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宮城県議会 > 1952-09-04 >
昭和27年  8月 定例会(第41回)-09月04日−04号
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  1. 宮城県議会 1952-09-04
    昭和27年  8月 定例会(第41回)-09月04日−04号


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    昭和27年  8月 定例会(第41回) − 09月04日−04号 昭和27年  8月 定例会(第41回) − 09月04日−04号 昭和27年  8月 定例会(第41回) 第四十一回宮城県議会(定例会)議事速記録                (第四号)   昭和二十七年九月四日(木)     午後四時十七分開議 議長                          今野貞亮君 副議長                         粟野豊助君 出席議員(五十四名)     第一番                     星 勇之助君     第二番                     荘司庄九郎君     第三番                     西条善蔵君     第四番                     松川金七君     第五番                     庄司 隆君     第六番                     丹野亀一郎君     第七番                     鈴木七郎治君     第八番                     阿部長松君     第九番                     狩野 伝君     第十番                     平野 博君
       第十一番                     阿部権治郎君    第十二番                     芳賀光男君    第十三番                     小杉十郎君    第十四番                     岡崎祐吾君    第十五番                     星 龍治君    第十六番                     今野貞亮君    第十七番                     亀山六三郎君    第十八番                     坂井久光君    第十九番                     青島武郎君    第二十番                     若林豊平君   第二十一番                     全先清水君   第二十二番                     千葉隆三郎君   第二十三番                     只木和六君   第二十四番                     椛沢敬之助君   第二十五番                     門間正寿君   第二十六番                     藤江喜久夫君   第二十七番                     那須豊治君   第二十八番                     菊地清太郎君    第三十番                     鮎貝盛益君   第三十一番                     後藤市応君   第三十二番                     百井英一君   第三十三番                     千葉松三郎君   第三十四番                     荒井律二君   第三十五番                     浅野喜代治君   第三十六番                     遠藤 要君   第三十七番                     安倍春雄君   第三十八番                     成沢豊之助君   第三十九番                     袋 光雄君    第四十番                     浅野豊次郎君   第四十一番                     斎藤国雄君   第四十二番                     粟野豊助君   第四十三番                     石垣義雄君   第四十四番                     佐藤民三郎君   第四十五番                     小野寺勝一郎君   第四十六番                     亘理正彦君   第四十七番                     越路玄太君   第四十八番                     遠藤金一君   第四十九番                     高橋 清君    第五十番                     村松哲治君   第五十一番                     武藤光雄君   第五十二番                     半沢健次郎君   第五十三番                     佐々木源左エ門君   第五十四番                     屋代文太郎君   第五十五番                     菊田隆一君 欠席議員(一名)   第二十九番                     千葉 健君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者   知事                        佐々木家寿治君   副知事                       崎田義雄君   企画審議室主査          (事務吏員)   直江丙午郎君   総務部長             (事務吏員)   塩谷末吉君   民生部長             (事務吏員)(兼)直江丙午郎君   経済部長             (技術吏員)   山尾三千雄君   土木部長             (同)      照井隆三郎君   衛生部長             (同)      泉田 寔君   農地部長             (同)      近田正夫君   商工部長             (事務吏員)   坂本 晃君   水産部長             (技術吏員)   小林世紀君   労働部長             (事務吏員)   西宗 直君   林務部長             (技術吏員)   吉田潤彌君   出納長                       岡信侠助君   秘書課長(事務吏員)                佐々木四一郎君   庶務課長(同)                   及川角壽君   宮城県人事委員会委員長兼事務局長          青木猛二君   同 事務局総務課長                 佐藤敏雄君   同 業務課長                    北目 迪君   宮城県教育委員会委員長               宮城音五郎君   同 教育長                     三沢房太郎君   宮城県教育委員会事務局教育次長           江渡丈夫君   宮城県監査委員事務局長               庄司 靜君   宮城県農業委員会事務局長              山尾三千雄君   宮城県地方労働委員会事務局長            長沼 進君   同 総務課長                    渡邊文兵衛君   宮城県公安委員会委員長               上西寛一君   同 委員                      木村 誠君   同 委員                      小林軍太郎君   国家地方警察宮城県隊長               富永誠美君   国警宮城県本部総務部長               片倉卯平君   同 警務部長                    岩田荘治君   同 刑事部長                    門傳 孔君   同 警備部長                    廣山紫朗君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     議事日程 日程第一 会議録署名員指名 日程第二 発議第四号議案  宮城県議会会議規則の一部を改正する規則 日程第三 議第百二十四号議案  昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加予算 日程第四 議第百二十五号議案  専決処分事項の指定について 日程第五 議第九十六号議案ないし議第百八号議案、議第百十号議案ないし議第百二十三号議案、建議第六号議案(昭和二六、六)並びに請願陳情(各委員長報告) 日程第六 知事の期日前退職に対し同意を與えることについて     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     会議に付した事件 日程第一 会議録署名員指名 追加日程 建議第十九号議案  国道四号線の全面的改修及び舗裝工事の速急実現について 日程第二 発議第四号議案 日程第三 議第百二十四号議案及び日程第四、議第百二十五号議案
    追加日程 発議第五号議案  綱紀粛正特別委員会設置について 日程第五 委員長報告 日程第六 知事の期日前退職に対し同意を與えることについて     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △開議 ○議長(今野貞亮君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付の通りであります。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △会議録署名員指名 ○議長(今野貞亮君) 本日の会議録署名員を指名いたします。十九番、二十一番のお二人にお願いいたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △請願陳情 ○議長(今野貞亮君) お手元に配布の文書表の通り請願が提出されましたので、所管の委員会に審査を付託いたしました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 一、七北田川(上谷刈字河原地区)河岸復旧に関する請願 一、県道飯島高石線路線変更改修の請願 一、伊豆沼干拓事業拡充施行方請願 一、長沼北部補助干拓事業施行方請願 一、県道白石、上の山線改修工事に関する請願     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △建議第十九号議案 ○議長(今野貞亮君) おはかりいたします。次に日程の願序を変更いたしまして、建議第十九号議案、国道四号線の全面的改修及び舗裝工事の速急実現方についてを追加付議することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議ないと認めまして、日程を変更して建議第十九号議案を議題といたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     建議第十九号議案 国道四号線の全面的改修及び舗裝工事の速急実現方について 右事件について別紙意見書を提出する。  昭和二十七年九月四日       提出議員 今野貞亮              外全員     意見書  要旨 国道四号線の全面的改修及び舗裝工事の速急実現方を要望する。     理由  国道四号線は本県の中心を貫通し、産業の振興文化の向上に重要な役割を果しているところであつてその改修、舗裝の速やかな実現こそ本県発展のため最も急務とされている。  かつて当路線の全面的改修が計画され、全県民待望のうちにその着工をみたのでありましたが、不幸にして戦争に患ひされ中絶の止むなきに至つたのであります。  然るに近時陸上輸送は飛躍的に増加し、更に重量車輛の運行は極めて瀕繁となり、その利用は活発を極め、同時にその重要性は一層増大しているのであるが、現在の状態においては、これらの要請を満すことができない現況にある。殊に仙台以南の交通事故の発生は著しく今やその改修舖裝は関係民の強い要望となつている。  依つて政府においてはその重要性と現況に鑑み国道四号線の全面的改修とこれが舗裝工事を速急実現されるよう要望する。 右地方自治法第九十九條の規定により意見書を提出する。  昭和二十七年九月四日              議長名  総理大臣   +  建設、大蔵大臣|あて  衆参両院議長 + 衆参両院議長宛は同趣旨の請願とする。 ◆四十三番(石垣義雄君) ただいま議題となりました建議第十九号議案は、しごく適当と認められますので、ただちに可決確定議とせられんことの動議を提出いたします。御賛成を願います。   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 四十三番の動議を議題といたします。  四十三番の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議がないと認めます。建議第十九号議案は可決されました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △発議第四号議案 ○議長(今野貞亮君) 日程第二、発議第四号議案、宮城県議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 発議第四号議案   宮城県議会会議規則の一部を改正する規則  宮城県議会会議規則(昭和二十二年六月二十五日議決)の一部を次のように改正する。第三條及び第四條を次のように改める。  (会期) 第三條 会期は、毎会期の初めに議長が議会の議決を経て定め、招集された日からこれを起算する。 2 前項の規定により会期が定まつたときは、議長は、直ちにこれを議員及び知事に通知しなければならない。  (会期の延長) 第四條 会期は、議会の議決を経て延長することができる。 2 前條第二項の規定は、前項の場合に準用する。     附則 この規則は、公布の日から施行する。  昭和二十七年九月四日       提出議員 今野貞亮              外全員     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆四十三番(石垣義雄君) ただいま議題となりました発議第四号議案もまたしごく適当と認められますので、ただちに可決確定議とせられんことの動議を提出いたします。  御賛成を願います。   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 四十三番の動議を議題といたします。  四十三番の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議がないと認めます。発議第四号議案は可決されました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議第百二十四号議案及び議第百二十五号議案 ○議長(今野貞亮君) 日程第三、議第百二十四号議案及び日程第四、議第百二十五号議案を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。   〔知事佐々木家寿治君登壇〕 ◎知事(佐々木家寿治君) ただいま追加上程いたしました議案につきまして、簡単にその提案理由を御説明申し上げます。  先づ予算案は、来る十月一日と五日に施行されることになりました衆議院議員並びに知事選挙を実施するに必要な経費を計上いたしたものであり、附属議案といたしましては、本年度供米関係経費の追加、その他工事請負契約関係二件でありますが、いずれも時期的関係から専決処分事項に御指定を願うものであります。  どうか御審議の上可決されるよう切望する次第であります。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 質疑ありませんか。 ◆五十一番(武藤光雄君) 私は百二十四号議案について簡単に質問をなすものであります。  まず去る一日のこの会議におきまして、同僚佐々木源左衛門君が知事に対しまして今回辞職する理由を問うたのであります。その最も大なる原因といたしましては、十月五日に行われる知事選挙に対しまして、一千万以上の県費の節約をできると称しているのであります。教育委員選挙と同時施行することによりまして一千万円以上の県費が節約することができると云つているのであります。これはまことに意外なことでありまして、今回提出されました百二十四号議案を見ますと、知事選挙に要する費用というものは七百八十二万三千円何がしなのであります。しかるに前回の県知事選挙におきまして、決算を調査いたしますと、六百十八万円ほどの費用を要しているのであります。この三年半前の六百十八万円の予算関係から見まして、ベースアツプあるいは物価指数等を比較いたしまして当然これは一千万円程度においてこの知事選挙は単独においても施行することができるのであります。しかるにかかわらず、同時選挙をなすことによりまして一千万以上の県費が節約できると、しかもこの議場において知事がはつきりと答弁しているのであります。同時選挙と単独選挙の違いにおきましては、需用費においては何らの変りはないのであります。ただ多少人件費においての相異があるのでありますが、少くとも百五十万くらいこの予算に増加するならば、知事の単独選挙が行われるのであります。また佐々木知事の言葉を真なりといたしまして、これを逆に置替える県知事選挙が行われるのにこれと同時に教育委員選挙を施行する、かようにいたしまして一千万冗費が節約できると知事の言葉その通りを受取つてこれを解剖いたして見まするならば、九十六号議案において計上せられているところの教育委員選挙は一千六十二万円を計上しているのであります。そうするならば、逆な論法をもつてすると、知事選挙を単独でやるならば、おそらくこれは一千八百万円かかるのだ、これから一千万円節約ができるということになると、知事選挙に対し教育委員選挙を同時並行するならば、教育委員の選挙というものは一銭の県費もなくして施行できるということに相なるのであります。この問題につきましては、知事が任期半ばにしていろいろなことから批判されることを覚悟して、あらゆる立場においてこの事情を検討したものと思う、従つてこの一番重大な問題といたしましては、一千万以上の県費の節約ができるということを声を大にしてこの壇上で叫んでいる。しかもこれが新聞社のニユースにより県民に傳えられている、必ず慎重に、真剣に知事みずから検討し、この壇上において佐々木君の質問に対して答弁したものと信ずるのであります。従いまして他の部課長の答弁は必要ない、知事みずから一千万円いかようなる部面においてこの知事選挙の科目説明の趣旨に対して、例えば旅費において、例えば超過勤務においていかほどの差額なり、それが一千万円以上に達するかということの、知事みずからの答弁を求めるのであります。   〔知事佐々木家寿治君登壇〕 ◎知事(佐々木家寿治君) ただいま五十一番から、私が先日ここで単独選挙をやるよりは同時選挙をやつた方が一千万円の得がいくと、こう申したことについて疑義をさしはさまれているのでありますが、この前の知事選挙の場合六百何万かで仕上つている。こういうお話でございますけれども、その後物価の急激なる騰貴、人件費の非常なる膨張等により、先般係の者に仔細に単独施行の場合にはどれくらいかかるかということを検討させて見たのであります。しかるところ、その計算は約一千七百万円になるのであります。そこで合同選挙をやるというと一千万円の県民の負担が軽くなると、こういうふうに私申し上げたのでございまして、旅費いくら、日当いくらという数字は手元にございませんから、何らかの機会においてどうぞその計算をした係の者にお尋ねを願えばまことに都合がいいと思います。 ○議長(今野貞亮君) 質疑を終ります。 ◆四十三番(石垣義雄君) ただいま議題となりました議第百二十四号議案及び議第百二十五号議案はしごく適当と認められますので、ただちに可決確定議とせられんことの動議を提出いたします。 御賛成願います。   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 四十三番の動議を議題といたします。  四十三番の動議に御異議にありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議がないと認めます。議第百二十四号議案及び議第百二十五号議案は原案通り可決されました。
     総務部長より発言の申し出がありますのでお許しいたします。   〔総務部長塩谷末吉君登壇〕 ◎総務部長(塩谷末吉君) 一昨日十番平野議員より綱紀粛正につきまして、御質問がありまして、知事並びに関係部長の答弁を求めるというお話があり、これに対しまして知事から答弁申し上げたのでございますが、実は私、当日公務出張のため不在でありましたので、昨日御質問の速記録を拜読いたしました結果、その内容は某課長のことでございますが、その某課長というのは、御質問の内容から帰納いたしまして、特に紙屑の払下げに関する権限を有する課長ということでございますから、これは誰が見ましても用度課長であることは明らかでございます。従つて関係部長というのは私であることが判明いたしましたので、私からお答え申し上げたいと思う次第でございます。  事綱紀粛正に関する重要問題でありますし、一方におきましてはまた個人の名誉に関する重大な問題でございますので、私といたしましては、慎重にあらゆる方面から調査いたしました。その結論を申し上げたいと存じます。  まず紙屑の払下げの問題でございますが、県庁内の事務執行によりまして生じました紙屑の払下げは、各年度の当初におきまして入札によつて契約を結んでいるのでございます。今年度も年度初めに契約いたしました結果、ただいまは高橋長太郎という方に払下げることになつております。何らその間に不正はないのでございます。また某課長は同心町に家屋を建築中である。吉川組に請負わせて家屋を建築中であるということでございますが、問題の用度課長は家屋を建築中ではございません。念のために県庁内の課長に同心町で家屋を建築している者があるかどうかを調べましたが、そういう者は見当りません。調べました結果、佐藤修という人が吉川組の手によつて家屋を建築中でございますから、あるいはその邊の間違いじやないかと思いますが、いずれにいたしましても、用度課長その他課長で同心町に家屋を建築中の者はございませんから、この問題はぜんぜん問題外と考えるのでございます。  それからまた電話の盜聴をやつているというお話でございますが、これもよく調査いたしました結果、交換手は非常に多忙でございまして、そういうひまもないだろうと思いますし、盜聴したという事実を発見することに苦しんでいるのでございます。ときどき技術上の間違いから話中にカツトするというようなことは、これは間々あることでございますから、あるいはその邊の誤解から生じたことではなかろうかと考えるのでございますが、いずれにいたしましても、御質問の内容のことはぜんぜん事実無根でございますから、この点同課長の名誉のために御了承願いたいと思います。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △発議第五号議案 ○議長(今野貞亮君) おはかりいたします。  次に日程の順序を変更して、発議第五号議案綱紀粛正特別委員会設置についてを追加付議することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議がないと認めまして、日程を変更して発議第五号議案を議題といたします。  書記をして提案理由を朗読いたさせます。   〔書記朗読〕     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 発議第五号議案   綱紀粛正特別委員会設置について  本県議会に綱紀粛正のため特別委員会を設ける。  右特別委員会は委員十名を以て構成し綱紀粛正特別委員会と称する。  右特別委員会は議会閉会中も右事項を審査することができる。  右特別委員会に要する地方自治法第百條第十一項の経費は金十万円とする。  同法同條第一項の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求する権限を右特別委員会に委任する。  昭和二十七年九月四日      提出議員 門間正寿              外十一名     理由  第三十七回県議会において明朗なる県政推進の決議がなされたに拘らず最近県内に汚職事件の発生しつつあることは誠に遺憾である。且又今回宮城県建設業革新連盟より県政刷新、綱紀粛正に関する声明書が廣く関係方面に撒布され、県民の疑惑を深めつつある情勢に鑑み議会としてもこの際特別委員会を設け、かかる事実のないことを示し県民の誤解を一掃し併せて県政の刷新に寄與すべきである。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○議長(今野貞亮君) 御質疑はありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 討論の通告がありますので発言をお許しいたします。十番。   〔十番平野 博君登壇〕 ◆十番(平野博君) ごく簡単にただいま議題となりました案件について、すでに書記が朗読しておりますので、内容の説明は省略さしていただきまして、ただちに賛成の趣旨を申し述べさしていただきます。  なおその趣旨の説明に先立ちまして、先ほど総務部長よりきわめて懇切丁寧な答弁と云うよりも回答をいただきまして、まことに意を強くいたしたものでございます。もとより議員という立場におりまして、これらの問題を議論するに当りましては慎重を期したことは云うまでもないのでございます。ただしかし、すでに昨日のお話に申し上げております通り、私は何も検察当局の役人でもなければ、司直の手にある者でもないのであります。あくまでも院外におけるところの噂あるいは疑惑等も、そのまま率直にガラス張りのこの議会に反映申し上げ、そうしてまた大方の批判をいただきたいと、かような心根から申し上げたわけでございまして、ただいま部長が答弁されておりますその通りであるとするならば、まことに私も嬉しい限りでございまして、先ほど個人の名誉問題にも触れられておりますが、私も御同様、従つて私は個人の名前、少くとも課長の名前等に対しましては言及しておらなかつたのでございます。その点を斟酌されましても、私の名誉をきずつけると云つたような行為のなかつたことを御承知願いたいと思うのでございます。  次に過ぐる昨年の十二月の定例議会におきまして、私どもが決議いたしました綱紀振粛に関するところの警告書、これが満場一致とは行きませんでしても、一応議会を通過したのでございます。それよりすでに八ケ月を経過いたしております。私どもはその後における綱紀問題に関しては相当な期待と、また相当な效果というものを望んでやまなかつたのでございます。しかるに昨今の院外のいろいろな巷説を聞きまするに、盛んに新聞紙上をにぎわすような実例すら出て参つて来ているのでございます。すでに現在はこの議場において議論する何ものもないのでございます。すでに院外、いわゆる県内にさような問題が充満しているといつても私は過言でないと思うのでございます。従いまして県庁職員諸君の名誉のためにも、かような疑惑は一日も早く払拭して、事実無根ならば無根であるという証左を一日も早くはつきりと県民諸君に明示しであげなければならないそれが為政者の責任であると私は考える次第でございます。従いまして十二月には遺憾ではございましたが、少数において破れましたこの県政刷新特別委員会設置についてを、再び今回の議会に提案いたした次第でございます。いたずらに感情に流れることなく、いたずらに党派に墮ちることなく、慎重にこの問題に対して御検討願い、かつ御賛成をいただきたいと思うのでございます。  以上、きわめて簡単ではございますが、趣旨説明にかえたいと思う次第でございます。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 若干あらかじめ時間の延長をいたします。  次に十三番小杉君に発言をお許しいたします。   〔十三番小杉十郎君登壇〕 ◆十三番(小杉十郎君) われわれは県政を振興して大いに当局を鞭撻あるいは協力をして、県政の内容を充実せしめておのおのの部門において振興をはかりたいという念願においては、平野議員あるいはその他の方々と何ら意見を異にするものではございません。(「その通り」と呼ぶ者あり)しかしながら、いわゆる議会の権威というものは何によつて保たれているか、当然これは当局に強力に鞭撻、協力する反面、われわれの決議というものは、その大小の事柄を問わず、いずれも責任のある、最も良心的であらねばならん筈であります。われわれの決議、われわれの意思決定というものは、決してないがしろにしているものでもなければ、冗談やお附合に決議をしているものでもないのである。そこに議会の権威があり、また議会の決議というものは当局を動かし、当局また感奮興起して大いに事績を上げることに努力をしているはずだろうと思うのであります。しかるに去る二日の本会議において、従来明朗県政の振興、綱紀の粛正を力説されて、議会の権威というものの尊重すべきこと、あるいは議会の権威というものを最高度に発揮しなければならんという趣旨から縷々御発言になりました平野議員は、教育委員会のあの重要な焦眉の急に差迫りました教育委員会設置延期の決議に対して、単にこれをから決議と称しているのである。十二月に諸君の提案したものに反対したとは云いながら、綱紀粛正の決議を単なるわら半紙と表現しているのである。みずからおのれが参画して決議をしたる事柄を、おのれの党派によつて議をまとめて決議に参與し、提案者の一員となつておりながら、みずからこれをもつて、から決議である、あるいはわら半紙であるというようなごとく御言辞になるということは、みずからを卑しむるもののみならず、まさに五十余名の宮城県議会を侮辱し、かつまた宮城県議会の決議文を侮辱蹂躙したものであると云わなければならん、しかもそういう考え方で、今回いろいろな問題に対して提案理由に立たれている。ある場合には議会の決議を軽視し、侮辱し、ある場合には議会の決議を要請するための提案者となつているということは、ことにその態度において、まさに矛盾撞着のきわまりと云わざるを得ないのであります。しかも綱紀粛正の理由として縷々申されたようでありまするが、いわゆる怪文書の問題である。諸君も大いに調査研究せられたと思いまするが、われわれの調査によりますれば、いわゆる建設業界の発表いたしました、何々連盟というものの発表した文書は、住所はまさにある、住所はまさにありますけれども、その住所は真面目な業者が真面目な営業をやつている、いわゆる事務所であつて、革新連盟というようなものはかような事務所には存在しないという事実であります。すなわちその責任者の氏名もない、住所は人の住所を無断で借用している。宿なしである。責任者の氏名がない。無責任きわまるものである。悪質と云おうか、狡猾と云おうか、かくのごとき怪文書を社会に流布して、まさに選挙場裡に臨まんとする、いわゆる佐々木知事の前途に一末の汚点を印そうとする政治上の陰謀であるといつても決して過言ではないのである。かような住所偽り、代表者の氏名のないもの、かような無責任きわまるものの流布したるところの怪文書なるものを、いわゆる賢明にして聰明なる諸君が、この議場において、神聖なるところの県政壇上において議題に供し、しかもそれを当面の理由として特別委員会の設置などを要求するに至りましては、はたしてその真意いずれにありやということを云わざるを得ないのである。しかもわれわれの決議に対しては、当局は誠心誠意この綱紀の粛正に努力していることは火を見るよりも明らかである。われわれは現在の行政の状態は完全無欠とは云い得ませんけれども、われわれの意のあるところを参酌して、十分部下を監督して、やや良に近い成績をもつて現在県政というものを運営されていると確信して疑わないものであります。しかもただいま提案理由の説明に当つて、平野議員はすこぶる巧妙なる論をもつて紙屑問題などを処理されたようでありますけれども、総務部長の説明にまつまでもなく、まさに明々白々たる事実無根の事柄である。たとえ県の政治を憂うるとはいいながら、調査不十分なる事実無根の事柄を、悪く云えば捏造してかような問題にするということは、賢明にして聰明、しかも前途有為の平野議員の態度としては、まさに遺憾きわまる態度と云わざるを得ないのである。さような点から考察いたしまするならば、今回ここに提案されましたる、いわゆる綱紀粛正特別委員会なるものの必要とする理由は、(発言する者多し、議場騒然)いずれも何らよりどころのない風評をもとにして、かえつて県政を混乱あるいは誤解を深めるおそれあるが故に、かような委員会の設置には何ら必要を認めないわれわれは、断固としてこれに反対するものであります。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 起立の方法をもつて採決をいたします。(「議長、々々」「議事進行」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)  発議第五号議案を議題といたします。  発議第五号議案に賛成の諸君の起立を求めます。(発言する者多し、議場騒然)御起立を願います。採決をいたします。(「採決々々」「議事進行」「議長々々」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し、議場騒然)  発議第五号議案に賛成の諸君の起立を求めます。御起立をお願いします。  (発言する者多し、議場騒然)  発議第五号議案に賛成の諸君は御起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(今野貞亮君) 少数であります。よつて発議第五号議案は否決されました。 ◆十番(平野博君) 議長、議事進行について………。 ○議長(今野貞亮君) お許しいたします。十番。   〔十番平野 博君登壇〕 ◆十番(平野博君) やつとお許しを願いましてありがとうございます。先ほど十三番議員が、賛否討論の反対の討論の際におきまして、私一個人の問題につきまして相当つつこんで言及をなされているのでございます。この問題に対しまして、私は議長にこの取扱方をお尋ね申し上げたいのでございます。  少くとも一個人の問題をああまで諷刺され、また議論をせられているということは、私の私生活にも及ぼすような懸念も十分あるのでございます。従いまして自治法に明記されてあるのでございまして、その点自治法の調査と相まちまして、ただいま説明された小杉議員の趣旨に対して私は保留を申し上げます。そしてこの点について議長の善処方をお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(今野貞亮君) 小杉君が個人の人身攻撃でもしたかのごとく御発言でございますが、そういう発言は認めなかつたようです。小杉君は平野君の議会における言論に対して反駁を加えたにすぎないと私どもは聞きました。以上でございます。 ◆十番(平野博君) いずれこの問題は速記録お調べの上はつきりさせていただきます。その点を議長において善処せられたい。 ○議長(今野貞亮君) 了承しました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議第九十六号議案ないし議第百八号議案 △議第百十号議案ないし議第百二十三号議案 △昭和二十六年建議第六号議案並びに請願陳情 ○議長(今野貞亮君) 日程第五議第九十六号議案ないし議第百八号議案、議第百十号議案ないし議第百二十三号議案、昭和二十六年建議第六号議案並びに請願陳情を議題といたします。  各号議案及請願陳情等につき各委員会において審査いたされました経過及び結果について委員長の報告を求めます。   最初に民生委員長。 ◆三十七番(安倍春雄君) 今議会に民生委員会に付託されました議案はきわめて簡単でございますから、議席から報告いたします。お許しを願います。  第四十一回県議会におきまして、民生委員会に付託されました案件について九月三日、四日の二日間委員会を開きまして審査の結果、議第九十六号議案昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中関係事項並びに議第百四号議案身体障害者更正相談所設置に関する條例につきましては原案を可とすることに決定いたしました。  次に請願陳情につきましては、それぞれ次の通り決定いたしました。採擇すべきもの一ケ件、遺族援護に関する陳情、継続審議を要するもの五ケ件であつたのであります。  なおプリントに記載しておりまするものにつきまして、どうぞ御覧の上一つ御賛成あらんことをお願い申し上げる次第でございます。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に労働委員長。 ◆一番(星勇之助君) 簡単ですから議席からお許し願います。第四十一回県議会(昭二七、八定例会)において労働委員会に付託されました案件について九月二日、四日の二日間委員会を開き、その審査の結果、議第九十六号議案昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中関係事項並びに議第百六号議案労働委員会から出頭を求められた者の費用弁償の支給に関する條例については原案を可とすることに決定いたしました。  次に請願につきましては、それぞれ次の通り決定いたしました。  今回付託のもの一ケ件、継続審査を要するもの四一の四二号日雇労務者の福利更生に関する請願、前回より継続審査中のもの一ケ件、継続審査を要するもの四〇の一〇五号日雇労働者の処遇に関する請願  なお継続審査と決定した案件については閉会中も審査することの御承認を願います。何とぞ委員長報告通り御賛成をお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に教育委員長。 ◆四十六番(亘理正彦君) 簡単ですから議席より発言をお許し願います。  第四十一回県議会において当委員会に付託されました、議第九十六号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中教育委員会関係分につきまして、九月二日慎重審査の結果原案を可と認めました。  請願陳情につきましては、継続審査中のもの一ケ件でございました。  学校給食について及び今回付託分築舘高校々舎増改築に関する請願、築舘女子高等学校増築方の請願、以上三ケ件は採擇と決定いたしました。  次に史蹟多賀城址の保存に関する請願、栗原農業高校に農業経済料を設置方請願、右二ケ件はなお調査研究を要するにつき継続審査をすることに決定いたしました。  以上御報告申し上げます。何とぞ御賛同お願い申し上げます。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に衛生委員長。 ◆四番(松川金七君) 議席からお許しを願います。  本議会において当委員会に付託されました。議第九十六号議案、昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中衛生関係分、議第百十一号議案、人口姙娠中絶審査手数料條例を廃止する條例、議第百十四号議案、工事請負の契約締結について、九月三日委員会を開会慎重審査の結果、各案とも原案を可と認めました。  なお今回付託分の三六号准看護婦養成所設置に関する請願一ケ件は、採擇と決定いたしました。  以上御報告いたします。何とぞ御賛成のほどをお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に経済委員長。 ◆二十二番(千葉隆三郎君) 議席から発言をお許し願います。  県議会において、当委員会に付託されました議案並びに請願につきまして、審査をいたしました経過及び結果について、御報告を申し上げます。  議第九十六号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中経済部関係については、左記の希望條件を付して原案を可と決定いたしました。     希望條件  釧路宮城県物産販売斡旋所は、主に藁工品の販売を主としているが、本県産業の振興上、さらにその取扱品目を増加し、積極的に本県物産の販路拡充に寄與せしめるよう、その機能強化について関係部と合議の上善処せられたい。  議第百三号議案 宮城県改良普及員資格試験條例  議第百十号議案 宮城県立齋藤報恩農業舘羊毛加工手数料條例の一部を改正する條例  議第百十三号議案 工事請負の契約締結について、  議第百十七号議案 宮城県農業振興計画を定めることについて、  議第百二十二号議案 営造物の公用廃止について、 右五議案は原案を可とすることに決定いたしました。  請願につきましてはそれぞれお手元に配付のプリントの通り決定いたしました。  以上経過並びに結果について御報告申し上げます。何とぞ委員長の報告通り御賛成をお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に農地委員長。 ◆四十五番(小野寺勝一郎君) 簡単ですから議席からお題い申し上げます。
     県議会におきまして、当委員会に付託されました議案並びに請願陳情につきまして、審査をいたしました経過及び結果について御報告を申し上げます。  議第九十六号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中農地部関係につきましては原案を可と決定いたしました。請願、陳情につきましては、それぞれお手元に差上げておりまするプリントの通り決定いたしました。すなわち採擇すべきもの十ケ件、継続審査を要するもの一ケ件、次の一ケ件は継続審査中のものでございましたが、請願者より取下げの申し出がございました。  以上審査の経過並びに結果について御報告いたします。何とぞ委員長の報告通り御賛成をお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に商工委員長。 ◆十七番(亀山六三郎君) 商工委員長の御報告を申し上げます。  第四十一回県議会において当委員会に審査を付託されました、議第九十六号議案、昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中、商工部関係については、原案を可といたしました。何とぞ委員長報告通り御賛成をお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に水産委員長。 ◆四十番(浅野豊次郎君) 議席からお許しを願います。  第四十一回県議会において当委員会に審査を付託された議案並びに請願陳情について、慎重審査の結果、議第九十六号議案、昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中、水産部開係については原案を可といたしました。請願陳情につきましては、前回より継続審査中の四〇の三〇号小型機帆船及び漁船々長講習会に補助金交付方の陳情につきましては、これを採擇することにいたしました。  四一の八 種牡蠣移殖場堤防構築方の請願  四一の九 塩釜魚市場棧橋延長、架設に関する請願 右二ケ件については、現地調査の必要があるので、閉会中も継続審査することに決定いたしました。  以上の通り御報告を申し上げます。何とぞ委員長報告の通り御賛成をお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に土木委員長。 ◆三十四番(荒井律二君) 議席からお願い申し上げます。  土木委員長の報告を申し上げます。  本定例会において土木委員会に審査を付託されました、議案請願陳情等について、三日間にわたり審査をいたしたのでありますが、その結果各号議案については次の通り決定いたしました。  すなわち、議第九十六号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正算中土木部関係、  議第百一号議案 宅地建物取引業者登録手数料條例  議第百二号議案 建築物の設計又は工事監理の制限に関する條例  議第百五号議案 建築士法第十條の規定による参考人の旅費、日当及び費用弁償の支給に関する條例  議第百十五号議案 工事請負の契約締結について以上の五議案は原案を可決することにいたしました。  次に建議第六号議案(二十六年分)仙台鉄道監理局管内仙石線(仙台、石巻間)の民間に払下げ反対に関する件は否決することに決定いたしました。  次に請願陳情につきましては、継続審査中のもの二十四件、中採擇すべきもの二十件、継続審査とすべきもの三件、不採擇とすべきもの一件と決定いたしました。  次に今回付託のものは、二十九件中採擇すべきもの二十六件、継続審査とすべきもの三件に決定いたしましたが、件名についてはお手元に配布の印刷物の通りであります。  なお継続審査と決定した請願については、閉会中も審査することの御承認をお願いいたします。  以上御報告申し上げます。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に林務委員長。 ◆二十三番(只木和六君) 簡単でありますから議席からの御報告をお許し願います。  第四十一回県議会におきまして、林務委員会関係議案につきましては、九月三日委員会を開催し審査をいたしました結果、議第九十六号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中の関係事項  議第九十七号議案 昭和二十七年度宮城県造林費歳入歳出追加更正予算 右二ケ件は原案を可といたしました。  なお当委員会に今回は請願も陳情もございませんでした。  以上御報告申し上げます、何とぞ委員長報告通り可決せられんことをお願い申し上げます。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 次に総務委員長。 ◆四十一番(斎藤国雄君) 議席から発言をお許し願います。  第四十一回県議会において付託の総務委員会関係議案につきましては、九月二日、三日の二日間にわたり審査をいたしました結果、次の通り御報告いたします。  議第九十六号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加更正予算中関係事項  以下お手元に配付のプリントに記載の通り十二ケ件につきましては原案を可といたしました。  次に議第百十八号議案 昭和二十七年度宮城県歳入歳出追加予算につきましては、次の希望意見を付しまして原案を可といたしました。  宮城黒川地方事務所並びに仙台税務出張所は、事務所狹隘かつ不便にして事務執行上不便少からず、ことに納税向上の見地よりするも仙台税務出張所を適当な地に求めるようにせられたい。  請願陳情につきましては、それぞれプリント記載の通りの決定を見たのであります。  以上御報告を申し上げますが、何とぞ報告通り御賛成をお願いいたします。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 委員長の報告を終ります。   質疑はありませんか。 ◆二十五番(門間正寿君) 土木委員長にお伺いいたしたいと思います。建議第六号議案、二十六年分の仙台鉄道監理局管内仙石線の民間に払下げ反対に関する件でございますが、一年有余の審査の結果、今回否決されたのでございますが、その間十分なる御審議があつたと思うのでございます。これに関しましては、地元の仙台あるいは、塩釜は、この民間払下げ反対に対しまして議決をいたしているのでございます。このような現地が賛成いたしているものに対しまして、また県が樹立しておりますところの総合計画におきましても、この省線を強化するというような、ただいま執行部の考えていることにからみ、議会が否決するというような態度に、結論に出ましたにつきましては、相当の私は理論的なあるいは理由があると思うのでございます。従いまして現在の省線におきまして、いかなる点が悪いのであるか、また民間に払下げたために、いかなる利点があるか、あるいは宮城県に、その買収を受けるところの能力、またこれを生かす道があるかどうか、これらにつきまして詳細に一つ御説明を願いたいと思うのでございます。 ◆三十四番(荒井律二君) 二十五番にお答えいたします。建議第六号の否決いたしました理由につきましては、現在こういう払下げの問題が起きておらない。従いまして反対も賛成もそういうことを当分考えなくていいという立場で、委員会におきましては否決になりました。 ◆二十五番(門間正寿君) ただいまの理由でこれを否決というようなことにはならんと思います。却下なりあるいはこれは提案者に一応そういう点については話合つてしかるべきと思いますが、それを単に委員会の意と反して否決するということは、こういう決定については賛成できない納得できないと思います。 ○議長(今野貞亮君) 質疑を終ります。各号議案について採決いたします。委員長の報告は、昭和二十六年建議第六号議案は否決、他の各号議案は原案可決であります。委員長の報告通り決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議がないと認めます。各号議案は委員長報告通り決しました。  次に請願陳情につきましては、委員長の報告通り決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今野貞亮君) 御異議がないと認めます、よつて請願陳情につきましては、委員長の報告通り決しました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △知事の期日前退職に対し同意を與える件 ○議長(今野貞亮君) 次に日程第六、知事の期日前退職に対し同意を與えることについてを議題といたします。  先に御報告いたしました通り、去る九月一日本職に対し知事佐々木家寿治君より、本第四十一回県議会の最終日をもつて退職したい旨の申し出がありました。  討論の通告がありますので発言をお許しいたします。二十五番門間正寿君。   〔二十五番門間正寿君登壇〕 ◆二十五番(門間正寿君) ただいま上程されました議案に対しまして、反対の理由を申し述べたいと思います。  佐々木知事は第三十八県議会におきまして、昭和二十七年度の当初予算を提出するに当りまして、知事の所信を披瀝しているのでございます。昭和二十七年度は講和條約発効の年であり、真の祖国再建の第一歩を踏み出すべき重大なる時期である。従つて幾多の困難が山積しておりますが、挙県一致新たなる勇気を振起してこの一年を輝かしい年といたしたい、と述べられているのでございます。しかも県財政の楽観を許さざるものがありますが、局面の打開に全力を集中いたしまして、施策の実現に遺憾なからしめんといたすと約束いたしているのでございます。御承知のように、今宮城県の予算は八十八億という厖大なる予算に達しているのでございますが、この遂行の責任者である知事が、しかもこの重大な現段階に際しまして、しかも年度当初にあれだけの決意を述べられた知事が、任期半ばにして執行権を放棄することに、単に一千万円を節約するだけの理由では、県民の誰でもが納得し得ないところであります。特に予算政策、予算といたしましてはなばなしく掲げられました総合農業試験場や、この設置あるいは商工奨励舘の新設、あるいは水産指導船の新設等県財政を見て実行不可能というように考えられますような、あるいはから予算に終るのじやないかというような公算もありました。そういう段階におきまして、とにかくあくまでもこれらを排除してやろうと知事が申されたのでございますが、しかしその際の議会におきましても、そういう総花的予算は、知事選挙を計算に入れての人気取り予算じやなかろうかとこう批判されたことも皆さん御承知のことと思うのでございます。しかもこれらの予算につきましても確たる見通しもつかぬうちに辞任するようなごときは、私は無責任きわまるというふうに考えるのでございまして、私はこれだけでも知事不信任に相当するというふうに確信いたしているものでございます。同僚議員のこの辞任理由の追求に、さすが長年の政治経歴の知事だけありまして、なかなかうまい答弁をなされております。しかしいくら上手に答弁されましても、黒を白と云いくるめられるものではないのでありまして、やつぱり黒は黒であります。辞任の理由は、真に県民を考えるという正義感は欠除しているようでございまして、地方自治の精神を没却し、党派的、個人的、社会的のあるいは他山の上に立つた辞任に私はほかならないと考えるのでございます。すなわち知事は再選を狙い、選挙を有利に進める、いわゆる中央のあの抜打的解散を私はまねたのじやなかろうかと、こういうふうに思うのでございますが、それと申しますことも、一日前までは国体終了後辞任を声明いたしながら、一夜にして早期辞任に変つたことは、私は知事の信念のなさを情なく思うと同時に、この佐々木知事を誤まらしめましたところの自由クラブ議員団、すなわち自由党にも責任あると私は思うのでございます。辞表を提出されました今に至りましては、もちろん議会で議決されなくても三十日経てばこれは効力が発生するのでございまして、知事が辞任することをとめるわけには参らん、しかしながら今までの、この政治道徳の欠除したような薄弱な理由では議会としてこれは辞任を認めるわけには参らないのでございます。これが私が反対する理由でございます。(拍手) ○議長(今野貞亮君) 通告がありますので、次に四十一番斎藤国雄君。   〔四十一番斎藤国雄君登壇〕 ◆四十一番(斎藤国雄君) 私は、ただいま議題になりました知事の退職承認の問題につきまして賛成の意見を申し上げます。きわめてこの際率直簡明に申し上げたいと存じます。  佐々木知事は、昭和二十四年二月、全県民の圧倒的な輿望を担いまして、民選第二代目の知事として就任されて以来三年七ケ月、今だに県政に尽瘁され、その間治山治水対策につきまして、いわゆる選挙公約を着実に実施され、その事績はまことに見るべきものがあつたのであります。これはまことに人の利、ときの利を加えて知事の県政に対する誠意によるものでありまして、まことにその間敬服に値するものがあると思うのであります。さて知事の任期は来る来年の二月に終るのでありますが、その任期を待たず、この度退職の承認を求めました理由は、先日同僚議員各位の質疑に対しまして、その心境を率直に述べられました通りでありまして、われわれ自由クラブ議員団といたしましても、地方自治体においては、新年度の予算は新知事の手元で編成され、四月一日から支障なく実行されることを最も望ましい予算編成のあり方にあるという確信を抱いておつたのであります。従いまして明年二月が知事の改選期に当りますが、かかる換算編成の最中に二月に知事の選挙を施行するということは適当でない、従つて十月に行われる佐々木知事の大公約の一つである第七回国民体育大会を無事に始末した後において、適当な時期に知事が退職して、年内中に知事選挙を実施することは最も適当であつたのだと考えておりましたが、しかるに一年延期が確実であると見られていた教育委員の選挙が、急に十月五日に施行されることになつたので、先に申し上げましたように、年内中に知事の選挙が行われれば、ここに五ケ月の間に三度の選挙を施行することになり、選挙民に大いに迷惑をかけることになるし、経費の点からも教育委員選挙と同時にいたしますれば、たびたび言明ございましたように、約一千万の節約ができる。こういう点からして、この退職の時期においては、そこに一つの妥当性を見出すのであります。こういう点から、われわれ自由クラブ議員団といたしましては、議員団並びにその他の賛成議員の各位におきましても、現知事に退職を勧告いたし、大衆的見地に立つて、何人が次期の選挙において知事に選ばれるといたしましても、ここに勇断をもつてこの際辞任すべきであるという意思の申し傳えをいたしたのであります。このたび知事の退職の承認を求められましたことに対しまして、巷間の一部においては、あるいは先刻門間議員の御議論の中にもございましたように、党利党略であるとか、あるいは御都合主義であるといろいろの批判はないでもないようでございますけれども、決して私は党利党略のためでもなく、御都合主義でもなく、先刻申し上げました新予算の編成は、何人が新知事に選ばれましても、新らしい知事の手によつてこれを編成すべきであるという大原則に基いて、今年中に知事の改選をやることは、これは県政史上に立派な前例を残すことに相なると存じます。先日までに知事は、この議場において知事辞任の意志表示があり、お互いが十二分にこれに対する可否についての判断の時間を與えられておつたのでありまして、これはまつたく知事の民主的意図の現われでありまして、まことに妥当であると存じます。ここに最後に、つい先刻知事選挙に対する予算の、選挙費の予算が満場一致をもつてすでに可決せられてあるのであります。しかも、同時にまた、すでに野党の諸君は戦線を統一しある某候補者をすでに御用意があるということは、すでにここに至りまして、各位においても何らの反対の意思がないのである。これらの事実を立派に認めている証左であります。かかるが故に、ここに佐々木知事の退職承認につきましては、満腔の賛意を表するものであります。何とぞ諸君の御賛成を願います。   (拍手) ○議長(今野貞亮君) 討論を終ります。採決に入ります。起立の方法をもつて採決いたします。知事の本日退職することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(今野貞亮君) 起立多数、よつて本県議会は、知事佐々木家寿治君の本日をもつて退職することに対し同意することに決しました。  知事佐々木家寿治君より御挨拶があります。   〔知事佐々木家寿治君登壇〕 ◎知事(佐々木家寿治君) 三年九ケ月の間宮城県政を執行させていただきまして、光栄これにすぎるものはありません。なおその間議員諸君によつて種々御鞭撻または御賛同を得た件に対しましては、深く敬意を表し、厚く御礼を申し上げる次第であります。議員中にはもちろん、いわゆる野党的の存在で私に食い下られた人もあります。また攻撃をせられた人もあります。これはわれわれを刺戟し、鞭撻する上において、相当のお役に立つていただいたという私は観念をもつて接しておつたのであります。それについてこれがまつたく政治的に動くものでございましたならば、議場においてそういう言動をする人に対しては、何らかの政策にはぽんぽんとはねつけるのが当然でございましよう。私はそういうふうに受取つておらんのでございますから、そういう人々の箴言もよく入れたつもりであります。なお私のやりました仕事がまだ半ばにある、あるいはせつかくおいた予算もから予算に終るだろうという御心配もあつたようでございますが、決してそうではありません。前途に確実なる見通しをもつているのでございますから、後任者はこれを十分に執行し得ると深く信ずるものであります。私のやり来りました諸種の問題につきまして、党利党略ということをよく御批判になりましたけれども、私の心の中には党利党略というものは一つもございません。人事にいたしましても、私はしごく公平にやつたつもりでありますによつて、退職いたしましても私は安心して眠れると、一部解釋によつては私の行動を攻撃せられている人々も多数ございましようが、それは要するに意見の相違である。あるいはまた時の勢いであると、こういうふうに私は善意に解釋しているのであります。とかくこの議場において私に寄せられました御同情、御鞭撻に対し、深く敬意を表する次第であります。皆様方を通じて県民にこの旨を申し上げ退職の挨拶といたす次第であります。(拍手)     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △閉会 ○議長(今野貞亮君) 第四十一回宮城県議会はこれをもつて閉会いたします。   午後五時三十五分閉会