当
委員会は、十七日、十八日の二日間にわたり開会、
市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。
以下ご報告申し上げます。議案第百二十一
号福島市営住宅等条例制定の件、議案第百二十三
号福島市
水道条例の一部を改正する
条例制定の件、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第百十
号平成九年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第百十一
号平成九年度福島市
下水道事業費特別会計補正予算、議案第百二十二
号福島市
水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第百二十五
号市道路線の認定及び廃止の件、議案第百二十九
号平成九年度福島市
一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第百三十
号平成九年度福島市
水道事業会計補正予算、議案第百三十二
号平成九年度福島市
下水道事業費特別会計補正予算、議案第百三十五
号平成九年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、
継続審査中の請願並びに今議会において、当
委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
「
公営住宅条例の改正について」の請願につきましては、
賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。
「
建築審査会の開催について」の陳情につきましては、不採択すべきものと決定いたしました。以上ご報告申し上げます。
○議長(
黒澤源一君)
決算特別委員長、三十八番。
◎三十八番(
遠藤一君) 議長、三十八番。
○議長(
黒澤源一君) 三十八番。
【三十八番(遠藤 一君)登壇】
◎三十八番(
遠藤一君) 去る十六日の本会議におきまして、当
決算特別委員会に付託になりました議案第百十三
号平成八年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件につきましては、本
会議散会後、
特別委員会を開き審査いたしましたところ、内容が多く、慎重審査するには、限られた本会期中に
審査完了の見通しが立ちませんので、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと、決定いたしました。以上ご報告申し上げます。
○議長(
黒澤源一君) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご質疑がなければ討論に移ります。
討論の通告があります。八番
河野恵夫君。
◆八番(
河野恵夫君) 議長、八番。
○議長(
黒澤源一君) 八番。
【八番(
河野恵夫君)登壇】
◆八番(
河野恵夫君) 私は、
日本共産党を代表して、採決に先立ち意見を述べます。
議案第百十七
号福島市
農道離着陸場条例制定の件について。
本議案に対する本会議の質疑の際、市長は、当初
観光遊覧などの
目的外利用を否定する答弁を行い、その線上で
委員会審査が行われてきました。
しかし、
条例案は、当然
目的外利用もあり得ることを前提とした内容で提案されていたのであり、
議案提案者としての
認識自体に問題があったのです。
委員会が、
説明資料不足から、一
たん継続扱いとすることを決定したのは当然の措置でした。最終日の段階になって答弁を訂正、補充したわけですが、
委員会審査課程で、当局は当然その必要性を十分感じていたはずであります。なぜ、
委員会が一
たん結論を出す前に必要な措置がとられなかったのか疑問ですし、そこには
議会軽視の当局の姿勢があったことを厳しく指摘しなければなりません。その上で、本日提案された
補充資料に基づいてみましても、開港後赤字となることは明らかです。
本議会は、本年三月
定例会で、
建設者である県の参画を求める
意見書を採択、今議会の
常任委員会でも同趣旨の
意見書を、全
会派一致で採択しています。
今日の、
福島民報紙では、
農道空港本来の目的にあった
利用価値が出るまで事業を凍結する方が賢明だろう、各自治体とも苦しい
財政運営を強いられている時期である。一円たりともむだな投資は避けなければならないときなのであるとしています。これは、市民多数の声であると考えます。同時に、議会の
意見書の正当性をも改めて示すものでもあります。
今、当局に求められることは、県に対して運営への参画を強く求め、それが実現しない間は開港について凍結する勇気と決断です。
よって、
条例制定について認めることはできません。
次に、議案第百十八号、議案第百十九号、第百二十号、第百二十一号、第百二十三号についてです。
これらの議案は、国の法改正に伴う
条例制定とはいえ、やむなしとして済まされるものではありません。
まず、議案第百十八
号福島市
保育所条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第百十九
号福島市
保育所入所措置条例の一部を改正する
条例制定の件についてです。
両条例の改正は、
入所措置を保育の実施という言葉に置きかえる文言の整備にとどまるものです。しかしこれは、本来保育に責任を負う自治体の
公的責任をあいまいにするもので、
児童福祉法にある児童の健やかな育成に対しての国や
地方公共団体の責任と義務を放棄するものです。その上、厚生省は
公費負担の後退はないとしていますが、当局も認めるように、今までの
義務的支出の
措置費が補助金にかえられ、将来的な
公費負担は保障されないことになります。また、今までは所得に応じて徴収していた
保育料を年齢に応じて一律に決めるなど、低所得者への負担になっており、保育の後退にもつながるもので賛成できません。
今、保育に求められていることは、
保育料の軽減を図り、需要が多い
乳幼児保育の拡充と
延長保育、
障害児保育の充実などであると考えます。
次いで、議案第百二十
号福島市
茂庭地区簡易水道条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第百二十三
号福島市
水道条例の一部を改正する
条例制定の件について。
凍結による水道管の破裂や災害などによる給水の切断などへの対応は、これまで
指定業者らが二十四時間体制を維持し、地域に密着した
管理体制がとられてきました。しかし、
大手算入のための
規制緩和を目的とする
水道法の改正により、全国ネットを持つ
大手建設業者が一斉に市場に参入することになれば、
指定業者の多くを占める
中小零細業者が締め出されるなど重大な影響を受けることが懸念され、地域に密着したこれまでの
管理体制が崩されることになるでしょう。また、水質や水圧など専門的な判断を伴う
給水器具の選択を、企業の
もうけ優先の論理で消費者の判断に任せるなどは安全な水の供給の面からも問題があり、賛成できません。
最後に、議案第百二十一
号福島市営住宅等条例制定の件について。
自治体の裁量権が大きく制限される中で、
連帯保証人の
免除規定など、当局の努力は認められますが、しかし、次のような問題点が指摘されます。
第一の問題は、
入居資格や
明け渡し基準が
収入分位三三%から二五%に引き下げられ、これは、四人
家族標準世帯で約五百七十万円から五百十万円へと六十万円も引き下げられたもので、これまで
入居資格があった階層の人を排除したことです。
第二の問題は、毎年家賃の値上げが行われることに道を開いたことです。当初は、
家賃収入が減額となっても、これは一時的現象で、今後毎年国の
政省令基準により算定されるわけで、簡単に家賃が値上げされることです。また、
政令月収が二十万円を超えると
収入超過者として別
割増家賃が大幅に課せられ、退去を促進していることなどからも賛成することはできません。
なお、請願第十六
号公営住宅条例の改正についての請願については、以上の趣旨から見ても採択すべきことを述べ、私の討論を終わります。
○議長(
黒澤源一君) 以上で、討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第百十七
号福島市
農道離着陸場条例制定の件、議案第百十八
号福島市
保育所条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第百十九
号福島市
保育所入所措置条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第百二十
号福島市
茂庭地区簡易水道条例の一部を改正する
条例制定の件、議案第百二十一
号福島市営住宅等条例制定の件、議案第百二十三
号福島市
水道条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、要望あるものは要望を付し、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
黒澤源一君) 起立多数。よって、議案第百十七号ないし議案第百二十一号、議案第百二十三号は要望を付し、原案のとおり可決することに決しました。
続いてお諮りいたします。議案第百十号ないし第百十二号、議案第百十四号ないし第百十六号、議案第百二十二号、議案第百二十四号ないし第百三十九号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち要望あるものは要望を付し、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、議案第百十号ないし第百十二号、議案第百十四号ないし第百十六号、議案第百二十二号、議案第百二十四号ないし第百三十九号につきましては、いずれも要望あるものは要望を付し、原案のとおり可決することに決しました。
続いて、お諮りいたします。議案第百十三
号平成八年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、議案第百十三号につきましては閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
続いてお諮りいたします。「
公営住宅条例の改正について」の請願は、先ほどの
委員長報告のとおり、すなわち不採択することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
黒澤源一君) 起立多数。よって、
当該請願は不採択と決しました。
続いてお諮りいたします。「
首都機能移転の延期に反対する
意見書提出方について」の
陳情並びに「
建築審査会の開催について」の陳情は、先ほどの
委員長報告のとおり、すなわち不採択することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、
当該陳情はいずれも不採択に決しました。
続いてお諮りいたします。ただいま決定した請願、陳情を除く
議長報告第十四号及び前会より
継続審査中の請願は、ただいまの
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、ただいま決定した請願、陳情を除く
議長報告第十四号及び前会より
継続審査中の請願は、
委員長報告のとおり決しました。
ただいま、市長から
追加議案の提出がありました。議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第百四十号を議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(
吉田修一君) 議長、市長。
○議長(
黒澤源一君) 市長。
【市長(
吉田修一君)登壇】
◎市長(
吉田修一君)
追加議案について申し上げます。
議案第百四十号
人権擁護委員候補者推薦の件は、本市の区域における委員のうち、今井吉之、佐藤紀惠及び星寛治委員が平成十年三月十四日任期満了になりますので、後任委員候補者として今井吉之氏、菅野洋子氏、矢葺米子氏を適任と認め、法務大臣に推薦を行うものであります。よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
黒澤源一君) 議案第百四十号につきましては、質疑、
委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、質疑、
委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第百四十号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、議案第百四十号につきましては、原案のとおり同意することに決しました。
ただいま、議員から
追加議案の提出がありました。議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
議案第百四十一号を日程に追加し、直ちに議題とすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、
追加議案を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
議案第百四十一号
議会議員の報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件を議題といたします。
提出者の説明を求めます。三十三番
桜田栄一君。
◎三十三番(
桜田栄一君) 議長、三十三番。
○議長(
黒澤源一君) 三十三番。
【三十三番(
桜田栄一君)登壇】
◎三十三番(
桜田栄一君) 議案第百四十一号
議会議員の報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件について提案理由を申し上げます。
平成十年三月に支給する議員の期末手当の支給割合を据え置く等のため、所要の改正を行うものであります。よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
黒澤源一君) 議案第百四十一号につきましては議員提出でありますので、質疑、
委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、質疑、
委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第百四十一号
議会議員の報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議がございませんので、議案第百四十一号につきましては原案のとおり可決することに決しました。
ただいま、議員から
追加議案の提出がありました。議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
追加議案第百四十二号ないし第百四十五号を日程に追加し、一括して直ちに議題とすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、
追加議案を日程に追加し、一括して議題とすることに決しました。
議案第百四十二号ないし第百四十五号を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。議案第百四十二号ないし第百四十五号につきましては議員提出でありますので、説明、質疑、
委員会付託をそれぞれ省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、説明、質疑、
委員会付託ををそれぞれ省略することに決しました。
これより討論に入ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご意見がなければ討論を終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第百四十五号
公費不正支出の全容を解明し
再発防止を求める決議につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
黒澤源一君) 起立多数。よって、議案第百四十五号
公費不正支出の全容を解明し
再発防止を求める決議につきましては、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
議案第百四十五号
公費不正支出の全容を解明し
再発防止を求める決議
今般の福島県における一連の
公費不正支出事件は、県政に対する県民の信頼を大きく裏切るものである。
ことに不正支出した公費を私的懇談に費やす等の行為は、あってはならない行為であり、制度を論ずる以前の問題である。
よって県は、不正支出の全容を明らかにするとともに、
再発防止に万全を期されるよう強く要請する。
右、決議する。
平成 年 月 日
福島市議会
右、提案する。
平成九年十二月二十二日
───────────────────────────────────────
○議長(
黒澤源一君) 続いてお諮りいたします。議案第百四十二号
学校米飯給食に対する
補助事業の堅持を求める
意見書、議案第百四十三号
公共事業費の一律削減に反対する
意見書、議案第百四十四
号福島市
農道離着陸場の
管理運営に福島県の参画を求める
意見書につきましては、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ご異議ございませんので、議案第百四十二号ないし第百四十四号につきましては、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
議案第百四十二号
学校米飯給食に対する
補助事業の堅持を求める
意見書
農林水産省は米余剰に対応するため、食糧管理特別会計による
補助事業を大幅に見直すこととし、その第一段として、平成十年度から学校の米飯給食に対する
補助事業を廃止する方向で検討していると聞き及んでいる。
その目的は、急増が予想される米在庫の処理費用や生産調整の支援策に充てるとしているが、崩壊しつつある我が国の伝統的な食文化を存続させるためにも、学校での米飯給食をさらに拡充するとともに、消費拡大を図る必要がある。
したがって、二十一世紀を担う子供たちの米飯給食の補助を削減することには到底納得できるものではなく、
補助事業の堅持を強く求めるものである。
右、
地方自治法第九十九条第二項の規定により
意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長
黒澤源一
内閣総理大臣
文部大臣 あて
農林水産大臣
右、提案する。
平成九年十二月二十二日
───────────────────────────────────────
議案第百四十三号
公共事業費の一律削減に反対する
意見書
国は財政改革の一環として、
公共事業費の一律七パーセント削減を打ち出しているが、中央、地方、さらに都市間によっては、社会資本の整備に大きな格差が生じている。
よって、政府においては、
公共事業費の配分において社会資本の整備が急務となっている地方の実情を認識し、一律的な
公共事業費の削減を実施しないように要請する
右、
地方自治法第九十九条第二項の規定により
意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長
黒澤源一
内閣総理大臣
大蔵大臣 あて
建設大臣
右、提案する。
平成九年十二月二十二日
───────────────────────────────────────
議案第百四十四号
福島市
農道離着陸場の
管理運営に福島県の参画を求める
意見書
県営事業として進められてきた「福島飯坂地区」
農道離着陸場は完成に伴い、去る十月八日付けで福島市に移管された。本施設は、明年四月
供用開始が予定されているが、先進地の事例を見ると今後厳しい運営状況が確実視されている。
よって、福島県においては、財政の支援を含め、福島市
農道離着陸場の管理・運営面に参画されるよう要請する。
右、
地方自治法第九十九条第二項の規定により
意見書を提出する。
平成 年 月 日
福島市議会議長
黒澤源一
福島県知事 あ て
右、提案する。
平成九年十二月二十二日
───────────────────────────────────────
◎二十二番(
横山俊邦君) 議長、二十二番、動議。
○議長(
黒澤源一君) 二十二番。
◎二十二番(
横山俊邦君) 私は、今般の福島県における不正支出に対する情報の開示と責任の明確化を求める
意見書について、動議を提出いたします。
今般の一連の事件に対する天の声、民の声に心耳を澄ますとき、額に汗し、家族、地域社会のために精励恪勤されている市民の悲憤慷慨する声が聞こえてまいります。この声に、無心無偏で答えることが市民の付託を受けた議会人と議会の使命ではなかろうかと思います。
よって、今回、県の不正支出に対する情報の開示と責任の所在を明確化されるよう次のとおり
意見書についての動議を提出いたします。
福島県における不正支出に対する情報の開示と責任の明確化を求める
意見書
今般の福島県における不正支出に伴う公費返還方法について、県民の多くは大きな不信感を抱いております。
よって、県は今般実施された全調査の結果と責任の所在を県民の前に明確にされるよう要請する。ぜひとも、議会の皆様方のご賛同をいただきながら、処置方をよろしくお願い申し上げます。以上です。
【「賛成」と呼ぶ者あり】
○議長(
黒澤源一君) ただいま、二十二番
横山俊邦君より、福島県における不正支出に対する情報の開示と責任の明確化を求める
意見書に関する動議が提出され、賛成者がありますので、会議規則第十六条の規定により動議は成立いたしました。
お諮りいたします。ただいまの福島県における不正支出に対する情報の開示と責任の明確化を求める
意見書に関する動議を本日の
議事日程に追加の上、直ちに議題とすることに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
黒澤源一君) 起立少数。よって、本動議を日程に追加し、議題とすることは否決されました。
以上で本
定例会の日程は全部終了いたしました。
本
定例会は、これをもって閉会といたします。
午後五時二十九分 閉会
(十二月
定例会)
決算特別委員会委員一覧
●
委員長 ◯副
委員長
三十八番 ●
遠藤一 十九番 ◯
伊東忠三 三番
佐藤一好 五番 押部栄哉
十番
菅野芳樹 十一番
高橋信一 十二番 丹治仁志 十五番
誉田義郎
十七番
高橋英夫 二十二番
横山俊邦 二十四番
塩谷憲一 四十番
宮本シツイ
請願審議結果
1
請願要旨
公営住宅条例の改正について
請願者住所氏名 福島市舟場町三−二六 福島市生活と健康を守る会 会長 安田稲子
紹介議員
斎藤朝興
受理年月日 9・9・9
付託
委員会 建設水道
結果 不採択
陳情審議結果