昭和55年 8月 定例会 昭和55年
いわき市議会8月
定例会会議録 昭和55年8月22日(金曜日
) ---------------議事日程 第1号 昭和55年8月22日(金曜日)午前10時開議日程第1
会議録署名議員指名日程第2
会期決定日程第3 議案第1号~議案第24号(提案説明)
---------------------本日の会議に付した事件 〔議事日程第1号記載事件のとおり〕
---------------------出席議員(48名)1番 菅波庄助君 2番 永井俊正君3番 大平多太男君 4番 斉藤誓之助君5番 青木稔君 6番 円谷裕一君7番 伊東達也君 8番 高萩充君9番 鹿島清造君 10番 菅野留之助君11番 芳賀定雄君 12番 木内浩三君13番 間宮俊彦君 14番 矢吹康君15番 磯上久美君 16番 藁谷勝男君17番 伊藤正平君 18番 緑川定美君19番 矢野伸一君 20番 蒲生伸吾君21番 白土和男君 22番 吉田豊重君23番 木田裕君 24番 柳楽孝作君25番 久田正君 26番 四家啓助君27番 市橋武君 28番 高木芳郎君29番 園部茂君 30番 渡辺多重君31番 鈴木正平君 32番 大村哲也君33番 安藤正則君 34番 蛭田仁君35番 多賀重吉君 36番 佐久間昭君37番 金子松男君 38番 三辺寛君39番 渡辺君 40番 鈴木榮君41番 斉藤隆行君 42番 渡辺善正君43番 永山哲朗君 44番 星昭光君45番 鈴木勝夫君 46番 菅波大十一君47番 橋本勲君 48番 小林周喜君欠席議員なし
---------------------説明のため出席した者市長 田畑金光君 助役 橋本渡君助役 池田清君 収入役 関内栄三君教育委員長 御代武光君 教育長 松本久君
水道事業管理者 嶋崎忠好君 監査委員 吉田栄君
選挙管理委員会 宮沢庸君 企画部長 作山優君
委員長総務部長 小泉毅君 財政部長 坂本平助君
市民環境部長 蛭田喜久男君
福祉厚生部長 青沼康裕君農林部長 佐藤豊君
商工水産部長 真名田重喜君土木部長 沢田次男君
都市建設部長 古内義光君秘書室長 佐藤広文君 消防長 内山栄一君水道局長 岡田清君 教育次長 下山田民部君総務課長 新妻忠男君 秘書課長 杉本大助君
---------------------事務局職員出席者 次長事務局長 永山巌君 坂本英雄君 (兼)総務課長
課長補佐議事調査課長 舛田良作君 鈴木司君 (兼)
議事係長主任主査 滝賢一君 議事係主査 鈴木研三君(兼)
調査係長議事係主査 伊藤正敬君
議事係事務主任 鈴木正一君調査係主査 青山靖男君 調査係主査 坂本浩之君
--------------------- 午前10時1分 開 会
○議長(橋本勲君) これより昭和55年
いわき市議会8月定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
--------------------- 諸 般 の 報 告
○議長(橋本勲君) 議事に入ります前に、諸般の報告をいたします。 去る3月及び6月定例会において採択された請願のうち、市長及び教育委員会に送付したものに係る処理経過及び結果について報告があり、お手元に配付いたしておきましたのでごらん願います。
---------------------
△日程第1
会議録署名議員指名
○議長(橋本勲君) これより議事に入ります。本日の議事は、配付の議事日程第1号をもって進めます。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。会議規則第81条の規定により、議長において9番鹿島清造君、39番渡辺君、以上2君を指名いたします。
---------------------
△日程第2 会 期 決 定
○議長(橋本勲君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から8月29日までの8日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。
---------------------
△日程第3 議案第1号~議案第24号(提案説明)
○議長(橋本勲君) 日程第3、市長提出の議案第1号から議案第24号までを一括議題といたします。 〔議案は別冊参照〕
---------------------
△
市長提案理由説明
○議長(橋本勲君) 提出者より提案理由の説明を求めます。
市長田畑金光君。
◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕本日、ここに市議会8月定例会を招集し、昭和55年度補正予算案を初め市政執行上必要な条例案等を提出し、御審議を願うに先立ち、当面する問題について御報告申し上げます。 初めに、去る8月2日、本人の自首と同時に緊急逮捕され、新聞紙上等にも報道された消防職員の窃盗事件について御報告申し上げます。 職員の綱紀粛正と服務規律の厳正保持については、これまで再三再四、職員に対し、厳しく指導してきたところであります。 このたび、市民の生命及び財産を守るべき立場にある消防職員が窃盗事件を引き起こし、消防に携わる職員はもちろんのこと、市職員全体の社会的信用を失墜させる恥ずべき不祥事件が発生いたしましたことは、まことに遺憾であり、全く残念でなりません。 ここに本会議を通じ、議員各位並びに市民の皆様に深くおわび申し上げる次第であります。 市といたしましては、直ちに
懲戒審査委員会の議を経て、8月4日付をもって当該職員を
懲戒免職処分といたしましたほか、監督職員に対してもその責任に応じ厳しく戒告処分するとともに、文書をもって訓告し、職員全員に対し、市民全体の奉仕者として厳正な規律と品位を保持し、職務執行中はもちろんのこと、私生活においても市民に不信の念を抱かせる行為のないよう、監督者の指導と職員個々の強い自粛を促すことにいたしたわけであります。 今後は、かかる事件を引き起こさないよう全職員のモラルの高揚に努め、市民の信頼にこたえてまいる所存でありますので、何とぞ御了承賜りたいと存じます。 次に、去る7月1日付で発令いたしました職員の人事異動について御報告申し上げます。 このたびの人事異動は、行政機構の改革に伴うものであり、総異動件数は1,833 件で、
実質異動件数としては1,127 件、いずれも前回の昭和51年6月の機構改革の規模を上回る大型の人事異動となりました。今回の異動は、
行政機構改革の主たる目的である行政機構の簡素効率化、事務・事業の執行体制の強化並びに市民ニーズの的確な把握と即応性を高めるべく全
庁的調整機能の拡充強化を図るための人事配置を主眼として、
少数精鋭適材適所主義を貫き、人的配置の充実と人事刷新を図ったものであります。 その主な内容といたしましては、まず第1に、トップマネージメントの強化を指向し、行政各般に精通した幹部職員により執行体制の充実を図り、他の管理職員についても新進気鋭経験豊富な職員を適所に配置したものであります。また、一般職員についても同一職場に永年在職する職員を異動の対象とし、人心の一新を図ったのであります。 第2に、部内事務並びに部相互間の調整機能を充実し、より円滑化を図るため、従来の
各部連絡調整担当主任主査制を改め、新たに調整主幹制を設け各部等に配置したわけであります。 第3に、公共下水道、都市下水路、水害対策等の整備については、その事業量が飛躍的に増大しており、これに対応すべく2課1分室の下水道室を新設し、大幅に職員を増強して執行体制の強化を図ったものであります。 第4に、教育部門の職員配置のために必要な人的配置を行ったものであります。 第5に、全庁的な視野に立ち、本庁と支所、市長部局と行政委員会との交流を積極的に行い、
実質異動件数の30.3%の交流を図ったものであります。 私は、今回の人事異動を機に、職員一人一人が、公務員精神に徹し、市政と市民が一体となった住民自治の実現に努力し、いわき市の魅力ある町づくりのために、なお一層努力してまいりたいと考えております。 次に、不順天候による農作物の現況と対策について申し上げます。 本年6月までは天候に恵まれて、農作物も順調に生育してまいりましたが、梅雨明けの7月18日以降、低温、日照不足、多雨の不順天候が続き、さらに、7月28日から連日
異常低温注意報が発令されるなど農作物に被害が発生する心配が起きてまいりました。この天候状態がさらに続くとの予報から、稲作を初め他の農作物に与える影響、特に山間部の冷害が憂慮されるところから、市は、8月6日、「いわき市
農作物等不順天候対策本部」を設置するとともに、関係機関と協議を行い、不順天候に対する農作物の技術対策についてチラシを配布し、農作物の管理の徹底を期したところであります。 また、去る8月12日、山間地域を対象に稲作等の現地調査を実施いたしましたが、さらに今月25日には再度同調査を行い、これらの実態を早急に把握し、今後関係機関と協議をしながらでき得る限りの対策を講ずる考えでありますので、議員各位の御協力をお願いする次第であります。 次に、今回提案いたしました議案のうち、
補正予算関係について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、公共事業等で国・県支出金の決定または内定のあったもの、電気料金等の値上げに伴う公共施設等に要する管理経費、その他市民生活に直結した緊急に措置すべき事務・事業の積極的な実施を重点として編成したものであります。 初めに、一般会計の主要なものについて御説明申し上げます。 まず、第1の公共事業等で国・県支出金の決定または内定に伴う所要の補正といたしましては、労働費関係につきましては、労力費等の単価改定による所要額として
一般失業対策事業費5,538 万3,000 円、
炭鉱離職者緊急就労対策事業費4,059 万6,000 円、
産炭地域開発就労事業費3,241 万8,000 円を計上いたしまして、
各種就労事業を通じ、道路の新設、改良、
舗装等生活環境の整備に努めることといたしたものであります。 次に、
農林水産業費関係につきましては、
農業構造改善事業費といたしまして2,416 万2,000 円、
林道開設事業費4,393 万円、
林道整備事業費4,350 万円を計上し、農林業の整備に努めることとしたほか、
水産業振興費につきましては、漁獲物の鮮度保持と価格の安定を図るための製氷施設として多獲
性魚利用高度化施設緊急整備事業費補助金7,085 万9,000 円を計上いたしました。 次に、土木費関係でありますが、
道路改良事業費3,314 万4,000 円、
道路舗装事業費1,750 万円、
橋梁新設改良事業費4,187 万8,000 円、さらに
街路整備事業費5,713 万4,000 円を計上し、
生活関連道路網の整備促進に努めることとしたほか、都市環境の整備といたしまして
都市公園整備事業費2,400 万円、
都市下水路整備事業費2億4,045 万8,000 円、さらに、補助単価の改定に伴う
公営住宅建設事業費として7,209 万4,000 円を計上いたしました。 また、教育費関係につきましては、上・中・下三
坂小学校統合による
三阪小学校校舎増築事業費として3,803 万3,000 円、
好間中学校校舎改築事業費につきましては、全体計画として
鉄筋コンクリートづくり3階建て3,602 平方メートル、事業費5億2,605 万9,000 円のうち、当該年度分として、全体の約40%に当たる所要額2億2,497 万4,000 円を計上し教育施設の整備拡充に努めるほか、市民の健康増進と体力の向上を図るため、上三
坂市民体育館新築事業費として5,456 万2,000 円を計上いたしたものであります。 次に、第2の電気料金等の値上げに伴う公共施設等に要する管理経費の補正でありますが、各公共施設等において年度内の管理運営に支障を来さないよう、これらの所要額として約3億6,000 万円の補正をいたしたものであります。 次に、第3のその他市民生活に直結した緊急に措置すべき事務・事業の補正でありますが、まず民生費関係では田人保育所の定数増を図るための増築事業費として3,000 万円を計上し、幼児及び児童の保育に万全を期することといたしました。 次に、土木費関係でありますが、道路の整備につきましては、補助事業以外に単独事業として、
道路新設事業費1,400 万円、
道路改良事業費1億2,539 万3,000 円、
道路舗装事業費1億6,500 万円、橋梁新設・改良事業費4,700 万円、
側溝整備事業費3,000 万円、さらに、
街路整備事業費4,209 万円をそれぞれ追加計上し、市民の日常生活に直接関連する生活道路網を積極的に整備しようとするものであります。 次に、教育費関係でありますが、明年度に建設が予定されております
夏井小学校屋内運動場及び差塩中学校ほか1校のプールを建設するための敷地造成等の所要額として3,050 万円、さらに、鹿島公民館及び
上遠野公民館の敷地造成・
建物設計委託料として7,230 万円を計上いたしたものであります。 以上が一般会計の補正予算の主な内容でありまして、これらの結果、今回の補正額は、32億1,881 万7,000 円となり、現計予算額と合わせますと、補正後の予算額は636 億3,741 万円と相なったわけであります。 なお、これが補正財源といたしましては、市税9億円、地方交付税6億円、国庫支出金4億4,461 万5,000 円、繰越金1億7,542 万6,000 円、諸収入3億5,407 万3,000 円、市債4億6,990 万円、その他の収入をもって充当いたしたものであります。 次に、特別会計の主なものについて御説明申し上げます。 まず、
土地区画整理事業会計につきましては、小名浜第2
土地区画整理事業及び平
東部土地区画整理事業の促進を図るための街路築造、
建物移転補償等に必要な所要額を計上いたしたものであります。 また、
下水道事業会計につきましては、電気料金の値上げ等による
浄化センターの維持管理費、
北部下水道建設事業に伴う家屋補償料、さらに、
ニュータウン内下水道整備工事委託料として、それぞれの所要額を計上いたしたものであります。 さらに、
競輪事業会計につきましては、施設管理費として
競輪場内改修工事、
競輪場周辺整備工事及び
場外施設改修工事のほか、一般会計への
繰り出し措置による補正であります。 次に、企業会計について御説明申し上げます。
水道事業会計でございますが、電気料金の値上げに伴う動力費及び
上水道建設改良工事に要する経費をそれぞれ計上いたしたものであります。 次に、予算以外の議案といたしましては、昭和54年度
公営企業会計の決算について議会の認定を求めるもの4件、条例改正案1件、その他の議案として、字の区域の変更及び画定のほか、11件となっており、いずれも市政執行上必要な案件を提案いたした次第であります。 なお、詳細につきましては助役から説明いたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、速やかなる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
---------------------
△
橋本助役補足説明
○議長(橋本勲君) 次に、補足説明を求めます。助役橋本渡君。
◎助役(橋本渡君) 〔登壇〕予算及び決算関係を除く議案の御説明を申し上げます。 議案第1号から順次申し上げます。 まず、議案第1号いわき市
市営住宅条例の改正について申し上げます。 本案は、公営住宅法に基づき、昭和36年から昭和38年に常磐下船尾町村山及び古内地内に建設した市営住宅のうち、第二種住宅35戸については老朽化し空き家となったことに伴い、本年5月14日付をもって建設省から承認を得ておりますので、今回用途廃止し、解体するため条例別表の改正を行おうとするものであります。 議案第13号字の区域の変更及び画定について御説明申し上げます。 本案は、
いわき都市計画内郷東部第二
土地区画整理事業の換地計画に基づき、内郷綴町、高坂町、内町、御厩町及び小島町の各字の一部をもって字の編入並びに字の新設をしようとするものであり、地方自治法の規定に基づき所要の手続を行おうとするものであります。 議案第14号字の区域の画定について御説明を申し上げます。 本案は、
いわき都市計画事業勿来駅前
土地区画整理事業の換地計画に基づき、勿来町関田の5字の一部をもって字の新設をしようとするものであり、地方自治法の規定に基づき所要の手続を行おうとするものであります。 議案第15号及び議案第16号は財産取得についてでありますので、一括御説明を申し上げます。 議案第15号は、
中高層建築物等に対する消防体制の強化を図るため、勿来消防署へ配備予定の32メートル
はしご付消防ポンプ自動車を購入しようとするものであり、議案第16号は、本年度建設する公営住宅50戸の建設用地として、内郷宮町町田地内の2万9,965 平方メートルをいわき市
土地開発公社から取得しようとするものであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき提案するものであります。 次に、議案第17号及び議案第18号については
工事請負契約についてでありますので、一括御説明を申し上げます。 これらの契約の内容につきましては、それぞれ
指名競争入札を実施いたしました結果、議案第17号いわき市
公共下水道鹿島1
号汚水幹線管渠築造工事(第1工区)については
住友建設株式会社仙台支店に、議案第18号いわき市
公共下水道手掴ポンプ場建設工事(土木)については
株式会社奥村組仙台支店にそれぞれ落札いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものであります。 議案第19号市道路線の認定について申し上げます。 本案は、現在の
白幡-前田線を本年4月実施した1、2級
市道幹線道路の最終見直しの結果、起点及び終点を変更する必要が生じたため、新たに白幡-表線とするほか、
三沢-日吉下線については、常磐三沢町日吉下地区における一般国道6号線
常磐バイパスと
県道常磐-江名港線との連絡道路を新設し着工するため、それぞれ市道の認定をしようとするものであります。 議案第20号市道路線の廃止について申し上げます。 本案は、議案第19号で認定しようとする白幡-表線と重複する
白幡-前田線を廃止しようとするものであります。 議案第21号交通事故に係る和解及び損害賠償額を定めることについて申し上げます。 本案は、昭和54年6月22日、
小名浜岡小名字高田地内の県道上において市職員が公務中引き起こした交通事故により、被害者に対し、治療費及び慰謝料など損害賠償額として158 万8,560 円を支払い和解しようとするものであります。 議案22号公立小野町
地方綜合病院組合規約の変更について申し上げます。 本案は、公立小野町
地方綜合病院組合規約のうち、第14条監査委員の定数及び選任方法を変更しようとするもので、現行3人を2人に改め、従来すべてを
組合議会議員から選任していたものを、他の1人は知識経験を有するもののうちからそれぞれ組合議会の同意を得て選任するため、当該規約の一部変更に関する議案を地方自治法第290 条の規定に基づき提案するものであります。 議案第23号専決処分の承認を求めることについて御説明を申し上げます。 専決第6号昭和55年度いわき市
一般会計補正予算(第5号)については、
失業対策事業並びに
炭鉱離職者緊急就労対策事業の就労者に対する夏季手当の支給額決定に伴い、緊急に予算措置を必要とするため、専決処分により補正増額をいたしたものであります。 議案第24号財産取得について御説明を申し上げます。 本案は、いわき市
平山崎字矢ノ目、
宗教法人如来寺所有の
国指定重要文化財の彫刻「
銅造阿弥陀如来及び両脇侍立像」三躯と、絵画の「絹本著色阿弥陀三尊像」一幅、いずれも昭和25年8月29日国の重要文化財に指定された貴重なものであり、このたび寺の財政的事情から手離すことになるため、市の
文化財保護審議会等の強い要請並びに文化庁の指導がありましたので、その資料の重要性から市が取得しようとするものであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき提案するものであります。 以上、一般議案について御説明を申し上げましたので、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして説明を終わります。
---------------------
△
池田助役補足説明
○議長(橋本勲君) 次に、助役池田清君。
◎助役(池田清君) 〔登壇〕引き続きまして私から議案第2
号一般会計補正予算案、議案第3号から議案第7号までの
特別会計補正予算案、議案第8
号水道事業会計補正予算案並びに議案第9号から議案第12号までの昭和54年度企業会計の決算につきまして、市長の
提案理由説明を補足して申し上げます。 まず、議案第2号昭和55年度いわき市
一般会計補正予算(第6号)の主なるものについて御説明を申し上げます。 歳出予算から申し上げます。 第2款総務費第1項総務管理費第1目一般管理費1,990 万5,000 円の補正でございますが説明欄をごらんいただきたいと思います。 主要な節の説明のうち
大学施設用地購入費279 万6,000 円につきましては、当初予算で5億円を計上し、本年4月21日に約45.5ヘクタールを取得したところでございますが、取得した
大学施設用地に入り込んだ未買収地約7,000 平方メートルについて買収の見込みがつきましたので、今回所要の補正をいたし買収することといたすものでございます。 次の、負担金補助及び交付金1,355 万円につきましても
大学用地関連でございますが、昭和52年度から
ニュータウンの整備が開始され、道路、
上下水道等公共施設の整備も進められているところでございまして、昭和54年度までの事業費のうち大学用地にかかる関連公共、公益施設の整備費の負担方法等について
地域振興整備公団と協議が調いましたので、今回所要の補正を行い負担することといたすものでございます。 なお、これら昭和54年度までの事業費にかかる負担金の支払い方法につきましては、年利6.85%、半年
賦元利均等償還、償還期間10年、
うち据え置き2年となりますので、後年度の負担分につきましては
債務負担行為を設定することといたすものでございます。 次の、第2目人事管理費3,441 万5,000 円の補正につきましては、職員の療休、産休代替等の賃金3,000 万円を計上いたしましたほか、
特別職報酬審議会等開催経費及び
職員採用試験等に要する経費を計上いたしたものでございます。 次に第7目財産管理費5,032 万1,000 円でございますが、本庁舎管理費の光熱水費に4,000 万円を計上いたしましたのを初め、庁舎の
模様替え工事費として910 万円を計上いたしましたのが主なるものでございます。なお、光熱水費につきましては、本年4月から電灯・電力料金が平均58.33 %引き上げられ、これに伴いまして市の施設における電気料金も大幅な引き上げとなっており、今回、これらのほかに支所及び市民会館に2,600 万円、小中学校1億3,000 万円、じんかいし尿処理施設1億円等、合わせて約3億3,000 万円を計上いたした次第でございます。 次に、第8目企画費530 万円の補正につきましては、第13節委託料として説明欄に記載しましたとおり、小名浜港湾背後地都市整備調査委託料として500 万円を計上いたしましたのが主なるものでございます。 調査の内容といたしましては、小名浜港湾の整備とあわせた背後地の都市整備計画についてでございますが、現在の小名浜港湾整備計画は昭和55年度を目標年次とした第5次港湾整備5カ年計画により整備を進めており、本年度が最終年次を迎えることから、新たに県が日本港湾協会に委託を行い、昭和70年代を目標年次とした計画の調査を行っており、明年2月に開かれる予定の港湾審議会に「小名浜港湾計画案」を提出する予定となっております。 これら小名浜港湾の整備とあわせた背後地の都市整備については、市の責務となってまいりますので、新小名浜港湾の整備と関連づけた都市整備の基本的方向について調査検討することとして、これが専門機関に調査を委託するものであります。 次に、第3款民生費につきまして御説明を申し上げます。 第2項児童福祉費第7目児童福祉施設建設費の3,734 万円の補正でございますが、説明欄をごらんいただきたいと思います。 まず、小名浜児童センター建設事業費につきましては、明年度国の補助を受けて建設を予定いたしております児童センターの建設用地につきまして適地を検討中でありますが、これが用地の評価・鑑定をいたすこととして所要の補正をいたしましたものを初め、永崎、中之作保育所統合移転改築事業につきましては、当初建設予定地の変更に伴います造成工事費等を計上いたしたものでございます。 また、田人保育所増築事業でございますが、田人保育所は、現在60名の定員をもって地域の保育業務を行っておりますが、措置を要する児童が定員を上回る現状でございますので、地区の状況を考慮し、今回増築を行い、明年度から定員を30名増員し地区児童の保育の万全を期することといたすものでございます。 次に、第5款労働費につきまして御説明を申し上げます。 第1項失業対策費の第2目
一般失業対策事業費5,538 万3,000 円、第3目
炭鉱離職者緊急就労対策事業費4,059 万6,000 円、第4目
産炭地域開発就労事業費3,241 万8,000 円の補正につきましては、いずれも国の補助単価の改定に伴います所要の補正が主なるものであります。 次に、第6款農林水産業費につきまして申し上げます。 第2項林業費のうち第3目林道治山費9,218 万2,000 円の補正でございますが、県補助金の内示に伴います林道開設事業及び林道改良事業に9,601 万7,000 円の補正をいたしましたのを初め、林道維持補修費として敷砂利代400 万円を迫加計上したほか、県営事業負担金につきまして県との協議に基づき所要の補正をいたすものでございます。 次に、第3項水産業費第2目
水産業振興費4,107 万4,000 円の補正につきましては、補助の内定に伴う補正が主なるものでございますが、説明欄に記載いたしてあります増殖場整備事業及び魚類蓄養施設等整備事業補助金につきましては、それぞれ減額補正となっておりますが、電源立地促進対策費補助金のうち、県配分につきまして当初予算におきましては、市の予算を経由して事業主体へ補助金を交付する予定でございましたが、県から直接交付されることとなりましたので所要の補正をいたしますほか、新たに小名浜漁協及び小名浜機船底曳網漁協が水揚げした魚類の鮮度保持のため製氷工場の建設を計画中でございましたが、今回これらについて補助の内示がございましたので追加計上いたすものでございます。 また、漁業用燃油対策特別資金利子補給補助金につきましては、石油類の高騰から漁業用の燃油も高騰し、漁業経営者の経済的負担が増高しておりますので、昭和51年度に引き続き政府はこれら購入資金の借入金に対し利子補給をいたすことになりましたので、市におきましても年利0.5 %の利子分を助成し、漁業経営者の経営の安定を図ることといたすものでございます。 次に、第7款商工費につきまして御説明を申し上げます。 第1項商工費第2目商工振興費624 万9,000 円につきましては、第21節貸付金500 万円が主なるものでございますが、本年度新規施策として、当初予算に市事業振興資金融資制度預託金として1,000 万円の予算措置を行い、開業間もない中・小企業者の金融の円滑化を図り、経営の安定と事業の発展に寄与することといたしましたが、これら資金の利用状況を勘案し、今回さらに500 万円を追加し融資枠の拡大を図るものでございます。 次の第6目観光費3,036 万9,000 円につきましては、市と常磐興産株式会社が出資し、温泉給湯のため設立した常磐湯本温泉株式会社が本年4月からの電力料金の大幅な値上げ等により、その経営状況が悪化することが予想されますので、温泉会社を初め、温泉対策協議会等でこれが対策について種々検討いたしました結果、株主からの援助が必要と判断され、市からは、入湯税還元分として補助金500 万円の迫加助成を行うことといたしましたほか、当面の運転資金として低利資金2,000 万円のうち、市から2分の1の1,000 万円の貸し付けを行い、また企業の経営努力として、現在は通年同じ量を揚湯しているが、季節別揚湯方法に変更し、使用量に応じた揚湯をすることによって電力料金等の管理経費の軽減を図ることとし、これがため、施設改良経費として約3,000 万円が必要となりますが、これに対しても株主がそれぞれ2分の1ずつ低利資金を融資することとして市から1,500 万円を貸し付ける、さらに原湯代についてトン当たり13円を値上げし収入増を図ることとする、以上、これら対策を講ずることによって当面温泉会社の経営は安定されるものと考えられます。 次に、第8款土木費につきまして御説明を申し上げます。 第2項道路橋梁費第2目道路維持費1億4,250 万円につきましては、水道管、ガス管等の埋設のため道路掘削による舗装道路復旧について原因者からの受託工事費7,000 万円を計上いたしましたほか、緊急に補修を要する舗装道、側溝等の補修及び災害防除費に所要の補正をいたすものでございます。 次に、第3目道路新設改良費3億8,996 万3,000 円の補正につきましては、国庫補助金の内定に伴います補正のほか、緊急に措置を要するものについて所要の補正をいたすものでございます。 内容といたしましては、まず道路新設事業として新規に千寿荘連絡道路ほか2線、道路改良事業として新規に金子平1号線ほか22線、藤原-白鳥線ほか15線の変更、道路局部改良事業として新規に吉野谷作-砂屋戸線、上荒川-水野谷町線ほか2線の変更、道路舗装事業として新規に山田-沼部線ほか63線、上野原-大畑線ほか4線の変更、側溝整備事業として新規に草野駅前線ほか15線の事業施工のため補正でございます。 次の第5目橋梁新設改良費につきましても、補助の内定によります所要の補正が主なるものでございまして、新規に水汲橋ほか1橋、変更として愛谷川橋ほか2橋のかけ替え事業費として8,887万8,000円の補正をいたすものでございます。 次に、第7目鉱害道路復旧費1,300 万円につきましては、勿来町酒井高畔地内の鉱害道路の復旧につきまして、鉱害復旧事業団との協議が調いましたので、今回所要の補正をいたしまして早期復旧を図るものでございます。 次に、第5項都市計画費について申し上げます。 第3目街路事業費9,922 万4,000 円の補正につきましては、国庫補助の内示に伴い三崎-下平窪線ほか1線について所要の補正をいたしますほか、単独事業として新規に南富岡-橋本線ほか3線、変更事業として岡小名区画1号線ほか1線の整備に要する経費の補正をいたすものでございます。 次に、第5目都市下水路事業費2億5,724 万4,000 円の補正につきましては、国庫補助の内定に伴います芳川都市下水路ほか7件の公共事業を初め、単独事業として江栗都市下水路ほか2件の調査費等を計上いたしましたのが主なるものでございます。 次に、第7目都市公園事業費2,700 万円につきましては、公共事業として国庫補助金の内示に伴います勿来関田公園ほか2件の変更と、新規に長町公園ほか2公園の整備事業費を計上いたしましたほか、単独事業として、三崎公園整備に伴います地質調査費を計上いたしたものでございます。 次に、第9款消防費につきまして御説明を申し上げます。 第1項消防費第4目消防施設費の3,105 万円の補正につきましては、国庫補助の内示に伴います大震用防火水槽増設工事のほか、当初予定いたしました防火水槽設置工事につきまして、設置個所の土質等の関係から工事費に不足を来す見込みでございますので、所要の補正をいたし工事の進捗を図るものでございます。また、消火栓の設置工事につきましては、水道管の布設替えにより新たに30基の移設を必要としますので所要額を補正いたしますのが主なるものでございます。 次に、第10款教育費につきまして御説明を申し上げます。 第1項教育総務費第3目教育指導費200 万円の補正でございますが、説明欄に記載いたしましたとおり、言語障害幼児矯正指導学級開設に伴います補助金を計上いたしたものでございます。 これが内容といたしましては、小・中学校児童・生徒の障害児につきましては、義務教育で指導を行っておりますが、小学校入学前の幼稚園児につきましてはこれら制度がなく、障害児を抱える保護者が小学校の施設を利用し、小学校教諭の指導を得ながら独自に訓練等を行ってまいりましたのが現状でございまして、これが運営経費について一部助成を行い、保護者の経済的負担の軽減を図ることといたすものでございます。 次に第2項小学校費の第3目学校建設費6,933 万3,000 円につきましては、本年4月統合いたしました三阪小学校校舎の増築事業について国庫補助が内定いたしましたので、3教室を増築することとし所要の補正をいたしましたほか、明年度校舎の建設を予定いたしております泉小学校等の地質調査費及び夏井小学校屋体敷地並びに田人二小プール敷地の造成工事費等を計上いたしたものでございます。 次に、第3項中学校第3目学校建設費2億6,817 万4,000 円につきましては、まず、好間中学校校舎の改築事業について、今回、新たに国庫補助の内示がございましたので所要の補正を行い建設を進めることといたしましたのを初め、小学校建設費同様、明年度建設を予定しております校舎敷地の地質調査費及び差塩中学校プール敷地の造成工事費を計上いたしたものでございます。 次に、第5項社会教育費につきまして御説明を申し上げます。 第7目社会教育施設建設費の1億8,600 万2,000 円につきましては、説明欄に記載しました
上遠野公民館及び鹿島公民館につきまして明年度建設を予定いたしておりますので、敷地の造成工事費及び設計委託料を計上いたしましたほか、中三坂公民館改修工事及び下三坂集会所の建設費並びにさきに美術品等取得基金により取得いたしました美術品について、基金の有効活用を図るため、一般会計に買い戻し措置をいたしますのが主なるものでございます。 次に、第6項保健体育費でございますが、第5目給食センター費2,413 万7,000 円につきましては、田人学校給食共同調理場の廃水処理施設整備事業につきまして国庫補助の内示がございましたので、今回所要の補正を行い施設の整備をいたすこととしましたほか、光熱水費等施設の管理運営費を計上いたしたものでございます。 次の第6目体育施設建設費につきましては、三阪小学校の統合に伴い学校が廃校となりました上三坂地区に、国の補助を受けて市民体育館を建設すべく国・県に補助金交付の要望を行っておりましたが、今回補助の内示がございましたので、本年度体育館を建設し、地区の体育振興に努めるものでございます。 次に、第11款災害復旧費につきまして御説明を申し上げます。 第2項公共土木施設災害復旧費第1目道路橋梁施設災害復旧費及び第2目河川施設災害復旧費につきましては、昭和54年災害の復旧費でございますが、通常これら災害復旧事業は国庫負担に基づき3カ年で復旧をいたすものでございますが、国・県と協議を行い早期復旧を図り、市民生活の安定に努めるため明年度予定の事業を繰り上げて施工することといたすものでございます。 以上が
一般会計補正予算のうち歳出予算の主な内容でございまして、この結果、補正額は32億1,881 万7,000 円となり、既定予算と合わせますと補正後の予算額は636 億3,741 万円と相なるわけでございます。 なお、これが補正財源といたしましては、市税9億円、地方交付税6億円、国庫支出金4億4,461 万5,000 円、県支出金1億3,674 万1,000 円、繰越金1億7,542 万6,000 円、諸収入3億5,407 万3,000 円、市債4億6,990 万円、その他分担金及び負担金、寄付金等1億3,806 万2,000 円をそれぞれ計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。 以上で一般会計の説明を終わりまして、次に特別会計の各議案について御説明を申し上げます。 議案第3号いわき市
土地区画整理事業特別会計補正予算第1号について御説明を申し上げます。 第1款土地区画整理費第1項総務管理費第1目一般管理費2,714 万円の補正でございますが、説明欄をごらんいただきたいと思います。 まず、工事請負費でございますが、平南部
土地区画整理事業で整備をいたしました内郷駅-平線の車道については、すでに舗装されておりますが、区画整理内に住宅が建設されたことから利用者が増加してまいりましたので、今回歩道の舗装工事を行い利用者の利便を図るものでございます。 次の負担金補助及び交付金につきましては、組合施工で実施いたしております赤井土地区画整理内の道路につきまして、いわき市
土地区画整理事業費補助金交付規則に基づき幹線道路の用地費相当額を助成することとしまして所要の補正をいたしますほか、県施工の調査事業費について事業費の減額内示がございましたので所要の補正をいたすものでございます。 次の第3目調査事業費につきましては、当初予算で計画いたしました組合施工の常磐関船
土地区画整理事業等において今年度の事業費が確定しましたので所要の減額補正をいたしますほか、小川駅前地区におきまして新たに区画整理事業を行うため、今回調査費を計上し事業の進捗を図ることといたすものでございます。 次に、第2項事業費の第1目小名浜第2土地区画整理費第2目内郷東部第2土地区画整理費、第3目平東部土地区画整理費につきましては、それぞれの区画整理事業の進捗のため所要の補正をいたすものでございます。 次に、議案第4号いわき市下水道事業特別会計補正予算第2号につきまして御説明を申し上げます。 第2款施設管理費の第1項下水道管理費1,976 万2,000 円、第2項
浄化センター管理費5,570 万円につきましては、いずれも電気料金の値上げに伴います光熱水費及び施設の補修工事費等、管理運営に要する経費の補正でございます。 次に、第3款下水道事業費第1項下水道建設費につきましては、それぞれ事業の進捗を図るため所要の補正をいたすものでございますが、このうち第3目中部下水道建設費1億5,200 万円につきましては、国庫補助の内示に伴います
ニュータウン内の下水道整備工事費を計上いたしたものでございまして、
ニュータウンの分譲にあわせて事業を進行させることといたすものでございます。 次に、議案第5号いわき市中央卸売市場事業特別会計補正予算第1号でございますが、これは中央卸売市場の管理運営のための光熱水費等4,418 万円を補正計上いたしたものでございます。 次に、議案第6号いわき市競輪事業特別会計補正予算第1号につきまして御説明を申し上げます。 第1款競輪事業費第1項競輪総務費第2目の施設管理費につきましては、平
場外施設改修工事を初め競輪場周辺の整備工事費等4,201 万円を計上いたしましたほか、駐車場敷地の土地借上料等に所要の補正をいたすものでございます。 次の、第3款繰出金第1項他会計繰出金第1目一般会計繰出金につきましては、一般会計への
繰り出し措置として2億円を計上いたしたものでございます。 次に、議案第7号いわき市川前財産区特別会計補正予算第1号でございますが、第2款財産費第1項財産管理費第1目一般管理費440 万円の補正につきましては、川前小白井婦人ホーム改築事業の財源として、川前財産区会計から一般会計へ
繰り出し措置をするため所要の補正をいたすものでございます。 次に、議案第8号いわき市
水道事業会計補正予算第1号につきまして御説明を申し上げます。 収益的支出の第1款水道事業費用第1項営業費用につきましては、電力料金等の値上げに伴います動力費及び常磐炭砿からの受水費につきまして所要の補正をいたしましたほか、公共事業等の施工に伴う給水管の切りかえ工事費等1億9,008 万5,000 円を計上いたしたものでございます。 また第2款簡易水道事業費用につきましても、動力費等管理経費の補正が主なるものでございます。 次に、資本的支出でございますが、第1款水道事業資本的支出につきましては、
常磐バイパス関連配水管の布設替え工事等公共関連事業に伴います改良工事費等を計上いたしましたほか、第2款簡易水道事業資本的支出につきましても、深山田地内配水管の布設替え工事の改良工事費等に所要の補正をいたすものでございまして、資本的支出合計で8,095 万4,000 円を補正するものでございます。 以上で予算関係の議案について説明を終わり、引き続きまして議案第9号昭和54年度いわき市総合磐城共立病院事業会計決算の認定から議案第12号昭和54年度いわき市
水道事業会計決算の認定についてまでの4議案につきましては一括御説明を申し上げます。 本議案は、各企業会計の昭和54年度の決算の認定でございまして、監査委員の監査も終了いたしましたので、意見書を添えて御提案申し上げた次第でございます。 以上予算関係の主なる内容並びに企業会計の決算認定につきまして御説明を申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして説明を終わります。
○議長(橋本勲君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。 なお、議案に対する質疑の通告は、8月25日午後4時30分までといたします。
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