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仙台市議会 1999-11-19
1999.11.19 公営企業委員会 本文


取得元: 仙台市議会公式サイト
最終取得日: -
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  1. 1999.11.19 : 公営企業委員会 本文 (10発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所)                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、公営企業委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、これより審査に入ります。  水道事業の現況及びガス事業の現況についてであります。今回はガス事業の現況に関し、ガス供給設備の概要について、当局から報告を願います。 ◯ガス局建設課長  それでは、お手元の資料に基づきまして御説明いたします。1ページの方から入ります。  初めに、本市のガス事業は、年々増大する都市ガスの需要と季節や1日の中でも時々刻々と変化するガスの需要に対し、常に安定した圧力でガスを供給するよう、日夜努めております。  1、都市ガスの供給方式。都市ガスの供給方式は、圧力区分で低圧供給方式、中圧供給方式、高圧供給方式に分けられます。現在、本市では、中圧供給方式を採用しております。2ページの方に、本市の供給方式を図にあらわしたものがございます。図に基づいて御説明いたします。  まず、工場で製造されたガスは、中圧Aの高い圧力で中圧Aの整圧器に送られていきます。そして、中圧Bの圧力に減圧され地区整圧器に送られます。このガスの整圧器は、例えば電気でいいますと変圧器に当たるようなものでございまして、ガスの圧力を一定に調整する装置であります。地区整圧器に送られましたガスは、さらに低圧に減圧され、一般家庭や商業用、ビル冷暖房用のお客様へと送られていきます。  なお、ガス使用量の少ない時間帯には、一部は丸い球形のタンクでございますが、ガスホルダーというものに一時貯蔵されます。使用量の多い時間帯で製造量だけでは賄うことができない場合、ガスホルダーからも送り出し対応しております。また、大型ビルの冷暖房や工業用のお客様には、圧力の高いガスで送る中圧ストレート供給も行っております。このような中圧供給方式は、供給量が多い場合や供給先までの距離が長い場合に適した方法であります。  次に、3ページの方に移らせていただきます。  2、ガス供給設備の現状についてでありますが、本市のガス事業では、長期計画のもとに、増大するガス需要に対し、供給の安定を確保するため北方、南方、第三幹線等の主要幹線をループ状に配置するとともに、供給区内の3カ所に5基のガスホルダーを設置し、お客様に常に安定した圧力で円滑にガスを使用していただけるよう、供給設備の整備に努めております。  次に、供給設備の概要でありますが、供給設備は幸町供給所、泉供給所、茂庭供給所の3地区に、10万立方メートルの5基のガスホルダーを設置するとともに、供給区域内の220カ所には、ガスの圧力を一定にいたします整圧器を設置しております。その中の11カ所は、圧力の設定を遠隔操作によりコントロールし、常時圧力供給状況を監視測定できるテレコンテレメーターシステムをとっております。また、24時間体制で集中管理を行っております。  続きまして、導管につきましてですが、港工場、新港工場の二つの工場から製造されたガスは、北方幹線、南方幹線、第三幹線などの主要幹線を経由し、お客様のところへと送られております。4ページの図が、その主要導管図になっております。中圧導管の敷設延長は約481キロ、低圧導管の敷設延長は約3,200キロメーターとなっております。また、低圧導管につきましては、平成11年度から、耐震性・耐腐食性の高い大口径のポリエチレン管や、埋設深さを浅くする浅層埋設工法等の新材料・新工法を積極的に導入し、導管網の整備に努めております。  続きまして、3ページの供給設備の中のガスホルダーの役割について説明いたします。  3、ガスホルダーの役割。1)ガスの需要は、1日の中でも時間帯により大きく変動するため、需要の少ない時間帯はガスホルダーに貯蔵し、需要の多い時間帯にガスホルダーより送出します。このことにより、製造設備能力を低く抑えることが可能となり、設備投資費用を低減させることができます。  2)ガスホルダーを需要地の近くに設置し、需要の少ない時間帯にガスを輸送しホルダーに貯蔵することにより、需要のピーク時には導管の輸送能力以上に供給能力が高まるため、導管網等の費用が削減できます。  3)ガスホルダーの活用により、製造設備の稼働率を一定化でき、製造コストも安価にすることができます。  4)停電、導管工事等、製造及び供給設備の一時的支障に対し、供給の安定を確保することができます。  続きまして、5ページには1日のガスの製造量と送出量の関係をあらわしたグラフがございます。ちょっと見にくいグラフでありますが、グラフは昨年度工場から送り出されたガス量の、最大日の送出状況をグラフ化したものでございます。中間の茶色い線が製造量をあらわしております。破線は送出量をあらわしております。その中で、黄緑色の部分ですが、18時から24時と午前7時から10時までの間は、製造量だけでは不足し、ガスホルダーからも送り出した時間帯とガス量になっております。また、青色の部分ですが、13時から17時及び午前1時から6時までの間は、ガスホルダーに貯蔵した時間帯とガス量になっております。  このように、時間当たりの最大送出量は21時で約11万7000トン。最小送出量は午前4時で約7,000トンとなっております。このような大きな需要変動に対し、製造能力を最大送出量に合わせて準備した場合には、オフピーク時にはほとんどの製造能力が遊んでしまうようなことになります。また、現在の主要プラントである高圧製造プラントは、稼働率の変動が大変難しく、製造コストの面でも稼働率を一定に運転することが非常に有利となっております。そのような理由から、ガスホルダーは製造設備はもちろん、供給設備の面からもガス事業者にとって大変重要な設備となっております。  以上で、供給設備の概要の説明を終わりますが、終わりに本市ガス事業では、現在、局の総力を挙げて熱量変更作業を実施中でありますが、おかげさまで天然ガスへの切りかえも順調に進み、約7万件18%の進捗状況となっております。平成16年度の作業完了に向け、引き続き推進してまいるとともに、ガス事業者の使命といたしまして、ガスの安定供給と保安の確保を最優先に今後も供給設備建設と整備に努めてまいります。  以上で説明を終わります。 ◯委員長  それでは、ただいまの報告を含めて、本件について質問等はございませんか。 ◯村上隆志委員  ちょっと教えてほしいんですが、今ホルダーの役割はよくわかりましたけれども、例えば工場の生産と、そのガスホルダーからの放出を合わせても需要に間に合わなかったということはあるんでしょうか。あるいは逆に、その反対の場合とか、例えば最低の需要の時に製造量が余って、そしてガスホルダーもいっぱいになってしまったというようなことが過去にあったのでしょうか。 ◯ガス事業管理者  御指摘のようなことがないようにシステム上の配慮をしておりまして、現実に末端のエンドユーザーのお客様の管の圧力が常に一定になるような運転をしているということでありますので、そういう安定供給上の支障は生じておらないわけでございます。 ◯村上隆志委員  あの、要するにその工場でつくる最大能力というのがあるわけなんでしょう。それとホルダーに詰まっているやつを合わせても、最大の使用量に間に合わなかったということはないんですね。 ◯ガス事業管理者  現在のところ全くございません。 ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会をいたします。