• "服部良一"(/)
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  1. 福島市議会 2020-07-31
    令和2年7月31日文教福祉常任委員会-07月31日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和2年7月31日文教福祉常任委員会-07月31日-01号令和2年7月31日文教福祉常任委員会  文教福祉常任委員会記録  令和2年7月31日(金)午前10時27分~午前11時54分(9階909会議室) 〇出席委員(9名)   委員長      萩原太郎   副委員長     沢井和宏   委員       山田 裕   委員       斎藤正臣   委員       佐原真紀   委員       二階堂利枝   委員       小野京子   委員       粕谷悦功   委員       半沢正典 〇欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者健康福祉部こども未来部教育委員会)   健康福祉部長                 山田 準
      健康福祉部次長                加藤睦雄   健康福祉部参事生活福祉課長         早尾公一   生活福祉課生活支援係主任           朝倉克志   障がい福祉課長                氏家 誠   障がい福祉課課長補佐兼障がい庶務係長     黒須康光   障がい福祉課障がい給付係長          菅野 賢   こども未来部長                佐藤博美   こども未来部次長               佐藤光憲   こども政策課長                菅野康祐   こども政策課こども政策係長          松川利春   こども政策課子育て支援係長          松浦史憲   こども家庭課長                佐藤健治   こども家庭課こども発達支援センター主任    高子成美   幼稚園・保育課長               服部良一   幼稚園・保育課課長補佐幼保管理係長     小林達矢   幼稚園・保育課主任主査幼保指導係長兼主任  髙村弘子   幼稚園・保育課幼保給付係長          大成高志   教育長                    古関明善   教育部長                   矢吹淳一   教育部次長教育総務課長           清野 浩   教育総務課課長補佐庶務係長         秋葉英紀   学校教育課長                 横山貴英   学校教育課課長補佐庶務係長         八島真寿美   学校教育課指導係長              柏谷智也 〇案件   1 議案審査健康福祉部)     議案第100号 令和2年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分   2 議案審査こども未来部)     議案第100号 令和2年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分   3 議案審査教育委員会)     議案第100号 令和2年度福島市一般会計補正予算中、教育委員会所管分 ─────────────────────────────────────────────                午前10時27分    開  議 ○萩原太郎 委員長  おはようございます。ただいまから文教福祉常任委員会を開会いたします。  審査日程についてお諮りいたします。お手元に配付の印刷物のとおり審査を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  ご異議ございませんので、そのように進めます。  健康福祉部の審査を行います。  議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎健康福祉部長 資料を準備しておりますので、配付をさせていただいてよろしいでしょうか。 ○萩原太郎 委員長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎健康福祉部長 それでは、詳細につきまして健康福祉部次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎健康福祉部次長 議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算(第5号)中、健康福祉部所管分について説明をさせていただきます。  配付させていただきました委員会資料の1ページを御覧ください。令和2年度一般会計補正予算健康福祉部、課ごとの明細となります。歳入では、障がい福祉課分歳出補正に関連する国庫支出金で2,400万円の追加補正、歳出では、生活福祉課が1億8,200万円、障がい福祉課が2,400万円の追加補正となります。  補正予算事業内容を説明させていただきます。配付資料の2ページ上段の表を御覧ください。補正予算説明書は8から9ページになります。所管は生活福祉課です。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、事業名、赤ちゃん応援特別定額給付金給付事業費の1億8,200万円の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症対策費追加で、新型コロナウイルス感染症への不安を抱えながら子育てをする保護者を支援するため、現金給付を行うものであります。事業の対象者は、令和2年4月28日から令和3年3月31日までに出生した子で出生後最初の住民登録が福島市にある者、1人につきまして保護者へ10万円を給付します。給付を想定する対象者数は1,800人となります。  次に、配付資料2ページ下段の表を御覧ください。補正予算説明書は同じく8から9ページになります。所管は障がい福祉課です。3款民生費、1項社会福祉費、2目障害者福祉費、事業名、就労継続支援事業所支援給付金給付事業費2,400万円の補正につきましては、本市に所在する新型コロナウイルス感染症の影響で生産活動収入が減少した就労継続支援事業所を支援するものであります。対象となる事業所は、令和2年1月以降、1か月の生産活動収入が前年同月比で50%以上の減少または連続する3か月の生産活動収入が前年同期比で30%以上減少した事業所となります。財源は国庫支出金10分の10となります。  議案第100号令和2年度一般会計補正予算健康福祉部分の説明は以上となります。 ○萩原太郎 委員長  それでは、ご質疑のある方はお述べください。 ◆斎藤正臣 委員  まず、赤ちゃん応援特別定額給付金についてお伺いしたいのですけれども、対象の人数1,800人の根拠というのはどういったところなのでしょうか。 ◎健康福祉部参事 本市の出生数ですけれども、平成30年度につきましては1,855人となっておりまして、1か月当たり約160人の出生数でございますので、今回対象となります4月28日から来年の3月までということで、毎月の160人掛ける11か月として、およそ1,800人という計算でございます。 ◆斎藤正臣 委員  そういう見込みであるということではじき出した数字ということで、分かりました。  次に、就労継続支援事業所への支援の給付金についてお伺いしたいのですけれども、給付の対象と見込んでいる48事業所というのは、これは現在福島市での対象となるその事業所の全ての合計の数ということでよろしかったでしょうか。 ◎障がい福祉課長 事業所は50あるのですけれども、既に持続化給付金給付対象となっている事業所2つありますので、それを除いた48事業所で試算しております。 ◆斎藤正臣 委員  持続化給付金の対象とならなかった事業所48施設に対しての支援ということで、分かりましたけれども、例えば前年度の売上げが比較できない、例えば今年度開所した事業所などはこの事業の対象にはならないのでしょうか。逆に言うと、今年度、その前年度の売上げがない、算定できない、そういう事業所、この48事業所の中にあるのですか。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 48事業所の中に今回の補助事業の対象とならない事業所は3つございまして、その3つという事業所はいずれも令和2年4月以降に開所した事業所ということで、4月以降の開所した、生産活動収入が発生した事業所については今回の事業に対象とならないというふうになってございます。 ◆斎藤正臣 委員  そうすると、給付金の対象、こちらで48事業所、50万円掛ける48事業所と記載ありますけれども、実際は45事業所が申請するだろうと。残りの3つは間違いなく申請できないというようなお話だったと思うのですけれども、そういった事業所に対しての今後福島市独自での支援というものは、ご検討はされているのでしょうか。 ◎障がい福祉課課長補佐 まず、48事業所なのですけれども、今ほど給付係長のほうでご説明したのは、48以外に3事業所があるというふうな説明でございます。説明が足りなくてすみません。48事業所が一応該当になるということでこの積算をしておりますが、その48事業所全てがこの50%、あるいは3か月30%以上の減少があるとは限らないものですから、今年度、この事業については令和2年度中の事業ということで、今コロナの影響で大都市圏から地方のほうに広がりつつある状況も見据えまして、今後、以前よりも生産活動が落ち込む状況も考えられることから、今年度立ち上げた事業所以外の事業所全てを対象とした試算として48事業所ということを考えてございます。  あと、もし仮に今後の、この事業が該当しなかった場合なのですけれども、就労継続支援事業所、今ほどお話ししたとおり、コロナの影響が長期化するということは想定されますので、一過性の支援ではなくて、長期的に、継続的に生産活動が確保できるような施策というところを今後考えていかなくてはならないなというところがあります。その中で、授産品を販売している事業所が相当減収しているという状況は調査の中で分かっています。結局イベント等で販売する機会が相当ないのです。それで、昨年度から市庁舎で月に1回開催しておりましたいきいき!ふくしマーケットを5月から月2回開催しまして、さらに7月2日からは市のホームページにおいて授産品を紹介しますいきいき!ふくしマーケットオンラインを開設して、コロナの状況下でも販売できるような施策を考えてございます。さらに、明日になりますが、ちょっとPRにもなりますが、8月1日、福島駅前通りを会場に、いきいき!ふくし夏祭りを開催します。こちらも授産品の販売機会拡大に努めるといいますか、斎藤委員のほうにもちょっとお手伝いいただいてやるものなのですけれども、そういう形で生産活動収入確保に取り組みつつ、今後もコロナの状況を見つつでございますが、事業所さんのニーズに合ったような形で施策を展開して、生産活動収入確保のために支援をしていきたいと考えてございます。  以上です。 ◆斎藤正臣 委員  ありがとうございました。  最後なのですけれども、今年度、令和2年度に開所したその3事業所というのは、その授産品を生産するような施設なのでしょうか。そこは分かりますか。後ででもいいですけれども。 ◎障がい福祉課長 後ほどでよろしいでしょうか。 ○萩原太郎 委員長  よろしいですか。 ◆斎藤正臣 委員  はい。 ◆小野京子 委員  赤ちゃん応援特別定額給付金の件なのですけれども、申請方法というとオンライン申請、また郵送となっていますけれども、かんたん申請システムと説明があったのですが、どういうふうにされるのか、教えていただけますか。 ◎生活福祉課生活支援係主任 福島市かんたん申請において、スマートフォンもしくはパソコンのほうから保護者の方が入力していただくようなフォームを作成し、そちらで申請書の受領ということで進めてまいる考えでございます。 ◆粕谷悦功 委員  この赤ちゃん応援特別定額給付金事業だけれども、これ1億8,200万円の財源、一般財源ということなのだけれども、これ今回の市長提案説明があったときの地方創生臨時交付金、これを使うやつの事業ということでいいのかな。 ◎健康福祉部次長 今回の補正予算書6、7ページのほうに記載があるのですけれども、地方創生臨時交付金の追加、それを一回予算に入れて、それを一般財源化して充てているという形です。 ◆粕谷悦功 委員  従来の福島市が持っていた財源から、どこの費用を持ってくるか分からないけれども、だから、そういう費用ではなくて、いわゆる国から交付金もらった内容、これはある程度こういう事業に使うということを交付金でも限定されている交付金で来ているのかい。交付金だって、これ何のあれもないから、何にでも使える交付金なのだよな。だから、それどうなっているのだい、これ。 ◎健康福祉部長 この交付金は、自治体の人口とか、それから新型コロナ感染状況によって自治体ごとに配分される交付金なのです。使い方については、コロナ対策の中で医療体制の整備であるとか、地域経済の再生、回復に係る事業に、そういったものに充てていいですよというふうになっております。この赤ちゃん交付金についても、全国で実施したいというふうな自治体も結構あったものですから、国のほうに照会して、国のほうでも赤ちゃん交付金についても対象とするというような回答いただいておりますので、そのようなことで今回やらせてもらうものでございます。 ◆粕谷悦功 委員  分かりました。国の財源を有効に活用して、福島市の財政状況の圧迫を回避するわけではないけれども、財政そんなに厳しいわけではないのだけれども、そういう取組でやっているということだよね。これ所管は違うけれども、ほかも全部一緒なのかな、これ、多分。  それと、この48事業所というのは、大体どういう事業所になっているのだい。事業区分でどういうふうになっているのだい、これは。これ製造業でも何でもみんな入るのでしょう。 ◎障がい福祉課課長補佐 48事業所の内訳は、役務、いわゆるデータ入力だったり、あと下請作業、そういうものをやっている事業所さんと、あと授産品の販売を、小物だったり食べ物だったり農作物だったり、やっているところと、あと店舗、お店を展開しているところで、ちょっと割合でいうと、役務が24事業所さんで、授産品が22事業所さん、あと店舗が残りなので、2事業所さんですか。 ◆粕谷悦功 委員  店舗は2事業…… ◎障がい福祉課課長補佐 2事業所さんが今回の該当になって、1事業所さんは別のところ該当、持続化給付金等でなっているので、そういう形になっています。 ◆粕谷悦功 委員  例えば食事するところでも何でも行かないから、商売やっている人たちが相当皆さん、売上げが減っているように思うのだけれども、2店舗というのは意外と少ないように思うのだけれども、そんな状況なのかい。 ◎障がい福祉課課長補佐 もともと3店舗しかないのですけれども…… ◆粕谷悦功 委員  事業所としてやっているのは。 ◎障がい福祉課課長補佐 やっているところは3店舗しかないので、少なく感じるかと思いますが。 ◆粕谷悦功 委員  ということは、ほかはみんな個人店か。これどうなっているのだ。 ◎障がい福祉課長 障がい福祉サービスの事業所で、いわゆる昔の授産施設のことなのです、これ。なので、雇用契約を結んで、しっかり給料としてお金をもらえる事業所と、あと要は工芸品とかクッキーとかお菓子とかを売った工賃として賃金をもらう2経路があって、大多数が雇用契約を結ばない事業所が大半なのです。ですので、昔の授産施設と思ってください。 ○萩原太郎 委員長  ほかにございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  なければ、質疑を終結いたします。  先ほどの斎藤委員のですか。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 先ほど斎藤委員のご質問にありました、対象とならない3事業所についてですけれども、1つが授産品を販売等している事業所になりまして、主に軽食を提供している事業所になります。残りの2つは、役務を提供しているところでして、企業からのデータ入力であるとか、そういったものの請負をしている事業所になります。 ○萩原太郎 委員長  斎藤委員、よろしいですか。 ◆斎藤正臣 委員  分かりました。 ○萩原太郎 委員長  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  なければ、自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。
     お諮りいたします。議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  ご異議ございませんので、議案第100号中、健康福祉部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉部の審査を終了いたします。  当局退席のため、暫時休憩をいたします。                午前10時47分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前10時50分    再  開 ○萩原太郎 委員長  委員会を再開いたします。  こども未来部の審査を行います。  議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎こども未来部長 本日ご審議いただきますのは、補正予算に係る議案1件でございます。  説明に先立ちまして資料を配付させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。 ○萩原太郎 委員長  はい、お願いいたします。      【資料配付】 ◎こども未来部長 それでは、議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分についてご説明申し上げます。  次長よりご説明申し上げますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ◎こども未来部次長 議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算(第5号)中、こども未来部所管分についてご説明申し上げます。  ただいまお配りいたしました委員会資料の1ページを御覧ください。こども政策課こども家庭課及び幼稚園・保育課の補正で、全て新型コロナウイルス感染症対策関連になります。歳入1億9,894万円、歳出1億9,894万円の補正をお願いするものです。  資料の2ページを御覧ください。初めに、こども政策課所管分についてご説明申し上げます。なお、表中、一番左側の欄に補正予算説明書のページを記載してございます。3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業名、放課後児童健全育成事業費5,375万円は、緊急に必要となる感染拡大防止対策並びに感染症対策を徹底しながら事業を継続的に実施するための支援を行うことで、安全な環境整備を図るものでございます。初めに、感染症を防止する観点からこれまでも実施してまいりましたマスクや消毒液等衛生用品感染防止のために備品の購入に加え、職員が感染症対策の徹底を図りながら事業を継続的に実施していくために必要な経費の支援、かかり増し経費は職員が消毒、清掃等を行った場合の超過勤務や休日勤務の感染症対策に関する業務実施に伴う手当、施設の感染防止対策の一環として職員個人が施設や日常生活で必要とする物品等の購入経費感染防止対策強化のため職員のスキルアップ研修受講経費など、新たに対象用途を拡大し、1クラブ当たり50万円を限度に追加を補助するものでございます。また、クラブにおいて感染者や濃厚接触者が発生した際、臨床心理士等の派遣をし、職員のメンタルヘルス相談を行ったり、感染予防策習得のため医療機関感染症専門家などからアドバイスを受けることができるなど、継続的に運営していくための体制整備を支援する経費でございます。事業の財源は県10分の10です。  3ページを御覧ください。次に、上段、事業名、ファミリーサポートセンター運営費50万円、下段、事業名、地域子育て支援拠点事業1,150万円、4ページ上段、事業名、児童センター運営費100万円、下段、3款民生費、2項児童福祉費、3目児童福祉施設費、事業名、児童公園管理費50万円、5ページ、事業名、児童センター管理費150万円の各事業につきましては、公立、私立、委託、指定管理によって若干の違いはありますものの、先ほど放課後児童健全育成事業費の前段でご説明申し上げました衛生用品の購入やかかり増し経費と同様の用途となり、1施設当たり50万円を限度に支援するものでございます。事業の財源は県10分の10です。  6ページを御覧ください。続きまして、こども家庭課所管分についてご説明申し上げます。3款民生費、2項児童福祉費、3目児童福祉施設費、事業名、こども発達支援センター施設管理費24万円は、こども発達支援センター感染拡大防止を図りながら運営をするための衛生用品等を購入する経費です。通所系医療型児童発達支援施設でありますことから、限度額が24万円となります。事業の財源は県10分の10です。  資料の7ページを御覧ください。幼稚園・保育課所管分についてご説明申し上げます。上段、3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、事業名、保育施設等感染症防止対策支援事業費1億2,495万円は、先ほど放課後児童健全育成事業費で説明いたしました衛生用品の購入やかかり増し経費などと同様になります。1施設、1事業当たり50万円を限度に補助するものでございます。また、保育施設等において感染者や濃厚接触者が発生した際、臨床心理士を派遣し、職員のメンタルヘルス相談を行ったり、感染予防策習得のため医療機関感染症専門家などからアドバイスを受けることができるなど、継続的に運営をしていくための体制整備を支援する経費でございます。事業の財源は県10分の10でございます。  最後に、下段、10款教育費、5項幼稚園費、1目幼稚園費、事業名、幼稚園総務運営費500万円は、市立幼稚園に対する衛生用品の購入、感染症対策の徹底を図りながら事業を継続的に実施していくかかり増し経費分であり、1園当たり50万円を限度に実施するものでございます。事業の財源は県10分の10です。  説明は以上です。 ○萩原太郎 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆沢井和宏 委員  かかり増し経費の中にインターネット環境の整備とあるのですけれども、あるものとないものがあるのですけれども、ないところはそのインターネットがもう設備ができているから、ないのかということが1点と、あとインターネット環境整備が具体的にコロナ対策とどう関わっているのかというのをちょっとお聞きしたいのですけれども。 ◎こども政策課子育て支援係長 まず、1点目、インターネットの関係の部分があるものとないものということのご質問でしたが、例えばですけれども、ファミリーサポートセンターなど、もともとインターネットの環境が今ないような状況のところもありますので、今回の経費は、2番目の質問にも関連してきますが、今回の経費の趣旨としては接触を避けるというところでありまして、オンラインでの面談であるとか相談であるとかというところを実施するための経費の支援ということで、パソコンやタブレットなどを購入するための経費の支援となっております。ファミリーサポートセンターなど、もともとインターネットの環境がないところでは、それに関連する通信運搬費であるとか、通常にかかる部分と今回とはまた別途の対象になっていないというところがありまして、今すぐに導入できるような施設、環境が整っているところについて今回要求をしているというふうになります。 ◆小野京子 委員  2ページなのですけれども、相談がある場合、臨床心理士の2人の専門家が回るということなのですけれども、これは申込みをするのか、それとも計画的に回っていかれるのか、その方法はどのようにされるのですか。 ◎こども政策課子育て支援係長 今想定をしているのは、感染者が発生した場合であるとか、あとその発生した方の濃厚接触者とかが各施設内にいた場合に、職員の方の精神的な不安であるとか、あと一体どういうふうな対応していいのかとかいうところの相談を想定しております。ですので、発生した場合を想定しての予算という形で、定期的に回るとか、今の時点では、計画的にどこの施設を回るとかというところは今のところないのですが、想定としては発生した場合の対応というふうに今のところ考えております。 ◆小野京子 委員  そうしますと、発生した場合ということなのですが、発生しなくてもやっぱりちょっと不安だとか、保護者からこういう相談を受けたとかという、そういう相談ということは対応できないのですか。 ◎こども政策課子育て支援係長 委員おっしゃったとおり発生しない場合であって、不安を抱えているという声があった場合には、そういうところには派遣をして、フォローしていくというようなことは検討しております。 ◆小野京子 委員  あと、発達相談センターにおいて臨床心理士として働く方がなかなかいらっしゃらないということも聞いていたので、これは新たに2名を雇用されてやるのか、それとも今いる方が回って、相談を受けるようになるのか。その職員の体制はどのようになるのか。部局が違うかなと思いますけれども、もし分かれば。 ◎こども政策課子育て支援係長 今いる職員ではなく、新たに別途臨床心理士の方を依頼するような部分での費用になっております。 ◆斎藤正臣 委員  臨床心理士さんの話で関連なのですけれども、先ほどの小野委員の質問の中での回答で、ちょっと聞き逃したのですけれども、今回の事業の中で、保護者の方からのご相談というのは臨床心理士では受けられるのですか。 ◎こども政策課子育て支援係長 今回の補正予算の部分でいいますと、施設を継続的に運営していくためというところでありますので、施設職員の不安の解消というところになっております。ですので、直接的に保護者さんに臨床心理士さんが面談するということではなくて、施設の職員に対して臨床心理士さんの面談を行って、不安を解消していく。今回のことの一番の趣旨が施設を継続的に運営していくというところにありますので、対象となっているのは職員ということになっております。 ◆斎藤正臣 委員  その事業の中身は分かりました。  ちょっと別な質問なのですけれども、資料の4ページ下段の児童公園に関してなのですけれども、この事業の対象となる施設というのは児童公園の中の職員さんが待機されている場所の施設の中のお話なのでしょうか。 ◎こども政策課子育て支援係長 特に(2)番のほうのかかり増し経費という部分は、施設の待機されている職員の部分というふうになります。 ◆斎藤正臣 委員  (1)の部分というのは、例えば遊具、外に遊具ありますよね。一方、職員さんが待機されている事務所ありますよね。例えばアルコール消毒液なんかは外でも必要ですし、中でも必要となりますけれども、この事業の中での費用として見込めるものは、職員さんがいらっしゃる施設の中のものだけなのか、それとも遊具などに、屋外に設置するようなものも見込まれているのか、それはどちらなのですか。 ◎こども政策課子育て支援係長 今委員おっしゃった両方になります。 ◆斎藤正臣 委員  これすごく疑問で、上限が決まっているので、もうこれはしようがないことだとは思うのですけれども、例えばファミリーサポートセンターの事業所なんて中町にあるところですよね。私も行ったことあるのですけれども、あれぐらいの施設の上限50万円だから、しようがないのですけれども、児童公園で外の遊具のところまで設置するものを購入したら全然金額違うと思うのです。これ50万円で果たして足りるのかどうかというようなところは、児童公園、指定管理されている方々の要求というか、需要に対しての供給の部分でうまくバランスが取れているものなのですか、それは。50万円の中で収まりそうなのでしょうか。 ◎こども政策課子育て支援係長 今回の部分の限度額50万円でありますが、6月の議会のときにも、必要な物品ということで計上させていただいた部分があります。あとは、通常の経費の中で対応するというところがあります。あとは、マスクであるとか消毒液であるとかは市全体としての寄附であるとか購入、配分になったところがありますので、その中で対応していきたいと思っているところです。 ◆粕谷悦功 委員  これ今まで国の第一次補正、第二次補正、定例会議含めて同じことがいっぱい出てきて、この補助になっているのだけれども、例えば衛生用品や備品購入に対する補助とか、それで福島市は福島市で国の補正予算で決まったらやって、重複しているのだけれども、ここの事業でいろいろ全部あるのだけれども、似たようなやつ。例えばインターネットなんかも整備費用出すとかいうのがあったわね、いろいろ。今回単独で、県からの補助に基づいて独自にやっているこの取組の内容というのは、今までの取り組んでいる内容のほかに、独自にこのことは今回補助事業でやっているというやつはあるのかな。何か重複しているのだ。なくなるから、補助しても、今斎藤委員言ったように、使ってしまったらなくなるから、それでまた県の補助でもってそういう衛生用品なんかは購入するとか、これはあり得るのだろうけれども、独自でやっているこの中の事業というのはあるのかい。この補助事業があったから、これは県の補助に基づいて新たに取り組む事業というやつはこの中にあるのかい。 ◎こども家庭課長 6ページでございますけれども、こども発達支援センターの施設管理費、こちらにつきましては障害者の補助メニューになるのですけれども、障害者施設の感染予防対策及び発生した際のために設けておりますので、これは今回初めて計上したところでございます。 ◆粕谷悦功 委員  6ページのこども発達支援センターの管理費ね。そのほかは、あとないのかい。これは、重複してやっても構わないのだけれども。 ◎こども政策課子育て支援係長 衛生用品、例えば2ページ、先ほどの放課後児童健全育成事業でいいますと、(1)番のところは委員おっしゃられていたとおり今までもあった部分であります。今回新たに追加になった部分というのは(2)番というのと(3)番、ここは新たにできたものでありますので、追加になっているようなものになります。 ◆粕谷悦功 委員  全部2番、3番に関係するやつは新たに今回やっているやつかい、これ。かかり増し経費というの、どこにでもあるのだけれども、全部。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 7ページの幼稚園・保育課の部分でございますが、委員おっしゃるとおり、(2)番、(3)番は今回新たに取り組むものでございます。また、下段の幼稚園の部分、こちらにつきましても(2)番については新たに取り組むものになります。 ◆半沢正典 委員  さっきの小野委員の質問の感染者等の発生に合わせた云々のことなのですけれども、これ県の事業でしょう、10分の10だから。県は、今言ったように、ちょっと曖昧な話だったのですが、感染者が発生したところに対する相談のための事業なのか、それとも今言ったように拡大解釈できるという形で県から下りてきているのか、その辺はっきり教えてほしいのですけれども。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 実はこれ県のほう10分の10という財源なのですけれども、もともと国の交付金を財源とした事業でございまして、その内容としては発生に合わせたということに限定するものではございません。ただ、4月に保育施設で濃厚接触者が発生した際、そのときやはり現場から職員のメンタルヘルスケアをしてほしいというような声が上がって、市としても対応してきた部分でございますが、その事例を踏まえまして、今回この発生した場合に対応したいというふうに提案させていただいてございます。 ◆半沢正典 委員  すみません。ちょっと理解できないのですが、この事業が、では保育施設なり児童施設で発生していなくても、市内で発生しての相談一般については、この事業で職員向けに対応できるという理解でいいわけですか。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 今時点で想定しているのは、発生した場合というふうに想定はしておりますが。 ◆半沢正典 委員  それは、発生した場合が、それは事業所なのか、それとも市内全体でどこかで発生した場合なのか、その辺はどういう解釈なのですか、市のほうとしては。 ◎幼稚園・保育課長 ただいまのご質問ですけれども、今回の内容はもともと国の仕組みがあって、県が補助金を交付するという事業ですけれども、対象が児童福祉施設等ということで、その事業の対象が決まっています。委員のご質問は、今回補正で上げさせていただいた施設のほかの事業所も対象になるのかというご質問かと…… ◆半沢正典 委員  全然違う。 ◎幼稚園・保育課長 失礼しました。 ○萩原太郎 委員長  では、もう一度。 ◆半沢正典 委員  もう一度って、分かるでしょう。 ◎こども未来部次長 今回の二次補正によって発生した、県が実施主体となってやる補助メニューという形になるのですけれども、今回の部分については。二次補正の中で国のほうで定めたものについては、基本的には相談窓口を設置する、もしくは派遣をすることがメインのものでございます。私どもの要求上の積算の金額については、臨床心理士を発生した場合に派遣をするという形で取らせていただいておりますが、不安によって園の運営が難しいとか、そういったことの相談があった場合には各園のほうに、希望している施設のほうにそういった相談のための臨床心理士の派遣ももちろんですし、感染症対策予防の専門家の意見を聞くとか、そういったことができるようなスキームになっておりますので、いわゆる予防のため、発生後の運営のため、両方使えるものでございます。 ◆半沢正典 委員  そうしますと、先ほど係長が言った施設の発生に合わせてというのは違うということでいいわけですか。 ◎こども未来部次長 先ほど係長のほうで申し上げましたのは、予算を取る上での積算のための考え方ということで、ご説明の仕方がちょっと申し訳なかったのですけれども、予防策としても使えるものというふうに改めてお願いできればと思います。 ◆半沢正典 委員  そういう形であれば、それはそれでいいと思います。普通積算は、施設数を掛ければ普通に積算できるはずで、対象施設を。その積算の根拠の対象施設をやるから、事業内容の拡大解釈をするというのはまた何か別の話で、なかなか理解に苦しむのですけれども、そういうことでいいわけですか。 ◎こども未来部次長 積算をする上で、来ていただくといいますか、訪問していただく方が臨床心理士が必要な場合とそれ以外の方々が必要な場合があると思います。これは、あくまで積み上げのときのお話なものですから、全体の事業の考え方とはちょっと切り離して考えていただければと思うのですが、皆さんご承知のとおり臨床心理士さんの単価って結構お高いものですから、そのために臨床心理士の金額を基に今回の事業費の積算には使わせていただいたという形になっております。 ◆半沢正典 委員  何か論点がずれてきているような気がしてならないのですが。では、要するにこの事業は感染症等の発生に合わせてという形だけということで解釈すればいいわけですか。それでは、事業概要の説明なんか要らないのではないか。 ◆粕谷悦功 委員  ここの1億2,495万円かな、これは。ここの予算。それで、例えば1と2の事業内容の予算は幾らになっているの、これ。3番は大体幾らを見込んで、こういう予算になったのだい。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 1と2を合わせまして1億2,000万円でございます。7ページの(3)番につきましては495万円。      【何事か呼ぶ者あり】 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 今幼稚園・保育課部分だけでお答えしているのですが、すみません。7ページの委員おっしゃった1億2,495万円の内訳ということで、(1)番と(2)番を合わせまして1億2,000万円、それから(3)番につきましては495万円という内訳になっております。 ◆粕谷悦功 委員  そうすると、その相談事業とか、こういうものの専門家を派遣する支援とか、これは495万円くらいで対応を図るということになっているのだね。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 そのとおりでございます。 ◆粕谷悦功 委員  これの495万円の算出基本、基準というかな、これはどういうふうになっているのだい。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 先ほど次長が申し上げました臨床心理士さんの1日の単価を4万5,000円で見ております。掛けることの施設数が、保育施設の大体約1割、市内の、それを見込みまして11施設の5日間掛ける2人ということで、495万円を算出しております。 ◆粕谷悦功 委員  そうすると、相談が施設の1割、11施設くらいということを想定したというか、そのくらいだろうということをベースに、派遣人員が2人で、495万円というふうにしたということなのだ。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 そのとおりでございます。 ◆粕谷悦功 委員  そうすると、コロナウイルスが発生したという、そういう施設、そこはもちろんその施設、職員関係のいろんな問題を抱えることで臨床心理士が行ったりして、そういう取組やるのだけれども、例えば一施設でAというところに施設を持っていて、Bというところも持っていて、Cというところも持っているところもあるのだ。その中のAだけが感染者が出たということである場合に、例えばそのA施設は市内なのだけれども、B施設は蓬莱だったり、C施設は瀬上だったり、そういうのがあるかどうか分からない、そういう状況の場合に、例えばA施設だけではなくて、その事業者全体の職員なんかをこの臨床心理士が行って、そういう対応とか悩みとかを解決していくと、そういうことの考え方でさっき言ったのかい。それとも、あるいはそういうところで感染が発生すると、その近場の保育所とか、そういうところが、大変だということになって、そういう保育所もちょっと臨床心理士が行って対応を図るとか。さっき言ったのはそういうことを全部含めてということの話だったよな。それ違うのか。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 今委員さんおっしゃった前者と後者で、後者のほうの考え方でございます。 ◆粕谷悦功 委員  後者の考え方なの。 ◎幼稚園・保育課幼保給付係長 あくまでその事業を継続するためにということで、周りの施設も職員さんが不安で、それが事業の継続に差し障りあるということで求めがあれば、派遣をしてということで考えております。 ◆粕谷悦功 委員  そうすると、10%では少ないのではないの、これ。11施設くらいしかやっていないと。50%くらい見込んでいないと。予算が県から来ているやつの補助か、これ県支出金だから。限られてしまうから、そうなるのだか知らないけれども、これ衛生用品よりもこっちもうちょっとやったほうが、でも意外と、発生しないとみんな無頓着で、相談もないということで、発生すると、わっとなって、半分ぐらいみんなそういう相談出てくるということはあり得るのだろうけれども、内容は分かりました。 ◆小野京子 委員  6ページのこども発達支援センターの施設管理費なのですけれども、ここは訓練とか、また医療的ケアを必要とする子供さんがいるということで、今何人ぐらいいまして、この医療的ケアの方は何人ぐらいいらっしゃって、どのような対応されていますか。 ◎こども家庭課こども発達支援センター主任 定員が40名になっておりますが、4月1日現在35名の方が契約となっておりまして、うち11名が医療的なケアが必要なお子さんになっております。 ◆小野京子 委員  医療的ケアの必要な子供さんへの対応はどのようにされていますか。 ◎こども家庭課こども発達支援センター主任 今回のコロナにかかわらずというところはあるのですけれども、常に施術台の消毒の徹底ですとか、職員は必ず施術の際の消毒やマスク着用というところを徹底してやっております。あと、医療的ケアにつきましては、このコロナにかかわらずの医療処置になりますので、吸引が必要な場合ですと、きちっとグローブをつけて、その都度使い捨ての消毒綿で拭き取っていくという形で感染の対応、あとガウンも、気管切開のほうから吸引するときにはこちらのガウンをつけるなど、そういう形での感染対策のほうは常にやっております。 ◆小野京子 委員  結構大変な中で職員の方々はやっているのですけれども、こちらの事業内容は物品購入だけの経費になっているのですけれども、今の職員の方々について、人的な対応は大丈夫なのですか。 ◎こども家庭課こども発達支援センター主任 対応のほうは、医療的ケアの方々がいらっしゃっていますので、そこは緊張感を常に持ちながら対応しているところではありますが、我々のほうは足りているかとは思っておりますが。 ○萩原太郎 委員長  ほかにございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  なければ、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  なければ、自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  ご異議ございませんので、議案第100号中、こども未来部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上でこども未来部の審査を終了いたします。  当局退席のため、委員会を暫時休憩いたします。
                   午前11時27分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時31分    再  開 ○萩原太郎 委員長  委員会を再開いたします。  教育委員会の審査を行います。  議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、教育委員会所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎教育長 本日教育委員会としてご審議をお願いいたします案件は、議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、教育委員会所管分でございます。  内容につきましては、教育部次長よりご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育部次長 議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、教育委員会所管分につきましてご説明を申し上げます。  お手元の補正予算説明書の12、13ページをお開きいただきたいと思います。歳出のほうを先にご説明を申し上げます。10款教育費、7項保健体育費、4目保健給食費におきまして、新型コロナウイルス感染症対策費として9,250万円を追加するものであり、財源といたしましては、財源内訳のほうを御覧いただきますと、国庫支出金4,625万円を充当するものでございます。内容につきましては、市立小中特別支援学校の感染症対策や学習保障等に必要な取組につきまして、各学校長の判断で迅速かつ柔軟に対応することができるよう必要な経費を計上するものでございます。例えば授業で使用するフェースシールドや教室における3密対策として換気に必要なサーキュレーターなど、感染防止に必要な保健衛生用品を配置するほか、空き教室を活用するために必要な備品等の確保や校外活動時のバスの増台など、感染防止に十分配慮しながら児童生徒の学習環境の充実に努めるものであります。  同じ補正予算説明書6、7ページを御覧いただきたいと思います。6、7ページは歳入でございますが、16款国庫支出金、2項国庫補助金、7目の教育費国庫補助金の4,625万円の追加補正、先ほどご説明いたしました歳出補正の財源として追加するものでございます。  説明は以上であります。 ○萩原太郎 委員長  それでは、ご質疑のある方はお述べください。 ◆小野京子 委員  感染症対策のほうの事業費の内訳教えてもらえますか。 ◎学校教育課課長補佐 こちらの今回計上させていただいたものにつきましては、学校長の判断ということになりますので、どの分野で活用するかはまだ確定になっておりませんので、内訳はございません。 ◆小野京子 委員  その感染症対策の中でフェースシールドを授業で使用するということですが、どういう場合にそちらのシールドをお使いになるのですか。 ◎学校教育課長 今現在マスクのほうを着用して行っております。ただ、その場合、表情がなかなか見えないということで、教員がまず使うという部分、特に英語科であるとか、そういった発音に関する部分については必要かと思っておりますし、あと引き続き子供たちが今度面と向かって話合いなんてする場合に活用という部分も踏まえながら、そういったものを想定しながら学校のほうでどのように判断していくかということで活用を図っていきたいと思っております。 ◆斎藤正臣 委員  同じ12ページ、13ページの話なのですけれども、学校長の判断に任せるという。これは、教育委員会が判断して、例えばフェースシールドや換気など、先ほどちょっと例を挙げていただきましたけれども、教室にサーキュレーターを設置するとか。私は教育委員会が判断すべきだと思うのですけれども、それはなぜ学校長の判断に委ねるというようなことになったのか、その根拠をまずお伺いしたいと思います。 ◎学校教育課長 こちらの国の補助事業については、国の趣旨の中に各学校の状況に応じて、校長がその学校の中において重視する部分、必要であるという部分に応じるという部分が1つあります。それと、もう一つにつきましては、もちろんこちらについては単に全部任せるということではなくて、教育委員会についてもそういった部分の状況を見ながら、必要なもの、本当にきちんと把握しているかということはもちろんこちらのほうも相談を受けながら、確認しながら進めてまいりたいと思っているところでございます。 ◆斎藤正臣 委員  再度確認なのですけれども、これ文部科学省のほうでこの補助金に関しては学校長がそれぞれの学校の中で判断すべきだということになっているわけなのですね、まず。 ◎学校教育課長 この学校再開に伴う感染症対策、学習保障等に係る支援事業におきまして、そのような部分が示されてございます。 ◆斎藤正臣 委員  分かりました。  その中でお伺いしたいのは、ちょっと話が戻ってしまうのですけれども、考えられるその予算の使い方として、フェースシールドであったりとか、換気があまりよくなさそうな教室にサーキュレーターを設置するであったりとかというようなお話がありましたけれども、教育委員会として、フェースシールドを生徒につけさせるべきだ、授業を受けるときにつけさせるべきだであったりとか、サーキュレーターの設置をする、これぐらいの施設だったらやっぱりこういうサーキュレーターは必要だねとか、学校長から問合せがあったときに判断材料となる、そういう基準みたいなのは教育委員会のほうでお持ちなのですか。 ◎学校教育課長 もちろん何でもオーケーということではありませんし、この該当になるものもならないものもありますので、そちらについてはまず予備調査などもしながら行っていくわけでありますが、その中で基準として、例えばサーキュレーターはどういうところに必要かという部分につきましては、特に今のところは明確なものはありません。ただし、その学校の状況とかに応じて、今空き教室において冷房、そして換気したときに必要かどうかという部分についてはまた相談を受けながら進めてまいりたいと思っております。 ◆斎藤正臣 委員  サーキュレーターの話、私もちょっと例に挙げてお話ししましたし、それに答えていただいたので、そのサーキュレーターを例にちょっとまたお話しさせてもらいたいのですけれども、明確な基準はないというようなことだったのですが、そうすると学校長の判断で、うちは必要だといった学校に対しては、それは教育委員会のほうでは認めるのですか。 ◎学校教育課長 まず、我々としても全部を何の考えもないままするというのではなくて、やはり保健衛生に関して必要な消毒等の部分であるとか、そういうものもありますので、そちらの必要量という部分についても十分学校のほうには周知していきたいと思っております。  それと、もちろんいろいろ挙げてきたものについて、今回はあくまでもコロナウイルス感染症予防という部分でありますので、それに合致しているかどうか、該当するかというのは確認しながら進めてまいりたいと思います。 ◆斎藤正臣 委員  では、逆に言うと、教育委員会のほうで市立小中学校のほう、特別支援学校もそうなのですけれども、そこでこの予算、今までの予算も含めてこの予算を活用して、最低限これだけはやっぱりそろえてほしいであったりとか、アルコール消毒液だったり、いろいろあると思うのですけれども、そういう基準というのはあるのですか。基準というか、こういったものをそろえてほしいというような最低限のラインというか、そういったものはあるのですか、逆に。 ◎学校教育課長 明確に、この学校規模においてはどうのというような基準はありませんが、やはり消毒関係のものであるとか、手洗い、手指消毒用、それから物品用の消毒であるとか、そういうものの今後の不足を生じないように、必要であるのではないかということはもちろん確認していきたいと思っております。ただし、これも学校の別な予算のほうで確保している学校もあり得ますし、それに、あと学校規模によってもまた違ってきたりする部分がありますので、その算出についてはやはり相談を受けながら進めていきたいと思っております。 ◆斎藤正臣 委員  はっきり言ってよく分からないですし、ちょっと最後に1つだけ確認させてもらいたいのですけれども、さっきの話に戻ってしまうのですけれども、学校長が、コロナ対策でこういったものがうちの学校には絶対必要なのだというような話が上がってきたときに、教育委員会は何をもって判断して、それの可否というものを判断することになるのですか。 ◎学校教育課長 まずは、こちら国庫からも出ておりますので、そちらのほうに該当になるのかということをきちんと確認していきたいと思っております。 ◆斎藤正臣 委員  文部科学省が示しているガイドラインみたいなのがあるのですか。 ◎学校教育課長 実施要綱が出てございます。それと、もう一つにつきましては、随時上がってきたものについて、その中で判断できないものについては確認しながら進めてまいります。 ◆斎藤正臣 委員  それは誰に確認するのですか。国に確認するということですか。 ◎学校教育課長 はい、国に確認してまいります。 ◆山田裕 委員  今の議論とも関わるかもしれませんけれども、先ほど校長の判断で設置する例としてフェースシールドとかがあるという話でしたけれども、それは英語の授業の発音だとか表情だとかということが授業の中できちんと把握するために必要なものであるという話だったと思うのですけれども、これは校長が判断する以前に、もう学校現場では当然そういう要求というか、あると思うのです。でなければなかなか授業は進まないということにもなるかと思いますので、なぜ学校長の判断にしたのか。これだったら、早く手を挙げたほうが有利になるみたいな、そういうことになりかねないかとちょっと危惧を感じたのですけれども、その辺はいかがですか。 ◎学校教育課長 今回のこの国からの支援策ということも想定しておりましたので、今必要になっているという部分についてはここの中での対応ということもでき得るということで、まずそれが1点と、あともう一点、各学校において英語科のALT等につきましては、寄附をいただいた部分なんかも活用しながら、学校のほうには養護教諭分と併せて配付はしているところでございます。さらに、この必要な部分については、今回のこの事業の活用ということが有効であるというふうに思っております。 ◆山田裕 委員  そうしますと、もう既に配置している部分もあるので、それを除いた部分になるということになるということなのですね。 ◎学校教育課長 はい。その上で、先ほどもお話ししましたが、学校によっては必要性がもう発生しているという部分で、人数が、規模にもよりまして、必要だと感じて購入している部分もあると思いますので、さらにその部分について広げていくために本事業を活用してほしいというふうに思っているところでございます。 ◆二階堂利枝 委員  すみません。ちょっと私の知識がないだけかもしれないのですけれども、このコロナウイルスのサーマルカメラ、収容人数が300人以上の避難所というのが小学校とか中学校だったりする場合ってあるではないですか。そういう小学校とかで避難所になるところにもこのサーマルカメラは設置しないのですか。      【何事か呼ぶ者あり】 ◆二階堂利枝 委員  でも、このことは中学校とか学校のほうでは把握していないということなのですか。      【「危機管理室に聞かないと」と呼ぶ者あり】 ◆二階堂利枝 委員  すみません。ありがとうございました。 ◆佐原真紀 委員  学習保障の件で3密を防止する対策として、校外活動時のバスの台数を増やすということですけれども、イメージ的には今まで例えば1学年2台とかで足りていたとしたら、それが倍ぐらいの4台とかになるのでしょうか。どれぐらいの間隔を空けるとかという具体的なことは決まっていますか。 ◎学校教育課長 今ご指摘のように、1台では定員に該当するという部分であっても、密を避けるために、2つがけのところを1人で座るとか、間を空けるためにということで台数を増やした場合に、その増やした部分についての予算の部分をこれで賄うということでございます。 ◆佐原真紀 委員  具体的なそういう決まりというのはまだないのでしょうか。それも学校長の判断に任せるということでしょうか。 ◎学校教育課長 旅行会社からの通知の中で、密を避けるためにどういった席を空けるかという基準が出ておりまして、あと福島市のマイクロバスの基準なんかにおいても何人というふうな基準がありますので、その基準を参考にしながら各校のほうで対応していくようになると思います。 ○萩原太郎 委員長  ほかにございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  なければ、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  なければ、自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、教育委員会所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  ご異議ございませんので、議案第100号中、教育委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で教育委員会の審査を終了いたします。  当局退席のため、委員会を暫時休憩いたします。                午前11時50分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時52分    再  開 ○萩原太郎 委員長  委員会を再開いたします。  審査のまとめを行います。  これまでの常任委員会審査を通して、委員長報告に要望事項として取り上げる事項がありましたらお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  それでは、委員長報告案調製のため、暫時休憩をいたします。                午前11時53分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時53分    再  開 ○萩原太郎 委員長  委員会を再開いたします。  委員長報告案を配付させます。      【資料配付】 ○萩原太郎 委員長  それでは、委員長報告案を書記に朗読させます。 ◎書記 朗読させていただきます。  令和2年7月31日市議会緊急会議文教福祉常任委員長報告案。  さきの本会議におきまして当文教福祉常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第100号令和2年度福島市一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。  以上です。 ○萩原太郎 委員長  お諮りいたします。  ただいまの委員長報告案のとおりでよろしいでしょうか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○萩原太郎 委員長  異議なしですので、そのように報告いたします。  以上で文教福祉常任委員会を終了いたします。                午前11時54分    散  会                         文教福祉常任委員長  萩 原  太 郎...