令和 5年 12月 定例会 令和5年郡山市議会12月
定例会会議録--------------------------------------- 令和5年11月29日(水曜日
)---------------------------------------議事日程第1号 令和5年11月29日(水曜日) 午前10時開議 第1
会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 (委員長報告から採決まで) 第3 諸般の報告 第4 議案第166号 令和5年度郡山市
一般会計補正予算(第5号)から 議案第217号 郡山市
放課後児童クラブの指定管理者に管理を行わせる施設の変更についてまで (市長の
提案理由説明)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 (委員長報告から採決まで) 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第166号 令和5年度郡山市
一般会計補正予算(第5号) 議案第167号 令和5年度郡山市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第168号 令和5年度郡山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第169号 令和5年度郡山市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第170号 令和5年度郡山市県中
都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第171号 令和5年度郡山市県中
都市計画徳定土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第172号 令和5年度郡山市県中
都市計画大町土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第173号 令和5年度郡山市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 議案第174号 令和5年度郡山市
総合地方卸売市場特別会計補正予算(第1号) 議案第175号 令和5年度郡山市
熱海温泉事業特別会計補正予算(第2号) 議案第176号 令和5年度郡山市
水道事業会計補正予算(第1号) 議案第177号 令和5年度郡山市
簡易水道事業会計補正予算(第1号) 議案第178号 令和5年度郡山市
下水道事業会計補正予算(第2号) 議案第179号 令和5年度郡山市
農業集落排水事業会計補正予算(第1号) 議案第180号 郡山市
行政センター設置条例の一部を改正する条例 議案第181号
郡山市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例 議案第182号 郡山市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例 議案第183号 郡山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第184号 郡山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例 議案第185号 郡山市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例 議案第186号 郡山市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 議案第187号 郡山市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第188号 郡山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第189号 郡山市
放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例 議案第190号 郡山市子ども・
子育て会議条例の一部を改正する条例 議案第191号 郡山市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例 議案第192号 郡山市農村公園条例の一部を改正する条例 議案第193号 財産の処分について 議案第194号 郡山市
総合福祉センター等の指定管理者の指定について 議案第195号 郡山市
障害者福祉センター等の指定管理者の指定について 議案第196号 郡山市更生園等の指定管理者の指定について 議案第197号 郡山市
湖南デイ・サービスセンター等の指定管理者の指定について 議案第198号 郡山市
高齢者文化休養センター逢瀬荘の指定管理者の指定について 議案第199号 郡山市
三穂田地域交流センター等の指定管理者の指定について 議案第200号 郡山市
東部地域子育て支援センター等の指定管理者の指定について 議案第201号 郡山市
西部地域子育て支援センター等の指定管理者の指定について 議案第202号 八
山田こども公園等の指定管理者の指定について 議案第203号 郡山市
労働福祉会館等の指定管理者の指定について 議案第204号 郡山市
農村生活中核施設黒石荘の指定管理者の指定について 議案第205号 郡山市
畜産振興センターの指定管理者の指定について 議案第206号 郡山市
高篠山森林公園等の指定管理者の指定について 議案第207号
郡山ユラックス熱海等の指定管理者の指定について 議案第208号
郡山カルチャーパークの指定管理者の指定について 議案第209号 21
世紀記念公園等の指定管理者の指定について 議案第210号 郡山市青少年会館等の指定管理者の指定について 議案第211号 郡山市少年湖畔の村の指定管理者の指定について 議案第212号
郡山市民文化センターの指定管理者の指定について 議案第213号 郡山市ふれあい科学館の指定管理者の指定について 議案第214号 郡山市開成館等の指定管理者の指定について 議案第215号 西部第二体育館等の指定管理者の指定について 議案第216号
郡山庭球場等の指定管理者の指定について 議案第217号 郡山市
放課後児童クラブの指定管理者に管理を行わせる施設の変更について (市長の
提案理由説明)---------------------------------------出席議員(38名) 1番 古山 唯議員 2番
吉田公男議員 3番
佐藤政喜議員 4番
本田豊栄議員 5番
大河原裕勝議員 6番
箭内好彦議員 7番 遠藤 隆議員 8番
村上晃一議員 9番
三瓶宗盛議員 10番
池田義人議員 11番 名木敬一議員 12番
冨樫賢太郎議員 13番
遠藤利子議員 14番
薄井長広議員 15番
伊藤典夫議員 16番
加藤漢太議員 17番
飯塚裕一議員 18番
岡田哲夫議員 19番
佐藤栄作議員 20番 山根 悟議員 21番 大木 進議員 22番 福田文子議員 23番
會田一男議員 24番 折笠 正議員 25番
良田金次郎議員 26番
森合秀行議員 27番 塩田義智議員 28番
八重樫小代子議員 29番 但野光夫議員 30番 田川正治議員 31番
小島寛子議員 32番 諸越 裕議員 33番 栗原 晃議員 34番 廣田耕一議員 35番 石川義和議員 36番 近内利男議員 37番
久野三男議員 38番
大城宏之議員欠席議員(なし
)---------------------------------------説明のため出席した者 市長 品川萬里 副市長 菅野利和 副市長 村上一郎 総務部長 宗方成利 政策開発部長 佐藤達也 財務部長 遠藤一芳 税務部長 和田光生 市民部長 渡辺 豊 文化スポーツ 小林 亨 環境部長 伊坂 透 部長 保健福祉部長 松田信三 こども部長 相楽靖久 農林部長 和泉伸雄 産業観光部長 桜井忠弘 建設部長 緑川光博
都市構想部長 池田 剛
上下水道事業 会計管理者 橋本 香 野崎弘志 管理者 上下水道局長 佐久間健一 教育長 小野義明
教育総務部長 寄金孝一
学校教育部長 嶋 忠夫
代表監査委員 藤橋桂市
---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局次長 議会事務局長 菊地幸一 遠藤尚孝 兼
総務議事課長 総務議事
総務議事課主任 榮 一寿 赤沼研志 課長補佐 主査兼議事係長 主任 松崎直美 主任 柳沼弘和 主査
遠藤慶一郎--------------------------------------- 午前10時00分 開会・開議
○
佐藤政喜議長 おはようございます。 これより令和5年郡山市議会12月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席等の届出者は皆無であります。 地方自治法第121条第1項の規定により、市長をはじめ他の執行機関に出席を求めましたところ、出席通知がありましたので、説明員の職氏名は
タブレット端末へ配信をしております。 本日の議事は議事日程第1号により運営いたします。
---------------------------------------
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
佐藤政喜議長 日程第1に従い、
会議録署名議員の指名をいたします。
会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において、
村上晃一議員、
三瓶宗盛議員、
池田義人議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。
---------------------------------------
△日程第2 会期の決定(委員長報告から採決まで)
○
佐藤政喜議長 日程第2に従い、会期の決定を議題といたします。 本定例会の運営については、
議会運営委員会において協議され、その方向づけがなされた旨連絡がありましたので、
議会運営委員会の委員長報告を求めます。
森合秀行委員長。 〔
森合秀行議会運営委員会委員長 登壇〕
◆
森合秀行議会運営委員会委員長 議会運営委員会の委員長報告を申し上げます。 本委員会を去る11月22日に開催し、本日招集の12月定例会の運営について協議いたしましたところ、次のような方向づけがなされましたので、ご報告いたします。 まず、会期について申し上げます。 会期は、本日から12月14日までの16日間といたします。 次に、会議日程について申し上げます。 本日は、
タブレット端末へ配信してあります議事日程第1号により運営いたします。11月30日、12月1日は議案調査のため休会といたします。2日、3日は土曜日、日曜日のため休会といたします。4日は事務整理日のため休会といたします。5日、6日、7日、8日は
市政一般質問を行います。9日、10日は土曜日、日曜日のため休会といたします。11日、12日は常任委員会を行います。13日は事務整理日のため休会といたします。最終日14日は午前10時から本会議を開き、各常任委員会の委員長報告を徴し、本定例会に係る全ての案件を議了することといたします。 次に、
市政一般質問について申し上げます。 発言の通告者は、新政会3名、
郡山市議会公明党2名、緑風会1名、
自由民主党郡山市議団1名、志翔会4名、
立憲民主党郡山2名、無所属の会1名、立憲民主党1名、れいわ虹の会1名、
日本共産党郡山市議団1名、計17名であります。 質問の順序は、1番、
會田一男議員、2番、山根悟議員、3番、
小島寛子議員、4番、
吉田公男議員、5番、
本田豊栄議員、6番、
箭内好彦議員、7番、
加藤漢太議員、8番、
良田金次郎議員、9番、
岡田哲夫議員、10番、
飯塚裕一議員、11番、森合秀行、12番、
久野三男議員、13番、
村上晃一議員、14番、
八重樫小代子議員、15番、古山唯議員、16番、
池田義人議員、17番、栗原晃議員、以上であります。 なお、
市政一般質問の日程は、12月5日は5名、6日、7日、8日は4名といたします。 次に、議案の審議方法について申し上げます。 議案第166号 令和5年度郡山市
一般会計補正予算(第5号)から議案第217号 郡山市
放課後児童クラブの指定管理者に管理を行わせる施設の変更についてまでの議案52件について、一括して議題に供し、
市政一般質問終了後、各常任委員会に分割付託の上、審議することといたします。 次に、追加議案及び議会案並びに請願があった場合の取扱いについては、
市政一般質問最終日または本
定例会最終日に協議することといたします。 なお、議会案及び討論の締切りについては、12月12日午後5時、請願の締切りについては、12月5日午後5時といたします。 以上、ご報告申し上げます。
○
佐藤政喜議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤政喜議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本定例会の会期については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、委員長報告のとおり、本日から12月14日までの16日間と決定いたしました。
---------------------------------------
△日程第3 諸般の報告
○
佐藤政喜議長 日程第3に従い、諸般の報告をいたします。 初めに、議長会関係の会議について申し上げます。 去る10月23日、東京都において令和5年度
中核市議会議長会第2回総会、11月1日、男鹿市において
全国市議会議長会基地協議会東北部会Bブロック会議、第31回定期総会が開催され、いずれも私が、11月8日、喜多方市において第183回福島県
市議会議長会臨時総会が開催され、私と副議長が、11月9日、東京都において
全国市議会議長会第233回理事会、第115回
評議員会合同会議が開催され、いずれも私が出席してまいりました。これらの会議の概要については、
タブレット端末へ配信しておりますので、ご了承願います。 次に、市長から、地方自治法第180条第2項の規定により、報告第24号 専決処分事項の報告がありました。これについては、既に
タブレット端末に配信しておりますので、ご了承願います。 次に、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、令和5年度第2回定期監査の結果に関する報告がありました。また、地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和5年9月分、10月分の
例月現金出納検査の結果について報告がありました。これらについては、既に
タブレット端末に配信しておりますので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。
---------------------------------------
△日程第4 議案第166号から議案第217号まで(市長の
提案理由説明)
○
佐藤政喜議長 日程第4に従い、議案第166号 令和5年度郡山市
一般会計補正予算(第5号)から議案第217号 郡山市
放課後児童クラブの指定管理者に管理を行わせる施設の変更についてまでの議案52件を、件名の朗読を省略し一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。品川市長。 〔
品川萬里市長 登壇〕
◎
品川萬里市長 本日ここに、令和5年郡山市議会12月定例会を開会するに当たりまして、当面する市政の課題並びに今回提出いたしました議案の概要等についてご説明申し上げます。 初めに、市政を取り巻く情勢について申し上げます。 まず、国の動向についてであります。 今月2日に
デフレ完全脱却のための
総合経済対策が閣議決定、20日に
総合経済対策の財源の裏づけとなる令和5年度補正予算(第1号)が国会に提出され、現在審議中であります。 これらは、高水準の賃上げや企業の高い投資意欲など、
コストカット型経済から変革を果たすチャンスを迎えている中、日本経済を新たなステージへ移行させるための
スタートダッシュを図る予算措置や制度改革等を示したものであります。 今後、本市への配分額等を確認した上で、実施する事業を整理するとともに、国の政策動向を注視し、時機を逸することなく市民生活、地域経済に即連動させる政策立案に努めてまいります。 次に、最近の景気動向と雇用情勢について申し上げます。 我が国の経済について、内閣府は11月22日発表の月例経済報告において、「景気は、このところ一部に足踏みもみられるが、緩やかに回復している。」として基調判断を下方修正しております。 また、日銀福島支店は11月13日発表の金融経済概況において、「県内景気は、一部に弱めの動きが見られるものの、着実に持ち直している。」と総括判断を据え置いております。 雇用情勢については、
郡山公共職業安定所管内の9月の有効求人倍率は1.60倍、前月比で0.08ポイント下回り、県全体の倍率と比較して、0.24ポイント上回っております。引き続き、情報の収集・分析・提供に努めてまいります。 次に、本市の音楽関係団体の活躍については、本年も目覚ましいものがありました。 小中学校では、10月8日、9日の
NHK全国学校音楽コンクールにおいて、郡山第一中学校が銅賞を、郡山第七中学校、大島小学校が優良賞を受賞したほか、
全日本合唱コンクール全国大会において、10月29日に郡山第一中学校が混声合唱の部で、郡山第七中学校が同声合唱の部で、それぞれ金賞を、また、11月12日に
朝日が丘小学校が銀賞を受賞しました。 また、
日本学校合奏コンクール全国大会では、11月5日のソロ&
アンサンブルコンテストで、橘小学校が全国1位に当たる
文部科学大臣賞を、11月18日、19日の
グランドコンテストで、橘小学校、郡山第二中学校が金賞・会長賞を、郡山第一中学校が金賞を受賞するなど輝かしい成績を収められました。 高等学校では、10月7日の
NHK全国学校音楽コンクールで、
郡山高等学校が銀賞を受賞し、10月28日の
全日本合唱コンクール全国大会で、
郡山高等学校が金賞を、
安積黎明高等学校が銅賞を受賞しました。 また、11月18日の
日本学校合奏コンクール全国大会グランドコンテストで、
郡山商業高等学校が銀賞を受賞するなど優秀な成績を収められました。 これらの結果は、日頃のたゆまぬご努力のたまものであり、児童生徒の皆様と、音楽活動を支えてこられた教職員、保護者の皆様に心から祝意と敬意を表します。
スポーツ関係団体の活躍については、高等学校の各種競技県大会において、ソフトボールでは10月14日に
郡山北工業高等学校及び10月17日に
帝京安積高等学校が、バスケットボールでは11月4日に
帝京安積高等学校が、サッカーでは11月5日に
尚志高等学校が優勝しました。 また、バレーボールでは11月23日に
郡山北工業高等学校及び郡山女子大学附属高等学校がそれぞれ優勝を飾り、
全国大会出場の切符を手にされました。 この栄誉に対し、選手、関係者の皆様に心から祝意と敬意を表します。 次に、大規模大会等の実施状況について申し上げます。 こおりやま産業博については、10月6日から8日の3日間、「NEW WORK、NEW WORLD~新たな出会い、拡がる世界~」をテーマに産学金官が連携し、商・工・農・観光・福祉・文化など本市産業の協奏により開催しました。 190の企業・団体の皆様に参加いただき、本市産業の魅力発信と
ビジネスマッチング推進が図られるとともに、
ワークショップ等を開催し過去最多となる2万4,186人の来場者がありました。 地域の
魅力発信セミナーについては、10月19日に、外務省や他の地方自治体との共催により、駐日外交団等へ本市をアピールするため、東京都内で開催し、「100年先の未来を切り拓く持続可能都市 郡山」をテーマに村上副市長がプレゼンテーションを行ったほか、あさか舞や日本酒等の特産品の試食・試飲や
伝統工芸体験等を通じ、来場者に本市の多様な魅力を体感いただいたところであります。 今後におきましても、様々な機会を捉え、海外への積極的なPRを進めるとともに、農商工の連携を図りながら観光誘客や産品輸出等を含めた産業振興につなげてまいります。 第38回いのちの
電話相談員全国研修会ふくしま大会については、10月26日から28日にかけ、
社会福祉法人福島いのちの電話開局26周年の
メモリアルイベントとして、ホテルハマツをメイン会場に開催されました。 第75回
都市計画全国大会については、今月16日から17日にかけ、
公益財団法人都市計画協会主催の下、けんしん
郡山文化センターをメイン会場に福島県では52年ぶりに開催され、全国から約300名の関係者に参加いただきました。 16日は国土交通省の鎌原宜
文大臣官房審議官による都市計画の基本政策に関する報告や研究発表会及び記念講演が行われました。 また、これまで都市計画に功労があった団体及び個人への表彰も執り行われ、本市につきましては
都市計画協会会長賞を受賞いたしました。 17日は3コースに分かれて、本市を含めた7つの都市の現地調査が行われ、本県の復興・創生の歩みや
都市計画事業に関する知見を深めていただいたところであります。 続きまして、当面する市政の課題について申し上げます。 初めに、令和5年台風第13号に伴う大雨災害に関する本市の対応については、10月25日に福島県から職員の派遣依頼がありましたことから、大雨により甚大な被害が発生したいわき市の早期の災害復旧に協力するため、来年1月から3か月間、公共施設(河川)の災害復旧工事の災害査定、設計積算、現場監督業務に当たる土木職職員を1名派遣する予定であります。 今後も被災地の早期復旧のため、関係機関と連携し、積極的に支援を継続するとともに、本市の防災体制全般の再確認を行い、万全の態勢で市民の安全・安心の確保に努めてまいります。 次に、市制施行100周年記念事業については、本市ではこれまで、オール郡山で市制施行100周年を創り上げるため、市内各界各層を代表する皆様で構成された大槻順一氏を座長とする「
郡山市制施行100周年
記念事業プロモーション委員会」を計6回開催し、委員の皆様からご意見を伺いながら、記念式典をはじめとする様々な記念事業について検討を進めてまいりました。 その結果、記念式典については、委員の皆様からいただいた「複数日での開催」や「多くの市民が参加できることが望ましい」などのご意見を踏まえ、けんしん
郡山文化センターにおいて2024年11月2日、3日の2日間での開催とし、1日目に表彰等を、2日目に100周年にふさわしい音楽祭を実施する方向で準備を進めております。 また、市制施行のシンボルとも言える郡山公会堂やその近隣の施設を会場とした、記念式典に合わせた各種イベントを予定しているほか、様々な記念事業も計画しております。 今後も引き続き、市制施行100周年が次の100年の礎となり、また、新たな歴史を創造する契機となるよう、万全の準備を進めてまいります。 なお、これらに関する今定例会提出議案につきましては、後ほど補正予算の概要でご説明を申し上げます。 次に、令和6年度当初予算編成については、「新時代100年創造都市実現型」課題解決先進都市の創生を目指す新年度予算を基本方針とし、現役世代が活躍しながら、次の世代に引き継ぐ基盤となる都市と地域づくりを推進するとともに、次の100年を見据え、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、地域や社会が幸せや豊かさを感じられる、SDGsのキーワード「ウェルビーイング」の向上を図り、「誰一人取り残されないまち郡山」の実現を目指すものであります。 特に、ベビーファースト事業の積極的展開による子育て支援や、自治力の強化と地域経済の持続的発展、サーキュラーエコノミーの実現などを主要な柱と位置づけ、あらゆる部局における多角的な取組を進めるとともに、部局間協奏や公民連携を加速してまいります。 次に、いじめの未然防止対策については、いじめ防止対策推進法(平成25年6月28日法律第71号)が2013年9月28日に施行されてから10年が経過しましたが、10月4日に文部科学省が公表した小・中・高校等におけるいじめの認知件数は約68万2,000件と過去最多であり、福島県においても前年比345人増の7,518件と増加傾向にあります。 こうした状況を踏まえ、本市においては、各学校の学級活動や生徒会活動等において、児童生徒参加型のいじめ防止の取組を推進するとともに、健全育成を図る取組について学校運営協議会の話題としていくよう働きかけてまいります。 次に、(仮称)歴史情報・公文書館については、令和6年度の開館を目指し、デジタルコンテンツ及びアーカイブシステム等の展示システムを整備するとともに、令和4年度に策定いたしました歴史公文書の選別基準に基づき、後世に引き継ぐ歴史公文書を選別し、収蔵準備を進めてまいります。 続きまして、提出議案等の概要について申し上げます。 初めに、補正予算の概要であります。 今回の補正予算は、新規課題・市民生活の新たな需要へ対応するため、未来への戦略的投資の拡充、循環型社会強化・気候変動対応(カーボンニュートラル)、住民サービス・施設等の改善を3つの柱として時宜にかなった予算を編成いたしました。 この中には、市制施行100周年記念事業の円滑な実施や、令和6年度当初からの速やかな事業着手を図るための債務負担行為の設定なども含まれており、本市にとって記念すべき節目である2024年へ向け、遺漏のないよう準備を進めてまいります。 それでは、主要な事務事業について申し上げます。 初めに、未来への戦略的投資の拡充についてであります。 まず、市制施行100周年記念事業のうち、今定例会に補正予算を計上している事業について、2024年の実施時期による時系列順にご説明申し上げます。 5月には、第59回郡山市こどもまつりを開催する予定であり、市民団体等が出展する各コーナーでのスポーツや工作体験等のほか、市制施行100周年記念事業として来場者参加型ステージイベントやスタンプラリー、さらには子どもの権利条約やこども基本法など、子どもについて考える機会を提供します。 また、同じく5月にテレビ東京の人気番組である「開運!なんでも鑑定団」の人気コーナー「出張!なんでも鑑定団」をけんしん
郡山文化センターで公開収録します。 6月には、次代を担うZ世代の思いを乗せた楽曲を本市フロンティア大使であるGReeeeNが制作を開始する予定であります。 7月には、県内初の取組として、大学等に進学を希望する高校生を対象に、進学説明会と職業体験イベントを同時開催する学生Uターン・地元雇用促進事業、未来ビューこおりやまと仮称しておりますが、を実施します。 8月には、さらなる地域の一体化の醸成と魅力向上を図るため、うねめまつり実行委員会の方針の下、ガバメントクラウドファンディングを活用し、本市フロンティア大使である箭内道彦氏のプロデュースによる新たな歌と踊りを加えたうねめまつりを開催いたします。 11月には、プロモーション委員会の提言を踏まえ、記念式典2日目に市民とプロの演奏家との共演による市民参加型の100周年を記念する音楽祭を開催します。 また、記念式典に合わせて、本市発展の礎となった安積疏水・安積開拓の歴史を学び、水資源の大切さや、開拓者精神を次の世代へ引き継ぐため、市内のホテルにおいて、(仮称)安積疏水・安積開拓シンポジウムでの基調講演やパネルディスカッションなどを予定しております。 さらに、郡山公会堂と、その近隣に位置する中央公民館や中央図書館などにおいて、多くの方々に参加いただける記念事業を予定しております。 以上、100周年記念事業8件に係る債務負担行為計上額は、7,696万円であります。 次に、育児休業サポート職員の採用については、これまで、男性職員は比較的短期間の育児休業取得が多く、代替職員を配置できない場合が多いことから、短期間の取得にも対応できる育児休業サポート職員(
会計年度任用職員)の採用に要する経費を計上しております。 次に、
放課後児童クラブの増設については、来年度以降の入所児童数の増加に対応するため、行健、大槻、大島、行徳小学校の4クラブに4教室の増設及び1教室の移転を行い、140名の定員増に要する経費を計上しております。 次に、小学校教師用指導書等購入事業については、小学校49校、義務教育学校2校、計51校においてクラウド版指導者用デジタル教科書を採用し、授業に活用しているところであります。 令和6年度から使用する教科書が新たに採択されることに伴い、指導者用デジタル教科書の更新に要する債務負担行為を計上しております。 次に、循環型社会強化・気候変動対応(カーボンニュートラル)についてであります。 市の施設全体について、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、環境負荷の低減を図る取組として、ZEB(ゼブ)化やLED化などを推進しております。 その中で、東山霊園管理事務所については、供用から51年が経過し、老朽化が著しいことから、公共施設としては、東北初となるエネルギー消費量正味ゼロのZEB化を含めた移転改築に要する債務負担行為を計上しております。 道路照明LED化事業については、環境負荷の低減と維持管理の費用削減を図るため、LED道路照明の整備や維持管理を行うESCO事業に要する債務負担行為を計上しております。 次に、住民サービス・施設等の改善についてであります。 シティプロモーション推進事業については、郡山駅前商業施設ATⅰ屋上の市PR看板が設置から10年を迎えることから、修繕と併せ新たなデザインへのリニューアルに要する経費を計上しております。 障がい者授産支援事業については、さらなる障がい者の工賃向上や社会参画の促進を図るため、農商工連携を積極的に推進するなど、来年4月から当該事業を拡充し実施するための債務負担行為を計上しております。 次に、公共工事の早期発注については、発注時期の平準化や工事の早期完了を図るため、ゼロ市債を活用し、道路維持管理事業等に係る債務負担行為を計上しております。 次に、職員等の給与改定については、本年の人事院及び福島県人事委員会勧告を踏まえ、特別職等の期末手当、一般職の給料月額や期末勤勉手当等の額を引き上げるものであります。 また、
会計年度任用職員につきましては、今年度から一般職と同様、月例給及び期末手当の引上げについて、本年4月1日に遡及して適用するとともに、来年度から勤勉手当を支給するものであり、関係条例の議案を提出しております。 以上が補正予算の概要であり、この結果、
一般会計補正予算案は、9億4,149万4,000円の増額、累計では、1,490億9,725万7,000円となり、前年度同期に比較し、1.4%の減となります。 また、特別会計補正予算案は、国民健康保険特別会計など、13の特別会計において、それぞれの目的に沿った経費を計上しております。 この結果、特別会計補正予算総額は、6億297万5,000円の減額、累計では、1,053億7,727万2,000円、前年度同期に比較し、1.3%の増となります。 したがいまして、一般及び特別両会計の補正予算額は、3億3,851万9,000円、累計額では、2,544億7,452万9,000円となり、前年度同期に比較し、0.3%の減となります。 次に、条例及びその他の議案としては、郡山市
行政センター設置条例の一部を改正する条例など条例議案13件及び富久山町久保田字大原普通財産の売却に係る財産の処分や郡山市
総合福祉センター等の指定管理者の指定についてなど、その他の議案25件を提出しております。 よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 なお、本会期中に、国の動向でご説明申し上げた現在国会で審議中の補正予算(第1号)の活用に伴う補正予算議案、並びに人事案件を追加提出する予定でありますので、あらかじめご了承をお願い申し上げます。 以上です。
○
佐藤政喜議長 提案理由につきましては、後ほど
タブレット端末へ配信いたします。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時30分 散会...