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  1. 福島市議会 1997-05-15
    平成 9年 5月臨時会−05月15日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-31
    平成 9年 5月臨時会−05月15日-01号平成 9年 5月臨時会  平成九年五月十五日(招集日) ─────────────────────────────────────── 出席議員(四十名)    一番  佐久間行夫君      二番  誉田眞里子君    三番  佐藤一好君       四番  鈴木好広君    五番  押部栄哉君       六番  斎藤朝興君    七番  土田 聡君       八番  河野恵夫君    九番  石原信市郎君      十番  菅野芳樹君   十一番  高橋信一君      十二番  丹治仁志君   十三番  佐藤真五君      十四番  鈴木英次君   十五番  誉田義郎君      十六番  佐藤保彦君   十七番  高橋英夫君      十八番  山岸 清君   十九番  伊東忠三君      二十番  加藤勝一君  二十一番  半沢常治君     二十二番  横山俊邦君  二十三番  二階堂匡一朗君   二十四番  塩谷憲一君  二十五番  菅野泰典君     二十六番  加藤彦太郎君  二十七番  阿部保衛君     二十八番  木村六朗君  二十九番  小林義明君      三十番  斎藤 茂君
     三十一番  阿部知平君     三十二番  斎藤 清君  三十三番  桜田栄一君     三十四番  黒澤源一君  三十五番  大宮 勇君     三十六番  中村冨治君  三十七番  佐藤智子君     三十八番  遠藤 一君  三十九番  阿部儀平君      四十番  宮本シツイ君 ─────────────────────────────────────── 地方自治法第百二十一条による出席者   市長    吉田修一君      助役    石川 清君   収入役   菊田 悟君      総務部長  岡  實君   企画調整         菅 厚世君      税務部長  石幡征二君   部長   商工観光         畑中英雄君      農政部長  遠藤 宏君   部長   市民生活         須田昌之君      環境部長  丹治勝俊君   部長   健康福祉         高野行雄君      建設部長  菅野廣男君   部長   都市開発             下水道         寺島由雄君            丸山泰男君   部長心得             部長   総務部              参事兼         菅野 清君            黒沢勝利君   次長               秘書課長   参事兼              水道事業         片平憲市君            斎藤 廣君   財政課長             管理者   水道局長  三浦胡男君      教育委員  佐藤 理君   教育委員  松野正記君      教育委員  内池 浩君   教育長   車田喜宏君      教育部長  志田房儀君   代表         品竹貞男君      消防長   冨田晴夫君   監査委員   選挙管理委         岡 和二君   員会委員長 ─────────────────────────────────────── 議会事務局出席者                    次長兼   局長    宍戸英雄君            斉藤嘉紀君                    総務課長   議事調査         尾形一幸君   課長 ─────────────────────────────────────── 議事日程   一 会議録署名議員の指名   二 会期の決定   三 議案第五十三号、第五十四号の提出、審議   四 質疑   五 議案第五十三号、第五十四号の所管常任委員会付託   六 議案第五十三号、第五十四号の委員会における審査の経過並びに結果の報告   七 委員長報告に対する質疑、討論、採決   八 議案第五十五号の提出、審議   九 常任委員の選任   十 議会運営委員の選任  十一 会期の延長 ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   一 会期の決定   二 議案第五十三号 平成九年度福島市一般会計補正予算   三 議案第五十四号 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件   四 議案第五十五号 摺上川ダム建設基本計画の変更にかかわる意見書   五 常任委員の選任   六 議会運営委員の選任   七 会期の延長 ───────────────────────────────────────                  午前十時三十三分 開会 ○議長(二階堂匡一朗君) 定足数に達しておりますので、これより五月臨時会を開会いたします。  会議録署名議員の指名をいたします。十八番山岸清君、十九番伊東忠三君を指名いたします。  会期の決定をいたします。会期は議会運営委員会の決定のとおり、即ち本五月十五日の一日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、会期は本五月十五日の一日間と決定いたしました。  なお、本会議の議事日程はお手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。  議案等の説明を求めるため、会期中市長以下必要と認める執行機関の職員の出席を求めることにいたします。  諸般の報告をいたします。報告内容は、お手元に配付の印刷物のとおりでございますのでご了承を願います。  日程に従い、議案第五十三号並びに第五十四号を一括して議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(吉田修一君) 議長、市長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 市長。      【市長(吉田修一君)登壇】 ◎市長(吉田修一君) 本日、ここに五月市議会臨時会の開会に当たり、ご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。  今回提出いたしました議案は、平成九年度福島市一般会計補正予算等の議案二件でありますが、いずれも職員の不祥事に関連し、所要の措置を行うためのものであります。  まず、提案理由を申し上げるに先立ち、下水道部職員の不祥事について、その後の経過等をご報告申し上げます。  去る二月十一日、収賄容疑で逮捕され、その後起訴されました職員につきましては、四月二十一日付で懲戒免職の処分をいたしました。その後、五月七日に有罪の判決があり、同日付で関係職員の懲戒処分を行ったところでありますが、このような不祥事を起こしたことにつきましては誠に遺憾であり、ここに改めて深くおわびを申し上げます。今後は、さらに市民の信頼にこたえ得るよう職員の意識及び体制の確立に最善の努力をしてまいる所存であります。  次に、今回提出いたしました議案について申し上げます。議案第五十三号平成九年度福島市一般会計補正予算及び議案第五十四号市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件は、市長等の給料月額を減額して支給するため、所要の措置を行うものであります。  以上が提出議案の概要でありますが、詳細につきましてはご質疑、または委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) 議案調査のため、暫時休憩いたします。                  午前十時三十七分 休憩 ───────────────────────────────────────                  午前十一時三十分 再開 ○議長(二階堂匡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第五十三号並びに第五十四号に対する質疑に入ります。  質疑の通告があります。  十八番山岸清君。 ◆十八番(山岸清君) 議長、十八番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 十八番。
         【十八番(山岸清君)登壇】 ◆十八番(山岸清君) 私は、五月臨時会に当たりまして、ふくしま市民21の一員として、今議会に提案されました議案第五十三号と五十四号につき、私見を交えながら幾つかの点について質問をいたします。  本臨時会に提案された市長をはじめとする助役、収入役の給料月額の減額は、今回の不祥事に対し、当局の行政責任の明確化と再発防止への毅然たる姿勢、そして速やかなるご処置に敬意を表するものであります。  まず、今回市長等が執行部の責任をとるという形で給料月額の減額をとられたわけでありますが、過去の不祥事と照らし合わせて、減額の基準は適当であったのかどうかお尋ねいたします。また、給料月額の減額については条例改正によらない事例もあったかに仄聞しておりますが、これらの経緯についてお伺いをいたします。  次に、今回の不祥事に関連して、関係職員の方の懲戒処分を行ったところでありますが、関係職員の範囲とその根拠についてお尋ねいたします。今回の不祥事は、ある意味では現行入札制度そのものの欠陥に起因するのではないかと考えておるところであります。そのことは、公判の過程におきまして、裁判長の被告人尋問において、事業の先づけがなされていたことが明らかにされ、正常な入札行為が阻害されていたことが推測されるものでありますが、今回の入札指名業者の異常な受注率と照らし合わせて、入札担当部局の善良なる管理者の注意義務違反などはなかったのかどうかお伺いをするとともに、重なりますが、関係職員に対して行った懲戒処分の根拠とその基準についてお伺いをいたすものであります。  次に、これも公判の過程で明らかになったことでありますが、河川事業などの国に対する陳情の際、当時の菊田係長が市長に同行したとのことでありますが、私は市長が国に対して陳情を行うような場合、係長までが同行することについてはいかがなものかと考えるところでありますので、通常、国等に対する陳情の際の市長への同行範囲と当局の所見をお伺いいたします。  最後になりますが、このような事件が二度と起こることのないよう再発防止に万全を期されることを期待いたしまして、職員の方の意識及び体制の確立に向けた当局の具体策をお伺いいたしまして、私の質問を終わります。 ◎市長(吉田修一君) 議長、市長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 市長。      【市長(吉田修一君)登壇】 ◎市長(吉田修一君) 十八番山岸清議員のご質問にお答えを申し上げます。  今回の不祥事が入札制度の欠陥に起因するものではないかとのご質問でございますが、さきの内部調査の結果からも、今回の不祥事は組織的、構造的なものではなく、本人の公務員としてのモラルの欠如が大きな原因であると考えております。本市の入札制度につきましては、平成五年度に入札制度検討委員会を設置し、公正、公平な入札契約制度の検討を行い、県及び他の市の状況を踏まえ、平成七年度に制限付きの一般競争入札、公募型の指名競争入札を導入しているところであり、制度上、並びに担当部管理者の指揮監督については、特に問題はなかったと認識をしております。  なお、平成九年四月からは入札制度の透明性を確保するため、競争入札の経緯を含め入札結果を公表いたすなど、さらに見直し等を進めてまいりたいと考えております。  次に、関係職員の懲戒処分の範囲と根拠についてのご質問でございますが、元下水道部下水道建設課付課長補佐につきましては、市及び福島地方土地開発公社発注の指名競争入札において、その入札指名業者に工事価格を教示するなどの便宜を与え、その謝礼として現金の供与を受けたほか、二回にわたって海外旅行の接待を受けたことは、地方公務員法第三十三条の信用失墜行為及び同法第三十四条の秘密を守る義務、並びに福島市職員服務規程第二条の服務の原則の規定に違反しており、このことは職員の懲戒を定めた地方公務員法第二十九条第一項各号に該当し、懲戒処分として免職いたしたものでございます。また、関係上司の処分につきましては、それぞれの上司は所属職員の業務内容を的確に把握する必要があり、指揮監督が不適切であったことが今回の不祥事の原因の一つであり、これは地方公務員法第三十条の服務の根本基準及び同法三十五条の職務に専念する義務、並びにそれぞれの役職による指揮監督責任が規定されているところの福島市事務分掌規則の規定に反するため、地方公務員法第二十九条第一項第一号及び第二号により、当時の関係上司について、減給及び戒告処分といたしたものでございます。  再発防止のための職員の意識及び体制の確立についてのご質問でございますが、職員の意識につきましては、まずそれぞれの職員の倫理意識の高揚を図ることが最重要であると考えております。今年度は特に職員研修計画の重点事項に、公務員倫理研修の強化を掲げ、管理者、監督者研修などの階層別研修でのモラルに関する科目の充実を図りながら、公務員倫理研修指導者育成を強化するとともに、事業担当部門の管理監督者を対象とした、公務員倫理に関する研修会の開催などにより、市民の皆さんに信頼される職員の育成に努めてまいりたいと考えております。  また、組織体制につきましては、職場全体の規律を確保することはもとより、入札制度の透明性の確保に努め、管理監督体制や事務のチェック体制の強化を図り、特定職員への権限の集中の防止、人事ローテーションを適切に行うことにより再発防止に万全を期してまいりたいと考えておりますので、ご了承いただきたいと思います。  なお、ご質問中市長答弁以外につきましては、担当部長よりお答えをさせますので、ご了承願います。 ◎総務部長(岡實君) 議長、総務部長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 総務部長。      【総務部長(岡實君)登壇】 ◎総務部長(岡實君) 十八番山岸清議員のご質問にお答えいたします。  過去の不祥事と照らし合わせて、減額の基準は適当であったかとのご質問でありますが、昭和四十年の市営住宅使用料、約千五十五万円を横領した事件では、市長が私財弁済方法として百万円を市に寄附いたしております。また、昭和四十八年の下水道工事にかかわる汚職事件では、市長、助役がそれぞれ一〇%、一カ月の減給をいたしております。今回の不祥事につきましては、職員の指揮監督の最高責任者としての市長と、それを補佐する助役が管理責任を欠いたことにより、また収入役については当時建設部長として直属の上司であったことなどを考慮して、それぞれが自らの責任を明らかにするため、減給措置をいたすものであります。  なお、市長等の給料月額の減額については、昭和五十年の公職選挙法改正以前においては条例改正によることなく減額等をいたしておりましたが、これ以降、公職の候補者等の寄附が禁止されてからは条例改正により実施しておりますので、ご了承願います。 ◎建設部長(菅野廣男君) 議長、建設部長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 建設部長。      【建設部長(菅野廣男君)登壇】 ◎建設部長(菅野廣男君) 十八番山岸清議員のご質問にお答えいたします。  河川事業の国に対する陳情についてでありますが、通常市長が国に対し陳情を行う際、随行者は部長、課長等で行っておりますが、陳情内容によりましてはその内容等を加味し、必要に応じ担当者を同行する場合もありますので、ご了承願います。 ○議長(二階堂匡一朗君) 以上で山岸清君の質問を終わります。  三十番斎藤茂君。 ◆三十番(斎藤茂君) 議長、三十番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 三十番。      【三十番(斎藤茂君)登壇】 ◆三十番(斎藤茂君) 初めに、福島市民の負託を受けた一議員として、このたびの不祥事に際し、市民に対して心より謝罪いたします。  議案第五十四号職員の不祥事に関連し、市長等の給料月額を減額して支給するための所要改正でもって最終決着になるわけですが、あえて職員の不祥事に関連しての部分を取り上げ、再発防止のために万全を期すために質問をいたします。  ちょうどこの事件の発覚後二、三日たって、私は三十年ぶりに同級生と会いまして、市内の飲食店で旧交を温めておりました折、居合わせた市民の一人が私を見つけて、この不祥事に対して厳しい市民の怒りをぶつけてきました。私はひたすらおわびを申し上げ、お店の方のご厚意で何とか切り抜けましたが、その後友人との盛り上がりもなく、心配顔の友人と別れてしまいました。私と同じように、市職員のご家族の方々や関係者の心労は大変なものであったとご推察いたします。  私たち公明市議団は、今まで「調査なくして発言なし」をモットーに議会活動に取り組んでまいりました。ちょうどこの不祥事が起きる二カ月前の本会議で、不祥事の対応について質問いたしておりました。それは、市民への負担とサービスのテーマでありまして、我々政治家にとっても永遠の課題であり、究極のテーマなのだと。このテーマは住民との政治的信頼の上に成り立っているのだと、それを遂行する人が住民の負担に責任を持つ義務を負うからなのですと。現在のように、国、県レベル等のトップが官僚政治家の腐敗し切った不祥事が続出しており、それが地方においてもこの図式が展開していると住民が思い込んで、不信感の渦巻きが日本列島に及んでいる現状ではないかと述べているのです。そして、市長、市職員、それから関係者が、日々まじめに住民に対する奉仕精神に徹していただきたいと。そうすれば、万が一不祥事で住民の不信感を持たれる現状を本当に認識して、今まで以上に住民の信頼回復に努めなければならないと、このように私は質問しておりました。そして、中国の宋の時代に、ある男が自分の宝物を献上しようとしてやってきた。当時の王様にあげようとしたのが、王様はどうしてもあなたの宝物を受け取ることができないのだ。そして、あなたは自分のせっかくの宝物を私にあげることによって失ってしまうのではないか、私の宝物はむさぼらずを持っていると。これはお互いに宝物を大切にした方がいいと、有名な「むさぼらずをもって宝となす」という中国の故事の由来を取り出しました。そして、現在大きな問題になっている、むさぼってしまう、私利、私欲にふける中に、心の大切さを失うのではないか。そして、長い間市長は政治的信念の中で、私も聞かせてもらいましたが、日ごろ市職員に対してどのようなモラルを訴えているのかと質問しました。これに対して、市長は「これをしっかと受けとめて、今後の市政に生かしてまいりたい」と、答弁していました。本会議の市長の答弁の重みを感ずるとき、正すべきものは正す。本格的な対応があったら、本当に防止できたのではなかったのか。特に私に限らず議員の方々は、本当に調査なくして発言なしの立場で厳しい調査をし、研修を経て本会議に臨んでいるのです。通告質問に際しても、その場だけの答弁や答弁漏れの現況が時折見られます。この間、我が党の十番議員の松枯れ対策についても、我々議員は真冬の厳しいみぞれの降る中で倉敷市の鷲羽山に登って、現地調査の中から生み出した質問も、たった一言、「今後十分協議し、検討します」で終わっています。本会議での議員の質問を厳粛に受けとめて、しっかりした対応をしないところに今回の不祥事の要因があるように思われます。ありきたりの答弁は結果的には議会軽視であり、市民の代弁者である議員の認識不足も甚だしいと思います。この点についての猛省と所見を伺います。  次に、このたびの不祥事の中で、特定業者に入札された経過を見ると、個別利益の癒着が日常化している。まさになれ合いであります。このようなことは、同じように談合も日常化しているのではないか。特に入札価格に近い例などもあり、しっかりした事業者に対する管理体制、特にAクラス業者に対する注意を怠ってはならないと思います。ご所見をお伺いします。  次に、市職員というのは、市政についてだれよりも情報を持っております。現状をよく知っております。評価している立場であります。そして予算要求、執行権も持っております。だからこそ、そこに職務秩序のあり方で責任問題、処理の明確化が出てくるわけであります。通常行政責任の場合では、職務上具体的行為をとった担当者が個人として問責されることは極めてまれで、むしろその担当者がついている職の責任が問われるのです。いわゆる階統制の権限体系の行政組織では、実態が重要かつ深刻化が高いゆえに、トップにまでさかのぼるわけであります。つまり積み上げ、決裁型の集合意思決定システムとしての行政責任を負うのであります。このたびの処分根拠について、極めて組織的問責の処分がこれでよかったのかなと疑問を持ちますが、お聞きします。  服務規定は同時に、帰責が権限体系をする根拠でありますから、個別問責よりも組織問責の罪というのは重いのでありまして、つまり監督責任が問われることになります。反面、このように自治体の不祥事が相次ぐ中で、いわゆる階統型組織、集合型意思の決定の様式、服務規律等が、役所の内部が萎縮、硬直するおそれも逆に懸念されます。明るく生き生きとした職場づくりは、みずから「行政は人なり」を基本に、リーダーシップ、またサブリーダーを中心に、しっかりとした人材育成に努めなければならないと思います。この点についてご所見を伺います。  次に、秘密保持に関してでありますが、これは広く公務員としての守秘義務としての関連でありまして、この服務規定に含まれる意味をしっかりまず確認されたい。服務規定における秘密保持の規定は、いわゆる漏洩と内部告発、予防をする点にあるわけです。このたびのような不祥事にならないための規律維持なのです。この秘密保持についての認識を十分市職員に徹底させるために、どのような対応をしているのか質問をします。特に、外に開かれた行政体制を前提とした上での秘密維持が大切だと思います。職場の中でどこまで秘密保持なのか、十分な話し合いをお願いします。  次に、人事とサブリーダーとの機能性についてであります。人事異動には職場の沈滞や仕事の惰性に活を入れて、適材適所の人事配置によって貴重な人的資源を有効に活用する面のほかに、このたびのような不祥事、腐敗の防止にあります。生身の人間としての職場の個別利益と民間業者や住民の個別利益が呼応して私益交換が行われる。つまり個別利益の癒着関係が生じないように人事異動というのは適時行うわけであります。特に気をつけなければならないのは、公印管理、金銭の出し入れであります。このたびのように、事務系、技術系が十分管理能力を発揮されて、ともに自己研さんをしていけばと思います。リーダーとサブリーダーの管理監督のまずさがあるように思います。人事と相まって中間管理者の責任所在、監督のあり方、職場内でのカウンセリングの機能など、十分見直す必要があります。この点についてのご所見を伺います。  最後に、吉田市政三期終了を目前にして、この機会にしっかりと獅子身中の虫を退治されて、不祥事が再び起こらないよう万全を期すことをお願いして、私の質問を終わります。 ◎市長(吉田修一君) 議長、市長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 市長。      【市長(吉田修一君)登壇】 ◎市長(吉田修一君) 三十番斎藤茂議員のご質問にお答えを申し上げます。  職員の綱紀粛正につきましては、常日ごろ依命通達を行うなど注意を喚起するとともに、モラルの徹底に努めてまいったところであり、同様に市議会におきましても、職員の意識の徹底について答弁をしてまいったところでございます。しかしながら、このたびこのような不祥事を招きましたことはまことに遺憾であり、深くおわびを申し上げます。今後におきましては、ご指摘の点を十分踏まえ、再発防止に万全を期してまいる所存でございます。  なお、ご質問にございました議会答弁につきましては、自分の担当の仕事でございますので、誠意をもって詳細な答弁をし、しかも実現に向かって努力するよう一層職員の指揮監督に努めてまいる所存でございます。  次に、職員の職務基準のあり方等についてのご質問でございますが、地方公務員は法律等により全体への奉仕者としての職務遂行ができるような地位と責任が確立されており、権利と身分の保証がなされる反面、厳正な服務規律の維持が求められております。したがって、職員の一定の義務違反に対しては懲戒処分を行い、その道義的責任を問うことにより、地方公共団体の規律と秩序を維持するものでございます。今回の不祥事におきましても、法律、条例、規則等にのっとり、当事者本人はもとよりのこと、指揮監督責任にある市長、並びに関係上司につきましても適正に処分を行ったものでございます。再発防止につきましては、まずそれぞれの職員の倫理意識の高揚を図ることが最重要であると考えております。したがいまして、さきの十八番山岸議員のご質問にもお答え申し上げましたとおり、本年度は特に職員研修計画の重点事項に公務員の倫理研修の強化を掲げ、管理者、監督者研修などの階層別研修でのモラルに関する科目の充実を図り、公務員倫理研修指導者育成を強化するとともに、事業担当部門の管理監督者を対象とした公務員倫理に関する研修会の開催などにより、市民の皆さんに信頼される職員の育成に努めてまいる覚悟でございます。また、組織体制につきましては、職場全体の規律を確保することはもとより、入札制度の透明性の確保に努め、管理監督体制や事務のチェック体制の強化を図り、特定職員への権限の集中の防止と、人事ローテーションを適正に行うことなどにより、再発防止に万全を期してまいる所存でございますので、ご了承願います。  なお、ご質問中市長答弁以外の点につきましては、関係部長より答弁をさせますので、ご了承願います。 ◎総務部長(岡實君) 議長、総務部長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 総務部長。      【総務部長(岡實君)登壇】 ◎総務部長(岡實君) 三十番斎藤茂議員のご質問にお答えいたします。  初めに、業者に対する管理体制の強化についてでありますが、不祥事発生後、必要時以外の業者の事務室内への入室を規制し、入札情報の漏洩を防ぐとともに、本年四月から入札の経緯を含め、入札の結果をすべて公表し、入札の透明化を図ってきたところであります。また、業者に対しましては、市発注の入札に関し、市民に疑惑を与えることのないよう注意の喚起文書の送付を行い、指導をしてきたところであります。ご指摘の癒着と談合は、入札の競争性を著しく阻害するとともに、現行入札制度の根幹を揺るがすものであり、あってはならないものと考えており、市といたしましては、今後も厳正な対応をしてまいる所存であります。  次に、地方公務員の守秘義務についてでありますが、この秘密を守る義務については、職員の服務規定の中でも重要な部分であり、ご指摘のとおり職員研修等を通して、これが趣旨の徹底に努めてまいりたいと考えております。また、民主主義に基づく行政の公開と特定の利益を保護し、社会秩序の維持のための秘密の保持との調和、調整が重要であり、現在策定中であります情報公開制度の中で検討を進めております。  次に、管理者並びに監督者の役割についてでありますが、ご指摘のように管理、監督者が組織でのそれぞれの役割を理解し、自己認識を深めることは基本的なことであると認識しております。本市では、管理者、監督者の研修を体系的に計画し、それぞれの研修におきまして、業務管理、部下管理、職場管理等の管理能力の養成、さらには人材の育成の能力開発、自己啓発に関する研修などを実施し、管理監督者の養成に努めているところであります。今後におきましても、ご指摘の点を踏まえながら管理監督者としての組織管理及び人材開発の能力開発に努めてまいりますので、ご了承願います。 ○議長(二階堂匡一朗君) 以上で斎藤茂君の質問を終わります。  以上で質疑は全部終了いたしました。  議案第五十三号並びに第五十四号を所管の常任委員会の審査に付することにいたします。  常任委員会開会のため、暫時休憩いたします。                  午前十一時五十九分 休憩 ───────────────────────────────────────                  午後二時十四分 再開 ○議長(二階堂匡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程に従い、議案第五十三号並びに第五十四号の委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  総務常任委員長、十二番。 ◎十二番(丹治仁志君) 議長、十二番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 十二番。      【十二番(丹治仁志君)登壇】 ◎十二番(丹治仁志君) さきの本会議におきまして、当総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果をご報告申し上げます。  議案第五十三号平成九年度福島市一般会計補正予算、議案第五十四号市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご質疑がなければ、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご意見がなければ、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第五十三号平成九年度福島市一般会計補正予算、並びに議案第五十四号市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、議案第五十三号並びに第五十四号は原案のとおり可決することに決しました。  ただいま議員から議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  議案第五十五号を議題といたします。  この際、お諮りいたします。議案第五十五号は議員提出でありますので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第五十五号摺上川ダム建設基本計画の変更にかかわる意見書につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、議案第五十五号は原案のとおり可決することに決しました。 ─────────────────────────────────────── 議案第五十五号    摺上川ダム建設基本計画の変更にかかわる意見書  国は、諸情勢の変化に伴い、摺上川ダムの完成年次は平成十八年、総事業費は現計画の二倍近くになるダム建設基本計画の大幅な変更を明らかにした。   県北一市十一町で構成する福島地方水道用水供給企業団は、早期受水に向けて、計画的に資本整備を進めており、摺上川ダム完成遅延が現実となれば給水原価の異常な高騰を招くにとどまらず、県北地域の水道事業の存続すら危惧される状況に陥ることは必至である。  よって、福島県においては、当初の摺上川ダム建設基本計画の主旨を踏まえ、ダムの早期完成を国に対して強く働きかけるとともに、基本計画の変更に伴う利水市町の財政負担軽減に配慮され、企業団の用水単価の高騰を招くことのないように所要の助成措置を講じられるよう強く要請するものである。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                          福島市議会議長 二階堂匡一朗
     福島県知事 あて  右、提案する。   平成九年五月十五日 ─────────────────────────────────────── ○議長(二階堂匡一朗君) 暫時休憩いたします。                  午後二時十七分 休憩 ───────────────────────────────────────                  午後四時五十分 再開 ○議長(二階堂匡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、時間を延長いたします。  暫時休憩いたします。                  午後四時五十分 休憩 ───────────────────────────────────────                  午後十時二十四分 再開 ○議長(二階堂匡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程に従い、常任委員の選任を行います。  常任委員の選任は、委員会条例第三条第一項の規定による任期満了によるものであります。委員会条例第八条第一項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。  お諮りいたします。常任委員の選任についてはお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、常任委員はお手元に配付の名簿のとおり選任することに決しました。  引き続きまして、日程に従い議会運営委員の選任を行います。  議会運営委員の選任は、委員会条例第四条第三項の規定による任期満了によるものであります。同条例第八条第一項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。  お諮りいたします。議会運営委員の選任についてはお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、議会運営委員はお手元に配付の名簿のとおり選任することに決しました。  各常任委員会、議会運営委員会は、正副委員長の互選を行い、議長手元まで報告願います。なお、各常任委員会の会議室はお手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承を願います。  各常任委員会並びに議会運営委員会開会のため、暫時休憩いたします。                  午後十時二十六分 休憩 ───────────────────────────────────────                  午後十一時五十三分 再開 ○議長(二階堂匡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、会期の延長についてお諮りいたします。さきに開会の議会運営委員会の決定に基づき、会期を明日十六日まで一日間延長することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議ございませんので、会期を明日十六日まで一日間延長することに決しました。  そういたしまして、本日の会議はこの程度にとどめ延会することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議ございませんので、本日はこれにて延会することに決しました。なお、明日十六日の会議は、議事の都合により特に午前零時三十分に繰り上げて開きますので、ご了承をお願いいたします。  本日はこれをもって延会いたします。                  午後十一時五十四分 延会...