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  1. 福島市議会 1991-03-04
    平成 3年 3月定例会−03月04日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成 3年 3月定例会−03月04日-01号平成 3年 3月定例会     平成三年三月四日(招集日) ───────────────────────────────────────────── 出席議員(三十五名)   一  番      誉田義郎君     二  番      丹治仁志君   三  番      塩谷憲一君     四  番      佐藤真五君   五  番      半沢常治君     六  番      二階堂匡一朗君   七  番      小林義明君     八  番      斎藤 茂君   九  番      阿部保衛君     十  番      加藤雅美君   十一 番      本間義一君     十二 番      菅野泰典君   十三 番      阿部知平君     十四 番      加藤彦太郎君   十六 番      桜田栄一君     十七 番      甚野源次郎君   十八 番      佐藤智子君     十九 番      木村六朗君   二十 番      宮本シツイ君    二十一番      斎藤庄治君   二十二番      大宮 勇君     二十三番      阿部儀平君   二十四番      渡辺藤三君     二十五番      本田新松君   二十六番      黒沢源一君     二十七番      二階堂幸治君   二十九番      遠藤 一君     三十 番      渡辺清隆君   三十二番      八巻一夫君     三十三番      後藤正八
      三十四番      中村富治君     三十五番      斎藤 清君   三十六番      島貫義衛君     三十七番      斎藤昭二君   三十九番      伴場忠彦君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(一名)   十五 番      後藤栄一君 ───────────────────────────────────────────── 地方自治法第百二十一条による出席者   市長        吉田修一君     助役        佐藤謙内君   収入役       岡 和二君     総務部長      渡辺忠男君   企画財政部長    片平春夫君     商工部長      藤根敬武君   農政部長      鈴木長之助君    市民部長      須田和男君   福祉部長      三河 正君     建設部長      藤野和雄君   都市開発部長    斎藤 廣君     下水道部長     佐藤利紀君   企画財政部次長   菊地 久君     秘書課長      油井久雄君   財政課長      羽田靖信君     水道事業管理者   阿部邦行君   水道局長      安倍重男君     教育委員長     太田美恵子君   教育長       箭内洪一郎君    教育次長      荒木 香君   代表監査委員    八島昭三郎君    消防長       佐藤博幸君 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長        渡辺七郎君     次長兼総務課長   熊坂比佐男君   議事調査課長    生方義紹君 ───────────────────────────────────────────── 議事日程   一 会議録署名議員の指名   二 会期の決定   三 故古関怜治議員に対する追悼演説   四 継続審査中の議案第百十七号の決算特別委員会における審査の経過並びに結果の報告   五 委員長報告に対する質疑、討論、採決   六 議案第一号ないし第三十一号の提出、審議 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   一 会期の決定   二 議案第百十七号 平成元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件   三 議案第  一号 平成三年度福島一般会計予算の件   四 議案第  二号 平成三年度福島水道事業会計予算の件   五 議案第  三号 平成三年度福島国民健康保険事業費特別会計予算の件   六 議案第  四号 平成三年度福島老人保健医療事業費特別会計予算の件   七 議案第  五号 平成三年度福島下水道事業費特別会計予算の件   八 議案第  六号 平成三年度福島食肉センター事業費特別会計予算の件   九 議案第  七号 平成三年度福島市飯坂町財産区特別会計予算の件   十 議案第  八号 平成三年度福島中央卸売市場事業費特別会計予算の件  十一 議案第  九号 平成三年度福島土地区画整理事業費特別会計予算の件  十二 議案第  十号 福島市職員定数条例中一部改正の件  十三 議案第 十一号 福島市職員の勤務時間等に関する条例中一部改正の件  十四 議案第 十二号 福島市公共施設建設基金条例設定の件  十五 議案第 十三号 福島市地区集会所条例中一部改正の件  十六 議案第 十四号 福島市農業委員会の選挙による委員の定数に関する条例及び福島市農業委員会の選挙区に関する条例の一部を改正する条例設定の件  十七 議案第 十五号 福島市農業委員会の部会に関する条例中一部改正の件  十八 議案第 十六号 福島市牧野条例中一部改正の件  十九 議案第 十七号 福島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例中一部改正の件  二十 議案第 十八号 福島市健康福祉センター条例設定の件 二十一 議案第 十九号 福島市都市公園条例中一部改正の件 二十二 議案第 二十号 福島市都市計画審議会条例中一部改正の件 二十三 議案第二十一号 福島市消防団員の定員、任免、服務及び給与に関する条例中一部改正の件 二十四 議案第二十二号 市道路線廃止の件 二十五 議案第二十三号 市道路線認定の件 二十六 議案第二十四号 平成二年度福島一般会計補正予算の件 二十七 議案第二十五号 平成二年度福島水道事業会計補正予算の件 二十八 議案第二十六号 平成二年度福島下水道事業費特別会計補正予算の件 二十九 議案第二十七号 平成二年度福島食肉センター事業費特別会計補正予算の件  三十 議案第二十八号 平成二年度福島中央卸売市場事業費特別会計補正予算の件 三十一 議案第二十九号 平成二年度福島土地区画整理事業費特別会計補正予算の件 三十二 議案第 三十号 工事請負契約の件 三十三 議案第三十一号 専決処分承認の件 ─────────────────────────────────────────────             午前十時零分    開  会 ○議長(桜田栄一君) 定足数に達しておりますので、これより三月定例会を開会いたします。  この際ご報告いたします。十五番後藤栄一君から療養のため本会期中欠席の届け出がありました。  この際議長として一言申し上げます。同僚古関怜治君には去る二月五日逝去されました。まことに痛惜にたえません。心から哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。  ご起立をお願いいたします。  黙祷を始めます。黙祷。     【黙  祷】 ○議長(桜田栄一君) 黙祷を終わります。着席願います。  会議録署名議員の指名をいたします。  十二番菅野泰典君、二十七番二階堂幸治君を指名いたします。  会期の決定をいたします。  会期は議会運営協議会の決定のとおり、即ち本三月四日から十九日までの十六日間とすることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(桜田栄一君) ご異議ございませんので、会期は本三月四日から十九日までの十六日間と決定いたしました。  なお本議会の議事日程質問通告締め切り等はお手元に配付の印刷物のとおりでありますのでご了承願います。  議案等の説明を求めるため、会期中市長以下必要と認める執行機関の職員の出席を求めることにいたします。  諸般の報告をいたします。  報告内容はお手元に配付の印刷物のとおりでありますのでご了承願います。  去る二月二十一日開会の総務常任委員会におきまして欠員中の委員長互選の結果、三十五番斎藤清君が委員長に選任された旨議長手元まで報告がありました。  この際、古関怜治君の逝去に当たり弔意を表するため二十九番遠藤一君から発言を求められておりますので、これを許します。 ◆二十九番(遠藤一君) 議長、二十九番。 ○議長(桜田栄一君) 二十九番。     【二十九番(遠藤 一君)登壇】 ◆二十九番(遠藤一君) 皆様のお許しを得まして、ここに古関怜治議員のご生前をしのび、謹んで哀悼の辞をささげたいと存じます。  去る一月三十日の代表者会議において、古関怜治議員福島県立医大病院から退院され、自宅にて療養をされているとの報告を伺いまして、大変喜んでいたところであります。その後、二月五日午後四時四十分、福島県立医大病院において、忽然として逝去されました。同僚議員として、まことに痛惜にたえません。  古関議員は、昭和七年九月、福島市松木町にお生まれになり、昭和二十六年、学法福島工業高校をご卒業後、東北配電株式会社福島支店、現在の東北電力株式会社福島支店に就職されました。戦後の復興時期にあった厳しい日本経済政治状況の動向を体で体験する中から労働運動に入られたと伺っております。昭和四十六年以降四期にわたり東北電力福島支店分会執行委員長に推挙され、この間、民社党福島県連合会の副書記長に十期選任され、その後、県連書記長として県内における民社党運動議会活動に取り組まれてこられました。また、地域においては、多忙な身にありながら、福島市立第二中学校PTA会長福島女子短期大学家族会長等を歴任されました。  古関議員は、昭和五十年に福島市議会議員選挙に出馬、見事に当選の栄をかち取られました。その後、連続四回の当選を果たし、十六年間の長きにわたって活躍されました。議会にありましては総務常任委員長農業委員社会教育委員都市計画審議会委員などの要職にあって、そのすぐれた識見とご手腕をもって縦横に活躍され、市議会では常に指導的役割を果たされてこられました。また、議員としての長いご功績によりまして、福島県市議会議長会東北市議会議長会並びに全国市議会議長会からの表彰を受けられ、昭和五十八年には福島市功労表彰を受けられております。このたびは綬六位勲五等瑞宝章に輝き、その功績を長くたたえられることになりました。  議会における古関議員の論議は、いつも弱者に対する温かい思いやりにあふれるものでありました。地域住民の切実な声を素早く取り上げて、調査研究を精力的に行うとともに、常に内外の資料を丹念に収集し、問題を自分のものとして吸収し尽くすまで研さんを重ねられての質問は、迫力があり、その政策論議は理路整然として核心をつくものでありました。また、定例議会に発行されてこられました「せきれい会報」は、第六十四号が最後の会報になりました。いつも拝見させていただいてきましたが、その議会活動報告はさることながら、その卓越した編集と文章のまとまりのよさには目をみはるものがありました。  昨年十二月定例会において八番議員の関連質問に立ちましたのが古関議員の最後の質問になりました。つい最近までの元気なお姿から、だれがこのたびの突然の悲報を想像し得たでありましょうか。古関議員とは党派異にしているものでありますが、三十四年の長きにわたり、一貫して民社党の党人としての党の発展と議会のために尽力されてこられたことは、お互いの心の通える先輩議員として深く尊敬してまいりましたが、これはひとり私ばかりではないと存じます。  地方自治体にとって、二十一世紀に向けて、この九十年代は極めて重要な時期に入っておるわけであります。今、古関議員を失ったことは、福島市議会にとって大きな痛手であります。私たちは、あなたの遺志を継承し、一致協力して福島市政の発展と市民の生活向上のために精魂を傾けて一層の努力をすることを誓います。  ここに重ねて古関怜治議員の誠実・温厚な人柄と業績をしのび、議会を代表して謹んで哀悼の意を表し、ご冥福を心からお祈りいたします。 ○議長(桜田栄一君) これより日程に従い、継続審査中の議案第百十七号の決算特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  決算特別委員長、三十五番。
    ◎三十五番(斎藤清君) 議長、三十五番。 ○議長(桜田栄一君) 三十五番。     【三十五番(斎藤 清君)登壇】 ◎三十五番(斎藤清君) 去る十二月定例会におきまして、当決算特別委員会に付託になり、継続審査中の議案第百十七号平成元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  本特別委員会は、本年一月十六日、十七日、十八日、二十一日及び二十二日の五日間にわたり開会、当局並びに監査委員の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、活発な質疑を重ね、支払調書等の点検を行い、現地視察をも実施し、かつ監査委員決算審査意見書を参考に慎重に審査いたしました。  このうち、不納欠損処分に関しては、さらに詳細なる資料の提出を求め、これが調書の点検については、秘密会をもって行ったところであります。  なお、審査の過程で決算書等の中に誤りがあることが判明し、当局から正誤表が提出され、委員会としてはこれを了としたことを申し添えます。  そういたしまして、議案第百十七号平成元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件につきましては、賛成多数により、決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(桜田栄一君) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。  ─ご質疑がなければ討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。  ─ご意見がなければ討論を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第百十七号平成元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。     【賛成者起立】 ○議長(桜田栄一君) 起立多数。  よって、議案第百十七号は決算のとおり認定されました。  ただいま、市長から議案の提出がありました。議案はさきにお手元に配付しておきましたのでご了承願います。  日程に従い議案第一号ないし第三十一号を一括して議題といたします。  議案の朗読をいたさせます。前例により件名のみを朗読いたさせます。     【書記議案朗読】 ○議長(桜田栄一君) 市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(吉田修一君) 議長、市長。 ○議長(桜田栄一君) 市長。     【市長(吉田修一君)登壇】 ◎市長(吉田修一君) 本日、ここに三月市議会定例会の開会にあたり、御参集を賜り厚くお礼申し上げます。  本定例会に提出いたしました議案は、平成三年度福島一般会計予算の件ほか、三十件でありますが、これが提案理由を申し上げるに先立ち私の市政運営に対する所信を申し上げ、御理解と御協力を賜りたいと存じます。  私は、市長に就任以来、一党一派に偏らない公正で誠実な政治姿勢により、市議会との連携のもとに市民との対話を重ねながら「県都にふさわしい経済力の強い都市づくり」を進め、市民所得の向上と教育、文化を含めた幅広い福祉の向上を目指し、全力を傾注して市政を担当して参りました。この間、市議会をはじめ市民各位の御理解と御協力によりまして、産業の振興と幹線道路網をはじめとする都市基盤の整備等が大きく前進するなど、二十一世紀へ向けた本市発展の基盤が着実に固まってきておりますことについて、心から感謝を申し上げる次第であります。  今日の地方行政は、地域経済の構造変化や高齢化社会への対応など、増大し多様化する行政需要に的確に対応することが要請されております。とりわけ、多極分散型国土形成の施策のもとに、地域の特色を活かした魅力ある地域づくりと、住民生活の質の向上のための社会資本の整備及び福祉の充実を図ることが強く求められております。このような情勢にあって、本市におきましては、昨年策定しました第三次福島市総合計画基本構想の「個性・いきいき・快適都市 福島」の実現を目指すとともに、平成七年開催のふくしま国体の成功に向けて、経済力の強い都市づくりを更に進め、より一層の行政運営の効率化を図りながら、「人間尊重の街づくり」を市政の施策として、一層推進して参る考えであります。このため、市民が自由に参加できる「生涯学習の街づくり」を、また、市民がスポーツやレクリエーションなどに自由に参加できる「生涯スポーツ街づくり」を、更に、市民が健康で豊かに安心して暮らせる「健康を守る街づくり」のための諸施策を推進して参る所存であります。  次に、市政の近況等について申し上げます。まず、支所の統合について申し上げます。瀬上、鎌田及び余目支所の統合につきましては、市民サービスの向上を図るため、地域の方々と協議を進めてきたところでありますが、お陰をもちまして、統合支所の建設について、地元の御理解をいただきましたので、鎌田字中江地内に建設用地を確保し、現在造成工事を進めているところであります。なお、今後におきましては、明年度において実施設計等を行い、公民館と併せ地域発展の核となる施設の建設に、早急に着手する考えであります。  次に、摺上川ダム建設関係について申し上げます。  摺上川ダム建設に伴う水没補償個別契約につきましては、昨年十二月から国において進められており、先月末日現在の状況は、水没百七十八世帯のうち、百六十二世帯が契約を締結したと聞きおよんでおります。また、茂庭地域水源地域整備事業につきましては、去る十二月二十八日、決定をみたところであります。一方、摺上川ダム下流地区工事用道路補償交渉のため、去る一月「国道三百九十九号線工事用道路地権者組織補償交渉委員会」が設立され、これにより、摺上川ダムの建設は、更に進捗される運びとなった次第であります。今後におきましても、生活再建対策をはじめ、茂庭地域の振興を図るとともに、ダム建設の促進に努めて参る所存であります。  次に、企業誘致について申し上げます。  去る三月一日、エイブリイ・トッパン株式会社と「工場立地に関する基本協定」を締結いたしたところであります。同社は、ラベル製品を製造する会社であり、福島工業団地に平成五年一月の操業を目指し立地するものであります。今後におきましても、引き続き企業の誘致に努めて参る所存であります。  次に、水田農業確立対策について申し上げます。  平成二年度の水田農業確立対策につきましては、目標に対し、一〇一・九パーセントとなったところであり、ここに、推進にあたられた農業団体をはじめ、農業者各位の御努力に対し衷心より敬意を表する次第であります。また、平成三年度の転作等目標面積は、昨年度と同じ千七十三ヘクタールの配分を受けたところであります。これが推進にあたりましては、福島市水田農業確立対策推進方針に基づき、関係農家への配分を行い、農業団体と一体となり本対策の推進を図っておるところでありますが、今後更に、御理解と御協力が得られるよう努力して参る所存であります。  次に、農村マニュファクチャー事業について申し上げます。本市の地域特産資源を活用した農産加工等を基に、農業の活性化を目指した農村マニュファクチャー事業につきましては、昭和六十三年度より推進してきたところでありますが、明年度から荒井水林自然林の隣接地に、その拠点となる施設の整備に着手し、本事業の一層の推進を図って参る所存であります。  次に、ごみ処理対策について申し上げます。ごみ処理対策として、清掃施設整備充実と、ごみの減量化対策等に努めて参りましたが、急増の傾向にありますので、事業系一般廃棄物処理有料化制度の導入をはじめ、ごみの減量化、再資源化対策等の強化を図るとともに、廃棄物埋立処分場の建設を進めて参る所存であります。  次に、健康福祉増進施設について申し上げます。  あぶくまクリーンセンター余熱利用施設として建設を進めて参りました健康福祉増進施設につきましては、工事が順調に進捗し、四月の開館に向け準備しておるところであります。また、本施設の名称につきましては、公募により「ヘルシーランド福島」を採択したところであり、市民の健康増進と福祉の向上のため、広く利用される施設となるよう努めて参る所存であります。  次に、幹線道路網の整備について申し上げます。まず、昭和六十三年度から事業を進めて参りました蓬莱橋につきましては、架橋工事及び取付道路の工事が今月末には完成し供用開始の運びとなる次第であります。また、あづま総合運動公園メインアクセスあづま公園線につきましては、道路の築造工事に着手したのをはじめ、仮称あづま公園橋の建設、公園周辺幹線道路のほか、仮称阿武隈大橋、平野─岡島線、湯野─平野線等につきましても順調に進捗いたしている次第であります。  次に、飯坂地区の国道三百九十九号及び主要地方道上名倉─飯坂─伊達線の改良工事につきましては、トンネル及び橋りょう工事も完了し、今月末に供用開始の運びとなりました。ここに、御尽力された関係者に対し、衷心よりお礼申し上げる次第であります。今後は、継続区間早期完成が図られるよう国・県に対し要請して参る所存であります。  次に、西部環状道路につきましては、本年度末における用地取得状況は、六一パーセントとなる見込みであり、仮称荒川橋につきましては、平成三年度においては上部工工事が完成し、平成四年度には供用の予定となっております。今後におきましても、国民体育大会に関連する街路事業や、国道百十五号等の整備と併せ、早期完成が図られるよう努めて参る所存であります。  次に、二十四時間都市構想について申し上げます。二十四時間都市構想につきましては、都心部の居住人口の減少による空洞化対策として、魅力ある都市機能の強化と都心整備の施策を体系化した構想を策定したものであります。  今後、本構想を進めるにあたっては、行政と市民が一体となり、市議会をはじめ関係機関の御理解と御協力を賜りながら進めて参る所存であります。  次に、十六沼公園の整備について申し上げます。国民体育大会ソフトボール競技会場となる十六沼公園の整備につきましては、国有地の取得に引き続き、民有地の取得に努めて参りましたが、地権者及び地元関係者の御理解と御協力により順調に進捗をみております。また、競技場の造成工事等に着手したところであります。今後は、計画的に整備を図り、事業の推進に努めて参る所存であります。  次に、国民体育大会開催準備について申し上げます。バレーボール競技会場となる「仮称福島総合体育館」につきましては、設計案審査会を設置し、エスキス方式を採用し審議を重ねた結果、スポーツ施設としての優れた機能を有し、本市の地域景観に極めて良く適合した設計案が選定され、これを採択した次第であります。今後は、これが設計案に基づき、平成五年度完成を目途に建設を進めて参る所存であります。次に、国体開催最大の課題であります選手の強化及び競技力の向上につきましては、年次計画に基づき鋭意推進してきたところでありますが、大会開催が四年後に差し迫った現状を考えますときに、更に全力を傾注し所期の成果が得られるよう最善の努力をいたす所存であります。  次に、明年度当初予算について申し上げます。明年度の本市財政は、歳入面において、市税は、内需主導による景気拡大の基調に陰りも見え始めたことから、法人市民税は、前年度を下回る状況にあり、個人所得の伸びや、固定資産の評価替はあるものの、税制改正が予定されておることから、総体的には大きな伸びを期待できないほか、公共事業等に係る国庫補助負担率の復元につきましても、昭和六十一年度水準までの復元にとどまり、これが暫定措置が平成五年度まで継続される状況にあります。一方、歳出面においては、市政にとり重要な施策、事業の推進と多様化かつ増大する市民の行政需要に対応する経費が増大しており、加えて、国民体育大会関連事業費が見込まれるなど財政環境は引き続き厳しいものがあります。このため、予算編成にあたりましては、行財政の見直しを更に推進し、経費の節減合理化を図るとともに、財源の確保に努めるほか、財政調整基金を活用のうえ、緊急度、優先度により事業を厳しく選択するなど、財源の効率的配分に意を用い、先に申し上げました施策を実現するための予算計上に最大限の努力をいたした次第であります。  このようにして編成いたしました平成三年度予算額は、一般会計において六百九十五億一千三百五十万円、水道事業会計において九十億一千百四十八万七千円、特別会計において三百六十一億四千五百七十八万四千円、総計において一千百四十六億七千七十七万一千円でありまして、平成二年度当初予算額に対しては、一般会計において一四・〇パーセント、水道事業会計において六・一パーセント、特別会計において六・九パーセント、総計において一一・〇パーセントの伸びとなった次第であります。  以下、その概要について説明申し上げます。総務部関係につきましては、組織機構を改善し、職員の適正配置と能力開発に努めるのをはじめ、瀬上、鎌田及び余目支所を統合する仮称北信支所の建設設計、平田及び鳥川集会所の建設を行うとともに、町会及び自治振興協議会に対する交付金の増額を図るほか、選挙関係において、県議会議員、市議会議員選挙を執行するための所要額を計上いたしたものであります。また、土地開発基金につきましては、公共用地の先行取得を行い、適正な運用を図る所存であります。  企画財政部関係につきましては、福島大学の自然科学系学部増設など高等教育機関の整備促進、南東北中枢広域都市圏構想及び国際交流の推進を図るのをはじめ、鉄道軌道近代化設備整備及びバス活性化システム整備事業に補助するとともに、摺上川ダムの建設促進、摺上川ダム移転者集会施設の建設、水道事業の経営安定のための補助、福島地方水道用水供給企業団に出資等を行うほか、市税収納率の向上を図るための所要額を計上いたしたものであります。  商工部関係につきましては、中小企業の健全な育成と経営基盤の安定化を促進するため、金融制度を充実するとともに、商店街共同施設設置事業等に対する助成枠の拡大をはじめ、企業の近代化事業の推進、地場企業の工業団地への移転促進を図るほか、商工団体への助成を行うなど中小企業の振興に積極的に努めて参るものであります。更に、雇用の安定と拡大を図るため、企業立地の促進に努めるのをはじめ、福島研究公園の推進、末組織労働者に対する融資制度の維持と県労働金庫に対する財政資金の預託を行うとともに、障害者雇用優良事業所表彰制度を設けるほか、労働者福祉施設の整備と運営を行うものであります。観光事業につきましては、通年型観光基地づくりを目指し、高山ヒューマングリーンプラン構想を推進するのをはじめ、二ヶ年継続事業の仮称飯坂温泉観光会館の建設、土湯温泉地区温泉井開発を行うとともに、観光施設の整備と観光宣伝事業の充実を図るほか、観光団体に助成を行うなど観光行政を積極的に推進するための所要額を計上いたしたものであります。  農政部関係につきましては、水田農業確立対策の推進と、その定着化を図るとともに、高能率で活力ある本市農業の振興を目指し、各般にわたる農業施策を総合的かつ計画的に実施して参る考えであります。このため、農業団体等の組織の育成強化、総合営農改善資金の融資を行うのをはじめ、農業基盤整備として、引き続き圃場整備事業を進めるとともに、西部広域農道等の基幹農道をはじめとする農道網、農業用水路等の整備を図るほか、農道離着陸場事業の促進に努めて参るものであります。また、園芸等の振興を図るため、ふくしま二十一世紀の果樹産地づくり、果樹優良品種転換、花き新品目の導入、果実の消費拡大事業を実施するとともに、フライト農業対策として高品位農産物の振興に努めるほか、農業の活性化を図るため、農村マニュファクチャー公園の整備及び構想の推進を図るものであります。林業関係につきましては、植林及び既造林地の保育事業をはじめ、林道の整備を行うとともに、松くい虫防除に努めるものであります。更に、地籍調査事業につきましては、渡利地区等を実施するための所要額を計上いたしたものであります。  市民部関係につきましては、市民の保健医療対策として、新たに大腸がん検診を導入し、がん検診の充実を図るのをはじめ、基本健康診査の診査項目を増やすとともに、健康診査台帳を整備し、受診勧奨から事後指導まできめ細かな対応により疾病の予防と早期発見、早期治療等に努めながら市民の健康管理の充実を図るほか、茂庭診療所の改築、茂庭地区簡易水道整備のための調査設計を行うものであります。また、健康についての相談、教育、健康診査等、保健指導の拠点となる仮称総合保健センターの建設構想を推進するため、引き続き調査を行うとともに、健康福祉増進施設として建設を進めておりました健康福祉センターの開館など市民の健康づくりのため一層の努力をいたして参るものであります。廃棄物の処理につきましては、新埋立処分場の整備事業を行うとともに、ごみ減量化対策に努めるほか、事業系一般廃棄物処理の有料化を実施するための関連施設の整備を行うものであります。また、交通安全対策といたしましては、交通安全思想の啓発、交通安全推進団体の育成に努めるほか、放置自転車対策を行うものであり、更に消費者保護、公害対策のための所要額を計上いたしたものであります。  福祉部関係につきましては、市民福祉の向上を目指し、適正な法定援護を実施するとともに、地域福祉対策といたしましては、福祉活動の拠点となる仮称総合福祉センターを整備するため土地、建物を取得するとともに、建物改修を行うほか、福祉推進員モデル地区事業の拡充を図るものであります。また、各種福祉団体に対する助成と社会福祉基金の充実を図るほか、国民健康保険事業費特別会計に対し繰り出しを行い事業の安定運営を図るものであります。  心身障害者福祉対策といたしましては、精神薄弱者更生施設を建設するのをはじめ、重度心身障害者タクシー利用料助成枠の拡大、ねたきり障害者介護慰労手当の増額を図るほか、小規模授産施設事業に対する助成等を行うものであります。老人福祉対策といたしましては、高齢化社会に対応し施設援護をはじめ、老人援護事業として、ふれあい用具貸与事業を創設し車いすを貸与するとともに、入浴車の増車による入浴援護事業の充実、ねたきり老人介護慰労手当の増額を図るほか、ホームヘルパーの派遣、日常生活用品等の給付、デイサービス事業等を行うものであります。また、在宅老人の短期入所、デイサービス及び在宅介護支援を行うため、仮称老人福祉サービス総合センターを建設するのをはじめ、継続事業の養護老人ホーム「福島恵風園」移転改築事業に対する助成を行うとともに、生きがい対策として、老人クラブの育成強化、シルバー人材センターの運営助成等を行うほか、高齢者憲章の制定準備を行うものであります。児童福祉対策といたしましては、児童遊び場及び児童遊園の整備をはじめ、児童福祉施設に対する助成、保育所保護者負担軽減措置の充実など児童福祉向上に努めるための所要額を計上いたしたものであります。  建設部関係につきましては、市道の整備といたしましては、新設改良、舗装、橋りょう新設、土留側溝、交通安全施設等の整備を図るものであり、仮称阿武隈大橋仮称あづま公園橋等の架橋事業を進めるとともに、新たに川寒橋橋側歩道橋に着手するほか、あづま総合運動公園アクセス道路等の国民体育大会関連事業を積極的に進めるものであります。河川につきましては、準用河川及び都市小河川改修事業をはじめ、八木田・仁井田地区の内水排除事業を行うとともに、河川の改良事業についても積極的に取り組んで参るほか、桜づつみモデル事業を進めるものであります。また、住宅の質的向上を図るため、計画的に公営住宅の建て替えを行うとともに、適正な維持管理に努めるほか、街灯増設等のための所要額を計上いたしたものであります。  都市開発部関係につきましては、街路の整備といたしましては、方木田─茶屋下線、腰浜町─町庭坂線等に加え新たに入江町及び祓川工区の太平寺─岡部線に着手するなど積極的に整備に努めるとともに、西部環状道路等の国・県道を含めた幹線道路網の整備を促進するほか、潤いのある美しい街づくりを推進するため、彫刻のある街づくり事業、都市景観形成計画調査に取り組んで参るものであります。また、都心部の活性化を図るため、引き続き二十四時間都市構想を推進するとともに、福島駅前B−U北地区の再開発事業、福島駅西口土地区画整理事業の促進を図るほか、国土利用計画法に基づく第二次土地利用計画を策定するものであります。公園事業については、国民体育大会のソフトボール会場となる十六沼公園及び大笹生運動公園のほか、信夫山公園等の都市公園及び河川敷公園等の整備を図るものであり、土地区画整理事業におきましては、福島西及び大森地区等の事業促進を図るための所要額を計上いたしたものであります。  下水道部関係につきましては、岡島、郷野目都市下水路等の整備事業の所要額を計上いたしたものであります。  消防関係につきましては、福島消防署信夫分署を開設するため、職員の増員を図るのをはじめ、消防緊急情報システム導入の基本設計等を行うとともに、消防ポンプ自動車等の更新、屯所・車庫等の整備、消火栓及び防火水槽の増設、水防倉庫を建設するほか、消防団員報酬の改定を行うための所要額を計上いたしたものであります。  教育委員会関係につきましては、義務教育及び幼児教育の振興を図るため、松川小学校、平石小学校の校舎を二ヶ年事業で建設するのをはじめ、野田小学校校舎大規模改造事業、岡山小学校、第一中学校のプールを建設するなど学校施設の整備充実を行うとともに、新学習指導要領の実施に備え、年次計画に基づき各中学校にパソコンを導入するほか、父母負担の軽減、私学振興のため、私立幼稚園をはじめ各種私立学校の助成を行うものであります。社会教育につきましては、生涯学習の振興を図るため、公民館、市立図書館、民家園、音楽堂、古関裕而記念館等の充実を図るのをはじめ、青少年教育宿泊研修施設を二ヶ年事業で建設するほか、仮称北信支所に併設する公民館及び仮称地域学習センター建設のため調査設計を行うとともに、民家園第二期建設事業を行うものであります。また、古関裕而音楽賞事業、埋蔵文化財の発掘調査を行うほか、文化団体の育成、市民文化の振興に努めるものであります。保健体育につきましては、生涯スポーツの振興を図るため、飯坂武道場の移転改築、蓬莱地区テニスコートの建設、弓道場の改築をはじめ、信夫ケ丘競技場の改修工事を完成させるほか、スポーツ振興基金の積み立てを行うとともに、市民スポーツの振興と活性化のため、事業の充実を図るものであります。また、国民体育大会の開催に向けバレーボール競技会場となる体育館の建設設計を行うのをはじめ、新たに競技力向上委員会を設置し、選手強化の充実を図るものであります。  学校保健、給食につきましては、新たに耳鼻咽喉科の学校医を配置するのをはじめ、引き続き児童・生徒の健康診断を実施するとともに、学校給食の充実等に努めるほか、野田小学校給食調理室の改修、更に、給食未実施校の解消を図るため、共同調理場建設調査を行うための所要額を計上いたしたものであります。以上が、歳出の概要であります。  次に、歳入について申し上げます。まず、市税につきましては、経済の動向を慎重に検討のうえ、計上いたしたものであり、地方譲与税、利子割交付金及び地方交付税については、過去の収入実績等を勘案のうえ計上いたしたものであります。国・県支出金、その他の特定財源等につきましては、それぞれの事務・事業の実施計画に応じ、また、その他の収入につきましても、それぞれ適正に見積り計上するとともに、財政調整基金からの繰り入れを行い収支の調整を図った次第であります。  次に、水道事業会計予算について申し上げます。まず、収益的収支の収入において、その大宗を占める給水収益は、過去の実績及び平成二年度の推移等を勘案のうえ計上したものであり、支出においては、水の有効利用を図るため、配・給水管の漏水調査等を継続して実施するほか、浄・配水施設の適正な維持管理に意を用いるなど給水業務の円滑な運営を図るものであります。資本的収支の支出においては、まず、平成元年度より継続事業として着手した第八次拡張事業の三年度として企業債充当事業により送・配水管の整備工事等を行うものであります。  また、自己財源による事業といたしましては、漏水多発地域の石綿セメント管取替工事及び給水不円滑解消のため、配水管布設工事等を実施するもので、これら資本的支出の財源には、企業債、負担金、損益勘定留保資金等を充当することといたしたものであります。  次に、国民健康保険事業費特別会計予算について申し上げます。歳出においては、大宗を占める保険給付費が、依然増加傾向にありますので、事業の長期安定のため、更に努力して参る所存であります。また、歳入においては、昨年に引き続き国民健康保険事業の安定運営を図るため、一般会計繰入金等を充当のうえ、保険税において収支の均衡を図った次第であります。  なお、保険税の軽減算定方法の見直し等が予定されておりますので、課率決定時において、所要の措置を講じて参る所存であります。  老人保健医療事業費特別会計予算につきましては、老人に対し医療の給付を行うためのものであります。  下水道事業費特別会計予算につきましては、管渠の布設工事等を実施するものであり、単独公共下水道事業及び流域関連公共下水道事業を積極的に推進するほか、祓川下水道水緑景観モデル事業、土湯温泉町特定環境保全公共下水道事業を実施するものであり、これが財源には、受益者負担金、使用料、国・県支出金、市債、一般会計繰入金を充当いたしたものであります。  食肉センター事業費特別会計予算につきましては、食肉センターの運営費であり、健全な運営に努めて参る所存であります。飯坂町財産区特別会計予算につきましては、温泉関係においては、温泉供給、公衆浴場運営のための経費であり、山林事業においては、財産区有林の管理を行うものであります。  中央卸売市場事業費特別会計予算につきましては、市場の運営費及び青果棟屋根改修等の施設整備を行うとともに、引き続き花き部設置の調査を行うものであり、これが財源には、使用料、市債、一般会計繰入金等を充当いたしたものであります。  土地区画整理事業費特別会計予算につきましては、飯坂南部地区、金谷川駅前地区及び福島北地区の土地区画整理事業を実施するためのものであり、これが財源には、国・県支出金、市債、一般会計繰入金等を充当いたしたものであります。  以上が、平成三年度各会計予算の概要でありますが、このほか、条例の改正等の議案の提案理由につきましては、それぞれ議案の末尾に記載いたしたとおりでありますので御了承願います。  次に、平成二年度各会計補正予算について申し上げます。まず、一般会計補正予算につきましては、国・県支出金及び市債の内定並びに年度内の執行見込み等に基づく補正を行うものであります。追加の主なものは、職員の退職手当、庁舎整備基金積立金、減債基金積立金、工場用地取得助成金、老人措置費、公園事業費、体育館用地取得費等を追加するほか、公共施設建設基金積立金、仮称北信支所建設用地取得費、福島西部環状道路整備関連用地取得費等を計上するものであります。  次に、減額の主なものは、重度心身障害者医療特別措置費、生活保護費、基本健康診査費、下水道事業費特別会計繰出金等であります。  以上により、総額二十六億二千三百九十万二千円の追加補正を行うものでありますが、歳入については、歳出補正に関連する国・県支出金、市債等を追加又は減額するとともに、財政調整基金繰入金を全額減額し、所要一般財源二十五億六千四百九十万円には、市税、利子割交付金、地方交付税、前年度繰越金等を充当いたしたものであります。  継続費の補正は、公営住宅建設事業について総額等を変更するためのものであり、繰越明許費の補正は、市道平野─岡島線道路改良事業等の事業費を明年度に繰り越して使用するため追加するものであります。また、債務負担行為の補正は、県議会議員選挙ポスター掲示場設置費等の限度額を変更するほか、摺上川ダム建設に伴う代替地等取得資金の融資に対する利子補給等を追加するものであり、地方債の補正は、市債の内定等により公有林整備債等の限度額を変更するものであります。  次に、水道事業会計補正予算につきましては、収益的収支の収入において、執行見込みにより給水収益及び加入金等を追加するものであり、支出においては、執行見込みにより委託料及び賃借料を減額するものであります。また、平成元年度水道事業会計決算による減債積立金等の財源に基づき資本的収支の補てん財源を補正するものであります。  下水道事業費特別会計補正予算につきましては、建設工事費、公債費等を減額するものであり、歳入については、国・県支出金、一般会計繰入金、諸収入等を追加又は減額するものであります。地方債の補正は、事業費の変更に伴い減額するものであります。  食肉センター事業費特別会計補正予算の件につきましては、業務委託料を減額等するものであり、歳入については、使用料を減額し、一般会計繰入金を追加するものであります。  中央卸売市場事業費特別会計補正予算の件につきましては、施設整備費を減額するものであり、歳入については、国庫支出金、市債等を減額等するものであります。地方債の補正は、事業費の変更に伴い減額するものであります。  土地区画整理事業費特別会計補正予算の件につきましては、飯坂南部土地区画整理事業において、埋蔵文化財発掘調査委託料を減額するものであり、歳入については、一般会計繰入金を減額するものであります。  このほか、工事請負契約の件は、信夫ケ丘競技場改修工事について、請負契約を締結するものであり、また、専決処分承認の件は、専決処分いたしました案件について承認を願うものであり、それぞれの案件の末尾に専決理由を記載いたしておりますので、御了承願います。  以上が提出議案についての概要でありますが、詳細につきましては、御質疑又は委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしく御審議のうえ議決を賜りますようお願い申し上げます。  なお、会期中に、仮称総合福祉センター建物、廃棄物埋立処分場用地、農村マニュファクチャー公園用地、平石小学校用地、仮称北信支所等用地及び十六沼公園用地の財産取得の件、固定資産評価審査委員会委員選任の件、財産区管理委員選任の件を追加提案いたしたいと存じますので、御了承をお願い申し上げます。 ○議長(桜田栄一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。この際お諮りいたします。  明五日から七日までの三日間は議案調査のためそれぞれ休会したいと思いますが、ご異議ございませんか。     【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(桜田栄一君) ご異議ございませんので、明五日から七日までの三日間はそれぞれ休会とすることに決しました。  なお、八日は午前十時から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。             午前十一時零分   散  会...