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昭和25年 12月 定例会(第29回)-12月14日−01号

宮城県議会 1950-12-14
昭和25年 12月 定例会(第29回)-12月14日−01号


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  1. 昭和25年 12月 定例会(第29回) − 12月14日−01号 昭和25年 12月 定例会(第29回) − 12月14日−01号 昭和25年 12月 定例会(第29回) 第二十九回宮城県議会(定例会)議事速記録                (第一号)  昭和二十五年十二月十四日(木)   午後二時十五分開議 議長                      椛沢敬之助君 副議長                     鮎貝盛益君 出席議員(四十九名)     第一番                 星 勇之助君     第二番                 鮎貝盛益君     第三番                 松尾啓三君     第四番                 石塚英馬君     第五番                 森 健次郎君     第六番                 木田豊吉君     第七番                 椛沢敬之助君     第八番                 小野寺勝一郎君     第九番                 阿部来太郎君     第十番                 今野貞亮君    第十一番                 清野源助君    第十三番                 阿部権治郎君    第十四番                 佐藤新助君    第十五番                 門間正寿君    第十六番                 那須豊治君    第十七番                 加藤武雄君    第十八番                 清水源太郎君    第十九番                 只木和六君    第二十番                 高橋友衛君   第二十一番                 佐藤民三郎君   第二十二番                 大平良治君   第二十三番                 加藤正義君   第二十四番                 高泉勝次君   第二十五番                 佐々木省三君   第二十六番                 斎藤国雄君   第二十七番                 千葉松三郎君   第二十八番                 粟野豊助君   第二十九番                 安倍春雄君    第三十番                 石垣義雄君   第三十一番                 亘理正彦君   第三十二番                 三春重雄君   第三十三番                 狩野 伝君   第三十四番                 平野 博君   第三十五番                 佐々木源左エ門君   第三十六番                 高橋大蔵君   第三十七番                 小野寺誠毅君   第三十八番                 若林豊平君   第三十九番                 千石正乃夫君    第四十番                 屋代文太郎君   第四十一番                 遠藤 要君   第四十二番                 浅野豊次郎君   第四十三番                 丹野亀一郎君   第四十四番                 荒井律二君   第四十五番                 斎藤荘次郎君   第四十六番                 菅原運治郎君   第四十七番                 百井英一君   第四十八番                 全先清水君    第五十番                 千葉隆三郎君   第五十一番                 松尾力治君 欠席議員(一名)   第四十九番                 須田欣衛君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 執行機関よりの出席者  知事                     佐々木家寿治君  副知事                    崎田義雄君  企画審議室主査        (事務吏員)  直江丙午郎君  総務部長           (同)     塩谷末吉君  民生部長           (同)     荘司庄九郎君    次長           (同)     星 龍治君  経済部長           (同)     山尾三千雄君    次長           (同)     杉山倬文君  土木部長           (技術吏員)  照井隆三郎君    次長           (事務吏員)  嶺岸與四郎君  衛生部長           (技術吏員)  泉田 寔君  農地部長           (同)     安部義正君  商工部長           (事務吏員)  坂本 晃君  水産部長           (技術吏員)  小林世紀君  労働部長           (事務吏員)  西宗 直君    次長           (同)     長沼 進君  林務部長           (技術吏員)  三浦忠夫君    次長           (同)     吉田潤彌君  渉外事務局長         (事務吏員)  河野達一君  出納局長出納長                岡信侠助君  出納次長副出納長               佐藤令一君  地方労働委員会事務局長    (事務吏員)  富田廣四君  陸運事務所長         (地方事務官) 山田季郎君  秘書課長           (事務吏員)  佐々木四一郎君  弘報課長           (同)     秋山徳郎君 総務部  文書課長           (事務吏員)  村瀬和廣君  人事課長           (同)     新澤亀壽君  庶務課長           (同)     石川一郎君  税務課長           (同)     及川角壽君  地方第一課長         (同)     山下 稔君  地方第二課長         (同)     木村要蔵君  用度課長           (同)     阿部末吉君  調査課長           (技術吏員)  早川淳一君 民生部  社会課長           (事務吏員)  高橋 授君  保護課長           (事務取扱)  星 龍治君
     児童課長           (事務吏員)  西村千代子君  保険課長           (地方事務官) 藤島眞平君  世話課長           (事務吏員)  鈴木 忠君 経済部  農政課長           (事務吏員)  大泉吉郎君  農務課長           (同)     伊達安雄君  特産課長           (同)(兼)  杉山倬文君  農業改良課長         (技術吏員)  志賀政敏君  畜産課長           (事務吏員)  嶺岸長五郎君  蚕糸課長           (技術吏員)  山本友之丞君  農林資材課長         (同)     山本左太雄君 土木部  監理課長(兼)        (事務吏員)  嶺岸與四郎君  計画課長           (技術吏員)  内田 襄君  道路課長           (同)     北村正之君  河港課長           (同)     内藤録郎君  砂防課長           (同)     米村新之助君  住宅課長           (同)     伊藤一男君  建築課長           (事務吏員)  渡邊秀雄君 衛生部  医務課長           (事務吏員)  石川慶三郎君  公衆衛生課長         (技術吏員)  伊吹皎三君  予防課長           (同)     藤田靜夫君  薬務課長           (同)     五十嵐吉久君 農地部  農地課長           (事務吏員)  氏家時忠君  耕地課長           (技術吏員)  小野啓介君  開拓課長           (事務吏員)  山田 巖君 商工部  企業課長           (事務吏員)  宍戸長藏君  商政課長           (同)     菊地 夙君  通商観光課長         (同)     津田藤雄君  商工資材課長         (同)     嘉規英治郎君 水産部  漁政課長           (同)     二瓶 保君  水産課長           (技術吏員)  小貫道也君  施設課長           (同)     成澤淳一君 労働部  労政課長(兼)        (事務吏員)  長沼 進君  職業安定課長         (地方事務官) 佐治秀松君  失業保険徴収課長       (同)     山田武夫君 林務部  林政課長(兼)        (技術吏員)  吉田潤彌君  治山課長           (同)     齋藤良次君  施業課長           (同)     石川a記君 渉外事務局  第一課長           (事務吏員)  内海幸悦君  第二課長           (同)     早坂四郎君  庶務課            (同)     小西 要君 出納局  第一課長           (事務取扱)  佐藤令一君  第二課長           (事務吏員)  高橋彦治君 地方労働委員会事務局  総務課長           (同)     渡邊文兵衛君  調整課長           (同)     大泉富太郎君  審査課長           (事務取扱)  富田廣四君 陸運事務所  総務課長           (地方事務官) 江淵 衡君  輸送課長           (同)     中館英郎君  整備課長           (地方技官)  中鉢 忍君  燃料課長           (地方事務官) 針生幸太郎君 宮城県教育委員会  委員長                    金山龍重君  教育長                    三沢房太郎君 宮城県教育委員会事務局  秘書室長兼調査課長              菊地 清君  総務課長                   曽根敏雄君  学務課長                   宇野量介君  指導課長                   江渡丈夫君  社会教育課長                 安達新平君  保健体育課長                 常松 喬君 宮城県公安委員会  委員長                    堀田 榮君  委員                     上西寛一君  同                      木村 誠君 国警宮城県警察隊長               沼田喜三雄君  同 総務部長                 片倉卯平君  同 警務部長                 今野耿助君 宮城県監査委員                 和泉豊治君  同 監査書記長                庄司 靜君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     議事日程 一、開議宣言 一、会議録署名員選挙 一、会期決定 一、諸報告 一、議第百五十四号議案ないし議第百六十八号議案上程 一、知事出席 一、知事提案理由説明 一、請願陳情等報告 一、散会動議 一、散会     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △開議宣言 ○議長(椛沢敬之助君) ここに第二十九回宮城県議会が成立いたしました。  出席議員半数以上であります。  ただいまより会議を開きます。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △会議録署名員選挙 ○議長(椛沢敬之助君) 会議録署名員を三名といたし、本会期中議長において指名することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椛沢敬之助君) 御異議ないと認めまして本日の会議録署名員を指名いたします。三十番、三十一番、三十二番の御三君に願います。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △会期決定 ○議長(椛沢敬之助君) 本定例会会期を七日間とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椛沢敬之助君) 御異議ないと認めまして右様に決定をいたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △諸報告 ○議長(椛沢敬之助君) この際御報告を申し上げます。施設課長成澤淳一君より本日から十六日まで三日間、開拓課長山田巖君より本日から十五日まで二日間、道路課長北村正之君より本日一日間、計画課長内田襄君より本日一日間、民生部次長星龍治君より本日から十六日まで三日間、それぞれ公務出張のため欠席する旨の届出がありました。  次に地方自治法第百二十一條の規定により議場に出席するものについて知事、公安委員会教育委員会監査委員に照会をいたしておりましたところ、あらかじめその通知がありますのでお手元に配付の通りであります。御了承を願います。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議案上程 ○議長(椛沢敬之助君) 次にお諮りいたします。知事提案にかかる議第百五十四号議案ないし議第百六十八号議案を本日の日程とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椛沢敬之助君) 御異議ないと認めまして右各号議案を本日の日程といたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △知事出席 ○議長(椛沢敬之助君) この際知事の出席を求めます。   〔知事以下各参與員出席〕     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △知事提案理由説明 ○議長(椛沢敬之助君) 知事提案によります各号議案の提案理由の説明を求めます。番外。   〔番外知事佐々木家寿治君登壇〕 ◎番外[知事](佐々木家寿治君) 本日ここに第二十九回宮城県議会が開会され、予算案を初め各議案御審議を煩わすにあたり、その提案理由及び内容の大略を御説明申し上げ、議員各位の御協力を仰ぎたいと思うのであります。   〔議長退席、副議長着席〕  今回提出した予算案は、十月予算の成立後における情勢の推移により、必要やむを得ないと認められる義務的経費を中心として計上し、その事業の執行に支障のないよう措置したのでありまして、逼迫した県財政の制約のもとにおいて、できる限りの補正を加えた追加予算ということができるのであります。すなわち純追加総額およそ六千九百十余万円中、そのおもなるものとしては、まず第一に総額の四二%を占める社会及び労働施設費二千九百四十余万円でありますが、その内容は第七回国民体育大会誘致運動を強力に推進させる一助として、今回蹴球場建設第一期工事に着手するようにいたしたいと思うのでありまして、これに要する本年度経費三百八十余万円、引揚者収容施設費九百八十余万円、引揚者住宅設置費六百余万円、児童福祉施設設置費六百十余万円等国庫補助の確定によつて計上することとしたもの二千三百三十余万円、その他事業執行のため必要欠くべからざる事務的経費のみを計上することとしたのであります。  次に保健衛生費は千四百四十余万円でありまして、そのおもなるものとして、保健所の充実をはかる経費百十余万円、傳染病予防費の市町村補助として七百五十余万円廣瀬村にある旧日本医療団所有にかかる奨健寮購入に要する経費三百五十万円、その他衛生行政執行上必要なる経費がおもなるものであります。  次に産業経済費においてそのおもなるものをあげれば、病害虫防除費四百万円、農地等対価徴収事務取扱費百三十余万円、開墾事業費五百三十余万円、小規模灌漑排水事業費百四十万円、災害水産施設費二百四十余万円、その他事業執行上必要欠くべからざる経費を計上することとしたほか、特に水害により収穫皆無地帯における種籾確保に要する経費の補助として五百余万円、主要食糧供出対策費として百五十余万円、合計二千三百余万円でありますが、国庫補助金減額に伴う水害林道復旧費の更正減額千九百余万円、農地関係土地売渡費の更正減額百七十余万円を差引き二千三百余万円をそれぞれ計上いたし、農業政策上遺憾のないよう期したのであります。  次に土木費は七百余万円でありますが、そのおもなるものとしては道路橋梁費三百九十余万円、重要幹線街路事業費二百五十万円を計上して都市の整備を期したいと考えているのであります。  以上のほか法令の規定によりあるいは県の事業執行上当然支出しなければならない所要経費を計上することとしたのでありまして、その総計において六千九百十余万円となるのでありますが、その財源の一部としては、さきに計上した前年度歳入繰上充用金中、決算の結果生じた繰上不用額二千七百十余万円と、昭和二十三年度及び昭和二十四年度において融通された大蔵省預金部地方資金の利率引下げに伴う利子の不用額千二百二十余万円、農村金融対策資金貸付回収による利子不用額百四十余万円をそれぞれ歳出より減額することといたしましたので、差引今回追加計上いたします予算総額は二千九百七十余万円に減ずることとなつたのであります。  なお予算案のほか地方自治制度の実質的内容を拡充し、将来いよいよその責務の増大することの予想される地方公共団体財政力を強化し、その行政の能率化をはかるため、今般志田郡荒雄村、志田村及び栗原郡宮澤村を廃してその区域を古川町に編入し、同町を古川市とする関係議案のほか、予算案に伴い関係議案の提出は十ケ件となるのでありますが、その内容は主として法令の改廃または予算の提出に伴う事務的改正であるということができるのであります。また年末手当支給に伴う追加予算は、計数整理遅延のため本日提出の運びとはならなかつたのでありますが、今会期中なるべくすみやかに提出したいと考えておるのでありまして、この点御了承を願つておきたいと思うのであります。  どうか十分御審議の上可決されるよう切望する次第であります。(拍手) ○副議長(鮎貝盛益君) ただいま上程されました議第百六十六号議案古川町の市制施行につきまして議員より発言の通告がありますのでお許しをいたします。七番。   〔七番椛沢敬之助君登壇〕 ◆七番(椛沢敬之助君) ただいま知事より提案になりました議第百六十六号議案、すなわち町村を廃合して町を市とすることについての議案につきまして、地元の出身関係でございますので、私より特に本案に対する賛成の意見を申し上げ、賢明なる同僚諸君の御賛成をちようだいいたしたいと思うのでございます。知事のただいまの提案理由のなかに織り込まれておりました、すなわちこの問題につきましては、わが宮城県におきましては、ただいま第四位の人員をもちまして市が誕生するのでありまして百六十万県民のひとしく慶祝にたえないところと存ずるのでございます。従いまして今回戸数五千四百七十四戸をもつて市の形態を整え、人口三万千四百二十五人をもつてその構成人員となるのであります。すなわち事務的、法律的にまことに適したものでありまして、これらに対しては私どもの何ら問題とすべきものはないと思うのでございます。承りまするところによりますればやがて近く第二次参加といたして遠田郡富永村、栗原郡長岡村、玉造郡東大崎、この三村が合併をいたして来ると思うのでありまして、かくしてこの実現を見、御決議が本議場を通して相成りますれば、人口四万三千三百十六名、しかも地域は私どもが考えておつたよりも廓然といたしております。五キロ以内の新しい市ができる、こういうことになると存ずるのでございます。仙北における穀倉地帯でありまするわが大崎耕土の問題は今さら喋々申し上げるまでもございません。いわゆる本石米百万石の産地の中心を握つておりまする大崎耕土の真中でありますわが古川町が市と相成りますれば、すなわち宮城県の食糧政策の上におきましても、あるいは産業経済の面におきましても、文化の向上線の施設の促進につきましても見るべきものが非常に多いと存ずるのでございます。すなわち仙北を一円といたし、その中心の鍵を握るべき文化経済、政治の新市街ができますることは、私どもの多年の要望であつたのでありまして、この問題が先に申し上げました通り、各位の御賛同、御了承によつて御決議願いまするならば、すなわち第四番目の市といたしてわが宮城県に寄與するところきわめて甚大であろうと考えるのでございます。  何とぞこれらの点、すでに御了承のことと存じまするが、御審議のなかに深くお加えをいただきまして、即決可決をもつて御決定あらんことを地元町民といたしお願いをし、本案に対して宮城県議会の議員といたして満腔の誠意を披瀝いたして賛意を表する次第でございます。(拍手) ○副議長(鮎貝盛益君) 次にお許しをいたします。二十六番。   〔二十六番斎藤国雄君登壇〕 ◆二十六番(斎藤国雄君) ただいま上程になりました議第百六十六号議案、すなわち古川市制施行に関する件につきまして、本員も賛成の意見を申し述べたいと存じます、先刻知事より提案理由の御説明がありましたように、古川町におきましては、かねてから隣村六ケ村と合併し、市制を施行いたしたいという点から、長年の輿論でありましたその問題について各町村が自発的に先進都市施設、あるいは財政その他各方面の研究をこの度尽されまして、最も民主的に、しかも円滑なる協調のもとに、住民の総意によつてこの手続措置がなされたのでありまして、地方自治法の立法精神から申しましてもまことに相応しい、特にシヤウプ勧告によつて税制の改革により地方財政の確立が叫ばれて、自治体におけるところの適性規模の問題があまねく天下の要請になつて参つたのであります。この線に沿うて県下各地に現在起りつつあるところの情勢に対し拍車をかけるものとして慶祝にたえない次第であります。由来古川町はいわゆる大崎耕土の中核としての都市であり、文化、交通、経済はもちろん、地方政治の中心であつたことはとくに皆さんの御承知の通りでございまして、最近とくに都市計画施行に伴いまして面目が一新され、発展の一途を辿りつつある次第でございまして、この点各位のひとしく御認識あるところでございまして、第一次合併によりましてこの度提案されました新地域は四七キロ五分、また仄聞するところによりますと、近々にさらにまた新たに三ケ村を合併いたしまして八三・六平方キロ、人口において四万五千二百二十二人という県下における大都市がここにやがて近く誕生されると思うのであります。これに晝間人口を加えると、まさに七万人でございまして、県下の大都市となることと存じます。先進の石巻、塩釜両都市港湾都市としての性格を今日まで発揮して参りましたが、これと相並んで、この新しく生れる古川市は商工ないしは農村農業生産都市の性格をもちまして今後生成発展されることと存じます。特にこの際に地元の議員の一人といたしまして、旧来の古川町がまさに商工都市であつたのでございますが、ここに新しくやがて合併せられるであろうところの六ケ村を含めますと、そこに農耕地におきまして、私どもの計算では五千五百余町歩に亘る耕地を控え、そのいずれもの町村の主体性は農村の性格をもつているという点であります。この点につきましてははなはだ老婆心ではございますが、今後の発展は従来の都市計画の面からのみならず、さらに今回施行されました国土開発法によりましてこの発展が期せらるべきものと存ずるのであります。この点いわゆる田園都市として今後ますます発展を希うものの一人であります。聞くところによりますと、全国の第二百五十二番目の市と伺いましたが、このことはやがて生れるであろう四万五千の新市民の方々はもちろんのこと、われわれ百六十万県民の一人としてまことに慶祝にたえない次第であります。これを要約いたしますれば、要するにこの市政施行にあたりましては、最も民主的に住民の総意に沿うものであり、かつまた法令の要件からいたしましても適切妥当なものであり、また地方自治の強化の問題から申しましてもまことに喜ばしい今回の措置であると存じますので、満腔の賛意を表するものであります。何とぞ各位におかれましても満堂の御賛成を得まして、この新しく生れる古川市の前途を御祝福を願いたいと存じます。  以上簡単ながら賛成の意を申し上げる次第であります。 ○副議長(鮎貝盛益君) 次に三十二番にお許しいたします。   〔三十二番三春重雄君登壇〕 ◆三十二番(三春重雄君) 私は上程されました志田郡荒雄村、同郡志田村及び栗原郡宮澤村を廃して、志田郡古川町に編入し、これを市とすることについての要件に関する提出議案に対して賛成を申し上げ、その理由を申し上げたいのであります。  志田郡古川町は大崎地方における文化、経済の中心地であり、早くより都市としての形態は各位のすでに御承知の通りであります。終戦後新憲法のもと、地方自治の確立が保障され、地方自治制度の根本的改革と、またシヤウプ博士のわが国自治制度の改変に対する勧告等により地方自治の自主と自律との建前から、市町村の合併による自治体の強化が要請されて参つたのでありますが、古川町はこれに呼応して隣村に呼びかけつつあつたのであります。と同時に熱烈なる合併要望の声が高まり、市制を施行する機運が釀成されまして、ここに荒雄村、宮澤村、志田村の三ケ村が合併して古川市の誕生をみるに至りましたことは、地方自治の発展伸張のため、はたまた本県自治行政のためまことに慶祝にたえないところであります。この合併市制施行という難事は容易の業ではないのでありまして、しかも利害相反する関係村がともに利益のみにこだわらず、真に理解をもつてこの合併が話題となりました本年当初より終始協調的に話合いが進められ、多少の紆余曲折はあつても、これを大乗的に解決されて、大古川市の実現をみるに努力せられました関係町村長はもちろん、その衝に当られました各位に対しまして深甚なる敬意を表する次第であります。  古川市は今や振興都市として発足するにあたつて、近代都市建設を構想とし、しかも市内の交通、水道その他文化施設の拡充、完備をみた曉は、大崎地方隨一の都市として、その発展を期してまつべきものがあること想像にかたくないのでありまして本員は全幅の賛意を表するとともに、すみやかに本案の可決せられんことを期待するものであります。何とぞ全議員各位の御賛同を賜わりたいことを特にお願い申し上げまして、賛成の理由を申し上げる次第でございます。 ◆二十二番(大平良治君) ただいま上程されました議第百六十六号議案ないし議第百六十八号議案、すなわち古川市制施行並びにこれに附帯する議案につきましては、しごく適当と認められまするので、常任委員会の審査を省略してただちに可決確定議とせられんことの動議を提出いたします。何とぞ満堂の拍手をもつて御賛同を願います。   〔拍手起る〕 ○副議長(鮎貝盛益君) 二十二番の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(鮎貝盛益君) 御異議ないと認めまして議第百六十六号議案ないし議第百六十八号議案を可決確定議といたします。  暫時休憩いたします。   午後二時四十三分休憩     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   午後三時五十六分開議 ○議長(椛沢敬之助君) 休憩前に引続き会議を開きます。  ただいま上程中の議第百五十四号議案ないし議第百六十五号議案につきましては、その所管に属する各常任委員会に審査を付託いたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △請願陳情等報告(二十八ケ件) ○議長(椛沢敬之助君) 陳情請願等二十八ケ件が提出されてあります。お手元に配付の通りでありますので件名の朗読を省略いたします。 一、遺族援護に関する請願 二、花山村小田地区元のダム建設の陳情 三、県営の更生及び生業資金貸付方の陳情 四、登米郡下に県費にて社会福祉施設を急設せられたき請願 五、農業教育振興方策に関する陳情 六、七北田村薄ケ澤堰用水路改修に関する請願 七、仙台鉄道復興に関する陳情 八、鹿折村字濱地先埋立地に岸壁工事並びに臨港線敷設に関する請願 九、塩釜市東部地区保育所設置促進の請願 一〇、本吉郡大島村(中央道路)を県道に認定されたき請願 一一、社会福祉事業費増額に関する陳情 一二、宮城県水産高等学校々舎増築に関する請願 一三、木材強制検査を廃止されたき請願 一四、北上川総合開発計画に内水面漁業振興策樹立方の請願 一五、気仙沼労政事務所建築に関する請願 一六、児童保護の為福祉施設拡充に県費助成方の請願 一七、学校職員の年末手当支給に関する請願 一八、消防指導専任職員設置についての請願 一九、伊具郡藤尾村外三ケ村土地改良(灌漑排水)事業に助成されたき請願 二〇、瀬峰川準用河川編入並びに同堤防を県提に移管されたき請願 二一、県において種牡馬を購入し主要生産地に配置されたき請願 二二、江合川改修に伴う廃提敷地を失地犠牲者に払下げられたき請願 二三、桃生郡橋浦村女川大沼改良工事に関する請願 二四、桃生郡橋浦村、本吉郡横山村間林道開発に関する請願 二五、県営土地改良事業條例の即時施行方と過年度負担金延納についての請願 二六、蔵王観光道路整備方に関する請願 二七、台ノ原引揚住宅地区に託児所設置方の請願 二八、宮城県家畜貸付規則中一部改正その他に関する請願 ○議長(椛沢敬之助君) ただいま報告いたしました請願陳情等につきましては、それぞれその所管に属する各常任委員会に審査を付託いたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △散会動議 ◆三十九番(千石正乃夫君) ただいま上程中の各号議案につきましては、明十五日は議案審査のため本会議を休会とし来る十二月十六日に継続上程することといたし、本日はこれをもつて散会せられんことの動議を提出いたします。何とぞ御賛成を願います。   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(椛沢敬之助君) 三十九番の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △散会 ○議長(椛沢敬之助君) 御異議ないと認めまして、上程中の各号議案につきましては明十五日は議案審査のため本会議を休会といたし、来る十二月十六日に継続上程することとし、本日はこれをもつて散会いたします。   午後三時五十八分散会