福島市議会 2018-09-21
平成30年9月21日決算特別委員会全体会−09月21日-01号
平成30年9月21日
決算特別委員会全体会−09月21日-01号平成30年9月21日
決算特別委員会全体会
決算特別委員会全体会記録
平成30年9月21日(金)午後0時59分〜午後3時27分
〇出席委員(32名)
委員長 須貝昌弘
副委員長 黒沢 仁
委員 沢井和宏
委員 佐々木優
委員 丹治 誠
委員 川又康彦
委員 誉田憲孝
委員 二階堂武文
委員 梅津一匡
委員 小熊省三
委員 後藤善次
委員 鈴木正実
委員 斎藤正臣
代表監査委員 井上安子
消防長 阿蘓 武
〇
市長等部局出席者(
決算特別委員長報告案の確認)
なし
〇
議会事務局出席者
議事調査課長 渡邉洋也
〇案件
1 総括質疑
議案第103号 平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件
議案第104号 平成29年度福島市
水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件
議案第105号 平成29年度福島市
下水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件
議案第106号 平成29年度福島市
農業集落排水事業会計決算認定の件
報告第 13号 福島市一般会計予算の継続費精算の件
報告第 14号 平成29年度福島市
健全化判断比率及び
資金不足比率報告の件
2
分科会長報告、
分科会長報告に対する質疑、自由討議、討論、採決
3
決算特別委員長報告案の確認
─────────────────────────────────────────────
午後0時59分 開 議
○須貝昌弘 委員長 ただいまから
決算特別委員会を開会いたします。
これより総括質疑を行います。
質疑通告者は、真政会、
大平洋人委員、小松良行委員、以上の2名であります。
順序に従い質疑を行います。
真政会の総括質疑を行います。質疑時間は、質疑のみ55分間です。
大平洋人委員。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 それでは、真政会の
トップバッターということで質疑をさせていただきたいと思います。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件についてであります。
最初に、行政財産、普通財産の山林1,464万7,719平米の管理について。
最初に、市有地林の管理について伺います。
◎
農林整備課林務係長 委員長、林務係長。
○須貝昌弘 委員長 林務係長。
◎
農林整備課林務係長 市有林の管理につきましては、市有林監視員13名による定期的なパトロールに加え、ふくしま森林再生事業による除伐、間伐等の森林施業を実施するなどにより維持管理に努めているところであります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 続きまして、市有林の立ち木について、資産数量を伺います。
◎
農林整備課林務係長 委員長、林務係長。
○須貝昌弘 委員長 林務係長。
◎
農林整備課林務係長 立ち木の資産数量につきましては、1,464万7,719平米の膨大な山林を所有しており、また人工林ではなく、その多くが天然林であることから、資産数量の算出については困難であります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 樹種の面積割合とその活用について伺います。
◎
農林整備課林務係長 委員長、林務係長。
○須貝昌弘 委員長 林務係長。
◎
農林整備課林務係長 人工林の主要樹種は杉、松、ヒノキでありますが、樹種ごとの集計につきましては、保有する山林が膨大であり、またその多くが天然林であることなどから、資産数量同様、樹種ごとの面積割合の把握は困難でございます。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 では、次にまいります。
農業委員会費についてであります。
農村活性化事業費の意見交換会で出されました意見について伺います。
◎
農業委員会農地係長 委員長、
農業委員会農地係長。
○須貝昌弘 委員長
農業委員会農地係長。
◎
農業委員会農地係長 農村活性化事業の意見交換会でありますが、平成29年7月から平成30年2月にかけて、
認定農業者等担い手農家と農業委員、
農地利用最適化推進委員及び関係団体が参加し、7区域に分けて開催いたしました。主な意見の内容ですが、中山間地域の遊休農地対策や鳥獣被害対策、新規就農者への支援、担い手農家が規模拡大に必要な支援などがございました。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次です。
その課題の対応につきまして伺います。
◎
農業委員会農地係長 委員長、
農業委員会農地係長。
○須貝昌弘 委員長
農業委員会農地係長。
◎
農業委員会農地係長 各区域から出された意見につきましては、
農業委員会等に関する法律第38条に基づき、翌年度の施策として反映されるよう福島市へ意見書として提出しているところであります。また、中山間地域の遊休農地対策につきましては、
農業委員会年次総会で福島市
農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針として決定し、取り組んでいるところであります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、ふくしま
スカイパーク費であります。
管理運営に係る収支状況で差し引き479万9,000円のマイナスとなっております。平成28年度は193万8,000円のマイナスとなっておりますが、マイナスの拡大した要因を伺います。
◎
農業振興室農政企画係長 委員長、
農政企画係長。
○須貝昌弘 委員長
農政企画係長。
◎
農業振興室農政企画係長 平成29年度は、平成28年度と比較し280万円余のマイナスの拡大となったものでありますが、これは収入では施設使用料として、平成28年度には例年開催されているイベントのほかに比較的規模の大きな2つのイベントが開催されましたが、平成29年度には同イベントが開催されなかったことから、施設使用料が約160万円減収となったものであります。また、支出では指定管理者が無線通信資格を有する職員1名を新たに採用したためのもので、このうち指定管理者として負担すべき費用が増となったことが主な要因でございます。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、その赤字対策につきまして、赤字補填の対応も含め伺います。
◎
農業振興室農政企画係長 委員長、
農政企画係長。
○須貝昌弘 委員長
農政企画係長。
◎
農業振興室農政企画係長 今回の
指定管理期間は、平成26年度から平成30年度までの5年間となっております。当期間の指定管理者の選定にあたっては、公募により、その5年間の事業計画と収支計画に基づき、市が指定管理者を選定したものであります。
指定管理期間である5年間においては、期間中の収入増により黒字となる一方、さまざまな要因で収支が計画どおりには執行できない場合には赤字となるリスクも抱えているのが現状でございます。しかしながら、適切な施設の管理運営及び安定的な運営を図るためには、指定管理者の円滑な業務の執行が必要と考えております。今後におきましても指定管理者との連携を密にし、収支状況の改善について協議を重ねてまいります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、ももりん
カフェ支援事業であります。
商品として23作品が活用されたと分科会で報告されていますが、商品化されて、継続して販売される商品と活用方法について伺います。
◎農業振興室6次化係長 委員長、6次化係長。
○須貝昌弘 委員長 6次化係長。
◎農業振興室6次化係長 昨年度には、これまで
スイーツコンテスト入賞作品から23作品が商品化され、販売されたところでございますが、今年度におきましても果物の旬に合わせ、8月にはモモ、ナシの生菓子をはじめパウンドケーキなど12作品が商品化され、販売されております。これら商品化され、販売されている作品、販売店舗などの情報を
本市ホームページにおいて発信することで、本市果物の活用を促進するとともに、果物の新たな魅力の創出につなげてまいりたいと考えております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、くだものの
里フレッシュアップ事業費についてであります。
トップセールスの成果について伺います。
◎
農業振興室販売促進係長 委員長、
販売促進係長。
○須貝昌弘 委員長
販売促進係長。
◎
農業振興室販売促進係長 本市では、全国の皆様へ本市産果物の消費拡大を図るため、特に市産果物の主力品目であるモモの最盛期に合わせて、重点消費地であります首都圏、阪神地区、九州地区の流通関係者などを対象に
トップセールスを展開しております。重点消費地を訪問し、市長みずからが熱意を持ってPRすることは、市場関係者、流通、小売業者、地元メディアへのPR効果は極めて高いものと考えております。特に震災以降につきましては、市産果物の安全安心を市長みずからがPRすることで風評被害の低減にもつながったものと考えております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、首都圏、大田市場、
九州地区北九州市中央卸売市場、大阪市中央卸売市場には毎年継続して
トップセールスを実施しています。過去5年間の取扱量の推移を伺います。
◎
農業振興室販売促進係長 委員長、
販売促進係長。
○須貝昌弘 委員長
販売促進係長。
◎
農業振興室販売促進係長 本市主要果物の5品目、モモ、ナシ、ブドウ、リンゴ、サクランボの3市場の合計取扱量の推移につきましては、平成29年度4,646トン、平成28年度4,538トン、平成27年度4,429トン、平成26年度4,119トン、平成25年度3,905トンでありまして、平成25年度との比較で約740トンの増加となっております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 ありがとうございました。
次に、
森林環境交付金事業費であります。
森林環境学習の推進事業費を活用しました小中学校の事業実施をしているところですが、小鳥の森、水林自然林を活用した森林学習の取り組みの状況について伺います。
◎
農林整備課林務係長 委員長、林務係長。
○須貝昌弘 委員長 林務係長。
◎
農林整備課林務係長 森林環境学習につきましては、福島県
森林環境交付金の基本枠を利用し、平成29年度は市内40の小中学校に対し
森林環境学習の経費を補助し、森林環境の保全や県民全体で森林を守り育てる意識の醸成を目的とし、推進事業を展開しております。この対象校のうち、平成29年度につきましては水林自然林6校、小鳥の森2校が自然観察や
木工クラフトづくり体験などで利用しております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次です。
農業次世代人材育成事業についてであります。
過去5年間の実績件数について伺います。
◎
農業振興室農政企画係長 委員長、
農政企画係長。
○須貝昌弘 委員長
農政企画係長。
◎
農業振興室農政企画係長 農業次世代人材育成事業の過去5年間の交付実績件数は、実数で25名、交付額の合計は8,100万円余でございます。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 では、次ですが、途中で離農した場合のペナルティーはあるのでしょうか。これについてお伺いします。
◎
農業振興室農政企画係長 委員長、
農政企画係長。
○須貝昌弘 委員長
農政企画係長。
◎
農業振興室農政企画係長 交付金交付対象期間中の途中で離農した場合、資金の交付が停止となりますが、ペナルティーについては特にございません。なお、交付金は半年ごとに支払いすることになりますが、既に資金を先払いで交付しているものであれば、月割りで計算した当該資金を返還していただくようになります。本市において平成29年度までに交付実績のある計20件のうち、これまで離農により交付を中止した件数は2件であり、うち1件が資金の返還に該当した案件でございます。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 では、次であります。観光振興費、
インバウンド推進事業であります。
最初に、
福島圏域連携推進事業、
観光圏整備事業、歴史・
文化広域連携事業及び
インバウンド推進事業の実績を含め、効果について伺います。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 委員長、
観光企画係長。
○須貝昌弘 委員長
観光企画係長。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 広域連携事業におけるインバウンドの取り組みでございますが、
福島圏域連携推進事業につきましては、県北8市町村、飯舘村及び白石市と連携し、仙台駅コンコースにおいて観光物産展を開催し、駅を訪れる国内外の方々に対し、物産品の販売と観光PRを行ってまいりました。
次に、
観光圏整備事業につきましては、日本語と英語を併記した
トレッキングガイドブック及び吾妻山、霊山の登山マップを作成したところであります。
次に、
インバウンド推進事業につきましては、主に
受け入れ環境整備事業、
プロモーション事業の2つを実施してまいりました。主な
受け入れ環境整備事業につきましては、観光案内所における
多言語案内事業といたしまして、外国人の
インバウンドアドバイザーをJR福島駅
西口観光案内所に配置したほか、
コミュニケーション力向上事業といたしまして、旅館、ホテル従業員やバス、タクシーの運転手、飲食店、販売店の店員を対象に、
外国人おもてなし研修を実施いたしました。また、主な
プロモーション事業につきましては、国内最大の旅の
祭典ツーリズムEXPOジャパンへ出展し、国内外へ本市の魅力をPRしてきたところであります。
これらの事業の実施により、速報値ではありますが、観光庁の宿泊統計調査では、本市においては平成29年の
外国人延べ宿泊者数が1万6,680人泊と前年比124%となるなど、一定の効果があらわれたものと認識しております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 効果があったということでございますが、では次ですが、この事業の継続性についての意義を伺います。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 委員長、
観光企画係長。
○須貝昌弘 委員長
観光企画係長。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 2020年
東京オリンピック・パラリンピックなどにより、
訪日外国人旅行者の増加が見込まれております。また、
訪日外国人旅行者につきましては、長期にわたり宿泊する傾向にあります。したがいまして、今後とも
インバウンド事業を継続し、さらに本市のみならず周辺自治体と連携した魅力の発信や受け入れ体制の整備を継続していく必要があると考えております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、観光案内所や旅館、ホテル、バス、タクシーなど最初に
外国人観光客のお客様に接する場所での受け入れ体制の向上の取り組みについて伺います。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 委員長、
観光企画係長。
○須貝昌弘 委員長
観光企画係長。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 観光案内所における
多言語案内事業といたしまして、外国人の
インバウンドアドバイザーをJR福島駅
西口観光案内所に配置し、英語による案内を実施したほか、
観光案内所職員に対してのスキルアップのための研修を行ったところです。また、
コミュニケーション力向上事業といたしまして、旅館、ホテル従業員やバス、タクシーの運転手、飲食店、販売店の店員を対象に、
訪日外国人旅行者に関する基礎知識や簡単な接客英語を学ぶ
外国人おもてなし研修を実施し、参加者からは好評を得たところであります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次です。
クールチョイス普及啓発事業費であります。
取り組み状況について伺います。
◎
環境課環境企画係長 委員長、
環境企画係長。
○須貝昌弘 委員長
環境企画係長。
◎
環境課環境企画係長 クールチョイス普及啓発事業は、クールビズやウオームビズ、LED照明などの省エネ製品、省エネ家電を選ぶなど、地域の生活環境、個々のライフスタイルに応じた効果的で参加しやすい取り組みの推進や自発的な取り組みの拡大、定着を目的とした
地球温暖化対策のための国民運動であり、本市では平成28年度から取り組んでおります。平成29年度につきましては、地元紙2社と連携し、学校や企業へのクールチョイス出前講座の開催とパブリシティーも含めました新聞広告を通じて全市民に向け広報いたしました。また、コミュニティーFMを活用し、市民、学校、企業等が実践している地球温暖化防止の取り組み事例をわかりやすく紹介する企画番組を年間22回放送するなど、メディアを積極的に活用し、省資源、省エネルギーにつながるライフスタイルを呼びかけました。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次ですが、事業を通して、賛同者数をふやすことを目的としていますが、その数について伺います。
◎
環境課環境企画係長 委員長、
環境企画係長。
○須貝昌弘 委員長
環境企画係長。
◎
環境課環境企画係長 国は、地球温暖化防止に取り組む方々をふやすため、賛同登録を推進しており、2020年度までに個人賛同者数600万人以上を目標としております。本市では、平成29年度における目標を個人賛同者数3,000人とし、
クールチョイス普及啓発事業に取り組んでまいりました。その結果、3,781人の皆様から賛同いただき、平成28年度からの累計は5,902人となっております。引き続き、地球温暖化防止の普及啓発活動に取り組んでまいります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次に、ふるさと除染実施事業費です。
最初に、宅地保管されております除染の際の土壌の仮置き場への搬入された割合を地区ごとに伺います。
◎
除染施設整備課仮置場対策係長 委員長、仮置場対策係長。
○須貝昌弘 委員長 仮置場対策係長。
◎
除染施設整備課仮置場対策係長 住宅除染における現場保管件数のうち、仮置き場等への搬出割合につきましては、平成30年3月末時点で、中央地区が75%、渡利地区が93%、杉妻地区が4%、蓬莱地区が100%、清水地区が54%、東部地区が33%、大波地区が100%、北信地区が8%、吉井田地区が5%、西地区が91%、信陵地区が63%、立子山地区が100%、飯坂地区が6%、松川地区が100%、信夫地区が16%、吾妻地区がゼロ%、飯野地区が64%であります。なお、土湯温泉町地区につきましては現場保管はありません。市全体として46%の進捗となっております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 ありがとうございました。
では、次です。あぶくまクリーンセンター費、あらかわクリーンセンター費です。
伺います。あぶくま、あらかわクリーンセンターの事業系のごみについて、平成29年度の受け入れ状況は、平成28年度までの実績において増加しているのか、減少しているのか、その傾向について伺います。
◎清掃管理課ごみ減量推進係長 委員長、ごみ減量推進係長。
○須貝昌弘 委員長 ごみ減量推進係長。
◎清掃管理課ごみ減量推進係長 あぶくま、あらかわ両クリーンセンターにおける平成29年度の事業系ごみの受け入れ実績状況は3万2,786トンであり、平成28年度実績3万2,077トンに対し約710トン増加し、微増傾向となっております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 710トンのプラスということでありますけれども、では次に、その減量化に向けた取り組みについて伺います。
◎清掃管理課ごみ減量推進係長 委員長、ごみ減量推進係長。
○須貝昌弘 委員長 ごみ減量推進係長。
◎清掃管理課ごみ減量推進係長 ごみ減量化に向けた取り組みについてですが、平成29年度は家庭から排出されるごみの減量化を目指し、クリーンガイドブックの全戸配布やごみの減量化、資源化に向けた地区説明会の開催、小学校でのごみの分別体験教室などを積極的に実施いたしました。市全体のごみ排出量を減らすためには、事業系ごみの減量化も大変重要でありますことから、本年度は事業系ごみの減量促進パンフレットを作成し、市内各事業所へ配布するなど、特に事業所から排出されるごみの減量化に取り組んでまいります。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 では、次です。災害等廃棄物処理費についてであります。
最初に、排出される排ガス、排水等のモニタリングを行っておりますが、その結果について伺います。
◎
あぶくまクリーンセンター施設係長 委員長、
あぶくまクリーンセンター施設係長。
○須貝昌弘 委員長
あぶくまクリーンセンター施設係長。
◎
あぶくまクリーンセンター施設係長 あぶくま、あらかわ両クリーンセンターから排出される排ガスや放流水、金沢第二埋立処分場における放流水や地下水の放射性濃度を毎月測定しておりますけれども、国が定めます事故由来放射性物質により汚染された廃棄物の処理等に関するガイドラインの基準を全て下回っております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 次です。次は、市民憲章推進協議会補助金についてであります。
主な取り組み内容につきまして伺います。
◎市民協働課市民協働係長 委員長、市民協働係長。
○須貝昌弘 委員長 市民協働係長。
◎市民協働課市民協働係長 福島市民憲章推進協議会は、学識関係者、女性団体や商工会、農業団体など各種団体から選出された21名の委員で構成されており、1つ、空も水もきれいな みどりのまちをつくりましょう。1つ、教育と文化を尊び 希望に輝くまちをつくりましょう。1つ、親切で愛情あふれるまちをつくりましょう。1つ、きまりを守り、力をあわせて 楽しく働けるまちをつくりましょう。1つ、子どもからおとしよりまで安全で健康なまちをつくりましょうの5つの項目から成る市民憲章の精神が市民生活の中で生かされていくように普及啓発事業を行っております。
主な取り組み内容としましては、小学4年生を対象としたこむこむ館学習の際に、市民憲章についての子供用リーフレットを配布し、PRを行いました。また、中学1年生を対象に、夏休みの期間を活用した作文コンクールを実施し、優秀な作品を表彰いたしました。さらに、10月には緑のまちづくり運動として、市内の各学習センター、保育所等にチューリップの球根や憲章立て札を贈呈する事業を行いました。そのほか、年間を通して、パンフレット、子供用リーフレット、市民憲章を印字したクリアファイルやメモ帳を配布し、市内のさまざまな団体に市民憲章の周知、啓発を行っております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 ありがとうございました。
では、次です。次は、作文コンクールの応募状況について伺います。
◎市民協働課市民協働係長 委員長、市民協働係長。
○須貝昌弘 委員長 市民協働係長。
◎市民協働課市民協働係長 作文コンクールの過去3カ年の応募状況について申し上げます。
平成27年度は14校から109件、平成28年度は18校から128件、平成29年度は17校から134件の応募があり、年々応募数がふえている状況でございます。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 では、次です。相談処理費であります。
その中で、日常の法律相談について相談窓口を設置しまして、その解決に寄与したとされておりますが、相談数とその解決した件数とその詳細について伺います。
◎
生活課安全安心係長 委員長、安全安心係長。
○須貝昌弘 委員長 安全安心係長。
◎
生活課安全安心係長 法律相談は、月4回、毎週金曜日に、2人の弁護士により、生活課内相談室において個別に相談を受けております。平成29年度の相談数は404件であり、相談後、今回の法律相談で終了となった件数は376件、ほか28件は弁護士会、法テラスによる法律相談を紹介などとなっております。相談内容としましては、件数の多い順に、離婚、縁組に関するものが75件、相続、贈与に関するものが65件、借地借家に関するものが56件などとなっております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 詳細ありがとうございました。
次です。選挙費です。市長選挙費、衆議院議員選挙費の中から、それぞれの選挙の執行におきまして投票率向上のための取り組み内容と10代、20代の投票率向上に寄与したのでしょうか、伺います。
◎
選挙管理委員会主任 委員長、
選挙管理委員会主任。
○須貝昌弘 委員長
選挙管理委員会主任。
◎
選挙管理委員会主任 投票率向上のための取り組み内容は、通常行っている啓発活動に加えて、選挙執行時には新聞折り込みや市役所等での選挙公報の配布、市内大型小売店舗での店内放送の依頼、啓発看板、ポスター等の設置、市ホームページ及び市公式フェイスブック、ツイッターでの広報を実施しております。また、投票所における雰囲気づくりのため、投票記載台を中心に風船の飾りつけをするとともに、同伴した子供などへの配布を行っております。
さらに、福島市長選挙におきましては、ももりんビジョンによる広報をはじめ、10代、20代の若年層への啓発を目的に、初めて大手コンビニエンスストアと連携し、独自チラシを市内各店舗に設置をして、周知拡大を図りました。また、福島大学への期日前投票所の設置及び学生団体、福大Voteプロジェクトとの連携による啓発活動も実施いたしました。
次に、衆議院議員総選挙におきましては、福島駅東口駅前広場での街頭啓発の実施及び独自チラシの作成、新聞折り込み等による配布を行いました。
これらの取り組みによる投票率向上への寄与につきましては、投票率はさまざまな要因により影響されることから、効果を検証することが困難でありますが、今後も機会を捉えて啓発事業を行うことにより、投票率向上に努めてまいりたいと考えております。
◆大平洋人 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 大平委員。
◆大平洋人 委員 では、最後です。農産物・食品等放射能測定事業費であります。
放射性物質の測定、受け付けをする20カ所の利用数の3カ年の推移と、地域によって利用状況に変化が生じていないのでしょうか。その内容を伺います。
◎
環境課放射線モニタリングセンター主任 委員長、放射線モニタリングセンター主任。
○須貝昌弘 委員長 放射線モニタリングセンター主任。
◎
環境課放射線モニタリングセンター主任 出荷販売を目的としない市民持ち込みによる食品等放射能測定につきましては、現在市内20カ所で実施をしておりますが、利用件数の過去3カ年の推移といたしましては、平成27年度が1万6,645件、平成28年度が1万2,872件、平成29年度が7,902件となっております。全ての測定所で測定件数は減少しており、全体では3年間で52.5%の減少率となっております。地域ごとに減少率を見ますと、大波地区については8.3%と小さく、その他の地区は全て40%以上となっております。
◆大平洋人 委員 以上で質疑を終わります。ありがとうございました。
○須貝昌弘 委員長
大平洋人委員の質疑を終了いたします。
当局入れかえを行います。委員の皆様はそのままお待ちください。
○須貝昌弘 委員長 続いて、小松良行委員。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 建設部について、まずお尋ねしてまいります。
河川維持費のうち、河川水路等維持修繕工事はどの河川で行ったのか、お伺いをいたします。
◎
河川課管理係長 委員長、
河川課管理係長。
○須貝昌弘 委員長
河川課管理係長。
◎
河川課管理係長 河川水路等維持修繕工事につきましては、準用河川の耳取川、胡桃川、普通河川の山田川、蛭川、宮川、大堀川、車川の7河川の護岸及び管理用通路の修繕を行ったものでございます。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 土砂しゅんせつ、除草、清掃等はどの河川をどの業者へ委託したのか、お伺いいたします。
◎
河川課管理係長 委員長、
河川課管理係長。
○須貝昌弘 委員長
河川課管理係長。
◎
河川課管理係長 土砂しゅんせつにつきましては、普通河川の大堀川を市内の土木業者へ委託しております。除草につきましては、準用河川の耳取川、胡桃川、普通河川の祓川を市内の造園業者、土木業者へ委託しております。清掃につきましては、準用河川の胡桃川を市内の清掃業者へ委託しております。その他として、立ち木伐採や河床整正につきましては、準用河川の耳取川、胡桃川、普通河川の渋川、田沢川を市内の造園業者、土木業者へ委託しております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 河川の増水等で、結構こうして立ち木があるとかといった川は散見されるわけですが、今回この先ほど来、耳取川や胡桃川といった河川をやろうということで決めた理由というのはわかりますか。
◎
河川課管理係長 委員長、
河川課管理係長。
○須貝昌弘 委員長
河川課管理係長。
◎
河川課管理係長 実施した理由といたしましては、地元からの要望ですとか、毎月行っております河川パトロールによって、管理上支障となる箇所の緊急性を重視して選定しております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次に移ります。
民間で建設した賃貸住宅を借り上げて、市営住宅として市民に提供することで中心市街地における定住化、活性化を促進したと成果報告書のほうで記載がございましたことから、その実績をそれぞれの地域ごとにお伺いをいたします。
◎
建築住宅課住宅管理係長 委員長、住宅管理係長。
○須貝昌弘 委員長 住宅管理係長。
◎
建築住宅課住宅管理係長 借り上げ市営住宅の平成30年3月31日現在の入居世帯数及び入居者数につきましては、曽根田地区25戸のうち25世帯、64名が入居、早稲町地区40戸中39世帯、86名が入居、中町地区40戸中38世帯、88名が入居、新町地区18戸中17世帯、42名の方に入居いただいております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 都市政策部の中の公園緑地管理費における維持管理費2億2,089万2,561円の内訳を伺います。
◎
公園緑地課管理係長 委員長、管理係長。
○須貝昌弘 委員長 管理係長。
◎
公園緑地課管理係長 維持管理費の内訳につきましては、公園内の除草や剪定等の植物管理、トイレ清掃、遊具点検などの委託料として1億5,478万7,035円をはじめ、電気、水道等の光熱水費やトイレ、園路灯等の施設修繕費などの需用費3,692万5,259円、園路やフェンス改修などの工事請負費1,331万4,888円、そのほか使用料及び賃借料510万3,772円、報償費361万7,825円、原材料費241万4,096円、役務費232万4,366円、賃金174万7,900円、公有財産購入費26万7,300円、負担金補助及び交付金18万4,000円、備品購入費9万5,040円、旅費7万8,280円、公課費3万2,800円となっており、合計2億2,089万2,561円であります。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 公園の管理には、直接職員が管理するものや維持のために外注に出しているものとか、または地域の公園を守る会とか、名称はあれなのですが、維持管理に協力する団体への交付金などもあろうかと思いますけれども、いわゆる外注して維持管理に充てている費用や、先ほど申しましたそうした愛護あるいは衛生団体に支出している金額というふうなことでの内訳はおわかりでしょうか。
◎
公園緑地課管理係長 委員長、管理係長。
○須貝昌弘 委員長 管理係長。
◎
公園緑地課管理係長 公園愛護団体、地元の町内会等に担っていただいておりますが、そちらの愛護団体への報償費が先ほどありました報償費になります。そのほか外注として行っているものは、先ほどの委託料の部分と需用費の中の施設修繕費が外注の部分となります。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次の質問です。
これは、同僚議員の一般質問にもございましたけれども、75歳以上の市民に対するももりんパスカード、この対象を70歳以上にすると現在より何人ぐらいふえるのか、お伺いいたします。
◎
交通政策課課長補佐 委員長、
交通政策課課長補佐。
○須貝昌弘 委員長
交通政策課課長補佐。
◎
交通政策課課長補佐 ももりんシルバーパスポートの対象人数につきましては、平成30年3月末時点で75歳以上の市民は4万874人であります。また、70歳以上の市民は5万8,145人でありますので、1万7,271人、およそ4割の増加となります。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次の質問に移ります。
教育実践センター整備事業費についてでありますが、事業費の内訳についてお尋ねします。
◎
教育研修課研修係長 委員長、
教育研修課研修係長。
○須貝昌弘 委員長
教育研修課研修係長。
◎
教育研修課研修係長 教育実践センター事業費、支出済額935万2,692円の内訳につきましては、中核市移行に伴う教職員研修の増加に対応する研修室の整備のため、研修用椅子、机購入費230万3,532円、福島第四小学校来校者用駐車場に隣接する築山を解体し、駐車場とした整備費704万9,160円となっております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 研修対象職員の数についてお伺いいたします。
◎
教育研修課研修係長 委員長、
教育研修課研修係長。
○須貝昌弘 委員長
教育研修課研修係長。
◎
教育研修課研修係長 本市が実施する教職員研修の対象となる教職員数は、平成30年5月1日現在で、市立幼稚園教職員62名、市立小学校教職員896名、市立中学校教職員541名、市立特別支援学校教職員66名の合計1,565名であります。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 この皆さんにお配りされている平成30年8月、行政評価の評価結果を見ましたところ、この事業の方向性ということで、当局のほうは拡充していくというようなことでしたが、外部評価のほうは、これは継続ということで若干トーンダウン、その中が、ただいまお話しいただきました1,565名の対象職員と数が非常に多くありますのですけれども、この次の質問になってまいりますけれども、駐車場整備が行われたようでありますが、進入路の交通規制関係から、時間によって十分に活用できない状態になっていると。多額な費用がかかったことということで、大変残念に思うといった評価もあったのですが、まず最初にその駐車場の台数について、整備前の台数も含めてお伺いいたします。
◎
教育研修課研修係長 委員長、
教育研修課研修係長。
○須貝昌弘 委員長
教育研修課研修係長。
◎
教育研修課研修係長 整備前の駐車場の台数は、旧福島市教育実践センター北側に最大7台でしたが、整備後は新たに整備した駐車場に最大36台が駐車可能となり、合わせて43台となっております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 先ほど申しましたけれども、次の質問ですが、進入路の交通規制の関係から、時間によっては十分に利用できない事態もあると聞き及ぶところですが、その対策についてお伺いをいたします。
◎
教育研修課研修係長 委員長、
教育研修課研修係長。
○須貝昌弘 委員長
教育研修課研修係長。
◎
教育研修課研修係長 午後から行う研修に際しては、センター西側の市道が午後1時から3時までの交通規制により駐車場への進入ができなくなるため、午後1時までには駐車場へ進入し、研修が開始できるよう時間設定することで対応しております。また、午後の研修の参加者が70から80人になる研修については、十分な駐車場の確保も鑑み、市民会館やアオウゼを会場として行うことで対応しております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次の質問に移ります。
古関裕而音楽賞基金積立金は、平成29年度が5万9,216円という少額にすぎませんでしたが、事業運営において支障がないものかということなのです。先ほども提示しました評価結果の118ページ、こちらの総合評価、事業の方向性、総合評価という一番最後の欄には、平成35年度開催後に基金が、オリンピック・パラリンピックがあって、これを継続していくということなのですけれども、現在の形態で音楽祭をずっと継続していった場合、平成35年度開催後に基金が不足する見込みであることから、平成31年度開催を区切りに、今後の音楽祭のあり方を検討すると、このようになっております。この内容についてもお尋ねしたいところです。まずは、この事業費において今後、当面支障がないものなのか、お伺いをいたします。
◎文化課
文化振興係長 委員長、
文化振興係長。
○須貝昌弘 委員長
文化振興係長。
◎文化課
文化振興係長 福島市古関裕而音楽賞基金につきましては、古関裕而記念音楽祭の事業推進を目的とした基金で、平成29年度の当音楽祭の事業経費は533万100円であります。平成29年度末の基金残高は5,634万6,589円となっており、当音楽祭の事業計画に基づく開催については支障はございません。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次の質問に移ります。
こども未来部でありますが、私立幼稚園が教育委員会からこども未来部に移管されました。幼稚園教育の課程において支障が、またはその教育的な取り組みということで、もともと所管がこども未来部の児童家庭課だったところがこども育成課というところになっているわけなのでありますが、多分なかなか教育委員会の所管からそちらに移ることに対して十分な、私どもの不勉強さから理解が追いついていないというところもあるのかもしれませんけれども、教育課程においての支障や、またあとそういった教育に関しての差異はないのか、お伺いをいたします。
◎
こども育成課幼児教育係長 委員長、幼児教育係長。
○須貝昌弘 委員長 幼児教育係長。
◎
こども育成課幼児教育係長 私立幼稚園費の内訳は、子ども・子育て支援法に基づく私立幼稚園給付費と一時預かり事業費の2つであります。私立幼稚園給付費は、市内に住民票のある子供が市外の新制度に移行している幼稚園に広域入所した3施設に対する施設型給付費で、一時預かり事業費は私立幼稚園4施設の幼稚園型一時預かり事業に対する補助となっております。移管にあたっては、子ども・子育て支援法に基づく給付費等は民生費、移管する前までの補助に関する事業については教育費として整理し、幼児教育の課程において支障及び差異はございません。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次の質問です。
平成29年度の病児・病後児保育事業の実態と費用の内訳についてお伺いいたします。
◎
こども育成課保育認定係長 委員長、保育認定係長。
○須貝昌弘 委員長 保育認定係長。
◎
こども育成課保育認定係長 実態につきましては、保育所等に通所中の児童が病気の回復期であり、集団保育が困難な期間に病院内の静養室で一時的に預かり、保護者の子育てと就労の両立を支援したもので、花園町にあるキッズケアルーム花園と委託契約を締結し、事業を実施しております。平成29年度の利用件数は延べ115人でした。費用の内訳は全て委託料で、利用人数に基づく国の基準額422万6,000円に、運営に係る費用といたしまして256万4,000円を市の単独補助として上乗せをしております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次に移ります。健康福祉部です。
生活困窮者自立相談支援事業において、ホームレスの実態調査や相談支援を実施するとしておりましたけれども、この事業の実績についてお伺いいたします。
◎
生活福祉課保護第二係長 委員長、保護第二係長。
○須貝昌弘 委員長 保護第二係長。
◎
生活福祉課保護第二係長 ホームレスの方の実態調査や相談支援につきましては、JR福島駅周辺を重点的に昨年度は33回実施し、20人の健康状態の把握や生活状況の確認をいたしました。対応の結果といたしましては、生活保護の申請へと至ったものが3件、家族のもとに引き取りがなされたものが1件、JR乗車券の交付が2件、食糧支援が10件となっております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次に移ります。
保健衛生費、放射線相談支援事業費、講座実施の詳細についてを伺いますが、市民の反応やこれによって理解が深まっていったのかということなのですけれども、成果報告書で60ページですか、検査の目的やその結果の捉え方、個別にその場で説明をして市民への理解を促したとしておりますが、そういうことをしたのだということなのでしょうけれども、そのことによって市民はどのような反応であって、このことによってどれだけ理解が深まったと考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。
◎
放射線健康管理課企画管理係長 委員長、企画管理係長。
○須貝昌弘 委員長 企画管理係長。
◎
放射線健康管理課企画管理係長 放射線健康管理課に相談員を1名配置し、講座や小中学校並びに地区で実施する内部被曝検査に同行して、個別相談を実施しております。また、地域や事業所等での出前講座の講師を務めることで、放射線に対する正しい知識や変化していく福島の現状などの情報を提供しております。市民の反応につきましては、講座実施後のアンケートによりますと、不安が軽減した等の回答が約9割を占め、また放射線に対する理解が深まったなどの声が多く寄せられております。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 次の質問です。
子どもの虫歯対策事業費についてですが、事業の内容及び具体的成果をお伺いをいたします。
◎
健康推進課健康増進係長 委員長、健康増進係長。
○須貝昌弘 委員長 健康増進係長。
◎
健康推進課健康増進係長 子どもの虫歯対策事業費については、平成28年度からの福島県子どものむし歯緊急対策事業を活用した4歳児以降の幼児及び児童を対象とした保育園、小学校等での集団によるフッ化物洗口事業であります。事業実施による効果は、6歳の虫歯有病者率を見ますと、平成28年度は53.3%、平成29年度は51.7%と、フッ化物洗口を含めた虫歯予防対策により減少したものと考えられます。また、フッ化物洗口の効果については、国や日本歯科医学会により確認されていることから、適正な実施により、虫歯の抑制効果はあるものと考えております。今後、子供たちへ虫歯のない健康な歯の大切さについての意識づけを行い、虫歯予防事業に取り組んでまいります。
◆小松良行 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 小松委員。
◆小松良行 委員 ただいまの答弁ですが、平成29年度でようやく公立保育所13施設、私立保育所16施設、認定こども園6施設、小学校、中学校ではそれぞれ何校なのだろうな。小学校3校ということで、余り小中学校での実績が十分広がっていないのかななんて思っているのですけれども、昨今はこの対象人数、対象校についてはふえてきているのでしょうか。直接決算には関係ないですけれども、関連としてお伺いしたいと思いますが、お答えできますか。
◎
健康推進課健康増進係長 委員長、健康増進係長。
○須貝昌弘 委員長 健康増進係長。
◎
健康推進課健康増進係長 事業を実施しております小学校は、平成28年度はゼロ校でしたが、平成29年度は3校となっております。
◆小松良行 委員 ことしはわからないの。まあいいや、聞かないや、そしたら。終わります。
○須貝昌弘 委員長 以上で小松良行委員の質疑を終了いたします。
以上をもちまして総括質疑を終結いたします。
各分科会及び理事会開催のため、暫時休憩いたします。
午後2時02分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時54分 再 開
○須貝昌弘 委員長 委員会を再開いたします。
日程に従い、議案第103号ないし第106号の各分科会における審査の経過並びに結果について報告をお願いいたします。
総務分科会長。
◎小松良行 総務分科会長 委員長、総務分科会長。
○須貝昌弘 委員長 総務分科会長。
◎小松良行 総務分科会長 去る12日の
決算特別委員会におきまして当総務分科会に付託になりました議案に対する分科会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当分科会は、19日、20日及び21日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、監査委員の決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件中、当分科会所管分につきましては、賛成多数により決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○須貝昌弘 委員長 文教福祉分科会長。
◎丹治誠 文教福祉分科会長 委員長、文教福祉分科会長。
○須貝昌弘 委員長 文教福祉分科会長。
◎丹治誠 文教福祉分科会長 去る12日の
決算特別委員会におきまして当文教福祉分科会に付託になりました議案に対する分科会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当分科会は、19日、20日及び21日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、監査委員の決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。
なお、審査の過程で成果等報告書の中に誤りがあったことが判明し、市当局から正誤表が提出され、分科会としてはこれを了としたことを申し添え、以下、ご報告申し上げます。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件中、当分科会所管分につきましては、賛成多数により決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○須貝昌弘 委員長 経済民生分科会長。
◎石原洋三郎 経済民生分科会長 委員長、経済民生分科会長。
○須貝昌弘 委員長 経済民生分科会長。
◎石原洋三郎 経済民生分科会長 去る12日の
決算特別委員会におきまして当経済民生分科会に付託になりました議案に対する分科会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当分科会は、19日、20日及び21日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、監査委員の決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。
なお、審査の過程で成果等報告書の中に誤りがあったことが判明し、市当局から正誤表が提出され、分科会としてはこれを了としたことを申し添え、以下、ご報告申し上げます。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件中、当分科会所管分につきましては、賛成多数により決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○須貝昌弘 委員長 建設水道分科会長。
◎大平洋人 建設水道分科会長 委員長、建設水道分科会長。
○須貝昌弘 委員長 建設水道分科会長。
◎大平洋人 建設水道分科会長 去る12日の
決算特別委員会におきまして当建設水道分科会に付託になりました各議案に対する分科会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当分科会は、19日、20日及び21日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、監査委員の決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件中、当分科会所管分、議案第106号平成29年度福島市
農業集落排水事業会計決算認定の件、以上につきましては、いずれも決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
議案第104号平成29年度福島市
水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件、議案第105号平成29年度福島市
下水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件、以上につきましては、いずれも決算または剰余金処分案のとおり認定あるいは可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○須貝昌弘 委員長 ただいまの各
分科会長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○須貝昌弘 委員長 続いて、討論に移ります。
採決に先立ち、ご意見のある方はお述べください。
◆佐々木優 委員 委員長。
○須貝昌弘 委員長 佐々木優委員。
◆佐々木優 委員 日本共産党の佐々木優です。日本共産党福島市議団の一員として討論を行います。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件について、反対の立場で討論いたします。
福島市は、平成28年度から敬老祝金の削減を行い、77歳の喜寿は1万円から5,000円、88歳の米寿は2万円から1万円とし、平成29年度は77歳がゼロになり、88歳が5,000円としました。敬老祝金は、高齢者が外出をしていくきっかけにもなり、健康寿命の延伸や地域経済への貢献にもつながってきました。費用対効果が抜群なこの事業を削減したことは、高齢者を大切にするまち、市民が主役など、掲げてきたスローガンに逆行しています。
次に、子供の貧困対策においては、福島市は平成28年度に対策会議を開きました、計画を策定しました。アンケート調査でわかった保護者の7割が望む就学に係る費用を軽減してほしいとの声に応えるチャンスの年であったにもかかわらず、平成29年度は会議を開いたのみでした。ほかにも既存の事業があるから、そこを拡充しているということのようですが、早急に対応しなければ、日々成長していく段階の子供の人権が守られない可能性があります。これを放置せず、具体的に改善させることが必要でした。困難な状況にある世帯への対応こそスピード感を持って対応すべきで、真剣に取り組まなければ、福島市にとって将来大きな損失につながります。
次に、待機児童対策についても、福島市は平成29年2月の時点で認可保育所に入れない待機児童数が874人で、平成26年度から4.6倍にふえており、抜本的な対策がとられずに来ました。その後、緊急パッケージとして対策がとられて改善をしていますが、全ての待機児童をなくすことが求められていることに変わりはありません。
次に、中核市についてです。平成29年度は、中核市移行に向けてまっしぐらな1年でした。中核市になっても市民の暮らしが向上しなければ結局は何も変わりませんし、自動的に人口がふえるわけでもありませんし、景気がよくなるわけでもありません。中核市になって20年が経過をした自治体でも独自の事業がほとんどできていないというのが現状です。よほどの努力がなければ、市民にとっての大きなメリットを生み出すことはできないということです。だからこそ福島市がどれだけ市民に寄り添った市民のための政治を行うかということが重要でした。東口行政サービスコーナーの廃止について、地元の市民の皆さんから存続を熱望する声があったにもかかわらず、廃止をしました。平成25年度以降年間1万6,000件を超える利用がある窓口を廃止することは、今後町なかの状況が変わってくるところでの先の見通しとして不十分だと思いますし、市民サービスの切り捨てです。市民にとって何が必要なのか、市民とともに真剣に考えることで市民が主役の市政につながると考えます。
次に、国民健康保険税についても、平成29年度は19億円余の繰越金、10億円余の基金となりました。高過ぎて払い切れない市民がいるわけですから、国保税の引き下げを行うべきでした。
次に、個人番号制度についても、平成30年3月末までの福島市の個人番号カード発行枚数は2万9,813枚と、市民の10.2%と停滞を続けています。個人番号カードを使うことで住民票や印鑑証明などが交付されるコンビニ交付サービスについても、平成29年度1年間で2,642件の利用件数で、コンビニ交付サービス事業費が2,532万1,000円ですから、単純計算で1枚当たり1万円弱かかっているという計算になります。なぜこの状況なのかといえば、個人番号制度を市民がそれほど必要としていないからです。費用ばかりがかかって市民のニーズが少ない、情報漏えい等大きなリスクを持つ個人番号制度はやめて、大事な税金を本当に必要な市民サービスへと切りかえるべきです。
以上の理由によって、議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件について反対をします。
以上で討論を終わります。
○須貝昌弘 委員長 ほかにご意見のある方はございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○須貝昌弘 委員長 ご意見がなければ、以上で討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議案第103号の採決は起立採決により行います。
お諮りいたします。議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件につきましては、決算のとおり認定すべきものとすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○須貝昌弘 委員長 起立多数。よって、議案第103号につきましては決算のとおり認定すべきものと決しました。
続いて、議案第104号、議案第105号の採決を行います。
採決は簡易採決により行います。
お諮りいたします。議案第104号平成29年度福島市
水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件、議案第105号平成29年度福島市
下水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件につきましては、いずれも決算または剰余金処分案のとおり認定あるいは可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○須貝昌弘 委員長 ご異議ございませんので、議案第104号、議案第105号につきましては、いずれも決算または剰余金処分案のとおり認定あるいは可決すべきものと決しました。
続いて、議案第106号の採決を行います。
採決は簡易採決により行います。
お諮りいたします。議案第106号平成29年度福島市
農業集落排水事業会計決算認定の件につきましては、決算のとおり認定すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○須貝昌弘 委員長 ご異議ございませんので、議案第106号につきましては決算のとおり認定すべきものと決しました。
ここで、理事会開催のため、暫時休憩いたします。
午後3時08分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後3時24分 再 開
○須貝昌弘 委員長 委員会を再開します。
委員長報告案は、お手元に配付のとおりであります。
委員長報告案を書記に朗読させます。
◎書記 委員長、書記です。
○須貝昌弘 委員長 書記。
◎書記 朗読させていただきます。
平成30年9月市議会定例会議
決算特別委員長報告案。
去る12日の本会議におきまして当
決算特別委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、12日、18日、19日、20日及び21日の5日間にわたり全体会並びに各分科会を開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、監査委員の決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。
なお、審査の過程で成果等報告書の中に誤りがあったことが判明し、市当局から正誤表が提出され、委員会としてはこれを了としたことを申し添え、以下、ご報告申し上げます。
議案第103号平成29年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件につきましては、賛成多数により決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
議案第104号平成29年度福島市
水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件、議案第105号平成29年度福島市
下水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件、以上につきましては、いずれも決算または剰余金処分案のとおり認定あるいは可決すべきものと決定いたしました。
議案第106号平成29年度福島市
農業集落排水事業会計決算認定の件につきましては、決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
以上です。
○須貝昌弘 委員長 ただいまの委員長報告案の朗読のとおりでよろしいでしょうか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○須貝昌弘 委員長 ご異議ございませんので、そのように委員長報告をさせていただきます。
以上をもって
決算特別委員会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
午後3時27分 散 会
決算特別委員長 須 貝 昌 弘...