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仙台市議会 1997-05-21
1997.05.21 民生衛生委員会 本文


取得元: 仙台市議会公式サイト
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  1. 1997.05.21 : 民生衛生委員会 本文 (37発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所)                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから民生衛生委員会を開会いたします。  鴇田豊三委員から欠席の届け出がありましたので、御報告いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《継続審査事項について》 ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  「地域保健について」であります。本件について当局から報告願います。 ◯健康福祉局長  お手元にお配りしております資料1輸入食品のQ&Aについてでございますが、これは平成4年度から8年度までに本市が行いました輸入食品の実態調査結果をもとにまとめたものでございます。昨今の嗜好形態やライフスタイルの変化、規制緩和の推進などによりまして、今後も輸入食品は引き続き増加するものと考えられます。この冊子を通じまして輸入食品に対する仙台市の検査の状況をお知らせいたすとともに、輸入食品を上手に利用していただきたいと考えて作成をいたしたものでございます。なお、この詳細につきましては、生活衛生課長より御説明をいたさせてますので、お聞き取りを賜りたいと存じます。 ◯生活衛生課長  本市の輸入食品検査等に対する取り組みにつきまして、お手元の輸入食品Q&Aをもとに御説明をさせていただきます。輸入食品につきましては、輸入時に検疫所──全国に32カ所ございますが、の検査を受けておりますが、本市におきましても市内に流通する輸入食品安全を確認するために昭和61年から輸入食品の実態調査を行っております。  国の対応を含めまして順次説明をさせていただきます。まず、2ページでございますが、2ページでは我が国の輸入食品の推移と現状について説明してございます。図1は輸入届け出数及び輸入重量の推移を示しております。3ページを御覧いただきます。3ページでは、輸入食品輸出国での衛生状況について説明をしております。輸入食品輸出国の自然環境や衛生水準、あるいは法律による規制などが日本と異なる場合がございますので、輸入時には日本の食品衛生法に基づく検査を行い、食品衛生法に適合しないものは輸入できないということの説明でございます。4ページを御覧いただきます。4ページは輸入食品の運搬時における問題について説明してございます。輸入食品は国産の食品と比べますと日本に到着するまでに時間がかかるために食品の品質が劣化すること、その劣化防止のための薬剤を使用する場合などが想定されます。次に5ページを御覧いただきます。5ページは輸入食品に対する国の対応について述べております。また、6ページは具体的に輸入食品の検査を実施している検疫所の仕事について説明しております。検疫所食品輸入手続に関する仕事をしておりますが、輸入食品食品の種類、輸出国、あるいは輸入歴、輸入実績等を勘案しまして検査する食品としない食品に分けられると。検査する食品については検疫所検疫検査センタ−で病原微生物と残留農薬などの検査が実施されております。7ページは最近輸入食品で話題となりました事例について取り上げておきました。次に、8ページでございますが、ここからが本市の輸入食品に対する取り組みについての説明でございます。仙台市では、保健所や中央卸売市場食品衛生検査所の食品衛生監視員が販売店、食品製造施設、あるいは加工施設、ス−パ−等に立入調査をし、輸入食品の調査、これは加工食品原材料も含めてのことですが、監視指導及び検査を行っている状況について説明してございます。9ページ、10ページを御覧いただきます。本市での輸入食品の検査の仕組みと検査実績について解説しております。まず、輸入食品について流通状況の把握を行った上で検査対象品目や検査項目を決定いたしまして、サンプリングを行い、衛生研究所等で検査を実施しております。不合格品につきましては、回収、販売禁止、あるいは廃棄等の措置をとっております。本市におきましては、この5年間で魚介類食肉野菜、菓子など合計3,872検体の輸入食品については検査を行い、食品衛生法に違反する事例を2件発見しております。当該品については厚生省への通報や廃棄の措置をとっております。この輸入食品Q&Aは2,000部作成しておりまして、各区の衛生課で来庁者に配布することといたしております。  以上のとおり、輸入食品Q&Aをもとに本市の輸入食品に対する取り組み等を説明させていただきましたが、本市といたしましては輸入食品等の消費の高い分野につきましては、今後も関係する情報の収集に努めまして営業施設等の監視指導食品の検査を適切に行い、定期的に市民の不安解消を目的とした情報の提供を行うなど市民安全で安心できる食品の確保に努めてまいりたいと考えております。 ◯委員長  ただいまの報告を含めて本件について質問等はありませんか。 ◯青野登喜子委員  輸入食品について今いろいろと御説明をいただきましたが、市民の関心事でもあり、不安な課題ということにもなっている輸入食品の検査体制の現状はどうなっているのかというところをもう少し詳しく御説明をいただきたいと思っております。監視の方は、この御説明によりますと食品衛生監視員の方が36名という体制のもとで進んでいるようですが、実際の検査体制の方の現状はどういう体制になっているのか、お聞きしたいと思います。 ◯生活衛生課長  お話のとおり保健所、並びに市場の食品衛生検査所に配置されておりますが、輸入食品の検査につきましては保健所食品衛生監視員が収去してまいりまして衛生研究所に搬入するという方法、並びに市場では食品衛生検査所の監視員が場内の監視時に輸入されたと思われる食品について収去いたしまして、検査所で検査をしている場合もございます。 ◯青野登喜子委員  検査の方法というか、そういう仕組みは今御説明いただきましたので、どういう方法でやるのかわかりましたけれども、実際に検査を実施するに当たっての体制はどういう体制をとっているのでしょうか。 ◯衛生研究所長  保健所の食監の方が理化学検査と微生物検査とそれぞれの内容に従いまして検査をやっております。人数でございますけれども、理化学検査の方が7名、それから微生物検査の方が基本的には6名から7名の間でやっております。ただ状況によりまして各課の中での人数の異動というか、常に応援体制をとりながらできるだけのことをやるという体制を組んでおります。 ◯青野登喜子委員  保健所から収去してきたものを検査する体制の一つに仙台衛生研究所があるわけですが、中央市場にある衛生検査所はどういう体制になっているのでしょうか。 ◯生活衛生課長  食品衛生監視員が5名配置されております。 ◯青野登喜子委員  その体制が十分なのかどうかということなのですけれども、このパンフの2ページに、年次別の輸入届け出数量の推移ということで、図が載っておりますが、説明書きで見ますと昭和61年から63年までの3年間というのを特別特徴づけて言っておるようですが──1.4倍ということですが、61から63年度だけになぜにしたのかという……、実際には既に平成9年に入っておりますので、この表で見ますと61年を起点にしたときに約10年を経過していると思うのですが、その10年の間に倍増したと見てよいのかどうか、図の説明をなぜ61年から63年の3年間だけにとどめたのか、現状はどうなのかという当たりをもう少し御説明いただきたいと思います。 ◯生活衛生課長  御指摘のとおり、61年からの数値、1.4倍というふうに記載をしてございますが、61年というのは本市が輸入食品の検査を開始した年ということで、その起点として61年を記載したものでございまして、ただいま委員からの御指摘のとおり7年度につきましては、およそ倍増したということでございます。 ◯青野登喜子委員  そうしますと、輸入食品が倍増ということで大変な激増をしているということと、それから国の方の添加物等の規制緩和をということで、相当これまでにいろいろな添加物の入ったものが輸入されてきているわけなのです。そういうことを考えたときに検査体制も強化が必要なのではないかと思うのです。実際10ページを見ますと検査件数はこの間、でこぼこはあるのですが、現状では件数としては余りふえていないのではないかと思うのです。この点輸入食品が倍増しているということに見合う検査体制を考えれば、件数ももっとふやしていく必要があるのではないかと思うのですが、この辺についてはどんなふうにお考えになっておられるのでしょうか。 ◯生活衛生課長  輸入食品の検査につきましては、基本的に国の所管業務でございまして、私どもの輸入食品の検査と申しますのは、輸入されて市場に出回ってきたものについて本市の市民の食生活の安全を守るというスタンスで検査を実施しておるものでございます。それで、輸入される食品が倍増はしておりますけれども、その検査そのものは、先ほど申し上げましたように国の方でやっているということで、私どもの方は収去の全体計画の中でどのように対応していくかと、適正な輸入食品の検査件数を検討しているところでございますが、昨年度につきましては、御承知のように0−157問題が世間を騒がせたこともありまして、そちらへの対応に追われたというようなこともあって検査件数が若干減ったということで御理解をいただきたいと思います。 ◯青野登喜子委員  局長に今後の考え方ということでお尋ねしておきますけれども、国が本来水際で厳しいチェックをすべきところが、国の検査率を見ましても13.4%にとどまっているということですので、この点を全国にある衛生試験所とか、いろいろなところでカバ−しているというのが現状だと思うので、食の安全を守るということから見て、検査体制をさらに強化をしていくという方向が必要なのではないかと思うのですけれども、その辺をどんなふうにお考えになっておられるのか、お伺いしておきたいと思います。 ◯健康福祉局長  今、生活衛生課長から御説明を申し上げた状況でありますけれども、私としても現場サイドとも今後十分協議をして、必要があれば安全を守るための体制の問題についても検討をしてまいりたいと存じます。 ◯青野登喜子委員  体制という中には検査件数を実態に見合ってふやしていく、そのための人手、検査する監視員の数をもっとふやすとか、器械を充実するとか、中身での体制の充実というものが必要になっているのではないかと思いますので、その点を含めてそういう方向で検討を……。必要があればというこの中身はどういうことを、局長としては考え、想定して言っていらっしゃるのか、その辺のところはわかりませんが、どういうことを想定していらっしゃるのでしょうか。 ◯健康福祉局長  想定しているのは、ただ単に量がふえたから収去数をふやせばいいということでなくて、どの程度やれば食品安全というものが確保できるか、現場サイドともいろいろ協議しながら、特段どういう形で必要が生じてくるのかわかりませんけれども、安全のために必要だという認識に立った場合には、それに応じた努力をしてまいるという趣旨で申し上げたわけであります。 ◯青野登喜子委員  あと一つお伺いしておきたいのは、検疫所の実態をどのように把握されているかということです。全国に三十数カ所の検疫所があるんですが、この東北地方を見たときに仙台の近郊では、特に仙台空港から陸揚げされてくるものが検疫所で検査される形になってきているのだろうと思うのですが、その当たりの実態はつかんでいらっしゃるのでしょうか。 ◯生活衛生課長  仙台空港の検疫窓口で検査をしているということでございます。 ◯青野登喜子委員  ぜひ、実態がどうなっているか、空港や港でのチェック体制の現状がどういうふうになっているのか、市としても一度きちんとつかんでおく必要があるのでないかと思うのです。全国的に見て、仙台港や仙台空港等の検疫所は比較的まだ新しいところだと思うのです。ですから、どういう実態があるのかということを調査した上で、できれば今後は食品の検査ということでは、連携プレーも必要な場合があるのではないかと思っているのですが、そのあたりはどんなふうに考えていらっしゃるのでしょうか。 ◯生活衛生課長  仙台検疫所ではございませんが、成田検疫所に毎年食品衛生監視員を出張させておりまして、検査手法その他システムについて勉強させております。また、検疫所と連携をとってというお話がございましたが、先ほど申し上げましたように国の検疫所を通過した、いわゆる仙台市場に出回っているものについての食の安全性を確保するという立場に立って検査しておりますので、その点御理解をいただきたいと思います。 ◯青野登喜子委員  成田まで行かれていろいろ研修されていらっしゃるということはわかりましたけれども、すぐ近隣で検査が行われている検疫所で検査術などがどういう実情にあるのかということも、そこから出回ってくる比率が今後一層高まるだろうと思いますので、その辺も市民食の安全を守るということにこたえていくことからも、実態などを調査される必要があると思いますので、その点をつかむ方向でやってみる必要があるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ◯生活衛生課長  御提言として検討させていただきたいと思います。 ◯岩崎武宏委員  一、二点お伺いをしたいのですが、検疫所を通過して国内に入ってきた輸入食品仙台市の立場でチェックというか、検査をしているということでその検査項目も農薬とか添加物とか、その他ここに出ておりますけれども、食品自体の遺伝子に改良を加えたような食品が国内にも大分出回っているというようなことを最近よく耳にしたりするのですけれども、このあたりの実態については仙台市当局はどんなふうに掌握していらっしゃるのでしょうか。 ◯生活衛生課長  日本食品衛生調査会が承認したものでございまして、その点につきましては食品衛生上基本的には問題ないとは思っておりますが、仙台の市場についての流通状況調査については、これから勉強してまいりたいと思っております。 ◯岩崎武宏委員  今せっかく輸入食品のQ&Aということで御説明いただいたので、輸入食品ということに限って再度お尋ねをするのですが、輸入食品の中で遺伝子改良食品というのはどのようなものがありますか。 ◯生活衛生課長  大豆ですとか、トウモロコシトマトのたぐいでございます。
    ◯岩崎武宏委員  大豆とかトウモロコシというようになりますと、多分大半が輸入食品ではないかと思うのですけれども、今の課長のお話ですとそういった輸入食品の中での遺伝子改良食品については、食の安全性といいますか、人体への影響という点については全く問題なしということなのでしょうか。  私もそのあたりが勉強不足でちょっとわからないのですが、食品そのものにカビがついているだとか、残留農薬があるだとか、あるいは期限を徒過しただとかというと非常にわかりやすいのですけれども、食べ物自体の遺伝子そのものに変革が加えられているというようなことを私たちはそれと知らずに日常的に、とにかく豆腐にしたり、その他いろいろな形で摂取しているわけなんです。ですから、そういう点の安全性については絶対に心配がないですよと。こういうような状況になっているのかどうかをぜひひとつ伺いたい。 ◯生活衛生課長  国の諮問機関でございます日本食品衛生調査会が承認をいたしまして、国が安全性に対してゴ−サインを出したわけでございますので、私どものスタンスといたしましては、安全性が守られているという認識を持っております。 ◯岩崎武宏委員  しつこいようですが、ゴーサインを出したということなのですが、もうちょっとわかりやすく御説明いただきたいのですが、何をもってゴーサインを出したのですか。 ◯生活衛生課長  そいった遺伝子組みかえの食品を人間が食しても健康に影響がないという意味での安全宣言をしておるということでございます。 ◯岩崎武宏委員  遺伝子を組みかえた食品については、いろいろ専門家の御意見なんかもあるやに聞いているのですけれども、食というのはずうっと何十年にもわたってとっていくわけですよね。この遺伝子組みかえの食品というのを私たちがずうっと何十年にもわたってとり続けていったときに全く人間の体に心配がないというふうに、非常に権威のある機関がゴーのサインを出したというお話なのですが、もうちょっとその辺のところを安心できるように……。 ◯健康福祉局長 私も最近の学術的な話については、詳細に勉強しているわけではありませんけれども、もともと遺伝子の操作というのは、従来の日本の食品の中でもかなりやられたものがあるわけでございます。例えば、種なしのブドウだとかスイカの門題だとか、そういうことから始めまして最近は一代交配のいろいろな品種も出てきております。最近バイオテクノロジー自体が大分発達をしてまいりまして、特に遺伝子組みかえと細胞融合の技術、そしてそれをマスプロ化するといいますか、それをふやして生産物を生成するというレベルまでいっているわけでありますけれども、特段その中で私は長年食しても危険だという話は聞いたことがないわけであります。したがって、植物細胞そのものが、動物細胞に影響を与えるということは考えにくいという点もございますので、現在国が専門機関にお諮りをして安全だというものについては、一応安全という前提に立って私どもとしても取り扱うというのが、今のところの適切な対応という形になるのではないかと思っております。 ◯委員長  これをもって委員会を閉会いたします。