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  1. 須賀川市議会 2022-02-28
    令和 4年  2月 経済建設常任委員会−02月28日-01号


    取得元: 須賀川市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 4年  2月 経済建設常任委員会−02月28日-01号令和 4年  2月 経済建設常任委員会           須賀川市議会経済建設常任委員会会議録 1 日  時  令和4年2月28日(月曜日)         開 会  10時00分         閉 会  11時26分 2 場  所  須賀川市議会委員会室2 3 出席委員  石 堂 正 章     小 野 裕 史     斉 藤 秀 幸         深 谷 政 憲     大 柿 貞 夫     大 寺 正 晃         市 村 喜 雄 4 欠席委員  なし 5 説明員   なし 6 事務局職員 総務係長      渡 辺 靖 子   会計年度任用職員  鈴 木 久 美
    7 会議に付した事件  別紙のとおり 8 議事の経過  別紙のとおり                      経済建設常任委員長   石 堂 正 章      午前10時00分 開会 ○委員長石堂正章) おはようございます。  委員皆様には、御参集いただきまして、誠にありがとうございます。  ただいまから経済建設常任委員会を開会いたします。  出席委員は定足数に達しております。 ───────────────────── ◇ ──────────────────── ○委員長石堂正章) 本日の議題は、お手元の審査事件一覧のとおり、今期定例会において当委員会へ付託となりました議案4件と請願1件に関する調査継続調査事件としております請願1件の審査及び継続調査事件についてであります。  本日の会議進め方でありますが、初めに付託されました議案第8号から議案第11号及び請願1号について、それぞれ分けて調査を進めることとし、概要説明を行った後、確認すべき点や問題点などについて意見交換を行い、委員会内で情報共有を図りたいと思います。  次に、継続審査事件である令和3年請願第4号について、前回に引き続き審査を行うことといたします。  最後に、継続調査事件のうち、中心市街地活性化の推進について協議を行うことといたします。  本日の進め方についてはこれに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長石堂正章) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  それでは初めに、議案調査を行います。  議案第8号 準用河川笹平函渠新設工事(その3)の請負契約変更について、議案第9号 須賀川手数料条例の一部を改正する条例議案第10号 須賀川都市公園条例の一部を改正する条例議案第11号 須賀川都市計画法施行条例の一部を改正する条例、以上4件について、事務局より概要などの説明をお願いいたします。 ◎議会事務局渡辺靖子) それでは、当委員会に付託となりました議案概要について御説明いたします。  まず初めに、議案第8号 準用河川笹平函渠新設工事(その3)の請負契約変更についてであります。  議案第8号を御覧願います。本案は、令和3年6月24日に議決、新道建設株式会社工事請負契約を締結し工事が進められておりましたが、現場の精査により、掘削時の湧水や崩落を防止するための地盤改良数量追加などが生じたことにより増額する変更契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであります。変更後の契約額は4億185万7,500円で、2,235万7,500円の増額となります。  お配りしております、参考資料の1ページを御覧ください。令和3年6月、経済建設常任委員会での議案説明になりますが、準用河川笹平川の河川整備につきましては、牛袋町地内の浸水被害の軽減を図るため、社会資本整備総合交付金を活用し、平成29年度に事業着手し、整備計画延長730mで、令和2年度まで33mを敷設しております。  令和3年度は、議案裏面位置図のとおり、内空断面が幅、高さとも3.5mのボックスカルバートを笹平川の分水路として車道部地下に敷設しており、施工延長128mで、工期は令和4年3月25日までとなっております。  質疑の中で、整備期間はおおむね10年と見込み、令和8年度頃の完了を目標に計画策定しているが、補助交付額計画より大きく下回っており、完了年度については遅れるのではないかとの答弁がありました。  次に、議案第9号 須賀川手数料条例の一部を改正する条例であります。  議案第9号を御覧願います。本案は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の一部改正に伴い、長期優良住宅認定手続変更等が生じたため、認定申請に係る手数料改正するものであり、施行期日令和4年4月1日であります。  この上位法改正は、建て替えやリフォームにより住宅の質を向上させ有効活用することで、住居取得に係る負担の軽減や、地球環境への負荷を低減させ、長期優良住宅認定促進等による住宅の質の向上に加え、既存住宅を安心して購入できる環境を整備、流通を活性化させるとの背景があります。  改正となる手数料については、議案第9号の表のとおりです。改正後の名称の欄に記載の、住宅品質確保促進等に関する法律については、参考資料の2ページから3ページに抜粋してありますので、参考に御覧ください。  次に、議案第10号 須賀川都市公園条例の一部を改正する条例についてであります。  議案第10号を御覧願います。本案は、翠ケ丘公園温浴施設等整備事業により、翠ケ丘公園内に整備する公衆浴場公園施設とするため、所要の改正を行うものであり、施行期日令和4年4月1日であります。  条例第2条第2号公園施設について、改正前は法第2条第2項に規定すると都市公園法に飛ぶ形となっておりましたが、改正後は条例に明記し、ウにおいて公衆浴場を追加するものとなっております。  参考資料4ページに元の都市公園法抜粋を記載してございますので、参考までに御覧ください。  最後に、議案第11号 須賀川都市計画法施行条例の一部を改正する条例であります。  本案は、都市計画法等の一部改正に伴い、同法第34条第12号に規定する区域から、開発に適さない災害レッドゾーン地滑り防止区域土砂災害警戒区域などを除外するため、所要の改正を行うものであり、施行期日令和4年4月1日であります。  この上位法改正は、近年の自然災害の頻発、激甚化に対応するため、市街化調整区域において災害リスクの高いエリアでは、開発行為原則禁止または厳格化されるものであります。  参考資料の5ページに、都市計画法施行令の抜粋、6ページに、国土交通省の公報を記載してございますので、参考までに御覧ください。  議案概要に係る事務局からの説明は以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは、議案調査のため暫時休憩いたします。      午前10時09分 休憩      午前10時26分 再開 ○委員長石堂正章) それでは、休憩前に復し、会議を再開いたします。  議案第8号から議案第11号までの議案4件について、休憩中に調査いたしました結果についてまとめさせていただきます。  初めに、議案第8号については、金額の変更点意味合いをいま一度詳しくお聞かせいただきたいということが1点。  議案第9号に関しては特にございませんでした。  議案第10号に関しては同じく大寺委員より6点ほどに関しまして、総括質疑も踏まえてより詳しい説明をいただきたいということで、6点ほどの質疑の点がありましたので、その辺をまとめさせていただきますと、変更点の経過とその意味合いをもう一度お聞かせいただきたいということ。例えば公衆浴場のみの変更ではなぜいけなかったのか等々のことの点。あと上位法との改正内容をもう一度確認をしたいという点でよろしいですかね、まとめさせていただくと。 ◆委員大寺正晃) はい。法令に準拠という答弁で大丈夫なのか。 ○委員長石堂正章) 準拠しているという改正についてですよね。 ◆委員大寺正晃) 答弁があったので。 ○委員長石堂正章) あったので、それの確認ということですよね。すみません。ありがとうございます。  それとあと、前条例との改正に関してですが、その時期的な問題と大幅にする必要があったのかということの点が疑問点としてあるということ。  あとは、既にPark−PFI等の契約が終わって開発が進んでいますので、今条例改正前のことでもあるので、その辺の整合性がいかがだったものかという点。あと、それも併せて施行日のタイミングはいかがなものかという点の感じでございました。  それとあと議案第11号に関しては、ただいま現状では前条例の8条の2項等の言葉の意味合いも含めまして、定義等々の確認。今後当市において、この条例による開発地域として不可能になるような地域の発生があるのかというような2点ほどの意見がございましたので、これの話を、改めて皆様のほうで精査していただいて、委員会調査日のときに御発言を頂戴したいと思います。  もちろん、これ以外の点についても当日皆様から、質疑、御意見等がございますれば頂戴したいと思います。  以上のような感じでまとめさせていただきましたが、これに足りなかったところ等々ございますれば皆さんから頂戴したいと思いますが、いかがでしょうか。      (「なし」の声あり) ○委員長石堂正章) 大丈夫でございますか。  それでは、以上で議案調査のほうを閉じたいと思います。  当日、改めましてよろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、請願第1号 福島県最低賃金引上げ早期発効を求める意見書提出請願書について、調査を行います。  事務局より、概要等について説明をお願いいたします。 ◎議会事務局渡辺靖子) それでは事務局より、請願第1号 福島県最低賃金引上げ早期発効を求める意見書提出請願書について御説明申し上げます。  請願第1号を御覧ください。  本請願趣旨でありますが、新型コロナ感染の拡大により、製造業を中心に、部品・資材不足による休業や生産調整を余儀なくされ、県内の雇用と労働環境に及ぼす影響は不透明な状況にあります。  また、少子高齢化と人口の減少・流出が進み、東日本大震災当時と比較して生産年齢人口が約20万人も減少し、パート労働者、契約社員派遣社員などの非正規労働者は雇用全体の約4割を占めるなど雇用形態多様化も進んでいます。政府の同一労働同一賃金趣旨に鑑みるとともに、セーフティネット強化策及び人口流出抑制策としても最低賃金引上げ早期発効は喫緊の政策であります。  このことから、請願事項として、一つに、福島県最低賃金は、毎年年率3%程度を目途に引上げを図ること。特に、日本は20年以上も賃金低下傾向が続き、先進国で取り残されている状況を踏まえるとともに、2021年5月の経済財政諮問会議で、早期に最低賃金全国平均1,000円に引上げを目指すとした政府の積極姿勢を重く受け止めていただきたい。  二つに、中小企業等最低賃金引上げ原資捻出のため、価格転換を始めとした環境整備の充実、強化を図ること。  三つに、最低賃金引上げ賃金の多寡と人口移動相関関係も示されており、労働力確保人口流出抑制等も多様な政策誘導として取り組むこと。  四つに、福島県最低賃金改定諮問時期は、労働者間の均衡や景気への影響も考慮し、可能な限り早め早期の発行に努めること。  以上の請願が出されております。  事務局からの説明は以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは請願調査のため暫時休憩いたします。      午前10時32分 休憩      午前10時37分 再開 ○委員長石堂正章) それでは、休憩前に復し会議を再開いたします。  請願第1号について、休憩中に調査いたしました結果について、私から述べさせていただきます。  本請願に関しましては、本県の最低賃金引上げという重要な請願でございますので、委員会としても前向きに考えていくということでの意見にまとめさせていただきます。なお、採択された場合の意見書に関しましては、語句等々の整合性をまとめるのを併せて請願紹介議員等に打合せをさせていただきながら、意見書をまとめるというような運びになるということになります。  そのようなことになりますので、皆様どうぞ御了承いただきたいと思います。  以上のようなことで御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長石堂正章) 異議なしと認めさせていただきます。  それでは改めまして、各委員におかれましては本日の調査を踏まえ、次回の委員会審査の際に積極的に御発言をいただきますようよろしくお願いします。  それでは、これにて当委員会に付託となりました議案4件及び請願1件の調査を終了いたします。  それでは次に、継続調査事件を議題といたします。  令和3年請願4号 新型コロナ禍による米危機改善を求める意見書提出についての請願についてであります。  前回までの委員会において様々な意見を頂戴しましたが、本日再度審査を行うことといたしますので、早速各委員より御意見を頂戴したいと思います。  それでは、改めまして意見を頂戴したいと思いますが、恐れ入ります、また順番で指名させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
     それでは、斉藤委員より、改めまして意見等を頂戴できますでしょうか。 ◆委員斉藤秀幸) この請願第4号の件なんですけれども、会派に持ち帰って当会派でもいろいろお話ししましたが、やはりこの1番、2番、3番、それぞれの趣旨がそれぞれ請願内容に主訴、主な訴えにマッチングしない部分があるという意見があったわけでありまして、私もそのような考えでおります。  とにかく今回の米価下落というのは、このコロナ禍ばかりの影響ではなくてですね、例えばもう昔から人口減少あと食生活の、食文化の変化ということで、米の消費量が年々落ち込んでいっている中で今回大きくコロナ禍によって消費が低迷した。早急な手だてが必要なわけでありまして、その段階においてお米券の配布みたいな社会保障的な部分と、あとMA米の外交的な部分、これ日本1国では解決できない問題で、非常に解決までに時間が掛かるということがありますので、それを早急に対策を打たなければならないときに、そういった内容意見も付け加えるというのは、逆に農家皆さんへの手だてをするためのスピードを遅めてしまうのではないかと、このように思っております。  以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは、深谷委員、お願いできますか。 ◆委員深谷政憲) 前回の委員会でも申し上げましたように、コロナ禍の中での外食産業の落ち込み、これは予想された中で、早い段階から切り離した3年度米価に対する支援策は必要だという認識は多くの共通するところであったと思います。そういう、ある意味では限定的なところでの今回の請願というふうに受け止めて、会派としては採択ということで一致しておりますので、採決になれば賛成と、採択ということで対応させていただきます。 ○委員長石堂正章) それでは、大柿委員、お願いできますか。 ◆委員大柿貞夫) 以前に私の意見は変わっておりませんので、今の米作農家状況を踏まえますと、意見書に対してはやっぱりここは賛成をしていきたいというのは変わっておりません。いろいろな状況を踏まえて、意見書の中身も、文言等のほうの多分、引っかかる部分もあるんですが、そこはやはりあえてですね、余り私は重くは見てないんで、とにかく今農家のこの環境を何とかひとつ打破策として出せればいいのかなというふうに思っておりますので、そういったことで賛成の方向でいきたいと考えています。  以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは、大寺委員、お願いします。 ◆委員大寺正晃) 私以前に3項目の中で2項目め、3項目め更に調査を続けたいと申し上げました。調査をしている中で、そもそもそのタイトルもですね、新型コロナ禍によると言い切っている部分とか、果たして科学的にもうそれが本当の原因の主体なのかどうかもちょっと分からない部分がありましたが、私はその次に続く米危機改善を求める意見書というふうに捉えました。現在米危機っていうのは現実、事実でありますので、この米危機改善を求めるという趣旨と捉えて、私の会派でも採択すべきなんではないかなという意見に至りました。私も現在、採択すべきであると考えます。  以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは、市村委員、お願いできますか。 ◆委員市村喜雄) 趣旨はもっともだと理解はしておりますが、議会として意見書提出するというのは、議長団がそういう意味では代表者会議に諮って要望書というか、提出している。その議会としての考え方というのと、今回の議会として採択して意見書提出する内容が違うというのは、これはある意味で二元代表議会としての資質というか考え方みたいなのが問われるのではないかというようなことで、反対をいたします。あまりにも軽い判断は避けるべきじゃないかなと思います。  以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは、小野委員、お願いします。 ◆委員小野裕史) 私も1、2、3の2、3の部分で継続的にいろいろと研究をしたり、あるいはいろんな方のお話を聞いたりする中で総合的に判断し、あとは会派と皆さんとの話をした上で、総合的に判断して、現状では私も採択という方向で考えております。  以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  それでは、私の意見になりますが、ただいま市村委員が言われたように、今回の請願に関しましては、その請願趣旨は全くそのとおりだと思います。ただ、やはりですね、要望書等々、先ほど市村委員からありましたが、当市の議長団においても、要望書が先月末でしたか、1月末に要望書として、米の価格下落対策に関する緊急要望書ということで、この請願に関する項目1の点等に付随するというか同様の要望書が出されておりますし、昨年の11月には、東北市長会において緊急要望書として同様の米需要対策及び令和3年度産米の価格下落に関する緊急要望ということで、このコロナ禍に限らず米危機改善を求める要望書等々は提出されております。  今回の請願に関しましては、これに併せて項目2、項目3というちょっと場の違ったというかフェーズが違ったような意見項目が付随されていますので、これを併せて採択するというのはいかがなものかと私は考えておりますので、この趣旨に関することは非常に賛成するところではございますが、意見書としてまとめるときにこの項目を合わせている意見書になる、つながる請願についてはいかがなものかなと思いますので、どちらかといえば反対という形の立場で考えております。  それでは、以上が私の意見でございますが、そのほか、皆さんからございますか。      (「なし」の声あり) ○委員長石堂正章) そうしますと、皆様から意見を頂きましたので、本請願に関しまして、どのような感じと、手順としてはいたすべきと委員のほうからお考えでしょうか。採決しますか、それとももう一度継審、来週の委員会まで持ち越すという方法とございますが、いかがでしょう。 ◆委員大寺正晃) 最終確認なんですが、この請願事項3点のことを今委員長からもお話があって、そこが何かすっきりしない部分だと捉えております。最終確認として、この提出者変更の意思はないということでよろしいんですよね。というのはこれを理由に否決というか、されている他の議会もあると聞いています。そのようなとこを見てて、その状況を見て修正する考えがあるのかなという問いかけはしてあるんでしたか。確認です。 ○委員長石堂正章) ただいまの大寺委員質疑に関してですが、公式というか非公式な感じで、事前に確認をさせていただいたところ、この文言についてはこのままでいかしていただくということは一応確認しております。なお、意見書の、請願の取扱いに関しては請願を著しく変更することは不可能でございますので、その辺も踏まえて確認をさせていただいたところであります。  こんな感じでよろしいですか。  それでは、ほかに御意見ございませんか。  そうしますと、本日採決という形にするか、それとも継続審査にするかという御意見を頂戴したいと思いますが、いかがでしょうか。  暫時休憩いたします。      午前10時52分 休憩      午前10時54分 再開 ○委員長石堂正章) それでは、休憩前に復し、会議を再開いたします。  皆様から頂戴した意見は採択、不採択に分かれてございますので、併せまして、継続審査という意見はございませんでした。それですので、本件につきましては、御意見を頂いたものを踏まえまして、討論に移りたいと思います。  それでは討論を頂戴したいと思います。討論はございますでしょうか。 ◆委員斉藤秀幸) 私は今回の請願に関しまして、反対の立場から討論をさせていただきます。  まず先ほども申しましたように、今回のこの米価の下落というのは、今に始まったことではなくてですね、従来から農家皆さんを苦しめる長期的な問題でありました。これを解決するためには、確かに今回の請願書に盛り込まれているような、意見書案の中に盛り込まれているような複合的な対策というのは必要でありますけれども、今回キーワードとして取り上げられているのはやはり新型コロナ禍による米価下落米危機ということで、この請願趣旨の中にもありますとおり、3年連続の米価暴落となれば、これから急激に、ただでも苦しい米農家皆さんが本当に生活をひっ迫されるというところで、大至急、可及的速やかな対策が必要なところにおいて、この請願事項の1番は、まさに農家皆さんを思った農政の問題でありますけれども、2番に関しましては社会保障、3番に関しては外交ということで、一度に緊急性を持って対処するには難しい内容であると思っておりますので、私は、この請願に対しては反対の立場でございます。  以上です。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  ほかにございませんか。 ◆委員市村喜雄) 今の斉藤委員反対討論に付け加えて、この意見書というか、趣旨は理解はできるけども、これを須賀川市議会として国に提出する、意見書として提出する。議会としての意見というものは議長団が言った内容と違うんではないかということも含めて、二元代表の一翼としての議会考え方というか、捉え方が疑われるというようなことで反対をいたします。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長石堂正章) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより、令和3年請願第4号 新型コロナ禍による米危機改善を求める意見書提出についての請願を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は、これを採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。      (起立多数) ○委員長石堂正章) 起立多数でございます。  御着席ください。  よって、本案は、採択すべきものと決しました。  なお、本件については請願趣旨に基づき、意見書案経済建設常任委員長名提出することになります。意見書案内容について、各委員より御意見等ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長石堂正章) ないようであれば、意見書案内容につきましては、正副委員長に御一任いただくことに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長石堂正章) 異議なしと認めます。  なお、意見書案につきましては、今期定例会最終日提出することとなりますが、提出前に次回の委員会において、各委員にお示しすることといたしますので、よろしくお願いいたします。  なお、請願に関する委員長報告には、提出する意見書案の採決がこれに先立って行われるため、みなし採決と見込まれますので、あらかじめ御了承願います。  以上で請願審査を終了といたします。  次に、継続調査事件を議題といたします。  初めに、具体的調査事件である中心市街地活性化の推進についてを議題といたします。  前回の委員会において、現在の取組状況について当局より説明を受け理解を深めたところでありますが、その説明要旨と委員間協議内容についてまとめたものをお配りしてありますので、今後の調査進め方でありますが、更に項目を絞って深く調査を進めたいと思いますので、各委員の御意見をお願いしたいと思います。  暫時休憩いたします。      午前11時00分 休憩      午前11時18分 再開 ○委員長石堂正章) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ただいま、中心市街地活性化に関する御意見皆様から頂戴いたしました。その中で、経済効果に関する指標等々の確認やそれに併せた各団体との意見交換も必要である。また、中心市街地の活性化に関しては経済効果ばかりではなく、交通の問題、緑の問題、あと土地利用の問題等を総合的に考えていくべきではないかということも頂戴しました。なお、経済効果の尺度についてもどのような共有をしていくべき点があるのかということも御示唆いただきましたので、その辺の意見を次回の委員会のほうに、皆様どうぞ各自の視点でまとめていただきまして、また御発言を頂戴したいと思います。  中心市街地活性化の件に関しましては、以上のようなまとめで御異議ございませんでしょうか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長石堂正章) 今頂戴した意見の中で、そのほかにございますれば、また改めてお聞かせいただければと思いますが、次回はそれも含めて、どの辺と意見交換するかというのも併せて決めていただきたいなと思います。  それでは次に、農業経営安定化についてであります。前回までの委員会において現状を理解するため質問項目を取りまとめ、正副委員長から当局に説明の申入れを行っております。次回、来週の委員会においてその説明を求めることとしていますので、あらかじめ御予定のほどをよろしくお願いいたします。  以上で本日準備いたしました案件は全て終了となります。  そのほか、各委員から何かございましたらお伺いいたします。いかがでしょうか。 ◆委員深谷政憲) さっき議題になっておりました準用河川笹平川函渠の整備というか、整備事業というふうになっていますが、補正予算で上がったように工事内容質疑の中で、堤防を抜く樋門を設置する。私もそのヒアリングを実際はやって、抜くということは、その完成までは長い、これから本当に何年かかるか、実際上予算のつき次第なので、そういったとき暫定利用を考えているのかと、こういうヒアリングやって、そこははっきりした説明はやっぱりできないというふうに、しなかったということはできないと思っているんですけど。でも、工事の進め方とすれば当然あって、大体2,000tの貯水槽とか貯留施設にはなるんですね。ただ、川に、じゃあいつの時点で抜くかという問題と、これは今度河川管理者の関係と、あと全体事業の、これは牛袋、水害の対策としてやって、ただ事業上、笹平においての確率は7年確率ですね、実際、この公共事業としてやれる限界は。そうしますと、地区住民が期待するその解決というところは、言葉は不適切ですけど、不可能なんですよ。ですから、減災という明確なメッセージを本当は発する必要が私はあると思って。  そして、バイパス、実際には分岐ですから、分流ですから、高速道路から上流側の水は、今の工事で流すと。しかし、ゲリラ豪雨という、どうしてもイメージがありますから、交差点に集まって、そのときに今できている2,000tためることができる。これをもう少し市として、議会や、市民に伝えるメッセージが必要だろうと。でも、そもそも議会に調べてもらいましたら、前の建設水道常任委員会、現にその全体事業の説明はされてない、これ私、ちょっと事務局に、そういうちょっと形跡は見当たらないと、こういうことだったので。そして更にこちらの予算書の中に、上流に貯水施設とあと不動産鑑定までの予算が上がっているんですね。ということはもう具体的に、田んぼダムのまた更に事業の進展と。  ですから、さっき言った7年間確率の中で、もう少しその減災効果を出すために、更なる事業を市として計画しているというふうに私は受け止めるんですが、改めてもう一回この工事全体を説明してもらって、さっき言った減災効果というのをどの程度見込むと。圧力管というこの設計なんですね、高低差を利用して流し込むと。ただ、地下道が満水で流れたときに、ストレートに計算上流れるのかと。これ大学の先生に私ちょっと聞いたら、それはちゃんと検証するべき課題ですと、本当に流れるのかどうかというのは県、市としては検証しているんですかねって逆に私が聞かれて、私はそこまでは。ですのでもう、やっぱり技術的な面も含めると結構その説明というのは大変かと思いますけれども、もう10億円近い金を掛けるわけで、ここまで来てまた更に500m残っているという、更にそこに貯留施設、そういうものもやってくというかなりその事業としては大型ですし、減災という意味では重要なプロジェクトというか仕事なので、この委員会でその辺の説明をきちんとしてもらうと、そういう必要性を、この間のやり取りをしながら感じたもんですから。すぐの話じゃなくても、ぜひそういうことで皆さん意見を聞きながら、それをやっぱり実現させるべきかな。  長くなりました。 ○委員長石堂正章) ありがとうございます。  ただいまの深谷委員の件につきましては、正副委員長で対応させていただくということでよろしくお願いいたします。  ほかにございませんか。  それでは、皆さんほかにございませんでしょうか。      (発言する者なし) ○委員長石堂正章) なければ、最後に、本日の会議内容及び結果に関する正副議長への報告については正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長石堂正章) 御異議なしと認めます。  それでは、本日の経済建設常任委員会はこれにて閉会といたします。  お疲れさまでした。      午前11時26分 閉会 ───────────────────── ◇ ────────────────────
    須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。   令和4年2月28日        須賀川市議会 経済建設常任委員長     石 堂 正 章...