福島市議会 > 2011-09-30 >
平成23年 9月定例会−09月30日-07号

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  1. 福島市議会 2011-09-30
    平成23年 9月定例会−09月30日-07号


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    最終取得日: 2019-05-31
    平成23年 9月定例会−09月30日-07号平成23年 9月定例会                 平成23年9月30日(金曜日) ───────────────────────────────────────────── 出 席 議 員(38名)   1番  梅津一匡            2番  村山国子   3番  丹治 誠            4番  大内雄太   5番  田畝誠司            6番  誉田憲孝   7番  二階堂武文           8番  羽田房男   9番  佐藤真知子           10番  後藤善次   11番  梅津政則            12番  阿部 亨   13番  菅野輝美            14番  大平洋人   15番  白川敏明            16番  萩原太郎   17番  小松良行            18番  半沢正典   19番  杉原二雄            20番  土田 聡   21番  小野京子            22番  高木克尚   23番  粟野啓二            24番  西方正雄   25番  佐久間行夫           26番  黒沢 仁   27番  尾形 武            28番  真田広志   29番  宍戸一照            30番  斎藤朝興
      31番  須貝昌弘            32番  粕谷悦功   33番  山岸 清            34番  佐藤一好   35番  丹治仁志            36番  中野哲郎   37番  渡辺敏彦            38番  小島 衛 ───────────────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者   市長        瀬戸孝則       副市長       片平憲市   総務部長      斎藤信行       政策推進部長兼危機管理監                                  冨田 光   財務部長      鈴木智久       商工観光部長    佐藤幸英   農政部長      野地正栄       市民部長      村一彦   環境部長      菊池 稔       健康福祉部長    小林克弘   建設部長      清野和一       都市政策部長    佐藤祐一   下水道部長     大槻和正       会計管理者兼会計課長                                  安倍誠一   総務部次長     八島洋一       参事兼総務課長   羽田昭夫   参事兼財政課長   遊佐吉典       秘書課長      高橋信夫   水道事業管理者   冨田哲夫       水道局長      高木良明   教育委員会委員長  芳賀 裕        教育長       佐藤俊市郎   教育部長      渡部富夫       代表監査委員    金谷正人   消防長       高木信雄       農業委員会会長   守谷顯一 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長        半澤 隆       次長兼総務課長   佐藤芳男   議事調査課長    半澤義憲 ───────────────────────────────────────────── 議 事 日 程   1 日程の変更   2 議案第70号ないし第92号及び請願、陳情の委員会における審査の経過並びに結果の報告   3 委員長報告に対する質疑、討論、採決   4 追加議案第93号ないし第97号の提出、審議   5 追加議案第98号の提出、審議   6 追加議案第107号の提出、審議   7 追加議案第108号の提出、審議   8 追加議案第109号の提出、審議   9 追加議案第99号ないし第106号の提出、審議   10 福島市選挙管理委員及び同補充員の選挙   11 議会の運営に関し協議又は調整を行うための場設置の件の審議 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 議案第93号  教育委員会委員任命の件   2 議案第94号  監査委員選任の件   3 議案第95号  公平委員会委員選任の件   4 議案第96号  財産区管理委員選任の件   5 議案第97号  人権擁護委員候補者推薦の件   6 議案第98号  地方自治法第96条第2項の規定に基づき議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定の件   7 議案第99号  下水処理場の早急な汚泥処理対策を求める意見書   8 議案第100号 国税の減免を求める意見書   9 議案第101号 除染による放射性物質を含む土壌、汚泥の中間貯蔵施設及び最終処分場整備に関する意見書   10 議案第102号 浄水場の早急な浄水ケーキ(浄水発生土)処理対策を求める意見書   11 議案第103号 食品の安全確立を求める意見書   12 議案第104号 放射能に汚染された土壌等の処理に関する意見書   13 議案第105号 東京電力の原子力発電所事故による損害に対し全面賠償を求める意見書   14 議案第106号 電力多消費型経済からの転換を求める意見書   15 議案第107号 政府系研究機関等の福島市への設置推進に関する意見書   16 議案第108号 放射性物質に汚染された廃棄物や除染に伴って発生する汚染土等の最終処分地の早期決定を福島県に求める意見書   17 議案第109号 市町村の除染計画に対する国の責任を明確にすることを求める意見書   18 福島市選挙管理委員及び同補充員の選挙   19 議会の運営に関し協議又は調整を行うための場設置の件                午前11時50分    開  議 ○議長(粕谷悦功) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。  本日の議事日程の変更についてお諮りいたします。  さきに開会の議会運営委員会の決定のとおり、すなわちお手元に配付の印刷物のとおり議事日程を変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議事日程を変更することに決しました。  この際、ご報告いたします。  さきに開会の決算特別委員会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長に38番小島衛議員、副委員長に14番大平洋人議員がそれぞれ選任された旨、議長手元まで報告がありました。  日程に従い、議案第70号ないし第92号及び請願、陳情の各委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  総務常任委員長、36番。 ◎36番(中野哲郎) 議長、36番。 ○議長(粕谷悦功) 36番。      【36番(中野哲郎)登壇】 ◎36番(中野哲郎) 去る16日の本会議におきまして、当総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、21日、22日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。  議案第70号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第79号特別職の職員で非常勤のものの報酬等に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第80号福島市税条例等の一部を改正する条例制定の件、議案第87号財産取得の件、議案第88号財産取得の件、議案第89号財産取得の件、議案第90号工事請負契約の件、議案第91号業務委託契約の件、議案第92号専決処分承認の件、すなわち、専決第24号平成23年度福島市一般会計補正予算中、当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。  次に、今議会において当委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「福島市分室に関することについて」の陳情、「4度目のJRA第2駐車場利用に関することについて」の陳情、以上につきましては、いずれも賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) 文教福祉常任委員長、21番。 ◎21番(小野京子) 議長、21番。 ○議長(粕谷悦功) 21番。      【21番(小野京子)登壇】 ◎21番(小野京子) 去る16日の本会議におきまして、当文教福祉常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、21日、22日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。  議案第70号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第74号平成23年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算、議案第81号福島市スポーツ振興審議会設置条例の一部を改正する条例制定の件、議案第83号福島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第85号東日本大震災による被災者に対する介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第92号専決処分承認の件、すなわち、専決第24号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。  次に、今議会において当委員会に付託になりました請願につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「福島市子どもの権利に関する条例制定を求めることについて」の請願につきましては、採択すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) 経済民生常任委員長、29番。 ◎29番(宍戸一照) 議長、29番。 ○議長(粕谷悦功) 29番。      【29番(宍戸一照)登壇】 ◎29番(宍戸一照) 去る16日の本会議におきまして、当経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、21日、22日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。  議案第70号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第71号平成23年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第73号平成23年度福島市中央卸売市場事業費特別会計補正予算、議案第75号平成23年度福島市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算、議案第82号福島市飯坂地区温泉施設設置条例の一部を改正する条例制定の件、議案第84号東日本大震災による被災者に対する国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第92号専決処分承認の件、すなわち、専決第24号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。  次に、今議会において、当委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「あぶくまクリーンセンターの建替えについて」の陳情につきましては、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。
     「サンライフ福島体育館の早期再開について」の陳情につきましては、採択すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) 建設水道常任委員長、22番。 ◎22番(高木克尚) 議長、22番。 ○議長(粕谷悦功) 22番。      【22番(高木克尚)登壇】 ◎22番(高木克尚) 去る16日の本会議におきまして、当建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、21日、22日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。  議案第70号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第72号平成23年度福島市下水道事業費特別会計補正予算、議案第86号市道路線認定の件、議案第92号専決処分承認の件、すなわち、専決第24号平成23年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。  次に、今議会において当委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「大原総合病院新築移転に関することについて」の陳情につきましては、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。  「大町の総合病院設置に関することについて」の陳情につきましては、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) 東日本大震災復旧復興対策並びに原子力発電所事故対策調査特別委員長、23番。 ◎23番(粟野啓二) 議長、23番。 ○議長(粕谷悦功) 23番。      【23番(粟野啓二)登壇】 ◎23番(粟野啓二) 去る16日の本会議におきまして、当特別委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「全市除染の問題点について」の陳情につきましては、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。  「安定ヨウ素剤と放射性セシウム体内除去剤(ラディオガルダーゼ)の備蓄を求めることについて」の陳情につきましては、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) 決算特別委員長、38番。 ◎38番(小島衛) 議長、38番。 ○議長(粕谷悦功) 38番。      【38番(小島 衛)登壇】 ◎38番(小島衛) 去る16日の本会議におきまして、当決算特別委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、20日、26日、27日及び28日の4日間にわたり全体会並びに各分科会を開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、監査委員の決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。  議案第76号平成22年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件につきましては、賛成多数により決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程で、指定管理者制度導入施設の収支状況については、毎年議会に報告されるよう努められたい、また、経済民生分科会の審査の過程で、福島市飯坂町財産区特別会計においては、さらなる財政健全化を図られたいとの要望がありましたことを申し添えます。  議案第77号平成22年度福島市水道事業会計決算認定の件につきましては、賛成多数により決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。  議案第78号平成22年度福島地方広域行政事務組合各会計歳入歳出決定認定の件につきましては、決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご質疑がなければ、討論に移ります。  討論の通告があります。30番斎藤朝興議員。 ◆30番(斎藤朝興) 議長、30番。 ○議長(粕谷悦功) 30番。      【30番(斎藤朝興)登壇】 ◆30番(斎藤朝興) 採決に先立ち、意見を述べたいと思います。  議案第76号と第77号について不認定の立場で、日本共産党市議団を代表して意見を述べたいと思います。  私たちは、予算が審査される3月議会で深刻な地域経済の落ち込みの中で市政は市民の負担を少しでも軽減し、地域経済を活性化することにある。そのために、市民の暮らし、福祉を最優先する施策をさまざま提案をし、その実行を求めてまいりました。  この間、子どもの医療費の無料年齢が引き上げるなどの改善が図られましたが、全体としては不十分であり、各年度の予算について反対をしてまいりました。  平成22年度の決算については、以下の点を指摘し、不認定を表明するものであります。1つ目は、旧さくら野ビル再生事業に関してであります。このビルは、中心市街地活性化の一環として事業化されたものでありまして、ビブレ、その次にさくら野など物販店が進出をいたしましたが、わずか7年で撤退をし、あきビルとなっていたものであります。これを福島市が出資する第三セクター、福島まちづくりセンターが買い取って再開発をしようというものでありました。まちの活性化に資する事業に反対をするものではありませんけれども、これまで大型商業施設のテナント運営を手がけた経験が少なく、ノウハウや人材不足が懸念されるまちづくりセンターが運営をするということに問題があり、市の財政負担がどうなるのか不透明な中で、市の責任を明確にするよう求めてまいりました。予算審査の中で、まちづくりセンターの業務報告や決算報告が議会に提出されることとなり、一定の透明性が確保されたことは評価できますが、しかし全国で第三セクターへの市町村の財政支出が問題となっている中で、市の責任が明確にならないまま事業参加に問題が残ると私たちは平成21年度の補正予算や平成22年度当初予算に反対をしてまいりました。決算審査の中で、A・O・Z(アオウゼ)などが一定の集客の役割を果たしていることが明らかとはなりましたが、第三セクターと市の責任の明確化までは至っていないことから、本事業の決算について認定することはできません。  2つ目は、高齢者に優しい住まいづくり事業に関してであります。本事業は、介護保険の給付対象とならない高齢者が介護予防のために住宅を改修する際、工事費の90%、上限18万円を助成するというものであります。平成20年度は73件、838万円の支出がありました。平成21年度は71件で824万円でした。平成22年度は14件で227万円であります。これは、給付の要件として平成21年度までは本人非課税であれば給付の対象となったものを、平成22年度からは世帯構成員全員が非課税でなければならないと条件を変えたために、実施件数が大幅に減少いたしました。介護給付をなるべく少なくしようと元気なうちに住宅の段差を解消したり、手すりをつけたりすることは決して無駄な事業ではなく、積極的に市が推奨すべきことではないかと思います。本事業を削減することは、予防介護を重点化しようとしている介護事業の趣旨にも反することであり、間違った判断をしているのではないかというふうに言わなければなりません。  次に、高校生の奨学資金給与に関してであります。高校授業料が平成22年度から無償化されたことを受けて、これまで月額1万4,000円の本市が支給する奨学金を平成22年度から年額5万円に引き下げました。平成20年度は89人に1,490万円が、平成21年度は91人に1,500万円が給付されましたが、平成22年度は100人、500万円、1,000万円の削減であります。奨学金は、授業料負担を軽減することを目的として設置されたのだからという説明でしたが、奨学生の中には家庭の事情から、授業料が免除になっていた方もいたはずであります。その方々は、授業料無償は実質的な負担の軽減にはならなかったはずであります。無償化を理由に一律に奨学金を減額することは、負担増につながる学生を生み出したことになり、この奨学資金給与の削減については納得がいきません。  4番目は、土地区画整理事業費特別会計に関してです。福島都心中央土地区画整理事業に対して、毎年一般会計から7,000万円余の繰り入れが行われております。このうち、借入金返済と利息が約4,000万円、地権者への補償金として2,630万円が支出をされております。既に10年以上も地権者に支払われていると聞いております。区画整理という制度上、支払いが発生することは理解はできますが、建てるべきビルを建てないということによる地権者への損害賠償を10年以上も支払い続けることに疑問を抱くのは私たちだけではないと思います。どう対応するのか、具体的な検討が放置されたまま時間だけが過ぎていくことは許されないと思います。  以上、4つの点を挙げて、平成22年度福島市各会計決算は不認定としたいと思います。  次に、議案第77号水道事業決算についてです。平成22年度は、本市水道事業始まって以来、料金の引き下げを実施した年度であります。私たちは、値下げが提案された際に、水企業団からの受水費が4億円以上減少するので、料金引き下げもその額に見合ったものにすべきだ。さらに、平成17年度に水道料金の値上げがありましたが、この際、平均値上げ率は9.6%なのに、一般家庭用の値上げは16%もの大幅なものでしたから、この不公平を今度の引き下げで是正することを求め、不十分なために我々が修正案を提案して、さらなる値下げを提起した経過がございます。  料金の引き下げは、基本料金はそのままで、水量料金において一律に14円引き下げをするというものであり、しかもわざわざ公平な引き下げという説明がありました。これでは、10トンまでの料金値上げのときには15円、値下げは14円、51トン以上の水量料金は、値上げは2円で、値下げは14円ですから、公平な引き下げどころか、不公平の拡大以外の何物でもないと思います。  水道決算のときに出された資料を見ますと、水道の加入戸数11万2,959件のうち、91%は家庭であります。それから、水道料金に関して言えば、71億2,300万円のうち、67%は家庭用であります。そして、家庭用の水道は、高いからといってやめるわけにはいきません。そういう水道料金であります。ですから、家庭用の水道料金の引き下げ、これをしっかりと行って、市民の暮らしを応援するという姿勢をとるべきでありました。公平な引き下げどころか、不公平の拡大になったのが平成22年度の料金引き下げだったと思います。しかも、内部留保資金は平成21年の値下げを提案するときに示された財政計画では、平成22年度末は18億円と予測しておりましたが、実態は22億円と4億円もの増額となっています。このことを見ても、値下げ幅はもっと大きくとれたのではないか。私たちが引き下げを求めたことは、決して無謀ではなかったことを示していると思います。  修繕費積立金についても、かつて12億円を超える額が積み上げられたことを議会が問題視をして削減計画を提出させ、6億円まで半減することが約束をされましたが、現状は7億円を超えており、ここにも水道事業会計としてメスを入れるべき課題があると思います。  以上のことから、平成22年度水道決算は認定できないということを述べ、発言を終わります。 ○議長(粕谷悦功) 以上で、討論は終結いたしました。  暫時休憩いたします。                午後0時17分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時10分    再  開 ○議長(粕谷悦功) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第76号平成22年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち要望を付し、決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立多数。よって、議案第76号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち要望を付し、決算のとおり認定されました。  続いて、お諮りいたします。議案第77号平成22年度福島市水道事業会計決算認定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立多数。よって、議案第77号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち決算のとおり認定されました。  続いて、お諮りいたします。議案第70号ないし第75号、議案第78号ないし第92号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または決算または専決のとおり可決あるいは認定あるいは承認することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第70号ないし第75号、議案第78号ないし第92号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または決算または専決のとおり可決あるいは認定あるいは承認されました。  続いて、お諮りいたします。「大町の総合病院設置に関することについて」の陳情につきましての採決は、無記名投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。      【議場閉鎖】 ○議長(粕谷悦功) ただいまの出席議員は37名であります。  投票用紙を配付させます。      【投票用紙配付】 ○議長(粕谷悦功) 投票用紙の配付漏れはございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) 配付漏れなしと認めます。  投票箱の点検をさせます。      【投票箱点検】 ○議長(粕谷悦功) 異状なしと認めます。  念のため申し上げますが、本陳情を採択することに賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載の上、投票願います。  なお、重ねて申し上げますが、会議規則第73条第2項の規定により、投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。  1番議員より順次投票願います。      【投  票】 ○議長(粕谷悦功) 投票漏れはございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      【議場開鎖】 ○議長(粕谷悦功) これより開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に5番田畝誠司議員、33番山岸清議員を指名いたします。  立会人の開票立ち会いを求めます。      【開  票】 ○議長(粕谷悦功) 投票の結果を報告いたします。  投票総数37票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。  投票中、賛成18票、反対19票。  以上のとおり、賛成が少数であります。よって、本陳情は不採択となりました。  続いて、お諮りいたします。「4度目のJRA第2駐車場利用に関することについて」の陳情につきましての採決は、無記名投票で行います。
     議場の閉鎖を命じます。      【議場閉鎖】 ○議長(粕谷悦功) ただいまの出席議員は37名であります。  投票用紙を配付させます。      【投票用紙配付】 ○議長(粕谷悦功) 投票用紙の配付漏れはございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) 配付漏れなしと認めます。  投票箱の点検をさせます。      【投票箱点検】 ○議長(粕谷悦功) 異状なしと認めます。  念のため申し上げますが、本陳情を採択することに賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載の上、投票願います。  なお、重ねて申し上げますが、会議規則第73条第2項の規定により、投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。  1番議員より順次投票願います。      【投  票】 ○議長(粕谷悦功) 投票漏れはございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      【議場開鎖】 ○議長(粕谷悦功) これより開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に6番誉田憲孝議員、31番須貝昌弘議員を指名いたします。  立会人の開票立ち会いを求めます。      【開  票】 ○議長(粕谷悦功) 投票の結果を報告いたします。  投票総数37票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。  投票中、賛成20票、反対17票。  以上のとおり、賛成が多数であります。よって、本陳情は採択されました。  続いて、お諮りいたします。「福島市分室に関することについて」の陳情につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについて採決いたします。  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。  続いて、お諮りいたします。「あぶくまクリーンセンターの建替えについて」の陳情につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについて採決いたします。  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。  続いて、お諮りいたします。「安定ヨウ素剤と放射性セシウム体内除去剤(ラディオガルダーゼ)の備蓄を求めることについて」の陳情につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについて採決いたします。  本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。  続いて、お諮りいたします。「大原総合病院新築移転に関することについて」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち採択することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立多数。よって、本陳情は採択されました。  続いて、お諮りいたします。「福島市子どもの権利に関する条例制定を求めることについて」の請願、「全市除染の問題点について」の陳情、「サンライフ福島体育館の早期再開について」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも採択することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、当該請願及び陳情はいずれも採択されました。  ただいま市長から追加議案の提出がありました。  議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第93号ないし第97号を一括して議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(瀬戸孝則) 議長、市長。 ○議長(粕谷悦功) 市長。      【市長(瀬戸孝則)登壇】 ◎市長(瀬戸孝則) 追加提案について申し上げます。  議案第93号教育委員会委員任命の件につきましては、教育委員会委員のうち大野順道委員が12月22日任期満了となりますので、後任委員として大野順道氏を適任と認め、任命を行うものであります。  議案第94号監査委員選任の件につきましては、監査委員のうち識見を有する者のうちから選任した今井明委員が9月26日任期満了となりましたので、後任委員として大出隆秀氏を適任と認め、選任を行うものであります。  議案第95号公平委員会委員選任の件につきましては、公平委員会委員のうち、今井吉之委員が12月23日任期満了となりますので、後任委員として岩渕敬氏を適任と認め、選任を行うものであります。  議案第96号財産区管理委員選任の件につきましては、飯坂町財産区管理委員のうち、橋沼哲夫委員が12月23日任期満了となりますので、後任委員として橋沼哲夫氏を適任と認め、選任を行うものであります。  議案第97号人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、亀山愛子委員が5月31日辞任いたしましたので、後任委員候補者として半澤ハル子氏を適任と認め、法務大臣に推薦を行うものであります。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) 議案第93号ないし第97号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第93号ないし第97号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。  お諮りいたします。議案第93号教育委員会委員任命の件、議案第94号監査委員選任の件、議案第95号公平委員会委員選任の件、議案第96号財産区管理委員選任の件、議案第97号人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、いずれも原案のとおり同意することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第93号ないし第97号につきましては、いずれも原案のとおり同意することに決しました。  ただいま議会運営委員会から追加議案の提出がありました。  議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第98号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。議会運営委員長、25番。 ◎25番(佐久間行夫) 議長、25番。 ○議長(粕谷悦功) 25番。      【25番(佐久間行夫)登壇】 ◎25番(佐久間行夫) 議案第98号地方自治法第96条第2項の規定に基づき議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定の件について、提案を行う議会運営委員会委員長として提案理由を申し上げます。  地方自治法は、普通地方公共団体の議会が議決すべき事件として、条例の制定や改廃、予算を定めることなどの15項目を定めているほか、各条例で議決事件を定めることができるとしており、本条例につきましては福島市として議決事件の内容を定めているものであります。今回、条例の一部改正を行いますのは、地方自治法の一部改正に伴い、同法第2条第4項の市町村の基本構想に関する規定が削除されたことから、所要の改正を行うものであります。条例を一部改正する内容につきましては、基本構想について平成22年度に策定された基本構想の変更または廃止に関することを議決事件として新たに規定することとともに、基本計画については自治法の改正内容に合わせて条文の文言整理を行うものであり、従来のとおりその策定、変更、または廃止に関することを議決事件としております。  以上の提案理由を申し上げ、各議員にご賛同を賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(粕谷悦功) この際、お諮りいたします。  議案第98号につきましては、委員会提出でありますので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第98号地方自治法第96条第2項の規定に基づき議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第98号につきましては、原案のとおり可決されました。  ただいま議員から追加議案の提出がありました。  議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第107号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。36番中野哲郎議員。 ◎36番(中野哲郎) 議長、36番。 ○議長(粕谷悦功) 36番。      【36番(中野哲郎)登壇】 ◎36番(中野哲郎) 提案者を代表し、議案第107号政府系研究機関等の福島市への設置推進に関する意見書の提出にあたり提案理由を申し述べます。  東京電力福島第一原子力発電所の事故が福島市民や地域経済にもたらした被害や影響、さらには健康被害への不安は誠に甚大であり、いまだに収束するどころか、事態は深刻化しており、一刻も早い復興が強く望まれているところであります。  本市が放射能の影響を払拭して、市民生活の安全と安心を確保するとともに、基幹産業である農業と観光を含めた既存産業の復興と新たな産業の誘致や振興、さらには再生可能エネルギー導入などの推進による原子力に依存しない社会づくりへの貢献など、希望ある復興を果たし、福島の再生を国内外に発信するためには、国、県等との連携により復興を迅速かつ強力に推し進めることが必要でありますことから、政府系研究機関や国際機関等の福島市への設置を推進することについて国に強く求めるため、本意見書の提出を提案するものであります。  議員各位のご理解とご賛同を賜りますよう願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(粕谷悦功) この際、お諮りいたします。  議案第107号につきましては、議員提出でありますので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
     これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第107号政府系研究機関等の福島市への設置推進に関する意見書提出の件につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第107号につきましては、原案のとおり可決されました。  ただいま議員から追加議案の提出がありました。  議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第108号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。35番丹治仁志議員。 ◎35番(丹治仁志) 議長、35番。 ○議長(粕谷悦功) 35番。      【35番(丹治仁志)登壇】 ◎35番(丹治仁志) 議案第108号放射性物質に汚染された廃棄物や除染に伴って発生する汚染土等の最終処分地の早期決定を福島県に求める意見書提出の件について提案理由を申し述べます。  福島市民の多くは、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質に汚染された廃棄物や汚染土砂の処理、処分について閉塞状況に陥っております。  この状況を打破するために、国県の指導の基に市町村は除染等の実施計画を住民に示すために不断の努力を日々重ねておりますが、市町村の自助努力にも限界があります。  福島県は市町村を支援するためにも、早急に最終処分地を決定し、県民の安心、安全を確保するとともに、市町村の信頼性維持に今以上に協力することが求められております。  福島市民は、生活環境から幾らかでも放射線量を少なくしたいと切に願っていることから、自身の生活空間周辺が仮置き場になることも、最終処分地になることにも反対の思いを抱くことは言うまでもないことであります。  何より震災から半年経過しても見通しの立たない東京電力福島第一原子力発電所20キロメートル圏内の警戒区域に居住する方々が、仮に帰宅可能となったとしても生活環境や経済活動の支援も明確でないままの状態では、未来に不安を抱いて毎日の生活を送らざるを得ない現状を改善しなければなりません。新たな第一歩を踏み出す為にも、福島県として決断を下すべく将来のビジョンを明確に提示することが何よりも重要であります。  よって、警戒区域自治体住民の心情を十分に考慮し、生活復興を第一に考え、福島県に対し、東京電力福島第一原子力発電所周辺を早急に最終処分地として定めることを断腸の思いを持って要望いたします。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 ○議長(粕谷悦功) これより議案第108号に対する質疑を行います。  ご質疑のある方はお述べください。 ◆30番(斎藤朝興) 議長、30番。 ○議長(粕谷悦功) 30番。 ◆30番(斎藤朝興) この意見書のあて先は福島の県知事であります。なぜ県知事に出すのかですが、本来、仮置き場も中間処理施設も最終処分場も国と東電が県や自治体に頭を下げて、ここにどうでしょうかということをやるのが当然の責務であります。それを県に手を挙げろという意見書は、筋違いではないかと思いますが、いかがですか。なぜ福島県知事なのですか。 ◎35番(丹治仁志) 議長、35番。 ○議長(粕谷悦功) 35番。 ◎35番(丹治仁志) ただいまのご指摘は、そのようなご指摘もあろうかと思いますが、先日、大分前になりますが、環境省の南川次官が佐藤雄平県知事を訪ねた際に、福島県内に最終処分地をお願いできませんかというふうなお話がありました。そのとき知事は、聞いていないとして大変激怒したということが伝わっております。先日も環境省の南川次官が、これは福島県というふうな、新聞報道によりますと、福島県に話したのか話さないのか、その辺は定かではありませんが、直接関係する自治体のところに行って、それ的な話をしているというふうなことが新聞で伝わっております。しかし、福島県内に中間貯蔵施設を置くにしても、最終処分場を決めるにしても、やはり福島県の協力なしに、これは決められるものではありません。よって、福島県もやはり、そこのところは協力をして、この閉塞した状況を一刻でも早く先の見えるものにしていただかないと、今、自治体も住民もみんなで困っている状況であります。ですから、県は、東電の責任だ、国の政策の結果ではないかというふうなことはだれでも言えますが、200万県民の現状を考えとき、各自治体の苦悩を考えたときには、県はそれであなた方やってくださいだけでいいのかなというふうな思いを強くいたしております。そんなわけで、県がやはりその場所の選定についてもいろいろな意味で、やっぱり国と一緒にやるということが私は重要ではないかなというふうに考えて、動きの見えない県に対してそのようにお願いをしたいというふうなことでこの意見書を提出させていただきました。 ◆30番(斎藤朝興) 議長、30番。 ○議長(粕谷悦功) 30番。 ◆30番(斎藤朝興) 仮にそうだとしても、これは国が、まずは第一義的に市町村や知事のほうにいくものであって、福島市議会が県知事に早く決断を求めるような筋合いではないと思います。  もう一つ質問しますが、文章の真ん中辺に、福島市民は仮置き場も最終処分地になることも反対だと書いておきながら、その後に20キロメートル圏内の方々のさまざまな困難について、この20キロメートル圏内の方々が新たな一歩を踏み出すためにも、福島県が決断をしなさいと、最終処分場の決断をしなさいというふうに読めます。福島市民は嫌だけれども、20キロメートル圏内の方々にはお願いしますというような中身では、これは福島市議会として出すべき意見書ではないと私は思いますが、その辺のところはどういうふうに考えましたか。 ◎35番(丹治仁志) 議長、35番。 ○議長(粕谷悦功) 35番。 ◎35番(丹治仁志) ここの文章、反対の思いを抱くのは言うまでもないと。それは、確かにそうです。しかし、これは、そこを乗り越えていかないと解決というか、先行きが見えないものでありますから、反対だけでいいものではありません。まして、福島市民が周辺の当該する自治体及び住民の心情を考えたときには、まさしくそのとおりでありましょうが、しかしもっと大きな広い視野に立てば、けさの新聞に玄侑宗久さんの記事が載っておりまして、ちょっと読ませていただきます。災害心理学では、巨大な災害の後は、だれもが力を尽くす英雄期、被災者たちが力を合わせて助け合う蜜月期、忍耐が限界に達して行政の大胆な支援なしには立ち行かなくなる幻滅期を経て真の再建期が2年後に来ると言われているのだそうであると言っております。しかし、福島県では、放射性廃棄物最終処分場について結論が出ないと、いつまでも幻滅期から逃れられないと思うと。私もこの記事を読んで、全く同感でありました。確かに私たちはここにいて、あっちの当該する自治体、住民の方に、そういうふうなお願いをするということは僣越、非常に腹立たしく感じられる方も多いと思いますが、この置かれた状況を冷静に考えれば、私はつらいのですが、そこしか最終的には出てこないのであります。中間貯蔵施設におきましても、これは言葉を代えて最終処分場を中間貯蔵施設と置きかえただけありますが、それはここにいる議員の方々もよくよくその辺は政治家でありますから、承知していることと思います。その量が、一説によりますと3キロ四方で10メートルの深さになるというふうな膨大な量になるというふうなことでもありますから、これはやはり菅総理がやめる前に来られて、除染はします。除染しても、当分の間、帰宅困難地域が出るというふうなことも発言の中にありました。そうしますと、帰宅が当分の間できないというふうなことになりますと、やはり私はそのような選択をして、早く新たな生活の方向性を見出すということも必要なのかなというふうに考えているものであります。 ○議長(粕谷悦功) そのほかご質疑ございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第108号につきましては、議員提出でありますので、委員会付託、討論を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、委員会付託、討論を省略することに決しました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第108号放射性物質に汚染された廃棄物や除染に伴って発生する汚染土等の最終処分地の早期決定を福島県に求める意見書提出の件につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立少数。よって、議案第108号につきましては、否決されました。  ただいま議員から追加議案の提出がありました。  議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第109号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。30番斎藤朝興議員。 ◎30番(斎藤朝興) 議長、30番。 ○議長(粕谷悦功) 30番。      【30番(斎藤朝興)登壇】 ◎30番(斎藤朝興) 議案第109号の提案理由の説明を行います。  昨日の特別委員会の除染計画の審査の中で、国は年間5ミリシーベルト未満の地域については、基本的には財政支援をしないのだという方針が明らかとなりました。放射能による汚染の責任は、国と東電にあることは明確であります。そして、放射線量の引き下げ、これがなければ住民が安心して住み続けられる環境を取り戻すことは不可能であります。  年間5ミリシーベルト未満という線引きでは、福島市の市街地の大部分が対象から除外されることになります。国の財政支援の対象から除外された市民が、自分の責任で除染を行わなければならなくなるような国の方針は、到底認められるものではありません。県の市長会の会長である瀬戸市長もこの件については国に抗議の文書を出したというふうにも新聞報道になっております。ですから、議会として除染に対する財政支援にあたっては、放射線量で線引きすることなく、市町村が必要と認めたすべての除染計画に対して財源を確保すべき。そして、仮置き場についても速やかに期限を明確にしろ。この2点を国に対して意見書を提出するのが安心して住み続けられるふるさとに戻すための第一義的な事柄ではないかということで意見書を提出することを提案をいたします。  ご賛同をいただきますようよろしくお願いします。 ○議長(粕谷悦功) この際、お諮りいたします。  議案第109号につきましては、議員提出でありますので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第109号市町村の除染計画に対する国の責任を明確にすることを求める意見書提出の件につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第109号につきましては、原案のとおり可決されました。  日程に従い、議案第99号ないし第106号を一括して議題といたします。  この際、お諮りいたします。議案第99号ないし第106号につきましては、議員提出でありますので、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略することに決しました。  討論に移ります。  ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご意見がなければ、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第102号浄水場の早急な浄水ケーキ(浄水発生土)処理対策を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立多数。よって、議案第102号につきましては、原案のとおり可決されました。  続いて、お諮りいたします。議案第103号食品の安全確立を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立多数。よって、議案第103号につきましては、原案のとおり可決されました。  続いて、お諮りいたします。議案第105号東京電力の原子力発電所事故による損害に対し全面賠償を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(粕谷悦功) 起立多数。よって、議案第105号につきましては、原案のとおり可決されました。  続いて、お諮りいたします。議案第99号下水処理場の早急な汚泥処理対策を求める意見書、議案第100号国税の減免を求める意見書、議案第101号除染による放射性物質を含む土壌、汚泥の中間貯蔵施設及び最終処分場整備に関する意見書、議案第104号放射能に汚染された土壌等の処理に関する意見書、議案第106号電力多消費型経済からの転換を求める意見書につきましては、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、議案第99号ないし第101号、第104号、第106号につきましては、いずれも原案のとおり可決されました。  日程に従い、これより福島市選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。  これが選挙の方法は指名推選によることとし、その指名は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、選挙の方法は指名推選によることとし、その指名は議長一任と決しました。  直ちに指名いたします。  福島市選挙管理委員として、福島市渡利字平内町76番地、菅野昭義氏、福島市宮代字日影29番地の2、川上一男氏、福島市瀬上町字腰巻18番地の10、黒澤勝利氏、福島市上鳥渡字八貫地21番地の1、小熊敬子氏、同補充員として、福島市松川町字埋崎66番地の2、佐藤直行氏、福島市仁井田字中門10番地の7、齋藤ケイ氏、福島市泉字大仏7番地の1、山岸正行氏、福島市下野寺字山神13番地の20、井本くみ子氏、以上の4名ずつを指名いたします。  なお、補充員の補欠の順序につきましては、ただいま指名いたしました順序によることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、補充員の補欠の順序につきましては、ただいま指名いたしました順序によることと決しました。  続いて、お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を、それぞれ福島市選挙管理委員及び同補充員の当選人と決定することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、ただいま指名いたしました方々がそれぞれ福島市選挙管理委員及び同補充員に当選されました。  続いて、日程に従い、議会の運営に関し協議又は調整を行うための場設置の件を議題といたします。  この件につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり、議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設置するものであります。  お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元に配付の印刷物のとおり、議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設置することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】
    ○議長(粕谷悦功) ご異議ございませんので、お手元に配付の印刷物のとおり、議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設置することに決しました。  以上で、本定例会の日程は全部終了いたしました。  本定例会はこれをもって閉会いたします。                午後2時07分    閉  会                    意  見  書 ───────────────────────────────────────────── 議案第99号       下水処理場の早急な汚泥処理対策を求める意見書  東京電力福島第一原子力発電所事故により拡散した放射性物質は、市民生活に多大な影響を及ぼしている。  福島市の下水は、市内に設置されている堀河町終末処理場及び福島県国見町に設置されている阿武隈川上流流域下水道県北浄化センターで処理されているが、両施設では汚水処理の過程で発生する脱水汚泥から放射性物質が検出されている。  国は放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり8,000ベクレル以下の脱水汚泥は、管理型処分場において埋め立てできる基準を示したものの、実際には受け入れを拒否されるなど搬出することができず、また、それ以上の濃度の脱水汚泥については、最終的な処分方法すら示されていないため、敷地内の仮置場に留め置かれたままとなり、周辺地域住民の生活環境や農産物等への影響も懸念されている。  また、施設内での仮置き場所の限界も近づいているため、早急な対策が求められている。  よって、政府においては、原子力政策を進めてきた責任において、一刻も早く脱水汚泥を搬出する対策を講じるよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   経済産業大臣            あ て   国土交通大臣   環境大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第100号       国税の減免を求める意見書  福島市は東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響が大きく、住民は日常生活や健康に対する不安を感じながらの生活を余儀なくされており、自主避難をした市民も多い。  産業にあっては、農業・商業・工業・観光業等、これらすべての関連する事業に多大な影響が出ており、廃業や事業所を移転する事業者も出ている。  放射性物質による影響が長期にわたることを勘案すると、産業の衰退による雇用減少や健康不安から、福島市での生活が不安定になり地域社会が衰弱する事態が懸念される。  原発事故による多くの悪影響を早急に解消する手立てが見いだせない現在、市民や事業者は将来に向けた展望を失いつつある。希望を持って福島市復興に取り組むためには、原子力政策が国策であることにかんがみ、国税の減免による優遇措置を図るなど、他地域に比べ税制面からも市民や事業者をバックアップし、生活環境、経済活動を再構築することが効果的であると考える。  よって、政府においては、福島市を税制特区として国税を減免するよう要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。     平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣            あ て   財務大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第101号       除染による放射性物質を含む土壌、汚泥の中間貯蔵施設及び最終処分場整備に関する意見書  東京電力原子力発電所事故により拡散した放射性物質は市民生活に多大な影響を及ぼしている。  現在、本市においては、学校、公共施設等の除染作業を実施、また地域住民が自主的に除染を実施することにより日々その放射性物質を含む土壌、汚泥放射性廃棄物は増え続けている。今後、設置される仮置き場についても早晩、満床になる可能性が高く、一刻も早くその中間処理施設と最終処分場が整備されなければ、仮置き場が長期となり、仮置き場周辺の住民の放射線への不安が大きくなることが予想される。  これらの問題は原子力発電所事故に起因するものであり、国、東京電力の責任のもと、直ちに解決されなければならない。  よって、政府においては、除染による放射性物質を含む土壌、汚泥の中間貯蔵施設及び最終処分場については国の責任において直ちに整備するよう要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。     平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   厚生労働大臣       あ て   国土交通大臣   内閣府特命担当大臣(防災)    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第102号       浄水場の早急な浄水ケーキ(浄水発生土)処理対策を求める意見書  東京電力原子力発電所事故により拡散した放射性物質は市民生活に多大な影響を及ぼしている。  本市の浄水場も浄水過程で濁質とともに効果的に除去されているが、その結果、高濃度の放射性物質を含む「浄水ケーキ」が日々、大量に発生している。  国は放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり8,000ベクレル以下の浄水ケーキは、管理型処分場において埋め立てできる基準を示したものの、実際には受け入れ拒否されるなど搬出することができず、また、それ以上の濃度の浄水ケーキについては、最終的な処分方法すら示されていないため、敷地内の仮置き場に留め置きされたままとなり、周辺地域住民の生活環境への影響が懸念されている。  また、浄水ケーキは日々、継続的に大量に発生しており、施設内での仮置き場の確保も限界に近づいているため早急な対策が求められている。  よって、政府においては、原子力政策を進めてきた責任において、一刻も早く浄水ケーキを搬出し、処理する対策を講じるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。     平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   厚生労働大臣                あ て   国土交通大臣   内閣府特命担当大臣(防災)    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第103号       食品の安全確立を求める意見書  福島市内の学校給食に相次いで「汚染された稲わらを食べた可能性のある牛」の肉が使用されたことが後になって判明した。また福島市内の生肉業者が仙台から仕入れた牛肉が、基準値を超える汚染された肉であることが、全量販売されてしまった後になって発表された。このいずれの事例も、流通経路に乗ってはならないものが何らチェックされることなく、販売され、食されてしまったという「あってはならない事態」である。  食品の暫定基準値は決して安全基準ではなく、放射能の汚染が広がる中でのやむをえない「がまん基準」であり、本来放射線量が検出されることが異常事態といわなければならない。したがって暫定基準値を超える食品が流通しているという事態は、決して許されるものではない。こうした事態が起きる背景には国の検査体制が全く機能していないことを示していると言わなければならない。  よって、政府においては、市民の健康を守り、食品の安全を確保するために次の事項について万全の体制と責任を持って取り組むことを強く求める。 1 食品の検査機器を急いで確保し、職員を配置し、検査需要に応じられる体制の確保に万全を期すこと 2 国の責任で食用牛の全頭検査を実施し、その結果を公表すること 3 米の検査はほ場ごとに実施し、その結果を公表すること 4 出荷停止となった米は国が全量買い上げること 5 汚染された稲わら、堆肥、糞・尿の処理法を早急に示すこと  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   総務大臣            あ て   財務大臣   農林水産大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第104号       放射能に汚染された土壌等の処理に関する意見書
     福島市は東京電力福島第一原子力発電所から約60キロメートル以上も離れた県庁所在地である。その福島市内にも、放射線量が一時間あたり3マイクロシーベルトをこえるホットスポットが各地に点在していることが、県の調査によって明らかになっている。「このまま福島に住み続けていいのか」多くの市民が悩み、避難を選択した家族、避難をしたくとも様々な理由から避難できない家族、など市民の不安は日に日に募るばかりである。一日も早い汚染された土壌の撤去、除染が緊急の課題である。  にもかかわらず、ようやく示された国の「除染に関する緊急実施基本方針」においても、仮置き場、中間貯蔵施設などの定義や保管期間が具体的に示されず、あいまいなまま地方自治体や住民に責任だけが押し付けられるという内容であり、到底納得できるものではない。いうまでもなく土壌の汚染は原発の事故によるものである以上、除染に関して市民の自己責任が問われるものではなく、国と東電の責任で実施されるべきものである。  よって、政府においては、福島市民の安全・安心を確保するために、次の措置を早急にとられるよう強く要望する。 1 全ての除染は国と東電の責任で実施すること 2 国の責任で自治体と協議を進め、汚染された土壌等の仮置き場の設置場所を決定すること 3 仮置き場での保管期間を具体的に明確にすること 4 来年の作付けに間に合うよう農地の除染手法を一日も早く確立すること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   総務大臣   財務大臣            あ て   文部科学大臣   農林水産大臣   経済産業大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第105号       東京電力の原子力発電所事故による損害に対し全面賠償を求める意見書  東京電力福島原子力発電所の事故は6ヶ月を経過した現在も収束の見通しも立たず、汚染の広がりは日を追って深刻さを増している。少なくない市民が住みなれた福島を離れ、また避難したくとも出来ない市民は、放射能汚染に脅えながら生活せざるを得ない事態であり、精神的な苦痛は計り知れないものがある。 「いで湯とくだものの里・ふくしま」は観光客の激減により廃業を検討する旅館、出荷した果物の価格の低落により農業に見切りをつける農家など、風評被害は地域経済に甚大な影響を及ぼし、雇用や地域コミュニティーの崩壊を招いている。  こうした事態を招いたのは「安全神話」にとりつかれ、原発の安全対策を怠ってきた東電とそれを容認した政府による人災である。したがって全ての被害に対し東電は誠意ある補償をする義務があることは論を待たない。  原子力損害賠償紛争審査会が中間指針を示し、それに基づいて東電が示した賠償の基準は、被害に苦しむ市民には到底納得のいくものではない。  よって、政府においては、生活が成り立たないところまで追い詰められている市民のくらしをしっかりと認識し、東電の損害賠償にあたっては、次の事項に対し誠意ある対応となるよう求めるものである。 1 福島市民全員に、精神的苦痛に対する賠償を行うこと 2 風評被害の算定に当たっては、事故がなければ得られたであろう収入(売上)全てを補償対象とすること 3 8月までの損害に対し10月から本払いを行い、その後は1ヶ月ごとの支払いを行うこと  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   総務大臣   財務大臣   文部科学大臣   あ て   厚生労働大臣   農林水産大臣   経済産業大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第106号       電力多消費型経済からの転換を求める意見書  3月に発災した東日本大震災の影響もあり、日本経済の先行きは今後も予断を許さない状況にある上、東京電力福島第一原発の事故を受けて、エネルギー供給が制約される中で、長期的な電力消費の抑制が必至となっている。  現在、各家庭では省エネ・節電対策を励行し、大口消費者である企業などでも電力消費の抑制に努める動きが定着している。しかし、節電努力の要請が長引くと見込まれるなか、現在のような個々の努力に委ねられている場当たり的な「節電対策」のままでは、社会全体の対応としては限界がある。  そのため、これまでのいわゆる“当面の対応”から脱却し、「電力多消費型」経済社会からの転換を図り、省エネ・節電対策が日常的・安定的に実施できる社会を早急に実現する必要がある。  よって、政府においては、電力消費を低減する対策とともに、「電力多消費型経済」から転換させるため、次の項目を早急に決定・実施するよう強く求める。 1 家庭での省エネ、エコ化の早期推進のため「節電エコポイント」(仮称)を創設し、省エネ型家電への買い替え(旧式の冷蔵庫・エアコンの買い替え)、LED照明の普及を促進すること。また、住宅エコポイントは改修工事の対象範囲などを拡充したうえで再実施すること 2 事業所等における太陽光発電設備やLED照明導入など省エネ投資を促進するため、税制、財政、金融面での支援措置を講じること 3 企業における長期休暇取得や輪番操業の徹底、在宅勤務の推進などを支援すること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   内閣総理大臣   厚生労働大臣   あ て   経済産業大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第107号       政府系研究機関等の福島市への設置推進に関する意見書  東京電力福島第一原子力発電所の事故が福島市民にもたらした被害や影響、さらには健康被害への不安は甚大であり、いまだに収束するどころか事態は深刻化しており、一刻も早い復興が望まれるところである。  政府は、東日本大震災からの復興の基本方針において、原子力災害から迅速な復旧・復興を進める観点から政府系研究機関の関連部門等の福島県への設置等を促進するとしている。  また、国と福島県が共同で設置した、原子力災害からの福島復興再生協議会においては、原発事故で著しく傷ついた本県のイメージの回復、さらには向上を図り、復興につなげるため、放射線の影響や再生可能エネルギーに関する政府系研究機関や国際機関の福島県への誘致を進める必要があることを協議事項としている。  さらに、福島県においては、福島県復興ビジョンにおける復興に向けた主要施策の一つである原子力災害対応の取り組みとして、原子力に関する国際的機関の誘致を含め、世界最先端の知見・頭脳を福島県に招致し、事故後の原子力発電所の安全の確保とその監視に取り組んでいくとしている。  本市は、新幹線など高速交通網の拠点であり、福島大学や県立医科大学に代表される県内でも有数の環境・医療に関する高度の学術施設を有している。政府系研究機関等がこれらの専門施設と連携を図ることができれば、原子力災害からの復興を加速させ、ひいては福島県全体の復興を強力におし進めることに寄与することになる。  福島市が放射線の影響を払拭して市民の安全と安心を確保するとともに、産業の復興と新たな産業の誘致や振興、再生可能エネルギー導入の推進による原子力に依存しない社会づくりへの貢献など希望ある復興を果たすことで、「フクシマ」の復興を国内外に発信することが可能となる。  よって、国においては、福島市が国、福島県等との連携により復興を迅速かつ強力に進めるために、政府系研究機関や国際機関等の福島市への設置を推進することについて強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   文部科学大臣                  あ て   厚生労働大臣   経済産業大臣   環境大臣   東日本大震災復興対策担当大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日 ───────────────────────────────────────────── 議案第109号       市町村の除染計画に対する国の責任を明確にすることを求める意見書  環境省は9月28日、福島市において県内市町村の担当者に対して、市町村が行う除染計画の策定についての説明会を開催し、その中で、年間5ミリシーベルト未満の地域については、基本的に面的除染は必要ないとして財政支援の対象としないとする方針を伝えた。  限られた財源の中で、一定の線引きは必要との説明だが、年間5ミリシーベルト未満という線引きは、福島市の市街地の大部分が対象から除外される結果となることから、国の財政支援の対象から除外された市民が自己責任で除染を行わなければならなくなるような国の方針は到底認められるものではない。  放射能による汚染の責任は国と東京電力にあることは明確であり、放射線量を引き下げ、住民が安心して住み続けられる環境を取り戻すことは、国と東京電力の第一義的な責務である。  また、市町村が行う除染によって生じる汚泥を市町村内に仮置きすることを求めているが、期限が明確でない。そのため、市町村は近隣住民の合意を得るのに多大な苦労を強いられ、場所を確定できない状況が続いている。このことが市町村の除染活動に大きな遅れを生じさせている最大の原因である。  よって、国においては、次の事項について国の責任を明確にするよう強く求めるものである。 1 除染に対する財政支援にあっては、放射線量で線引きすることなく、市町村が必要と認めた全ての除染活動に対し財源を確保すること 2 汚染土壌の仮置き場について住民の合意を得るため、すみやかに仮置きの期限を明確にすること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                         福島市議会議長  粕 谷 悦 功   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣
      財務大臣           あ て   文部科学大臣   環境大臣   東日本大震災復興対策担当大臣    以上、提案する。      平成23年9月30日                  請 願 審 議 結 果 ┌─┬───────────┬────────────┬─────┬────┬─────┬───┐ │番│  請 願 要 旨  │ 請 願 者 住 所 氏 名 │ 紹介議員 │受  理│付託委員会│結 果│ │号│           │            │     │年 月 日│     │   │ ├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼─────┼───┤ │ │「福島市子どもの権利に│福島市宮下町3−14   │中野 哲郎│    │     │   │ │ │関する条例」制定を求め│労金ビル4F      │佐久間行夫│    │     │   │ │ │ることについて    │福島県ユニセフ協会   │粟野 啓二│    │     │   │ │1│           │会長 花田 勗     │杉原 二雄│23.9.7│文教福祉 │採 択│ │ │           │            │斎藤 朝興│    │常任委員会│   │ │ │           │            │後藤 善次│    │     │   │ │ │           │            │田畝 誠司│    │     │   │ │ │           │            │大内 雄太│    │     │   │ └─┴───────────┴────────────┴─────┴────┴─────┴───┘                   陳 情 審 議 結 果 ┌─┬──────────────┬──────────────┬────┬─────┬───┐ │番│    陳 情 要 旨    │  陳 情 者 住 所 氏 名  │受  理│付託委員会│結 果│ │号│              │              │年 月 日│     │   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │1│大町の総合病院設置に関するこ│福島市八島町11−30     │23.7.5│建設水道 │不採択│ │ │とについて         │尾形 和男         │    │常任委員会│   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │2│福島市分室に関することについ│福島市八島町11−30     │23.7.5│総務常任 │不採択│ │ │て             │尾形 和男         │    │委員会  │   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │3│4度目のJRA第2駐車場利用│福島市八島町11−30     │23.7.8│総務常任 │採 択│ │ │に関することついて     │尾形 和男         │    │委員会  │   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │ │全市除染の問題点について  │福島市八島町11−30     │    │東日本大震│   │ │ │              │尾形 和男         │    │災復旧復興│   │ │ │              │              │    │対策並びに│   │ │4│              │              │23.8.22│原子力発電│採 択│ │ │              │              │    │所事故対策│   │ │ │              │              │    │調査特別委│   │ │ │              │              │    │員会   │   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │5│あぶくまクリーンセンターの建│福島市八島町11−30     │23.8.22│経済民生 │不採択│ │ │替えについて        │尾形 和男         │    │常任委員会│   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │ │安定ヨウ素剤と放射性セシウム│福島市飯坂町字八景9−5  │    │東日本大震│   │ │ │体内除去剤(ラディオガルダー│八景ハイム202号       │    │災復旧復興│   │ │ │ゼ)の備蓄を求めることについ│田崎 道代         │    │対策並びに│   │ │6│て             │              │23.8.26│原子力発電│不採択│ │ │              │              │    │所事故対調│   │ │ │              │              │    │査特別委員│   │ │ │              │              │    │会    │   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │7│大原総合病院新築移転に関する│福島市仁井田字谷地南11−9 │23.9.5│建設水道 │採 択│ │ │ことについて        │山川 彬          │    │常任委員会│   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼─────┼───┤ │ │サンライフ福島体育館の早期再│福島市飯坂町湯野字神明脇6−│    │     │   │ │8│開について         │5             │23.9.5│経済民生 │採 択│ │ │              │サンフラワー卓球クラブ   │    │常任委員会│   │ │ │              │代表 岸波 竜衛      │    │     │   │ └─┴──────────────┴──────────────┴────┴─────┴───┘  以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。      福 島 市 議 会 議 長                副議長                議 員                議 員...