お諮りをいたします。
議会運営委員として、29番
丹治仁志君を指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、ただいま指名いたしました29番
丹治仁志君を
議会運営委員に選任することに決しました。
日程に従い、29番
丹治仁志君の
市街地活性化調査特別委員の辞任の件を議題といたします。
本件につきましては議員の一身上に関する事件であり、
地方自治法第117条の規定により除斥の対象となる議事でありますので、同君の退席を求めます。
【29番(
丹治仁志君)退席】
○議長(
誉田義郎君) 29番
丹治仁志君から、去る5月29日付で
市街地活性化調査特別委員を辞任したい旨の届け出がありました。
お諮りをいたします。この辞任を許可することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、同君の
市街地活性化調査特別委員の辞任を許可することに決しました。
【29番(
丹治仁志君)入場】
○議長(
誉田義郎君) 続いて、日程に従い、ただいま欠員になりました
市街地活性化調査特別委員の
補欠選任を行います。
そういたしまして、これが委員の選任は
委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
お諮りをいたします。
市街地活性化調査特別委員として、13番
佐藤一好君を指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、ただいま指名いたしました13番
佐藤一好君を
市街地活性化調査特別委員に選任することに決しました。
この際、市長から、再任の助役を紹介したい旨申し出がありましたので、これを許します。
◎市長(
吉田修一君) 議長、市長。
○議長(
誉田義郎君) 市長。
◎市長(
吉田修一君) さきの、3月
市議会定例会においてご同意を賜り、4月1日付で助役に任命いたしました、石川清をご紹介申し上げます。
◎助役(石川清君) 議長、助役。
○議長(
誉田義郎君) 助役。
【助役(石川 清君)登壇】
◎助役(石川清君) 去る3月
市議会定例会におきまして、市議会の皆様方の格別なるご高配を賜り、4月1日付で助役に任命されました石川清でございます。
私、もとより微力ではございますが、市長の補佐役としての重責を深く認識をいたしまして、初心に返り、市政進展のため全力を傾注してまいる所存でございます。
議員の皆様方の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう衷心よりお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
誉田義郎君) 議案等の説明を求めるため、会期中、市長以下必要と認める
執行機関の職員の出席を求めることにいたします。
諸般の報告をいたします。
報告内容はお手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。
これより、日程に従い
継続審査中の議案第39号の
基本構想審査特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
基本構想審査特別委員長、32番。
◎32番(
桜田栄一君) 議長、32番。
○議長(
誉田義郎君) 32番。
【32番(
桜田栄一君)登壇】
◎32番(
桜田栄一君) 去る3月
市議会定例会におきまして、当
基本構想審査特別委員会に付託になり、
継続審査中の議案第39号福島市
総合計画基本構想設定の件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。
当
審査特別委員会は、4月13日及び14日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに活発なる質疑を重ね、慎重に審査いたしました。
そういたしまして、議案第39号福島市
総合計画基本構想設定の件につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
誉田義郎君) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご質疑がなければ、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご意見がなければ討論を終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りをいたします。議案第39号福島市
総合計画基本構想設定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第39号につきましては原案のとおり可決することに決しました。
ただいま、市長から議案及び報告の提出がありました。議案及び報告は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第68号ないし第81号、報告第3号ないし第10号を一括して議題といたします。
市長の
提案理由の説明を求めます。
◎市長(
吉田修一君) 議長、市長。
○議長(
誉田義郎君) 市長。
【市長(
吉田修一君)登壇】
◎市長(
吉田修一君) おはようございます。
本日、ここに6月
市議会定例会の開会にあたり、ご参集を賜り厚くお礼申し上げます。
本定例会に提出いたしました案件は、平成12年度福島市
一般会計補正予算等の議案14件及び報告8件でありますが、これが
提案理由を申し上げるに先立ち、市政の近況等についてご報告いたしたいと存じます。
まず、福島市
総合計画「
ふくしまヒューマンプラン21」
基本構想について申し上げます。
さきの、3月
市議会定例会において福島市
総合計画基本構想設定の件についてご提案申し上げましたところ、
基本構想審査特別委員会を設置していただき、慎重なご審議をいただくとともに、ただいま、議決を賜りましたことに心からお礼申し上げます。
今後におきましては、この
基本構想に基づき、具体的な施策の進め方や主な事業を内容とする
基本計画及び施策・事業の実施年度と
事業規模などを明らかにする
実施計画を策定してまいる考えであります。
次に、
中心市街地活性化基本計画の変更について申し上げます。
中心市街地の活性化につきましては、平成10年に策定しました
基本計画に基づき各種の
活性化対策事業を展開しているところでありますが、このたび、市街地の
整備改善や商業の活性化を図るための新たな事業を追加するため
基本計画を変更することといたしました。
また、新たな事業として取り組む「川から陸(おか)への
まちづくり」の市民ふれあいの
交流拠点となる、旧
日本銀行福島支店長宅につきましては、去る5月5日から7日間にわたり
一般見学会を開催しましたところ、8,500余名の来場者があり、今後の利活用について貴重な提言等を数多くいただきました。
今後におきましてはこれらの意見の集約等を行い、
交流拠点にふさわしい施設の整備を行ってまいる考えであります。
次に、
福島地方土地開発公社所有地の利活用について申し上げます。
福島地方土地開発公社が所有する工業団地について、売却するまでの一時的な利活用を図るため、その一部を
多目的広場として市民に開放したところであります。
また、公社においては、組織体制の充実強化を図るため、新たに民間人を登用することとしておりますが、市といたしましても、公社の所有地は、本来の目的に供することが重要であると考えておりますので、今後も一層公社との連携を密にしながら、
企業誘致等を推進してまいる考えであります。
次に、
国民健康保険事業について申し上げます。
国民健康保険事業につきましては、景気低迷により、課税所得が伸び悩む中で、
国保加入者の増加、急速な高齢化の進展や医療費の増嵩等から、その運営は引き続き厳しい状況にあります。
したがいまして、医療費の適正化や主要財源である国保税の収納率の向上など、積極的な経営に努め、
国保財政の健全化を図ってまいったところであります。
本年度も、
国保制度の抜本的な改革が図られるまでの暫定措置として引き続き
国保財政安定化支援事業等の
地方財政措置により、
一般会計からの繰り入れを行ったところでありますが、医療費及び
老人保健拠出金の増加が見込まれることから、繰越金を充当するとともに、
財政調整基金の取り崩しを行うなど、極力、被保険者の
負担抑制に努めながら、
国保税課率の改正を行うものであります。
また、
介護保険料につきましては、
介護円滑導入給付金を全額充当し、
介護保険の課率の引き下げを行うものであります。
なお、
医療保険制度の抜本的な改革につきましては、引き続き国をはじめ
関係機関に要請してまいる所存であります。
次に、
介護保険事業について申し上げます。
本年4月から実施の
介護保険事業の
認定状況等につきましては、3月末までに5,506名の方が
介護認定の申請を行い、4,824名の方が要支援・要介護と認定され、そのうち
居宅サービス計画届け出数は3,541件となっております。
今後におきましては、
介護サービスの提供体制、
利用状況等の実態の把握に努め、公平かつ公正な認定、適正な
介護サービスの確保等により
介護保険の円滑な運営が図られるよう万全を期してまいる考えであります。
次に、
阿武隈川上流水防演習について申し上げます。
去る6月4日、
荒川運動公園において、
建設省東北地方建設局をはじめ、本市を含む
関係市町村などの主催により、「みずから守ろう・みんなの地域」をスローガンに、大規模な
水防演習を実施しました。
演習では、平成10年8月の豪雨災害を教訓に、地域住民の生命と財産を守るための
各種水防工法の実演や救助・避難訓練を実施したところであります。
今後におきましては、今回の訓練をもとに
水防体制の一層の強化と住民の水防に対する意識の高揚を図ってまいる考えであります。
次に、平成11年度の決算概要について申し上げます。
本決算は所定の期日に出納を閉鎖し、
計数整理中でありますが、
一般会計においては、おおむね順調な決算となる見通しであります。
水道事業会計につきましては、
収益的収支において純利益を得ることができましたが、
資本的収支においては、
収入不足額を
損益勘定留保資金及び
建設改良積立金等をもって補てんし、決算した次第であります。
国民健康保険事業費特別会計、
下水道事業費特別会計、その他の
特別会計につきましても、それぞれ順調な決算となる見通しであります。
次に、今回提出いたしました議案について申し上げます。
議案第68号平成12年度福島市
一般会計補正予算は、まず
税務部関係においては、
固定資産評価時点修正委託費を計上するものであります。
商工観光部関係においては、
福島勤労者総合福祉センターの
駐車場整備費を計上するものであります。
農政部関係においては、
県営ほ場整備事業に係る
埋蔵文化財発掘調査委託費を計上するものであります。
市民生活部関係においては、
国民健康保険事業費特別会計繰出金を追加するものであります。
健康福祉部関係においては、
介護保険において、低所得者の
ホームヘルプサービス利用料負担の軽減を図るため、
利用者負担対策費等を追加するものであります。
建設部関係においては、
北谷地-長畑線歩道設置工事費及び
準用河川馬川改修事業費を追加するものであります。
教育委員会関係においては、ふくしま
ライジングプラン事業交付金及び
埋蔵文化財発掘調査事業費を追加するものであります。
以上の補正による追加額は、3億225万9,000円でありますが、歳入において、
歳出補正に関連する国・
県支出金1億4,663万5,000円及び市債1,800万円を追加し、差し引き1億3,762万4,000円には、
老人保健医療事業費特別会計繰入金及び繰越金を充当した次第であります。
議案第69号平成12年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算は、
執行見込みにより、
老人保健拠出金及び
保険給付費等を追加するものであり、歳入においては、
国庫支出金、
療養給付費交付金及び
繰越金等を追加するほか、
国民健康保険税を減額するものであります。
議案第70号平成12年度福島市
老人保健医療事業費特別会計補正予算は、過年度の
医療費等の精算に伴い、
支払基金交付金及び
一般会計繰入金等の返還金を計上するものであります。
議案第71号福島市
支所設置条例等の一部を改正する
条例制定の件は、字の区域の変更及び画定等に伴い、
松川支所の
所管区域等について所要の改正を行うものであります。
議案第72号福島市
ひとり親家庭医療費の助成に関する
条例制定の件は、
ひとり親家庭医療費の助成を行うため、条例を設けるものであります。
議案第73号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件は、保険税の課率の改正を行うため、所要の改正を行うものであります。
議案第74号福島市再
開発地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する
条例制定の件は、
県北都市計画再
開発地区計画の変更等に関連して、所要の改正を行うものであります。
議案第75号福島市
水道条例の一部を改正する
条例制定の件は、字の区域の変更及び画定に伴い
松川町関谷地区の
給水区域について所要の改正を行うものであります。
議案第76
号市道路線の認定及び廃止の件は、中条2号線ほか2路線について
一般公共の用に供するため認定するほか、
下町裏-目増線を
認定替え等により廃止するものであります。