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仙台市議会 1997-08-21
1997.08.21 経済環境協議会 本文


取得元: 仙台市議会公式サイト
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  1. 1997.08.21 : 経済環境議会 本文 (48発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所)                 ※協議会の概要                            開会 午後1時53分                            閉会 午後2時43分 ◯委員長  引き続き、協議会を開会いたします。  まず、経済局より御報告願います。 ◯経済局長  経済局から、7点につきまして御報告を申し上げます。  初めに、仙台市情報・産業プラザ起業育成室の入居者募集並びに仙台ビジネスグランプリ‘97の実施につきまして、その募集に向けましたパンフレットが完成いたしましたので御報告をいたします。さまざまな転換期的な時代状況の中で、仙台の活力の源になります地域経済の発展に向けて自立的な経済力を高めていくためには、積極的に起業家支援の施策を展開していく必要があると考えております。起業育成室並びに仙台ビジネスグランプリ‘97は、このような認識のもとに起業家精神に満ちた活気あふれる仙台をつくり上げるため、今年度から新たに取り組む事業でございます。  まず、起業育成室は仙台市情報・産業プラザの8階に12室設置するものでございまして、情報・デザイン関連分野など今後成長が期待される事業を新たに行おうとする中小企業や新規の創業者に対しまして、安価な事業スペースを提供するとともに経営面でのソフト支援をあわせて行う予定でございます。  また、仙台ビジネスグランプリ‘97は、独創的ノウハウや技術を活用しましたニュービジネスプランを広く全国から募集いたしまして、仙台での新しいビジネスチャンスを支援するため、財団法人であります仙台市産業振興事業団との共催によりまして実施するものでございまして、これまで全国的には大阪市と京都市が実施をいたしてまいっているところでございますけれども、優秀なプランをビジネスグランプリ大賞としまして100万円、同じく優秀賞に50万円などとして表彰するとともに、入賞者の方には仙台でのビジネスプランの実現を支援するためのさまざまなフォローアップ事業を展開してまいりたいというふうに考えております。  起業育成室並びに仙台ビジネスグランプリ‘97につきましては、今後でき得る限りのPRを積極的にいたしまして、9月、10月の2カ月間で募集をいたしまして、選考手続を経まして、来年の2月中にはグランプリの入賞者並びに起業育成室の入居者を決定する予定でございますので、よろしくお願いをいたします。  3点目は、仙台七夕まつりの状況についてでございますが、ことしの七夕は最終日に若干の雨に見舞われましたが、おおむね天候にも恵まれまして、盛況のうちに無事終了することができましたが、これも関係者の皆様方の御協力の賜物と存じます。この場をおかりしまして御礼を申し上げさせていただきます。また、人出の状況でございますが、5日の前夜祭の花火まつりの人出も含めまして、4日間で221万9900名という数字でございまして、前年対比では7万6000人ほどの人出が上回っているような状況でございました。  次に、本年度の深沼海水浴場の開設期間が終了いたしましたので、御報告いたします。ことしは7月19日から8月10日までの23日間の開設期間でございましたが、天候にも恵まれまして約13万9000人の海水浴客がございました。おかげさまで大きな事故もなく終わることができましたが、残念ながら8月10日のこれは最終日でございましたけれども、海水浴場区域外の遊泳禁止区域内におきまして、実は1名のサーファーの方がテトラポットに衝突というか接触をいたしまして死亡するというような、大変痛ましい事故がございました。あわせて御報告させていただきます。  続きまして、宮城仙塩地区の広域JA合併につきまして、御報告いたします。仙塩地区の広域農業協同組合の合併につきましては、平成8年の1月26日に合併推進協議会が設立され、協議が重ねられてまいったところでございますが、財務に関する方針等が一部未整理のため、当初予定しておりました本年4月の合併期日を平成10年3月に延期することが昨年10月の協議会で正式に決定されてまいったところでございます。その後本協議会で未整理事項の検討を進め、合併予備契約書と合併経営計画書の原案を策定いたしましたが、仙台市泉農協と多賀城市農協の2農協につきましては、残念ながら原案に対する理事会等の理解が得られないというようないろんな内部事情もございまして、今回の合併には参加しないこととなりました。これを受けまして、仙台市、仙台原町、仙台西、宮城、秋保、利府町、宮城松島の7JAによって合併を行うことが今月8日の合併推進協議会で承認され、昨日でございましたけれども7農協による合併予備調印式を行ってまいったところであります。これを受けまして、来月8日にそれぞれの単協におきまして合併決議をいたしまして、来年3月に新JAとしてスタートする予定でございますので、御報告いたします。なお、今回参加しない仙台市泉と多賀城市の2農協につきましても、合併を早急に実現すべきであるとの点では認識を一致いたしており、条件が整い次第新しい組合に合流するという申し合わせを行っておるところでございます。  次に、ジャパンフラワーフェスティバルみやぎ‘98の開催について御報告いたします。このフェスティバルは、平成2年に大阪で開催されました花の万博の理念を継承いたしまして、日常生活での花の普及や花き産業の振興を図るため全国の主要都市で開催してまいったものでございます。北海道東北地方におきましては初めての開催となりますが、昨年の9月に仙台市、宮城県ほか4団体で実行委員会を設立いたしまして準備を進めてまいったところでございますが、このたび実施計画の概要がまとまりまして、お手元に配付してございますチラシのとおり「花世紀・夢航路」を開催テーマにいたしまして、来年3月27日から29日の3日間、夢メッセにおきまして開催される運びとなりました。なお、前売り券等につきましては今月の下旬から発売いたす予定でございますので、何分ともよろしく御支援のほどお願いいたしたいと思います。  それから、最後になりますが今年度の水稲の生育状況について、御報告させていただきます。8月1日現在の生育状況は平坦地、西部丘陵地、山間高冷地の地帯別平均値を見ますと、草丈につきましては平年を上回り、葉色は平年並みというような状況でございます。なお茎数につきましては平年よりやや少な目のようでございますが、ほぼ有効茎数は確保されているようでございます。なお、葉いもちにつきましては梅雨明け以降高温多照が続いたことから、ほとんど発生は見受けられませんでした。また、8月の18日現在の出穂状況についてでございますが、平坦地で100%、西部丘陵地では94.4%、山間高冷地帯では97.4%が穂揃期を迎えており、平年並みというような状況でございます。8月14日から18日にかけまして異常低温注意報が出され、稲熟への影響が懸念されたところでございましたが、きょう現在では穂揃期に達しておりますので、今後天候が順調に推移すれば9月の下旬からの刈り取りが開始され、平年並み以上の収穫量が見込まれるというふうに予想いたしているところでございます。 ◯委員長  ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  次に、環境局より御報告願います。 ◯環境局長  環境局から、仙台まち美化懇話会について御報告を申し上げます。平成9年度の環境美化推進事業の一環といたしまして、空き缶やたばこの吸い殻など、ごみの散乱状態を改善し、きれいなまちづくりを推進いたしますため、市民各界各層の代表の方々で構成いたします仙台まち美化懇話会を設置することといたしました。懇話会ではごみを散乱させないための環境づくりや実効性のあるポイ捨て防止策について御検討いただき、具体的な提言をちょうだいしたいというふうな考えでございます。委員の構成につきましては、学識経験者、ボランティアの方々、あるいは教育関係者、事業者等の各方面から15名の方々にお願いをいたしてございます。来る9月15日を初回といたしまして、年内に5回程度会議を開催して提言をまとめていただこうと、そういったふうな考え方でございます。 ◯委員長  ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  以上で、報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から御報告を受けた事項以外で、皆様から何か発言がありましたら、お願いいたします。 ◯石田雄宏委員  環境局に聞くんですが、リサイクル推進室、大変いいことだとないうふうに思っておるんですが、現実的にリサイクル推進課と言われるようなところですべてリサイクルに回していたりやっているのかどうかですね。あなた方が手にする文書を含めて圧倒的に焼却をしている、そういう実態であれば──皆さんは300平米以上の面積を持つ民間業者を集めて、リサイクルのあり方なり指導をしている、しかしそこの大元締めが依然として焼却をしている、そうなるとですね、なかなかどうなんだろうなと。その辺どうなっているんですか。 ◯廃棄物事業部長  今のリサイクル推進課の方で相当数の紙とかが焼却に回っているのではないかという御質問なんですが、少なくともリサイクル推進課の古紙につきましては、プライバシーに関するものがないということで、他のセクションに比べまして非常に高い、ほとんどすべてがリサイクル古紙回収の方のルートに乗っております。 ◯石田雄宏委員  きょうは数字的なものは省略をいたします。  もう一つは、学校の焼却炉。あれはほとんど学校の分は焼却をしているんですよね。そうなると、焼却施設そのものが管理をされていない。いわゆるダイオキシンが出やすい、そういう施設しかないわけですね。この辺はどうなっているの。 ◯廃棄物事業部長  今の学校施設における焼却という御質問でございます。教育委員会の方にちょっと問い合わせておったんですけれども、市内の200近くある学校施設のうち十数校に自己焼却の施設を持っていてやっていたところがあったということなんですけれども、20日付というからきのう付で、教育委員会の方で学校に対し、施設を使わないようにという指導をしたと。そして近いうちに撤去するというふうな状況にあるということを聞いております。 ◯石田雄宏委員  施設を撤去して、その後どうするの。 ◯廃棄物事業部長  事業系のごみとして出してもらうようになるんですけれども、紙とリサイクルに回る新聞雑誌──雑誌はいまちょっとリサイクルの方に回るのがなかなか難しい状況にはあるんですけれども、そういうリサイクルの部分を活用して再利用していただくようにお話をしていきたいというふうに考えてございます。 ◯洞口邦子委員  先月の委員会で、ヘリポート建設予定地周辺でのオオタカの営巣の発見について伺いましたけれども、環境局として、開発予定地周辺でのオオタカの発見という事実を知ったときにどのような感想を持ったのか、まず伺いたいと思います。 ◯環境局長  感想ということでございますけれども、仙台はそれだけ自然に恵まれている都市であるというふうな感想を率直に持ったところでございます。 ◯洞口邦子委員  ヘリポート建設がこのまま予定通りもし進めば、それに伴ってオオタカが生息する一帯の環境に相当な影響を及ぼすことが考えられると私は思いますが、環境局としてはいかがお考えになりますでしょうか。 ◯環境局長  そういうことで、消防局におきまして環境影響調査を行っているわけでございまして、私どももそれを支援をし、あるいは指導申し上げていると。いわば一緒に取り組んで対応策を検討しているというところでございます。 ◯洞口邦子委員  その消防局の環境影響調査報告書が出されるのを待って対応したいというのが先月の御答弁だったというふうに思いますけれども、先月末にその報告書が出されたわけですけれども、その内容について、環境局としてどのように評価されるのか。私としてはヘリポート建設に免罪符を与える内容としか受けとめられないと思いますが、どのように考えるのかお伺いしたいと思います。 ◯環境局長  一概に私どもの評価というのは大変難しい問題でございます。消防局におきましても、その報告を踏まえてどう対応するかということにつきまして、この程さらに環境庁の調査マニュアルをもとにいたしまして、継続調査を来年3月まで行うと。例えばオオタカの行動圏ですとか営巣地の確認ですとか、そういったことについて重ねて調査を行うというふうなことでございますので、そういった調査を支援申し上げながら、なお的確な情報を把握して判断をしてまいりたいというふうに思います。  ただ、市長もいろんな場面で、たしか記者会見等でお答えしてございますけれども、このヘリポート施設そのものは市民の都市生活の安心、安全のために必要な施設であるというふうなことでございますので、それを土台にしながらしっかりした対応をしていきたいというふうに考えております。 ◯洞口邦子委員  私も、先月も申し上げましたように、別にヘリポートが必要ないというふうには申し上げておりませんけれども、この場所についての問題なんですけれども、消防局の報告書には、具体的にはオオタカの営巣がことし2回失敗しているというふうにありますけれども、今後成功する可能性も十分あるというふうに私は考えられると思いますが、その点についてはいかがお考えになりますでしょうか。 ◯環境部長  報告書によりますと、今回の営巣の失敗ですか、それはカラスが卵を持っていったということですので、今後どうなるかはわかりません。 ◯洞口邦子委員  非常に無責任だと言わざるを得ませんけれども、特にその報告書の中で、事業実施による影響として、鳥類に対する影響も軽微というふうな判断がなされているようですが、この件に関しては局としてどのようにお考えになりますでしょうか。 ◯環境部長  今回の場合は、基本的に営巣木とかそういう関連する木を切るわけではありませんけれども、飛行機の騒音がオオタカの住む環境に与える影響がどうかというふうなことで、軽微というようなこの報告が出ているわけでありまして、特に私どもとして……。  生息調査といっても、どのようにその生息というものを考えるか。例えば今度のオオタカは人の生活している近くに生息しておりまして、この調査書にも出ておりますけれどもドバトなどの人の生活に関係している動物を食べて生活しているということから言いまして、そこにヘリコプター基地ができたからといって、直ちにどのように影響を与えるかというようなことは、ちょっと今の調査では、私どもとしては何とも言えないというような感じを持っております。 ◯洞口邦子委員  先ほどの、鳥類に対する影響も軽微という、その判断の根拠とされているのが、岩手県環境保健部の特殊鳥類生息実態調査報告書なわけですね。消防局の報告書ではそれを引用した形で、人圧が規制されるべき範囲は営巣木から200メートル程度とされているとなっていますけれども、実際に岩手県の報告書を見てみますと、その趣旨は決してそういうものではないというふうに私は考えるわけです。  確かに岩手県の報告書の中に、生息地の管理としてはその周辺200メートル以内に施設林道を新設しないとはなっていますけれども、この岩手県の報告書全体に貫かれている趣旨は、前置きにも書かれているように、オオタカなど生態系の頂点に位置する猛禽類は環境要因によって生息状況が著しく左右されて、デリケートな鳥類とも言えると。全国的にもその数が少ないことから特殊鳥類に指定し保護されてきたが、環境庁のレッドデータブックではオオタカは危急種に挙げられて、種の保存対策が早急に求められている。ともに生きる我々はいつまでもこの鳥たちが生き続けていけるように考える必要がある。これらの鳥類に対する理解を深め、その保護管理に少しでも役立つことを望むというふうにありますが、その趣旨から考えると、消防局の対応はこの岩手県の環境保健部で出した報告書の精神を真っ向から踏みにじるものではないかと私は考えるものですが、環境局としてはいかがお考えになりますでしょうか。 ◯環境部長  岩手県の報告書をちょっと見たわけではございませんが、いろんな書物によれば、例えばオオタカは先ほど申し上げましたように主要なえさとしてドバト等を利用しているということから、それなりに人の行為に適応して生活しているという部分がかなりあるんじゃないかと。それで、今回のオオタカにつきましてもそういう点が見られるというふうなことがございます。  岩手県の例というのは、あるいは山間地なのかもしれませんけれども、そういう中で例えば営巣木から何百メートル以内は人が入らないようにとか、例えばそういうふうなことが出ているんじゃないかと思うんですけれども、200メートル以内が環境保護区域として、あるいは300メートルを立ち入り規制区域とすべきだとかとなっているかと思うんですけれども、現在あそこにつきましてはもう既にすぐそばを、100メートル以内のところを車が通っているような地域でありまして、そういうことからいきますと、ちょっと状況が違うのかなと。  そういう意味で今回の予定地があそこに住んでいるオオタカに対してどのように影響を与えるかというのは、やはり岩手県の、つまりほかの文献に書いてありますように、単純に300メートル以内を立入禁止区域にするというふうなこととは、ちょっと違うのかなとというような感じを今のところ持っております。
    ◯洞口邦子委員  それでは、環境局が策定した環境プランがありますけれども、その中で環境施策の展開の方向として「2010年度における身近な生き物の認識度について、市内のあらゆる地区において1994年度レベルより向上させることをめざす」というふうにあります。また「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の適正な運用により、生物保護を図ります」というふうにあります。ヘリポート建設に伴う環境の悪化というのは、この仙台市のプランの精神にも背くことにならないか。その辺のところはいかがでしょうか。 ◯環境部長  人が生活していく上で、環境を適度に利用して都市をつくっていくというようなのが基本になるわけですけれども、そういう中で今度のオオタカがヘリコプターによってどういうふうに影響を受けるかという問題だと思うんですけれども、やはり確かに生物のピラミッドの頂点にいる、高次消費者と言われているオオタカがえさとする動物等にどういう影響を与えるかということだと思うんですけれども、今回のヘリコプターの基地をつくることによって、それらの動物がいなくなるのかいなくならないのか、その辺がポイントではないかというふうに思います。  ですから単純に開発によって──もちろん環境プランの精神の中ではその生物の多様性を確保して人が住みよい環境をつくっていくというのは最も基本的な理念でありますけれども、一方で先ほど申し上げましたような、環境をバランスよく利用して、我々人も生物も生活できるようにということからいけば、先ほど局長が申し上げましたように、できるだけ影響を与えないような方策で共生を図るのが適当ではないかというふうに考えているわけであります。 ◯洞口邦子委員  せっかく環境プランをつくっても、実効ある推進体制がつくられていないというふうな問題だと思います。プランの中の開発事業等に対する環境面からの調整システムの構築というところに「より早期の計画段階からの環境面からの調整システムを構築すること、特に、立地調整において環境への負荷を最小限に抑えるような仕組みを整備することは、この計画の実効ある推進を図るうえで、非常に重要な課題であると言えます。当面、公共事業について、率先して積極的な対応を図っていくこととします」というふうにあります。基本計画段階での代替案の比較検討による環境面からの立地調整、このようなことも書かれているわけです。今回のケースはこうしたシステムが全く働いていないというふうに考えられるわけですが、その辺はどのように御説明されるんでしょうか。 ◯環境部長  今委員おっしゃったその理念に基づいて、まさしく今回は行っているものでありまして、制度としての環境影響評価制度等が適用にならない事業でありますけれども、今委員おっしゃったような理念から、率先して環境影響評価を行い、事前に事業が環境に与える影響を今調査しているわけでありまして、そういうふうに率先して公共事業からということで行っている事業であります。 ◯洞口邦子委員  現在行っているということであれば、やはり環境を守るという立場から、これからも頑張ってほしいというふうに思います。種の絶滅が心配される貴重な生物であるオオタカの生息に適した環境になっているこの地域へのヘリポート建設周辺について、局として環境保全に努めることが本当に大事だと思いますし、それこそが本当に環境プランの精神と合致するものではないかというふうに思いますが、もう一度確認したいと思います。 ◯環境局長  消防局に対するこの報告書、こういったものの評価に当たりましては、複数の専門家の意見なんかも聞くようなことも含めて、慎重な対応をしてまいりたいというふうに思います。 ◯洞口邦子委員  数カ所のヘリポート候補地のうち、消防局としてはこの場所が適地という判断をしたようですけれども、環境面から見ればこの場所は決して適地ではないというふうに判断されるというふうに思います。ですから、ヘリポート建設予定地から外すように積極的に働きかけるべきではないかとに思いますし、それこそが岩手の調査報告書にも、豊かな自然環境を保全し、多様な野生生物の種を次の世代に引き継いでいくことが我々に課せられた大きな責務であって、野生生物に対する根本的理念の確立が人間との関係において必要とされてきているというふうにありますが、まさにその精神を生かす道ではないかというふうに思います。少なくとも環境を守るべき環境局として、建前だけではなくて名実ともにこうした観点に立って、今後とも行動していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯環境局長  消防局が選んだところが環境局として選ぶべきところでないというようなことが正しいかどうか。私はちょっとそういったふうには思っておりませんけれども、いずれにしましても市の事業でございますし、同じ市の中にありながらも環境という視点で立地がどうあるべきかということを的確に判断をして、消防局なりに提言をして、まとまっていくように整理をしていきたいというふうに思います。 ◯鎌田さゆり委員  10月から始まるペットボトルの回収について伺います。このペットボトルを出す際の注意についてのPRは、今どの程度なされているか教えてください。 ◯廃棄物事業部長  10月から実施しますペットボトルの分別収集につきまして、6月から地域に入って、小学校区単位で市内81カ所ほど、8月いっぱいにかけて地元の町内会の方々を中心に説明会を実施しております。また、7月の中旬に町内回覧用としてペットボトルそして紙パックの分別の新たな品目追加、そして排出方法についてPRいたしましたし、また9月にも各戸配布という形で各家庭にこの件についてPRをすると。またいろんな市政だよりあるいは新聞、ラジオスポット等を使いまして啓発に努めていきたいというふうな計画でおります。 ◯鎌田さゆり委員  私は、集めるそのときになっていろんな問題が出てくるんじゃないかなと危惧をしている一人なんですけれども、まず伺いたいのは、どの程度の量が集まるか、その予想量をどのように把握なさっているのか。ペットボトルは御存じのように中身がなくなれば軽いですし、ごみステーションに出した場合、風が強いときは飛んでしまうんじゃないだろうかとか、あるいは中身をゆすいで出してくださいというふうにPRはなされているようですけれども、果たしてどの程度なされるのかというのを非常に危惧しているんです。だから、このPRに関してはこれ以上は十分というのはないくらいやらないと、そのときになって、せっかくそのペットボトルを集めて再利用に回すという目的達成まで非常に、予想以上に時間を要するんじゃないかと思うんですね。  だから、予想量をどんなふうに予想しているか。今現在ごみステーションに空き缶、空き瓶用に置いてあるプラスチック箱をどの程度ふやせば大丈夫というふうに見込まれているのかを伺いたいということと、これはこの意見についてどんなふうにお考えになっているかお答えいただきたいんですけれども、各地区にクリーン推進員がいらっしゃいますよね。この方たちの現在果たされている役割内容をお示しいただいた上で、私はこの方たちの数をふやしていくことと同時に、この方たちが各町内会、各地域でこのペットボトルを収集する際にどんなふうに力を発揮するかで、よりいい回収ができるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺のところ、御当局との連携も含めてどんなふうになっていますでしょうか。 ◯廃棄物事業部長  まずペットボトルでございますけれども、一応我々の試算では、今年度10月から来年3月までは大体700トンくらい出るものというふうに考えてございます。通年ですと平成10年度の計画では1,600トン近く出るのではないかというふうに試算してございます。また、プラスチックの分別収集箱でございますけれども、それぞれのステーションによって数は異なりますけれども、出ると想像される量に応じてプラスチックの収集箱をふやして置いていくというふうに考えてございます。  次にクリーン仙台推進員についてでございます。この制度は、モデル事業として平成4年度からやっておったのを、平成7年度に正式にクリーン仙台推進員制度として実施しておりまして、ことしで3年目になります。一応各町内会に1名という見当で委嘱をしてございまして、平成7年度は200名弱の方、平成8年度には300名の方に委嘱しました。また、今年度は今月12日に委嘱状の交付式をいたしまして、継続の方も含めて六百二十数名の方に委嘱したということで、現在クリーン仙台推進員は市内に930名ほどいらっしゃいます。地域と我々行政のパイプ役ということでこの制度を実施してございまして、今お話にございました分別収集に関しましてもこの方々に御活躍いただきたいということで、せんだっての地域説明会にもクリーン仙台推進員の方に御参加をいただいておりますし、また委嘱した方々には11月に研修会等も予定してございますので、そういう席でいろんな御意見を聞きながらクリーン仙台推進員の方々に御活躍いただくような方向に、我々行政として持っていきたいというふうに考えております。 ◯鎌田さゆり委員  ペットボトルが廃棄されるのは、ごみステーション、各家庭から出るもののほかに、お店の前に設置してありますよね。そういうところにもいわゆる燃やせるごみと燃えないごみと二つにだけ分かれているのが多くて、そこにその場で投げているのが多いんですけれども、これはもちろんそういうところも分かれてくるのが望ましいんですよねという部分に対してと、あとはそういう商店の経営者、企業の方に対して仙台市としてのお話し合いというか、促進というか、そういうことってなさっていらっしゃるんでしょうか。 ◯廃棄物事業部長  今回の従来からやっております缶、瓶に加えまして、容器包装リサイクル法では紙パックとペットボトルが追加になるということで、仙台市で分別収集計画をつくりまして、昨年度常任委員会の方で御説明させていただいたんですけれども、今回施設の整備の規模等もございまして、ペットボトルにつきましては事業者の分はなかなか受け入れが難しいということで、当面家庭ごみから出るペットボトルを分別収集の対象としたいというふうに考えてございます。  また、一部スーパーとか大手のチェーンストアでペットボトルを分別収集しているところもございますけれども、そういうところに関しては引き続き継続をお願いしてございますし、そういう業界とも──なかなか小さな小売店は難しいというお話を聞いておりますけれども、収集した容器を保管しておく場所の確保等で難しいという話は聞いておるんですけれども、今後の検討課題として、事業用のペットボトルについては我々行政として考えていきたいというふうに考えております。 ◯鎌田さゆり委員  今度は答弁いいです。当面という部分が若干疑問が残りますし、それからいわゆるそういう場所を設置するのが大変だというのも、処理指導計画なんかを見てもわかりますけれども、市内に今いわゆるコンビニエンスストアというのはとんでもなく、ほとんど何十メートルか歩けば次のコンビニが来るようなくらいあって、そこには必ずお店の前に、そういう燃やせるのと燃やせないのと投げれるようになってますよね。私は、そういう市内に何店舗あるかわからないけれども、そういうところから出てくる、燃やせる方にまざっているペットボトルのようなものに関して、仙台市としてそういう企業の方々にどういうふうな意思表示をして、どういうふうに進めていくお考えがあるのかなと思ったものですから。  ただ、今のところ、これからそういうふうに積極的に進めていきたいというお答えがあったので、それを受け入れさせていただいて、でも、より積極的にその辺のところの方々と協議、そして前向きに検討していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯環境局長  鎌田委員の御提言も踏まえまして、今後十分検討させていただきたいというふうに思います。 ◯渡辺博委員  環境局に一つだけ、状況をお聞きしたいんですけれども、ことし初めの特別委員会でもたしか質問いたしましたけれども、今古紙の値段が大変下がっていると。量があり余っている状態──これはきのうきょう始まったばかりではなくて、去年からですか、そんな傾向があったと。私は委員会の時に、その出口の部分で、消費拡大への努力というのをやっぱり行政がもっと積極的に全国的なレベルでも進めていくべきだろうと思って、その辺のことを申し上げたわけですけれども、まず、その後その辺どんな動きになっているのかということ。  それから集団資源回収、子供会が中心になってやっているわけですけれども、ある一定の回収を重ねることによって、ある一定の収入が子供会には確保できるわけですが、その集めて、それが消費されないということで、いわゆるリサイクルの輪の一つが欠ける心配を私はしているんです。つまり回収業者あるいは紙問屋と言われる、そのリングの一番大事な部分が欠けてしまっては意味がなくなるわけでして、この辺の実態も把握しながら、そのリングの強化を行政としても考えていくべきだろうと、こう私は思っているんですけれども、その点について、今現在どんな状況でどんなやりとりがあるのか。  この2点について、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◯環境局長  全国的な状況について私から申し上げまして、具体的な部分は可沼部長からお答えさせていただきたいと思います。  全国的な動きでございますが、私ども所属してございます全国都市清掃会議、これは全国の市町村等で構成されてございますが、そういった場での運動が一つございますし、また東京都を含めました13大都市の清掃事業担当局長会議と、その二つの場面でことし6月以降、政府あるいは関係業界等へ陳情等々行ってまいりました。通産省はリサイクル推進に大変熱心に担当課長が取り組んでくれておりまして、具体的なことですが、来年のお年玉つき年賀はがきについては再生紙を充てようというようなこと。それからこれは平成11年度からなんだろうと思いますが、学校の教科書ですね、これについても再生紙利用の道を文部省とほぼ協議ができてきているというような、若干ではありますが、そういったことで出口の動きが一つは出てまいっております。  しかし、渡辺委員御指摘のとおり、全体の出口の整備というのは非常に難しい問題がございます。例えば古紙の方が新しい紙より高いんじゃないかというような、多少間違った情報もあったりして、そういったところの解消なども含めまして、今後さらに関係省庁あるいは自治体等で知恵も力も出し合ってやっていこうというようなところに来てございます。ただ、実際にはなかなか輸出も含めまして、現状では出口の開拓がまだまだ困難な状況にあるということは、御指摘のとおりでございます。 ◯廃棄物事業部長  関係する団体と春先にいろいろと意見交換をさしていただいて、その結果先ほど局長の方から申し上げました、13大都市あるいは全国都市清掃会議によります通産省とか関係省庁への緊急要望という形で実施してございます。また、市内部でも再生紙の利用を徹底したいということで、6月でございましたけれども各局に再生紙の見本帳というものを添付しまして、再生紙利用の促進を働きかけてございます。また、市民に向けましてもリサイクルプラザニュースあるいは集団資源回収ニュース、また市政だより、あるいは先ほど申しました容器包装リサイクル法の新たな分別収集の件で地域説明会を行いましたが、そういうときにも再生紙の利用をPRしてございまして、より市民の方々に積極的に紙の再生をした商品を使ってもらうような働きかけを、行政としても今後とも続けていきたいというふうに考えてございます。 ◯渡辺博委員  努力をしておられるということはわかりました。ただ、再生紙利用の促進というのは、広報活動だけではだめで、やはりボールを投げかけて、どういうボールが返ってくるか確認をしながら推進をしていく、そういう具体的な努力が必要ではないかというふうに思います。  それから局長がお話しされましたとおりで、再生紙はコスト高になるという、一般的にそんな認識を持っておるわけですけれども、その辺の正しい情報を市民にもっともっとお知らせをするべきではないか。私の個人的な見解ですけれども、多少コスト高であっても、それは環境の維持あるいは改善のための投資だという、そんな考え方も今必要ではないかと思うんですね。それを率先して行政が進めていく、そういう精神で進めていくことが私は大事だと思いますので、大いにさらに努力をしていただきたい、そんなふうに思います。 ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  ほかになければ、これをもって、協議会を閉会いたします。