福島市議会 2018-12-14
平成30年12月14日経済民生常任委員会-12月14日-01号
平成30年12月14日
経済民生常任委員会-12月14日-01号平成30年12月14日
経済民生常任委員会
経済民生常任委員会記録
平成30年12月14日(金)午前10時00分~午後5時57分(9階904会議室)
〇出席委員(9名)
委員長 石原洋三郎
副委員長 誉田憲孝
委員 佐々木優
委員 後藤善次
委員 斎藤正臣
委員 黒沢 仁
委員 佐久間行夫
委員 山岸 清
委員 渡辺敏彦
〇欠席委員(なし)
〇市長等部局出席者(農政部・農業委員会、商工観光部)
商工観光部長 横澤 靖
また、当該施設の管理運営につきましては、市の直接管理といたします。直接管理の中で施設の管理運営内容を検証し、その実績に基づき、指定管理者制度の導入を検討することといたします。
なお、開館に向けた今年度分の準備経費につきましては、この後ご審議いただきます議案第129号で補正予算を提出させていただいております。
説明は以上です。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 これ、もらった資料で施設の使用料はわかるのだけれども、研修施設の料金は1カ月7万円に含まれているのかい、これは。どういう意味だい、これ。
◎
観光コンベンション推進室室次長補佐 研修施設の使用料につきましても資料に記載のとおり、
地場産品展示販売スペース、
来訪者飲食スペースと一緒に含まれております。
◆山岸清 委員 そうすると、宿泊室は1泊すると、これ3室あるのだけれども、幾らになる。1泊当たり。私何でこれ聞くかというと、ここは土湯温泉で、旅館だのいっぱいあるわけだ。だから、泊まりはそっちに任せて、研修はいいのだけれども、だからそこから旅館から歩いてでも何ででも来てもらって、研修施設はあっていいのだけれども、宿泊施設は手間かかるでしょう。例えば飯出さなければ、素泊まりならばあれだけれども、風呂つくったり、それだけ余分な手間かかって、そしてやっぱり周りの、民業圧迫までは言わないけれども、いっぱい、それこそ3室では、今は旅館でも何でもワンルームというか、1人部屋がはやっているのだよね。昔は、俺ら若いころは5人部屋に5人泊められたりなんだりしたけれども、今はそういうの嫌うのだよな。一般企業の慰安旅行でもだめなのだよね。5人部屋なんて嫌うよ。職員の人らもそうでないかい。例えば課内旅行しようなんていうとき、みんな1人1部屋に行くのだよ。そうすると、3人、これがそういう今のあれでいけば3室、3人だけの研修室では人数、どうなのかな。その人数は、だから周りの旅館使えば、旅館の人らも、
お互いウイン・ウインというか、俺も英語余り使わないから、あれだけれども、お互いにいいのではないの。それがこんな3室だけやって、そのために例えば厨房から風呂から余計な設備かかって、あと人も入れていて、これは
まちおこしセンターとは言っても、さっぱり土湯のまちおこしにならないのではないの。
◎
観光コンベンション推進室次長 こちらの宿泊研修施設につきましては、土湯温泉のまちづくり協議会の中で検討して、設置が定められたものでございます。土湯温泉自体は、震災によりまして旅館が6軒ほど廃業になり、地区の方の認識としては土湯温泉自体で宿泊の部屋が少ないと、そのことが結果として土湯の中を歩く人が減っているという認識でございます。なので、今回のこの研修施設についても、部屋が足りなくなっている状態なので、少しでも人が泊まれる施設をつくるべきだという見解もございました。また、部屋の運用につきましても、今現在、地元等で地域づくり委員会なども検討されたところではございますけれども、旅館の宿泊という形態ではなくて、簡易宿泊所、例えば子供たちの合宿とか、もしくは企業の研修とか、ベッド等を入れて1部屋に4人で、安い値段で宿泊だけすると。食事に関しては土湯温泉の地区内の飲食店、もしくはお風呂に関しては向かいの中之湯、宿泊をしていただいて、土湯のまちの中でお金を落としていただくと、そういった仕組みづくりの一環としての研修施設の整備になっております。
◆山岸清 委員 そうすると、何人最大の宿泊、今言った子供会ならば1部屋入ってもいいけれども、大人はなかなか嫌がるよ。大体何人くらい目的にしているの、この宿泊の部屋、6室で。目標。
◎
観光コンベンション推進室室次長補佐 最大30人泊まれる施設でございます。
◆山岸清 委員 30人ちょろちょろ歩いて、にぎわい出るのか。何だか中途半端だな。だって、子供会で俺も連れて歩いたことあるけれども、立子山自然の家か、あのときなんか、子供連れで疲れるのだよ、本当に。布団敷きから何からやったけれども。最初テントで外なんて言ったら、雨降ってきたから、しようがないなんて、体育館に入らせて、やったけれども。30人。今子供会も少なくなっているのか。どうだい。子供会の数なんて教育委員会に聞いてみなかった。何人くらい。そうでないと、俺も連れて歩いて、宮城県の何とか湖あるのだよな。釜房湖とかなんとかという仙台の水がめ。あそこに連れていくとき、あのとき私たちの地区の子供会多かったのだよ。50人からいるのだ。そして、それにお母さん、お父さんにも行ってもらうのだ。俺一人では何ともならないから。そうすると、バス1台45人入らないのだ。ところが、バス2台立てるかとなると、金がないから、だめで、だから余り、来ないでくださいとも言えないし、難しかった、あのとき。人をぶった切るのに。だから、例えばここで30人で、俺言った、今言ったような子供会、子供会で連れていった立子山のときもお父さん、お母さん来てもらったよ。それこそじいちゃん、ばあちゃんまで。立子山出身の、あっちが嫁様の実家だなんていうと、そこのじいちゃん、ばあちゃんまで、孫が行っているから、喜んで手伝いに来てくれるのだ。助かったけれども。花火まで持ってきてくれて。こんなことは言っていることないか。ただ、30人では何だか、私の経験では、子供会で、俺のところは大きかったから、大変だったけれども、それこそ親もやっぱり連れていかないと、子供だと大変だよ、研修施設で。夜なんか寝ないのだから、枕投げなんてばかりして。本当に。どうだい。
◎
観光コンベンション推進室次長 先ほど、大変申しわけございません。子供会という事例を出してしまったのですけれども、ほかに用途としては、今現在の民泊ではございませんけれども、インバウンドの外国人とか、大学生とか、安い料金設定をして、素泊まりで土湯に来ていただくと、そういった狙いもございますので、子供会だけではなくて、実際土湯温泉におきましても先日、簡易宿泊的な安い施設もできておりますので、同じような運営をしていきたいというふうに考えているところでございます。
◆山岸清 委員 そうすると、外国人なんか詰め込めないでしょう、5人部屋に。みんな、外人なんて余計俺らよりプライバシーだとかいって、1人1部屋でないと。6人だよ、最大、そんなことをしたら。俺、子供会だから、5人詰め込めるなと思ったけれども。だって、それ子供会と、あと外人とは全然違うよ、お客さんとして扱いが。
◎
観光コンベンション推進室次長 宿泊形態でございますけれども、現に京都等の観光地でも、外国人のバックパッカーと言われる方の宿泊形態としまして、1つの部屋に2段ベッドを複数入れて、いろんな国の人が一緒に宿泊するといった旅行形態もございます。その中には当然大学生なり、若い方で安い料金で旅行を楽しんでいる方も一緒に、日本人も一緒に泊まっているという旅行形態もございますので、今後の旅行形態に合わせた形でこの施設を運営していくといった予定でございます。
◆山岸清 委員 それ、外国人いっぱい来るのはいいのだけれども、英語圏ばかりでなくて、フランスからイタリアからカンボジアから来られたら、誰が管理するの、これ。言葉大丈夫なの。今言った係長が担当になればいいけれども。本当に大変だよ、これ。
【何事か呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 では、聞いて。俺はいい。
◆渡辺敏彦 委員 今のところなのですが、これは1カ月7万円で、地場産品の展示スペースと、
あと来訪者飲食スペース及び研修施設、これ2つになっているのか、3つになっているのか。これまとめて1カ月で7万円なのか、わからないのだけれども。
【「1階、2階、5階、6階だよ」と呼ぶ者あり】
◆渡辺敏彦 委員 だから、そして、これ月単位なのだけれども、今泊まる話もあったのだけれども、1カ月何ぼといったら、例えば5日とか10日で帰ったらどうするのかなとか、この1カ月の表示でいいのかな。例えば地場産品の展示スペースとか何かというのは1カ月とか半年とかでも構わないのだけれども、泊まる人らもひっくるめて1カ月単位というのはなじまないのでないかなと思ったのね。その辺これ、まずどうなっているか教えてください。
◎
観光コンベンション推進室次長 まちおこしセンターの運営に関しての内容からご説明申し上げます。
この
まちおこしセンターにつきましては、大きく3つの機能がございます。1つ目は、観光案内所として土湯温泉観光協会が利用する部分でございます。この部分につきましては、
土湯温泉観光協会に対して行政財産の目的外使用とかといった形で貸し付けを行う予定となっております。
また、2つ目の機能といたしまして、ギャラリーや地域交流室、会議室などにつきましては市の施設として市民の皆様にご利用いただく施設であり、こちらにつきましては市が業務委託により運営をする部分となります。また、委託を受けた事業者につきましては、施設全体の管理も行う予定となっております。
3つ目の機能としまして、売店、レストラン、研修施設、コインランドリーといった収益が生じる施設がございます。こちらにつきましては、これらの施設を一体的に運営する事業者に貸し付けを行い、こちら条例の中では土湯温泉の地区内の市民、事業者というふうに規定をしておりますけれども、貸し付けを受けた事業者が運営を行う部分となります。なので、この宿泊施設、レストラン及び売店につきましては、このフロアを借りた事業者が設備、備品及び厨房機器等をそろえて運営をするといった形態となります。なお、光熱水費等につきましてもこの場所を借りた事業者が光熱水費を負担するといった形での運営形態となりますので、月7万円のお金を運営事業者が支払って、その運営事業者がレストランの経営、売店の経営及び宿泊施設に関しても運営事業者が
収支シミュレーションをした上で料金設定をして、利用者に宿泊をしてもらうといったような事業形態となります。
◆渡辺敏彦 委員 だから、これ例えば7万円と書かれているけれども、
地場産品展示スペースについても1カ月7万円で、
来訪者飲食スペースも7万円で、泊まりがけのところも7万円で事業者に貸しますよと。あと、先ほど泊まる話があったのだけれども、それは借りたところが、1カ月単位で借りるのだけれども、借りたところが、勝手にと言うと変なのだけれども、宿泊料金を決めたり、あるいは泊まってからの、飲食スペースで飯食わせるのだか、どこで食わせるのだか知らないのだけれども、それは入った事業者がそれなりの値段でやるということなのだね。そうすると、一般旅館より高くなるか安くなるかなんていうのはこっちで決められる問題ではないという理解でいいのだね。多分入札するのだか、どうするのだか知らないけれども、その辺は適正な価格でやれるように市のほうで指導ができれば対応できるという理解をしてよろしいですか。
◎
観光コンベンション推進室次長 委員さんおっしゃるとおりでございます。
◆後藤善次 委員 基本的なことなのですけれども、この条例を制定するというのは、例えば今誰が運営するかわからない、いろんな、観光協会が入るとかということをご説明いただきましたけれども、先ほどの説明の中で、この
まちおこしセンターのほうの意向を形にした条例のようなお話がちょっと出てきていたのですけれども、これ福島市の条例制定のプロセスってどういうふうに進んできて、ここまで具体的になるのですか。
◎
観光コンベンション推進室次長 条例制定のプロセスといいますか、今回の条例につきましては、基本的な部分としましては既存の市の施設の条例をもとにしながら条例作成案をつくり、なおかつ条例の設置目的、こちらの施設ですと土湯温泉町地区の観光振興、地域振興といった設置目的を条例目的として定めておりますけれども、その設置目的を達成するための条文の作りこみといった形で法務のほうと調整をしながら進めてきたところでございます。
◆後藤善次 委員 そうすると、ここまで具体的な内容になるのは、これは、その施設、施設で形になるまでにはいろいろとパターンはあるのでしょうけれども、何か地元のやりやすいように条例ってつくられて、それが福島市の条例になっているというような、そういうふうに何か受け取れたのです、今。だから、条例ってそういうものではないのではないかな、あくまでも市がこういう目的でということが先にあって、後づけででき上がってくるのではないかなと思ったのですけれども、なかなか施設が個性的な施設だったり、必ずしも市民会館みたいな、そういう形でなくて、温泉街にあったり、商店街にあったり、形は違うのでしょうけれども、その辺のでき上がっていく過程の中で、市がいろいろと助言をしたり、あるいは規制をしたり、市の施設としてここはふさわしくないとかというところは、どのところで、いろいろと話し合いをしながらつくっていくのでしょうけれども、何か向こうから上がってきたものをそのまま条例にしたみたいな、そういうイメージにとれてしまったので、そこをちょっときちっと言ってもらいたいなと。
◎
観光コンベンション推進室次長 こちらの条例、土湯温泉町地区都市再生整備事業自体が、非常に震災によって影響を受けた土湯温泉町の復興再生といった大きな目的で事業を進めてまいりました。その中で、今回のこの施設の整備及びそれの使い方等を定める条例につきましても、土湯温泉町をいかに再生復興していくかや地域の中でいかに雇用を生み出して地域の経済を回していくかというのを、今回の条例制定としてそういう大きな目的となっております。その中で、実際の条例において地元のほうの意見にかなり影響されているのではないかというご指摘もございましたけれども、実際地域の人たちが自分たちが主体となって、自分たちでさまざまなイベントとか運営というものを考えながら、いかにお金を稼ぐかというのを地域が主になりながら施設の運営をする中で地域の振興等に図っていただくために、ある意味では地域がいかに動きやすいというか、かかわってくれるかという部分と、市としてあくまで市民福祉の向上という公の部分もございますので、その中でのバランスをとりながらの条文の整備、条例を作成したといったところでございます。
◆後藤善次 委員 そこのところをお聞きしたかったのです。要するに市民のための施設であるとは言いますけれども、やはり建つ場所によってそれが逆効果になってしまう、何も用をなさなくなってしまったのではこれは本末転倒でしょうから、やはり地域がこの建物があることによって活性化して、本来の理想とする目的に少しでも近づいていくために市がどういう形で協力していくかということで条例化していくって、これからは民間的な感覚ってすごく大事になってくるし、言われるままに条例にしたのではなくて、きちっと市の方針としてはこういうものがあると、でもアバウトな部分はしっかりと取り組んでいただきたいみたいな、そういうところが今回の条例であるという捉え方でいいですか。
◎商工観光部長 委員おっしゃいますように、まず市として条例、公の施設を設置して、条例を制定して、そして公の施設であるので、幾らかなりの税財源の投入はあるということになりますので、公の施設としてきちんと適正なものであるかどうかというのは基本的にはもちろんございます。ただ、今回の条例につきましては、そういうものは当然踏まえつつも、さらに地域の活性化、しかも土湯温泉の、先ほど話、申し上げましたように16軒中6軒が休廃業に追い込まれたというふうな事情を踏まえて、地域の活性化ということを目的に、この5年間、都市再生整備計画事業ということで21億円を投じて、土湯温泉の活性化に、市の方針として、一つの観光資源の代表地としてやってまいりましたので、そういうことも踏まえつつ、この条例をまとめてきたというふうな経過がございます。
◆佐久間行夫 委員 まず、この建物は、今後どのぐらい維持できるような、構造物としてはいかがなのですか。
◎
観光コンベンション推進室室次長補佐 この建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造になってございまして、減価償却期間は50年間でございます。
◆佐久間行夫 委員 これは、耐震とか何かというのはクリアしているのだと思うけれども、地震のときの補修とか何かも入ったのですか、これは。
◎
観光コンベンション推進室次長 耐震のほうの確認をしておりまして、耐震性が認められない旧館につきましては取り壊しを行い、耐震性が確保された部分を使っての再整備となっております。
◆佐久間行夫 委員 土湯温泉に先週も泊まって、2回泊まったのですけれども、ことしも、夜なんか全く一人も歩いていないのね。それで、私の同級生もお土産屋さんとかやっているのだけれども、誰も買いに来ないのだって。みんな自分のところのホテルで抱え込んでいるから。そういうことを自分らでやっておきながら、地場産品のスペースなんていって利用してもらえるの。例えば東京とか、ほかのところで、土湯でないと、土湯だったら買えるような、そういう産品も含めての利用の仕方になっているのかな。その辺はどうなのですか。
◎
観光コンベンション推進室次長 こちらの施設の地場産品の販売スペースと飲食スペースにつきましては、宿泊客も当然含むことは含みますけれども、どちらかといいますと今回整備しました中之湯なり、観山荘なり、そういった施設を利用している方、日帰りの方、もしくは土湯温泉に日帰りで遊びに来た方も、ある程度ターゲットに入れながら販売をするというふうに伺っているところです。
◆佐久間行夫 委員 ここを今後運営する運営母体になるのは福島市なの。誰がここを今後のプロデュースとかやっていくの。そこはどうなっているのですか。観光協会は入るのだろうけれども、それは目的外使用として使ってもらって、公共施設の利用だけれども、ここ全体の今後の運営をどのようにしていくかというのは、どういうふうなことで決めていく予定なのですか。
◎
観光コンベンション推進室次長 運営主体については、まだ具体的なところを決定しているところではございません。ただ、地域においてできれば運営主体を定めて、地域において運営していただくように、今地域内での調整を行っているところでございます。
◆佐久間行夫 委員 これ責任ある人がきちんとやらないと、ただ何となく廃業の旅館が多いから、町並みとしてここは空き家というのもおかしいし、使わないのもどうなのかな。だけれども、自分たちは自分たちの領分を守りたいのだよね。もう旅館に入ったら、帰るまでそこで買い物もしてもらいたい、飲食もしてもらいたいというのがどこも本当の本音の、旅館はそうなのだけれども、みんな自分のところの飲食を内部、2次会も3次会も、カラオケから全部自分らで中でやっていて、お土産まで自分らで売っていて、外に出ていけなんて絶対言わないのに、気持ちとして反対のことをやっているのだよね。それをきちんと責任を持った人、観光地としての歩いて楽しい、そういうようなことをみんなでつくっていくという感じが全然出てこない。だから、まち全体、温泉町って楽しいのだよね。外に出ていっても楽しいというのがあるのに、そうさせていない。それを責任を持ってプロデュースする人がいない。そういう運営主体がないというのは、私この条例のもとになる部分が欠けているなと思うので、その辺やっぱり、俺も反対はしないけれども、そこをきちんとやってもらわないと、結局はつくった、パルセいいざかだってみんな旅館で、あそこにいろんなコンベンションをやって、あそこで会議をしましょうというのに、それぞれが会議を開いて、あそこ利用しないではない。ああいうことで多額の行政費使ったまま、あそこを運営している人はかわいそうなのだけれども、だってあのとき飯坂温泉は同じことを考えたのだから。でも、全然利用しないということでは、やっぱりここは行政として多額の税金を使うのだから、きちんとくぎを刺して、責任の所在をきちんとしておかないと、これは生きないよということだけ指摘した。
○石原洋三郎 委員長 今のは質疑、質問。
◆佐久間行夫 委員 質疑したって答弁できないでしょうけれども、それは。
○石原洋三郎 委員長 ご意見ということで。
◆佐久間行夫 委員 では、部長、そういうことなので、やはりちゃんときちんと責任をとる人が運営主体つくってくださいと。
◎商工観光部長 委員おっしゃいますように、確かにそのとおりで、旅館がそれぞれ囲い込みをやる一方、一方では町なかのにぎわいも必要だというふうな話も旅館の間から出ているということで、ある意味矛盾ではないかというご指摘ももっともだと思います。我々としては、委員おっしゃるように、地元のいずれかの団体がやることには間違いありませんので、その団体の代表者の方にはきちんと、これからが一番大切なのだと、建物をつくるのでゴールではなくて、これからがスタートだということで、私も地元の代表の方とも話し合いしておりますので、そういう趣旨をきっちりお話しした上で、これからの町並みをどう展開していくのか、きっちり向こうのほうと話をしていきたいと思っております。
◆斎藤正臣 委員 私も正直言ってこの
まちおこしセンターに全く可能性を感じていない一人なのですけれども、この3つの施設、1階と2階と5階、6階、これを一緒の管理者にする、一括で7万円で貸してしまうというふうにしたのは、これは何でなのですか。やっぱり地元の要望があったからなのですか、これ。
◎
観光コンベンション推進室次長 一括につきましては、運営形態を考えた際に、同じ建物の中に複数の事業者が入るというのが想定できなかった部分が1つございます。その中で、先ほどお話ししました賃借料の設定の中で、建築費等の施工の、専有部分に関する建築費等の試算の中で一括しての貸し付けといった形でまとめたところでございます。収益部門になりますので、異なった収益事業者がばらばらに入るということではなくて、1つの事業者に全ての施設を一体的に運営していただいたほうが効率的であるというふうに考えて、一括としているところでございます。
◆斎藤正臣 委員 おそらくどこかの団体がここを運営するということになるというか、ほぼ出来レースで決まっているのでしょうけれども、例えば物販、飲食、宿泊それぞれで、例えば魅力ある、本当に勝てるような運営ができる人って本当にいるのですか。飲食だけでも大変ですよ。さっきの宿泊の部分で、海外の人を呼び込んで、これだけでも相当のノウハウが必要ですよ。相当な、とがった何か勝ち方がないと、大体人なんか来ないし、物販だってそうですよね。物販なんて本当に大変。それぞれが大変なのに、この3つを、その土湯のどこかの団体がそれを一括で運営して、勝てる施設になんてできるわけがない。地域の要望を取り入れて、こういった形になったとは思うのですけれども、でもこれを分割して使用料として設定しなかった、今回の議案で、条例でしなかったということは、今後もそういう貸し方しかできないという縛りになってしまう。今回手を挙げる団体が倒れたときに、次どうしようもないではない、これ。改善もできないし、本当にその後、手を挙げる人がいるのかという話。耐用年数50年と、50年やるつもりなのでしょうけれども、本当にできるのですか、50年これで。私も、地域の要望があってこういった条例ができたということであれば、反対するつもりはないですけれども、間違いなく将来この条例がこのセンターの運営に対して足かせになるときが絶対来ると思います。ということだけご意見として述べさせていただきたいと思います。
以上です。
◆山岸清 委員 土湯温泉は、結構これ手当て、うんとなっているよ。昨日も土湯の地域おこし協力隊なんていうの、定住交流課で出してきているやつ、通したのだけれども、この地域おこしとこのまちおこしは関係しているの。おこしだけが共通項目。だから、あれっ、これ、まちおこしのセンターの職員になるのかな、この地域おこし協力隊の人はなんて思ったりしたのだけれども、関係性はありやなしや。
◎
観光コンベンション推進室次長 そこのところは、直接関係はございません。
◆山岸清 委員 土湯は、結構加藤勝一さん中心にいろいろやっているのだよ。オニテナガエビ、あとワイナリー発電とか。
【「バイナリー」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 バイナリー。ワイナリーはワインか。だから、結構そういう人らが固まって一生懸命やっているのだよ。ただ、行政は余り商売に関与しないほうがいいのだな、本当言うと。これ、もうだめになるの目に見えているよ。例えばその地域からの要望だから、これをつくって、1年、2年はやったけれども、結局閑古鳥で、全然だめになってしまって、やめますというふうになってくるよ。そのときは市がやって、市の研修施設、あそこで朝から晩まで勉強してもらうと、30人まで。今のは感想。
◆佐々木優 委員 皆さんからあったように、やっぱりちょっと心配な部分があるのですけれども、今後福島市としてこれを条例を制定して、その後どういうふうにかかわっていくのかということをお聞きしたいと思うのですけれども、例えばPRの部分で協力するとか、とにかく福島市がやっぱり一緒にやっていかなかったら、これ相当本当に大変なのではないかなというのは皆さんの話の中にも本当にあった、そのとおりだと思うのです。どういうふうにかかわっていくのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。
◎
観光コンベンション推進室次長 こちらの施設ですけれども、公共の部分と収益部分がございます。にしても市の施設でありますので、例えば施設利用に関するPRもしくはイベント等につきましても、地域もしくは事業主体者と連携しながら、施設をいかに有効に活用していくかといった取り組みをしていく必要があると考えているところでございます。
◆佐々木優 委員 やっぱり今皆さんからの心配があったとおり、本当にこれ一生懸命やらないと長続きしないのではないかという不安はなかなか拭えないと思うのです。なので、やっぱりここについてもちゃんと責任を持って市も対応していくというのが絶対必要だなというふうに思いますので、ここも気をつけていただきたいなというふうに思います。
◆渡辺敏彦 委員 この7万円のスペースは、大体どこで入るかなんていうのは想定はしているのかい。結局ノウハウとか何かなければできない話だし、例えば廃業になった旅館の従業員とか何かがいっぱいあぶれていて、その人らが入ってくるとか、そういった想定ないと容易でないのでないかなと思うのね。さっき入札とか何か話ししたのだけれども、入る業者、どういうような選定の仕方するかというのもあるのだけれども、例えば腹の中に想定しながら、多分入るところ決まっている中で話ししているのだかもしれないけれども、その辺の想定というのはどういうようなしている。何かやりたいよという話があるとか。行政でかかわりたくないから、観光協会か何かに丸投げしてしまって、そこで決めてもらおうという答えだかもしれないけれども、その辺はどういうふうになっているの、これからの流れとしては。
◎
観光コンベンション推進室次長 こちらの収益部門につきましては、市では場所を貸すだけで、実際ここで使う厨房機器やベッドなどに関しましては、ここを使う事業者のほうで準備するようになります。その準備に係る経費としては数千万円という話を伺っているところであるのですけれども、そういった準備ができる団体であること及び運営形態として宿泊、売店、レストランといった形態がございますから、旅館等の経営のノウハウ面、そういったものを持った人材がいるような事業所となるのではないかというふうに考えているところです。
◆後藤善次 委員 いろいろと今ご意見が出てきて、おそらくこれ5年前から復興に土湯が一生懸命になって、方向性としていろんなことを考えていって、次の議案の施設についても、東北で土湯のこけしがやっぱり肩を並べて、これをどんどん、どんどんアピールしていこうという拠点をつくっていこうみたいな、それも5年前からずっと温められてきて、一つ一つの施設が廃業になったところをどのように利用していくかという、だから今回のこの条例制定だけを見ていくのでなくて、今までの流れからくる一つの過程であるのではないのかなと。だから、この条例の一つ一つの文言を見ていったときに、ここだけでは読み取れない、何年も前から固められてきて、方向づけをされて、一つ一つ着実に形にしていって、バイナリー発電とこの研修施設の絡みであるとか、そういうところもいろいろあるのではないかと思うのです。本来の目的というのがなかなか条例から私たちも見えない部分があるので、全体的にやっぱり委員の皆さんは、失敗だけはしないでくれと、どんどん、どんどん世の中変わっているから、それに追従していくための市の施設として、土湯温泉の観光というものとうまく一緒になって、にぎわっていくような形づくりをしてもらいたいという、皆さんそういうご意見なのかなというふうに今聞いていて思いました。とにかく、今後どういう方向性に進んでいくのか、これは世の中のニーズに沿って土湯温泉も変わっていかざるを得ないところも出てくるでしょうから、そのときに今回つくられた条例がそれに追従して形を変えて、世の中に合った、使いやすい施設でいていただけるように要望したいと思います。
◎商工観光部長 今委員おっしゃいましたように、全体の流れといたしましては、土湯の復興が基本にあるということと、あとは都市再生整備事業というふうな形で福島市も支援してきたということ、あとは地元でも自助努力ということで、例えば地域おこし協力隊という総務省の事業を引っ張ってきたりとか、あるいはバイナリー発電とか、あとは小水力発電ですとか、そういった補助についても自分で探して持ってきたとか、いろんな努力をして何とか頑張っていると。そこに福島市もこの5年間、都市再生整備事業ということで、ことしの春オープンした中之湯と、あと今回提案をさせていただいている
まちおこしセンターと、もう一つの施設という大きな流れがあるということでございます。説明の中でもいたしましたように、当初は直接管理といたしますが、その後、福島市の公の施設としては、原則は指定管理というのが原則になっておりますので、これにつきましてもいずれ指定管理者制度の導入を検討したいと思っております。したがいまして、そのときには必ず条例の改正ということが出てまいりますので、ですからそのときまでにそれまでのいろんな実績等をきちんと踏まえて、条例の改正、あるいはこれからの土湯の盛り上がりとか、そういったことについても検証しながら進めていきたいというふうに考えております。
◆山岸清 委員 きょう朝テレビで中国の何とか、ファーウェイとかという会社やったの見たのだ。そうしたら、あそこは自分の会社の施設の中に池つくって、黒い鳥置いておくというのだ。黒い鳥は不吉というやつで、だから常に悪いことを考えろと、先行き。だから、すごい会社だなと思ったよ。給料はいいし、俺も入りたいなと思うくらい。そして、うんと売り上げで、今アメリカとあれ戦っているのだな、技術で。何だかファイブがどうしたこうした。でも、やっぱりだめになることも考えておかなければならないのだ。だから、私言ったように、これ市で今最初は直にやって、その後どこかの団体にやってもらって、そこでうまくなっていけばいいよ。ところが、なっていかなくて、やっぱりだめだから、お返ししますとなったときに、これは市の研修施設です。あるいは、全国で公共の宿なんていってやっているでしょう。地方自治体の公務員の人ら泊まられる宿。あれもうんと地元の旅館からは怒られているようなのだけれども。一番いいのは、これ市の研修施設です。温泉つき研修施設。そこまで腹をくくってやっていれば、だめになったってその後やり方あるから。
以上。
◆佐久間行夫 委員 私も一言。飯坂温泉にも30億円都市整備でかけたよね。そして、同じことをまたやっているのだけれども、その30億円とか何か、税金を使ったことに対して、例えば区画整理事業ならば固定資産が上がって、バック、税金として戻ってくると、これだったら土湯なり飯坂がもっと繁栄して、それが税金として返ってくるような、やはりそういう責任を、事業をやる以上、やったほうも、税金を使わせてもらうほうも考えてやっていないと、その気持ちがないと、何だかこれ、面倒くさいから、細かく分けないで全部まとめてと、これ雑だよ、つくり方が。全部まとめて7万円とかって、そんな話で我々納得できるのかなと思って。そういうことだけはきちんと、土湯にかかわることはみんなで応援していきたいと思うのだけれども、その辺をやっぱりきちんと責任とれるような体制をぜひ構築していただきたいということを改めてお願いしたいと思います。
以上です。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決でよろしいでしょうか。
【「はい」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 お諮りいたします。
議案第137号福島市
土湯温泉まちおこしセンター条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第137号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
それでは、5分間ほど暫時休憩いたします。
午前10時53分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前10時58分 再 開
○石原洋三郎 委員長 それでは、委員会を再開いたします。
次に、議案第138号福島市
土湯温泉観光交流センター条例制定の件についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎商工観光部次長 それでは、議案第138号福島市
土湯温泉観光交流センター条例制定の件についてご説明いたします。
議案書35ページをお開きください。あわせまして、委員会資料の2ページもお開きください。本件につきましても、さきにご審議いただきました
土湯温泉まちおこしセンター同様、土湯温泉町
地区都市再生整備計画により現在整備を進めております観光振興施設であり、来年春の開館を予定して、現在整備を進めておりますことから、施設設置にあたり、条例を新たに制定するものです。
議案書35ページ中ほどに記載しております条文の第1条は、設置目的でございます。こちらも地方自治法の規定に基づき、土湯温泉町地区の観光の振興及び地域の活性化並びに市民の福祉の向上を図るため、福島市土湯温泉観光交流センターを設置するものでございます。
第2条は位置でございますが、記載のとおりでございまして、以前、旧観山荘がございました場所に設置するものでございます。
第3条では、施設で実施する事業を規定しております。まず、観光等の情報の提供に関すること、伝統工芸品に関する情報及び資料の収集、保管、展示及び利用に関すること、集会その他催しのための施設の提供に関すること、その他センター設置の目的を達成するために必要な事業を行うと規定しています。
36ページに移りますが、第4条でございます。開館時間は、午前9時から午後6時までとしております。休館日は設けておりませんが、市長が必要と認めるときは臨時に休館できることを規定しております。
また、第5条から第8条までは使用制限や目的外使用禁止等について規定しておりまして、ほかの公の施設と同様の規定です。
第9条では、利用に係る使用料に規定しております。議案書の38ページ、39ページの別表、委員会資料2ページの中ほど、(2)の④に記載がございますが、基本使用料としてイベント広場は1時間1,000円、その他、特別使用料及び附属設備についての使用料を定めているものでございます。
本条例の施行期日でありますが、公布の日から起算して6カ月を超えない範囲において規則の定める日から施行するものとなります。
また、施設の概要につきましては、委員会資料2ページの下ほど、(4)、施設概要に記載してございますが、イベント広場、インフォメーションセンター、休憩ホール、展望デッキ、こけし制作体験室、さらに駐車場として63台分を整備するものでございます。
また、本施設の管理運営につきましても、
まちおこしセンター同様、市の直接管理といたしますが、今後の直接管理の中で施設の管理運営内容を検証し、その実績に基づき、指定管理者制度の導入を検討することとしております。
なお、開館に向けた今年度分の準備経費につきましては、議案第129号で補正予算を提出させていただいております。
説明は以上でございます。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆佐久間行夫 委員 施設概要をもう少し詳しく教えていただければと思います。面積とか、部屋数とか何かわかれば。まず、イベント広場から。イベント広場ってどの部分なの。1階の部分なの。
◎
観光コンベンション推進室次長 面積につきましては今確認しているところでございますけれども、イベント広場につきましては、旧観山荘というか、国道の上のところ、4階の部分です。駐車場に隣接した部分で、施設に入りまして左手のところの部分がイベント広場として整備しております。こちらは、一体的に広い会場となって、部屋が分かれている状態ではないです。
なお、施設の右手のほうが、昔の観山荘をご存じの人はあるかもしれませんが、展望デッキがある場所といった形になります。なので、イベント広場は展望デッキと反対のほうということになります。
なお、インフォメーションセンターにつきましては、入り口から入って、観光案内なり情報発信をする場所という、入り口の近くに設置されております。休憩ホールは、そのインフォメーションセンターの周辺で椅子、テーブルを置いて休んでいただく場所、展望デッキにつきましては今ほど申しました土湯の温泉街が一望できるガラスで仕切られた場所となっております。
なお、施設の中心の部分にこけし制作体験室を整備する予定になっております。
◆佐久間行夫 委員 この右の観光交流センターという絵が出ているでしょう。これ全部使うということではないの。
◎
観光コンベンション推進室次長 こちらの施設の一番上の4階部分と、あと県道に隣接した1階部分、この2カ所を使うようになります。それ以外の部分につきましては、消防法等の関係から、封鎖して使わないという形になります。
【「封鎖して使わない」と呼ぶ者あり】
◎
観光コンベンション推進室次長 使えないというか。
◆佐久間行夫 委員 一部分しか使わないにしても、これ建物全部は、やっぱり構造的に維持管理とか、いろんな面というのが必要になってくるでしょう。そのまま使わなくてはいけないの。
◎
観光コンベンション推進室次長 維持管理に係る経費に関しましては、実際使わない2階、3階部分につきましては、これは光熱水、電気、水道が使えるわけではございませんので、実際の管理経費としてかかるのは4階部分と1階部分だけになります。
◆佐久間行夫 委員 では、2階、3階は全然手を入れないまま、そのまま置いておくと、放置しておくということになるのだね。
◆山岸清 委員 今消防法上だめだというのだけれども、それはどういうこと。2階、3階は崩れる可能性あるなら。
◎
観光コンベンション推進室次長 施設の建築面積というか、施設の面積、使用する場所の面積に応じて消火栓等の設置の義務づけがされております。具体的な数字は、ちょっとご説明申し上げられないのですけれども、2階、3階部分も人の利用を可能とした場合には消火栓等の施設整備が必要になることから、今回は2階、3階は使わないといった形で施設整備を進めたところでございます。
◆山岸清 委員 ちょっとそれはおかしいのでないかい。さっきの説明だと、地元の旅館圧迫になるから、余り部屋やらないほうがいいと言ったら、いや、足りないから、つくってくれと言われて、3室つくっているのに、こっち消火栓ができなかったということは、観山荘は既存不適格だったのかい。そして、やっていたの、今ので営業。今から7年前か。そのころは消火栓なくて大丈夫で、このごろ、その7年間にわたって消火栓つけなければならないというふうに消防法変わったのかい。だから、消火栓つけるのだったらつけて、部屋にしたほうがよっぽどいいのではないの。何でそういうふうに柔軟に考えないのかな、コンベンションは。
◎
観光コンベンション推進室次長 施設全体の整備総額、国の補助対象の総額がございますので、その中で整備費の中で必要なもの、最優先に整備するものを優先しながら整備してきたところでございます。
◆山岸清 委員 総額だったらば出たってしようがないのではないの。これだけ2階、3階あかせておいて、おかしいのでないかい、それは。さっき言ったように、さっきのセンター、まちづくり……。
【「金ないの」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 金ないの。
【「民業圧迫するからとさっき自分で言ったでしょ」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 だから、民業圧迫するけれども、旅館業界からつくってくれ、まちの中、人が歩かないからなんていうのだから、土湯ぶらぶら係でも市役所でつくったらいいのでないかい。
◎
観光コンベンション推進室次長 2階、3階部分につきましては、今回の整備事業の中では実際手をかけてはございません。今後もし必要性なり、もしくは事業の可能性があれば検討すべきものであるとは考えているところではございますけれども、今回の国の整備計画という枠の中でははまらなかったということなります。
◆山岸清 委員 そしたら、では別な計画があったらやるのかい。国のほうでおいしいメニューがあれば。
◎
観光コンベンション推進室次長 事業計画等の内容を精査しながら検討すべきものだと考えております。
◆斎藤正臣 委員 その消防法の、さっきの話なのですけれども、これ消火栓があればクリアできるものだったのですか。その定められた個数といいますか。そういうわけではないのではないの。
◎
観光コンベンション推進室次長 消防法の不適格の部分につきましては、ちょっと確認いたしまして、後ほど説明……。
【何事か呼ぶ者あり】
◆斎藤正臣 委員 絶対こういうふうな議論になるのは目に見えているわけで、例えば2階、3階部分を今後こういうふうにしたいというのだったら、そこで本当に使用するためにはこういう部分をクリアして、それに幾らかかるのかということも同時にお示しいただいた上で、今後考えますということだったら説得力あると思うのです。やっぱりそういうふうな議論にもなると思うのです。ただ、何が足りないのかわからないし、幾らかかるのかもわからないのに、消防法とお金がないから、やめましたと言われても、それは納得できないというの、それは当たり前なのではないのかなと思うのですけれども、ご所見をお伺いいたします。
◎
観光コンベンション推進室次長 大変申しわけございませんでした。今数字のほう確認しまして、お示しをさせていただきたいと思います。
◆渡辺敏彦 委員 そもそもこの観山荘は、昔からこれ、あの格好の建物だったのだけれども、これ耐震とか何かをやって、何したのだっけ、これ。忘れてしまったのだ。ここに樹泉とかあったのだけれども、それどうなっているとか何かってあるのだけれども、これ泊まるところないから、風呂にも入れないでしょう。さっきのやつの中にも同じ、地域の活性化並びに市民の福祉の向上なんて、両方同じこと書かれて、同じ地区に学習センター2つあるみたいなものなのだ、多分。逆に、前のとは全然違った特色ある施設だったら理解できるのだけれども、何か同じ施設が2つあるような気がするのね。その辺は、例えば空き室が2階、3階あるのであれば、消防法が云々なんていうのはあるのだけれども、そのあいているところに何かを入れるようにする決定はどこでできるのか。例えば民間の方々にその空き室売ってしまって、マンションでも何でも住んでもらうとか、いろんな工夫があると思うのね。その辺の工夫とか努力はできる、ただ空き室もったいないでしょう。耐震のほうなんかやって直しておいて。そういう努力する気は、そういうことをする気は全然ないの。
◎
観光コンベンション推進室次長 先ほど、2階、3階の活用につきましては今現在は、先ほどちょっと消防法を例に出したのですけれども、施設の現在の整備の規制等の関係で今すぐ使えるものではございませんので、将来的に、もし有効的に活用する手法等があれば、施設整備も含めて検討させていただきたいと考えております。
◆渡辺敏彦 委員 例えば不動産屋さんにでも頼んで、住まわれるようにして、安く貸すとかすれば、それでいいのでないかなと思うのだ。そういった努力しないで、消防法とか何かの消火器置かないから云々とかって、そんな話ではなくて、何とか活用する、お金かけたわけだから、国も市も、だからその辺の努力やっぱり必要でないかなと思うの。この2つの施設、これ同じようなのあるから、将来的には、利用度合いもあるのだけれども、例えばさっきのセンターのほうだっけか、こっちは余り入らなくて、同じことをこっちでやっていて、こっちも入らないもの、こっちも入らないものではしようがないのだから、その辺の今後の利活用の仕方についても、ちょっと余力残しておかないと、後から大変になるのでないかなと思うのね。それは意見なのだけれども。不動産屋でも言ってみな。借りるところあるかもしれないから。
○石原洋三郎 委員長 今のはご意見。
◆渡辺敏彦 委員 意見でいいけれども。答弁できないだろうから。
◆後藤善次 委員 震災で建物が被害に遭ったというのもあるでしょうし、経営者の方向性、元経営者の方の考え方とか、土湯としてもこの建物をどういうふうにうまく地域として活用して、何で使えるかなという、今回の整備の中の一環として、この建物をどういうふうに使っていこうかというような経緯があって、要するに壊れた建物の修繕をしないで使えるところはどこだろうというような、最低限ここは使っていけるだろうというような、そういうような選択も当時あったのではないかと思うのです。今ちょっと消防法と言ったけれども、もうフロントとか厨房とか、主要なる部分がみんなだめだったわけでしょう。客室だけ残ったから、営業できるかというと、そういうものでもないわけでしょう。全体の建物の構成から考えれば。だから、今回1階と4階を使うようになったのは、その部分を使うことが一番費用が少なくて、この観山荘を使っていく上で、こことここを使えばこんなことができるというような、そんな発想もいろいろあって進んでいたわけでしょう。だから、その辺、何かもう、ちょっと説明するときに、方向性が今変わってきてしまって、あいているところがあるなら使えばいいのではないかというようなところになっていますし、あと消防法も法律だから、手を加えればできないことはないだろうということになる。でも、そうではない、根本的なところをもう少しちょっと説明をしてもらったほうがいいのではないですか。
◎
観光コンベンション推進室次長 2階、3階部分につきましては、今後藤委員さんのおっしゃったとおり、震災でかなり破損状態がひどい形となってございます。また、旅館を経営していた当時の厨房施設なり、もしくはお風呂等の設備に関しても破損がひどい状態で、現実に使える状態ではございませんでした。今回まちづくりの中での話、各施設の位置づけとしまして、旧中之湯に関しては公衆浴場でお客さんに来てもらう場所、
まちおこしセンターに関しては公衆浴場に来た日帰りの方に食事なり、お土産を買ってもらう場所、もしくは先ほどのバイナリー等で来た方に研修会等で使っていただいて、安い料金で泊まっていただくような施設、こちらの観山荘につきましては土湯温泉の玄関口に位置しておりますので、駐車場がございます。土湯の大きな問題として、駐車場がないという大きな問題がございますので、この場所の玄関口の駐車場を利用しながら、お客様を観山荘でお迎えして、土湯温泉の中におりていっていただくと、土湯温泉の玄関口としての位置づけとなっております。エレベーターを使って下におりていくという形になります。なお、こちらの活用方法につきましても、これまでの地域の中でのお話し合いの中では、土湯温泉の玄関口としてのイベント広場を使ったイベント、こちらで例えばスタンプラリーの受け付けをして、車をとめて、スタンプラリーの受け付けをして、お客さんが、市民の方、利用者の皆さん土湯の温泉なんかを回っていただくとか、あと雨天時でも使えるようなイベント広場としての整備及び伝統工芸品としてこけしの情報発信の場所という、土湯温泉の玄関口といった位置づけの中での整備となっております。なので、地域の中では各施設の使い方に関しては、すみ分けをしながら活用していくという方向で現に検討が進められているところでございます。
◎商工観光部長 都市再生整備計画事業の中で、全体としての土湯の施設の活用の仕方を考えた場合に、1つは中之湯があって、それは日帰り温泉施設だよということ。あともう一つは、先ほど申し上げた
まちおこしセンターが向かいにあると。これは、簡易な研修も兼ねたような宿泊スペースであるということ。それから、もう一つが、
まちおこしセンターがあって、これが玄関口で、玄関はいわゆる4階部分の63台収容できる駐車場の入り口が玄関になると。そこから3階、2階を飛ばして1階までエレベーターでおりてくれば、その裏側の県道に出てこられると。その裏側の県道に出てくれば、そこから若干歩いて、中之湯に行ったりとか、あと土湯のほかのいろんな店に行ったりとか、そういうような回遊性も考えて、全体の予算の枠の中でそれぞれの施設の機能を考えたときに、こういうふうな機能の役割分担、すみ分けをしていきたいというふうな意図で進めてきた施設でございます。
◆佐々木優 委員 これ、さっきのと同じなのですけれども、やっぱりこれをやるのだとすれば福島市がちゃんと、もう決まったら、あとはお願いねではなくて、一緒に考えてやっていくことがこれからずっと必要になってくると思います。なので、そこをしっかりとやっていただくということが一番求められると思うので、よろしくお願いしたいと思います。これは要望です。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 それでは、斎藤委員の質問の返事を待ってから自由討議、討論に移りたいと思いますので、採決もあわせて、一旦保留ということで。
次に、指定管理者の指定の件の議案に移ってまいりたいと思いますが、先に審査方法についてお諮りいたします。議案第156号中、
商工観光部所管分、議案第162号ないし議案第173号については、いずれも指定管理者の指定に関する内容でありますことから、一括して議題としたいと思いますが、商工観光部においては該当する議案数も多く、施設の種類も多岐に及びますので、まず議案第156号中、
商工観光部所管分、議案第162号ないし議案第168号までの説明と質疑、採決を行い、次に残りの議案第169号ないし議案第173号の説明と質疑、採決を行うという形で2つに分けて審査し、また議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に関する債務負担行為の部分については関連がありますので、その部分もあわせて議題としてまいりたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第156号中、
商工観光部所管分、議案第162号ないし議案第173号、また議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に関する債務負担行為の部分を一括して議題とし、審査は議案第156号中、
商工観光部所管分、議案第162号ないし議案第168号までと、議案第169号ないし議案第173号までの2つに分けて行ってまいりたいと思います。
それでは、当局の説明を求めます。
◎商工観光部次長 それでは、議案第156号指定管理者の指定の件中、
商工観光部所管分、議案第162号ないし議案第168号指定管理者の指定の件、あわせまして議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に係る債務負担行為についてご説明申し上げます。
議案書につきましては67ページからでございます。補正予算説明書は26ページをお開きください。あわせまして、先ほどお配りしました委員会資料2、厚いほうでございますが、指定管理者の指定の件をまとめた資料でございますが、こちらの1ページから説明させていただきたいと思います。
まず、議案第156号につきましては、商工観光部所管である福島市働く婦人の家、福島市勤労青少年ホームは福島市音楽堂と一体の施設であり、福島市古関裕而記念館は同一敷地内にあることから、一括した管理を行うほうが効率的であるということから、4施設を一括公募といたしました。
商工観光部所管施設の福島市働く婦人の家、福島市勤労青少年ホームの指定管理者候補者は、公益財団法人福島市振興公社であります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計6億2,439万1,000円で、内訳としましては管理運営経費8億897万3,000円、利用料金等収入1億8,458万2,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、委員会資料1ページの下の表に記載のとおりでございます。
次に、公益財団法人福島市振興公社の事業概要でございますが、1ページの表中にございます団体の事業概要にも記載してございますが、市民の文化振興に関する啓発及び推進事業ほか記載の事業を行っております。
資料の2ページをごらんください。1、選定経過についてでありますが、当施設には1団体からの応募があり、外部委員2名を含む商工観光部指定管理者管理運営委員会及び外部委員2名を含む教育委員会指定管理者管理運営委員会を合同開催し、8月24日に面接審査を、9月27日に、7つの評価項目に基づき、第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理候補者の順位を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が公益財団法人福島市振興公社で、最終合計点は75.60点です。評価のポイントですが、これまでの管理実績に裏づけされた適正かつ現実的な運営方針と目標設定かつこれまでのノウハウを生かした管理計画、職員配置となっている点が評価されました。
なお、本定例会議終了後、審査結果を公表いたしますが、その際、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとしまして、複数の団体からの応募があった場合、交渉順位第2位以下の団体におきましてはアルファベット表記とさせていただきます。
次に、資料3ページをごらんください。福島市
職業訓練技能センターでございます。指定管理者候補者は、職業訓練法人福島職業訓練技能協会です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間です。
職業訓練技能センターに債務負担行為設定額はございませんが、毎年度運営補助金を交付することとなります。なお、平成30年度の運営補助金額は574万円となっております。
次に、職業訓練法人福島職業訓練技能協会の事業概要でございますが、表中に記載してございますが、会員の雇用する労働者に対する認定職業訓練事業ほか記載の事業を行っております。
資料の4ページでございます。1、選定経過についてですが、
職業訓練技能センターに対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行い、その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定したところです。
2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、指定管理者候補者は職業訓練法人福島職業訓練技能協会で、最終合計点は67.44点でございます。評価のポイントにつきましては、技術、技能習得、伝承のために必要な施設を活用したイベント開催を通じて地域との連携や施設PRを図る取り組みを評価したところでございます。
続きまして、5ページでございます。福島テルサでございます。福島テルサの指定管理者候補者は、公益財団法人福島市振興公社です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間です。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計で6億9,007万9,000円で、内訳としまして管理運営経費が10億9,996万2,000円、利用料金等収入が4億988万3,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、5ページ下の表に記載のとおりでございます。
公益財団法人福島市振興公社の事業概要につきましては、記載のとおりとなっております。
資料6ページでございます。1、選定経過についてでありますが、福島テルサに対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査を、9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理候補者の順位を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が公益財団法人福島市振興公社で、最終合計点は70.19点です。評価のポイントについてですが、施設の設置目的や現状分析を踏まえた適正かつ現実的な運営方針と目標設定であり、利用者ニーズの把握ときめ細やかなサービス提供が期待できる提案である点が評価されました。
続きまして、資料7ページをごらんください。サンライフ福島でございます。サンライフ福島の指定管理者候補者は、公益財団法人福島市振興公社です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
債務負担行為設定額は、平成31年度からの5カ年間合計で6,801万1,000円で、内訳としましては管理運営経費が1億34万5,000円、利用料金等収入が3,233万4,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、表に記載のとおりでございます。
次に、公益財団法人福島市振興公社の事業概要でございますが、表中の記載のとおりでございます。
次に、資料の8ページでございます。1、選定経過でございますが、サンライフ福島に対しましては2つの団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査、9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理候補者の順位を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果でございますが、交渉順位第1位が公益財団法人福島市振興公社で、最終合計点は75.81点です。交渉順位第2位は、資料にはA団体と記載してございますが、先ほど申し上げましたとおり、本議会終了後に公表いたしますのはA団体と公表いたしますが、参考までに申し上げますと公益財団法人福島市シルバー人材センターでございまして、62.13点でございます。評価のポイントについてですが、施設の設置目的や現状分析を十分に理解した適正かつ現実的な運営方針と目標設定、利用者を飽きさせない季節ごとのイベント開催や自社の人材を活用した健康情報の提供など、提案内容に創意工夫が見られる点が評価されました。
続きまして、資料9ページでございます。福島市
東部勤労者研修センターの指定管理者候補者は、福島工業団地立地企業連絡協議会でございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間です。
債務負担行為設定額は、平成31年度からの5カ年間合計で548万4,000円で、内訳は管理運営経費が674万9,000円、利用料金等収入が126万5,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表に記載のとおりでございます。
福島工業団地立地企業連絡協議会の事業概要でございますが、表に記載してございますとおり、団地内企業の健全な発展に関する事業ほか記載の事業を行っているところでございます。
資料の10ページ、1、選定経過についてですが、当該施設に対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。
2、指定管理者候補者と3、審査結果については、候補者が福島工業団地立地企業連絡協議会で、最終合計点は72.37点です。評価のポイントにつきましては、施設の利用促進及び環境改善を図るため、ターゲットを明確にした周知や利用者要望の掲示など、新たな取り組みが提案されている点が評価されました。
資料11ページをごらんください。こちらは、福島市
西部勤労者研修センターでございます。指定管理者候補者は、福島西部地区立地企業連絡協議会です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
債務負担行為設定額は、平成31年度からの5カ年間合計で967万3,000円で、内訳としましては管理運営経費が1,607万2,000円、利用料金等収入が639万9,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表に記載のとおりでございます。
次に、福島西部地区立地企業連絡協議会の事業概要でございますが、西部地区立地企業の健全な発展に関する事業のほか記載の事業を行っているところでございます。
資料の12ページです。1、選定経過についてでございますが、当該施設に対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。
2の指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、候補者が福島西部地区立地企業連絡協議会で、最終合計点は71.03点です。評価のポイントについては、施設の利用促進及び環境改善を図るため、ターゲットを明確にした周知や利用者要望の掲示など、新たな取り組みが提案されている点が評価されました。
続きまして、資料13ページをごらんください。福島市産業交流プラザの指定管理者候補者は、公益財団法人福島県産業振興センターです。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計で1億2,118万5,000円で、内訳として管理運営経費が1億2,118万5,000円、利用料金等収入はゼロでございます。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表に記載のとおりでございます。
公益財団法人福島県産業振興センターの事業概要につきましては、記載のとおりでございますが、中小企業の経営資源確保の支援ほか記載の事業を行っております。
資料の14ページでございます。1、選定経過につきましては、当該施設に対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。
2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、候補者が公益財団法人福島県産業振興センターで、最終合計点は77.28点です。評価のポイントについてですが、利用者ニーズの把握ときめ細やかなサービス提供が期待できる提案であり、コラッセふくしま内の他の施設との有機的な連携が図られ、施設の利用促進と利用者満足度の向上も期待できる点が評価されました。
15ページをごらんください。福島市
アクティブシニアセンターの指定管理者候補者は、株式会社福島まちづくりセンターでございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計で5億9,071万5,000円で、内訳としましては管理運営経費が6億7,338万5,000円、利用料金等収入が8,267万円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表に記載のとおりでございます。
株式会社福島まちづくりセンターの事業概要でございますが、表にも記載してございますが、商業の振興を図るための経営、技術、販売、財務等に関する指導及び情報の提供業務ほか記載の事業を行っております。
資料の16ページでございます。1、選定経過についてでありますが、
アクティブシニアセンターに対しては2つの団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査を、9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理候補者の順位を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が株式会社福島まちづくりセンターで、最終合計点は81.94点です。交渉順位第2位は、A団体と記載してございますが、参考までに申し上げますと福島市観光開発株式会社で、71.44点でございます。評価のポイントにつきましては、センターの設置目的を熟知し、つながる施設という全体コンセプトを中心に据えた上で、運営方針を多面的に打ち立てている点や、複数項目での目標値設定、重視するサービス項目を具体的かつ時流に沿った内容で設定するなど、指定管理期間が満了する5年後のビジョンが明確になっている点が評価されました。
説明は以上です。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 これ、第1次審査も9月27日、あと10月9日、これは相当忙しいでしょうね、これだけのやつ審査するのだから。何時から何時までかかったのかな。時間というのは。具体的な時間。それから、それぞれの委員会の委員の方はどういう人が委員になっているか。
◎
商業労政課労政係長 まず、第1次審査よりも時間がかかったの、面接審査のほうが丸々1日、商工観光部では部所管の面接審査に1日を要しました。午前9時から4時半まで。その後、9月27日開催の第1次審査につきましては、各委員が、資料右側下段に記載の審査集計表に沿った評価項目の中で点数づけをしていただいたものを集計をして、それらを見ていただくような、そんなイメージで進めておりましたので、27日の審査につきましてはおよそ午後の時間2時間程度で終了をしてございます。続きまして、10月9日開催の第2次審査でございますが、こちらは全庁、市の施設全ての施設の第2次審査というふうなことでございまして、全体の時間については、大変申しわけございません、把握をしてございませんが、商工観光部の所管分につきましては午後の時間30分程度で施設の説明をさせていただいたところです。
また、委員の構成ですが、商工観光部指定管理者の管理運営委員会のメンバーにつきましては、商工観光部長、商工観光部次長、それから課、商業労政課長、企業立地課長、産業創出推進室長、
アクティブシニアセンター・アオウゼ館長、
観光コンベンション推進室長というふうな商工観光部内の委員と、外部委員として福島県鉄工機械工業協同組合の理事長、澁谷修一様、それから商工会議所から女性会の会長さんというふうなことで斎藤可子さんに外部委員ということでお二方ご参加をいただいているところでございます。
以上です。
◆山岸清 委員 そうすると、わかりました。第1次審査が大事なのだよね、これ。そうすると、その第1次審査のときにこの評価項目に対して回答してもらうのかい、この団体の人。1団体だったら気楽なのだけれども、2団体拮抗すれば大変でしょう。そうすると、これは書いてもらうの。書いてもらったやつをそれぞれの部長、次長、課長、あと室長、あと組合長、商工会議所の人らが点数つけるということかい。
◎
商業労政課労政係長 済みません。それでは、審査の経過の表をごらんをいただきながらご説明をさせていただきたいのですけれども、まず8月の6日から9日の間で申請書を受け付けをした後、あらかじめ各委員にお配りをいたします、あらかじめ申請書類については目を通していただいた上で、8月の24日、面接審査というふうなことで、申請団体のほうから申請書類に関するプレゼンテーションということで、説明15分でしていただいているところでございます。それに対する、説明の後、質疑の時間を設けて、それで面接審査のほう終了しております。各委員については、申請書類と面接、プレゼンテーションの内容、質疑応答の内容に基づいて、審査集計表の項目に基づく点数について記載をしていただいて、事務方のほうにご提出をいただいております。それを取りまとめたものを9月の27日の第1次審査で見ていただいていると、全体としてはそういった流れで進めてまいりました。
以上です。
◆山岸清 委員 そうすると、面接審査のときから商工観光部の管理委員会の人らが審査しているということね。面接審査のときから。
◎
商業労政課労政係長 はい、そのとおりです。
◆山岸清 委員
アクティブシニアセンターは人気あるのだね、これ。6人も説明会に来て、結果2団体だけれども。これ、どこにあるのだっけ。大町か。
【「アオウゼ」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 アオウゼね。俺も行っているのだ、アオウゼ。了解。
◆後藤善次 委員 済みません。基本的なことを教えてください。債務負担行為の5年というのは、何で5年なのですか。
◎
商業労政課労政係長 5年間の指定管理期間の債務負担行為の額ということで、5年分となります。
◆後藤善次 委員 これ非公募も債務負担行為は5年なのですよね。それも同じ理由なの。非公募。
ちょっと質問を変えます。一番最初に説明していただいた音楽堂から勤労青少年ホームまで、これ敷地内に全部あるから、逆に音楽堂とか記念館だから、所管が違うほうに行く、面積とか規模とか運営状態をどっちが主流になるのかということを考えると、何か文教系のような気もしないでもないのですけれども、これは何でこっちなのかなと、素朴な疑問なのですが、済みません。
◎
商業労政課労政係長 ただいまの音楽堂ほかの施設については、所管が音楽堂と古関裕而記念館が教育委員会ということで文教福祉、残る働く婦人の家、勤労青少年ホームについては商業労政課所管ということで商工観光部、経済民生の所管というふうなことで、2つにまたがってございます。指定管理者の選定につきましてもそれぞれの委員会、それぞれの指定管理者管理運営委員会において、一括した説明を受けて、それぞれに採点を行っているという経過でございます。施設の設置目的等が違うので、どちらかにというふうなことではなく、それぞれに採点をしたと、そういうことでございます。
以上です。
◆後藤善次 委員 そうすると、でも両方、この4つとも振興公社なのですよね。
◎
商業労政課労政係長 はい、そのとおりです。
◆後藤善次 委員 またがっているけれども、それぞれで審査をして、同じところで全部一括で受けているということ。どっちかが納得いかないということがあり得るわけだね。
◎
商業労政課労政係長 それは……。
◆後藤善次 委員 委員会で。
◎
商業労政課労政係長 議会の。
◆後藤善次 委員 ええ、議会。
◎
商業労政課労政係長 審査の、指定管理者の管理運営委員会でということでしょうか。
○石原洋三郎 委員長 文教福祉でも審査しているかということですか。
◆後藤善次 委員 文教福祉もやっているわけでしょう。やっているのですね。わかりました。
○石原洋三郎 委員長 要は片方が……。
◆後藤善次 委員 文教のほうと経民のほうと、片方が納得しないとなった場合や、お互いが、両方が納得しない場合もあり得るということ。それはないのですか。
【「それは担当書記から」と呼ぶ者あり】
◎書記 そのような場合もありますが、最後は1本の議案として議場で採決しますので。
◆後藤善次 委員 そういうふうになる。これ、それぞれに1位になって出てきているわけだよね。いいのか。
◎書記 議案の審査とその指定管理の応募者の点数はまた別なものとして考えていただければ。
◆後藤善次 委員 そういうことですか。そうだね。わかりました。
◆斎藤正臣 委員 後藤委員の疑問も私はもっともだなと思うのですけれども、この4つの施設を所管する福島市の庁舎の中でも文教と経民で分かれているにもかかわらず、その指定管理者というのは1者ですよね。この妥当性がいまいちわからないのですけれども、説明いただけますか。施設が一緒とか、敷地内にあるというのはわかりましたけれども、それでだって働く婦人の家の設置目的と音楽堂の設置目的って全く違いますよね。さっきの土湯の話ではないですけれども、飲食店も物販も施設も一緒の人がやらなければいけないというような話で、3団体、説明会に参加いただきましたけれども、私的には福島市音楽堂であれば、音楽に精通した団体が音楽の振興とかというのはできると思いますし、ただ働く婦人の家をその団体ができるかといったら、それは難しいのではないかなと思うのです。だから、やっぱりこういった団体、振興公社さんのような団体しか受託できないという現状があるのではないのかなというふうに思うのですけれども、その4つの施設が1つの指定団体、指定管理者でなければいけない妥当性をご説明ください。
◎商業労政課長 確かに合築しておりまして、目的の違う音楽堂の施設と、片や勤労のための婦人の家、勤青ホームということで、目的自体は確かに違う。ただ、実際のところ、音楽堂の利用にあたってどうしても会議室が必要になってきたりということで、かなりの交流といいますかはございます。そういった面と、あと利用者からの面と、あとは一括管理した場合、実際そうなのですけれども、婦人の家と音楽堂の責任者が1人で、0.5となるというような分け方で、管理する人件費の部分についても分割できるといった点、あとはもろもろ事務的なものもございまして、そういったところで一括して同一敷地内の建物、全く同じ敷地にあるので、一括してやったほうがより効率的であろうということで、今回4施設をまとめて一括指定管理ということでなってございます。
◆斎藤正臣 委員 費用的にそっちのほうが合理的だというような説明はわかりました。ただ、指定管理の目的として、よりよいサービスをという観点もあったはず。その部分に関してはどうですか。
◎商業労政課長 サービス面についても過去の実績で、勤労関係の施設につきましても十分に今までやってきた積み上げもございまして、十分対応できると考えてございます。同じように、教育施設の音楽堂についてもその実績のほうを鑑みたと思っております。では、ほかの業者さんが入る余地がないのではないかというところが出てきていることは確かにそうなのですけれども、そういった実際の実績もあって、より効率的にそういった施設を管理できるということであれば、一体管理で公募をかけるほうがより効率的かと思っております。
◆佐久間行夫 委員 では、何点かお伺いしますが、まず1ページ目の音楽堂以下のところですけれども、管理運営費が平成31年から平成35年に、少しずつでありますが、ふえていく原因は何があるのですか。あちらの計画の中で何がふえているの。
◎
商業労政課労政係長 所管分の勤労青少年ホーム、それから働く婦人の家の部分でございますが、多少増加しているのはやはり人件費分ということで多少増加が見られます。あと、消費税、4期の途中で10%に上がる分も影響があるかと思います。
◆佐久間行夫 委員 消費税は平成32年からだっけ。
◎
商業労政課労政係長 来年の10月からということで試算をしています。
◆佐久間行夫 委員 5ページのテルサについても、管理運営費がふえている部分は何が要因でしょうか。
◎商業労政課長 テルサの管理運営費で実は大きいのが北町駐車場にあります入庫を管理する機械、これを更新しなければならないということで、1,200万円ほどかかる予定でございます。これが大きな増額の要因でございます。
◆佐久間行夫 委員 管理運営費の中で北町の駐車場の1,200万円って、どういうふうにこの債務負担の中にかかわってきているの。よくわからないのだけれども。
◎商業労政課長 管理運営費の中に施設管理費の中で使用料及び賃借料というところがございまして、その部分にこの駐車場の関係が入ってくるということでございます。
◆佐久間行夫 委員 どこの経費が上がることになるの。何年から何年、全部ならして入ってくるの、これ。
◎
商業労政課労政係長 その経費については、平成32年度以降で上昇する部分になります。
◆佐久間行夫 委員 1,200万円、これ100万円ぐらいしか上がらないのだよ。1,200万円ってどうやって入れるの。
◎
商業労政課労政係長 済みません。その機械の更新については5年分でならしてありますので、テルサについても上昇している部分については人件費及び消費税10%増税部分でございます。
◆佐久間行夫 委員 5年間で1,200万円と消費税10%に上がる部分を足して、5年間でならしたら、もっと金額大きくなるよね。2億1,300万円が2億2,200万円だから、上がったのは900万円ぐらい、それが。ならしたって5年でならしているのではないの、これ。よくわからないけれども。
◎
商業労政課労政係長 駐車場の機器更新については、5年間でならしております。かつその消費税分について、平成32年度以降10%ということで試算をしているところです。
◆佐久間行夫 委員 では、続けて、
東部勤労者研修センターと
西部勤労者研修センター、目的は同じような内容ですけれども、西部のほうが多少は面積広いのですが、管理運営費に大きな差が出てくるのはどういうことでしょうか。
◎企業立地課長 まず、
西部勤労者研修センターと
東部勤労者研修センターの管理運営費の違いでございますけれども、1つには施設設備の違いによる経費の増加がございます。
西部勤労者研修センターにつきましては、空調用の設備としてガスヒートポンプ方式による冷暖房機が備わってございます。こちらは、電気料金とは別にプロパンガス料金が必要となりまして、5年間合計で約320万円余、またこの空調設備の定期的な保守点検のための委託料が必要となっております。
2つ目の要因といたしましては、利用者数、利用件数が多いことによる経費の増加がございます。光熱水費ですとか受け付け事務手数料などが利用者数、利用件数に比例して増加すると見込んでございまして、このことによって
東部勤労者研修センターに比して345万円ほど多くなってございます。
3つ目の要因でございますけれども、施設管理のための管理人を委嘱をしているのですけれども、この管理人手当が異なってございます。
西部勤労者研修センターでは、市内の学習センター管理人手当と同額、これ月額3万7,000円になりますけれども、こちらを報酬としてお支払いをしてございますが、
東部勤労者研修センターでは、その業務量を勘案いたしまして、報酬を学習センター管理人手当の2分の1としてございます。そのため、5年間合計で108万円ほどの差が生じてございます。
こういった大きな3つの理由によって管理運営経費に差が出ているというふうになっております。
◆佐久間行夫 委員 収入のほうも利用料金等にこんなに差が出てくるものなの。5倍でしょう、これ。
◎
企業立地課企業立地支援係長 まず、
東部勤労者研修センターでは、施設の種類としては多目的ホールと、あと和室、研修室と、2つしかありません。一方で、
西部勤労者研修センターでは多目的ホール、あと大会議室、あと小会議室、あと和室、あとテニスコート2面、あとゲートボール1面というふうなことで、施設の規模に差異があります。あとそれから、東部勤労者センターについては福島工業団地の奥まっているところにありまして、利便性はちょっとなかなかよいとは言えないところにありまして、一方で西部勤労者センターは福島キヤノンさんの近くにございますので、あとそれから比較的ほかの企業からも行きやすい状況になっておりまして、利便性がよいというふうなことが挙げられます。
◆佐久間行夫 委員 続いて、15ページ、16ページで、
アクティブシニアセンターが公募で、まちづくりセンターと福島市観光開発株式会社との2者が応募したということで、この中でウですけれども、指定管理料の設定の考え方で、片や満点の12点と、観光のほうは8.4点ですけれども、ここはどういうふうな違いがあるのか、わかれば教えてください。
◎
商業労政課労政係長 その項目の点数につきましては、財政当局のほうで算出をいたしました標準的経費の額と申請段階で提出のあった経費との見合いといいますか、その中で決定をすることとなっております。そういたしまして、申請団体から提出のあった経費が標準的経費以下の場合については9点という点数を加える、それよりも超えた場合、その超えたパーセンテージによって8、7、6、5、4、3、2、1というふうなことで減点をしていくというふうな考えに基づいて点数づけを行っておりますので、ここは委員が、各委員が採点をすると、そういった項目ではございません。
◆佐久間行夫 委員 では、結構高い指定管理料の計画をしていたというふうなことになってしまうのだね。経費がかかっていると。わかりました。ありがとうございました。
○石原洋三郎 委員長 それでは、暫時休憩にしたいと思います。
午後0時06分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時20分 再 開
○石原洋三郎 委員長 それでは、委員会を再開いたします。
ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 9ページ、これ、いただいた資料の9ページの
東部勤労者研修センター、これは収入がずっと25万3,000円で5年間、本当にこれどうなっているのだい。予想だから、これでいいのだけれども、何だか。あとそして、やっていると、今度支出のほうは平成32年度から135万2,000円でずっとこう、これどうなのだい。何で一定の支出と収入なのだい、これは。全然これ、でこぼこないというのは、いいのだけれども、そういうふうになっていくのだということなのだろうけれども。どうなのだろう、これ。内訳。
あとそれと、では答弁考えているうちにもう一つ。次の
西部勤労者研修センターも、11ページで、平成32年度、管理費は313万5,000円が平成33年度に3,635万円にぴょんと500万円上がると、それからまた平成35年度には313万5,000円に落ちつくのだよ。そして、なおかつ収入は128万円でずっと4年続いていくのだ。何で、これ本当に不思議だなと思うのだ。
あともう一つは、今度は13ページだと、これは産業プラザ、これは平成32年度が2,419万8,000円が、年またいで今度平成34年度になると2,419万8,000円と、これ同じなのだよね。そして、平成33年度は2,433万7,000円が平成35年度に2,433万7,000円。あと、下の差し引き管理料も1年ごとにずらして数字並べかえているのだ。何でこれ、ちょっとくらいずれていればあれだけれども、ぴったりに、どういうことなのだろう、これ。支出だから、そのまま落としてくるから、これは関係ないのだけれども、支出が何でこう年がわりごとに、何だか見ていると適当に書いているようにしか見えないのだけれども、根拠はありますか。予想だから、そういう予想なのだと言われればしようがないけれども。
◎企業立地課長 まず、
東部勤労者研修センター及び
西部勤労者研修センターでございますけれども、まず西部のほうだけ先に、管理運営費のほうに年度間の差があることについてご説明申し上げます。
これ先ほど申し上げましたように、施設の設備で、特にガスヒートポンプ方式の冷暖房機を備えつけている施設でございますけれども、こちらの点検が4年に1度行われる点検が入ってございますので、平成33年度これが該当するということで、この年度が例年に比べると高い費用、経費となってございます。そのほかの年度につきましては、そのほかの設備につきましても毎年点検するものと複数年に1度点検するものがございますので、こういった内容となっている、それを予測しての経費の計上をしてございます。
料金収入につきましては、これまで第3期の実績をもとに、年度平均をとりまして、それを5年間にならした形で計上させていただいていますので、こういった形になってございます。
◆山岸清 委員 東部の収入も、ならしてこうやったということだね。
◎企業立地課長 はい、そのとおりでございます。
○石原洋三郎 委員長 産業交流プラザのほうは。
◎
産業創出推進室工業振興係長 お答えいたします。
平成33年度、平成35年度、こちらの支出が2,433万7,000円というふうになっておりますのは、3階の産業交流プラザ会議室、302号室の、こちらは2部屋に分割することができるのですけれども、分割する仕切り板のスライディングウオールというレールの保守点検を実施する経費として、その差額、13万9,000円を見込んでおるという次第でございます。
◆山岸清 委員 結局15ページの
アクティブシニアセンターも、この収入はならしてやったということでいいのかな。みんな同じだから。
◎
アクティブシニアセンター・アオウゼ活動支援係長 委員ご指摘のとおりでございます。
◆佐々木優 委員 今のに関連してなのですけれども、配分のところで、ア、イ、ウ、エ、オ、カ、キとありますけれども、審査集計表のところです。イのところの利用者サービスの観点に立った利用促進の考え方というところが30%ということで、ここに多くのウエートを置いているわけなのですけれども、ここを一番重要視、福島市としては重要視をしているということだと思うのです。利用促進をしていってくださいねということで考えているということでいいのでしょうか。
◎
商業労政課労政係長 はい。利用者サービスの充実というふうな観点で、今委員おっしゃったとおり、この得点を30%ということで配分を大きくしておりまして、提案の中では、団体によって、利用促進こういう方法で進めていきますというふうな提案、申請書の中身で提案をいただいているところであります。また、利用促進についても、前年比何%でふやしていきますなんていうふうな提案を受けているところもございます。
以上です。
◆佐々木優 委員 それを全部の施設に求めているというわけではないということですか。
◎
商業労政課労政係長 義務的に必ず前年比何%で利用者をふやしてくださいというふうな、そういう言い方ではないです。
◆佐々木優 委員 ならしてやっているところと年々ふやしているところというふうに見受けるのですけれども、でもやっぱり市民の皆さんに利用をいっぱいしていただくというのが市のスタンスだと思うのです。なので、できたら指定管理者になる皆さんには、工夫して、年々頑張っていきましょうねというようなことはちゃんと言っていくべきではないかなというふうに思うのですが、これは義務にしないにせよ、やっぱりそこはちょっと頑張ってふやす工夫をしていきましょうねと、ここの中でもわかるようにしていきましょうねとかというふうに言うことというのはできないのでしょうか。
◎
商業労政課労政係長 利用の促進ということで、よりよいサービスを提供していっていただきたいというふうなのは指定管理の趣旨としてありますので、そういう観点から、申請団体というか、候補団体、この後、12月定例会議決後に交渉という、基本協定の締結に入っていくわけですが、その中で話をしていくことは可能かと思いますけれども。
◆佐々木優 委員 これ意見ですけれども、やっぱりいかに市民の皆さんに利用していただくかというところが肝だと思うので、ぜひそこら辺は管理者の皆さんにしっかりコンセプトというか、根本のことを伝えていただいて、利用促進に努めていただくということをお願いしたいと思います。
◆斎藤正臣 委員 ちょっと全体的な話になってしまうかもしれないですけれども、例えば16ページの
アクティブシニアセンターを例えにちょっとお伺いしたいのですけれども、指定管理料の設定の考え方についてなのですが、これは市があらかじめ設定した金額を下回れば全て満点ということになるのですか。その下回り度合いに限らず。
◎
商業労政課労政係長 標準的経費を下回れば9点という点数がまず付与されて、その上で中身について、その中身が妥当であればプラス1点ということで、合計10点というふうな点数配分になります。
◆斎藤正臣 委員 そうすると、この12点というのはどういうことなのですか。
◎
商業労政課労政係長 商工観光部の指定管理者の管理運営委員会のメンバーがこの審査8名で行っておりまして、それを100点満点に換算したというふうなところでの……100点満点に換算をして点数づけ……済みません。各委員の点数を合計して100点満点に換算をしたというふうなことで、12点という点数になっております。
◆斎藤正臣 委員 意味が全くわからないのですけれども、80点満点の15%が12点ですよね。違う。
◎産業創出推進室長 こちらに関しましては、全庁的に今般指定管理の入れかえというか、更新ということがある中で、各部の運営委員会について、人数が10人を超えているところ、あるいは私どもみたいに8名のところ、さまざまございます。例えば120点満点、12名いるところだと単純に120点満点になって、80点でも落ちてしまう。一方、8人のところで70点でも落ちてしまう。これ市民の方に公表したときに、何で80点で落ちて70点で落ちるのということがないように、例えば12人だったら120点を100点に圧縮する、80点満点を100点に延ばすと言うと言い方おかしい、見せるというような作業がまずございます。そうした中で、商観部は80分の、8人ですので、1人10点として、80分の100という作業が1つ入ってくるというところが1つあります。それで、この12点というところが導き出されているというご理解いただければ。全ての部局で100点を満点にするように、単純に1人委員10点を持っていて、120点満点のところがあれば80点のところもあって、それを100点にならしているという。
【「ならしているというか、換算しているのか」と呼ぶ者あり】
◎産業創出推進室長 皆さんにお見せするときに……。
◆斎藤正臣 委員 いや、換算したのはその下から2番目の数字でしょう。81.94点というのが。ですよね。その途中の、換算する前の、配分は15%で、第1位の12点というのは、先ほどご説明のあった設定した金額を下回った場合は9点ですよと。それに、その下回りぐあいに応じて1点ずつ加算するのですよということとどういうふうな関係があるのか、ちょっとわからないので、教えてくださいということ。
◎産業創出推進室長 先ほどのように下回った場合は9点なのですが、この項目については、積算をするのにあたって各項目からの維持管理、補修料とか、そういったものが適切に積み上がっていればもう一点加算されるので、10点というのが満点になる。下回った上に、もう一点加算される余地があるということになります。この項目は10点満点で。
◎
商業労政課労政係長 済みません。説明がわかりづらかったようで。点数がまず標準的経費を下回っていれば自動的に9点、中身、項目等を確認をして、妥当な項目立てであるというふうなことであればプラス1点で、10点満点での採点になります。
アクティブシニアセンターのこちらの団体の採点については、それで10点というふうな評価があって、委員8人ですから、合計のトータルで80点の15%で12点というふうな。
◆斎藤正臣 委員 ご説明はわかりました。今回、まちづくりセンターが第1位になったのはやっぱりここの配分が大きかったと思うのですけれども、要は費用を、みずから指定管理をしたいという企業が設定して、皆さんにプレゼンするにあたって、当局のほうではどの程度情報を、指定管理をしたいという人に情報を開示するのかをちょっと知りたいのですけれども、例えばさっきいろんな工事があって、ならして金額を設定したとおっしゃっていたではないですか。でも、それって普通の人はわからないですよね、そんなこと。そういったことも含めて、例えば前年度、今回5年間の設定ですけれども、この
アクティブシニアセンターが開所してからずっとこれぐらいの経費でやっていたのですよであったりとか、そういったことも情報を皆さんに等しく開示して、そして設定してもらうというふうになるのですか。これからかかる費用のことも含めて。
◎
商業労政課労政係長 金額までは開示をしてございません。金額については、現行の指定管理者の経営の営業努力というふうな部分もございますので、金額までは開示してございませんが、例えばその施設でどのような委託業務があるかというふうなところまでの情報は申請団体には公開しています。
◆斎藤正臣 委員 委託業務に関しては公開するけれども、その中身の数字、今まで実際それ、どれだけかかったのかということに関しては開示しないということですか。
◎
商業労政課労政係長 平成29年の基礎資料で、過去全てのものについては開示はしませんが、済みません、金額も開示、情報提供していました。
◆斎藤正臣 委員 それは、どの程度までなのでしょうか。
◎
商業労政課労政係長 仕様書の中で、年度間にかかった費用について項目立てをして、全て金額も含め、開示している状態です。仕様書で。
◆斎藤正臣 委員 例えば平成29年度の情報を開示したとして、その情報がいわゆる満点、福島市が設定する基準の金額と同額ではないということですか。同額ではない。
◎
商業労政課労政係長 同額ではないです。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
ここからは、今説明があった議案に対して1件ずつ自由討議、討論、採決を行っていきたいと思います。
なお、
一般会計補正予算の採決については、指定管理者の債務負担行為以外の部分の審査が残っていますので、後ほど残余の部分を審査した上で採決を行います。
まず、議案第156号中、
商工観光部所管分についての自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第156号中、
商工観光部所管分についての採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第156号指定管理者の指定の件中、
商工観光部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第156号中、
商工観光部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第162号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第162号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第162号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第162号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第163号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第163号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第163号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第163号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第164号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第164号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第164号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第164号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第165号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第165号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第165号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第165号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第166号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第166号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第166号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第166号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第167号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第167号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第167号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第167号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第168号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第168号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第168号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第168号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
それでは、先ほどの議案第138号福島市
土湯温泉観光交流センター条例制定の件で、消防に関して質問が出ていたかと思いますが、その回答を求めます。
◎
観光コンベンション推進室次長 先ほど説明ができなくて大変申しわけございませんでした。観光交流センターの消火栓、消防法に関する部分についてご説明申し上げます。
消防法におきまして、屋内消火栓につきましては消防法施行令の中で建物の用途及び延べ床面積により設置基準が定められております。観光交流センターにつきましては、設置基準の中で観光センター、集会所に該当します。延べ床面積が1,500平方メートル以上の場合、屋内消火栓の設置義務が生じることとなっております。このたびの観光交流センターの延べ床面積につきましては、4階が1,128平方メートル、1階が169平方メートル、合計1,297平方メートルとなっております。延べ床面積が1,500平方メートル未満のため、今回の整備においては屋内消火栓の設置は必要ない状態となっております。
なお、2階、3階を利用する場合、2階につきましては801平方メートル、3階につきましては896平方メートルあることから、合計で延べ床面積が2,994平方メートルとなり、設置が必要な延べ床面積1,500平方メートル以上となることから、全館において屋内消火栓の設置が必要となっております。
全館に屋内消火栓を設置した場合にかかる費用の概算につきましては、屋内消火栓、自家発電機、受水槽ポンプの整備費として3,560万円、その他必要となる自動火災報知器、キュービクル整備などを合わせて6,460万円余の整備費が必要となっております。
なお、観山荘につきましては経年劣化によりまして、宿泊施設、宿泊の部屋でございますけれども、こちらがかなり傷んでいる状態となっております。もし利用する場合におきましては、内装を全て取り壊して新しくつくりかえる必要があるという点及び設備としまして電気設備、機械設備、給水設備等を全て一新しなければならないということから、2階、3階を利用する場合、相当の経費がかかることが想定されております。そうした中で、地元との協議の中で、2階、3階は今回は封鎖をし、1階と4階を利用するということで今回の対応としたところでございます。
説明は以上でございます。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。よろしいでしょうか。
【「はい」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 お諮りいたします。
議案第138号福島市
土湯温泉観光交流センター条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第138号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、残りの指定管理者の指定の件の議案及び
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に関する債務負担行為の部分について、当局の説明を求めます。
◎商工観光部次長 議案第169号ないし議案第173号指定管理者の指定の件、あわせまして議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に関する債務負担行為についてご説明申し上げます。
議案書は82ページからとなります。補正予算説明書は28ページからとなります。あわせまして、ただいまご審議いただいております委員会資料2の17ページからとなりますので、お開きください。
委員会資料の17ページからでございますが、福島市飯坂温泉観光会館、鯖湖湯、仙気の湯、切湯、導専の湯、波来湯及び福島市旧堀切邸の指定管理者候補者は、福島市観光開発株式会社であります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度から5カ年間合計で、福島市飯坂温泉観光会館につきましては、17ページ下に記載してございますが、4億1,764万円で、内訳としましては管理運営経費が5億6,610万1,000円、利用料金等収入が1億4,846万1,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額は、表に記載のとおりでございます。18ページになります。鯖湖湯ほかの飯坂地区温泉施設につきましては9,745万9,000円、内訳としましては管理運営経費が3億9,126万4,000円、利用料金等収入が2億9,380万5,000円です。年度ごとは、表に記載のとおりでございます。福島市旧堀切邸につきましては1億5,821万4,000円、内訳としましては管理運営経費が1億6,074万円、利用料金等収入が252万6,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、表に記載のとおりとなっております。
次に、福島市観光開発株式会社の事業概要でございますが、17ページの表中に団体の事業概要を記載してございますが、観光事業とその運営管理に関する事業ほか記載の事業を行っております。
19ページをお開きください。1、選定経過についてでございますが、飯坂温泉観光会館ほかに対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査、9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理者候補者の順位を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が福島市観光開発株式会社で、最終合計点は64.44点です。評価のポイントについては、施設の設置目的や現状分析を踏まえた現実的な運営方針と目標設定であること。施設ごとのサービス向上策に加えて、3施設を一括して管理するメリットを生かした取り組みやデジタルサイネージ導入も提案されている点が評価されました。
次に、資料20ページをごらんください。福島市浄土平天文台の指定管理者候補者は、有限責任事業組合浄土平倶楽部であります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
債務負担行為設定額は、平成31年度からの5カ年間合計で4,450万9,000円で、内訳としましては管理運営経費が4,450万9,000円、利用料金等収入がゼロです。年度ごとの債務負担行為設定額は、下の表に記載のとおりでございます。
次に、有限責任事業組合浄土平倶楽部の事業概要でございますが、自然環境に配慮した地域観光の調査研究を行っております。
次に、資料21ページをごらんください。1、選定経過についてでありますが、浄土平天文台に対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてでありますが、候補者が有限責任事業組合浄土平倶楽部で、最終合計点は75.70点です。評価のポイントについては、天文観測にとどまらず、観光資源としての利用を視野に入れた提案である。また、外部団体等との連携の中心となり誘客、サービス向上に努め、利用者ニーズの把握ときめ細やかなサービス提供が期待できる点が評価されました。
22ページをごらんください。つちゆロードパークの指定管理者候補者は、特定非営利活動法人土湯温泉観光協会です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計で4,522万3,000円で、内訳としましては管理運営経費が4,522万3,000円、利用料金等収入がゼロです。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、表に記載のとおりです。
特定非営利活動法人土湯温泉観光協会の事業概要でありますが、表に記載のとおり、まちづくりに関する情報発信、提言、イベント等の企画開催に関する事業ほか記載の事業を行っております。
資料の23ページをごらんください。1、選定経過についてでありますが、つちゆロードパークに対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、候補者が特定非営利活動法人
土湯温泉観光協会で、最終合計点は71.72点です。評価のポイントについてですが、当該施設の周辺施設や自然環境を活用した独自の取り組みが提案されており、利用促進につながることが期待できる点が評価されました。
次に、資料24ページをごらんください。あったか湯の指定管理者候補者は、高湯温泉旅館協同組合です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計で3,185万3,000円で、内訳としましては管理運営経費が1億3,761万8,000円、利用料金等収入が1億576万5,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表に記載のとおりです。
高湯温泉旅館協同組合の事業概要でありますが、表に記載のとおり、組合員の取り扱い品の共同購入事業のほか記載の事業を行っております。
次に、資料25ページをごらんください。1、選定経過についてでありますが、あったか湯に対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、候補者が高湯温泉旅館協同組合で、最終合計点は77.31点です。評価のポイントについてですが、共同浴場や日帰り入浴施設の機能に加えて、観光情報の発信拠点としての利用者ニーズにも応える取り組みが提案されており、高湯温泉との連携など高湯温泉全体のイメージ構築、イメージアップにつながる提案となっている点が評価されました。
資料26ページをごらんください。UFOふれあい館、UFO物産館及び福島市千貫森庭球場の指定管理者候補者は、株式会社飯野町振興公社です。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間となります。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5カ年間合計で1億182万7,000円で、内訳としましては管理運営経費が1億1,929万7,000円、利用料金等収入が1,747万円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表に記載のとおりです。
株式会社飯野町振興公社の事業概要でありますが、表に記載のとおり、地方公共団体から委託を受けた公園施設、スポーツ施設など公の施設の管理運営事業ほか記載の事業を行っております。
資料27ページをごらんください。1、選定経過についてでありますが、UFOふれあい館ほかに対しては1団体からの応募があり、商工観光部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査、9月27日に第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理候補者の順位を最終決定いたしました。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が株式会社飯野町振興公社で、最終合計点は69.20点です。評価のポイントについてですが、施設の設置目的や現状分析を踏まえた適切かつ現実的な運営方針及び目標設定であると。また、施設の特徴や利用者ニーズに応じた特色ある取り組みが提案されている点が評価されました。
説明は以上です。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆渡辺敏彦 委員 堀切邸、審査結果、60.44点、これ100点満点に換算して。ボーダーラインが60点だよね、多分。インセンティブ加点が4点もらっているのだけれども、これはずっと今まで高い評価をしたという評価の話を今あったのだけれども、60.44点というのは高い評価でないというような思いはあるのだよね。昨日もちょっと話したのだけれども、前からこれ指定管理受けていて、なれ合いというか、ずっと、結局60.44という高い数字でないということは、いろいろ実績とか何かの中でこの点数出てきているのだかと思うのだ。そうすると、きっちり指導しながら80点ぐらいに持っていくような行政としての指導が欲しいのでないかと思うね。あと、このインセンティブ加点のほうで、点数が低いにもかかわらず4点もくれるというのもなじまない話なのだよね、多分。80点ぐらいのところに2点くれたり、これ今まで実績あるからってくれるのだけれども、何か少ないから、高くしておきたいみたいに見えるのね。だから、インセンティブ加点って微妙なところがあって、ちょっとわからないところがあるのだけれども、ほかの所管の中では、100点満点に換算したものがインセンティブ加点で逆転して、今までのところになったものがあるのだよ、ちょっと資料を見せてもらったらば。これもなじまない話でないかな。60点という低い点数の中で満点のインセンティブ加点をするというのもおかしいのだ、俺。1点とか2点だったら何とか理解できるのだけれども、その辺どういうふうにあなたたち説明するのかなと思うのです。こういう評価で評価されたとかという話、審査した人らは厳しい評価したから、点数低いのだよね。ここしかないから、こういう評価でここにしましたとは報告はしないとだと思うのだけれども、その辺、どういう関連でこういうふうになっているのだか。あと、市のほうでどういった指導を、今後もしていかなくてはならないし、今まで多分していないから、60点だと思うのだ。今後どういう対応して、これを上げていく工夫、人が入らないから、点数下がるのであれば、その辺の指導も含めた中で対応する必要があると思うのだけれども、どのような考えをしているか教えてください。
◎
観光コンベンション推進室次長(佐藤) 各年度のインセンティブにつきましては、各年度ごとに当該施設の管理運営の内容及び管理運営方針等を聞き取り、なお実績等を勘案しながら点数を加点しているところでございます。各年度におきましては、観光開発株式会社において施設の管理運営といった部分が特に強いのですけれども、そういった部分では適切に運営されていたという評価があり、インセンティブの点数が加点となっているところではございます。ただ、このたびの指定管理者の管理運営委員会の中で60.44という点数につきましては高い点数だというふうな認識はしておりません。改めて問題点があるというふうに考えておりますので、市としましても指定管理が確定した上では、観光開発株式会社のほうに指導なり、もしくは対応の改善なりを求めるべき、求めていこうというふうに考えているところでございます。
◆渡辺敏彦 委員 もう一つ気になったのが、先ほど審査やったやつの
アクティブシニアセンターのほうにも観光開発株式会社が参画したいみたいな話になったのだけれども、これほど厳しい点数で評価されているところがここにまで何で参画する気したのかなと、そこら辺の指導もしっかりしないとおかしいのでないかなと俺個人的には思うのだけれども、いかがですか。会社の都合だから、それでいいのか。
◎
観光コンベンション推進室長 観光にかかわらない
アクティブシニアセンター等に今回指定管理者として手を挙げてくる部分につきましては、我々のほうで指導等はできるものではないとは思いますけれども、単なる指定管理者だったりとか委託をしたから、それで我々の業務が終了するというふうには思っておりません。各施設につきましては、委託であれ指定管理であれ、我々設置者として、指定管理者であるとか委託先と連携をしながら、少しでも入館者数であるとか、収入であるとか、そういったものを上げていきながら、それぞれの所在する観光施設、あとは地域に公益を与えるような施策であるとか、そういったものをとっていく必要があるというふうには考えておりますので、今後とも、特に今回観光開発につきましては飯坂3施設、64点という低い点数でありましたので、しっかりと指導と連携を図っていきたいというふうに考えているところでございます。
◆佐久間行夫 委員 関連して。先ほど19ページ見ると、審査結果で、イ、施設利用者サービスの観点に立った施設利用促進の考え方、満点なら27点だよね。27点が14.40なのだけれども、実際にこの3割で一番大切なところで、半分はとれましたけれども、60点未満な感じだね、計算すると。そうすると、これはどういう点が悪かったの。指導するといったって、何が悪いかがわからないと、この評価につながったのはどういう点がふさわしくなかったと、努力が足りなかったというふうな評価だったの。
◎
観光コンベンション推進室長 私も審査に入っていた中で、かなり厳しい点数をつけさせていただきました。今後、飯坂という場所を考えたときに、東北中央自動車道の開通であるとか、プラス要因は相当あるのではないかということで質問等させていただいたところでもあります。ところが、まだ観光開発といたしましては震災以降引きずっている風評であるとか、飯坂全体の落ち込みであるとか、そういったところを大きく捉えまして、なかなか前に進んでいくような中身ではなかったものですから、そこについては新しいさまざまな要因を加えながら、プラスの方向に持っていっていただきたいというようなことは、そこでは伝えたところでございます。また、東京オリンピック・パラリンピックにおきましても、それを機会としながら国内外の観光誘客を進めますというような文言はあるのですが、具体的にどういったものを企画して、リピーターであるとかインバウンドのお客様を取り込んでいくかという部分に欠けているところがございましたので、そういったところは減点といいますか、プラスにならなかった要因ではないかというふうには考えているところでございます。
◆佐久間行夫 委員 飯坂観光会館、パルセいいざかは、この指定管理者は施設だけを有効に管理するというだけでなくて、政策に基づいているでしょう。そこの責任が、ではコンベンションのほうにあるの。市のほうでちゃんとやらなくてはいけないのではないの。というのは、要するに今コンベンション欲しいと、駅前も欲しいと、ニーズ調査もしていないと、ある意味で不十分だと。こんなに立派なもの、昔からある施設をコンベンションの誘致に利用していないというようなことですよね、今少ないのは。それで、ここできちっとできれば、駅前で、ああ、パルセいいざかでいっぱいだと、全国からも来るけれども、駅前でこういうことを欲しいというのだけれども、パルセいいざかにその状況、利用状況を見ると、それが感じられないと。ましてや市のほうでそういう努力が足りないというけれども、そういうふうなところまで権限を与えてやらせているのかというのが問題なのね。だから、コンベンションとして誘致も何も含めて、そうすれば動く、外にまで行ったり、いろんなところに行って情報収集したり、いろんな意味で経費かかるよね。そういうことまで見ての指定管理なのかということがぼやけているのだな。はっきりしないの。その辺はどうなのですか。それは、任せきりにしてしまっているのではないでしょう。
◎
観光コンベンション推進室長 我々といたしましても、コンベンションの部分になりますと観光コンベンション協会であるとか、我々もコンベンションの係がございます。当然パルセいいざかに特化してというふうには我々ですとならないのですけれども、そこについてはコンベンションガイド等も作成しながら、東京等に我々が商談会とか、そういった場に行ったときにつきましては、お客様のご要望にもよるかとは思うのですが、一部その素材として提供はさせていただいているところではございます。また、パルセいいざか、観光開発株式会社といたしましても、大ホールの利用であるとか、そういったところに向けて営業はかけていただいているところではございます。
◆佐久間行夫 委員 この観光開発株式会社が、みずからが自主的に例えば医大に行って、こういうことを使ってくださいとか、いろんなところの旅行会社やいろんなところに行きながら、いろんな団体のところに呼びかけながら、みずからやってくださいというふうな依頼もしているわけね。その分の経費は見ますよと。その辺どうなの。
◎
観光コンベンション推進室次長 パルセいいざかにつきましては、大ホールが2,000人規模の大ホールということで、なかなか学会等で使われるというよりは、歌謡コンサートとか、そういった演劇とか芸術関係で使われるケースが多くなってきております。そういったことから、観光開発株式会社としましても飯坂温泉地区にある大型旅館と提携して、一緒に東京の芸能プロダクションを回ったり、そういったコンサートを開催するところを回って、福島でのコンサートと宿泊のセット商品とか、そういったものをつくって販売していただいているところではございます。なので、誘致としての取り組みは行っているということであります。
◆佐久間行夫 委員 もともとが、あのつくるときは、吉川屋さんとか、いろいろたくさん、地元の聚楽さんとかあって、そこではちょっと受け切れないと、2,000人も3,000人もは。そこでたくさんのいろいろ誘致して、コンベンションを誘致して、あと飯坂町にそれぞれ分散して泊まってもらおうということであるのだよね。そうすると、飯坂観光協会も一緒になってそうやっていなくてはいけないのに、何かその辺が努力が足りないなと。それぞれの旅館で自分のところでやっていると。それも、大きなのはなかなか誘致できないからというふうにやっているのだけれども、やっぱり観光協会、飯坂にまずちゃんとその旨を伝えて、こういう施設を管理するのだって、飯坂だって負担するくらいの気持ちでないと本当はいけないのだよ、自分たちで使う施設なのだから。そういうことなので、この点数では私も、はい、そうですかと、やっと60点に乗せるための逆算してつくったような点数に見えるので。だから、厳しいというのは、権限を与えるものは与えて、努力をしてもらうと。そして、今は株式会社なのだから、出来高で、誘致したら誘致に見合った分の利益が上がるような形で自分らに返ってくれるような、そういうふうなものも与えないと、ただ指定管理料の分だけ働けばいいというものでなくて、2,000人規模の2つから3つになったら出来高で100万円余分に出すよとかって。その100万円だって、それは大きく全体からすると波及効果があるわけだから、そういうふうな何か気持ちにしてあげるようなことでやっていかなくてはいけないなというふうに思いますので、意見だけ申し上げますので、よろしくお願いします。
◆斎藤正臣 委員 私もちょっと関連してなのですけれども、私も同じところがすごく気になって、19ページのイの部分、先ほどのお話に換算すると、90点満点中、多分42点ぐらいで、これはどうなのかなと思ったのですけれども、利用の促進というものを、配分が大きいですから、すごく大事に考えていらっしゃるというのは今までの説明でよくわかりましたよね。収入の部分、その前の前のページ、17ページの例えば下段の真ん中の収入の部分に利用の促進ということが数字で反映されていない、ここに限ったことではないのですけれども、多くが、増税した後、横ばいですよね。その利用の促進を目的としながら、このやる気のなさは一体何なのだという、せめて数字でこれを見せてもらわないと、利用者がこうやってふえていくのですよ、こういうふうによくなるのですよということも含めたイの部分の評価だと思うのです。ここは、市の当局のほうから、横ばいではなくて、その角度はちょっとあれですけれども、右肩上がりでふえていくようなものを見せてもらわないと困るし、そういうふうにしてくださいよというようなことを、これは指導できるものなのですか。できないのですか、これは。
◎
観光コンベンション推進室長 指定管理の相手の事業者から提案をいただくときに、見せ方として右肩上がりというふうなお話はちょっとこちらのほうから指導はできないものというふうには考えているところでございます。
◆斎藤正臣 委員 例えば右肩上がりという数字のほうで示した場合、やはりそれはイの評価には積算が反映されるものなのですか、逆に言うと。例えば債務負担行為の設定を、その収入の部分で、利用がこれだけふえるから、その収入もちょっとずつふえていくのですというような見せ方をプレゼンのときにした場合、評価の審査のイの部分、利用促進の考え方について、これはよく考えているなと、こういうふうに利用が促進されるのだなというふうにわかりましたということで評価の加点になるものなのでしょうか。
◎
観光コンベンション推進室長 全体的な部分はあるのかとは思いますけれども、少なくとも使用料が増加していくであるとか、利用者数もふえていくというような内容で数字が上がってきたということであれば、当然利用者サービスの観点についてという部分についても、ある程度具体的な、その数字の根拠となるものが示されるべきであるというふうに考えておりますので、その場合は中身を審査した上で点数が上がっていくというようなものになるかというふうには考えております。
◆佐久間行夫 委員 コンベンション協会のほうの新しい事務局長さん、すごい人来たね。あの人は、こういうのを得意かもしれないので、これはうんと期待しているの。これからオリパラもあるし、みんな感じたでしょう。すごく明るい見通しを持っていますので、ぜひそういう明るいムードで、未来に対して伸ばすようにぜひお願いします。気分で。何か今暗いなと思ったのだ。済みません。
◎
観光コンベンション推進室長 観光コンベンション協会につきましてはちょっとずれますけれども、この審査の中身とはずれるかもしれませんが、我々も相当の覚悟を持って、観光コンベンション協会、新たな改革であるとか、そういった部分に臨んでいるつもりでございます。執務室に戻りましたら非常に明るく、しっかりとやっていきたいと思っておりますので、ご了解いただければと思います。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
ここからは、先ほどと同様に、ただいま説明があった議案に対して1件ずつ自由討議、討論、採決を行っていきたいと思います。
なお、
一般会計補正予算の採決については、指定管理者の債務負担行為以外の部分の審査が残っていますので、後ほど残余の部分を審査した上で採決を行います。
まず、議案第169号についての自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第169号についての採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第169号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第169号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第170号の自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第170号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第170号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第170号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第171号の自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 さっき聞くべきだったのだけれども、このつちゆロードパークってどの辺にあるのだい。
◎
観光コンベンション推進室次長 場所は、国道115号線を土湯温泉から土湯峠のほうに向かう途中、二本松に行く道路と分岐する分岐点にあります。土湯温泉から大体車で10分から15分ぐらいで着く場所にあります。
◆山岸清 委員 そこ遊び場なの。
【「道の駅」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 道の駅のことを言っているの。何だ。
【「道の駅です」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 ロードパークなんていうから。
【「ロードパークって道の駅なんだね」と呼ぶ者あり】
◆山岸清 委員 そういう意味なの。了解。
○石原洋三郎 委員長 ほかにご意見のある方は。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第171号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第171号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第171号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第172号の自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第172号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第172号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第172号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第173号の自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第173号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第173号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第173号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで、暫時5分間休憩といたします。
午後2時24分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時29分 再 開
○石原洋三郎 委員長 それでは、委員会を再開いたします。
次に、議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分のうち、指定管理者に係る債務負担行為を除く部分を議題とします。
当局の説明を求めます。
◎商工観光部次長 議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分についてご説明いたします。
補正予算説明書の6ページ、7ページをお開きください。補正予算説明書6ページ、7ページ中ほどになります。歳入でございます。15款国庫支出金、2項国庫補助金、5目商工費国庫補助金、右のページに記載しております商工費補助金、訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業補助金78万円を計上するものです。これは、後ほど歳出で説明いたします観光振興費の観光コンベンション協会組織運営補助金の財源の一部とするものでございます。
続きまして、歳出でございますが、補正予算説明書16ページ、17ページをお開きください。あわせまして、本日配付しました委員会資料1のほうでございますが、4ページからになります。お開きください。7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、右のページに記載しております工業振興費、企業立地促進費100万円を追加するものです。これは、福島市企業立地促進条例に基づく奨励措置として、松川工業団地に立地したミドリ電機製造株式会社に対し、雇用奨励助成金を交付するもので、新規の地元常用雇用者1人当たり50万円を支援いたします。本市の工業振興と雇用機会の拡大を図るものです。助成対象企業の概要は、資料4ページの下のほうに記載してございます。
続きまして、補正予算説明書16ページ、17ページにお戻りいただきまして、あわせて資料は5ページからになります。7款商工費、1項商工費、3目観光費、右のページに記載しております観光振興費でございます。観光コンベンション協会組織運営補助金405万円を追加するものです。これは、本市来訪者へのおもてなしや観光情報発信機能の強化を図るため、福島市観光コンベンション協会が福島駅西口に設置している福島市観光案内所リニューアル工事及び事務所移転に伴う費用等を福島市観光コンベンション協会に対して補助するものです。資料1の6ページに記載してございますが、現在の福島市観光案内所の状況を示しております。おもてなし空間が狭い状況となっております。7ページ、8ページには、リニューアル工事後のイメージを記載しております。案内スペース等を十分に確保しつつ情報端末等を設置することとしております。また、この福島市観光案内所リニューアル工事に要する費用に対しましては、さきに歳入でご説明いたしました国庫補助金を活用するものでございます。
改めまして予算説明書16ページにお戻りいただきたいと思います。7款商工費、1項商工費、3目観光費、観光振興費、春のふくしま誘客促進事業費250万円を計上するものです。資料1は9ページになります。これは、インバウンド推進のため、首都圏などで学ぶ留学生等を対象とした本市へのモニターツアーを実施して、本市の観光資源を体験いただくとともに、その魅力を効果的にSNSなどで発信し、本市への再訪問を促すものでございます。また、来年春の時期に誘客を促進するため、SNSの一つであるインスタグラムを活用した情報発信事業として行っているインスタグラムwakufukuに投稿された観光スポットなどをウエブ上に集約したインスタマップを作成し、本市の魅力を発信するものです。
続きまして、予算説明書、また16ページにお戻りいただきたいと思います。一番下になります。4目観光施設費、右のページに記載しております
まちおこしセンター費1,035万4,000円、次の18ページ、19ページに移りまして、観光交流センター費2,040万円をそれぞれ追加するものです。本日お配りしました資料1では11ページ及び12ページとなります。これは、さきにご審議いただきました議案第137号の福島市
土湯温泉まちおこしセンター及び土湯温泉観光交流センターの条例制定の件で説明させていただきました施設開設に伴う今年度に要する経費でございます。施設ごとの内訳としましては、
まちおこしセンターとしては1,035万4,000円でございますが、椅子、テーブル、演台、プロジェクターなどの備品購入費が850万円、消耗品類や光熱水費などの需用費が178万7,000円、機械警備業務委託料などの経費が6万7,000円となっております。また、観光交流センター費2,040万円の内訳につきましては、モニター、DVDデッキ、除雪機等の備品購入費1,978万円、消耗品類や光熱水費などの需用費52万6,000円、点検業務委託料などの経費9万4,000円です。
次に、債務負担行為の設定についてご説明いたします。補正予算説明書の24ページ、25ページをお開きください。あわせまして、資料1は10ページとなります。補正予算説明書24ページの表の左端の事項、項目の4つ目、4段目になりますが、春の花見山おもてなし事業費でございます。この事業は、近年開花時期が早まり、3月下旬中の来訪者が増加傾向にある花見山について、3月末から警察署長規制を実施するほか、物産ひろばの開設や仮設トイレの整備など、来訪者の受け入れ環境を整備するものです。また、債務負担の期間は平成30年度から平成31年度、限度額は5,851万円となっております。
説明は以上です。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆斎藤正臣 委員 観光コンベンション協会がリニューアルされるということで、大変期待するところなのですけれども、いつも観光コンベンション協会に行くたびに思うのですけれども、東口からそちらのほうに向かうのに、東西自由通路をおりて、上って、ぐるっと回って行かなければいけないですね。東口の改札を通って、上に上って、行けばすぐなのですけれども、そこの動線がないというのがすごく残念だなと常々思っていたのです。前イベントで改札を自由に、電車はもちろん乗らないですけれども、改札だけの出入りが自由になる通行券みたいなのをJRのほうで発行してくださったという経緯があって、東口と西口を、東西自由通路ではなくて、改札を通って行き来するという回遊性をちょっと高めたイベントをやったことがあって、そういった仕組みをつくって、東口からも出入りできる、東口から行き来ができるような、そういった動線をつくることをJRさんと一緒に検討することって、この際やってみてもいいのかななんて思ったのですけれども、その辺の見解はいかがでしょうか。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 やはりそのような問題意識は協会のほうでも持っているようでございまして、いろいろJRのほうとは協議していければというふうに考えております。
◆佐久間行夫 委員 春の花見山おもてなし事業費5,851万円の、この事業の重立ったものって何でしたっけ。金額的に言うと。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 中身につきましては、地元協議会への補助金とおもてなし事業という形での委託料になります。
◆佐久間行夫 委員 それ幾らなの。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 委託につきましては、まだ委託先の関係がございますので……。
◆佐久間行夫 委員 限度額だけ決めて、これからという話なのね。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 はい。
◆佐久間行夫 委員 でも、大体わかるでしょう。
◎商工観光部次長 委託、一応入札行為になるので、ここで我々の積算はちょっとお示しはご勘弁いただければと思います。
◆佐久間行夫 委員 そうか、入札だね。
◎商工観光部次長 はい。入札行為で行うことになります。
◆佐々木優 委員 春のふくしま誘客促進事業費のところで、2番のインバウンド推進事業のところなのですけれども、首都圏から留学生を呼んでモニターツアーを実施するということなのですけれども、こういうパッケージが既にあって、それをやるということなのでしょうか。それとも、これから人集めから何やらかんやらを始めるという、何かパッケージがあってやるのか、それとも一からやるのかというところ、そこはどうなっているのですか。
◎
観光コンベンション推進室観光プロモーション係長 委託先としては観光コンベンション協会を想定しておりますが、これまでの事業実施の中で首都圏等の大学との連携もありますので、そういった連携を生かしつつ、パッケージを一からつくりあげるということで考えております。
◆佐々木優 委員 これって大体人数がどのくらいとかという予定はあるのですか。
◎
観光コンベンション推進室観光プロモーション係長 今回の積算につきましては、最大で30人までを見て積算をしております。
◆佐々木優 委員 留学生に福島の発信をしていただくということで、30人ぐらいを予定しているということなのですけれども、多分今までもインスタグラムを使って、何ていうのでしたっけ、人気がある……。
【「インフルエンサー」と呼ぶ者あり】
◆佐々木優 委員 済みません。インフルエンサーの方に広げてもらうということをやられてきたと思うのですけれども、それの効果があるぞと思って、今回これをやるということなのでしょうか。
◎
観光コンベンション推進室観光プロモーション係長 春の緊急対策として実施させていただいたインフルエンサーの活用につきましては、フォロワーが10万人以上いらっしゃる方を4人招聘いたしまして、ことしの春に実施をさせていただきましたが、一般質問でありましたように、知名度の向上というところでは大きく影響があったものと考えておりますけれども、実際に若い方々、それから日本の文化に興味のある留学生を福島に実際にお連れして、現場を見てもらう、さらには地域の方とふれ合ってもらうということで、今後の誘客にさらにつなげていきたいという事業の継続性を意識した取り組みとなっております。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
なお、先ほど指定管理者の指定の件を議題とした際に審査いたしました債務負担行為とあわせて、
商工観光部所管分として採決いたします。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第129号中、
商工観光部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分について議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎商工観光部次長 議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分についてご説明いたします。
補正予算説明書、追加のほうになります。補正予算説明書の追加の10ページ、11ページをお開きください。あわせまして、資料1の13ページにつきましてもお開き願います。補正予算説明書10ページでございますが、2款総務費、1項総務管理費、10目会館費、右のページに記載しております福島テルサ421万2,000円を追加するものでございます。これは、福島テルサが開館した平成7年当時からこれまで使用していたFTホールの音響機材を集中制御する音響卓が故障しまして、一部の音響機器、16本あるマイクのうち8本が使用できなくなりました。そのため、修繕対応を検討したところでございますが、当該音響卓の製造から相当の年数を経ていることや外国製であることなどから、交換部品の入手が現在困難となっておることから、修繕対応ができないため、音響卓を更新するものでございます。
続きまして、商工観光部の所管する費目の人件費についてご説明を申し上げます。補正予算説明書の20ページ、21ページをお開きください。20ページ中ほどでございます。5款労働費、1項労働諸費、1目労働諸費149万円の減、一般職員4名分の給与の整理分と改定分の合計額です。内訳は、給料128万6,000円の減、職員手当等1,000円の増、共済費20万5,000円の減です。給料につきましては128万6,000円の減でありますが、福島県人事委員会勧告に準拠して給料表の引き上げの改定を今年の4月1日に遡及して行うため1万3,000円の増、整理分として129万9,000円の減となっております。職員手当等につきましては1,000円の増でありますが、内訳は時間外勤務手当の増が54万7,000円、給与改定に伴う勤勉手当の増が7万円、整理分として61万6,000円の減となっております。共済費につきましては20万5,000円の減でありますが、ただいま申し上げました予算の整理及び改定による給与の減分に係る市町村職員共済組合負担金が減額となったものでございます。
続きまして、22ページ、23ページをお開きください。7款商工費、1項商工費、1目商工総務費1,528万2,000円の増でございます。一般職員58名分の給与の整理分と改定分の合計額です。内訳は、給料946万5,000円の減、職員手当等2,762万7,000円の増、共済費288万円の減でございます。給料につきましては946万5,000円の減であり、これも県の人事委員会勧告に準拠して給料表の引き上げ改定を4月1日に遡及して行うため11万1,000円の増、また当初予算時は職員数59名でございましたが、実際の配置職員数が58名と1名減となったことなどによる整理分として957万6,000円の減となっております。職員手当等につきましては2,762万7,000円の増であり、内訳は時間外勤務手当の増が3,356万9,000円、給与改定に伴う勤勉手当の増が114万6,000円、職員数の減などにより708万8,000円の減となっております。共済費につきましては288万円の減であり、これにつきましても予算の整理及び改定による給与の減分に係る市町村職員共済組合負担金の減額でございます。
次に、その下、2目商工業振興費38万円の減ですが、
アクティブシニアセンター嘱託職員2名分の賃金の整理分と改定分の合計額です。内訳は、共済費が11万1,000円の減、賃金26万9,000円の減となっております。共済費につきまして11万1,000円の減ですが、賃金の減分に係る社会保険料の負担金の減、賃金につきましては26万9,000円の減ですが、職員の給与改定に準じた嘱託職員の賃金改定による増が3万9,000円、整理分としての減額が30万8,000円となっております。
次に、その下、5目計量費18万3,000円の減、一般職員2名分の給与の整理分と改定分の合計額です。内訳は、給料8,000円の増、職員手当36万1,000円の減、共済費17万円の増です。給料の8,000円の増は整理分です。職員手当につきましては36万1,000円の減であり、内訳は給与改定に伴う勤勉手当の増が4万5,000円、時間外勤務手当の減が40万3,000円などとなっております。共済費につきましては17万円の増であり、ただいま申し上げました予算の整理及び改定による給与の増分に係る市町村職員共済組合負担金の増額でございます。
説明は以上です。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 テルサのマイク壊れたから、これはしようがないのだけれども、これは何だい。このときは外国製品買い取れというような、何か政府からの通知でアメリカ製品買わなければならないとかってあったのかい。やっぱり車もそうだけれども、外車なんか買うと、直すのに部品も高いから、やっぱり国産車のほうがいいと俺は思っているのだけれども、これ全体的なことだから、聞くのだけれども、やっぱり国産品愛用でどうだい。
◎商業労政課長 こちら平成7年当初からということで、市が譲渡を受ける前の以前から設置されていたもので、外国産を使っていたということになります。あと、今回買いかえをしたいというものについては国内産の機器を買う予定でございます。
◆山岸清 委員 やっぱり全体的に、国産品愛用でいったほうがいいよね。商工だけでないから、いいけれども。まあいいです。結構です。
◆斎藤正臣 委員 音響卓の故障の原因というのは、多分イベントの設営かイベント中だったと思うのですけれども、これは特定できていたのですか。
◎
商業労政課労政係長 施設からの聞き取りによりますと、朝、電源を入れたら入らなくなっていたというふうなことで、原因の特定には至っておりません。ただ、壊れた箇所というのが過去、2年ほど前にも1度修繕というか、部品の取りかえを、そのときも既に部品がなくて、中古品を海外からやはり取り寄せてというふうな対応をしていたところが故障したというふうなことです。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第181号中、
商工観光部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第185号平成30年度福島市飯坂町財産区特別会計補正予算についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎商工観光部次長 議案第185号平成30年度福島市飯坂町財産区特別会計補正予算について、平成30年度補正予算説明書の追加に基づいてご説明申し上げます。
説明書100ページ、101ページをお開きください。まず100ページでございますが、歳出でございます。2款温泉経営費、1項総務管理費、1目一般管理費で463万3,000円の減ですが、一般職員4名分の給与の整理分と改定分の合計額です。内訳は、給料212万9,000円の減、職員手当等123万4,000円の減、共済費127万円の減です。給料につきましては212万9,000円の減ですが、職員の異動に伴う整理分による減となっております。職員手当等につきましては123万4,000円の減ですが、主な内訳は給与改定に伴う勤勉手当の増が4万8,000円、整理分として129万4,000円の減などとなっております。共済費につきましては127万円の減ですが、ただいま申し上げました予算の整理による給与の減分に係る市町村職員共済組合負担金の減となっております。
次に、5款予備費、1項予備費、1目予備費463万3,000円の増ですが、これは職員給与費の減額補正分を予備費に調整計上するためのものでございます。
説明は以上です。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第185号平成30年度福島市飯坂町財産区特別会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第185号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、陳情の審査を行います。
陳情第11号福島駅東口に整備を検討している
コンベンション施設に関することについてを議題といたします。
ご意見のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 これは、まだこの
コンベンション施設に対しての青写真とか、そういったものもない段階だから、継続にされてはどうかと思います。
◆黒沢仁 委員 この要旨、理由等について、ちょっと当局からのご説明をいただければ、この
コンベンション施設に関する整備検討しているというようなことで、ちょっと内容等を聞かせていただければ。
◎商工観光部長 現段階での私どもの考え方を申し上げたいと思います。
まず、
コンベンション施設につきましては福島市としては必要であるというふうに考えておりますし、その旨は今議会の本会議の答弁の中でも市長から直接答弁の中でお示ししたところでございます。また、公共施設の戦略的再編整備検討委員会や、あるいは中心市街地将来ビジョン検討委員会からも、今年度に入り、それぞれ4回ずつ審議を経て、先月の下旬に市長に対して、駅前地区に整備を検討すべきであるというご提言をいただいたところでございます。したがいまして、市といたしましては、それらの提言を受けて、本議会でも答弁いたしましたが、この後、12月議会が終了した後に青写真をお示しして、市の考えを公にする予定でございます。そして、その後に市民の皆様と情報共有あるいは合意形成を図りながら個別計画の検討を進めていくという考えでございますし、そのような答弁もしてございます。したがいまして、現段階におきましては、コンベンションのあり方について検討して、青写真の取りまとめを行っている最中ということで、いわば意思形成過程の段階でございます。このようなことから、現段階では市としてお話しできる内容は以上申し上げたところまでとなりますので、何とぞその旨ご理解を賜りたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
以上が当局としての発言でございます。
◆黒沢仁 委員 結局これ建設計画の段階からとか、市民の意見や要望が十分反映されるよう話し合いの場を設置してくださいというような要旨で書かれているのですけれども、市がこれからこの2つの検討会を通して青写真を示すというような方向性を今示していただいたのですけれども、この要旨全体から何となく読み取れない部分がいっぱい感じ取られるのですよね、私どもは。そして、
コンベンション施設という部分も、駅前に検討しているのは検討しているのだけれども、ある意味では総合的な施設の中でこういった機能を持たせるのだというような今話し合いの中なのかなというような部分で、今回この陳情書に関しましては、一応私ども真政会といたしましては否とさせていただきたいと思います。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 では、あと会派ごとに、継続も含めて、ちょっと考え方をお聞かせいただければと思います。
ではまず、真政会さんから。
◆黒沢仁 委員 今言ったでしょう。
○石原洋三郎 委員長 公明党さん。
◆後藤善次 委員 間もなく青写真が出てくるというところの状態で、結構ナイーブで微妙なところにあるのかなと。この青写真が出てきた段階で、その後の進みぐあいについてはもう少し検討が必要なのかなというふうにうちの会派では意見が出ておりましたので、今の段階ではこの内容については否とさせていただきます。
○石原洋三郎 委員長 ふくしま市民21さんは継続ですね。
◆山岸清 委員 継続。
○石原洋三郎 委員長 佐久間委員。
◆佐久間行夫 委員 趣旨はごもっともだと思っていますし、市民の意見という形では、今後我々も、議会も、議員も市民の代表なので、市民の意見だというふうに思っていただければ、今後も、25日には全員協議会でいろんな話も出てくるし、そういうことを、この趣旨を十分に酌み取りながら我々も活動するということで、結論を出すまでもなく、そのとおりだなと思っています。よろしいですか。
○石原洋三郎 委員長 賛成ということですか。
◆佐久間行夫 委員 賛成というか、山岸さんと同じ、結果は出さないで、継続でよろしいのではないですか。
○石原洋三郎 委員長 共産党さん。
◆佐々木優 委員 これ別に何ら問題がないと思います。だって、これから建設していくと言っているわけですよね。それの中で、市民が意見を反映させてくれと、これ当たり前の話だと思いますよね。当たり前の話だけれども、当たり前の話が本当にこうなるかどうかがわからないから、市民の皆さんは心配をしているわけで、確約が欲しいのですよね。市民の声をちゃんと聞いてくださいという、ではそこにいいですよという確約が欲しいわけです。それぐらい心配をしているというこれは陳情だと思っています。ですので、これは絶対やってほしいというふうに思っていますので、賛成です。
○石原洋三郎 委員長 創政クラブ結さん。
◆斎藤正臣 委員 うちも賛成の立場です。否とする理由がない。駅前、東口に整備を検討しているのは間違いないこと、これは市長答弁でもあったとおり、今後これに対してお話し合いをしていかなければいけない、これ市民も交えて、当然の話です。なので、賛成の立場です。
○石原洋三郎 委員長 それではまず、継続審査すべき旨の発言が山岸委員からも佐久間委員からもあったのですけれども、まず継続審査とするかどうかについて採決をしたいと思います。
挙手採決としたいと思うのですが、よろしいでしょうか。
【「はい」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 なお、挙手されない方は否とみなします。
お諮りいたします。陳情第11号福島駅東口に整備を検討している
コンベンション施設に関することについて、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○石原洋三郎 委員長 賛成少数。
よって、陳情第11号については継続審査とすることは否決されました。
それでは続きまして、これより採決を行います。
採決の方法に関しましては挙手採決で行います。
なお、挙手をされない方は否とみなします。
お諮りいたします。陳情第11号福島駅東口に整備を検討している
コンベンション施設に関することについて、採択すべきものとすることに賛成の委員の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○石原洋三郎 委員長 可否同数ということになります。
委員長といたしましては、不採択すべきものと決します。
不採択とさせていただきます。
ここで委員会を休憩し、経済民生常任委員協議会を開会いたします。
午後3時06分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後3時18分 再 開
○石原洋三郎 委員長
経済民生常任委員会を再開いたします。
商工観光部の審査は以上で終了いたしました。お疲れさまでございました。
当局入れかえのため、暫時休憩いたします。
午後3時18分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後3時30分 再 開
○石原洋三郎 委員長 委員会を再開いたします。
農政部、農業委員会の審査を行います。
まず、審査方法についてお諮りいたします。議案第174号ないし議案第176号については、いずれも指定管理者の指定に関する内容でありますことから、一括して議題とし、また議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に関する債務負担行為の部分については関連がありますので、その部分もあわせて議題としたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第174号ないし議案第176号、また議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者に関する債務負担行為の部分を一括して議題といたします。
それでは、当局の説明を求めます。
◎農政部長 説明に先立ちまして資料を配付させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○石原洋三郎 委員長 はい、よろしくお願いいたします。
【資料配付】
◎農政部長 平成30年12月市議会定例会議に提出しております農政部、
農業委員会所管分の議案につきましては、議案第174号指定管理者指定の件、四季の里、同じく議案第175号、こちらは
ふくしまスカイパーク、議案第176号、同じく福島市水林自然林、議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算、議案第186号平成30年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算でございます。
内容につきましては、次長よりご説明申し上げたいと思いますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
◎農政部次長 議案第174号指定管理者の指定の件(四季の里)、議案第175号指定管理者の指定の件(
ふくしまスカイパーク)、議案第176号指定管理者の指定の件(水林自然林)並びに議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る債務負担行為補正につきましてご説明いたします。
農政部所管の指定管理者の指定の件につきましては、まず議案書でございますが、議案書の87ページでございます。こちら87ページにつきましては議案第174号で、四季の里でございます。次に、次のページ、88ページでございます。議案第175号、こちらが
ふくしまスカイパークでございます。次に、89ページ、議案第176号、こちらが福島市水林自然林でございます。
次に、指定管理者の指定の件に係る債務負担行為補正でございます。こちらにつきましては、議案書の10ページをごらんください。10ページのほうの下から3つ目でございます。四季の里管理運営費、そしてその下が
ふくしまスカイパーク管理運営費、そしてその下が水林自然林管理運営費でございます。
次に、補正予算説明書でございますが、こちらは30ページ、31ページでございます。30ページ、31ページの上から4段目、四季の里管理運営費、その下に
ふくしまスカイパーク管理運営費、その下に水林自然林管理運営費でございます。
なお、説明につきましては、ただいまお配りいたしました委員会資料で説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。では、委員会資料をごらんいただきたいと思いますが、ページ番号につきましては左上と右上に記載してございますので、こちらのほうをごらんいただきたいと思います。
初めに、資料の1ページをお開きいただきたいと思います。四季の里について説明いたします。四季の里の指定管理者候補者でございますが、福島市観光開発株式会社でございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
次に、債務負担行為設定額でございますが、平成31年度からの5年間合計で7億3,848万5,000円でございます。内訳といたしましては、管理運営経費が8億7,132万7,000円、利用料金等収入が1億3,284万2,000円、差し引きで設定額7億3,848万5,000円でございます。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表のとおりでございます。
次に、福島市観光開発株式会社の事業概要でございますが、まず①番、観光事業とその運営管理に関する業務、②番、公共団体が所管する観光及びスポーツに関するレジャー等諸施設の維持管理受託業務、③番、駐車場施設の維持管理に関する業務など記載のとおりでございます。
次に、2ページをごらんください。1、選定経過でございますが、四季の里につきましては1者からの応募がございまして、外部委員2名を含む農政部指定管理者管理運営委員会において8月20日に面接審査を行い、9月27日に、7つの評価項目に基づき、第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、公募施設については指定管理者候補者の順位を最終決定したところでございます。
次に、2、指定管理者候補者、3、審査結果についてでございますが、交渉順位第1位の福島市観光開発株式会社で、最終合計点は78.17点でございました。評価のポイントでございますが、設置目的に沿った方針と事業計画が設定されていること、指定管理料が標準的経費に近い金額であること、研修や社員提案制度の導入等、社員のスキルアップの工夫がされていること、これまでの実績や同様の観光施設の管理運営を多く行っている点で、そのノウハウを生かしていけるものと評価されたことなどでございます。
四季の里については以上でございます。
次に、3ページをごらんいただきたいと思います。
ふくしまスカイパークについて説明いたします。
ふくしまスカイパークの指定管理者候補者は、特定非営利活動法人ふくしま飛行協会でございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となっております。
次に、債務負担行為設定額でございますが、平成31年度から5年間合計で6,319万5,000円でございます。内訳といたしましては、管理運営経費が1億1,159万5,000円、利用料金等収入が4,840万円、差し引きで設定額6,319万5,000円でございます。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表のとおりでございます。
次に、特定非営利活動法人ふくしま飛行協会の事業概要でございますが、①番、機体地上展示に関する事業、②番、展示飛行の実施に関する事業、③番、赤十字飛行隊加盟による災害時の救援活動に関する事業、④番、体験飛行招待に関する事業、⑤番、少年少女航空教室の実施に関する事業など記載のとおりでございます。
次に、4ページをごらんください。1、選定経過でございますが、
ふくしまスカイパークに対しましては1者からの応募がありまして、面接審査から第2次審査まで、経過につきましては四季の里と同様でございます。
次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてでございますが、交渉順位第1位が特定非営利活動法人ふくしま飛行協会で、最終合計点は62.56点でございます。評価のポイントでございますが、農業振興を念頭に置いた多面的活用を促進する方針と施設を有効に活用していること、経年劣化する施設を創意工夫し維持する姿勢が評価されたこと、経験豊富な有資格者を配置するなど十分な人員計画を計画していることなどでございます。
ふくしまスカイパークの説明は以上でございます。
次に、5ページをごらんください。福島市水林自然林でございます。福島市水林自然林の指定管理者候補者は、福島県北森林組合でございます。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となっております。
次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5年間合計で6,248万5,000円で、内訳といたしましては管理運営経費が6,297万円、利用料金等収入が48万5,000円、差し引きで設定額6,248万5,000円でございます。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表のとおりでございます。
次に、福島県北森林組合の事業概要でございますが、①番、林業振興諸施策の活用を図るための啓蒙、指導及び計画の策定、②番、集約化、提案型森林施業の推進、③番、松林の樹種転換及び松くい虫防除対策との関連による林産事業の推進、④番以下、記載のとおりの事業を実施しております。
次に、6ページをごらんください。1、選定経過についてでございますが、福島市水林自然林につきましては1者からの応募がありまして、面接審査から第2次審査までの経過につきましては四季の里、
ふくしまスカイパークと同様でございます。
次に、指定管理者候補者と3番の審査結果についてでございますが、交渉順位第1位が福島県北森林組合で、最終合計点は82.00点でございます。評価のポイントでございますが、自然愛護、健康増進を図る目的に沿った施設の管理運営が行われていること、指定管理料につきましては標準的経費と比べて低いこと、確実に保守点検等がなされ、利用者の安全確保に努めていること、熟練者のノウハウを後継者へ伝え、技術、知識の継承を図る取り組みが行われていることなどでございます。
なお、引き続き、前回の第3期との比較、第4期の特徴点などにつきまして、各施設担当課長よりご説明を申し上げます。
◎農業振興室次長 それでは、私のほうから、所管いたします四季の里とスカイパークについての主な変更点等についてご説明申し上げたいと思います。
まず、四季の里についてでございます。四季の里につきましては、非公募から今回公募施設へと変更させていただいております。こちらの四季の里につきましては、平成7年の開園当時、市の直営施設ということで、株式会社福島市公共サービスのほうに管理委託のほうをさせていただいておりました。その後、公共サービスさんが現在指定管理を実施しております観光開発株式会社に合併という形になってございます。継続してこちら管理委託のほうをしていていただきまして、平成18年、こちらの施設に指定管理制度を導入したところでございます。この際、地域の活性化の核となる施設ということで、周辺地域と協力した運営というものが求められ、なおかつ安定したこれまでの管理運営が求められ、当時非公募として、観光開発株式会社に指定管理業務をお願いしたという経過にございます。これまで第3期まで非公募施設として管理運営を図ってきたわけですが、この間、第4期におきましては新たに農産加工館の管理運営等も指定管理業務に加えることや自主事業による工芸館の有効活用等の民間企業の創意工夫等をさらに生かしていただくということ、またこちら指定に関しまして公平性や透明性を図るために、指定管理を公募という方向に切らせていただきました。
もう一つの管理上の大きな変更でございますが、こちら、あちらの工芸館のほうが中にございますけれども、その中で工芸館のほうを指定管理業務のほうから除外しまして、自主事業を中心とした利活用に切りかえたということでございます。こちらの理由につきましては、施設の老朽化によりまして、中にありましたガラス工房、こちらがかなり設備のほうが老朽化しておりまして、本来継続して使用するとなりますと、こちらの更新等について検討しなければならない時期に来ておりました。今回、第4期の指定管理をするにあたりまして関係部署等と協議をいたしまして、こちらのほうを業務から外すという結論に至ったところでございます。それに伴いまして、経費等の部分の削減等を図ってまいるという形の今回の第4期の指定が大きな変更となったものでございます。
今回、第3期と第4期の5カ年間の比較におきまして約3,890万円ほどの指定管理料の、5年間におきまして約3,900万円ほどの指定管理料が減少が図られたものでございます。支出におきましては、経費削減がトータルで1億5,700万円ほどの経費削減を図りまして、こちら主なものにつきましては人件費の中では職員の配置等の見直しや消耗品等の減額というような形でいろいろ見直しをかけまして、さらに先ほど言いましたガラス工房等の廃止という部分に伴いまして、燃料費や光熱水費等の削減、またガラス工房のガラス細工に使う原材料費等の仕入れ等の原価を削減いたしまして、支出のほうの大きな見直しを図ったということになります。伴いまして、収入のほうも1億1,000万円ほど減少とはなりましたが、トータルにおきましては指定管理料としては、先ほど言いました3,900万円ほどの指定管理料減という形に今回大きな見直しを図ったものでございます。
次に、スカイパークの部分の見直し部分についてご説明申し上げます。前回、第3期の指定管理期間5年間で指定管理料が5,300万円ほどでございました。今回、第4期の5年間では記載のとおり6,300万円余りの指定管理料ということで、1,000万円ほど、こちら指定管理料が増しました。こちらの主な理由につきましては、人件費の増嵩によるものということで約2,800万円ほどの増加になりました。また、施設管理費としまして約900万円ほどの増ということで見込みをさせていただきました。伴いまして、収入のほうの見込みも、こちらの指定管理者の業務計画等で増が見込めるということで、5カ年間で2,000万円ほどの、2,000万円余りの見込みが増ということで、これはこれまでの5年間の実績等の積み上げと比較しまして、このぐらいは可能だということで、指定管理者のほうも業務計画でいけるということでございまして、トータル、先ほどの費用が増加する分、収入が増する分ということで、最終的な差し引きで指定管理料が5カ年間で1,000万円ほどの増というふうなものになったところでございます。
以上、2施設の説明につきましては以上でございます。
◎農林整備課長 私のほうから福島市水林自然林の第3期との比較等について、また経費とか職員、利用者数についてご説明申し上げたいと思います。
委員会資料の5ページ、6ページのほうをごらんいただきながらお願いしたいと思います。初めに、債務負担行為の設定額についてでありますが、第3期支出見込み額については5,149万2,000円であり、第4期については6,297万円でありますが、1,147万8,000円の増となっております。増額の主な内容でございますが、人件費の労務単価の増を見込んだものでございます。第3期の収入見込み額についてでありますが、こちらについては61万4,000円であります。第4期については48万5,000円となっており、12万9,000円の減となってございます。この減額の内容でございますが、平成29年度に自動販売機をエコタイプのものに交換したため、電気代の収入が減になったものであります。また、水林の利用形態が、オートキャンプ場などの設備が整っている他の施設に人気が高まっているため、バーベキューや芋煮会、キャンプで利用する団体が減っておりますが、林内の散策や自然観察等で利用する方が多くなっている傾向であります。そのため、テントや鍋、鉄板の利用料が減となっていることから、収入のほうは減になると見込んでございます。差し引き指定管理費については第3期が5,318万7,000円から第4期は6,248万5,000円、929万8,000円の増となってございます。
次に、平成31年度の主な管理運営経費について、内訳をご説明いたします。人件費については約975万1,000円、業務管理費ですが、こちらは約45万円、光熱費が約38万6,000円、修繕費が約33万4,000円、委託費が約27万円となってございます。
次に、水林の職員についてでございますが、常駐管理している職員については1名、あと代替管理人でございますが、こちらも1名、臨時作業員が2名で管理しております。土曜、日曜、祝日等で2名以上の体制でキャンプ等の使用の予約があったときに対応してございます。
次に、利用者数についてでございますが、第3期については年間約3万人強となってございますが、第4期についてもそれを上回るように、今後広報、自主事業の取り組み等を工夫しながら行っていく予定でございます。
説明については、簡単でございますが、以上でございます。よろしくお願いします。
◎農政部次長 それでは、以上でございますので、よろしくお願いいたします。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆佐久間行夫 委員 スカイパークで審査結果の中で指定管理料、費用の設定の考え方ということで、15%だと13.5の点数つくはずなのに、その10分の1しかつかないのは、これはどういうことなの。
◎農業振興室長 この指定管理料の費用の設定の考え方の評価でございますけれども、こちらは市が設定する標準的な経費、この施設に対してどれだけ費用がかかるか、人件費等も含めてどのぐらいかかるのかというような見込みを出して、それに対して、申請者のほうから、どのぐらいあれば運営できるのかというような経費を算出してもらっています。その比較をした中で、160%を超える費用を提示された場合には、この評価点数がゼロ点というふうになってしまいます。ただ、費用の項目だけは1点というところがあるので、10点満点のうちの1点というような形になります。これが15%の配分ということになるので、1.5倍ということで1.5点というふうになるのですけれども、そういう中で非常に人件費の関係の考え方が、市のほうで見込んでいたものと、あとスカイパークの指定管理を受けようという申請者との間で差が非常に大きくあったというようなことが要因となりまして、このような評価になっているというようなところでございます。
◆佐久間行夫 委員 そうすると、市で指定管理料として想定した金額が幾らで、提示されたのは幾らだったの。
◎農業振興室長 標準経費として、収支の中で指定管理料が幾らになるかというようなところの試算でいきますと、市のほうの標準算定でいきますと567万8,000円に対しまして、申請者側では1,864万7,000円が必要だと。標準的経費ではなくて、収入との差し引きでの実際指定管理料として支払われる金額が567万8,000円。
◆佐久間行夫 委員 例えばこれ1年間で567万3,000円という意味。例えば平成31年度の一番下の差し引きが1,250万9,000円と書いてあるけれども、そこが567万円という見方をしていたのが、提示したのが1,864万円ということ。そういうふうに見ればいいの。
◎農業振興室長 標準経費として見ていた金額は1,250万9,000円であります。
◆佐久間行夫 委員 今のところをもう一回整理すると、1年間でも5年間でもいいから、あちらで、指定管理料として福島市が標準と見ているのは幾らで見たの、まずは。
◎農業振興室長 今の数字は、平成31年度の1年間分の費用というふうに見ていただきたかったのですけれども、申しわけありません。
◆佐久間行夫 委員 そうすると、1,250万円、ここが標準だと567万3,000円と言ったよ、さっき。違うの。
◎農業振興室長 567万8,000円が、標準経費と、あと収入の見込み額との差し引きで、567万8,000円が指定管理料として支払われる見込みですよという算定をしていたところで、その申請者側は1,864万7,000円の指定管理料が欲しいというような形で、その要因としては、非常に専門的な技術を要する、農道空港といいながらも、パイロットとの連携をとりながら、安全な着陸に導かなければならないということで、航空特殊無線技士の資格を持っていなくてはならないとか、そういう専門的な技術がある人を雇用する上では、市の算定でいきますと、市の一般職員の給与で積み上げられているところと、あと実際に飛行協会のほうでそういう方を雇用するための費用とではどうしても差が出てしまうということで、頭数だけのこちらの見込みでは、指定管理者側、指定管理を受けようとする側の人件費の見積もりとで非常に大きな開きがあったというところでございます。そういう中で、その後調整して、どうしてもこのような人件費がなければ運営は難しいというところでのもう一度市のほうでも見直しを図ってというような中で、この金額におさまったというような状況ではございます。
◆佐久間行夫 委員 整理すると、1年で、先ほどは福島市で想定するのは567万8,000円だと、1年間で指定管理料が。だけれども、提示されたのがその300%以上の1,864万円ほど提示されたから、それは何でもちょっと高過ぎるので、折り合いがつかないから、相手の言い分も聞きながら1,250万円に落ちついたということで理解すればいいの。
◎農業振興室長 財政のほうと協議しながら、再度精査をした上で、そのような数字を設定して、再提示させていただいているというようなところでございます。
◆佐久間行夫 委員 飛行協会としてはそうなのだろうけれども、実際にスカイパークそのものが農政として農業振興にどれだけ資しているかというと、何かそんな、リンゴ何とかとか、モモ何とかとやるのかもしれないけれども、そんなに政策としての効果が上がっていないような気がするのね。もともと自分たちの飛行場を利用するのに市の財産を利用しているのだから、かえって払って使ってもらうのが筋ではないかくらいに思っているのに、法外なお金を要求しているのだねと私は思って見ているのだけれども、その辺は何かすごく、農政として、農業振興としてこんなにいろんな意味で効果があるのですよと、指定管理料をこれほど払っても。この部分はどうなの。
◎農業振興室長 当初農道空港として整備した当初の目的は、やはり農道飛行場として新鮮な野菜類を首都圏のほうに運搬してというような目的があったわけでございますけれども、やはりどうしてもそういった需要が余り見込めなかったということで、これまでの経過の中で、農道空港、農業振興はもちろんあるのですけれども、そのほかに多面的な活用を考えていきましょうという中で、観光の視点とか、そういったものを入れながら、この農道空港を活用して、スカイパークを活用して、市の振興に供するような施設としていきましょうというようなことで考えておりました。そうした中で、最近ですと室屋さんがスカイパークを拠点として練習した結果、世界エアレース大会で優勝するなどの成果が上がってきたというようなところで、やっぱり全国から注目を浴びるような形になっておりまして、そういう中でさまざまなイベント等も行われてきておりますし、さらに今回室屋さんが社長を務めるパスファインダーさんの飛行展示場もできて、そこで今度は航空文化を発信できるような形で、子供さん方に夢を持ってもらえるようなというようなことで、航空ラボというような子供たちを対象とした教室なんかも来年度は定期的に開催されるというような形になってきておりまして、当初の農道空港としての目的とはまた変わってきているところはあるかもしれませんけれども、多面的な活用という中では徐々に、NPO法人ふくしま飛行協会の協力のもと、さまざまな機能が付加されて、市民の方、そして全国の皆さんから注目されるような施設になってきているものというような評価をしているところでございます。
◆佐久間行夫 委員 おっしゃるのは本当にわかるのね。私らもその内情はわかるけれども、このことによって農業振興がどれだけ進んでいるのかとか、では逆に多目的利用の中で本当に市民にとってどうなのかということなのね。そして、室屋さんだって、ただで使わせてもらうわけにいかないでしょう。だから、応分な負担は当然あるし、今度は飛行機とか何かつくるような会社も入るみたいだけれども、それだって応分な負担をいただきながら、市の公共財産を貸し出して使ってもらったわけだから、その辺の感覚がだんだん薄れてきて、農道空港としてだめなのだから、もう多目的利用の中でどうでもいいのだというふうにはいかないよね。だから、指定管理料に見合った分だけの市民の福祉とか、市民に対しての何かあるのかということがきちんと説明できないと、困ってしまうなというふうに思うのね。
◎農政部長 今ほどご説明申し上げましたが、ご指摘のとおりでありまして、当初農道空港として開設をされ、十数年前、平成10年代の前半ですか、いわゆるフライト農業ということで全国各地で農道空港が取り上げられましたけども、今農林水産省も多面的活用をむしろ推進しておりまして、そういった中においてはこちらの今の年間の事業の中でもスカイアグリとか、そういったフェスタも開催いただいて、農業振興の部分も、その一面は持っております。むしろ多面的活用の中で、先ほど来、指定管理者の事業の中にもありますが、航空教室とか、そういった形で市民に還元をいただくということの事業を展開していただいておりますので、農業的な側面からの利用価値というところよりは、むしろもっと観光施設であったり防災拠点であったりと、そういう形の中で広く、分野的には広がりを持たせた利用価値という形で市民の皆様に還元をさせていただくという状況になっておりますので、その一面もご理解いただきたいと思います。
◆佐久間行夫 委員 十分、部長の言うとおりだと、私もそのとおりだと思います。それで、よかったのは、ちゃんとした評価も、審査結果も、指定管理料の設定の考え方に対する評価もそのとおりだと思うし、その指定管理料も、言いなりにならないで、市の実情も言いながら、はっきり交渉しながら進めてきたということだけは認めます。よかったと思います、その部分は。ただ、いつまでも余りにも負担を、この上で費用対効果なんて言うと問題になってしまうかもしれないけれども、その辺も考えないと、農政部が所管しているのもちょっと問題なのかもしれないね、いつまでも。その辺も考えながら、やっぱり応分な負担、室屋さんにもしてもらわなくてはいけないなと。つまり公共の財産でつくった、福島市の税金で使ったものなのですから、それを利用してもらって、ただ遊びで使ってもらうわけではないのだから、その辺の感覚が忘れないようにお願いしたいということでした。
◆山岸清 委員 今普天間でもああやってやっているけれども、ここの飛行機1機福島市内に落ちたらもうたちまち撤退だよ、この事業は。逆に、何かで救急車で東京まで行かなければならないのに、車では行けないから、飛行機で行って人命救助になったなんていったら拍手喝采さ。だから、これは功罪半ばするところがあるのだ。一機でも落ちてみな。何にもならなくなってしまうよ。
あともう一つ、これは小林前市長のことを悪く言うわけではないけれども、こっちで、伊達市の10周年のとき、室屋さんの見学に行ったはずなのだ、東京に。だから、伊達市の人ら、何なのだと怒っているのだ。何だ、伊達の10周年に来なくて、保原出身なのに、何で飛行機見に行ったのだろうなんて文句たらたらだった。俺あのときうんと、何て言っていいかわからなかった。
あともう一つは、これは本当に農道空港、あそこ国体の道路をつくるのに、これ吉田修一さんだったのだよ。一生懸命やって、あそこの予算とれて、13号から国体記念体育館までの道路を引っ張れたのだ、これ。ところが、やってきたらだんだんこの農道空港、評判悪くなってきたのだよ。そして、吉田修一さんが、次の選挙のときかな、農道空港開所の費用を県でとっていたのだよ、200万円。そしたら、吉田修一さんやらなくなってしまった。だから、県うんと怒ったのだよ。何だろう、せっかく、農山村何とか課か、せっかく予算とって、予算どりして、華々しくと思ったら、市でやらなくなったなんて怒ったの。だから、これはうんといわくつきの事業なのだ。
そして、やっぱり管理料設定の考え方が1.35点で、そして5年間の指定管理料が前期までのやつより1,000万円高くして200万円上がってくるなんて、こういうのは考えられないな。そして、今までいろんな指定管理やってきたけれども、54点というのも、そしてこれ100点にやって60点で、そしてインセンティブで62点なんて、これは問題だよ。これは、私は今度議会で言わなければならない。これ、とにかく飛行機一機でも落ちてみな。たちまち終わり、この事業は。本当だよ。
○石原洋三郎 委員長 ご意見ですか。ご質疑。
◆山岸清 委員 意見。
◆斎藤正臣 委員 私も同じところ。結局人員、人件費がかかる人員がなぜ必要かということと1,200万円に落ちついてどうなったのかということ、ご説明がなかったと思うので、そこをちょっとお願いいたします。
◎農業振興室長 それで、かなり人件費に差があったわけなのですけれども、こちらとしても現在の実態として雇用している方以上の人件費というのはやっぱり認めることができないだろうというような中で、今現在の実態としてどうなのだというところをきちんと精査させていただいて、やはり今と同じ業務を継続して、安全安心な管理をしていただくためにはこれだけはやむを得ない、どうしても必要だというような精査をさせていただいた金額がこの金額だというふうなことで再提示させていただいたところでございます。
◆斎藤正臣 委員 そういうことではなくて、567万円のところが1,800万円という提示があったということは、プラス1人で雇おうというような考えだったのではないですか。そういうことではないのですか。人員数の枠がふえた上での提示で1,800万円だったのではないですか。多分そうですよね。違うのですか。
◎農業振興室長 申請者側からの人員の配置は、正職員以外4名で臨時職員1名というような形での人件費の算出であったわけなのですけれども、こちらとしては正職員は、ちょっと端数が出てしまうので、あれなのですけれども、2名程度でというような形で、そういう職制の違いもありますし、あと先ほど申し上げましたけれども、その単価基準が市の職員の単価、大卒何年目の職員での単価というものをとっているので、それと実際にNPOのほうで雇用している人件費は、やっぱりそれだけの技術を持っている人になると、どうしてもその金額では雇用できないというところがあって、そういう差額とかも当然出てくるわけなので、そういったところも再度配慮させていただいた中で再提示させていただいたということで、1人分ふえたとか、そういう形ではなく、全体としてそれぞれ1人当たりの単価が全く違うというところが交渉する中でわかってきて、その金額をもう一度再提示させて、こちらで査定させていただいて、再提示させてもらったということです。
◆斎藤正臣 委員 結局単価の高い方が2名ということですか、最終的に。この債務負担行為設定額の中で。
◎農業振興室次長 第4期におけるあくまで算定上の人数につきましては、先ほど言いました、斎藤委員の言われました単価の高い正職員的な位置づけの方が、これちょっと半端になるのですけれども、2.3名程度で人数として見させていただいている。また、それ以外の施設の維持管理等の部分で嘱託や臨時職員が各1名ずつで見させていただいているということでございます。
◎農政部長 ちょっとわかりづらいかと思います。もっとシンプルにお話を申し上げますと、指定管理者候補者であります飛行協会としては5人配置したいということで当初の提案です。これ全体の事業でありますので、指定管理業務にかかわる部分と飛行協会が自主的に農道空港を使いながら事業全般を運営する部分が混然と、混然と言うとあれなのですけれども、全体の仕上がりとしては5人欲しいということなのです。ですから、先ほど折衝してというのは、市と、市の施設管理上必要な人員と、あと飛行協会として全体の事業、指定管理以外の事業も全般に人で回していきますので、そのとり合いの、とり合いと言うとあれなのですが、その折衝させていただいて、ちょっとわかりづらいのですが、2.3人ということで落ちつかせていただいたということになりますので、有資格者であったりとか、職制であったりとかということはありますけれども、全体5人の中で実際何人分が指定管理業務として必要な人員と経費かというところを調整させていただいた結果が先ほど申し上げた数字になりますので、配置上は飛行協会としては5人置きたいというのが最初のお話ということの中での調整でございました。
◆山岸清 委員 そのさっきから給料高い人は、どういった技能なの。例えばこれ、要するに無線なのでしょう。
◎農業振興室長 航空特殊無線技士というような資格です。
◆山岸清 委員 それだったら、航空自衛隊の退官した人でも連れてきたら。
◎農業振興室長 この申請者のほうでそういったところを配慮して、今パイロットを指導できるような、そういう立場の人を雇用しているというところもあります。その辺は、申請者の中で配慮されているというふうに認識しております。
◆山岸清 委員 農道空港なのだから、大した設備でないのだよ。自動着陸装置だから。あとは有視界飛行でしょう、これ大体。無線誘導で真夜中でもおりてくる、それこそ羽田空港の管制官なんかとは違うはずなの、これ。だから、これはそんな言うがままでやっていたのではだめだ。だから、その人いないときは着陸業務やらないほうがいいのだよ。あとは、無線でそういう航空無線持っている自衛官なんかいるはずだから、大滝根山にも航空自衛隊いるのだから、あそこらから退官する人でもちょっとひっかけてくるのだよ。
○石原洋三郎 委員長 ご意見でよろしいでしょうか。
◆山岸清 委員 ご意見。ツイッター。
◆渡辺敏彦 委員 今いろいろ話あったのだけれども、結局ずっと指定管理見て、どこもそうなんだけど、3つの事業所説明聞きに来たけれども、最後まで絶対行けないで、今までのところは全部落ちているのだよね。これも1つしかないものだから、そういうふうになると思うのだよ。だから、これ60.06点、さっきも話したけれども、ずっと昨日から見ているけれども、一番点数悪いのね。60点がボーダーラインでしょう。ボーダーラインから落ちてしまうと、これ指定できなくなってしまうでしょう。だから、鉛筆なめたとは言わないのだけれども、例えばここしかないから、1,800万円を中とって1,200万円にしたみたいなふうに聞こえるのだよ。例えば向こうが3,000万円と打ってきたときに、そこの費用設定の中で点数同じくやったら60点になってしまったら、3,000万円でも4,000万円でも受けるようになってしまうのだよ。その辺、腹くくっていないとどうしようもないのでないかな。あと、さっき所管がえの話しもあったのだけれども、農政で持っているから、いろいろ言いたくなってくる部分があるのだ。吉田修一さんが最初にたこれをつくったけれども、例えば国の補助金もらってつくったけれども、所管がえしてしまって、商工観光に行ったら国の補助金返せと言われなければ、真剣にその辺考えて、観光の拠点にしてしまうとか何かのほうがいいのでないかと思うの。いつまでもねじれた格好になっているから。その辺どうなのかな。3,000万円でも受けるのか、あるいは所管がえして、ほかのところにやって、観光の拠点にしたほうがいいのかどうか。風当たりもよくなるのでないかと思うのだ。その辺どういう考えなのかな。
◎農業振興室長 点数は、評価の点数は基準の中で零点だということになってしまうので、それはどうしようもないところではありますけれども、結果として標準点の60点には達しているという中で、飛行協会が第1交渉となったという中で、その後、この金額についてもう一度採点させていただく中で、それはもちろん委員さんおっしゃるように、法外な金額が出されれば、我々としてはそこについては精査した結果、ここまでですよという中で、交渉決裂というようなことになります。決裂すれば、その後は再度、今度は非公募で募集をかけて、それでもだめであれば直営でというような流れで、この指定管理の制度の選考については進んでいくというような形になっておりますので、その流れの中で今回についてはその交渉の中で折り合いがついたというようなことと捉えていただければと思います。よろしくお願いします。
◎農政部次長 所管がえの件でございますが、やっぱり農林水産省のほうの補助金をもらっているという事業でございます。別の目的というか、今多目的ということになっていますけれども、完全に農ではなくてというふうになってまいりますと、正式に国のほうに財産処分というものは求めていくということになってまいりますが、それについても全国的な農道離着陸場を持っている自治体も、どこでも活用されずに、多目的化というのもなかなかされないという中で、そういう動きも出ているというふうには聞いていますが、なかなか手続きが進まないというところもあり、ただ今後福島市がどのような方向でこの施設を活用していくかということを検討していく中で、やっぱり財産処分あるいは所管がえというのも検討する必要も出てくるのかなというふうには思っています。
◆渡辺敏彦 委員 そうなったときに、国の補助金もらっているから、返還しろとか何かという話はあるのかい。
◎農政部次長 ございます。そうなれば返還になります。
◆渡辺敏彦 委員 何ぼ。全額返還とか、何割返還とかってわからないのかな。
◎農政部次長 済みません。今の整備にあたりまして充当いたしました国の財源等、ちょっと今把握していないところでございますが、国の補助金でありますので、起債であれば残の分、利子も含めて返すとかという、そういうことになると思いますが、国の補助金の場合については、済みません、ちょっとそこまでは把握していませんでしたが……。
○石原洋三郎 委員長 渡辺委員、よろしいですか。
◆渡辺敏彦 委員 わからないのだから、何ともしようがない。
◆山岸清 委員 だから、次あそこを使ってオートレース場とか、あとはドローン練習場とか、農業用ドローンをやればいい。
◎農政部長 実際そういうもう使われ方しています。
◆山岸清 委員 やっているの。
◎農政部長 はい。バイクのドラッグレースであるとか、あと今のドローンの農業用のヘリコプター、無人ヘリコプターの研修とか実験というのですか、そういったものであるとか、あと車のカタログとかモーター雑誌の撮影であるとか、本当に多用途に年間使われておりまして、その分の収益もこちらの指定管理者のほうに入って、支出のほうに充てるという形にはなっております。
◆山岸清 委員 では、いいね。どんどんやって。
◎農政部長 どんどん使っております。
◆佐々木優 委員 とはいえなのですけれども、やっぱり農業にどれだけかかわっているのかというのは、やっぱり市民から見たら、どうなのと疑問に思うところだと思うのです。先ほど評価の中で農業振興の多面的活用でというふうにおっしゃっていたと思うのですけれども、具体的に農業振興にかかわるものはこれとこれをやっていますというのを教えてください。
◎農業振興室長 昨年、ふくしまプライド、県の事業なんかを活用しながら、ことしも新聞等で載りましたけれども、包装紙などを使って、それをくるんで、それを使って農産物を皆さんにプレゼントしたらいいのではないかというようなものを使ったり、去年は福島の果物ゼリーなんかをパッケージをつくって、それにきれいに入れて、そういったものを開発したいというようなことで、自主事業の中で農業の振興に関することもやっていただいています。あと、常時、ウイングカフェという併設されている店舗があるのですけれども、そちらで市産農産物を使ったお料理を皆さんに提供するなどして、来場者の方に農業について感じてもらう、地産地消に貢献してもらう、そういうような活動もしていただいているところではございます。あと、各種イベント等において福島市産、特産のものを紹介していただくというようなことを実際には実施していただいているところでございます。
◆佐々木優 委員 イベントって何回あるのでしたっけ、年間に。
◎
農業振興室農政企画係長 平成29年度に実施されたイベント等でございますが、例えば農業振興に関連のない部分もございますが、例えばバイクレース、スポーツわくわくプロジェクト、あとは昨年度はスカイアグリ……。
【「農業以外も入れていいんでしょう。だめなの。農業だけ」と呼ぶ者あり】
◆佐々木優 委員 農業振興にかかわる話を聞きたいなと。例えばそのバイクレースで農産物を売るとかだったらそれも入れたっていいと思うのですけれども。でも、ちょっと今難しそうだったら、後で教えていただいても構わないです。済みません。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
ここからは、ただいま説明があった議案に対して1件ずつ自由討議、討論、採決を行っていきたいと思います。
なお、
一般会計補正予算の採決については、指定管理者の債務負担行為以外の部分の審査が残っておりますので、後ほど残余の部分を審査した上で採決を行います。
まず、議案第174号についての自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第174号についての採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第174号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第174号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第175号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 やっぱりこれはもう断念すべきだと思うな。全庁的に討議して、これ、こんなのでいつまでもずるずる、ずるずるやって、大したことないよ、これ。飛行機見たいなら須賀川に行って見てこいというのだ。でも、須賀川もそんなに飛んでいないから。だから、これは今すぐでなくてもいいから、まず飛行機落ちたら直ちに撤収だよ、これは。だから、そういうふうになった場合どうするかを柔軟に考えておいてもらいたいのだ。最悪の事態を想定して。だから、俺はこれは賛成しかねるな。会派の中で俺だけだ、変わっているのは。でも、これはちょっと問題だよ。大体点数1.5点で合格点を上げましょうなんて、これは医大のテストにもないテストだよ。だから、俺はこれは反対。否とします。1人くらいはこういうやついないと、世の中だめなのだ。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかにご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第175号の採決を行います。
採決の方法は挙手採決といたします。
なお、挙手をされない方は否とみなします。
お諮りいたします。議案第175号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○石原洋三郎 委員長 賛成多数。
議案第175号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第176号の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第176号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決でよろしいでしょうか。
【「はい」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 お諮りいたします。
議案第176号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第176号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、農政部、
農業委員会所管分のうち、指定管理者に係る債務負担行為を除く部分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎農政部次長 議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る債務負担行為補正を除く農政部所管分についてご説明いたします。
議案書は7ページをごらんください。議案書7ページの上から3段目でございます。放射性物質吸収対策事業費でございます。
補正予算説明書につきましては24ページ、25ページでございます。こちらの表の上から3段目、放射性物質吸収抑制対策事業費でございます。
説明につきましては、先ほどお渡しいたしました、お配りいたしました委員会資料の7ページをお開きいただきたいと思います。中段から下に表がございますが、債務負担行為で平成31年度以降にわたるものについての平成29年度末までの支出額または支出額の見込み及び平成30年度以降の支出予定額等に関する調書を記載してございます。
補正予算説明書では水稲と牧草の合計での表となっておりましたが、この委員会資料ではそれぞれ区分して表を作成しております。上の表でございますが、放射性セシウムの水稲等への移行をより効果的に抑えるためカリ肥料を平成31年産水稲作付農家に配布するための経費で5,010万円でございます。事業主体でございますふくしま未来農業協同組合に補助金を交付するものでございます。対象地区は市内全域でございまして、面積2,255ヘクタールを見込んでおります。また、施用量はヘクタール当たり200キロを見込んでおります。
下の表でございますが、同じく放射性セシウムの牧草への移行を効果的に抑えるためにカリ肥料を牧草作付農家に配布するための経費1,200万円でございます。事業主体でございますふくしま未来農業協同組合、福島県酪農業協同組合へ補助金を交付するものでございます。対象地区は市内全域でございますが、面積は新規作付分につきましては167.8ヘクタール、継続作付分につきましては159.5ヘクタールを見込んでございます。施用量は、新規作付分がヘクタール当たり510キロ、継続作付分がヘクタール当たり200キロを見込んでございます。なお、新規作付と継続作付でヘクタール当たりの施用量が異なりますのは、新規作付につきましては10アール当たり17キロを3回散布する、継続作付につきましては10アール当たり10キロを2回散布するということを見込んでいるためでございます。
水稲、牧草とも作付時期に合わせましてカリ肥料の散布が必要でございますことから、今年度中に事業に着手することが必要であるため、あわせて6,210万円の債務負担行為を設定するものでございます。そして、平成31年度の支出を予定するものでございます。この財源には全額県補助金を充当するものでございます。
なお、米につきましては、昨年度の市内産米の全量全袋検査における結果が測定下限値の25ベクレルを全て下回りましたことから、今年度は放射性物質の吸収抑制対策における事業効果検証、いわゆるカリ卒試験を市内6カ所で実施してございます。この結果によりまして、平成31年産米に対するカリ散布必要性の状況が示されますことから、来年1月下旬には県から回答がなされるというふうになってございます。今後の対応につきましては、現在JA等関係機関と協議を進めているところでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆佐久間行夫 委員 済みません。水稲のカリの施肥で吸収抑制対策のどうしてやらなくてはいけないのかというのは説明よくわからなかったのだけれども、もう少しわかりやすく教えていただけますか。
◎
農業振興室生産推進係長 吸収抑制対策といたしましてカリ質の肥料を散布するわけですが、セシウムと性質が似ているということで、土壌にカリ質の成分を含まれている肥料をまくことによって、先にといいますか、吸収させて、飽和状態にさせて、セシウムの吸収を抑制するということで効果があるのがカリウムということになっておりますので、カリ散布ということで生産物にセシウムが入り込まないようにするということでございます。
◆佐久間行夫 委員 それはそうなのですけれども、まだ来年もやらなくてはいけないということは、どこまで続くのかも含めてなのですけれども、やっぱり米とか稲わらやると、何かがさがさといってかたくなってきたの、だんだん。その辺の変化もあって、ではいつまでやっていくのかな。逆に言って、カリによって逆の影響って、その弊害が出てくるのではないかなというようなこともあるのだけれども、来年はどうしてもやらなくてはいけない、つまり今まで、ことしのも全て、今までのところは全くセシウムの検出は限界値以下だったから、何でまだ来年もやらなくてはいけないのかと、その辺は農協もやってくださいとか、いろいろ農家の不安もあるのだろうけれども、その辺は、ここに至ったことはどこで判断したの。どんな理由で。
◎
農業振興室生産推進係長 先ほど次長も説明いたしましたとおり、測定下限値未満、米の全量全袋検査で測定下限値未満、25ベクレル以下、昨年は、でしたので、これに基づいてカリ卒試験をことしは実施しなければならないということで、カリをまかなくていいかというような試験を今実際やっております。その結果に基づいて、最終的には県が判断するわけですが、数値的な検査結果での判断ばかりでなく、これまで過去においてセシウム濃度が高い部分や、あとは土性といいますか、土の性質、いろんな場所が、福島市は広いですので、そういった分布図や何かを参考にしながら最終的に決定するということなので、今、ことし卒業という可能性もありますけれども、その辺はやはり農家の方、心配されている方もいらっしゃるので、JAさんとともに関係機関の意見を聞きながらカリ卒と、カリをまかなくていいのかどうかも含めて協議しているというところでございます。
◆佐久間行夫 委員 作付は5月、6月ごろなのだろうけれども、いつまでにその辺の判断が示されるのですか。
◎
農業振興室生産推進係長 結論的には1月下旬に結論は出る予定であります。各市町村のカリ卒試験のデータに関しては1月初旬に県のほうに報告しなければなりません。そのデータに基づいて県のほうが下旬までには判断するというようなことになっております。
◆佐久間行夫 委員 それは、農家とか農協の不安も含めて総合的に判断するのだと思うのだけれども、そういうことだよね。
◎
農業振興室生産推進係長 そのとおりでございます。
◆渡辺敏彦 委員 全袋検査で米の検査をしているけれども、土壌診断とか何かで田んぼの土のベクレルとか何かというのははかっているというのは、環境部でも多分やっていないと思うのだけれども、農政がらみでもそんなことをやっていると聞いていないのだけれども、その辺はどうなのだろう。米に吸ってもらってからはかっているでしょう。そもそも土にどのぐらいのベクレルで入っているか。8,000はないだろうけれども。吸わせない工夫もいいのだけれども、そもそもあるかないかの検査しなければわからないのでないかと思うのだよ。その辺、多分やっていないと思うのだ。県か何かで協議して、土の検査もしていったほうがいいと思うのだよね。その辺やっていないかい、多分。
◎
農業振興室生産推進係長 モニタリング検査において、緊急時モニタリング検査ということで実施しておりまして、当然生産物に対する含有量も調べますけれども、その土に対する含有量もあわせて測定しております。ただこれはあくまでもモニタリングなので、市内6カ所から7カ所というようなことで検査しているものです。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
◆佐久間行夫 委員 129号の件でしょう。
○石原洋三郎 委員長 そうです。129号です。
◆佐久間行夫 委員 済みません。175号を反対しておいて129号賛成します。整合性とれない部分はあるかもしれませんけれども。債務負担行為の部分で、2人スカイパーク反対したから、その辺は整合性とれないけれども、ほかは了解しているから、129号は賛成しますという話をしたの。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
なお、先ほど指定管理者の指定の件を議題とした際に審査いたしました債務負担行為とあわせて、農政部、
農業委員会所管分として採決をいたします。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、農政部、
農業委員会所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第129号中、農政部、
農業委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、農政部、
農業委員会所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
農業委員会事務局長 初めに、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算第5号のうち、農業委員会が所管する人件費について、平成30年度補正予算説明書、追加に基づきご説明申し上げます。
補正予算説明書の20、21ページをお開きいただきまして、下段をごらんください。第6款農林水産業費、第1項農業費、第1目農業委員会費、細目、給与費、細々目、職員給与費で513万2,000円の減額でございます。これは、一般職員12名分給与の整理分と改定分の合計額でございます。内訳は、給料477万7,000円の減、職員手当等100万円の増、共済費135万5,000円の減でございます。まず、給料につきましては477万7,000円の減でございますが、福島県人事委員会勧告に準拠して給料表の引き上げ改定をことしの4月1日に遡及して行うため5万円の増、また当初予算の職員数13名に対し実職員数が12名と1名減でございましたので、整理分として482万7,000円の減となっております。次に、職員手当等につきましては100万円の増でございますが、内訳は給与改定に伴う勤勉手当等の増が23万2,000円、当初予算の算定職員数に対して実職員数の差などにより267万6,000円の減となっております。また、時間外勤務手当等の増は344万4,000円となっております。次に、共済費につきましては135万5,000円の減でありますが、ただいま申し上げました予算の整理及び改定による給与の減額分に係る市町村職員共済組合の負担金を減額するものであります。
農業委員会所管分につきましては以上でございます。
続いて、農政部次長よりご説明申し上げます。
◎農政部次長 同じページでございますが、20ページ、21ページでございます。6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費、細目、給与費、細々目、職員給与費で1,659万6,000円の減額でございます。これは、一般職員54名分の給与の整理分と改定分の合計額でございます。内訳は、給料1,763万2,000円の減、職員手当等508万1,000円の増、共済費476万5,000円の減でございます。給料につきましては1,763万2,000円の減となっておりますが、先ほどの農業委員会費と同様、県人事委員会勧告に準拠し改定分といたしまして26万1,000円の増、また当初予算の職員数57名でございましたが、実職員数が54名と3名減となりました。この整理分といたしまして1,789万3,000円の減となっております。職員手当等につきましては508万1,000円の増となっておりますが、内訳でございますが、給与改定に伴う期末手当の増が5万6,000円、勤勉手当の増が98万3,000円、そのほかは職員数の減によりまして主な手当で減となったところでありますが、時間外手当が1,265万9,000円の増となったことから、476万2,000円の増となっております。共済費につきましては476万5,000円の減となっておりますが、ただいま申し上げました予算の整理及び改定による給与の変動分に係る市町村職員共済組合の負担金の減でございます。
次に、その下の段になりますが、細々目のその下に、細々目でその下の段になります。大笹生防災ダム管理費、細目が大笹生防災ダム管理費、細々目が職員給与費で15万3,000円の増でございます。これは、一般職員が1人分の給与の整理分と改定分の合計でございます。内訳は、給料が9万7,000円の増、職員手当等が19万7,000円の増、共済費が14万1,000円の減でございます。給料につきましては職員の異動による整理分として9万7,000円の増となっております。職員手当等につきましては19万7,000円の増でございますが、内訳でございますが、給与改定に伴う勤勉手当の増が2万2,000円、その他、職員の異動による整理分といたしまして17万5,000円の増となっております。共済費につきましては14万1,000円の減でございますが、予算の整理、改定による給与の変動分に係る市町村職員共済組合の負担金の減でございます。
次に、同款同項でございますが、3目農業振興費でございます。細目が農業奨励費、細々目が嘱託職員費でございます。19万6,000円の減でございます。これは、嘱託職員1名分の賃金の整理分と改定分の合計でございます。内訳は、共済費が6万9,000円の減、賃金が12万7,000円の減でございます。共済費につきましては6万9,000円の減でございますが、予算の整理及び改定による賃金の変動に係る社会保険の負担金の減でございます。賃金につきましては12万7,000円の減でございますが、職員の給与改定に準じました嘱託職員の賃金改定による増が1万7,000円、整理分といたしまして14万4,000円の減でございます。
次に、ただいまの3目農業振興費、細目、細々目でただいま説明申し上げました下のところにございます、細目が特別会計繰出金、次のページに行きまして、細々目が公設地方卸売市場事業費特別会計繰出金でございます。こちらは24万2,000円の減でございます。これは、後で説明いたしますが、福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算の人件費補正に係る繰出金でございます。
そのページになりますが、22ページ、23ページでございます。6款農林水産業費、2項林業費、1目林業総務費、細目が給与費、細々目が職員給与費でございます。142万1,000円の増であります。これは、一般職員が6名分の給与の整理分と改定分の合計額でございます。給料は2万1,000円の増、職員手当等は148万8,000円の増、共済費が8万8,000円の減でございます。給料につきましては2万1,000円の増でありますが、改定分が2万3,000円の増、職員の異動による整理分が2,000円の減でございます。職員手当等につきましては148万8,000円でございますが、内訳は給与改定に伴う期末手当の増が5,000円、勤勉手当の増が11万3,000円でございます。また、異動に伴って職員の構成が変わることによりまして主な手当で減となったところでありますが、時間外手当が195万2,000円の増となったことから、137万円の増となっております。共済費につきましては8万8,000円の減でございますが、予算の整理及び改定による給与の変動分に係る市町村職員共済組合の負担金の減でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いします。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 21ページで職員の人、それぞれ農業委員会で1名、こっちの農政部で3名、これは普通退職あるいは3月、4月のころの退職なのかい。減った理由。
◎農政部長 当初の予算人員に対する実際の配置の差でございますので、先ほど整理ということで申し上げましたが、その差でございます。ですから、退職とか、そういうことではなくて、いわゆる定数という考え方の中で実際の配置の人数との差が、いわゆる予算人員上の計画上の配置の予算と実際の予算の差が整理分ということでの差で、剰余の部分が出てくると。
◆山岸清 委員 要するに、それはそれでいいのだけれども、逆に今度手当、さっき農業委員会のほうは残業手当で344万円と聞いたり、あとは職員手当が農政部のほうは599万8,000円と多くなっているのだよね、割合。このくらいなのだろうけれども。だから、普通の最初の予算時における定員数と、それから減ったことによって残業というか、多くなったということではないのかい。そこの相関関係はありやなしや。
◎農政部次長 まず、相関関係と申しますか、人員の減につきましては当初予算と実数につきましては部長が申し上げましたとおりでございます。人員は減っておりますが、時間外手当がふえているという点につきましては、この時間外手当の当初予算の見込みのときには時間外手当に関係する職員の給与の6%だったと思います。6%という一律な数字で当初予算を計上しております。それに対して実績、今後の見込みを見込んだものが今後の全体の見込みでございまして、その差額を今回補正予算で計上しているということになりますので、6%では済まないというふうにお考えいただいてよろしいかと思います。
◆山岸清 委員 だから、人が減って手当もらえるのだから、ある意味いいことはいいのだけれども、やっぱり健康的に、あるいは働き過ぎてノイローゼとかになってしまったのでは身もふたもないし、部長はどうなのだい。これは、総務部長あたりにかけ合って、もうちょっとよこせとかという努力はしたの、しないの。
◎農政部長 職員の配置につきましては、全体的には定員適正化という考え方がありますので、全体の定員の管理は総務部で行っております。あと、今人員配置上、それぞれの部署において、こういった欠員が生じているかと思いますが、やはり除染のセクションができていることも含めて、そこに既存の人員を宛てがって今除染の対応しているというところもありますので、ある程度復旧復興の業務が減っていかないと、もとの定員に戻していくということはちょっと難しい状況にあるかなと思いますが、なお今ご指摘のように、その分、定員、予算人員上の配置ができないことによって1人当たりの職務が多くなりまして、時間外に反映するということは、これは関係がございますので、そういったことも含めて、適正配置といいますか、本来の人員をまず配置することについては、全体の状況の理由は承知の上ながらも、総務部のほうには要望してまいりたいと思います。
◆山岸清 委員 頑張ってください。やっぱり農業委員会なんかは13人の中の1人だから、効くのだよ、これ。片方は57名からの3人引きだから、全体数多いから、みんなで負担していけるけれども、そこらも含めて頑張ってください。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、農政部、
農業委員会所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第181号中、農政部、
農業委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第186号平成30年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎農政部次長 議案第186号平成30年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算の人件費補正の内容を補正予算説明書に基づき説明いたします。
補正予算説明書は110ページ、111ページでございます。ごらんいただきたいと思います。下の表の3、歳出でございますが、1款経営費、1項総務費、1目一般管理費、細目、一般管理費、細々目、職員給与費でございまして、24万2,000円の減額でございます。これは、一般職員4名分の給与の整理分と改定分の合計でございます。内訳は、給料25万6,000円の増、職員手当等26万5,000円の減、共済費23万3,000円の減でございます。給料につきましては、一般会計と同様、県人事委員会勧告に準拠いたしまして給料表の引き上げ改定をことしの4月1日に遡及して行うための改定分といたしまして8,000円の増、職員の異動によります整理分が24万8,000円の増でございます。職員手当等につきましては26万5,000円の減となってございますが、内訳は給与改定に伴う期末手当の増が2,000円、勤勉手当の増が8万4,000円でございます。共済費につきましては23万3,000円の減となっておりますが、予算の整理及び改定による給与の変動分に係る市町村職員共済組合の負担金の減でございます。
なお、上の表の2、歳入でございますが、歳出予算を減額することから、一般会計繰入金を減額するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いします。
○石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第186号平成30年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第186号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで委員会を休憩し、経済民生常任委員協議会を再開いたします。
午後5時04分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後5時35分 再 開
○石原洋三郎 委員長
経済民生常任委員会を再開いたします。
農政部、農業委員会の審査は以上で終了いたしました。お疲れさまでございました。
ここで当局退席のため、暫時休憩いたします。
午後5時35分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後5時37分 再 開
○石原洋三郎 委員長 委員会を再開いたします。
審査のまとめを行います。
これまでの常任委員会審査を通して、委員長報告に要望事項として取り上げる事項がありましたらお述べください。
◆山岸清 委員 指定管理者については、いろいろ疑問は残るな。
◆黒沢仁 委員 反対すると要望を付せられないから。反対は反対でいいのだ。
◆佐久間行夫 委員 反対あったほうがいい。
◆黒沢仁 委員 要望は付さなくたって。
○石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。特になしということでよろしいですか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 それでは、委員長報告(案)調製のため、暫時休憩いたします。
午後5時38分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後5時52分 再 開
○石原洋三郎 委員長 それでは、委員会を再開いたします。
委員長報告(案)を配付させます。
【資料配付】
○石原洋三郎 委員長 それでは、委員長報告(案)を書記に朗読させます。
◎書記 それでは、お手元の平成30年12月市議会定例会議経済民生常任委員長報告(案)、読み上げさせていただきます。
去る12日の本会議におきまして当
経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、13日、14日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第140号福島市斎場条例の一部を改正する条例制定の件、議案第175号指定管理者の指定の件、以上につきましては、いずれも賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当委員会所管分、議案第131号平成30年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第137号福島市
土湯温泉まちおこしセンター条例制定の件、議案第138号福島市
土湯温泉観光交流センター条例制定の件、議案第145号財産取得の件、議案第156号指定管理者の指定の件中、当委員会所管分、議案第162号指定管理者の指定の件、議案第163号指定管理者の指定の件、議案第164号指定管理者の指定の件、議案第165号指定管理者の指定の件、議案第166号指定管理者の指定の件、議案第167号指定管理者の指定の件、議案第168号指定管理者の指定の件、議案第169号指定管理者の指定の件、議案第170号指定管理者の指定の件、議案第171号指定管理者の指定の件、議案第172号指定管理者の指定の件、議案第173号指定管理者の指定の件、議案第174号指定管理者の指定の件、議案第176号指定管理者の指定の件、議案第177号指定管理者の指定の件、議案第178号指定管理者の指定の件、議案第179号指定管理者の指定の件、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当委員会所管分、議案第184号平成30年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第185号平成30年度福島市飯坂町財産区特別会計補正予算、議案第186号平成30年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算、議案第188号平成30年度福島市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、今定例会議において当委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
福島駅東口に整備を検討している
コンベンション施設に関することについての陳情につきましては、採決の結果、可否同数となり、委員長の決するところによって、不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
以上でございます。
○石原洋三郎 委員長 お諮りいたします。
ただいまの委員長報告(案)のとおりでよろしいでしょうか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○石原洋三郎 委員長 そのように報告いたします。
以上で委員会に付託された議案等の審査は全て終了いたしました。
以上で
経済民生常任委員会を終了いたします。
午後5時57分 散 会
経済民生常任委員長 石原 洋三郎...