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12月23日-07号

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  1. いわき市議会 1966-12-23
    12月23日-07号


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    昭和41年 12月 定例会           昭和41年12月23日(金曜日)            いわき市平市民会館ホール---------------------------------------議事日程第7号   昭和41年12月23日(金曜日)午前10時開議 第1 再開 第2 議案第76号 助役選任の同意を求めることについて 第3 議案第77号 収入役選任の同意を求めることについて 第4 議案第78号 監査委員選任の同意を求めることについて 第5 議案第79号 公平委員会委員選任の同意を求めることについて 第6 議案第80号 田人財産管理委員選任の同意を求めることについて 第7 議案第81号 川前財産管理委員選任の同意を求めることについて 第8 閉会---------------------------------------本日の会議に付した事件   〔議事日程第7号と同一〕---------------------------------------出席議員(294名)    1番  大滝誠志君      2番  大平泰平君    3番  大河原正司君     4番  木野内 武君    6番  強口和美君      7番  中村昌弘君    8番  佐藤初太郎君    10番  高木乙彦君   11番  中村 仁君     13番  鈴木 登君   14番  穂積博光君     15番  阿部正美君   16番  志賀照男君     17番  鈴木武正君   18番  鈴木清敏君     19番  鈴木角太郎君   20番  山本幸吉君     21番  和合留次郎君   22番  大槻幸次君     23番  平川 一君   25番  高木 伝君     26番  高木芳郎君   27番  北郷藤平君     28番  鈴木正栄君   29番  高木 正君     30番  鈴木直夫君   31番  坂本三郎君     32番  坂本秀寿君   33番  遠藤 亨君     34番  青木高義君   35番  新妻兵吉君     36番  雨宮幸夫君   37番  富岡弘一君     38番  日高盛山君   39番  吉原松次郎君    40番  橋本宇三郎君   41番  西山直次君     42番  岡田勝男君   43番  小湊 正君     44番  西山雄芳君   45番  荻 忠作君     46番  根本栄吉君   47番  山野辺 誠君    48番  吉田新平君   49番  吉田栄一郎君    50番  新妻寿一君   51番  鈴木正平君     52番  大楽正司君   53番  佐藤真之助君    54番  山城浅治君   55番  鈴木栄一君     56番  長谷川慎二郎君   57番  吉田 正君     58番  片寄甚之丞君   59番  豊田 誠君     60番  佐藤直之助君   61番  小野久夫君     62番  江口 勇君   63番  賀沢義房君     65番  吉田豊重君   66番  長谷川満寿君    67番  渡辺政義君   68番  川津佐々木君    69番  宇佐見勝美君   70番  永山徳二君     71番  矢内孫三郎君   72番  境 茂樹君     73番  佐藤伝一君   74番  大越岩男君     75番  永山庄七君   76番  会田 憙君     77番  根本常雄君   78番  大河原嘉三君    79番  宇佐見武憲君   80番  加藤春松君     81番  矢内忠次君   82番  吉田 盛君     83番  三辺 寛君   84番  荻野武夫君     85番  大平 一君   86番  馬上吉見君     87番  草野一夫君   88番  田久兼治君     89番  鈴木民平君   91番  根本軍平君     92番  渡辺富保君   93番  松本敏夫君     94番  吉田為男君   95番  柳内一良君     97番  国井良雲君   98番  大平 力君     100番  大平 薫君   101番  草野政弘君     102番  川井保一君   103番  班田亀雄君     104番  小沢道久君   105番  油座勝信君     106番  櫛田 康君   107番  駒木根多平君    108番  鈴木与一君   109番  平子秀吉君     110番  櫛田久道君   112番  佐川正元君     114番  上田利秋君   115番  黒沢賢爾君     116番  上遠野伝治君   117番  折笠 章君     119番  三戸友一君   120番  蛭田 清君     121番  上遠野秀男君   122番  鈴木長司君     123番  中野豊須美君   124番  草野佐助君     125番  折内次男君   126番  藁谷久光君     127番  阿部藤丸君   128番  草野寿春君     129番  永久保 豊君   130番  藁谷八郎君     131番  合津 伝君   132番  荒川唯資君     133番  佐川美文君   134番  大谷 安君     135番  田子三郎君   136番  阿部浪之助君    137番  鈴木正次君   138番  榊原右近君     139番  吾妻テル子君   140番  熊谷 等君     141番  草野常一君   142番  藁谷長明君     143番  草野銀次君   144番  藁谷直喜君     145番  阿部卓爾君   146番  沢田一良君     147番  佐藤豊之助君   148番  緑川不二男君    149番  緑川直人君   150番  中村猛一郎君    151番  小野萬里往君   152番  緑川 薫君     153番  斉藤哲二君   154番  緑川広司君     155番  大橋博太郎君   156番  芳賀 汎君     157番  油座淳三君   159番  溝井カク君     160番  蛭田安男君   161番  芳賀 武君     162番  緑川正一君   163番  蛭田栄太郎君    164番  佐藤晋一君   165番  水野谷義明君    166番  強口稠太郎君   167番  猪狩恒一君     168番  渡辺 誠君   169番  谷平嘉彰君     170番  今田 巌君   171番  根本利美君     172番  山城戦治君   173番  佐藤 一君     174番  根本 昭君   175番  柳井栄一君     176番  園部 茂君   177番  古川洋一君     178番  小野塚 量君   179番  赤津甚吾君     180番  白土恵侯君   181番  秋山義一君     182番  平山寿一君   183番  青海徳夫君     184番  蛭田俊雄君   186番  鈴木 明君     187番  安島武雄君   188番  山際丑太郎君    189番  蛭田梅義君   190番  金成正二君     191番  助川錦一君   192番  沢田八束君     193番  田口誠二君   195番  鷺 善三君     196番  伊藤日出男君   197番  横田好毅君     198番  安島峯二君   199番  助川庄次君     200番  高木 保君   201番  鈴木 栄君     202番  赤津義男君   203番  中山春吉君     204番  小林周喜君   205番  坂本太平治君    207番  周作義雄君   208番  飯田宗秋君     209番  吉田栄次君   212番  鈴木 厳君     213番  久保木重雄君   215番  箱崎吉平君     216番  鈴木勝夫君   217番  飯塚 勝君     218番  小林仁一郎君   219番  長瀬金右ェ門君   221番  作山行延君   223番  石井芳江君     224番  管野留之助君   225番  滝内 進君     227番  遠藤勝馬君   228番  金子武四君     229番  宮下 武君   230番  小林重三君     231番  吉田利治君   232番  矢田梅雄君     235番  飯塚新四郎君   237番  金成定一朗君    238番  柳井五郎君   240番  四家健雄君     241番  大和田 実君   242番  志賀季三郎君    243番  木下庄衛君   245番  遠藤幸一郎君    246番  鈴木 勇君   247番  佐川吉平君     248番  小松 茂君   249番  渡辺 昇君     250番  国井勝美君   251番  鈴木良平君     252番  志賀重右衛門   253番  政井正二君     254番  藁谷久太郎君   255番  箱崎利勝君     256番  松本都広君   257番  新妻忠直君     258番  新妻義武君   259番  石山一治君     260番  馬目智夫君   261番  坂本昌蔵君     262番  鈴木章夫君   263番  松崎文吉君     264番  松崎喜一君   265番  志賀兼太郎君    266番  塩 庄造君   267番  金子松男君     269番  中野二郎君   270番  芳賀友一君     271番  平沢均一君   272番  坂本 登君     273番  渡辺多重君   274番  方波見 勇君    275番  藁谷高伊君   276番  小池博太君     277番  加藤千代吉君   279番  人見 一君     280番  草野三郎君   281番  熊田豊次君     282番  平川善司君   283番  管波大十一君    285番  根本 正君   286番  山崎四朗君     287番  円谷兼広君   288番  高木良平君     289番  渡部平一郎君   290番  鈴木磐夫君     291番  草野啓助君   292番  天海 盛君     293番  山内主税君   295番  佐々木運吉君    297番  内藤 敏君   298番  大堀重吉君     299番  須田一男君   300番  本田辰雄君     301番  山崎敬道君   304番  松本庫造君     305番  鈴木 功君   307番  上野英四郎君    308番  佐瀬 誠君   309番  白石初太郎君    310番  荒谷芳夫君   311番  佐藤 勇君     313番  西山一男君   315番  日野俊男君     316番  岡 助一君   317番  石川 始君     318番  柳田正義君   319番  斉藤春夫君     320番  駒木根定之助君   321番  川村鉱男君     322番  滝 義勝君   323番  大村哲也君     325番  磯上佐衛司君   326番  市橋 武君     327番  生田目 清君   328番  新妻信吾君     329番  末永忠夫君   330番  片寄惣次君     332番  御代武光君欠席議員(39名)    5番  高塩正一君      9番  白崎智多恵君   12番  深谷秀信君     24番  木村一章君   64番  伊藤 実君     90番  吉田政夫君   96番  草野 茂君     99番  大森又平君   111番  蛭田五六君     113番  酒井正親君   118番  矢渡千吉君     158番  蛭田儀一君   185番  鈴木裕文君     194番  蛭田豊延君   206番  江尻三睦郎君    210番  吉田祐忠君   211番  深山東八君     214番  木田谷平君   220番  村上武士君     222番  長瀬彰義君   226番  及川正枝君     233番  野崎貞行君   234番  新妻長蔵君     236番  佐藤権兵衛君   239番  長瀬太三君     244番  志賀伝吉君   268番  金古政通君     278番  斉藤 明君   284番  遠藤寅雄君     294番  吉田 栄君   296番  斉藤隆行君     302番  山田 弘君   303番  鈴木光雄君     306番  服部勝彦君   312番  長谷川 薫君    314番  原 幸治君   324番  橋本光雄君     331番  白土正義君   333番  橋本祐義---------------------------------------説明のため出席した者      市長      大和田弥一君      主幹      氏家清三郎君      主幹      吉田政吉君      主幹      吉田信雄君      主幹      吉田隆治君      主幹      島崎忠好君      水道部長心得  鈴木憲吾君      教育長     大和田道隆君      教育委員長   田子辰雄君---------------------------------------事務局職員出席者      局長心得    遠藤定雄君      次長心得    松本茂雄君      議事課長心得  永山 巌君      庶務課長心得  宮川公寛君      調査課長心得  森下繁雄君      議事課長補佐  舛田良作君      議事第一係長  鈴木広次君      議事第二係長  鈴木政雄君      庶務係長    渡辺徳宝君      秘書係長    草野喜八郎君      調査係長    柳井貞男君      資料係長    佐藤繁芳君      主査      佐藤 武君      主査      草野初恵君      主任      蛭田久保君      主事      佐藤長一郎君      主事      片桐正尉君      主事      松崎清輝君      主事補     三輪映江君      併任書記    斉藤 茂君      併任書記    飯島香織君      併任書記    根本唯一君      併任書記    谷平唯男君      併任書記    草野繁信---------------------------------------  午前10時8分 開議 △日程第1 再開 ○議長(志賀季三郎君) これより昨日の会議に引き続き会議を開きます。 現在の出席議員数は、215名でありますので定足数に達しております。本日の議事運営について、議会運営委員会を開会のため暫時休議いたします。  午前10時09分 休憩---------------------------------------  午前11時15分 開議 △議会運営委員長報告 ○議長(志賀季三郎君) 休議前に引き続き会議を開きます。 議会運営委員長より、この際報告を求めます。 ◆議会運営委員長白土恵侯君) 〔登壇〕議会運営委員会の協議の結果について、御報告申し上げます。 本日の日程は、お手元に配布いたしました日程表第7号のとおりと決したのであります。日程第2より第6までは、すべて市長より議会に同意を求める人事案件であります。議会運営委員会は、本日の日程運営について慎重に協議をいたしました結果、日程第2の助役選任の同意、日程第3 収入役選任の同意、日程第4監査委員の選任の同意、日程第5公平委員会委員の選任の同意については、すべて質疑討論を省略、提案理由の説明後、直ちに無記名の投票により表決されるよう、議長はおはかりのうえ運営していただくことが、もっとも望ましいとの意見の一致をみたのであります。ただし、この際諸般の状況を考慮いたしまして、議案第76号から79号までを一括上程をしていただき、総括的な質問を行なうことになったのであります。質問の方法については、会議規則第51条の規定により議長より取り計らいを願いたいと思うのであります。さらにまた討論については、地方自治法第132条の規定を尊重いたしまして、行なわないことに決したのであります。日程第6田人財産管理委員選任の同意及び、日程第7川前財産管理委員選任の同意を求める件については、財政経過措置期間という現時点の本市の実情を各地区振興特別委員会の立場を尊重され、質疑、討論を省略、起立により、表決することが適切であるとの意見の一致を見たのであります。特に日程第2より第5に至る案件に対し質疑、討論を省略することにつきましては、議運は次に申し上げる見解にたって意見の一致をみたのであります。 第1は人事案件、特に議会に同意を求める案件は、市長の政治信念と政治生命をかけて同意を求めるものでありますし、この種案件の人事は、市長のもつ権限であり、質疑討論において変更されるものではないと考えるのであります。 第2は、たとえ市長同意を求める人事案件てあっても議員は、それに同意をするかしないかについては、議員のもつ特権であります。その判断については市民の代表である議員の個々の意思によります以上、質疑討論等によりその意思が左右されるものではないとの考えにたっているのであります。(拍手) 第3は、合併以前における旧市町村のこの種案件に対して大方は質疑、討論を省略し直ちに表決していた実例を拝聴したのであります。 第4は、人事案件については、質疑討論により、その同意を求められている方々の人格を尊重し、名誉に関する問題、さらにまたプライバシー等の問題等は、議会の良識において十分考慮しなければならないとの見解に達したのであります。 以上4点についての、同一の見解をもって質疑討論を省略し、直ちに無記名投票により表決をいただくのが最も望ましいとの意見の一致を得たのであります。 議会運営委員会は、この種案件の運営については、慎重に論議を加えたのでありますが、この種案件の運営については、何ら法の規制はないのであります。そのために自治省の行政実例、国家政令等を参考に各旧市町村の慣例を尊重し、しかも本市議会の現時点における運営の方法としては、これ以外にその方法は見出せないのであります。何とぞ議員各位におかれましては、その実情を御賢察の上本日の日程運営については、絶大なるご協力をお願いいたす次第であります。 本日は日程第7号までの全案件を終了し、16日間にわたる定例会を閉会したいと思いますので、議員各位の御協力を重ねてお願いいたし議運に趣旨を十分御理解賜わるよう議会運営委員会の本日の日程に対する協議の結果の報告を終ります。 この際議会運営委員会が発足以来、去る12月8日から本日まで、16日間にわたる会期を一日も変更なく全日程を終了できる見通しがつきましたとは、未熟な私どもに対しての議員各位のあたたかい御指導のたまものにほかならないのでありまして、改めて衷心より感謝申し上げる次第であります。私ども議運委員一同今定例会の議会運営をテストケースとして十分反省いたしさらに検討を加え、議員の皆様の議会の権威を守りあわせて地域の発展のため、33万市民の期待におこたえしたいと思うものであります。今後とも変らぬ御指導と御鞭撻を賜わりますようお願い申し上げ一言議運委員長として心から御礼をのべ報告といたします。(拍手) ○議長(志賀季三郎君) おはかりいたします。 ただいまの議会運営委員長の報告の線にそって議事を進行することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議ないと認めます。よってそのように取り計らいます。その後の議事進行につきましては、特段の御協力をお願いいたします。本日の議事日程は、日程第7号をもって進めます。--------------------------------------- △日程第2~日程第5 ○議長(志賀季三郎君) 日程第2議案第76号助役選任の同意を求めることについて、 日程第3議案第77号収入役選任の同意を求めることについて、 日程第4議案第78号監査委員選任の同意を求めることについて、 日程第5議案第79号公平委員会委員選任の同意を求めることについて以上4件をこの際一括上程いたします。直ちに提出者の説明を求めます。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕議案第76号、77号、78号、79号この4件につきまして、提案の理由の説明をいたしたいと思います。 第76号は地方自治法第162条の規定に基づきまして次の者を本市助役として選任いたしたいと思いますので議会の同意を求める件でございます。 今回いわき市平南町白土字松魚田30番地の16、馬目俊次君を助役に選任したいと考えた次第でございます。馬目俊次君ほ大正2年8月生まれで、昭和6年県立磐城中学校を卒業いたし、しばらくの間平税務署平町役場に勤務し、その後県庁に入りまして、各課に勤務。昭和25年6月に総務部秘書課長になりその後、昭和31年土木部監理課長、昭和32年信夫地方事務所長、昭和33年に石城地方事務所長を歴任したのでありますが、昭和38年に平市助役に選任されまして、本年の9月30日まで助役として活躍されていたのであります。人格、識見ともにすぐれて、いわき市の助役として適任と考えますのて、何とぞ慎重、御審議の上御同意あらんことをお願いする次第であります。 次に議案第77号につきまして提案の理由を説明申し上げたいと思います。 この件は、収入役の選任につきまして、議会の同意を求める件でございます。今回、いわき市瀬戸町に居住する園部茂氏を収入役に選任したいと考えているわけでございます。 園部氏は、明治31年11月に生まれ、大正5年に水戸農業学校を卒業いたしまして昭和6年5月に川部村の助役、昭和12年川部村の議会議員、昭和16年に川部村長に就任いたしました。昭和17年に勿来酒井町に郵便局を開設して、昭和39年3月まで局長として勤務し、昭和39年4月に勿来市議会議員に当選し、昭和41年8月勿来市農業委員会会長に就任、現在いわき市議会議員として活躍されている人格識見ともすぐれた方であります。いわき市収入役として適任と思いますのて何とぞ御同意あらんことをお願いする次第であります。 議案第78号監査委員選任の同意を求める件でありますが、監査委員は、財務管理または事業の経営管理につきまして専門の知識または経験を有するもの及び議員のうちから選任することになっております。知識を有する者から小沢要助氏、草野四郎氏、議員のうちから小林重三氏、塩庄造氏の4氏を選任いたしたいと考えて議会に同意を求めるべく提案いたした次第であります。小沢要助氏は、明治36年2月生まれで県立磐城中学校を卒業、昭和19年入遠野村収入役、昭和23年入遠野村助役、昭和33年遠野町監査委員、昭和34年遠野町長に就任いたし9月30日まで町長として活躍し、現在本市の参与であります。 草野四郎氏は、明治40年11月生まれで京都帝国大学を卒業し、日本高周波重工業株式会社株式会社田辺製作所の取締役を歴任、昭和26年平商工会議所専務理事に就任、現在も活躍中でございますが、その間昭和26年に内郷監査委員に就任し、本年9月まで監査委員をなさっておったのであります。 小林重三氏は、明治39年11月生れ、東洋大学を卒業し磐城通運株式会社に入社し、現在重役として活躍中でございますが、昭和26年泉村議会議員、昭和28年泉町議会議員を歴任し、昭和29年磐城市議会議員に当選して、現在に至っておりますが、その間昭和30年から34年までの磐城市の監査委員となって、監査委員の事務をとられておりました。 塩庄造氏は、明治34年1月生まれで大正6年平機関区に勤務され、水戸機関区助役、平機関区助役を歴任し、昭和31年3月平機関区主席助役を歴任されましたが、昭和22年4月に平市議会議員に、また昭和26年5月に再び平市議会議員に当選され現在に至っておりますが、昭和38年5月に平市監査委員に就任、本年9月30日まで監査委員として活躍されておりました。以上四氏につきましてその経歴、経験の概要を申しましたが、いずれも監査委員として適任と考えます。慎重御審議のほどお願いする次第でございます。 次に議案第79号公平委員会委員選任の同意を求める件でございます。 公平委員会ほ、人格高潔で地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理の理解があり、かつ人事行政に関し、識見を要するもののうちから3名を選任することになっております。 今回青木康雄氏、市井茂氏、小林峯一氏を選任いたしたいのて議会の同意を求める次第でございます。 青木康雄氏は、明治41年生まれで京都帝国大学法学部を卒業し、東海電力株式会社、華中水電株式会社に勤務し、昭和31年東部石炭鉱業連盟に入社し事務局長、専務理事を歴任し、昭和41年に株式会社福島計算センター所長に就任し、現在、取締役として活躍しておりますが、昭和33年に福島県地方労働委員会使用者側委員に就任して現在に至っておるのであります。次に市井茂氏は、明治42年9月生まれで、明治大学法学部を卒業し、昭和9年弁護士開業、現在に至っております。 その間昭和22年福島県石炭特別委員会々長。昭和24年に人権擁護委員、平市公平委員会委員長に就任し、本年9月30日まで委員長として活躍されておりました。 次に小林峯一氏は、大正12年10月生まれで、昭和21年大日本炭鉱株式会社勿来鉱業所に就職し、現在に至っております。 その間福島県労働総同盟会長、福島県地方労働委員会委員等を歴任されております。 以上三氏の経歴を申しましたが、いずれも人格、識見ともすぐれ、公平委員会委員として適任と認めますので、何とぞ慎重御審議の上御同意あらんことをお願いする次第であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(志賀季三郎君) おはかりいたします。 本案につきましては委員会付託を省略し、本会において決するに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議ないと認め、そのように取り計らいます。なお、この際議会運営委員会の決定に従いまして、4点について、総括的な質問を受けるわけでありますが、通告整理並びに昼食のため12時20分まで休議いたします。 なお、質問の通告は11時50分まで提出方をお願いいたします。 なお地方自治法第117条の規定により、本案件の決定する間、園部茂君、小林重三君、塩庄造君の退席を求めます。  午前11時40分 休憩  午後0時29分 開議 △生田目清君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑に入ります。質疑は通告順によりこれを許します。 まず、327番生田目清君。 ◆327番(生田目清君) 自席より質問申し上げます。 市長より提案のありました人事権について、総括的にお伺いたしたいと思います。 大和田市長は、過般の私の施政方針演説に対する質問と一般質問を兼ねての質問に対する答弁の中で、広域行政の運営をつかさどるためには、どうしても2人の助役制を必要であるということを強調され、答弁されておりますが、今回の人事提案による助役については1名の提案のみでございます。そこで私は次のような問題について本市長の見解をただしたいとおもうのでございます。 まずその一つとしては、新聞報道あるいは市長の所信がどうかわかりませんが予想を含めたそれぞれの方々においては、12月定例会においては2人の助役が誕生されるであろうということが明らかに報道されておりました。ところが今回の提案によりますと、いわゆる1名の助役しか提案されていない。しかもその答弁においては、諸般の情勢といわれております。1名しか提案できなかった諸般の情勢という内容は一体いかなる意味をもっているのか、との点についてまずお伺いをいたしたいと思うのであります。 次に、第2点といたしましては、10月1日に新市が発足し、10月20日の投票によって市長に選ばれ、すでに2カ月間政務を担当されております。だとするならは33万市民の願望にこたえ得る体制をどう樹立するか、本質的には市長部局の立場から一番大切な人事権を扱う助役について、今回2人を選任できなかったことは必要がなかったという判断に基づいておられるのか、この点をお伺いいたします。 第3番目といたしましてお伺いをしますことは、いわゆる今回の人事案をめぐる大和田施政というものは、誠に勇気と決断に欠けるものではないかと私は判断をいたします。 いうならば、こんにちの2ヵ月間にわたる新しいいわき市の行政の運営状態をみて参りますときに、何かしら県におもね、特定の権力におもねてみずからの張りのある仕事をしようというような決断に欠けるきらいがなかろうかと私は思うのでございます。さような問題点を考えてみますときに、33万市民の市長たる者が、風にそよぐようなことをしてはいけない、磐城の三代さんのように腹をすえて行動をする度量をもたなければならないと、私はかように思いますので、あなたのこれからの前向きの姿勢についての腹構えをお聞きしたいと思います。 最後に、現在ちまたの声といたしまして、これは誠に市長として不幸な世論が出ているのであります。すなわち助役、収入役、教育委員あるいは、公平委員、監査委員、それに新しく選任されるであろうところの部局の主幹を含めて、今回の選挙における報復人事であり、ある意味では特殊な恩恵人事であるということが数多くあり、これは私は市長の名誉のために誠に悲しいことでございますので、私の質問に対してあなたの本当のお考えをお聞せ願いたいと思います。報道機関もあるので新聞に掲げたのでしよう。これを掲げなくとも333名の議員がおるのでありますから、あなたの本当の意味するところをお聞せ願いたいと思います。 その答弁のいかんによっては、もう1度議長の許可を受けて再質問をいたしたいと思います。以上でございます。 ○議長(志賀季三郎君) 市長。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕お答えいたします。 生田目議員の御質問、第1点は助役の二人制についてでございますが、これは私の補佐役として適当と認める人が見つかればすぐに二人制にいたしたいというのが私の念願であります。現在は直ちにそういう同意を求める段階になっていないということでございます。 それから市政を執行するにあたって、何か別な力におもねるところがないかということでございます。私の政治信念としては、他からの作用によってこの市政をつかさどっていくということは全然考えておりません。自分の信念に基ずいて市政を執行しているという強い考えをもっております。なお2ヵ月間にわたって、選挙にからんでの報復人事のような傾向があるということでございますが、議会の同意を求める件につきましては本当に最適任者を、各般の情勢を判断した上で決定したわけでございます。 また部局の各職員については、今後とも適材適所でやっていくわけでございます。報復人事とかそういうことは全然考えておりませんし、今後もそういうようなことを前提にしてやっていくつもりはありません。ただ私としては、その人がもっている能力を十二分に発揮できるボストを適材適所に考えていくつもりでございます。 いわゆる報復人事等の御懸念はございませんので、その点御安心願いたいと思います。 ○議長(志賀季三郎君) 327番。 ◆327番(生田目清君) 重ねてお尋ねをいたします。 市長は助役二人制の必要性については、いまなお研究をされているようですし、またそうしなければならないというお話しでございますが、しからば今回提案をする1名は見つかつたけれども、あとの1名は見つからない。これでは私の質問に対する答弁にはならないと思うのてございます。1名は見つかったのですから、やる気があれば見つかるのです。そのみつからない理由は何か。 諸般の事情を述べられておりますが、それに盛り込まれる要素は一体何か、そこをはっきり聞きたい。2名の必要性があるにもかかわらず、あなたは市長なのですから勇気と決断をもって見つけなさい。これはできます。それをやらないでまだ見つからないといういいかたは私に対する答弁としては、責任のある答弁とはいえない。現に1名は見つかったのではないですか。2名を見つけることはできるでしよう。そこに私は納得のいかない点があります。もし答弁をしたくなければしなくてもよい。答弁する必要があればもう1度答弁を願いたい。 次に第2点でございますが、誠に結構な答弁で心から敬意を表したいと思います。いわゆるいまの答弁のように何ものにも恐れない勇気と決断をもって33万市民のために一生懸命にやるという考えかたについては、心から賛意を表したいと思います。 次に報復人事というようなことを行なう意図はないと、誠に結構なことでございます。私の申し上げておりますことは、むしろ報復人事というよりも恩恵人事につながる問題ではないかということを強調したのであります。そのためにそれぞれの適材適所に人材を欠くような、本人が苦しむようなことであっては、市長の誠意というものは通じないのではないかというように私は心配をしております。たとえば収入役以下の構成配置等についてもいろいろとうわさがあります。これは将来どうつながるか、プライバシーの問題その他をかもすような要素にまで発展をして論議をしようと思ってはいませんが、少なくとも明朗であるべき人事構成、人事配置等の問題には、やはり333名全体の意思が結集されないのではないかという心配があるので、私はお尋ねをしているのであります。しかしこれからの問題については、そういう考えがないということてあれば、私も了承したいと思います。 第1点の問題については私もいまだ納得できませんので、もう1度御答弁を賜りたいと思います。
    ○議長(志賀季三郎君) 市長。 ◎市長(大和田弥一君) 生田目議員は1人見つかったので、やろうと思えば2人見つかるのではないかということでございますが、先ほど私が答弁をしたとうりでございまして、最適任者が見つかりますれば今後提案をしたいと考えております。---------------------------------------鈴木勝夫君 質疑 ○議長(志賀季三郎君) 次に216番鈴木勝夫君。 ◆216番(鈴木勝夫君) 216番鈴木勝夫であります。 私は日本社会党いわき市議会議員団を代表いたしまして、3点ほど市長の考え方をお尋ねしたいと思います。 まず第1点は、今回任命を受ける人達の中には、参与、参事の職におられる方があるように見受けられますけれども、これらの給与関係についてはどのようになってくるのか、この点を第1点としてお尋ねいたします。 次に、ただいま生田目議員からも申し上げられたことでございますけれども、私は決して報復人事であるというふうには理解をしませんが、今回行なわれようとするこれら諸般の人事行政につきましては、巷間ややもすれば、これは選挙による論功行賞という事実があるとの声を聞くが、大和田市長のこれからの市政執行上からも、非常に暗雲をもたらすのではないかと危惧いたしますが、この点について重ねて市長の所信をお伺がいいたしたいと思います。 それから、今回行なわれる人事行政を通じまして、市長が施政方針に述べられている一つの地域としての行政、すたわち人と人との和を求めているということでございますが、今回行なわれようとしている諸般の人事については、かえって人と人とのあいだのわだかまりを大きくするように判断いたしますが、そういう心配を市長としてはおもちにならないかどうか、この点をお尋ねいたします。 それから最後に最も基本的な市当局と議会の関係についてお尋ねしたいと思います。 少なくとも議会の同意を得なければならない重要案件はすべて新聞報道が先行している現実について、市長は一体どのように考えているか、これは地域が広いためにわれわれの頭に市長が意図しているものを浸透させて、そのなかで同意を求めようとする高度の政治施策であるのか。あるいは市長自身は、この前の教育委員の同意を求めるときもそうであったが、あのときも新聞報道が先行いたしました。重ねてこういう問題が起きてくるということは、あなたは今後もそのように諸般の人事をなされるのか、この点を強くただしておきたいと思います。以上でございます。 ○議長(志賀季三郎君) 市長。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕鈴木議員お尋ねの第1点、たとえば参与が監査委員になった場合には、その時点から参与でなくなります。したがいまして給与関係は監査委員としての給与ということになります。 次に今回の選任にあたって、いわゆる論功行賞的な風評があるということでございますが、私は、選任にあたってはそのような作用によってこの人事を決めた覚えもないし、またそういう考えを将来とももつ考えはありませんことを申し上げておきたいと思います。 次にこの人事について、いわゆる新聞報道で内報されているということについて、今後さようなことのないようにすべきであるということを、過般の教育委員の選任の際にも論議があってまさにそのとおりでございます。 私といたしましては、この人事は議会にはかる前に新聞等に発表するというような不謹慎なことはいたしませんが、しかし新聞あるいはその他についてはやはり報道機関でありますので、いろいろと動きがありましてその記事は出ます。そこまで私は規制するわけには参りません。私1人で考えて、1人で本会議にいきなり出すということがはたして適当であるかどうか、やはり地区振なり、その他の意見も聞いて人選をしていくことが適当ではないかと、こういう配慮も若干あったわけでございます。 それが報道機関に漏れたということでございます。私が自然に一つのPRのために知らせて、そして議会の同意を得るというような一つのアドバルーンをあげるようなつもりでやっているという印象を与えたとすれば遺憾であります。私としましては今後とも議会に提案する前に公表するというようなことはいたしませんことを申し上げたいと思います。以上でございます。  〔216番議員「了解」と呼ぶ〕--------------------------------------- △採決 ○議長(志賀季三郎君) 以上をもちまして質疑を終了いたします。 この際4案件について討論を省略し、直ちに採決いたします。 4案件を一括議題といたしますが、採決につきましては1件づつ切り離して採決いたします。まず、議案第76号助役選任の同意を求めることについてを採決いたします。この採決は無記名投票をもって行ないます。議場の閉鎖を命じます。  〔議場閉鎖〕 ○議長(志賀季三郎君) 出席議員数確認のためそのままお待ち願います。  〔出席者数確認〕 ○議長(志賀季三郎君) 出席議員数は278名であります。 おはかりいたします。会議規則第31条第1項の規定により、立ち会い人に32番坂本秀寿君及び177番古川洋一君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって立ち会い人に坂本秀寿君、古川洋一君を指名いたします。投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(志賀季三郎君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。原案を可とする諸君は賛成と否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 なお会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しないもの及び賛否が明らかでないものは否と見なす規定となっておりますので、あらかじめ御了承願います。 投票用紙を配布いたさせます。  〔投票用紙配布〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。  〔「配布漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 配布漏れなしと認めます。 点呼に応じて順次投票願います。点呼を命じます。  〔氏名点呼〕  〔各員投票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。直ちに開票を行ないます。 坂本秀寿君及び古川洋一君の立ち合いを願います。  〔開票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 278票 賛成   233票 反対   45票 以上のとおり賛成が多数であります。よって本案は原案の通り可決されました。〔拍手〕 議場の閉鎖を解き暫時休議いたします。  午後1時27分 休憩---------------------------------------  午後1時40分 開議 ○議長(志賀季三郎君) 休議前に引き続き会議を開きます。 議案第77号収入役選任の同意を求めることについてを採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行ないます。 議場の閉鎖を命じます。  〔議場閉鎖〕 ○議長(志賀季三郎君) 出席議員数確認のためそのままお待ち願います。  〔出席者数確認〕 ○議長(志賀季三郎君) ただいまの出席議員数は277名であります。 おはかりいたします。会議規則第31条第2項の規定により立ち会い人に再度32番坂本秀寿君、177番古川洋一君を指名いたします。 これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 異議なしと認めます。よって立ち合い人に坂本秀寿君、古川洋一君を指名いたします。投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(志賀季三郎君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しないもの及び賛否が明らかでないものは否といたしますのであらかじめ御了承願います。 投票用紙を配布いたさせます。  〔投票用紙配布〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 配布漏れなしと認めます。投票を行ないます。 点呼を命じます。  〔氏名点呼〕  〔各員投票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。 直ちに開票を行ないます。 坂本秀寿君、古川洋一君の立ち会いを願います。  〔開票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票の結果を御報告いたします。 投票総数 277票 賛成   186票 反対   91票 以上のとおり賛成が多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。(拍手) 次に議案第78号監査委員の選任の同意を求めることについてを採決いたします。採決の方法は無記名投票をもって行ないます。 なおこの際、採決の方法についてをおはかりいたします。本案は監査委員4人の同意を求めるように1議案として提出されておりますが、4人を一括して採決いたすことに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、そのように取り計います。 ただいまの出席議員数は277名であります。おはかりいたします。会議規則第31条第2項の規定により立ち会い人に32番坂本秀寿君及び177番古川洋一君を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって立会人に坂本秀寿君、古川洋一君を指名いたします。 投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(志賀季三郎君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げますが、本案を可とする諸君は賛成と否とする諸君は反対と記載の上点呼に応じて順次投票願います。 なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しないもの及び賛否が明らかでないものは否といたしますので御了承願います。 投票用紙を配布いたさせます。  〔投票用紙配布〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票用紙の配布漏れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票用紙の配布漏れなしと認めます。 投票を行ないます。点呼を命じます。  〔氏名点呼〕  〔各員投票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。直ちに開票いたします。 誠に御苦労様でございますが、坂本秀寿君並びに古川洋一君の立ち合いを求めます。  〔開票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 277票 賛成   204票 反対   73票 以上のとおり賛成者が多数であります。(拍手)よって本案は原案のとおり可決されました。 次に議案79号公平委員会委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。この採決は無記名投票をもって行ないます。 なおこの際、本案についても議案第78号と同様一括して議題となっておりますので、一括して採決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、そのように取り扱うことにいたします。 ただいまは議場閉鎖中でございますので、議員数は277名であります。 おはかりいたします。会議規則第31条第2項の規定により立ち会い人には誠に御苦労様でござざいますが、32番坂本秀寿君、177番古川洋一君を指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって立ち会い人に坂本秀寿君、古川洋一君を指名いたします。投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(志賀季三郎君) 異状なしと認めます。念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。  〔氏名点呼〕  〔各員投票〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れございませんか。  〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 投票漏れなしと認めます。これより開票を行ないます。坂本秀寿君、古川洋一君の立ち会いを願います。  〔開票〕 ○議長(志賀季三郎君) 開票の結果を御報告いたします。 投票総数 277票 賛成   216票 反対   61票 以上のとおり賛成が多数であります。よって本案は原案どおり可決いたしました。議場の閉鎖を解きます。  〔議場開鎖〕 ○議長(志賀季三郎君) ここで10分間休憩いたします。  午後2時58分 休憩---------------------------------------  午後3時10分 開議 ○議長(志賀季三郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6議案80号田人財産管理委員選任の同意を求めることについて及び日程第7、議案第81号、川前財産管理委員選任の同意を求めることについて ○議長(志賀季三郎君) 日程第6譲案第80号田人財産管理委員選任の同意を求めることについて及び日程第7、議案第81号川前村財産区管理委員選任の同意を求めることについてを一括議題といたします。 直ちに提出者より説明を求めます。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕議案第80号、田人財産管理委員選任の同意を求めることについて、御説明申し上げます。 今回「いわき」市発足に伴いまして設置されました田人財産区につきまして、この小野梅吉さん、緑川芳文さん、油座盛夫さん、緑川保雄さん、小宅光秋さん、蛭田嗣郎さん、鈴木信好さんの7人をその管理委員に選任したいので、議会の同意を求めるわけでございます。各氏の職歴は記入しておりますので、よろしくお願いいたします。 議案第81号の川前財産管理委員選任の件につきましても「いわき」市発足に伴いまして、設置されました川前財産区委員に永山忠二さん、佐藤伝一さん駒木根祐広さん、大平武さん、新妻清さん、大越武さん、猪狩敬明さんを選任いたしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(志賀季三郎君) おはかりいたします。 これら各案については、委員会の審査を省略することに異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めそのように取り計らいます。 なお、各案をこの際質疑討論を省略し直ちに採決することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。議案第80号について採決いたします。 おはかりいたします。本案については、7人を一括採決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めそのように取り計らいます。あらためておはかりいたします。議案80号について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案については、それぞれ原案のとおり同意することに決しました。次に議案第81号について、採決いたします。本案について7人を一括採決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よってそのように取り計らいます。 あらためておはかりいたします。議案第81号について、議会はこれを同意することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(志賀季三郎君) 御異議なしと認めます。よって本案については、それぞれ原案のとおり同意することに決しました。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(志賀季三郎君) 以上をもちまして、本日の議事日程を全部終了いたしました。ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。 ◎市長(大和田弥一君) 〔登壇〕12月定例会にあたりましては、16日間の長期にわたり、各位には誠に御精励願いまして、議案全部を議了いたしましたことを、心から厚く御礼を申し上上げます。 歳末にあたりまして、いろいろ御多用のむきもございましようが、皆さま御健康で新年を迎えることができますようお願いいたしまして御礼のことばといたします。--------------------------------------- △日程第8 閉会 ○議長(志賀季三郎君) これをもちまして、12月定例会の日程は全部終了いたしました。 年の瀬も迫っておりますとき、16日間という長い期間におきまして、慎重に御審議を願いまして、ここに成案を見ましたことに対し、心から感謝するとともに敬意を表するものであります。どうか各位には一層健康に留意されまして、さらに市政の振興のために御研さんくださるよう切にお願い申し上げます。本定例会はこれをもって閉会いたします。  午後3時16分 閉会---------------------------------------地方自治法第12条第2項の規定によりここに署名する  昭和41年12月23日    議長  志賀季三郎    議員  高木 伝    議員  方波見 勇...