平成29年 9月 定例会 仙北市告示第151号 平成29年第3回
仙北市議会定例会を、平成29年8月18日
仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成29年8月9日 秋田県仙北市長 門脇光浩 平成29年第3回
仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号) 平成29年8月18日(金曜日)午前10時開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告 市政報告 教育行政報告 議会動静報告 監査報告第4 報告第6号 仙北市
病院事業会計継続費精算の報告について第5 報告第7号 仙北市
温泉事業会計継続費精算の報告について第6 議案第72号 専決処分の承認について第7 議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第74号 仙北市児童館条例の一部を改王する条例制定について第9 議案第75号 仙北市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第76号 平成29年度仙北市
下水道事業特別会計への繰入額の変更について第11 議案第77号 平成29年度仙北市
集落排水事業特別会計への繰入額の変更について第12 議案第78号 平成29年度仙北市
浄化槽事業特別会計への繰入額の変更について第13 議案第79号 平成29年度仙北市
一般会計補正予算(第3号)第14 議案第80号 平成29年度仙北市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)第15 議案第81号 平成29年度仙北市
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第16 議案第82号 平成29年度仙北市
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第17 議案第83号 平成29年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第18 議案第84号 平成29年度仙北市
水道事業会計補正予算(第2号)第19 議案第85号 平成28年度仙北市
一般会計歳入歳出決算認定について第20 議案第86号 平成28年度仙北市
集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第21 議案第87号 平成28年度仙北市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第22 議案第88号 平成28年度仙北市
集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第23 議案第89号 平成28年度仙北市
浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第24 議案第90号 平成28年度仙北市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第25 議案第91号 平成28年度仙北市
後期高齢者医療特別会計歳入投出決算認定について第26 議案第92号 平成28年度仙北市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第27 議案第93号 平成28年度仙北市生保内財産区
特別会計歳入歳出決算認定について第28 議案第94号 平成28年度仙北市田沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について第29 議案第95号 平成28年度仙北市雲沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について第30 議案第96号 平成28年度仙北市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第31 議案第97号 平成28年度仙北市
病院事業会計決算認定について第32 議案第98号 平成28年度仙北市
温泉事業会計利益の処分及び決算認定について第33 議案第99号 平成28年度仙北市
水道事業会計利益の処分及び決算認定について第34 議案第100号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第35 議案第101号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第36 議案第102号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第37 議案第103号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第38 議案第104号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第39 議案第105号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第40 議案第106号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第41 議案第107号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第42 議案第108号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第43 議案第109号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第44 議案第110号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第45 議案第111号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第46 議案第112号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第47 議案第113号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第48 議案第114号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第49 議案第115号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第50 議案第116号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第51 議案第117号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて第52 議案第118号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて第53 議案第119号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて第54 議案第120号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
---------------------------------------出席議員(19名) 1番 佐藤大成君 2番 高橋 豪君 3番 熊谷一夫君 4番 門脇民夫君 5番 平岡裕子君 6番 田口寿宜君 7番 大石温基君 8番 阿部則比古君 9番 黒沢龍己君 10番 小田嶋 忠君 11番 荒木田俊一君 12番 安藤 武君 13番 小林幸悦君 14番 伊藤邦彦君 15番 真崎寿浩君 16番 八柳良太郎君 17番 高久昭二君 18番 稲田 修君 19番 青柳宗五郎君
---------------------------------------欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長 門脇光浩君 副市長 倉橋典夫君 教育長 熊谷 徹君 病院事業管理者 進藤英樹君 代表監査委員 戸澤正隆君 総務部長 運藤良克君 地方創生・ 市民福祉部長兼 小田野直光君 冨岡 明君 総合戦略統括監 福祉事務所長 農林部長兼 観光商工部長 平岡有介君 浅利芳宏君 総合産業研究所長 会計管理者兼 建設部長 武藤義彦君 伊藤一彦君 会計課長 医療局長兼 教育部長 渡辺久信君 高橋信次君 医療連携政策監 総務部次長兼 危機管理監 加古信夫君 戸澤 浩君 総務課長 総務部次長兼 市民福祉部次長兼 大山肇浩君 中村和彦君 企画政策課長 市民生活課長 総務部財政課長 草なぎ郁太郎君
---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長 三浦清人君 書記 藤岡 純君 書記 堀川貴吉君
---------------------------------------
△開会の宣告
○議長(青柳宗五郎君) ただいまから平成29年8月9日付招集の平成29年第3回
仙北市議会定例会を開会します。 開議の前に申し上げます。本市議会はインターネットによるライブ配信を行っておりますので、傍聴される皆様及び参与の皆様には、あらかじめ御了承をお願いをいたします。 また、平成28年度決算における監査委員の意見書の一部に誤記があり、昨日、市長及び代表監査委員から意見書の差し替えの申し出がありました。議会へ提出するについては、これまで誤りのないように再三にわたり注意をしてきました。議会にとって、決算の審査にあたり監査委員の意見書は極めて重要な書類の一つです。昨日も厳重に注意をしましたが、改めて市長に申し上げます。提出される書類は二重のチェックを怠らず、誤りのない書類を提出されるよう注意をします。あわせて、書類のみならず業務全般のチェック体制のさらなる強化を強く要請をいたします。 この申し出は議題とする前の申し出ですので、会議規則第20条の規定に準じて、議長は監査委員の意見書の差し替えを許可しましたので申し上げておきます。 ただいまの出席議員は19名で会議の定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 (午前10時01分)
---------------------------------------
△会議録署名議員の指名
○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番、大石温基君、8番、阿部則比古君を指名します。
---------------------------------------
△会期の決定
○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 議会運営委員長の報告を求めます。2番、高橋豪君。
◆2番(高橋豪君) おはようございます。 平成29年第3回
仙北市議会定例会にあたり、8月10日、
仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は、7名全員でありました。 青柳議長には職務出席をお願いし、委員外議員として荒木田副議長、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席しております。 説明のための参与として、倉橋副市長、運藤総務部長、戸澤総務部次長兼総務課長、大山総務部次長兼企画政策課長、草なぎ財政課長が出席しております。 書記には
議会事務局藤岡補佐を任命し、職務のための出席は
三浦議会事務局長であります。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程について協議いたしました。 第3回定例会に当局より提案される案件は、報告関係2件、条例関係3件、予算関係9件、決算認定関係15件、人事関係21件、専決処分1件の計51件であります。これらの提出案件について市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から9月12日までの26日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告及び本定例会に提案される議案上程、説明を行い、運用令第12により専決処分1件と人事関係21件は、委員会付託を省略し、本日採決まで行うことを確認しております。 会期2日目から10日目までを休会とし、会期11日目の8月28日と会期12日目の8月29日の2日間を一般質問とし、質問者は両日とも3名を予定しております。 会期13日目となる8月30日は、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催します。この予算常任委員会には、平成29年度
一般会計補正予算と平成28年度
一般会計歳入歳出決算認定議案が付託されますので、それらの議案に対する質疑を行い、その後に分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期14日目から25日目までを休会としますが、休会中の8月31日・9月1日及び4日までの3日間で、総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会及び予算常任委員会の各分科会審査を行います。 なお、予算常任委員会に付託となる
一般会計決算認定議案については、会期の都合上、また、より慎重に審査を行うため、継続審査として改めて閉会中に審査していただくことを議会運営委員会で確認したところでありますので、よろしく御協力をお願いいたします。 会期20日目の9月6日には、予算常任委員会を再開し、各分科会審査報告、報告に対する質疑、会派質疑を行い、会期25日目の9月11日に
一般会計補正予算に対する討論、採決を行います。 最終日の9月12日は、各常任委員会の委員長報告、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行う日程であります。また、意見書提出に係る議員提出議案及び当局から議案等の追加提案があった場合には、あらかじめ最終日の議事日程に組み入れることを議会運営委員会で確認しております。 また、運用令により8月8日までに受理した請願は2件で、お手元に配付の請願文書表のとおりであります。 本定例会の会期は26日間で、うち本会議5日、休会21日となり、休会のうち5日間は各常任委員会となる日程であります。 なお、仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての採決方法については、8月7日の全員協議会で議長から議会運営委員会で協議するよう諮問されており、その結果、議案第101号から117号までについては全会一致で一括採決するよう確認され、議長に答申しております。 また、皆さんのお手元に「質疑に関する解説」という資料が全議員の席に配付されていると思いますけれども、議会運営委員会でも確認しておりますが、改めまして御一読いただきますようお願いを申し上げます。 以上、議事運営につきましては特段の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。
○議長(青柳宗五郎君) お諮りします。今定例会の会期は、ただいま
議会運営委員長報告のとおり本日から9月12日までの26日間としたいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月12日までの26日間た決定しました。 お諮りいたします。会期中の休会は、ただいま
議会運営委員長報告のとおりにすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、会期中の休会は、
議会運営委員長報告のとおりとすることに決定をいたしました。
---------------------------------------
△諸般の報告
○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、
進藤病院事業管理者、
戸澤代表監査委員、運藤総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、
冨岡市民福祉部長、伊藤会計管理者、渡辺教育部長、高橋医療局長、浅利農林部長、加古危機管理監、大山総務部次長兼企画政策課長、
中村市民福祉部次長兼市民生活課長、吉田建設部次長、草なぎ財政課長です。 以外につきましては、必要に応じて出席を求めることにいたします。 なお、本定例会において説明のため出席を求めた者のうち吉田建設部次長は、療養のため本日欠席となります。 失礼しました。参与に平岡観光商工部長、武藤建設部長、戸澤総務部次長兼総務課長も出席しておりますので御了承のほどお願い申し上げます。 会議の書記には、藤岡、堀川の2名を任命します。 職務のための出席は、
三浦議会事務局長です。
---------------------------------------
△市政報告
○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告を行います。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成29年第3回
仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、大雨による被害状況についてであります。 7月22日からの大雨により、市内各地で土砂災害や河川の氾濫など大きな被害がありました。被災された市民の皆様に心からお見舞いを申し上げます。早期復旧、日常生活の回復に向け、全力を尽くします。どうか議員の皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。また、同じく県内各所で災害に見舞われた皆様、台風第5号、九州北部豪雨災害で被災された皆様など、全国各地で自然災害に見舞われた皆様にもあわせてお見舞いを申し上げます。早期の復旧を心から願うものであります。 7月22日から23日、仙北市を含む秋田県を襲った記録的な大雨の対応では、初めて市内全域に避難勧告及び
土砂災害危険箇所11カ所への避難指示を行い、市内の福祉避難所を含む15カ所の避難所に、自主避難を含む88世帯189人の方が避難されました。 平成25年8月9日、供養佛地区で発生をした痛ましい土石流災害を絶対に繰り返さない思いで、早め早めの対応を心がけました。しかし、何より市民の皆様の防災・減災意識が高いことで、大災害ではありましたけれども人的被害を免れることができたと振り返っております。仙北警察署の皆様、大曲仙北広域消防の皆様、仙北市消防団の皆様には、危険が潜む中、避難者の誘導やパトロール、土のう積など被害拡大防止の活動に御尽力をいただき、心から感謝を申し上げます。避難所では地域の皆様からの炊き出しの御支援、清流苑様からは避難所への食事の御厚志など、地域の皆様に支えられて避難所の運営を行うことができました。この場をお借りし、重ねて感謝を申し上げます。 住宅被害の状況は半壊6棟、床上浸水11棟、床下浸水65棟等と、住民生活に直結した被害が発生し、大雨が去った後の対応では、7月24日午後から、
大雨被害調査チームを編成して被災状況の把握、罹災証明書発行等の準備のため、被害の大きかった角館・西木への職員派遣を行い、25日からは、
衛生改善対策チームを編成し、浸水した家屋を中心に消毒剤の散布と災害ごみの処理を実施しております。 災害ごみの処理は、7月24日から環境保全センターと角館、
西木一般廃棄物最終処分場で受け入れを行い、7月29日・30日の土曜日・日曜日も災害ごみの受け入れに対応をしました。8月16日までに搬入された災害ごみの量は、可燃及び粗大ごみが25.82トン、不燃ごみが14.5トン、
家電リサイクル対象廃棄物が40台であります。なお、一般家庭から排出された災害ごみは、現在も無料で処理を行っております。 農林水産関係の8月7日現在の被害状況であります。 農業関係では、ビニールハウス3棟、全・半壊であります。農地への冠水及び土砂堆積が約63ヘクタールで、被害額約2,827万1,000円、農業施設関係では、水田への土砂堆積、畦畔の崩落が118カ所、水路への土砂閉塞や崩落が90カ所、頭首工の損壊14カ所など、合わせて255カ所で被害額6,965万円と見込んでおります。林業関係では、林道被害43路線、路肩崩落、法面崩落、路面洗掘等116カ所であります、で、被害額約7,800万円を見込んでおります。内水面漁業関係では、濁水や土砂の流入によるイワナの死滅や流出、養殖池の損壊で約450万円の被害が出ております。これらの被災に対しては、国・県の協力を得ながら早期復旧に向けて作業を進めております。 公共土木関係の8月17日現在の被害状況についてであります。 市道関係では道路洗掘・土砂崩落など55カ所、河川関係では護岸崩壊など35カ所、橋梁関係では落橋など3カ所、河川公園関係では桧木内川河川公園・桜並木公園の冠水被害が発生しております。これらの被災箇所については、応急対応を進めながら市道関係2路線、河川関係5河川を
公共土木施設災害復旧事業への補助申請準備を進めております。被害額は1億5,200万円と見込んでおります。 なお、市道山口相内線については、国の災害査定前に早期に応急本工事が必要なため、予備費での対応を行っております。御理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、激甚災害の指定についてであります。 政府は8月8日、平成29年6月7日から7月27日にかけて、一連の気象現象としての梅雨前線及び台風第3号により全国各地に甚大な被害をもたらした地域に対し、激甚災害の指定を決定しております。農地等は全国の災害復旧事業費の査定見込額が激甚災害指定基準を上回り、全国を対象に指定したことから、仙北市も農地等について激甚災害指定に含まれております。今後は、県と連絡を密にし、遺漏なく災害復旧を進めます。 次に、台風第5号の接近に伴う対応についてであります。 8月7日、台風第5号の接近に伴い、午後6時から市内4カ所に避難所を開設し、市民には自主避難をお願いしました。開設箇所は7月22日からの大雨で被害の多かった地域を選定し、
西長野交流センター、山鳩館、桧木内小学校、
西木総合開発センターに避難所を開設、4人の皆様が自主避難をされております。また、福祉避難所として開設をした清流苑には1人の自主避難者がありました。翌8日、台風第5号は温帯低気圧となり、秋田県を通過したこともあり、午前9時に避難所を閉鎖しております。幸い、仙北市内での被害はありませんでした。 なお、仙北市は災害連絡室を継続し、警戒や被災者等のフォローアップを行っております。また、災害復旧に向け、各関係予算等を本定例会に追加提案したいと考えております。議会の皆様の特段の御理解をよろしくお願い申し上げます。 次に、平成28年度の一般会計決算についてであります。 歳入総額は194億6,089万8,000円、歳出総額は191億4,614万9,000円、歳入歳出差引額は3億1,474万9,000円の黒字であります。翌年度へ繰り越すべき財源総額4,795万4,000円を差し引いた実質収支額は、2億6,679万5,000円の黒字となっております。 財政状況を示す各指標については、経常収支比率は92.8%で、昨年度と比較して1.1ポイント悪化したものの、経常一般財源比率は96.6%で0.5ポイント改善されました。また、公債費比率は7.0%となり、1.9ポイントの改善であります。公債費負担比率は16.4%で、1ポイントの改善がかなっております。財政の健全化を判断する指標として議会に報告し公表することになっている、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率については、公営企業の資金不足比率とあわせ、監査委員による審査を経た後に本定例会で追加提案し御報告をさせていただきたいと思います。 次に、
補正予算専決処分、
一般会計補正予算(第2号)についてであります。 7月22日から23日に発生した豪雨災害に係る補正予算を8月2日に専決処分をしております。被災された市民の皆様の支援や公共土木施設、農地・農業用施設等の復旧などについて速やかに対応するため、緊急に予算措置する必要があった事項を計上しております。補正額は2億689万3,000円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は192億2,228万7,000円となります。主な事業内容は、災害救援費、
住宅リフォーム促進事業費補助金、
農業用施設災害復旧事業費、林業施設災害復旧事業費、林業施設現年補助災害復旧事業費、
公共土木施設災害復旧事業費などであります。 次に、
一般会計補正予算(第3号)についてであります。 補正額は1億939万4,000円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は193億3,168万1,000円となります。主な事業としては、
西長野交流センター運営管理費、次世代定住支援事業費補助金、コンビニ等収納サービス導入準備事業費、浄化槽設置整備事業費、農業経営発展加速化支援事業費、実需と固く結びつく米産地応援事業費補助金、観光施設整備事業費、高井有一文庫事業費、郷土史料館管理運営費などであります。 それでは、各部局等の主要事項並びに諸般の状況について御報告を申し上げます。 総務部であります。 第三セクターの株主総会についてであります。 市が出資している第三セクターの株主総会が開催されましたので、事業概要を報告いたします。 秋田内陸縦貫鉄道株式会社の株主総会は6月29日、北秋田市阿仁庁舎で開催されました。経常損失は前期より1,465万3,000円増加し、1億9,304万8,000円の赤字となりましたが、前期同様2年連続で赤字2億円以内を達成することができました。輸送人員の減少にもかかわらず目標を達成できた要因は、動力費や電気料金の契約見直しによる圧縮ができたことが挙げられます。 なお、この株主総会で、任期満了に伴い佐々木琢郎社長が退任をし、新社長に吉田裕幸氏が選任されております。 株式会社西木村総合公社の株主総会は6月27日、西木温泉ふれあいプラザクリオンで開催されました。ボイラーや温泉プールの改修工事が行われ、部分的な休業などの影響により当期純利益は前期より大きく減額しましたが、営業努力により84万3,000円の黒字となりました。今期もエレベーターの設置や更衣室の増築工事を予定しております。完成後はさらなる利用促進に努めたいと思います。 株式会社西宮家の株主総会は6月26日、西宮家で開催されました。当期純損益は209万3,000円の黒字と、前期より208万9,000円の増益となりました。要因としては、役員報酬の減少とレストラン売上高の増加が挙げられると思います。 株式会社花葉館の株主総会は6月29日、花葉館で開催されました。当期純損益は338万2,000円の黒字ですが、前期より362万2,000円の減益となりました。要因は売り上げの減少、送迎車両の更新による経費増等が挙げられると分析しております。 田沢湖クニマス未来館についてであります。 7月1日に行われた竣工式は、あいにくの雨の中、仙北市議会の皆様を初め、佐竹敬久秋田県知事、後藤斎山梨県知事、渡辺喜久男富士河口湖町長など、たくさんの皆様から御出席をいただくことができました。心から感謝を申し上げます。 開館後の入館状況は、7月末現在で大人4,866人、子供548人の計5,414人、収入額は観覧料118万4,700円、冊子販売額5万500円で123万5,200円と、当初予想を上回る入り込みで順調に経過をしております。8月に入り、夏休み期間中ということもありますが、お陰様で昨日、入館者が1万人を突破することもできました。 なお、先月の豪雨で廊下への浸水があり、23日を臨時休館としました。大きな被害にはならず、翌日に再開しております。今後もさらにイベントやPRに努め、誘客に力を入れていきたいと思っております。 田沢湖クニマス未来館設計違算に係る賠償請求についてであります。 平成27年4月23日に委託契約をした田沢湖クニマス未来館建築実施設計図書作成業務について、「田沢湖クニマス未来館新築工事」の設計内容に違算があったことから、市では受託事業者に対し2,102万円の賠償金を支払う内容の覚書を取り交わしし、納入通知を送達しておりますけれども、現在まで納入されていない現状にあります。このため、顧問弁護士と対応について相談をしております。仮に今後とも誠意ある対応がないとすれば、訴訟を提起することも視野に入れ、訴状の準備を進めております。この場合は議会の議決が必要となりますので、議会の皆様の御理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 災害支援のふるさと納税についてであります。 7月28日から、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」の「平成29年東北豪雨」のページで、仙北市の災害復興への寄附を受け付けしております。通常のふるさと納税と異なるもので、返礼のない寄附となっております。当市のほか秋田市、横手市、由利本荘市、秋田県が受け付けをしております。8月17日時点の寄附額は、全体で954万円、当市には123万4,000円が寄せられております。 ドローンテクニカルチャレンジin仙北市についてであります。 7月22日から23日にかけて、ドローン歴2年未満の方々を対象に操作技術競技会、これは主催はドローンテクニカルチャレンジ実行委員会であります、が、田沢湖スポーツセンターで開催されております。22日の学生部門には、青山学院大学、東京都のほか、県内の学校も合わせて6校が参加し、熱戦が繰り広げられました。23日の一般部門では、18人の応募がありましたが、大雨により8人が欠場し、10人の選手が競技を行いました。 参加者からは「来年も企画してほしい」などの感想をいただき、今後も秋田ドローンコミュニティ等の民間団体と連携をして、ドローン活用人材の育成に取り組んでいきたいと考えております。 地域おこし協力隊員の着任についてであります。 7月1日、秋田内陸線とその沿線地域の活性化を主な任務として折笠靖子さんが、また、8月1日、近未来技術を活用した夢のあるまちづくりを進める任務として播磨靖之さんが、それぞれ仙北市の地域おこし協力隊員に着任しております。お二人の活躍を心から祈念しております。 仙北市と東北大学大学院環境科学研究科との連携協定締結及び記念シンポジウムについてであります。 8月1日、仙北市と東北大学大学院環境科学研究科は、独特な温泉資源や稀少資源、地域社会における未利用エネルギーの有効活用、産業振興や教育の充実を図ることを目的として、吉岡敏明科長をお迎えして連携協定を締結しております。同日開催された記念シンポジウムでは、土屋範芳同科教授から「地域の資源と新未来~温泉水素と稀少資源~」を、また、川田達也同科教授から「燃料電池によるエネルギーの新しい使い方」を、また、香坂玲同科教授から「人口減少社会での自然共生・里山の循環について」をそれぞれ御講演いただき、仙北市だからこその地域資源を活用した人口減少社会への対応策をお示しいただきました。まことにありがとうございました。 国家戦略特別区域旅行業務取扱管理者確保事業についてであります。 仙北市が内閣府に提案をし認定された当事業について、事業主体である観光庁との特例活用に向けた手続が進んでおります。9月3日に実施される国内旅行業務取扱管理者試験には13人が願書を提出し、8月22日と23日、試験の一部免除に係る研修会が市内で開催されます。試験に合格し、仙北市農山村体験推進協議会のメンバーが資格を取得することで、さまざまな体験メニューのほか、地域固有の資源を活用した「着地型旅行商品」の企画・提供の促進が図られると期待をしております。 国産生ハムフェスティバルについてであります。 9月23日、欧風レストランKAEDEを会場に、国産生ハムフェスティバルが開催されます。消費者に国産生ハムのおいしさ、すばらしさを認識していただくために、生産者が生ハム原木を持ち寄り、いろいろな生ハムを試食をしていただくイベントであります。ぜひ御参加をいただきたいと思っております。 ふるさと彩発見~さきがけin仙北~についてであります。 9月30日・10月1日の両日、田沢湖周辺を主会場に、秋田魁新報社との共催事業「ふるさと彩発見~さきがけin仙北~」を開催します。「田沢湖クニマス未来館」では、クニマス学習会や親子新聞教室のほか、カヌーや丸木舟の体験などが行われます。「思い出の潟分校」では、市内の中学生による地域活性化についての発表会や山の分校コンサートなどのほか、仙北市の食が一堂に会した「食のブース」の出店もあります。このほか、田沢湖ツーデーマーチや農村で楽しむ仙北は(ハート)あーと展、新そばフェスタ2017などの協賛行事も同時開催をいたします。仙北市のすばらしさを彩(再)発見してもらう、よい機会にしたいと考えております。 総合教育会議についてであります。 7月27日、今年度初めての総合教育会議を開催しました。協議案件は、学校適正配置、思い出の潟分校と田沢湖クニマス未来館の活用、曳山公開展示施設の整備についての3件であります。 学校適正配置については、仙北市学校適正配置推進計画の案をもとに協議を行いました。この中で、学校適正配置の対象校となる地域での意見交換会の開催や時期について、さまざまな意見が交わされました。今後教育委員会でさらに検討していくことにしました。 思い出の潟分校と田沢湖クニマス未来館の活用については、委員の皆様から、来館者をさらに増やすための具体的な取り組み方法を例を挙げて提案していただきました。今後両館の運営方法やPR活動に取り入れるよう検討していきたいと思っております。 曳山公開展示施設については、私から曳山公開展示施設準備検討委員会での検討経過の説明を行いました。既存施設を活用した展示施設の整備を目指していることについて、委員の皆様から御理解をいただいております。 遭難事案についてであります。 6月23日、秋田駒ヶ岳で遭難事案が発生しました。遭難した方は東京都品川区の男性61歳で、同日午後1時頃、単独で8合目登山口から笹森山を目指し登山を開始後、途中で道に迷い、午後5時55分頃、警察へ本人から通報がありました。日没間近のためヘリでの捜索は難しかったことから、本人の携帯電話と交信をしながら無事を確認し、翌朝4時、地上からの捜索の結果、本人と接触し、けがもなく捜索隊と一緒に自力下山できております。 仙北市消防訓練大会についてであります。 7月2日、落合運動公園駐車場を会場に、平成29年度仙北市消防訓練大会を開催しました。本大会は、消防団員として消防操法を習熟するとともに、訓練競技を通じてポンプ操法の技術向上と消防精神の涵養を図ることを目的に、小型ポンプ操法と規律訓練について日頃の訓練成果を競技形式で頃実施しております。結果は、小型ポンプ操法の部で第1位は第4分団2班、規律訓練の部では第1位は第8分団でありました。 仙北市総合防災訓練の中止についてであります。 8月5日、田沢湖スキー場を主会場に予定していた仙北市総合防災訓練は、このたびの大雨災害の対応等のため、消防協会大仙仙北美郷支部に中止を申し入れし、臨時理事会において来年度への順延が決定しております。 市民福祉部であります。 廃棄物処理の広域化についてであります。 本年4月から、大曲仙北広域市町村圏組合内に広域化準備室を設置し、構成2市1町、大曲仙北広域市町村圏組合、大仙美郷環境事業組合の職員各1人を併任発令し、5人体制で平成31年度の統合に向け準備事務を行っております。現在は、広域化基本構想の策定を進め、廃棄物処理広域化基本構想策定業務委託を、株式会社エイト日本技術開発秋田営業所と6月16日に契約締結をいたしました。今後準備室では、基本構想策定の進捗に合わせて各施設の運用方針の策定や運営体制の検討など、必要作業を進める予定であります。 仙北市版ネウボラについてであります。 8月1日、仙北市版ネウボラ「なないろ」が健康管理センターに開設されました。「なないろ」では、妊娠期から子育て期にわたるまでの母子保健、また、育児に関する相談などの対応を行います。市民の身近な相談拠点として、気軽に安心して来所いただける環境づくりと職員のスキルアップに努め、法定化された子育て世代包括支援センターへの事業展開を目指したいと考えております。今後は、市ホームページや広報せんぼくに「なないろ通信」を連載し、事業内容等の周知を行います。 ねんりんピック秋田2017「ウォークラリー交流大会」についてであります。 7月28日、ねんりんピック秋田2017仙北市実行委員会第4回運営委員会を開催しました。9月10日開催のウォークラリー交流大会の実施に向け、さまざまな御意見をいただきながら事業の進め方について確認を行っております。市民の皆様の御協力のもと、各関係機関との連携を密に行い、大会の成功を目指します。 認知症施策推進事業についてであります。 7月26日、市内の医師や歯科医師等医療関係者、保健福祉の関係者、認知症対応専門家の11人で構成する仙北市認知症施策検討委員会を設置し、8月24日には第2回仙北市認知症施策検討委員会を開催する予定であります。この事業は、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り本人が望む地域で安全に安心して生活が継続できるよう、支援体制を推進するものであります。 観光商工部であります。 田沢湖黒沢地区工業団地への企業誘致についてであります。 本年2月の第1回定例会において、協議中の企業側では、現地視察を踏まえ、地理的条件、アクセス状況、労働力の状況、工場用水確保の状況、電力状況等々について調査中である旨の報告をしております。同企業は、全国規模の植物工場を計画している企業で、市も植物工場の誘致に向けお願いをしております。その後、本社訪問や企業側から訪問いただき、進出に向けた諸条件に関し具体の話し合いを行ってきました。企業からは、国の補助金を活用し、平成30年度には建設に取りかかりたいとのお話をいただいておりましたけれども、補助金の枠が狭まり、建設に向けたハードルが一段高くなったと伺っております。今後とも、雇用創出と市民経済の向上、工業用地の有効活用などを進めるため、県や関係機関の御支援をいただきながら、継続して早期の誘致実現に向け最大限の努力を傾注します。また、同企業のほか、仙北市への進出を考える企業等については、その情報分析等に引き続き取り組みます。 仙北市角館総合技能センターの解体工事についてであります。 本事業では、平成28年度に設置条例を廃止し、本年7月の解体工事発注に向け、建設時の設計会社や建設コンサルタントの助言をいただいて事務を進めてきました。平成18年3月に報告のあったアスベスト調査結果では、検体採取場所が1カ所で不検出でありましたけれども、設計書を見ると疑わしい箇所がまだ数箇所あることと、平成18年9月のアスベスト調査基準強化に伴う法改正が行われていることなどから、改めてアスベスト調査をするべきとの指導を受けております。このことから、現在「アスベスト調査分析委託業務」を発注し、調査を行っております。この結果によっては、工期や事業費の再精査が必要となります。どうか御理解をよろしくお願い申し上げます。 夏祭りについてであります。 8月10日、たざわ湖龍神まつりが開催されました。台風第5号の影響が心配されましたが、無事大勢のお客様にお楽しみをいただき、今年は生保内小学校や潟上市、それから鹿角市の児童生徒が、ミニ龍により双龍の出会いを演じていただきました。また、初めての試みとして船上花火鑑賞も好評をいただきましたけれども、定着にはもう少し工夫が必要と感じております。 8月15日、角館の送り盆行事・ささら舞が開催されました。昼の部では、白岩雲巌寺において白岩ささらの奉納舞、樺細工伝承館前広場においては広久内ささらの披露があり、多くの観光客が拍手を送っていただきました。夜の部では、立町ポケットパークを会場に白岩こどもささらや市内小・中学校の皆さんによる踊りパレードの披露や商店会の出店が並び、大勢の皆様に夏の夜を楽しんでいただくことができました。 8月16日、戸沢氏祭が開催されました。当日は総勢200人のお家行列や佐渡ヶ島潟上鬼太鼓の披露、市内保育園児の燈籠流しなどが行われ、フィナーレの花火大会では、大音響とともに大輪に咲く花火に魅了された観客の歓声に包まれておりました。 今年も各行事において、大勢の皆様に仙北市の「夏の風物詩」を御堪能いただくことができたと思っております。 また、9月7日から9日に開催する角館祭りのやま行事にあわせ、外町交流広場へ曳き山の展示を行っております。街並み鑑賞をしている外国人観光客にも好評をいただいております。 JAFとの観光協定の締結についてであります。 8月17日、仙北市と一般社団法人日本自動車連盟秋田支部による「観光振興に関する協定」の締結式を行っております。今後は、仙北市の自然や観光を、JAF総合観光情報サイトや会員誌を通じて全国のJAF会員へ発信を行います。 農林部であります。 農業委員並びに農地利用最適化推進委員の選考についてであります。 新しい農業委員会制度により、農業委員については公選制から市町村長の任命制に変更となり、新たに農地利用最適化推進委員が設置されることとなっております。これを受け、6月20日から7月19日まで各委員の応募を行ったところ、農業委員は、17人の定数に対して推薦が2人、応募が18人、計20人の届け出があり、農地利用最適化推進委員は、20人の定数に対して、推薦が5人、応募が16人、計21人の届け出がありました。このうち農業委員については、7月25日に副市長を委員長とする選考委員会を開催し、地区に偏りのないことや年齢等を考慮して、17人を候補者とすることに決定をしております。本定例会に人事案件として提案をしておりますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 なお、農地利用最適化推進委員については、9月5日の農業委員会総会で決定することになっております。 平成30年産以降の米生産に係る生産の目安の提示についてであります。 7月28日、仙北市地域農業再生協議会総会を開催し、平成30年産以降の米生産に係る生産の目安について協議を行いました。平成30年産米以降、国の行政による生産数量目標の配分を廃止し、農業者等がみずからの経営判断に基づき米の生産量を決める仕組みとする方針を受け、生産現場である農家が生産量を判断できる環境づくりを進めるため、当面の間、県産米の需要動向を踏まえた県、これは秋田県農業再生協議会であります、段階の「生産の目安」をもとに、仙北市地域農業再生協議会において「生産の目安」を算定し方針作成者へ提示することで、承認をいただいております。今後も、国の動向を踏まえ、また県と連携しながら、平成30年の配分廃止後の具体的な取り組みについて、早い段階で農家に周知を行いたいと考えております。 子どもふるさと交流推進事業についてであります。 8月1日から3日にかけて、環境学習研修プログラム「クニマスから学ぶ未来」と題し、仙北市農山村体験推進協議会が「子どもふるさと交流推進事業」を実施しました。宮城県女川町より10人、山梨県富士河口湖町より6人の児童、小学2年から6年生の子供たちであります、が訪れ、仙北市の児童9人と親睦を深め合いました。参加者はカヌーやピザづくり、農家民宿での農業体験やきりたんぽづくりなどの体験を行い、田沢湖クニマス未来館での学習では、環境について考えるよい機会になったという声をいただくことができました。 建設部であります。 都市計画道路岩瀬北野線整備事業についてであります。 岩瀬北野線改良工事は、内川橋側の第3工区が7月31日に完成をし、現在は道路舗装工事を実施中で、中間検査を8月24日までに行い、翌日25日には車両の通行が可能となる予定であります。今後は、舗装工事の完成検査や歩道照明設置工事等の付帯工事があります。8年にわたり取り組んだ岩瀬北野線の整備事業でありましたけれども、角館町内はもちろん、仙北市にとって新たな流れを生み出すことを期待しております。 医療局であります。 職員の交通事故についてであります。 8月3日の午後3時頃、生保内武蔵野地区市道で、角館総合病院職員が公務で運転する車と自転車の児童が出会い頭に接触する交通事故が発生しました。幸いにも児童は軽傷でありました。改めて負傷された児童と御家族の皆様には、心からおわびを申し上げます。現在は、けがも回復し、元気に夏休みを過ごしているとの報告に安堵しております。今後このようなことが二度と起こらないよう、全職員が交通規則の遵守を含めた綱紀粛正に努め、再発防止に取り組みます。 最後となりましたけれども、ここで少しお時間をいただき発言をさせていただきたいと思います。 さきの議会最終日、6月議会の最終日で、10月執行予定の仙北市長選挙に向け少しずつ準備を始めたいというお話をさせていただきましたけれども、改めて10月の市長選への立候補を表明させていただきたいと思います。 出馬の最大理由は、やりかけた仕事を片付けることであります。着手したものの責任で結果を出します。また、市民の皆様、議員の皆様と共同作業で策定をさせていただいた第2次総合発展計画、総合戦略、人口ビジョンなどの実現を目指します。可能性を探って展開をした取り組み、いわゆる広げた風呂敷の始末もあります。この8年で市の財政状況は改善が進みましたけれども、かといって成果の見えない事業等に財源投下をする現状にはないという判断をしております。職員不足も深刻であります。これまで、あれもこれもという姿を反省し改め、市長職で蓄積した経験と市民の皆様の意見等を力に、まず私がみずからを変革し、そして行政を変革したいと考えております。 まちづくりは、市民が主役であります。議会からも御指摘のあった市民融和、地域、旧町村を越えた心の輪づくりに最大意を配します。また、子供たちや若者の活動を支え、性別にかかわりなく個性や能力を発揮できる地域社会の実現を目指します。地方創生はもちろん市民のためのものであります。特区もしかりであります。市民参加のあり方一つで、地方創生の速度も幅も違ってきます。人が最大の財産、人が最大の財産という基本に立ち返り、丁寧に関係事業を進めます。市職員の意識改革は、根本から対策を見直します。 今後も議会の皆様と議論したいテーマは幾つもあります。例えば人口減少や少子高齢社会への具体的な対策、縮小社会に連動した小さな行政体づくり、市民要望の新たな実現手法などが挙げられるかと思います。仙北市が標榜する「小さな国際文化都市」は、人口減少や少子高齢化が進展しても、人も産業も文化も地域で活力を維持していかなければ実現できません。 公共施設等総合管理計画で示した建築系延べ床面積35%の削減は、財政力の維持や健全化に不可欠だと考えております。達成すれば、推計で年間4億円程度の財源を生み出すことができます。これにより、例えば防災のまちづくりを進め、市独自で堤防のかさ上げを行う財源に活用したり、生活環境の改善で上下水道事業を推進したり、定住・子育てなどの政策財源にすることが可能です。この流れを確実なものとしなければならないと思っております。 懸案となっている庁舎や総合給食センターの建設、企業誘致、医師確保と病院経営、市民課題の解決に向けた規制緩和、観光振興とインバウンド対策などのほか、今後は集中的に税等収納力の強化、業務の民間委託、市民の健康増進、若者や女性の活躍支援、地元商工業者・農林業者の経営対策、教育と人材育成などに全力で取り組みたいと思います。 もつれた課題を解きほぐし、重い荷物はできる限り背中から下ろして、仙北市の未来を輝けるものとする、そんな作業を行い、次のリーダーが働きやすい、動きやすい環境づくりを進める、私にとって最後の任期とする思いで職務にあたりたいと思います。今後とも皆様の御指導と御協力、御理解をどうかよろしくお願い申し上げます。 以上、主要事項並びに諸般の報告等を申し上げました。本定例会に提案している案件は、報告関係2件、専決処分の承認関係1件、条例関係3件、予算関係9件、決算認定関係15件、人事関係21件の計51件であります。 慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告とさせていただきます。
○議長(青柳宗五郎君) これで市政報告を終わります。 11時まで暫時休憩をいたします。 (午前10時52分)
---------------------------------------
○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時01分)
---------------------------------------
△教育行政報告
○議長(青柳宗五郎君) 次に、教育行政報告を行います。熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 平成29年第3回
仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告させていただきます。 教育総務課であります。 大曲仙北中学校総合体育大会について。 6月16日から18日にかけて平成29年度大曲仙北中学校総合体育大会が開催され、市内中学生が大活躍をいたしました。 軟式野球競技では、神代中学校が第2地区の決勝戦で大曲南中学校を7対1で破り、2年連続優勝と5度目の全県大会出場となりました。 このほかに、県大会出場権を得た団体種目の成績は、角館中学校男子柔道部の優勝、神代中学校男子卓球部の準優勝、角館中学校女子卓球部の第3位などでした。 また、個人種目で県大会出場権を獲得した選手も多数おり、全体として延べ117人の生徒が全県中学校総合体育大会等に出場しました。 全県中学校総合体育大会等の主な結果について。 第66回全県中学校総合体育大会が、7月15日から17日まで開催されました。 横手体育館で行われた柔道男子団体で、角館中学校柔道部が第3位となり、8月3日から山形県体育館で開催された東北大会へ出場しました。 個人の部では、柔道女子個人57キログラム級で、角館中学校3年の松本唯さんが見事優勝し、8月22日から福岡国際センターで開催される全国大会への出場権を獲得しました。また、東北大会でも見事準優勝に輝きました。來 そのほかにも、角館中学校からは、柔道男子個人55キログラム級で3年児玉文汰さん、柔道男子個人66キログラム級で2年鎌田匠人さん、柔道男子個人90キログラム級で3年黒澤翔さん、陸上競技1年男子1500メートルで高貝拳汰さん、生保内中学校からは、陸上競技1年男子1500メートルで石塚蒼大さん、陸上競技1年男子100メートルで鈴木勇太郎さん、剣道女子個人で2年畠山葉月さん、神代中学校からは、柔道男子個人50キログラム級で3年細川大和さん、西明寺中学校からは、陸上競技1年女子1500メートルで柏谷星來さんが、東北大会へ出場しました。 また、7月25日から29日まで開催された全県少年野球大会では、神代中学校野球部が出場し、1回戦で中仙中学校と対戦し、延長9回、1対0で惜敗しました。しかし、両エースの息詰まる投手戦は、観客を魅了し、神代中学校野球部の実力を十分に発揮するすばらしい試合となりました。 県展入選について。 第59回秋田県美術展覧会、県展であります、秋田魁新報社、県、県教委、秋田市主催が、6月29日から7月5日までアトリオン、県立美術館県民ギャラリーで開催されました。 洋画部門で角館中学校3年藤原蓮さんの作品「宇宙の時の流れ」が、デザイン部門では角館中学校3年後藤杏奈さんの作品「描きたいもの」と3年小松菜乙さんの作品「ホクロ」が見事入選を果たしております。 市内小学生の活躍について。 7月8日から9日に神岡で行われた第59回大曲仙北スポーツ少年団選抜野球大会で、角館マックスが優勝、西木ジュニアベースボールクラブ、西明寺小・桧木内小の合同チームであります、が準優勝に輝きました。両チームは8月7日から10日に開催されたナイスカップ第48回秋田県小学校クラブ野球大会兼第40回秋田県スポーツ少年団大会に出場し、西木ジュニアベースボールクラブがベスト8、角館マックスは決勝で向能代クラブに18対0で勝利し、5年ぶり3度目の全県優勝を飾りました。 西木ジュニアベースボールクラブは、7月29日から30日に秋田スカイドームで開催された第9回秋田県小学校野球大会で、決勝戦で花館小クラブに16対2で勝利し、見事全県優勝の栄冠を勝ち取り、10月7日から9日に函館市で開催される北日本大会への出場権を獲得しました。 さらに、第34回読売全県さわやか選抜野球大会に田沢湖イーグルス、生保内小学校であります、が出場し、ベスト4に進出する活躍をいたしました。 また、7月1日から9日に開催された第30回東北電力旗ミニバスケットボール大会大曲仙北予選会では、男子の部で角館ブラザーズが準優勝、女子の部で西明寺ミニバスケットボールクラブが第3位に輝き、両チームは8月1日から2日にかけて開催された東北電力旗第30回東北ミニバスケットボール大会秋田県大会へ出場しました。ともに1回戦突破はなりませんでしたが、これまでの練習の成果を十分に発揮することができました。 個人では、平成29度秋田県卓球選手権大会兼全日本卓球選手権大会秋田県予選会で、桧木内小学校2年斎藤寛太さんがバンビの部で第2位、同じく桧木内小学校4年阿部大和さんがカブの部で第6位となり、7月28日から30日に神戸市総合運動公園内体育館で開催された全農杯平成29年度全日本卓球選手権大会に出場いたしました。ともに1勝1敗で予選通過はなりませんでしたが、全国大会で1勝を挙げ、大きな自信を得ることができました。 また、平成29年度秋田県少年少女陸上競技大会兼第33回全国小学生陸上競技交流大会秋田県予選会で、桧木内小学校高橋空夢さんが5年男子100メートルで13秒97の好タイムで第2位に、同じく桧木内小学校武藤大翔さんが6年男子100メートルで13秒29のタイムで第3位に輝きました。2人は、8月4日から6日にかけて函館市で開催された東日本大会へ出場し、5年男子100メートルで高橋空夢さんが決勝に進出し、県予選のタイムを上回る13秒74のタイムで見事第4位に輝きました。 このほかにも、さまざまな大会、さまざまな種目において市内の小学生が日頃の練習の成果を発揮し、大活躍いたしました。 仙北市・富士河口湖町子ども交流事業について。 クニマスの再発見を契機に、平成24年度から始まった交流事業は6回目を迎え、今年は7月26日から28日までの3日間、市内各中学校の代表6人が山梨県富士河口湖町を訪問いたしました。初日は富士河口湖町役場を訪れ、渡邉喜久男町長を表敬訪問し、その後、昨年開館したクニマス展示館を訪れ、生きたクニマスを見学したほか、田沢湖での歴史、西湖で発見された経緯、クニマスの保全と人工増殖の取り組みなどについて学習しました。 参加した生徒は、在籍校でこの貴重な体験を発表し、交流を通して考えたことを自校の生徒に伝えながら、クニマスや環境保全、仙北市の将来について考えていきます。これらの活動を通して、市内生徒の環境学習の深化と地域貢献意欲の育成につなげていきたいと考えております。 子どもサミットについて。 8月7日に、市内12校の児童会・生徒会代表者による第11回子どもサミット~Semboku City ジュニア未来会議~を開催いたしました。サミットでは、いじめの撲滅などを目指す「仙北っ子の約束」を浸透させるための各校の取り組み状況についての情報交換、ねんりんピックや2018FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会でのおもてなし等について、活発な意見交換がなされました。今後も、ふるさと仙北市や自分たちの学校生活をよりよいものにしていくために、子供たち自身による自主的・主体的な取り組みを支援してまいります。 生涯学習課であります。 成人式について。 8月15日、仙北市民会館において仙北市成人式を開催いたしました。今年度の対象者は230人で、うち172人、74.78%が参加し、懐かしい友との再会を喜びながら、和やかな雰囲気の中にも厳粛に式典が行われました。 仙北市成人式では、新成人みずからが企画し進行を執り行っており、式典終了後に行われた新成人によるアトラクションでは、「~20年分のありがとう~」と題して、ふだんなかなか素直に伝えられない感謝の気持ちと、これからも感謝の気持ちを忘れずに人生を歩んでいこうとメッセージを歌に込めて合唱が披露されました。また、今年度新たな試みとして地方創生・総合戦略室の協力で、市の定住促進に関連した事業を紹介するブースを設置いたしました。人口減少の著しい本市ではありますが、この機会に市の取り組みを紹介し、一人でも多くの新成人が仙北市に定住し、地域活性化の担い手の一員となってくれることを期待しております。 田沢湖公民館であります。 「生保内節盆踊り大会」について。 8月20日、午後7時から田沢湖庁舎駐車場を会場に「第47回生保内節盆踊り大会」を開催いたします。盆踊りの上手な方や仮装で盛り上げた方には、市内協賛企業並びに実行委員会から多数の豪華景品を進呈いたします。盆踊りの開会前や合間には、地元からの多彩なアトラクションを織り交ぜ、また会場には地元企業等による出店コーナーもありますので、ぜひ御来場いただき、会場の皆様とともに過ぎゆく夏の夜をお楽しみいただきたいと思います。 西木公民館であります。 秋田県子ども・子育て支援知事表彰について。 西木公民館を拠点に活動している読み聞かせボランティア「ひまわりの会」が、平成29年度秋田県子ども・子育て支援知事表彰を受賞いたしました。平成12年結成の同会は、高齢者施設や親子が集まるイベントなどに積極的に赴き、読み聞かせや大型紙芝居を通して世代間交流を図るとともに、地域で子育てに取り組む機運を醸成しているとしてこのたびの受賞となったもので、今回の表彰を機に、さらなる活躍を期待したいと思います。 田沢湖図書館であります。 「超大型絵本 おまえうまそうだなを使ったおはなし会」について。 田沢湖図書館では、6月18日の「父の日」に市民会館を会場に、子供向けイベントを開催いたしました。秋田県生涯学習課主催、ポプラ社共催の事業であり田沢湖図書館が招致したものであります。当日は、大型絵本「おまえうまそうだな」のおはなし会に続き、着ぐるみとの撮影会、絵本作家塚本やすし先生の読み聞かせ、ワークショップと盛りだくさんの内容に、およそ100人の親子連れ等が楽しい「父の日」を過ごすことができました。これからも読書普及はもちろん、参加型イベントの開催にさらに力を入れてまいります。 秋田県立博物館出張展示「オーストラリアの風変わりな動物たち」について。 7月15日から8月13日までの会期で、秋田県立博物館の出張展示「オーストラリアの風変わりな動物たち」を開催いたしました。昨年に続く特別展示であり、今年はコアラやカモノハシなどおなじみの動物や、ニホンモモンガなど珍しい小動物およそ10体のはく製を見ることができました。7月29日には、親子向けの特別教室「コアラとカモノハシのステンシルトートバッグづくり」を開催いたしました。10人の参加者は、夏休みの作品づくりを兼ねて楽しみながら、ステンシルの色を重ねて、出来栄えに大いに満足しておりました。 「Summer Night Concert」について。 8月19日午後6時から、田沢湖図書館1階ホールにおいてロビーコンサートを開催いたします。魅惑の映画音楽と題し、懐かしくなじみ深い外国映画からさまざまなテーマ音楽をピアノ演奏と歌でお届けいたします。多くの皆様に御来場いただきたいと思います。 学習資料館・イベント交流館でございます。 学習資料館・イベント交流館への寄附について。 7月31日、新潮社記念文学館名誉館長であられる故高井有一先生夫人の中村輝子様より、500万円を御寄附いただきました。寄附金は、今年3月に中村様から寄贈されました「高井有一文庫」の周知と展示、閲覧、調査研究及び保存を目的に大切に活用させていただきます。本定例会に「高井有一文庫」の一部公開に向けて関連する補正予算を計上しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 イベント交流館企画展示について。 4月8日から7月17日まで開催されました写真展「新潮社写真部のネガ庫から カメラがみた作家の素顔」は、2,850人の皆様から御来館いただき、好評のうちに終了することができました。 7月25日から11月26日までは「自由律俳句展」を開催いたします。自由律俳句は、従来の17字の形式を破ったもので、この企画展では、著名な提唱者である河東碧梧桐や荻原井泉水らが仙北市を訪れた足跡や、明治から昭和の地元俳人の作品を紹介し、仙北市や周辺における自由律俳句の流れを資料約30点とともに展示した貴重な展示会となっております。多くの皆様にごらんいただきたいと思います。 スポーツ振興課であります。 田沢湖マラソン開催について。 9月17日、昨年の大会に引き続き、アテネ・北京オリンピック女子マラソンに2大会連続出場され、世界陸上でも活躍された土佐礼子さんをゲストランナーにお迎えし、第32回田沢湖マラソンが開催されます。7月末のエントリー状況は前年同期を600人ほど下回っていますが、前日エントリーを含め最終エントリーは5,000人を超えるものと期待しております。 昨年から行っているJTBスポーツステーションエントリーを引き続き行い、これまでの走るだけの参加型から観光を含めた滞在型を積極的に取り込み、国内参加のみならずインバウンド対応としての台湾からの受け入れも積極的に行っていきます。協議を進めている台湾高雄国際マラソンとの連携については、今大会へ高雄市の関係者やランナーをお招きし、今後の市民交流に向けた取り組みを検討する予定となっております。 また、先月の豪雨により被害を受けた湖畔周回道路については、現在2カ所が片側交互通行となっております。被災箇所はマラソン開催日までの復旧が見込めないため、春山から相内潟、相内潟から潟尻までの区間を、ランナー通過予定時間に合わせ、通行止め時間を延長する方向で仙北警察署と協議を行っております。まずは参加するランナーの安全を優先し、規制区間周辺の市民の皆様に御協力を仰ぐとともに、東北管内の旅行業者への周知を図ってまいります。 タイ王国スポーツ庁主催セミナーについて。 7月24日・25日の両日、タイのバンコクで開催された「タイ・日本スポーツ協力:2020東京オリンピックへの道」セミナーへホストタウン登録を行っている秋田県、大館市、美郷町、北九州市、龍ヶ崎市とともに、本市も出席してまいりました。タイスポーツ庁は、秋田県及び北九州市とスポーツ交流に関するMOU、基本合意書の締結を予定していることから、今回、予定自治体を対象としたセミナーの開催となり、関係自治体の事前合宿誘致に向けたプレゼンテーションやワークショップが行われたものであります。今回の訪タイでは、タイバトミントン協会とMOUを先行していた秋田県と美郷町、県バトミントン協会による事前合宿地としての基本合意が交わされており、本市もそれを目指しております。 なお、7月31日には、タイスポーツ庁長官ほかスポーツ監督団体19人が、合宿地の確認のため秋田県を公式訪問し、美郷町、仙北市を訪れています。 各種スポーツ大会について。 8月18日から20日まで、国民体育大会東北ブロックの予選会を兼ねた第44回東北総合体育大会馬術競技が仙北市馬術場を会場に開催され、馬場馬術、障害飛越の2競技が行われます。 8月30日から9月3日には、2017秋田国際合気道フェスティバル・第12回国際合気道競技大会が田沢湖スポーツセンターを会場に開催されます。富木合気道国際ネットワークに所属する団体により、国内では4年に一度開催される国際大会で、国内外から500人を超える参加者が集う予定となっております。9月2日には、小学生から大人まで、男女を問わず参加できる修練者指導による体験会も開催されます。 9月24日には、第27回100キロチャレンジマラソン大会が開催されます。大会運営や今後の大会継続のあり方等検討の余地はあるものの、引き続き秋田県や関係団体とともに積極的にサポートを行ってまいります。 10月1日、男鹿市で開催される秋田25市町村対抗駅伝ふるさとあきたラン!に向けて、7月29日に小・中学生の選考会を実施し、仙北市選抜チームが結成されました。小学生、中学生、高校生、一般、壮年からなる9区間に、各年代の代表選手総勢18人が参加します。今後、数回のチーム練習を経て大会に臨む予定となっております。 平福記念美術館であります。 「伊藤昇日本画展」について。 6月6日から7月27日まで「伊藤昇日本画展」を開催いたしました。6月6日のオープニングセレモニーには、伊藤昇氏の御遺族・長女の岡本多佳根さんにも御出席いただき、伊藤昇氏との思い出や作品に対する思いなどをお話していただきました。期間中は、伊藤昇氏の地元田沢地域の皆さんを初め、市内外から1,158人の皆様に御来館いただき、百穂最後の弟子「伊藤昇の日本画の世界」を御堪能いただきました。 「没後40年荒川青亭日本画展」について。 今年は郷土が生んだ日本画家荒川青亭の没後40年の節目となることから、「没後40年荒川青亭日本画展」を8月1日から9月24日まで開催しております。青亭は、明治27年、1894年、角館町に生まれ、地元秋田で活躍した画家で、故郷の風光明媚な山河湖沼を、詩情あふれる筆致で描く風景画を得意としていました。画家としての才能は、神社の大絵馬や祭りの人形づくり、また絵付け春慶塗りなど郷土の文化に多方面に発揮され、人々を魅了しております。絵画以外でも多趣味で、弓道や自由律俳句など枚挙にいとまがなく、角館の文化の中心には必ず青亭が存在していました。また、青亭は秋田出身の画家たちとの「秋田美術社」創設、各種展覧会審査員、角館高校美術講師など、秋田の芸術普及活動にも積極的にかかわっております。このたびの展覧会では、秋田の自然や芸術を愛した青亭の魅力あふれる作品の数々を展示し、その画業を回顧するものであり、多くの皆様にごらんいただきたいと思います。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。
○議長(青柳宗五郎君) これで教育行政報告を終わります。 議会動静報告及び監査報告は、お手元に配付のとおりであります。 なお、去る8月14日、新潟県津南町議会より、議長宛てに7月23日の豪雨災害に対して心温まるお見舞いをいただきました。新潟津南町におかれましては、平成28年の7月2日に地域運営体インバウンド対策で当議会を行政視察をいただいた議会でございます。本当に、7月2日、1カ月前の行政視察の間にこうした温かい気持ちを送っていただきました。これはとりもなおさず、説明をされた当局、そしてまた議会事務局の対応がすばらしかったからでないかなというふうに思っておるところでございます。同日中に災害復旧のための市の歳入とされるよう、議長権限により手続をさせていただきました。 議員の皆様、そしてまた市当局参与の皆様方、御起立をお願いをいたしたいと思います。議員の皆様方、すみませんお願いします。 (起立)
○議長(青柳宗五郎君) 新潟県津南町議会に対しまして、お礼を申し上げます。あわせて、このたびの豪雨災害へお見舞いをいただきました全ての皆様に感謝を申し上げ、お礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。 着席をお願いします。 (着席)
○議長(青柳宗五郎君) 以上を申し上げまして、諸般の報告を終わります。
---------------------------------------
△報告第6号の上程、報告
○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、報告第6号 仙北市
病院事業会計継続費精算の報告を行います。高橋医療局長。
◎医療局長兼医療連携政策監(高橋信次君) それでは、議案綴りの6ページをごらんいただきたいと思います。 報告第6号 仙北市
病院事業会計継続費精算の報告についてであります。 仙北市病院事業会計において、継続費に係る歳出予算の経費を別紙継続費精算報告書のとおり精算したので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により報告するものでございます。 7ページをお開きいただきたいと思います。 報告内容は、市立角館総合病院建設事業に係る平成25年度からの継続費についてでありますが、平成29年2月10日に引き渡しを受け事業が完了したことから、地方公営企業法施行令の規定に基づき、本定例会に報告するものでございます。 事業の内容は、用地の購入、造成、設計管理、本体を含む建物の建設、外構工事等でありますが、表にあります全体計画の各年度別年割額の合計76億7,324万3,000円に対し、中ほどにあります実績の合計が76億1,114万5,764円となり、全体計画に対してマイナスの6,209万7,236円という内容になっています。 以上、簡単でございますが報告第6号についての説明を終わらせていただきます。
○議長(青柳宗五郎君) これで、報告第6号 仙北市
病院事業会計継続費精算の報告を終わります。 参与の皆様方、そして議員の皆さん、もしあれでしたら服脱いでくださって結構ですので、お願いしたいと思います。答弁される方も服脱いでくださって結構ですので、報告の方も、よろしくお願いします。
---------------------------------------
△報告第7号の上程、報告
○議長(青柳宗五郎君) 日程第5、報告第7号 仙北市
温泉事業会計継続費精算の報告を行います。武藤建設部長。
◎建設部長(武藤義彦君) おはようございます。議案綴りの8ページをお開き願います。 報告第7号 仙北市
温泉事業会計継続費精算の報告について。 仙北市温泉事業会計において、継続費に係る歳出予算の経費を別紙継続費精算報告書のとおり精算したので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により報告するものでございます。 次のページをお開き願います。 仙北市
温泉事業会計継続費精算報告書でございます。 1款1項、事業名が新水沢源泉温泉管新設工事でございます。こちらは平成27年度、平成28年度の2カ年の事業でございまして、全体計画の合計が2億6,691万4,000円に対しまして実績額2億5,902万4,429円となり、全体計画よりも788万9,571円の減額となったものでございます。 以上、報告を申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) これで、報告第7号 仙北市
温泉事業会計継続費精算の報告を終わります。
---------------------------------------
△議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(青柳宗五郎君) 日程第6、議案第72号 専決処分の承認についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。運藤総務部長。
◎総務部長(運藤良克君) 議案第72号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの10ページをごらんいただきたいと思います。 議案第72号 専決処分の承認について 地方自治法第179条第1項の規定により、平成29年度仙北市
一般会計補正予算(第2号)について別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。 別冊の平成29年度
一般会計補正予算、平成29年8月2日付の1ページをごらんいただきたいと思います。 専決処分第6号 平成29年度仙北市
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 専決処分の期日は、平成29年8月2日です。これは、7月22日・23日の豪雨災害に対応する補正予算を専決処分したものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2億689万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を192億2,228万7,000円とするものでございます。 第2条、地方債の補正は、4ページの第2表、地方補正をごらんいただきたいと思います。 農林水産業施設現年補助災害復旧事業費に2,490万円、農林水産業施設現年単独災害復旧事業費に1,170万円、公共土木施設現年単独災害復旧事業費に5,240万円を追加するものでございます。 次に、事項別明細書により御説明いたします。 予算書の6ページをお開きいただきたいと思います。 歳入は、9款1項1目地方交付税の説明欄、特別地方交付税に4,133万3,000円を追加するものです。 14款2項4目農林水産業費県補助金の説明欄、林道施設災害復旧事業費補助金に2,856万円の追加。 17款1項1目の説明欄、財政調整基金繰入金に4,800万円の追加。 20款1項13目災害復旧事業債の説明欄、現年補助農林水産業施設災害復旧事業債に2,490万円、単独農林水産業施設災害復旧事業債に1,170万円、単独
公共土木施設災害復旧事業債に5,240万円を追加するものです。 次に、7ページからの歳出を説明いたします。 3款5項1目の説明欄、災害救援費192万6,000円の追加で、うち災害見舞金が150万円です。 4款4項2目塵芥処理費に40万5,000円の追加、これは被災家庭の粗大ごみの処理費でございます。 8款5項1目の説明欄、
住宅リフォーム促進事業費補助金400万円の追加は、被災住宅のリフォームの補助金で、補助率は15%で上限額は30万円です。 10款5項2目説明欄、角館公民館管理運営費32万4,000円の追加は、角館東公民館グラウンドの取付道路復旧費です。 11款1項1目説明欄、
農業用施設災害復旧事業費5,223万8,000円は、農地農業用施設災害復旧費補助金で225カ所分です。 11款1項2目説明欄、林業施設災害復旧事業費2,371万9,000円は、単独災害復旧費で31路線81カ所分です。現年補助災害復旧事業費5,628万1,000円は、12路線38カ所分です。 次に、8ページ、11款2項1目説明欄、
公共土木施設災害復旧事業費6,800万円は、道路33カ所、河川24カ所、橋梁3カ所、その他4カ所分でございます。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ございませんか。17番。
◆17番(高久昭二君) 今回の運藤総務部長からただいま説明ございました補正予算の関係でございますけども、7ページにございます歳出の関係での住宅リフォームの促進事業費補助金としての400万円、これは先ほど説明ございましたとおり15%の上限が30万円ということで、西長野地区の中泊についても、私、昨日も行ってきましたけども、いろいろ住宅を何としてもやっぱり住むために改修せざるを得ないというふうなことで、これまで葬式代等としてお年寄りの人方、夫婦が蓄えてきたものを皆全部出し切って、いろんなお見舞い金もいただいたし、また、いろんなことで議員の方々並びに議長初め、みんなに激励または御協力いただいたことは感謝するわけではございますけども、もう少し市として、確かに自己責任は自己責任の場合もあるし、自分の固有財産を維持するためにはやむを得ないといって切り捨ててしまえばそれまでなんですけども、もう少し心温かいものをするということでの、財政の厳しさはあるんでしょうけども、そういうところを努力した結果なのかどうか、もう少し詳しく御説明をお願いしたいと思います。
○議長(青柳宗五郎君) 運藤総務部長。
◎総務部長(運藤良克君) 住宅リフォームの補助金につきましては、これまでも災害時に最大15%、上限30万円という補助でやってまいりましたので、今回も同様な措置をさせていただくということでお願いしているところでございます。 以上です。
○議長(青柳宗五郎君) 17番。
◆17番(高久昭二君) ただいま説明、答弁ございましたとおりではございますけども、これまでもといっても、このような豪雨災害のようなひどい状態というのは最近なかったのではないかなと、私が記憶する限りはですね、そういう点で、もう少し別枠ででも助成して、最低でもやっぱり200万から300万円はかかるそうなんですよ。そういうふうなところについて、もう少し別枠ででも助成するというふうなことは、やり過ぎなんでしょうか、市としては。
○議長(青柳宗五郎君) 運藤総務部長。
◆17番(高久昭二君) 市長でもいいですよ。
○議長(青柳宗五郎君) 運藤総務部長。
◎総務部長(運藤良克君) 御答弁いたします。 これまでもということで御答弁申し上げましたけれども、先達の際にも同じようなルールで適用してきていると思っております。ですので、今回にあたりまして、最大の補助率というふうに市では考えたところでございます。 以上です。
○議長(青柳宗五郎君) 17番。
◆17番(高久昭二君) 門脇市長にひとつお伺いしたいんですけども、この前のさきの全員協議会もありましたけれども、そのときも御質問または御説明はいただいておりますけれども、市長御自身ですね中泊地区にも視察なさったということでありますので、どれだけひどかったかということは御自分の目で確かめておられると思うんですが、供養佛の場合の例は人命を失ってしまって非常にこれは大変なことをしたわけですけども、今回は不幸中の幸いとして人命は失わなかったけども、やはり以前にですね、5年前から地区で要望書を出しておりまして、それが1年も棚上げされて県のほうに届くというような状態、市長からは文書で努力したいというふうな文書はいただいておりましたけども、そういうふうなことで、今回あそこの入見内線の桜館の両側をですね護岸工事、またはそれができなければいろんな土のうを積むなり、もう少し補強するなりしておけば、あるだけの災害は防げたのではないかなという声も一部地元からは聞こえてくるんですが、それについての御感想なり、お気持ちをお聞かせ願いたいと思います。 以上です。
○議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) まず、後半のほうの入見内川、さわやか桜館の周辺の護岸のかさ上げ等について、基本的に管理者が秋田県ということもあって、あのときも議員のほうにも話しさせていただきましたけれども、市のほうではすぐに護岸の対応等について御協議させていただいていると。またあわせて要望書についても、棚上げという話がありましたけれども、私どものほうも精査しながら県のほうに届けさせていただいているという状況があります。 今回市が、台風第5号の対応も考えると、以前のような状況、また再発するというようなことが絶対あってはならないということで、私のほうで、県が管理主体ではありますけれども、私のほうで単独でもやりますという話をしたところ、いやいや県のほうでは、それはやっぱり市のほうにお手数かけるよりということであれば、県が頑張りましょうという話をしていただいて、今あのような形で両際のほうにトンパックが相当数積まれてるという状況があります。先ほど話したとおり管理者がどこだからといって、そこの地域の住民の方々、本当に関係なくてですね、やっぱり災害の対応するためには、その事前の抑止をしていかなければいけないということは十分に私たちもよくわかってます。今回はそのようにならないということでの、議員からお話をさせていただければ、後だったかもしれない。だけれども、私たちとしては一生懸命やらせていただいたというような形で今があるというふうに思っています。 それから、前段のほうですけども、どこそこの災害でどうだという話はちょっと横に置いといて、やっぱり災害救助法とかの適用とかで国のほうがこれだけの災害だということをしっかりと、その地域指定ということがあればまた話は私たちも乗り越えやすい、何というかハードル、乗り越えやすいところがあるんですけども、今回の場合は災害救助法適用ということにもならず、私たちとしては、皆様方からいただいた税金を公平に使うということが大原則の行政でありますので、市民の方々の個人の所有である財産の形成に資するということがないような状況で応援していくというような、非常に難しい判断があったということであります。したがって、どこそこの災害の対応のときはという話ではなくて、全国的に見て、今この状況で一番最大対応できる範囲ということで15%、上限30万円というような設定をさせていただいたという、私たちも決して血もない行政ということではなくて、ずっと皆さんと寄り添っていきたいという思いはありますけども、そこで公平感を逸することがなかなかできないというような、そういうさまざまな悩みがあったということは御理解いただきたいと思います。 以上です。
○議長(青柳宗五郎君) 17番、高久昭二君の質疑を終わります。 他にございませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第72号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第72号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから議案第72号 専決処分の承認についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は承認することに賛成の方の起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第72号 専決処分の承認については、承認することに決定いたしました。
---------------------------------------
△議案第73号~議案第99号の上程、説明
○議長(青柳宗五郎君) 日程第7、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第33、議案第99号 平成28年度仙北市
水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれ提案理由の説明を求めます。 議案第73号について、運藤総務部長。
◎総務部長(運藤良克君) 議案第73号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの11ページをお開きいただきます。 議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正条文は、次のページから13ページまでです。 改正理由は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の一部改正する法律が平成28年5月27日公布、平成29年5月30日施行に伴い、個人情報の定義の明確化と要配慮個人情報の取り扱いに関する規定の整備を行うため、仙北市個人情報保護条例の一部を改正するものでございます。 改正内容は、条例第2条第2号は個人情報の定義で、現行条例では、特定の個人が識別される文書、図画、写真、マイクロフィルム及び磁気テープ等としておりますが、改正案では、次のいずれかに該当するものに改め、アとして、氏名、生年月日その他の記述等として、文書、図画若しくは電磁的記録に記載・記録されたもの、又は音声、動作その他の方法を用いてあらわされた一切の事項としております。イとして、個人識別符号が含まれるもの。個人識別符号については、次の3号にあるとおり、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律第2条第3項に規定する個人識別符号を言い、これは指紋、顔認識データ、旅券番号等でございます。4号及び次のページ、5号の要配慮個人情報については、現行条例でも収集してはならないと定められていますが、これを第2条の定義に明記・整理するものでございます。 附則第1項の施行期日は、公布の日から施行するものでございます。 2項では、仙北市情報公開条例も同様に個人情報の定義を明確化するよう、改正するものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第74号について、
冨岡市民福祉部長。
◎市民福祉部長兼福祉事務所長(冨岡明君) 議案第74号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの14ページをお開きください。 仙北市児童館条例の一部を改王する条例を制定するものでございます。 次の15ページに改正の条文を掲載しております。 仙北市児童館条例の別表から仙北市東前郷児童館の項を削除するものでございます。 仙北市東前郷児童館は昭和48年8月1日に開設され、老朽化や児童館隣に東前郷生活総合センターがあることから、今後の利活用について地域代表者の方々と協議を重ねた結果、解体ということで合意したものでございます。解体を行うために本条例から削除するものでございまして、施行については本年10月1日を予定しております。 以上で提案理由の説明は終わります。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第75号について、平岡観光商工部長。
◎観光商工部長(平岡有介君) 議案第75号について提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの16ページをお開き願います。 議案第75号 仙北市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に係る固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について 同条例を別紙のとおり制定するにあたりまして、本議会における議決をいただきたいというものでございます。 次のページをお開き願います。 このたびの条例改正は題名及び第1条、第2条の規定の一部を改めるものでございますが、その概要につきましては、あらかじめ配付をさせていただいております一枚物の説明資料にて説明させていただきます。 議案第75号説明資料、当条例の一部改正についてでございます。 まず、現行条例の概要でございますが、略称「企業立地促進法」、正式な法律名は「企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律」でございまが、これらの関係法令に定める手続によりまして、製造業等の事業者が市内で企業立地等を行った場合において、市の支援措置として行う固定資産税の課税免除措置に関して定めた条例でございます。課税免除措置に伴う減収につきましては、別途、交付税による補填措置が講じられることになっているということでございます。 次に条例の改正理由でございますが、上記の企業立地促進法の一部を改正する法律の施行等に伴いまして、規定を整備するものでございます。 参考として点線囲みで企業立地促進法の一部改正のあらましを載せてございますが、施行期日は平成29年7月31日でございまして、改正前の題名の「企業立地促進法」が「地域未来投資促進法」に、この正式な法律名は「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律」と改められております。 この法改正の趣旨でございますが、これまでの業種ごとの産業集積に着目した支援の枠組みを見直しまして、地域経済への波及効果の大きい事業に政策資源を集中させて支援する仕組みを新たに構築し、サービス業等の非製造業を含む事業に対する幅広い支援措置を整備するというものでございます。 この法改正を受けましたこのたびの条例の改正でございますが、主な内容につきましては、第1として題名の改正でございまして、現行の名称から新たに「仙北市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に係る固定資産税の課税免除に関する条例」と改めるものでございます。第2として、固定資産税課税免除の適用事業の拡大でございまして、現行の製造業、情報通信業等々に係る事業に限定していた対象事業を、地域経済牽引事業、すなわち地域経済を牽引する事業全般に改めまして、製造業等に加えまして、例えば観光関連事業でありますとかサービス業などにまでその対象を拡大するというものでございます。その他としまして、関係法令の改正に合わせまして、参照条文の見直し等により所要の改正を行うものでございます。 なお、附則において、施行日は公布の日とすること及び改正前の条例の規定に基づく申請等に係る経過措置を定めているところでございます。 どうかよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 13時まで、昼食のため休憩をいたします。 (午前11時53分)
---------------------------------------
○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後0時59分)
---------------------------------------
○議長(青柳宗五郎君) 議案第76号から議案第78号までについて、武藤建設部長。
◎建設部長(武藤義彦君) 議案第76号の提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの19ページをお開き願います。 議案第76号 平成29年度仙北市
下水道事業特別会計への繰入額の変更について 平成29年度仙北市
下水道事業特別会計は、公共下水道事業のため平成29年度仙北市一般会計からの繰入額を4億2,407万円以内から2億2,476万円以内に変更するものでございます。これは、平成30年度より実施予定でありますコンビニ収納対応システム改修負担金の発生によりまして変更するものでございます。 次のページをお開き願います。 議案第77号について御説明申し上げます。 議案第77号 平成29年度仙北市
集落排水事業特別会計への繰入額の変更について 平成29年度仙北市
集落排水事業特別会計は、集落排水事業のため平成29年度仙北市一般会計からの繰入額を2億5,158万円以内から2億5,291万9,000円以内に変更するものでございます。これは、コンビニ収納対応システム改修負担と消費税納税不足分により変更するものでございます。 次のページをお開き願います。 議案第78号について御説明申し上げます。 議案第78号 平成29年度仙北市
浄化槽事業特別会計への繰入額の変更について 平成29年度仙北市
浄化槽事業特別会計は、浄化槽事業のため平成29年度仙北市一般会計からの繰入金額を5,510万7,000円以内から5,524万3,000円以内に変更するものでございます。これもコンビニ収納システム改修負担金の発生により変更するものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第79号について、運藤総務部長。
◎総務部長(運藤良克君) 議案第79号の提案理由を御説明いたします。 平成29年度一般・特別会計補正予算綴りの1ページをごらんください。 議案第79号 平成29年度仙北市
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億939万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を193億3,168万1,000円とするものでございます。 第2条、地方債の補正は、5ページの第2表、地方債補正をごらんください。 変更ですが、臨時財政対策債の限度額を6億円から4億9,690万6,000円に減額するもので、確定による減額でございます。 次に、8ページをごらんください。 主な補正内容について、事項別明細書により御説明いたします。 初めに歳入を説明いたします。 9款1項1目の説明欄、普通交付税に1億2,615万1,000円の追加は、額の確定により補正財源として予算化するものでございます。 13款2項3目の説明欄、循環型社会形成推進交付金90万5,000円の追加は、浄化槽設置整備事業費の補助対象事業費の確定によるものです。同様に14款2項3目の説明欄、循環型社会形成推進交付金102万2,000円の追加になります。 13款2項4目の説明欄、無線システム復旧支援事業費等補助金1,013万7,000円の追加は、公衆無線LAN環境を整えるための国庫補助金で、歳出7款観光費の観光施設整備事業費に充当されます。 14款2項4目の説明欄、農業経営発展加速化支援事業費補助金456万7,000円の追加は、そばコンバイン2台購入分の補助で、補助率は2分の1です。 同じく実需と固く結びつく米産地応援事業費補助金268万2,000円は、実需確保型産地づくり支援事業と施設整備機械導入支援事業に対する補助です。 次のページ、16款1項3目の説明欄、イベント交流館寄附金500万円の追加は、新潮社記念文学館名誉館長、故高井有一先生夫人中村輝子様から御寄附いただいたものです。 17款1項5目の説明欄、仙北ふるさと振興基金繰入金1,410万円の追加は、歳出7款観光費の観光施設整備事業費の無線LAN整備に充当されます。 18款1項1目の説明欄、前年度繰越金4,600万4,000円の追加は、補正財源として予算化するものです。 20款市債は、第2表、地方債補正で御説明したとおり、臨時財政対策債の額が確定したことによるものでございます。 次に、歳出の主なものを御説明いたします。 10ページをごらんください。 2款1項5目の説明欄、
西長野交流センター運営管理費363万7,000円の追加は、給水施設の修繕及び実施設計と防火設備改修調査及び実施設計の経費でございます。 2款1項6目の説明欄、次世代定住支援事業費補助金490万円の追加は、要綱改正により工期が複数年にまたがる場合も補助対象としたことにより補助対象者が増えること、また、新規申請者の増が見込まれる分に要する経費でございます。 2款1項11目の説明欄、過誤納税等還付金352万1,000円の追加は、法人住民税を予定納税していた法人のうち、大幅な収益減による還付が発生したことによるものでございます。 2款2項2目の説明欄、コンビニ等収納サービス導入準備事業費1,608万8,000円の追加は、平成30年度から市税・各種料金等納付できる時間と場所をふやして利便性の向上を目指すための基幹系システム及び財務会計システムの改修に要する経費でございます。 同様に11ページ、4款1項3目の説明欄、
浄化槽事業特別会計繰出金13万6,000円、同じく12ページ、6款1項5目の説明欄、
集落排水事業特別会計繰出金133万9,000円、それに8款4項3目の説明欄、
下水道事業特別会計繰出金69万円も、各会計システムのコンビニ等収納に係るシステム改修に係る経費でございます。 11ページに戻りまして、6款1項3目の説明欄、農業経営発展加速化支援事業費548万円の追加は、地域の意欲ある経営体が規模拡大や複合化、6次産業化、法人化等による経営発展を加速化させるために必要な機械・施設等への助成について、県2分の1補助に市が10分の1の協調助成を図るもので、そばコンバイン2台分に係る経費でございます。 同じく説明欄、実需と固く結びつく米産地応援事業費補助金350万6,000円の追加は、米の生産販売体制を確立し、中食・外食等の需要など実需者との結びつきを拡大・強化する取り組みを総合的に支援する事業として、販路拡大のための調査等のソフト事業には県補助の2分の1、施設整備・機械導入支援事業のハード事業には県補助10分の3に市が10分の1の協調助成を図るもので、プレハブ、冷蔵庫、精米機に係る経費でございます。 12ページ、6款1項6目の説明欄、花葉館施設整備事業費183万6,000円の追加は、源泉ポンプ入れ替え工事に要する経費です。 次に、7款1項3目の説明欄、観光施設整備事業費2,427万8,000円の追加は、田沢湖畔、武家屋敷通りの公衆無線LAN環境を整備し、屋外でも容易に各種情報が入手できる環境を整えるための経費です。 7款1項6目観光情報センター費の説明欄、管理運営費255万5,000円の追加は、旧郷土史料館の収蔵品を展示するため、田沢湖観光情報センター内の森と水のテーマ館の展示物とアイリス記念館一部展示物撤去に要する経費です。 次に13ページ、10款2項1目の説明欄、一般管理費33万4,000円の追加は、桧木内小学校のストーブ更新2台に要する経費です。 10款3項2目の教材購入費67万円の追加は、神代中学校にこれまでなかったビブラフォン購入に要する経費です。 次に14ページ、10款5項9目郷土史料館費の説明欄、管理運営費962万4,000円の追加は、旧郷土史料館展示品を一部JR田沢湖駅2階に移設し、郷土史料を展示・閲覧・保存・継承していくために対する経費でございます。 10款5項10目市民会館費の説明欄、舞台運営費139万5,000円の追加は、舞台運営委託料120万円とスポットライト1台更新に係る経費でございます。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第80号から議案第82号までについて、武藤建設部長。
◎建設部長(武藤義彦君) 議案第80号について提案理由を御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の17ページをお開き願います。 議案第80号 平成29年度仙北市
下水道事業特別会計補正予算(第1号) 平成29年度仙北市の
下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ69万円を追加し、歳入歳出それぞれ7億5,849万1,000円とするものでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 20ページをお開き願います。 歳入、5款1項1目一般会計繰入金、これは先ほど議案第76号で提案しております69万円を増額するものでございます。 次に、歳出の1款1項1目一般管理費、説明欄、上下水道料金会計システム負担金として69万円を増額とするものでございます。 次のページをごらんください。 議案第81号 平成29年度仙北市
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 平成29年度仙北市の
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ133万9,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3億7,669万5,000円とするものでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 24ページをお開き願います。 歳入の5款1項1目一般会計繰入金、これは議案第77号で提案しております133万9,000円を増額するものでございます。 歳出の1款1項1目一般管理費、説明欄、一般管理費、こちらは消費税納税不足分114万3,000円と上下水道料金会計システム負担金19万6,000円、合わせて133万9,000円を増額とするものでございます。 次のページをごらんください。 議案第82号 平成29年度仙北市
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 平成29年度仙北市の
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ9,515万1,000円とするものでございます。 次に、事項別明細書で御説明申し上げます。 28ページをお開き願います。 歳入の3款1項1目一般会計繰入金、これも議案第78号で提案しております13万6,000円を増額するものでございます。 歳出の1款1項1目一般管理費、説明欄、上下水道料金会計システム負担金13万6,000円を増額とするものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第83号について、
冨岡市民福祉部長。
◎市民福祉部長兼福祉事務所長(冨岡明君) 議案第83号の提案理由を御説明します。 補正予算書綴りの29ページをごらんください。 議案第83号 平成29年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,440万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を39億290万6,000円とするものでございます。 事項別明細書により御説明させていただきます。 予算書の34ページをお開きください。 歳入ですが、1款1項国民健康保険税は、平成29年度当初賦課額確定による補正でございまして2,939万9,000円の増でございます。 3款1項国庫負担金は、各節の交付金額の確定によりまして2,872万3,000円の減額でございます。 3款2項国庫補助金は、前期高齢者交付金、後期高齢者支援金、介護納付金等の額の確定によりまして118万2,000円の減額でございます。 5款1項前期高齢者交付金は、前々年度、平成27年度になりますが、これの精算によりまして9,520万6,000円の増額となっております。 6款2項県補助金は、国庫補助金と同様に額の確定によりまして836万6,000円の減額でございます。 10款1項繰越金でございますが、平成28年度の繰越金の増額分を全て補正計上したものでございます。 次に、36ページで歳出でございます。 2款1項、2款2項とも、歳入で御説明しましたが国庫支出金、
県支出金とも減額となっておりまして、前期高齢者交付金等の増額によりまして財源振替を行ったものであります。診療報酬支払基金からの受け入れとなっておりますので、財源内訳としてはその他となっております。 3款1項後期高齢者交付金等は、額の確定によりまして事務費拠出金と合わせまして614万3,000円の減額となっております。 11款1項償還金及び還付加算金でございますが、平成28年度の療養費負担金、介護納付金負担金、退職者医療療養費等の交付金の額が確定したことによりまして、精算として国庫への返還する補正額でございます。 12款1項予備費でございますが、歳入歳出予算の差額を調整するための補正でございます。 以上、簡単でございますが提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第84号について、武藤建設部長。
◎建設部長(武藤義彦君) 議案第84号について提案理由を御説明申し上げます。 別冊の
水道事業会計補正予算書をごらんください。 議案第84号 平成29年度仙北市
水道事業会計補正予算(第2号) 第1条、平成29年度仙北市
水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第2条、収益的収入及び支出でございます。平成29年度仙北市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正するものでございます。 1款1項営業収益に105万7,000円を追加し、水道事業収益総額を6億4,124万1,000円とするものでございます。 次に支出でございます。 1款1項営業費用に270万円を追加し、4項予備費を164万3,000円減額し、水道事業費用総額を6億4,124万1,000円とするものでございます。 次のページは補正予算実施計画、3ページはキャッシュフロー計算書、4ページからは貸借対照表となってございます。 今回の補正でございますが、コンビニ等収納サービス対応に係る料金システム改修について補正をお願いするものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第85号から議案第96号までについて、伊藤会計管理者。
◎会計管理者兼会計課長(伊藤一彦君) 提案理由を説明いたします。 議案綴りの22ページをお開きください。 議案第85号 平成28年度仙北市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、33ページの議案第96号 平成28年度仙北市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの12議案について、地方自治法第233条第3項の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 決算書のほうに移ります。 決算書の1ページが平成28年度会計別決算総括表、3ページから一般会計で、215ページから各特別会計です。また、別冊の平成28年度決算説明資料も併せてごらんください。 決算書の1ページ、会計別決算総括表をごらんください。 一般会計の歳入決算額は194億6,089万8,476円、歳出決算額は191億4,614万9,861円、差し引き残額は3億1,474万8,615円です。このうち翌年度に繰り越すべき財源である繰越明許費繰越額4,795万4,000円を差し引いた額の2分の1、1億3,339万7,308円を財政調整基金に積み立てし、翌年度繰越金が1億3,339万7,307円となっております。 4ページ・5ページをごらんください。 一般会計の歳入の決算状況について説明します。 歳入済額の合計は194億6,089万8,476円、不能欠損額は5,244万5,714円で、市税であります。内訳は、市民税1,187万3,941円、固定資産税3,862万4,734円、軽自動車税127万5,400円などであります。 収入未済額は6億1,535万8,738円です。主なものは、市税が5億3,476万499円、給食収入2,642万4,367円、田沢湖クニマス未来館設計違算賠償金2,102万円などであります。 次のページをごらんください。 歳出の決算状況を説明します。 支出済額の合計は191億4,614万9,861円、翌年度繰越額が9億14万6,000円、不用額が5億114万7,139円です。 次に、決算説明資料のほうに移ります。 6ページをごらんください。 第1表、一般会計決算収支の状況に記載ありますように、前年度と比較して歳入総額は2億7,499万7,000円、1.4%の増となりました。歳出総額は5億4,309万4,000円、2.9%の増となりました。 第2表、一般会計歳入決算額の状況は、款別の歳入決算額の前年度との比較表です。主な増減内容は、2ページに記載のとおりであります。 7ページの第3表、市税の徴収実績の状況をごらんください。 一般税の徴収率は、現年度課税分96.8%、滞納繰越分5.8%、合計では81.8%となり、前年度より0.5%上回りました。国民健康保険税は、現年度課税分89.4%、滞納繰越分12.1%、合計では62.4%となり、前年度を2.4ポイント上回っております。 次のページ、第4表は目的別、第5表は性質別の歳出決算額の前年度との比較表です。主な増減内容は、2ページから3ページに記載のとおりであります。 次に、10ページの第6表、市債の状況をごらんください。 下段合計欄の平成27年度末現在高203億7,676万8,000円に対して、差し引き現在高は199億5,621万4,000円で、4億2,055万4,000円の減となっております。目的別で残高の多いものは、地方交付税の代替措置の区分16、臨時財政対策債81億円、市道や橋梁整備に充当した区分6、土木債が28億円、学校施設整備に充当した区分8、教育債21億円、区分11、過疎対策債22億円などであります。 一般会計は終わりまして、次に各特別会計歳入歳出決算について説明いたします。 また決算書のほうになります。 決算書の1ページをごらんください。 初めに、集中管理特別会計です。 決算額は、歳入歳出とも39億974万5,232円です。この特別会計は、職員給与費、光熱水費、通信運搬費、下水道使用料などを一括して行い、年度末に各会計より振りかえするもので、歳入歳出決算額が同額となります。 次に、
下水道事業特別会計です。 歳入は7億3,293万8,434円、歳出は7億3,282万40円、差し引き残額11万8,394円です。繰越明許費繰越額3万2,000円を差し引いた繰越額は、8万6,394円です。不納欠損額は59万4,280円、収入未済額は790万4,515円です。 次に、
集落排水事業特別会計です。 歳入は3億3,781万6,340円、歳出は3億3,772万459円、差し引き残額9万5,881円です。不能欠損額は17万9,395円、収入未済額は138万1,956円です。 次に、
浄化槽事業特別会計です。 歳入は8,050万428円、歳出は8,044万4,114円、差し引き残額5万6,314円です。不能欠損額は1万3,650円、収入未済額は47万7,935円です。 次に、国民健康保険特別会計の事業勘定です。 歳入は37億9,659万1,606円、歳出は35億8,825万6,804円、差し引き残額2億833万4,802円です。不能欠損額は5,220万91円、収入未済額は2億8,697万1,931円です。 次に、田沢診療施設勘定です。 歳入は2,223万234円、歳出は2,218万6,261円、差し引き残額4万3,973円です。 次のページ、2ページ目をごらんください。 国民健康保険特別会計の神代診療施設勘定であります。 歳入は9,002万3,595円、歳出は8,996万7,248円、差し引き残額5万6,347円です。 次に、後期高齢者医療特別会計です。 歳入は2億8,592万5,531円、歳出は2億8,570万5,131円、差し引き残額22万400円です。不能欠損額は126万4,100円、収入未済額は357万6,000円です。 次に、介護保険特別会計です。 歳入は4億5,897万2,014円です。歳出は4億4,847万4,063円、差し引き残額1,049万7,951円です。収入未済額は83万3,356円です。 次に、生保内財産区特別会計です。 歳入は9,505万2,168円、歳出は7,388万6,415円、差し引き残額2,116万5,753円です。収入未済額は658万6,737円です。 次に、田沢財産区特別会計です。 歳入は5,021万4,437円、歳出は3,950万2,377円、差し引き残額1,071万2,060円です。繰越明許費繰越額9万2,000円を差し引いた繰越額は、1,062万60円です。 次に、雲沢財産区特別会計です。 歳入は618万5,097円、歳出は315万4,550円、差し引き残額303万547円です。 最後に、簡易水道事業特別会計です。 歳入は3億2,675万5,851円、歳出は3億8,938万1,615円、差し引き残額▲6,262万5,764円です。繰越明許費繰越額520万3,000円を合わせた繰越額は、▲の6,782万8,764円です。収入未済額は413万3,177円です。 なお、簡易水道事業特別会計は平成28年度をもって廃止され、仙北市水道事業会計に引き継ぎされております。 主要施策の実績については、決算説明資料の12ページから記載しておりますのでごらんいただきたいと思います。 以上で議案第85号から議案第96号までの説明を終わります。よろしく御審議お願いいたします。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第97号について、高橋医療局長。
◎医療局長兼医療連携政策監(高橋信次君) 議案第97号 平成28年度仙北市
病院事業会計決算認定についての提案理由と内容について御説明申し上げます。 議案綴りの34ページをごらんいただきたいと思います。 議案第97号 平成28年度仙北市
病院事業会計決算認定について 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成28年度仙北市病院事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊の平成28年度仙北市病院事業会計決算書の21ページをお開き願いたいと思います。 最初に、田沢湖病院の業務の状況についてであります。 入院患者数が1万8,669人で、前年度より115人増。外来患者数では3万4,096人で、前年度より2,753人の増となっております。 予定量との比較ですが、入院患者数の予定量1万8,980人に対しまして311人少なく、外来患者数の予定量3万5,235人に対しては1,139人に少ない状況になっております。 次に、角館総合病院の業務の状況についてであります。 入院患者数が6万9,557人で、前年度より5,374人の減少。外来患者数は13万1,198人で、前年度より5,907人の減少となっております。 予定量との比較ですが、入院患者数の予定量7万4,825人に対しまして5,268人少なく、外来患者数の予定量13万7,295人に対しては6,097人少ない状況になってございます。 次に、収支の状況について御説明いたします。 同じく決算書の1ページ・2ページをお開きいただきたいと思います。 初めに、収益的収入及び支出についてです。 第1款田沢湖病院の事業収益の決算額、2ページのほうの上段になります、9億4,253万7,418円、事業費用、下の表になりますが、決算額が9億3,054万5,954円で、1,199万1,464円の黒字決算となっています。黒字の決算につきましては、当該年度から経営安定化を目的とする一般会計からの基準外繰り入れ1億円が要因となってございます。 次に、第2款角館総合病院についてですが、事業収益が40億1,181万8,016円、事業費用が40億5,889万4,073円で、4,707万6,057円の赤字決算となっています。患者数の減少につきましては、6月の総合診療科医師の退職、診療報酬改定に伴う病棟機能の変更及び新病院移転に伴う入院患者の抑制が主な要因と考えられますが、結果として収益の大幅な減少になっているほか、費用につきましては病院新築に係る費用の増額が大きい要因となってございます。 次に、第3款医療局、事業収益が1,000万円、事業費用が103万4,218円、差し引き896万5,782円の黒字決算となっております。 病院事業全体ですが、収入合計の決算額が49億6,435万5,434円となり、前年度と比較しまして4,960万5,092円の減、支出の合計の決算額では49億9,047万4,245円で、前年度と比較して8,478万5,822円の増となっています。収支差し引きで2,611万8,811円の赤字決算となっております。 次に、3ページ・4ページをごらんいただきたいと思います。 資本的収入及び支出についてであります。 最初に、病院事業全体の収入の合計ですが、44億5,150万434円となっています。収入の内訳では、第1款の田沢湖病院が9,592万434円、第2款の角館総合病院が43億5,558万円になっています。 次に、同じく病院事業全体の支出の合計ですが、46億4,063万3,776円で、内訳では、第1款田沢湖病院が1億2,635万4,028円、第2款角館総合病院が45億1,427万9,748円という内容になっております。 資本的支出に対する資本的収入の不足額は、表下段のほうに記載のとおりで補填措置を行っております。 次に、5ページから8ページまでの損益計算書について御説明いたします。 最初に、5ページの下段のところにありますように、病院事業全体の当年度純損失は1億2,421万8,862円となっています。このうち経常損失で3億76万9,862円、特別利益で1億7,655万1,000円となっています。内訳についてですが、6ページの田沢湖病院の純利益が902万1,076円で、経常利益が同額の902万1,076円となっています。 7ページの角館総合病院でありますが、純損失で1億4,220万5,720円で、この内訳として、経常損失で3億1,875万6,720円、特別利益で1億7,655万1,000円になっております。 8ページの医療局につきましては、896万5,782円の純利益となっております。 9ページ以降につきましては説明を割愛させていただきますけれども、諸計算書、貸借対照表、それから20ページ以降につきましては、総括的事項及び報告事項について、両病院、医療局ごとそれぞれ記載してありますので、ごらんになっていただきたいというふうに思います。 以上で議案第97号 平成28年度仙北市
病院事業会計決算認定についての提案理由及び決算内容についての説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 議案第98号及び議案第99号について、武藤建設部長。
◎建設部長(武藤義彦君) 議案第98号の提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの35ページをお開き願います。 議案第98号 平成28年度仙北市
温泉事業会計利益の処分及び決算認定について 平成28年度仙北市
温泉事業会計利益の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求め、併せて同法第30条第4項の規定により、平成28年度仙北市温泉事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 公営企業決算書の10ページをお開き願います。 平成28年度仙北市温泉事業報告書でございます。 概況でございます。 本年度の業務量は、延べ供給戸数577戸、延べ供給口数1,752口、延べ供給量は47万9,718キロリットルとなり、前年度と比較すると、延べ供給戸数26戸の減、供給口数26口の減、供給量は7,713キロリットルの減となりました。 経常収支ににおいて、収益では3,930万2,000円、費用では5,668万円となり、1,737万8,000円の経常損失を計上することとなりました。 また、平成27年から継続事業として行っていた水沢温泉引湯管布設工事の完成により、温泉の安全供給と経費の節減を図りつつ、施設管理に万全を期するため、より一層の努力をしてまいります。 続いて、1ページをお開き願います。 平成28年度仙北市温泉事業決算報告書でございます。 収益的収入及び支出のうち、収入でございます。 1款温泉事業収益、予算額の合計5,450万5,000円に対しまして、決算額5,068万2,260円でございます。 支出でございます。 1款温泉事業費用、予算額の合計5,450万5,000円に対しまして、決算額5,873万6,968円でございます。 次のページをお開き願います。 資本的収入及び支出のうち、収入でございます。 1款資本的収入、決算額の合計1億1,100万円に対しまして、決算額1億1,100万円でございます。 支出でございます。 1款資本的支出の予算額の合計1億8,052万7,000円に対しまして、決算額1億7,213万4,429円でございます。 下の説明欄でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6,113万4,429円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額30万3,330円、建設改良積立金4,400万円及び過年度分損益勘定留保資金1,683万1,090円で補填したものでございます。 次のページをごらんください。 平成28年度仙北市温泉事業損益計算書、このうち4ページをお開き願います。 4ページの下段、当年度純損益1,737万7,928円、前年度繰越利益剰余金1,081万9,581円、その他の未処分利益剰余金変動額4,400万円、当年度未処分利益剰余金3,744万1,653円でございます。 次に、議案第99号の提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの36ページをお開き願います。 議案第99号 平成28年度仙北市
水道事業会計利益の処分及び決算認定について 平成28年度仙北市
水道事業会計利益の処分について、地方公営企業法第32条の第2項の規定により、議会の議決を求め、併せて同法第30条第4項の規定により、平成28年度仙北市水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 公営企業会計決算書の37ページをお開き願います。 平成28年度仙北市水道事業報告書、概況でございます。 上水道事業については、当年度末給水戸数が4,911戸で、前年度に比べ9戸の減、配水量は191万4,538立方で、前年度に比べ4万6,685立方の増、有収水量は117万2,691立方で、前年度に比べ7,540立方の増であり、有収率は61.25%となっております。 事業収益は2億8,456万5,000円で、そのうち給水収益の割合は86.7%、その他が13.3%となっております。 事業費用は2億6,246万2,000円で、そのうち人件費の割合は16.2%、減価償却費39.9%、企業債利息10.6%、その他の経常経費は33.3%となっており、上水道事業の損益は2,210万3,000円の純利益となりました。 資本的支出の建設改良工事については、水道未普及地域解消事業2億2,361万2,000円、配水管整備事業費等2,757万1,000円、営業設備費では、4号ろ過ポンプ更新129万6,000円、沈殿池攪拌機更新工事243万円、その他333万2,000円、また、企業債償還金は7,236万5,000円となってございます。 簡易水道事業については、当年度末給水戸数が825戸で、前年度に比べ2戸の減、配水量は76万7,470立方で、前年度に比べ3万7,437立方の増、有収水量は41万3,773立方で、前年度に比べ506立方の増であり、有収率は53.91%となっております。 事業収益は9,906万8,000円で、そのうち給水収益の割合は55.7%、その他44.3%となっております。 事業費用は8,279万3,000円で、そのうち減価償却費61.1%、企業債利息9.4%、その他の経常経費が29.5%となっており、簡易水道事業の損益は1,627万5,000円の純利益となり、水道事業全体では3,837万8,000円の純利益を計上することができました。 資本的支出の建設改良工事につきましては、田沢湖地区配水池の防護柵設置工事1,303万1,000円、営業設備費では、北沢浄水場排水ポンプ更新工事172万8,000円、白岩浄水場小型浄水装置用攪拌機更新工事181万4,000円、その他8,000円、また、企業債償還金2,046万5,000円となっております。 給水人口の減少などにより、給水収益の伸びは期待できない状況にありますが、水道への加入促進と未普及地域の解消に取り組むとともに国の事業統合などの動向を見据えながら、より効率的な経営と安全で安定した給水の確保に努めてまいります。 続いて、25ページをお開き願います。 平成28年度仙北市水道事業決算報告書、収益的収入及び支出のうち、収入でございます。 予算額の合計4億1,852万8,000円に対しまして、決算額4億1,249万5,321円でございます。 次のページをお開き願います。 支出でございます。 予算額の合計4億1,852万8,000円に対しまして、決算額3億5,591万円でございます。 次のページの資本的収入及び支出のうち、収入でございます。 予算額の合計4億876万8,000円に対しまして、決算額2億3,569万6,640円でございます。 次のページをお開き願います。 支出でございます。 予算額の合計5億4,137万4,000円に対しまして、決算額3億6,765万2,822円でございます。 翌年度繰越額でございますけれども、1款1項建設改良費で1億3,568万6,000円となっております。 下の説明欄でございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億3,195万6,182円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,244万6,979円、減債積立金130万円、過年度分損益勘定留保資金1億1,820万9,203円で補填したものでございます。 次のページをごらんください。 平成28年度仙北市水道事業損益計算書のうち、31ページをお開き願います。 31ページの下段、当年度純利益3,837万8,398円、前年度繰越利益剰余金1億7,734万2,721円、その他の未処分利益剰余金変動額130万円、当年度未処分利益剰余金2億1,702万1,119円でございます。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(青柳宗五郎君) 14時10分まで暫時休憩します。 (午後1時57分)
---------------------------------------
○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後2時09分)
---------------------------------------
○議長(青柳宗五郎君) これで、日程第7、議案第73号 仙北市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてから日程第33、議案第99号 平成28年度仙北市
水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまでの各案の提案理由の説明を終わります。
---------------------------------------
△議案第100号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(青柳宗五郎君) 日程第34、議案第100号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 議案第100号の提案理由を御説明申し上げます。 議案書の37ページをごらんください。 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 次の者を仙北市教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた任命案は、お手元の資料にありますように、住所が西木町上桧木内字福田89番地の橋本勲さんであります。昭和27年3月14日生まれの現在65歳の方であります。 議案書の38ページをごらんください。 橋本 勲さんの御経歴を少し申し上げますと、昭和45年4月から西木村社会福祉協議会に勤務をされ、その後、昭和50年4月から西木村職員、合併後は仙北市職員として平成24年3月まで勤務をされております。この間、保健課長、総務部次長、市立角館総合病院事務長を歴任され、平成22年4月から退職までは教育委員会の事務方のトップとして仙北市の教育に携わっていただき、子供たちの健やかな成長と学力向上等に邁進をいただきました。現在、総合情報センターの運営協議会委員長として、学びの場である学習資料館等のよりよい運営に向けて御尽力をいただくなど、教育委員に最適な方でありますので就任をお願いしたいと考えております。 御審議をいただき、御同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。以上であります。
○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます お諮りします。ただいま議題となっています議案第100号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第100号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから議案第100号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に同意することに賛成の方の起立を願います。 (賛成者起立)
○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第100号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。
---------------------------------------
△議案第101号~議案第117号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(青柳宗五郎君) 日程第35、議案第101号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてから日程第51、議案第117号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 議案第101号から議案第117号まで、仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて、一括して提案理由の説明をさせていただきたいと思います。 議案書のほうは39ページから72ページまでとなっております。 最初に議案書の39ページをごらんいただきたいと思います。 現農業委員の任期は平成29年12月19日に満了となりますが、農業委員会の制度改革により、当該任期満了をもって現行制度が廃止となり、公選制から任命制に移行となることから新たに17名の農業委員会委員を任命するため、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 初めに39ページでありますけれども、議案第101号であります。青柳良信さんであります。住所は仙北市角館町下延上野坊59番地にお住まいであります。昭和35年2月25日生まれの現在57歳の方であります。御経歴は40ページにあります。 以降、同ページで同意を求める方、かがみがありまして、次のページで御経歴等がありますので、どうかごらんいただきたいと思います。 続きまして、議案第102号であります。41ページであります。佐藤和さんであります。住所は仙北市田沢湖角館東前郷字前野125番地の方であります。昭和23年8月31日生まれの現在68歳の方であります。42ページに御経歴などがありますので、ごらんいただきたいと思います。 議案第103号であります。43ページであります。藤村隆清さんであります。住所は仙北市西木町小渕野字後川93番地にお住まいであります。昭和32年10月31日生まれの現在59歳の方であります。藤村さんの御経歴などは44ページにありますので、ごらんをいただきたいと思います。 続いて、議案第104号であります。議案書45ページであります。鈴木八寿男さんであります。住所は仙北市角館町雲然碇36番地2であります。昭和34年2月27日生まれの現在58歳の方であります。鈴木さんの御経歴などは46ページにありますので、ごらんをいただきたいと思います。 続いて、議案書47ページであります。議案第105号であります。齋藤瑠璃子さんです。住所は仙北市西木町小山田字林崎84番地であります。昭和59年10月30日生まれの現在32歳の方であります。48ページに御経歴などありますので、ごらんいただきたいと思います。 議案書49ページであります。議案第106号です。佐藤一也さんであります。住所は仙北市西木町上荒井字寺村297番地、昭和37年2月26日生まれの55歳の方であります。50ページに御経歴などがありますので、ごらんいただきたいと思います。 議案書51ページであります。議案第107号であります。大石知さんです。住所は仙北市田沢湖梅沢字森腰223番地にお住まいの方であります。昭和45年9月29日生まれの現在46歳の方であります。52ページに大石さんの御経歴がありますので、ごらんをいただきたいと思います。 議案第108号であります。議案書53ページであります。高橋政敏さんであります。住所は仙北市田沢湖神代字生田中村201番地にお住まいの方であります。昭和34年11月27日生まれの57歳の方であります。54ページに高橋さんの御経歴などありますので、ごらんいただきたいと思います。 続いて、議案書55ページであります。議案第109号、荒木田浩生さんであります。住所は仙北市田沢湖生保内字相内端68番地1であります。昭和46年12月30日生まれの現在45歳の方であります。56ページに御経歴などがありますので、ごらんをいただきたいと思います。 続いて、57ページであります。議案第110号、小玉均さんです。住所は仙北市角館町川原寺前9番地であります。昭和34年9月22日生まれの57歳の方であります。58ページに御経歴などがありますので、ごらんをいただきたいと思います。 59ページお開きください。議案第111号であります。小田嶋比佐子さんです。住所は仙北市西木町桧木内字畑中359番地にお住まいの方であります。昭和31年5月30日生まれで現在61歳の方であります。60ページに小田嶋さんの御経歴などがありますので、ごらんをいただきたいと思います。 続いて、議案第112号であります。議案書61ページであります。佐藤孝典さんであります。住所は仙北市角館町下川原291番地、昭和25年11月7日生まれの現在66歳の方であります。62ページに御経歴などがございますので、ごらんをいただきたいと思います。 続きまして、63ページであります。議案第113号であります。門脇博美さんです。住所は仙北市西木町桧木内字松葉112番地、昭和25年5月11日生まれの67歳の方であります。64ページに御経歴などがございますので、どうかごらんをいただきたいと思います。 続いて、議案書65ページであります。議案第114号であります。草なぎ良孝さんであります。住所は仙北市角館町広久内下夕町61番地、昭和30年6月22日生まれの62歳の方であります。66ページに草なぎさんの御経歴がありますので、ごらんをいただきたいと思います。 続いて、議案第115号であります。議案書は67ページであります。眞崎純孝さんであります。住所は仙北市田沢湖卒田字蟹沢口55番地、昭和25年10月22日生まれの66歳の方であります。68ページに眞崎さんの御経歴がありますので、ごらんをいただきたいと思います。 続いて、69ページであります。議案第116号であります。藤原紀章さんです。住所は仙北市田沢湖岡崎字院内89番地、昭和50年6月25日生まれの現在42歳の方であります。70ページに御経歴などがございますので、ごらんをいただきたいと思います。 議案書71ページであります。議案第117号、千葉智永さんであります。住所は仙北市田沢湖生保内字阿気128番地、昭和49年5月7日生まれの43歳の方であります。御経歴については72ページにございますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上、17名の皆様に農業委員会委員への就任をお願いしたいと考えております。16名の方は農業に一生懸命取り組んでおられます。また、1名の方は中立な立場で公正な判断をいただける方ということであります。仙北市の農業の振興・発展に頑張っていただける皆さんでありますので、御審議をいただき、御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。17番。
◆17番(高久昭二君) ただいま門脇市長から各任命をしたい方々の同意を求める提案がございましたが、今日の市政報告にもございますとおり、14ページのところに、今回20名の方の応募がありまして結果的に18名ということで、2名の方はまず選定委員会では選ばれなかったんですが、これは選定委員長をはじめ、選定基準というものはどのようになっておられるのか、その点をもう少し具体的に御説明して、それに満たなかったと、点数制なのか何か私はよくわかりませんけれども、その辺を確認したいのでひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。
◎副市長(倉橋典夫君) 選考委員会の委員長を務めさせていただきましたので、私からお答えいたします。 農業委員会の選任の方法につきましては、今回からその制度が変わったことによりまして、応募、募集をして、自分から手を挙げてくださる方、あるいは団体から推薦される方の中から選考するというような制度に変わっております。また、その定数を超えた場合の選任の仕方なんですけれども、それもいろんなパターンがございまして、選考委員会を設ける、あるいは市長がその中から選ぶ、いろんな方法があるようで、決まったやり方というのはないようでございます。秋田県内で既に新しい制度によって農業委員を選任している市町村たくさんございますので、そうした事例も参考にさせていただいて選考にあたったところでございます。点数をつけるというやり方もあるようでございます。 まず私どもは、委員の中で、合議制の中で選考するということで選考にあたりました。その際、選考委員会には、旧、元の農業委員の経験者の方3名、角館、西木、田沢湖地区からそれぞれ1名ずつをお願いいたしまして、その皆様の御意見も伺いながら選考にあたりました。今回応募者を閲覧してみた場合、同じ地域から出られている方もございましたし、高齢の方もございましたので、そうしたことを十分考慮して選考にあたったということでございます。 以上です。
○議長(青柳宗五郎君) 17番。
◆17番(高久昭二君) ただいま倉橋副市長、選定委員長の御説明でございますが、そうすれば合議制で決めたと、点数制でなく、あくまでも話し合いでもって選定委員会の中で決められたというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○議長(青柳宗五郎君) 倉橋副市長。
◎副市長(倉橋典夫君) はい、そのとおりでございます。
○議長(青柳宗五郎君) いいですか。17番、高久昭二君の質疑を終わります。 他にございませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第101号から議案第117号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第101号から議案第117号については、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第35、議案第101号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてから日程第51、議案第117号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてまでの各案を一括して採決します。 お諮りします。以上の各案は同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第101号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてから議案第117号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてまでの各案は、同意することに決定をいたしました。
---------------------------------------
△議案第118号~議案第120号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(青柳宗五郎君) 日程第52、議案第118号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてから日程第54、議案第120号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてまでの各案を一括して議題とします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 議案第118号から議案第120号の提案理由の説明をさせていただきます。 議案書73ページをごらんいただきたいと思います。 議案第118号の提案理由であります。 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 次の者を仙北市
固定資産評価審査委員会委員に選任をしたいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた選任案は、お手元の資料にあるように、住所が西木町西明寺字堂村217番地の新山悦男さんであります。昭和22年11月29日生まれの69歳の方であります。 74ページをお開きいただきたいと思います。 新山悦男さんの御経歴を若干申し上げますと、平成11年3月から平成12年6月まで旧西木村の
固定資産評価審査委員会委員を務められております。また、平成12年7月から旧西木村監査委員、平成17年11月からは仙北市監査委員として平成18年4月まで御尽力をいただいた方であります。
固定資産評価審査委員会委員の職務に精通していらっしゃいます。また、温厚誠実なお人柄で地域の信望も厚い方でありますので、就任をお願いしたいと考えております。 御審議をいただき、御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 続いて、75ページであります。 議案第119号であります。 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 次の者を仙北市
固定資産評価審査委員会委員に選任をしたいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた選任案は、お手元の資料にあるとおりでありますが、住所が角館町山根町71番地1の藤峰成利さんであります。昭和23年11月15日生まれの68歳の方であります。 次のページ、76ページをごらんいただきたいと思います。 御経歴など書かせていただいております。藤峰さんは、職業が司法書士であります。秋田県司法書士会理事、同大曲支部支部長を歴任され、現在は大曲支部の理事をされていらっしゃいます。平成12年4月から平成17年9月まで旧角館町の
固定資産評価審査委員会委員をお務めになっております。司法書士として、また、
固定資産評価審査委員会委員としてその職務に精通しておられます。また、温厚誠実な人柄で地域の信望も厚い方でありますので、就任をお願いしたいと考えております。 御審議をいただき、御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げる次第であります。 続いて、77ページをお開きいただきたいと思います。 議案第120号であります。 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 次の者を仙北市
固定資産評価審査委員会委員に選任をしたいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた選任案は、お手元の資料をごらんいただくとわかるとおり、住所が田沢湖梅沢字都野258番地の加藤隆政さんであります。昭和29年10月30日生まれの現在62歳の方であります。 次のページ、78ページをお開きいただきたいと思います。 加藤さんの御経歴など書かせていただいております。加藤さんは、昭和50年4月から田沢湖町の職員として、合併後は仙北市職員として勤務をいただいております。平成23年4月からの2年間は税務課長として勤務にあたられました。平成27年3月に御退職をされ、現在は社会福祉協定はなさき仙北の評議委員として御活躍をされていらっしゃる方であります。税務課長を歴任され、固定資産評価に精通しております。また、温厚誠実な人柄で地域の信望も厚い方でありますので、就任をお願いしたいと考えました。 御審議をいただき、御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げる次第であります。 以上であります。
○議長(青柳宗五郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第118号から議案第120号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第118号から議案第120号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第52、議案第118号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてから日程第54、議案第120号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてまでの各案を一括して採決します。 お諮りします。以上の各案は同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第118号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてから議案第120号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてまでの各案は、同意することに決定いたしました。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(青柳宗五郎君) これで、本日の日程は全部終了いたしました。 本日の会議を閉じ、散会をいたします。御苦労さまです。 (午後2時35分)...