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平成20年 7月臨時会-08月01日-02号

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  1. 福島市議会 2008-08-01
    平成20年 7月臨時会-08月01日-02号


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    平成20年 7月臨時会-08月01日-02号平成20年 7月臨時会              平成20年8月1日(金曜日) ───────────────────────────────────────────── 出 席 議 員(38名)   1番  小松良行            2番  半沢正典   3番  尾形 武            4番  村山国子   5番  羽田房男            6番  丹治 誠   7番  真田広志            8番  宍戸一照   9番  中野哲郎            10番  大平洋人   11番  早川哲郎            12番  西方正雄   13番  梅津政則            14番  石原洋三郎   15番  佐藤真知子           16番  髙柳 勇   17番  後藤善次            18番  渡辺敏彦   19番  大越明夫            20番  小島 衛   21番  丹治智幸            22番  小熊与太郎   23番  佐久間行夫           24番  高木克尚   25番  粟野啓二            26番  土田 聡   27番  杉原二雄            28番  小野京子   29番  誉田真里子           30番  佐藤真五
      31番  佐藤一好            32番  丹治仁志   33番  阿部儀平            34番  粕谷悦功   35番  山岸 清            36番  斎藤朝興   37番  木村六朗            38番  須貝昌弘 ───────────────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者   市長        瀬戸孝則     副市長       片平憲市   収入役       梅津 裕     総務部長      青木髙昭   財務部長      渡辺隆一     商工観光部長    柴田俊彰   農政部長      阿蘇一男     市民部長      金谷正人   環境部長      渡辺淳一     健康福祉部長    冨田哲夫   建設部長      東海林仁     都市政策部長    氏家主計   下水道部長     清野和一     総務部次長     高木信雄   参事総務課長   菊池 稔     参事財政課長   渡辺雄二   秘書課長      斎藤房一     水道事業管理者   落合 省   水道局長      遠藤加吉     教育委員会委員   大野順道   教育長       佐藤俊市郎    教育部長      八巻 明   代表監査委員    紺野 浩     消防長       菅原 強 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長        大内 恒     参与兼次長兼総務課長紺野啓三   議事調査課長    佐藤芳男 ───────────────────────────────────────────── 議 事 日 程   1 日程の変更   2 請願陳情の委員会における審査の結果の報告   3 委員長報告に対する質疑討論採決   4 追加議案第179号の提出、審議 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 議案第179号 自立更生促進センターに関する意見書                午前1時14分    開  議 ○議長山岸清) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。  日程に従い、請願陳情常任委員会における審査の結果の報告を求めます。  文教福祉常任委員長、22番。 ◎22番(小熊与太郎) 議長、22番。 ○議長山岸清) 22番。     【22番(小熊与太郎登壇】 ◎22番(小熊与太郎) さきの本会議におきまして、当文教福祉常任委員会付託になりました請願陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「自立更生促進センターに関する意見書提出方について」の請願、「『自立更生促進センター』に関する意見書提出方について」の陳情につきましては、いずれも採択すべきものと決定いたしました。  なお、これらの決定に伴い、当委員会所属議員による関係意見書に関する議案提出を用意しておりますことを申し添えます。  「福島市の自立更生促進センター建設に関する意見書提出方について」の陳情、「福島自立更生促進センター開設に関する意見書提出方について」の陳情、「福島における自立更生促進センター開設に関する意見書提出方について」の陳情、「福島市の自立更生促進センターに関する意見書提出方について」の陳情につきましては、いずれも閉会中においても、なお継続して審査すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長山岸清) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。     【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長山岸清) ご質疑がなければ、討論に移ります。  討論の通告があります。7番真田広志議員。 ◆7番(真田広志) 議長、7番。 ○議長山岸清) 7番。     【7番(真田広志登壇】 ◆7番(真田広志) 私は、本臨時会におきまして議題となりました、請願第9号自立更生促進センターに関する意見書提出方についての請願に対して賛成の立場で討論いたします。  法務省は、福島市狐塚にあります福島保護観察所敷地内に宿泊施設を整備し、身元引受先がない刑務所の仮出所者を一定期間受け入れ専門家である保護観察官の指導、監督によって、その社会復帰を支える自立更生促進センターの設置を行い、平成20年度中に運営を開始する計画を進めております。  私個人といたしましても、同施設に対し、罪の償いを終えた方が順調に社会復帰し、社会の中に溶け込んでいくことは非常に意義深いことと考えており、そのような施設あり方そのものを否定するものではございません。しかしながら、私は、今回請願要旨にもございます、福島市民安全安心施設利用者の健全たる更生促進のためにも、以下の点において、同施設が来月にも運営が開始されることに対し、反対せざるを得ません。  まず第1点、住民への説明責任の点であります。同施設運営計画にあたり、更生保護あり方を考える有識者会議報告書においても、現状において更生保護制度の運用についての国民地域社会理解が不十分であるとした上で、更生保護の基本的な考え方が国民地域社会に広く理解され、その協力を得られるようにすることが不可欠であると述べるなど、地域への説明理解重要性を強く指摘しております。しかしながら、今回の場合、同施設建設に先立ち、わずか周辺12町会の町会長説明したのみであり、一般の周辺住民に対しては何の説明もされておりません。これでは市民に対する説明責任が一切果たされていないと言わざるを得ません。さらには、このような現状であるにもかかわらず、その一事のみをもって目立った反対もなく、建設を了解してもらったと判断、建設に踏み切ったという現実、これでは福岡、京都において反対運動が起こり、建設が見送られたのを受け、同様の事態を避けるために、あえて説明責任を果たさなかったのではと受け取られても仕方のない不適切な対応であったと言わざるを得ません。  第2点といたしまして、周辺住民及び近隣に対する安心安全の担保の点であります。同施設は本来民間施設では対応できない性犯罪者等受け入れ薬物依存者らも受け入れ、国の責任で専門的なプログラムを施して更生させるのが目的とされておりました。最近、近隣反対を受け、見直し案も検討されておるようではありますが、薬物依存性的嗜好暴力性向のある仮出所者に対し、どの程度まで受け入れがなされるのかが現時点において不明確であること、さらに仮出所者再犯率が非常に高くなっている現実出所者再犯による悲惨な事件が多発している現状を受け、住民の不安が広がっております。特に当該施設建設されている狐塚周辺には、多くの教育関連施設を抱える一大文教地区であることをかんがみるに、登下校の子供はもとより、親御さん、周辺住民に与える不安ははかり知れず、なぜこの場所でなければならないのか、疑問の声も上がっております。当該施設設置場所については、何より通学園児、生徒はもとより、周辺住民に対する安心安全への十分な配慮が必要不可欠であり、一定の基準づくりも必要と考えます。しかしながら、特に今回の措置は、周辺に対する配慮が著しく欠如していると言わざるを得ません。  以上、住民への説明責任が果たされていない点、加えて現時点において周辺住民の安心安全の確保がなされていないことなどの理由により、同施設運営計画に際し、周辺住民の十二分な安全の確保及び理解同意を得るまでは開所を見送るべきであります。先日法務大臣が、一部PTA等陳情に応じ、開所を当面の間、延期することを正式に発表いたしました。しかしながら、いつ、どの段階での開所であるのか不明確であるため、住民の間には新たな不安が広がっております。ぜひとも議員各位のご理解を賜り、市民の十二分な理解同意を得るまで開所を見送る旨の請願を採択することにご賛同いただきますようお願い申し上げまして、私の討論を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長山岸清) 静粛に願います。以上で、討論は終結いたしました。  これより採決を行います。  お諮りします。請願第9号「自立更生促進センターに関する意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち採択することにご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長山岸清) ご異議ございませんので、本請願は採択されました。  続いて、お諮りいたします。陳情第7号「福島市の自立更生促進センター建設に関する意見書提出方について」の陳情につきましは、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においても、なお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長山岸清) 起立多数。よって、本陳情閉会中においても、なお継続して審査することに決しました。  続いて、お諮りいたします。陳情第8号「『自立更生促進センター』に関する意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち採択することにご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長山岸清) ご異議ございませんので、本陳情は採択されました。  続いて、お諮りいたします。陳情第9号「福島自立更生促進センター開設に関する意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においても、なお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長山岸清) 起立多数。よって、本陳情閉会中においても、なお継続して審査することに決しました。  続いて、お諮りいたします。陳情第10号「福島における自立更生促進センター開設に関する意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においても、なお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長山岸清) 起立多数。よって、本陳情閉会中においても、なお継続して審査することに決しました。  続いて、お諮りいたします。陳情第11号「福島市の自立更生促進センターに関する意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においても、なお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長山岸清) 起立多数。よって、本陳情閉会中においても、なお継続して審査することに決しました。  ただいま議員から追加議案提出がありました。  議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  議案第179号自立更生促進センターに関する意見書につきましては、その緊急性にかんがみ、これを日程に追加し、直ちに議題とすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長山岸清) ご異議ございませんので、議案第179号自立更生促進センターに関する意見書日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。  議案第179号自立更生促進センターに関する意見書議題といたします。  この際、お諮りいたします。議案第179号につきましては、議員提出でありますので、説明質疑委員会付託討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長山岸清) ご異議ございませんので、説明質疑委員会付託討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第179号自立更生促進センターに関する意見書につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長山岸清) ご異議ございませんので、議案第179号につきましては、原案のとおり可決されました。  以上で、本臨時会日程は全部終了いたしました。  本臨時会はこれをもって閉会いたします。                午前1時28分    閉  会                     意  見  書
    ───────────────────────────────────────────── 議案第179号      自立更生促進センターに関する意見書  現在、法務省により建設されている自立更生促進センターは、専門的な処遇プログラムにより仮出所者自立更生促進し、再犯を防止することを目的とする施設とされており、社会にとって大変重要であると考えられる。  本市において建設が進められている場所は、周辺に多くの学校が存在する文教地区であり、また、春には桜の名所として多くの人々が集うところでもある。このような場所施設運営を行うには、その意義運営内容の十分な説明と、それに伴う市民の深い理解が必要不可欠であるが、これまでの説明は、地域社会での理解協力を得るに至っていない状況が見られる。  市民理解を得られないまま施設運営が開始されれば不安、反感を招くことが考えられ、ひいては入所者自立更生にも障害となることが懸念される。  よって、政府においては自立更生促進センター開所について、施設運営計画説明を十分に行ない、市民理解が得られ、合意形成がなされるまで開所を延期するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。    平成  年  月  日                             福島市議会議長  山 岸   清   内閣総理大臣            あ て   法務大臣     以上、提案する。       平成20年8月1日                  請 願 審 議 結 果 ┌─┬───────────┬────────────┬─────┬────┬────┬───┐ │番│  請 願 要 旨  │ 請 願 者 住 所 氏 名 │ 紹介議員 │受  理│付  託│結 果│ │号│           │            │     │年日│委会│   │ ├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤ │ │自立更生促進センター│福島飯坂町平野字小深田│真田 広志│    │    │   │ │1│関する意見書提出方につ│5-8         │     │    │    │   │ │ │いて         │福島市街地周辺地域安心│     │20.7.24│文教福祉│採 択│ │ │           │を守る住民の会     │     │    │    │   │ │ │           │熊坂 良太 外4名   │     │    │    │   │ └─┴───────────┴────────────┴─────┴────┴────┴───┘                  陳 情 審 議 結 果 ┌─┬──────────────┬──────────────┬────┬────┬───┐ │番│    陳 情 要 旨    │  陳 情 者 住 所 氏 名  │受  理│付  託│結 果│ │号│              │              │年日│委会│   │ ├─┼──────────────┼──────────────┼────┼────┼───┤ │ │「自立更生促進センター」に関│福島市南平5-8      │    │    │   │ │1│する意見書提出方について  │福島市立福島第四中学校父母と│20.7.23│文教福祉│採 択│ │ │              │教師の会          │    │    │   │ │ │              │会長 阿部 洋孝      │    │    │   │ └─┴──────────────┴──────────────┴────┴────┴───┘  以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。     福 島 市 議 会 議 長               議 員               議 員...