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09月03日-01号

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  1. いわき市議会 1987-09-03
    09月03日-01号


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    昭和62年  9月 定例会          昭和62年いわき市議会9月定例会会議録             昭和62年9月3日(木曜日)講事日程 第1号    昭和62年9月3日(木曜日)午前10時開議 日程第1.会議録署名議員指名 日程第2.会期決定 日程第3.議案第1号~議案第29号(提案理由説明)       ------------------------本日の会議に付した事件       〔議事日程第1号記載事件のとおり〕       ------------------------出席講員(46名)1番          磯上佐太彦君     2番        青木広一君3番          諸橋義隆君      4番        遠藤重政君5番          瀬谷秀武君      6番        橋本孝行君7番          坂本長一郎君     8番        政井博君9番          野地登久雄君     10番        鈴木利之君11番          高橋明子君      12番        宮川えみ子君13番          渡辺敬夫君      14番        坂本登君15番          吉田弘君       16番        水野谷半君17番          矢吹康君       18番        若松昭雄君19番          人見一君       20番        鹿島清三君21番          吉田正登君      22番        蒲生伸吾君23番          高萩充君       24番        伊東達也君25番          馬目清通君      26番        水野五郎君27番          永山哲朗君      28番        菅波庄助君30番          白土和男君      31番        草野正辰君32番          蛭田仁君       33番        小野昌太郎君34番          芳賀定雄君      35番        木内浩三君36番          柳楽孝作君      37番        斎藤誓之助君38番          永井俊正君      39番        大平多太男君41番          緑川定美君      42番        円谷裕一君43番          安藤正則君      44番        斉藤隆行君45番          鈴木正平君      46番        大村哲也君47番          佐久間昭君      48番        小林周喜欠席議員(1名)40番          間宮俊彦君(病気)       ------------------------説明のため出席した者市長          中田武雄君      助役        長澤榮治君収入役         鈴木榮君       教育委員長     大塚静義君教育長         飯島護君       水道事業管理者   御代武光代表監査委員      近野忠弘君      選挙管理委員会   村上有君                       委員長農業委員会会長     会田憙君       企画部長      須永恭平総務部長        佐々木進君      財政部長      向田正博市民環境部長      野村隆一君      福祉厚生部長    江尻定吉農林部長        小泉陽一郎君     商工水産部長    伊藤次郎土木部長        島和彦君       都市建設部長    吉村孔延君平駅周辺再開発     小野重喜君      消防長       大谷光四郎事務所長教育次長        岡田恒哉君      水道局長      国分広寿総務課長        菊田昭君       秘書課長      星康夫君       ------------------------事務局職員出席者事務局長        布田功君       次長        舛田良作総務課長        関場孝和君      議事調査課長    渡辺軍司課長補佐        杉田昌君       主任主査(兼)係長 木村普昭君係長          芳賀義隆君      主査        白土正衛君主査          立花幹夫君      主査        木村均君       ------------------------             午前10時00分開会 ○議長(矢吹康君) これより昭和62年いわき市議会9月定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。       ------------------------ △新任者のあいさつ ○議長(矢吹康君) 議事に入ります前に、あいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。村上選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(村上有君) 〔登壇〕私は、去る8月27日開催されました市選挙管理委員会において、委員長に選任されました村上有でございます。 もとより浅学非才ではございますが、選挙管理委員会に課せられた職務の重要性を十分認識し、その遂行に当たっては万全を期してまいる所存でございます。 当面の課題として、先に行われました県議会議員一般選挙異議申し出に対し、県選挙管理委員会の決定に伴い、公正であるべき選挙執行事務について市民の皆様に抱かせた不信感を早急に払拭し、信頼回復のため原点に立ち返り、全精力を傾注してまいる所存でございます。また、今後はこのような事態の絶無を期するため、選挙執行事務の見直し、改善を行い、公正、適正化に努めてまいる考えでございますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(矢吹康君) 会田農業委員会会長。 ◎農業委員会会長会田憙君) 〔登壇〕私、農業委員会会長の会田憙であります。一言あいさつを申し上げさせていただきます。 私たち農業委員は、7月19日任期満了となり改選が行われまして選挙委員農業団体議会推薦委員による59名の委員が7月20日付をもって就任いたしました。 去る7月30日市長招集による第1回総会を開催し、会長互選の結果、不肖私が会長に選任されました。もとより、浅学非才の私であります。その責任の重大さを痛感する次第であります。いま農業を取り巻く情勢は内外ともに非常に厳しい状況にありますが、我々農業委員は農家、農民の利益代表機関として59名が一丸となり、微力ではありますが、いわき農政発展のため全力を傾注する所存でございますので議員皆様方の絶大なる御指導、ご鞭撻を心からお願いを申し上げる次第であります。       ------------------------ △諸般の報告 ○議長(矢吹康君) 次に、諸般の報告をいたします。 市長より報告第1号から報告第3号をもって、昭和61年度いわき総合磐城共立病院事業会計継続費精算報告書、昭和61年度いわき常磐病院事業会計継続費精算報告書、昭和61年度いわき水道事業会計継続費精算報告書について報告があり、お手元に配付いたしておきましたので御覧願います。 次に、監査委員より62監査第18号及び第27号をもって、定期監査の結果について報告があり、写しをお手元に配付いたしておきましたので御覧願います。       ------------------------ △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(矢吹康君) これより議事に入ります。本日の議事は、配付の議事日程第1号をもって進めます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第81条の規定により、議長において1番磯上佐太彦君、48番小林周喜君、以上の2君を指名いたします。       ------------------------ △日程第2 会期の決定 ○議長(矢吹康君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月11日までの9日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹康君) 御異議なしと認めます。よって、会期は9日間と決定いたしました。       ------------------------ △日程第3 議案第1号~議案第29号(提案理由説明) ○議長(矢吹康君) 日程第3、市長提出の議案第1号から議案第29号までを一括議題といたします。       ------------------------市長提案理由説明 ○議長(矢吹康君) 提出者より提案理由の説明を求めます。中田市長。 ◎市長(中田武雄君) 〔登壇〕本日ここに、9月市議会定例会を招集し、昭和62年度の補正予算案を初め条例案等、当面する重要議案提案理由を申し上げるに先立ち、市政を取り巻く諸問題について御報告を申し上げ御理解を賜りたいと存じます。 初めに、いわきまつり行事海水浴客入込み状況について御報告いたします。 今年のいわきまつりは、「私のふるさと自慢」をテーマに、8月1日の四倉夏まつりを皮切りに、2日から4日まではいわきおどりの勿来大会常磐大会小名浜大会を開催し、5日には全国花火競技大会、6日から8日までは平七夕まつり、9日にはいわきおどり中央大会、さらに14日、15日はいわき回転櫓盆踊り大会をそれぞれ実施してまいったところであります。 中でも、第6回を迎えたいわきおどりは、地区大会中央大会をあわせて134 連、7,984 人の踊り手が参加し、入込客はおよそ12万人を数えたのであります。特に、いわきおどり中央大会は、一般参加を奨励する意味から従来までのコンクール方式を試験的に取りやめ実施した結果、昨年を約400 人上回る踊り手が参加し、成功のうちに終了することができました。また、四倉夏まつりには約2万人、全国花火競技大会には約20万人、平七夕まつりには約51万6,000 人、いわき回転櫓盆踊り大会には約6万人、全体では約91万6,000人の入込客を数えるに至りました。いわきまつりをこのように盛況のうちに開催することができましたことは、議員各位を初め関係機関並びに多くの市民の皆さんの御支援、御協力によるものであり、心から厚くお礼申し上げますと同時に、いわきまつりが年々発展するようさらに努力してまいる所存でございます。 次に、海水浴客入込み状況についてでありますが、7月18日から8月16日までの海水浴期間における人込客は約95万2,000 人で、昨年に比較して約39万8,500 人、約30%の大幅減少となったわけでありますが、これが大きな要因といたしましては、梅雨明けが予想以上に遅延したことによるものと考えられるのであります。一方、安全対策といたしましては、いわき海水浴安全対策委員会地区海水浴安全対策実行委員会との連携を密にし、遊泳客の安全確保に努力した結果、水難事故ゼロという本市誕生以来の成果を見ることができたのであります。ここに、関係各位の御努力と御協力に対しまして深甚なる謝意を表するものであります。 次に、福島県立少年自然の家の誘致経過等につきましては、去る3月定例市議会においてご報告申し上げたところでありますが、その後8月26日に開催された福島県教育委員会定例会において福島県第3少年自然の家建設基本構想が明らかにされましたので、その概要について御報告いたします。 このたび発表された基本構想によりますと、施設の名称は(仮称)「福島県いわき少年自然の家」と称し、「海浜型」少年教育施設の整備を基本方針としております。また、主な施設といたしましては敷地面積は約40万平方メートルで、本館、ロッジ等を含め550 名収容の宿泊施設のほか、野外活動部門としてレクリェーション施設海浜活動施設が考えられ県内では最大規模建設計画となっております。また、施設建設年次計画につきましては、まず、昭和62年度において基本計画を策定、昭和63年度には地質調査及び基本設計を策定し、昭和64年度に敷地の造成さらに昭和65年度から施設建設に着手し昭和67年度開設を目標として推進していくこととなりました。本市といたしましては、今年度中の用地取得を初め、関連施設整備等条件整備に今後とも積極的に取り組み計画どおり供用開始ができるよう全力を傾注してまいる所存でありますので、議員各位の一層の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 次に、昭和70年に福島県で開催される第50回国民体育大会におけるいわき市を会場とする競技種目について御報告いたします。既に、当市においては、第50回国民体育大会福島準備委員会に対し、高校硬式野球を含め11種目の開催希望を提出していることは御承知のとおりであります。去る8月17日、同準備委員会において第一次選定を行い競技会場として8市8町2村20種目を決定し発表されたところでありますが、当市を会場とする種目は市民が最も期待し人気の高い高校硬式野球、バスケットボール、ラグビー・フットボールの3種目が決定されたことは35万市民とともに喜びにたえないところであります。未発表の20種目につきましては、本年度中に決定することになっておりますが、特に、夏季大会ヨット競技についてはぜひ当市を会場地に決定されるようこれまでにも市議会を初め関係団体と一丸となり、強力なる誘致運動を展開しているところでありますが、議員各位の一層の御支援を賜りたいと存じます。なお、国民体育大会関連施設の整備につきましては、当市で開催される競技種目最終決定をみたあといわき国民体育大会準備委員会と十分に協議を進めながら、施設の整備充実を図ってまいる所存でありますので御理解を賜りたいと存じます。 次に、いわき市立総合磐城共立病院心臓血管外科の診療問題につきましては、去る6月定例市議会において御報告申し上げたところでありますが、その後の対応策といたしましては大学側医局の協力のもとに去る9月1日から診療業務を再開したところであり、今後とも、さらに優秀な医師の招請に努め医療水準の向上に努める所存であります。これまでに、患者の皆様はもとより市民の皆様に対して多大の御迷惑をおかけいたしましたことを衷心よりおわび申し上げますと同時に、今後は、かかる問題が発生しないよう、また市立病院あり方全般にわたり十分に配慮してまいる所存でございますので議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 次に、今回提案いたしました議案件数は29件でありますが、その内訳は条例の改正案5件、補正予算案8件、決算4件、その他の議案12件となっております。 主なる議案内容について御説明いたします。 まず、議案第1号いわき市職員の退職手当に関する条例の改正についてであります。 本条例案につきましては、国家公務員等退職手当法が改正されたことに伴い、いわき市職員についてもこれに準じて改正しようとするものであります。 改正内容の第1点目といたしましては、定年制度施行に伴う退職手当の取扱いについてでありますが、その一つとしては、市職員が再任用されて退職した場合及び職員が定年に達した日から定年退職日までの間に、その者の落ち度によることなく退職した場合には、定年に達したことにより退職した者と同様に扱うこととする。二つとしては、定年により退職し、退職手当の支給を受けた者が再任用されたあと退職したときには、失業者の退職手当は支給しないこととして措置するものであります。 第2点目は、退職手当支給率の改正についてでありますが、その一つとしては、自己都合により退職した者に対する退職手当の支給率について、11年以上19年以下の者にあっては、現行より20%引き下げようとするものであり、二つとしては、長期の勤続者に係る退職手当の支給率について、勤続期間31年以上の1年当たりの支給割合を約10%引き下げようとするものであります。 第3点目は、定年前早期退職者に係る退職手当の特例についてでありますが、一定年齢すなわち50歳以上で、かつ25年以上の勤続者が定年前に退職する場合には、退職手当算定の基礎となる給料月額について特例措置を講じようとするものであります。 第4点目は、退職手当の不支給と返納についてでありますが、退職者に対する退職手当支給までの間に、在職中の行為により起訴された場合には退職手当を支給しないこととし、また、退職した者が在職期間中の行為により禁錮以上の刑に処せられた場合には、一般の退職手当の全部または一部を返納させることができるよう措置するものであります。 第5点目といたしましては、一般職員から助役、収入役等になった場合及び国・県の職員が助役、収入役等になった場合の通算規定と、それらの者の退職時における支給規定を明確化しようとするものであります。 第6点目といたしましては、職員を他の機関に休職派遣した場合の在職機関通算規定を整備しようとするものであります。 次に、議案第2号 いわき市職員の分限に関する基準、手続及び効果に関する条例の改正についてであります。 本条例の第2条において職員を休職させることができる場合を列挙しておりますが、議案第1号において、いわき市職員の退職手当の算定に用いる在職期間を整備することに伴い、これとの整合性を図るため本条例第2条について所要の改正を行おうとするものであります。 次に、昭和62年度補正予算案について御説明いたします。 今回の補正は、第1に、「国の内需拡大策に基づく緊急経済対策事業費」、第2に、「国県補助事業の内定又は確定に伴う経費」、第3に、「市民生活に直結した緊急に措置すべき事務事業に要する経費」について補正いたしました。 第1の「国の内需拡大策に基づく緊急経済対策事業費」でありますが、一般会計で9億8,731万5,000円、土地区画整理事業特別会計で1億3,176万7,000円、下水道事業特別会計で7億2,000万円、合わせて18億3,908万2,000円を計上し、国の内需拡大策に積極的に対応し、地域経済の活性化に取り組むこととしたものであります。 その主な内容について申し上げます。 まず、一般会計では、農業構造改善事業土地改良事業等に要する経費として農林水産業費関係で2億2,430万、道路橋りょう整備事業都市計画街路整備事業等に要する経費として土木費関係で6億2,200万円、学校建設事業に要する経費として教育費関係で1億4,101万円、土地区画整理事業特別会計では、平南部第三土地区画整理事業、平駅前第二土地区画整理事業等に要する経費を計上、下水道事業特別会計では、管渠、ポンプ場浄化センター整備事業等に要する経費をそれぞれ計上したものであります。 第2の、「国県補助事業の内定又は確定に伴う経費」でありますが、一般会計では、山村振興農林漁業対策事業森林病害虫防除事業林道整備事業等農林業の振興を図る経費のほか、都市公園整備事業に要する経費等、国民健康保険事業特別会計では、収納率向上特別対策事業に要する経費、土地区画整理事業特別会計では、植田東部土地区画整理事業、平南部第二土地区画整理事業等に要する経費をそれぞれ計上したものであります。 第3の、「市民生活に直結した緊急に措置すべき事務事業に要する経費」でありますが、一般会計では、小規模給水施設整備事業道路橋りょう整備事業消防施設整備事業に要する経費のほか、地域公民館建設事業費補助金等水道事業会計では、配水管布設工事に要する経費等を計上し、市民生活の安定と福祉の向上に努めることといたしました。これらの結果、今回の一般会計における補正措置の総額は、18億1,875万4,000円で補正後の予算総額は753億4,711万9,000円となり、土地区画整理事業特別会計につきましても、補正措置の総額は4億779万3,000円で、補正後の予算総額は18億6,991万4,000円、下水道事業特別会計につきましても、補正措置の総額は7億8,383万1,000円で、補正後の予算総額は92億 8,982万6,000円、水道事業会計につきましても、補正措置の総額は1億5,026万円で、補正後の予算総額は83億3,074万3,000円となるものであります。 私からは、以上であります。その他の議案並びに補正予算案等の詳細につきましては、助役から説明いたさせますが、いずれも市政執行上重要な議案を提出いたしておりますので、何とぞ慎重御審議のうえ、速やかなる議決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由趣旨説明といたします。       ------------------------長澤助役補足説明
    ○議長(矢吹康君) 次に、補足説明を求めます。長澤助役。 ◎助役(長澤榮治君) 〔登壇〕私からは、ただいま市長から御説明申し上げました議案第1号、第2号を除きました各案件につきまして御説明申し上げます。 議案第3号いわき中央卸売市場業務条例の改正について申し上げます。 本案は、近年における花き需要の伸び、消費の多様化、高級化など花き流通を取り巻く環境の変化にかんがみまして、これに対応して花き生産の振興、流通の合理化、円滑化を図るため、中央卸売市場に花き部を新設することに伴い取扱品目卸売業者の数、市場使用料等について定めるため条例を改正しようとするものであります。 議案第4号いわき市営住宅条例の改正について申し上げます。 本案は、市民の住宅需要に応じるため、中央台飯野二丁目地内に建設中の市営住宅第一種16戸、第二種24戸、及び平赤井字向後川原地内に建設中の第一種23戸、第二種1戸が完成し、近く供用開始の運びとなるため同住宅を条例に加えるほか、平泉崎団地外13団地のうち老朽化が著しい155戸について、建設省の用途廃止の承認を得たことに伴い、条例から削除するためそれぞれ条例別表を改正しようとするものであります。 議案第5号いわき市営住宅管理条例の改正について申し上げます。 本案は、市営住宅建替事業、または市営住宅に改良を施す事業の施行に伴い市営住宅を明け渡した者が、これらの建替等住宅に入居する場合において、その家賃が明け渡した住宅の家賃を超えることとなるときは、その額の範囲内において建替等住宅の家賃を減免することに伴い、所要の改正をしようとするものであります。 議案第18号あらたに生じた土地の確認について及び議案第19号字の区域の変更につきましては関連する議案でございますので、一括御説明申し上げます。 これらの議案は、第6次港湾整備5カ年計画に基づき造成しておりました中之作字須賀1番の25及び中之作字勝見ケ浦17番の1に隣接する公有水面の埋立てが竣工いたしましたので、この土地を確認するとともに中之作字須賀に編入するため、地方自治法の規定に基づきそれぞれ議会の議決を求めるものであります。 議案第20号字の区域の変更及び画定について申し上げます。本案は、平下平窪第三土地区画整理事業換地計画に基づき、平下平窪字山土内ほか14字の各一部をもって字の区域の変更及び新設をしようとするものであり、地方自治法第 260条第1項の規定に基づき、所要の手続を行おうとするものであります。議案第21号字の区域の変更について申し上げます。 本案は、いわきニュータウン第三地区土地区画整理事業(第二工区)の換地計画に基づき、平吉野谷字南作ほか二字の各一部をもって、中央台飯野三丁目に編入するため、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、所要の手続を行おうとするものであります。議案第22号から議案第26号までは、工事請負契約についてでありますので、一括御説明申し上げます。 これらの契約内容につきましては、それぞれの指名競争入札を実施し指名競争入札から随意契約へ移行したものも含めた結果、議案第22号いわき市立豊間小学校敷地造成工事については、山木工業株式会社に、議案第23号番匠地下馬場線道路改良工事(第二工区)については、堀江工業株式会社に、議案第24号公営住宅泉玉露団地三号棟新築工事については、日素株式会社に、議案第25号公共下水道北部浄化センター建設工事(水処理施設土木)については、大成・銭高・加地和建設工事共同企業体に、議案第26号公共下水道御厩ポンプ場建設工事(自家発電設備)については、神鋼電機株式会社仙台営業所と、それぞれ仮契約をいたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものであります。 議案第27号工事請負契約の変更について申し上げます。 本案は、産炭地域開発就労事業日渡・長槻線道路改良工事でありまして、昭和62年4月市議会臨時会において専決処分の承認をいただき、現在、工事を施行中でありますが、今回労働省における設計単価の改定に伴いまして工事請負契約金額を増額変更しようとするものであります。 議案第28号財産取得について申し上げます。 本案は、昭和62年度消防施設整備計画に基づきまして、普通消防ポンプ自動車3台を購入しようとするもので、指名競争入札の結果、株式会社磐水社と仮契約をいたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき提案するものであります。 議案第29号公有水面の埋立てに係る意見について申し上げます。 本案は、公共ふ頭用地を確保するため小名浜港港湾区域内の公有水面埋立てについてでありますが、公有水面埋立法第3条第1項の規定により福島県知事から意見を求められておりましたので、議案内容のとおり同意いたしたく同法第3条第4項の規定に基づき提案するものであります。 引き続きまして、補正予算案について御説明申し上げます。 まず、議案第6号、昭和62年度一般会計補正予算案から申し上げます。 第2款総務費について申し上げます。第1項総務管理費第7目企画費につきましては、805万3,000円の補正でありますが、これは、本市海洋リゾート都市の開発整備に係る調査及び企画立案に必要な経費500万円を計上したのが主な内容でございます。 第3款民生費について申し上げます。第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費につきましては、582万3,000円の補正でありますが、これは老人向けゲートボール整備に要する経費として4カ所分160万円を追加計上したのが主な内容であります。次に、第7目養護老人ホーム費については、555万9,000円の補正でありますが、これは養護老人ホーム徳風園及び千寿荘の避難設備の整備を図るため、非常口等のスロープ化及び非常通報装置等の設置に要する経費として、148万円を計上したのが主な内容であります。 第4款衛生費について申し上げます。第1項保健衛生費、第11目飲料水供給施設整備費につきましては144万円の補正でありますが、これは遠野町の矢本地区共同水道新設事業に対する小規摸給水施設整備事業補助金を計上したものであります。第2清掃費、第4目塵芥処理費及び第5目し尿処理費につきましては、4,170万円の補正でありますが、これはごみ処理施設等の機能充実強化に要する経費として計上したものであります。 第5款労働費について申し上げます。第1項失業対策費、第4目産炭地域開発就労事業費につきましては、1,885万円の補正でありますが、これは常磐地区日渡-長槻線及び北好間-愛谷線の整備に要する経費を計上したものであります。第2項労働諸費、第1目労働対策費につきましては291万円の補正でありますが、これは雇用促進住宅勿来南宿舎建設関連事業について、駐車場整備に要する経費を計上したほか、駐車場用地買収費の不用額を減額措置したのが主な内容であります。 第6款農林水産業費について申し上げます。第1項農業費、第3目農業振興費につきましては1,352万円の補正でありますが、これは三和地区細戸用排水路整備事業等の農漁魚村振興特別対策事業費724万5,000円、川前地区沢尻区画整理事業等の山村振興農林漁業対策事業費1,552万5,000円を計上したのが主な内容であります。次に、第4目農業構造改善事業費につきましては、1億1,787万2,000円の補正でありますが、これは田人黒田地区、平夏井地区、四倉大野東及び同西地区の農業構造改善事業費を計上したものであります。次に、第8目農地費につきましては、5,387万円の補正でありますが、これは用排水路、農道及びほ場整備事業等の土地改良事業に要する経費を計上したものであります。第2項林業費、第2目林業振興費につきましては1億2,359万円の補正でありますが、これは松くい虫防除、感染源除去事業等の森林病害虫防除事業費8,010万4000円、川前鬼ケ城の地域緑化モデル事業に要する経費819万円、間伐作業道整備事業等の森林地域活性化緊急対策事業に要する経費2,347万円を計上したのが主な内容であります。次に、第3目林道治山費については、9,341万5,000円の補正でありますが、これは小川地区桐ケ岡線等の林道開設事業に要する経費7,396万円、平地区石森線等の林道改良事業に要する経費1,522万円及び遠野地区西根線の県営事業負担金として423万5,000円を計上したものであります。第3項水産業費、第3目漁業費につきましては200万円の補正でありますが、これは、久之浜漁港波除堤修築事業に係る県営事業負担金を計上したものであります。 第7款商工費について申し上げます。 第1項商工費、第3目企業誘致対策費につきましては589万7,000円の補正でありますが、これは福島県における工業技術の振興と積極的な企業誘致を図るため、10月に開催される「ふくしま工業技術フェア’87」の市町村企業誘致コーナーに参加するための経費として135万円を計上したのが主な内容であります。次に、第6目観光費については765万6,000円の補正でありますが、これは常磐高速自動車道開通に伴い観光客の利便等を図るために総合観光案内板を設置するために要する経費として750万円を計上したのが主な内容であります。 次に、第8款土木費について申し上げます。 第2項道路橋りょう費、第3目道路新設改良費につきましては、2億8,088万6,000円の補正でありますが、これは臨時地方道整備事業費として7,995万円、内郷地区番匠地下馬場線及び四倉永崎線の改良事業に要する経費として1億4,000万円、高速自動車国道通過市町村関連公共施設等整備事業に要する経費として4,087万2,000円を計上したのが主な内容であります。次に、第5目橋りょう新設改良費につきましては1億1,425万2,000円の補正でありますが、これは臨時地方道整備事業費として1,400万円、好間地区独古内橋及び泉地区八帆入橋の改良事業に要する経費として1億500万円を計上したのが主な内容であります。次に、第6目交通安全施設整備事業費については、5,525万円の補正でありますが、これは常磐高速自動車道開通に伴い、道路案内標識を設置するために要する経費225万円、勿来川部線及び綴町上荒川線に係る交通安全施設整備事業に要する経費として5,100万円を計上したのが主な内容であります。第3項河川費、第3目河川等災害関連費につきましては、5,115万7,000円の補正でありますが、これは四倉地区古川の河川整備事業に要する経費として、5,400万円を計上したのが主な内容であります。第5項都市計画費、第3目街路事業費につきましては1億4,900万円の補正でありますが、これは内郷駅-平線の街路舗装等事業に要する経費を計上したものであります。第6項住宅費、第2目住宅建設費につきましては553万6,000円の補正でありますが、これは内郷立町団地に係る住宅建替事業に伴う調査費として500万円を計上したのが主な内容であります。 第9款消防費について申し上げます。 第1項消防費、第4目消防施設費につきましては2,770万円の捕正でありますが、これは常備消防施設の整備充実を図るため、既設防火水槽防護柵の改修費、防火水槽新設費及び消化栓設置に要する経費を計上したものであります。 第10款教育費について申し上げます。 第2項小学校費、第3目学校建設費につきましては1億6,801万5,000円の補正でありますが、これは勿来第三小学校に係る校舎建設事業が昭和62年度を初年度とする国庫債務負担行為事業となるため、62年度事業費として1億4,101万5,000円を計上したほか、学校建設に係る調査設計に要する経費として2,700万円を計上したものであります。第3項中学校費、第3目学校建設費につきましては1,408万円の補正でありますが、これは小学校費と同様に学校建設に係る調査設計に要する経費を計上したものであります。第5項社会教育費、第2目公民館費につきましては1,586万3,000円の補正でありますが、これは地域公民館建築に係る補助として3カ所分1,412万9,000円を計上したのが主な内容であります。 第11款災害復旧費について申し上げます。 第3項、公共土木施設災害復旧費、第1目道路橋りょう災害復旧費につきましては2,612万6,000円の補正でありますが、これは昭和61年発生の道路災害について、三和地区根岸後沢線ほか3線が、国の補助事業として内定したことにより計上したものであります。以上が、一般会計補正予算の主な内容であります。 次に、特別会計補正予算について御説明申し上げます。 まず、議案第7号、国民健康保険事業特別会計補正予算について申し上げます。 事業勘定予算について1,000万円の補正でありますが、これは、国の特別調整交付金を受けて、国民健康保険税の収納率向上特別対策事業を実施するために要する経費として計上したものであります。 次に、議案第8号、土地区画整理事業特別会計補正予算について申し上げます。 総額4億779万3,000円の補正でありますが、これは植田東部、平南部第3及び第3、平駅前第2並びに組合施行の泉玉露、常磐下船尾の6カ所の区画整理事業に要する経費を計上したものであります。 次に、議案第9号、下水道事業特別会計補正予算について申し上げます。 総額7億8,383万1,000円の補正でありますが、これは中部2号幹線及び湯本1号汚水幹線の管渠築造、北白土第2ポンプ場及び手掴ポンプ場の施設整備工事等に要する経費を計上したものであります。 次に議案第10号、澤渡財産区特別会計補正予算について申し上げます。 今回は、51万6,000円の補正でありますが、これは三和地区館下用水路改修工事に係る受益者分担金を計上したものであります。 次に議案第11号、川前財産区特別会計補正予算について申し上げます。  9,000円の補正でございますが、これは川前小久田地区の山村広場整備事業について補助率の変更等により、財産区繰出金を増額計上したものであります。 次に、議案第12号、総合磐城共立病院事業会計補正予算について申し上げます。 資本的支出については4,710万円の補正でありますが、これは、企業債の繰り上げ償還に要する経費を計上したものであります。 次に、議案第13号、水道事業会計補正予算について申し上げます。 収益的支出について、1,614万1,000円資本的支出について1億3,411万9,000円、あわせまして総額1億5,026万円の補正でありますが、これは収益的支出においては給水管の切替工事及び受託工事に要する経費、資本的支出におきましては拡張による配水管布設工事及び配水管布設替工事に要する経費をそれぞれ計上したものであります。以上補正予算関係につきまして、その主な内容を一括御説明申し上げました。 次に、議案第14号昭和61年度総合磐城共立病院事業会計決算の認定から、議案第17号昭和61年度水道事業会計決算の認定までの4議案について一括御説明申し上げます。 本議案は、各企業会計の昭和61年度決算の認定でありまして、監査委員の監査が終了しましたので意見書を添えて御提案した次第であります。 以上、提出議案の補足説明を申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願いいたしまして、私の説明を終わらせていただきます。 ○議長(矢吹康君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。なお、議案に対する質疑の通告は9月7日午後4時30分までといたします。           ------------------- △散会 ○議長(矢吹康君) お諮りいたします。明4日から9月6日まで議案調査のため休会することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹康君) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。本会議は9月7日午前10時より再開の上、市政一般に対する質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。              午前11時06分 散会           -------------------...