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仙台市議会 1997-03-03
1997.03.03 市民教育委員会 本文


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  1. 1997.03.03 : 市民教育委員会 本文 (113発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所)                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、市民教育委員会を開会いたします。  審査に入ります前に、委員各位に御相談をいたしますが、委員長といたしましては、市民教育委員会の活動の一環として、委員会終了後、お手元に配付の日程案のとおり、仮称宮城野消防署高砂分署予定地、東北石油仙台製油所及び仮称仙台市消防局ヘリポート予定地の視察を行いたいと考えておりますが、いかがでしょうか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  それでは、そのようにいたしたいと思いますので、皆様におかれましては委員会の運営に特段の御協力をお願いいたします。予定といたしましては1時ごろの出発の予定でございます。  本委員会において審査を行います議案は8件、ほか請願2件であります。  まず、審査の方法についてお諮りをいたします。議案の審査は、お手元に配付の審査順序表のとおり、議案、請願の順とし、このうち議案については、順序表に従い、順次質疑を行い、全議案に対する質疑終了後、決定に入ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を進めることにいたしたいと思います。  なお、議案並びに請願審査終了後、所管事務について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《付託議案の質疑について》 ◯委員長  それでは、これより付託議案の審査に入ります。  第38号議案仙台市コミュニティ・センター条例の一部を改正する条例について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第51号議案仙台文化財保護条例の一部を改正する条例について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第54号議案財産の取得に関する件について質疑を願います。 ◯嵯峨サダ子委員  若干御質問をさせていただきますけれど、この財産の取得の件で、今回厨かいの脱水処理機が新たに設置されておられるようなんですが、これは従来も設置されているものなのかどうか。今回初めて設置されるものなのかどうか、その辺のところをお伺いします。 ◯保健給食課長  質問ございました脱水の装置につきましては、現在の施設におきましては全く設置をしておりませんものでございまして、初めての施設でございます。 ◯嵯峨サダ子委員  それで、これの説明によりますと、脱水して圧縮して、減量するという装置だと理解するんですが、この場合、その残菜の処理の方法はどのようになさるのでしょうか。 ◯保健給食課長  脱水をしまして、量的に圧縮をしまして、最終的にそれを焼却処分しようといった予定でございます。 ◯嵯峨サダ子委員  それでは関連して、もう1点だけ御質問いたします。先ほど2月18日ですけれども、仙台学校給食施設整備基本方針が説明されました。その中で2点ほど御質問いたします。最初の部分なんですが、本市の今後の学校給食の運営に当たっては社会情勢の変化等を勘案してと述べておられるんですが、どういう社会情勢の変化を想定しておられるのか、まず1点お伺いいたします。  それから、今後の施設整備計画についてなんですけれども、(2)の荒巻、野村第一、野村第二、幸町、加茂及び宮城学校給食センターについて、今後老朽化の度合いを見きわめながら適切に対応すると、このように方針が出ているわけですが、これについて、適切に対応するという中身を……。そのまま老朽化して建てかえをするのか、それとも私どもが繰り返し主張しているように単独調理校に切りかえをする方針なのか。その辺をお伺いいたします。 ◯教育長  第1点の社会情勢の変化という部分でございますが、私たちは今回基本方針を策定するに当たりまして、3点の基本的な考え方を視点にしながら検討を進めたわけでございます。その1点といたしましては行政改革の推進、行革の趣旨に沿った効率的な運営、これが1点。それから2点は最近の少子化に伴います生徒数の減少によります学校給食センターの稼働率の低下から、これをよりよい運営の方法をやりたいということが2点目。3点目はやはり健全財政を進める上からも国庫補助のいわゆる可否。これを考えて、この3点を実は社会情勢の変化という形で表現をさせていただいたものでございます。  第2点目はセンターをどうするのかということでございますが、現在委員御案内のとおり残った給食センターがございますけれども、今後の老朽化の度合いによりまして、建てかえをしていくということでございます。我々といたしましては、建てかえをいたしますけれども、学校給食センターの対象校はふやさないという基本を打ち出しておりまして、それに沿って今後改築を進めていきたいと考えております。 ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第55号議案財産の取得に関する件について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第56号議案町の区域をあらたに画する件について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第57号議案町の区域をあらたに画する件について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第58号議案町の区域の変更に関する件について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  次に、第59号議案町の区域の変更に関する件について質疑を願います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  終了いたしました。  以上で、全議案に対する質疑を終了いたしました。              《付託議案の決定について》 ◯委員長  それでは、これより付託議案の決定を行います。  決定の審査は、審査順序表により、順次、討論、採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。  なお、要望事項等につきましては、付託議案の決定がすべて終了した後に、一括して確認をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
     その際、委員長報告に織り込むものについては、その旨をはっきりと簡明に御発言を願い、その旨の発言がなければ、この場限りの要望として取り扱うことになりますので、この点御了承願います。  まず、第38号議案仙台市コミュニティ・センター条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第38号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第51号議案仙台文化財保護条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第51号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第54号議案財産の取得に関する件について討論はありませんか。 ◯嵯峨サダ子委員  異議がありますので、反対いたします。 ◯委員長  お諮りいたします。  第54号議案を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ◯委員長  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第55号議案財産の取得に関する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第55号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第56号議案町の区域をあらたに画する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第56号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第57号議案町の区域をあらたに画する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第57号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第58号議案町の区域の変更に関する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第58号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第59号議案町の区域の変更に関する件について討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  討論なしと認めます。採決いたします。  第59号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  以上で、全議案に対する決定を終了いたしましたが、この際、議案に対する要望等がございましたら、お願いいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  なければ、以上で付託議案審査を終了いたしました。              《付託請願審査について》
    ◯委員長  次は、付託請願審査でありますが、ただいま、紹介議員の鎌田さゆり議員を御案内中でありますので、少々、お待ちください。     〔鎌田さゆり紹介議員入室〕 ◯委員長  それでは、第1号請願選択的夫婦別姓等の民法改正に関する件について、鎌田さゆり紹介議員より説明をお願いいたします。 ◯鎌田さゆり紹介議員  それでは、このたびの請願につきまして、趣旨及び若干の御説明を申し上げたいと思います。  選択的夫婦別姓等の民法改正を求める背景といたしまして、一つに現行の民法750条に定められております、婚姻の際「夫または妻の氏を称する」という制度のもと、社会生活を営む上で不利益をこうむったり、また精神的苦痛を感じている方たちがふえてきているという実情がございます。これらを踏まえ、選択的夫婦別姓を求める人々を法的に救済するということはとても大切で、また豊かな社会につながると考えております。  また、二つ目に、国際条約等を批准している我が国の、世界へ向けた約束であるということ。そして10年以上にわたります国内の議論、特に昨年の法制審議会より答申がありましたこの内容を私たちは真摯に受けとめて、今結果として見出すべきではないかというふうに考えているからでございます。  そして三つ目、最後になりますが、議会での議員の皆様の議論である以上、法改正の内容自体について御審議を深めていただきたいと考えております。そうすることが、今懸念材料の大きなウエイトを占めております「日本家族制度を揺るがすもの」ではないということがおわかりいただけるからということでございます。  以上3点にわたりまして、趣旨及び若干でございますが御説明を申し上げました。皆様何とぞ御理解をいただきまして、御審議を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。 ◯委員長  ありがとうございました。  ただいま、紹介議員より説明をいただきましたが、皆様から紹介議員に対し、何か質問はありませんか。 ◯叶成希委員  それでは、二、三質問をさせていただきたいと思います。  今回、選択的夫婦別姓等の民法改正に関する件ということで、ただいま紹介議員からお話がありましたとおりでございますが、もう一つ、第2号請願として、この第1号の請願と全く趣旨が反対である、二つの請願が出ております。そのような関係上、今後の審査に資するために何点かお伺いをしたいと思います。  ただいまの紹介議員の説明によりますと、不利益あるいは精神的苦痛というような説明をなされておるようでございますが、この辺具体的にどういうことなのか。まず第1点でございます。  それから請願文の中に、「夫婦別姓ということはとても豊かなこと」というような表現でございますが、この辺ちょっとまだ理解に苦しむところがございますので、これについても御説明を願いたいと思います。  また、もう1点。夫婦間で別姓ということについてはいいんですが、その間に生まれた子供がどういうふうになっていくのか。この辺を三つ目としてお伺いをしたいと思います。  まず、この三つについてお答えいただきたいと思います。 ◯鎌田さゆり紹介議員  それでは、今御質問ございました一つ目につきまして、不利益あるいは精神的苦痛とはどのようなものかということでございますけれども、それを考える際に、今夫婦間で別姓を実際に使っている方たちがこの社会にいらっしゃいます。その方たちは、実際にその制度として認められているわけですけれども、その方たちの毎日の生活でこうむっている不利益あるいは精神的苦痛を例として考えると非常にわかりやすいかと思うんですけれども、その方たちは特に弁護士の方たちに多いわけですが、まず、どこからどこまでが戸籍の名前でいいのか、あるいはどこからどこまでが別姓でいいのかという部分で、今現在このときには本名を使わなけれいけない、戸籍の名前を使わなければいけない、このときには別姓でもいいと、そういう部分で、例えばパスポート申請、免許証を取るとき……。いろんな場面において名前の使い分けをしなければいけないという不利益があるわけで、生活上不便なことが起きております。それから精神的な苦痛と申しますのは、例えば夫婦としてきちんとお互いを認め合って家庭を築いていきたいという考えが根本にあるんですけれども、社会的生活をする上で不便が生じることで、どうしても名字を別に設けたい、設けなければいけないというときに、自分の名前を二つ持ったり、あるいは夫婦間で名字が違いますということを社会的にきちんと表明して歩かなければいけないわけですよね。そうすると「ああ、あの方はだんなさんと名字が違うのね」「あの人は、こういう場ではこういう名前だけれども、こういう場ではこういう名前なのね」とか。今、私は若干今国の方で議論されている通称の部分もちょっと入ってしまったんですけれども、そういうふうに別姓を今制度として認められないがゆえに、いわゆる特定の人、極端にいってしまえば変わった人と社会から今現在見られているというのが実情だと思うんです。そのようなときにその方が精神的に何にも変わっていない、特別でもないんだけれども、社会的にそういうふうに見られているということは、これは精神的な苦痛をこうむっていると私は思います。  それから「とても豊かなことである」ということの理由なんですけれども、皆様御存じのように、選択的な夫婦別姓を今求めている方たちというのは、やはり現実的にごく一般的な、大勢を占める意見ではないわけであります。ですけれども、いわゆるマイノリティー、ごく一部の方かもしれないけれども、そういう方たちの意見、声をこの社会全体あるいは法制度ということで守る、認めるということは、私は民主主義を標榜するこの日本という国において、非常に社会全体が豊かなことになると考えております。  それから子供のことについてでございますけれども、結局は子供の姓のことについての御質問だと思うんですが、例えば同姓夫婦の場合はもちろん同じ名字の子供なんですが、選択的夫婦別姓が制度としてなって、夫婦間で別姓になったときの子供は、生まれたときに夫婦間でお話し合いをして子供の名字を決めると、今回の法改正を求める趣旨になっております。ですから、例えば戸籍に記載をされる際には、今現在筆頭者欄のところがありますけれども、そこは子供の姓を名乗る者の名字を使う者が筆頭者になりますので、結論として親が子供が生まれたときに決めるということになります。 ◯叶成希委員  不利益、精神的云々という質問に対しまして、弁護士の例を挙げて説明されましたが、その説明の中で、いわゆる弁護士は今通称が認められているわけですね。外から見ると、それがおかしく見られるとかあるいは不都合を感じるとかいうことになりますけれども、仮に別姓を認めた場合、当然今よりも一般化されるわけですから、一般の夫婦の中でも姓が違うと、そういう中で混乱が生じてきはしないのかということですね。それが一つと。  もう一つは現実にも通称をお使いになっておられる方、これは法的には別に何もないわけですけれども、そういう方々もいらっしゃると。私はこれはむしろ通称制度というものを法的に認めていくというやり方も、先ほど来の紹介議員のお話しを聞いていると、そういう方法も考えられるんではないかなという気が一つしております。それについてどうなのか。  それから生まれてきた子供については夫婦がお互いに話し合いながら決めていくということでございますが、夫婦の間でお互いが信頼し合い、理解し合っていればいいわけですが、仮に話し合いがつかない場合とか、無用の混乱を招くことも考えられるんではないかというふうに思いますが、この辺についていかがでしょうか。 ◯鎌田さゆり紹介議員  一つ目の一般の方々、特定の方々ではないところではもしこの制度を用いると混乱が生じるのではということなんですけれども、私はなぜ混乱が生じるのかという原因を今はっきり申し上げておくべきではないかなと思うんですが、委員が別姓にすることで混乱が生じるんではないかということは、その背景に、根本たるところに、この選択的別姓というものが今法的に認められていない、制度として確立されていないから混乱が生じると私は考えます。実際、今現在一般の方々の間でも別姓を名乗っている御家庭があります。その現実の声では、まず混乱は生じていないということ、これを事実として申し上げる必要もあるかと思うんですけれども、私はこの制度が法治国家においてきちんと法制度として認められて、社会全体として、そういう方たちは特別な方ではないんですよ、きちんと社会で認められているんですよということを法改正によって認める、いわゆる守るということをすれば、私はそれが社会の混乱につながるというふうには考えておりません。だからこそ、きちんと法律でそういう方たちの立場、声を認めるべきではないでしょうか。  2番目に通称使用の件でございますけれども、まず一つは、やはり私たちは一人の方に対しては一つの本名であるべきと考えています。なぜなら名前はやはりその方の人格をあらわすものだからだと考えるからです。だからこそ、この場合には通称、この場合には戸籍名と使い分けたり、常に判こを二つ持ち歩いたりとか、そのようなことをせずにきちんとその方一人に対しては一つのお名前ということにしないと、なおさら私たちは社会に混乱を来すと考えているから、通称を制度として認めることで解決できるんではないかということに対しては異論がございます。  それから、子供の姓を夫婦間で話し合いがつかなかったときということにつきましては、やはり社会を営む上で家庭を築く上で、子供を生み育てるというその親の責任は、その際に子供の名字も決めなければいけないということも同じ責任の範囲に私は含まれるべきだと思いますので、話し合いがつかないから子供の名字どうしようという状況ではなく、それはやはり子供の姓をきちんと定めるということは、これは当然のことであると思います。 ◯叶成希委員  それでは、もう一つ。反対の趣旨の請願が出ておるわけですが、ここの中にもいろいろ書いてございますが、夫婦のあり方、あるいは家庭のあり方──とりわけ今日の世の中では子供の育て方等についても家庭のあり方が非常に大きな問題になっていると。この辺についてどういうふうにお考えになっているのか。そこをお答えいただきたいと思います。 ◯鎌田さゆり紹介議員  夫婦のあり方、家庭のあり方、私は基本はやはりその間できちんと信頼関係がなされて、尊敬し合う、相手の立場を尊重し合う。そこから愛情をはくぐみ、家庭、夫婦のきずなを強めていくというものがあります。そしてもう一つ付け加えるならば、ただ、この今日の社会夫婦はこうあるべき、家庭はこうあるべきというふうに画一的なとらえ方はなおしない。それぞれの夫婦、家庭において考え方、立場、事情はあると思います。それらを社会で認め合っていくようにしていくことが、私は大切なことではないかと考えております。 ◯叶成希委員  それではもう一つですが、この姓ですね。我々ここでほとんどの方は結婚しているわけですが、結婚して同じ姓を名乗るということについて、まさしく同じ姓を共有することによって、夫婦になったんだなと。これは極めて素朴な感じ方ですけれども、その辺についていかがなのか。  それからもう一つは、この名字というものが、自分個人の人格なのか、あるいは日本の従来からのいわゆる家を名乗るという……。要するに姓そのものについて、個人のものなのか、親子、きょうだい、あるいは祖先──夫婦ももちろんですけれども、そういう流れの中での姓なのか。その辺についてどういうふうに考えておられるのか。 ◯鎌田さゆり紹介議員  姓を統一することによって夫婦になったという実感につきましては、まさしくそういうお考えがあるということを私も理解しておりますし、また同時にそういうことで夫婦になったというふうに感じる方もいらっしゃれば、あるいは逆に「いや、夫婦とは名字が違ってもお互いの信頼関係、尊重し合う関係で夫婦です」と考える方もこの社会にはいるんですと。それぞれに考え方が私は違っていいと思うし、あっていいと思うし、それを社会で認めることが大切なのではないかと考えます。  それから名字と名前ですけれども、私は名字と名前と、例えば私、鎌田さゆりでしたらば、鎌田さゆりで私個人の人格もあらわすものと思っております。ですからだんなさんの名字と同じになる女性、あるいは奥さんの名字と同じになる男性、それで自分だと感じる方もいれば、あるいは「いや、私は旧姓のままで」あるいは「こういうふうなスタイルの名前で」と考える方も私はいると思うんです。だから、姓はこういうものだ、名前はこういうふうにあるべきだととらえることに対してだけ、私は異論があるということでございます。 ◯叶成希委員  そうしますと、姓は個人の人格というか、個人についてのものと。いわゆる夫婦あるいは親子、きょうだい、それから祖先という一連の流れのあれではないんだと。そういう部分よりも自分自身の人格そのものだという理解をされていると受けとめてよろしいでしょうか。 ◯鎌田さゆり紹介議員  今委員がおっしゃたことについては、いえ、違いますと申し上げます。というのは、この時点で私の名前は、この私個人の人格をあらわすものでございますけれども、確かに例えばこの鎌田、あるいは私の旧姓の名字。それは祖先から何代にもわたって受け継がれてきたものもありますし、あるいは民法というものがこの日本に制定されたときに、その時点からスタートした歴史、若干その昔々からの歴史に比べれば短いかもしれないけれども、やはりそれぞれの名字に対する歴史、あるいはこれまでの経過というものがありますから、家、きょうだい、あるいはその家族、親族、そういったものとの関連というものは、私は非常に強いものがあると思います。 ◯佐藤正昭委員  今、いろいろお話を聞いていて、わからない面が幾つかありますので、ちょっとお教えを願いたいと思います。  まず最初に、この慎重な人たちの意見については、主に家族が崩壊するとか、子供がいじめに遭ってかわいそうだとか、日本古来の伝統が崩れるだとか、そのような意見があるようですけれども、これについてはどのようにお考えなんでしょうか。まず第1点。  2点目は、今いろんな議会でこのことが話し合われております。私の調べたところによりますと、他都市での動向──1月末現在ですけれども、賛成が13くらい、そして反対が94ぐらい、そういうのが今の全国的な現状ではないかなと思います。このような中で、本当に選択的別姓を望んでいる人たちがほんのわずかではないのかなということもあるわけです。そしてまた、どのくらいの人がこれを本当に望んで時代の要請ととらえているかということは問題なんではないかな。しかしながらこの問題が広く社会認知されることによって、この声が大きくなっていくのかなと、そのようにも思いますけれども、今の現状、人数的なもの。そしてもう一つ、社会の要請、時代の要請という観点から、どのようにお考えなのか。  大きくこの2点、御質問をいたします。 ◯鎌田さゆり紹介議員  一番初めの方、いわゆる慎重な御意見をお持ちの方たちに、家族が崩壊、子供がいじめられるんではないか、日本古来の伝統云々とございましたけれども、一つ一つ簡単に申し上げますが、家族が崩壊するのではないかという御危惧につきましては、選択的夫婦別姓を導入すると家族が崩壊するのではないか。つまり原因が選択別姓、結果が家族崩壊とおとらえになっていらっしゃると思うんですが、これは私は原因と結果が逆ではないかと思います。選択別姓を導入すると家族が崩壊するのではなくて、なぜ家族が崩壊するのか、その原因は選択別姓ではなくいわゆる今日ある社会の仕組み──家族間でお互いがばらばらになってしまう。親に相談すべきようなこともできなくなってしまう子供たち、具体的にいえば、忙し過ぎる企業戦士の方々、あるいは母親は母親で教育ママに没頭したり、子供たちは子供たちで家族の対話よりも塾通いに忙しくなったり。そういう社会全体の仕組みの中で、それらが原因となって私はだんだんと家族がばらばらになってきて会話が薄れてきて崩壊につながると。そしてこの家族の崩壊ということについては、今選択別姓が話題になってから出てきた問題ではなくて、最近のこの日本の豊かになった社会の中で既に出ている問題ですので、原因を選択別姓に持っていくことには、私はいいえ、違うのではないでしょうかと申し上げたいと思います。  それから子供がいじめられるんではないかということについては、まず初めに、今この選択別姓を取り入れている御家庭の子供たちは全然いじめを受けていないという声が非常に多いということを、ここで申し上げるしかないと率直に思います。それから、なぜいじめられるのか。それはやはり先ほど申し上げましたように、きちんと社会法制度として認められていないがゆえに、変わった人、特別な人、一部の変な人と見られてしまう。だから法律というものが、皆様どのようにお考えになるか──私は最低限、国民、人間として生活をする上で最後に守ってくれる、法律が守備範囲になってくれるととらえますので、その法律できちんとそういう方たちを守るということは、私はいじめが起きる原因にはならないと思います。  それから日本古来の伝統についてですけれども、今の名字と名前の制度ですが、これは御存じだと思いますが、今から95年から100年ぐらい前にスタートした制度です。ですからこれを古来と表現するのはどうかなということと、それからもし古来というものをとらえるんであれば、昔々は夫婦別姓が制度でございました。北条政子の時代、それから皆様御存じのように歴史上のそういう方々は皆別姓であったということで、古来の伝統が崩れるというようにはならないと思います。  それから、ほんのわずかの賛成の意見という部分なんですが、具体的にその都市名を今挙げることをできないのを、まずごめんなさいと申し上げて、反対意見94というところの議会、出ている都市ですけれども、これは国会において審議をされる際に、いわゆる反対の意見を出されている国会議員の方々の御出身の都市に集中している意見書であるという、これはもう皆様はニュース等で周知されているので御存じだと思いますが、この問題も非常に長い時間をかけて議論されてはおりますけれども、やはり広く皆様に知っていただいて議論を深めていただきたいということでございますので、賛成13、反対94という数字には、参考にはしていただいて、ただ、とらわれることなく広く御審議をしていただきたいと思います。 ◯大槻正俊委員  それでは、紹介議員に幾つかお伺いをさせていただきます。  私は、先週の本会議質問の中でも申し上げましたように、今教育の問題などをとらえる場合に、世代間格差といいますか、そういったものにも十分配慮をしていかなければいけないと思っております。そういうことからすれば、将来的な方向性として、選択的だという条件つきでありますが、別姓制度は受け入れられる方向にいくのではないかなと、私は思っております。  ただ、いろいろ私なりに考える問題点もあるんではないかなと思っています。具体的に先ほど来から挙げられておりますけれども、法律は人の幸せをつくるものだという点ではまさにそのとおりであってほしいなと思います。ですからそういう意味であれば、私も仲人役なんかしていて、いわゆる一人っ子同士で結婚をしたいと──どちらの姓を名乗るかということで悩んで、1年も2年もかけてようやく結婚したという例も現実に知っておりますので、そういった点でいえばいいことだなと思っています。  ただ、現状の日本社会からすれば、ちょっと私が考えた問題点として二つあるように思うんです。この姓の問題ですが、中国とか朝鮮のように男性系の姓を名乗っていくということであれば、これは今の日本社会の中でも比較的受け入れられると思うんです。ただ、生まれたときにどちらかを選択するということになれば、今よく反対の方々で言われている「では、お墓はどうするんだ」と。つまり別なお墓を、私だったら大槻のお墓ということにはならない選択もあるわけですから、そういうことで確かに混乱はしてくるんで、その点の整理をどうしたらいいかと私は思うんで、その点一つお聞かせください。  もう一つは、これから少子化社会ということですが、それ以外にもいろいろ男女の関係では難しい問題が出てきました。いわゆる婚外子──望む、望まないいろいろありますが、いずれにしてもそういう方々を今回の件でどういうふうに扱っていくのか。その二つが整理をされないと、ちょっと難しいかなと。私も制度としてはその方向性がいいとは思っているんですが、そういったものを一つ一つやはり整理をしていかなければいけないんではないかなと思います。  もう一つ言っておけば、私も結婚した際に、心の片隅に何か同じ姓にしたことによって多少従属物にしたような気もしたこともありますから、そういった意味で紹介議員が言われるように対等な立場に立つということは賛成ですから、そういうことで2点についてお答えをいただければと思います。 ◯鎌田さゆり紹介議員  お墓ということで具体的に御質問があったわけですけれども、今回の民法改正を求めるこの声というものは、民法750条のどちらかに決めなければいけないという部分に対して、その民法750条に、どちらを選んでもいいという選択肢をふやしてほしいということでございますので、例えばそのことで別姓夫婦の間で、ほかに民法さまざま条項ございますが、親族関係にこういう変化が生じるだとか、あるいは姻族関係にこういう変化が生じるとか、そういう部分までも求めている請願ではないということでございますので、お墓参りに関してあるいは扶養関係に関してとか、そういうものについては全く今までと変わらずと。祖先のお墓を祭るということの御心配は私は何も要らないと。逆に家族本来の信頼、きずなというものが生まれることによって、本当の意味で祖先をお祭りするという気持ちを芽生えさせることにつながるのではないかと私は考えております。  それから今ありました嫡出子、非嫡出子のことですけれども、これは今回の民法改正案の五つの大きなテーマの中の一つに挙げられているんですが、今現在はいわゆる非嫡出──婚外の子供の相続分は嫡出子の2分の1となっておりますけれども、これを嫡出子と同等にするとなっておりますので、子供たちの間でも今の民法のもとでは差別があるという意見が非常に多い中で、このことについては今後将来にわたって考えていかなければいけない。そしてなおこの改正案のとおりに私は子供間に差別がないようにしなければいけないと考えております。 ◯三浦良委員  私は立場をはっきりさせていただきますが、この夫婦別姓導入に反対をする意見書を求める請願の紹介議員になっておりますので、きょうここにおいでの、紹介議員を代表して来ている鎌田議員とあえてここで私は議論するつもりはございません。それだけははっきりいたしておきましょう。しかも同じ選挙区でもございますし……。情で言うのもおかしいかと思いますが、いずれにしろきょうはここで紹介議員と議論するつもりはないということを申し上げておきますが、ただ、今の紹介議員の御発言の中で、一つ改めておいていただきたい件がございます。  それは何かといいますと、佐藤正昭委員が調査したところによると94カ所の地方議会がこれに反対の決議をされているということに対しまして、鎌田議員は「国会議員で反対している、その地方自治体が主にそうしているようだ」というお話でありますが、私はその真偽のほどはわかりませんけれども、私も長いことこの地方議会に議席を有しておりますけれども、地方議会はやはり自治性と主体性があるんですね。それで運営され、やってるんですよ。そのために我々選ばれて議会を運営しているわけですから、そういう事実があるのかどうか私はよくわかりませんけれども、そういうことで、地方議会が十分議論をして賛成の決議をし、あるいは場合によっては反対の決議をなされたものと、私はこのように理解いたしますので、そういう偏見的なお考えはやめていただきたい。これは地方議員の一人として、同じ地方議員であるあなたに私は申し上げておきたい。これは申し上げてだけおきます。  それからもう1点教えていただきたいんでありますが、子供の姓の問題でありますが、あなたは第1子が生まれたときに親が決定をするんだというお話をされましたね。これが第2子のときはどうなるのかということなんです。あるいは第3子といいましょうか。例えば第1子が生まれたとき御主人の姓を名乗ったと。第2子が生まれた、両親で話し合って今度は奥さんの方の姓を名乗るということがあり得るのかどうか。あるいは第1子につけた姓が第2子にも第3子にも継承していくのかどうか。その辺はどういうことになっているのかちょっと教えてくれませんか。 ◯鎌田さゆり紹介議員  先ほどの冒頭の御意見に対しまして、私からも一言、済みません。私が申し上げたことで委員のいわゆる地方議員としての御自覚、御意識を若干なりとも傷つけたと思います。そしてなおそういう概念をゆがめたという部分もあるかと思います。それに対してはごめんなさいとおわびをまず申し上げますが、国会との流れをちょっと申し上げたいという気持ちに免じて……。済みませんでした。  第2子、第3子の件ですけれども、もちろん第2子、第3子と名字がそれぞれに違ってくるという可能性はあり得ます。ですから長男が鎌田で次男が私のうちの場合だと私の渡辺になると……。改正案によればです。 ◯嵯峨サダ子委員  ただいま議論になっております子供の姓の問題についてどうするのかということで、先ほどの紹介議員の説明によりますと生まれたときに届け出ると御説明されておりますが、これは違うのではないかと思うんですね。  今回の選択的夫婦別姓制の導入による子供の姓について、答申はこのようになっているんです。「別姓を選択した夫婦は、子供の姓を婚姻時に届け出る」としています。子供の姓の欄が空白だと婚姻届が受理されません。しかし、子供の姓を結婚の要件にするのは「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」という憲法から見ても疑問だという声が女性団体、弁護士団体などから上がっています。結婚時に姓を決めても、その後の生活の中で意見が変化する可能性も十分あるわけです。ですから、別姓の夫婦の子供の姓は、婚姻時に届け出るのではなくて、子供が生まれたときに夫婦が合意して子供の姓を決め、出生届と同時に届けるのが自然であり理にかなっていると私どもは考えているわけです。  ですから、先ほどの紹介議員の御説明は間違いであるのではないかなと思いますので、その辺をお尋ねいたします。  それから、今回の民法改正に当たっての経過について、若干ちょっとお話しをしたいと思うんですが、これは戦後1947年に改正をされて以来の改正なわけですけれども、このときの改正が、戦前の古い家制度を廃止して夫婦や父母の地位平等家督相続制度の廃止を盛り込んだ改正でして、歴史的・画期的な改正内容でした。しかし、時間的制約もあり、衆議院で可決された際、将来においてさらに改正する必要があることを認めるという附帯決議がされておりました。それに基づいた、これまでの社会情勢の変化などから、今回のような答申内容になっております。そして、先ほどから議論になっております「では、選択的夫婦別姓制を主張する方たちは一部の人たちではないのかな」という議論もされておりますが、これは実際には紹介議員の方からも弁護士の例を挙げて申されましたけれども、結婚によって夫の姓に改姓することによって不利益を生ずるという内容をちょっとお話をしたいんですが、同一人物であることがわからなくなったり、個人として積み重ねてきた信用・実績が途絶えるという不利益、不便を感じる女性がふえていることです。それから学者、研究者などからは、結婚での改姓によって研究実績が継続しないなど、こういう訴えも実際にあるわけですから、今回の声は決して一部の女性の間からではなくて、こういう実態に即したものであることを、私の方からも強調しておきたいと思います。  最初に御質問した点、紹介議員の方から御回答お願いしたいと思います。
    鎌田さゆり紹介議員  非常に力強いフォローをしていただいたようで、ありがとうございます。申しわけありません。法務省法制審議会が出した答申の内容は、今嵯峨委員が確かにおっしゃいましたように、子供の姓については夫婦が婚姻時に届け出をするとあります。私が申し上げましたのは、いわゆる「私たちの民法改正はこうあるべきだ」という部分での混同の結果のお答えになってしまいましたので、答申の内容は今嵯峨委員がおっしゃったとおりでございます。 ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  それでは、鎌田議員には大変ありがとうございました。御苦労さまでした。              〔鎌田さゆり紹介議員退室〕 ◯委員長  次に、第2号請願でありますが、ただいま、紹介議員の佐々木両道議員を御案内中でありますので、少々、お待ちください。     〔佐々木両道紹介議員入室〕 ◯委員長  それでは、次に、第2号請願夫婦別姓制導入反対に関する意見書提出を求める件について、佐々木両道紹介議員より説明をお願いいたします。 ◯佐々木両道紹介議員  皆様おはようございます。ただいま委員長から御紹介ございました筆頭紹介議員の佐々木両道でございます。請願者に成りかわり、説明をさせていただきたいと思います。  タイトルにございますが、夫婦別姓制導入反対に関する意見書提出を求める件でございます。文面を読みながら説明させていただきます。 「我が国は固有の文化伝統を有し、古来、日本人は祖先を敬い家族を大切にすることにより、共存共栄の精神を育んできた。  又、個人主義の行き過ぎによる弊害を避け、共同体の中でそれぞれの役割を持ち分け、その上で個人を尊重するという美風を培ってきた。  このような伝統的信念は、家族、地域共同体、国家、ひいては地球共同体の構成員たる人間に必要不可欠であり、人類共存の途を拓くものと確信している。  私達は、日本の伝統文化を守り、国の繁栄と世界の共存共栄を祈る立場から、以下の理由を以て、「選択的夫婦別姓制の導入」を柱とした民法改正案に反対の意を表明する。  1.「夫婦別姓制」導入に対する見解には、個人の尊重すなわち個人主義の徹底という傾向が顕著である。  社会共同体の最小単位である家族の重要性を軽視し、更には、民法第897条に規定された祭祀継承制度についても、廃止すべしとの意見が多いことは大いに危惧される。」  この897条は、いわゆる系譜、祭具及び墳墓の所有権というものでございます。平たく言えば、その家の継承というものは、この夫婦別姓によってどうするものか。そしてまた、いわばお墓そのものが、別姓の場合には三つも四つもなってくるんではないかというところが危惧されるわけでございます。  その次一つには、「家庭は、次代を担う子供の健全な成長の場であり、教育の根源でもある。 「夫婦別姓制」が極端な個人主義的傾向を生み出す危険性は極めて高く、家族の一体感を喪失させ、家庭の崩壊に拍車をかけることにもなりかねない。」  家庭の崩壊がさまざまな社会問題の誘因と指摘される今日にあっては、家庭の一体感はより強固とされなければいけない。いわゆる家庭そのものが余りにも個人主義になり、そしてまた一番、平たく言えば集合家族においておじいさんはAという名字、お父さんはBという名字、そしてまた子供がCという名字というふうに、その1個の家庭の中においててんでんばらばらになるのではないか。いわゆる家族の一体性がなくなってくるんではないかというところでございます。  また一つには、「我が国における「夫婦同姓」制度は、明治維新後に採用されたものであるが、国民生活に支障なく定着してきた事実からすれば、夫婦の絆を強め家族の一体感を育んできた我が国民性に合致したものであって、日常生活のみならず精神文化の重要な要素ともなっている。」  いわゆるこの戸籍を変えることによって、果たしてどういうものかと。1番初めにございましたが、その家の継承というものにつきましても、この戸籍を別々にした場合には、どなたがいわゆるその家の責任を持つものか。そしてまた財産権の分与、これはもちろんプラスもマイナスもあるわけでございます。そういった面においても大変おかしい状況になるんではないか。と申しますのは、今日までいわば日本社会において何ら支障なくやってきたわけでございます。そしてまた現在でも姓の選択ができるという状況であります。いわば通称をも認められているということで、果たして戸籍まで三つも四つもその家にあっていいものかどうか。そしてまた先祖というものがどういうものになるものか。やはりそういう意味においてはまだまだ我が国民性としてなじまないのではないかというところでございます。国民生活に深く浸透し、精神文化の改変にもなりかねない事柄については、限られた社会生活上の理由によって安易に変えるべきではないんではないかというところでございます。  以上の趣旨を踏まえて国の関係機関に意見書を提出いただきたく請願をいたすものでございます。  なお、この請願者のビジョンの会と申しますのは、日本の国をよりよい形にしていこうではないかということで、年齢、職業を問わず、そしてまた我が日本の平和自主憲法を考えたり、そしてまた正しい歴史教育を考えたり、そしてまた平和防衛というふうなものも考えていこうではないかということで、通常的に研修会、勉強会等々を催しておる団体でございます。会員は現在約150名程度でございます。そういう意味で、よろしく各委員の方々には、慎重なる審議をして、また論議をできるだけ深めていただきたい。いわゆる民法そのものは国の問題でありますが、私どもはやはり日本国民といたしまして、それぞれの形で論議があっていいのではないかと思うわけでございます。現在の状況ではまだまだ我が国においては時期尚早ではないかと。もっともっとこの各人、各界、各層で論議をいたし、それなりの形をつくっていくというふうなところを、その趣旨を十二分御理解の上、慎重なる御審議をお願い申し上げたいと思います。 ◯委員長  ただいま、紹介議員より説明をいただきましたが、皆様から紹介議員に対し、何か質問はありませんか。 ◯大槻正俊委員  筆頭紹介議員のせっかくの場であるので、論議を深めろという御趣旨でございますので、そういった意味からちょっと今後の論議のためにもお聞きしておきたいと思います。  一つはこの夫婦別姓の諸外国の現状、これについてどのように御認識というか把握をされておられるのかについて、お伺いをしておきたいと思います。  さらには、この意見書の提出を求める件の中で、国の繁栄と世界の共存共栄を祈る立場からということで、世界的な連帯感というのは大事なことでありますが、そういった意味で夫婦別姓をとっている諸外国との共存はどのように考えておられるのか。国際化の流れと逆行とは言いませんが、しかねないということになれば、日本としての立場も大変でございますので、その2点についてお伺いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯佐々木両道紹介議員  ただいまの2点の質問にお答えいたしたいと思いますが、諸外国の事情につきましては、すべての国のことを知っているわけではございません。が、しかし、例えばそれの先進国でありますアメリカにおきましては、この家族制度というものがないわけでございます。そしてまた、この夫婦別姓により安易に離婚率が多いというふうな点もございます。統計上では一応アメリカの場合では6割程度の離婚率。そしてそのうちまた3年以内に再婚する方が7割、そのうちに3年以内にまた離婚する方が6割程度と把握しておりますが、いわゆるこの家族制度というものにつきましては、諸外国の事情と我が日本国における単一民族との事情が非常に大きゅうございます。そういう点では、いわゆる諸外国の事情というものに、必ずしもそういう夫婦別姓は先進国であるという考え方は持っておりません。  またもう一つに、いわゆる国家の協調性をどうするのかと。やはり我々人間それぞれの生き方があるように、その国々のあり方があって、初めて協調できるんではないかと。すべてのことが金太郎あめではないはずでございます。そういう点での、いろんな立場でのいろんなやり方が、いわゆる国家間の協調性というものを生んでくるのではないかと思います。 ◯嵯峨サダ子委員  二、三日前の新聞の報道によりますと、自民党の中央の党本部の法務部会が、この選択的夫婦別姓導入の代案として、結婚後も旧姓を呼称として使用できる通称案をまとめて、今国会に提出する方向で検討に入ったという報道がされておりますが、このような中身と今回反対する請願を提出された理由との関連性はどうなのか。その辺の考え方をお聞かせください。 ◯佐々木両道紹介議員  委員御承知のように、地方での論議をなくして国会で勝手に論議しているわけでございます。その辺は、例えば我が自民党ですべての方々に論議を及ぼしてからやっているわけではございません。ですから、そういうものを一方的にしてくださるな、ぜひとも我々とも論議を深めてという、意見書を提出していただきたいという請願でございます。ですから、法務審議会の方でやってきております、戸籍は変えないで、今までのままの通称でという論議をしているのは存じ上げておりますが、残念ながら我々地方議員には何の相談もございません。そういう点で、やはり声を大きくして、そういうところにも意見を申し上げたい。だからこそ意見書を出したいというところでございます。要するに、国民にある程度広く論議をしていただかなければ、国会議員といえども勝手に決められないのではないか。また、戸籍上変えないからいいというものでもない。やはり論議を尽くして、そっちの方がやはりベターであるということであるならば、やはりそれなりの対応も、私どもとして論議の上やっていこうではないかという趣旨でございます。 ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  佐々木議員には、大変御苦労さまでした。     〔佐々木両道紹介議員退室〕 ◯委員長  それでは、第1号請願及び第2号請願について、当局に対し、何か質問はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  それでは、まず、第1号請願について、取り扱いはいかがいたしますか。 ◯叶成希委員  いろいろ紹介議員に説明を求めてきたわけでありますが、今回の意見書、我が国の社会システムと申しますか、そのような根幹にかかわる問題であろうと思います。もっともっと我々自身調査し、あるいは論議を尽くしていく必要があろうと思いますので、この際継続審査にしていただきたいと思います。 ◯阿達孝治委員  私も両案とも継続審査がよろしかろうと思います。といいますのは、今非常に社会の情勢が昔と変わっておりまして、少子化時代にもなってきていると。そして一人息子と一人娘が結婚して、お父さんの家に同居していても、親の名前と別な家庭があるというのが現実であります。そういう時代において、女性の方が独身時代に活躍して結婚すれば変わらなくてはならないという矛盾もわかるわけでございます。でありますので、各政党でもやはりいろいろ改正案を出してきているようでもありますし、また我が議会でももっと論議の必要があろうと思いますので、今回継続にして、もっと議論を深めた方がいいと思いますので、継続審査を提案します。 ◯大槻正俊委員  私も継続審査ということでは全く賛成いたします。その際でありますが、論議を深めてという先ほどの紹介議員の御発言などもございましたので、せっかくの場ですから十分な時間を確保していただきたいという要望を委員長に申し上げておきたいと思いますし、場合によってはそれぞれを代表する御意見の方を参考人として御意見を伺うとかというのも、また方法の一つとして取り入れていただければいいなと思っております。あと、当局におかれましては市民からこういった夫婦別姓の問題についてどのような要望・意見が出ているのか、それらについても把握して御報告していただけるようにしておいていただければなと思います。これからの取り扱い上として要望を申し上げておきますので、よろしくお願いいたします。 ◯三浦良委員  さっき私は冒頭で申し上げましたとおり、このものに反対する立場にいるわけでありますが、大方の皆様方の御発言を聞いておりますと、十分な議論を進めるべきだと。したがって今回はこれを継続にすべきだと。それで1号が今諮られておりますが、2号も恐らく同様にお取り扱いされるのかなという観点に立ちますれば、私は皆さんの御意見に従うことはやぶさかではありません。  それからちょっと発言をさせていただきたいんですが、先ほどの嵯峨委員が紹介議員にされた件でありますが、確かに新聞に書かれておりまして、ところがきょうの新聞によりますと、参議院の自民党はその法務小委員会でやっていることにも反対だと。参院の自民党としては別な法案をひとつやろうかということでおりまして、自民党そのものも、私は党人ですからはっきり申し上げますが、定かでないという状況であるということ。名のごとく自由民主党でございまして、共産党さんみたく規律が重くないものですから、その辺はそのように御理解いただきたいと存じます。 ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  それでは、第1号請願選択的夫婦別姓等の民法改正に関する件につきましては、継続審査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長より議長に対し、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  それでは、次に第2号請願について、取り扱いはいかがいたしますか。 ◯阿達孝治委員  理由は先ほどと同じように、これも継続審査としていただきたいということをお願いします。 ◯委員長  ほかにございませんか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  それでは、第2号請願夫婦別姓制導入反対に関する意見書提出を求める件につきましては、継続審査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長より議長に対し、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。  以上で、付託請願審査を終了いたしました。               《所管事務について》 ◯委員長  次は、所管事務についてであります。  教育局より報告願います。 ◯教育長  教育局から、お手元の資料1によりまして、第7回仙台ハーフマラソンについて御報告をさせていただきたいと存じます。  仙台ハーフマラソン大会もことしで7回を数え、仙台の春を告げる風物詩として市民の間にすっかり定着をしてまいりました。ことしは国際友好交流姉妹都市並びに仙台空港乗り入れ都市から40名の海外招待選手、また特別招待選手といたしましてアトランタオリンピックのマラソンで3位に入賞いたしましたケニアのワイナイナ選手、国内中・長距離のトップランナーであります弘山晴美選手が参加を予定しておりまして、これまで以上にすばらしいレース展開が予想されます。  大会は総勢551名の参加のもとに、来る3月9日日曜日、午前10時、宮城陸上競技場をスタートいたしまして、定禅寺通市役所前ゴールといたします21.0975キロメートル日本陸上競技連盟公認コースで行われる予定でございます。委員皆様方の温かい御支援をお願いいたしたいと存じます。 ◯委員長  ただいまの報告について、何か質問等はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  次に、消防局より東北石油火災事故のその後の状況について御報告がございますようですので、お願いいたします。 ◯消防局長  前回の委員会で、1月6日に発生しました東北石油の状況について御報告申し上げました。それ以降今日までの状況につきまして、警防部長の方から御報告させていただきます。 ◯警防部長  それでは、その後の経過状況につきまして、東北石油の事故について御報告を申し上げます。  さきに警告書あるいは命令書等で指示をいたしておきました内容等につきましては、その後東北石油側の積極的な取り組みによりまして改善計画書に基づく総合的な安全点検あるいは施設設備の改修がおおむね順当に進められておる状況でございます。しかしながら、我々といたしましてもこうした進捗状況を再チェックしていく必要がありますことから、その後2月6日に職員15名による査察班を編成いたしまして、総施設に対しまして1日がかりで特別査察を実施いたしました。その結果でありますけれども、指摘事項が全部で46項目あったわけであります。  これは、通常ですと口頭で指示をする軽微な範囲の部分までも全部網羅した数でありまして、直ちに事故につながるものではございません。これを集約いたしますと、おおむね6項目程度になるわけであります。簡単にその6項目を列挙してみますと、まず第1点はポンプ、バルブ等からの油のにじみ及び清掃不良というのが第1点です。第2点は施設のコンクリート床面等のひび割れ、これが第2点。第3点は消火用具の一部不良。第4点は油配管、消火配管等の一部塗装剥離というのが第4点。第5点は定期点検のうち、放水テスト等の一部未実施。最後の第6点は塔槽類の台座耐火被覆等の一部破損というのが6項目の集約された部分でございます。  これを2月19日に指示書として東北石油に指示をいたしましたところ、2月27日にこれらの改善計画に基づく改善実施報告が提出されました。  これらの実施結果の確認を行うために、2月28日にさらに査察員5名を派遣して、確認の査察を実施いたしたわけであります。その結果でありますが、前に指示をしておりました46項目中の35項目、おおむね76%が完了済みでございまして、残る11項目が未完了でございます。したがいまして、残る11項目の未完了部分については、今後とも実施時期を早めるなどの措置をとりながら、早期に改善されるよう最大限の努力を図ってまいりたいと考えてございます。  以上、その後の措置経過について、報告を終わります。 ◯委員長  ただいまの報告について、何か質問等はありませんか。 ◯登坂しのぶ委員  今消防局の方から、検査結果の概要について御報告いただきました。 私はまず第1点、これは本会議でもお伺いさせていただきましたけれども、特別査察をして46項目の項目が指摘されたと。これは全部法律違反ですよね。消防法であるとか、そういう関連の法違反でありますから、大変な問題だと思うんですね。それを具体的に特別査察するまでわからなかったのか。やはり企業サイドでも安全委員会等をつくって、それぞれいろいろ安全対策を講じていると思いますけれども、それを見つけ切れなかった。その辺が私は問題ではないかと思うんです。特にあの現場というのは、過去にもガス爆発事故をやっているわけですから、今回石油火災事故となってきますと、第3回目はどうなんだと。中には大変な大爆発が起きるんではないかと、ここまで言う人もいるわけです。心配されているんですよ。だから、査察をやって見つかったのは大いに結構だけれども、なぜそこまでやって見つけ切らなかったのか。それはどのように当局は分析しているんでしょうか。そしてまたどのように指導しているんでしょうか。それが第1点。  もう1点は、35項目、76%は早期に実施をしたという報告を受けたと。では後の11項目はどうなんだと。何か一部新聞報道によりますと、大変な項目が残っていると。これはいつさせるんだと。あしたでもすぐにするのか。これはやはり完全にしてもらわないと、地域の住民の方々は大変不安でしょうがない。きょう午後からまた委員長のお計らいで現地視察をやるわけでありますけれども、その11項目はいつやるんだと。違反している項目ですから、ただ早期にやるだけではどうも納得できないと思います。それを是正するには1日も早く1秒も早くというのが我々の願いだと思うんですけれども、その辺はどうなのか。そして残っている内容11項目について、御説明願いたいと思います。 ◯消防局長  まず、今回の特別査察に関した消防の対応についての御質問でございますが、御指摘のように今回こういった事故が起きたことを非常に残念に思っておりますが、これまで私どもがやった視察の状況から申しまして、当然に事業者側でそれに対応しているものと考えておりましたが、しかし、この状況、特に通報のおくれというような基本的な部分の対応がなっていないということで、今回特別査察によりまして、通常ですと自主管理にゆだねるような細かい事例まで、すべてこれを項目として、指示項目というのを挙げて、原点に返った対応を進めているということでございます。これまで査察に入って指摘している事項が完全に実行されていないことは非常に残念に思っておりますが、今回の事故を反省し、そういうことが二度と起こらないように、私どもは危険物の原点に返ったところで指導していくという考えでございます。  それから、35項目の残りの項目についてでございますが、この件につきましては至急この改善計画書を出してもらいまして、その計画に基づいて適正な措置がなされているかどうかを確認した上で、操業についてのゴーサインが出るということになりますので、その確認をしないうちは運転ができないという状況になります。ですからこの安全性の確保については、今後も十分意を払ってまいりたいと考えております。 ◯登坂しのぶ委員  委員長のお許しをいただきましたけれども、本当に私は今局長の深い決意をお聞きしまして、市民として大変心強く思っております。やはりこのコンビナートとか石油、こういう部分での火災あるいは事故等につきましては、影響力がすこぶる大きいわけです。まして仙台港というのはこれからますます仙台市にとっても重要な港湾施設になってくるわけでございますので、その中におけるこういう火災事故は断じてあってはならないなということを、私は意を強くして申し上げておきたいなと思っています。この指摘された46項目がすべて改善されるまで、今局長がおっしゃったように事業を再開しないんだというお話しを聞いたものですから、安心しておりますけれども、完全な実施をさらに強く当局の方からも企業側の方に申し出ていただきたいなと、このように思っておる次第でございます。これは要望でございますけれども、よろしくお願いいたします。 ◯阿達孝治委員  趣旨は登坂委員と同じでありますけれども、この46項目、これはどういうふうな内容なのか、文書で写しを議会に配付していただきたいと思います。それから未完了のやつですね、どういうふうなのか。  それから今局長から、これが決まらないうちは運転させないという決意は、私は大変いいと思いますので、これを支持します。  それでもう一つは、例えば私たちの家庭でプロパンガスを使っているのの点検にしても、業者が点検するのでなくて、別の点検業者が来て見て、きちんとやっているわけですよね。ですから、こういうふうに今ちょっと聞いただけでも、余りにもちょっとずさんだなというふうなことを思いますので、その辺は厳しくやっていただいて、この点検項目の公表をぜひしていただきたいと。  それからやはりすっかりできるまでは、何かあると非常に困りますから、これはやっぱり運転させないということを、きつく守っていただきたいということを特にお願いしておきますが、いかがでしょうか。 ◯消防局長  点検項目につきましては、一応法的な制限もございますので、その辺ちょっと整理させていただきまして御報告させていただきたいと思います。  それから当然、この点検結果による今後の運転につきましては、やはりこういったものにつきましては、危険物を扱って操業しているという、その基本的な立場に立って運転していただくということが、今後やはり安全を確保していく上で欠かせないものでございます。そういった視点から自己責任というものを強く認識して運転できるような形態、ですから形的にも本質的にもできるような指導をやはり強化してまいりたいと、このように考えております。 ◯嵯峨サダ子委員  私からも若干質問させていただきます。ただいま御説明によりますと、2月6日に特別査察を15名で組まれて行かれたということですが、報道によりますと、これまで東北石油が過去13回も事故を起こしていたということが既に明らかになっているわけですが、過去にどれくらい特別査察を東北石油に対して行ったのか、その回数ですね。それから特別査察を行う場合、ある程度の目的が──こういう場合には特別査察を行うんだということがあると思うんですが、その際の状況、目的ですね。 それをまず1点お伺いします。  それから私どもも先般独自に東北石油を調査させていただきまして、東北石油の社長さん初め職員の方々から御説明を受けた中で、非常にここが問題だなという点が幾つかあったんです。それは、今回の事故の直接の原因になったのは、全くの人為的ミスということが明らかになっているわけですね。通常の東北石油の保安管理ですね。その点、消防局もそういうソフト面の改善が非常に問題だということもおっしゃっておられますので、そういう点の改善内容がどうなっているのか、消防局サイドとしてどういう改善支持をしているのか。それに対して東北石油がどういう改善の報告を出しているのか、お伺いしたいと思うんです。実際に私も説明を受けた中で、例えば今は2交替制で勤務をされているわけです。時間帯が8時10分から19時10分、次が19時10分から8時10分と。こういう勤務体制になっているんですが、そこの中で引き継ぎを30分間やると説明されていたんですが、全然勤務時間が重ならないんですね。そういう非常に矛盾した内容になっておりますし、それと事故が起きた場合にどういうふうなフロー──管理マニュアルをつくっているのかということに対しても、何かこうあいまいな内容でしたので、非常に心配しているわけでして、その点についてお伺いをしたいと思いますし、それから半年に一度通産省、自治省に所掌部局として意見を付すというふうな、そういう内容も聞いておりますので、現時点でどういう内容をこれらの省に対して付す予定になっておられるのか、中身についてもお伺いしたいと思います。 ◯警防部長  御質問の第1点は、2月6日の特別査察なんですけれども、こういう特別査察が過去何回ぐらい行われたのかということなんですけれども、御承知のように東北石油は過去何回かこれに類するような事故が発生しております。そのたびに仙台市と塩竈とが  あそこが共管部分になっておりますので、塩竈消防本部あるいは仙台市消防本部がおのおのその時点で査察班を編成して、そのときの調査をやったり、あるいは査察をやったりということをやっております。回数についてはちょっと今ここでデータがございませんので、わかりませんけれども、そういう査察を実施しております。  それから次に、こうした査察の目的、どういうときに行うのかということなんですけれども、我々の査察の種類は、定期査察、随時査察、特別査察という三つを内部規定でもって決めてございます。そのうちの特別査察というのは、こうした大きな事案、あるいは突発的な事案、こうしたものが出た場合には特別に査察班みたいなものを編成して、その調査、指導に当たるというのが特別査察であります。それから随時査察というのは、その都度その都度いろんな事案が発生した場合に、いわゆる随時に行う査察。それから定期査察というのは、3カ月に1回あるいは6カ月に1回と、業態別に年間に行く査察の回数を決めてございます。東北石油の場合にはたまたま6カ月に1回以上査察をするとなってございますので、そういう査察を行うのが定期査察。そういう中での特別査察でございます。  次の御質問の、通常の東北石油の保安体制はどうなっているのかと。いわゆる管理マニュアルみたいなものがあるのかというような御質問でございますけれども、東北石油について、もちろんああいう施設でございますので、内部では予防規程という大変きめ細かな、先ほど言われましたように当直制やいろんなことがありますけれども、24時間体制で営業するわけですから、本当に事細かな作業ルール、作業手順、点検といったようなことまできめ細かに決めておる予防規程がございます。こういうものをつくって、みずから自主点検体制、自主保安体制というものをとって対応しておるわけでございます。  それから3点目の報告書の内容でございますけれども、報告書の内容については、最終的には消防局長の意見を付して県に提出し、県から国の方に提出するわけでございますけれども、今回の事故を顕著に反省いたしまして……。これは報告というのは年に2回になってございまして、1月から6月に発生した災害については7月中に国に報告すると。それから7月から12月に発生したものについては1月に国に報告するという、年に2回の報告になってございます。今回の火災はたまたま1月6日ということでございますので、7月中に報告するということでございますので、ちょっと時間がありますので、その内容等についてはよく吟味しながら意見を付して報告したいと思ってございます。 ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  以上で、報告事項関係を終了いたしました。  この際、当局から報告を受けた事項以外で、皆様から何か発言がありましたら、お願いいたします。 ◯大槻正俊委員  それでは、以外の事項ということで質問をさせていただきます。  仙台市の個人情報保護条例、これは総務財政の常任委員会で討議をされるというのは、もちろん私も承知をしております。ただ、どうしてもこれから、本会議の採決を含めていろいろ判断の材料のためにも、また市民の皆さんの声もございますので、1点だけ質問をさせていただきます。  いわゆる今回の個人情報の保護条例の中で、個人に関する公文書の開示の件でありますけれども、ちょうど今受験シーズンということで、特に公立高校の受験生という皆さんは大変な時期だと思うんです。そういう中で高校受験の内申書──今は報告書といいますか  の開示ですが、この前マスコミ報道などで開示ができるんではないかととれるような報道もありましたので、私は開示ができるのかどうか。まずそのことからお聞きしておきたいと思います。 ◯教育長  この個人情報保護条例の中での内申書の扱い方でございますけれども、今うちの方のいわゆる状況の判断といたしましては、何といいますか、開示するかしないかの判断につきまして、それぞれの理由等の中身によって判断せざるを得ないのではないかということでございます。大方のところはまだ開示の状況にはなっておりませんけれども、ただ、全国的に見ますとそういう自治体もあるやに伺っております。そういうこともございまして、これからはそのケースによって判断せざるを得ないのではないかと考えてございます。 ◯大槻正俊委員  ケースによってということでありますが、これは受験前にも開示の請求があった場合は可能なんでしょうか。ケースによるということを前提に答えてください。 ◯教育長  その辺も実はその開示したことによる混乱と申しますか、与える影響等も考えながらやっぱり判断せざるを得ないのではないかということでございます。 ◯大槻正俊委員  確かに開示の問題は大事なことだと思うんですね。現場の先生方が萎縮したりということになれば、また大変なことでしょうし。ただ、私がここで申し上げておきたいのは、できる、できない、この程度のことはできる、そういったものをある程度例示をして、市民の皆さんにきちんとお知らせをしておくということをしておかなければいけないんでないでしょうかということを、きょう特に申し上げておきたいんです。つまり、来年になりますと当然この問題が出てきますね。多分どんどん開示請求が出てきて、教育委員会も日常業務どころではなくなるんではないかなと私も心配しているものですから、そういった意味では、最低限ケースによって開示できるものは開示してあげるということは、私も必要だと思いますし、できる、できないというのはきちんとすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
    ◯教育長  現在県の方で県教育委員会として、実はこの条例に取り組んでおりまして、県議会では10月から実は試行的にやっておりまして、これがことしの4月から正式に施行するという段階に入っております。その辺などの情報も踏まえ、仙台市としてどのように対応するべきか、その事例を見てみたいと考えております。 ◯大槻正俊委員  そういうお答えでございましたので、ぜひ御検討をして、誤解と混乱のないようにしていっていただきたいなと思います。特に職員会議録の開示など含めて結構手間取っているんではないかなんていう御指摘も市民の方々からあったりもしたようなケースもありました。要は子供たちに関する問題でありますので、きちんとした対応がなされるように強くお願いをして、来年に混乱のないようにしていただければなということを申し上げて、終わっておきたいと思います。 ◯委員長  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  それでは、閉会中継続審査についてお諮りいたします。「危険物施設の防火対策について」を閉会中も継続して審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯委員長  御異議なしと認めます。  よって、そのように議長に対して申し出ることに決定いたしました。  以上で、所管事務についてを終了いたしました。  これをもって、委員会閉会いたします。  引き続き、市内視察を行いますので、12時50分までに議会棟前に御参集願います。