それでは、
斉藤委員より、改めまして
意見等を頂戴できますでしょうか。
◆
委員(
斉藤秀幸) この
請願第4号の件なんですけれども、会派に持ち帰って当会派でもいろいろお話ししましたが、やはりこの1番、2番、3番、それぞれの
趣旨がそれぞれ
請願の
内容に主訴、主な訴えにマッチングしない
部分があるという
意見があったわけでありまして、私もそのような考えでおります。
とにかく今回の
米価下落というのは、この
コロナ禍ばかりの影響ではなくてですね、例えばもう昔から
人口減少、
あと食生活の、
食文化の変化ということで、米の
消費量が年々落ち込んでいっている中で今回大きく
コロナ禍によって消費が低迷した。早急な
手だてが必要なわけでありまして、その段階においてお米券の配布みたいな
社会保障的な
部分と、
あとは
MA米の外交的な
部分、これ日本1国では解決できない問題で、非常に解決までに時間が掛かるということがありますので、それを早急に
対策を打たなければならないときに、そういった
内容の
意見も付け加えるというのは、逆に
農家の
皆さんへの
手だてをするためのスピードを遅めてしまうのではないかと、このように思っております。
以上です。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、
深谷委員、お願いできますか。
◆
委員(
深谷政憲) 前回の
委員会でも申し上げましたように、
コロナ禍の中での
外食産業の落ち込み、これは予想された中で、早い段階から切り離した3年度米価に対する
支援策は必要だという認識は多くの共通するところであったと思います。そういう、ある意味では限定的なところでの今回の
請願というふうに受け止めて、会派としては採択ということで一致しておりますので、採決になれば賛成と、採択ということで対応させていただきます。
○
委員長(
石堂正章) それでは、
大柿委員、お願いできますか。
◆
委員(
大柿貞夫) 以前に私の
意見は変わっておりませんので、今の
米作農家の
状況を踏まえますと、
意見書に対してはやっぱりここは賛成をしていきたいというのは変わっておりません。いろいろな
状況を踏まえて、
意見書の中身も、
文言等のほうの多分、引っかかる
部分もあるんですが、そこはやはりあえてですね、余り私は重くは見てないんで、とにかく今
農家のこの環境を何とかひとつ
打破策として出せればいいのかなというふうに思っておりますので、そういったことで賛成の方向でいきたいと考えています。
以上です。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、
大寺委員、お願いします。
◆
委員(
大寺正晃) 私以前に3
項目の中で2
項目め、3
項目め更に
調査を続けたいと申し上げました。
調査をしている中で、そもそもそのタイトルもですね、
新型コロナ禍によると言い切っている
部分とか、果たして科学的にもうそれが本当の原因の主体なのかどうかもちょっと分からない
部分がありましたが、私はその次に続く
米危機の
改善を求める
意見書というふうに捉えました。現在
米危機っていうのは現実、事実でありますので、この
米危機の
改善を求めるという
趣旨と捉えて、私の会派でも採択すべきなんではないかなという
意見に至りました。私も現在、採択すべきであると考えます。
以上です。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、
市村委員、お願いできますか。
◆
委員(
市村喜雄)
趣旨はもっともだと理解はしておりますが、
議会として
意見書を
提出するというのは、
議長団がそういう意味では
代表者会議に諮って
要望書というか、
提出している。その
議会としての
考え方というのと、今回の
議会として採択して
意見書を
提出する
内容が違うというのは、これはある意味で
二元代表の
議会としての資質というか
考え方みたいなのが問われるのではないかというようなことで、
反対をいたします。あまりにも軽い判断は避けるべきじゃないかなと思います。
以上です。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、
小野委員、お願いします。
◆
委員(
小野裕史) 私も1、2、3の2、3の
部分で継続的にいろいろと研究をしたり、あるいはいろんな方のお話を聞いたりする中で総合的に判断し、
あとは会派と
皆さんとの話をした上で、総合的に判断して、現状では私も採択という方向で考えております。
以上です。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、私の
意見になりますが、ただいま
市村委員が言われたように、今回の
請願に関しましては、その
請願趣旨は全くそのとおりだと思います。ただ、やはりですね、
要望書等々、先ほど
市村委員からありましたが、当市の
議長団においても、
要望書が先月末でしたか、1月末に
要望書として、米の
価格下落対策に関する
緊急要望書ということで、この
請願に関する
項目1の点等に付随するというか同様の
要望書が出されておりますし、昨年の11月には、
東北市長会において
緊急要望書として同様の
米需要対策及び
令和3年度産米の
価格下落に関する
緊急要望ということで、この
コロナ禍に限らず
米危機の
改善を求める
要望書等々は
提出されております。
今回の
請願に関しましては、これに併せて
項目2、
項目3という
ちょっと場の違ったというかフェーズが違ったような
意見、
項目が付随されていますので、これを併せて採択するというのはいかがなものかと私は考えておりますので、この
趣旨に関することは非常に賛成するところではございますが、
意見書としてまとめるときにこの
項目を合わせている
意見書になる、つながる
請願についてはいかがなものかなと思いますので、どちらかといえば
反対という形の立場で考えております。
それでは、以上が私の
意見でございますが、そのほか、
皆さんからございますか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
石堂正章) そうしますと、
皆様から
意見を頂きましたので、本
請願に関しまして、どのような
感じと、手順としてはいたすべきと
委員のほうからお考えでしょうか。採決しますか、それとももう一度継審、来週の
委員会まで持ち越すという方法とございますが、いかがでしょう。
◆
委員(
大寺正晃)
最終確認なんですが、この
請願事項3点のことを今
委員長からもお話があって、そこが何かすっきりしない
部分だと捉えております。
最終確認として、この
提出者は
変更の意思はないということでよろしいんですよね。というのはこれを理由に否決というか、されている他の
議会もあると聞いています。そのようなとこを見てて、その
状況を見て修正する考えがあるのかなという問いかけはしてあるんでしたか。
確認です。
○
委員長(
石堂正章) ただいまの
大寺委員の
質疑に関してですが、公式というか非公式な
感じで、事前に
確認をさせていただいたところ、この文言についてはこのままでいかしていただくということは一応
確認しております。なお、
意見書の、
請願の取扱いに関しては
請願を著しく
変更することは不可能でございますので、その辺も踏まえて
確認をさせていただいたところであります。
こんな
感じでよろしいですか。
それでは、ほかに御
意見ございませんか。
そうしますと、本日採決という形にするか、それとも
継続審査にするかという御
意見を頂戴したいと思いますが、いかがでしょうか。
暫時
休憩いたします。
午前10時52分
休憩
午前10時54分 再開
○
委員長(
石堂正章) それでは、
休憩前に復し、
会議を再開いたします。
皆様から頂戴した
意見は採択、不採択に分かれてございますので、併せまして、
継続審査という
意見はございませんでした。それですので、本件につきましては、御
意見を頂いたものを踏まえまして、
討論に移りたいと思います。
それでは
討論を頂戴したいと思います。
討論はございますでしょうか。
◆
委員(
斉藤秀幸) 私は今回の
請願に関しまして、
反対の立場から
討論をさせていただきます。
まず先ほども申しましたように、今回のこの米価の下落というのは、今に始まったことではなくてですね、従来から
農家の
皆さんを苦しめる長期的な問題でありました。これを解決するためには、確かに今回の
請願書に盛り込まれているような、
意見書案の中に盛り込まれているような複合的な
対策というのは必要でありますけれども、今回キーワードとして取り上げられているのはやはり
新型コロナ禍による
米価下落、
米危機ということで、この
請願の
趣旨の中にもありますとおり、3年連続の
米価暴落となれば、これから急激に、ただでも苦しい
米農家の
皆さんが本当に生活をひっ迫されるというところで、大至急、可及的速やかな
対策が必要なところにおいて、この
請願事項の1番は、まさに
農家の
皆さんを思った農政の問題でありますけれども、2番に関しましては
社会保障、3番に関しては外交ということで、一度に
緊急性を持って対処するには難しい
内容であると思っておりますので、私は、この
請願に対しては
反対の立場でございます。
以上です。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
ほかにございませんか。
◆
委員(
市村喜雄) 今の
斉藤委員の
反対討論に付け加えて、この
意見書というか、
趣旨は理解はできるけども、これを
須賀川市議会として国に
提出する、
意見書として
提出する。
議会としての
意見というものは
議長団が言った
内容と違うんではないかということも含めて、
二元代表の一翼としての
議会の
考え方というか、捉え方が疑われるというようなことで
反対をいたします。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○
委員長(
石堂正章) なければ、これにて
討論を終結いたします。
これより、
令和3年
請願第4号
新型コロナ禍による
米危機の
改善を求める
意見書の
提出についての
請願を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は、これを採択すべきものと決することに賛成の
委員の起立を求めます。
(起立多数)
○
委員長(
石堂正章) 起立多数でございます。
御着席ください。
よって、
本案は、採択すべきものと決しました。
なお、本件については
請願の
趣旨に基づき、
意見書案を
経済建設常任委員長名で
提出することになります。
意見書案の
内容について、各
委員より御
意見等ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
石堂正章) ないようであれば、
意見書案の
内容につきましては、正副
委員長に御一任いただくことに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
委員長(
石堂正章)
異議なしと認めます。
なお、
意見書案につきましては、
今期定例会最終日に
提出することとなりますが、
提出前に次回の
委員会において、各
委員にお示しすることといたしますので、よろしくお願いいたします。
なお、
請願に関する
委員長報告には、
提出する
意見書案の採決がこれに先立って行われるため、みなし採決と見込まれますので、あらかじめ御了承願います。
以上で
請願の
審査を終了といたします。
次に、
継続調査事件を議題といたします。
初めに、具体的
調査事件である
中心市街地活性化の推進についてを議題といたします。
前回の
委員会において、現在の取組
状況について当局より
説明を受け理解を深めたところでありますが、その
説明要旨と
委員間協議
内容についてまとめたものをお配りしてありますので、今後の
調査の
進め方でありますが、更に
項目を絞って深く
調査を進めたいと思いますので、各
委員の御
意見をお願いしたいと思います。
暫時
休憩いたします。
午前11時00分
休憩
午前11時18分 再開
○
委員長(
石堂正章) それでは、
休憩前に引き続き
会議を再開いたします。
ただいま、
中心市街地活性化に関する御
意見を
皆様から頂戴いたしました。その中で、経済効果に関する指標等々の
確認やそれに併せた各団体との
意見交換も必要である。また、中心市街地の活性化に関しては経済効果ばかりではなく、交通の問題、緑の問題、
あと土地利用の問題等を総合的に考えていくべきではないかということも頂戴しました。なお、経済効果の尺度についてもどのような共有をしていくべき点があるのかということも御示唆いただきましたので、その辺の
意見を次回の
委員会のほうに、
皆様どうぞ各自の視点でまとめていただきまして、また御発言を頂戴したいと思います。
中心市街地活性化の件に関しましては、以上のようなまとめで御
異議ございませんでしょうか。
(「
異議なし」の声あり)
○
委員長(
石堂正章) 今頂戴した
意見の中で、そのほかにございますれば、また改めてお聞かせいただければと思いますが、次回はそれも含めて、どの辺と
意見交換するかというのも併せて決めていただきたいなと思います。
それでは次に、農業経営安定化についてであります。前回までの
委員会において現状を理解するため質問
項目を取りまとめ、正副
委員長から当局に
説明の申入れを行っております。次回、来週の
委員会においてその
説明を求めることとしていますので、あらかじめ御予定のほどをよろしくお願いいたします。
以上で本日準備いたしました案件は全て終了となります。
そのほか、各
委員から何かございましたらお伺いいたします。いかがでしょうか。
◆
委員(
深谷政憲) さっき議題になっておりました
準用河川笹平川函渠の
整備というか、
整備事業というふうになっていますが、補正予算で上がったように工事
内容の
質疑の中で、堤防を抜く樋門を設置する。私もそのヒアリングを実際はやって、抜くということは、その完成までは長い、これから本当に何年かかるか、実際上予算のつき次第なので、そういったとき暫定利用を考えているのかと、こういうヒアリングやって、そこははっきりした
説明はやっぱりできないというふうに、しなかったということはできないと思っているんですけど。でも、工事の
進め方とすれば当然あって、大体2,000tの貯水槽とか貯留施設にはなるんですね。ただ、川に、じゃあいつの時点で抜くかという問題と、これは今度河川管理者の関係と、
あと全体事業の、これは牛袋、水害の
対策としてやって、ただ事業上、笹平においての確率は7年確率ですね、実際、この公共事業としてやれる限界は。そうしますと、地区住民が期待するその解決というところは、言葉は不適切ですけど、不可能なんですよ。ですから、減災という明確なメッセージを本当は発する必要が私はあると思って。
そして、バイパス、実際には分岐ですから、分流ですから、高速道路から上流側の水は、今の工事で流すと。しかし、ゲリラ豪雨という、どうしてもイメージがありますから、交差点に集まって、そのときに今できている2,000tためることができる。これをもう少し市として、
議会や、市民に伝えるメッセージが必要だろうと。でも、そもそも
議会に調べてもらいましたら、前の建設水道常任
委員会、現にその全体事業の
説明はされてない、これ私、ちょっと
事務局に、そういうちょっと形跡は見当たらないと、こういうことだったので。そして更にこちらの予算書の中に、上流に貯水施設と
あと不動産鑑定までの予算が上がっているんですね。ということはもう具体的に、田んぼダムのまた更に事業の進展と。
ですから、さっき言った7年間確率の中で、もう少しその減災効果を出すために、更なる事業を市として
計画しているというふうに私は受け止めるんですが、改めてもう一回この工事全体を
説明してもらって、さっき言った減災効果というのをどの程度見込むと。圧力管というこの設計なんですね、高低差を利用して流し込むと。ただ、地下道が満水で流れたときに、ストレートに計算上流れるのかと。これ大学の先生に私ちょっと聞いたら、それはちゃんと検証するべき課題ですと、本当に流れるのかどうかというのは県、市としては検証しているんですかねって逆に私が聞かれて、私はそこまでは。ですのでもう、やっぱり技術的な面も含めると結構その
説明というのは大変かと思いますけれども、もう10億円近い金を掛けるわけで、ここまで来てまた更に500m残っているという、更にそこに貯留施設、そういうものもやってくというかなりその事業としては大型ですし、減災という意味では重要なプロジェクトというか仕事なので、この
委員会でその辺の
説明をきちんとしてもらうと、そういう必要性を、この間のやり取りをしながら
感じたもんですから。すぐの話じゃなくても、ぜひそういうことで
皆さんも
意見を聞きながら、それをやっぱり実現させるべきかな。
長くなりました。
○
委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
ただいまの
深谷委員の件につきましては、正副
委員長で対応させていただくということでよろしくお願いいたします。
ほかにございませんか。
それでは、
皆さんほかにございませんでしょうか。
(発言する者なし)
○
委員長(
石堂正章) なければ、最後に、本日の
会議内容及び結果に関する正副議長への報告については正副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
委員長(
石堂正章) 御
異議なしと認めます。
それでは、本日の
経済建設常任委員会はこれにて閉会といたします。
お疲れさまでした。
午前11時26分 閉会
───────────────────── ◇ ────────────────────