福島市議会 2000-03-24
平成12年 3月定例会−03月24日-07号
平成12年 3月定例会−03月24日-07号平成12年 3月定例会
平成12年3月24日(金曜日)
─────────────────────────────────────────────
出席議員(39名)
1番 西山尚利君 2番 目黒恵介君
3番 渡辺敏彦君 4番 大越明夫君
5番
小熊与太郎君 6番 高柳 勇君
7番 杉原二雄君 8番 粕谷悦功君
9番 須貝昌弘君 10番 藤川淑子君
11番 小島 衛君 12番
佐久間行夫君
13番 佐藤一好君 14番
鈴木好広君
16番 高橋英夫君 17番 山岸 清君
18番 菅野芳樹君 19番
石原信市郎君
20番
斎藤朝興君 21番
鈴木英次君
22番
誉田義郎君 23番 塩谷憲一君
24番 半沢常治君 25番 佐藤保彦君
26番
伊東忠三君 27番 小林義明君
28番
加藤勝一君 29番 佐藤真五君
30番
宮本シツイ君 31番 横山俊邦君
議案第1号平成12年度福島市
一般会計予算中当委員会所管分、議案第4号平成12年度福島市
老人保健医療事業費特別会計予算、議案第10号平成12年度福島市
公共用地先行取得事業費特別会計予算、議案第12号平成12年度福島市
介護保険事業費特別会計予算、議案第14号民法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定の
件中当委員会所管分、議案第23号福島市
福祉事務所設置条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第24号福島市
特別養護老人ホーム条例制定の件、議案第25号福島市
在宅介護支援センター条例制定の件、議案第26号福島市
老人デイサービスセンター条例制定の件、議案第46号平成11年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、今議会において当委員会に付託になりました請願につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
「安心できる
介護保険制度を求めることについて」の請願につきましては、
賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○議長(
誉田義郎君)
経済民生常任委員長、26番。
◎26番(
伊東忠三君) 議長、26番。
○議長(
誉田義郎君) 26番。
【26番(
伊東忠三君)登壇】
◎26番(
伊東忠三君) 去る15日の本会議におきまして、当
経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、15日から17日及び21日、22日の5日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに
現地調査を実施し、慎重に審査いたしました。
以下、ご報告申し上げます。議案第1号平成12年度福島市
一般会計予算中当委員会所管分、議案第3号平成12年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算、議案第22号福島市
中央卸売市場業務規程の一部を改正する
条例制定の件、議案第28号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第6号平成12年度福島市飯坂町財産区
特別会計予算、議案第7号平成12年度福島市
中央卸売市場事業費特別会計予算、議案第9号平成12年度福島市
茂庭地区簡易水道事業費特別会計予算、議案第11号平成12年度福島市
農業集落排水事業費特別会計予算、議案第14号民法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定の
件中当委員会所管分、議案第18号福島市
手数料条例等の一部を改正する
条例制定の
件中当委員会所管分、議案第20号福島市
農業委員会の部会に関する条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第21号福島市
農道離着陸場条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第27号福島市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第30号福島市
斎場条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第37号福島市
防災会議条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第46号平成11年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第48号平成11年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第50号平成11年度福島市飯坂町財産区
特別会計補正予算、議案第51号平成11年度福島市
中央卸売市場事業費特別会計補正予算、議案第53号平成11年度福島市
茂庭地区簡易水道事業費特別会計補正予算、議案第54号平成11年度福島市
農業集落排水事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、今議会において当委員会に付託になりました請願につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
「福島県
最低賃金の引き上げと
早期発効を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、採択すべきものと決定いたしました。
なお、この決定に伴い、当
委員会所属議員による
関係意見書に関する議案の提出を用意しておりますことを申し添えます。
「椎茸の
セーフガードを求める
意見書提出方について」の請願、「年金・医療の
社会保障基盤の再構築を求める
意見書提出方について」の請願、「雇用の確保・
創出対策を求める
意見書提出方について」の請願、「
公的就労事業の確立など有効な
雇用対策の実行を求める
意見書提出方について」の請願、以上につきましては、いずれも
賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。
「
農業者年金改悪の中止を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○議長(
誉田義郎君)
建設水道常任委員長、21番。
◎21番(
鈴木英次君) 議長、21番。
○議長(
誉田義郎君) 21番。
【21番(
鈴木英次君)登壇】
◎21番(
鈴木英次君) 去る15日の本会議におきまして、当
建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、15日から17日及び21日、22日の5日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに
現地調査を実施し、慎重に審査いたしました。
以下、ご報告申し上げます。議案第1号平成12年度福島市
一般会計予算中当委員会所管分、議案第5号平成12年度福島市
下水道事業費特別会計予算、議案第8号平成12年度福島市
土地区画整理事業費特別会計予算、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第2号平成12年度福島市
水道事業会計予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、以上の
議案審査の過程で、予算の執行にあたっては
地理情報システムの早期導入を図られたいとの要望がありましたことを申し添えます。
議案第18号福島市
手数料条例等の一部を改正する
条例制定の
件中当委員会所管分、議案第31号福島市
都市計画審議会条例制定の件、議案第32号福島市
屋外広告物許可申請手数料条例制定の件、議案第33
号福島市営住宅等条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第34号福島市
道路占用料徴収条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第35号福島市
水防協議会条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第36号福島市
準用河川流水占用料等徴収条例制定の件、議案第41
号市道路線の認定及び廃止の件、議案第46号平成11年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第47号平成11年度福島市
水道事業会計補正予算、議案第49号平成11年度福島市
下水道事業費特別会計補正予算、議案第52号平成11年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第55
号専決処分承認の件、すなわち専決第1
号損害賠償の額の決定並びに和解の件につきましては、専決のとおり承認すべきものと決定いたしました。
次に、今議会におきまして当委員会に付託になりました請願・陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
「
ジャスコ出店を前提とする伊達町の
都市計画変更を認めないよう求める
意見書提出方について」の請願、「
ジャスコ出店を前提とする伊達町の
都市計画変更を認めないよう求める
意見書提出方について」の6件の陳情につきましては、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○議長(
誉田義郎君)
基本構想審査特別委員長、32番。
◎32番(
桜田栄一君) 議長、32番。
○議長(
誉田義郎君) 32番。
【32番(
桜田栄一君)登壇】
◎32番(
桜田栄一君) 去る15日の本会議におきまして、当
基本構想審査特別委員会に付託になりました議案第39号福島市
総合計画基本構想設定の件につきましては、本会議散会後
特別委員会を開き、審査いたしましたところ、内容が多く、慎重審査するには限られた本会期中に審査完了の見通しが立ちませんので、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○議長(
誉田義郎君) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご質疑がなければ、討論に移ります。
討論の通告があります。20番
斎藤朝興君。
◆20番(
斎藤朝興君) 議長、20番。
○議長(
誉田義郎君) 20番。
【20番(
斎藤朝興君)登壇】
◆20番(
斎藤朝興君) 私は
日本共産党市議団を代表して、採決に先立ち討論を行います。
議案第1号平成12年度福島市
一般会計予算についてでありますが、代表質問でも述べたように、今多くの国民が望んでいることは景気の回復であり、雇用の確保や老後の生活の安心であります。
ところが、こうした国民の願いに反して、小渕内閣が新
年度予算でやろうとしていることは借金にさらに借金を重ね、相変わらずの
公共事業の
大盤振舞いであります。借金残高は国と地方を合わせて645兆円というとんでもない額となり、
介護保険に見られるように国民は新たな負担を強いられ、その上、年金の改悪までもが挙行されました。これでは、財布のひもはますます締まるばかりであり、景気回復など到底望めるものではありません。
このことは、ごく最近の世論調査でも
内閣支持率が3ポイント下がって36%に、不支持率が10ポイントも上がって45%にと、わずか1カ月で不支持が大幅に増加しており、
景気対策など政策的な理由で不支持がふえているということに今の政治に対する国民の怒りの意思が明確にあらわれているのではないでしょうか。
国民の暮らしや福祉をないがしろにする政治が続く中で、地方の政治はこうした国の悪政に追随をするのか、それとも市民の暮らしを守る政策を独自に追求するのかが鋭く問われる西暦2000年であります。
こうした立場から本市の来
年度予算を検証してみますと、財政再建の見通しが何ら示されていないこと、市民合意のない
道路づくり、
箱物づくりが予定されていること、新庁舎を平成19年に完成させようという目標設定にこだわるあまり財政もそれに向けて導入されていること、現状の福祉を後退させないとしながら
介護保険や国保などでの低
所得者対策が何ら取り組まれていないこと、
雇用対策、
景気対策などで本市独自の施策が示されていないことなど、市民生活の防波堤となるべき施策が皆無であります。国追随と言われても仕方がない予算であります。
具体的には、市長、議長の交際費の削減、庁舎建設のための
基金積み増しの見直し、
西口中小企業支援施設建設の見直し、
都心東土地区画整理事業の凍結、
地下自転車駐車場建設の中止など、事業の見直しをすべきであります。その上で、我々が予算要望した国保税、
介護保険料の減免、
介護サービス利用料への補助、養護学校や第三中学校の改修、本市独自の融資制度の創設、
乳幼児医療費無料制度の拡充、
福祉パスの創設、
高齢者住宅改造への助成、自治振
要望実現率を高めるための
地域密着型予算の増額などを実行すべきであります。
起債を極力抑え、むだを省き、市民の暮らしを応援する政策に抜本的に
予算編成を改めるべきであります。
よって、来年度
一般会計予算には反対するものであります。
次に、議案第3号平成12年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算と、それに関連する議案第28号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件について、意見を述べます。
新年度の
国保事業は、
介護保険制度の導入によって新たな対応が求められるものです。
国保加入者のうち、
介護保険第2号被保険者、つまり40歳から64歳までの被保険者の
介護保険料を所得割と応益割に案分して国保税に上乗せするとしています。これは、加入者にすれば国保税の増税にほかなりませんし、現在でさえ重い税負担に耐え切れず、滞納者が
加入世帯の約20%を占める現状を見れば、
介護保険料の上乗せがさらに滞納世帯を増加させるのではないかと、このことを懸念いたします。
国も同じことを予想して、
財政調整基金の取り崩しによる
加入者負担の軽減策を初めて認める通達を出さざるを得ませんでした。しかし、本市においては、通達が示した基準に該当しないという理由だけで何ら独自の対策を講じようとしないばかりか、昨年来市民から出されている減免の申請にもかたくなにこれを拒否し、
異議申し立てが行われてもなお申請を却下するという本市の対応は、不況に苦しむ
国保加入者に大きな不安を与えています。10億円に近い基金を取り崩ししてでも
国保加入者の税負担の軽減を図るべきです。
介護保険制度の導入に伴い国保法も改正となり、滞納者には保険証の返還を求める厳しい制裁処置が市町村に強要され、
介護サービスにも制約が生じるなど、市民の福祉と医療の後退につながりかねません。保険者としての自治体が、
現行福祉水準を後退させないための独自の取り組みは極めて重要であります。
国に追随し、市民の暮らしの実態を顧みない本市の基本方針が貫かれている予算案、
条例改正案には賛成できません。
次に、議案第5号平成12年度福島市
下水道事業費特別会計予算についてでありますが、本予算は昨年12月議会での
料金引き上げが行われたのを受けて作成されておりますが、値上げ案の審議の際にも述べましたが、今回の値上げによって使用料の増額となるうちの2億4,300万円は値上げによる新たな市民の負担増であり、今日の不況のもとでの値上げは避けるという政治判断があってしかるべきでありました。下水道供用開始になってもなお利用していない家庭が多く見られる現状を打開するためには、低所得者への助成措置や利用料の減免の対策を講じ、水洗化率を向上させることに力を注ぐべきであり、そのような配慮がなされないまま3年ごとの見直しとして料金をなかば自動的に引き上げていくようなやり方は、下水道の普及率を上げることにつながらないものであり、納得できません。
よって、本議案には反対であります。
次に、議案第8号平成12年度福島市
土地区画整理事業費特別会計予算についてでありますが、都心東地区に関しての代表質問のやりとりによって、市長の「住民合意をとる」の言葉とは裏腹に、担当部長は積極的に推進する姿勢が明らかになりました。しかも、渡利バイパスの平成17年度完成というタイム設定に合わせるような事業の促進は、結果として住民合意を形だけのものとしてつくり上げることになりかねません。本来、減価補償金を支払わなければならないような区画整理事業は無理があると言わなければなりません。したがって、
都心東土地区画整理事業は当面凍結をして、より丁寧な住民との協議を進めるべきと考えます。
よって、本予算には反対をいたします。
次に、議案第22号福島市
中央卸売市場業務規程の一部を改正する
条例制定の件についてでありますが、本議案は卸売市場法改正によるものですが、法改正の内容は、生鮮食料品等の取引の公平性を確保するために競りを主体にするというこれまでの取引から、相対取引ができる品目を拡大することによって大型店や全国チェーンなど量販店が市場で競りによらず、直接先買いをするという現状を追認するものであります。現在でも中小商店は市場で残りものしか買いつけができないという苦情がある中で、量販店優先が追認されれば、中小商店の衰退にさらに拍車をかけることにつながります。
今、中小商店の役割がまちづくりの上からも改めて見直されているときに、公平の原則を覆すような制度改正には賛成できません。
次に、議案第29号福島市
介護保険条例制定の件と関連する請願第1号「安心できる
介護保険制度を求めることについて」の請願について意見を述べます。
条例案は、その理念をあらわしたとされている条文第5条において「要介護状態及び要介護状態となるおそれがある状態に至った場合においても、可能な限り自立した生活を営めるよう」と、市民の責務を定めておりますが、これは利用を慎めと、利用制限ともとれる内容であります。
介護保険法で定めている国民の義務は、「要介護状態となった場合においても、福祉サービスを利用することにより有する機能の維持向上に努める」と、積極的にサービスを利用することにより自立を促すという内容です。本市の条例と
介護保険法にうたっていることとの隔りは、あまりにも大きいと言わなければなりません。このままでは、
介護保険に対する市民の信頼は得られないのではないでしょうか。
さらに、低所得者に対する保険料減免の方策を持たないことは大きな欠陥であります。保険料徴収猶予や減免の条文には、国が認めている天災や倒産、失業のほかにその他特別な理由の項を加えた点は評価できるものの、その運用に対し、低
所得者対策は何ら具体的に示されておりません。
介護保険料を滞納すれば
介護サービスの差し止め、医療保険証の取り上げへと連動する過酷な罰則規定があり、払いたくても払えない市民から医療を受ける権利さえ奪ってしまうこととなります。
低
所得者対策を明示できない本条例は、賛成できません。
同時に、利用料の助成について、これまで市は具体策を示しておりません。多くの市民が、現在は無料か、あるいは低負担で受けていた高齢者福祉サービスが
介護サービスと名を変え、利用料1割負担となり、場合によっては現行より5倍から10倍の負担となる事態も発生してまいります。現行福祉の水準を下げない立場に立てば、何よりも利用料助成の対策が必要であります。
例えば、喜多方市における低所得者の利用料30%補助という軽減措置をはじめ、各地の自治体で国のホームヘルプサービス対策に上乗せをするとか支給限度額を超えるサービスに一般財源で助成するなど、条例や要綱、規則などでさまざまな工夫をして利用料の軽減策が図られています。
福島市医療をよくする会や複数の市民団体から保険料、利用料の減免を求める署名や要望が幾つも寄せられています。全国の自治体の先進的な取り組みに学び、市民の切実な声を条例に反映させるべきであります。
同様の理由で、請願第1号は採択すべきものであります。
請願第1号では、介護基盤を緊急に整備することも求めております。本市において特別養護老人ホームは入所待ちの状態であり、4月からの新規入所は望めません。これを打開するためには、公立の施設整備も視野に入れた整備計画が必要であります。
さらに、4月を目前にして介護認定者数は見込み数の4分の3、介護計画の届けはまだ2分の1にとどまっており、重大なおくれが発生しております。制度の仕組みがよく知られていないことに加え、利用料負担が重過ぎるために計画作成が進まないといった矛盾が噴き出しております。
市として、各事業所の状況調査、おくれを打開する総合的な対策が求められており、急ぎ取り組むべきと考えます。
次に、議案第46号平成11年度福島市
一般会計補正予算についてでありますが、大部分は整理予算でありますけれども、駅南での公共施設建設を視野に入れた財調基金の積み立てや新庁舎のためのさらなる基金積み立てが行われました。本年度は、わずかな敬老祝金支給の一切カットが行われ、多くの高齢者を落胆させておきながら、その数10倍にも当たる基金積み立てを行うなどは予算執行の基本的姿勢が福祉軽視にあると言わざるを得ません。
よって、本補正予算には賛成できません。
次に、請願について意見を述べます。
請願第4号「椎茸の
セーフガードを求める
意見書提出方について」は、現在椎茸生産農家は輸入ものの急増による価格の暴落で生産費さえも賄えない窮状に追い込まれています。放置すれば、国内の生産農家が消滅しかねない状況にあります。市内はもとより国内の生産農家を守り、40%を割らんとする食糧自給率の引き上げを図るためにも、国において直ちに関税引き上げの
セーフガードを発動することは緊急に求められているものであります。
よって、本請願は採択すべきものと考えます。
次に、請願第9号「
タクシーの
安全性確保と
公共交通の維持及び
福祉タクシー制度の拡充を求める
意見書提出方について」の請願は、今、政府が規制緩和策の一つとして
タクシーの増車規制や料金規制の廃止を打ち出しております。不況が続く中で、
タクシー業界の経営も、そこで働くドライバーの労働条件も深刻なものになっています。業界各社は、減車も含め、その対応を真剣に検討しておりますが、規制緩和で新規参入や増車が自由になるならば、現在の競争が一層激しくなり、ドライバーの生活の保障や乗客の安全の確保に不安が一層広がります。
こうした事態は、利用者である市民にとっても決して望むべきものではありません。
公共交通の一部を担っている
タクシーの安全確保と経営の安定のためにも本意見書は採択すべきものと考えます。
同様の趣旨である請願第8号も採択すべきものと考えます。
次に、請願第10号
公的就労事業の確立など有効な
雇用対策の実行を求める
意見書提出方についての請願ですが、採択すべきものとの立場から意見を述べます。
今日の雇用をめぐる情勢は、完全失業率4.7%の高水準に象徴されるように極めて厳しく、特に若者と中高年者の失業率が高い数値で推移しています。
こうした事態は景気を冷え込ませ、リストラを支援する産業再生法までつくって雇用不安の原因をつくった自民党の失政にあることは明瞭です。かつて、戦後の就職難の時期に、国が失業対策事業を興して公的就労を確保し、これが近年にまで継続されてきました。現在の雇用不安、就職難は失業対策事業が創設された時期に匹敵するものであり、改めて公的就労の確保を求める世論は急速に高まっています。
平成11年度から実施された緊急
雇用対策事業は雇用期間に半年の制限があることなど、求職者に安定的な就労機会を提供できるものではありません。しかも、自治体直接雇用でないために新たな雇用につながる保障もなく、見直しを求める声が相次いでいます。
よって、国の責任で雇用を確保し、国民生活の安定を確保すべきとする本請願は採択すべきものと考えます。
同様に、請願第6号は国の責任において教育、福祉、環境施策の充実による新たな雇用の創出確保を求めているもので、社会保障分野の方が
公共事業よりも雇用への効果が大きいことは既に関係者のさまざまな試算で証明されております。
さらに、企業の分割、合併などの再編にあたって、労働者の基本的権利を擁護する労働者保護法の制定を求める要求もヨーロッパなどでは既に確立されているもので、日本においても当然整備を図るべき内容であります。
よって、本請願は採択すべきと考えます。
以上で私の討論を終わります。
○議長(
誉田義郎君) 以上で討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第3号平成12年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算、議案第5号平成12年度福島市
下水道事業費特別会計予算、議案第8号平成12年度福島市
土地区画整理事業費特別会計予算、議案第22号福島市
中央卸売市場業務規程の一部を改正する
条例制定の件、議案第28号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第29号福島市
介護保険条例制定の件、議案第46号平成11年度福島市
一般会計補正予算につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち要望あるものは要望を付し、いずれも原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第3号、議案第5号、議案第8号、議案第22号、議案第28号、議案第29号、議案第46号につきましては、要望あるものは要望を付し、いずれも原案のとおり可決することに決しました。
続いてお諮りをいたします。議案第1号平成12年度福島市
一般会計予算につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち要望を付し、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第1号ににつきましては要望を付し、原案のとおり可決することに決しました。
続いてお諮りをいたします。議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第7号、議案第9号ないし第21号、議案第23号ないし第27号、議案第30号ないし第38号、議案第40号、議案第41号、議案第47号ないし第55号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち要望あるものは要望を付し、いずれも原案、または専決のとおり可決あるいは承認することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第7号、議案第9号ないし第21号、議案第23号ないし第27号、議案第30号ないし第38号、議案第40号、議案第41号、議案第47号ないし第55号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち要望あるものは要望を付し、いずれも原案、または専決のとおり可決あるいは承認することに決しました。
続いてお諮りをいたします。議案第39号福島市
総合計画基本構想設定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第39号につきましては、閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
続いてお諮りをいたします。「
プルサーマル計画への慎重な対処を求める
意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち採択することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、当該陳情は採択と決しました。
続いてお諮りをいたします。「安心できる
介護保険制度を求めることについて」の請願、「
公的就労事業の確立など有効な
雇用対策の実行を求める
意見書提出方について」の請願、「国民本位の
公共事業の推進と執行体制の拡充を求める
意見書提出方について」の陳情につきましては、いずれもただいまの
委員長報告のとおり、すなわち不採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、当該請願・陳情は不採択と決しました。
続いてお諮りいたします。「
タクシーの
安全性確保と
公共交通の維持を求める
意見書提出方について」の請願、「
タクシーの
安全性確保と
公共交通の維持及び
福祉タクシー制度の拡充を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、いずれもただいまの
委員長報告のとおり、すなわち不採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、当該請願は不採択と決しました。
続いてお諮りをいたします。「椎茸の
セーフガードを求める
意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち不採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、当該請願は不採択と決しました。
続いてお諮りをいたします。「年金・医療の
社会保障基盤の再構築を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち不採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、当該請願は不採択と決しました。
続いてお諮りいたします。「雇用の確保・
創出対策を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち不採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立少数。よって、当該請願を不採択とすることが否決されました。
暫時休憩いたします。
午前11時30分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時34分 再 開
○議長(
誉田義郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
改めてお諮りいたします。本請願につきまして採択することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、本請願は採択することに決しました。
続いてお諮りをいたします。「福島県
最低賃金の引き上げと
早期発効を求める
意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち採択することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、当該請願は採択と決しました。
続いてお諮りをいたします。「非核三原則を廃止し日本の平和を守るための
意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち不採択とすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、当該陳情は不採択と決しました。
続いてお諮りいたします。ただいま決定した請願・陳情を除く議長報告第1号、第2号はただいまの
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、ただいま決定した請願・陳情を除く議長報告第1号、第2号は、ただいまの
委員長報告のとおり決しました。
ただいま、市長から
追加議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第56号を議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(吉田修一君) 議長、市長。
○議長(
誉田義郎君) 市長。
【市長(吉田修一君)登壇】
◎市長(吉田修一君) おはようございます。
追加議案について申し上げます。
議案第56号
工事請負契約の件は、堀河町終末処理場の汚泥脱水機機械設備工事について請負契約を締結するものであります。
よろしくご審議の上、議決を承りますようお願い申し上げます。
○議長(
誉田義郎君) 議案第56号に対する質疑に入ります。
ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご質疑がなければ質疑を終結いたします。
議案第56号を所管の常任委員会の審査に付することにいたします。
常任委員会開会のため、暫時休憩いたします。
午前11時36分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時40分 再 開
○議長(
誉田義郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程に従い、議案第56号の委員会における審査の結果の報告を求めます。
総務常任委員長、28番。
◎28番(
加藤勝一君) 議長、28番。
○議長(
誉田義郎君) 28番。
【28番(
加藤勝一君)登壇】
◎28番(
加藤勝一君) さきの本会議におきまして、当
総務常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の結果をご報告申し上げます。
議案第56号
工事請負契約の件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
誉田義郎君) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご質疑がなければ、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご意見がなければ討論を終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りをいたします。議案第56号
工事請負契約の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第56号は原案のとおり可決することに決しました。
市長から、
追加議案の提出がありました。議案はお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第57号ないし第61号を一括して議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(吉田修一君) 議長、市長。
○議長(
誉田義郎君) 市長。
【市長(吉田修一君)登壇】
◎市長(吉田修一君)
追加議案について申し上げます。
議案第57号助役選任の件は、助役石川清が3月31日任期満了になりますので、後任助役として石川清を適任と認め、選任を行うものであります。
議案第58号
収入役選任の件は、収入役菊田悟が3月31日任期満了になりますので、後任収入役として菊田悟を適任と認め、選任を行うものであります。
議案第59号
固定資産評価審査委員会委員選任の件は、三瓶恭士委員が4月5日任期満了になりますので、後任委員として三瓶恭士氏を適任と認め、選任を行うものであります。
議案第60号
固定資産評価員選任の件は、固定資産評価員石幡征二が3月31日付辞任いたしますので、後任評価員として大竹喜三郎を適任と認め、選任を行うものであります。
議案第61号財産区
管理委員選任の件は、飯坂町財産区管理委員のうち、遠藤愛子委員が3月30日任期満了になりますので、後任委員として福地敏子氏を適任と認め、選任を行うものであります。
よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
誉田義郎君) 議案第57号ないし第61号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第57号ないし第61号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
お諮りをいたします。議案第57号助役選任の件、議案第58号
収入役選任の件、議案第59号
固定資産評価審査委員会委員選任の件、議案第60号
固定資産評価員選任の件、議案第61号財産区
管理委員選任の件につきましては、いずれも原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第57号ないし第61号につきましては、いずれも原案のとおり同意することに決しました。
ただいま、議員から
追加議案の提出がありました。議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第62号を議題といたします。
この際、お諮りをいたします。議案第62号につきましては議員提出でありますので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決を行います。
お諮りをいたします。議案第62号
福島市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第62号は原案のとおり可決されました。
ただいま、議員から
追加議案の提出がありました。議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第63号ないし第67号を一括して議題とすることにいたします。
この際、お諮りをいたします。議案第63号ないし第67号につきましては議員提出でありますので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決いたします。
お諮りをいたします。議案第66号
プルサーマル計画への慎重な対処を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、議案第66号につきましては原案のとおり可決することに決しました。
続いてお諮りをいたします。議案第63号ペットボトル再
商品化施設の
整備拡充等を求める意見書、議案第64号学童保育の拡充を求める意見書、議案第65号
アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書、議案第67号福島県
最低賃金の引き上げと
早期発効を求める意見書につきましては、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、議案第63号ないし第67号につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決しました。
続いて、日程に従い
所管事務調査の件を議題といたします。
このことについては、各常任委員長、議会運営委員長からお手元に配付いたしました所管事務継続調査表のとおり調査を行いたいとの申し出があります。
お諮りをいたします。本件は、各委員長の申し出のとおり決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、本件は各委員長の申し出のとおり決しました。
市長から議長あて
各種委員の推薦方の依頼がありました。日程に従い、これが推薦を行います。
そういたしまして、これが推薦の方法は議長指名で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ご異議ございませんので、推薦の方法は議長指名と決しました。
直ちに指名いたします。
各種委員につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり指名いたします。
◎27番(小林義明君) 議長、27番、動議。
○議長(
誉田義郎君) 27番。
◎27番(小林義明君) 動議を提出いたします。
動議は、雇用の確保・
創出対策の抜本強化を求める意見書についてであります。これは、さきの本会議の請願第6号「雇用の確保・
創出対策の抜本強化を求める
意見書提出方について」の請願の採択に基づき意見書を提出されたいとするものでありまして、よろしくお取り計らいのほどお願いいたします。
【意見書案提出】
【「賛成」と呼ぶ者あり】
○議長(
誉田義郎君) ただいま、27番小林義明君から、雇用の確保・
創出対策の抜本強化を求める意見書を提出されたいとの動議が提出されました。
本動議の成立のためには、所定の賛成者が必要です。所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
暫時休憩いたします。
午後1時49分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時51分 再 開
○議長(
誉田義郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りをいたします。この際、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
日程に従い、本動議を議題といたします。
お諮りをいたします。本動議のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【賛成者起立】
○議長(
誉田義郎君) 起立多数。よって、本動議のとおり可決することに決しました。
以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。
本定例会はこれをもって閉会といたします。
午後1時52分 閉 会
意 見 書
─────────────────────────────────────────────
議案第63号
ペットボトル再
商品化施設の
整備拡充等を求める意見書
容器包装リサイクル法に基づく分野別収集は、開始後3年が経過し、実施市町村、分野別収集量、再商品化量ともに増加している。また、再商品化率も各品目とも高い数値を示していることから、容器包装リサイクル法に基づく再商品化は着実に履行されている。
しかし一方では、市町村の分別収集計画量と再商品化量との乖離問題が発生しており、特にペットボトルについてこの問題が顕著となりつつある。容器包装リサイクル法の定めるシステムの下では、市町村が集めた分別基準適合物が、品目毎に指定法人との間で取り交わした契約に基づく指定法人への引き渡し契約を超えた場合、その超えた分は市町村で保管しなければならないことになっている。しかしながら、この法律の実施に当たって各市町村とも住民に法の求める分別排出への協力を強く呼びかけてきた経緯から、契約とはいえ計画を上回って収集されたものを市町村で保管することとなり、それが一般廃棄物に逆流するようなことになると、分別収集に協力した住民にその事を理解してもらうことは甚だ難しい。
この法律の施行以来、ペットボトルの特定事業者をはじめ、関係業界において再
商品化施設の整備に努力されてきたことは評価しているが、それにもかかわらずこうした事態を招いたことは、市町村側においても計画量の算出に不確実さがあったとしても、再商品化を上回る昨今のペットボトル需要の増大、それに応じたペットボトルの増産の結果であることは否めない。このような状況が早急に改善されないと、容器包装リサイクル法が構築しようとしているリサイクル・システムへの国民の信頼を損ないかねない。
よって政府は、昨年新たな廃棄物の減量化目標が決定されたことを踏まえて、今後ペットボトルの使用抑制をも視野に入れたシステムを検討する必要があると考えるが、容器包装リサイクル法の一層の円滑な施行を図るため、市町村の分別収集計画量の正確な把握、指導に努めるとともに、当面の緊急措置としてペットボトルの再
商品化施設の拡充について、早急に対応されるよう強く要請する。併せて、再商品化商品の消費拡大のための国民への啓蒙にも努力されるよう要請する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 誉 田 義 郎
内閣総理大臣、厚生大臣、通商産業大臣 あ て
以上、提案する。
平成12年3月24日
─────────────────────────────────────────────
議案第64号
学童保育の拡充を求める意見書
児童福祉法の改正により、学童保育が市町村の事業として明確に位置づけられた。
しかし、現在の国の助成制度は、学童クラブ運営の一人分の人件費にも満たない極めて不十分なものとなっている。
法の趣旨に則り、本事業の推進、拡大を図るためにも補助基準の大幅な拡充を図られるよう要望する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 誉 田 義 郎
内閣総理大臣、厚生大臣、自治大臣 あ て
以上、提案する。
平成12年3月24日
─────────────────────────────────────────────
議案第65号
アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書
近年において、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎及び花粉症等アレルギー性疾患に悩む患者・国民の数は増加の一途をたどり、いまや「国民病」となりつつある。平成7年度の厚生省の調査によれば、乳児の29%、幼児の39%、小児の35%、成人においては21%に上っている。
その要因として、大気汚染や近年の食生活や住環境の変化における人工化学物質の多用や細菌(ダニ、カビ等)の繁殖、ストレスの増加など、さまざまなものが関与し、複雑に絡み合っていると言われています。これらの疾患に悩む患者・国民は、効果的な治療法や的確な情報のないままに、深刻な苦痛から不快な症状に至るまで、さまざまな症状に悩まされ、日常生活や社会生活にも深刻な影響がもたらされている。
こうした深刻な状況を打開するためには、アレルギー性疾患発生の仕組みの解明と、より効果的な治療法の確立が一層強く求められている。
よって政府においては、総合的な
アレルギー性疾患対策の推進を図るために、次の事項について、より強力な対策の実現を求めるものである。
記
1、乳幼児健診においてアレルギー検査が促進されるよう予算等の充実を図ること。
2、アレルギー性疾患の病態・原因の解明、効果的な治療法の開発推進のため、研究費の大幅増額を図ること。
3、アレルギー性疾患の研究拠点として、国立アレルギー総合センターを設置するとともに、アレルギー専門医の養成を図り、主要医療機関への「アレルギー科」の設置の拡充を促進すること。
4、人体に有害な食品添加物等の使用を減らすとともに、食品にかかわる原材料・添加物の成分、遺伝子組換え作物の使用の有無等について、消費者に分かりやすい表示の徹底を図ること。
5、人体に有害な作用をもたらす化学物質などの住宅等への使用を止め、安全なものに転換するようにすること。
6、SOX(硫黄酸化物)、NOX(窒素酸化物)及び浮遊粒子状物質等の大気汚染物質の削減対策を強化すること。
7、花粉症等をもたらす杉等の樹種から花粉症の少ない樹種への転換を進めること。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 誉 田 義 郎
内閣総理大臣、厚生大臣、農林水産大臣、建設大臣、環境庁長官 あ て
以上、提案する。
平成12年3月24日
─────────────────────────────────────────────
議案第66号
プルサーマル計画への慎重な対処を求める意見書
プルサーマル計画については、関西電力の高浜原子力発電所で使用されるべく製造されたMOX燃料の品質管理データねつ造問題が発生したことにより、現在延期をされているところである。
こうした中で、東京電力は、福島第一原子力発電所3号機において使用されるMOX燃料の再検査を行い、
プルサーマル計画を実施することを表明しているが、これまでの原子力事業における事故や不祥事が相次いで発生したことにより、県民の原子力に対する不安感はますます高まっている。
よって、県においては、
プルサーマル計画について慎重に対処するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 誉 田 義 郎
福島県知事 あ て
以上、提案する。
平成12年3月24日
─────────────────────────────────────────────
議案第67号
福島県
最低賃金の引き上げと
早期発効を求める意見書
福島県
最低賃金は、県内の中小・零細企業に働く多くの労働者の賃金を改善させていくものであるが、現行の
最低賃金は、全国で35位と極めて低位な状況にある。
また、一般労働者の賃金改定が4月に行われているのに対して、
最低賃金の発効日は10月1日と、半年遅れとなっている。
このことは、本県における一般労働者の賃金水準並びに産業経済の実情に見合ったものとはいえない。
よって、福島県
最低賃金を一般労働者の賃金水準、産業・経済実勢に見合う水準に引き上げるともに、一般労働者の賃金引き上げが4月であることを考慮し、早期に発効するよう要望する。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 誉 田 義 郎
福島労働基準局長 あ て
以上、提案する。
平成12年3月24日
─────────────────────────────────────────────
動議
雇用の確保・
創出対策の抜本強化を求める意見書
今、わが国の経済は、戦後最悪の不況に出口が見えず、雇用は危機的状況を続け、働くものの雇用不安と将来不安は増すばかりである。
県内においても、景気に明るい兆しが見えるといわれながら、雇用の低迷は依然として続き、12月の全国完全失業率は4.6%、県内有効求人倍率は0.53倍と「依然として2人に1人が仕事が見つからない」厳しい状況が続いており、産業・雇用を守る対策が急務となっている。
よって、政府においては、次の点について実施するよう強く要望する。
記
1、社会が求める介護・福祉、教育、保育、環境保全などを中心に、政府・自治体の主導により、140万人以上の雇用創出事業を早急に実施し、失業の改善を図ることについて。
2、企業分割、譲渡、合併等の企業組織再編における雇用契約と労働条件の継承、労働組合との協議を保障する「労働者保護法」を定めることについて。
以上、
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長 誉 田 義 郎
内閣総理大臣、大蔵大臣、労働大臣 あ て
以上、提案する
平成12年3月24日
(3月定例会)
各 種 委 員 の 推 薦 一 覧
┌────────────────┬────┬───────┬──┬───────────┐
│ 委 員 会 等 名 称 │議席番号│ 議 員 名 │任期│ 備 考 │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市働く婦人の
家運営委員会委員│ 17番 │山 岸 清│2年│ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市勤労青少年ホーム運営委員会│ 19番 │石 原 信市郎│2年│ │
│委員 │ │ │ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│
福島市民の消費生活を守る対策会議│ 2番 │目 黒 恵 介│ │ │
│委員 │ 5番 │小 熊 与太郎│ │ │
│ │ 6番 │高 柳 勇│ │ │
│ │ 8番 │粕 谷 悦 功│2年│ │
│ │ 9番 │須 貝 昌 弘│ │ │
│ │ 10番 │藤 川 淑 子│ │ │
│ │ 11番 │小 島 衛│ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
自転車対策審議会委員 │ 1番 │西 山 尚 利│ │ │
│ │ 7番 │杉 原 二 雄│2年│ │
│ │ 29番 │佐 藤 真 五│ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
社会福祉基金運営委員会委員│ 1番 │西 山 尚 利│ │ │
│ │ 7番 │杉 原 二 雄│2年│ │
│ │ 30番 │宮 本 シツイ│ │ │
│ │ 37番 │阿 部 保 衛│ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
奨学生選考委員会委員 │ 5番 │小 熊 与太郎│1年│ │
│ │ 18番 │菅 野 芳 樹│ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
社会教育委員 │ 18番 │菅 野 芳 樹│2年│ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
青少年問題協議会委員 │ 7番 │杉 原 二 雄│2年│ │
│ │ 11番 │小 島 衛│ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
音楽堂運営委員会委員 │ 2番 │目 黒 恵 介│2年│ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
農業賞選考委員会委員 │ 26番 │伊 東 忠 三│2年│
経済民生常任委員長充職│
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│
社会福祉法人福島市社会福祉協議会│ 14番 │鈴 木 好 広│2年│
文教福祉常任委員長充職│
│理事 │ │ │ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│国道115号線土湯峠改修促進協議会 │ 22番 │誉 田 義 郎│2年│議長充職 │
│役員 │ │ │ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│一般国道114号整備促進期成同盟会 │ 22番 │誉 田 義 郎│2年│議長充職 │
│理事 │ │ │ │ │
├────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│福島市
教育委員会表彰審議会委員 │ 14番 │鈴 木 好 広│1年│
文教福祉常任委員長充職│
└────────────────┴────┴───────┴──┴───────────┘
(12.3.24)
請 願 審 議 結 果
┌─┬───────────┬───────────┬─────┬────┬────┬───┐
│番│ 請 願 要 旨 │ 請 願 者 住 所 氏 名 │ 紹介議員 │受 理│付 託│結 果│
│号│ │ │ │年 月 日│委 員 会│ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │安心できる
介護保険制度│福島市渡利字中江町66 │ │ │ │ │
│1│を求めることについて │福島医療生活協同組合 │
宮本シツイ│12.3.3│文教福祉│不採択│
│ │ │理事長 佐 藤 正│ │ │ │ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │椎茸の
セーフガードを求│福島市成川字土腐2−4│ │ │ │ │
│2│める
意見書提出方につい│福島県北農民連 │
宮本シツイ│12.3.7│経済民生│不採択│
│ │て │会 長 佐々木 健 三│ │ │ │ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │年金・医療の社会保障基│福島市松木町2−20 │ │ │ │ │
│3│盤の再構築を求める意見│連合福島 福島地区連合│小林 義明│12.3.7│経済民生│不採択│
│ │書提出方について │会 │遠藤 一│ │ │ │
│ │ │議 長 山 本 泰 博│ │ │ │ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │雇用の確保・
創出対策を│福島市松木町2−20 │ │ │ │ │
│4│求める
意見書提出方につ│連合福島 福島地区連合│小林 義明│12.3.7│経済民生│採 択│
│ │いて │会 │遠藤 一│ │ │ │
│ │ │議 長 山 本 泰 博│ │ │ │ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │福島県
最低賃金の引き上│福島市松木町2−20 │ │ │ │ │
│5│げと
早期発効を求める意│連合福島 福島地区連合│小林 義明│12.3.7│経済民生│採 択│
│ │見書提出方について │会 │遠藤 一│ │ │ │
│ │ │議 長 山 本 泰 博│ │ │ │ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │
タクシーの
安全性確保と│福島市松木町2−20 │ │ │ │ │
│6│
公共交通の維持を求める│連合福島 福島地区連合│小林 義明│12.3.7│総 務│不採択│
│ │
意見書提出方について │会 │遠藤 一│ │ │ │
│ │ │議 長 山 本 泰 博│ │ │ │ │
├─┼───────────┼───────────┼─────┼────┼────┼───┤
│ │
タクシーの
安全性確保と│ │ │ │ │ │
│ │
公共交通の維持及び福祉│福島市渡利字中江町34 │ │ │ │ │
│7│
タクシー制度の拡充を求│福島地方労働組合総連合│斎藤 朝興│12.3.7│総 務│不採択│
│ │める
意見書提出方につい│議 長 菅 原 一 志│ │ │ │ │
│ │て │ │ │ │ │ │
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│ │
公的就労事業の確立など│福島市渡利字中江町34 │ │ │ │ │
│8│有効な
雇用対策の実行を│福島地方労働組合総連合│斎藤 朝興│12.3.7│経済民生│不採択│
│ │求める
意見書提出方につ│議 長 菅 原 一 志│ │ │ │ │
│ │いて │ │ │ │ │ │
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陳 情 審 議 結 果
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│番│ 陳 情 要 旨 │ 陳 情 者 住 所 氏 名 │受 理│付 託│結 果│
│号│ │ │年 月 日│委 員 会│ │
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│ │非核三原則を廃止し日本の平和│高知県安芸郡馬路村654 │ │ │ │
│1│を守るための
意見書提出方につ│ 北 本 就 敏 │12.1.13│総 務│不採択│
│ │いて │ │ │ │ │
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│ │国民本位の
公共事業の推進と執│福島市黒岩字榎平36 │ │ │ │
│2│行体制の拡充を求める意見書提│全建設省労働組合東北地方本部│12.3.2│総 務│不採択│
│ │出方について │福島支部 │ │ │ │
│ │ │支部長 本 田 英 則 │ │ │ │
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│ │
プルサーマル計画への慎重な対│双葉郡楢葉町大谷字西台58−4│ │ │ │
│3│処を求める
意見書提出方につい│原発の安全性を求める福島県連│12.3.3│総 務│採 択│
│ │て │絡会 │ │ │ │
│ │ │代 表 早 川 篤 雄 │ │ │ │
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以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。
福島市議会 議 長
副議長
議 員
議 員...