福島市議会 2014-12-16
平成26年12月定例会議-12月16日-06号
平成26年12月
定例会議-12月16日-06号平成26年12月
定例会議
平成26年12月16日(火曜日)
─────────────────────────────────────────────
出 席 議 員(38名)
1番 梅津一匡 2番 村山国子
3番 丹治 誠 4番 大平洋人
5番 田畝誠司 6番 誉田憲孝
7番
二階堂武文 8番
羽田房男
9番
佐藤真知子 10番 後藤善次
11番 梅津政則 12番 阿部 亨
13番 菅野輝美 14番
大内雄太
15番 白川敏明 16番 萩原太郎
17番 小松良行 18番 半沢正典
19番 杉原二雄 20番 土田 聡
21番
小野京子 22番 高木克尚
23番
粟野啓二 24番 西方正雄
25番
佐久間行夫 26番 黒沢 仁
27番 尾形 武 28番
真田広志
29番
宍戸一照 30番 斎藤朝興
31番 須貝昌弘 32番 粕谷悦功
◎29番(
宍戸一照) 去る10日の本会議におきまして、当
経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
当委員会は、11日、12日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第112号平成26年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第113号平成26年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第115号平成26年度福島市飯坂町財産区
特別会計補正予算、議案第124号福島市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好)
建設水道常任委員長、23番。
◎23番(
粟野啓二) 議長、23番。
○議長(
佐藤一好) 23番。
【23番(
粟野啓二)登壇】
◎23番(
粟野啓二) 去る10日の本会議におきまして、当
建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
当委員会は、11日、12日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第112号平成26年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第114号平成26年度福島市
下水道事業費特別会計補正予算、議案第131
号福島市営住宅等条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第132号福島市
水道事業の設置等に関する条例及び福島市
水道条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第135
号市道路線の認定の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、今
定例会議において当委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
「
日赤病院移転先の
北西側道路を11m幅員に拡幅することを求めることについて」の陳情につきましては、不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好)
東日本大震災復旧復興対策並びに
原子力発電所事故対策調査特別委員長、21番。
◎21番(
小野京子) 議長、21番。
○議長(
佐藤一好) 21番。
【21番(
小野京子)登壇】
◎21番(
小野京子) 去る10日の本会議におきまして、当
特別委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
「国に対し『
東日本大震災の被災者に対する援助のための
日本司法支援センターの業務の特例に関する法律』の有効期限を延長する立法措置を求める
意見書提出方について」の陳情につきましては、採択すべきものと決定いたしました。
なお、この決定に伴い、当
委員会所属議員による
関係意見書に関する議案の提出を用意しておりますことを申し添えます。
「福島市の
原発事故に関する
発信情報の修正を求めることについて」の陳情につきましては、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。
討論に移ります。
14番
大内雄太議員、20番
土田聡議員より討論の通告があります。
順序に従いまして発言を許します。14番
大内雄太議員。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
【14番(
大内雄太)登壇】
◆14番(
大内雄太)
会派無所属、大内でございます。請願・陳情3件に対しまして討論させていただきます。
まず、請願第11号「
公立小学校一年生『35人学級』の継続等を求める
意見書提出を求める請願書」に関しまして、反対の立場で意見を述べます。
民主党政権時の平成23年から行われました小学校1年生における35人学級でありますが、福島県はそもそも独自の政策により、全国に先立って取り組みを行っておりました。平成14年の時点で、小学校1年生及び中学校1年生において30人学級が実現しており、その後、段階的にほかの学年に関しましても、加配人員を含めた30人程度学級となっております。
本請願書には、
公立小学校1年生の35人学級に維持のほかに、小学校2年生以上の学級編制においても、順次35人学級に引き上げることが請願事項として記載されております。文科省による平成25年から平成29年の5カ年計画として、子どもと正面から向き合うための新たな
教職員定数改善計画案では、35人学級を実現するための概算要求として、毎年120億円の増額で約8,000人の教職員の増員を計画しておりますが、我が国はそもそも少子化が進んでおりますので、その計画には
OECD諸国と比較した教員1人当たりの小中学生の生徒数を比較しても、甚だ疑問が残ります。
財務省は、35人学級から40人学級にすることは撤回したわけですが、これにより教職員を4,000人減らし、そして国庫負担の約90億円を削減し、消費税10%増税後でさえも財源が確保されていない幼児教育、保育、
子育て支援の質、量の充実を図るための財源3,000億円の一部とすることを想定としておりました。平成26年度での公立学校の教職員の給与は、30%の
国庫負担金だけでも約1兆5,322億円要していることを、決して忘れてはいけません。
そして、35人学級の根拠となる小1プログラムに関しましても、文科省は2020年をめどにして行おうとしています。3歳から5歳の
幼児教育無償化により、より幼児期でのならしを行うことにより問題の解消を図ろうとしていることからも、国に対して現段階で35人学級にこだわることを求める意見書の提出は、全体的な流れを鑑みれば、見合わせるべきであると私は思います。
そして、本県に関しましては、そもそも少人数学級の政策を行う福島県が物申すべき問題でありまして、県の政策のいわば恩恵を受ける福島市が、この案件に関しては関与すべき案件ではないと私は思います。
よって、本請願には反対とさせていただきます。
そして、また賛成して意見書を提出する場合においては、その財源の根拠というものも、私は示すべきであると思います。
次に、陳情第22号「福島市の
原発事故に関する
発信情報の修正を求める陳情書」に関して、反対の立場で意見を述べます。
その資料の中には、
健康リスクは全くありませんという記載や、
環境放射能が100マイクロシーベルトを超えなければ、全く健康に影響を及ぼしませんという記載がありました。緊急時における対処としては理解できても、この記載により安易に無用な被曝を促してしまったということは、否定はできないと思います。特に、議会でも再三答弁しましたが、妊産婦の潜在的な被曝を助長した可能性があることは、私はある意味では問題がある記載であると思っております。
しかし、
原発事故に起因する
甲状腺がんの影響は、経時的にはまだ不明確であります。せめて震災当時に無用な外出を避けるための通知さえこの時点でしておけば、よりリスクを下げられたという点では、福島は不幸であったと私は思います。一方で、震災直後においての対処として、大規模な混乱を発生させないためには、いたし方なかった判断でもあるということも考えられなくはないので、評価できなくはありません。
しかし、震災発生直後の2011年3月21日に開催された
福島原発事故の
放射線リスクについての講演会の内容をそもそも紹介する市政だよりの特集号であります。前提として、専門家の見解を記載した内容のために、市として修正を行う必要はないと私は思います。さらには、現在実施している
ふるさと除染実施計画において除染作業を遂行することからも、陳情要旨における市民の安全安心や、そして
健康管理を実現していることからも、本陳情は反対とさせていただきます。
最後に、陳情第23号に関して、非喫煙者、たばこを吸わない立場として賛成の意見を述べます。古くは、平成23年5月臨時議会にまでさかのぼりまして、庁舎敷地内の喫煙所のあり方について陳情の議論がされております。
健康推進法における
受動喫煙対策としての
敷地内禁煙は、ほかの自治体から視察が訪れるほど先進的な取り組みを福島市は行っているわけであります。
しかし、道路を挟んで暗黙の了解での喫煙所の存在は是正されるべきであるという意見が、平成25年6月議会において示されたものであると私は理解しております。
日本禁煙学会によれば、
無風状況下において1人の喫煙者におけるたばこの煙の到達距離は、直径14メートルであるとされています。そして、複数の喫煙の場合は、直径がその二、三倍になるという見解を示していることからも、福島市の喫煙所の現状の場合、見た目の
敷地内禁煙はされておりますが、実質での
敷地内受動喫煙防止は実現できていない状況にあるというのが、専門家の見解であるようであります。
陳情書にあるように、一般市民に公表していないことも問題でありますが、一番の問題は、子供たちの通学路ともなっている
市役所周辺の歩道において、本質的な
受動喫煙防止がなされていないことのほうが、もっと重要な問題であると私は思います。そういった意味で、改善のための措置を講ずる必要があると私は思います。
しかし、福島市における
たばこ税の収入は、ここ10年間において約16億円から20億円であり、ある意味で
高額納税者様でもある喫煙者の権利と
受動喫煙防止のために、
たばこ税の税収を財源とした完全分煙のための屋外施設の設置を検討するべきであり、その上で広く市民に公表されるべきでありますから、本陳情に関しては、理念の賛成ということで賛成させていただきます。
ちなみに、本件に関しましては、次の3月議会で調査しますので、よろしくお願いします。
以上です。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
大内雄太議員の討論を終わります。
20番
土田聡議員。
◆20番(土田聡) 議長、20番。
○議長(
佐藤一好) 20番。
【20番(土田 聡)登壇】
◆20番(土田聡) 私は、
日本共産党市議団を代表して、請願第10号「国と県に
福祉灯油(
暖房費助成)実施を求める
意見書提出方について」、採択に賛成の立場で意見を述べます。
この間、いわゆるアベノミクスによる円安のもと、輸入食材をはじめ原油の高騰などで、ガソリンなどの燃料の価格が高どまりの傾向を示していました。最近は
ニューヨーク先物市場での原油価格の急落で、国内のガソリンも徐々にではありますが、値下げに向かう方向が見えてまいりました。
しかし、
日本向け原油の先行きは不透明です。昨年の冬に続き、ことしも厳しい寒波が既に襲来するなど、低所得世帯では消費税の増税や年金の引き下げ、
生活保護世帯は保護費の削減など、大変厳しい冬になろうとしています。低所得者や高齢者の中には、自宅にいると暖房代がかかるので、昼間は公共施設などで過ごす方もふえているのだそうであります。
このような中、政府は今月10日、地方自治体が地域の経済情勢に応じて自由に使える
臨時交付金を、今年度
補正予算として2,000億円計上する方針を固めたと報じられました。その中には、低所得者向け燃料費の補助などのメニューがあるとされておりますけれども、この
臨時交付金が実現するかは不明であります。
よって、本請願を採択し、国に
福祉灯油の実現を求めるべきと意見を述べまして、討論を終わります。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
土田聡議員の討論を終わります。
以上で、討論は終結しました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第112号ないし第144号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、議案第112号ないし第144号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認されました。
続いて、お諮りいたします。「国と県に
福祉灯油(
暖房費助成)実施を求める
意見書提出方について」の請願についての採決は、記名投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
【議場閉鎖】
○議長(
佐藤一好) ただいまの出席議員は37名であります。
投票用紙を配付させます。
【投票用紙配付】
○議長(
佐藤一好) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) 配付漏れなしと認めます。
投票箱の点検をさせます。
【投票箱点検】
○議長(
佐藤一好) 異状なしと認めます。
念のために申し上げますが、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、採決にあたりましては、可とするほうを諮る原則によりまして、本件を採択することについてお諮りいたします。本請願を採択することに賛成の方は白い票を、反対の方は青い票を投票願います。
1番議員より順次投票願います。
【投 票】
○議長(
佐藤一好) 投票漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
【議場開鎖】
○議長(
佐藤一好) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に1番梅津一匡議員、38番小島衛議員を指名いたします。
立会人の開票立ち会いを求めます。
【開 票】
○議長(
佐藤一好) 投票の結果を報告いたします。
投票総数37票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
投票中、賛成17票、反対20票。
以上のとおり、賛成が少数でありますので、よって本請願は不採択となりました。
お手元に残りました投票用紙を回収いたします。
【投票用紙回収】
○議長(
佐藤一好) 続いて、お諮りいたします。「
公立小学校一年生『35人学級』の継続等を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち採択することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、本請願は採択されました。
続いて、お諮りいたします。「『公共工事における
賃金等確保条例』(
公契約条例)の早期制定を求めることについて」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち採択することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、本陳情は採択されました。
続いて、お諮りいたします。「『
福島おおとり荘』を『旧
飯坂温泉病院』に優先して跡地利用することを求めることについて」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、採決にあたりましては、可とするほうを諮る原則によりまして、本件を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
【起立者なし】
○議長(
佐藤一好) 起立者なし。よって、本陳情は不採択となりました。
続いて、お諮りいたします。「福島市の
原発事故に関する
発信情報の修正を求めることについて」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、採決にあたりましては、可とするほうを諮る原則によりまして、本件を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。
続いて、お諮りいたします。「
福島競馬場第2駐車場が
市職員駐車場であること、サコービルが喫煙所であることの公表を求めることについて」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、採決にあたりましては、可とするほうを諮る原則によりまして、本件を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。
続いて、お諮りいたします。「
日赤病院移転先の
北西側道路を11m幅員に拡幅することを求めることについて」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、採決にあたりましては、可とするほうを諮る原則によりまして、本件を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
【起立者なし】
○議長(
佐藤一好) 起立者なし。よって、本陳情は不採択となりました。
続いて、お諮りいたします。「国に対し『
東日本大震災の被災者に対する援助のための
日本司法支援センターの業務の特例に関する法律』の有効期限を延長する立法措置を求める
意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち採択することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、本陳情は採択されました。
続いて、お諮りいたします。「
個人通報制度の実現を求める
意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、本陳情は継続して審査することに決しました。
ただいま市長から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第146号ないし第156号を一括して議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(小林香) 議長、市長。
○議長(
佐藤一好) 市長。
【市長(小林 香)登壇】
◎市長(小林香) 追加提案について申し上げます。
今回提出いたしました案件は、平成26年度福島市
一般会計補正予算等の議案11件でございます。
議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算は、職員の給与改定等に伴い補正を行うものであり、職員給与費等1,790万5,000円を追加するとともに、同改定に伴う他会計繰出金4,150万4,000円を減額し、差し引き減額2,359万9,000円を予備費に調整計上するものでございます。
議案第147号平成26年度福島市
水道事業会計補正予算は、企業職員の給与改定等に伴い、所要の補正を行うものでございます。
議案第148号平成26年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第149号平成26年度福島市
下水道事業費特別会計補正予算、議案第150号平成26年度福島市飯坂町財産区
特別会計補正予算、議案第151号平成26年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算、議案第152号平成26年度福島市
介護保険事業費特別会計補正予算、議案第153号平成26年度福島市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算、以上6件は、いずれも職員の給与改定等に伴い、所要の補正を行うものでございます。
議案第154号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件は、議員の期末手当を改定するため、所要の改正を行うものでございます。
議案第155号市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定の件は、市長等及び教育長の期末手当を改定するため、所要の改正を行うものでございます。
議案第156号福島市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定の件は、職員の給料及び勤勉手当を改定するため、所要の改正を行うものでございます。
以上が提出議案の概要でございますが、詳細につきましては、ご質疑または委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
佐藤一好) これより、議案第146号ないし第156号の議案調査のため、暫時休憩いたします。
午前11時45分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時10分 再 開
○議長(
佐藤一好) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程に従い、議案第146号ないし第156号に対する質疑を行います。
質疑の通告があります。14番
大内雄太議員。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
◆14番(
大内雄太) 議案第155号市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定の件についてお伺いします。
アベノミクスにより、地方の景気の好循環には至っておらず、加えて2014年4月からの消費税増税により、市民生活は逼迫している状況下にあります。福島県のテレビ局によるアンケート調査では、ボーナス支給なしの方が30%を超えると報じられている福島の状況下において、18万8,568円ともなる市長の期末手当0.15カ月分引き上げの判断に至った理由についてお伺いします。
◎総務部長(高梨敏則) 議長、総務部長。
○議長(
佐藤一好) 総務部長。
◎総務部長(高梨敏則) お答えいたします。
県内の経済状況につきましては、福島県が公表しております最近の県経済動向、平成26年11月26日公表によれば、県内の景気は一部に弱い動きが残るものの、着実に持ち直しているとされており、また日本銀行福島支店による福島県金融経済概況、平成26年11月13日公表におきましても、景気は着実な持ち直しの動きを続けており、雇用、所得情勢は着実な改善を続けていると報告されております。
このような状況下において、一般職員の期末勤勉手当につきましては、県に準じた改定を行うものであり、同様に市長等特別職の期末手当につきましては、人事院並びに県人事委員会の官民格差を踏まえた勧告に基づき、国の指定職及び特別職並びに県や県内他市の改定状況等を踏まえ、判断したところであります。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
◆14番(
大内雄太) ただいまの答弁に対して、人事院の指定職に関しては、特に勧告等々は特別職にはなかったと思います。その辺、おそらく、先ほど職員課にも聞いていますけれども、特別職は人事院で言うところの指定職に準じた形で、0.15カ月分の増をしているという話だと思うのですけれども、その辺が結局勧告ではないということだと思うのですけれども、これというのは別に上げなくても、勧告にないわけですから、上げるという判断をする必要というのは、ここの段階で、今のご説明ではなかったと思うのですけれども。
◎総務部長(高梨敏則) 議長、総務部長。
○議長(
佐藤一好) 総務部長。
◎総務部長(高梨敏則) お答えいたします。
指定職につきましても、指定職についての勧告を踏まえて、市長等についても判断したところでございます。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
◆14番(
大内雄太) まあいいです。次の質問。
そういった状況を鑑みたときに、市長が政治信条とされている上杉鷹山公は、米沢藩の民のために、みずから率先して生涯を通じて質素、倹約に努めたとされております。
それを踏まえ、今回の0.15カ月分の引き上げ分の18万円余の金額は、国民年金受給額の約3カ月分にあたるわけであります。そんな市民生活を鑑みたとき、議案第154号、これは議員に対する報酬ですけれども、それに私は断固として反対するという前提でお伺いしますが、市長の職につく一政治家として、今の時勢を踏まえて、本議案の提出は適正であるのか、市民に対してどのように説明をするのか、見解をお伺いします。
◎総務部長(高梨敏則) 議長、総務部長。
○議長(
佐藤一好) 総務部長。
◎総務部長(高梨敏則) お答えいたします。
市長等の期末手当の支給月数につきましては、さまざまなご意見がございますが、このたびの改定につきましては、さきに申し上げました行政機関や第三者機関等の調査結果並びに県内自治体の改定状況等を踏まえ、総合的に判断したものであります。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
◆14番(
大内雄太) 総合的に勘案して、大体皆さんもらえるものをもらうという話で、みんな右へ倣えといったら、大体みんな右へ倣うのです。これは、私、一政治家として書いているとこら辺は、議案にそぐうかどうかという話でしょうけれども、政治信条を考えたときに、適正であるかというとこら辺をお伺いしているところなのですけれども、その辺は。
◎総務部長(高梨敏則) 議長、総務部長。
○議長(
佐藤一好) 総務部長。
◎総務部長(高梨敏則) 先ほど答弁したとおりでございます。
◆14番(
大内雄太) 以上です。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
大内雄太議員の質疑を終わります。
以上で、質疑は終結しました。
日程に従い、議案第146号ないし第156号を所管の常任委員会の審査に付することにいたします。
なお、委員会審査に時間を要しますことから、次の本会議の再開までに、会議規則で定める午後5時までの会議時間を超えることも見込まれますので、この際、時間を延長いたします。
常任委員会開会のため、暫時休憩いたします。
午後1時16分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後3時39分 再 開
○議長(
佐藤一好) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程に従い、議案第146号ないし第156号の委員会における審査の結果の報告を求めます。
総務常任委員長、28番。
◎28番(
真田広志) 議長、28番。
○議長(
佐藤一好) 28番。
【28番(
真田広志)登壇】
◎28番(
真田広志) さきの本会議におきまして、当
総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。
議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第154号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第155号市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定の件、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第156号福島市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好)
文教福祉常任委員長、8番。
◎8番(
羽田房男) 議長、8番。
○議長(
佐藤一好) 8番。
【8番(
羽田房男)登壇】
◎8番(
羽田房男) さきの本会議におきまして、当
文教福祉常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。
議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第152号平成26年度福島市
介護保険事業費特別会計補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好)
経済民生常任委員長、29番。
◎29番(
宍戸一照) 議長、29番。
○議長(
佐藤一好) 29番。
【29番(
宍戸一照)登壇】
◎29番(
宍戸一照) さきの本会議におきまして、当
経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。
議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第148号平成26年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第150号平成26年度福島市飯坂町財産区
特別会計補正予算、議案第151号平成26年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算、議案第153号平成26年度福島市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好)
建設水道常任委員長、23番。
◎23番(
粟野啓二) 議長、23番。
○議長(
佐藤一好) 23番。
【23番(
粟野啓二)登壇】
◎23番(
粟野啓二) さきの本会議におきまして、当
建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。
議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第147号平成26年度福島市
水道事業会計補正予算、議案第149号平成26年度福島市
下水道事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐藤一好) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。
討論に移ります。
14番
大内雄太議員、20番
土田聡議員より討論の通告があります。
順序に従いまして発言を許します。14番
大内雄太議員。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
【14番(
大内雄太)登壇】
◆14番(
大内雄太) 無所属、大内です。議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算及び議案第154号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件並びに議案第155号市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定の件に関しまして、反対の立場で意見を述べます。
本会議におきましても、アベノミクスにより、地方まで景気の好循環に至っていないという発言をされた方がいらっしゃったとおり、全国と比較しても復興需要によって景気がよいと言われている福島においても、実感は薄い傾向にあります。
しかし、自民党政権は、震災後から国会議員の歳費及び期末手当の臨時特例に関する法律によって20%削減していた歳費とボーナスも、法律どおりの期間であっさりと終了させ、そして議員定数の削減も行わず、1票の格差も是正せずに、増税だけを行って国民生活に負担を強いた上で、我が身を切る改革を先延ばしにし、あろうことか公務員と議員の報酬もふやしてしまいました。そしてて、その事実を知らない市民は多く存在しております。
先日、福島県内の夕方のニュースを見ていますと、復興需要により経済の状態が好調であると言われる県内の街頭アンケートでさえも、ボーナスが支給されていない企業が30%を超えるというのが話題に上がりました。市民の生活は豊かになっていないのに、ボーナスが支給されていない方が多数いらっしゃるのに、市民の負託により選ばれた政治家である私たち市会議員が、市民の生活を鑑みないで、もらえるものはもらっておこうという感覚は、私はさすがに持ち合わせておりません。
今12月議会では、議員定数削減を約4年越しで実現する見込みでありますが、議員定数削減にあたっても、多少なりとも議員報酬にかかわる歳費の削減が理由にあるならば、改選後の議員に問題を押しつけるのではなく、現職の私たちが、なおさら率先して身を切るべきであります。
今回の衆議院議員の選挙の投票率は51.9%、2年前の前回よりも5.5%低下しました。選挙に参加しないその理由は、興味がない。そして、誰に入れても、自分の生活に変わりはないという意見が各世代で多くあり、その一番の要因ともなっている政治家に対して抱く悪いイメージの代表的な姿を、私たちが体現してしまっているという自覚はありますでしょうか。せっかく議会改革を行ったとしても、そもそも議員が市民の感覚とかけ離れているのであれば、市民が議会に興味を抱くわけがありません。仮に今回の期末手当の増額が、議員定数を削減した分の財源による議員報酬の増額を示唆するものであれば、まだ理解ができますが、どういった意味で今回の条例改正を受け入れたのか、市民に対して説明を行わなければなりません。
そして、私も尊敬をしている上杉鷹山公は、17歳にして財政不安を抱える米沢藩主となる前に、受け継ぎて国の司の身となれば忘るまじきは民の父母、という決意の言葉を発しております。意味は、藩主としての自分の仕事は、父母が子を養うごとく人民のために尽くすことであり、さらに伝国の辞の一つには、国家人民の為に立たる君にて、君の為に立たる国家人民にはこれなく候、とあります。これは意味として、国家、市民のために存在、行動するのが君主であり、君主のために存在、行動する市民たちではないということが伝えられているということであります。
議員の0.15カ月分は、年金受給者の約2カ月分、市長の0.15カ月分は、年金受給者の、単身ですが、約3カ月分にあたります。先ほど否決された請願第10号国と県に
福祉灯油を求める意見書につきましても、私たち政治家の期末手当増額分約400万円で、約6万リットルの灯油を購入することができます。請願第10号に賛同された方の賛同を求めるものでありまして、政治家の懐を温めるのではなく、生活困窮の方々の心と体を温めるために、貴重な財源を使うべきであると私は思います。
市民生活のことを考えれば、せめて今回の増額分は、
補正予算を計上してまで対応すべきではなく、最低限の配慮として、受け取らないことを選択するのが私は当然だと思います。そして、最年少議員の、1年生議員のこの私に、このような討論をさせないでいただきたい。
以上、この議案3件に対しては断固反対の意見を申し上げ、討論を申し上げます。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
大内雄太議員の討論を終わります。
20番
土田聡議員。
◆20番(土田聡) 議長、20番。
○議長(
佐藤一好) 20番。
【20番(土田 聡)登壇】
◆20番(土田聡) 私は、
日本共産党市議団を代表して、議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算、議案第154号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第155号市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定の件について、反対の立場で討論いたします。
この条例は、福島県に準拠し、市職員の給料及び期末勤勉手当の改定に伴って、
議会議員、市長等の特別職及び教育長の期末手当について改定を行うものです。今、国内総生産は、2四半期連続でマイナスです。民間シンクタンクが持ち直しを予想した7月から9月期は、11月発表の1次速報でマイナス成長だっただけでなく、12月発表の改定値でマイナス幅がさらに拡大をいたしました。実質賃金は16カ月連続で前年割れ、正社員はこの2年間で22万人も減りました。消費税増税と物価上昇の二重苦が、国民の暮らしと中小企業を圧迫しています。円安による原材料高で倒産した企業は、2014年1月から11月の累計で、前年同期の2.7倍に急増しております。市民の生活も困難をきわめています。
このような中、議員や市長が期末手当を引き上げる改定を行うことが、果たして妥当でしょうか。市民から見れば、復興もままならないのに、自分たちだけと言われても仕方のないことだと考えます。ましてや、議員定数の削減の提案と引きかえに、この際手当を上げるなどの議論は何をかいわんや、議論のほかではないでしょうか。職員の皆さんの給料及び期末勤勉手当の引き上げは、官民格差の是正であり、景気回復に寄与し、地域経済に資するものとして賛成でありますけれども、議員や市長にあっては、引き上げは保留すべきであり、よって議案第154号、第155号には賛成できません。
同様の理由で、議員、市長の手当引き上げの予算を措置する議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算にも反対をいたしまして、討論を終わります。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
土田聡議員の討論を終わります。
以上で、討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第146号平成26年度福島市
一般会計補正予算につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、議案第146号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第154号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、議案第154号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第155号市長等の給与に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、議案第155号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第147号ないし第153号、議案第156号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、議案第147号ないし第153号、議案第156号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決されました。
ただいま市長から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第145号を議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(小林香) 議長、市長。
○議長(
佐藤一好) 市長。
【市長(小林 香)登壇】
◎市長(小林香) 追加提案について申し上げます。
議案第145号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、土屋宏美委員が平成27年3月31日任期満了となりますので、後任委員候補者として宮田元子氏を適任と認め、法務大臣に推薦を行うものでございます。
よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
佐藤一好) 議案第145号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、議案第145号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第145号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、議案第145号につきましては、原案のとおり同意することに決しました。
ただいま議員から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第157号ないし第160号を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。議案第157号ないし第160号につきましては、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略することに決しました。
討論に移ります。
討論の通告があります。20番
土田聡議員。
◆20番(土田聡) 議長、20番。
○議長(
佐藤一好) 20番。
【20番(土田 聡)登壇】
◆20番(土田聡) 私は、
日本共産党市議団を代表して、議案第157号
米価下落対策及び稲作経営の安定強化を求める意見書について、採択に反対の立場で意見を述べます。
平成26年産米が暴落しています。福島産コシヒカリが60キロ当たり7,200円、全体でも農水省が発表した2014年産米相対取引価格は、全銘柄平均60キロ当たり1万2,481円で、前年比16.1%の減となり、2006年以降最安値であります。実勢取引も同水準の引き下げとなっています。平成25年産米の過剰米による市場への投げ売りと米価を市場原理に委ねる政策が、米の暴落を引き起こしました。特に大規模農家ほど影響が大きく、来年の作付の見通しが立たないなどから、米生産者が自殺をしたり、米直接支払交付金の半減等4年後の全廃措置を安倍政権が実施したことで、経営の見通しが立たずに、既に離農が進んでいます。今、何も手を打たなければ、大規模農家を含め、なだれを打つような離農をもたらし、食料自給率の一層の低下を招きかねません。
政府が進めてきた市場原理に主食の米の価格を委ねるやり方は、日本の農業、農村を根底から破壊するものです。過剰米の市場隔離をはじめ、需給調整に直ちに乗り出すことと同時に、今年度の直接支払交付金の半減措置を撤回し、農家の経営安定対策をとることが必要であり、緊急的対策としては、本意見書の内容では不十分と考えます。
よって、本意見書には賛成できないことを表明し、討論を終わります。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
土田聡議員の討論を終わります。
以上で、討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第157号
米価下落対策及び稲作経営の安定強化を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、議案第157号につきましては、原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第159号
公立小学校一年生「35人学級」の継続等を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立多数。よって、議案第159号につきましては、原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第158号地域の
中小企業振興策を求める意見書、議案第160号
東日本大震災の被災者に対する援助のための
日本司法支援センターの業務の特例に関する法律の有効期限を延長する立法措置を求める意見書につきましては、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、議案第158号、第160号につきましては、いずれも原案のとおり可決されました。
ただいま議員から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第163号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。30番斎藤朝興議員。
◎30番(斎藤朝興) 議長、30番。
○議長(
佐藤一好) 30番。
【30番(斎藤朝興)登壇】
◎30番(斎藤朝興) 提案理由の説明を申し上げます。
本日の本会議に先立って開催された
議会運営委員会に、
議会議員の定数を削減する条例改正が提案をされました。私たちは議員定数の削減には反対をいたしますので、本議案は、その対案として提出をするものであります。
私たちは、さきの定数削減調査
特別委員会において、削減数はゼロとすべきだというふうに述べてまいりました。多様な価値観を持つ市民の声を市議会や市政に届けるためには、議員の数は削減ではなく、むしろ増員すべきというふうに考えます。昨年12月議会で採択された議員定数の削減を求める陳情の趣旨は、長引く不況により、財政運営がますます厳しくなっており、より効率的な市政運営が求められるものと考えます。本市においても、議員定数の削減を実施されるよう求めます。およそ、こういう内容であったというふうに思います。市政執行にあたっては、効率的な運営が求められて当然でありますが、それが議会の構成や議員定数にまで求めるのは、筋が違うのではないでしょうか。
しかし、財政問題として陳情の趣旨を捉えるならば、委員の数を減らすのではなく、議員の報酬を引き下げるという選択肢を私たちは選びたいというふうに思います。仮に議員の定数を3名削減するという前提で試算をしますと、平成26年度予算ベースで3人の議員に係る経費は、報酬その他合計して4,297万2,000円であります。これを議員全員の経費の合計5億4,600万円余で割りますと、0.078という数字が出てまいります。それで、別紙のようにそれぞれの議長、副議長、議員に0.078の分を減額すると、議長は68万2,000円から62万9,000円に、副議長は63万5,900円から58万6,000円に、議員は59万9,000円から55万2,000円という金額が出てまいります。
以上の理由で、議員報酬の改正を提案いたします。
○議長(
佐藤一好) 日程に従い、これより議案第163号に対する質疑を行います。
ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第163号につきましては、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、委員会付託を省略することに決しました。
討論に移ります。
討論の通告があります。14番
大内雄太議員。
◆14番(
大内雄太) 議長、14番。
○議長(
佐藤一好) 14番。
【14番(
大内雄太)登壇】
◆14番(
大内雄太) 議案第163号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件について、賛成の立場で意見を述べます。
福島市民にとって、議員定数削減により、今でも十分とは思えない市民の声を市政に届けるという業務は、現状より困難になります。その辺も踏まえた議論であったと私は類推しますが、例えば学校給食に福島産米を使用するとなった際に、私と共産党を除いて、その議論は全て黙り込みを決め、そして詳細なる調査を行うことがなかったのがよい事例であります。そういった事例が発生した場合にも、議員定数を削減すれば真摯に取り組んでいただけるものなのか、私は甚だ疑問が残ります。
議員歳費が問題であるならば、まず現任期の私たちが率先して身を切るべきだというのは、先ほどの討論でもお話ししました。議会の視察にかかわる旅費、そして政務活動費など、まだまだ削減できる余地は大いにあります。福島市民にとって一番ベストであるのは、全体的な議員歳費を圧縮しつつ、多様な意見を取り入れる機会でありましょう。ならば、議員38名が例えば議員3名分の歳費を案分した額の分だけ報酬を下げれば、福島市民にとって、コストパフォーマンスが一番すぐれた機会になると私は確信しておりますので、賛成の討論とさせていただきます。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
大内雄太議員の討論を終わります。
以上で、討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第163号
議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
佐藤一好) 起立少数。よって、議案第163号につきましては、否決されました。
ただいま議員から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第161号、第162号を一括して議題といたします。
初めに、議案第161号の提出者の説明を求めます。24番西方正雄議員。
◎24番(西方正雄) 議長、24番。
○議長(
佐藤一好) 24番。
【24番(西方正雄)登壇】
◎24番(西方正雄) 議案第161号
福島市議会議員定数条例の一部を改正する
条例制定の件につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を行います。
市民から福島市
議会議員定数の削減を求める陳情を受け、賛成多数で採択されたことにより、議員定数削減調査
特別委員会を設置され、
委員長報告がなされました。各会派、各議員の定数のあり方に関する考え方はまちまちでありますが、私たちは福島市
議会議員の定数を38人から3人削減し35人とするため、所要の改正を行うものであります。
議員各位のご理解とご賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
佐藤一好) 次に、議案第162号の提出者の説明を求めます。23番
粟野啓二議員。
◎23番(
粟野啓二) 議長、23番。
○議長(
佐藤一好) 23番。
【23番(
粟野啓二)登壇】
◎23番(
粟野啓二) 議案第162号の提案の理由を申し上げます。
議員定数削減調査
特別委員会における福島市
議会議員定数の削減のあり方の
特別委員会委員長報告を尊重し、2人削減の定数36人案の提案理由を申し上げます。
委員長報告によれば、福島市議会基本条例の規定から、議員の定数の基準の考え方として28人から38人の間ぐらいが妥当であること、また議員自身が議会改革の課題を市民に明らかにし、民主政治のプロあるいは自治体政策のプロになっていくためには、それに見合った定数や報酬が必要であることを、市民に見える形で説明していくということが肝心であるということから考えたことによりますと、さらに常任委員会の定数を基準とする考え方、支所の地区単位を基準とする考え方などが示されたことを総合的に考慮すれば、議員定数の削減数を2人削減の定数36人とすることが、現時点で実行すべき削減数であると判断した次第でございます。
ご賛同賜りますようにお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いします。
○議長(
佐藤一好) 日程に従い、これより議案第161号、第162号に対する質疑を行います。
ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第161号、第162号につきましては、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) ご異議ございませんので、委員会付託を省略することに決しました。
討論に移ります。
討論の通告があります。20番
土田聡議員。
◆20番(土田聡) 議長、20番。
○議長(
佐藤一好) 20番。
【20番(土田 聡)登壇】
◆20番(土田聡) 私は
日本共産党市議団を代表して、ただいま上程になりました議員提出議案第161号、第162号
福島市議会議員定数条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。
このたびの条例は、現在の福島市
議会議員を定数38名から3名または2名削減するというものであります。
私ども
日本共産党市議団が反対する第1の理由は、今、
東日本大震災と東京電力福島第一
原発事故から市民を守る上で、まさに38名の議員が必要だという実感からであります。ご案内のとおり、本市は
原発事故での放射能災害で、市外へ自主避難をしている市民が数多くいる一方、前倒しになったとはいえ、面的除染はまだ市内全域には至っておりません。その上、長引く不況と風評被害で、市民の暮らしはますます厳しさを増しています。私どもへも、日々市民からの切実な生活相談が寄せられており、それは議場の各議員も同様ではないかと思います。
その一方で、議員定数削減調査
特別委員会で行った参考人招致で功刀参考人からは、
東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故への復旧復興に対する市議会の取り組みも市民からは見えにくく、市議会に対する市民の無関心を理由として、議員定数削減の提案が今後も続くのではないかといった指摘がなされました。まさしく、そのようなことが起こらないように策定をしたのが、福島市議会基本条例ではなかったでしょうか。それでなくても、少子高齢化が進み、ひとり暮らしの高齢者もふえ、生活に困難を抱える市民がふえている今日、私たち38人の議員がそれぞれの地域で市民の暮らしを支えるために、懸命に活動することがますます求められていると考えます。
2つ目は、今回の陳情のように、市民から議員の数を減らすべきという声があることについてであります。本来、市民の声を代弁するはずの議員を減らせという声が上がるということは、なぜなのか。それは、議員や政治に対する不満や不信があるからです。
2006年に日本世論調査会が全国規模で行った地方自治に関する意識調査の中で、議員、議会への不満の理由が大きく5点示されています。多いものの順で、議会活動が十分に伝わらない、行政のチェック機能を果たしていない、議員のモラルが低い、議会内での取引を優先して審議が不透明、議会の政策立案能力が低いなどであります。
本市でも、市民からの不信感や批判的な声が上がるのも、議員の活動を質、量とともに明確に伝えられていないことに起因するのではないかと考えられているなどの声もあり、議会基本条例では、第5条として議員の活動原則を定義し、第15条では議会の公開、第16条、情報の共有及び公開並びに議決に関する説明責任など、市民と議会との関係を定めています。
このように、議員、議会に対する不満、不信を払拭し、市民の信頼を高めていくためには、福島市議会基本条例を議会の最高規範として、議員が日夜研さんし、市民の負託に十分応える議会活動の前進と、市民の代表としての議会の審議能力、立法能力を充実させていくことが、一義的な対応ではないかと思います。そして、こうした議会のあり方を積極的に示し、市民に理解していただくことではないでしょうか。今、必要なのは、定数削減ではなく、議会や議員に対する不信感を取り除くため、福島市
議会議員政治倫理条例など、議会改革をさらに前に進めることではないかと思います。
定数削減に反対する3つ目の理由は、議員の定数問題は、地方政治における民主主義の基本問題という点からであります。言うまでもなく
議会議員の役割は、憲法の地方自治に基づく住民から直接選挙で選ばれた首長と住民の代表である議員で構成する議会との二元代表制のもとで、市民の多様な意見を酌み上げ、市政と市民をつなぐパイプ役としての役割、また市政をチェックし、執行機関に対する批判、監視役としての役割、そして政策提案、立法の役割があります。議員定数の削減によって、こうした役割が縮小されることがあってはなりません。
先月の14日、15日、16日に福島市議会基本条例に基づき、初めて市議会主催の議会報告会が実施されました。私は、14日に行われた2班の報告会に参加をいたしましたが、そこで市民から寄せられた議員定数削減についての声をご紹介したいと思います。議員定数削減は、議会民主主義の根幹にかかわること。軽々に軽減すべきではない。削減は、市民の声を行政に反映させる市民の手段をもぎ取る行為である。市民の声の代弁者を減らすことは、有権者軽視にもつながることに留意を要するということで、まさに至言というべきものと感じました。
私たちが反対する4つ目の理由です。これは、経費削減についてです。もともと議員定数の削減の
特別委員会を設置したのも、先ほど提案理由の説明にもありましたとおり、長引く不況で財政運営がますます厳しくなっており、より効率的な市政運営が求められるために、議員を削減すべきという陳情を採択したことからであります。議員3人を削減すれば、年間4,200万円を減らすことになりますが、それならば、現在の議員数で報酬や政務活動費を減らし、同額を節減すれば済むのではないかと思います。議員定数削減を提案しながら、我々の報酬削減の議案には賛成せず、むしろ当局の
追加議案の期末手当の増額にはもろ手を挙げて賛成するなど、到底市民理解は得られるものではありません。
今回の定数削減は、身を削るものではなく、市民の民意を削るものと言わなければなりません。議員定数削減数が3であろうと、2であろうと、議員定数を削減することには反対をし、討論を終わります。
○議長(
佐藤一好) 以上で、
土田聡議員の討論を終わります。
以上で、討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
議案第162号
福島市議会議員定数条例の一部を改正する
条例制定の件の採決は、記名投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
【議場閉鎖】
○議長(
佐藤一好) ただいまの出席議員は37名であります。
投票用紙を配付させます。
【投票用紙配付】
○議長(
佐藤一好) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) 配付漏れなしと認めます。
投票箱の点検をさせます。
【投票箱点検】
○議長(
佐藤一好) 異状なしと認めます。
念のために申し上げますが、本議案を可決することに賛成の方は白い票を、反対の方は青い票を投票願います。
1番議員より順次投票願います。
【投 票】
○議長(
佐藤一好) 投票漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
【議場開鎖】
○議長(
佐藤一好) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に2番村山国子議員、37番渡辺敏彦議員を指名いたします。
立会人の開票立ち会いを求めます。
【開 票】
○議長(
佐藤一好) 投票の結果を報告いたします。
投票総数37票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
投票中、賛成13票、反対24票。
以上のとおり、賛成が少数であります。よって、議案第162号は否決されました。
お手元に残りました投票用紙を回収いたします。
【投票用紙回収】
○議長(
佐藤一好) 続いて、お諮りいたします。議案第161号
福島市議会議員定数条例の一部を改正する
条例制定の件の採決は、記名投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
【議場閉鎖】
○議長(
佐藤一好) ただいまの出席議員は37名であります。
投票用紙を配付させます。
【投票用紙配付】
○議長(
佐藤一好) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) 配付漏れなしと認めます。
投票箱の点検をさせます。
【投票箱点検】
○議長(
佐藤一好) 異状なしと認めます。
念のために申し上げますが、本議案を可決することに賛成の方は白い票を、反対の方は青い票を投票願います。
1番議員より順次投票願います。
【投 票】
○議長(
佐藤一好) 投票漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
佐藤一好) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
【議場開鎖】
○議長(
佐藤一好) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に3番丹治誠議員、35番丹治仁志議員を指名いたします。
立会人の開票立ち会いを求めます。
【開 票】
○議長(
佐藤一好) 投票の結果を報告いたします。
投票総数37票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
投票中、賛成21票、反対16票。
以上のとおり、賛成が多数であります。よって、議案第161号は原案のとおり可決されました。
お手元に残りました投票用紙を回収いたします。
【投票用紙回収】
○議長(
佐藤一好) 以上で、本
定例会議の日程は全部終了いたしました。
本
定例会議はこれをもって閉会いたします。
午後4時40分 閉 会
記名投票表決態度一覧
請願第10号 国と県に
福祉灯油(
暖房費助成)実施を求める
意見書提出方について
陳情の採択に賛成した者(白票) 17票
1番 梅津 一匡 2番 村山 国子 3番 丹治 誠 8番 羽田 房男
9番
佐藤真知子 10番 後藤 善次 11番 梅津 政則 14番 大内 雄太
19番 杉原 二雄 20番 土田 聡 21番 小野 京子 22番 高木 克尚
23番 粟野 啓二 30番 斎藤 朝興 31番 須貝 昌弘 32番 粕谷 悦功
33番 山岸 清
陳情の採択に反対した者(青票) 20票
4番 大平 洋人 5番 田畝 誠司 6番 誉田 憲孝 7番
二階堂武文
12番 阿部 亨 13番 菅野 輝美 15番 白川 敏明 16番 萩原 太郎
17番 小松 良行 18番 半沢 正典 24番 西方 正雄 25番
佐久間行夫
26番 黒沢 仁 27番 尾形 武 28番 真田 広志 29番 宍戸 一照
35番 丹治 仁志 36番 中野 哲郎 37番 渡辺 敏彦 38番 小島 衛
議案第162号
福島市議会議員定数条例の一部を改正する
条例制定の件
議案に賛成した者(白票) 13票
1番 梅津 一匡 3番 丹治 誠 8番 羽田 房男 10番 後藤 善次
11番 梅津 政則 14番 大内 雄太 19番 杉原 二雄 21番 小野 京子
22番 高木 克尚 23番 粟野 啓二 31番 須貝 昌弘 32番 粕谷 悦功
33番 山岸 清
議案に反対した者(青票) 24票
2番 村山 国子 4番 大平 洋人 5番 田畝 誠司 6番 誉田 憲孝
7番
二階堂武文 9番
佐藤真知子 12番 阿部 亨 13番 菅野 輝美
15番 白川 敏明 16番 萩原 太郎 17番 小松 良行 18番 半沢 正典
20番 土田 聡 24番 西方 正雄 25番
佐久間行夫 26番 黒沢 仁
27番 尾形 武 28番 真田 広志 29番 宍戸 一照 30番 斎藤 朝興
35番 丹治 仁志 36番 中野 哲郎 37番 渡辺 敏彦 38番 小島 衛
議案第161号
福島市議会議員定数条例の一部を改正する
条例制定の件
議案に賛成した者(白票) 21票
4番 大平 洋人 5番 田畝 誠司 6番 誉田 憲孝 7番
二階堂武文
12番 阿部 亨 13番 菅野 輝美 14番 大内 雄太 15番 白川 敏明
16番 萩原 太郎 17番 小松 良行 18番 半沢 正典 24番 西方 正雄
25番
佐久間行夫 26番 黒沢 仁 27番 尾形 武 28番 真田 広志
29番 宍戸 一照 35番 丹治 仁志 36番 中野 哲郎 37番 渡辺 敏彦
38番 小島 衛
議案に反対した者(青票) 16票
1番 梅津 一匡 2番 村山 国子 3番 丹治 誠 8番 羽田 房男
9番
佐藤真知子 10番 後藤 善次 11番 梅津 政則 19番 杉原 二雄
20番 土田 聡 21番 小野 京子 22番 高木 克尚 23番 粟野 啓二
30番 斎藤 朝興 31番 須貝 昌弘 32番 粕谷 悦功 33番 山岸 清
意 見 書
─────────────────────────────────────────────
議案第157号
米価下落対策及び稲作経営の安定強化を求める意見書
米の需給をめぐる環境は、近年の食生活の変化による需要減少や豊作基調等により、平成27年6月末の民間在庫が232万トンと過去10年で最高となることが予想されており、このような環境のもと、平成26年産米の概算金は全国的に前年より大幅に下落した。
福島県産米の状況については、全国的な過剰基調に加え、風評被害の影響が顕著となっており、平成26年産米についても販売環境は一層厳しいものが予想される。米の概算金は、中通り産コシヒカリ60キログラムで7,200円となり、平成25年産より3,900円もの大幅な下落となるなど、他県産と比較しても価格差が拡大している。
農政の転換により、米の直接支払交付金が7,500円に半減され、米価変動補填交付金が廃止、米穀機構保有財源もなくなることから、過剰基調が継続すれば価格低下による生産者の所得確保は極めて困難となり、大規模農家ほど打撃も大きくなるなど、農家経営と地域経済に与える影響は計り知れない。
米は、古来から国民の主食である。そして、稲作は、豊かな田園風景を形成する農村の伝統文化であり、食料の安定供給と自然環境保全の多面的機能も有している。さらに、農業を基幹産業とする本市において、米は主要な作物として位置づけられ、地域経済を支えていることから、将来にわたり持続的な農業経営ができるよう努める必要がある。
よって、政府においては、
米価下落対策及び稲作経営の安定強化のため次の措置を講ずるよう強く求める。
1 米の再生産に必要な価格補償制度の充実を図り、さらなる価格補填の実施に努めること
2 政府主導による過剰米の市場隔離対策実施と平成27年産米以降の過剰米処理の制度としての仕組みを構築すること
3 平成27年産米以降の飼料用米拡大を円滑にするため、流通助成等の環境整備を実施すること
4 流通業界への働きかけを含めた効果的な風評被害払拭対策の実施及び米消費拡大対策を強化すること
5 大幅な米価下落に対応し、稲作農家経営資金等への利子補給助成の支援策を講ずること
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 佐 藤 一 好
内閣総理大臣
あ て
農林水産大臣
以上、提案する。
平成26年12月16日
─────────────────────────────────────────────
議案第158号
地域の
中小企業振興策を求める意見書
このところの過度な円安によって、多くを輸入に頼るエネルギー資源、食料品など幅広い分野で価格が押し上げられ、中小企業の経営が悪化するなど深刻な影響が懸念されている。
生産拠点の海外移転などで為替変動の影響を吸収できる大企業と違い、中小企業の多くの経営現場は国内が中心であり、そのような中小企業の強固な経営基盤があるからこそ、多くの国内雇用が守られているといえる。また、中小企業はコスト増を販売価格に転嫁することが難しいことから、利益を削らざるを得ず、企業努力の範疇を超えた厳しい事業環境に陥っていると考えられる。
このような過度な円安状況に対しては、政府、日銀が協調して為替の安定に努めることが重要であるとともに、地方創生を進めるためには、地域経済と雇用を支えている中小企業の活性化策や振興策が欠かせない。
よって、政府においては、地域の中小企業を守るため次の振興策を実現されるよう強く求める。
1 中小・小規模事業者が持つ技術、アイデアを製品化し、販路開拓まで一貫支援するため、地域の公設試験場等と連携した研究開発、中小企業基盤整備機構等と連携した販路開拓など、切れ目の無い支援体制を構築すること
2 地域産業資源を活用した事業活動を支援するため、消費者ニーズに沿った「ふるさと名物」の開発・販路開拓支援を通し、都市部や海外の需要を大きく取り込むなど、地域発のビジネスモデル構築に向けた積極的な支援を展開すること
3 地域の中小企業と人材をマッチングさせるための地域人材バンクの創設など人手不足を抜本的に解消するための対策を講じること
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 佐 藤 一 好
内閣総理大臣
財 務 大 臣
あ て
厚生労働大臣
経済産業大臣
以上、提案する。
平成26年12月16日
─────────────────────────────────────────────
議案第159号
公立小学校一年生「35人学級」の継続等を求める意見書
福島県における学校教育は、地域社会の多様なニーズに応じながら、一人一人の子供へのきめ細やかな対応や子供たちが主体となる豊かな学びの推進が求められている。また、
東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故以降、「新生ふくしま」を目指し、学校、保護者、地域そして子供たちが、復興・再生に向け一丸となって邁進している。
しかし、財務省は、平成26年10月27日の財政制度等審議会財政制度分科会において、
公立小学校一年生の学級編制の標準を現行の35人から40人への引き上げを提案した。これは、平成23年に成立した「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」に反するものである。本法律の趣旨は「新学習指導要領の本格実施や、いじめ等の学校教育上の課題に適切に対応ができるよう、35人以下学級について、
公立小学校第一学年の学級編制の標準を見直す」というものであり、また、同法附則第2項には、
公立小学校二年生以上の学級編制の標準を順次改定することについて検討を行い、その結果に基づいて法制上の措置その他の必要な措置を講ずるものとするとされていることから、「新生ふくしま」を目指し、復興・再生に一丸となって邁進している福島県における学校教育にとっては、教職員の人的配置の基盤となるものである。
さらに、参議院文教科学委員会でも、11月18日「教職員定数の充実等義務教育環境の整備に関する決議」を全会一致で可決している。
よって、政府においては、
公立小学校一年生「35人学級」の継続等のため、次の事項を実現させるよう強く求める。
1 「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」に基づき、
公立小学校一年生「35人学級」を平成27年度以降も継続すること
2
公立小学校二年生以上の学級編制の標準を順次35人に引き下げるなど、少人数学級及び少人数教育の着実な推進のため、教職員定数の計画的な改善に必要な財政措置を行うこと
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 佐 藤 一 好
内閣総理大臣
財 務 大 臣 あ て
文部科学大臣
以上、提案する。
平成26年12月16日
─────────────────────────────────────────────
議案第160号
東日本大震災の被災者に対する援助のための
日本司法支援センターの業務の特例に関する法律の有効期限を延長する立法措置を求める意見書
東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から3年が経過したが、この間、被災者または被害者、被災自治体、国の関係機関の努力により、復興は徐々に進んでいるものの、その進捗状況は十分なものとはいえない。
いまだに多くの被災者または被害者が避難生活を強いられている中で、災害公営住宅の完成も遅れが目立ち、また、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能の被害は多種多様であり、かつ広範に及んでいる実態から、今後その被害の全容が明らかになるにつれて、賠償問題が法的紛争に発展する可能性がますます高まるものと思われる。
そうした中で、平成24年3月に
東日本大震災の被災者に対する援助のための
日本司法支援センターの業務の特例に関する法律が成立し、
東日本大震災に際し災害救助法が適用された市区町村の区域における被災者を対象として、
日本司法支援センターが実施する民事法律扶助業務に付随する形で、
東日本大震災法律援助事業が創設された。
この
東日本大震災法律援助事業は、従来の民事法律扶助業務に比べ、援助を受ける被災者の資力の状況を問わず、対象事件の範囲も裁判外紛争解決手続や行政不服申立手続にまで拡大し、また、立替金の償還、支払いも事件継続中は猶予するものであり、被災者にとって法的紛争解決のための有益な事業である。
しかし、本特例法附則第3条第1項では、「この法律は、この法律の施行の日から起算して3年を経過した日に、その効力を失う。」とあり、現行法のままでは、平成27年3月31日に効力を失い、被災者は本特例法に基づく法律相談援助等を受けることができなくなってしまうこととなる。また、本特例法が失効した場合、その後は、一般の民事法律扶助制度で対応することとなるが、本来は民事法律扶助の被援助者であるはずが、受給した被災者生活支援金等の残りを預貯金として保有している場合、資力要件を満たさないとして民事法律扶助を受けられなくなるおそれがあり、被災者の生活再建に水を差すことになりかねない。
よって、国においては、本特例法の有効期限を延長する立法措置を講ずるよう強く求める。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 佐 藤 一 好
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣 あ て
法 務 大 臣
復 興 大 臣
以上、提案する。
平成26年12月16日
請 願 審 議 結 果
┌─┬──────────┬───────────┬─────┬────┬─────┬───┐
│番│ 請 願 要 旨 │ 請 願 者 住 所 氏 名 │ 紹介議員 │受 理│付託委員会│結 果│
│号│ │ │ │年 月 日│ │ │
├─┼──────────┼───────────┼─────┼────┼─────┼───┤
│1│国と県に
福祉灯油(暖│福島市舟場町3-26 │土田 聡│26.12.1│文教福祉 │不採択│
│ │房費助成)実施を求め│福島市生活と健康を守る│ │ │常任委員会│ │
│ │る
意見書提出方につい│会 │ │ │ │ │
│ │て │会長 菅野 秋雄 │ │ │ │ │
├─┼──────────┼───────────┼─────┼────┼─────┼───┤
│2│
公立小学校一年生「35│福島市上浜町10-38 │村山 国子│26.12.1│文教福祉 │採 択│
│ │人学級」の継続等を求│福島県教職員組合 │小野 京子│ │常任委員会│ │
│ │める
意見書提出方につ│中央執行委員長 │梅津 一匡│ │ │ │
│ │いて │角田 政志ほか1名 │黒沢 仁│ │ │ │
└─┴──────────┴───────────┴─────┴────┴─────┴───┘
陳 情 審 議 結 果
┌─┬─────────────┬──────────────┬────┬─────┬───┐
│番│ 陳 情 要 旨 │ 陳 情 者 住 所 氏 名 │受 理│付託委員会│結 果│
│号│ │ │年 月 日│ │ │
├─┼─────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤
│1│「公共工事における賃金等確│福島市宮下町11-31 │26.5.20│総務 │採 択│
│ │保条例」(
公契約条例)の早│全建総連 福島建設ユニオン │ │常任委員会│ │
│ │期制定を求めることについて│委員長 宮地 明ほか1名 │ │ │ │
├─┼─────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤
│2│国に対し「
東日本大震災の被│福島市山下町4-24 │26.9.5│東日本大震│採 択│
│ │災者に対する援助のための日│福島県弁護士会 │ │災復旧復興│ │
│ │本司法支援センターの業務の│会長 笠間 善裕 │ │対策並びに│ │
│ │特例に関する法律」の有効期│ │ │原子力発電│ │
│ │限を延長する立法措置を求め│ │ │所事故対策│ │
│ │る
意見書提出方について │ │ │調査特別 │ │
│ │ │ │ │委員会 │ │
├─┼─────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤
│3│「
福島おおとり荘」を「旧飯│福島市八島町11-30 │26.11.5│総務 │不採択│
│ │坂温泉病院」に優先して跡地│尾形 和男 │ │常任委員会│ │
│ │利用することを求めることに│ │ │ │ │
│ │ついて │ │ │ │ │
├─┼─────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤
│4│福島市の
原発事故に関する発│福島市大笹生字上ノ町42 │26.11.13│東日本大震│不採択│
│ │信情報の修正を求めることに│佐々木 清七 │ │災復旧復興│ │
│ │ついて │ │ │対策並びに│ │
│ │ │ │ │原子力発電│ │
│ │ │ │ │所事故対策│ │
│ │ │ │ │調査特別 │ │
│ │ │ │ │委員会 │ │
├─┼─────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤
│5│
福島競馬場第2駐車場が市職│福島市八島町11-30 │26.11.27│総務 │不採択│
│ │員駐車場であること、サコー│尾形 和男 │ │常任委員会│ │
│ │ビルが喫煙所であることの公│ │ │ │ │
│ │表を求めることについて │ │ │ │ │
├─┼─────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤
│6│
日赤病院移転先の
北西側道路│福島市八島町11-30 │26.11.28│建設水道 │不採択│
│ │を11m幅員に拡幅することを│尾形 和男 │ │常任委員会│ │
│ │求めることについて │ │ │ │ │
└─┴─────────────┴──────────────┴────┴─────┴───┘
以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。
福 島 市 議 会 議 長
副議長
議 員
議 員...