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昭和52年 12月 定例会(第178回)-12月06日−01号
昭和52年 12月 定例会(第178回)-12月06日−01号

宮城県議会 1977-12-06
昭和52年 12月 定例会(第178回)-12月06日−01号


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  1. 昭和52年 12月 定例会(第178回) − 12月06日−01号 昭和52年 12月 定例会(第178回) − 12月06日−01号 昭和52年 12月 定例会(第178回)     第百七十八回宮城県議会(定例会)会議録                      (第一号) 昭和五十二年十二月六日(火曜日)   午後一時十六分開会   午後二時十九分散会 議長                     佐々木源左エ門君 副議長                    千葉松三郎君 出席議員(五十五名)      第一番               山田 元君      第二番               菅原保雄君      第三番               金沢哲男君      第四番               中村健一君      第五番               佐藤清吉君      第六番               佐藤寅之助君      第七番               亀谷博昭君      第八番               佐藤儀左エ門君      第九番               斎藤 堯君      第十番               舘股 巴君     第十一番               大沼茂三君     第十二番               飯塚森雄君     第十三番               櫻庭健朔君     第十四番               三上良喜君     第十五番               金子哲郎君     第十六番               沖 直子君     第十七番               石黒達也君     第十八番               錦戸弦一君     第十九番               後藤三郎君     第二十番               畠山 孝君    第二十一番               和田鉄夫君    第二十三番               安住仁太郎君    第二十四番               米沢清勝君    第二十五番               小野寺信雄君    第二十七番               野口考吉君    第二十八番               佐々木敬一君    第二十九番               須藤正夫君     第三十番               菊地辰夫君    第三十一番               木村幸男君    第三十二番               猪股春雄君    第三十三番               曽根冨二男君    第三十四番               坂下清賢君    第三十五番               田畑忠雄君    第三十六番               奥山紀一君    第三十七番               高橋富士男君    第三十八番               杉岡広明君    第三十九番               佐竹二郎君     第四十番               吉田泰男君    第四十一番               斎藤栄夫君    第四十二番               斎藤 惇君    第四十三番               佐藤常之助君    第四十四番               桜井亮英君    第四十五番               武藤洋一君    第四十六番               森  康君    第四十七番               門馬重義君    第四十八番               阿部 蕃君    第四十九番               星 長治君     第五十番               小林仁司君    第五十一番               渡辺健一郎君    第五十二番               佐々木照男君    第五十三番               木村喜代助君    第五十四番               佐々木源左エ門君    第五十五番               平野 博君    第五十六番               千葉松三郎君    第五十七番               木村幸四郎君 欠席議員(二名)    第二十二番               遠藤雄三君    第二十六番               文屋 公君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者       知事               山本壮一郎君       副知事              大槻七郎君       副知事              石井 亨君       出納長              渡辺鉱助君       総務部長       事務吏員  羽田光雄君       企画部長       事務吏員  鷲尾 潔君       生活環境部長     事務吏員  佐藤卓郎君       衛生部長       技術吏員  見沢修己君       商工労働部長     事務吏員  麻生卓哉君       農政部長       技術吏員  高橋元三郎君       水産林業部長     事務吏員  斎藤 博君       土木部長       技術吏員  小林郁夫君       総務部次長兼財政課長 事務吏員  鈴木 淳君       総務部参事兼秘書課長 事務吏員  草刈長治君       公営企業管理者          高橋善悦君   宮城県教育委員会       委員長              永野為武君       教育長              津軽芳三郎君       教育次長             大沼直治君   宮城県選挙管理委員会       委員長              松坂 清君       事務局長             安宅敬祐君   宮城県人事委員会       委員長              大泉吉郎君       事務局長             加藤 悟君   宮城県公安委員会       委員長              加藤多喜雄君       警察本部長            堀 真一君       警務部長             増田 裕君
          総務室長             早坂 学君   宮城県地方労働委員会       事務局長             庄司喜一君   宮城県監査委員       委員               今泉徳衛君       委員               木村要蔵君       事務局長             鈴木純郎君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   宮城県議会事務局       局長               門伝勝二郎君       次長兼総務課長          佐藤豊之助君       議事課長             大浦 稔君       調査課長             高橋幹郎君       副参事              今野裕敏君       総務課長補佐           佐藤富夫君       議事課長補佐           辺見達男君       調査課長補佐           早坂源之進君       主幹兼記録係長          藤田雄英君       議事係長             瀬川光雄君       主事               佐藤 昭君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     議事日程    第一号            昭和五十二年十二月六日(火)午後一時開議 第一 会議録署名議員指名 第二 会期決定について 第三 議員顕彰について 第四 議第百十一号議案 昭和五十二年度宮城県一般会計補正予算 第五 議第百十二号議案 昭和五十二年度宮城県母子福祉資金特別会計補正予算 第六 議第百十三号議案 昭和五十二年度宮城県寡婦福祉資金特別会計補正予算 第七 議第百十四号議案 昭和五十二年度宮城県中小企業近代化資金特別会計補正予算 第八 議第百十五号議案 昭和五十二年度宮城県林業改善資金特別会計補正予算 第九 議第百十六号議案 昭和五十二年度宮城県県有林特別会計補正予算 第十 議第百十七号議案 昭和五十二年度宮城県土地取得特別会計補正予算 第十一 議第百十八号議案 昭和五十二年度宮城県港湾整備事業特別会計補正予算 第十二 議第百十九号議案 昭和五十二年度宮城県病院事業会計補正予算 第十三 議第百二十号議案 昭和五十二年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算 第十四 議第百二十一号議案 昭和五十二年度宮城県工業用水道事業会計補正予算 第十五 議第百二十二号議案 昭和五十二年度宮城県工業用地等造成事業会計補正予算 第十六 議第百二十三号議案 昭和五十二年度宮城県有料道路理事会計補正予算 第十七 議第百二十四号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 第十八 議第百二十五号議案 県税減免条例の一部を改正する条例 第十九 議第百二十六号議案 専修職業訓練校及び高等職業訓練条例の一部を改正する条例 第二十 議第百二十七号議案 県立学校条例の一部を改正する条例 第二十一 議第百二十八号議案 村を町とすることについて 第二十二 議第百二十九号議案 工事請負契約の締結について(阿武隈川下流流域下水道阿武隈川幹線管渠(泥水シールド)工事) 第二十三 議第百三十号議案 工事請負契約の締結について(県営仙台新坂住宅建替工事) 第二十四 議第百三十一号議案 工事請負契約の締結について(宮城県仙台南高等学校校舎新築工事) 第二十五 議第百三十二号議案 昭和五十二年度沿岸漁場整備開発事業受益負担金について 第二十六 議第百三十三号議案 昭和五十二年度漁港事業受益負担金について 第二十七 議第百三十四号議案 昭和五十二年度林道整備事業受益負担金について 第二十八 議第百三十五号議案 昭和五十二年度都市計画事業受益負担金について 第二十九 議第百三十六号議案 昭和五十二年度流域下水道事業受益負担金について 第三十 議第百三十七号議案 昭和五十二年度道路事業受益負担金について 第三十一 議第百三十八号議案 昭和五十二年度港湾改修事業受益負担金について 第三十二 議第百三十九号議案 昭和五十二年度急傾斜地崩壊対策事業受益負担金について 第三十三 議第百四十号議案 昭和五十一年度宮城県一般会計決算及び各特別会決算の認定について 第三十四 報告第五号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)         〔提案理由の説明〕     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     会議に付した事件 一 日程第一 会議録署名議員指名 二 日程第二 会期決定について 三 日程第三 議員顕彰について 四 日程第四ないし日程第三十三          議第百十一号議案ないし議第百四十号議案 五 日程第三十四 報告第五号     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △開会(午後一時十六分) ○議長(佐々木源左エ門君) 第百七十八回宮城県議会を開会いたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △開議 ○議長(佐々木源左エ門君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △会議録署名議員指名 ○議長(佐々木源左エ門君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員に四十三番佐藤常之助君、四十四番桜井亮英君の御両名を指名いたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △表彰状伝達 ○議長(佐々木源左エ門君) 先般全国都道府県議会議長会から表彰されました方々がございますので、この機会に表彰状の伝達を行いたいと思います。  なお、平野博君には、長年の地方自治功労により、去る十一月九日開催された全国都道府県議会議長会総会の席上におきまして表彰されましたので、御報告申し上げます。  ただいまから表彰状並びに記念品の伝達を行います。 ◎議会事務局次長兼総務課長(佐藤豊之助君) 表彰状の伝達をされる方々のお名前を申し上げます。佐々木照男殿。 ○議長(佐々木源左エ門君)          表彰状                    佐々木照男殿  貴下は宮城県議会議員として在職十五年以上に及び地方自治の発展に努力せられた功績顕著である  茲に記念品を贈呈しその功労を表彰する   昭和五十二年十一月九日             全国都道府県議会議長会(拍手) ◎議会事務局次長兼総務課長(佐藤豊之助君) 斎藤惇殿。 ○議長(佐々木源左エ門君)          表彰状                    斎藤 惇殿  貴下は宮城県議会議員として在職十年以上に及び地方自治の発展に努力せられた功績顕著である  茲に記念品を贈呈しその功労を表彰する   昭和五十二年十一月九日             全国都道府県議会議長会(拍手) ◎議会事務局次長兼総務課長(佐藤豊之助君) 斎藤栄夫殿。 ○議長(佐々木源左エ門君)          表彰
                       斎藤栄夫殿  貴下は宮城県議会議員として在職十年以上に及び地方自治の発展に努力せられた功績顕著である  茲に記念品を贈呈しその功労を表彰する   昭和五十二年十一月九日             全国都道府県議会議長会(拍手) ◎議会事務局次長兼総務課長(佐藤豊之助君) 木村幸男殿。 ○議長(佐々木源左エ門君)          表彰状                    木村幸男殿  貴下は宮城県議会議員として在職十年以上に及び地方自治の発展に努力せられた功績顕著である  茲に記念品を贈呈しその功労を表彰する   昭和五十二年十一月九日             全国都道府県議会議長会(拍手) ◎議会事務局次長兼総務課長(佐藤豊之助君) 佐竹二郎殿。 ○議長(佐々木源左エ門君)          表彰状                    佐竹二郎殿  貴下は宮城県議会議員として在職十年以上に及び地方自治の発展に努力せられた功績顕著である  茲に記念品を贈呈しその功労を表彰する   昭和五十二年十一月九日             全国都道府県議会議長会(拍手) ○議長(佐々木源左エ門君) 以上をもつて伝達を終わります。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △諸報告 ○議長(佐々木源左エ門君) 御報告いたします。県人事委員会から過日お手元に配布の写しのとおり、職員の給与に関する報告並びに勧告がありました。  地方自治法第百二十一条の規定により、議場に出席する者について、お手元に配布の写しのとおり通知がありました。  なお、民生部長千田敬司君は、比島戦没者慰霊巡拝のため欠席する旨の届け出がありました。また、出納局長佐藤幸紀君は、一身上の都合により欠席する旨の届出がありました。  先般開催されました第七十回都道府県議会議長会定例総会の概要は、お手元に配布の報告書のとおりであります。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △会期決定 ○議長(佐々木源左エ門君) 日程第二、会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今回の会期は、本日から十二月二十三日までの十八日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木源左エ門君) 御異議なしと認めます。よつて、会期は十八日間と決定いたしました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議員顕彰 ○議長(佐々木源左エ門君) 日程第三、議員の顕彰についてを議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となつております議員の顕彰については宮城県議会議員顕彰規程に基づき、議員として多年にわたり県政に功労のあつた平野博君を本議会の議決をもつて顕彰いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木源左エ門君) 御異議なしと認めます。よつて、さように決定いたしました。     (顕彰規程22ページ)  ただいまから顕彰状を授与いたします。平野博君。         顕彰状                    平野 博殿  貴下は宮城県議会議員として在職三十年以上に及び県治に寄与せられた功績顕著である  よつて議事堂内に肖像を掲げその功績を顕彰する   昭和五十二年十二月六日               宮城県議会(拍手)  以上をもつて顕彰を終わります。  なお、この際同僚議員大沼茂三君より祝辞を申し上げたい旨の申し出がありますので、これをお許しいたします。十一番大沼茂三君。   〔十一番 大沼茂三君登壇〕 ◆十一番(大沼茂三君) まことに僭越ではございますが、議長よりの御指名に従いまして、平野博先生の宮城県議会議員顕彰規程の第一号の顕彰を心からお祝いを申し上げる次第であります。  平野先生まことにおめでとうございます。私ども一同は心からお祝い申し上げ、平素から何かとお世話をいただき御指導を賜つております私どもは、三十年の長きにわたつて、常に県政の発展と県民の幸せのためにいろいろと御尽力いただきましたその御功績は枚挙にいとまがなく、今日の栄誉を受けられますことは当然のことであり、改めて感謝と敬意の誠をささげるものであります。  先生は、昭和二十二年新しい民主国日本の初めての地方議会の選挙に弱冠二十五歳にして立候補なされ、初当選以来今日まで連続八期三十年の長きに及び、その間議運委員長等数々の要職を経験され、まさに戦後宮城県政の生きた歴史であります。「政治家は次の時代のことを考え、政治屋は次の選挙のことしか考えない」と言われておりますが、戦後のあわただしい激動する中にあつて、忙しい時間の中で、「平野先生はなかなかやる、大したもんだ」と言われるほど、真剣にみずからの英知と見識とを養う大勉強家でございます。先生の言論は一家をなし、他に追随を許さないことは自他ともに認めるところであります。激動する時局に対処いたしましても、選挙民から託された限りない期待と希望に沿うようにあらゆる努力を惜しまず、文字どおり時代の最先端を歩き、あらゆる経験と勉強を重ね、政治に取り組む姿勢は常に新人のごとく新鮮であり、またその見識の深さはさすがと一目を置かれ、政治活動の幅も広く、まさに県政界の第一人者の力量であります。しかし先生の人生も春風駘蕩ではなく、幾多の苦難に遭遇し、それを乗り越え、また越えの連続でございました。中でも長年苦労をともにされました賢夫人の誉れ高かつた愛妻のモモヨ夫人を亡くしてしまつたことは、まさに人生のどん底に突き落とされた心境であり、他人から見ましてもその悲嘆に暮れた先生の御様子何とも言えないさまでございました。そしてみずからも体をこわされ、再起もむずかしいのではないかというふうな非常な悲しみに陥つたこともございます。先生はそれを幼少のころより培いました不撓不屈の精神でみごとに克服されました。幸いにしてその後御聡明な健康に恵まれました現ますみ夫人を迎えられ、先生にも再び春が訪れ、日曜の会合などにはお孫さんを連れて出席するなど、全くの好々爺ぶりは、我々政治活動の忙しい中にも非常に愛情細やかな家庭サービスぶりにはほほえましいものがあり、本当にうらやましい限りでございます。  昨年訪中団長として中国に訪門されて以来、私どもより、「平野先生奥様サービスもほどほどにしては」などと冗談まじりに忠告されるほど、めつきりおやせになりました。冗談が冗談でなく本物になり、東京に入院との報に大変驚き、一日も早くと病状の回復をお祈りをいたしたわけですが、幸いきようごらんのとおりのお元気な姿になられ、全国議長会の表彰式にも参列する等、平素の政治活動に差し支えないほどお体が回復なされましたことは、まことに喜ばしいことであります。平野先生は冗談まじりにみずから「やあ、腹の黒い悪いところはみんな切つて投げたからよろしく」とごあいさつされておりますが、先生は、人生の幾多の苦難の道を乗り越え、肉体の病魔とも闘い、これを克服されました気魄、体験を通じて、先生の人間的なスケールが更に一段と高まつてまいりました。先生の健康回復と正比例して、ますますその比重を増して、文字どおり県政界の重鎮として貫禄を増しております。  平野先生には今後くれぐれも御健康に御留意なされまして、夫婦愛の方はほどほどに、むしろお孫さんのよきおじいちやんとして、お孫さんの方にひとつ愛情の方をよけいやるように望むものであります。先生にはいよいよ我が宮城県議会の誇りでもあり、希望であるばかりではなく、これからの日本発展のために、また地方自治確立のために、県民の輿望を担われ、御活躍あられんことを切にお願いを申し上げ、まことに蕪辞ではございますが、先生への心からの御祝辞にかえさせていただきます。  おめでとうございます。 ○議長(佐々木源左エ門君) 次に、平野博君より謝辞を申し述べたいとの申し出がありますので、発言をお許しいたします。五十五番平野博君。   〔五十五番 平野 博君登壇〕 ◆五十五番(平野博君) ただいまは最も権威ある本議会におきまして、満堂一致の御決議によりまして、私こと県政功労のゆえをもちまして、顕彰を賜りましたことに対し、一言御礼のごあいさつを申し上げます。  本年はくしくも地方自治法施行三十周年の記念すべき年に当たり、地方自治団体の新たな発展充実を期すべき意義ある局面を迎えておる今日、名誉ある議会顕彰の栄誉に浴しましたことは、身に余る光栄で感激であります。  ただいまはまた同僚の大沼茂三先生より身に余るおほめの言葉をいただき、かつまたごねんごろなるお心遣いのお言葉をちようだいいたしまして、ただただ感激を覚える次第であります。ありがとうございます。もとより浅学非才の身であり、省みてじくじたるを禁じ得ませんが、しかるにかかわらず、県政発展と県民福祉の向上にいささかなりとも貢献できましたことは、これひとえに先輩並びに同僚議員各位の御指導、御援助のたまものでありまして、この機会に厚く御礼を申し上げる次第であります。同時にまた、本議場を通じまして力量不足の私を今日まで励まし、支えてきてくださつた県民の皆さん、特に郷党の皆さんに対し、心から感謝を申し上げる次第であります。  顧みますれば、去る大戦において敗戦国となり、都市は焼き払われ、あたかも瓦れきの山を見るがごとく、またふるさとの山河は荒廃の極に達し、幾百万かの肉親を失つた国民は、まさに困窮極限の生活を余儀なくされたのであります。そのさまはもはや祖国日本の終わりを思わせるほどの惨禍惨状でありました。しかるに日本人をして再び立ち上がらせたものは一体何であつたでしようか、それは自由と民主主義を基調とする新しい政治体制、そしてこれを保障する新しい憲法が公布せられたことであります。国民は新生日本の姿を予感し、だからこそ起死回生とも申すべき日本再建が成り立つたものとかたく信ずるものであります。かくして新しい憲法のもとに地方自治法が制定され、住民総参加地方自治時代が始まりました。昭和二十二年四月第一回統一地方選挙において、私は幸運にも二十五歳五カ月の若年をもつて初当選し、名誉ある宮城県議会議員に列せられました。自来今日まで三十年余にわたり、非力をも省みず議会と大衆活動一筋に生きてまいりました。この間多くの先輩指導者に恵まれ、苦難に満ちた長い歳月でありましたが、同時にまた、やりがいのあつた毎日でもあり、今日何ら悔いるところありません。否名誉ある宮城県議会議員として誇りをもつておつたからこそ、初めてあらゆる困難を切り開くことができたものと痛感いたしておる次第であります。  本県議会は明治十二年、議員公撰条例により第一回県会が開かれましたが、時あたかも明治政府初期の時代で、政情穏やかならず、いわゆる福島事件や加波山事件に見られるごとく、一般民衆の政治への参加は、はなはだ急なるものがありました。かくして先覚者の尊い幾多の血を流し、大きな犠牲を払つて開設された議会制度であります。このことに深く思いをいたすとき、おのずからえりを正し厳粛なる態度をもつて議事に参与し、またその議会の結論たるや、極めて権威あるものでなければならないと確信いたすものであります。かくしてこそ、先輩諸賢が築いた議会の権威と機能を一層光彩あらしめるゆえんと存ずるものであります。  いま我が国をめぐる国際諸情勢は極めて厳しく、また低迷する国内経済は、地方行財政の根幹を脅かす危機的様相を一層強めております。かくのごとき客観的情勢の中にあつて、地方自治の本旨を貫き、県民福祉を守り、発展させることは容易ならざるわざと思いますが、いまこそ党派を超え、小異を捨て、地方自治発展のため、県民福祉向上のために議会の機能を遺憾なく発揮すべきときであると確信いたします。  私は以上の新たな決意のもとに、先輩同僚議員各位と相はかり、相協力して議員としての最善をいたす覚悟であります。  最後に、本議会の生々たる発展と、議員各位のますますの御健勝、御活躍のほど心からお祈り申し上げまして、また所懐の一端を申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議第百十一号議案ないし議第百四十号議案 △報告第五号 ○議長(佐々木源左エ門君) 日程第四、議第百十一号議案ないし日程第三十三、議第百四十号議案並びに日程第三十四、報告第五号を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。知事山本壮一郎君。   〔知事 山本壮一郎君登壇〕 ◎知事(山本壮一郎君) 本日、ここに第百七十八回宮城県議会が開会され、昭和五十二年度補正予算案を初め、提出議案の御審議を煩わすに当たりまして、その概要について御説明を申し上げたいと存じますが、その前に、ただいま議長から伝達及び御披露がございましたとおり、平野博・佐々木照男・斎藤惇・斎藤栄夫・木村幸男・佐竹二郎の各議員には、長年にわたり地方自治の振興に尽力されました功労によりまして、全国都道府県議会議長会から表彰をお受けになり、更に平野議員には県議会の顕彰状を授与されたのでございます。これは、ひとり栄誉をお受けになりました議員各位のみならず、本県にとりましてもまことに名誉なことでございまして、県民の皆さんとともに、心からお祝いを申し上げるものであります。どうか今後とも一層御自愛の上、県政発展のために御尽力をいただきますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。  さて、先般農林省におきましては、水田利用再編対策実施に伴います来年度の都道府県別転作目標面積と、事前売り渡し申し込み限度数量を決定いたしましたが、これに取り組んでまいります基本的な考え方を申し述べまして、御理解をいただきたいと存じます。御承知のように本県の転作目標面積は、転作率で五・九%に当たります七千百十ヘクタール、申し込み限度数量は四十三万四千九百トンという、米産地の本県農業にとりましてまことに厳しいものとなつております。しかし、国全体の転作率が一三・四%という中にありまして、本県は、全国で最も低い目標数値になつており、我々が従来から主張してまいりました本県の立地条件や良質米生産県としての立場が理解されたものと、この点に関します限りでは一応評価ができるのであります。今回国が打ち出してまいりました対策の背景には、依然として続いております米の過剰傾向に対し、このまま放置することは食管制度の崩壊につながりかねないという、避けて通るわけにはまいらない厳しい現実があることを無視することはできないと存じます。我が国農業にとり、まさに試練のときを迎えることになつたのでありますが、この機会に、私たちは、食糧供給基地として総合的な食糧の生産力を更に高め、農家経営の安定向上を図ることが最も重要な課題であると受けとめております。この際本県の将来の農業はどうあるべきかという観点から、英知を結集いたしまして、地域の特性を考慮した本県独自の複合農業推進のための条件づくりを図つてまいりたいと考えております。  また、今回の転作の実施に当たりましては、あくまでも生産者の理解と、市町村及び農業団体協力を得ながら、三者一体となつて、地域ぐるみの推進を図ることが必要であり、適地適作を基本に技術・営農指導の強化、土地基盤等生産条件の整備を進め、他方、米の消費拡大など流通販売対策を含む総合的な施策の推進に取り組む所存でございます。議員各位におかれましても、本県農業の置かれております立場を御認識いただきまして、今後一層の御協力と御指導を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。  次に、激しく変動いたしております円高・ドル安の外国為替相場は、年初来講じられてまいりました各種の景気浮揚対策がようやく浸透してまいりました矢先に、国民経済に新たな不安材料を招来させ、景気回復の先行きは以前にもまして厳しいものとなつております。この異常とも申せます円高相場の現象が、景気回復に水をさす結果となるばかりではなく、低成長経済時代に立ち向かい、体質改善のため懸命の努力をいたしております県内産業界に、深刻な影響をもたらすことを憂慮するものであります。私は、貿易の対外不均衡是正はもとより、国内需要の喚起策の一層の強化とともに、円の急騰により大きな打撃を受ける中小企業に対し、機動的に、しかも効果的な対応策を講ずるよう政府に引き続き強く要請をいたしてまいるつもりでございます。また、県といたしましても、関係政府機関及び金融機関等とも協調を密にいたしまして、きめ細かくこれに対応いたしてまいりますとともに、景気浮揚対策の一層の推進を期してまいる所存でございます。  今回提案を申し上げております補正予算案は、職員の給与改定に要する経費並びに景気対策に要する経費等を中心といたしまして、その他緊急に措置すべきものにつきまして補正いたしたのでありまして、その主な内容は、別表の主要項目表のとおりでございます。  まず、景気対策といたしましては、内定いたしました公共事業費等を全額受け入れ追加計上いたしましたほか、当面緊急の金融措置といたしまして、中小企業経営安定資金の中で、倒産及び円高対策関連の融資枠十三億円の確保を図りますため、その総枠を九十五億円に拡大することとし、預託原資の増額措置を講じますとともに、小規模事業資金の拡大など、制度金融の充実を図つたのでありますが、更に、庁内に中小企業年末・年度末不況緊急対策本部を設置いたしまして、不況対策、倒産防止策の適時適切な指導ができるよう最大の努力を払つているところでございます。  次に、福祉関係におきましては、まず、施設に入所中の児童・心身障害者及び老人の方々のための措置費を中心とした民生関係扶助費三億一千余万円を追加補正いたしますとともに、僻地保育所の運営費並びに身体障害者福祉工場の増設に対し助成の措置を講じております。  教育関係では、私学の経営安定を図り、父兄負担の軽減と健全な私学の振興を期待いたしまして、更に助成の充実を図ることといたしまして、所要の追加補正いたしましたほか、昭和五十四年度に予定されております養護教育の義務化に対応できるよう必要な予算措置を講じた次第でございます。  次に、生活環境の整備といたしましては、引き続いて交通安全対策の強化を図るため、道路標示を中心とした整備費を追加補正いたしましたほか、市街地再開発事業を促進するための助成措置を講じますとともに、中小企業者休養施設であります釜房憩の家の増築につきましても所要の配意をいたしております。  次に、農業関係につきましては、冒頭に申し上げましたように、来年度から実施されることになつております水田利用再編対策を含めまして、食糧供給総合対策を推進するため、必要な経費について補正計上いたしますとともに、加工原料用米として農家が規格外米等を有利に流通に乗せることができるよう、必要な集荷資金の貸し付けを行うことといたしました。また、農産物の流通の合理化を図りますため、地方卸売市場の整備を逐次推進いたしてまいりましたが、本年度も、更にその促進を図りますため、公設市場整備費の助成について措置をいたしております。このほか、関係団体によつて建設計画が進められております土地改良会館の建設につきましても所要の措置を講ずることにいたしました。  水産関係では、北洋漁業において減船を余儀なくされた漁業者に対しまして、残りました漁業者が資金を借り入れ、相互補償をしようとする場合におきまして、できるだけその方々の負担軽減を図りますため利子補給をすることとして、所要の予算措置を講じております。  また、先般の人事委員会の勧告に基づきます職員の給与改定につきましては、勧告どおり四月にさかのぼり完全実施することとして、所要経費七十五億二千余万円を補正計上いたした次第でございます。  なお、昭和五十一年度一般会計決算剰余金二十億一千余万円のうち、予算繰り越しに伴う繰り越し財源を差し引いた実質収支五億七千余万円の二分の一に相当する額、二億八千余万円を財政調整基金に積み立てる予算措置をいたしております。昭和五十年度におきます財政危機に際しましては、二百億円を超す財源不足が見込まれまして、赤字再建団体への転落も憂慮されたのでありますが、財政健全化対策を推進するため、県職員の献身的な努力はもとより、議会を挙げての御指導と県民の御協力によりまして最悪の事態を回避し、昭和五十一年度には黒字決算をすることができましたことは、これひとえに関係各位の深い御理解と御協力のたまものでございまして、この機会に深く感謝を申し上げる次第でございます。しかし、地方財政社会経済の激変の時代の中にありまして、抜本的解決策がないままに臨時応急的な措置によりまして、ここ数年を経過しているのでありまして、なお、危機的状態は継続しているものと言わざるを得ません。国、地方を通じる行財政の抜本的改善に引き続き努力することはもちろん、今後も、厳しい財政環境の中で、健全性を保持しながら、多様な財政需要にこたえてまいりますためには、おのずから施策の選択を迫られることになりますが、県民のコンセンサスを更に深め、その理解と協力の上に、この危機を乗り切つてまいる考えでありますので、議員各位におかれましても一層の御協力、御指導を切にお願い申し上げる次第であります。  以上、補正予算案の主な内容について御説明申し上げたのでありますが、今回の補正規模は、総計で百九億八千余万円でありまして、その財源といたしましては、県税収入十三億五千余万円、国庫支出金三十八億五千余万円及び財産収入二十四億五千余万円のほか、負担金その他の収入をもつて充当いたした次第であります。  なお、当初予算におきまして、給与改定財源として留保するため計上いたしておりました予備費四十二億五千余万円は、今回、財源振りかえのため減額いたしております。これによりまして、本年度の予算規模は、一般会計で二千九百十億一千余万円、総計では三千二百二十一億一千余万円と相なるのであります。  次に、予算外議案について御説明申し上げます。条例議案中議第百二十四号議案は、一般職の職員の給与を改定しようとするものであり、議第百二十五号議案は、畜産開発公社外二団体にかかる不動産取得税及び専修学校にかかる自動車税の減免に関するものであります。また、議第百二十六号議案は、職業訓練校の校名を変更しようとするものであり、議第百二十七号議案は、多賀城市に定時制の独立校として県立高等学校を、山元町及び金成町にそれぞれ県立養護学校を設置しようとするものでございます。  条例外議案としましては、議第百二十八号議案は、加美郡色麻村を五十三年四月一日から色麻町にしようとするものであります。その他、議第百二十九号議案ないし議第百三十一号議案は、工事請負契約の締結並びに議第百三十二号議案ないし議第百三十九号議案は、公共事業等の受益負担金に関するものであります。また、議第百四十号議案は、昭和五十一年度一般会計及び各特別会計の決算認定に関するものを提案いたしております。  以上をもちまして、提出議案にかかります概要の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議を賜りまして、可決されますようお願いを申し上げる次第でございます。     ………………………………………………………………………………     昭和五十二年度十二月補正予算案の主なる項目                           (単位 千円) 項目金額一 職員給与改定等経費七、五二一、四一〇二 景気対策費  (一) 公共事業費四九八、二五一    農政一〇九、〇六五    水産林業五〇、五七九    土木三三八、六〇七 (二) 災害復旧費四八四、〇四三    農政四九、七五〇    水産林業一一、一七二    土木四二三、一二一 (三) 広域水道建設事業費(企業会計)九五一、一一三 (四) 中小企業金融対策費一六〇、〇〇〇三 その他  私立学校助成費八四、一〇〇 扶助費三一〇、二五四 へき地保育所運営費補助金一一、六八六 身体障害者福祉工場建設助成費九三、四九二 中小企業者休養施設整備費五〇、〇〇〇 中小企業近代化資金貸付金(特別会計)四〇、〇〇〇 失業対策事業費二四、五八六 食糧供給総合対策費二〇、〇〇〇 宮城米流通対策費一〇〇、〇〇〇 公設地方卸売市場整備事業助成費一六、六四一 土地改良会館建設負担金・補助金一二七、〇〇〇 北洋漁業減船相互補償費   利子補給一、〇五〇  債務負担行為一四三、二一三 市街地再開発指導事業費四一、五一九 交通安全施設整備費一〇〇、〇〇〇 県立学校整備費三七、八〇〇 養護学校地域教室等設置費一八、〇〇〇 財政調整基金積立金三八八、三七一 公債費(企業会計)二、九四六、五〇〇     ……………………………………………………………………………… ○議長(佐々木源左エ門君) 議第百四十号議案につきましては、出納長の説明を求めます。出納長渡辺鉱助君。   〔出納長 渡辺鉱助君登壇〕 ◎出納長(渡辺鉱助君) 昭和五十一年度一般会計及び特別会計の決算について、その概要を御説明申し上げます。
     昭和五十一年度の我が国経済は、景気回復に一時明るい兆しが見えたものの、個人消費の伸び悩み、民間設備投資の不振等により回復の足どりは鈍く、いわゆる中だるみの現象を呈しました。政府はこのような経済情勢に対処するために、公共事業の拡大や輸出金融の充実など、景気浮揚のための積極的な施策を講じたにもかかわらず、依然として根強い物価上昇圧力、雇用の低迷や企業倒産など、引き続き厳しい経済環境のもとに置かれたのでありますが、本県におきましてもその影響を受け、五十一年度の県財政は前年度に引き続き極めて深刻な事態に立たされた次第であります。このような窮迫した財政状況の中で、限りある財源の効率的かつ重点的な配分に意を用い、今日の多岐にわたる行政需要にこたえ、県民生活安定のための数々の諸施策を進めてまいつた次第であります。すなわち当初予算におきましては、国の施策と相まつて公共事業による景気浮揚対策が緊急かつ重要であることの見地から、これらの事業を積極的に推進するための措置を図りましたほか、高物価のもとでの生活安定のための消費流通対策及び各種福祉対策、不況に悩む中小企業金融対策農林水産業の経営安定対策など、県民の生活に直接かかわりの深い施策を最重点に取り上げるとともに、新しい時代を開く教育文化の振興や、郷土の発展につながる各種基盤の整備の充実を図ることに配慮をいたし、当初予算額は、一般会計二千二百八十億六千六百余万円、特別会計九十七億六千四百余万円、合計二千三百七十八億三千余万円と相なつた次第であります。  また、年度前半におきましては、第一に、数十年来の異常低温により県下の農作物に多大の被害を受け、近年その例を見ない減収が予想されるという深刻な事態が生じ、これに対処するための対策として、減収農家の収入確保を図るための救農土木事業、種子確保に要する経費、経営安定のための融資及び利子補給などの冷害対策、第二に、昨年度財政逼迫のため事業が繰り延べられた船形コロニーの増築、偕楽園の新築移転等の実施、更には土木、農林業公共事業の全額消化など、県民の生活を守るための諸施策を中心として補正いたし、年度後半におきましては、冷害に対する農民救済のための救農土木事業、農業改良資金など各種金融の枠の拡大、また、大雨等の被害による土木施設、農地及び農業施設、治山施設などの現年度災害復旧事業の施行人事委員会勧告によります職員の給与改定に伴う経費、更には引き続く不況に対処するための国の公共事業の追加による景気浮揚対策、加えて二百海里問題に対応して、その動向の把握や臨機応変の措置をとるための対策など、数次にわたる所要の補正を行い、最終予算現額は、一般会計二千六百五十二億四千八百余万円、特別会計百二十五億八千二百余万円、合計二千七百七十八億三千余万円となり、前年度に比較し二・〇%の増加と相なつた次第であります。  これらの予算の執行に当たりましては、常に議決の趣旨を体しまして適法かつ公正を旨とし、財源の確保、経費の効率的な執行に留意し最善の努力を払つてまいつた次第であります。  次に、歳入歳出決算の概要について御説明いたします。初めに歳入決算について申し上げます。  一般会計の歳入の主要項目であります県税収入でありますが、前年からの経済の深刻な不況の影響から、同年度は、かつて例を見ない低い伸び率しか期待できず、かつまた、その確保が懸念されましたが、税制の一部改正等もなされた結果、これが実績において個人県民税を初め法人二税、自動車税、軽油引取税等の増収が要因となり、五十一年度は前年度に比較して百八億二千二百余万円の増収を見、総額で六百七十一億三千余万円の収入が得られることとなり、対前年比において一九・二%の伸び率を示し、県税の歳入全体に占める割合においても二五・四%となり、前年との比較で一・六%の上昇を見た次第であります。  次に国庫支出金でありますが、八百二十億七千七百余万円の収入となり、前年に比較し九十三億五千四百余万円、一二・九%の収入増で、農林水産業、土木、教育関係がその収入の主なるものとなつております。また地方交付税につきましては、普通交付税において五百八十二億一千五百余万円、前年に比較し五十九億一千四百余万円、一一・三%の増、特別交付税二十億三千六百余万円、前年に比較し三億七千二百余万円、二二・三%の増、総額六百二億五千二百余万円、前年に比較し一一・六%の増となりましたが、歳入全体の財源中に占める割合では、前年度と同率の二二・八%で推移いたしました。  次に使用料等でありますが、前年度以来財源の確保のため全面的な見直しを行い、適正な費用負担を願う見地から、現状に適した増額改定をいたしておりましたが、五十一年度においてはこれらの平年度化に伴うものなどを含めまして、収入額は四十二億七千四百余万円となり、前年に比較し十一億五千余万円、三六・八%と大幅な増収と相なつております。  次ぎに県債でありますが、前年度は著しい歳入の減少に直面し、これを補う意味から特別措置による減収補てん債など多額な増発が行われましたが、五十一年度においても地方財政の財源不足対策として、適債事業の拡大及び充当率の引き上げ等の特別措置がとられた結果、特例的な財政対策債を含めて二百七十五億四千七百余万円の収入となり、前年度に比較し三十三億三千余万円、一三・八%の増加となり、この結果本年度末現債高は八百七十一億二千百余万円となりました。その他の収入につきましても可能な限りその確保に努力いたし、最終的に前年度とほぼ同率の九九・一%が維持され、歳入決算額は一般会計で二千六百四十四億七千四百余万円、特別会計で百二十八億九千九百余万円となり、この結果前年度に比較し二百九十五億三千七百余万円、一一・九%の歳入増と相なりました。この間、収入未済額二十三億八千四百余万円が生じましたが、その主なるものは、県税の十八億一千五百余万円で未済総額の大部分を占め、昨年来の厳しい不況の影響による事業の不振法定にかかる延納などがその未済の主因であり、そのほか、分担金及び負担金諸収入の税外収入等で一億八百余万円、特別会計における港湾整備事業の財産売払収入等における四億一千五百余万円などであります。これら未済額につきましては、今後とも引き続きなお一層の収入促進を図り、早期解消に特段の措置を講じてまいる所存であります。  次に歳出決算額でありますが、一般会計二千六百二十四億六千三百余万円、特別会計百二十二億八百余万円、合計二千七百四十六億七千百余万円であり、前年に比べ二百六十九億五千百余万円、一〇・九%の歳出増と相なり、予算現額に対し九八・九%の執行率で三十一億五千九百余万円の予算残額を生じましたが、この大半のものは翌年度繰り越し使用に属するものであります。  本年度に執行されました事業並びにその事業別決算額は別表の主要項目表のとおりでありますが、歳出決算額のうち支出額の多額な費目について見ますと、第一は教育費であり、歳出決算総額の三四・一%、次いで土木費の一八・四%、農林水産業費が一五・二%であり、この三費目で総額の六七・七%を占めております。また、対前年増加額においても、この三費目で百六十七億三千五百余万円の歳出増で、増加総額の六五・四%を占めております。予算執行の過程において七億二千六百余万円の不用額を生じましたが、これは各科目における管理的経費、民生、衛生関係措置費の精算残及び教職員の人件費等に生じたものであります。  次に翌年度への繰り越しでありますが、事業施設の設置基準等の改定に伴う設計変更及び用地交渉の難航など、これらの問題による繰越明許費、高等学校校舎建設事業外十六事業二十億三千七百余万円、また、異常天候による寒波と豪雪により工事の遅延を余儀なくされたことに伴う事故繰り越し、七北田ダム建設事業外一事業三億九千六百余万円が繰り越されております。これら繰り越されたものの財源内訳は、既収入特定財源として県債で七億八千八百余万円、未収入特定財源として国庫支出金、県債で七億六百余万円、一般財源九億三千九百余万円となつております。なお、繰り越し額の事業別内訳は、第百七十五回県議会に提出いたしました繰り越し計算書のとおりであります。  なお、昭和五十年度から繰り越されました高等学校校舎建設事業外九事業にかかる繰越明許費十二億六千三百余万円、阿武隈川下流流域下水道事業の事故繰り越し六千九百余万円につきましては、予定された執行計画に基づき積極的に早期完工の推進に努めました結果、すべての事業が完了いたしましたことを御報告いたします。  次に実質収支でありますが、五十一年度の財政運営は前年度の七億九千余万円という赤字の解消を初め、深刻化する不況のもとで、県税など収入の伸び悩みから極めて厳しい財政事情でありましたが、従来にもまして財源の確保と既定経費の節減や職員の増加抑制に努め、限りある財源の中で効率的な執行に最善の努力をいたしました結果、実質収支において一般会計で五億七千四百余万円、特別会計で四億余万円の黒字となり、単年度収支としては一般会計で十三億七千二百余万円、特別会計で五千三百余万円の黒字と相なつた次第であります。  次に基金の関係でありますが、財政調整基金は、昨年度は財政の逼迫から財源補てんのため十四億円の取り崩しをいたしましたことにより、前年度末は二百余万円でありましたが、五十一年度は十七億三千三百余万円の積み立てをいたしましたので、年度末現在では十七億三千六百余万円と相なりました。土地基金など七基金におきましては、積み立てと取り崩しの差し引きにおいて九億四千八百余万円の積み立て増で、年度末現在高は四十三億四千四百余万円と相なつております。  最後に資金の運用管理でありますが、景気不調の中、財政の実情は依然として厳しい局面に立たされている現状にあつて、各種工事の前金払い及び貸付金など早期に支出執行すべきものがあつたことから資金の運用には苦心いたしましたが、各部局との緊密な連携を保ちながら、歳入金の早期収入促進に取り組みましたほか、一時借入金借り入れ限度額百五十億円の枠内で、資金運用部資金及び簡保資金から五十六億五千万円の一時借り入れをし、この運用を行い得た次第であります。  なお、所定の期日に出納を閉鎖いたし、昭和五十一年度決算の終了を見た次第であります。  以上で決算概要の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議賜りまして認定されますようお願い申し上げる次第であります。     ………………………………………………………………………………             昭和五十一年度主要施策事項の決算概況 一 高福祉社会の建設 (予)三七、三九八、二三六 (決)三五、五六五、三九五                                 (単位 千円) 区分項目予算決算額内訳一、快適な生活環境の開発整備 (予)一八、六〇八、六一四 (決)一七、二三八、二七一1 生活環境の高度化一六、〇二九、三八三一四、六六六、八二〇住宅の建設三、〇七四、六三五ニユータウンの建設二三、九九八都市公園の整備六〇、〇〇〇都市河川環境の整備五三、七五〇街路の整備二、三四四、七八六土地区画整理一、四〇五、〇〇〇市街地開発一三、一五六上水道の整備三、五五〇、七六五下水道の整備四、一四〇、七三〇2 県民生活の安全確保二、四四三、九九七二、四四一、八五一交通安全対策一、七六四、五二一救急対策二、九〇〇公害の防止六七四、四三〇3 消費生活の防衛一三五、二三四一二九、六〇〇流通物価行政の推進四〇、九九四消費者行政の推進四三、一一四消費者啓発の充実三八、九五四計量の正確性確保六、五三八二、生涯福祉の確保 (予)一四、九七六、二二六 (決)一四、六一二、六三〇1 福祉ライフサイクルの確立九、二三九、六五一八、八九〇、九〇四児童の健全育成一、一三一、一三三保育対策の充実四四二、〇一一児童福祉施設等の整備と運営九一一、〇九九母子福祉対策の充実一六〇、八九四コロニーの建設一二二、六三四心身障害者の援助七二八、三〇〇心身障害児の援助二、六七八、七〇五在宅老人の援護一四二、九六六老後の所得保障一一、七八一老人医療費の無料化と健康管理八三六、八九四老人福祉施設等の整備と運営一、六〇六、九六七老人の社会参加一一七、五二〇2 社会福祉環境の充実と生活安定五、七三六、五七五五、七二一、七二六民間福祉活動の育成助長二〇八、〇一二所得保障制度の充実四、七七八、七二四国民健康保険制度の充実二〇二、五〇〇雇用の促進六七、三八三内職あつせん三二、二六七労働福祉対策四三二、八四〇三、生涯健康の確保 (予)三、五九一、四八二 (決)三、四九四、六八六1 健康増進システム化の推進四四二、四六六四三四、六一七母子衛生二五一、八六九献血の推進五四、六七五看護婦等充足対策一二三、〇七三温泉源基盤整備五、〇〇〇2 疾病予防対策の徹底二、九二八、〇六四二、八四三、〇三五成人衛生一二五、八五五精神衛生一、五八八、八四六らい予防九、三四一難病対策二二五、五三六伝染病予防六五、六九七結核予防八二七、七六〇3 医療網の確立二二〇、九五二二一七、〇三四へき地医療一二二、八六三救急医療対策九四、一七一四、自然の保護保存と観光レクリエーシヨンの場の整備 (予)二二一、九一四 (決)二一九、八〇八1 強力な自然保護の展開六七、三〇三六七、三〇〇自然環境保全対策三六、三一七鳥獣保護対策二三、五七四自然公園保護対策七、四〇九2 魅力ある観光レクリエーシヨン地域の形成一五四、六一一一五二、五〇八自然公園施設整備一五二、五〇八 二、環境の変化に対応した産業経済の展開 (予)三三、二四七、三三一 (決)三三、〇八〇、一八四                                 (単位 千円) 区分項目予算決算額内訳 1 高生産性農業の確立一六、一五五、八七七一六、一四一、七六九農用地開発事業五八一、七四四県営かんがい排水事業二、八六二、三三〇団体土地改良事業一、三四八、九七六県営ほ場整備四、六四八、二八〇県営畑地帯総合土地改良事業一三五、〇〇〇農道整備一、四一〇、六三六県営農地防災事業一、二〇七、九七五有機型農業推進六七、三〇〇農業機械銀行導入事業二、六〇二農業機械化センター設置事業二二、五〇〇生鮮食糧品流通改善事業二五七、六四三家畜導入事業二九、八〇〇養鶏団地(ブロイラー育成パイロツト事業五二、二九七緊急粗飼料増産総合対策事業六七、六四八畜産環境保全対策事業九五、三一六桑園振興対策一四、七八六養蚕近代化資金二六、三三八第二次構造改善事業六四九、九五一農業改良普及一八一、四五五農業後継者の育成二二四、五一六農業実践大学校施設整備六九、八〇六農業センター整備三七、八五二農業協同組合組織機能強化九、五二八農業金融の充実一、三九八、二四四地域生活環境施設の整備二八、五〇〇農村総合整備三六七、七四六農業冷害対策三四三、〇〇〇2 林業の振興と森林機能の多角的活用一、一六〇、三九一一、一六〇、三一九造林四五五、四三二林道の整備三〇五、九五五林業構造改善二五六、三三八県民の森建設二八、四九三青少年の森整備八〇、一〇一生活環境保全林の造成三四、〇〇〇3 水産業の安定的発展六、九五六、二五七六、八〇四、二五七漁港の整備三、七八五、三六三沿岸漁場整備開発五八八、四五七沿岸漁業構造改善一〇〇、六二九栽培漁業センターの建設一〇四、九九五内水面水産試験場の建設一三、二五八水産金融一、八〇七、三六六水産団体育成八、四二四水産物流通加工施設の整備三九四、七三五水産公害対策一、〇三〇4 商工業の拡大と高次化八、九七四、八〇六八、九七三、八三九工業立地二一、六七一鉱害復旧二六四、四七二中小企業技術指導一四九、〇八八中小企業診断と経営指導二三、七三九商工団体育成強化八三二、二一〇中小企業の近代化二、八三二、三五二中小企業金融四、五七六、八二〇企業振興投資育成二〇、〇〇〇県産品の販路開拓五三、七〇五貿易の振興六、〇八二流通施設等の整備推進一九三、七〇〇 三、新しい地域社会の形成 (予)一、六五九、〇一九 (決)一、六五九、〇一〇                                 (単位 千円) 区分項目予算決算額内訳 1 県民運動の推進とコミユニテイの形成一一三、九一四一一三、九〇五新県民生活運動の推進一八、五〇〇県民相談二、四六八コミユニテイ形成の促進九〇、〇〇〇青少年非行防止県民総ぐるみ運動の推進二、九三七2 振興地域の整備一、五四五、一〇五一、五四五、一〇五過疎町村の振興一二〇、〇〇〇へき地振興資金の貸付六〇、〇〇〇地方バス路線運行維持対策六四八、一九六バス事業振興対策六〇、四〇〇離島振興六五六、五〇九 四、豊かな情操とすぐれた創造力をもつ人間形成と文化伝統の継承発展 (予)九、九一七、七八四 (決)八、九九七、六七四                                 (単位 千円) 区分項目予算決算額内訳 1 生涯教育の推進九、六一九、六四八八、六九九、九三一家庭教育相談三一、一〇〇へき地教育の振興一〇、三〇九県立学校施設整備四、七七七、一一〇水産高校実習船(宮城丸)の建造四四〇、八四九特殊教育の充実一二、三三五私学教育の振興一、九四二、九九四国立第四少年自然の家建設六一、〇〇〇海洋青年の家建設一三六、四三四青年会館建設促進一〇〇、〇〇〇社会教育主事の派遣七六、七〇〇青年の船の運航一一一、〇八四公共職業訓練一、〇〇〇、〇一六2 県民体力増進運動の推進六二、一一五六一、九〇五学校体育施設の建設五八、三五五学校体育施設の開放三、五五〇3 新しい文化環境の形成二三六、〇二一二三五、八三八芸術文化の振興一四八、三一三文化財の保護八七、五二五 五、県土の発展につながる基礎条件の整備 (予)三七、六七九、二五六 (決)三七、四三三、九八二                                 (単位 千円) 区分項目予算決算額内訳 1 新しい交通体系の確立二〇、八五一、二七八二〇、七三六、〇〇四東北縦貫自動車道の建設五〇、〇五八国道、県道の整備一五、七五三、七四七鉄道輸送網の整備四、六八〇港湾の整備四、九一二、三七五仙台空港の整備一五、一四四2 水資源の開発七、〇六七、六三六六、九三七、六三六漆沢ダムの建設二、六九四、〇〇〇樽水ダムの建設五二、〇〇〇七北田ダムの建設一、一七二、〇〇〇南川ダムの建設一三〇、〇〇〇七ケ宿ダムの建設六〇、〇〇〇仙台圏工業用水道の建設一、〇二一、〇三四仙台北部工業用水道の建設一、八〇八、六〇二3 県土の積極的保全の推進九、七六〇、三四二九、七六〇、三四二河川改修五、一七二、九六六長沼治水ダムの建設一四〇、〇〇〇化女沼治水ダムの建設一八、〇〇〇砂防事業二、〇〇一、九一〇地すべり急傾斜地崩壊対策事業二三七、六三〇治山事業九五〇、一一〇海岸保全一、二三九、七二六     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △散会 ○議長(佐々木源左エ門君) お諮りいたします。議案調査のため明日から十二月十一日まで五日間本会議休会とし、十二月十二日再開いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木源左エ門君) 御異議なしと認めます。よつて、十二月十一日まで本会議休会とし、十二月十二日再開することに決定いたしました。なお、ただいま御出席の諸君には、改めて通知いたしませんから御了承願います。  以上をもつて、本日の日程は全部終了いたしました。  十二月十二日の議事日程は、追つて配布いたします。  本日は、これをもつて散会いたします。   午後二時十九分散会   宮城県議会議員顕彰規程  (趣旨) 第一条 この規程は、宮城県議会議員(以下「議員」という。)として、多年にわたり県政に功労のあつた者を顕彰するため必要な事項を定めるものとする。  (顕彰者の資格) 第二条 顕彰は、現に議席を有し、かつ議員としての在職期間が通算して三十年に達した議員に対して行う。  (顕彰の時期) 第三条 顕彰は、定例会において行う。  (顕彰の場所) 第四条 顕彰は、議場で行う。  (顕彰の方法) 第五条 顕彰は、議会の議決で行い、顕彰状を授与し、議事堂内に肖像を掲額する。  (雑則) 第六条 この規程の実施に関し必要な事項は別に議長が議会運営委員会に諮り定める。   附則  この規定は、昭和五十二年十二月六日から施行する。