• "ゆとり生活創造センター"(/)
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  1. 秋田県議会 2002-06-01
    06月19日-01号


    取得元: 秋田県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-29
    平成14年  6月定例会 本会議議事日程第一号  平成十四年六月十九日(水曜日)  午前十一時開会第一、会議録署名員決定の件第二、会期決定の件第三、知事の説明第四、議案第一八二号 秋田県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案第五、議案第一八三号 秋田県議会会議規則の一部を改正する規則案第六、休会の件---------------------------------------本日の会議に付した案件    議事日程に同じ--------------------------------------- △午前十一時零分開会    出席議員    四十六名      一番  加成義臣      二番  菅原龍典      三番  川口 一      四番  穂積 志      五番  安藤 豊      六番  伊藤昭二      七番  工藤任国      八番  栗林次美      九番  大関 衛      十番  津谷永光     十一番  宮腰 誠     十二番  平沢健治     十三番  木村友勝     十四番  土谷勝悦     十五番  樽川 隆     十六番  村上 薫     十七番  小田美恵子    十八番  武田英文     十九番  金谷信栄     二十番  鶴田有司    二十一番  石田 寛    二十二番  小田嶋伝一    二十三番  加藤義康    二十四番  菅原 昇    二十五番  小番宜一    二十六番  冨樫博之    二十七番  原 盛一    二十八番  大野忠右エ門    二十九番  佐藤健一郎   三十二番  高松和夫    三十三番  工藤嘉左衛門  三十四番  野原多津美    三十五番  伊藤万治郎   三十六番  能登祐一    三十七番  鈴木洋一    三十八番  大里祐一    三十九番  安杖正義     四十番  北林康司    四十一番  児玉 孝    四十二番  佐藤次男    四十三番  北林照助    四十四番  長谷部 誠    四十五番  藤原俊久    四十六番  辻 久男    四十七番  高久正吉    四十八番  柴田康二郎   欠席議員    一名     三十番  中泉松之助---------------------------------------     地方自治法第百二十一条による出席者          知事                  寺田典城          副知事                 千葉 隆          出納長                 西村哲男          理事                  根津谷禮蔵          総務部長                横山忠弘          企画振興部長              川勝敏弘          健康福祉部長              牧野ゆり子          生活環境文化部長            川辺征夫          農林水産部長              品田 稔          産業経済労働部長            吉野恭司          建設交通部長              越後谷康作          出納局長                渡部克澄          総務部次長知事公室長         竹村達三          総務部参事財政課長          渡部文靖          公営企業管理者職務代理者        安田幸男          教育委員会委員長            米田愛治          教育長                 小野寺 清          選挙管理委員会委員長職務代理者     門間清治          人事委員会委員長職務代行者       佐々木順子          公安委員会委員長職務代行者       安藤恭蔵          警察本部長               坂口正芳          地方労働委員会会長           阿部讓二          代表監査委員職務代理者         小玉和夫--------------------------------------- ○議長(津谷永光君) これより平成十四年六月定例会を開会いたします。本日の会議を開きます。 諸般の報告は朗読を省略いたします。---------------------------------------議長報告朗読省略) 一、六月十九日、秋田県議会議員全員から次の議案が提出された。 (1) 議案第一八二号 秋田県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案 (2) 議案第一八三号 秋田県議会会議規則の一部を改正する規則案一、六月十九日、知事から次の議案等が提出された。 次のとおりそれぞれ関係委員会に付託した。                                (付託委員会) (1) 議案第一四〇号 平成十四年度秋田県一般会計補正予算(第一号) 全委員会 (2) 議案第一四一号 秋田県監査委員の選任について (3) 議案第一四二号 秋田県公安委員会の委員の任命について (4) 議案第一四三号 秋田県収用委員会の委員及び予備委員の任命について (5) 議案第一四四号 秋田県個人情報保護条例の一部を改正する条例案 総務企画委員会 (6) 議案第一四五号 秋田県県税条例の一部を改正する条例案 同 (7) 議案第一四六号 中心市街地における県税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例案 同 (8) 議案第一四七号 住民基本台帳法施行条例案 同 (9) 議案第一四八号 秋田県ゆとり生活創造センター条例案 福祉環境委員会 (10) 議案第一四九号 秋田県男女共同参画センター条例の一部を改正する条例案 同 (11) 議案第一五〇号 秋田県森林整備地域活動支援基金条例案 農林水産委員会 (12) 議案第一五一号 秋田県工業化等促進条例の一部を改正する条例案 商工労働委員会 (13) 議案第一五二号 収用委員会の求めにより出頭した鑑定人に対する旅費及び手当並びに参考人に対する旅費に関する条例等の一部を改正する条例案 建設委員会 (14) 議案第一五三号 警察官等の被服及び装備品に関する条例の一部を改正する条例案 教育公安委員会 (15) 議案第一五四号 秋田県監査委員条例の一部を改正する条例案 総務企画委員会 (16) 議案第一五五号 秋田県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案 商工労働委員会 (17) 議案第一五六号 交通事故に係る和解について 総務企画委員会 (18) 議案第一五七号 町の境界変更について 同 (19) 議案第一五八号 町の境界変更について 同 (20) 議案第一五九号 財産の取得について 同 (21) 議案第一六〇号 交通事故に係る和解について 福祉環境委員会 (22) 議案第一六一号 秋田県立自然公園区域の変更について 同 (23) 議案第一六二号 交通事故に係る和解について 農林水産委員会 (24) 議案第一六三号 平成十四年度県営土地改良事業に要する経費の一部負担の変更について 同 (25) 議案第一六四号 平成十四年度水産基盤整備事業に要する経費の一部負担の変更について 同 (26) 議案第一六五号 平成十四年度林道事業に要する経費の一部負担の変更について 同 (27) 議案第一六六号 平成十四年度都市計画事業に要する経費の一部負担の変更について 建設委員会 (28) 議案第一六七号 工事請負契約の締結について 同 (29) 議案第一六八号 平成十四年度急傾斜地崩壊対策事業に要する経費の一部負担の変更について 同 (30) 議案第一六九号 平成十四年度港湾事業に要する経費の一部負担の変更について 同 (31) 議案第一七〇号 工事請負契約の締結について 教育公安委員会 (32) 議案第一七一号 工事請負契約の締結について 同 (33) 議案第一七二号 工事請負契約の締結について 同 (34) 議案第一七三号 財産の取得について 同 (35) 議案第一七四号 工事請負契約の締結について 同 (36) 議案第一七五号 工事請負契約の締結について 同 (37) 議案第一七六号 工事請負契約の締結について 同 (38) 議案第一七七号 交通事故に係る和解について 同 (39) 議案第一七八号 交通事故に係る和解について 同 (40) 議案第一七九号 交通事故に係る和解について 同 (41) 議案第一八〇号 交通事故に係る和解について 同 (42) 議案第一八一号 交通事故に係る和解について 同 (43) 報告第七号 平成十三年度秋田県一般会計補正予算(第十一号)の専決処分報告 総務企画委員会                                           福祉環境委員会                                           農林水産委員会                                           建設委員会                                           教育公安委員会 (44) 報告第八号 平成十三年度秋田県一般会計補正予算(第十二号)の専決処分報告 全委員会 (45) 報告第九号 平成十三年度秋田県継続費繰越計算書の報告 (46) 報告第一〇号 平成十三年度秋田県繰越明許費繰越計算書の報告 (47) 報告第一一号 平成十三年度秋田県事故繰越し繰越計算書の報告 (48) 報告第一二号 平成十三年度秋田県病院事業会計予算超過執行の報告 (49) 報告第一三号 平成十三年度秋田県電気事業会計予算繰越計算書の報告 (50) 報告第一四号 平成十三年度秋田県工業用水道事業会計予算繰越計算書の報告 (51) 報告第一五号 秋田県県税条例の一部を改正する条例の専決処分報告 総務企画委員会 (52) 報告第一六号 工業等導入地区等における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の専決処分報告 同 (53) 報告第一七号 交通事故に係る和解及び損害賠償専決処分報告 (54) 報告第一八号 交通事故に係る和解及び損害賠償専決処分報告 (55) 報告第一九号 交通事故に係る和解及び損害賠償専決処分報告 (56) 報告第二〇号 訴えの提起の専決処分報告 建設委員会 (57) 報告第二一号 訴えの提起の専決処分報告 同 (58) 報告第二二号 秋田県公安委員会関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の専決処分報告 教育公安委員会 (59) 報告第二三号 交通事故に係る和解及び損害賠償専決処分報告 (60) 報告第二四号 交通事故に係る和解及び損害賠償専決処分報告 (61) 報告第二五号 交通事故に係る和解及び損害賠償専決処分報告          総務企画委員会 一四件          福祉環境委員会 七件          農林水産委員会 八件          商工労働委員会 四件          建設委員会 一〇件          教育公安委員会 一七件一、監査委員から例月出納検査の報告のあったものは、別紙(四月十日付、五月十日付及び五月三十一日付)のとおりである。--------------------------------------- △平成十四年二月分例月出納検査報告書 △平成十四年三月分例月出納検査報告書 登載省略 △平成十四年四月分例月出納検査報告書 --------------------------------------- ○議長(津谷永光君) 議事に先立ちまして、新任者を紹介いたします。 出納長西村哲男君。     [出納長(西村哲男君)議場中央に進み一礼](拍手) ○議長(津谷永光君) 理事根津谷禮蔵君。     [理事(根津谷禮蔵君議場中央に進み一礼、「よろしくお願いいたします」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 総務部長横山忠弘君。     [総務部長横山忠弘君)議場中央に進み一礼、「よろしくお願いします」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 農林水産部長品田稔君。     [農林水産部長(品田稔君)議場中央に進み一礼、「よろしくお願いします」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 産業経済労働部長吉野恭司君。     [産業経済労働部長吉野恭司君)議場中央に進み一礼、「よろしくお願いします」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 建設交通部長越後谷康作君。     [建設交通部長越後谷康作君)議場中央に進み一礼、「よろしくお願いいたします」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 出納局長渡部克澄君。     [出納局長渡部克澄君)議場中央に進み一礼、「どうぞよろしくお願い申し上げます」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 公営企業管理者職務代理者企業局長安田幸男君。     [公営企業管理者職務代理者企業局長安田幸男君)議場中央に進み一礼、「どうぞよろしくお願いします」と述ぶ](拍手) ○議長(津谷永光君) 以上で紹介を終わります。 日程第一、会議録署名員決定の件を議題といたします。 お諮りします。会議録署名員には、二十六番冨樫博之君、三十五番伊藤万治郎君、二番菅原龍典君、以上の三名にお願いしたいと思いますが、御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(津谷永光君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。 次に、日程第二、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から七月五日までの十七日間と決定することにして御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(津谷永光君) 御異議ないものと認めます。会期は十七日間と決定されました。 次に、日程第三、知事の説明を行います。知事の発言を許します。     [知事(寺田典城君)登壇] ◎知事(寺田典城君) 皆様、おはようございます。 今定例会におきましては、補正予算案及びその他の案件について御審議をお願いするものでありますが、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。 初めに、経済動向について申し上げます。 最近の我が国の経済は、輸出の増加や生産の一部に持ち直しの動きが見られることから、景気は底入れしているという判断が示されております。しかし、県内の経済動向を見ますと、電子部品等の一部の製造業においては受注回復の兆しが見られるものの、全般的に生産水準が低い状態で推移し、個人消費も横ばいとなっております。雇用情勢については、四月の有効求人倍率が〇・四一倍と低水準で推移し、雇用保険受給者数が一万七千六十一人と過去最高を更新しております。加えて、四月末における新規高校卒業者の未就職者が、平成に入り最多の二百五人となっているほか、建設産業において大型倒産が相次ぐなど、県内経済については、依然として厳しい状況が続いていると考えております。 こうした状況の中で、企業活性化雇用緊急対策本部では、昨年十月以降、目標の半分を上回る約一千七百社の企業から直接経営の実情や行政に対するニーズなどを伺ってまいりました。その結果、コスト削減受注開拓、営業・販売力強化など、県内企業経営課題が改めて明らかになっております。これら現場の実情を踏まえ、多くの企業が直面する経営課題の克服に向けて支援策を講じていくとともに、産学官の連携を強化し、将来の地域経済を牽引する産業創出に取り組むなど、引き続き本県産業構造転換を進めてまいりたいと考えております。 また、新たな雇用・就業機会の創出や職業能力開発支援など雇用のセーフティーネットの整備やその機能発揮にも努めてまいります。 次に、市町村合併について申し上げます。 今日、私たちは、経済のグローバル化や少子・高齢化など時代の大きな潮流に対応していくため、社会経済行財政システムの根本的な見直しを迫られております。一方、地域における産業活動生活行動は、高速交通情報通信基盤整備などの進展に伴い、今後ますます広域化していく流れにあると思います。こうした時代の変革期に行政に携わる者に対しては、子供や孫の世代においても持続的発展が可能な地域づくりへ真摯に挑戦することが求められており、私はその有力な手段の一つが市町村合併ではないかと考えております。 現在、国においては、新しい国づくりに向け、社会保障制度のあり方や税制改革を初め、国と地方の役割分担地方交付税のあり方や税財源の地方への移譲など、広範囲にわたる課題についての議論が活発化しております。今後の地域経営に当たっては、県も市町村もこうした状況変化に適切に対応しながら、地方の真の自立に向けた体制・システムをみずから整備していく必要があると考えます。 とりわけ市町村合併については、合併する、あるいは合併しないにかかわらず、首長を初め地域のリーダーと住民とが一体となって、今こそ議論することが必要であると考えます。それが行われなければ、県民に対し大きな不利益を及ぼすことになるのではないかという思いがあり、この二月から順次市町村を訪問してまいりました。これまで、首長や市町村議会議員の皆様と忌憚のない意見交換をしてまいりましたが、総じて、合併に向けての議論は避けて通れないとの認識が深まってきており、さきに実施いたしました県民意識調査においてもこうした傾向がうかがえるところであります。合併について話し合うことは、自分たちの地域の夢や幸せについて話し合うことであり、また、合併により得られる地域の広がりはさまざまな発展の可能性が広がることであると前向きにとらえていただき、各地域で合併論議を一層深めてほしいと考えております。 合併特例法適用期限である平成十七年三月は間近に迫っており、合併を進めていく上で特に本年度が正念場になると思います。県としては、地域における合併に向けた取り組みを引き続き積極的に支援してまいりますので、県議会議員の皆様からもお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、国際系大学についてでありますが、本年三月に創設準備委員会を設置し、以降、国際ビジネス専門部会など四つの専門部会において、カリキュラム構成教員募集のあり方などについて、集中的な審議を進めていただいております。これらの審議においては、実学重視の特色ある大学を目指し、広範かつ実務的な議論が行われ、おおむね意見集約が図られてきておりますので、その結果を受け、引き続き開学準備を進めてまいりたいと思います。 次に、韓国との国際定期便について申し上げます。 咋年の十月に就航してから半年余りが経過しましたが、この間の利用率は約六五%となっており、アメリカにおけるテロ事件の影響等を考えると比較的順調に推移していると受けとめております。今後とも、文化やスポーツなど各分野で定期便を利用した交流事業を進めるほか、北海道及び北東北三県によるソウル事務所の開設等を通じて韓国からの誘客を図るなど、より一層の利用促進に努めてまいりたいと思います。 また、秋田空港における国際貨物の取り扱いについては、七月から業務が開始されることとなっており、積極的に利用されるよう期待しております。 次に、農作物の生育概況について申し上げます。 ことしは、四月の平均気温秋田地方気象台観測史上最高を記録し、五月の日照時間が平年よりも少なく経過するなど、農作物への影響が心配されましたが、水稲を初め野菜、大豆、果樹などの生育は、おおむね順調に推移しております。今後とも、気象変動に対応した、きめ細かな栽培管理の指導に努めてまいります。 次に、ヨーロッパへの訪問について申し上げます。 このたび、六月二日から八日までの七日間の日程で、IT革命が進展する中での成長産業の創出や新規事業の活性化、労働市場の弾力化と多様な働き方やゆとりある生活を実現する雇用システムなど、本県が重点的に取り組むべき課題について顕著な成功をおさめているヨーロッパ先進四カ国を訪問し、現状や施策などを調査してまいりました。いずれの国、地域におきましても、大きな課題に直面した際には、明確な将来像を描きながら大きな改革に果敢に挑戦し、そしてなし遂げているということに感銘を受けました。 今後、このたびの調査で見聞した具体的な取り組み十分参考にしながら、新しい時代における産業・労働政策の形成に努めてまいりたいと考えております。 次に、提出議案の主なものについて説明申し上げます。 今回の補正予算案は、割り当て内示に基づく緊急かつ必要な国庫補助事業及び当面緊急を要する県単独事業について計上いたしております。 まず、厳しい県内経済情勢を踏まえた新たな経済・雇用対策については、新規受注開拓販路拡大を目指し、経営の強化を図ろうとする県内企業マーケティング戦略を支援するほか、雇用を維持しながら事業転換体質強化を図ろうとする県内企業に対する総合的、重点的な支援を追加してまいります。 一般公共事業については、道路、橋梁、河川などの事業に十九億五千六百七万円、国直轄事業負担金として、河川事業等に一億五千五十四万円を計上いたしております。 また、県単投資事業については、道路整備事業に五億一千八百七十三万円、河川・砂防整備事業に二億三千五百万円を計上いたしております。 「みんなが安心して活躍できる健康長寿社会の実現」については、市町村が行う介護予防拠点施設の整備に対して助成するほか、医療機関市町村等と連携を図りながら、C型肝炎対策など地域独自の創意工夫を凝らした地域保健対策を推進してまいります。 「個性と創造力を育む教育の推進」については、県北地区における県立中高一貫教育校建設予定地の用地取得のための調査を実施してまいります。 「パートナーシップによる地域社会づくり」については、本年十一月に、ゆとり生活創造センター(仮称)を開設し、県民の余暇活動やNPO・ボランティア活動を支援してまいります。 また、本県の魅力を全国に情報発信しながら、観光と交流を切り口とした地域振興及び次世代を担う人材の育成を図るため、県北地域を会場とした多くのボランティアによる県民参加型イベントの開催について、イベント企画書を作成するとともに、地元市町村や民間の方々で構成する懇談会を設置してイベント開催に伴う諸課題や効果等について検討してまいります。 「豊かな自然環境と人との共生」については、適切な森林整備を推進するため、計画的かつ一体的な森林施業に必要な森林の現況調査、歩道の整備等地域活動を支援する資金として、新たに、秋田県森林整備地域活動支援基金を造成し、森林所有者等による地域活動に対して助成してまいります。 「産業の技術力・競争力の源となる科学技術基盤の形成」については、あきた総合科学技術会議(仮称)を設置し、産業や環境など総合的な観点から科学技術政策のあり方を検討してまいります。 「豊かな自然と調和した個性あふれる農林水産業の振興」については、新たに、食品表示ウォッチャーを設置して、食品表示の適正化を図ってまいります。 また、平成十三年産カドミウム汚染米を買い入れ処分するとともに、汚染米発生のおそれのある地域についてロット調査等を実施してまいります。 「地域の個性ともてなしの心で築く観光産業の振興」については、新水族館の平成十六年夏オープンに向けて、開設準備を進めるとともに、管理運営主体となる第三セクターの設立準備を進めてまいります。 以上、補正予算案の概要を申し上げましたが、一般会計補正額は五十七億六千六百一万円であり、これを既定予算に加えますと七千四百五十四億三千八百一万円となります。 今回の補正予算に要する一般財源は、十一億九千四百八十五万円でありますが、繰越金を充てております。 次に、単行議案の主なものについて申し上げます。 秋田県監査委員の選任については、一部委員の辞任に伴い、その後任の選任について、議会の御同意をお願いしようとするものであります。 秋田県公安委員会の委員の任命について及び秋田県収用委員会の委員及び予備会員の任命については、それぞれ一部の委員の任期満了に伴う後任の任命について、議会の御同意をお願いしようとするものであります。 秋田県男女共同参画センター条例の一部を改正する条例案は、男女共同参画社会の形成を推進するため、秋田県北部男女共同参画センター及び南部男女共同参画センターを設置しようとするものであります。 以上、提出議案の大要について申し上げたのでありますが、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(津谷永光君) お諮りします。日程第四及び日程第五の議案二件は、いずれも委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することにして御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(津谷永光君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。 日程第四、議案第百八十二号秋田県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案、日程第五、議案第百八十三号秋田県議会会議規則の一部を改正する規則案、以上二件を一括議題といたします。---------------------------------------     [上程議案は巻末議案の項登載]--------------------------------------- ○議長(津谷永光君) お諮りしますが、上程議案二件はいずれも全員提出に係るものでありますので、趣旨説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決することにして御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(津谷永光君) 御異議ないものと認めます。 採決いたします。上程議案二件は、いずれも原案のとおり決定することにして御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(津谷永光君) 御異議ないものと認めます。議案第百八十二号及び議案第百八十三号は原案のとおり可決されました。 次に、日程第六、休会の件を議題といたします。 お諮りします。六月二十日、六月二十一日及び七月三日の三日間は、議案調査等のため休会とすることにして御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(津谷永光君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 △午前十一時二十二分散会...