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福島市議会 > 1996-09-25 >
平成 8年 9月定例会−09月25日-05号

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  1. 福島市議会 1996-09-25
    平成 8年 9月定例会−09月25日-05号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-16
    平成 8年 9月定例会−09月25日-05号平成 8年 9月定例会  平成八年九月二十五日(第五日) ─────────────────────────────────────── 出席議員(三十九名)    一番  石原信市郎君     二番  佐久間行夫君    三番  誉田眞里子君     四番  佐藤一好君    五番  鈴木好広君      六番  押部栄哉君    七番  斎藤朝興君      八番  土田 聡君    九番  河野恵夫君      十番  菅野芳樹君   十一番  高橋信一君     十二番  丹治仁志君   十三番  佐藤真五君     十四番  鈴木英次君   十五番  誉田義郎君     十六番  佐藤保彦君   十七番  高橋英夫君     十八番  山岸 清君   十九番  伊東忠三君     二十番  加藤勝一君  二十一番  半沢常治君    二十二番  横山俊邦君  二十三番  二階堂匡一朗君  二十四番  塩谷憲一君  二十五番  菅野泰典君    二十六番  加藤彦太郎君  二十七番  阿部保衛君    二十八番  木村六朗君  二十九番  小林義明君     三十番  斎藤 茂君
     三十一番  阿部知平君    三十二番  斎藤 清君  三十四番  黒沢源一君    三十五番  大宮 勇君  三十六番  中村冨治君    三十七番  佐藤智子君  三十八番  遠藤 一君    三十九番  阿部儀平君   四十番  宮本シツイ君 ─────────────────────────────────────── 欠席議員(一名)  三十三番  桜田栄一君 ─────────────────────────────────────── 地方自治法第百二十一条による出席者   市長      吉田修一君    助役       石川 清君   収入役     菊田 悟君    総務部長     品竹貞男君   企画調整部長  岡  實君    税務部長     石幡征二君   商工観光部長  丸岡 充君    農政部長     小原良三君   市民生活部長  菅 厚世君    環境部長     丹治勝俊君   健康福祉部長  高野行雄君    建設部長     斎藤康二君   都市開発部長  斎藤正光君    下水道部長    丸山泰男君   総務部次長   冨田晴夫君    秘書課長     黒沢勝利君   財政課長    片平憲市君    水道事業管理者  斎藤 廣君   水道局長    眞木敏也君    教育委員     佐藤 理君   教育長     戸田満夫君    教育部長     志田房儀君   代表監査委員  矢崎俊平君    消防長      三浦 弘君 ─────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長      生方義紹君    次長兼総務課長  宍戸英雄君   議事調査課長  尾形一幸君 ─────────────────────────────────────── 議事日程   一 議案第七十六号ないし第九十五号及び請願・陳情の委員会における審査の経過並びに結果の報告   二 委員長報告に対する質疑、討論、採決   三 議案第九十六号、議案第九十七号の提出、審議、採決   四 議案第九十八号ないし第百号の提出、討論、採決   五 各種委員の推薦 ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   一 議案第九十六号 教育委員会委員任命の件   二 議案第九十七号 人権擁護委員候補者推薦の件   三 議案第九十八号 道路予算の大幅な拡大確保に関する意見書   四 議案第九十九号 政府開発援助予算を削減しないよう求める意見書   五 議案第百号   人事院勧告の早期完全実施に関する意見書   六 福島市林業構造改善審議会委員の推薦   七 福島市健康づくり推進協議会委員の推薦   八 阿武隈東部地区広域営農団地農道整備事業促進期成同盟会会員の推薦   九 福島市工場立地促進審議会委員の推薦 ───────────────────────────────────────                  午前十一時零分     開議 ○議長(二階堂匡一朗君) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。  この際、ご報告いたします。三十三番桜田栄一君から、本日一日間の欠席の届け出がありました。  本日の議事日程はさきに決定のとおりであります。  さきに開会の決算特別委員会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長に十三番佐藤真五君、副委員長に十八番山岸清君がそれぞれ選任された旨、議長手元まで報告がありました。  日程に従い、議案第七十六号ないし第九十五号及び請願・陳情の委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  総務常任委員長、十二番。 ◎十二番(丹治仁志君) 議長、十二番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 十二番。      【十二番(丹治仁志君)登壇】 ◎十二番(丹治仁志君) 去る十八日の本会議におきまして、当総務常任委員会に付託になりました、各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、十八日、十九日及び二十日の三日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  以下ご報告申し上げます。議案第七十六号平成八年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第八十一号福島市職員の退職手当の特例に関する条例制定の件、議案第八十四号字の区域の変更の件、議案第八十五号字の区域の変更及び画定の件(県北都市計画事業飯坂南部土地区画整理事業関連)、議案第八十六号字の区域の変更及び画定の件(県北都市計画事業金谷川駅前土地区画整理事業関連)、議案第八十八号工事請負契約の件(保健福祉センター(仮称)建築本体工事)、議案第八十九号工事請負契約の件(保健福祉センター(仮称)電気設備工事)、議案第九十号工事請負契約の件(保健福祉センター(仮称)給排水衛生設備工事)、議案第九十一号工事請負契約の件(保健福祉センター(仮称)空調設備工事)、議案第九十二号工事請負契約の件(保健福祉センター(仮称)情報防災設備工事)、議案第九十三号工事請負契約の件(信夫山雨水幹線築造工事)、議案第九十四号財産取得の件(高規格救急車)、議案第九十五号財産取得の件(救助工作車)、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、継続審査中の陳情並びに今議会において当委員会に付託になりました陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「東北中央自動車道と関連する施設並びに周辺土地利用の一体的な整備について」の八件の陳情、「東北中央自動車道建設に関連する担い手育成土地基盤整備事業(福島北部地区)の事業推進と地域振興策について」の陳情中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。以上ご報告申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) 文教福祉常任委員長、三十番。 ◎三十番(斎藤茂君) 議長、三十番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 三十番。      【三十番(斎藤 茂君)登壇】 ◎三十番(斎藤茂君) 去る十八日の本議会におきまして、当文教福祉常任委員会に付託になりました、議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、十八日、十九日及び二十日の三日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取するとともに、現地調査を併せて行い、慎重に審査いたしました。  以下ご報告申し上げます。議案第七十六号平成八年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、今議会において、当委員会に付託になりました請願につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「全身性障害者の公的介助体制の早急な整備について」の請願につきましては、採択すべきものと決定いたしました。  「地域保健サービスの充実・強化について」の請願につきましては、賛成者少数により不採択すべきものと決定いたしました。以上ご報告申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) 経済民生常任委員長、二十一番。 ◎二十一番(半沢常治君) 議長、二十一番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 二十一番。      【二十一番(半沢常治君)登壇】 ◎二十一番(半沢常治君) 去る十八日の本議会におきまして、当経済民生常任委員会に付託になりました、各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。  当委員会は、十八日、十九日及び二十日の三日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  以下ご報告申し上げます。議案第七十六号平成八年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第七十七号平成八年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第八十二号福島市工場立地促進条例制定の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、継続審査中の陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。  「東北中央自動車道建設に関連する担い手育成土地基盤整備事業(福島北部地区)の事業推進と地域振興策について」の陳情中当委員会所管分につきましては、採択すべきものと決定いたしました。以上ご報告申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) 建設水道常任委員長、十五番。 ◎十五番(誉田義郎君) 議長、十五番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 十五番。      【十五番(誉田義郎君)登壇】 ◎十五番(誉田義郎君) 去る十八日の本議会におきまして、当建設水道常任委員会に付託になりました、各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。  当委員会は、十八日、十九日及び二十日の三日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  以下ご報告申し上げます。議案第七十六号平成八年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第七十八号平成八年度福島市下水道事業費特別会計補正予算、議案第七十九号平成八年度福島市土地区画整理事業費特別会計補正予算、議案第八十三号住居表示の整備を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法決定の件、議案第八十七号市道路線の認定及び廃止の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上ご報告申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) 決算特別委員長、十三番。 ◎十三番(佐藤真五君) 議長、十三番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 十三番。      【十三番(佐藤真五君)登壇】 ◎十三番(佐藤真五君) 去る十八日の本議会におきまして、当決算特別委員会に付託になりました、議案第八十号平成七年度福島市水道事業会計決算認定並びに剰余金処分の件につきましては、本議会散会後、特別委員会を開き審査いたしましたところ内容が多く、慎重審査するには限られた本会期中に審査完了の見通しが立ちませんので、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。以上ご報告申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご質疑がなければ討論に移ります。  討論の通告があります。七番斎藤朝興君。 ◆七番(斎藤朝興君) 議長、七番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 七番。      【七番(斎藤朝興君)登壇】 ◆七番(斎藤朝興君) 私は、日本共産党市議団を代表して、本議会に提出された請願第十号地域保健サービスの充実・強化を求める請願書は採択すべきとの立場から意見を述べます。  言うまでもなく保健所は国民の生存権を保障した憲法二十五条に基づき、国の責任で公衆衛生の向上、増進を図るために、人口十万人に一カ所の基準が定められ、全国に設置されてきました。実際の業務は母子保健をはじめとする対人保健サービスと、食品衛生や環境衛生などの対物保健サービスとに分けられますが、母親になる準備から始めて、生まれてきた子供が老人になるまで、あらゆる人を対象にした健康の保持に関する仕事、そして食中毒の防止、食品の安全検査、公害防止、環境保全の業務など、国民生活のあらゆる分野にわたる仕事を通して人々の健康を守るために重要な役割を果たしてきました。今回の病原性大腸菌O−157による集団食中毒の発生は改めて保健所の持つ役割、その機能の充実強化の必要性を訴えているのではないでしょうか。ところが、政府は臨調行革路線のもとで公衆衛生機関の縮小や統廃合を進めてきました。さらに地域保健法の制定は全国六百三十一の保健所を三百四十カ所に削減することを各都道府県に求めるなど、今まさに国民が求めている体制の充実強化に逆行するものと言わざるを得ません。保健所の統廃合はこのたびの福島県知事選挙の大きな争点の一つともなり、多くの県民がこの問題に関心を寄せていることは選挙の結果からも明らかです。市町村の保健センター整備は進んでおらず、人材確保のめども立っていません。地方行革の推進を押しつける一方で、財政的な支援も不十分なままに事業のみを地方に委譲することは地方の負担をその分増大させ、住民への行政サービスの低下につながることは明らかです。我々は、地域保健法が臨調行革の一環であり、福祉や医療の切り捨てにつながる危険性を指摘するものです。本請願が自治体リストラの一環というべき地域保健法の成立を肯定的に見ている点では問題もありますが、しかし今地方自治体の首長も含め多くの県民が保健所統廃合の見直しを強く求めており、県民世論を反映した本請願は採択すべきものと考えるものです。
    ○議長(二階堂匡一朗君) 以上で討論は終結いたしました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第七十六号ないし第七十九号、議案第八十一号ないし第九十五号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、議案第七十六号ないし第七十九号、議案第八十一号ないし第九十五号につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  続いて、お諮りいたします。議案第八十号平成七年度福島市水道事業会計決算認定並びに剰余金処分の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、議案第八十号につきましては、閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。  続いて、お諮りいたします。「地域保健サービスの充実・強化について」の請願は、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち不採択することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(二階堂匡一朗君) 起立者の確認をさせます。そのままお願いします。  起立多数。よって、当該請願は不採択と決定いたしました。  続いて、お諮りいたします。「全身性障害者の公的介助体制の早急な整備について」の請願、「東北中央自動車道建設に関連する担い手育成土地基盤整備事業(福島北部地区)の事業推進と地域振興策について」の陳情中経済民生常任委員会所管分については、いずれもただいまの委員長報告のとおり、すなわち採択することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、当該請願及び陳情は、採択することに決しました。  続いて、お諮りいたします。ただいま決定した請願・陳情を除く議長報告第十四号及び前回より継続審査中の陳情は、ただいまの委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、ただいま決定した請願・陳情を除く議長報告第十四号及び前回より継続審査中の陳情は、委員長報告のとおり決しました。  ただいま市長から追加議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第九十六号、議案第九十七号を一括して議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(吉田修一君) 議長、市長。 ○議長(二階堂匡一朗君) 市長。      【市長(吉田修一君)登壇】 ◎市長(吉田修一君) 追加議案について申し上げます。  議案第九十六号教育委員会委員任命の件は、教育委員会委員のうち内池浩委員及び戸田満夫委員が九月三十日任期満了になりますので、後任委員として内池浩氏及び車田喜宏氏を適任と認め、任命を行うものであります。  議案第九十七号人権擁護委員候補者推薦の件は、本市の区域における委員のうち丹治マサ委員の死亡に伴い、また新村光子委員及び荒木邑仙委員が十一月三十日任期満了になりますので、後任委員候補者として新村光子氏、荒木邑仙氏、津田俊晴氏を適任と認め、法務大臣に推薦を行うものであります。よろしくご審議の上、ご同意を賜わりますようお願い申し上げます。 ○議長(二階堂匡一朗君) 議案第九十六号、議案第九十七号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第九十六号教育委員会委員任命の件、議案第九十七号人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、いずれも原案のとおり同意することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、議案第九十六号、議案第九十七号につきましては、いずれも原案のとおり同意することに決しました。  議員から追加議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  追加議案第九十八号ないし第百号を日程に追加し、一括して直ちに議題とすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、追加議案を日程に追加し、一括して直ちに議題とすることに決しました。  議案第九十八号ないし第百号を一括して議題といたします。  この際、お諮りいたします。議案第九十八号ないし第百号につきましては、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、説明、質疑、委員会付託をそれぞれ省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告があります。九番河野恵夫君。 ◆九番(河野恵夫君) 議長、九番。 ○議長(二階堂匡一朗君) 九番。      【九番(河野恵夫君)登壇】 ◆九番(河野恵夫君) 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第九十八号ないし議案第百号に反対を表明するものであります。  まず、議案第九十八号道路整備予算の大幅な拡大確保に関する意見書について、道路整備にかかわる住民の要望は大きく、行政にとっても重要な課題であることは論を待たないところです。しかるに道路整備にかかわってはガソリン税などの税目を道路整備のための特定財源としていることについては承服しかねるものです。税の性格上使途を特定することは正しくないと考えるからです。よって、本議案には反対を表明するものです。  次に、議案第九十九号政府開発援助予算を削減しないよう求める意見書について、援助の基本は意見書にもあるように、飢餓、貧困の救済と諸国の経済自立に役立てることにあるべきです。しかし、日本のODA予算が、人道的援助への配分が非常に少ないことが指摘されています。国連機関の一つである国連開発計画の一九九四年版「人間開発報告書」は現在のODAについて、援助は貧困者に焦点を当ててはいないと述べています。同年のODA白書でも日本の食糧援助は〇・三%、教育、保健、水供給、衛生、人口など、人間と子供の基本的なニーズを満たすための社会インフラシェアは一二・三%と、主要援助実施国の中でも最低となっているのです。反面、経済インフラのシェアは四〇・七%と飛び抜けて高いのです。つまりこれまでの政府開発援助は一、日米軍事同盟に基づく対米協力として位置づけられ、時々のアメリカの世界戦略上の関心に基づき重点配分が行われてきたことです。一九九二年にアメリカから五百万ドル以上の安全保障援助を受けた二十カ国に対する日本の援助を見ると、九二年は日本の二国間ODA総額の四二・六%も占めているのです。二つに、大企業のアジア地域を中心とした海外進出を促進するため、ODAを最大限活用してきたことにあります。発展途上国への企業の進出は公害を輸出し、環境破壊を行ってきたのです。例えばマレーシアでは三菱化成は、モナ材と鉱石の精製過程で出る放射能を含んだ物質を工場付近に不法投棄し、住民の命と健康を脅かしています。フィリピン列島では丸紅、伊藤忠、住友商事が出資した銅精練所を中心としたコンビナートによって海の色が真っ赤に変わるほどの環境破壊が起こっているのです。また、ODA予算は具体的に何に援助し、どう役に立っているのかは全く不透明であり、国ごとの配分も計画も示されていないので、国会と国民が内容をチェックすることもできない仕組みとなっています。このような現状を改めること、つまり第一に民主的公開の原則、第二に自主性の原則、第三に新植民地主義反対の原則、第四、平和中立の原則、第五、人類進歩を目指す原則、この五つの原則に立って、日本のODA政策の方向を大きく転換することが真の国際貢献として重要と考えます。年間一兆円を超す巨額のODAがどのように使われるかは国民にとって重大な問題でもあります。同時に現在国の借金が二百四十兆円もある中では大幅に削減すべきものであり、本議案には賛成できかねるものです。  最後に、議案第百号、人事院勧告の早期完全実施に関する意見書について、今回の勧告は〇・九五%と昨年をわずかに〇・〇五%、二百三十九円上回ったとはいえ、二年連続一%を割る超低率、超低額となっています。加えて高齢者層の賃金抑制を昨年以上に強め、寒冷地手当については、平均二〇%もの削減をするものです。これでは実質賃金は何ら改善されるものではなく、労働者の生活低下をもたらすものでしかありません。到底容認できる内容ではありません。今日公務員労働者の労働の実態を見るなら、ますます多様化する国民の行政に対する期待にこたえて、熟達した技能や専門的知識、経験の蓄積がより強く求められてきているのです。このような実態を無視して、超低率などの勧告を行い、不当な賃金体系の改悪を拡大しようとする人事院の姿勢は公務員の労働基本権を剥奪した代償措置としての人事院の役割をみずから放棄するものと言わねばなりません。同時に公務員労働者の賃金や労働条件が日本の労働者全体の状況を作用するものであることは明らかで、寒冷地手当等の削減などが民間に波及しかねず、景気浮揚策にも逆行するものです。よって、本議案には反対であることを述べ、討論を終わります。 ○議長(二階堂匡一朗君) 以上で討論は終結いたしました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第九十八号道路整備予算の大幅な拡大確保に関する意見書、議案第九十九号政府開発援助予算を削減しないよう求める意見書、議案第百号人事院勧告の早期完全実施に関する意見書に賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長(二階堂匡一朗君) 起立多数。よって、議案第九十八号ないし第百号は原案のとおり可決することに決しました。 ─────────────────────────────────────── 議案第九十八号    道路整備予算の大幅な拡大確保に関する意見書  道路整備の促進は、豊かな生活の実現と国土の均衡ある発展を図るため緊急な課題であり、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を協力に推進する必要がある。  しかしながら、近年国の財政事情も厳しくなっていることから、道路予算の確保が難しく、このままでは地方圏の横断道や高速ネットワークの早期形成等を目指す第十一次道路整備五箇年計画の達成も困難な状況となっている。  本市に取りましても、県都として圏内各地域との連携強化を図るため、また、県北地域の拠点都市として魅力ある都市圏形成のため、東北中央自動車道の建設促進をはじめ、道路網の整備が急務である。  よって政府においては、道路整備の重要性を深く認識し、次の措置を構ずるよう強く要望する。       記 一、第十一次道路整備五箇年計画の完全達成のため、平成九年度の予算編成に当たっては、道路整備予算の大幅な拡大確保に配慮すること。 一、ガソリン税、軽油引取税、自動車取得税等の道路整備特定財源諸税の現行の税率を維持するとともに、一般財源の投入を大幅に拡大すること。 一、地方の道路整備財源を充実強化すること。 一、高規格幹線道路及び地域高規格道路の整備を推進すること。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                         福島市議会議長  二階堂匡一朗  内閣総理大臣  大蔵大臣         あて  建設大臣  自治大臣   右、提案する。    平成八年九月二十五日 ─────────────────────────────────────── 議案第九十九号    政府開発援助予算を削減しないよう求める意見書  政府は、来年度予算の概算要求基準で、日本の国際貢献の柱である政府開発援助の伸び率を史上最低の二・六%に抑えることとし、さらに平成十年から新たにスタートする予定の第六次政府開発援助中期目標の在り方を厳しい財政事情を理由に廃止を含めて見直すことを決めた。  世界の大多数を占める発展途上国においては、今なお多数の人々が飢餓と貧困に苦しんでおり、国際社会は人道的見地からこのような状況を看過することはできない。また、地球規模の環境保全は、先進国と発展途上国が共同で取り組むべき人類的課題となっている。  欧米諸国が、武器の提供や軍事訓練などで発展途上国との関係を保っているのに対して、我が国は、発展途上国の自助努力を支援することを基本に援助の効果的実施を図りつつ、政府開発援助を通じての平和外交を今後とも強く押し進めるべきである。  地方においても「国際交流から国際協力へ」の流れが始まっている。民間援助団体と地方自治体が連携して、今、政府開発援助支援のもとに青年海外協力隊派遣や民間援助団体支援など、発展途上国の隅々で小さな国際貢献が数多く行われている。  よって、政府においては、政府開発援助の果たしてきた役割を正しく評価し、「政府開発援助は日本の外交の柱である」というこれまでの姿勢を崩さないためにも政府開発援助予算の削減を行わないとともに、より発展途上国の実情に即した開発支援となるよう政府開発援助体制の充実強化を図られるよう強く要望する。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                         福島市議会議長  二階堂匡一朗  内閣総理大臣  大蔵大臣   あて  外務大臣   右、提案する。    平成八年九月二十五日 ─────────────────────────────────────── 議案第百号    人事院勧告の早期完全実施に関する意見書  人事院は去る八月一日、内閣と国会に対し、「給与・労働時間・高齢対策に関する報告と給与勧告」を行った。  人事院勧告は、公務員が労働基本権の制約を受ける代償措置であり、公務員にとり唯一の労働条件改善の機会である。  今年の勧告は、昨年に引き続きの低額勧告であるとはいえ、この勧告及び報告が国民生活や景気全体へ及ぼす影響が大きいことを十分配慮し、政府は給与法案等の早期成立に最善の努力を払われるよう強く要請する。
     右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                         福島市議会議長  二階堂匡一朗  内閣総理大臣  大蔵大臣  労働大臣   あて  自治大臣  総務庁長官   右、提案する。    平成八年九月二十五日 ─────────────────────────────────────── ○議長(二階堂匡一朗君) 市長から議長あて各種委員の推薦方依頼がありました。  日程に従い、これが推薦を行います。そういたしまして、これが推薦の方法は議長指名で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(二階堂匡一朗君) ご異議がございませんので、推薦の方法は議長指名と決しました。  直ちに指名いたします。各種委員につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり指名いたします。  以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。  本定例会はこれをもって閉会といたします。                  午前十一時三十一分   閉会 (九月定例会)     決算特別委員会委員一覧                              ●委員長 ◯副委員長 ●十三番 佐藤真五    十八番 ◯山岸清     四番 佐藤一好   七番 斎藤朝興     十番 菅野芳樹    十一番 高橋信一  十六番 佐藤保彦   二十八番 木村六朗   二十九番 小林義明 三十一番 阿部知平   三十三番 桜田栄一   三十五番 大宮勇 (九月定例会)     各種委員の推薦一覧 委員会等名称 福島市林業構造改善審議会委員 議員名    十六番 佐藤保彦 二十一番 半沢常治 任期     二年 委員会等名称 福島市健康づくり推進協議会委員 議員名    五番 鈴木好広 三十番 斎藤茂(文教福祉委員長充職) 任期     二年 委員会等名称 阿武隈東部地区広域営農団地農道整備事業促進期成同盟会会員 議員名    五番 鈴木好広(経済民生副委員長充職) 二十一番 半沢常治(経済民生委員長充職)        二十三番 二階堂匡一朗(議長充職) 三十六番 中村冨治(副議長充職) 任期     二年 委員会等名称 福島市工場立地促進審議会委員 議員名    二十一番 半沢常治(経済民生委員長充職) 二十三番 二階堂匡一朗(議長充職) 任期     二年                                (8・9・25)     請願審議結果 1 請願      全身性障害者の公的介助体制の早急な整備について 請願者     福島市渡利字三本木前一四 障害者が地域で生きる会 会長 角野正人 紹介議員    桜田栄一 遠藤一 阿部儀平 誉田眞里子 菅野芳樹 斎藤朝興 受理年月日   8・9・9 付託委員会   文教福祉 結果      採択 2 請願      地域保健サービスの充実・強化について 請願者     福島市宮町三−一四 地域医療を守る福島県民会議 議長 遠藤義裕 紹介議員    遠藤一 受理年月日   8・9・10 付託委員会   文教福祉 結果      不採択     陳情審議結果 1 陳情      東北中央自動車道建設に関連する担い手育成土地基盤整備事業(福島北部地区)の事業推進と地域振興策について(経済民生常任委員会所管分) 陳情者     福島市笹谷字中町五 大笹生・笹谷・平野地区農業基盤整備事業推進委員会 委員長 油井周二郎 受理年月日   8・6・6 付託委員会   経済民生 採択  右会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。             福島市議会  議長  二階堂匡一朗                   副議長  中村冨治                    議員  佐藤真五                    議員  菅野泰典...