△
建設常任委員長報告
○議長(
渡辺多重君)
建設常任委員会委員長間宮俊彦君。
◆
建設常任委員長(
間宮俊彦君) 〔登壇〕
建設常任委員会の御報告を申し上げます。 去る15日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、条例案1件、
補正予算案2件、
一般議案18件、計21件であります。これらの
議案審査のため16日、
橋本助役を初め
関係部課長の出席のもとに委員会を開催し審査した結果、終了するに至りましたので、その経過と結果について審査順に従って御報告いたします。 まず、議案第4
号いわき市
市営住宅管理条例等の改正については、
公営住宅法施行令の一部を改正する政令が本年6月1日に公布され、8月1日から施行となるため、
市営住宅入居資格者の
収入基準、
収入超過者の
収入基準及び
割り増し賃料算出の基準となる
収入額等について、政令の
改正内容に準じて改正するものでありますが、これに対して委員より、この改正に当たり、使用料の収入面はどうなるのかという質疑に対して、「今回改正をすることによって使用料の収入は減収になるが、入居者の負担は緩和されることになる」との答弁を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号字の区域の画定についてでありますが、
小名浜大原土地区画整理事業の
換地計画に基づき、
小名浜大原字上小滝、
字下小滝、
字小滝山根の一部を
小名浜大原小滝町に、
小名浜大原字六反田、字堀米の一部を
小名浜大原六反田町に字の区画を画定、新設するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12
号財産取得についてであります。 これは、
いわきニュータウン内中央台第1団地の
建設用地のうち、今年度建設する第1種及び第2種
公営住宅各1棟の
建設用地として、第一
地区土地区画整理事業第二工区
保留地街区番号1の内、いわき市中央台飯野二丁目
地内相当の土地7,436.06平方メートルを
地域振興整備公団から取得するものでありますが、これに対し委員より、61年度まで320戸の建設を予定しているが、毎年土地を取得するよりも一括取得する考えはないかとの質疑に対し、「今後の取得に当たっては、効率的な方法で取得をするため内部的に検討してまいりたい」との答弁を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号から議案第27号までの6件については、
公営住宅新築工事に伴う
工事請負契約についてでありますので一括御報告いたします。 これに対しては、委員より、日渡団地の1種と2種の構造及び1戸当たりの床面積が同じなのに、2種の1戸当たりの建設費が高いのはどういうことなのかとの質疑に対して、「1棟当たりの戸数が多いほど
建設単価が安くなる」との答弁がなされ、また、同一構造であるのに家賃が違うのはどういうことかという質疑に対し、「1種は2分の1の補助、2種は3分の2の補助があるので差が生ずる」との答弁があり、これを了とし、6件については原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28
号玉川橋橋梁整備(下部工)工事に伴う
工事請負契約についてであります。 本工事は、
都市計画道路林ノ
上-下川線のうち、
小名浜字吹松から
泉町下川字前ノ原地内の藤原川にかかる橋であり、
常磐バイパスとの接続により
車両交通量の急増に加え、
橋梁幅員の狭隘と老朽化が著しく、通行上危険なため、
河川改修計画とあわせ、昭和56年度から4カ年計画で施行中のものであり、今回は旧
橋取り壊しを初め、
右岸側橋台1基、橋脚3基の下部工を施工するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号から議案第36号までは、
公共下水道工事に係る
工事請負契約8件でありますので一括御報告いたします。 これに対して委員より、これら契約は
大手企業指向型ではないのか、また
地元業者の育成の上から電気設備や屋外照明など、
地元業者が施工可能な工事の
分離発注はできないのかとの質疑に対し、当局から「
工事内容から言って、
地元業者の技術力、機械力が乏しいため、大手と
地元企業との
共同企業体によるものが多くなっているが、議会の同意を必要としない9,000万円未満の工事はできるだけ
地元請負業者に発注している。また、
地元企業への
分離発注については、事業の一貫性と設計上の問題もあり、
分離発注はできない」旨の答弁がなされた。さらに、
入札制度の見直しと
地元業者の育成についての当局の考え方をただしたのに対し、当局から「
業者選定委員会において検討中であるが、
地元業者の育成を第一義に、
入札制度と
最低制限価格の見直しを含め今後さらに検討を進めていきたい」旨の答弁があり、できるだけ早く結論を出すよう要望し、8件について原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37
号事業委託契約についてであります。 これは、
いわきニュータウンのうち昭和59年度分譲予定の1住区102工区20ヘクタールの
公共下水道を整備するための
管渠築造工事であります。 この事業は、本来
地域振興整備公団が施工するものでありますが、
公共事業であるため、同公団が
補助対象事業団体となれないことから、市が
事業主体となり、同公団に当該事業を委託するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号昭和57年度いわき市
一般会計補正予算(第1号)のうち当
委員会付託分についてであります。 その主な内容は、第8款土木費第2項道路橋りょう費については、公共施設整備事業の国庫補助対象が、従来人口50万人以上の都市で50ヘクタール以上の開発または1,500区画以上の住宅建設を行う場合であったものが、今年度から補助要件が変わり、人口25万人以上の都市まで拡大されたため、フェアレンズが宅地開発をしている団地内を通る市道川畑-地切線の道路改良新規事業と久太夫橋橋梁かけ替え工事の国庫補助金が内定したこと。第5項都市計画費については、
公共下水道事業に係る下水道事業会計への繰出金、高坂都市下水路ほかの都市下水路整備事業及びニュータウン内西作公園などの都市公園整備事業の国庫補助内定に伴う予算の補正であります。 また、第11款
災害復旧費のうち第2項公共土木施設
災害復旧費は、去る4月15、16日の
集中豪雨により被災の市道220路線、及び136河川の復旧工事を行うための補正予算でありますが、委員より、本年度の施行割合について質疑がなされ、「
公共事業については、本年度2分の1を施行し、残り2分の1は58年度に施行する。また単独事業については、今回全個所を
予算措置した」旨の当局からの答弁があり、妥当な措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号昭和57年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、本案は、国庫補助金の内示による減額が主なものであり、北白土合流幹線布設工事、北白土第2ポンプ場設備工事、平蔵塚ポンプ場放水路等の工事、平北部分区内及び小名浜中央処理分区の枝管布設工事等の
公共下水道整備事業と、中部浄化センター整備事業についての事業予算の補正であり、当局の説明を了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
建設常任委員会の御報告を終わります。
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△水害対策特別
委員長報告
○議長(
渡辺多重君) 水害対策特別委員会委員長永井俊正君。
◆水害対策特別委員長(永井俊正君) 〔登壇〕水害対策特別委員会の御報告を申し上げます。 去る3
月定例会から
継続審査となっております請願第8
号いわき市内郷高坂地区下水道建設について、本日午前10時に
関係部課長出席のもとに委員会を開催し
慎重審査の結果、願意妥当と認め、採択すべきものと決しました。 以上で水害対策特別委員会の御報告を終わります。
○議長(
渡辺多重君) 以上で委員長の報告は終了いたしました。
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○議長(
渡辺多重君) この際、発言の通告がなければこのまま会議を進めたいと思いますが、通告はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 通告がないようですので、会議を続行いたします。 これより質疑及び討論に入りますが、通告がありませんので、質疑及び討論は終結いたしました。
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△採決
○議長(
渡辺多重君) 直ちに採決いたします。 まず、議案第1
号いわき市
体育施設条例の改正についてから議案第39
号専決処分の承認を求めることについてまで、以上39件を一括採決いたします。 各案に対する委員長の報告は、可決あるいは承認であります。各案を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決、
専決処分は承認と決しました。 次に、請願について一括採決いたします。 各請願をそれぞれ
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 なお、
継続審査と決しました各請願については、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。
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△日程第2 議案第40
号~議案第43号(
提案理由説明~採決)
○議長(
渡辺多重君) 日程第2、市長より追加提出になりました議案第40号から議案第43号までを一括議題といたします。 〔議案は別冊参照〕
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△市長提案理由説明
○議長(
渡辺多重君) 提出者より提案理由の説明を求めます。田畑市長。
◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕ただいま上程されました議案第40号から議案第43号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第40号監査委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、吉田栄氏が去る5月19日に死去したことに伴い、後任として小池博太君を監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第41号川部財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、本年6月8日をもちまして任期満了となった園部武司君、樫村緑君、また、本年6月30日をもちまして任期満了となります村田茂君を引き続き管理委員に選任いたしたく、いわき市川部財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第42号沢渡財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、本年6月8日をもちまして任期満了となった草野昭二君を引き続き管理委員に選任いたしたく、いわき市沢渡財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第43号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、稲村貞治氏が去る4月10日に死去したことに伴い、その後任として緑川守君を田人財産区管理委員に選任いたしたく、いわき市田人財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 以上、各氏の経歴につきましては、お手元に配付いたしました経歴書のとおりであり、いずれも適任者であると思いますので、慎重御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(
渡辺多重君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。
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△採決
○議長(
渡辺多重君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第40号監査委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 本案については、小池博太君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、小池博太君に同意することに決しました。 次に、議案第41号川部財産区管理委員選任の同意を求めることについて採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の3君を一括して採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については、議案に記載の園部武司君以下3君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、園部武司君以下3君に同意することに決しました。 次に、議案第42号沢渡財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 本案については、草野昭二君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、草野昭二君に同意することに決しました。 次に、議案第43号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 本案については、緑川守君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、緑川守君に同意することに決しました。
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△日程第3
意見書案第1
号~意見書案第5号(
提案理由説明~採決)
○議長(
渡辺多重君) 日程第3、議員提出の
意見書案第1号から
意見書案第5号までを一括議題といたします。 〔
意見書案は末尾登載〕
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△提案理由説明
△樫村弘君提案理由説明
○議長(
渡辺多重君) 提出者から提案理由の説明を求めます。5番樫村弘君。
◆5番(樫村弘君) 〔登壇〕5番、民主クラブの樫村弘であります。
意見書案第1号の提出について、お手元に配付の案文朗読をもって提案理田の説明にかえさせていただきます。 中国残留日本人孤児の肉親捜しの促進と、帰国後における対策強化に関する意見書。 中国に残留する日本人孤児は、中国へ渡った日本人たちが、敗戦前後の混乱の中で、親、兄弟、姉妹と生き別れとなり、中国に残されたものであり、悲惨な戦争の犠牲者である。 よって政府は、残留孤児の肉親との再会帰国について万全の措置をとるよう、次のように要請する。 記1.残留孤児のすべてが故国の土を踏み、肉親とめぐり会えるようにするため、関係予算を増額し、民間団体や専門家を含む政府調査団を中国に派遣して、実熊の把握と情報収集を急ぐこと。2.残留孤児の肉親が老齢化し、また手がかりが少なくなっているため、一刻を争う問題として速やかに解決に当たること。3.帰国を希望する残留孤児に対しては、肉親のあるなしにかかわらず、政府が責任をもって受け入れを実現させること。4.帰国後の日本語の習得、住居と就職の保障などに万全を尽し、ふなれな祖国で安心して暮らせるよう最善の努力をすること。 以上でありますが、何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。
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△
柳楽孝作君提案理由説明
○議長(
渡辺多重君) 36番
柳楽孝作君。
◆36番(
柳楽孝作君) 〔登壇〕同志会の柳楽でございます。
意見書案第2号国鉄バスの運行存続に関する意見書の提案を、朗読をもってかえますので御了承賜りたいと思います。 国鉄バスの運行存続に関する意見書。 いわき市川前町から田村郡小野町に至る山間部を走る国鉄バスは、沿線地域住民にとっては生活生命線である。 現在、川内線と桶売線が運行され、開通以来30余年の歴史を数え、文字どおり通学、通院、生活必需品の購入等、住民には欠くことのできない唯一の交通機関である。 しかし、昨今の情況は、住民の国鉄バスの高度利用にもかかわらず、廃止の様を呈しており、住民の不安はつのる一方である。加えて、過疎に一層拍車をかけるものである。 したがって、この路線の運行存続を図るよう要請するものである。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 以上をもって提案にかえます。皆さんの御賛同を賜りたいと思います。
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△
鈴木勝夫君提案理由説明
○議長(
渡辺多重君) 45番
鈴木勝夫君。
◆45番(
鈴木勝夫君) 〔登壇〕45番、日本社会党の
鈴木勝夫であります。
意見書案第3号につきまして、お手元に御配付の原案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。 たばこ専売制度の維持及び葉たばこ減反に関する意見書。 たばこの専売制度は、創設以来国民生活の安定向上と産業経済の発展はもとより、国等の財源確保に大きく貢献してきており、専売制度が廃止された場合、国民生活及び葉たばこ耕作者などの産業、経済に与える影響ははかり知れないものがある。 よって政府及び国会は、日本専売公社の役割り、使命等を十分考慮し、今後とも現行制度を維持するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 以上で提案理由の説明を終わります。満場の皆さんの御賛同をお願いいたしまして終わります。
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△若松昭雄君提案理由説明
○議長(
渡辺多重君) 7番若松昭雄君。
◆7番(若松昭雄君) 〔登壇〕緑風クラブの若松であります。
意見書案第4号昭和57年産米価格引き上げに関する意見書について、お手元に配付の案文朗読をもって脱明にかえさせていただきます。 昭和57年産米価格引き上げに関する意見書。 経済成長率のいかんを問わず、食糧は国民生活にとってゆるがせにできない重要な問題である。とくに、米が古来より、その中枢を占めてきたことは、論をまたないところである。 食糧自給率33%と言われるわが国の実態の中で、国内生産穀物のほとんどが米によるとき、米の生産者価格の適正な決定は、農家経営安定のために不可欠のことと言わなければならない。 米の生産者価格は昭和53年以降据え置きに近い形で推移してきており、一方肥料、農機具代の上昇はまことに著しいものがある。さらに労働費の上昇分を考慮するとき、生産者米価の引き上げは、農政の確立と農業経営の安定を図る上で、いま、最も強く要請されるところである。 よって政府は、昭和57年産米の買い入れ価格について、生産費所得補償等を十分勘案の上、生産者米価を適切に引き上げられるよう要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 以上でございます。何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理田にかえさせていただきます。
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△人見一君提案理由説明
○議長(
渡辺多重君) 12番人見一君。
◆12番(人見一君) 〔登壇〕公明党の人見であります。
意見書案第5号第9次道路整備5カ年計画の策定に関する意見書について、提案理由を申し上げます。 本案は、福島県及び県下各市町村が会員となり、かつ、当市市長が理事長となっている福島県道路整備促進協議会の会長及び市当局から意見書の議決要請があったものでありますので、ここに提案した次第であります。以下、意見書の内容について朗読いたします。 第9次道路整備5カ年計画の策定に関する意見書。 道路は、経済社会を支える欠くべからざる社会資本であり、地域住民の日常生活における基盤として離すべからざる公器である。 昭和57年度を最終年度とする第8次道路整備5カ年計画は、行財政再建計画を先行する政府の方針のもとに完全達成されぬまま終了する見通しとなっている。 地方の時代を迎え、道路の整備充実こそ、真の住民生活を営む施策であり、これが強いては財政再建に結びつくかぎであると考える。 当地方の道路整備の現況は、満足に交通を確保できる実情になく、また、過疎及び交通事故対策としても道路の整備促進は緊急を要するものである。 したがって、政府におかれては、揮発油税など自動車重量税等の財源を確実に充当し、昭和58年度からの第9次道路整備5カ年計画に当たっては、大幅な事業枠の拡大を図り、われわれが熱望する道路整備の推進に十分こたえられるよう対処されたい。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 以上であります。何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由にかえさせていただきます。
○議長(
渡辺多重君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。
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△採決
○議長(
渡辺多重君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。 まず、
意見書案第1号中国残留日本人孤児の肉親捜しの促進と帰国後における対策強化に関する意見書から
意見書案第4号昭和57年産米価格引き上げに関する意見書まで、以上4件を一括採決いたします。 各案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、
意見書案第5号第9次道路整備5カ年計画の策定に関する意見書を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書に対する字句の整理、その他処理については議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△閉会
○議長(
渡辺多重君) これをもって本日の日程は全部終了いたし、今期議会に付議された事件は全部議了いたしました。 よって、これにて昭和57年いわき市議会6
月定例会を閉会いたします。 午後2時6分 閉 会
------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 いわき市議会議長
渡辺多重 同 副議長
小林周喜 同 議員 水野五郎 同 議員 木内浩三...