクにやって、社協から
子ども食堂とか、そういったところに送っていただくということで、これも、まずは
イベントのときに併せてまずやっていって、
イベントのときは必ず
フードドライブコーナーがあるということをまず認知してもらって、それによって、
イベントのときはこれ持っていこうねというふうになってくれればいいのかなと。それよりも先に発展させていただければ、例えば月に1回やるとか、常時設置するとかという方法もあるかと思うんですが、まず、
イベント時に併せてこの
フードドライブというのを周知していこうというのが今回の趣旨でございます。
○委員長(
石堂正章) ほかにありませんか。
◆委員(
市村喜雄) 今回の事業の予算的なものなんですけれども、これ、
シンポジウムと
農業フェアと同じところからの支出になるのかということと、
基調講演の内容と
パネルディスカッション、その中に
バイオマスレジンホールディングス、この会社の
事業内容というのはどのような内容なのか、2点お伺いをいたします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
市村喜雄委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
農政課長(安田徹) ただいまの質疑にお答えいたします。
農業フェアに係ります予算でありますが、こちらにつきましては、6月の補正予算で計上、
予算措置したところであります。中身としましては、講師の謝礼ですとか旅費、
印刷製本費、
あとインターネット配信等の
業務委託料などであります。予算につきましては、総額で100万円という
予算措置をしているところであります。
あと、
バイオマスレジンホールディングスでありますが、現在、米を利用しまして
ビニール袋ですとか、ホテルで提供されている歯ブラシ、
あと買物袋、
ビニールバッグですか、ああいったものを、化石燃料を極力使用を抑えるということで、循環型に配慮した製品を現在提供しているということで、県内におきましては、相双地区、浪江のほうで工場を建てまして、そちらで操業しているという状況であります。
以上であります。
◆委員(
市村喜雄) 将来に向けてというか、いいきっかけにはなると思うんですけれども、これをやることによって今後どのような展開を考えているのかをお尋ねします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
市村喜雄委員の再質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
経済環境部長(
佐久間貴士) 今回のこの目的は、まず、先ほども言いましたように、市民の方にこういう新しい、農業の課題とともにこういった課題を解決するために、今、市内の事業所を中心として、例えば、今、ウクライナ問題で小麦が輸入されないとなると、そうした小麦若しくは小麦に代わるものということで、今回、米粉をやっている
アルファ電子だったりとか、あと、今言ったように、バイオマスレジンというのは、
プラスチック、いわゆるバイオマス
プラスチックなので、
プラスチック系を
バイオマス系で
二酸化炭素を抑制していこうとかということで、
あとスマート農業ですね、ICTを活用して
スマート農業できゅうりを生産している
福島タネセンターとか、そういったところの新しい動きも知っていただきながら、若い人たちに農業の魅力を感じていただくというのがまず一つの大きな目的。
もう一つの目的は、今現在、
牡丹台アメニティ地区で進めようとしておりますいわゆる食と
エネルギーの
地域循環型、持続可能な
モデル地区、農業の
モデル地区を整備していきたいということで、今年度、基本構想、基本計画を策定する予定でおります。その計画の中で、いわゆる参画を希望している、今回、企業に
シンポジウムにも入っていただいているということで、それらについては、食と
エネルギーの
地域循環型の
モデル地区として整備する際のほうにつなげていきたいと考えております。
今回は、我々としては、
再生可能エネルギーの部分も、当然この
シンポジウムの話の中では出てくるかと思うんですが、
シンポジウム、大体4人、5人が限界のところですね、ちょっと今回6人ということで盛りだくさんに入れましたので、
再生可能エネルギーの分野の企業には入っていただくことはできなかったんですが、話の中では、当然、
再生可能エネルギーを活用した農業という形は当然出てきますので、大きく言うと、まず知っていただくというのと、2点目は
牡丹台アメニティ地区で整備をしていくものに今後つなげていきたいと、この二つでございます。
以上です。
◆委員(
市村喜雄) 一応というか、須賀川市
農業公社も、入っていますけれども、
農業公社の
事業内容というか、在り方も今後、今のままでいいのかどうかも含めて、ちょっと御検討願いたいという意見を述べさせていただきたいと思います。
○委員長(
石堂正章) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) なければ、次に移ります。
最後に、環境課から、
放射性物質特別措置法に基づく
汚染状況重点調査地域の指定解除について説明をお願いいたします。
◎
環境課長(伊勢邦宏) 私からは、
放射性物質特措法に基づきます
汚染状況重点調査地域の指定解除につきまして御報告をさせていただきます。
本件につきましては、昨年度の本委員会におきましても御説明をしているところでございますが、本市は、平成23年12月28日に本特措法に基づきます
汚染状況重点調査地域の指定を受けておりまして、その後、市内全域で除染事業を実施いたしまして、昨年度をもって除去土壌の中間貯蔵施設への搬出を完了したところでございます。また、それに伴いまして、解除モニタリングを実施いたしました結果、市内の空間線量率が常時0.23マイクロシーベルト未満となることが確認されましたことから、去る6月30日付けをもちまして本市の
汚染状況重点調査地域の指定が国によりまして解除をされたところでございますので、改めまして御報告をいたします。
なお、本市に隣接をいたします鏡石町、天栄村につきましても、同日付けで指定解除となったところでございます。
私からの御報告は以上です。
○委員長(
石堂正章) ただいま当局から説明を頂きましたが、各委員から質疑等があればお願いいたします。
いかがでしょうか。
◆委員(
市村喜雄) この報告と関係がないんだけれども、森林再生整備の事業をやっていくのに、汚染森林というか、そういうのというのは、須賀川エリアは関係ないんでしたか。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
市村喜雄委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
経済環境部長(
佐久間貴士) ちょっと今、手元に資料はないんですけれども、まず、放射能汚染されているという影響は、直接、須賀川市内の森林はないと考えていますし、ただ、再生するための補助金の活用はしております。ですから、県独自の放射性汚染物質からの森林再生という中での補助金の活用は行っていますが、そこで取れるものについての具体的な規制は多分、今のところないと思います。ですから、キノコとか多分取れても、検査はしているけれども、ほとんど放射性の物質は検出されていないと思います。
◆委員(
市村喜雄) 大体、住宅とかなんかの土壌の汚染の除去が主だったと思うんだけれども、そういう意味では、裏山の林だとか、山とかというようなところは除染の対象というか、放射能はもうないという理解でいいんですか。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
市村喜雄委員の再質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
環境課長(伊勢邦宏) ただいまの御質疑にお答えをいたします。
この特措法に基づきまして、本市では汚染の計画を策定して除染に取り組んできましたが、あくまで人間の生活圏内の除染を行ったということでございまして、モニタリングも生活圏をモニタリングして、0.23マイクロシーベルトを下回った状況であるということでございます。
いわゆる山林等につきましては、今回のこの特措法に基づきます除染の対象とはしておりませんので、山林の中での放射線量等につきましては、この特措法の計画の中では把握をするような状況にはなっておりません。別途、先ほど、再生事業等の中でそれを対応していくと認識をしているところであります。
以上です。
○委員長(
石堂正章) ほかに委員からありませんか。
◆委員(大寺正晃) この指定の解除ということで、以前、本市の中で、除染土壌を自分の敷地内に埋設して、掘り起こせなくなったところが何箇所かあるというお話でしたけれども、今後数十年どうやって管理していくのかというか、法的拘束力というか、規制が、例えば勝手に掘り起こさないでくださいとか、掘り起こすときには申し出てくださいとか、そういう何か規制があるのかどうかと、あとは、今後きちんとそれを、場所を何十年もここに埋まっていますというのを管理というか引き継いでいくのかどうか、その辺お伺いします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの大寺正晃委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。
◎
環境課長(伊勢邦宏) ただいまの御質疑にお答えをいたします。
以前にも御報告をしたことがありまして、市内でも具体的に6か所ほど埋設されたままのケースがございます。これにつきましては、特措法の枠で基づきまして、県でガイドラインを示されておりますので、それに従いまして今後も対応していくということになります。
それぞれの埋設場所につきましては、市で台帳を個別に全部整理をしておりまして、掘り出した後につきましても、10年間はこの台帳をきちんと管理していかなければならないと。まだ埋設されているものにつきましては、当然、今後も市で状況を把握して、返還が生じた場合にはその都度対応していくという体制をとっているところでございます。
実際に、建物なんかが建ってしまっているようなところにつきましては、今後、長期にわたってそれを管理していかなければならないということでございますが、この特措法がある限りは、それに基づいて対応していくということになります。
以上であります。
(「分かりました」と呼ぶ者あり)
○委員長(
石堂正章) ほかにございませんか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、事前に申出があった案件は以上となりますが、その他、当局から追加で報告等はありますでしょうか。
◎
経済環境部長(
佐久間貴士) それでは、その他なんですが、これももう事前に報告しておりますけれども、プレミアム商品券の電子版につきましても、8月1日から8月26日まで申込期間になりますので、併せて御報告いたします。
あと、もう一点は、これももう既に報告済みでありますが、ふるさと学生応援事業、須賀川市出身若しくは市内在住、市外に転出された学生等にお米、須賀川産お米とか加工用品を送る事業も大変好評でして、今のところ400件ほどの申込みがございます。1,200件、かなり多めに
予算措置はしておりますが、既に400件の申込みがございまして、あと、ホームページに学生さんから頂いたメッセージも掲載しておりまして、大変うれしいメッセージを頂いておりますので、議員の皆さんにも、後で、市のホームページのほう、そちらをクリックしていただきますと、メッセージが見られるようになっておりますので、御覧いただければと思います。
以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、以上で当局からの報告等については終了といたします。
次の議題に入る前に、ここで当局の皆様には御退席いただくことといたします。本日はありがとうございました。
(当局退席)
○委員長(
石堂正章) 暫時休憩いたします。
午前10時44分 休憩
午前10時50分 再開
○委員長(
石堂正章) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
次に、
継続調査事件を議題といたします。
地域防災対応についてでございます。本件は、去る6月17日開催の委員会において、
河川整備事業に係る全体計画及び
進捗状況等について当局より説明を受けたところであり、次回の委員会において、各委員から御意見等を頂くこととしておりました。これから、各委員から順次意見等を述べていただき、それを踏まえまして、委員間で意見交換を行いたいと思います。
それでは、順次発言をお願いいたします。
◆委員(斉藤秀幸) 流域治水の取組状況についてということで、ただいま資料を拝見しているところですけれども、災害現場等々を見てきた経験からしますと、もちろんこういう取組は大事なのではありますけれども、やはり想定を超えた被害が発生するという状況の中で、前回でしたか、下水道施設課から内水ハザードマップをこれから作成するというお話は聞いているんですけれども、こういった川の外水被害ばかりじゃなくて、内水も含めたもろもろの検討も必要なのかなと、今のところ思っております。
以上です。
◆委員(
深谷政憲) 正直、説明を受けたものを、本当に基本的な考え方だけというふうに受け取らざるを得ないということで、今、
斉藤委員からあったように、結局、内水の関係と、実際、私はずっとこの間も主張してきましたように、減災だと思うんですよね、実際は。その効果というのが、これは良くも悪くもそのところをある程度示さないと、例えばここは5m浸水する区域ですよと言われても、言っているのだから自分であと逃げてください、注意してくださいというか、命を守ってくださいという、やっぱりそれってはっきり言わないと、なかなか厳しいところと思いますけれども、何回も言うんですけれども、床上浸水と床下浸水ではまるきり状況というか、災害からすれば、被害状況というのはここでもう完全に違ってくるので、50㎝、1m、床上になるかどうかというところをそれぞれの市民というか住宅でこれをもう少し明確にしていく。これは予想ですから、ここ市で言ったとか、言わねえという話になると大変なんですけれども、そのところを私は求めたいとずっと言ってきたんですが、これは難しいんだろうなと、これを見て思いました。
あともう一つは、前回、雲水峯大橋の架け替えというか、市道だから出たというのと、我々は市民なので、小作田橋の架け替えの平面図も私は見てはいないし、公表されているのか、その辺を更に状況を含めて。想像するに、線路があって、あれだけの住宅地があって、どういう線形でいったときに、移転を要する住宅とか、どういうふうに現道と結び付けるのかという、そこが非常に気になるところでありますので、これはこれで提出いただいたということですけれども、そういう意味で、次の段階を今後委員会でどの程度議論をし、当局にそれを求めていくのかというのは、少し自分も整理はしたいと思いますので、ちょっと長くなりましたけれども、以上です。
◆委員(大柿貞夫) ただいま
深谷委員から小作田橋について御意見がありましたけれども、私、2回、この阿武隈川の緊急治水対策というところの河川、国交省の説明は2度ほど受けておりまして、小作田橋の図面は出来上がっています、それによって、地元の住民の方に説明を2度ほどさせてはいただいてはおります。
要は、橋が一つの原因でもあるし、あの地域について一番大きな問題になったのは、やっぱり内水なんだね、どうしても。結局、小作田の堤防を越えたということではなくて、内水というと、あと大仏橋の南側が市野関、田中とつなぐんですけれども、あの部分がどうしても堤防がかかっていないので、それによって流れてきたというのが、大仏橋の線路の脇が空いているんです、そこからだっと入ってきたと。
それと、もう一つは、お墓があるんですけれども、お墓のところも、どうしてもあそこが空いているんですよ。だから、そこと線路のほうから、2か所から入ってきちゃったものですから、小作田と、西舘とかあの辺がもうどっと床上になってしまったという経緯。それと、下に取上川という川があるんです。大体あそこもいつも内水で被害があったんですけれども、今回は取上川の内水と上流からの内水であそこに水が来てしまったということだったんです。
そういうふうな状況ではあったんですけれども、小作田橋については、来年、令和5年度に、雲水峯橋の1年後に工事着工する予定にはなっています。1年遅れということになっていまして、令和9年には完成の予定となっていまして、それに関わるその近辺の道路状況も整備という部分が入ってくることにはなっています。現状、そういうような形で今、進んでいます。
堤防も、小作田橋、今度は堤防に橋が架かるので、1m以上はもう高くなってくるので、まずは堤防を越えてくるということは、ゼロということはないんですけれども、かなり削減されるというふうには思っていまして、あと、取りあえずは、前も質問したかと思うんですけれども、遊水池の南側に、竜崎と鏡石の成田と矢吹の三城目のところに遊水地を3か所作る予定になっています。これが出来上がってくると、下流のほうは多い、増水の部分は、今までとはなくちょっとその辺は解消されてくるかなと思っている状況で、取りあえず、このプロジェクトについては更に進めていく予定が、私も小作田に対して、これがどうしていくかというのも同時に考えておりますので、一応、この点については見守っているというような状況です。
以上です。
◆委員(大寺正晃) この流域治水の取組につきましては、最短でも令和10年度までのこの計画ということで、まだまだ五、六年計画でもあるということで、まず、当局には、小まめに情報を流してほしいということを要望したいと思います。
あと、釈迦堂川流域における取組についてというところで、3ページの5番ですけれども、今後、特定都市河川の勉強会なども計画しているということでありますので、そのような勉強会にも関わっていければなと個人的には思いました。
それから、地元の話で言いますと、どうしても内水が館取地内と牛袋地内、私の地元では、やっぱりそれが大問題になっていまして、ただ、その取組が今、目に見えて進捗しております。なので、それで安全が確保できるかどうかというのはちょっと次元が違う話として、少しでも安心に寄与できるような動きになってきていると思いますので、その辺、例えば館取地内のゲートポンプは、この辺ではなかなかない規模の施設だと聞いておりますので、機会があれば委員会で現地視察なんかもいいのではないかと、委員会に要望したいと思います。
それと、田んぼダムも、報告はいつも受けていたんですけれども、ちょっと恥ずかしながら、田んぼダム、私、現地ちょっと見たことなくて、仕組みは図面では理解をしていたんですけれども、その辺の、多分数字的なものも出てきていると思いますので、その結果を見ながら現地を視察するというのも一つの、今後の活動に役立つのではないかと思いました。
以上です。
◆委員(
市村喜雄) ハザードマップは、各区長、町内会長には配布にはなったんだけれども、改めて、来年、全戸配布するという話は今、聞いています。
配布をするときに、私、行かなくて、行った人の話を聞いて、大した説明ではなかったと言うんですけれども、それで、町内会で、例えば必要があれば行って、町内の集まりがあるときに説明はしますという話だったんだけれども、ただ、細かい話であれなんですけれども、館取と反対側の文化センターなどと仕組みが違う。これは、所管も違ってくると、下水道課辺りで文化センターのほうの話を聞いても分かりませんという話になるんだよ。これ、委員会ならば、どっちも聞けるからいいんだけれども、結局、全戸配布して、市民に対してももうちょっと分かりやすいというか、理解しやすいような内容での説明というか、を考えていただきたいということです。
以上です。
◆委員(小野裕史) 私からは、やはりハザードマップ、今、市村委員からあったように、町内会長にこの間渡されて、やっぱり地域によっての温度差があるようで、いつも上がる地域に住んでいる方はやっぱり真剣で、そうでもないところはなかなかあまり意識も薄い状況のようです。
ハザードマップとか、来年、改定して全戸配布ということでしょうが、やはり情報をいかに市民の方にタイムリーに提供して、それを周知していくかということが課題であって、先ほど
深谷委員がおっしゃるとおり、減災という部分で、最終的には、今の自然現象の中ではどういったものが起きるか分からない昨今でありますので、最後は自分の命は自分で守るというところで、自分が住んでいる地域は災害、大雨が降ったときにどうなるんだという現状を町内単位とか区単位等である程度情報を認識すべきものが多々あるのかなという部分がありまして、当局には、そういった情報の、ハザードマップの見方とかも含めて、そういった部分を市民の方に丁寧に説明する機会があってもいいのかなと思います。
以上です。
○委員長(
石堂正章) それぞれ、各委員から御意見を頂戴しました。ありがとうございます。
私も、ほぼ皆さんと一緒の考えでございますし、今後ともやっぱり一番大事なのは、
深谷委員も申し上げましたが、できれば具体的な数字を基に、ここまでは大丈夫だとかという数字でより具体的な住民、市民の方々への説明の方法をもうちょっと考えていって、こういう堤防を作った、何m堤防を作った、だから大丈夫だというんではなくて、こういう堤防を作ったのでここまで大丈夫だというような、具体的に分かりやすい説明が今後必要なのかなというのをいろんな方々から聞いております。
人によっては、この堤防、右岸と左岸違うよねという話が地元であるらしくて、その辺の説明なんかもあるし、あとは、先ほど言った排水の方法も違うということもあるんですが、そういうことも詳しく丁寧に、特にこれから考えられるところ、今回の説明も、国のほうも含めてお願いしたものですから、国、県は情報をもらっている分ということで説明を受けたということもあったので、それを含めて、市民の方々が、県がやっている、国がやっている、市がやっていると関係ないので、そういうことをトータルして、例えば、先ほど大寺委員が言った田んぼダムに関しても、これだけこう作ってこうだよと、ここの右岸はこうたまるから、例えば時間にして分からないけれども、5分は大丈夫だよとかというのを、そういうのを具体例として挙げたほうが、ハザードマップ内の危険地域に住んでいらっしゃる方はより具体的に明確に分かるので、避難行動につながるということだと思います。
やっぱり、これは
深谷委員も言いましたが、一番は減災なので、そこら辺なんかの説明も目的が説明だけの説明というと語弊があるかもしれないですけれども、そういうことじゃなくて、こういうことで5分確保しましたんで、その間に早めに逃げてくださいというような、説明のほうがより分かりやすくなるのかなというのもありますので、今後検討していきたいなと考えております。
あと、先ほど、大寺委員からもありましたが、視察に関しては、今後とも、ぜひとも機会を皆様から、こういうところはどうだというような御意見を頂きまして、特に田んぼダムは、見て分かるようなものなのか、構造的には確かにあれなので、あれは、弁というか、出すか止めるかの感じでということで、簡単には思っているんで、そういうことも含めて、より勉強、現地調査も含めていきたいなということは、全く私も賛成でございますので、そのような流れでいきたいなと思います。
今、皆様から御意見いただきましたが、このほかに今、気づいたこと等々あれば頂戴したいと思いますが、いかがでしょうか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) では、特になければ、今後とも防災関係について、
地域防災対応に関しましては、どうぞ皆様方から逐次御意見等々を頂戴したいと思います。
それでは、以上をもちまして、
地域防災対応についてにおける
河川整備事業に係る全体計画及び
進捗状況等の当局からの報告を踏まえた意見交換会を終了いたします。
次に、今年度の
経済建設常任委員会の行政視察について、正副委員長案をひとまず作成させていただきましたので、事務局から説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
◎事務局(大垣光弘) それでは、令和4年度
経済建設常任委員会行政視察(案)というものの資料を御覧いただければと思います。
こちらにつきましては、前回の委員会におきまして、皆様から視察候補地などの御意見を踏まえまして、こちら、正副委員長(案)ということで作成したところであります。
大きい1番の日程ですが、令和4年10月5日水曜日から7日金曜日の2泊3日で予定しておるところであります。視察先の受入状況等によっては変更等がある場合がありますので、御了承いただければと思います。
大きい2番の視察先及びテーマですが、まず、長野県の伊那市と塩尻市ということで、前回候補地等の御意見がございましたが、塩尻市につきましては、現在、長野県内のみの受入れを行っている状況でございますので、伊那市については、そのままということで、近くに、近隣で長野県の佐久市というところがございまして、こちら、中心市街地活性化の先進地ということで、岩村田商店街というところがございまして、こちらで空き店舗の活用ということで地域コミュニティ施設でしたり、チャレンジショップ等、消費者ニーズに併せたおかず市場の開設、子育て支援事業関係の子育て村でしたり、最近ですとゲストハウスなどの空き店舗活用等の取組がございましたので、そちらを一応、案ということで、中心市街地活性化の関係で佐久市、もう一つは、長野県、同じく伊那市のほうで、先進地、事例の取組ということで道の駅関係の「南アルプスむら 長谷」というところを拠点としまして、平成30年に自動運転の実証実験の取組ということで、こちら、現在、当委員会でも中心市街地エリアの回遊性の向上という観点から、こちらの取組関係の事例等を参考にできればなと考えております。
大きい3番の行程案ですが、議会バスを使用しまして、初日に市役所から佐久市に移動する流れになります。こちら、大体4時間を予定しておりますので、午後から佐久市の行政視察を行いまして、佐久市内で宿泊予定を考えております。2日目ですが、宿舎から、午前中、伊那市の施設見学ということで、みはらしファームというところなんですが、こちらは収穫体験でしたり、手作りの体験、あと、特産品の販売等、あと飲食ブース等ございますので、こちらを見学するような中身で、午後、伊那市の行政視察ということで考えております。3日目につきましては、午後に長野県内か群馬県内の施設見学ということで、道の駅などの見学をして、最終的に帰路に就くということで、今のところ、正副委員長案として作成させていただきましたので、皆様で御検討いただければと思います。
以上となります。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございました。
今、事務局より報告をいただきましたが、この中で、まず、日程等につきましては、一応ほぼこの日程で、ほかの常任委員会等とも関わりがありますので、日程につきましては、ほぼ10月5日から7日までの2泊3日というような日程をまず第一に考えていきたいと思いますので、皆様、今のうちから御予定をお願いしたいと思います。
視察先については、今、事務局からもありましたが、当初、一応考えていた塩尻市などが、今、県内の方の受入れのみということで、県外の方は駄目だということなものですが、今後どうなるか分からないので、それも含めて若干の違い、視察テーマに関しては同様なものでございますが、視察先については、今のところ動くことも考えられますので、その辺なんかも含めまして、大変申し訳ないんですが、長野県に行って、この辺の佐久市、伊那市、塩尻市辺りを中心に、主に中心市街地活性化の具体的な調査項目に関しての行政視察を行うというようなことで御理解を頂戴したいと思います。細かいことにつきましては、事務局とも打合せをしながら、正副委員長のほうで順次機会を見てまとめていきたいと思います。
ただ、日程的に、先ほど言った日程の日にちについてはこのようなことでほぼ決定はさせていただきたいと思うんですが、内容については、なお、来月辺りが、9月辺りがそろそろですよね。
(「そうですね、8月になってしまいますね」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 次回の委員会、8月……ないんですね。このようなことで、もし必要があれば、8月にもう一回委員会を開きながら、9月の本会議中の委員会では、ほぼ決定案としてお示しをさせていただきたいと思いますので、委員会を開くことももしかするとかなわないかもしれませんので、その場合、正副委員長から個別に各委員へ伝達させていただきますので、その辺も含めまして御了承賜ればと思います。
大きな流れについて、皆様、このような方向性で行政視察のほう、進めたいと思いますが、いかがですか。御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) それでは、詳細につきましては、先ほども言ったように、正副委員長並びに事務局で取りまとめさせていただきまして、日程に併せまして随時皆様に御報告させていただきます。
それでは、改めまして、行政視察につきましては、ただいまの正副委員長案のとおりにほぼ進めることといたしまして、新型コロナウイルス感染の状況等によりまして変更が生じた場合においては、視察先及び日程の調整につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。