仙北市議会 2007-09-06
09月06日-04号
平成19年 9月 定例会 平成19年第5回
仙北市議会定例会会議録議事日程(第4号) 平成19年9月6日(木曜日)午前10時開議第1 議案第66号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定について第2 議案第67号 仙北市
浄化槽整備事業受益者分担金条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第68号 平成18年度仙北市病院事業会計決算の欠損金処理に係る建設改良積立金の取り崩しについて第4 議案第69号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第2号)第5 議案第70号 平成19年度仙北市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)第6 議案第71号 平成19年度仙北市
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第7 議案第72号 平成19年度仙北市
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第8 議案第73号 平成19年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第9 議案第74号 平成19年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)第10 議案第75号 平成19年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)第11 議案第76号 平成19年度仙北市
病院事業会計補正予算(第1号)第12 議案第77号 平成19年度仙北市
水道事業会計補正予算(第1号)第13 議案第78号 平成18年度仙北市
病院事業会計決算認定について第14 議案第79号 平成18年度仙北市
温泉事業会計決算認定について第15 議案第80号 平成18年度仙北市
水道事業会計決算認定について第16 議案第81号 市道の変更認定について第17 議案第82号 市道の認定について
---------------------------------------出席議員(20名) 2番 佐藤直樹君 3番 黒沢龍己君 4番 小田嶋 忠君 5番 大石温基君 6番 安藤 武君 8番 浦山敏雄君 9番 小林幸悦君 10番 青柳宗五郎君 11番 八柳良太郎君 12番 真崎寿浩君 13番 田口喜義君 14番 藤原助一君 15番 澤田信男君 16番 浅利則夫君 18番 高久昭二君 19番 藤原万正君 20番 田口勝次君 21番 佐々木 章君 22番 平岡 均君 24番 佐藤峯夫君
---------------------------------------欠席議員(4名) 1番 田口寿宜君 7番 門脇健郎君 17番 佐藤宗善君 23番 戸澤 清君
---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長 石黒直次君 副市長 東海林文和君 教育委員長 武藤幸生君 教育長 小林一雄君 総務部長 大澤 隆君 市民福祉部長 中村清三郎君 産業観光部長 野中秀人君 建設部長 田口陽一君 田沢湖地域 角館地域 田口威徳君 藤川 実君 センター長 センター長 西木地域 田沢湖病院 門脇主彦君 高田光一君 センター長 事務長 角館総合病院 佐藤秀夫君 企業局長 雲雀芳幸君 事務長 総務部次長兼 教育次長 大楽 進君 高橋正市君 総務課長 総務部次長兼 倉橋典夫君 財政課長 黒沢隆悦君 企画政策課長 企業局業務課長 高田紀市君 代表監査委員 三浦一平君
---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長 大山 誠君 係長 三浦清人君 書記 高橋精一君
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△開議の宣告
○副議長(佐々木章君) ただいま出席議員17名で、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日、欠席届は1番、田口寿宜君、7番、門脇健郎君、17番、佐藤宗善君、23番、戸澤清君であります。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 説明のため、本日さらに出席を求めた者は、
高田企業局業務課長であります。 (午前10時06分)
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△議案第66号の質疑
○副議長(佐々木章君) 日程第1、議案第66号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) 議案第66号の仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定につきましては、議案説明もいただいておるわけでございますけれども、二、三、簡単な質問でございますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。 1つは、児童以外の方々が今回使用できるというふうな一部条例改正でありますので、具体的に申し上げれば、角館町内の婦人のグループであるとか老人の方々の団体とかそういうふうな方々も例えば角館庁舎の市民福祉部へ申し込みすれば、10月1日が供用開始というふうに伺っておりますので、それからはあいていて使うことが差し支えないというふうに市民福祉部の方で判断された場合は、この条例の中には使用料というところは一個もうたっておらないと思いましたので無料でお貸ししていただけるのかどうか、その点をひとつ確認したいというふうなことでございます。 それから、御承知のとおり、今現在仙北市全体では田沢湖町が一番多いわけでございますけれども、8カ所、田沢湖町にございます。角館町ではもともとあったわけですが廃止になって現在は中川地区に1カ所、今回の新たに新しく角館児童館ということで2カ所になるわけですが、西木村、現在の西木町には1カ所もございませんけれども、いろいろな事情、いきさつがあったのではないかと私は思うんですけれども、今後、西木町にも例えば上桧木内の小学校の空き校舎だとか、なるべく経費をかけない形でそういうのを活用できないものかなと、ちょっと私そこの住民ではございませんけれども思いますが、その点はいかがなものでしょうか。 それから、統合小学校、つまり来年4月1日から新しく東小も統合するわけですので、その際には東小の児童を対象に町部の小学校児童をそこに受け入れる予定なのか、もう一回、説明されたかもしれませんが、私もしかすれば聞き漏らしたかもしれませんので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○副議長(佐々木章君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) おはようございます。 ただいまの高久議員さんの質問にお答えいたします。 まず1点目ですが、児童以外の方が使うときは無料かということですが、基本的には無料でございます。ただし、今回設置します児童館は、厚生労働省の基準によりますと、まず小型児童館というような、市町村でやられる児童館ですので小型児童館に該当します。その方々は、対象が児童の対象は18歳未満の方々が対象になるわけですけれども、ただ、今考えているのは、この児童館は再利用、要するに旧角館保育園を再利用するということで申請してございますので、その際に児童館あるいは放課後児童クラブの利用ということで補助金の今現在免除になっている施設でございますので、毎日毎日あいている時間に例えば老人クラブとか町内の人方が使うということはちょっと無理かと思います。いずれは今申し上げたように児童館として児童を対象にしたことで運営していくことでございますので、現在考えられているのは、高久議員さんおっしゃられるとおり、生徒以外の方の促進については当然時間帯が限られるものですけれども利用は可能でございます。ただし、今申し上げましたように、ほとんど児童の方々が使っておりますのでその点についてはある程度制限がございます。ただし、周辺地域の住民の方々、例えば高齢者、ひとり暮らしの方々とその児童館を利用している子供たちの交流なんていう場合には大いに使っていきたいなというふうに今考えているところでございます。いずれ無料ということでございます。 それから、西木町にはないけれども桧木内小学校等の空き教室を利用してということですが、その件につきましては今後検討していきたいというふうに考えてございます。 それから、東小学校を利用してということだったと思いますが…… (「1日からの予定でしたか」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君)
放課後児童クラブにつきましては、この児童館を利用して4月から、来年の4月から開設したいということでございます。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) よくわかりました。 1つだけお伺いしたいんですが、10月1日から開設、オープンするとなれば当然管理者をそこに配置なさらなければならないと思いますが、担当常任委員会等では詳しくお話になっているかもしれませんが、どのような体制を組んでいくお考えなのか、その点だけお答え願いたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 児童館として使う場合には当然、例えば先ほど高久議員さんがおっしゃられました田沢湖にある児童館とはちょっと違いまして、常時そこに職員を配置して子供たちを受け入れるというような考え方で今進めてございます。それで、常勤、児童館を運営する上ではまず最低2人ぐらいの職員というか、正職員になるか臨時職員になるかわかりませんが、まず今のところは2人を予定してございます。例えば、あとそのほかに児童クラブを運営する場合には、この前からおっしゃっておりますが、定員が40人から50人程度ということでございますので、まず1クラス20人かそこらということで2クラスになるわけでございますので、常時、日中、毎日6人ぐらいの職員はおらなければできないのかなというふうに今考えているところでございます。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 最後になりますけれども、先ほどの、今、市民福祉部長さんからの答弁で常時、来年の4月からは40ないし50名、2クラスの児童を受け入れなければならないというふうな考え方からすれば毎日6名ほどの担当職員が必要かというふうなことですが、10月1日からは2名の最低職員を配置するというふうなことも含めて、私ごとき者が人事的なことに口を挟むべきものではないわけですけれども、正職員を充てたいというふうにお考えなのか、新たにまたは臨時なり嘱託職員を採用したいということなんでしょうか、その点だけ確認してみたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 人事の内容でございますが、私ども今考えておるのは、ある程度設備も整えることになりますので、ある程度常時職員がおられるというような状況を私どもはつくりたいなと考えてございますので、希望としては正職員1人ぐらいおっていただければありがたいなと思ってございます。いずれその点につきましてはこれから総務の方とも協議して対応していきたいというふうに考えてございます。
○副議長(佐々木章君) それでは、18番、高久昭二君の質疑を終わります。 次に、20番、田口勝次君。
◆20番(田口勝次君) 今説明聞いて大体わかりましたけれども、すると、この児童館を提案したときに当初予算のときですか、この児童館について(仮称)角館児童館ということで改修費をかけると、10月1日から今度は角館児童館、
正式名称角館児童館として運用を図っていくということのお話でありますけれども、よくわからないのは、その「児童以外の者が児童館を使用しようとするとき」にということに字句を改正するという提案でありますけれども、その辺がよくわからないわけです。今の答弁を聞くと、補助申請したときに、結局こういう再利用ということで補助申請をしてあるのでこういうふうに字句修正をしなければならないというのは、この補助事業との関係でそうなのかということが1つであります。 それからもう一つは、八柳議員の一般質問に対して、教育長それから市民福祉部長の答弁がどうもまちまちで私ちょっとつかみ切れなかったんですけれども、正式名称がどうもはっきりしていないんですね、これは。今も市民福祉部長は放課後児童クラブだというお話ししていますけれども、文部科学省がやろうとしているのは正式事業名称というのは違うと思うんですよ。教育長の答弁からいきますと、児童館があれば児童館で本来であればやるべき業務だと、それを学校を使って今までやってきたと。そのことによって学校の場合は文部科学省の事業だというふうに私は受けとめましたけれども、まず1つは、正式名称というのはどういうものであって、それから、これから児童館でやろうとしているのは文部科学省の事業なのかそれから厚労省の事業なのか、そこをまずはっきりしていただきたいということであります。 それからもう一つですけれども、主たる目的に沿った条例ということで当時の説明では併設をすると、児童館に放課後児童クラブ、角館地区に
放課後児童クラブを併設するという説明をなされていますよね。これ併設でいいのかどうか。建物本体が私は児童館でないかなというふうに受けとめましたけれども、併設された児童館ということになるのか。 そこら辺の補助申請と、それから条例上の性格とそれから事業名称と、これをまずはっきりしていただきたいということであります。
○副議長(佐々木章君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 田口議員さんにお答えします。 まず最初に、補助金の事業ということで先ほど私申し上げたのは、当初角館保育園として補助金をもらって建てている事業でございまして、それを途中でやめましたので、その補助金の適正化法によりますとまだそれは残っているわけですね。その補助金という意味でございますので、今回土上から建てるための補助金というのはないです。今回、国の方にはただ届出、こういうふうに改修してこのように利用しますよという届出で済みますので。ただ、その補助金は以前からの補助金がずっと続いておりますので、そこを御理解願いたいと思います。 それから、児童クラブとか教育委員会でやっているもの、それから厚労省でやっているものいろいろあるわけですけれども、今現在児童クラブとして使用しているのは厚生労働省所管の
放課後児童健全育成事業としての放課後児童クラブでございます。現在は、本来であれば、この間教育長が申し上げましたように、児童館で行うそういうあいている施設を利用してやるべきなんですが、たまたま仙北市の場合は小学校の空き教室を今現在利用しているわけなので、その分につきまして今現在教育委員会がその事務的なものを担当してございますので教育委員会ということになってございます。ただ、今、中川児童館でも
放課後児童クラブをやってございますが、その分については福祉事務所の方で担当しているということで、本来であれば厚生労働省が主であります。ただ、今現在考えられております文科省の方の放課後児童プランというのがあります。これは文科省の事業なんですけれども、ただ、この中には指針を見ますと文部科学省で実施する
放課後子供教室推進事業、要するに放課後子供教室です。それから、厚労省で実施する
放課後児童健全育成事業の要するに放課後児童クラブを一体的に、総合的にやるのが以前から申し上げております放課後児童プランというふうなことで、今一本にやろうとしております。ただ、内容につきましては今言ったように子供プランの方はちょっといろいろ方法が、今現在やられている児童クラブとは方法違います。内容等に、その運営の仕方が違いますので、その辺のところを御理解いただきたいというふうにお願いします。 それから、児童館に併設ということですが、これちょっと字句的な、何ていうんですか、表現の違いなんですが、本来は先ほど田口議員さんおっしゃったように児童館という建物を整備するわけなので、その中の一部を利用して放課後児童クラブとして運営したいということですので、その辺の「併設」という言葉が果たして妥当かどうかちょっと、私は児童館を利用した放課後児童クラブというように理解していただければありがたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 20番。
◆20番(田口勝次君) ちょっとわからないです。ということは、角館地区に放課後児童クラブを併設した児童館を開設すると言ったのは、当初の予算の説明のときの当局の答弁なんですよ。併設するということは、要するに厚労省の事業にプラスしていわゆる文科省事業をプラスしていくというふうに私は受けとめましたけれども、今の答弁でいけば厚労省の事業だけだということですね、それがはっきりしたことですね。 それと、文部科学省がやっている事業というのは、今度はあと教育委員会側の事業というのはなくなるわけですね、この部分では。 (「ある」と言う人あり)
◆20番(田口勝次君) あるの、まだあるの。いや、今まで議論してきた中では、西小学校でやっていた事業を今度は旧保育園でやりますよというお話になったんですよね。それで、私はそれは教育委員会の、いわゆる文科省の事業そのものもそっちへ行くから併設という言葉を使って答弁されたと思っているんですよ。それは、では違うということですか。教育委員会はあくまでも学校を使って、空き教室なりそういうものを使って文部科学省の事業をやるという考えに変わりはないということですか。それはいつからやるんですか。まずそれね。 それから、市民福祉部長、さっき言った補助金との関係がもしないとすれば何も今ここで条例改正する必要というのは、例えば併設もないしということになれば条例の字句改正というのは何も必要ではないのではないかという気がするけれども、さっき高久さんが質問したように、一般の人とか周辺の人方にも使わせる施設だということで字句修正を提案したというふうに解釈していいですか。そこら辺、学校側と。
○副議長(佐々木章君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 後段の方ですけれども、いずれ一般の方々は当然市長の許可を得れば使えるということでございますのでそれは変わってございません。いずれ、もう一つのその放課後児童クラブは先ほどおっしゃったようにこれまでの実際やっている、今放課後児童クラブというのはすべて厚労省の事業でやられているわけです。それで、先ほど言った…… (「それはわかったって、わかった」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) それで、それが今まで空き教室を使ってやっていましたが、今度学校が統合するわけです。そうするとそのスペースがないということで、そうすればその児童クラブをどこでやるかということで、まずこの児童館を使ってやりたいというふうなことで計画を進めているところです。ですから、そのほかに先ほど私が申し上げましたように、文科省でやられる事業と厚労省でやられるその事業を総合して放課後児童プランというのがございますので、文科省でやられる事業につきましては、新年度から西小学校あるいは各学校がこれ義務づけられているような形ですので各学校が対応するということになります。ですから、今私どもでやられているのは、厚労省でやられている…… (「それはわかったって、その字句修正を提案している意味」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) そうです。より明確にしたいということです。要するに、児童は…… (「だけでなくて、一般の人も使えるようにするためということですか」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) そうですね。児童は当然使えるからそこは許可要らないですから。以外の者について使用の許可を得れば使えるというようにしたいと、そういうことでございます。
○副議長(佐々木章君) 小林教育長。
◎教育長(小林一雄君) 恐らく理解しようとしてもひっかかるところがあるというのは御質問を聞いてわかります。といいますのは、放課後児童クラブというのは学校の外で本来実施をする仕掛けのものでございます。児童館あるいは各地域に子供たちが帰っていって、その自宅の周辺にある子供の集いをそこに配置をして、ところが現実にこういう地域ではそういうものがないわけで、たまたま子供が激減してきた中で学校の施設が余ってきたということから学校の中にそれを設置しようということでやってきたわけです。その主体的な中心の機関としては、教育委員会が学校を管理していると、学校の施設も管理していると、それから先生方との連携もできるということから学校の中でやるとすれば教育委員会が中心になってやって、いわゆる福祉の方とはそういうことを連携をとりながらも主体的には学校で進めようというふうにしてきたのがこの仙北市の状況でございます。 ただ、先ほど申し上げましたように、学校でやって、放課後の6時あるいは夏休みも含めて多岐な要望が今親から出ています。うちに帰っても大人がいないという家庭のお子さんが6時ないしは7時、6時半、7時ということがございます。それから夏休みもすぐ休みに入るとすぐ親御さんが8時には出ていくということで、朝から夜、夕方まで見ていただくという要望が出てまいりました。ところが、それを見ていた一般のお子さんが、うちに帰っても遊ぶ人がいないということから何とか放課後面倒見てもらえないかということで、青柳議員さんからもいわゆる入れなかった子供といいますか、そういうニュアンスのことが保育園も出ているわけですが、児童クラブも一見するとだれでも入れるように見えるわけだけれども、一応いわゆる家庭の保護に関するそういう要件がございます。 しかし、学校ではそんな子供に差をつけて、おまえのうちではこうだ、うちに行けばだれかいるだろうというわけにいかない関係で、放課後のある一定の時間活動できるそういうことを放課後子供教室という形で30分でも1時間でも学校の中の施設をどこか活用してやる、そういう見届けがあってもいいのではないかという提案があるわけです。 ですから、従来この学童のやってきたところに放課後の子供プランが一緒になるということができればいいわけです。今回は、統合小学校では児童館が設置されたということでそちらの方に学童の
放課後児童クラブが行ったわけですので、もしそれ以外に放課後に1時間でも30分でも活動をしたいという子供がいれば教育委員会のジャンルとしてはその子供たちにもそういう場を与えていく必要があると、こういう意味で放課後子供教室というものについては4月以降考えていかなければならないと、こういうふうにお話をしたところでございます。
○副議長(佐々木章君) 20番。
◆20番(田口勝次君) 1つだけ。そうすれば、市民福祉部長にもう一回お伺いしますけれども、多目的に使えるこの児童館は、多目的に使えるという形で字句修正をするという提案、趣旨だというふうに理解していいですか。多目的に使えるんだよと、児童だけに限定はしませんよというふうに理解して宣言してもいいんですか、どうなんですか。
○副議長(佐々木章君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) この件につきましては先ほど高久議員さんのところでも答弁申し上げましたけれども、一般の方々を全然排除するというようなものではなくて、先ほど言ったように許可を得れば使えるわけなんですが、ただし、例えばあいている、例えば今のところ予定では水曜日を休みにしたいというふうに考えてございますけれども、例えば毎日その水曜日をほかの一般の団体がずっと使うと、そういうような使い方はできないのではないかなということです。ということは、先ほど言ったように補助金の適正の中で運用している関係で、その裁量の中で児童館をということで申請してございますので、長く使うというような団体の使用についてはできない…… (「周辺に開放するとさっき」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) その周辺と言いましたのは、当然例えば…… (「使えると」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 6時以降ちょっと会議したいからというような、例えば町内会とかの場合はそういうのはいいんですけれども、以外についてはなかなか難しいという意味もあるということです、児童以外の使用というのは。
○副議長(佐々木章君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 若干補足させていただきます。 今、市民福祉部長の方から児童館を児童以外の方が使う場合の条件とか制約とかそういったことについて説明をさせていただきましたが、今回提案しております字句修正は、もともと現在の条例の文言が「児童館を使用しようとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければいけない。」ということで、この表現であれば児童であろうとも児童館を使用するときには市長の許可がその都度必要であるというふうにも受け取られかねないということで、児童は当然のこととして、この文言を「児童以外の者が」ということに変えることによって、児童は当然使えるけれども児童以外の方が使うときには市長の許可が必要なのであるという訂正でありますので、先ほど来の市民福祉部長からの説明はそれ以外の人間が使う場合の条件についてということで、提案の趣旨については今私が申し上げたようなことで提案させていただきました。
○副議長(佐々木章君) 20番、田口勝次君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。
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△議案第67号の質疑
○副議長(佐々木章君) 次、日程第2、議案第67号 仙北市
浄化槽整備事業受益者分担金条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告がございませんので、これで質疑を終わります。
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△議案第68号の質疑
○副議長(佐々木章君) 次に、日程第3、議案第68号 平成18年度仙北市病院事業会計決算の欠損金処理に係る建設改良積立金の取り崩しについてを議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) 二、三お聞きしたいと思います。 18年度の市立田沢湖病院の欠損金9,394万6,089円の処理に当たって建設改良積立金の取り崩しをもって充てるというふうな公営企業法による議会の議決を求めるというふうな提案でございますが、町立田沢湖病院時代からの建設改良積立金というのはどのくらいを目標にしてこれまで積み立てておって現在に至っているのか、現在高も含めてお聞きしたいという点が第1点。 それからもう一つは、第2点目は、本来建設改良積立金というものは目的を持って積み立てするものであり、欠損金処理等に充てるものではないのではないかというふうな意見の方も私の周りにはおられますので、そういう点は公営企業法の会計処理上合法なのか、妥当であるのかという点、第2点ちょっとお伺いしたいと思います。 また、3点目は、平成18年度の市立田沢湖病院の剰余金の計算書を見ると建設改良積立金9,854万9,062円現在高となっておるわけですが、内部留保資金は1億6,587万5,769円しかなく、監査委員の意見書の御指摘でも、今後の収支の条件いかんによっては平成19年度中に資金不足に陥る危険性があるということが指摘されてございますが、その点の財政事情に合っているのか、その点をひとつ御説明願いたいと思います。 以上です。
○副議長(佐々木章君) 高田田沢湖病院事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) お答えします。 まず最初に、積立金でございますが、旧田沢湖町時代に積み立てしておった建設改良積立金のトータルは5億9,600万でございました。そのうち、平成13、14、15の病院の建設改良、病院の新築ですね、それに4億9,600万円を充当いたしまして、1億円が残っておったということでございます。 それと、欠損金処理の法的な問題でございますが、これは一般的にはいわゆる減債、利益が出たときは減債積立金あるいは利益積立金に20分の1以上を積み立てしなければならないというふうに公営企業法の32条でうたっていますが、それ以外のいわゆる任意積立金につきましては、公営企業法の施行令の第24条の3第2項でございますけれども、一般的には順序といたしましては繰越利益がある場合はその繰越利益で赤字を補てんすると、その次は利益積立金がある場合は利益積立金をもって欠損金を見ると、なお残額があるときは翌事業年度へ繰り越すものというふうな規定になってございますが、ただし、任意積立金といいますのは建設改良積立金等でございますが、こういうものをもって埋めてなお残額があるときは資本剰余金をもって埋めるというふうな、ただいま申し上げました施行令の24条のただし書きの方に規定されてございます。 3つ目の資金不足の件でございますが、18年度決算で監査の御指摘もいただいてございますが、医師の確保がなかなかめどが立たなかったということで大変資金繰りが厳しくなると、資金不足が危惧されるというふうな御指摘をいただいておりますけれども、事務的に精査しましたところ、特別な突発事故がなければ19年度中は何とかこうにかなるのかなというところで、いずれにしても厳しい状況でございます。ただ、この監査報告にも、監査は7月5日の決算監査審査でございますので、その後ようやく今月1日から常勤医師が定着していただくことができましたので、それに大いに期待しているところでございます。 以上でございます。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) ただいま高田事務長さんの方から御説明、答弁いただきましたが、そうすれば、1つは、減債積立金、20分の1以上利益があった場合ということでございますけれども、現在高は幾らになっているのかということと、任意積立金というのはこれは施行令の24条のただし書き事項にのっとってできるというふうな御判断のようですが、これまでも任意積立金である建設改良積立金を取り崩してそういうふうな欠損金に充てたことがあったのかどうか。それは田沢湖病院に限らず近来の公的な病院、市立病院なり町立病院なりそういうところでもあったのかどうか、もし情報を入手していたらお聞かせ願いたいと思います。 それから、3点目は、資金不足にならないようにまず努力されるとは当然でございますし、先ほど事務長もおっしゃったように10月1日から新たに新しい専任の医師が常勤されるわけですので大変期待できるわけでございますけれども、資金不足に仮に陥った場合は市から一時借り入れとか、または市からのそれに対する事業会計に充てるということはなかなか困難ではないかと思いますので、例えば金融機関からの一時借り入れなり何かの方法がとれるというふうな見通しがあるのか、その点をちょっとお聞きしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 病院事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) 最初の減債積立金の額でございますが、現在460万2,973円、これは起債の元金償還に当てる財源でございます。それ以外の法的な利益積立金等はございません。一般的に累積欠損金がある病院といいますのは、こういう積立金というのはないのが一般的でございます。 それと、ほかの病院の例でございますが、ほかの病院ではちょっと私そういうデータ持っていませんので。建設改良積立金を取り崩すという例は聞いたことがございませんが、法的には可能であるということで、これは県にも手法については相談してございます。 それと、過去に欠損金処理したことがあるのかということでございますが、過去はずっと黒字経営でございましたのでその分は積み立てしておったということで、そういう例はございません。 それと、3点目の資金ショートした場合には、当然一般会計というよりも市中銀行等の一時借り入れするというふうなことに、当然独立採算制でございますので市中銀行から借り入れするということになるものでございます。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) ただいま高田事務長の方からの答弁いただいたように、公営企業法上、建設改良積立金を欠損金の補てんに充てるということは違法ではないというふうな御判断かもしれません、県とも協議なさったということでございましょうから。 ただ、高田事務長が先ほど答弁で触れておったように余りそういうふうな例は聞いたことがないということのようでございますので、今後、それはあくまでも見通しなわけでございますが、常勤のお医者さんがこれからフル稼働で頑張っていただく中でやはり極力、まだ病院は新病院で新しいわけでございますが、いずれは何らかの改修なりしなければならないことも起こり得るかもしれませんので、そのために何とか今後は頑張って少しでも、積立金はさっき1億円しか現在ないということで、今先ほども説明あったように約1億円近くを取り崩せばほとんどなくなるというふうなことになるんじゃないかと私は思いますけれども、もとに戻すということは困難、極めて大変でしょうけれども、少しでもやっぱり積み立てるというふうなお考えは今後ないのかどうか、その点をちょっと。9,394万6,089円を今回処理すれば幾らの残になって、そのことも含めた答弁をお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 高田事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) 今回取り崩しいたします9,394万何がしというのは建設改良積立金の残額すべてでございます。これで建設改良積立金はなくなるというものでございます。当然病院の経営というのは、健全経営といいますのは、これから御指摘のとおり医師の確保、最低4名ないし5名の確保がないと順調に動かないのかなと思っていますが、やはり急患の対応、救急病院の再開等、医療ニーズにこたえることができる体制が整いますと安定経営に向かうのかなと思っています。そういうことで、よろしくお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 18番、高久昭二君の質疑を終わります。 次に、20番、田口勝次君。
◆20番(田口勝次君) 高久さんの質問とダブらないようにお聞きしますけれども、まず1つは、この問題については欠損金の処理の問題と、それから建設改良積立金の取り崩しの2つの問題があるというふうに思います。 そういう意味で最初にお聞きしたいのは、欠損金の処理についてはそれなりに法的な考え方があって、順序があって、最終的にどういうふうになるのかということを私なりにも勉強してみましたけれども、最終の順位が今の改良積立金、いわゆる任意積み立ての剰余金の取り崩しで補てんしていくというのが最後の順序ですね。その前にやるべき仕事というのはあるわけで、そういうそこら辺との関連でどのように病院側が判断したかということが1つであります。 それからもう一つは、担当委員会でいろいろ議論していますし、また議会としても特別委員会を設置して今病院の経営のあり方について議論をしています。そういう中での改良積立金の取り崩しでありますが、事務長が申すには、建設も終わったし当面改良積立金については使う要素がないといいますか、そういうような関係でこれを欠損金処理に充当するという考え方に立ったと言いますけれども、今後病院の経営方針がこうだと、あるいは病院としてはこういうことで欠損金処理について、残る欠損金処理についてこのような形で例えば充当していくとか考え方を持っているとか、そういうもろもろの病院経営にかかわるもの、方針がまだきっちりしておらない段階でその欠損金処理に改良積立金を取り崩したと。しかも、それは順位から言えば最終順位であるということなんかを考えてみると必ずしも十分議論をして、あるいは十分検討して、あるいは委員会等に説明をしてやったものではないというふうに思われますが、そこら辺の事実経過はいかがなものかということをお聞かせ願いたいというふうに思います。
○副議長(佐々木章君) 高田事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) まず、1点目の欠損金処理の順序でございます。これは先ほど申し上げましたように、欠損金がある場合は第1番目には前年度からの繰越利益をもって充てると、2番目では利益積立金をもって充てると、3番目で任意積立金をもって充てると、それで今最終という言葉がありましたけれども、最終的には4番の資本剰余金をもって充てるということになって、それでも充て切れない場合は翌年度へ繰り越すというふうなルールになってございます。 それと、委員会等の審査でございますが、委員会、さまざまな委員会あるわけでございますが、今委員会の審議の現況は、日本の医療制度とか医療を取り巻く環境、あるいは医師確保対策などでございまして、包括的な観点から現状を説明しているということで、特に当該事項の取り崩しについては御説明申し上げてございません。この建設改良積立金の取り崩しというのは、あくまでも決算処理済みの問題でございますので各委員会での議論ではなじまないのかなと考えているところでございます。また、つけ加えますけれども、決算監査においても欠損金処理計算書で御説明申し上げまして、決算審査意見書にもあるとおり財務諸表は公営企業会計の原則に基づいたもので適正であると認められたところでございます。 それと、今後の経営方針でございますが、やはり赤字の解消が第一番ということで、それには何といっても医師の増員確保が第一だということで、これも確保ができますと、先ほどなかなか将来のビジョンが見えてこないわけですが、確保ができますと救急の再開、あるいは急患・夜間等の対応、あるいは地元出身の入院希望などの方が相当おります。そういうふうな地域の要望にこたえることができますと安定経営に寄与するのかなということでございます。 それと、議案の提案説明の中でも申し上げましたけれども、やはり赤字の額というのは幾らかでも下げておかないとやはり何ていいますか、職員の意欲向上につながらないと。特にほかの病院の例を出して恐縮ですが、秋田県内の市立病院、大きな病院2つほどは年間の総収入額と同じぐらいの累積欠損金を有する病院というのも2つぐらいあります。その担当の職員方とお話ししても、どうせだめだとか何ともならないとかという、そういうあきらめムードは何とか出したくないと。そういうことで、合法的に補てんできる財源があるとすれば幾らかでも欠損を少なくしておきたいという判断でございました。 それともう一つ、貸借対照表上の不良債務が出ますと、これ帳簿だけの記載になってこれは使われないというふうな財政上の決まり事もございます。そういう意味で、今回不良債務が出る前に取り崩しいたしまして欠損金の補てんに充てたいという判断でございます。
○副議長(佐々木章君) 20番。
◆20番(田口勝次君) その順序、欠損金処理の順序ですけれども、私は最終の順位と言ったのは、第4順位で次の処理も可能であるという部分で、例えば改良積立金を取り崩して充当できるということなんですよね、そこら辺はちょっと事務長のさっきの答弁と食い違いがあると思います。順序としてはさっき言われましたが、繰越利益で埋めると、それが第1順位だと、利益積立金で埋めるのが第2順位だと、そして第3順位は繰越欠損金として繰り越すというのが第3順位、そして以上のほかなお次の処理も可能であるという中で第4順位として任意積立金で埋めると。これが順序だということになれば、先ほど高久議員も言っていましたけれども、改良積立金というのは特定の目的のための積立金であって、確かに議会の議決を得ればいかなる処理も可能かというふうに思いますけれども、しかしそれは最終の目的であるというふうにとらえられます。 それからもう一つは、このことによってすべて欠損金が処理できたということであれば私どもも十分理解できますけれども、まだまだ残る。しかもその残る欠損金に対する充当の仕方といいますか、対応の仕方といいますか、それが議論をされて、そしてこういう方向で行くんだということが決まって、そして最終的に第4順位でそういうことも可能であるというものを使って、先ほど事務長が言われましたように、職員の士気を考えた場合にできるだけ赤字分というのは減らしていきたいというのだとすれば、当然議会との議論がなじまないとかそういうことでなくて、やっぱりきちんとした病院の運営方針、経営方針というものを示していろいろな意見を聞きながらやるというのが私は妥当ではないかと。そういう意味では田沢湖病院の今回の意思表示というのは安易で、安易というと語弊あるかもしれませんけれども、十分なそういう手順なり、十分な協議を経た上での提案でないというふうな気がしますけれども、そういう考え方はございませんか。取り組み方についての反省点はありませんか。
○副議長(佐々木章君) 高田事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) 欠損金処理の順序でございますが、最終的には繰り越すということになります。その前、前段としては資本剰余金を取り崩すということになります。その前にこういうふうな任意積立金を取り崩すというルールになってございます。 (「それちょっといろいろ書いたもの見せてもらえないですか」と言う人あり)
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) はい、後で。そうすれば公的なものを出します。 ということでございまして、資本剰余金は最終的な取り崩しの順序でございます。その資本剰余金を取り崩す場合には、まずその前に任意積立金を取り崩さなければならないというふうな、これも財政上のルールになってございます。そういう順序で3番目といいますか4番目といいますか、建設改良積立金の任意積立金を取り崩すものでございます。 経営等特別委員会あるいは経営改革会議等でいろいろな議論をしてございますが、やはり先ほど申し上げましたように、健全な運営を行うにはどうしてもドクターの確保が必然であるということで目標が見えないということもありましたけれども、やはりドクターが増員できればとか、たらとかという不確定要素がかなりありますのでそういうふうななかなか明確なビジョンが出せないわけでございますが、一応経営改善には先ほど申し上げましたような救急等の対応ができますれば相当経営は安定するのかなと。当初病院建築の場合についても、基本設計の段階で平成20年ぐらいまでは赤字経営が続くだろうという修正予測は出してございます。そういうことで、赤字が繰り越され、ただやみくもに繰り越されて市民の皆さんに迷惑かけるよりも、幾らかでも合法的に処理できるものであれば今処理したいというふうな考え方でございます。
○副議長(佐々木章君) 20番。
◆20番(田口勝次君) 平行線になると思いますのでやめますけれども、要するにお医者さんがいないから田沢湖病院については赤字経営だと、それがあたかも当然みたいに事務長がお話ししていますけれども、私はそうではないと思います。お医者さんがいなければいないなりにどうするかということをやっぱり経営上考えていかなければ、絶対に黒字なりあるいは経営改善というのはできないと思います。そういう意味で、例えば欠損金処理をどう処理するかということについては十分なやっぱり議論が必要でないか。 順序違うと言いますけれども、私は市立角館病院の担当の方からお聞きしました。そして資料も見せていただきましてそれの写しをとっています。それでは第4順位、だから言っているんです。これは、もと田沢湖病院にいた方ですよ、病院で事務やっている方です。その人から私いろいろ勉強教わってきましたので。というのは、やっぱり改良積立金というのは、病院建てたからあと改良積立金は必要ないんじゃないんです。例えば新しいお医者さんが来てこういう機械を買ってほしいと言われたときにやっぱりそれに充当するのは改良積立金だと思うんですよ。例えばそれがゼロになる、そこがゼロになって一般会計とそういうお話ができていて、じゃあ一般会計側としてはそういう問題が出てきたときはそういう補充といいますか、そこに資金を対応していくというお話なんかができていなければだめなんですよね、やっぱり経営上は。私はそう思います。 だから、その処理の仕方次第では当然一般会計のこともお話ししたと思いますけれども、例えば極端な話、監査委員の意見をきちんと付していると思うんですよ、そのやり方に対しても。だから、そのなじまないというか、議会、委員会に説明することがなじまないというようなことではないと思うんですよ。それであと全部なくなったというのであれば我々もわかります。まだ現実的に1億を超える欠損金が残って繰り越しされているわけですよね。さらにことし19年度の分からいったらまたさらに膨らんでいくという可能性あります。そういうのを議会として意見しても病院経営に口出しは無用だということなのかもしれませんけれども、みんな心配しているのは、果たして2つの病院を抱えて仙北市、これから何とするのよということだと思うんですよ。そういうのがあればもっと議会に対しても政治的に説明をして、そしていろいろな意見を聞くということが、例えば欠損金処理一つにしても、しかも改良積立金という特定目的を持った積立金を崩してそれに充当するとすれば、やっぱりそれなりの対応というものは示していくべきが私は筋だと思いますけれども、最後その点だけお聞きしておきます。
○副議長(佐々木章君) その点、石黒市長から答弁もらいたいと思います。いいですか。 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 種々御質問、またそれに対する答弁させていただきましたけれども、高田事務長の方から申し上げておりますように、病院サイドとしては、現在抱えている欠損金をこのままにしておくかどうかという中で、合法的にとれる手段としてこの建設改良積立金を欠損金の一部ではありますけれども減少に使いたいということであります。病院経営上非常に苦しいというのは皆様には十分御承知いただいておりますけれども、これも医師の問題が一番大きな要因ではありますけれども、それだけだということで申し上げたつもりは事務長もないと思います。病院挙げて、また仙北市のもう一つの市立病院も含めて仙北市の病院改革について今改革会議を設けながらお医者さんも含めて検討をしておりますので、何とかここを改善していきたいというふうに思います。 今の提案している問題につきましては、要するに欠損金を欠損金として膨れた状態のまま置いておくか、建設改良積立金というある目的を持った積み立て項目ではあるけれども、病院としては建てて数年、そして設備についても同様、しかしながらいつ改良なり新しい医療機器の購入が必要になるかわからない、そういった中でありますので、できることならば残しておきたい積立金ではありますが、欠損金の膨れることによってそういう状態になりたくはないですけれども、不良債務を抱えるような状態になれば建設改良積立金の方も使いたくても使えない状況になるという中で、まずは欠損金を減らして、そしてできるだけかかわる者がやる気をなくさないような状況の中で、医師の問題を含め病院の改革に取り組んでいきたいという考えでのこの提案ですので、その点をぜひ御理解いただいて御承認いただければありがたいというふうに思います。
○副議長(佐々木章君) いいですか。 (「休憩」と言う人あり)
○副議長(佐々木章君) 暫時休憩いたします。 (午前11時03分)
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○副議長(佐々木章君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時06分)
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○副議長(佐々木章君) それでは、20番、田口勝次君の質疑を終わります。 15分間、11時20分まで休憩いたします。 (午前11時07分)
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○副議長(佐々木章君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時22分)
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○副議長(佐々木章君) お諮りをいたします。 日程第4、議案第69号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第2号)は、私も発言通告しております関係上、議事の進行上、議案第69号につきましては、午後から議長が出席することになっておりますので、議長の出席後に議題とすることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○副議長(佐々木章君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第69号は繰り下げをいたしまして議題とすることに決定をいたしました。
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△議案第70号の質疑
○副議長(佐々木章君) 次に、日程第5、議案第70号 平成19年度仙北市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) この議案第70号につきましては、私もその後慎重によく検討した結果、質疑を取り消すことにいたしました。申しわけありませんでした。あとほかのところで聞きますので、どうかよろしく当局の方にお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) それでは、高久君からそういう発言ですので、高久昭二君の質疑の時間を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これで議案第70号についての質疑を終わります。
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△議案第71号~議案第72号の質疑
○副議長(佐々木章君) 次に、日程第6、議案第71号 平成19年度仙北市
集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び日程第7、議案第72号 平成19年度仙北市
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)を一括して議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告がございませんので、これで質疑を終わります。
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△議案第73号の質疑
○副議長(佐々木章君) 次に、日程第8、議案第73号 平成19年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 20番、田口勝次君。
◆20番(田口勝次君) 簡単にお伺いします。 今回の補正額84万2,000円ですか、これについては神代診療所の職員の産休による後補充ということでありますけれども、こういう場合、後補充ということですが、今十分職員で対応できる体制というのは職場の中にあるというふうに思いますけれども、なぜこういう場合も臨時雇用していくのかということがちょっと不思議でならないんで、そういう体制にないということでこのようにしたということなのかどうか、そこら辺明確に御答弁お願いします。
○副議長(佐々木章君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) こういう場合のケースは臨時雇用対応でいくのかというようなことでございますが、今回の例からいきますと、この間の議案説明でも申し上げましたけれども、産休による4カ月間という短い期間ですが、ただ、この間に診療所という場所からいきまして今回はある程度医療事務に精通している方がいいということで調査したところそういう方がおりましたので、今回お願いしたというケースでございます。たまたま、先ほど言ったように期間も短いということなんですが、専門的な知識もある方ということでございましてお願いしたわけですが、ただ、産休あるいは育児休暇等をとりますと1年以上になる職員もあります。例えば病欠で1年以上も休まれる場合がありますけれども、そういう場合は職員の対応ということで対応してございますが、期間が短いような場合にはこういう、私どものところではそういう対応をしているということでございます。基本的には総務、何ていうんですか、役所全体の基本的な考え方についてはいろいろあると思いますけれども、今回はそういうことからお願いしたということでございますので、御理解願いたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 20番。
◆20番(田口勝次君) 専門的な知識を持っているといったら職員の方も持っている、臨時の人が専門的な知識持っているから雇用するなんていうのはちょっと考えられないですね。だから、私思うに、幾ばくかのお金であったとしても今は財政的に大変窮屈なときだということで、例えば人事で対応をして十分やっていけるのではないかというふうに思うんですよ。それをあえて大した詳しい人いるからこの人のことを今回使うと。それは何ていうの、職員が少なくて何ともならないという体制の中ではわかるけれども、悪いけれどもそんな状態ではないでしょう。そう思って言ったところです。答弁は要らないけれども、別にいいけれども、そういう考えでやっていくのかということだ。
○副議長(佐々木章君) 市長。
◎市長(石黒直次君) 先ほど市民福祉部長から担当部としての状況からの答弁をさせていただきましたけれども、基本的には田口勝次議員おっしゃるように今の情勢の中でできるだけ職員の持っているマンパワーの中でそれを乗り切るということで基本的には考えてきておりますし、そういう事例はたくさんございます。ほとんどの場合そうさせてもらっています。しかしながら、今回の場合、神代診療所は所長であるお医者さん1人とそれから事務長、それから看護師、放射線技師、そういった中での必要な知識、経験を持った職員が必要なケースでありましたので先ほど部長の方から説明したような措置を、それが短期間であるということで、決して短期間だからこうするとか、わずかのお金だからということは、そういう判断をしたつもりはありませんが、今後とも人の採用なり物品の購入について今言ったような基本的な考え方はさらに徹底を図っていきたいというふうに思いますので、ひとつ御理解をいただきたいというふうに思います。
○副議長(佐々木章君) 20番、田口勝次君の質疑の時間を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これで質疑を終わります。
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△議案第74号~議案第75号の質疑
○副議長(佐々木章君) 日程第9、議案第74号 平成19年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)及び日程第10、議案第75号 平成19年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)を一括して議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告がございませんので、これで質疑を終わります。
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△議案第76号の質疑
○副議長(佐々木章君) 次に、日程第11、議案第76号 平成19年度仙北市
病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二議員。
◆18番(高久昭二君) 議案第76号 平成19年度仙北市
病院事業会計補正予算(第1号)について、1点だけお伺いしたいと思います。 これには当然19年度の病院事業に係る資金計画がございますけれども、未収金欄には田沢湖病院、そして角館病院の金額が記載されてございますが、当然それはまだ診療報酬等の入ってこない部分が当然含まれておるわけですからその額すべて丸々なわけではございませんが、現時点での市立田沢湖病院及び市立角館総合病院の未収金残高おわかりだと思いますので、それをひとつお聞きしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 高田事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) 未収金でございますが、18年度決算書の貸借対照表にも記載してございますとおり9,715万2,000円、田沢湖病院の場合は未収金が計上されてございます。ただ、御質問にもありましたように、ほとんどが保険者、国保の連合会あるいは社保の支払い基金等がそのうち8,900万円でございます。一般的な負担といいますか、受益者負担といいますか、その未収金につきましては決算上は820万円でございます。そのうち、現在残っております234万8,000円が7月31日現在の個人の未収金ということでございます。18年度分だけでいきますと回収率が96.8%、17年度以前からの焦げつきといいますか、それが回収率7.6%ということで未収金として計上されているものでございます。
○副議長(佐々木章君) 佐藤角館総合病院事務長。
◎角館総合病院事務長(佐藤秀夫君) 御質問の件でありますけれども、17年度を含んで以前のものが1,424万2,000円でございます。それから18年度分が901万2,000円でございます。 以上であります。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) ただいま事務長の方から答弁いただきまして、市立田沢湖病院について言えば234万8,000円、7月31日個人分でございますけれども残っておると、角館病院については901万2,000円というふうな額でございますけれども、この未収金について恐らく入院した方々が大半ではないかと思いますが、その点第1点。 そして、入院した場合は当然入院誓約書をとるわけでございますので、連帯保証人にもその旨を当然催促されておるんじゃないかと思いますけれども、その辺はいかがなものでしょうか。 それともう一つは、市立角館総合病院について言えば、地域医療連携室がございまして、入院した時点でどうも医療費の支払いが非常に困難だと、または大きな手術をした結果どうも支払いが大変だというふうな方々にやはり積極的に相談に乗りまして、何とかそのいろいろな法的な制度とかまたは分割なり何かの方法を講ずるようなことの手だてを、そういうふうな努力を当然なさってのことだとは思いますが、その点はいかがなものでしょうか。 それからもう一つは、市立田沢湖病院の場合は、医事課の担当の方が先ほど言った市立角館総合病院のような専門職の方のお仕事を兼務なさって御相談にあずかっているのでしょうか、その点をちょっとお伺いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 佐藤事務長。
◎角館総合病院事務長(佐藤秀夫君) まず未収金の種類と申しますか、入院なのか外来なのかということでございますけれども、両方でございます。お産の費用等も含めてこれぐらいの額があるということでございます。 それから、2点目のいわゆる医療費の納付といいますか、納入の相談という御質問でございますけれども、現在私どもの方の病院としましては、高久議員が今おっしゃられたように医療連携室が中心になって入院の段階でそういう心配があるとすればぜひ御相談くださいということで一声かけてございます。したがって、そういうケースが、相談されるケースもありますし、私どもとしては分割なり何なりそういう納付でもいいですよというような対応をしてございますので、いずれ入院患者さんなりについては余り心配なさらないような体制でいきたいというふうに考えてございます。
○副議長(佐々木章君) 高田事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) 田沢湖病院の場合もほとんど同じ内容でございますが、現在未収金の焦げつきといいますか、先ほど申されましたような保証人といいますか、どうしても保証人の、滞納者の中には保証人がつかない、どうしてもだれも保証してくれない人も入院してございます、残念ながら。そういう方につきましてはやはりなかなか徴収が困難で、あるいは保証人からいただいている場合もございます。それと、誓約書は現在3名から分割納付の相談を受けながら分割で納めていただいてございます。 それと、医療相談につきましては御指摘のとおり医事係が担当して相談に乗ってございます。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 今回の平成18年度仙北市立病院事業会計決算審査意見書にも監査委員から指摘されてございますけれども、民法上の法的に時効になるのは何年であるというふうに御判断なさっているのか。結局催促はもちろんされておると思うんですけれども、ということは、よその病院のことを言えばちょっと甚だ語弊があるかもしれませんけれども、仙北組合総合病院の方は、窓口で次回払おうかと思っていた方にでも、もちろん相手によっては誤解したり怒る方も当然あるわけですが、電話で催促しているんですよね。その言い方も当然気をつけなければならないわけですけれども、うっかり忘れてくる方も中には、数ある中にはいる場合もあるし、次回払おうと思って帰る場合もあると思いますので、そういうふうなことも必要によっては、相手の気分を害さないように言動に気をつけながらきめ細かくやる必要がこういうふうな時代ですから必要ではないかなと思うんですが、その点どのようになさっているんでしょうか。
○副議長(佐々木章君) 佐藤事務長。
◎角館総合病院事務長(佐藤秀夫君) まず時効の問題でありますけれども、我々としては民法上の3年ということで考えてございます。 それと、いわゆる税金で言えば未納ということの催促ということで、医療費の督促の状況を今御質問でございますけれども、高久議員が御指摘のとおり私もそういうふうに考えています。したがいまして、今後については十分留意をしながら督促をしていきたいというふうに思っています。
○副議長(佐々木章君) 以上をもちまして、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。
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△議案第77号の質疑
○副議長(佐々木章君) 日程第12、議案第77号 平成19年度仙北市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) 平成19年度の仙北市水道事業会計の補正予算(第1号)について、関連して1つだけお伺いしておきます。 実は今年度、18年度でなくて19年度になりますけれども、白岩浄水場の天日乾燥施設等の整備工事を発注なさいました。白岩の念仏殿の地区にございます水道施設工事でございますけれども、本来これは水道整備の資格を持つA級の業者等を対象になさるんじゃないかなと思ったんですけれども、実際は土木のA級の業者に指名審査会で指名し、結果的にそのA級の業者さんが落札されてございますが、これは指名審査の段階で結果的にそうなったのか、発注する側の企業局の方の判断でこういうふうになったのか。当然、御承知のとおり土木のA級業者さんの中でもそういう資格を持った方を使用なさっていたり、またはいろいろそれなりの対応をなさる場合もあるかと思いますが、その点もあわせたひとつ御説明をお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 雲雀企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) お答えいたします。 白岩の浄水場のあの天日乾燥の工事の件ですけれども、うちの方で設計書を上げまして、その中で指名審査会にお諮りします。その中で指名審査会の方で適切に指名していただいた中で入札を行っているということです。 以上です。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 今、企業局長おっしゃったように、設計書を上げて指名審査会、つまり総務部の方にそれを上げてやって、総務部のつまり担当する入札契約室ですか、今は責任者兼務なさっているわけですけれども、そこで検討して指名審査会を開いていただいてそういうふうに例えば指名競争入札であればそういう業者さんを選定するということでしょうけれども、私お聞きしたいのは、これは本来浄水場、白岩の浄水場、つまり水道施設の整備工事をされるわけでございますので、今まではどのようにそういうような水道上ですよ、水道施設の場合はどのような発注方法をとっておったのでしょうか。その点をもうちょっと詳しく御説明をお願いしたいと思います。 そしてもう一つは、さっきも企業局長も触れていましたけれども、指名審査会ではどのような判断で土木のA級業者さんを指名なさったのか、その点もひとつ納得できる答弁をよろしくお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 雲雀企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) お答えいたします。 水道施設の建設ですけれども、いろいろ電気系統、それから何ていうんですか、動力系統というふうにいろいろ、それと建築関係とかそれから土木工事というふうに分かれてございますけれども、その中で特殊、システム関係とか今電気系統ですか、それはそれなりの中で入札契約室の方で指名願が出ているところを取り出ししまして多分指名審査会にかけてそれで行っているものと、自分ではそのように思っておりますが。
○副議長(佐々木章君) 大澤総務部長。
◎総務部長(大澤隆君) 入札契約室の立場から御答弁を申し上げます。 ただいまの御質問につきましては、担当であります企業局の方から工事の概要、それから設計の主な点を事情聴取しまして、指名審査会としましては土木のA級業者でこの工事につきましては対応できるという判断でそのように指名したと認識してございます。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 単刀直入にお聞きしますけれども、一般土木、つまりバックホーなり機械を使って道路の穴を掘るとか、穴をあけるとか何かそういう土木、本来の土木工事であればそれでもいいかもしれませんけれども、やはり水道浄水場なりその水道施設、企業局の所管する水道施設のいろいろなその特殊な工事等も含まれるとすれば、やっぱりちゃんとこういうふうな例規集なり規則にある形でそういう資格を有するか有していないか、そういうことも含めた工事をきちんとなさっているのか。結果的には企業局の方で工事の完成したのを必ず検査されると思いますし、それでもって100%完成なさっているかどうかということも必ず最終的にはチェックして、最終的には企業局が責任を持って白岩浄水場を管理運営なさっていくと思いますので、そういうふうな例規集なり、仙北市のですよ、旧角館町もそうでしたけれども、そういうのにのっとっているのかどうか。落札した業者さんにそういう資格を持っている方がきちんといるのかどうかも含めた答弁をよろしくお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) お答えいたします。 今争点になっております天日乾燥の工事でございますけれども、こちらは天日乾燥をつくるためにその構造的なものはコンクリート工事が主でございますので、それで土木が適正というふうに判断してございます。 以上です。
○副議長(佐々木章君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 最初にお聞きしましたとおり、水道施設になれば、さっき言ったようにただ穴をあけるとかそこに溝をつくるとかというだけの範囲であれば、今、局長がおっしゃったようなことでもいいかもしれませんけれども、水道施設にかかわる、附属するのであれば、もし万が一工事した結果ふぐあいな点が出たり、または漏水なり何かの危険が出た場合、どこでそれを責任持つかといえば最終的に企業局で責任持たなければいけないわけですよ、当然。総務部で責任持ってそこに走るわけじゃないと思います。そして、工事現場も当然企業局で監督なさっているんじゃないですか、最終的には。ですから、そういう点からすれば、本来であれば水道設備の資格を持っているA級の水道施設業者等を対象にしてやはり選定なさるのが私は当然ではないかと思うし、旧角館町ではその点どのようになさっていたのかも、雲雀局長さん、旧角館町の幹部職員でございましたので、その点もあわせた答弁をよろしくお願いしたいと思います。
○副議長(佐々木章君) 企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) お答えいたします。 先ほどから申してございますけれども、端的に言わせていただきますと、土木工事に関しまして要するに盛り土、それから切り土、そういう掘削、それとコンクリート工事などは一般土木工事という形の中で判断してございまして、あとそのほかの何ですか、配水管の新設工事とかそういうものに関しましてはそういう資格のある業者の方に指名していただくようにお願いはしてございます。ということでありまして、今のこの部分に関しましては一般土木の業者が適当というふうに思ってございます。
○副議長(佐々木章君) 大澤部長。
◎総務部長(大澤隆君) このまま議論が終わればちょっと聞いている人に誤解を与えかねませんので、もう一度答弁させていただきます。 企業局としては図案を指名審査会に付した以上、決めるのは指名審査会の権限でございます。どういう経緯で決めたかということは先ほど答弁したとおりで、工事の監理、施工監理とかそういうことは当然発注元の企業局が監理するのが当然でございます。そして、先ほど高久さんが申し上げました白岩の念仏殿というその具体な工事名につきましては、水道工事とはいえ土木のA級が適当だということで、ほかの工事でも指名審査会の中で精査して必ずしも、今必ずしも水道業者が指名になるということでなくて、その工事の内容によってそういう合った業者を指名しているのが現状でございまして、ほかにも例がございますので、何とかその点を誤解のないように御理解をお願い申し上げます。 (「議事進行、1つだけ。休憩で結構です」と言う人あり)
○副議長(佐々木章君) 休憩にいたします。 (午前11時49分)
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○副議長(佐々木章君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時51分)
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○副議長(佐々木章君) 18番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これで質疑を終わります。
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△議案第78号の質疑
○副議長(佐々木章君) 日程第13、議案第78号 平成18年度仙北市
病院事業会計決算認定についてを議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) 今回の18年度の仙北市病院事業会計の決算認定につきましては、御承知のとおり決算特別委員会が来週開かれるわけでございますので、そこで詳細に審議していただくことにして、私は最小限度基本的なことだけ、ふだん自分で考えていることだけをひとつ御質問したいと思います。 まず第1点、市立田沢湖病院の平成17年度の状況については午前中からいろいろ事務長からの御説明なりいただいておるし、資料も配付されておりますのでよくわかるわけでございますけれども、特に医師不足が原因であるというふうに私も判断するわけですが、救急指定の廃止というものが医師不足によって生じたわけでございますけれども、18年度については、平成17年度ではどのくらいの救急患者が年間搬送されておったのか。中には当然外来だけで済んで帰った方もおるかと思いますし、入院なさった場合は当然それなりの入院の収入というものが入ってくるわけですが、その辺をどのように分析なさっているのか、基本的なところだけで結構ですのでお答え願いたいと思います。必要によっては資料がありましたら後で結構ですので、資料をひとつ分析しておるとすれば渡していただければ幸いでございます。 それから、2つ目には、午前中もお聞きしましたけれども、今回医師1名が幸いにして充足されたわけでございますので今後かなりの改善も見込まれると思いますけれども、それでもなおかつやはり田沢湖病院の経営が今後ともまだ厳しいということが続くと思いますので、市立田沢湖病院につきましては院長先生のお考えというものを一番尊重しなければならないわけでございますけれども、石黒市長、開設者の立場としては、現在開設者の立場に当たるわけでございますので、どのように今後の運営について院長先生とお話し合いしながら御意見を、またはいろいろ注文つけていくというふうな考え方があるとすれば、基本的な点で結構ですのでお答え願えれば思います。よろしくお願いします。 それから、3つ目には、市立角館総合病院の決算状況も資料も出されておりますので私よくわかるわけでございますけれども、ただ、私も市立病院等経営に関する特別委員会の委員の1人になってございますけれども、市立角館総合病院の院長先生はそれなりのお考えをお持ちでございまして、本来は、外来患者にウエートを置く分でなく入院患者にウエートを置き、なおかつ今後の高度医療というものを目指したいというふうなことも、理想は私理想としてわかりますけれども、しかしやっぱり病院経営を考えた場合は、開業医の先生方との病診連携のこともあるわけでございますけれども、外来患者さんをふやしてそしてやっぱり入院に結びつけていくと、そういうところがなければ私はそれは本来からのやっぱり病院の、今までも町立病院時代からやってきた一つの方法ではないかと思いますが、その点は、事務長と院長の立場もあるかもしれませんけれどもどういうお考えなのか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。 4つ目には、昨年から市立角館総合病院では統一カルテを使われまして、内科、外科、整形、脳外科または耳鼻科と他科にわたってかかる患者さんの場合について1つのカルテで使えるわけです。ただし、その際、必要によっては各お医者さん方が投薬を処方されるわけでございますので他科にわたるいろいろな薬、その中にはどこの病院も同じでしょうけれども、薬の副作用が出てくる場合どこでどのようにチェックなさっているのか。当然患者さんが直接主治医の先生に訴えればそれはそれでいいかもしれませんけれども、どこでそこをチェックなさっているのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。 5点目は、市立角館総合病院は町立病院時代から院内の売店がこれまで現在に至るまで何十年間、年間数は私言いませんけれども、今の1つの民間業者さんが独占という言葉を使えばちょっと語弊ある言い方ですけれども、今現在も経営なさってございます。当然その中の決め方としては毎年更新をする際の話し合い、なおかつ診療報酬が改正された場合のそれに倣ってその売店の施設の賃借料を支払って、金額を決めて支払っていただくわけですが、来年度からはできればそういうふうな診療報酬の改定ということでなくて、売り上げの何%というふうなことに改めることはできないものなのかどうか。いや、それはもう新病院ができなければできませんよというふうな答弁が出てくるかもしれませんけれども、今の時代どこに行っても借りた場合は売り上げに対するというふうなことが、土地を貸した場合、建物を貸した場合、特に民間の場合はそういうふうな方向がもう常識になっておりますので、その点についてはどのようなお考えなのかひとつお聞かせ願いたいと思います。 以上です。
○副議長(佐々木章君) 答弁、石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 私の方から田沢湖病院の今後の運営についての御質問がありましたのでお答えいたします。 この9月1日から新しく1名常勤医として補充ができました。現在院長を含め3名であります。しかしながら、3名で田沢湖病院が十分だという判断はしておりません。昨年3名から2名になって医師不足で非常に弱体化しておりましたけれども、その分非常勤医、応援医、そういったものでカバーをしてきたところはありますけれども、常勤医が1名ふえたことによってまたできる部分が増してきたわけであります。それで、先日、田沢湖病院の院長ともお話をしまして、3名になった時点で非常勤医の体制ではできなかった部分で常勤医3名でどの部分を復活できるかということについて、新しい先生が来て早々これはすぐには無理な話なのでここしばらく様子を見て3人の先生で十分検討をして、例えば定時以降の時間外の診療であるとかそういったことについても検討をしていただきたいということをお願いはしてあります。まだ、9月から来ていただいた先生、前任の盛岡の病院の予約を受けた患者の対応もありますのでそちらと行き来をしている時間もありますので、できれば今月いっぱいにでも再度私の方から院長にそういった問いかけをして、どうなったかという確認をしていきたいというふうに思います。
○副議長(佐々木章君) 高田事務長。
◎田沢湖病院事務長(高田光一君) 救急指定の廃止でございます。御案内のとおり18年9月から救急病院としての指定を取りやめたという、これに伴いまして夜間等の急患につきましても5時15分以降は診られないというような大変厳しい状況でございます。一般的に田沢湖病院の場合は救急車の搬送件数といいますか、大体年に250件から300件の範囲内でございます。それとプラスしまして時間外の急患等も含めまして年間3,000から4,000人の急患がおったということでございます。そのうち入院に移行される方が大体200人前後でございます。17年度の救急の患者の来院の調べにつきましては後で資料を提出したいと思います。 そこで、収益への影響でございますが、特別この分ということでは出してございませんが、過去の田沢湖病院の決算統計上、一般的な病院では医師1人1日当たり診療収入というのは40万円から55万円という中に入っています。17年度の田沢湖病院の場合は医師1人当たりの診療収入が50万円でございます。50万円に365日を掛けますと、単純にいきますと1億8,000万ぐらい損益には影響してくるのかなという、それ以上の影響があるのかなということで、ただいま市長からもありましたように、これから夕暮れ診療といいますか、あるいは時間外診療といいますか、地域の患者さんの期待にこたえるようにこれから協議し、整備の体制を図ってまいりたいと考えているところでございます。
○副議長(佐々木章君) 佐藤事務長。
◎角館総合病院事務長(佐藤秀夫君) お答えを申し上げます。 まず、第1点目の外来患者をふやせば入院患者がふえると、そういう考え方でやっていったらという御質問でございますけれども、私どもの考え方からすれば全く正反対の考え方でございます。私病院に行った際に、平成14年だったと思いますけれども、医療連携をやろうということで私提案をいたしました。その根底にあるのは、医師数の絶対数が不足をしているからであります。やっぱりドクターの先生方は、外来やって午後に検査やってそれ終われば手術もしくは病棟を回ると、とてもでないけれども今の医師数ではすべての外来を診てすべてを手術して入院をカバーするというのは私は今の医師数では絶対無理だというふうに考えています。したがって、どこを主とするかということの考え方からすれば、検査、入院、手術というのが私どもの考え方でありますし、当時の伊藤院長にそういうことを申し上げて、始めようということで始めたわけであります。現在、1日平均外来患者数については620、650よりちょっと下回るような程度でありますけれども、私どもとしましては500の後半まで落としたいというのが本音であります。ただ、単純に落とせば収入が当然落ちるわけでありますから、職員の減とかその収益との状況等を見ながらそういう方向に最終的には私は持っていってもらいたいし、持っていこうというふうに考えています。 それで、その分をどこで診てもらうのかとなれば当然診療所なり開業医の先生方ということであります。その見返りとして私どもは入院患者をもらうというのが普通の考え方だろうと私は思っております。そうしないと、やっぱり開業医の皆さん、もしくは私どもの病院の医師の皆さん方と連携はならないだろうと。外来も独り占め入院患者も独り占めというのは今絶対私は好ましい状況ではないというふうに判断をしておりますので、そこら辺のデータとか何か欲しいというのであれば後でお出しをしますけれども、そういう形で進めていくということは私どもの方針でございますので、ぜひ御理解を願いたい分野でございます。 それから、2点目のカルテの一元化に伴う薬の副作用もしくは相互作用、あるいはチェックということでしょうけれども、だれがチェックするのかということの御質問でございます。高久議員が御承知のように、今私どもはカルテの一元化ということで、各科にまたがる患者についてもどういう薬がどの患者に出されているか一目瞭然にわかるシステムになってございまして、まず第一次的には医師がチェックをします。それと、院外処方になってございますので、院外薬局から薬をもらう場合は院外薬局の薬剤師さんが説明をするということでダブルチェックのような体制になっておると私どもはそういうふうに考えてございます。また、入院患者については先ほど申したように医師が最初に指示せんを出すわけでありますから、それをそれに基づいて薬剤師が処方するというパターンでございますので、やっぱり同じようにダブルチェックの体制になっていると。ただ、それで100%すべてがチェックできているかということになれば、それは私どもも一々チェックをしているわけでございませんのでわかりませんけれども、体制としてはそのような体制であるということを御理解願いたいなというふうに思います。 それから、3点目の売店の考え方でございます。この件については平成15年の旧角館町の当時の決算特別委員会、それから昨年の18年2月の定例会の決算特別委員会の際に取り上げられました。高久議員がおっしゃるのは当然だと思いますし、私どももそこについては十分理解をしておるつもりであります。ただ、昨年答弁申し上げたように、問題点が何点かあるということを申し上げました。そこら辺も考えながら、今御提案をいただいた売り上げから何%ということについては検討するのもやぶさかでないと思いますので、そこら辺については院内で検討してどういう方向に行くかいろいろ考えてみたいというふうに思いますので、これまた御理解を願いたいというふうに思います。 以上であります。
○副議長(佐々木章君) 再質問ありますか。 (「はい」と言う人あり)
○副議長(佐々木章君) そうすれば、質疑を続行して昼食後に行いますので、喫飯のため、午後1時10分まで休憩をいたします。 引き続いて、病院事業会計の質疑を続行いたします。 (午後0時06分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時10分)
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○議長(佐藤峯夫君) 議案第78号の18番、高久昭二君の再質問を行います。 18番。
◆18番(高久昭二君) できるだけ手短にお聞きしたいと思います。 まず初めに、市立田沢湖病院の質問に対しまして事務長さんから詳しく答弁いただきましたが、1点だけお伺いしたいと思います。石黒市長さんからも答弁いただいておりますけれども、1名の医師が赴任されて今後活躍、そして期待できるということは非常に大変喜ばしいことだと思います。今後に大いに期待したいと思います。と同時に、これまでも市立角館総合病院から応援の医師派遣していただいておりますし、先ほど来、午前中石黒市長がおっしゃったように、岩手医科大とかほかの病院関係からも応援いただいていますが、それをさらに引き続いて、医師が1名補充になったからといって引き揚げるということのないようにまず頑張っていただければと思いますが、そういうふうに理解してよろしいんでしょうか、その点第1点。 それから次に、市立角館総合病院の決算状況についても答弁いただきましたが、これは監査委員さんの今回の決算での意見書の中に記載されてございますけれども、平成18年度決算で1億4,581万8,267円の赤字であると。累積欠損金が膨らみ、また内部留保資金が大きく減少していく中で、財務体質は企業経営として余り好ましい状態ではない。さらに現金比率が大きく減少しというふうなことも書かれていますけれども、それに対応すべく簡単にこうするんだとかああするということははっきりした結論は出ないかもしれませんけれども、どういう点を今後まず18年度以降留意して事務長さん、院長先生初め病院当局の方でお考えなのか、その点の基本的な点だけで結構ですので、お答え願えればと思います。 それから、統一カルテ、つまりカルテの一元化について私お聞きしたいのは、プライバシーにかかわるので個人的なことは間違っても言いませんけれども、二、三から私にもお話が患者さんからも来ています。といいますのは、やっぱり薬が非常に多いと、素人が考えて多いというのであればまだそれは右から左と流しておいてもいいんだけれども、別の組合病院なりまたは秋田の病院なりに念のためにかかった場合、非常に薬多いというふうに言われたということで整理しろと、ちょっと語弊ある言い方ですけれども、そういうふうなことで薬がかなり大幅に減らされて、またそれにかわる別の薬も出されたというケースも、二、三、具体的に聞いておりますし、またその副作用が原因で死亡したと、決して私も軽々しく原因がはっきりしないのに言いませんけれども、やっぱりそういうふうな事例もあるので、やっぱり気安くお医者さんに、この薬いただいて飲んだけれどもちょっとぐあい悪くなったということを、それは主治医に申し上げればそれが一番いいわけだけれども、なかなか田舎のお年寄りの方々というのは非常に思んぱかって言いにくいということもあるので、それを何とかつながるように、例えば外来の主任看護師とか師長さんとか、病棟であれば師長さんとかに話ができるようなひとつそういう風通しを、それは誤解もあるかもしれませんけれども、患者さんというのは我々も含めて素人ですからあるかもしれませんけれども、そういうことをひとつどこかでチェックするということを、薬事委員会がその役割を果たす場所では恐らくないと思いますので、その点もしお考えがあればお答え願いたいと思います。 それから、最後のところの売店関係は、私売り上げのパーセントにした方がいいのかまたは今までどおりの方法が、どちらが高いのかということは私計算したこともないし資料も持ち合わせていませんのでどっちが高いという私は決められないんですが、今の時点でどうなのか、その点だけもしおわかりになればお答え願えればと思います。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 田沢湖病院の医師確保につきましては市政報告でも、また午前中の答弁でも申し上げましたように現状で十分ということではないので、高久議員おっしゃるように今後も医師の確保ということに注目することについては変わりありませんので、そのように御理解いただきたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 佐藤角館総合病院事務長。
◎角館総合病院事務長(佐藤秀夫君) 決算から見た指摘ということで、第1点目、御指摘をいただきました。私どもは昨年度の決算の1億4,000万の赤字の主たる原因というのは、消化器において医師の交代があったと、それから整形について医師がけがをした関係上ちょっと患者数が落ちたということで、整形は心配していません、もとに戻っています。問題は消化器であります。その点について現在医師の招聘も含めて交渉中でありまして、その部分に力を入れていけば昨年の落ち込みはカバーできるであろうというふうに考えてございます。その2科が落ち込んだ入院患者の9割以上を占めていましたので、そこに留意をして今年度は運営をしていきたいなというふうに考えてございます。 それから、2つ目の薬の重複投与の関係であります。先ほど御答弁申し上げましたように、カルテを一元化した関係上からすれば重複投与というのは前よりはかなり減っているということでございます。ただ、この薬がいいのかどうなのかというのはあくまでも医師の判断でございまして、それを服用した結果どうなのかということについては患者さんから医師の方へ伝達をしていただかないと薬の変更とかそういうことはできないことになるわけでありますので、そこは遠慮なく申し上げていただければそれで結構かと思います。ただ、誤解をいただきたくないのは、角館病院は10種類出して大学へ行ったら1種類だということは絶対あり得ません。そんなことは絶対あり得ないことであります。したがって、患者さんがあくまでも薬が合わなかったとか多いとかということを言っていただかないとそれは変更できないことになりますので、そこだけはくれぐれもひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 それから、3点目のいわゆる売店の関係でございますけれども、現在、売店については、先ほど診療報酬が上がった段階で額を決めたらと、前はそうだったそうです。私が行く前については。ただ、私行ってから診療報酬みんな下がっていますから、じゃあ貸付金も、貸している関係からお金をいただいているわけですけれども、その部分も下げているかということになるわけですけれども、そういうわけでお願いをしています。現在、参考までに申し上げれば、売店については月12万900円でございます。それから食堂が4万2,500円であります。それから理髪が、理容店が4万800円でございます。したがって、高久議員から先ほど売り上げの何%かという御提案をいただきましたけれども、どれくらいの売り上げがあるかについては私ども現段階では把握をしてございません。したがって、私が今度検討するというのは、そこら辺の率直な考え方を私どもも相手方に伝えて、両方でいい方法を選択するという方向に持っていきたいなという考えでございますので、ぜひ御理解を願いたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 18番。
◆18番(高久昭二君) いいです。
○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これにて質疑を終了いたします。
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△議案第69号の質疑
○議長(佐藤峯夫君) さかのぼって、日程第4、議案第69号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 20番、田口勝次君。
◆20番(田口勝次君) 1つは、歳出2款総務費の12目諸費、訴訟関係費についてでありますけれども、この訴訟問題については、これまでの経過については私なりに議会の議事録なりそういうものを調べてまいっておりますけれども、わかりますけれども、前回の臨時議会の中で、1月22日ですか、臨時議会やったときに私ちょうど体調崩して休んでいましてそのとき出ていませんでして、その審議の内容がちょっとわからなかったのであれですが、市長のあいさつの中で、これに伴って議会の御理解をいただいて、そしてぜひこの案件については終結を図りたいというお話で、総務部長の答弁にもこれ以上のことは後ないというふうなニュアンスで答弁なされています。それでもう終わったのだなというふうに私なりに理解しておりましたけれども、また今こういう形で訴訟費が出てきたということで、どうしてなのかなと。じゃああのときの市長並びに総務部長の答弁ということから、何があってこのような状態に今またなってきたのかということをちょっと聞きたいなということで御質問申し上げますので、その点どういう事情があったのかお願いしたいというふうに思います。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 私の方から答弁申し上げます。 1月22日、議会の方に提案をし、御可決をいただきました訴訟関係の案件がございます。これは皆様にも今までの経緯、説明は申し上げてきましたけれども、旧田沢湖町の職員による山の石の持ち出し、これにかかわる問題で、最終的には合併前に田沢湖町の下した懲戒免職処分は職権乱用に当たるということで取り消しの決定が仙台高裁の判決で出ております。その後、田沢湖町としてはこれを不服として上告をしておりますけれども、最高裁では上告を棄却するということで取り上げてもらっておりません。したがって、その高裁のときの結果がすべてでありまして、そこでは3つの判決が下されております。1つは原判決、つまりは初審のときには有罪であるという田沢湖町行政側の意見が通って懲戒免職処分は至当であるということであったわけですが、原判決は取り消すと。それから2つ目として、被控訴人である田沢湖町、これが平成12年6月20日付で控訴人安達俊一氏に対して行った懲戒免職処分を取り消すというのが裁判所の判決であります。そして3点目として、訴訟費用は第1審、第2審を通じて被控訴人、つまりは田沢湖町の負担とすると、これが下されております。そのうち2点目の懲戒免職処分は即取り消しをし、それに基づいてそれまで支払っていなかった在職中の給与、そして退職金の支払いをし、合併に至ったということでありますが、この訴訟費用は先方からの請求があって初めて行為が起こされるということでありまして、この第2審、平成16年8月30日の判決に基づいた3点目の判決内容についての請求がこのたび安達俊一氏の方から裁判所を通して起こされたということであります。1審、2審にかかった裁判費用総額がこのたびの40万8,101円でしたか、今回お願いしている金額であります。 これにつきましては、その金額が妥当であるかどうかについては裁判所書記官がその出てきた一項目一項目を点検し、精査し、そして金額を確定して当方に通知してきたものでありまして、したがってこの訴訟費用については平成16年当時の判決に基づいて支払わなければいけないので、それを引き継いだ仙北市としてこのたび請求があったので補正予算を上程したいということであります。 なお、前回これで終わりだというような意味合いの発言、確かにさせていただいております。これについては、仙北市になってから仙北市を相手に訴訟を起こされた遅延損害金の支払いについて、遅延損害金と同時に慰謝料であるとかそれからそのときの訴訟費用、こういったことについての請求がありましたけれども、我々が交渉し示談として遅延損害金、商法に基づいた5%の利率での金額は払うけれども、慰謝料であるとかそれから相手方の訴訟費用は払わないよと。ですから、そのときに起こされた訴訟についてはこれで5%の遅延損害金だけで終わりですよという意味合いで申し上げたつもりですが、その辺十分に皆さんに伝わっていなかったとすれば表現力のまずさかもしれませんので、ぜひその点の違いを御理解いただきたいと思います。このたびのものについては新しく訴訟を起こされて負けたわけでも何でもないと、16年当時の判決の結果を請求され履行せざるを得ない内容であるということで、ぜひ議員の皆様には御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(佐藤峯夫君) 20番、ちょっと待ってください。款ごとの質疑は原則として許可しておりません。議案について総括的な質疑3回ということになっておりますので、10款の教育費、質疑を忘れておるようですので、まず質疑をして1回目のカウントとさせていただきますので、10款の教育費を質疑続行してください。
◆20番(田口勝次君) 議長に大変な御配慮をいただきましてありがとうございます。 10款について御質問申し上げますけれども、教育行政報告の中で統合小学校の準備が着々と進んでいるというお話がありましたけれども、具体的に何が準備として今着々と進んでいる状態なのかということについてお聞かせ願いたいということであります。例えば、前の質問の中でも出ていますけれども、通学路の問題。これ等については何か着々と進んでいるようには思われないし、答弁を伺いますと、例えば東小学校区については3キロぐらい、国道105号線以東については距離的には規定の距離4キロ未満であるということと、でも危険な箇所があるということで、最終的に教育長の答弁は、駅前にバスを配置してそこからバス利用をしていただくというようなニュアンスの答弁ありましたけれども、一番危険なのが105号線から踏切までの間が一番危険な通学路になるわけで、そういう意味では駅前にバスを配置しても保護者から見ると必ずしも安全対策にはならないというふうに思われますけれども、そういうものも含めて今進めている内容についてと、それから今課題として残されているものは何なのか、それらについてお聞かせを願いたいということであります。 それから、3目学校建設費の18節備品購入費2,000万円の内容についてお聞かせを願いたいということであります。
○議長(佐藤峯夫君) 大楽教育次長。
◎教育次長(大楽進君) 統合角館小学校の開校準備につきましては、昨年から開校準備委員会を立ち上げて準備を進めているところであります。8委員会に分かれましてそれぞれ部門でPTAの方、学校の先生、教育委員会職員等を入れて進めているところでありますが、御質問の通学路の問題につきましては国道105号線から、PTA説明会に4月にお邪魔したとき105号線以東の東の方の保護者の方から危険であると、遠くて危険であるというお話が出まして、公共交通機関あるいはスクールバス等を走らせていただきたいという要望が出ましたのでいろいろ検討をいたしました結果、この前教育長の答弁にもあったわけですが、現在の駅を始発・終点としているスマイルバスを、例えば菅沢団地の始発、あるいは帰りの便は2便か3便を遅くまで延長するというような案で企画政策課と協議しているところであります。それからデマンドバス、正式にはデマンド型乗り合いタクシーでありますが、それも10月1日から試験運行するということでありますので、それの活用も見据えながらこれから決めてまいりたいと思っております。 それから、105号から踏切までのところが危険だということでありましたが、そこは十分今までも東小学校の通学路になって徒歩通学でありましたので、十分安全を確保しながら進めていきたいと思います。現在、開校準備委員会の生徒指導委員会でその通学路の決定を急いでおりますので、近いうちに保護者の方に通学路として今の西小学校、統合小学校の場所まで安全な通学路を決定するように進めておるところでございます。 それから、18節の統合小学校の備品の2,000万円の内訳でありますが、主なものは、基本的な考え方としまして統合する3校の備品は、財政難の折でありますのでできるだけ使用するという方針であります。それで、新しく買う予定のものは保健室用の備品、それからワークスペース、これは今まであった各階の教室の前にある多目的なスペースでワークスペースといいますが、それのワークスペース用の備品、それから児童更衣室のロッカー、それから特別支援教育等がございますがそれら特別支援教育等の備品、それから体育館用の備品、それからそれぞれの教室、職員室、校長室その他保健室にレースカーテンなどを予定しております。購入に当たりましては、再度学校と協議しながらこの予算を有効に活用してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤峯夫君) 20番。
◆20番(田口勝次君) まず、それでは訴訟費の関係ですけれども、市長の答弁で内容はわかりました。確かにそのときの質疑の中では訴訟費用については各自の負担となるという大澤部長の答弁がなされていますので。だとすればこの訴訟費用について今負担を求められたというふうに理解すればいいわけで問題ないわけですけれども、考えてみますと、これだけ1月からなぜ期間があいていて今急にこの問題が出てきたかということは、やっぱり先方の方の納得のいかない部分があって結果的にこうなったのではないかというふうに私は思います。その点、先ほど言いましたように、相手方との関係で何かなかったのかということを、もし記憶になければないで結構ですけれども、なぜこれまで1月から9月まで期間あけておいて今急にこういう裁判費用の問題が出てきたかということについてはやっぱりちょっと理解に苦しみますので、そこら辺明快な答弁をお願いしたいと。 ということは、市長のごあいさつの中で、あいさつといってもその1月の臨時議会の中で、これ以上税金を使うということについては阻止をしなければならないというふうに考えていると、したがって何とか終結を図りたいので議会の皆さんの御理解をお願いしたいというお話がなされています。また今回も40万ですけれども税金が使われるわけですよ。こういう訴状関係にずっと敗訴したとはいえ税金が使われているということについてやっぱり市民から見ればなかなか納得のいかない部分があると思いますし、もちろんそういうふうにしないために市としてじゃあ相手方に対してどういう誠意を持って臨んだのか、どういう取り組みをしてきたのか、そういう内容があったらここで明らかにしていただきたい。市として、仙北市として相手と直接的にお話をしたことがありますかということです。 それから、これで終結するという1月22日の段階では確かに関係する弁護士さんなりいろいろな方とお話ししたと思いますけれども、本人とそういうような今後のことについてお話ししたことなど事実経過としてあるかどうか、その点についてお聞かせを願いたいというふうに思います。 それから、教育委員会の方ですけれども、そうすると今大楽次長の答弁で前に教育長が答弁した、例えば駅前から今出ているバスについて利用してくださいというふうに考えているというのは、児童・生徒は駅前まで来てくださいよということではなくて、それを危険な箇所を避けるために団地発着ということで今検討しているというふうなことだったということですか。そこをひとつ確認を願いたいというふうに思います。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 田口議員の再質問の中で、訴訟費用については双方が負担するという1月22日の議会に提案したときの総務部長の説明と今回の訴訟費用とそれが同じではないかというふうに受け取られるような感じでお聞きしましたけれども、もしそうであるとすればこれは全く別物でありまして、1月22日、遅延損害金に絡む、また慰謝料の請求に絡むときの訴訟費用については双方が自己の分は負担するということでありまして、今回の訴訟費用は田沢湖町時代の1審、2審の訴訟費用ということでありますので全く別だということで御理解をいただきたいというふうに思います。 それから、1月からこの間なぜ今ごろ請求があるだろうかということについては、私どももそこの事情等については理解はできないところでありますし、なぜですかということでお聞きした経緯もありません。このたび裁判所の書記官からの金額の確定の通知があり、それに基づいて先方にも同じものが行った結果、安達俊一氏から支払い請求を受けております。そして、期日を指定して支払い要求がありました。これが7月……、ちょっとはっきりした日にちは今記憶しておりませんが、たしか7月20日ごろまでに払えという請求であったかと思います。しかし、それに対しては当方から副市長、総務部長、担当が先方に行きまして、議会を通しての決定が必要であるので9月定例会決定後まで支払いは待っていただきたいという話はさせていただき、先方の御理解はいただいてきたところであります。相手方と接触したのは今回の件に関してのみであります。 失礼しました。先ほどの支払いの期限につきましては、7月30日から2週間以内という要求だったということであります。訂正させていただきます。
○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。
◎教育長(小林一雄君) 私の一般質問での答弁が不明確だったことおわびいたしますが、保護者からやはり交通機関があれば利用したいというそういうアンケートの中の声を生かすべく、登校の時刻に合うスマイルバスを団地発の形にして、それから下校時の時間のバスが終点を団地という形にできないかと、それが一番いいのではないかという方向に向けて、その実現に向けて今取り組んでいるというところでございますので御理解いただきたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 20番。
◆20番(田口勝次君) 1点だけですけれども、市長から今答弁いただきましたけれども、受けとめる議会側としては、1月の臨時議会の中でこれで当該訴訟については終結することになると、確かにそう言っているわけですよ。ですから終わったというふうに思うんですよね。それが訴訟関係費用ということでまたぞろその予算措置されたということについては、内容がどうであれ訴訟は終わっていないと、まだこの問題は解決していないということになるわけだよ、受けとめ側としては。それがだからしばらく時間がかかってなぜ今ここで出てきたかということについて、やっぱりはっきりしない以上我々は賛成反対の意思表示というのはなかなか難しいのではないかなというふうに思います。そういう意味では、何があったかということをやっぱりきちっとお話ししていただかないと、賛否を問われても我々が自分の意思表示をするというのは判断に大変困りますので、どういうことがあって今ここに40万なりの請求が出てきたかということについて、やっぱり確かめていただきたいわけですよ。そのこといかがですか。 私想像で物言うのは大変おこがましいわけですけれども、田沢湖時代も、田沢湖の前の町長さんも、それから仙北市の市長、石黒市長も一応終結をするとか、あるいは敗訴決定したという段階、段階、節々の中で、本人と何にも話ししていないというのは大変恐縮なことだと思うんですよ。だってそうでしょう。きのうまで職員として働いていた人が逮捕されて拘留されて、しかも職場で解雇されて、世間体なり知人、友人、親戚みんなそういうさらし者になっているわけですよ。すると、自分は悪くないということで裁判に訴えた。そして職権乱用だという結論が出た。それで本人に謝りもしないし、金さえ払えばいいんだろうと、請求されたものを払えばいいということでは私はないと思うんですよ。人の道を外れていると思うんです。当然謝るべきものは謝らなきゃならないですよ、これは。相手に迷惑かけたんですから。 これは、例えば田沢湖の前の町長さんがやらなかったらやっぱり今の市長さんが、仙北市を相手どってやるんですから市長さんが行くなり、市長が行けなかったら副市長でもあるいは担当の部長でもだれかがやっぱりそこの家に行って頭を下げて、そして早くこの問題は処理したいと、解決したいということの話ぐらいはしなきゃならないというのは当たり前じゃないですか、これは。市民をあずかっている市役所なんですよ。そこが私がきっちりいっていないからやっぱりこういう形で出てくると思うんですね。そう言うと違うと言われれば違うかもしれません。だけれども少なくともそういう対応というものをやっぱり市としてはとるべきでないかということです。そのことについていかがですかという。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 私も合併した仙北市あずかっている身としては、合併前の3町村の引き継ぎ事項については責任を持って対処しておるつもりでありますし、その心構えについては今も変わりありません。 この件に関しましては、旧田沢湖町時代に起きた問題であります。だから仙北市は引き継ぐ責任はないということではなくて、その決着については合併前に懲戒免職処分は行き過ぎであったということで判決がおり、それを受けての処置は田沢湖町で既に行っていることであるわけです。本人の身分はそこで戻して補償しているわけです。それに基づいて給与も支払い、退職金も支払っているわけです。したがって、その時点でその支払いに当たって田沢湖町サイドで御本人に対して謝罪をするのかしないのかその判断はあったかと思いますけれども、その過ぎて処置をしてしまったものに対して合併前の旧田沢湖町でこういうことがあって申しわけなかったということを、引き継いだ仙北市、仙北市長として行う必要は私はないという判断の中で進めてきております。 (「だからこうなったんじゃないかということだ」と言う人あり)
◎市長(石黒直次君) それは考え方いろいろあろうかと思いますけれども、ただし、私は引き継いだ中で引き継ぎサイドの責任があるものについては私はきっちり処置をしていくつもりで考えておりますので。 それからもう一点、今回請求のあった1審、2審の訴訟費用につきましては、通常は裁判事例いろいろ調べさせましたけれども、請求しないケースの方がはるかに多く、請求されないと見てもいいぐらいのものだそうです。私どもも遅延損害金及び慰謝料の請求のときに、さかのぼっての1審、2審の訴訟費用、これについてはどうしますかとか、いいですよねという確認を相手にすることによってどういうことになるかということになれば、逆に通常請求しないケースが多いものに対してこちらから払おうとする意思表示をすることにもなりかねないということだったと思います。それは向こうからの請求があって初めて今回のことになったので、それは2審のときの16年の決定事項としてそれを履行するしか引き継いだ仙北市としてはとる道がないということの判断で今回補正予算をお願いしているところでありますので、ぜひその辺の御理解はしていただきたいというふうに思います。 (「議事進行」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 20番。
◆20番(田口勝次君) 今、市長が言ったように、通常であればそういうことはないはずだというふうに我々自分も思っていると、しかもあなたは前の答弁でこれ以上税金使うことはしないと、されないということで何とか議会の皆さんに理解してくれということで言っているんですよ。だとすれば、通常あり得ないものを、一方では税金は使いたくないという意思がもしあなたにあるとすれば今回の提案というのは取り下げてもらいたい、正直言って。それを払わなければならないという考え方に立つというのはおかしい。 だから、そこに、相手方との間に何らかのわだかまりがあるからこれで処理をしようというふうになったんじゃないですかということを私聞いているんです、再三。きっちり双方で話がついていればこういったことは通常起きないというのは当たり前の話なんです。それが起きてきたということは、何かがあるから起きてきたことになるんです。それが何だかということを質問の冒頭に聞いたんですよ。でもなかなかその答えが出てこない。 それで、前の田沢湖の問題だから私は仙北市長として別にそうした謝る必要もないと、そういう対応する必要もないという言い方になってくれば、議事録を振り返ってみればこれ以上使いたくないと、それから今の答弁でこういうことはあり得ない話だと。だったら議会に出さないでください。提案を取り下げしてください。取り下げることについていかがですか。
○議長(佐藤峯夫君) ちょっと待てよ。今のはあれですか、質疑ですか、あるいはあれですか、議事進行。 (「議事進行です」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 議事進行。 ただいまの20番の意見は議事進行と認め、1月の議事録を調査するために暫時休憩いたします。 2時30分まで休憩します。 (午後1時51分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後2時22分)
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○議長(佐藤峯夫君) 先ほどの20番議員の議事進行についてはただいま調査中であります。したがって、質疑を続けます。 13番、田口喜義君。
◆13番(田口喜義君) 2点通告しておりますけれども、企画費については一般質問で申し上げましたので企画費の方は割愛をさせていただいて、この財産管理費の普通財産管理費の1,000万というのについてお伺いしたいと思います。説明の中でこの水沢リフトの修繕費というんですか、912万というような説明をいただきましたけれども、この912万の中身について。 それと、当時を振り返りますと、旧田沢湖町が1億3,000万でしたか、それから県が恐らく5億だか6億の資産を譲渡したという、この経緯はリフト会社が赤字でその償還が大変だということでその財産を買い取りしたという経緯ではなかったかなと思いますけれども、そうすれば県が所有しているものについてはどのような対応をしているのかについて伺いたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 大澤総務部長。
◎総務部長(大澤隆君) 13番さんの議案質疑にお答え申し上げます。 水沢ロマンスリフトの修繕料につきましては902万4,750円でございます。1つには支えい索の交換668万8,500円、それから非常用制動機の分解整備が115万5,000円、制動機の油圧ユニットの分解整備が118万1,250円でございます。なお、このリフトにつきましては、18年度も緊張ユニットの交換とかで総額903万円の修理費を投じてございます。今回整備が完了すると当分の間整備の必要はございません。 それから、過去の経緯でございますが、水沢ロマンスリフトにつきましては、平成13年10月17日に田沢湖高原リフト株式会社よりかもしかロマンスリフト、水沢ナイター設備とともに田沢湖町が購入しまして、13番議員さん御指摘のとおり1億3,213万2,000円で取得していまして町有財産となってございます。その後、17年6月3日にかもしかロマンスリフトについては秋田県に無償譲渡してございます。したがいまして、現在所有するリフトは、水沢のナイター設備と今御説明申し上げます水沢ロマンスリフトだけでございます。 それから、あと前段のことについてちょっと手元に資料がございませんので、調査次第御答弁申し上げます。
○議長(佐藤峯夫君) 13番。
◆13番(田口喜義君) かもしかリフトは無償譲渡したというような説明いただきましたけれども、このときに水沢リフトもみんな会社に無償譲渡したらと、必ずこの修繕費は出てくる。今回はワイヤーと制動機というような話ですけれども、いずれこれで終わるということは絶対ないんですよ、次は今度軸の交換だとか金目のところが出てくるんですよ。ですから、この貸し付け料というんですか、どのぐらいなのか。恐らく微々たるもので、かなり減免していると思うんですけれども、こういう修繕料をかけるよりはこれ今からでも遅くないから無償譲渡をする方法があるのかどうかということと、ちょっとこの水沢リフトからかけ離れますけれども、関連ですけれども、アッスルスキー場も昨シーズンは営業をしておりません。ことしはどうするのか。そして、そのドリームビジョン株式会社と無償の契約をしていると思うんですけれども、それはどういうふうになっているのか、あわせて伺いたいと思います。ちょっとかけ離れた質問ですけれども。
○議長(佐藤峯夫君) 大澤総務部長。
◎総務部長(大澤隆君) 水沢ロマンスリフトの整備費用につきまして今回補正をお願いして、議決の結果修理するわけでございますし、お客様を乗せて運転するということになりますとどうしても安全性の確保が必要だと思います。 それから、今後のことにつきましては、田口議員御指摘のとおり、私どももいい機ですので、どうか県の方に引き取ってもらいたいということは交渉してみたいと思います。去年まで県の教育委員会の所管でございましたが、19年度から観光課の方に所管が変わったようでございますので、改めて副市長もおりますので、そこら辺を県の意向を聞いてみたいと思います。 それから、アッスルスキー場のドリームビジョンにつきましては、昨年も営業しなかったのでことしも営業はしないと思います。ただ、財産の撤去等については予算等の関係もございますのでまだ市内部の方針が固まっておりませんので、早期に結論を出したいと思います。 それから、以前の貸し付け料につきましては、これの正式名称忘れましたけれども、組合の方から10年間にわたって支払いたいという申し出がございます。 (「貸し付け料どこの話ですか、私聞いたのは水沢リフトの貸し付け料は幾らかと」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩いたします。 (午後2時29分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後2時37分)
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○議長(佐藤峯夫君) 大澤総務部長。
◎総務部長(大澤隆君) 大変暑い中お待たせしまして、大変恐縮してございます。 水沢リフトのロマンスリフトの貸し付け料につきましては年額61万3,671円でございます。これは固定資産税相当額ということで、田沢湖リフト株式会社の方からちょうだいしてございます。 それから、アッスルの過去の使用料ですが356万9,951円ございまして、平成19年度から10カ年でこの総額を支払うという予定になってございます。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 13番。
◆13番(田口喜義君) 今のアッスルもことしから10年間で356万円返還するということなんですけれども、いずれ昨シーズン1年休んでしまえばあと再開というのはかなり厳しいのではないかなと。先ほど総務部長が解体費とかと言っていますけれども、あの解体費もままならない額で上がってくるのではないかなと。今からですよ、例えば今鉄が高いとすれば無償であげるから持っていっていただくんですよ。やっぱりそういう策を講じていくべきでないかな、建物も建っておりますし。その点もしありましたら伺いたいと思います。なければ結構です。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) アッスルスキー場の件に関しましては、昨年、休業というよりもドリームビジョンからは平成18年度から営業をやめたいという申し出を受け、そして今までたまった貸し付け料の未払いの部分について協議をし、先ほど言いましたように10年で返してもらうということになっておりますので、上り坂の途中等にあります看板等についてもアッスルスキー場という表示は今ほかのものに塗りかえております。アッスルスキー場は現在存在しないという状況であります。したがって、リフト、無償でといっても当面のところ相手先があるわけではありませんので解体の方向になろうかなとは思いますが、鉄材の価格のことも考えに入れながら解体の方法、時期、そういったことについて検討をしていかなければいけないと思っておりますが、まだ具体的にそこまで踏み込んでおらない状況であります。
○議長(佐藤峯夫君) 13番、田口喜義君の質疑を終わります。 通告により、続いて、21番、佐々木章君。
◆21番(佐々木章君) 1点だけお伺いいたします。 歳出8款都市計画費、街路事業費、予算の増減はゼロですけれども、組み替えということで節のところでお聞きすることになると思いますけれども、工事請負費の減額が1,910万、そして委託料が700万、それから補償補填及び賠償金が1,210万、この組み替えではないかと思いますけれどもこの内容について、組み替えの内容がどうなっているのか。 それともう一つ、6月議会のときに私一般質問した後であれでしたけれども、6月18日に計画変更ということで県なり国との協議に入っていたと思いますけれども、そのことがどのような結果になっておるのか。また、その折には今後のいろいろな中で担当委員会の産業建設委員会とも十分に協議をしながらということでしたけれども、正直言いまして、話を伺いますと産業建設委員会との協議とかそういうこともなかったように伺っておりますし、今回予算の組み替えをしているということは大分事業としての内容が進んできて総体的な事業変更した部分の内容がほとんど詰まった形ではないかなと私思いますので、そこのところをちょっとお伺いしておきたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 今回の補正に付しておる内容でございますが、1つは、まちづくり交付金事業の駅東地区の南北線につきまして、前から議員の皆様初めいろいろな方々から県道広久内角館停車場線並びに市道の神代第1幹線との変形交差点の解消要望が出されておりまして、今回の南北線の改良に伴いまして、この部分を正式な形での交差点改良というのは警察と協議したわけですけれども、やはり家屋の移転、それから南北線の縦断勾配の変更というものを総体的に加味して直さなければうまくないという御指摘がございまして、ただ、現在の状態で道路をつくっていくということについても交通安全上の問題が発生するということで、できる範囲の中でこの交差点をなるたけ平面交差が可能なようにしたいというような考えから、個々に一部の方の用地を協力願った上でできる範囲の平面交差をしたいということで、今回委託料の中に建物調査並びに用地測量、それから土地家屋の鑑定評価業務委託をお願いするものでございます。それと、南北線の一部の2件分ですけれども、補償費を計上しておるところでございます。 それからもう一つは、ただいま御指摘ありましたとおり、田町の交流広場につきましての建物を含めた周辺の設計業務委託を530万円ほどで実施したいという形でございます。この内容につきましても関係者並びに産業建設常任委員会等でいろいろな御意見をちょうだいしたところでございますが、いろいろな中でトイレ、それから休憩施設、そういう最小限の中で周りの整備とあわせて建設していきたいという形の中で今後進めていきたいというふうに考えております。NTTとの価格の交渉も今後ありますけれども、それを踏まえて全体的な形のものを業務委託しながら、形が見えた中での今後説明等をしていきたいというふうに考えております。 それから、今回の8月18日の変更でございますけれども、今回の交流広場の整備、約720平米ほどの施設整備とそれと基幹道路の区域内道路の変更ということで、県を通して国交省の方に申請しているということでございます。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 21番。
◆21番(佐々木章君) 申しわけないです。私ちょっと勘違いした部分もあったので、もう一度確認の形になると思いますけれども、そうしますと、6月議会の前の産建の協議会があって、その折にNTTの跡地の計画変更といいますか、あるいは内容等について一応整理をいただいたということで計画変更の申請といいますか、国・県との協議に移っていったと思いますけれども、その件については具体的に今回組み替えの中に一部あるかもしれませんけれども、総体の事業費の何ていいますか、割り振りといいますか、そこら辺はまだ終わっていないんですか。もう正直言いまして、私なりに地元で聞いている話としては、NTTさんとの話は8月までには終わるんじゃないかというふうに伺っていたので。 そうすると、今の部長の答弁ではこれからの課題として、要するに用地の取得についてはこれからの協議でやっていくというふうに私今受け取りましたけれども、具体的なことはまだ全然、全然という言い方が合っているかどうかわかりませんけれども、あの6月12日に産業建設委員会に出した資料に基づいた範囲内のことでやっていこうということですけれども、具体的な中身についてはこれから財源の措置等やっていくということで、まだ細部にわたっての計画とか何とかということは進んでいないというふうに受け取っていいのでしょうか。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 総体的な1億700万については変わってございません。ただ、これは産業建設常任委員会の協議会でも御指摘されたわけですけれども、当然当初の考え方から縮小した部分もございますのでそういうのを早く出すようにという御指摘はございましたけれども、例えば建物の実施設計並びに周辺の環境整備とあわせて早いうちにその方向性なりを出したいというふうに考えておりますので、その辺の詰めはこれからになると思います。 NTTの協議につきましては、今後の撤去するもの、そういうものについては確認はとれます。ただ、これから契約、価格の問題点の詳細についてはこれから詰めるというところでございます。
○議長(佐藤峯夫君) 21番。
◆21番(佐々木章君) もう一回だけあれですけれども、今、部長の方から話ありましたけれども、いつごろをめどにしてこのNTT跡地の利用の具体的な事業化に入っていくのか。今の時点の話ですと、まだはっきりした考え方といいますか、もちろん私も産業建設委員会とは十分に協議をしながらやっていくべきことだと思いますし、また意見を尊重なさるということはそのとおりだと思いますけれども、その事業を進めていくめどとしては当局の考え方がきっちり示されるのはいつになるのか。どうもまだはっきりしないでつかみ切れないと私どもそう受け取りますので、当局がいつまでに委員会側と協議をしてきっちりその方向づけを出すのか、そのことだけ1点聞いておきたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 NTTの交渉については、できますれば9月中にまとめたいというふうに事務方としては考えております。 それから、今後のNTT跡地といいますか、市街地の整備につきましては、今回の補正予算を御可決いただいた上においてなるたけ早く実施設計をしたいというふうに考えております。
○議長(佐藤峯夫君) 21番、佐々木章君の質疑を終わります。 続いて、16番、浅利則夫君。
◆16番(浅利則夫君) 4点お願いしておりますので、順を追って質問をさせていただきたいと思います。 初めに、6ページのところの債務負担行為補正、追加で仙北市活性化施設管理運営業務委託ということで載っておりますけれども、これたしかかたくり館のことで、今後の指定管理に向けた追加というような説明でございました。債務負担行為の補正、追加でなく、当初にかなり多項目載っておりますけれども、どうしてこれが当初予算でこうしたこういう債務負担、これができなかったのか、これをまずお伺いしたいと思います。 それと、指定管理に向けたこの追加というようなことでございますけれども、この指定管理に移行するに当たっての今後のスケジュール、これをちょっとお知らせというか、どのようなスケジュールなのかお答え願いたいと思います。例えば、まず現在たしかこれ指定管理でなく業務委託というような形になっておりますけれども、この今の委託先、地元の人がやっておりますけれども、実際どういうふうな団体なのか。正式名称と並びに今後の指定管理者制度に移行するに当たってこの団体、今の委託している関係、そのまま引き継ぐものなのか、公募型で別の業者が来てやり得る可能性があるものなのか、そこら辺お答えを願いたいと思います。 次に、2番目が訴訟費用関係ということで、12ページの総務費、諸費の訴訟関係費です。これ田口先輩議員さんの今までの質問聞いておりましたけれども、私も1月の臨時議会のときのあそこら辺まで記憶を戻してたどってみたいと思いますけれども、実際この訴訟に関しては市民の責任でなく、言ってみれば前田沢湖町長のちょっと勇み足みたいなそういう処分によって起こったことで、これを市民の税金というか予算で使わないで、何かしらこの前町長の責任というか、責任分というわけではないけれども負担してもらうように市長に話をするべきではないかというような質問した記憶があります。そのとき何かこう話はしてもいいんですがというようなニュアンスの答弁をいただいたような気がしますけれども、私の勘違いだったかな。ということで、実際またこういうふうな形で出てきたんです。ということで、ずっとこれ引きずってないか、どこかにやはりそうした勇み足分の責任というかそういう分で、全部市民の負担だけで払うんじゃなく、何とかこう気持ちをあらわしてもらえないかというようなそういう形の御相談はできないものなんでしょうか。まず、今回に当たっても多分そういう形でもできれば市の予算も使わなくてもいいし、そういうことでこの件に関しての市長のお考えをお伺いしたいと思います。 次に、農業振興費についてですけれども、実際「目指せ"元気な担い手"」これ追加分だと思いますけれども、この追加によって「目指せ"元気な担い手"」この夢プラン、総額幾らの事業費になるのか。これ市の負担分だけかな、受益者負担すべて含めてこの夢プランの総額の金額をお知らせ願いたいと思います。 それとあわせて、この事業にかかわる個人、団体の経営体の数、これをおわかりになりましたらお願いしたいと思います。 それとあわせて、一般質問でも農業関係の話が出ましたけれども、そろそろ来年度の予算の編成にも入ると思います。ということで、実際農業者、認定農業者に重きを置いた補助体制みたいな感じですけれども、やはり今の農業を考えるに小規模農業、認定になれないまでも担い手農家、その中堅の担い手農家もたくさんいると思います。そうしたものにももう少し支援の市独自の政策、またあるいは県とあわせた、国からは来ないかもわかりませんけれども、県と市と歩調を合わせたような形の支援がなければ、何か農地が荒れて、大規模農業だけでこの仙北市の一円の農地とこれを守っていくにはちょっと無理があるような気がしますけれども、そこら辺どのようにお考えなのかお願いしたいと思います。 最後に、土木費の街路事業費、実際これまちづくり交付金事業費の款項目の変更みたいなんですけれども、この工事請負費のマイナス、15目の1,900万、これ実際は今後まちづくり交付金事業、かなりの予算では1億5,600万あれなんですけれども、これの工事、全額の工事の請負費の差額とかでこれだけのマイナスの補正だったのか。 あわせて、この委託料と補償費等、これの詳しい内容とこれ当初に載せなかった、途中で補正しなければならなかったその理由もあわせて御説明お願いしたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) それでは、2点目ではありますけれども、私の方から最初に答弁をさせていただきます。 訴訟の関係でありますけれども、これは先ほど20番議員さんにもお答えしておりますように、過去の経緯の中で平成16年の2審の結果を今回履行するということでありますが、まずはその前の当時の首長に対してその一部でも負担してもらうように話をすべきではないかということ、これは1月22日の議会のときも浅利議員から御質問をいただいております。そのときにも会って話してもいいとかというようなことは申し上げた記憶はございません。それこそ先ほどから御説明しておりますように、その裁判処分の決定に対しては、それを受けて旧田沢湖町として処分が行き過ぎであったということで本人に対し身分を復帰し、その結果として未払いの給料を支払い、そして退職金を支払ったということであります。今後においても私の立場で旧田沢湖町時代の決定者に対して何らかの負担を求めるということについては、それをしなければいけないという気持ちは持っておらないところであります。逆に言いますと、前回の議会のときに総務常任委員会の中で私の見解を求められ書類で提出しておりますけれども、議会の皆様にそれがどのように行き渡っているかわかりませんが、私はそれをやることは旧田沢湖町の当局並びに旧田沢湖町の議会の尊厳を侵すことになるというふうにとらえてそういう表現を使わせていただいております。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。
◎産業観光部長(野中秀人君) それではお答えします。 最初に、活性化施設の債務負担行為でございますが、これは、この施設については18年度では直営で職員を置いておりました。今年度は職員を置かず地元の団体に管理をお願いしてきましたけれども、20年、来年度から指定管理に移行するというようなことです。 それで、1つ目の年度当初になぜこれを上げられなかったかというようなことですけれども、18年度の途中からやったものですので、大体1年間の経費がまだわからなかったということです。 それから、今後の移行するためのスケジュールでございますが、いずれ今後要綱を定めて、そして募集をして、そしていろいろ選定の事務に入って、そして12月議会には議会の方に御相談したいと思っております。そして3月の当初から指定管理にしたいというふうに思っております。したがいまして、今の債務負担がなければそういう動きができないことですので今お願いしたところでございます。 それから、3つ目の今の委託管理先ですけれども、西木町の谷津、鎌足、小山寺集落の代表と契約しながらお願いしております。 それから、今後も引き継ぐかということですけれども、いずれそこの団体はいろいろかたくり、クリとかそういう和紙、この施設の条例に合った資源がいっぱいありますけれども、私個人としてはそこにやってもらいたいと思っておりますけれども、いずれ一般から募集をしたいと思っております。 それから、夢プランでございますが、夢プランの総額でございますが、6,052万1,000円でございます。総事業費です。 それから、経営体の数ですが、対象戸数が84戸で認定農家数が30、それから法人関係の組織体が7団体でございます。 それから、総事業費のうち県の補助が2,016万6,000円でございます。それから市の補助が1,007万6,000円でございます。 それから、担い手の支援の関係でございますが、この夢プランは、県の補助の要綱が変わりまして今年度からこういう経営組織体のみというようなことです。それで、それに基づいて市も補助しておりますけれども、ただ、この事業にかかわらず市では今年度新たに認定農家でなくても、それから法人でなくてもチャレンジできるというようなことでアグリビジネスのチャレンジの支援を行っておりますので、今後もこうした個人でもやれるようなものをいろいろ検討してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 今回の補正で当初時に盛らないのはなぜかという御質問に対しまして、先ほど申し上げましたとおり、県道との平面交差を地域の要望にこたえる形で整備していきたいというのが1つでございます。それから、田町の交流広場の方向性が定まってきた中で実施設計を組みたいということでお願いするものでございます。 駅東南北線の委託料の内訳でございます。南北線の建物調査用地測量委託として150万円、同じく土地鑑定評価業務委託として15万円、それから田町交流広場の実施設計業務委託として530万円を計上させていただいています。それから補償費合わせて1,210万円、合わせて1,910万円でございます。これを工事費の減額1,910万円で対応したいということで、この内訳については請負差額並びに軟弱地盤対策の工法の変更によって対応したいということでございます。
○議長(佐藤峯夫君) 16番。
◆16番(浅利則夫君) 1点だけ。 かたくり館の方なんですけれども、来年度の4月からは指定管理で対応されたいような説明ですけれども、現在の委託が集落の代表者と契約しているというような答弁ですけれども、ということは、何かあそこの施設は地域に密着したこういう和紙の工房とか、何ていうか、調理場じゃない加工所みたいなそれの複合経営で地域にとってかなりプラスになる事業が組めるかなと思いますけれども、そのかたくり保存会とかたくさんさまざまな団体ありますけれども、そうした人たち、すっかりとこう単なる代表でなく法人格のあるそうした団体でなければ多分指定管理者となれないと思いますけれども、今のところそういう代表に委託していると、そういう形でも同じような形で指定管理にはできるというようなことですか。改めて組み替えをするというか、団体をもう一つすっかりと立ち上げながら指定管理、その今やっている人にも公募の参加ができるような体制にしたいというようなお考えなのですか。そこら辺ちょっとお伺いしたいと思います。 あとは訴訟関係ですけれども、何かこう尊厳を傷つけるという、尊厳にもかかわるというような答弁でございましたけれども、どうももう少しかけ離れた、理論がかけ離れていたそういうような答弁と私は思います。何となく気軽に、今回男鹿市の方でもたしか副市長は例の医療関係の、医者関係のことでやめましたけれども、最初は、当初は私はいろいろ責任をとったからそういうものにはタッチしないというような感じですけれども、最終的には、いや私もなけなしの分を出しましょうというような形でこの前魁に載っております。そういうような形で、補償とか何かでなくそういう形で、気軽な形で。これだけもうかかったんだからというような大上段に立ったそういう交渉でなく、何かそういうような形でできないかと私聞いたわけでございます。そこら辺でちょっと市長が勘違いしているんじゃないかなと思いますけれども、再度お願いしたいと思います。2点で結構です。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 私の気持ちとしては先ほど答弁申し上げたとおりで変わりありませんけれども、大上段ではなく気軽な気持ちでということでありますけれども、個人間の話し合いについては私はそれで結構だと思います。行政として、大波に当たってやはりきっちりとした形で筋を立てて話をして取り決めをしないといけないと思いますし、これは今回の個人的に言えば安達さんに対してどういうコンタクトをしたか、話をしたかという御質問も前からいただきますけれども、これに対してもやはりそういう大上段といいますか、きっちりした形のお話し合いでなければ、逆に言えば裏取り引きというようなことになるわけでありますので、これは私としてはそういう行為をするつもりを一切持っておらないということで御理解いただきたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。
◎産業観光部長(野中秀人君) 現在行っておりますかたくり館の管理の関係ですが、先ほど話しましたように、八津、それから鎌足、小山寺というような集落ですけれども、この中にかたくりの組合、それから和紙、それからクリの組合それぞれダブって組織されておりますので、今は集落の代表ということで全部含めた代表と契約をしております。それで、運用についてはそれぞれの会が一緒になってやっておるようです。
○議長(佐藤峯夫君) 16番、浅利則夫君の質疑を終わります。 次に、6番、安藤武君。
◆6番(安藤武君) 私は今まで大分し尽くされたような中身の2款の1の12の19の訴訟関係とその節の集会所の補助金についてであります。 最初に、訴訟関係でありますけれども、かなりこのやりとりの中で大分皆さん方も理解されてきたというふうには思います。やはり何といってもこの件は後終わったというそういう認識を強くまず持った、これがやっぱり非常に今尾を引いているその段階であったけれども、いやそうでない、やはり最高裁のというようなところで説明があったわけなんです。 実は安達さんから私のところに8月16日付でファクスがあったんです。その内容というのは、今までの経緯をずっと並べてきましたし、私も大体認識していることと同じだなというふうには思っておったんですけれども、ずっと後段の方に、今20番さんも言われておったんですけれども、この
損害補償請求事件が1月29日に和解をしたと。その席において、そのときに今後前訴--さきに争った部分のその訴訟費は請求しますよと言ってあると言っているんですね。そのときに市側の職員も立ち会っておるというので、市長は恐らくその報告は聞いておった、理解をしておるというふうな判断をしているんです。そのことが、理解をしておって、今この申し立てによって、この申し立てというのは10年間の有効期限があっていつでも出せるそういうものでありますから、あとは、要は問題は気分の問題なんです。 まず最初にお聞きしたいのは、市長、今度この訴訟費は出しますよということを聞いておったのかと。 それから、そういうことによっていずれ、先ほど20番さんもかなり強く言われておったんですけれども、ここに書いてあるのはこう書いているんですよ。「今回請求しないでほしいというふうに言ってきたことは一切なかった」と。市長は、いやいやもう行政としてきちんと対応するんだと、そういう裏取り引きはしないというふうに言っていますけれども、恐らくこの裏を返すると、私どもはずっと前から謝罪をした方がいいのではないかという言い方をずっと言ってきたんですけれども、それが一切なかった。そういうことによって通常あるべきことでないというふうに言われたんですけれども、これは全くそういう分の言い分なんだ。それがもしか謝罪しなくても話し合いでもしておれば恐らく向こうは引っ込んできたかもしれない、そういうふうに理解するものでありますけれども、非常に今の市長の答弁、またこの部分聞いても同じ答弁だと思いますのでそこは答弁要りませんけれども。支払い期限があったということなんですけれども、これはやはり一定の期限が設けておらないとそこからずるずると行くということについては非常にやっぱり心配な材料なので、これが期限になったということはわかりました。 もし、この訴訟費の関係でまず通らなかったと、そうした場合にこの後のやりとりというのは通常のやっぱり5%がまたかかってくるというふうに理解はするんですけれども、そういう心配は要らないというふうに考えているかもしれませんけれども、これはわかりません。そういうふうになった場合の対応の仕方というものもやっぱり今度ある程度説明していかないと、こういうふうにかかってしまうということがここでわからないと非常に簡単に、かつて田沢湖議会で簡単に否決、それこそ住民の理解が得られないということで否決をしたその経緯からすると、やっぱりそういうことでまたさらに延びるということでこういうふうにかかってくるという説明もやっぱり必要ではないのかというふうに思っております。この件についても若干触れていただきたいというふうに思います。 いや、何といってもこれで完全に終わりなのかということがやっぱり今一番心配されていることなんですけれども、私が思うに、いや、やる気であればさらにまだ出してくる、そういう素材というのはあるわけですね、それは市長も理解できると思うんですけれども。そういうものを防ぐためにもやっぱりちゃんと会って、謝罪は私はもう謝罪という表現するという……、やっぱり公人、個人対個人はやっぱり感情になってしまう、これは多少やっぱりそういうのがありますけれども、そういう立場の負けた、勝ったというそういう勝負の世界であれば、やっぱりそこはもう気持ちは必ずしも通じておらなくても頭を下げるべきだというふうなことをずっと思ってきたことから言わせると、裏取り引きと言われてもいいですからやっぱりこの際はちゃんと会って、その後はこれで終わったんでしょうかというぐらいのあれはきちっと終えた方がいいのではないかなというふうに思うんですけれども、今の段階では何とも言えないそういう状況の中にあるというふうに思います。まずそれは、訴訟関係ではそういうことです。 それからもう一つは、これは全く単純なことなんですけれども、集会所の補助金であります。これが合併前と合併後で中身が変わったのか。要綱の関係なんです。 これと、例えば生保内であれば財産区のかさ上げがあってかなり優遇されたそういう補助制度があったと、これが今どうなっておるのかということと、集会所がいくらぐらいあるのかということであります。 あと、またその要綱をちょっと私どもも見てみたいということで、後からで結構でございますけれども、その要綱をお願いしたいということであります。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 訴訟関係の件でありますけれども、6番、安藤議員さんが安達さんからファクスをいただいておったというお話は今初めてお聞きをいたしました。 合併した後の仙北市としては、合併後に御本人から投げかけられた問題、つまりは今まで処理してきたのは仙北市を相手取って遅延損害金の支払い及び慰謝料の請求ということで訴えられて、それに対する整理をし、交渉をし、そして結果として遅延損害金は商法で定められた率の中で支払い、そして慰謝料については取り下げてもらうというそういう結果、これは裁判所の和解勧告等も取りつけて相手にも納得していただいたということで処理をしてまいりました。したがって、そこにおいて相手に対して私は謝罪すべき失礼をしたというふうには考えておりません。 そして、今安藤議員が求められている処分、かつてあった処分が失礼に当たるとすれば、旧田沢湖町時代にその結果に対して裁判所から行き過ぎであるということで処分を取り消し、そして何遍も申し上げて申しわけありませんが、未払いであった給与及び退職金の支払いもし、それは議会の皆さんも議決したことであります。ですから、私はやるとすればそれを支払うときの一つの条件として今後のことも考え、田沢湖町議会においてその当時の首長に対してそういう行動を要求すべきであったのではないかというふうに思います。 私は、その時点は既に過ぎて、そして仙北市で引き継いだ後に安達さんの件でかかわってきたのは遅延して支払ったものに対するその利息、損害金の処理ということでありましたので、その点、一つの合併の区切りの中で時間的な経緯、その当時当時でその処理すべき当事者はどういう人たちであったのかということをお考えをいただければありがたいなというふうに思っております。
○議長(佐藤峯夫君) 大澤総務部長。
◎総務部長(大澤隆君) 集落集会所の建築費の補助金交付要綱でございますが、新築の場合は事業費の105分の1でございまして限度額が120万円でございます。今回の事案につきましては改築でございますので、これにつきましても事業費の2分の1ではありますが限度額は60万円でございます。今回の事案は154万9,000円の事業費に対して2分の1で70数万になりまして、限度額が60万円でございますので今回60万円を提案させていただきました。 それから、生保内財産区の区域内につきましては、集落集会所の建築に対する補助金については、新築・増築等の補助率が2分の1でその上限は1,200万円でございます。それから土地取得費、それらについては固定資産評価価格の50%、ただ上限が200万円となってございます。それで、先ほど1,200万円と申し上げましたけれども、その2分の1が600万円になるわけでございますが、市の限度額120万円を引いた額が、要するに480万円が生保内財産区域内で最高の支給額ということになります。田沢財産区については、このような要綱はまだ設けておりません。 それから、集落集会所の数の件ですが、まことに勉強不足で申しわけありませんが、市の財産でございませんので現在把握しておりませんが、今後できるだけ把握するようにしたいと思います。 それから、先ほど訴訟関係の御質問の中で、安達氏からファクスあるいはお話聞いたのかもしれませんが、そこはあれですが、和解の席上、1月29日ですが、そのときには今回の訴訟費用を請求すると安達さんが言っているようですが、私どもの方ではその話は聞いていないで、議決書の確認をしていただいて、いつ支払える日なのかということを決め、それから議決書にあるとおりの和解調書に記載してもらって、五、六分で協議が終了してございます。 それで、弁護士の方からもそういうことの説明を受けておりませんが、後で旧田沢湖町の議事録を見て訴訟費用の請求があれば支払いしなければならないということは気づいておりました。ただ、その日については相手からは一切話がありませんでしたし、市長の方がさきに答弁したとおり、こちらからもそのことについては言う問題でないと認識しておりました。
○議長(佐藤峯夫君) 6番。
◆6番(安藤武君) 今の部分ですけれども、原告人代理人から被告人代理人に請求しますよということを言って、そのことは専門用語だからちょっと理解はし得ないのではなかったかというふうに安達さんもここで言っているんです。そのことがきっちりわかっていればやっぱりもっといろいろな対応ができたのではないかなというその文書があるんです。私のところには一切そういう交渉がなかったというのは、やっぱりそういうことを指しているのかなというふうに私はそういうふうに理解できます。 そういうことであればこれも仕方ないというふうに思っておりますけれども、さっき私の聞いたことの中で、完全にこれでこの関係のその事件が終わったのかということに対してのお答えと、そしてこの訴訟費用を含めた旧町、市側が払った訴訟費関係の総額は、前回聞いておったんですけれども、さらにこれがプラスになるわけですからその総額は幾らになるのかということを伺います。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 請求しますよという発言があったけれども聞いておったかということに対する答弁、私漏れておりましてまことに申しわけありませんでした。先ほど総務部長が答弁しましたように、仙北市役所にはその旨は伝わっておりませんし、当然私も聞いておりません。ただし、聞いておったとしてもそこを何とかしてもらいたいとかという、仮に事前にわかっておったとしてもそれは交渉すべきものであったかどうかということについては、私は今までの経緯の中で相手に対してそのお話をするのが相手の心情を和らげたり交渉が有利になるというふうにもなかなか考えにくいところがあるので、これは仮定の話なのでこれ以上は申し上げません。 それから、このたびのことですべて終わりなのかということについては、これは完全に今回で終わりだというふうに思っておりますが、今回に関しては合併前の高裁の判決の結果の履行ということでありますので、それを行った結果として相手にこれで終わりですねという確認はできると思っておりますので、そこはきっちりとこのたびの支払い時点において確認をさせていきたいというふうに思っております。
○議長(佐藤峯夫君) 大澤総務部長。
◎総務部長(大澤隆君) 第1審の平成12年度から前回の臨時議会、平成18年度の遅延損害金まで合わせて1,412万8,525円でございます。それで、今回の費用40万8,101円で合わせて1,453万6,626円になります。これには給与とか退職金は入ってございません。
○議長(佐藤峯夫君) 6番。
◆6番(安藤武君) 最後ですけれども、浅利さんもおっしゃっておったんですけれども、安達さんは、本心だとは思うんですけれども、この遅延損害金や訴訟費についてはやっぱりこの「裁量権の乱用した本人」とそれからもう一つは「それにかかわった者たち」とこういうふうにここでは言っているんですけれども、「負担をさせるべきではないかと市民や私もそう思っています」というふうに言っています。この中には「仙北市長への請求書にはその旨陳述をいたしていますので、これを理解を求めるように」というような中身があるんですけれども、もしその請求書、金額のほかに何かあったら差し支えない範囲でいいですよ、要約をして説明を願いたいと思いますが、ありますか。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) ただいまの件について総務部長にも安達さんからの受け取り資料を今確認をいたしましたけれども、金額の請求以外にも安達さんの思いとして書いた部分はあるようであります。 しかしながら、これは先ほど来申し上げていますように、田沢湖町時代の決定事項、これを履行するに当たって法にのっとった、また決まりにのっとった仙北市としてやるべきこと、これをやるのみだという考えでおりましたので、具体的にそういう相談があれば応じますよとかそういった内容では必ずしもないというふうに受け取らせていただいておりますので、以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 6番、安藤武君の質疑を終わります。 15時45分まで休憩いたします。 (午後3時33分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後3時45分)
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○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) 午後から大分時間がかかって皆さんもフェーン現象でお疲れのことと思いますけれども、私も市民から一部負託をいただいていまして、何としてもやっぱり質問してこいということでございますのでどうか御容赦のほどよろしくお願いしたいと思います。 それでは、議案第69号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第2号)の中で質問をさせていただきます。順を追って款ごとにいきますのでどうかよろしくお願い申し上げます。 それでは、3款1項2目民生費、障害者自立支援給付費1,077万円の中身についての使用の説明をよろしくお願いしたいと思います。 そして、次に関連しましてひとつお伺いしたいと思います。NPO法人の愛仙活動支援センターが昨年3月から活動を開始しております。西明寺の西木町に旧にこにこ保育園をこの愛仙にじが市から無償で借り受けまして共同作業所として使わせていただいておるわけでございます。御承知のとおり元保育園でございましたのでトイレの改修等をやっていただく中でいろいろ市からも全面的なバックアップをしていただいておるわけでございますけれども、特にその旧保育園の屋根の塗装も大分トタンもさびが目立ってきて、一部雨漏りの状態がございます。これについては今回のこの1,077万円の中に恐らく予算が計上されておるのではないかと私は思いましたけれども、その点の確認をしたいと思います。 それから、さらに現在NPO愛仙では自動車を5台使用しまして、これはLL財団とか赤い羽根共同募金とかいろいろなそういうふうな福祉団体からの御寄附をいただいておるわけでございます。これはこの愛仙を利用なさっている知的障害者の方々の送迎に充ててございます。愛仙さくらはもとの保健センターで16名の知的障害者の共同作業所、愛仙にじは先ほど申し上げましたにこにこ保育園での25名の方々に今作業活動をやっていただいております。特にその中で、旧角館町におきましても、旧中仙町からの愛仙にじの方々をこの角館でも受け入れてございましたけれども、もとの老人保健センターを使っておりました。そして今現在こういうふうな形であります。そして、生保内地区、協和町、今大仙市稲沢、大仙市中仙、大仙市松倉からも送迎の方がございます。そのためにガソリン等も高騰してこれから冬場を迎えての車の経費いろいろかかってございます。 市としてもできる限りの支援をしていただいておりますけれども、そういう面で仙北市福祉事務所の障害福祉係担当の方からもいろいろ御協力いただいております。そういう中でさらに応分の補助をいただくことができるのかできないのか、もし御判断できるのであればお答え願いたいというふうなことと、最後の質問では、先ほど申し上げました現在の大仙市、旧中仙町からも相当の方々、そして稲沢、旧協和町、大仙市からも受け入れてございますので、今までは、合併前までは中仙町からの補助もいただいてございました。合併してからは現在では全くいただいておらないというふうなことなので、大仙市と協議なさってそれ相当の負担を、負担という言葉はちょっと語弊ある言い方かもしれませんけれども、補助をいただけないものかというふうなことをひとつ質問させていただきたいと思います。第1点目。 2つ目には、生活保護費16万1,000円は、議案説明もございましたとおり生活保護費の補助金として国庫支出金、セーフティネット支援対策事業費としての補助金、生活保護関連の一般事務費としての補助金を今回予算化したわけでございます。その中で11節の需用費、金額は少ないんですが4万8,000円について内容が事務費かと思いますけれども説明をお願いしたい。 16万1,000円は旅費となっていますが、細かい数字でございますけれども説明をひとつお願いしたいと思います。 2つ目には、18年度に入ってさらに現在に至るまでの受給申請者数、それから決定者数、結果的に不受理になった、不受理といいますか、生活保護が認められなかった方の件数、または生活保護を今後辞退するというふうな辞退届が何件出ているのか、もし今すぐわからなければ資料でも結構ですのでひとつよろしくお願いしたいと思います。 次に、3つ目、4款衛生費、北浦環境保全センターの関係でございますが、質問の1点は、ごみ処理場の管理運営費3,182万8,000円、この需用費の内訳。これは特に主に今回はどこの箇所の故障があるのか。平成19年当初では1億9,605万8,000円の需用費がございましたし、すべてこれはもう4月以降使い切ってしまったのかどうか。 2つ目の質問は、建設してからはや10年目となるわけでございますけれども、当時受注建設した石川島播磨重工業とこのメンテナンスの関係ではどのような取り決めになっているのか。保証期間は何年間、さらに瑕疵担保はあるのかをおわかりであればひとつお聞きしたいと思います。 さらに、施設管理運営費の3,182万8,000円の中に燃料費、特に重油代等が含まれているのかお聞きしたいと思います。 次に、6款農林水産業費、先ほど浅利議員もちょっと質問で触れておりましたけれども、19年度の当初予算の中で売れる米づくりの推進対策費230万円の予算がございましたが、御承知のとおり米の前渡し金の大幅な引き下げ、恐らくことしの秋から冬にかけては仙北市内の農家の方々が経済的にも恐らく危機的な状況に陥るのではないかと私は個人的に心配するものの一人でございます。1万3,000円のこれまでのお金が7,000円になり、そのうちの3,000円が6月以降に既に支給されており、残り4,000円は秋口に渡されるわけでございますけれども、恐らく肥料代や機械代等で払えば全く残らないのではないかというふうに私個人的には思うわけでございますが、仙北市としての財政が逼迫しておりますけれども、独自の、少しでも支援をなさるというふうなお考えはないのか、その点を確認したいと思います。 それから、3つ目の質問は、1項4目畜産振興費、今回全国和牛能力共進会の出陳補助金の11万円、仙北市としても今回畜産農家の方が島根県の全国大会に出場するということで非常に意義あることだと思うわけでございます。御承知のとおり、来年度からは仙北市の和牛組合がJA秋田おばこと統合すると聞いておりますが、これまでどおりの市の助成が来年度も期待できるのかどうか、ひとつお聞きしたいと思います。 第7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、西宮家の管理運営費の14万2,000円についてお伺いしたいと思います。今回の予算は屋根の雪どめ設置と聞いておりますが、管理者である西宮家の、以前から旧角館町でもそうでありましたけれども、負担区分についてはどのように取り決めているのか。微細な小破修理や経費が著しく少ない点についてはやはり指定管理者である西宮家に少しでも負担をお願いすべきでないかというのが私個人の持論ではございますけれども、もし万が一取り決めなさっておらないとすればこれからでもやっぱり明文化すべきでないかと思いますが、その点のお考えをお聞きしたいと思います。もし私の質問が間違っていたら訂正をしたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に、8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路維持費、質問の1つは、道路維持補修費740万円の今回の予算内容をひとつ説明をお願いしますとともに、角館・田沢湖・西木3地区のこのたびの予算配分がこのことによってどのようになるのか、第1点。 2つ目には、特に角館地域センター地域振興課の管轄でありますけれども、簡易な道路の補修舗装、補修関係または穴埋め等はこれまで当初予算が、平成19年度当初で30万円は既に底をついているというふうに私も係から伺っております。それでお聞きしたいのは、御承知のとおり3地区のこれまでの道路の改良、そして舗装済み合わせて比較してみれば西木地区では、これは平成17年9月20日現在、これ建設部からいただいた資料でございますから17年9月20日以降にかなりまた数字は若干変わっているかもしれませんけれども、西木地区が91.19%の改良済み、それに対する角館地区は半分以下の40.46%でございます。そして舗装済みは西木地区が75.27%に対して角館地区が半分の38.09%しかまだ達成してございません。かなり合併前に西木地区は頑張ったわけでございますけれども、逆に申せば角館地区が非常におくれているというふうなことで、どこの地区がいいとか悪いとかというふうに合併してから言うべきではないと思いますけれども、やはり早急に年次計画を持ってでも角館地区には特に建設部長を初め建設部の方々に力を入れていただきたいと、大変私どもにも苦情が参っております。私は議員の立場でありますから言わざるを得ないわけです。そのことも含めた答弁をお願いしたいと思います。 それから次に、4項都市計画費、2目街路事業費でございます。これについてはいろいろ議員の方々のご質問で私わかるわけでございますけれども、今回のこのNTT跡地を今回工事設計なさるわけでございますが、これまで出された産業建設常任委員会の資料をひとつ、私資料を見る機会なかなかないのでひとつ出していただきたいと思います。この議案説明の中で。 そこで、先ほど来質問がございました中で、どこの箇所の補償が出てくるのか、その点をひとつ明記していただきたいと思います。NTT跡地の。 さらには、上菅沢駅南北線について、まちづくり交付金もこれも議員の方々からの御質問、また当局からの答弁ございましたが、広久内停車場線との平面交差をスムーズにするためにということでございましたけれども、そうなれば測量は既に私終わっていると聞いております、測量ですよ。基本設計もできておるというふうに聞いておりますので、その図面をひとつ資料として出していただきたいし、建物土地の補償ということはちょっと私聞き漏らしたのでもう一回確認しますが、この交差点の2カ所の建物土地を示して指しているのか、その点を確認したいと思います。 それから次に、岩瀬北野線都市計画街路の岩瀬北野線の中での危険箇所のできる限りのやはり対策が当然求められるわけでございます。市民の方々から一部から私にも来ていますけれども、内川橋、西野川原の橋との交差点の改良、これは下町方面から来る場合であっても角館南高校の方向側、つまりハローワークの方から来る場合であっても坂道でございます。そして、あそこから新しい道路がぶつかるところが、個人の名前を言えば失礼ですけれども、野村氏宅のところにぶつかるような形になって非常に危険じゃないかということも言われてございますので、これは最初から設計条項になっていたのか、それとも一部後から訂正なさったのか、または何か設計のミスがあったのか。非常に私危険だなということも確認、現場を何回も見ていますので、このまま行けば、車を通らせ走らせれば。その点を、信号機をまた別につけると言っていましたけれども、ひとつ説明ないし図面でも結構ですので出していただきたいと思います。 それから、この前の一般質問で取り上げまして、休憩時間、午前中に建設部長からこの図面いただいて説明ももらっていますけれども、御承知のとおり、私鉛筆で書いた斜線のところまでアスファルト舗装を全部はがしてまた全面舗装をそこやったわけでございます。それはここも工事区域になるんじゃないですか、素人が考えても。確かに新道、新しい道路はここからでございますけれども、この部分でもやっぱり古いコンクリート製品が使われておるんじゃないかと私思うんですが、もう一回確認の意味でひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 次に、8款土木費、5項住宅費、質問の1つとして、市営住宅の管理費100万円の具体的な説明をお願いしたいと思います。特に岩瀬住宅、武蔵野の住宅も非常に老朽化されてございます。その中での岩瀬住宅の入居者の方も高齢化が進んでございまして、あそこは2階づくりの建物でございますので、アパート形式の建物でございますので、2階に上るための階段が非常に急勾配になってございます。私も何回も見させてもらいましたけれども、これはやはり年寄りの方にはちょっとこの階段は無理だなというふうに思いましたので、2階はそうすれば物置程度にしか使われないわけですね、そうなれば。中には何人かがあそこから落ちてけがをしたという方も実際ございましたので、すぐにこれを解消しろと言ってもただでできるものでないので、少しずつ年次計画を持って階段を少しでも緩やかに途中に踊り場をつくるなり何かの対策を講じることができないものかどうか。せっかく2階があるわけですから、その点についての考えがあればひとつ検討をお願いしたいと思いますし、見解を求めたいと思います。 やはり市営住宅もこれからますます立派になり、いろいろ一戸建てなり集合住宅なりになる可能性はあると思いますけれども、やはりこれまで以上に高齢化が進む中での福祉的な目的を持った住宅、つまり低家賃の料金体系を今後ともできるだけやっぱり堅持していくという立場も側面に必要ではないかと思います。そういう点の考え方をひとつお聞きしたいと思います。 9款消防費、消防施設費、消防施設整備費の49万円の事業内容、これは議案説明でも上桧木内・神代地区を指してございますが、特に今住宅が急激に広がってございます。国道105の伊藤住宅さんが以前造成したところには防火水槽が設置されなかったのではないかと以前は思いましたが、その後設置されたのかどうかちょっと私確認しておりませんので、ひとつ答弁をお願いしたいと思います。 次に、10款教育費、2項小学校費、質問は、維持修繕費69万5,000円の内容、諸工事費165万円について、この概算を簡単で結構ですので説明をお願いしたいと思います。 それから、角館統合小学校の関係260万円、これらはほかの議員の方々も質問してございました。例えば東小はスクールバス運行させるとかいろいろございます。特にその中で西小学校は、いずれ統合小学校になれば答弁がこれまであったとおり通学路の見直しを当然図っていくということは再三教育長からも御答弁を私も聞いております。しかし、御承知のとおり都市計画街路岩瀬北野線は間もなく開通になる運びでございます。これはもう国体を前にして今急ピッチでやっておりますから。そして、開通になる前ではありますけれども、二、三日前も私確認、目撃していますが、既にあそこの道路を小学生が通ってございます、何人か。だれかがついていてここを通るなと言えばそれは防げるかもしれませんけれども、子供ですからそういう点は機転が早いのでもう通っていますよ、今から歩行者が。ですから、そういう点をやっぱり早急に、来年の春なんて悠長なこと言っていられない、開通なるまでに何とか考えなければならないと思いますので、その点はどのようなお考えをお持ちなのかひとつお聞きしたいと思います。 それから、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、この予算にございます県の聴覚・言語障害教育研究会負担金3,000円、県南ことば・きこえ通級指導教室連絡協議会の負担金が2,000円、全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会負担金3,000円に関連しまして、これら小学生、発達障害の児童の方々に、お子さんについて教育委員会、学校は基本的にどのように対応していくのか、いっているのかひとつお聞きしたいと思います。 それから、備品関係につきましても午前中から御質問の議員の方がございましたので、特に備品についてはなるべく統合前のものを使いたいとなれば、机やいす等はこれまでどおり西小にあったもの、東小にあったもの、西長野小にあったものをすべて運んでそれらで間に合わせるということなのか。そうなれば、2,264万5,000円の内訳は大まかには教育長の方から答弁いただきましたが、13節の委託料の238万5,000円は何を指しているのか。2,264万5,000円については資料で結構ですのでひとつ出していただきたいと思います。 それから次に、3項中学校費、2目教育振興費、生徒派遣費補助金350万円についてお聞きしたいと思います。今回、9月15、16日の2日間にわたりまして旧大曲・仙北地区の新人戦が行われるわけでございます。そのための補助金がこの中から出ていくのかどうか。 また、さらに角館中学校の陸上競技練習場でも今この新人戦に向けた放課後に生徒さん方が練習なさっております。今は日が短くなりまして、暗いところで走ったりしておる様子を私も目撃してございます。できれば1カ所でも2カ所でもいいから投光機をつけるような設備ができないのかどうか。野球場については投光機が父兄の方々の御協力であるようでございますので、その点のお考えをひとつお聞きしたいと思います。 次に、5項社会教育費、4目文化財保護費の文化財管理費についてお伺いします。38万2,000円でございます。私これに関連してお伺いしたいわけでございますが、市、特に旧角館町が平成元年に指定しております旧芦名家の兵具庫、つまり武器庫についてでございます。これは現在天理教桂城分教会の所有となっておるわけでございますけれども、石黒市長さんも御承知のとおり、屋根が非常にさびれて、またその一部が破損してございます。蔵の壁土も露出して、また外側の板も大分壊れてございます。このままにしておくならば時間の問題です、あとつぶれるのは。極端な言い方しますけれども。それではどういうふうな方法で解決するのかということでございますが、私の提案でございますけれども、市として相手のある話ですが、桂城分教会さんと誠意を持ってお話し合いをして建物だけでもいいから市に譲っていただくようなことができないものかどうか。桂城分教会でも困っていると思うんですよ、教会長に一度私伺ってお話聞いたことあるんですけれども。でも手をかけるとすれば分教会でもお金がかかるわけでございます。これについてのお考えをどのようにしていくのか、ひとつお聞きしたいと思います。 それから次に、5項4目伝統的建造物群保存対策調査事業費19万2,000円に関連してでございますけれども、平成19年度の当初予算では292万7,000円が計上されてございましたが、これ既に使い切ってしまったのかどうか。今回の保存地区のあり方、保存区域を広げることと、(仮称)武家屋敷公園、松本家、伝承館通り線等も含めて今後やはり重要な課題でございますので、現在のこの保存委員会の進捗状況、いつごろまでにこの見直しの結論を出されるというふうに伺っているのか、その点についてお伺いしたいと思います。 それから次に、関連しまして、前にも私一般質問も6月議会でしましたけれども、伝承館通り線の歴史的地区環境整備街路事業としてこれも柴田十郎町長のときに予算化しまして建設省から補助をいただいてここの整備を行っているわけでございます。歩道にも庭石が置かれておりまして、その景観を保つのは、目的はあくまでも伝建群の保存の景観を保つための目的でございます。しかし、御承知のとおり、9月17日オープンを目指して(仮称)佐竹歴史文化博物館を今建設中でございますが、そのための出入り口の2カ所にこの庭石があるために、それを撤去させることに建設部の方でも同意して撤去していただいたようでございます。もちろん費用は相手方が出したと思いますけれども、しかし、さきに申し上げました建設省の補助事業は、これは残りの町の部分は恐らく起債ではなかったのかと思いましたけれども、そういう関係での建設省との補助要綱、取り決めの中で勝手にそういうのを町、今現在市ですが、単独でそういうふうにやっていいのかどうか。どういうふうにその辺がなっているのか私わかりませんので、ひとつその点の説明をお願いしたいと思います。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 18番、先ほどの質問の中に9款について触れておりますが、発言通告書に9款はありませんので訂正願います。撤回願います。よろしいですか。9款は発言通告にありません。
◆18番(高久昭二君) わかりました。
○議長(佐藤峯夫君) それ撤回してください。さよう認めてまいります。 答弁は多岐にわたっておりますが、予算額も提示されておりますので簡潔に要点を踏まえて答弁を願います。 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 私の方から、旧芦名家の武器庫の件、答弁させていただきますけれども、これは芦名時代、つまりは江戸時代の初期からのものとして旧角館町、現在仙北市として重要なものだというふうに認識しております。教育委員会に対してこの保存の検討計画について進めるようにということで数日前にもお話をし、指示をしたところであります。高久議員おっしゃるように、所有者である桂城分教会と十分話をして向こうの意向も聞いた上で、市で指定した価値あるものとしての対応の仕方を考えていくようにということで今考えております。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 中村市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) それでは、私の方から、私の分で3点ほど関係してございますので、その3点につきまして簡潔に御説明申し上げます。 まず最初に、3款1項2目の障害福祉費の関係でございます。金額、補正額が1,077万円でございますが、これにつきましては障害者自立支援法の施行に伴いまして、更生医療の見直しを契機として障害者の自立支援給付の更生医療の対応が変わってございます。それで、今回はその生活保護世帯の中で人工透析をされている方の医療費について該当になるということで予算計上しているものでございます。内容につきましては、1人当たり35万9,000円の3人分の10カ月分で1,077万ということでございます。 それから、その中で愛仙にじの今言った予算の中に屋根の雨漏りの補修が入っているかということですが、私ちょっとその件につきまして確認してございませんので、担当の方と早急に確認いたしまして、相手方と協議してどのように対応するかということをこれから検討してまいりたいと思います。 それから、当然愛仙等で今車でいろいろ活動してございますが、それに対する補助金等、車の油代とかできないかというようなことでございますが、いずれ自立支援法が変わってございまして各団体に支給されるというか対応が変わってきてございます。その辺のところも確認いたしまして、実際やられているかもしれないし、実際できていないかもしれませんので、その辺ちょっと確認してこれから対応したいと思います。 それから、大仙市などから障害者の方が来てございますのでその方から補助金はもらえないかということでございますが、協和からの利用者については自立支援法にのっとってその自己負担をいただいております。それから、いずれ該当するところからはそういうふうな形でいただいているということでございます。 大変失礼しました。先ほどの車の補助金等につきましてでございますけれども、自立支援法の事業運営一括事業で支援扶助費で対象になっているというところでございますので、訂正いたしたいと思います。 それから、2つ目の3款3項1目の生活保護費でございますが、これにつきましては実際今回の予算計上は少額でございますが、いずれ厚労省が実施するセーフティネットの支援事業の中で生活保護を担当している関係職員の資質向上のために研修が行われるというふうになってございます。今回はそれに出席するための旅費が11万3,000円でございます。内容は、一泊の人が1人、それから3泊する人が1人ということで合わせて11万3,000円でございます。 そのほかに4万8,000円でございますが、これについては厚労省が実施する国民生活基礎調査が昭和61年から3年ごとに実施されているわけでございますが、今年度仙北市が対象となってございますので、この調査に伴いますところの印刷が主な内容でございます。 それから次に、この中で受給者の決定あるいは不受理、辞退届等ということでございますが、これにつきましてちょっと大変恐縮です、私の手元にある資料は昨年の12月の資料なんですがよろしいでしょうか。 (「できればことしのやつあれば」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 新しいのとなればちょっと今手元にございませんので。 (「6月まででもいいですから」と言う人あり)
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 後で資料提出いたしたいと思います。 それから、3つ目の4款衛生費の3目環境保全センター費でございますが、今回額がちょっと3,182万8,000円と重なってございます。いずれ先ほど議員さんがおっしゃられるように建設して10年目を迎えておりまして、機械の方もかなり進んできております。その10年目になりますが、その点検、メンテナンスはどうなっているかということですが、今実際は総合的な形で点検を実施しているということでございます。 それから、この中に燃料費が入っているかということでございますが、燃料費は入ってございません。あくまでも機械設備の修繕料ということで、その内容を申し上げますと、ダスト搬出装置交換が2,186万で主なものですが、そのほかに送風機の点検及び修繕が429万4,000円、それから冷却水ポンプの分解修繕これが362万、それから油電操作機分解修繕がこれが205万5,000円ということです。いずれ予算にあわせてこれまでも進めてございますけれども、今回は定期的なメンテナンスとあわせて、先ほど言ったダストの搬出装置交換につきましては緊急を要するというようなこともありまして額が重なったものでございますので、御理解願いたいというふうによろしくお願いしたいと思います。 それから、そのメンテナンスにつきましては、それぞれの機械ごとにあるようです。保証期間1年とか2年とかあるようですが、先ほど申し上げたように、まず総合的な中で10年目を過ぎているということから、総合的に判断して予算とにらみ合わせながら修繕を行っているというところでございます。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。
◎産業観光部長(野中秀人君) それでは、畜産費のところで2つばかり質問ありました。 1つは、今現在のことしの概算払い7,000円というような非常に厳しい状況の中で独自の支援策があるかというようなことです。先ほども申し上げましたけれども夢プラン、それから今までの支援、県でやっておる支援も来年度はゼロから見直しするというようなことを聞いております。それで、どれぐらいというのはまだわかりませんけれども、いずれ市におきましても夢プランを利用してことしはリンドウ、アスパラが非常にふえました。それからホウレンソウについても秋田県一の生産販売額が仙北市の農家でやっております。そうしたものを検討しながら独自の支援策を検討、相談していきたいと思っております。 それから、2つ目の畜産の関係でございますが、仙北畜産協同組合が来年度からJAおばこでやるというふうなことで決まっております。それで、今までどおり市の助成は可能であるかというふうなことですけれども、今回補正でお願いしておりました全国のコンクールにも仙北市から2名ばかり選ばれて行きます。大変市場においても好成績をおさめております。そういうものを考えますと、できるだけの助成はしたいなと思っております。 それから、西宮家のことでございますが、これは付託分について契約があるかというようなことですが、現在指定管理者の中でそれぞれのリスクの分担表というものを契約しております。例えば施設設備の損傷については経年劣化によるもの、小さい規模なものについては指定管理者が実施する、それからそのほかのもの、例えば雪とか雨とかそういう災害で破損したものについては市の方でやるというようなことでいろいろ書いておりますけれども、ただどれが小規模だかという金額については示されておりませんけれども、それについてはいろいろ施設のケース・バイ・ケースで判断しているところでございます。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 まず最初に道路維持補修の740万の内訳でございますけれども、これにつきましては角館地区の流雪溝のシュートの足場の製作費140万でございます。場所は内川橋の周辺でございます。それから、局部改良、側溝改良等合わせまして500万円の全地域の維持補修費としてついております。原材料、重機借り上げ料が50万ほどでございます。 角館地区の改良がおくれているということで計画的に実施するようにということでございまして、これについてはそれぞれ地域の要望にこたえるよう計画的に進めてまいりたいと思います。そういう中で、建設課の予算ばかりでなく、例えばまちづくり交付金、それから都市計画街路というような事業の中で地域配分をしていきたいというふうにも考えております。 次に、まちづくり交付金関係でございますけれども、NTT跡地については補償はございませんで、これにつきましては先ほど来話ししてあるとおり、駅東地区の南北線の用地費に充当するものでございます。これにつきましては、市道神代第1幹線と交差の、センターをなるたけ合わせたいということで、この関係については向かって左側の補償をしていきたいというような考え方でございます。 それから、岩瀬北野線についての御質問でございます。内川橋の交差点改良につきましては信号機処理をして、それぞれある個人の所有地についてはガードレールを設置して対応したいというふうに考えております。 それから、大町通り線の改良に伴う、古い原材料を使っているのではないかという話でございますけれども、これについては旧来の大町通り線につきましては、あるものを撤去し整備後にまたそれを再設置すると、そういう工法でございますので、どこかから古いものを使っているわけではございませんで、あるものを撤去いたしまして整備をした後にまたそこに再設置するという工法でございます。 次に、住宅関係でございます。住宅の維持補修全般についての補修費でございます。御指摘ありました岩瀬住宅の階段の整備、御指摘のとおり大分老朽化しておりますので、これについては実情を調査しながら関係者とお話をしたいというふうに考えております。今後の住宅についてはいろいろな住宅の考え方がございますけれども、住宅困窮者への低価格での提供というのは今後とも検討していきたいというふうに考えております。 それから、最後でございますけれども、道路の問題でございますけれども、伝承館通りですか、ちょっと私名前忘れまして申しわけないんですけれども、あれの個人所有者からの取り入れの問題でございますけれども、これについてはそこの土地を借りている方から道路占用の24条申請がございまして、それについては現状について取り入れについての許可は出しております。ただ、それぞれ個人の所有地、それから都市計画で設置されている施設については、例えば石とかでございますけれども、それについては位置を指定して撤去するようにと、そのような指示をしているという状況でございます。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 大楽教育次長。
◎教育次長(大楽進君) それでは、教育委員会関係をお答えいたします。 小学校費の学校管理費の維持修繕費69万5,000円でありますが、この内容につきましては、東小学校の体育館照明修理8万円、生保内小体育館通用口の修繕9万5,000円、それから同じく生保内小学校の体育館の銅ぶちといいますか、屋根関係だと思いますが修繕料が7万円でございます。それから、緊急対応の修繕料としまして、9つの小学校分として45万円であります。合計69万5,000円であります。 それから、諸工事費の165万円の内容でありますが、これは白岩小学校の正門通路側溝の入れかえ25万円、中川小学校の多目的ホール引き戸及び南側のテラスの補修費が35万円、桧木内小学校、高圧区分開閉器というものがありますがこれの交換修理が48万円、それから生保内小学校、ガラス、ブロックの補修が57万円となっております。 それから、角館小学校統合関係事業費260万円でありますが、これは3校の閉校記念事業に係る補助金でございます。内訳としまして、東小学校が100万円、西小学校が60万円、西長野小学校が100万円、合計260万円の閉校記念事業の補助であります。 それから、通学路の見直しということで、今、今月末開通するそうでありますが、岩瀬北野線を小学生が通っているということでありますが、これは高久議員、学校の方に連絡しまして注意するとか、車はまだ通っておりませんので危険はないと思いますが、学校の方に連絡しまして対応したいと思っております。 それから、通学路は現在決定に向けて検討しているところでございます。 それから、負担金関係ですが、県聴覚・言語障害教育研究会負担金ほか2件、全部で3件でございますが、これは本年度町内に難聴学級が新設されたためにできた関係の団体へ負担する負担金でございます。 それで、発達障害児の基本的な物の考え方ということでございますが、教育委員会で就学指導委員会というものがありまして、それぞれの発達障害の児童の方さまざまおるわけでありますが、それぞれの事例をいろいろ取り上げまして、その児童・生徒に一番よい教育方法はどうかということを検討いたしまして、例えば今言いました特別支援学級とか、普通学級で生活サポートをつけてやった方がいいとかそういう、重症になりますれば、重症という言葉はちょっと語弊があるかもしれませんが、養護学校が望ましいとかそういうことを決定して保護者の方と打ち合わせして進路方法を研究、検討しているところであります。 それから、備品関係でありますが、これも田口勝次議員の御質問に内訳はお答えしましたが、机、いす関係につきましては使えるものは使えるということで、現在のところ3小学校から持ち込んで、統合小に持ち込んで使う予定であります。 それから、10款3項2目ですか、中学校費の生徒派遣費補助金でありますが、350万円でありますが、これにつきましては今までのこれは不足分は補正していただくということになっておりますが、今までの郡総体、それから全県総体分の出場した派遣費分が250万、それから新人戦等が100万ということで350万をお願いするところであります。 それから、文化財管理費の38万2,000円でありますが、これは武家屋敷の伝建群の保護整備の作業をお願いしている方の有給休暇分といいますか、有給休暇を与えなければなりませんのでそれの代替分の賃金と、それからカモシカが時々発見されることがありますが、天然記念物でありますのでそれの処分に係る費用の賃金をお願いしております。賃金8万2,000円であります。それから、小田野家と岩橋家その他の敷地の裏に今まで堆積した枝とか葉っぱとかかなり堆積しておるわけですが、それの運搬廃棄に係る委託料30万円をお願いしているところであります。 それから、伝統的建造物群保存対策調査事業費の19万2,000円でありますが、これは角館庁舎の隣にございますが竹村家、それから石黒家の北の方、石黒惠家の向かいに太田家というお屋敷がありますが、それが歴史的価値があるかどうか調査するための費用であります。報償費と旅費でございます。合わせて19万2,000円であります。 それで、現在の伝建群見直し調査委員会の進行状況でありますが、大体意見はまとまりましてこれからまとめの作業に入るところであります。まとめの作業に入りまして調査報告書を今年度中に作成したいと思っております。そういう作業手順であります。 あと、伝承館通りのことにつきましては建設部長から答弁いたしましたので、省略いたします。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。
◎教育長(小林一雄君) 私の方からは、先ほど角中の陸上部が暗いところでと、こういうことでございましたが、投光機は陸上競技場すべてを網羅することはできないと思っております。この熱中症の時代なので涼しいときに練習をするという観点からすると、通学、いわゆる校門から学校までの間に街路灯がございます。すずかけの通りですね、あそこの街路灯を頼りにできれば暗くなったら練習をやめるということですが、この暑いときにはそういうことも活用してやるという形でございます。 それから、市長が冒頭でお答えいたしましたけれども、芦名家の武器庫として今桂城教会のところにある大変古い建物で価値のある建物だと私どもも思っております。持ち主が現在そういう先ほど申し上げましたような形でありますので、よく連携をとりまして保存の方向に向けて取り組みたいと思っております。
○議長(佐藤峯夫君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 結構多岐にわたっていますので若干前後ずれるかもしれませんが、よろしく答弁お願いしたいと思います。 初めに、石黒市長が先ほど最初答弁しましたが、旧芦名家の武器庫、これは平成元年に旧角館町で有形文化財に指定しておるわけでございますが、これは一度だけ手をかけたことがあるわけです。御承知と思いますけれども、当局も。伝建群に保存された年に、昭和39年ですか、一度だけ手をかけているんですね。当時の角館町の担当課で、町の町費でもって。その後はほとんど全然手をかけていません、はっきり言いますと。私の調べでも。このままいけば当然あのいつ朽ち果てるかもわからないような状態で、今、小林教育長がおっしゃったように、現存する旧角館地区のこういうふうな歴史ある建物の中では一番古い建物だというふうに言われております。ですから有形文化財に指定しておるわけでございますので、石黒市長が当然指示なさるのはもっともなことだと思いますが、小林教育長にお伺いしますが、いつごろまでにそういうふうな計画なり、検討した結果をまとめたいのかどうか。いつももやもやとしたことでごまかしていますので、はっきりと来年の3月までにはまとめたいとか、やはり教育長も責任ある立場ですからこういうふうに議会の場ではっきりと答弁してくださいよ、あいまいなことでなく。そこをもう一回答弁をお願いします。最後までずっと言いますから。 最初に、自立支援関係の中での障害福祉の関係で答弁漏れもございますのでもう一回お聞きします。更生医療関係の人工透析に係る3名分の35万9,000円は、更生医療の対象と新たになった方を指しているのでしょうか。その点を私ちょっと聞き漏らした部分があるのでお答え願いたいと思います。 さっき言った愛仙関係のことでは、自立支援法が改正になりまして、これは団体のみならずこれを利用なさる障害者の方々の1割負担がこれも国の法律で出てまいりました。そういう方々に大仙関係からの負担をいただいているのはそれは当然でございます、法律ですから。私言いたいのは、そのほかに大仙市の方からもそれなりの支援をしていただくことはできないものなのかどうか。旧中仙町のときは負担していただいておりました。御承知のとおり合併前でございますけれども。そのことの形で何かの支援ができないものなのかどうかということをお尋ねしたわけでございます。 それから、にこにこ保育園の屋根の塗装関係は30万円ほど、この愛仙の幹部の方の話だと内示をいただいているというふうなことでございましたけれども、それは事実でないということなんでしょうか。もう一回確認してはっきりした答弁をお願いしたいと思います。責任ある方々の発言でございますので、きちんとした答弁をお願いしたいと思います。 それから次に、生活保護関係は、これはひとつ資料として出していただけないでしょうか、なるべく近いものを。例えば平成19年6月末現在、7月末現在でもいいし。申請者が何名または何件、それで受理された方が、それで可となった方、不可となった方何件、またはその間で辞退届を出された方または出していただいた方、トータル何件というものをひとつ出していただきたいと思います。 それから、建設部関係でございますけれども、私さっき言ったのは、この交差点改良の部分についての舗装、現在の舗装をはがしてこれまで使っていた側溝、縁石等もまた再利用なさったということのようでございますが、それを指示したのはどこですか、建設部ですか。これは交付金、つまり都市計画街路は国土交通省から補助をいただいている事業でございましょう、そういうところではそれを認めているんですか。もしそういうふうな取り決めなり、何か休憩時間の建設部長の話だと県と協議した結果それはできるんだと、再利用できるというふうに言われたというふうなことですけれども、ちゃんとやっぱり取り決め、こういうふうなものを計画したからには市からの、建設部からも文書が上がっていっていると思うし、伺いを立てて起案してそれが決定なり、または許可文書が出ていると思いますので文書出してください。ひとつ口頭だけでなく、口頭の答弁だけでなく文書出してください。よろしくお願いします。 それから次に、内川橋の交差点改良のところは、これは当初からの計画が結果的にそういうふうな今の現在に至っているのかどうか。ガードレール設置されて防御されるということでございましたけれども、その当事者はそういうことを全然わからないままに現在に至っていますので。やはり直接関係ある方には、工事で見回りに行った係の方でもそういうふうなことを打診するなりやるのが、私は市になって何も立派になったから何も言う必要ないんじゃなくて、できるだけ関係者の方々にはこういうふうにやりたいけれどもいかがですかというふうなことを一言でも、やっぱり口頭でも言うのが行政じゃないですか。市になったから何も言わない、こっちが計画したんだからこのとおりやるんだというやり方ではこれからもまずいと思いますよ。かなりいろいろ苦情出てきますよ、そうなれば。その点をひとつ答弁をお願いしたいと思います。 それから南北線、駅東南北線の左側については土地建物を補償するというふうなことでございますが、これは恐らく田口議員もあそこを何回も地元としてあそこを見回っておられると思いますので、反対側の方も、名前を言えばちょっと語弊あるけれども、マルキンさん側の方も非常に見にくいんですよ、だれが通っても。特にあの駅東の方から来る場合、車をかなり前に出さないと右側の広久内停車場線から来る車を確認できないわけです。ですから、一時停止つけるかもしれませんけれども、右側の方についても今回できなければ次回どうするかということもやはり検討課題に入るんじゃないでしょうか。平面交差をスムーズにするのであればですよ。その点をもう一回ひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 それから、岩瀬住宅のそのことについては今後検討なさるということですが、できれば新年度、何戸ぐらい予算をまず検討してみたいというふうなことをまずお考えか。いつごろまでにその検討の結果、結論を出したいというか、もし今即答できるのであればひとつお答え願いたいと思います。 それから次に、衛生費関係の北浦環境センターのこのことで答弁していただかないところがございます。石川島播磨重工業の瑕疵担保はなかったのかどうか、建てた時点からの。今10年目ですけれども、何年間故障箇所が出た場合の保証期間があるのか、それとも全くないのかどうか。かなりやはり今お聞きしましても金額が何百万単位でございます。1カ所故障してもダストとか例えば2,168万円、また送風関係429万円、冷却装置が362万円、油電設備関係205万5,000円とかということでかなり高額になってきて、これからますます故障が出てくるんじゃないかと思うのでそれに対するやっぱり対策も、当然財政とも検討しなければならないわけでございますから、どういうふうなお考えをお持ちなのかひとつお尋ねしたいと思います。 それから、産業振興関係でございます。これは浅利議員にも答弁ございましたけれども、やはり集落営農をやる方または認定農業者以外の方にも少しでも、やっぱり意欲のある方々に頑張っていただくために何かの形で補助を出すとか、またはさっき言ったホウレンソウとかアスパラガスとかいろいろなことでの支援を、やっぱり新年度はこういうことを恐らく産業観光部長もお考えでしょうから、その一つだけでも結構ですので御披露していただければと思います。 それから、さっき言った畜産関係のJA秋田おばことの統合による、これまでどおりの肥育だとかいろいろな当初予算にもがあっと書いていますので、それが今までどおりというふうに判断してよろしいのかどうか、もう一回確認したいと思います。 それから、西宮家の負担区分については分担表があるということですので、それの資料をひとつ出していただきたいと思いますが、ただ何か非常に答弁聞いていますと説明があいまいでございますので、雪どめ等、不明瞭でございますので、雪どめ等はこれは何に入るのか。この負担区分の分担表からすればもうちょっと具体的に。私は金額だけからいけば、非常にこの西宮家も厳しい経営だと思いますが、門をつくるとか塀を壊したのを直すとか、壊れたのを直すとかとやれば多額の費用がかかるんでこれまでも旧角館町でも認めてきたわけですが、この金額であれば西宮家と協議した上で分担表にのっとってできないものなのかどうか、その点の明確なひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 建設部関係のことでさっき説明いただきましたが、NTT跡地のこれからの利用については設計をして検討なさるわけでございますけれども、前に一度出された、産業建設常任委員会に出されたこれからの出店関係も今までとほとんど変わらずやるというふうに思ってよろしいのかどうか。意欲のある方々に出店していただくとまちづくり研究所でつくったプランがあったわけでございますので、そういうふうに判断してよろしいんでしょうか。 それから、教育委員会関係にお聞きしたいと思います。小学校の維持補修関係はわかりましたので、その点は今後ともよろしくお願いしたいと思います。 しかし、中学校の関係でございますけれども、角館中学校の体育館のはりの部分、ひさしの部分が一部破損しているのも教育長なり教育委員長も御存じだと思います。私最近学校長にお会いしまして伺ったところ、これを直していただくことになっていると思うというふうなお話でございますので、今の説明では全くこのこと触れてございませんので、恐らく少額で修理できるというふうに私は思いましたが、その点はいかがなものでしょうか。 それから、さっきの教育長の答弁では、これからはできれば熱中症とかの心配もあるので涼しい時間に練習してもらいたいと、そしてプラタナスですか、あそこの街路灯があるところがまず電球があるから云々と言いましたが、これから何時になれば暗くなると思いますか、雪降るまでに。恐らく5時過ぎればあと暗くなってきますよ。クラブ活動何時からできると思いますか。2時、3時からできないでしょう、授業がありますから。もうちゃんと決まっているでしょう、何時からできるか。投光機1基ぐらい、1つつくるのに何万円かかると思いますか。これだってやる気になれば、お金がない予算がないというふうな答弁が恐らく返ってくるでしょうけれども、暗いところで外周を走っている姿を見るとやはり1つぐらい頑張っている生徒のためにはやってやりたいなと私は個人的には思いました。その点については考え方の相違があるかもしれませんが、ひとつもう一回答弁をお願いしたいと思います。 それから、武家屋敷の保存地区の見直しについてもう一回触れますけれども、10月1日から御承知のとおり禁煙条例、たばこのポイ捨て禁止の条例が出てくるわけでございます。しかし、(仮称)武家屋敷公園のあそこの中を見ても、図面上はここからここまでが伝建群地内で、ここからここは違いますよというふうに表示はできるけれども、町内の方であっても、もちろん外来者の観光客の方でもどこからどこまでが規制区域で、規制区域などわかるはずないですよ、だれが考えても。あそこにロープでも張りめぐらされない限りは。そういうふうなこともあるからやはりそういう点をもうちょっと急ぐ必要は、部分的にもですよ、全体ができなくてもそういう必要性が私はあるのではないかなと思いますので、その点の、来年度までには見直しができるということでしたが、ひとつお願いしたいと思います。 それからもう一つは、非常に気になることは、教育長さんもいつか雑談でおっしゃっていましたけれども、桜並木駐車場から来る新しい出店者の方々、これは商業行為ですから規制はできないわけでございます、法律に違反しない限りは。しかし最近非常に何ていいますか、お客さんに対する何と声かけが非常に目立ってきております。店の中からいらっしゃいませだったらいいけれども、外に出てお客さんに、団体客が桜並木駐車場から集団でおりてきたところに声かけるというのはやっぱりこれはいかがなものかなと思いますので、禁止とか規制とかという形でなくて、そういう点を少し御協力願えないでしょうかと。伝建群を保存して末長くこれまでやってきたし、今後もやっぱり保存整備してさらに観光のためにつなげたいので、お店の気持ちもわからないわけではないけれども、そういう点をひとつやわらかく行政からお願いするということはできないものなのかどうか、その点をお聞きしたいと思います。 では、話が前後になりますけれども、難聴関係の方々の発達障害の方々に対しての指導援助というものも今後ますます重要になってきますので、今現在仙北市内の小学校児童・生徒で難聴及び発達障害の児童・生徒、プライバシーが伴うのでどこの学校のなんていうことは間違っても聞きませんので、全体的に何名くらいいるのか、ひとつ教えていただきたいと思います。 それから、あと話戻って大変失礼ですが、建設部長にもう一回お聞きしますけれども、角館地域センターの地域振興課で新年度の予算幾ら、小破修理ですよ、穴埋めだとかそのために合材を買って点圧をしてやるための予算とか最低限度の予算幾らとっていますか。もう使い果たしたと言っていますよ、担当者の方では。もうこういうことを言うと担当者が建設部長からおしかりを受けるかもしれません、いじめられるかもしれませんけれども、実際本人が言うんですからうそじゃないと思います。私どもがお願いしてもかわいそうでならないんですよ。もう大変泥上げとか何してやっているんですよ。2トンダンプ使ったりして手作業で。何かこっちがお願いするのも非常にかわいそうだなというくらいですから。確かに建設部も非常に予算も厳しいわけでございますけれども、少しでもやっぱり角館分庁舎の方にも配分を回していただけるようなことはできないものかどうか。それは予算がなければ全部本課、建設部建設課の方に行って伺いを立てて、できるできないの判断を仰ぐ。当然時間はかかるだろうし、またはできない場合がかなり多いというふうに聞いていますので、その点もあわせた答弁をよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。
◎教育長(小林一雄君) 芦名家の武器庫につきましては、これまでも私も現在2回現地に上がって調査をした経緯ございます。何とか保存したいということで、それを前提に持ち主の御意向をきっちりと伺いながら年度内に持ち主とその方向に向けてきちんと話し合いを持って、ただやっぱり市として、市のお金でそこを保存修理するのか、あるいはもっと補助金等の可能性がないのか、そういう手法についても研究をし、年度内に一つの方向性を見出せればと思っております。 それから、中学校の投光機の問題でございますが、実は体育文化後援会等で、あそこで陸上だけじゃなくてサッカーもやっておりますが、車のライトで最後の見とどりすることだとかそういうことを実際やっているわけですが、何とか投光機がどの程度のものがあれば間に合うものなのかということも含めて検討させていただきます。 それから、伝建群の禁煙条例につきましてですが、今考えているのはこのエリアからこっちになりますと禁煙の地区ですよというのを路上にディスプレイをできないかということで、今耐久性のある路上に張りつけるようなものができないかということでひとつ今サンプルをつくったところですが、大きさだとか張り方の強度だとかそういうことを今専門家と協議をしているところです。やはりこれからだよという明示は必要かなと思っております。 それから、商売、あそこの店の方々が声をかけるという商行為、店の中で声かけているのはいいけれども、そでを引くような形はまずいと私どもも思っております。ぜひこの後もそういう点でのマナー、そういうことについての御協力は呼びかけてまいりたいと思います。 それから、難聴学級のお話でございましたけれども、現在市内には難聴という形では1名でございます。ただ、聞こえの問題を抱えて西小学校の通級学級に、サテライトという県立の聾学校から職員が1週間に1回来ることがございますが、そのことの相談に来ているお子さんは何名かおります。そういうお子さんが学校に入るということになった場合に、難聴学級というものがいいものなのか、やはり専門的な障害の学校、いわゆる聾学校の方がいいのか、養護学校の方がいいのか、普通学校の中でやっていけばいいのかというようなことについてはこれから検討がそれぞれの事例に応じて検討していくということになろうかと思います。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 答弁途中ですが、5番、6番、定足数に欠ける嫌いが出てきたので、きょうの日程が終わるまで在籍してください。
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△会議時間の延長
○議長(佐藤峯夫君) 会議時間の延長を行います。18時まで。
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○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。 中村市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) それではお答えいたします。 先ほどの生活保護世帯の人工透析の件ですが、新たになった人はいないのかということですが、いずれ先ほども申し上げましたように、法律改正によりましていろいろ調査した結果、更生医療の決定者、障害者の中で更生医療の決定者が37名ほどございます。そしてその中で人工透析の決定者が33名おりました。そして実際に利用される方が23名おるということですが、ただ実際先ほど申し上げましたように、生活保護者で障害者で人工透析という方が3名ということでございますので、御理解願いたいと思います。 それから、大仙市等からの愛仙に対しての補助金とか支援いただけないのかということでございますが、これにつきましてはNPO法人になったことで前と条件変わっているかと思います。その辺ちょっと私も勉強不足で申しわけないんですが、いずれ大仙市とそれなりの話し合ってみて、そういうのが可能かどうか検討してまいりたいというふうに思っております。 それから、もう一つの愛仙の屋根の件でございますけれども、これは何か確認したところ国の事業で直接愛仙が県の方と交渉しているようでございまして、県との方のやりとりのようでございまして、市としては直接タッチしていないというようなことでございます。よろしく御理解願いたいと思います。 それから、生活保護者のいろいろ申請とか取り下げの件でございますが、18年度の全体のはございますけれども、先ほど言ったように19年度の年度途中のものについてはちょっと今調べなきゃわかりませんので、後で資料として出したいと思いますのでよろしくお願いします。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。
◎産業観光部長(野中秀人君) 3つの件でございます。 1つ目が集落営農、それから認定農家以外の人方の支援ですけれども、これについては引き続きまして集落営農の加入促進、それから認定農家等々これについては力を入れたいと思っております。それで、来年度の予算でというようなことでしたけれども、いずれ今年度もいろいろ支援策がございます。それをもう一回検討をしまして、余り成果のないものについては削る方向に行くように今これから検討したいと思っております。 2つ目の和牛の関係です。これについても支援策ですけれども、これについても同じようにいろいろな大変多くのいろいろな補助がありますけれども、これにつきましてもいろいろ検証して来年度の予算に生かしたいと思っております。 それからもう一つが西宮家のことですが、分担表の提出ということで、これは後ほどコピーして出したいと思っております。それで、今回のこの補修が何に当たるかということですけれども、豪雨豪雪の被害、災害ですけれども、これについては市で補修するものというふうなことです。それで、金額的には14万2,000円でございますけれども、これについては小規模なものでなく、やはり災害なので市でやるべきというようなことで判断しましたので補正をお願い次第でございます。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 最初に、岩瀬北野線の大町通り線の交差点関係でございますけれども、これについては先ほど来申し上げているとおり、大町線から岩瀬北野に入る線形が変わるわけでございます。これについて、従来の既存のものについてはあるものを撤去し、整備した後に再設置するということでございます。それ以外については新規のものを使っている状況でございます。これは都市計画街路事業の国庫補助事業の申請時にそういう協議をしているということでございます。 それから、内川橋の交差点改良でございますけれども、これにつきましては本人の方からガードレールの設置を要望されてそれに対応するものでございます。 次に、まちづくり交付金事業の平面交差の問題で補償を両側にというお話でございますが、これについては前の質問の方にもお話ししましたとおり、全体的な交差点改良は非常に無理がある、いろいろな問題で無理があるということで、今回の駅東南北線の改良に伴いまして交通安全とそれから交差点のセンターを一つにしたいと、そういう目的で実施したいということでございます。したがいまして、今回の補償の対象は向かって左側の方々にお願いしたいということでございます。 それから、NTT跡地の問題でございますけれども、当初チャレンジショップ等を常時出品するというような形でまちづくり研究所からの提言の中で検討を進めてまいりましたけれども、まちづくり交付金事業の性質といいますか、そういう中で利益を上げるのを継続的にやるというのはこの事業になじまないという指摘がありまして、出品、特産品については交流広場といいますか、そういう場所で不定期的に出品するという方向で検討しております。 それから、角館地域センター並びに田沢湖地域センターにおきましていろいろな維持補修大変御難儀かけておるところでございますけれども、これにつきましてはそれぞれの地域センターからそういう要望が出次第、補正等で対応するようにしております。また、大きい問題については建設課の方で対応するというシステムで今まで経緯しております。角館地域センターにおける予算については、角館地域センター長より説明していただきます。
○議長(佐藤峯夫君) 藤川角館地域センター長。
◎角館地域センター長(藤川実君) 角館地域センターにおきまして道路維持補修管理費ですか、これにつきましては記憶の中では312万ほどの予算を計上させていただいております。我々この中にはグレーチング材とかそれから原材料等も含まれておりまして312万という予算の中で行っております。今そのほかにおきましては本課の方と相談しながら本課より御面倒になっている状況であります。今現在予算につきましては、今は間に合う状況の中で今やっておりますけれども、今後必要な部分につきましては補正予算で対応させていただきたいと、かように思っております。
○議長(佐藤峯夫君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 最後の方からじゃあ伺いたいと思います。 それでは、大町通り線との交差点改良について先ほど来何回も建設部長に伺い、また答弁もいただいておるわけでございますが、都市計画街路事業は国との協議の結果、交差点のカーブが変わる部分についてはこれまでどおりのU字溝なり古いコンクリート材料を使うということで合意されて発注なさっているということであれば、設計書に必ずそれを明記しなければ私は基本的にならないと思いますので、設計書のコピー出していただけませんか。普通書かなければならないですよ。ただ口頭で取り決めしたとかということじゃだめだと思いますよ。公の公的な市の工事ですよ、国から補助いただいた。または、それに明記されてなければそれにかわる国との協議なさった文書のコピーを出してください。よろしくお願いしたいと思います。 それから次に、藤川地域センター長からただいま答弁いただきましたが、グレーチング幾ら、原材料は幾ら312万円の予算の中に配分なさっているのか数値をもうちょっと詳しく御説明願いたいし、今のところは間に合っていると言いましたけれども、担当者に聞いたらお金がないと言うんですが、どっちの方かがうそはついているし、どっちかが正しいことを言っていると私は思いますので、本当はもう材料費、合材を買うお金、じゃあ幾ら今残っているんですか、その点を詳しくひとつ御説明を願いたいと思います。 それから、駅東南北線の交差点改良では、左側今回やるけれども、全体的に両方やるのがいろいろ無理があるという、いろいろ無理があるというのはどういう意味を指しているんですか。さっぱり抽象的で私理解できないので、もう少し詳しく理解できるようなひとつ説明をよろしくお願いしたいと思います。 それから、教育委員会の方に伺わせていただきますけれども、今回の角中の体育館の屋根は幾らぐらいかかる予定ですか。当然校長なり学校の方からの要望が以前からあったと思いますので、当然担当者もごらんになっていると思いますので、その点をひとつ詳しくお聞きしたいと思うし、できれば早急にやっぱり直せるものであれば直していただくのが、ことしは豪雪なのかそれはわかりませんよ、神様でない限りだれも。だけれどもやっぱり直せるものは今から直していくのがベターだと思いますので、その点の詳しくひとつ説明をお願いしたいと思います。 それから、陸上競技場の投光機は以前に父兄の方々から角中の野球部に対して寄贈していただいておるようです。協力していただいておるようですから、それはすぐ角中に聞けばわかると思いますのでやっぱり余り高額でなければつけていただくなり、それは冬期間は練習はできないわけでございますが、そういう点をひとつよろしくお願いしたいと思います。 それからもう一つは、さっき聞きませんでしたが、新人戦の主会場はほとんど仙北市以外のところの大仙、美郷とか、または仙南村、具体的に地名を言えば仙南村とか六郷、今美郷町といいますけれども、そういうところの体育施設、神岡とか使われるようですが、仙北市に限ってはどこを会場になさるのか。全く他市町村をお使いになるのか、その点をひとつもう一回確認したいと思います。 それから、禁煙関係はやはり市民の方々も外来者もわかるような表示をしなければ、毎日今度見回りをされて、指導員が見回りしていますのでそこではたばこを吸ってはだめだとか、ここまではいいとかとやっぱり言われても非常に戸惑うと思うわけでございますから、それはやっぱり早急に設置するような方向を検討していただきたいと思います。 それから、芦名家の関係についての考え方はわかりますけれども、私がお聞きしたいのは、1つの方法として所有者から寄贈かまたは市に委託をするなり、全面的に委託をするなりそういうふうな取り決めをしていただいて、市が文科省になるのか文化庁になるのか私はよくわかりませんけれども、補助がもしできる該当があるとすればできる限り市補助を使うなり、県の文化財保護課とかまたは文化庁のそういう担当の方ともよく協議をなさる必要はあるんじゃないかと思いますので、その点についてのお考え方だけをひとつお聞きしたいと思います。 それから、衛生費の関係でございますけれども、先ほど来答弁がございませんでしたので。石川島播磨重工業の、建設業者との取り決めでは瑕疵担保はないのか、または何年間だったら保証があるのか、または全く保証がないのか、その点について明確なひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 それから、畜産関係でございますけれども、御承知のとおり、農家の人方も高齢化が進んで畜産農家の方々も高齢者の方々もふえていて、いずれ後を継ぐ方がいなければやめなければならないと、西木地区、桧木内地区も見ていて。そういうふうなことで、非常に優秀な方々も出ています。お2人方が今回全国大会に出場なさるということは非常に大変意義ある結構なことでございますけれども、そういう点での全体的な底上げといいますか、そういうことがやはり求められると思いますのでもし考え方が、なければ仕方ないんですが、あるとすればひとつお考えをお聞きしたいと思います。 それから、西宮家の関係でございますが、これは豪雨豪雪災害に当たるんじゃないかというふうな意味で先ほど産業観光部長答弁なさっていましたが、この前の冬、豪雪でしたか。非常に雪少なかったですね。これは大分以前から、これ別につけるなということで私決して意地悪して聞くわけじゃないので誤解なさらないでいただきたいんですが、この雪どめというのは最初からなかったんでしょう。とすれば、どういう形でやるかというのはやっぱり協議する必要あると思うんですよ。わずかな予算だと言えばそれまでですけれども、やっぱりこれからもいろいろなことが出てくると思いますので、その点に対する考え方をもう一回ひとつお聞きしたいと思います。 それから、住宅関連についての今後やはり全体的な計画を立てる時期に私は来ておるのではないかと思いますので、その計画、見直し作業を例えば来年度はやりたいとかというふうな考え方なり抱負なりがあるとすればひとつお聞きしたいというふうなことと、岩瀬住宅の階段については何年度中に、何とかひとつ年次計画的に、予算が伴うものですから検討してみたいというふうな考えがもし即答できるとすればひとつお願いしたいと思います。 それから、愛仙の関係は、確かに自立支援法で法律が変わったわけでございますけれども、市としてもできるだけの今援助をなさっておるわけですね。そういう点で、何かの形で援助できるかできないかをひとつ県なり協議をなさりながら、大仙市の担当の方とも協議をするというふうなお考えがあるのかないのか、その点だけをひとつお聞きしたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 大楽教育次長。
◎教育次長(大楽進君) 角館中学校の体育館の屋根の改修の問題でありますが、全面的に改修をするとなれば7,000万から8,000万かかるという見積もりが出ております。これは市長部局と相談しまして実施計画に乗せていただいて、年次計画でやっていきたいということで、現在のところ平成21年度から改修していただくということで協議しております。 それから、投光機の問題でありますが、どのくらいのワット数の電力量が必要かちょっとわかりませんが、配線の関係も出てくると思いますので、先ほど教育長が答弁したように、前向きに検討して早いうちに取りつけたいと思っております。
○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。
◎教育長(小林一雄君) 私の方からは新人戦の会場、それから芦名家にかかわる建物の問題、お話しします。 中学校の新人戦の種目は多岐にわたっておりますが、仙北市で行われるのがメーンの野球であります。落合球場、それから角館中学校のグラウンド、神代中グラウンド、さらには太田中グラウンド、今回は中仙の八乙女が使えないことがありまして、その4会場に分かれて郡内の精鋭が集まって新人戦が行われるということであります。1種目でありますけれども人数的にはかなりの人数が集まるということであります。 それから、芦名家の由緒ある武器庫につきましては、先ほど18番、高久議員さんがお話ししたように、持ち主の方、関係機関との連携・協議、そういう中で方向性を見出していくということでございます。
○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。
◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。 最初に、まちづくり交付金事業の関係ですが、これについては県道広久内角館停車場線と交差する市道神代第1幹線とセンターをなるたけ同じくしたいということでございます。そのために左側の一部の用地をお願いしたいという状況でございます。 それから、住宅に関しては、今後の計画については建設計画等で御審議なりまた検討していきたいというふうに考えております。 岩瀬住宅の老朽化、それから階段につきましては、入居者の実情を調査の上で今後の方針なりを検討したいということでございます。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 藤川角館地域センター長。
◎角館地域センター長(藤川実君) 先ほど高久議員さんから言われました件でございますが、軽微なものはセンターの方で行っております。それ以外のものにつきましては本課と協議しながら迷惑かからないようにということで行っておるところで、予算あるかないかということのお話でしたが、軽微なものにつきましてはうちの方でやるし、それ以外のものについては本課とよく協議するということでやっておりますので、今の予算の段階では私は今回の補正には出さなかったというふうに解釈しているところでございます。 それから、この312万の内訳につきましては、今ここに資料がございませんのでこれにつきましては後に資料としてこの内訳を出したいと、かように思います。
○議長(佐藤峯夫君) 中村市民福祉部長。
◎市民福祉部長(中村清三郎君) 私は2点ほどですが、先ほど愛仙の件につきましては、これから大仙とは、先ほど申し上げましたように検討してまいりたいと考えてございます。 それから、環境センターの件でございますが、石川島播磨との保証期間は何年かということですが、ちょっと私その把握してございませんが、通常であれば2年ぐらいだと思います。ただ、今回整備を行う4つの機械につきましては保証期間が1年となってございます。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。
◎産業観光部長(野中秀人君) 2つの件でございます。 1つは畜産のことですが、高齢化が進んでおりましてなかなか大変だというようなことですが、現在頭数は減少、それから戸数も減少しておりますけれども、ただ後継者については今フロンティア農業の育成ということで畜産担当をする若い人が今研修に出かけております。それから、仙北市には市営の牧場がございますので、できるだけコストを下げるような経営をするように以降進めたいと思っております。それで、高齢化が進んでいるというのは畜産だけでなく全体、農業、林業も全体のことだと思います。 それからもう一つは、西宮家のことですが、雪どめがついていないのではないかということですけれども、これは雪どめが壊れているというようなことを見つけました。それで、これは雪がはっしたときに腐食したのがたまたま下に落ちたというようなことで、このままにしておくとことしの冬、観光客に危険だというようなことで補正をお願いしたところでございますけれども、工事内容については雪どめのアングルとそれからトタンの横ぶきをする部分をやるというようなことでございます。 以上です。 (「議事進行」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 3回質問していますので本来ならば終わるわけでございますけれども、大変失礼ですが、休憩で結構ですので2点だけお伺いしたいと思いますし、答弁がされていない部分もありましたので、明らかに答弁されていない部分がありますので、本来であれば3回で終わりですけれども、もう一回ひとつ休憩で結構ですのでお願いしたいと思います。 1つは、先ほど来の分担表とか資料は……
○議長(佐藤峯夫君) ちょっと待ってください、18番。あくまでも議事進行をしてください。議事に関する進行をしてください。そういう意味で休憩中とかそういう前例は今までありませんよ。
◆18番(高久昭二君) いや、田口勝次議員もやったんですよ。
○議長(佐藤峯夫君) いや、あのときは私の読み違いのためにやっただけであります。
◆18番(高久昭二君) 午前中、佐々木副議長はやっていますよ。
○議長(佐藤峯夫君) そういう意味で、18番の質疑はこれで終了してください。
◆18番(高久昭二君) この資料を出すのか。
○議長(佐藤峯夫君) 資料は、一般質問に対する資料は議長を通じて、質疑応答に関する資料要求は各議員に対して議長からも各答弁者に求めておるところでありますので、御安心ください。
◆18番(高久昭二君) いや、議事進行。田口勝次議員は午前中来の議案質疑で、佐々木章副議長が午前中議長がいなくてそこの議長席に座ってやりましたが、議事進行で質問なさいましたよ。それは議長と副議長の考え方は違うところがあるかもしれませんが、私はあくまでも2つだけというふうに絞っていますし、二、三分で終わる質問でございますので、ひとつ。田口勝次議員はよくて高久昭二はだめだということは不公平に当たると思いますので。
○議長(佐藤峯夫君) そういうことではございません。
◆18番(高久昭二君) できるだけそういうふうな議事運営をなさらないようにひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) そういうことではございません。休憩であろうとも1分の問題であろうとも規則は規則ですので、終了していただきたい。
◆18番(高久昭二君) それから資料は求めて出すと言ったならばやっぱり出させるように議長からもちゃんとよろしくお願いしたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) それは出させるように私が責任を持ってお答えいたします。 (「議事進行」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 以上で高久昭二君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これで質疑を終わります。 休憩しないで会議を続けたいと思いますので、皆さんの御検討を祈ります。 それでは会議を続けます。 (「休憩」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) そうですか、それじゃ休憩しますか。 (「そうだな」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) それじゃあ17時30分まで。 (午後5時20分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後5時30分)
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△議案第79号の質疑
○議長(佐藤峯夫君) 日程第14、議案第79号 平成18年度仙北市
温泉事業会計決算認定についてを議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) 1点だけ。時間もたっていますので簡単に質問したいと思います。的確な答弁よろしくお願いしたいと思います。 実は18年度から新たに温泉供給を受けた場合の特別供給料金を1日9リッターにつき315万から210万円に改正したわけですが、今回これに該当したのは18年度の決算の中では保養所1件というふうに理解してよろしいんでしょうか、その点お願いしたいと思います。それだけです。
○議長(佐藤峯夫君) 雲雀企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) そのとおりでございます。
○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。
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△議案第80号の質疑
○議長(佐藤峯夫君) 日程第15、議案第80号 平成18年度仙北市
水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 これより質疑を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。
◆18番(高久昭二君) これも簡単に質問をして終わりたいと思います。 1つは、未処理未普及地区の解消ということが以前から合併後も叫ばれていまして、角館町で言えば八割、下延地区についても既にアンケート調査実施したようでございますので、希望なさった方が何世帯、全体の数からすれば何%ぐらいおったのか、おわかりになればひとつお知らせ願いたいとともに、やはり今後早急な布設が望まれると思いますので、当然それには手順なり予算なりが伴うわけでございますし、国・県ともいろいろ御相談もしなければ、協議しなければならないことも多々出てくると思いますが、もし見通しが今の時点である程度答弁できるとすればひとつお聞かせ願いたいと思います。 2つ目は、神代地区の水道関係でございまして、これも合併前からいろいろあったようでございますが、合併後にも古城山の浄水場が、一部そちらの方にも供給できる余裕があるというふうなお話もございましたが、それについても再度アンケート調査を実施した後で検討したいということでございましたので、そのアンケート調査は恐らくもう既に実施なさったと思いますが、その結果はどうであったのか、その点だけひとつお聞かせ願いたいと思います。 3点目は、21年度を目指して報告書にも書いてございます料金の統一化を進めたいということでございますが、局長さんも御承知のとおり、仙北市内も非常に不況きわまって農家経営が厳しく会社の、または商店の経営が不振、またはそのためにいろいろ大変な状態でございますので、できるだけ低い方に合わせるような、それぞれのコストは当然あるわけでございます。全然別々でございますが、そういうふうな方向で今後努力して21年の統一化に向けていただくことはひとつお考えないのかどうか、その点だけをひとつ御答弁をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 雲雀企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) 私の方からはアンケート調査結果の報告をしたいと思います。 角館地区ですけれども、雲沢と中川地区もアンケート調査してございます。今のところまだ回収率しかまだわかってございませんけれども、雲沢の方では全体で36%の回収率、対象未普及世帯が372世帯でその回収率が36%と、大字別でいきますと雲然が31%、八割が43%、下延が36%というような結果になってございます。また、中川の方の未普及世帯のアンケート調査ですけれども、対象が408世帯でございまして、回収率は37%となってございます。大字別では小勝田字が37%、川原字が39%、山谷川崎字が34%になってございます。この内容、集計作業については今現在行っているところでございます。 次に、神代地域の方のアンケート調査ですけれども、調査対象世帯は1,415世帯でありまして、回収率が47%、670世帯から回収されてございます。大字別での回収率ですけれども、角館東前郷が64%、岡崎地区が51%、梅沢が50%、卒田が45%、神代が43%、小松が41%というような状況でございます。 この中で水道のそういう配水管等の設備が必要なのかという問いに対しましては回収された中での60%の方が必要としているというふうになってございます。一番多かったのが、角館東前郷が一番多く74%でございました。2番目は梅沢の方の66%、次は岡崎の57%というふうになってございます。次に神代の56%と卒田の56%、小松が55というようになってございます。 それともう一点大事なことですけれども、現在の飲料水に不安や不便を感じているのかという問いに対しましては、回収された35%の世帯で不便を感じているというふうになってございます。それも大字別に見ますと角館東前郷が一番多く51%、2番目に梅沢の41%、次に岡崎の34%、神代の31%、卒田の31%、小松の16%というふうになってございます。 私の方からは、以上アンケート調査の部分を終わります。
○議長(佐藤峯夫君)
高田企業局業務課長。
◎企業局業務課長(高田紀市君) 料金統一の関係についてお答え申し上げたいと思います。 現在、仙北市水道事業の料金体系でありますけれども、今回決算の認定には上程されておりません西木地区を含めますと7通りの料金体系になってございます。それで、この中で料金の格差といいますのは、一番高いところで角館、田沢湖の上水道1,800円でございますけれども、これを筆頭に一番低いところが945円、5段階の差がございます。 それで、いろいろ簡易水道統合計画等国から迫られておりまして、まず21年度付近をめどに料金の統一を図りたいというような考え方でおりますけれども、実際どのようにするのかというのは現在のところまだ決めてございません。これからの検討になると思います。たまたま昨年度、県南の6市の協議会が新しくできました。その中でも去年の話題にも乗っておりますし、またことしこれから6市の意見交換会開く予定になっておりますので、そういうところからもいろいろな情報を集めまして、どこら辺に落ち着かせたらいいのかということをこれから検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(佐藤峯夫君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 2回目の質問です。 1つは、先ほど詳しく雲雀企業局長から御説明いただきました。手元の資料が、恐らくお手元の資料をごらんになって御説明なさったと思いますので、その資料で結構ですので、コピーを帰るまでにひとつよろしくお願いしたいと思います。 それから、2つ目の
高田企業局業務課長からの御説明の5段階の今現在の分かれている資料が今あると思いますので、5段階の資料ですよ、今現在の。7通りの料金体系になっておるわけでございますので、手元にもし資料あったらコピーで結構ですので、ひとつ渡していただけないものでしょうか。どうかよろしく御配慮を議長からもお願いしたいと思います。 それから、もう一つ質問させていただきます。 実は仙北市、田沢湖町向生保内に設置されておる下水道の田沢湖最終処分場等の関係の工事発注に当たり、本来であれば土木工事のA級業者が対象であると思いますし、管工事ができるA級業者が対象であると思いますが、なぜ今回水道施設設備業者に指名し入札、契約なさったのか、その点もしおわかりであれば御説明を、答弁をよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 雲雀企業局長。
◎企業局長(雲雀芳幸君) 申しわけございません。今のお話もう一度お願いしたいんですが。どこのところなのかちょっと。
○議長(佐藤峯夫君) 回数に入れないで、もう一度質問してください。 18番。
◆18番(高久昭二君) 仙北市田沢湖の向生保内に設置されております下水道の田沢湖の最終処分場が工事発注なさっておるわけでございますが、本来であれば土木工事A級の管工事の工事ができる業者に発注するべきではないかと思われるわけでございますけれども、なぜ今回水道施設設備の業者に発注なさっているのか、その点の入札の契約についてお伺いしたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) ただいまの御質問ですけれども、議案第80号、仙北市水道事業会計決算の認定ということでございますが、今御質問の内容はこの企業局の水道事業と直接関係しないかと思いますので、この場での答弁は控えさせていただきたいというふうに思います。
○議長(佐藤峯夫君) 18番。
◆18番(高久昭二君) 先ほどの質問したのは、これは確かに下水道工事の関係でございますけれども、水道施設設備業者関係は企業局が管理なさっておると思いますので、企業局の管轄にも触れておると思いますので、関係しておると思いますので、それでお尋ねしたわけでございますので。今は答弁できなければ後日でも結構ですのでひとつ保留しておきますので、答弁をお願いしたいと思います。 先ほどの資料は何回も言いますけれども、ひとつ配付方よろしくお願いしたいと思います。 以上でもって終わらせていただきます。
○議長(佐藤峯夫君) 今のあれは答弁できるでしょう、今のあれは保留しなくても答弁できるでしょう、このA級の件は。 (発言する人あり)
○議長(佐藤峯夫君) よろしいですか。18番、質疑終了してよろしいですか。
◆18番(高久昭二君) もし答弁、市長がしたければしてください。
○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。
◎市長(石黒直次君) 答弁させていただきます。 今、18番議員が言ったような形で関係を求めていけば、それはさまざまな関係があろうかと思いますのでその点はぜひ御理解をいただきたいと思います。 それから、資料提出求められておりますけれども、アンケートにつきましては現在まだ集約中ですので、ある形にまとまりましたら議員の皆様にもお知らせしたいというふうに思いますので。先ほど言いましたように、中川地区、雲沢地区についてはどれだけの数が、どれだけの率が集約されたかということで、中身について担当部局の方でもまだ分析をしていない状況でありますので。私もけさ確認したばかりでありまして、神代地区については中身の多少の分析は進んでおりますが、その全体的な傾向、そこから物事の判断ができる状況になってから皆さんにお知らせするということで、もう一つの方については出せる…… (「7通りの料金体系は現在あるはずだ、それを出せと」と言う人あり)
◎市長(石黒直次君) 料金体系の方については、これは水道審議会等にもお知らせしている内容ですので出せますので、そちらの方は提出させていただきます。
○議長(佐藤峯夫君) 資料請求等については議長が責任を持って求めますので、御安心ください。 これで18番、高久昭二君の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これで質疑を終わります。
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△議案第81号~議案第82号の質疑
○議長(佐藤峯夫君) 日程第16、議案第81号 市道の変更認定について及び日程第17、議案第82号 市道の認定についてを一括議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告がございませんので、これで質疑を終わります。 以上で各議案の質疑は終わりました。
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△議案第66号~議案第82号の委員会付託
○議長(佐藤峯夫君) 議案第66号 仙北市児童館条例の一部を改正する条例制定についてから、議案第82号 市道の認定についてまで、以上の各案は付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会及び特別委員会に付託いたします。 陳情8件については、既にお手元に配付してあります文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
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△散会の宣告
○議長(佐藤峯夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 (午後5時46分)...