54:
◯野田譲委員 もう少しはっきりと答弁してほしいんです。しているならしているでいいんですよ。きちんと土日も出ているとか。そういうものが土日も出てやっているのかどうなのかと聞いているんです。
55:
◯設備課長 平日の残業と、あと土曜日曜日の休日出勤等を行っております。
56:
◯野田譲委員 それぐらいこれは職員を拘束してまでやっていかなければならない
事業なんだということをやはり、
局長、これを認識をしてもらいながら、今度これを発注して
事業者が受ける。そうすると、まず7月までに終わらせなければいかないわけです。工期というのは決まっているわけですから。
やはり今働き方改革といって、本当に土日を休ませてくれということで進めているけれども、今回のこの
事業に至ってはまさに逆行したような形で
事業者にお願いしていかなければいけない
事業だと私は思っています。
ですから、こういう緊急的な仕事の積算、まさに
皆さんも残業をしている
現状。
事業者にしても職員に土日祭日、多分これ休みなくやっていかなければいけないという声を聞くんだけれども、そういう民間の
事業者が入札に参加するときに土日祭日、この単価、役所の残業代というのは民間の方に比べたら半端じゃない残業代というのは、ちょっと調べて後で
報告するけれども、こういうものも乗せて入札に参加するのか、平時のときと同じような積算で入札するのか、その辺ちょっと教えてください。
57:
◯設備課長 工事における実際の
スケジュールにつきましては、
学校行事等を踏まえ、
学校と調整を図りながら決定することになりますが、
作業従事者の休日を確保できるよう、適正な工期設定を行うとともに、
請負者と調整しながら確実に対応してまいりたいと考えてございます。
58:
◯野田譲委員 この適正な工期の設定というのは、もうまさに工期はこの日までやらなければいけないというのはもう今から決まっていると私は思っているんです。ですから、その工期の短い中だと私は思っています。そこの中で受けた会社は土日も返上してやるつもりでやる。これはやはり間に合わせなければいけないということが最重要
課題ですから。ですから、やるでしょう。
そこの中で、平時のときの入札の単価と、やはり今回みたいな緊急的な入札の積算単価、これに違いがあってしかるべきだと思うけれども、
局長、どうですか。
59: ◯都市整備
局長 今回の
エアコン設置につきましては、市内の全小
中学校を
対象としておりますし、しかも、極めて短
期間に
設置しなければならない、整備しなければならないということで、また、この工事だけでなく通常行っております増改築ですとか、あるいは
改修などの工事に加えてこの
エアコン工事という形になりますので、
設備工事の全体の量として例年よりかなり
増加するということが見込まれております。
そのために、本市としましては工
事業者の
皆様への御負担をなるべくおかけしないようにということで、まずはできるだけ早期の発注ということに努めたいと考えておりますし、また、工事を発注する上でのさまざまな工夫、近接する幾つかの
学校をまとめて発注するといった、そういった工夫も行いまして、円滑に工事を進められるように取り組んでまいりたいというふうにも考えております。
また、御指摘のございました工事に従事する方の就労環境の問題につきましても、これは建設業の全体の問題としましてその改善が求められているところでございまして、本市としましても完成を急ぐ工事であるとはいえ、それぞれに適正な工期を設定することを考えております。
また、実際の工事に当たりましては、児童生徒の
皆さんにある程度御不自由をおかけするということにもなりますが、
学校側での空き教室、それから特別教室などを
利用して、移動しながら順次工事を進められるようにというふうに
学校側と調整しながら進めるようにしていく
予定でございますので、そのあたりの調整についてもしっかり行うことによりまして、実際の単価の設定ということについてはなかなか困難な部分がございますけれども、スムーズに工事が進みますように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
60:
◯野田譲委員 単価は難しいということなんですね。行政側の残業していく過程の中で、これは基本的に決まっているんですよね、行政側の残業手当というのは。これちょっと調べさせてもらって、大卒、22歳、
卒業して初任給で18万5700円もらっている大卒者を例に挙げて言わせてもらいますけれども、平日1時間の職員の時給というのは1,571円。これ嘱託職員というのは1,465円なんです。そして、臨時職員というのは1,021円。
これ平日の夜になると、職員だと1,886円。嘱託職員だと1,758円。臨時職員だと1,120円。
これ休日は職員は1,697円。休日の夜というのは2,011円。これは大卒初任給の方。10年、20年働いて係長さんまでが残業手当をもらえるんですよね。やはり、この係長さんぐらいまでいくと単価が半端じゃないんですね。4,000円までいかないにしても時給3,800円以上超えてもらうんです。ですから、この
事業に対して残業をされている方々はそれぐらいの単価をもらいながらやはりやられている。
しかし、民間企業の土日祭日、この職員の残業代というのは中小企業の中で、その企業の代表の方と話したりしていても「いや、もう我慢してもらっているんだ」と、「やはり中小企業、もう我々ブラック企業だと言われても仕方ない」と。みずからがそうやって自分では思いながら、でも職員にやはりやってもらっているんですと。そういうような実態なんです。
それで、人手不足。今まさに新卒を採用しようとしても、一部上場の会社からやはり埋まっていく。やはり地元中小企業が募集を出してもなかなか来ない。技術職の高校からでさえも、なかなか募集してもお願いしても来てくれない。非常に大変な
状況です。
そこの中で、今回の仕事においても無理をして取る
事業者だっているわけです。やはり震災から8年がもうたとうとして、そういう
現状の中で民間
事業者は非常に大変なわけです。やはり、いろいろな仕事を請け負って何とか自分
たちの会社を発展させようと、それで、職員にもきちんとした給与でありボーナスであり、やはり出してやりたいという思いが非常に強いわけであって、震災後まさにそういう地元
事業者には
仙台市はバックアップしてもらって、こうやって復旧から復興、まさに前に進んできているのも事実です。
やはり、そういう積算の単価とか、土日祭日やるのがこれから見えてくるというのがわかっているこの仕事に対しての、そういう何かがあってしかるべきじゃないかなと私は思うんです。その辺何か考えられないものですか。
61: ◯都市整備
局長 この
エアコン工事に関しましては、発注の前提といたしまして休日ですとか夜間の工事というところを想定しておりますので、
学校側との調整ということはこれから必要になりますが、できるだけ平日の昼間の時間帯で教室を児童生徒さんに移動していただいて、空き教室等を活用して調整をしながら進められるようにというふうに考えております。
また、
学校行事等があった際にも、そのあたりについてもしっかりと地域の方々とも調整しながら進めてまいりたいと考えておりますので、基本的に設定した工期内で無理なく工事ができるようにということで我々としても調整を努めてまいりたいというふうに考えております。
62:
◯野田譲委員 ぜひそういう負担にならないような発注の仕方と、再三申し上げますけれども積算ミス。人数が29人でしたか。その人数で全てによってやるわけでありますから、積算のミスなどをして再度やり直しなどないような形で、再チェックをきちんとしながら取り組んでいくことを要望して終わります。
63:
◯建設局長 先ほど野田委員のほうから
道路パトロールに関する御
質問をいただきまして、
道路保全課長のほうから日中のパトロール頻度につきましては3カ月に4回というふうに
説明をさせていただいたんですけれども、2カ月に3回の誤りでございましたので、おわびをして訂正をさせていただきたいと思います。
また、パトロールでもちろん見つけた場合には、先ほど御指摘いただきましたとおり関係する区役所のほうとお話をさせていただきながら速やかに対応をさせていただきたいと考えてございます。
64:
◯野田譲委員 訂正されたけれども、本庁の、要は委託しているところがパトロールしているのと、
青葉区役所、この辺については
青葉区役所はパトロールしていないのか。
65: ◯
青葉区建設部長
青葉区でも日ごろから道路の保全、それから安全確保のためにパトロールをしているところでございまして、今回のような御指摘があったところはできるだけ早く補修していきたいと考えているところでございます。
66:
◯野田譲委員 ぜひ、やはり
仙台の中の駅をおりたら、この
青葉区というのはメーンの区なんです。職員の方々に、パトロールする
人たちに、やはり
メーン道路は誰が見ても、
バス路線はきちんと整備するように。あとは、もちろん前も言っていたけれども、雑草とか、そういうところもきちんと整備するように心がけてやってください。
67: ◯村上かずひこ委員 楽天イーグルス球団が球場内で現金が使えなくなるわけです。神戸のサッカーチームもそうなるようなんですが、キャッシュレスの手段を持たない人にとっては、クレジットカードを使えるのかどうかもわからないし、球場で何か発行する機械でお金をチャージするらしいんですけれども、いろいろ混乱は起きるとは思うんですけれども、いろいろな方法は私も考えていかなくてはならないんですが、そこで交通
事業管理者にお聞きしたいんですが、昨年の
定例会ではイクスカの付加価値のこととか機能強化のことについてはお尋ねして、
経営企画課長にもお聞きしたんですけれども、
仙台市で発行しているイクスカを楽天球場で使えるのかどうか。
これはお金がかかるのか、どのくらいか、かかるかもしれないんですけれども、楽天球団がただでやってくれるかもしれない。何十万人も持っているんですから、
仙台市民が。何十万人ですよ。持っているんですから、積極果敢に。聞いてみるのはただだし。
多額なお金がかかるのでは断念せざるを得ないんですが、少しそういったことについて管理者はどのように考えるか。もう積極的に私は営業していくべきだと思うんですけれども、ちょっとお聞かせください。
68:
◯交通事業管理者 イクスカカードでは今物を買えないというのが基本的なところでございますので、そういった機能を新たに持たせるということについては十分な
検討が必要かと思います。
ただ、どういった形で楽天球団のほうでそういう
システムを入れるのかということについて、私どもも楽天のほうに問い合わせまして、どのような対応が可能なのか、可能でないのか、そういったことについて、あるいは、私ども
バスや
地下鉄に乗っていただければいいわけで、例えば同じようにスイカというようなこともございますので、そういったところについてもどういったものが
利用可能なのかということについては問い合わせをしてみたいというふうに思いますが、先ほども申し上げましたように基本的にマネー機能といいますか、そういったところについてはイクスカの最大の弱点でございますので、そういったところの改善についてはなかなか難しいものがあろうかというふうに思います。
69: ◯村上かずひこ委員 至るところで物を買えるんじゃなくて、あの球場内だけで使えればいいと思うんです。多分その
システムを楽天球団でつくっているはずですから、球場内で使える
システム、そこで何か付加価値、だから一応楽天球団にちょっとぜひ御相談していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
70:
◯木村勝好委員 私から
地下鉄の沿線まちづくりに関連をして、宮城県の教育研修センター、もう閉鎖をされているんですけれども、これの今後の対応、活用のことについて若干お尋ねをしたいと思います。
宮城県の教育研修センターというものが宮城教育大学に隣接をして、あの奥のほうにあったんです。あの奥のほうにあったものが
平成25年に移転をして、その後閉鎖をされた形になっているわけです。結構な面積を持っているんですけれども、県のほうはこれをそのままにしておくというわけにいかないので、建物もまだ残っているんです。昭和40年代にできた耐震補強もなされていない建物が数棟残っているんだそうですけれども、何とか活用の方法がないのかなということで、
検討委員会というものもつくって
検討している。
そして、そこに
仙台市を代表する形で
教育局の総務
企画部長さんが委員として参画をされている。今
検討が進んでいて、そろそろそう遠くないうちに県として一定の方向を出すんだというふうに聞いていますけれども、そういう認識で間違いないですか。
71: ◯
地下鉄沿線まちづくり課長 旧宮城県教育研修センター跡地の利活用につきましては、委員おっしゃられたとおり宮城県教育委員会が
設置いたしました利活用
検討委員会におきまして
検討を行ってきたところでございます。ちょうど先週の1月18日にその最終回となる第3回の
検討委員会が開催されたというふうに聞いております。
72:
◯木村勝好委員 どういう方向性ということになったんですか。
73: ◯
地下鉄沿線まちづくり課長 その
検討委員会の中では、跡地は軽度の知的
障害のある生徒の受け皿となる高等学園という施設として利活用することが最適という
意見が取りまとまったというふうに聞いております。
74:
◯木村勝好委員 これは私調べてみたら非常に不思議な建物といいますか、公の道路に面していないんですよね。道路が宮教大を通じてしか公道に面していないという非常に不思議な格好になっている。何でこんな格好になったかという経過は大昔のことだからわからないけれども、いずれそういう格好になっている。
そうすると、今のような
利用の仕方をする。つまり何でこれを聞いているかというと、この場所というのは
青葉山の駅から歩くと十二、三分ですか、歩いて歩けない距離じゃないんですよね。だから、これ上手に使ってもらえれば乗客増につながるはずなんです。
であれば、
仙台市からも委員さんが出ているんだから、ぜひそういう形でそういうものにも乗客増につながるようにいろいろお願いをしてみるということは非常に大事だと思うんですけれども、問題はその建物なんです。昭和40年代の前半ぐらいにできたもので、耐震補強もしていない。今のような使い方をするときにその建物というのは使えるんですか。
75: ◯
地下鉄沿線まちづくり課長 県の教育委員会に
確認したところ、まだ具体的に建物を、例えば
利用するのか建て直すのかといったことにつきましては、今の
検討委員会の中では
利用の方向性が決まったという段階でございまして、これからそのあたりを
検討していくということでございます。
したがいまして、これから今度は県の教育委員会のほうで具体的な施設の
検討を進めていくというふうになるというふうに考えております。
76:
◯木村勝好委員 そういう教育機関として活用していただいて、そこに生徒さん
たちが通う。そのときに
地下鉄を使ってもらうというのは大変ありがたいことだと思うんですが、私がすごく気になるのは公道に面していないところで例えば建物を全部壊す。そうすると、当然瓦れきとか何かを全部運び出さなくてはならない。当然重機やダンプも入れなければならない。
それから、ましてつくるということになれば、公道に面していないのに建築
確認というのはおろせるのか。そっちの部分の方はどういうふうに思いますか。
77: ◯都市整備
局長 建築基準法上、敷地は必ず基準法上の何らかの道路に接していなければいけないという定めがございますので、現在のままですと建てかえについてはなかなか難しい
状況というふうに考えております。
それを解決する方法といたしましては、建築基準法上の位置指定道路といいまして、今の宮教大の敷地の一部を道路用地として確保したものを特定行政庁のほうが指定するといったようなことですとか、あるいは大学の敷地と一体で何か活用できるような、そういった活用方法を考えるとかいったやり方としては複数ある中からどれを選択するかということになるかと思っております。
78:
◯木村勝好委員 いずれにしても県のほうでそういう、やはりいわゆる有効活用を図ろうということになるんだとすれば、
仙台市としても今申し上げたような乗客増ということも観点に置きながら、
確認申請に対してそれをきちんとおろしてあげるとか、いろいろな今
局長の答弁があるように、そこが上手にいくようにいろいろ配慮してあげるとか、そういうことはむしろ
仙台市側の判断かなというふうに思うんで、有効に使って
仙台市にとってもプラスになるような方向でぜひ御
検討いただき対応していただきたいなというふうに思います。
79: ◯副
委員長 ほかにございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
80: ◯副
委員長 なければ、これをもって
協議会を閉会いたします。...