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平成30年8月27日議会運営委員会-08月27日-01号

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  1. 福島市議会 2018-08-27
    平成30年8月27日議会運営委員会-08月27日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年8月27日議会運営委員会-08月27日-01号平成30年8月27日議会運営委員会  議会運営委員会記録  平成30年8月27日(月)午前10時~午前11時34分(9階909会議室) 〇出席委員(11名)   委員長      後藤善次   副委員長     白川敏明   委員       沢井和宏   委員       佐々木優   委員       川又康彦   委員       誉田憲孝   委員       萩原太郎   委員       阿部 亨   委員       石原洋三郎   委員       梅津政則   委員       真田広志 〇議長   議長       半沢正典
    委員外議員   副議長      粟野啓二欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者   副市長           紺野喜代志   総務部長          羽田昭夫   総務部次長         信太秀昭   総務課長          松崎 剛   総務係長          加藤 淳   情報政策課長        佐藤雅宏   情報政策係長        八島亨圭   システム管理係長      山田和弘議会事務局出席者   局長            下田正樹   次長兼総務課長       安藤芳昭   議事調査課長        渡邉洋也   総務課長補佐庶務係長   山田正明   議事調査課長補佐調査係長 松本未和子   議事調査課議事係長     半澤一隆 〇議題   1 議案の先議について   2 追加議案について   (1)教育委員会委員任命の件   (2)公平委員会委員選任の件   3 9月定例会議日程(案)について   4 決算特別委員会について   (1)決算特別委員会運営要領(案)について   (2)決算特別委員会審査日程(案)について   (3)決算特別委員会理事の選任について   (4)総括質疑通告用紙について   5 会議録署名議員について   6 福島市議会関係例規先例集見直し内容取りまとめ一覧表について   7 次回の議会運営委員会開催日程(予定)について   8 議会運営委員会検討事項議会ICT化の推進に関する調査)について   (1)当局説明   (2)今後の進め方について ─────────────────────────────────────────────                午前9時58分    開  議 ○後藤善次 委員長  おはようございます。定刻前ですけれども、皆さんおそろいですので、議会運営委員会を開会いたします。  本日の議題は、お手元の資料のとおりでございます。  まず、1番目、議案の先議についてを議題といたします。  副市長より説明を求めます。 ◎副市長 9月市議会定例会議に提案を予定しております議案のうち、議案第118号及び議案第119号財産取得の件につきましては、仮称ふくしま中央認定こども園園舎と仮称ひらの認定こども園園舎をそれぞれ取得するものですが、平成31年4月の開園に向け、契約の締結など早期の対応が必要でありますので、ご先議くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○後藤善次 委員長  ただいまご説明ありました先議の議案につきましては、審査等につきましては9月の定例会議日程案のほうで事務局から説明をしていただきます。  続きまして、2、追加議案についてを議題といたします。  副市長より説明を求めます。 ◎副市長 9月市議会定例会議追加提案を予定しております案件は、教育委員会委員任命の件、公平委員会委員選任の件の合わせて2件でございます。いずれも本定例会議最終日に提案を予定しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○後藤善次 委員長  続きまして、3、9月定例会議日程(案)についてを議題といたします。  事務局から説明をお願いします。 ◎議事調査課長 初めに、日程案の概要について申し上げます。  横書きの日程表をごらんいただきたいと思います。9月1日が土曜日ですので、今回3日月曜日が定例日です。以降の本会議日程は、4日から6日までの3日間が議案調査のための休会、一般質問は7日から12日までの4日間、8日、9日は土曜日、日曜日のため休会です。なお、現時点で一般質問質問者数は15人の予定と伺っております。また、決算に係る議案が提出されますので、例年のとおり決算特別委員会を設置し、12日に決算特別委員会の全体会を開催します。  次に、委員会関係は13日、14日に常任委員会、15日から17日は土曜日、日曜日、敬老の日のため休会です。18日、19日に決算特別委員会分科会、20日に決算特別委員会の全体会を行い、総括質疑から採決までを行います。  21日は事務整理のため休会、22日は土曜日、23日の日曜日が秋分の日のため、24日が振りかえ休日ですので、それぞれ休会の後、25日が9月定例会議最終日の予定です。  なお、備考欄にそれぞれ議会運営委員会の日程、質問通告、請願・陳情等の締め切りの日程を記載しております。  次に、縦書きの日程案により会議日程の詳細について申し上げます。縦書きの日程案をごらんいただきたいと思います。1、会議の期間は、9月3日から25日までの23日間です。  2、議事日程について申し上げます。9月3日月曜日午前10時に(1)、定例会議の開会後、(2)、会議録署名議員の指名、(3)、会議の期間の決定、(4)、議案第96号ないし第120号、報告第13号ないし第19号の提出、(5)、市長の提案理由の説明を行います。  続いて、(6)からの日程が先ほど先議が要請された議案の審査日程です。(6)、議案第118号、第119号の先議、この日程の後本会議を休憩し、先議議案に対する質疑通告の受け付け、その後議会運営委員会を経て本会議を再開いたします。(7)、議案第118号、第119号に対する質疑に続きまして、(8)、議案第118号、第119号を所管常任委員会に付託し、本会議を休憩いたします。  続いて、日程2、委員会、これは文教福祉常任委員会による審査終了後、再び議会運営委員会を開催し、採決の方法等を確認の上、日程3、本会議を再開いたします。この本会議では、(1)、議案第118号、第119号の委員会における審査の結果の報告、(2)、委員長報告に対する質疑、討論、採決、以上の先議議案審査日程を行い、(3)、本会義を散会いたします。  次に、2ページをごらんください。9月7日金曜日から12日水曜日までが一般質問です。9月12日は、(2)、一般質問終了後、(3)、決算議案審査のため決算特別委員会の設置及び委員の選任、(4)、決算議案を含む議案第96号ないし第117号、議案第120号を各所管常任委員会決算特別委員会に付託、(5)、請願・陳情文書表に係る議長報告に続いて、文書表の記載に基づきまして、(6)、請願・陳情を委員会に付託、(7)、本会議を散会いたします。  なお、本会議散会後は決算特別委員会の全体会を開催し、特別委員会の正副委員長の互選、理事の選任、議案の各分科会への付託を行います。  次に、3ページをごらんください。13日木曜日と14日金曜日は各常任委員会です。18日、19日は決算特別委員会分科会。20日は決算特別委員会の全体会。決算特別委員会の詳細は、次の議題の中で詳細を申し上げます。  次に、25日火曜日が最終日です。(1)、本会議開議に続いて、(2)、議案第96号ないし第117号、議案第120号及び請願・陳情の委員会における審査の経過並びに結果の報告、すなわち委員長報告ですが、(3)、委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。(4)、追加議案第121号、第122号、すなわち教育委員会委員任命の件、公平委員会委員選任の件の提出に続きまして、(5)、市長の提案理由の説明、(6)、質疑、委員会付託、討論、採決、以上をもって定例会議を閉会いたします。  議事日程については以上でございまして、次に4ページ、3、質問通告等締め切りについて申し上げます。1、議案第118号、第119号に対する質疑は通告制とし、その締め切りは9月3日月曜日、市長の提案理由説明終了後30分までとする。2、質問は通告制とし、その締め切りは9月4日火曜日の午前11時まで。3、請願・陳情の締め切りも同日4日の午前11時まで。4、会派からの意見書案締め切り質問最終日2日前となります9月10日月曜日の正午までです。  9月定例会議日程の説明は以上です。 ○後藤善次 委員長  ただいまご説明がありましたとおり、休日、それから敬老の日などを含めまして9月3日から25日までの23日間で進めさせていただくという説明がございました。この日程で進めさせていただきたいと思いますけれども、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、ただいまご説明のありました日程で進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、4、決算特別委員会についてを議題といたします。  事務局より説明をお願いいたします。 ◎議事調査課長 では初めに、(1)の決算特別委員会運営要領案について説明をいたします。  運営要領案をごらんいただきたいと思います。基本的な記載内容につきましては昨年との変更はございませんので、主な項目について申し上げます。  初めに、1ページからですが、Ⅰの委員会についてです。1番、決算特別委員会は議長と議会選出監査委員以外の全議員により構成いたします。  3番、審査議案は原則として分科会に付託して審査を行います。  4、委員会審査日程議会運営委員会において決定しますので、次の(2)で協議をいただく予定です。  次に、7番、委員会採決方法はあらかじめ理事会において協議いたします。  続いて、Ⅱの分科会についてです。1番、分科会の構成は常任委員会の所管と委員がそれぞれ同一である構成により設置して審査を行います。  2番、各分科会分科会長、副分科会長にはそれぞれ各常任委員会の正副委員長が就任いたします。  5番、決算特別委員会分科会での決算議案審査は、常任委員会における議案等の審査を終了した後日に行います。  6番、分科会長報告のまとめは、総括質疑終了後、各分科会を開催して行います。  続いて、2ページをごらんいただきたいと思います。Ⅲの理事会について申し上げます。1番、理事会は直接審査の可否、採決方法委員長報告の調整、その他委員会の円滑な運営を図るために設置いたします。  2番、理事会は正副委員長と各会派の委員の構成人数の案分により選任された11名の理事で構成いたします。  3番、理事会は必要に応じて委員長が招集いたします。  続いて、7番です。理事会の議事は、原則として理事会の総意をもって決定いたします。  続いて、Ⅳ番、委員長報告及び分科会長報告について申し上げます。初めに、1の委員長報告についてです。(1)、委員長報告は審査結果、要望、附帯決議、直接審査の対象とされた事件等について報告し、その内容は理事会で調整します。  (2)、委員長報告に要望を付す場合は、委員会賛成委員の総意であることを理事会で確認、決定いたします。  (3)、附帯決議を提出する場合においても同様でございます。  次に、2の分科会長報告について申し上げます。(1)、分科会長報告常任委員会等委員長報告と同程度の内容とし、記載の項目について報告いたします。  (2)、(3)は、要望や附帯決議についてそれぞれ分科会賛成委員の総意、あるいは分科会の総意によるものとしております。  続いて、Ⅴ、説明員についてです。1、委員会及び分科会執行部説明については、委員会の先例により、通常担当部長以下の職員が出席いたします。  続いて、3ページをごらんください。Ⅵ、総括質疑についてです。1番、総括質疑分科会審査実施後、分科会長報告をまとめる前に会派を単位として実施いたします。  2番、質疑の内容は原則質疑者が所属する分科会以外の所管とします。  3番、留意事項として、各分科会が行った審査内容を会派内で確認をした上で、各分科会における質疑と重複することのないように調整を図り、審査を深めるために行います。  4番、質疑時間は1人5分を会派所属委員に乗じた時間が会派の持ち時間です。会派の持ち時間内であれば質疑を行う人数に制限はございません。また、配分時間に答弁時間は含みません。なお、会派無所属議員は5分以内の持ち時間総括質疑を行うことができます。  5番、総括質疑事前通告制とし、その締め切りは9月19日水曜日、最終分科会終了後2時間とします。なお、通告にあたって委員長へ提出する質疑の要旨を具体的に記入する所定の用紙、総括質疑通告書につきましては、今回様式の変更を提案したいと考えておりますので、この後の(4)の議題の中で協議いただきたいと考えております。  続きまして、6番、総括質疑の順番は所属委員の多い会派の順とし、同数の場合は輪番としておりますが、今回の基本的な順番につきましては、真政会、市民21、共産党、創政クラブ結、公明党、社民党・護憲連合無所属議員というのが基本的な順番でございます。  7番、総括質疑を行う場所は、質疑は第2演壇、答弁は自席で行います。  なお、質疑の方法は常任委員会等と同様、一問一答にとらわれません。  続いて、Ⅶ、直接審査についてです。1、分科会の判断により、所管する事件の審査に際し、委員会、すなわち全体会において審査する必要があると判断した事件については、分科会長から決算特別委員会委員長に対して申し出を行うことができます。
     2番、申し入れに対して、委員長当該事件について理事会へ直接審査を行うかどうかを協議、決定いたします。  また、その直接審査を行う時期についてですが、3番、分科会に付託した事件は直接審査の対象となった事件の審査終了後に委員会の議題といたしますので、各分科会審査終了後、分科会長報告をまとめる前に委員会による直接審査を行い、その後総括質疑を行います。  続いて、4ページをごらんいただきたいと思います。Ⅷ、協議会、以下委員派遣、傍聴者の取り扱いにつきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  運営要領案に関する説明は以上でございます。ご確認お願いいたします。 ○後藤善次 委員長  それでは、ただいまご説明ありました決算特別委員会運営要領(案)の内容で進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、ただいまの案のとおりに進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  (2)、決算特別委員会審査日程(案)についてを議題といたします。  事務局より説明をお願いします。 ◎議事調査課長 では、別紙資料の別添、審査日程案をごらんいただきたいと思います。こちらの審査日程について説明いたします。  初めに、9月12日の本会議で決算特別委員会を設置、委員を選任、議案を付託の上、本会議散会後に委員会を開催、正副委員長の互選、理事会の設置、議案の分科会への付託を行います。続いて、理事会を開催し、委員会運営の確認を行います。  その後、決算特別委員会の各分科会は18日、19日の予定であります。総括質疑通告締め切りは、先ほど説明のとおりでございます。  20日は、午後1時に全体会を開催、全体会の①として総括質疑を行います。総括質疑終了後、各分科会において分科会長報告のまとめを行いまして、続いて理事会を経まして、全体会②として各分科会長報告から採決まで行います。続いて、次の理事会では委員長報告案について協議の上、全体会③において決算特別委員長報告を取りまとめます。なお、全体会③には当局は出席いたしません。  日程の説明は以上でございます。 ○後藤善次 委員長  審査日程につきましては、ただいまご説明ありました内容で進めさせていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、ただいま説明の案のとおりで進めさせていただきます。  (3)、決算特別委員会理事の選任についてを議事といたします。  事務局より説明をお願いします。 ◎議事調査課長 決算特別委員会理事につきましては、先ほど運営要領で確認いただきましたとおり11名の理事でございますが、各会派の案分により選任しておりますので、9月3日開催予定代表者会におきまして議長から各会派からの選出の依頼を行う予定でございます。  説明は以上です。 ○後藤善次 委員長  それでは、(4)、総括質疑通告用紙についてを議題といたします。  事務局より説明をお願いいたします。 ◎議事調査課長 それでは、(4)、総括質疑通告用紙についてでございますが、配付しております決算(予算)特別委員会における総括質疑通告書の変更について(案)をごらんいただきたいと思います。  初めに、1番に記載しておりますとおり、総括質疑事前通告制として、質疑の要旨を具体的に所定の用紙に記入し、委員長へ提出していただいております。  今回の変更の趣旨でございますが、2番の欄に記載しております。まず、(1)の変更案についてですが、予算、それから決算特別委員会で共通して使用する様式として今回の変更を考えておりまして、総括質疑通告書備考欄を設けまして、質疑対象の事業などが記載されている資料名とそれが記載している該当ページをここの枠の中に書いてありますが、このような記載例のような表記方法で記入をするものでございます。  この資料をお開きいただきまして2ページ、左側のページですが、こちらが現在まで使っていただいている様式でございます。その隣の右のページ、これが変更案となる様式を掲載しております。備考欄を設けまして、吹き出しのところに資料の種類ですとかページを記入する例というふうに掲載をしておりますので、参照いただきたいと思います。  資料の1ページに再度戻りますが、(2)の欄で記載しております今回の変更の趣旨でございますが、2点ございます。まず、1点目としては、質疑対象の事業などの記載箇所がそれぞれの資料への記載箇所でございますが、これが明確になることから、総括質疑を行っている委員の質疑中に関係資料を参照する場合などにおきまして、該当する資料や該当ページの参照、閲覧が容易になるとともに、質疑に対する答弁もより的確になるものと考えております。  また、2点目として、通告書提出時の議会事務局による確認作業の効率化が図られると考えておりまして、事務局等において確認に要する時間の短縮、事務改善を図りたいと考えております。  次に、(3)、3月定例会議の際ですが、この場合の予算特別委員会における総括質疑通告書も同様に変更いただきたいというふうに考えております。以上の内容により今回変更を提案するものでございます。  説明については以上でございます。 ○後藤善次 委員長  それでは、委員の皆様から何かご意見がございましたらよろしくお願いいたします。  この(2)の変更の趣旨のところにもございますけれども、まずは資料の閲覧が容易となるというのが一番のようです。皆さんも感じていらっしゃることもあるのではないかと思いますけれども、また通告後限られた時間の中で進めていくという意味からも業務の効率化というこの2点を明示させていただきました。  表示方法については、一応例としてこのような形で丸の中にその内容を書き入れて表示をして、ページ数を書き入れていただくというような表現方法にさせていただきます。分科会につきましては、いろいろな資料がある場合もありますけれども、一つくくりとして分科会というような表現で、まずは探しやすいのかなというふうに思います。  特にご意見がなければ、このような形でまずは進めさせていただければなというふうに思いますけれども、よろしいでしょうか。 ◆川又康彦 委員  初めてなので、どのようになっていくのか、今の案について、所管を例えばまたぐ質問、総括の場合だと当然可能になってくると思うので、これ出ているのは決まった事業についてでありますけれども、その場合例えば予算書のP151とかという形で1つ出ていますけれども、これを2つ書くとか、そういったことも可能というか、やらなければならないという感じになるのでしょうか。 ○後藤善次 委員長  できればそういうふうにわかるようにしていただければ大変助かります。この趣旨的なものをクリアしていただくというのが本来の目的ですので、丸でなくてもきちんと書いていただいても結構です。概要書と。できれば詳しく入れていただければ大変助かるという内容です。  ほかにございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、このような形でまずは進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、5、会議録署名議員についてを議題といたします。  事務局より説明をお願いいたします。 ◎議事調査課長 会議録署名議員につきましては、次第に記載のとおり10番鈴木正実議員、22番梅津政則議員を予定しております。  説明は以上です。 ○後藤善次 委員長  次に、6、福島市議会関係例規先例集見直し内容取りまとめ一覧表についてを議題といたします。  事務局より説明をお願いいたします。 ◎議事調査課長 それでは、市議会関係例規先例集見直し内容取りまとめ一覧表について説明をいたします。  初めに、種類が多いので、配付資料をお知らせしたいと思います。まず、A4判の種類が4種類ございまして、1枚目から例規集先例集及び事例集に追加等すべき事項について、それから別紙1(例規集)、別紙2(先例集)、別紙3(事例集)、以上の4点です。次に、A3判の資料が3つ折りしております資料が2種類、(1)、例規集更新対象一覧、(2)、先例集事例集更新対象一覧、以上の2点でございます。全部で6書類の資料を配付しておりますので、ご確認いただきたいと思います。  それでは、説明を進めてまいります。初めに、1枚目の例規集先例集及び事例集に追加等すべき事項についてをごらんいただきたいと思います。例規集先例集及び事例集については、議員の改選の都度作成をしまして、全議員に配付しております。ただし、追加、更新すべき事項については、1年間を単位として議会運営委員会で確認の上、9月定例会議定例日までを目途に配付しておりまして、今回配付しているA4判の資料、別紙1、別紙2、別紙3の用紙によりそれぞれ追補版として全議員に配付をしております。  (1)の対象期間は、議員の任期と合わせて8月から翌年7月までの1年間を対象としておりまして、今回記載の平成29年8月から平成30年7月までの期間を対象といたします。  また、(2)の更新事由については、こちらの表のところにそれぞれ記載の方法により整備をしております。  それでは続きまして、A3判のお配りしている資料を参照いただきたいと思います。このA3判の資料については、追補版として配付する資料の掲載内容に加えまして、更新の理由と当該事項を取り扱った定例会議または緊急会議を示した欄を設けまして、今回の議会運営委員会での説明、確認用資料として作成しておりますので、本日はこちらの資料を用いて主な事項について説明をしてまいります。  初めに、A3判の資料(1)、例規集更新対象一覧について申し上げます。1番、委員会条例の第2条は、更新理由欄に記載しておりますが、福島市部設置条例の一部改正に伴い、常任委員会の所管を見直すために、3月定例会議において記載のとおり一部改正を行いました。  次に、2番、委員会条例の第30条は、議会改革検討会からの答申に基づき、意見交換会の開催方法を見直すため、6月定例会議において記載のとおりの一部改正を行いました。(1)については以上でございます。  続いて、(2)の先例集事例集更新対象一覧について申し上げます。こちらの資料に関しましては、事例の追加に関しては先例や議案審議の結果等による過去にありましたものと同様の事例追加や、過去におきまして掲載が漏れていた一部の事例の追加などがございますので、こちらは説明を省略いたしますので、ご了承いただきたいと思います。  初めに、1ページについて申し上げます。3番と4番、先例及び事例29の2でございますが、これは市長選挙、新市長の就任に伴う議事の都合上、定例会議期間中の休会日であります10月23日土曜日に委員会を開いた事案を新規の先例及び事例として掲載するものでございます。  次に、7番、事例40についても同様に市長選挙、新市長の就任に伴う事例の追加です。  続いて、2ページは省略いたします。  3ページについて申し上げます。3ページの14番、事例108中2段目ですが、平成30年3月定例会議の事例は、2人目の副市長選任にあたって3月定例会議において人事案件を選任した事例の追加です。  次に、17番、事例175は、3月定例会議において代表質問の発言を通告した議員が欠席したため、質問を行わず、質問の順序を繰り上げた新規事例を掲載するものでございます。  続いて、4ページは省略いたします。  続きまして、5ページから8ページにわたり掲載しております25番、先例243、これは決算特別委員会の運営要領の更新内容でございます。  説明は省略させていただきまして、続いて8ページから11ページにわたり掲載しております26番、先例246、こちらは予算特別委員会運営要領の更新内容を掲載しております。これについても説明のほうは省略をいたします。  次に、最後の11ページでございます。29番の先例284でございます。これは、議会基本条例に基づき、委員会の会議録を福島市議会のホームページ及び会議録検索システム上で公開することを議会運営委員会で協議、決定したことに伴いまして、3月27日の議会運営委員会において先例の見直し、すなわち記載の文言の修正を決定したものでございます。  資料についての説明は以上でございます。こちらの内容についてご確認をいただければと思います。 ○後藤善次 委員長  それでは、ただいま例規集先例集及び事例集に追加等すべき事項についてご説明がありましたが、皆さんのほうから何かございますでしょうか。 ◆梅津政則 委員  この場で聞くのはあれなのですけれども、事例集、事例更新の、決算の委員会でも予算の委員会でもいいのですけれども、運営要領の委員派遣の内容の中で、分科会から要請あったときに委員会を開いて……。 ○後藤善次 委員長  何ページでしたっけ。 ◆梅津政則 委員  11ページですかね。ここの一番上の委員派遣、さっきの運営要領案ところで聞くべきかもしれないですけれども、まず事例更新のところで、分科会からの要請があって、委員長が全体会を開いて委員派遣の決定を行うという流れに今はなっているのですけれども、これってもともとこうなのでしたっけか、予算、決算分科会制でやるようになったときから運営要領って。 ◎議事調査課長 ここで委員派遣の記載の部分でございますが、平成25年の3月の予算特別委員会の前までは記載がこのようになっております。委員長は、申し入れがあった場合に、当該分科会委員派遣の日程を考慮し、委員会として委員派遣の決定を行うという記載になっておりました。その後、この記載が、手続き上明確にするためと考えられますが、委員長は前記申し入れ、これは分科会からの申し入れですが、があった場合には、当該分科会委員派遣の日程を考慮した上で委員会を招集し、委員会委員派遣の決定を行うという記載に変更されておりまして、本日の運営要領までこの記載で至っております。  説明は以上です。 ◆梅津政則 委員  委員派遣についてはずっと前からということ。わかりました。では、もともと委員会決定というのは前提だということなのですよね。 ◎議事調査課長 委員会を開いて決定するという運営要領となっております。 ◆梅津政則 委員  何でこんなことを聞いたかといいますと、今回決算の特別委員会ということで、決算の仕上がったものをちょっと確認をするというような場合に、分科会で動けないのだなということがわかったといいますか、認識したものですから、委員会の正副委員長が許可と言うとおかしいですけれども、全体会を開いてという結構ハードルが高いのだなということをちょっと思ったものですから、今聞きました。  以上です。ここでどうのこうのは。 ○後藤善次 委員長  分科会付託されているから。      【何事か呼ぶ者あり】 ◆梅津政則 委員  予算のときはそうではないのかもしれないけれども、決算のときってやっぱり仕上がり物とかの確認というのって結構出るのかな。今まで出なかったのがちょっと不思議だななんて思っていまして。 ○副議長 前は結構特別委員会で行っていたのだけれども、視察に。分科会になってからやっていない。 ○後藤善次 委員長  付託されてしまうとね。  ほかに何かございますか。中身が豊富なものを短時間で確認していただくのは大変なのでしょうけれども。  それでは、今確認いただきました内容で追加等すべき事項については進めさせていただきますので、よろしくご了承願います。  次、7番、次回の議会運営委員会開催日程(案)についてを議題といたします。  お手元の資料をごらんいただきたいと思います。今後の日程ですが、まず(1)、9月3日月曜日、これは先議の通告締め切りになります。3日月曜日、通告締め切り後開催いたします。9月3日、同じく常任委員会審査終了後、採決方法について開催をいたします。  (2)、9月11日火曜日午後1時、一般質問2日目になりますけれども、文書表案、意見書等につきまして開催いたします。  (3)、9月13日木曜日午後1時、常任委員会になりますけれども、意見書案等について開催いたします。  (4)、9月25日火曜日午前10時から、最終日になりますが、採決方法についての議運を開催いたします。  以上のような予定になっておりますので、よろしくお願いいたします。  それではここで、当局退席、説明職員の皆さんの入席のために5分ほど委員会を休憩いたします。                午前10時38分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前10時41分    再  開 ○後藤善次 委員長  それでは、委員会を再開いたします。  議会運営委員会検討事項を議題といたします。  本日は、職員用タブレットパソコンについて、導入の目的、経過、導入後の活用及び効果、課題等について総務部よりご説明をいただきます。想定しております時間は、説明が25分、質疑が20分です。当局説明終了後に今後の進め方について協議をいたしますので、委員の皆様にはスムーズな進行についてご協力を何とぞよろしくお願いいたします。  それでは、さっそくご説明をお願いいたします。 ◎総務部長 資料を準備してございますので、配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○後藤善次 委員長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎総務部長 それでは、ただいま配付させていただきました資料につきまして、担当係長より説明を申し上げます。
    ◎情報政策課システム管理係長 私、情報政策課システム管理係長山田和弘と申します。よろしくお願いします。それでは、平成28年1月より導入の職員タブレットパソコンにつきましてご説明いたします。 ○後藤善次 委員長  どうぞお座りいただいて。 ◎情報政策課システム管理係長 着座にてご説明させていただきます。  お配りいたしました資料にて説明いたしますが、初めに職員タブレットパソコンについて、続きまして行政情報ネットワークシステムについて概要を説明させていただきます。次に、職員タブレットパソコンの導入の経過、目的、導入後の活用及び効果、課題についてご説明いたします。また、最後に行政情報ネットワークシステムにおけるセキュリティー対策につきまして説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  なお、お手元の資料をごらんいただきますが、前方プロジェクターにおきましても同資料を投映させていただきます。  それでは、資料2ページをごらんください。こちらの資料が行政情報ネットワークシステム、通常の職員、机の上の配置状況でございます。タブレットパソコンのほか、モニター、キーボード、マウス、タブレット下には電源アダプターのクレードルが配置されております。現在職員タブレットPCは1,509台導入されております。導入当初は1,436台でございましたが、中核市に伴う増設並びに他市からの職員派遣による増設によりまして、現在1,509台のパソコン、タブレットを導入しているところでございます。  資料のほう3ページにお進みいただきたいと思います。こちらがタブレットを拡大した図でございます。左上のほうにはダイヤル式のセキュリティーワイヤが設置されております。また、右上には手のひら静脈認証用のセンサーを設置しております。画面見づらくなっておりますが、タブレットの下に置いてあるものが電源供給のアダプター、クレードルでございます。  資料のほう4ページにお進みください。こちらがダイヤル式セキュリティーワイヤを拡大したものでございます。原則、タブレットパソコンは執務室外への持ち出しは禁止しております。盗難防止のため、通常は施錠しております。こちらは、所属ごとに4桁の番号を設定し、所属長が管理しております。庁内でのペーパーレス会議等出席の際は、こちらの所属長に許可を得、ロックを外し、持ち出すことになります。  続きまして、5ページになります。こちらは、手のひら静脈認証センサーをあらわしております。手のひらをかざすことによって数秒で認証が可能です。端末のログイン、ロック画面からの復帰、グループウエアのログイン、電子メール、財務会計システムの稼働時にこちらに手をかざしましてログインをしていく仕組みになっております。  ページのほう6ページにお進みください。次に、行政情報ネットワークシステムについて説明いたします。行政情報ネットワークシステムは、職員が取り扱う業務データを運用、管理するネットワークシステムでございます。基本的にはウィンドウズOS、今現在のウィンドウズのバージョンは8.1でございますが、ウィンドウズOSで動くシステムでございます。マイクロソフトオフィス、ワード、エクセル等各種ソフトウエアを使用しましてデータの作成、収集を行います。また、導入当時からグループウエア、情報共有システムでの情報共有を行っております。また、インターネット閲覧、外部メール等についてもこちらのシステムで使用しております。こちらに関しては、後ほどセキュリティー対策のところで詳細を説明させていただきます。そのほかデータのバックアップ、端末によるウイルス対策、ネットワーク上に接続されました端末や資産管理、修正プログラムの適用等、総括的に行っております。  ページのほう7ページにお進みください。行政情報ネットワークシステムで作成されましたワード、エクセル等の作成されたデータは、端末上にデータを保存することはございません。全てファイルサーバーに保存し、定期的にバックアップをとる仕組みとなっております。基本的には差分、新たにでき上がったデータの部分を毎日とりまして、週に1度フルバックアップを行っております。  次に、グループウエア、情報共有システムについて説明いたします。職員が使うグループウエアは、ごらんのような画面からシステムに入っていきます。こちら上段のところに各システムに入るアイコンがありまして、ここをクリックすることによりそれぞれの仕組みに入っていくことになります。  主な機能といたしましては、9ページになります。職員のスケジュール管理、確認、こちらは会議、打ち合わせ等の設定や決裁等を伺う際に各職員のスケジュールを管理し、効率的な運用を可能にするものでございます。また、庁内メール、庁内の中で特定の職員に送るような場合は庁内メール、メッセージ機能を使って行います。また、掲示板機能は、不特定多数の者に周知したい文書に関しては掲示板機能を使い、広く周知しております。次に、ファイル管理機能でございますが、それぞれの職員がつくったファイルを有効利用するために、所属ごとにファイルを保存しております。庁内統一的なファイルにおきましては、そこからファイルを取り寄せ、再利用するなど有効な活用をしているところでございます。最後に、施設、会議室、公用車予約機能でございますが、こちらに関しましても会議室、公用車の効率的な運用を行うにあたりまして、時間ごとに会議室、公用車の予約ができますので、そういったことから有効な活用をしている仕組みでございます。以上、ここまでが職員タブレットPC、行政情報ネットワークシステムに関する概要説明でございます。  ここから職員タブレットPCの導入の経過について説明させていただきます。行政情報ネットワークシステムの端末1人1台化に関しましては、平成17年度に最初の導入が始まっております。その後5年に1度更新を行いまして、現在に関しましては平成27年度に購入したウィンドウズタブレット端末が導入されております。平成17年度導入時点ではウィンドウズノートパソコン1,210台、最初の1次更新では同じくウィンドウズのノートパソコン1,330台、こちらを導入しております。この間新庁舎への移転等がございましたが、ネットワークシステムに関しましては全て有線LANでの対応でございました。平成27年時の2次更新におきまして、こちら有線LANから無線LANへの導入を検討し、現在に至っております。こちらの詳細に関しましては、後ほど説明させていただきます。平成27年度ウィンドウズタブレットは、当初1,436台導入でございました。  ページのほう11ページにお進みいただきたいと思います。平成27年、第2次更新時の課題でございますが、新庁舎等の施設環境を考慮したネットワークの見直し、新庁舎での区画的箱型庁舎の特性を生かしたネットワークシステムの検討を行ってきたところでございます。また、端末起動時や各システム操作時のパスワード入力におきましては、各システム等が複雑化する中で、システムごとにごらんのようなユーザーID、パスワードをそれぞれ記憶し、操作する必要性がございましたが、そうした中でパスワードをどうしても手書きメモを残してしまったりというインシデントの問題も発生してきたことから、こちらの問題解決に向けての課題がございました。  ページのほう12ページにお進みいただきたいと思います。課題解決、本庁舎、保健福祉センター、消防本部庁舎に関しては、こちらの更新を機に無線LANの導入に踏み切っております。その間総務省無線LAN導入セキュリティガイドラインに示されているセキュリティー対策に準拠し、最高の水準でのセキュリティー対策を実施したところでございます。こちらは、平成25年に総務省のほうから示されたガイドラインに基づきまして、当時の最高水準での設定、設置作業を行ったところでございます。こうした無線LANの導入を機に可動性、携帯性、視認性が高いタブレット端末、パソコンの導入を決定したところでございます。また、パスワードに関する課題に関しましても、タブレットと一体型の手のひら静脈認証、生体認証の仕組みを採用したところでございます。  ページのほう13ページにお進みいただきたいと思います。こちらは、無線LANアクセスポイントを示すものでございます。こちらのアクセスポイント1台で約30台のタブレットと無線通信を行っております。ちょうどこの会議室でも上についている箱型の機器が無線LANアクセスポイントになっております。こちらのアクセスポイントが本庁舎内1階から9階まで、これは各フロアの職員のタブレットの数に応じておりますが、それぞれ記載のとおりの台数を設置しております。その他のところの台数は、保健福祉センター及び消防本部並びに除染事務所の設置台数でございます。なお、こちらの無線通信では、通信の暗号化、通信ログの記録、不正侵入検知、不正侵入防止等の万全な対策をとっているところでございます。  続きまして、14ページにお進みいただきたいと思います。タブレットの導入目的でございますが、セキュリティーを確保しながら、可動性、携帯性、視認性が高いタブレットの特性を生かした業務効率化と市民サービスの向上を目的としております。  続きまして、15ページのほうにお進みいただきたいと思います。導入後の活用でございますが、従来のノート端末での操作性を維持する上で、タブレットはウィンドウズOSを選択しております。この中で今までの資産を活用するマイクロソフトオフィスソフトウエアを万全の状態で使用できる環境を選択しております。また、先ほど説明いたしましたグループウエア等に関しましても、導入当初の機能をそのまま引き継ぐ形で活用しているところでございます。  次に、緑の点線で囲ませていただいたところがタブレット導入後の活用ということで区分させていただいています。庁議で配付される各種資料を原則としてペーパーレス化しております。こちらは、平成30年1月11日からの庁議から本格実施をしているところでございます。また、各部各課におきます会議等に関しましては、極力ペーパーレス会議への変更をし、活用を図っているところでございます。また、タブレットの特性を生かしまして、窓口での市民の方への資料説明等に関しましてもタブレットを有効利用しているところでございます。  ページのほう16ページにお進みいただきたいと思います。こちらは、部内課長会タブレットの利用のイメージでございます。資料のほうは、右上、庁議資料を庁内グループウエアで掲示板等に掲載いたします。その掲載した資料を各課におきましてタブレットでの運用が有効なツールであります電子ノート、マイクロソフトのワンノートに保存し、課長会が行われます。課長会におきましては、タブレット等ワンノートを使用しながら、必要があれば手書きメモ等をいたしまして、円滑な会議のほうがされております。また、資料におきましては、そのまま課内での共有が可能ですので、その資料はそのまま係長以下職員に情報共有される流れとなっております。  続きまして、17ページをごらんいただきたいと思います。こちらがタブレットを使っての会議利用のイメージの写真でございます。会議中は、マイクロソフトオフィスワンノートを使用しまして、タッチペンにより画面に直接メモをとることで会議が進行しております。写真のほう少し見づらくなっておりますが、参加する職員の手元にはほとんど紙はなく、タブレットだけでの運用も可能となっております。  続きまして、18ページ、導入効果でございますが、これまで説明してきたとおり、タブレット導入におきまして迅速な資料配付、あるいは各資料、会議資料の印刷製本作業の軽減等から事務時間の削減が図られております。また、ペーパーレス化によりまして用紙代、コピー代が削減されております。また、ペーパーレス会議におきましては、カラー資料、画像、動画等、視認性にすぐれ、円滑な会議が行われております。また、会議中過去の会議録等関連ファイルを利用したり、またインターネット、グループウエアの確認を行ったり、利便性の向上が図られているところでございます。  続きまして、タブレット導入後の課題でございますが、まず1点目といたしまして、タブレットの操作性、やはりタブレットにおきましてはタッチパネル、タッチキーボード、タッチペン等、少しなれが必要な作業が出てきますので、こちらの操作性に関しましては一定期間時間が必要と考えております。また、タブレット本体には外づけコネクターが1カ所であるため、入力機器、キーボードやマウスは1つしか使えないというようなアンケート結果も出ているところでございます。  次に、出先機関、保健福祉センター、消防本部庁舎を除く出先機関に関しましてはまだ有線の通信環境にございますので、そちらも課題の一つとして上がっております。  続きまして、タブレット本体の重量。職員タブレットに関しましては、破損防止等の目的でハードカバーをつけております。こちらのカバーを含めますと重量が約2,000グラムということで、実際タブレットを見ながら説明をしたりという環境の中では、少し重量の問題が出ております。  また、タブレットの稼働時間でございますが、100%充電で約9時間の稼働時間となっております。こちらは、会議のかけ持ち等におきましては途中での充電が必要な状況も考えられることから、バッテリー稼働時間に関しても課題として上がっているところでございます。  また、同じくバッテリーの劣化。職員タブレットパソコンに関しましては、導入から約2年6カ月が経過いたしまして、今年度交換作業を実施しているところでございます。1,500台という数がございます。また、バッテリーの交換には専用の工場への持ち込みが必要なことから、こちらの作業に関しましても業務として負担が大きいものとなっております。一応ここまでがタブレットに関する報告事項でございます。  また次に、議会へのタブレット導入、あわせてペーパーレス会議システムの導入に関しましては、職員タブレットに関するインターネット接続に関する点がポイントとなることが考えられますので、セキュリティー対策として追加し、説明させていただきます。  資料のほう20ページをごらんいただきたいと思います。職員タブレットパソコンに関しましては、セキュリティー強靱化のため、インターネット接続に関しましては、福島県の自治体情報セキュリティクラウドへの接続を平成29年4月15日から行っております。こちらは、平成27年5月、日本年金機構における情報流出事案等に端を発しまして、国等でのセキュリティー強化から進められた事業でございます。  福島県自治体情報セキュリティクラウドを少し紹介させていただきます。福島県及び福島県内市町村のインターネットでの外部接続に対するセキュリティー監視を集約して行う共同利用型のシステムでございます。また、福島県がシステムを設置し、福島県及び県内市町村が利用することで、県下全自治体で均一かつ高度なセキュリティー対策を実現するものでございます。  資料のほう22ページをごらんいただきたいと思います。福島県自治体情報セキュリティクラウドにおけるインターネットの接続イメージでございますが、画面のほう左側にある小さい画像のほうが今までのイメージでございます。福島県及び59の市町村におきましては、これまで独自のセキュリティー対策におきまして独自にインターネット接続を行っておりました。こちらが平成29年4月15日、こちらは福島市の接続日でございますが、平成29年から各自治体、福島県及び59市町村全てが福島県自治体情報セキュリティクラウドを通しインターネット接続が図られているところでございます。  資料のほう23ページにお進みください。こちら福島県自治体情報セキュリティクラウドのセキュリティー機能といたしましては、(1)、不正アクセス等の攻撃をブロック、(2)、不審メール除去、ウイルス侵入防止、(3)、インターネット閲覧時のウイルス感染防止、(4)、通信ログの収集、解析、(5)、SOC、セキュリティオペレーションセンター、こちらは24時間365日ネットワークを監視し、サイバー攻撃の検出、分析、セキュリティー情報の発信をしているところでございます。このような機能のもと、万全なセキュリティー対策をとっているところでございます。  次に、資料のほう24ページにお進みいただきたいと思います。こちらは、職員タブレットパソコンにおけるインターネットの接続イメージでございます。職員タブレットパソコンに関しましては、リモートデスクトップ、RDSという機能を使いましてインターネットへの接続をしております。画面のほう、タブレット上にインターネットの接続の画面をイメージしておりますが、実際にはタブレット本体から直接インターネットを見ているということではなく、サーバーであります仮想のデスクトップからインターネット、電子メールのほうを接続し、タブレットへはその画像データのみを移し込むという方法をとっております。こちらインターネットと切り分けることによりまして、なお一層セキュリティー強化対策をとっているところでございます。  最後に、職員タブレットPCに関するまとめをさせていただきます。職員用タブレットPCは、行政情報ネットワークシステムの端末として導入しております。いわゆる業務パソコンとしての導入が図られているところでございます。OSは、ウィンドウズ8.1、マイクロソフトオフィス、ワード、エクセル等のソフトウエアを使用しております。タブレットは、業務の重要情報を扱う点から、庁舎外での使用は禁止となっております。また、ウエブサイト閲覧や外部メールを使用する際は、職員タブレットPCから直接インターネットへの接続は行わず、リモートデスクトップにより福島県自治体情報セキュリティクラウドを経由し接続している状況になっております。いわゆる携帯、アイパッド等のモバイル端末とはこの点が違う点となっております。  平成28年1月より導入の職員タブレットPCについての説明については以上でございます。 ○後藤善次 委員長  どうもありがとうございました。とても詳しい説明をいただきまして。  質疑の前に、これまで議運で調査いたしました内容をただいまの説明に重ねて議会タブレット導入のイメージ図を準備させていただきましたので、事務局より説明をしていただきます。 ◎議事調査課議事係長 それでは、別紙のA4横判のイメージ図についてご説明を申し上げます。  現在議会運営委員会におきまして調査検討中の議会におけるタブレットのシステムが図の右側ということになります。一方、ただいまご説明いただきました行政のシステムというのが図の左ということになりまして、図のようにそれぞれネットワーク環境が違っております。そのような状況におきまして、議案書あるいは委員会資料というものを例にいたしますと、全く同じデータを2つ別々なところに保存する必要があるということでございます。議会におきましては、右の図のようにインターネットの中に議案書のデータを保存し、それを引き出して本会議や委員会で活用をいたします。一方、当局におきましては、左下にございますように職員専用のサーバーというところにデータを保存いたしまして、それを活用するということでございます。現状の当局のネットワーク環境においては、双方向でつながることはないということでございます。また、いずれにいたしましても議案書等のデータをまずは電子化することから始めなければならないという状況もあるということでございます。  説明は以上です。 ○後藤善次 委員長  ありがとうございました。  ただいまのイメージ図の説明についてはおわかりになりますか。皆さん大体ご理解いただいていますよね。別々にインターネットに接続していくというようなシステム、これは余り干渉しないほうが、逆にセキュリティーの問題とか、私たちが知らなくてもいい内容を知るインターネットの共有ということになってしまうような気が私はいたします。ですから、議会は議会独自で単独で持っていくほうが私たちが使いやすいように使っていけるのかなという気もしております。いずれにいたしましても、議案書のデータを電子化するということから始めていかなければならない。それぞれに当局のほうで使っていただいた資料を議会用として準備をして進めていく、それをもとに私たちのほうで資料としてそれをデータとして扱っていくというような、そういうことになっていくのではないかと思います。  そんなところを踏まえていただきまして、それでは今お聞きになりました内容も含めてご質疑があれば質問等を皆さんのほうからお願いいたします。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、私からちょっとお尋ねしてもよろしいですか。  ただいまご説明いただいた7ページで、バックアップなのですけれども、例えば当局の皆さんがタブレットPCでつくっていただいた資料をファイルサーバーに保存する以外の別な媒体に落とすということは可能なのですか。 ◎情報政策課システム管理係長 基本的に技術的にはバックアップをとることは可能です。CDへ落とすことも可能となっております。 ○後藤善次 委員長  もう一点よろしいですか。21ページ、福島県の自治体情報セキュリティクラウドというこのシステム自体は、例えば議会でタブレットPCでなくてタブレットを利用した場合に、議会としてもこのセキュリティーを使わせていただく、情報の共有はないにしても、そういうことも考えられることかどうかなんてわかりますか。 ◎情報政策課システム管理係長 こちらの件に関しましては、県の情報政策課等が確認しておりますが、今現在職員が使っている環境はインターネットに接続しない閉じられた環境でございます。こちらの中での接続であれば可能であるというような回答のほうはいただいております。 ○後藤善次 委員長  わかりました。ありがとうございます。  どうですか。皆さんのほうから何かありますか。今ご説明いただいた内容についてご質問するといっても限られた内容になると思いますので。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、ご質疑がなければ当局の皆様の説明はここまでとさせていただきたいと思いますけれども、よろしいですか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、当局の皆さん、ありがとうございました。  当局の皆さん退席いたしますので、暫時休憩をいたします。                午前11時22分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時23分    再  開 ○後藤善次 委員長  委員会を再開いたします。  次に、今後の進め方についてを議題といたします。  初めに、今回の疑問点について正副委員長手元で参考人等にお聞きいたしましたので、ご報告をさせていただきます。  まず、佐々木委員のほうから業務の効率化について、具体的にどのように業務の効率化が図られるのか、それらを見える化したほうがよいのではないかとのご意見がございました。これにつきましては、前回お配りいたしましたQアンドAの1ページ、④に記載をしております。そちらをごらんいただきたいと思います。  導入のメリットの一つとして、ファクスやコピーなど、従来人海戦術で時間を費やしていたことを優先すべき他の業務に充てることができるとのことでありました。このことにつきましては、当市議会におきましても昨年来委員会等の開催通知をファクスからメールに変更をいたしたところでございます。それまでは一度で送信されない場合も何度か送信をしてやっと全員の皆さんに届くといった場合もございましたが、現在は一発でメールを送信いたしております。このような連絡業務の迅速化は、⑤にありますとおり、出張中や災害時においても有効であること、最近はメールだけでなくチャットアプリが普及してきているとのご説明もございました。  また、コスト面について、⑥のとおり、コピーやファクスに要する時間、資料の修正や郵送、配付などに要する時間、まれにあります修正シールを大量に張るための時間など、さまざまな人海戦術で要しておりました時間が不要になり、これらの人件費が大きく削減されることが期待されるということ、こうした人件費につきましては明確に数値化することはなかなか難しい、大きな効果が期待されるとの説明がございました。  次に、梅津委員からは費用対効果についてのご意見がございました。費用対効果について、福田参考人からは、福岡県嘉麻市議会が算定した直接的経費についてのご説明に加えまして、同じく数値にはあらわしにくい人件費についても大きな削減効果が期待されるということでございます。こうした業務の改善、効率化という視点は、費用対効果に加えまして、時間対効果というメリットとして捉えられるものと考えております。このような時間対効果につきましても、今後の調査でさらに明らかにしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、石原委員、沢井委員からは運用ルールについてのご質問がございました。本日お手元にお配りいたしましたQアンドA、前回の続きで4ページとしておりますが、アンサー9、類型的な運用基準を記載しております。こちらはあくまでも一例ということでご紹介をいただきましたが、次の10に記載のとおり、運用基準のポイントが3点挙げられております。  1点目は、運用基準を厳しく設ける必要はないということでございます。運用基準を厳しく設定してしまいますと、それに反比例してタブレットの活用度が下がってしまうことになりかねないためとのことでありました。  2点目は、ほとんどの禁止事項は既に会議規則等に明記されており、特段何かを追加することは少ないとのことでございました。既存の会議規則や先例においてさまざまな規定がございます。これらをタブレット導入に当てはめることで、おおむねさまざまな禁止事項を網羅できるとのことでございました。これにつきましては、必要に応じて新規規定や先例を設ける場合もあると考えておけばよろしいのではないかと思います。  3点目は、タブレットの紛失、盗難、情報流出などに対する危機管理についてでございます。紛失や盗難についてきちんと基準を設定しておく必要があり、事例のような基準を設けておくことが重要であるということでありました。あわせて、機能制限や利用制限については、アンサー12のとおり、有害サイトをブロックしておくこと、さらには必ずパスコード、つまり暗証番号を設定することが重要であるということでございました。こうした紛失案件の発生率は年間4%から5%という統計もございますので、35台のタブレットを導入いたしますと、確率的には毎年1台から2台紛失したかもしれないということが発生する可能性があるということでございます。そのため、運用基準に紛失時の対応や緊急連絡先などをきちんと定めておくことが重要とのことでございました。  以上が前回いただいた質問中、参考人にお聞きしました内容を改めてQアンドAにいたしました。QアンドAにつきましては、このように今後も正副委員長手元で参考人等にお聞きをし、随時ご報告をいたします。追録としてお渡しをさせていただきましたので、どこか保存をお願いしたいと思います。  次に、石原委員から今後のスケジュールについてのご質問をいただきました。別紙資料議会ICT化の推進についてをごらんいただきたいと思います。前回の議会運営委員会で、枠の中のアからウについては既に達成あるいは一部達成をいたしております。それ以外の推進項目については、今期議会運営委員会においても引き続き継承し、推進していきたいと考えております。なお、具体的な実施方法や実施スケジュールにつきましては今後協議をいたしたいと思います。  また、今後の調査の進め方につきましては、先進的に取り組んでいる市議会の運用状況、費用負担の考え方など、導入までの検討状況を含め詳細な調査を行うため、先進地行政視察を実施をしたいと思っております。  なお、日程につきましては、何分さまざまなスケジュールが立て込んでおりますことから、ピンポイントの日程の提示となりますが、10月1日月曜日から10月3日水曜日で実施を考えておりますので、何とぞよろしくお願いをいたします。  議長、副議長のお二人にもご参加をいただきたいと考えておりますので、そんなことからもスケジュールは錯綜しておりまして、その中を練って、また9月議会は福島につきましては9月で終わりますけれども、10月まで入っているような、そういう自治体もございまして、できれば福島市に類似しているような自治体で進んでいるところということで検討はしていきたいと思っておりますが、なかなかいろんな条件が重なりまして、視察先につきましてはなかなか状況的に大変なことが考えられております。  また、行政視察先につきましては、正副委員長手元で調整をさせていただきたいと考えておりますが、視察内容につきましては、前回川又委員のほうから、サイドブックスで活用するデータはPDFのみの想定をしているようですが、タブレットの活用を考えたときには、エクセルやワードも使えるようにしたほうがよいのではないかというようなご意見をいただきました。また、フォルダー構成を最初にどうつくり込むかが大切ではないのかというようなご意見も頂戴いたしました。そのような点につきましても今後視察先で聴取をして参考にさせていただきたいと考えております。  視察先あるいは視察内容につきましては、正副委員長手元で今後十分に調整をさせていただきたいと考えておりますが、委員の皆様、よろしいでしょうか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  では、そのようなことで委員長手元で検討を進めさせていただきたいと思いますので、どうかご了承をよろしくお願いいたします。  なお、調整をいたしまして、9月定例会議中にはご報告をさせていただきたいと考えております。  本日準備をいたしました議題は以上でございます。皆さんのほうから何かございますでしょうか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  長時間にわたりましてありがとうございました。以上で本日の議会運営委員会を終了いたします。お疲れさまでございました。                午前11時34分    散  会                           議会運営委員長  後藤 善次...