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平成12年 9月定例会−09月21日-05号

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  1. 福島市議会 2000-09-21
    平成12年 9月定例会−09月21日-05号


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    最終取得日: 2021-07-22
    平成12年 9月定例会−09月21日-05号平成12年 9月定例会                平成12年9月21日(木曜日) ───────────────────────────────────────────── 出席議員(40名)    1番  西山尚利君       2番  目黒恵介君    3番  渡辺敏彦君       4番  大越明夫君    5番  小熊与太郎君      6番  高柳 勇君    7番  杉原二雄君       8番  粕谷悦功君    9番  須貝昌弘君      10番  藤川淑子君   11番  小島 衛君      12番  佐久間行夫君   13番  佐藤一好君      14番  鈴木好広君   15番  押部栄哉君      16番  高橋英夫君   17番  山岸 清君      18番  菅野芳樹君   19番  石原信市郎君     20番  斎藤朝興君   21番  鈴木英次君      22番  誉田義郎君   23番  塩谷憲一君      24番  半沢常治君   25番  佐藤保彦君      26番  伊東忠三君   27番  小林義明君      28番  加藤勝一君   29番  丹治仁志君      30番  宮本シツイ
      31番  横山俊邦君      32番  桜田栄一君   33番  大宮 勇君      34番  斎藤 清君   35番  木村六朗君      36番  遠藤 一君   37番  阿部保衛君      38番  佐藤真五君   39番  二階堂匡一朗君    40番  中村冨治君 ───────────────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者   市長        吉田修一君     助役        石川 清君   収入役       菊田 悟君     総務部長      冨田晴夫君   企画調整部長    菅野廣男君     税務部長      大竹喜三郎君   商工観光部長    菅野昭義君     農政部長      半澤 宏君   市民生活部長    斉藤嘉紀君     環境部長      丹野弘史君   健康福祉部長    鈴木信也君     建設部長      佐藤克浩君   都市開発部長    丹治勝俊君     下水道部長     寺島由雄君   総務部次長     片平憲市君      秘書課長      冨田哲夫君   財政課長      阿蘇一男君     水道事業管理者   斎藤 廣君   水道局長      松永芳元君     教育委員会委員長  佐藤 理君   教育長       車田喜宏君     教育部長      斎藤昇久君   代表監査委員    品竹貞男君     消防長       田村 廣君 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長        佐藤堅二郎君    次長兼総務課長   黒沢勝利君   議事調査課長    赤井 隆君 ───────────────────────────────────────────── 議事日程   1 議案第93号ないし第105号及び請願の委員会における審査の経過並びに結果の報告   2 委員長報告に対する質疑、討論、採決   3 議案第106号の提出、審議   4 議案第107号ないし第109号の提出、審議   5 各種委員の推薦 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 議案第106号 教育委員会委員任命の件   2 議案第107号 人事院勧告早期完全実施に関する意見書   3 議案第108号 北東アジア非核化推進を求める意見書   4 議案第109号 「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書   5 福島市林業構造改善審議会委員の推薦   6 福島市健康づくり推進協議会委員の推薦   7 福島市工場立地促進審議会委員の推薦   8 阿武隈東部地区広域営農団地農道整備事業促進期成同盟会会員の推薦                午前10時30分    開  議 ○議長(誉田義郎君) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。  本日の議事日程は、さきに決定のとおりであります。  さきに開会の決算特別委員会におきまして正副委員長互選の結果、委員長に40番中村冨治君、副委員長に11番小島衛君がそれぞれ選任された旨、議長手元まで報告がありました。  日程に従い、議案第93号ないし第105号及び請願の各委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  総務常任委員長、28番。 ◎28番(加藤勝一君) 議長、28番。 ○議長(誉田義郎君) 28番。      【28番(加藤勝一君)登壇】 ◎28番(加藤勝一君) 去る14日の本会議におきまして、当総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。  当委員会は、14日、18日及び19日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  以下、ご報告申し上げます。議案第93号平成12年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第100号社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件中当委員会所管分、議案第103号福島市火災予防条例の一部を改正する条例制定の件、議案第105号財産取得の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。 ○議長(誉田義郎君) 文教福祉常任委員長、14番。 ◎14番(鈴木好広君) 議長、14番。 ○議長(誉田義郎君) 14番。      【14番(鈴木好広君)登壇】 ◎14番(鈴木好広君) 去る14日の本会議におきまして、当文教福祉常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。  当委員会は、14日、18日及び19日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、現地調査を実施し、慎重に審査いたしました。  以下、ご報告申し上げます。議案第93号平成12年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決することに決しました。  議案第98号平成12年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算、議案第100号社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、継続審査中の請願につきまして審査の結果をご報告申し上げます。  「福島市第3次幼稚園教育振興計画策定について」の請願につきましては、賛成多数により閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。以上、ご報告申し上げます。 ○議長(誉田義郎君) 経済民生常任委員長、26番。 ◎26番(伊東忠三君) 議長、26番。 ○議長(誉田義郎君) 26番。      【26番(伊東忠三君)登壇】 ◎26番(伊東忠三君) 去る14日の本会議におきまして、当経済民生常任委員会に付託なりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。  当委員会は、14日、18日及び19日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、慎重に審査いたしました。  以下、ご報告申し上げます。議案第93号平成12年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第101号福島市工場立地促進条例の一部を改正する条例制定の件、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案のとおり可決することに決しました。  議案第94号平成12年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第97号平成12年度福島市茂庭地区簡易水道事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、継続審査中の請願につきまして審査の結果をご報告申し上げます。  「合併処理浄化槽設置者への維持管理費補助等の施策を求めることについて」の請願につきましては、採択すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。 ○議長(誉田義郎君) 建設水道常任委員長、21番。 ◎21番(鈴木英次君) 議長、21番。 ○議長(誉田義郎君) 21番。      【21番(鈴木英次君)登壇】 ◎21番(鈴木英次君) 去る14日の本会議におきまして、当建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。  当委員会は、14日、18日及び19日の3日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  以下、ご報告申し上げます。議案第93号平成12年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第96号平成12年度福島市土地区画整理事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案のとおり可決することに決しました。  議案第95号平成12年度福島市下水道事業費特別会計補正予算、議案第102号福島市下水道条例の一部を改正する条例制定の件、議案第104号市道路線の認定及び廃止の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。 ○議長(誉田義郎君) 決算特別委員長、40番。 ◎40番(中村冨治君) 議長、40番。 ○議長(誉田義郎君) 40番。      【40番(中村冨治君)登壇】 ◎40番(中村冨治君) 去る14日の本会議におきまして、当決算特別委員会に付託になりました、議案第99号平成11年度福島市水道事業会計決算認定並びに剰余金処分の件につきましては、本会議散会後特別委員会を開き、審査いたしましたところ、内容が多く、慎重審査するには限られた本会期中に審査完了の見通しがたちませんので、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。 ○議長(誉田義郎君) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご質疑がなければ、討論に移ります。  討論の通告があります。順序に従いまして発言を許します。17番山岸清君。 ◆17番(山岸清君) 議長、17番。 ○議長(誉田義郎君) 17番。      【17番(山岸 清君)登壇】 ◆17番(山岸清君) 採決に先立ちまして、議案第93号につき反対の立場で意見を申し上げます。  未来博入場券交付事業につきましては、本会議、委員会での質疑、また市長が現地で感じられたという教育的意義を共感すべく現地視察を行い、担当職員などの説明を受け、慎重に審議しましたことは委員長報告にあるとおりであります。が、終わりのない悲しみの始まりになるのではないかという当初の私の疑問は解消されませんでした。  会場は福島からは遠く、中学生はいざ知らず、小学生が一人で行くには不可能に近い距離です。駅からのシャトルバスもあるようですが、交通手段は最後まで心に残るものでした。  市長は、1番議員の質問に、戦争が一番心に残ると答弁されました。私も同感であります。私は、戦後生まれで体験はありませんが、戦中戦後の写真集などで見る欠食児童の姿が衝撃的であります。皆が昼食中、一人校庭で過ごす育ち盛りの子供の写真です。悲しく、寂しく、つらい写真であります。  私は、今回の教育現場での配付が、いろいろな事情で参加できない児童生徒の存在が、いわゆる税金のむだ遣いなどの批判は批判として、何よりもそれら子供たちの心に思いをいたします。確かに、学校行事である運動会、学習発表会などに健康上の理由などで参加できない場合もあるでしょうが、本人の注意不足などで、また次の機会もあるなど、本人が納得し得るものであります。来年、夏休みの後の思い出話にはいれず、また未来博の思い出の絵などを書けない小さな胸中を思いますと。
     本会議での、31番議員の指摘は大変重大、重要です。学校行事などで行けば前売り券より300円も安くなる入場券、また県議会最大会派自由民主党におかれましては小中学生の教育的意義のもと無料入場券の交付が論議されているとか伺っております。県民の税金で行う博覧会でありますから無料でもいいのではないかという意見もお伺いいたします。どちらの場合でも、交通手段をどうしようかという課題は残りますが、いずれにいたしましても今前売り券を買う必然性はないと思います。  今議会、私は現在の学校図書の充足率についても伺いました。当局のご努力は十分認識しております。昨年の9月、今頃だったと思います。市内9クラブのライオンズクラブで、13番議員のお口添え等により多数の図書が寄贈されたというニュースに接し、大変感銘をした思いが今思い出されております。PTAがバザーなどを行い、爪に火をともす思いで図書の充実に努力している現状では政策の優先順位に疑問を持たざるを得ません。他に大切な予算もあることは十分認識しておりますが、私は参加できない子供たちの寂しさ、悲しさ、つらさを思うとき、そしてそれらの子供がいじめ、不登校などの問題につながるおそれのある学校現場で配付することは問題があまりにも大きく、委員会において反対のやむなきに至りました。  次に、21億764万9,000円が計上されている西口産業振興施設用地取得費について申し上げます。  今年6月19日、議会で時価と簿価との価格差の問題を質問しましたところ、県との交渉に支障を来す懸念を表明され、公表されませんでしたが、その後、8月23日付地元紙によりますと、少しでも高い価格で売りたいが不動産取引は実勢価格が通例で、県に無理は言えないと判断した、とありました。この価格差について県とぎりぎりの交渉はあったのかという不透明感と、結果として市は泣き寝入りなのかという疑問が残りました。そして、商工団体の資金計画は団体として責任を持って対応するとの答弁ですが、今もって具体的な資金状態は明確にはされておりません。─────────────────────────────────────来年6月にはこの建設費分担金に対して補助金を申請なさるとの商工団体のご意向が表明されました。私にとっては初めてお聞きする話です。─────────────責任を持って対応するということとは、今現在確定的でない補助金を当てにするということでは不十分な資金計画であると思います。  また、不信感の最大なるものは、私も委員として審議させていただき、種々の要望を付して可決したこの施設に対する一番大事な要望であると思っている、常任委員会の要望である跡地利用につき、これは市内の空洞化を防ぐ大事な政策課題であります。市長の努力にもかかわらず、なぜか今現在明確にはされておりません。責任を持って審議している議員の、また議会の立場をどう思われているのか不可解であります。信用を事業の最大の資産とする商工業者の方々のそれぞれの代表たる団体が、市民へ、また議会へ不誠実な対応のもと本施設が建設されたとしても、納税者である市民、また消費者から不信感を持たれたら、企業倫理の喪失など、今世間を騒がせている事件同様、市内商工業者の産業振興にはなり得ず、心から心配であります。これら不透明感と心配が私をして賛成でき得ないものとなっております。  先日、市内の土地下落の報道がありました。今議会、私は土地開発公社の土地取引を取り上げさせていただきました。市の行政は、土地問題が少なからず絡んでおります。市民からは、市の、また開発公社の取引に対して数々の問題点の指摘、また事例が寄せられております。私は、今回の件とともにそれらの正しい検証と問題解決を市民の皆様にお約束し、市民の財産の健全な管理運営という市民の期待にこたえられますよう全力を挙げる決意を申し添え、私の意見といたします。 ○議長(誉田義郎君) 30番宮本シツイ君。 ◆30番(宮本シツイ君) 議長、30番。 ○議長(誉田義郎君) 30番。      【30番(宮本シツイ君)登壇】 ◆30番(宮本シツイ君) 私は、日本共産党市議団を代表し、採決に先立ち意見を述べます。  まず、議案第93号平成12年度福島市一般会計補正予算について、二つの点で反対をするものです。  一つは、未来博入場券の小中学生への無料配付事業として3,102万円を計上していることです。当局は、教育的見地から有効な事業と述べておられますが、現段階でそのように断定できる客観的材料はそろっておりません。議会の現地視察でも、まだどういう施設ができるのかわからなかったというのが実情でありました。入場券の配付方法も明らかではありません。一方で、できるだけ全員に見てほしいということが強調されれば、保護者にとっては強制されるのと同じであります。今日の深刻な不況下で保護者が漏れなく子供たちを連れて未来博会場に足を運ぶことができるのかどうか、極めて疑問であり、結果的に行けない子供が出ることは避けられません。行けなかった子供たちの心をどんなに深く傷つけることになるかを考えるならば、保護者任せの入場券配付がいかに教育的配慮を欠くものであるかは明らかなのであります。自然との共生をうたいながら、狸森の自然を破壊して会場をつくること自体矛盾であります。  このような問題も含めて、この不況の中で今県がやるべきことはもっとほかにあるはずだという厳しい県民の批判があり、未来博についてはいまだ県民合意が得られていないのが現状であります。市町村の3億円の負担に加えて不人気をカバーするために新たな税金を投入することは許されません。  以上の理由から、未来博入場券の無料配付は見合わせるべきです。  二つ目は、駅西口複合施設建設用地の買い戻し費として21億円が計上されたことです。この施設については市がかかわる機能として真に市内の中小業者への支援に役立つものと言えるのか、また中心市街地活性化にぎわい創出につながるのかどうか疑問だとして見直しを求めてまいりましたが、これに答えないままに工事着工を急ごうとするものです。しかも、用地は市が開発公社から帳簿価格で買い戻し、県に売却するときはこの帳簿価格の半分以下とも見られる時価で処分することが既定方針となっています。  開発公社に先行取得を要請したのが福島市だから仕方がないとの論調もありますが、この施設のそもそもの出発は県の産業支援施設として郡山市と福島市に計画されたものであります。市が依頼者となった背景には、県立施設の建設にあたっては用地は地元負担とするあしき慣例がありました。  しかし、地方分権が進み、県も市町村とイコールパートナーとして対等、平等の関係を基本にして県立施設の用地の問題も見直さざるを得なくなってきています。県は、地元市町村から申し出があれば検討するとして郡山市の要請に基づいて検討を始めていると伝えられております。本市においても県が時価で持ち分を負担するだけでよしとせず、帳簿価格に見合う応分の負担を求めるべきであります。  この点では現在の市の姿勢は腰が引けており、結果的に市民に莫大な土地代負担をかぶせることになるのは明瞭です。このような状態のままで市が買い戻し、工事に着手することには賛成できません。  以上の理由で、議案第93号には反対をするものであります。  次に、議案第96号平成12年度福島市土地区画整理事業費特別会計補正予算の件のうち、都心東土地区画整理事業にかかわる事業費500万円が計上されていることには賛成できません。都心東土地区画整理事業については広範な国民の間から公共事業の見直しを求める世論が高まり、このことを受けてこのたびの政府の公共事業見直しの対象事業に入り、国から正式に事業の再評価を行うよう指示されたところであります。  市は、この指示に基づいて今月中に公共事業評価委員会を開催するとしています。よって、この事業については事業予算を凍結して、評価委員会及び国の判断を待つのが常識的な対応ではないでしょうか。しかも、この事業が見直しの対象となったのは都市計画決定から5年を経過してもなお工事の見通しが立たないからであり、その最大の理由は住民合意が成立していないからであります。  9月14日、日本共産党市議団が開いたまちづくりを考える6町合同の会の皆さんとの懇談会では、市の進め方に対する批判が相次いで出されました。重大なことは、町会長をまちづくり協議会の役員にしたことにより町内会の親睦組織の性格を変質させ、まちづくりがまち壊しになりかねない事態を招いていることです。住民の皆さんは、ここに安心して住み続けたいのに移転を迫られたり大規模道路用地確保のために減歩で土地を減らされたりするのは納得できないと話しています。つまり、土地区画整理事業の初歩的段階での合意がないということです。計画を白紙に戻して、幹線道路の整備や公共施設建設用地の確保が必要ならば別の手法も含めて再検討すべきであります。  いずれにせよ、この事業が大きな転換点を迎えている状況下では事業推進のための予算は撤回すべきでありますし、またこの予算を採択することは議会の見識も問われることになります。  したがって、本議案には反対を表明するものであります。  次に、議案第101号福島市工場立地促進条例の一部を改正する条例制定の件について、反対の立場で意見を述べます。  1点は、企業進出に対する優遇措置の適用基準を定めた条例から新規雇用の人数制限を撤廃したことです。自治体がさまざまな財政支援を行って企業を誘致するのは、市民の雇用機会の拡大と良好な就労環境を提供するためであります。ところが、今回の改定では本来の目的が放棄され、とにかく工業団地が売れればいいという、まさに不動産屋の発想と同じではないでしょうか。条例の目的をねじ曲げて企業におもねるよりも、安い労働力を求めて日本の企業が生産拠点を海外に移すことを防ぐ有効な対策を国に求めていくべきであります。  2点目は、緑地整備助成金を新たに設けたことであります。周辺の環境とマッチした工場の敷地整備を図ることは、今や企業の社会的責任として常識です。法律では敷地面積の20%の緑地を義務づけていますが、この規定を超えた緑地整備に改めて助成策を講じる必要性は認められません。  以上の点から本議案には反対をするものであります。  以上で討論を終わります。 ◎14番(鈴木好広君) 議長、14番、議事進行。 ○議長(誉田義郎君) 14番。 ◎14番(鈴木好広君) 先ほどの17番議員の発言の中で、11番議員の本会議での発言を議事進行的発言というような表現をされたところがありました。これは、議事進行した11番議員、そのとき議長席にいた副議長の双方が、判断が誤って議事進行と認められないような発言をそのまま続行したというようなことにもなりかねないと思います。  ────────────────────────────────────────議事録に残ることですから、議長手元で善処、お願いをしたいと思います。  以上です。 ○議長(誉田義郎君) 暫時休憩いたします。                午前11時00分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時21分    再  開 ○議長(誉田義郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  17番議員が討論中引用されました小島議員の発言は9月14日の本会議において取り消されておりますので、17番議員の発言中、当該部分につきましては取り消すことにいたします。 ◎14番(鈴木好広君) 議長、14番。 ○議長(誉田義郎君) 14番。 ◎14番(鈴木好広君) 先ほどの私の議事進行の中で、一部取り消しさせていただきます。  「─────────────────────────────────────」というように発言をしましたが、その部分を削除するよう議長手元で善処願います。 ○議長(誉田義郎君) ただいまの、14番議員からの発言の取り消し申し出につきましては許可することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、14番議員の発言取り消しを許可することにいたします。  以上で討論は終結いたしました。  これより採決を行います。  お諮りをいたします。議案第96号平成12年度福島市土地区画整理事業費特別会計補正予算、議案第101号福島市工場立地促進条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長(誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第96号、議案第101号につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  続いてお諮りをいたします。議案第93号平成12年度福島市一般会計補正予算につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長(誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第93号につきましては原案のとおり可決することに決しました。  続いてお諮りをいたします。議案第94号、議案第95号、議案第97号、議案第98号、議案第100号、議案第102号ないし第105号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第94号、議案第95号、議案第97号、議案第98号、議案第100号、議案第102号ないし第105号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  続いてお諮りをいたします。議案第99号平成11年度福島市水道事業会計決算認定並びに剰余金処分の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第99号につきましては閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。  続いてお諮りをいたします。「合併処理浄化槽設置者への維持管理費補助等の施策を求めることについて」の請願につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち採択することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、当該請願は採択と決しました。  続いてお諮りをいたします。「福島市第3次幼稚園教育振興計画策定について」の請願につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長(誉田義郎君) 起立多数。よって、当該請願は閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。  ただいま、市長から追加議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第106号を議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(吉田修一君) 議長、市長。 ○議長(誉田義郎君) 市長。      【市長(吉田修一君)登壇】 ◎市長(吉田修一君) 追加議案について申し上げます。  議案第106号教育委員会委員任命の件は、教育委員会委員のうち、内池浩委員及び車田喜宏委員が9月30日任期満了となりますので、後任委員として内池浩氏及び車田喜宏氏を適任と認め、任命を行うものであります。よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(誉田義郎君) 議案第106号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決を行います。  お諮りをいたします。議案第106号教育委員会委員任命の件につきましては、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第106号につきましては原案のとおり同意することに決しました。  ただいま、議員から追加議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  追加議案第107号ないし第109号を日程に追加し、一括して直ちに議題とすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、追加議案を日程に追加し、一括して直ちに議題とすることに決しました。  議案第107号ないし第109号を一括して議題といたします。  この際、お諮りをいたします。議案第107号ないし議案第109号につきましては議員提出でありますので説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告があります。30番宮本シツイ君。 ◆30番(宮本シツイ君) 議長、30番。 ○議長(誉田義郎君) 30番。      【30番(宮本シツイ君)登壇】 ◆30番(宮本シツイ君) 私は、日本共産党市議団を代表し、議案第107号人事院勧告早期完全実施に関する意見書案について反対の立場で意見を述べます。  今年の人事院勧告は、1960年以降初めて俸給表の改定を行わず、さらに一時金の0.2カ月カットするというもので、2年連続のマイナス勧告となりました。  民間労働者を取り巻く雇用環境が一段と厳しくなる中で、公務員に対する国民の監視と注目が集まっていることは事実です。しかし、人事院勧告が広く労働者、国民の生活に影響を与えるものであることを考慮すれば、事実上、国民の生活水準の引き下げを容認する勧告は到底認められるものではありません。  よって、本議案には反対を表明いたします。
    ○議長(誉田義郎君) 以上で討論は終結いたしました。  これより採決を行います。  お諮りをいたします。議案第107号人事院勧告早期完全実施に関する意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長(誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第107号につきましては、原案のとおり可決することに決しました。  続いてお諮りをいたします。議案第108号北東アジア非核化推進を求める意見書、議案第109号「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書につきましては、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第108号、第109号につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  市長から、議長あて各種委員の推薦方の依頼がありました。  日程に従い、これが推薦を行います。そういたしまして、これが推薦の方法は議長指名で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(誉田義郎君) ご異議ございませんので、推薦の方法は議長指名と決しました。  直ちに指名いたします。各種委員につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり指名をいたします。  以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。  本定例会はこれをもって閉会いたします。                午前11時31分    閉  会                   意   見   書 ───────────────────────────────────────────── 議案第107号       人事院勧告早期完全実施に関する意見書  人事院は去る8月15日、内閣と国会に対し、「給与等に関する報告と勧告」を行った。  今年の勧告は、官民格差が史上最低を更新し、その官民格差が生じたにも関わらず給料表の改定が行われなかったことは初めてであるとはいえ、人事院勧告は、公務員労働者が労働基本権の制約を受ける代償措置であり、公務員にとって唯一の労働条件改善の機会である。このことを十分理解し、政府は完全実施の閣議決定に基づき、給与法案等の早期成立に最善の努力をはらわれるよう強く要請する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                             福島市議会議長  誉 田 義 郎   内閣総理大臣   大蔵大臣   労働大臣   あ て   自治大臣   総務庁長官    以上、提案する。     平成12年9月21日 ───────────────────────────────────────────── 議案第108号       北東アジア非核化推進を求める意見書  東西冷戦構造が崩壊して10年が経過し、米・ソ対立を前提とした安全保障体制は、その役割を終えた。  世界は今、信頼と協調にもとづく新しい体制の構築に向かっている。本年6月には、朝鮮半島の南北首脳会談が実現し、北東アジアの状況も急速に変化しつつある。  悲惨な被爆体験を持ち、平和憲法と非核三原則をかかげる日本は、北東アジアの非核化を、この際、内外に向けて追求すべき時である。中南米、南太平洋、アフリカ、東南アジアではすでに非核地帯条約が成立している。  当面、日本、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、モンゴルの4ヶ国の条約締結をめざし、同時にアメリカ、ロシア、中国の核保有国に対し、この地域への核持ち込みと、先制不使用を約束させるため、関係各国に働きかけることを強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                             福島市議会議長  誉 田 義 郎   内閣総理大臣   外務大臣   あ て   衆議院議長   参議院議長    以上、提案する。     平成12年9月21日 ───────────────────────────────────────────── 議案第109号       「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書  人類と地球環境の持続的発展を目指して、平成9年12月に京都で開催された国連気候変動枠組み条約締約国会議で交わされた京都議定書において、わが国は、国際的公約として、二酸化炭素等の温室効果ガスの削減目標を決定したところである。わが国は、この削減目標を達成するために、効果的な地球温暖化対策を実施するなど、最大限の努力をしなければならないことは言うまでもない。  この観点から、風力、太陽光・熱、バイオマス、小水力、波力、潮力などのいわゆる環境負荷が小さい自然エネルギーによる発電を積極的に開発し、その普及を図ることは、いまや喫緊の課題となっている。  欧米においては、再生可能な自然エネルギー等による発電の開発を促進するため、電力の買い取り制度などを法制化するなど、国による必要な支援策を講じている。  一方、わが国では電力会社が自然エネルギーによる電力を自主的に購入しているものの、自然エネルギーによる発電の開発促進に向けての国の財政支援などを定めた法制度が確立されていないのが現状である。自然エネルギーの開発促進のためには、国の助成と支援が不可欠であり、そのための法制度を一刻も早く確立すべきである。  よって、政府におかれては地球温暖化防止の趣旨を踏まえ、地域活性化にも貢献する「自然エネルギー発電促進法」の制定に取り組むよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                             福島市議会議長  誉 田 義 郎   内閣総理大臣   農林水産大臣 あ て   通商産業大臣   自治大臣   環境庁長官    以上、提案する。     平成12年9月21日 (9月定例会)                決 算 特 別 委 員 会 委 員 一 覧                                 ◎委員長  ○副委員長 ┌────┬─────────┬────┬─────────┬────┬─────────┐ │議席番号│  委 員 名  │議席番号│  委 員 名  │議席番号│  委 員 名  │ ├────┼─────────┼────┼─────────┼────┼─────────┤ │  40  │◎中 村 冨 治 │  11  │○小 島   衛 │  5  │ 小 熊 与太郎 │ ├────┼─────────┼────┼─────────┼────┼─────────┤ │  6  │ 高 柳   勇 │  9  │ 須 貝 昌 弘 │  12  │ 佐 久 間行夫 │ ├────┼─────────┼────┼─────────┼────┼─────────┤ │  14  │ 鈴 木 好 広 │  15  │ 押 部 栄 哉 │  17  │ 山 岸   清 │ ├────┼─────────┼────┼─────────┼────┼─────────┤ │  19  │ 石 原 信市郎 │  20  │ 斎 藤 朝 興 │  26  │ 伊 東 忠 三 │ ├────┼─────────┼────┴─────────┴────┴─────────┘ │  31  │ 横 山 俊 邦 │ └────┴─────────┘                 各 種 委 員 の 推 薦 一 覧 ┌────────────────┬────┬───────┬──┬───────────┐ │   委 員 会 等 名 称   │議席番号│ 議 員 名 │任期│   備   考   │ ├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤ │福島市林業構造改善審議会委員  │  1番│西 山 尚 利│2年│           │ │                │  27番│小 林 義 明│  │           │ ├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤ │福島市健康づくり推進協議会委員 │  11番│小 島   衛│2年│           │ │                │  14番│鈴 木 好 広│  │文教福祉常任委員長充職│
    ├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤ │福島市工場立地促進審議会委員  │  22番│誉 田 義 郎│2年│議長充職       │ │                │  26番│伊 東 忠 三│  │経済民生常任委員長充職│ ├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤ │阿武隈東部地区広域営農団地農道整│  12番│佐久間 行 夫│  │経済民生常任副委員長充│ │備事業促進期成同盟会会員    │    │       │  │職          │ │                │  22番│誉 田 義 郎│2年│議長充職       │ │                │  26番│伊 東 忠 三│  │経済民生常任委員長充職│ │                │  35番│木 村 六 朗│  │副議長充職      │ └────────────────┴────┴───────┴──┴───────────┘                                       (12.9.21)                  請 願 審 議 結 果 ┌─┬───────────┬───────────┬─────┬────┬────┬───┐ │番│  請 願 要 旨  │ 請 願 者 住 所 氏 名 │ 紹介議員 │受  理│付  託│結 果│ │号│           │           │     │年 月 日│委 員 会│   │ ├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤ │ │合併処理浄化槽設置者へ│福島市御山字検田91−1│小林 義明│    │    │   │ │ │           │社団法人福島県浄化槽協│佐藤 保彦│    │    │   │ │1│の維持管理費補助等の施│会福島支部      │宮本シツイ│12.6.13│経済民生│採 択│ │ │           │支部長 菅 野 勝 之│加藤 勝一│    │    │   │ │ │策を求めることについて│        外1名│佐藤 真五│    │    │   │ └─┴───────────┴───────────┴─────┴────┴────┴───┘  以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。      福 島 市 議 会 議 長                 副議長                議 員                 議 員...