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第30回定例会 平成22年12月(第1号11月30日)

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    第30回定例会 平成22年12月(第1号11月30日)


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    第30回定例会 平成22年12月(第1号11月30日)   第30回一関市議会定例会議事日程 第1号 平成22年11月30日 午前10時 開議 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会期の決定 日程第3  請願の委員会付託について 日程第4  請願第7号  私学教育を充実・発展させるための請願【教育民生常任委員              長報告】 日程第5  報告第15号  専決処分の報告について 日程第6  議案第94号  一関市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する              条例の制定について 日程第7  議案第95号  一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条              例の制定について 日程第8  議案第96号  平成22年度一関市一般会計補正予算(第7号) 日程第9  議案第97号  平成22年度一関市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第10  議案第98号  平成22年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第11  議案第99号  平成22年度一関市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第12  発議第15号  一関市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正す
                 る条例の制定について 日程第13  議案第100号  一関市テレビ放送中継施設条例の制定について 日程第14  議案第101号  一関市テレビ放送中継施設整備事業分担金徴収条例の制定に              ついて 日程第15  議案第102号  一関市移動通信用鉄塔施設条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第16  議案第103号  一関市医師修学資金貸付条例の制定について 日程第17  議案第104号  一関市総合保養センター条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第18  議案第105号  一関市研究開発プラザ条例の一部を改正する条例の制定につ              いて 日程第19  議案第106号  一関市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改              正する条例の制定について 日程第20  議案第107号  一関市役所支所及び出張所設置条例及び一関市公民館条例の              一部を改正する条例の制定について 日程第21  議案第108号  一関市図書館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第22  議案第109号  平成22年度一関市一般会計補正予算(第8号) 日程第23  議案第110号  一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合について 日程第24  議案第111号  一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う財産処分に関す              る協議について 日程第25  議案第112号  一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う経過措置に関す              る協議について 日程第26  議案第113号  一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う地域自治区の設              置に関する協議について 日程第27  議案第114号  一関市・藤沢町合併協議会の廃止に関する協議について 日程第28  議案第115号  平成22年度一関市一般会計補正予算(第9号) 日程第29  議案第116号  財産の無償貸付について 日程第30  議案第117号  財産の取得について 日程第31  議案第118号  和解及び損害賠償の額を定めることについて 日程第32  議案第119号  和解及び損害賠償の額を定めることについて 日程第33  議案第120号  指定管理者の指定について 日程第34  議案第121号  指定管理者の指定について 日程第35  議案第122号  指定管理者の指定について 日程第36  議案第123号  指定管理者の指定について 日程第37  議案第124号  字の区域の変更について 本日の会議に付した事件   議事日程第1号に同じ 出 席 議 員(32名)  1番  那 須 茂一郎 君     2番  及 川 忠 之 君  3番  岩 渕   優 君     4番  熊 谷   裕 君  5番  金 野 盛 志 君     6番  神 ア 浩 之 君  7番  槻 山   驕@君     8番  勝 浦 伸 行 君  9番  千 田 恭 平 君    10番  岡 田 もとみ 君 11番  藤 野 秋 男 君    12番  菊 地 善 孝 君 13番  岩 渕 善 朗 君    14番  及 川 文 彦 君 15番  菅 原   巧 君    16番  佐々木 賢 治 君 17番  佐々木 清 志 君    18番  岩 渕 一 司 君 19番  阿 部 孝 志 君    20番  佐 藤 雅 子 君 21番  千 葉   満 君    22番  小 山 雄 幸 君 23番  石 山   健 君    24番  大 野   恒 君 26番  海 野 正 之 君    27番  千 葉 幸 男 君 29番  木 村   實 君    30番  千 葉 大 作 君 31番  尾 形 善 美 君    32番  佐 山 昭 助 君 33番  牧 野 茂太郎 君    34番  菅 原 啓 祐 君 欠 席 議 員(2名) 25番  武 田 ユキ子 君    28番  佐 藤 弘 征 君 職務のため出席した事務局員 事務局長  菊 地 敬 喜     事務局次長  金 野 和 彦 議事係長  八重樫 裕 之 説明のため出席した者   市    長    勝 部   修 君   副  市  長  田 代 善 久 君   企画振興部長    村 上 和 広 君   総 務 部 長  下 村   透 君   市民環境部長    鈴 木 悦 朗 君   保健福祉部長   齋 藤 昭 彦 君   商工労働部長    小野寺 良 信 君   農 林 部 長  千 葉   孝 君   建 設 部 長   一 戸 欣 也 君   上下水道部長併任水道部長                                  阿 部 照 義 君   花泉支所長     鈴 木 武 治 君   大東支所長    千 田 良 一 君   千厩支所長     宍 戸 久 夫 君   東山支所長    佐 藤 喜一郎 君   室根支所長     佐 藤 好 彦 君   川崎支所長    土 方 和 行 君   会計管理者     鈴 木 道 明 君   消防本部消防長  千 葉   敏 君   企画振興部次長   佐 藤 善 仁 君   総務部次長    清 水 高 司 君   教育委員長     鈴 木   功 君   教  育  長  藤 堂 驕@則 君   教 育 部 長   小野寺 正 英 君   監 査 委 員  小野寺 興 輝 君   監査委員事務局長  阿 部 和 子 君   農業委員会会長  千 葉 哲 男 君   農業委員会事務局長 小 山 宗 雄 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻 午前10時 会議の議事 ○議長(菅原啓祐君) ただいまの出席議員は32名です。  平成22年11月22日、一関市告示第224号をもって招集の、第30回一関市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  この際、諸般のご報告を申し上げます。  佐藤弘征君、武田ユキ子君から本日の会議に欠席の旨、届け出がありました。  受理した案件は、市長提案32件、議員発議1件、請願2件です。  次に、前定例会において教育民生常任委員会に対し審査を付託しました請願1件の審査終了報告書を受理しました。  次に、岩渕一司君ほか17名の諸君より一般質問の通告があり、市長、教育委員会委員長に回付しました。  次に、小野寺監査委員ほか2名から提出の監査報告書5件を受理しましたが、印刷物によりお手元に配付していますので、これによりご了承願います。  次に、前議会において議員派遣の決定をし、実施したものを、議員派遣報告書としてお手元に配付していますので、これによりご了承願います。  次に、先の定例会以降、議長として活動しました主要事項については、印刷物によりお手元に配付していますので、これによりご了承願います。  次に、岩手南農業協同組合代表理事組合長、佐藤憲一氏ほか1名より、TPP交渉に関する陳情を受理しましたが、その写しをお手元に配付しておりますので、これによりご了承願います。
     本日の会議には、市長、教育委員会委員長監査委員農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。  市長より人事紹介の申し出がありますので、これを許します。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) この機会に人事の紹介を申し上げます。  第29回市議会定例会におきましてご同意を賜りました教育委員会の委員につきまして、10月29日付で任命いたしましたのでご紹介申し上げます。  内田正好さんであります。 (教育委員会委員、あいさつ)  以上で人事の紹介を終わります。 ○議長(菅原啓祐君) 以上で人事紹介を終わります。 ○議長(菅原啓祐君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号により進めます。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、その数を3名とし、会議規則第81条の規定により、議長において、     9番 千 田 恭 平 君     24番 大 野   恒 君     25番 武 田 ユキ子 君 を指名します。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第2、会期の決定を議題とし、お諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月10日までの11日間としたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって会期は、本日から12月10日までの11日間と決定しました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第3、請願の委員会付託についてを議題とします。  本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表記載のとおりです。  朗読を省略し、所管の教育民生常任委員会に付託します。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第4、請願第7号、私学教育を充実・発展させるための請願を議題とし、教育民生常任委員長の報告を求めます。  阿部教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(阿部孝志君) 請願審査終了報告をいたします。  去る9月24日、第29回一関市議会定例会において、教育民生常任委員会に付託された請願の審査が終了したので報告します。  付託された請願は、請願第7号、私学教育を充実・発展させるための請願です。  これが審査のため、10月19日に委員会を開催し、紹介議員及び教育委員会より説明を受けた後、当該請願について審査を行いました。  審査に係る質疑の内容については、先に配付の委員会記録のとおりです。  審査の際には、現在の9,900円の支給金だけでは公立無償化と格差がありすぎることから、この請願は妥当である等の意見がありました。  次に、審査の結果でありますが、採決の結果、請願第7号は、満場で採択すべきものと決しました。  以上のとおり報告いたします。 ○議長(菅原啓祐君) 報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  委員長報告は採択すべきものと決した旨の報告です。  報告のとおり決することに賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、請願第7号は、採択することに決定しました。  直ちに、市長、教育委員会委員長へ送付の手続きを取り運びます。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第5、報告第15号、専決処分の報告についてを議題とします。  直ちに報告を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 報告第15号、専決処分の報告について申し上げます。  本件は、消防団員が公務中に起こした物損事故に関し、損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので報告するものであります。  なお、消防長から補足説明させます。 ○議長(菅原啓祐君) 千葉消防長。 ○消防本部消防長(千葉敏君) 報告第15号、専決処分について、補足説明を申し上げます。  専決処分書をお開き願います。  まず、3の事故の概要についてでありますが、本年8月22日午前8時30分ごろ、花泉地域消防団員が水利点検を兼ねて涌津及び油島地内の河川水門点検の打ち合わせを行うため、花泉町涌津字五輪堂地内の岩手県が管理する国道342号のバイパス工事現場消防車両(積載車)を駐車した際、サイドブレーキを引いていなかったために、消防自動車が後方に動き出し、道路から約2メートル下に落下し、道路のり面を破損させる損害を与えたものであります。  損害の額は、道路のり面復旧工事費9万300円であり、その過失割合は市が100%であります。  相手方は2に記載のとおりでございます。  市は、岩手県の指示により、道路のり面復旧工事を実施したものであります。  なお、復旧工事に要した額は、全国市有物件災害共済会の保険により補てんされるものであります。  事故の原因につきましては、運転していた消防団員が車両を駐車する際にサイドブレーキを引いていなかったこと及び車輪止めを使用していなかったことであります。  当該消防団員には、安全運転はもちろんでありますが、駐車する際にはサイドブレーキ及び車輪止めの使用を徹底するよう注意したところであります。  また、消防団長消防団幹部会議において、安全運転の指導徹底について周知を図ったところであり、さらに各地域本部長には、消防団車両の事故防止について団員へ周知するように文書通知を行ったところであります。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  以上で報告を終わります。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第6、議案第94号、一関市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてから、日程第11、議案第99号、平成22年度一関市水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上6件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第94号、一関市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について及び議案第95号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  議案第94号は、人事院が勧告した国家公務員給与改定に準じて給料表の改定を行うとともに、期末手当及び勤勉手当支給割合引き下げるため所要の改正をしようとするものであり、議案第95号は、市長及び副市長の期末手当支給割合を、年間で3.1カ月から2.95カ月に0.15月分の引き下げを行おうとするものであります。  なお、企画振興部長から補足説明させます。  次に、議案第96号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第7号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、市長、副市長並びに一般職の職員の給与改定等に伴う所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は1,586万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を617億3,356万4,000円といたしました。  3ページをお開き願います。  目的別補正額は第1表のとおりで、議会費66万9,000円、民生費2,108万4,000円、労働費486万7,000円、土木費1,752万9,000円、消防費1,414万2,000円、教育費3,427万3,000円、災害復旧費8万4,000円を減額し、総務費2,004万2,000円、衛生費2,729万2,000円、農林水産業費927万3,000円、商工費2,017万5,000円を増額いたしました。  また、2ページとなりますが、歳入につきましては、繰入金1,586万6,000円を減額いたしました。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、7ページをお開き願います。  議案第97号、平成22年度一関市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、一般職の職員の給与改定等に伴う所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は、422万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を22億1,846万3,000円といたしました。  次に、9ページをお開き願います。  議案第98号、平成22年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、一般職の職員の給与改定等に伴う所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は、248万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を36億2,081万8,000円といたしました。  次に、議案第99号、平成22年度一関市水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、企業職員給与改定等に伴う所要の補正をしようとするものであります。  収益的支出につきましては、営業費用で506万円を減額し、水道事業費用を18億1,985万8,000円といたしました。
     また、資本的支出につきましては、建設改良費で79万2,000円を増額し、資本的支出を15億4,123万9,000円といたしました。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。 ○企画振興部長(村上和広君) それでは、議案第94号、一関市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  議案参考資料のナンバー1をごらん願います。  一関市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の改正概要について記載しているものでございます。  この条例では、3つの条例の改正を行おうとするものでございまして、第1条におきましては、一関市一般職の職員の給与に関する条例、第2条におきましては、一関市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第3条におきまして、第1条で改正した条例を施行日の異なる改正を行うために改正をしようとするものでございます。  初めに、2に記載しております一般職給与条例の一部改正の概要について、ご説明をいたします。  (1)の給料月額引き下げにつきましては、国家公務員の給料表の改定に準じまして、40歳代以上の中高齢層の職員が受ける給料表を平均0.1%引き下げをしようとするものでございます。  職員1,356人中、改定の対象となる職員は824人でございまして、その割合は60.8%となります。  (2)の期末手当及び勤勉手当引き下げにつきましては、国家公務員と同様に支給月数を0.2月分引き下げまして、年間4.15月から3.95月にしようとするものでございまして、これらの一部改正は本年12月1日から施行しようとするものでございます。  次に、3に記載しております一部改正条例の一部改正の概要につきましてでございますけれども、平成18年4月に施行されました一関市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の附則を改正するものでございます。  平成18年4月の給与構造改革に伴いまして、平均4.8%の給料表の引き下げを行った際の経過措置といたしまして、給与構造改革前の給料の額と引き下げ後の給料の額との差額、いわゆる保障給を支給する旨を規定したものでございまして、現在も488人が対象となっております。  保障給を受けている職員には、今回の一般職給与条例の給料表の引き下げの影響を受けないことから、他の職員との均衡を図るため、保障給の規定の一部改正を行いまして、0.41%、または0.17%の引き下げをしようとするものでございます。  なお、施行日は、平成22年12月1日とするものでございます。  次に、4に記載しております一般職給与条例の一部改正の概要についてでありますけれども、先ほど説明をいたしました引き下げ後の期末手当及び勤勉手当年間支給率3.95月の平成23年度以降の6月期と12月期の支給割合を整えようとするものでありまして、施行日は平成23年4月1日とするものでございます。  最後に、5に記載しております附則第2項関係でございますが、本年3月の持ち家に対する住居手当の廃止に伴いまして、一関市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の関連する用語の整理を行うものでございます。  以上、概要の説明を申し上げましたが、これらの改正に伴う影響額でございますけれども、全体で1億1,403万1,000円、職員1人当たりでは8万4,000円となっております。  それぞれ改正する条例の条項につきましては、括弧書きで記載しているとおりでございます。  参考資料ナンバー2につきましては、ただいま説明を申し上げました内容につきまして、新旧対照表として改正前、改正後を記載しておりますので、ごらんいただきたいと思います。  続きまして、議案第95号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  議案参考資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。  1に記載している表につきましては、本年12月に支給する市長・副市長の期末手当の支給率の改定でございます。  年間で3.1月から2.95月に0.15月分、4.8%の引き下げを行おうとするものでありまして、本年12月1日から施行することとしております。  なお、教育長につきましては、教育委員会教育長の給与に関する条例において準用することとされておりますことから、同様の改定となるものでございます。  次に、2に記載している表につきましては、ただいま説明をいたしました引き下げ後の期末手当年間支給率、2.95月の6月期と12月期の支給割合を整えようとするものでございます。  平成23年4月1日から施行するものでございます。  なお、参考として、国の特別職の概要を記載しておりますが、同様に引き下げを行うこととされております。  それぞれ改正する条例の条項につきましては、括弧書きで記載しているとおりでございます。  さらに、参考資料ナンバー2につきましては、ただいま説明した内容を新旧対照表で改正前、改正後、これらを記載してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  以上で補足説明を終わります。  どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(岩渕一司君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 議案第96号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第7号)について、補足説明を申し上げます。  予算書の13ページをお開き願います。  この13ページ以降、歳出の事項別明細書となりますが、今回の補正につきましては、給与改定等に伴う人件費の減額を行うものであり、総括的な説明とさせていただきます。  補正の内容でありますが、市長、副市長、教育長、その他一般職の職員の給与改定及び当初予算編成後の退職等による職員数の減並びに人事異動による科目間調整等により職員給与費等を補正するものであります。  また、特別会計で支弁する職員分にありましては、特別会計繰出金で調整しているところであります。  28ページをお開き願います。  給与費明細書でご説明いたしますが、1、特別職にありましては、市長及び副市長の期末手当支給割合引き下げによるもので、下段の比較欄となりますが、長等の給与費は26万9,000円の減額、共済費につきましては4万3,000円の減額となり、合計で31万2,000円の減額としたところであります。  29ページとなりますが、2、一般職の(1)総括の補正前と補正後の比較で申し上げますが、給料につきましては1,074万6,000円の減額、職員手当等につきましては7,566万8,000円の減額、共済費につきましては1,136万1,000円の減額となり、合計で9,777万5,000円の減額としたところであります。  30ページをお開き願います。  増減事由別内訳の制度改正に伴う増減分欄が給与費の減額のうち給与改定に伴う額となりますが、給料が103万8,000円の減額、職員手当等が8,907万7,000円の減額で、また、このページに記載ございませんが、これらに伴う共済費1,440万8,000円の減額を合わせ、合計1億452万3,000円の減額であります。  また、その他の増減分欄が職員数の減及び人事異動による科目間調整等に伴う額となりますが、給料が970万8,000円の減額、職員手当等が1,340万9,000円の増額で、これらに伴う共済費304万7,000円の増額を合わせて、合計674万8,000円の増額であります。  また、特別会計で支弁する職員給与費の人事異動による科目間調整等に伴い、簡易水道事業及び下水道事業特別会計への繰出金を合計で670万7,000円増額しております。  なお、給与改定に伴う一般職分の水道事業会計を含む全会計の減額の総額は、給料が727万9,000円、手当等が7,707万4,000円、共済費が1,098万3,000円で、合計9,533万6,000円となっております。  戻りまして、13ページとなりますが、2款1項7目財産管理費につきましては、今回の補正による人件費の減額分を財政調整基金に積み立てるものであります。  次に、歳入についてでありますが、12ページの18款2項基金繰入金につきましては、ただいまご説明いたしました人件費減額分の積み立てに際し、見かけ上の予算規模が増加することを避けるため、これまで予算で計上している財政調整基金繰入金を減額するものであります。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第94号、第95号、第96号、第97号、第98号、第99号、以上6件について、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、以上6件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第12、発議第15号、一関市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  30番、千葉大作君。 ○30番(千葉大作君) 発議第15号、一関市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、本年の人事院勧告により一般職の職員の期末・勤勉手当支給割合引き下げられたことから、議会議員の期末手当支給割合についても同様に引き下げるものとし、今回の12月の支給割合を100分の15について減額改正することとし、平成23年度以降については支給割合の100分の15の引き下げ分について、6月分で100分の5を、12月分で100分の10を振り分けて引き下げるため、所要の改正をしようとするものでございます。  議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 ○議長(菅原啓祐君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第15号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(菅原啓祐君) 起立満場。  よって、発議第15号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(菅原啓祐君) 日程第13、議案第100号、一関市テレビ放送中継施設条例の制定についてから、日程第32、議案第119号、和解及び損害賠償の額を定めることについてまで、以上20件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第100号、一関市テレビ放送中継施設条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、テレビ放送の難視聴地域の解消に資するため、テレビ放送中継施設を設置しようとするものであります。  なお、企画振興部長から補足説明させます。  次に、議案第101号、一関市テレビ放送中継施設整備事業分担金徴収条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、テレビ放送中継施設の整備に要する費用の一部に充てるため、一般放送事業者から徴収する分担金について定めようとするものであります。  なお、企画振興部長から補足説明させます。  次に、議案第102号、一関市移動通信用鉄塔施設条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、厳美町字上菅生沢地内ほか14カ所に携帯電話の移動通信用鉄塔施設を設置するため、所要の改正をしようとするものであります。  なお、企画振興部長から補足説明させます。  次に、議案第103号、一関市医師修学資金貸付条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、市が設置する医療機関等の医師の確保を図るため、医師修学資金の貸し付けについて定めようとするものであります。  なお、保健福祉部長から補足説明させます。  次に、議案第104号、一関市総合保養センター条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、休憩施設整備に伴い条例の題名の変更及び利用料金の限度額を改定するなど、所要の改正をしようとするものであります。
     なお、商工労働部長から補足説明させます。  次に、議案第105号、一関市研究開発プラザ条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、研究開発プラザの研究室4室増築に伴い、所要の改正をしようとするものであります。  なお、商工労働部長から補足説明させます。  次に、議案第106号、一関市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関東消防署を千厩町千厩字上駒場地内へ移転するため、所要の改正をしようとするものであります。  なお、消防長から補足説明させます。  次に、議案第107号、一関市役所支所及び出張所設置条例及び一関市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関市役所弥栄出張所及び弥栄公民館を旧弥栄中学校校舎へ移転するため、所要の改正をしようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  次に、議案第108号、一関市図書館条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、室根図書館を一関市役所室根支所内へ移転するため、所要の改正をしようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  次に、議案第109号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第8号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、生活保護費及び認知症高齢者グループホームにおけるスプリンクラー等の設置に対する補助金の増額など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は、7億2,605万円を追加し、歳入歳出予算の総額を624億5,961万4,000円といたしました。  3ページをお開き願います。  目的別補正額は第1表のとおりで、総務費5億9,234万2,000円、民生費9,431万6,000円、衛生費2,599万7,000円、土木費1,339万5,000円を増額いたしました。  これを賄う財源といたしまして、2ページとなりますが、地方交付税19億1,961万5,000円、使用料及び手数料12万2,000円、国庫支出金6,835万1,000円、県支出金2,326万9,000円を増額し、市債12億8,530万7,000円を減額いたしました。  4ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費につきましては、厳美渓線歩道設置事業など6事業について繰越明許しようとするものであります。  5ページの第3表、地方債補正につきましては、臨時財政対策債について限度額を補正しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、議案第110号、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合について、提案理由を申し上げます。  本案は、平成23年9月26日から藤沢町を廃し、その区域を一関市に編入することを岩手県知事に申請しようとするものであります。  なお、本議案を議決いただいた場合には、岩手県知事へ申請し、県議会での議決を経て知事が総務大臣へ届け出を行います。  総務大臣は、届け出を受理した後、告示を行い、その告示により合併の効力が生じるものであります。  次に、議案第111号、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について、提案理由を申し上げます。  本案は、藤沢町との合併に伴い、藤沢町の財産処分の協議に関し議決を求めるものであります。  議案の2ページ、別紙、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議書をお開き願います。  東磐井郡藤沢町の財産は、すべて一関市に帰属させるものであります。  次に、議案第112号、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う経過措置に関する協議について、提案理由を申し上げます。  本案は、藤沢町との合併に伴い、議会の議員の定数及び農業委員会の委員の任期の経過措置の協議に関し議決を求めるものであります。  議案の2ページ、別紙、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う経過措置に関する協議書をお開き願います。  議会の議員の定数につきましては、一関市の議会の議員の残任期間に相当する期間に限り、一関市の議会の議員の定数を増加し、藤沢町を区域とする定数3人の選挙区を設け、増員選挙を行うものであります。  また、藤沢町の農業委員会の選挙による委員の任期につきましては、一関市の農業委員会の委員の残任期間に限り、引き続き一関市の農業委員会の選挙による委員として在任するものであります。  次に、議案第113号、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関する協議について、提案理由を申し上げます。  本案は、藤沢町との合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律に基づく地域自治区を藤沢町の区域に設置することに関し議決を求めるものであります。  議案の2ページ、別紙、一関市及び東磐井郡藤沢町の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関する協議書をお開き願います。  第2条、地域自治区の名称は、藤沢町であります。  第3条、地域自治区の設置期間につきましては、合併の日から平成25年3月31日までであります。  第5条、地域自治区の区長につきましては、地域自治区の設置期間、特別職の区長を置くこととし、その任期は、地域自治区の設置期間の末日までとするものであります。  第6条、地域協議会の委員につきましては、定数を15人以内とし、任期は地域自治区の設置期間の末日までとし、報酬は支給しないとするものであります。  3ページをごらん願います。  第8条、地域協議会の権限につきましては、地方自治法第202条の7第2項に定める市町村の施策に関する重要事項を各種地域計画に関する事項、公の施設の設置、廃止及び管理運営に関する事項、その他重要な事項とするものであります。  次に、議案第114号、一関市・藤沢町合併協議会の廃止に関する協議について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関市及び藤沢町で設置し、合併に関する協議を行ってきた一関市・藤沢町合併協議会を廃止することの協議に関し議決を求めるものであります。  なお、企画振興部長から補足説明させます。  次に、議案第115号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第9号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、電算システム統合業務委託料など、藤沢町との合併に伴う準備経費について、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は、1億5,633万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を626億1,595万3,000円といたしました。  2ページをお開き願います。  目的別補正額は第1表のとおりで、総務費1億5,633万9,000円を増額いたしました。  また、これに伴う財源といたしまして、地方交付税4,126万3,000円、分担金及び負担金7,381万2,000円、繰入金4,126万4,000円を増額いたしました。  3ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費補正につきましては、合併準備事業について繰越明許しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、議案第116号、財産の無償貸付について、提案理由を申し上げます。  本案は、弥栄字茄子沢236番18の土地を自立訓練事業所の用に供するため、社会福祉法人平成会に無償貸付しようとするものであります。  なお、保健福祉部長から補足説明させます。  次に、議案第117号、財産の取得について、提案理由を申し上げます。  本案は、室根中学校のスクールバスを更新するため、平成22年10月29日、入札に付したところ、岩手いすゞ自動車株式会社一関支店が落札いたしましたので、同社から3,864万円で取得しようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  次に、議案第118号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、提案理由を申し上げます。  本案は、職員が公務中に起こした人身事故に関し、損害を与えた相手方との和解及び賠償すべき額について議決を求めるものであります。  なお、保健福祉部長から補足説明させます。  次に、議案第119号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、提案理由を申し上げます。  本案は、職員が公務中に起こした物損及び人身事故に関し、損害を与えた相手方との和解及び賠償すべき額について議決を求めるものであります。  なお、保健福祉部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 村上企画振興部長。 ○企画振興部長(村上和広君) それでは、私のほうから、議案第100号、一関市テレビ放送中継施設条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  議案をごらんいただきたいと思います。  条例案の主な条項についてご説明を申し上げます。  本案は、第1条にありますように、テレビ放送の難視聴地域の解消を図るため、本年度、国の補助事業を活用して建設いたしましたテレビ放送中継施設の設置について定めようとするものでございます。  第2条は、中継施設の名称及び位置でありますが、うち1カ所は名称が大東遅沢地上デジタルテレビ放送中継局で、位置は一関市大東町中川字清水22番地1であります。  もう1カ所につきましては、名称が大東内野地上デジタルテレビ放送中継局で、位置は一関市大東町大原字高森180番地3でございます。  参考資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。  大東遅沢地区に整備をいたします中継局の位置及び放送エリアにつきまして、赤色でその箇所及び範囲を示しておりまして、エリア内の世帯につきましては134世帯となっております。  裏面の参考資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。  こちらにつきましては、大東内野地区に整備いたします中継局の位置及び放送エリアにつきまして、やはり赤色でその箇所及び範囲を示させていただいております。  エリア内の世帯数につきましては108世帯となっております。  議案1ページにお戻りいただきたいと思います。  第3条におきましては、施設を使用することができる対象者を定めているものでございますけれども、NHKを除く県内の放送事業者でありますIBC岩手放送、テレビ岩手、岩手めんこいテレビ、岩手朝日テレビの民放4社を予定しているところでございます。  なお、中継局につきましては、市とNHKが共同で建設いたしまして、それぞれの使用割合に従って建設費を負担し設置をしたものでございまして、NHKにつきましては、みずからが整備した中継施設を使用して放送を行うために一般放送事業者には含まれないことになっておるものでございます。  第4条以下につきましては、それぞれ関連する条項を規定をしたものでございます。  2ページの附則をごらんいただきたいと思います。  この条例につきましては、平成23年1月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案第101号につきまして、補足説明を申し上げます。  一関市テレビ放送中継施設整備事業分担金徴収条例の制定についてでございます。  議案をごらん願います。  第1条は本条例の趣旨について、第2条につきましては、分担金を一般放送事業者から徴収する旨を規定したものでございますが、ここで言う一般放送事業者とは、NHKを除く県内の民放4社を言うものでございまして、NHKにつきましては、中継局を市と共同で整備し、それぞれの使用割合に従って建設費を負担したものでありまして、みずからが整備した中継施設を使用し放送を行うものでございます。  第3条につきましては分担金の額を規定したものでありまして、整備事業に要する費用から国及び県から交付される補助金の額を除いた額を超えない範囲で定めることとしておりまして、補助対象事業費の8分の1の負担を求めるものでございます。  これによりまして、最終的な市の持ち出し、一般財源は約10%程度となるものでございます。  第4条以下につきましては、それぞれ関連する条項を規定したものでございまして、条例の施行日は平成23年1月1日とするものでございます。  続きまして、議案第102号、一関市移動通信用鉄塔施設条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  本案は、携帯電話の通話不安定地域の解消を図るために、平成21年度から平成22年度において、厳美町字上菅生沢ほか14カ所に国の補助事業を活用し、移動通信用施設を整備したものでございまして、平成23年3月からの供用開始に当たりまして、施設の名称や設置位置等を追加しようとするものでございます。
     参考資料ナンバー1をごらんいただきたいと思います。  追加をしようとする施設につきましては、表の左、既設の4カ所に今回の15カ所を追加するものでありまして、改正後の表に下線で表示した箇所となります。  参考資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。  こちらにつきましては、移動通信用鉄塔の設置場所を示すものでございまして、黄色で表示したものが既設の4カ所、赤で表示したものが今回追加をいたします15カ所の設置場所となります。  参考資料ナンバー3からナンバー17につきましては、鉄塔の設置位置とそれぞれの通話可能エリアを表示した資料となってございます。  この事業の完了によりまして、市内の携帯電話の通話不安定解消が図られるものでありますけれども、当該事業のほかにNTTドコモが自主事業として11カ所整備を実施しておりまして、これらが供用開始されることによりまして、平成22年度末で市内の約99%の通話エリアにおきまして不安定地域が解消される見込みでございます。  続きまして、議案第114号、一関市・藤沢町合併協議会の廃止に関し議決を求めることについて、補足説明を申し上げます。  本年4月1日に設置いたしました一関市・藤沢町合併協議会は、地方自治法第252条の2及び市町村の合併の特例に関する法律に基づく協議会で、合併市町村の円滑な運営の確保及び均衡ある発展を図るための基本的な計画の作成、その他市町村の合併に関する協議を行うため設置したものでございますけれども、9月27日までの12回の合併協議会で新市基本計画の作成並びに合併協定項目に関する協議を終えまして、その目的を達しましたことから、合併協議会を廃止しようとするものでございます。  以上でございます。  よろしくお願いをいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 齋藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(齋藤昭彦君) 私からは、まず議案第103号、一関市医師修学資金貸付条例の制定について、補足説明を申し上げます。  当市の地域医療は、各病院等において医師不足が深刻化し、その医師の確保が重要な課題となっております。  今後の当市の地域医療の安定を図るため、長期的な医師確保対策として一関市医師修学資金貸付条例を制定しようとするものであります。  議案をごらん願います。  条例第1条は目的についてであります。  この条例は、市長が別に定める医療機関、以下指定医療機関において医師の業務に従事しようとする者に対し医師の修学資金を貸し付けし、これらの者の修学を容易にすることにより、指定医療機関の医師の確保を図ることを目的とするものであります。  第3条では貸付対象者を規定しておりますが、修学資金は、大学において医学を履修する課程に在学している者、またはしようとする者で、指定医療機関において医師の業務に従事しようとする者に、市長が選考により貸し付けるものであります。  第5条では貸付金額を規定しておりますが、入学一時金は、私立大学に入学した場合に限り760万円の範囲内とし、月額貸付金は30万円の範囲内としております。  第6条では貸付方法を規定しておりますが、入学一時金は大学に入学した年度に、月額貸付金は大学を卒業するまでの正規の修学年限である6年間を超えない期間、毎月貸し付けるものであります。  次に、少し跳びますが、4ページの第11条をごらん願います。  第11条では返還等の減免について規定しておりますが、指定医療機関において医師の業務に従事した期間が、通算して修学資金の貸し付けを受けた期間の2分の3に相当する期間のときは、貸付額の全部を免除するものであります。  貸し付けを受けた期間が6年間の場合、9年間の勤務で貸付金を全額免除しようとするものであります。  次に、前に戻りますが、第7条をごらん願います。  第7条では、退学したときなどの貸し付けの廃止を規定しております。  第8条では貸し付けの休止を規定しておりますが、修学生が休学し、または停学の処分を受けたときは、修学資金の貸し付けを行わないものとするものであります。  第9条では、返還について規定しております。  第1項第1号は臨床研修を行わなかったとき、同項第2号は指定医療機関において医師の業務に従事しなかったとき、同項第3号は指定医療機関において医師の業務に従事した期間が、通算して貸し付けを受けた期間の2分の3に相当する期間に満たなかったとき、第2項第1号は修学資金の貸し付けを廃止されたとき、同項第2号は医師の免許を受けなかったとき、それぞれ貸付額と利息を合算した額を返還しなければならないこととしております。  この条例は交付の日から施行するものであり、修学資金については平成23年度から貸し付けを開始しようとするものであります。  続きまして、議案第116号、財産の無償貸付について、補足説明を申し上げます。  議案をごらん願います。  貸し付けをしようとする土地の所在は、参考資料ナンバー1の貸し付け予定地の弥栄字茄子沢236番18で、面積は参考資料ナンバー2の所在図にある2,166.32平方メートルでありまして、この土地を社会福祉法人平成会に障害者自立支援法による自立訓練事業所の敷地として、平成23年4月1日から貸し付けしようとするものであります。  この土地は現在、弥栄公民館の敷地として使用されている土地でありますが、平成23年3月31日をもって弥栄公民館を移転することから、平成23年4月1日より普通財産として貸し付けしようとするものであります。  また、現在、弥栄公民館として利用されている鉄骨造2階建て、1階244.83平方メートル、2階156.52平方メートル、計401.35平方メートルの建物につきましても、土地と同様に貸し付けしようとするものであります。  なお、事業所の定員は20名を予定しているところであります。  この整備によりまして、障害福祉サービスの充実が図られるものと考えているところであります。  続きまして、議案第118号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、補足説明を申し上げます。  議案をごらん願います。  初めに、3の事故の概要でありますが、平成21年4月23日午前10時10分ごろ、相手方の自宅において、当市が運営する訪問入浴介護事業所の職員が相手方を入浴介護中、上半身にシャワーをかけようと体位を移動した際、右大腿骨を骨折させたものであります。  損害賠償の額は1に記載のとおり164万1,026円で、その内訳は平成21年4月23日から平成21年11月12日までの治療期間にかかわる治療費、通院交通費、慰謝料などでございまして、免責金額1,000円を除く金額が保険会社の施設所有管理賠償責任保険により補てんされるものであります。  相手方は2に記載のとおりであります。  市の過失割合は100%であります。  事故の原因といたしましては、相手方の背を起こす際に両足を十分に抱えなかったことによるものと思われます。  再発防止の対応といたしましては、利用者個々の身体状況を再確認し、安全な入浴介護のあり方について職員研修を行うとともに、毎月行う業務連絡会において利用者個々に適した入浴介護の方法等について検討会を行ったところでございます。  なお、被害者の骨折につきましては、平成21年11月12日に治癒した旨、平成22年1月30日付で病院から診断書が出され、平成22年5月13日、保険会社より賠償額計算書を受領し、示談に関し相手方と協議をしてまいりましたが、平成22年11月11日、相手方との示談に関する協議が整ったところであります。  続きまして、議案第119号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、補足説明を申し上げます。  議案をごらん願います。  初めに、3の事故の概要でありますが、平成22年2月12日午前11時15分ごろ、五代町地内において、当市が運営する訪問介護事業所の職員が公用車で市道中央町宮前町線を運転中、主要地方道一関大東線との交差点を通過しようとした際、右側から直進してきた相手方車両の前部左側部分に衝突、破損させる損害を与えるとともに、相手方に頸椎捻挫等の負傷をさせたものであります。  損害賠償の額は1に記載のとおり99万4,120円で、その内訳は車両代と平成22年2月12日から平成22年8月20日までの治療期間にかかわる治療費、通院交通費、慰謝料などでございまして、これらにつきましては、全国市有物件災害共済会の保険により補てんされるものであります。  相手方は2に記載のとおりであります。  市の過失割合は100%であります。  事故の原因といたしましては、職員が信号確認を怠ったためのものであります。  事故後、事業所におきまして再発防止のため安全確認の徹底を指示し、始業時の車両点検や安全運転の周知徹底に努めているところでございます。  なお、被害者のけがにつきましては、平成22年8月20日に治癒した旨、平成22年9月16日付で病院から診断書が提出されました。  平成22年11月5日、相手方と示談に関する協議が整ったところであります。  以上、保健福祉部関係議案の補足説明であります。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長(小野寺良信君) 私からは、議案第104号及び105号について申し上げます。  まず、議案第104号、一関市総合保養センター条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、現在建設中の総合保養センター休憩施設完成後の運営に当たり、その設置目的、利用料金限度額等について、所要の改正をしようとするものであります。  参考資料の新旧対照表をごらん願います。  まず、題名についてでありますが、真湯という地名及び温泉地を広く知っていただきたいことから、現在の一関市総合保養センター条例を一関市真湯温泉センター条例に改正しようとするものであります。  次に、第1条につきましては、これまでの市民の保養及び健康の保持、増進という目的に観光振興を加えようとするものであります。  また、3条で規定している施設につきましては、保養・宿泊施設の規定を分割し、保養施設として既存の温泉センターと新設の休憩施設を合わせて温泉交流館とし、コテージにつきましては宿泊施設として区分しようとするものであります。  さらに、別表で規定している利用料金の限度額についてでありますが、休養施設の完成により利用者の利便性が向上いたしますことから、一関温泉郷の温泉施設の日帰り利用料金を参考として、入浴料金を現在、一般400円を600円に、小学生200円を300円にそれぞれ引き上げようとするものであります。  なお、施設の管理運営につきましては、本条例改正の議決後、公募により指定管理者候補者を選定する予定としております。  続きまして、議案第105号、一関市研究開発プラザ条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、研究開発プラザに研究室4室を増築することに伴い、研究施設の主要施設に新たな研究室を追加しようとするものであります。  参考資料の新旧対照表をごらん願います。  改正前の別表第1の研究施設が現在、研究室A、B、C、Dの4室となっておりますが、改正後はさらにFからIの4室を加えようとするものであります。  研究開発プラザは平成19年度に国の補助金を活用して設置し、平成20年1月より供用開始しております。  現在は研究室4室と会議室1室となっておりますが、開所以来、研究室は満室で、さらに入居の希望がありましたことから平成21年2月に条例改正を行い、会議室についても研究室として貸し出しを行っている状況でございます。  研究開発プラザは安価な利用料金で24時間、年中無休で利用できるほかに、一関工業高等専門学校や岩手県南技術研究センターに隣接しており、入居者への技術指導や研究開発等ヘの支援体制も整っていることにより、入居を希望する企業も多くなってきておりますことから、本年度、電源地域産業関連施設等整備補助金を活用して研究室37.25平方メートルが2室、27.5平方メートルが2室の計4室の増築工事を行っているところであります。  平成23年3月完成予定でありますことから、4月1日から入居いただけるよう今議会において条例改正を行おうとするものであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 千葉消防長。 ○消防本部消防長(千葉敏君) 私からは、議案第106号、一関市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、一関東消防署を千厩町千厩字上駒場地内へ移転するため、所要の改正をしようとするものであります。  参考資料ナンバー1、一関市消防本部及び消防署の設置等に関する条例新旧対照表及び参考資料ナンバー2、位置図をごらん願います。  一関東消防署は、参考資料ナンバー2、位置図の場所に移転建設中でありますが、平成23年1月31日に完成予定であり、2月10日に業務開始を予定しておりますことから改正するものでありますが、参考資料ナンバー1、第4条の表中の名称、一関東消防署の位置を一関市千厩町千厩字上駒場360番地9に改正しようとするものであります。  施行日は平成23年2月10日とするものであります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。 ○教育部長(小野寺正英君) 私からは、議案第107号、議案第108号及び議案第117号の3件につきまして、補足説明を申し上げます。  まず、議案第107号、一関市役所支所及び出張所設置条例及び一関市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、一関市役所弥栄出張所及び弥栄公民館を旧弥栄中学校校舎へ移転するため、所要の改正を行おうとするものでございます。  弥栄出張所が設置されております現弥栄公民館につきましては、昭和50年建築の施設でありますことから老朽化が進み、また、利用頻度の高い和室が2階にあるなど、高齢化が進む中で利便性の面からも地域の方々から施設の改善が要望されているところでございます。  このような中で、一関東中学校開校に伴いまして、平成20年3月に閉校いたしました旧弥栄中学校の校舎の再利用について、弥栄地区の方々と意見交換を行い要望がありましたことから、旧弥栄中学校校舎の一部を改修し、弥栄公民館及び弥栄出張所を移転しようとするものでございます。  また、附則の施行日につきましては、平成23年4月1日としております。  参考資料ナンバー1の新旧対照表をごらん願います。  上段の表は、一関市役所支所及び出張所条例で、第2条第2項で出張所の名称、位置等を規定しており、下段の表は公民館条例で、第1条で公民館の名称、位置を規定しておりますが、弥栄出張所及び弥栄公民館の位置についてそれぞれ改正しようとするものでございます。  参考資料ナンバー2をごらん願います。  弥栄出張所と弥栄公民館の現在地及び移転先の位置図であります。  参考資料ナンバー3は施設配置図でございます。  参考資料ナンバー4の施設平面図をごらん願います。  移転先となります旧弥栄中学校校舎の改修工事につきましては、来年3月8日までの工期で現在実施してございますが、公民館施設として1,394平方メートルの旧校舎のうち990平方メートルほどを改修し、1階には和室、会議室、調理室と事務室、2階にはホールと図書室、小会議室を配置しており、また、玄関スロープや手すりの設置、車いす用トイレの設置など、高齢者や障害のある方にもできるだけ利用しやすい施設となるよう努めてまいります。  なお、2階平面図の斜線部分につきましては、公民館施設としては使用せず、改修工事等も行わない部分でございます。  次に、議案第108号、一関市図書館条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。
     本案は、室根図書館を一関市役所室根支所内へ移転するため、所要の改正を行おうとするものでございます。  現在の室根図書館は昭和40年建築で施設の老朽化が進んでおります。  また、図書の閲覧等でご利用いただく開架スペースも88平方メートルと狭隘であるなど、利用者にもご不便をおかけしている状態でございましたことから、室根支所1階の一部を改修し、図書館を移転しようとするものでございます。  また、附則の施行日につきましては、平成22年12月18日として、同日から開館を予定しております。  参考資料ナンバー1、新旧対照表をごらん願います。  図書館条例第2条で市立図書館の名称及び位置を規定しておりますが、室根図書館を室根支所建物内に移転することから、位置について改正をしようとするものでございます。  参考資料ナンバー2をごらん願います。  室根図書館の現在地及び移転先の位置図でございます。  参考資料ナンバー3は、支所施設内の1階平面図であります。  図書館スペースとなる部分は、図の斜線で表示を行っている部分であり、支所スペースとの間にはパーテーションによる間仕切り壁を設け、支所スペースと区分してございます。  参考資料ナンバー4をごらん願います。  図書館スペースの平面図でございます。  今回の移転に伴い、室根支所1階の改修工事を実施しており、移転後の室根図書館の占有面積は278.86平方メートルで、閲覧等にご利用いただく開架スペース及び和室仕様の閲覧室のスペースはそれぞれ198.55平方メートルと55.58平方メートルであり、合わせて254平方メートルほどを確保するとともに、土曜日、日曜日の利用者に対応するため、支所玄関とは別に図書館南側に図書館専用のスロープつきの玄関を配置したところでございます。  なお、移転にあわせ規則改正を行い、室根図書館では従来休館日としていた水曜日午前も開館日とするなど、利用者の利便性を図ってまいります。  続きまして、議案第117号、財産の取得について、補足説明を申し上げます。  議案書をお開き願います。  取得する財産は1に記載してございますが、室根中学校のスクールバスを更新するため、66人乗りと56人乗りの大型バス2台を取得しようとするものでございます。  今回更新するスクールバス2台は、平成4年と平成5年に購入したもので、購入からともに15年以上経過し、車両の老朽化や経年劣化による損耗が著しいことから、更新を行おうとするものでございます。  参考資料をごらん願います。  本契約につきましては、大型バスの区分で指名登録を行っております事業者3者による指名競争入札を10月29日に行い、相手方を決定したものでございます。  なお、納期につきましては、平成23年3月15日から3月25日までの間としております。  補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 下村総務部長。 ○総務部長(下村透君) 私からは、議案第109号及び議案第115号について、補足説明を申し上げます。  初めに、議案第109号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第8号)について、補足説明を申し上げます。  予算書の10ページをお開き願います。  まず歳出のほうからご説明いたしますが、2款1項7目財産管理費につきましては、今回の補正において普通交付税の増額等により生じた財源を財政調整基金に積み立てするものであります。  9目地域振興費につきましては、平成23年4月に室根地域の旧釘子小学校に開校する国際医療福祉専門学校一関校の安定した学校運営と、学生が市内居住し、安心して学べる環境を整備、支援するため、千厩町千厩地内の岩手県が所有する旧神ノ田公舎の用地2,773.64平方メートル、3階建ての旧職員公舎延べ床面積556.04平方メートル及び物置を市が取得し、専門学校を運営する学校法人に対し、学生寮として有償で使用させるものであります。  3款1項3目老人福祉費につきましては、国の補助金を受け、既存の認知症高齢者グループホーム7施設におけるスプリンクラー、自動火災報知器及び消防署への通報装置の整備に対し補助するものであります。  3項2目扶助費につきましては、当市分及び県から委託を受けて支給している藤沢町分の生活扶助費等の生活保護費について不足が見込まれることから補正するものであります。  11ページの4款1項2目予防費につきましては、日本脳炎予防接種について、平成17年から積極的な勧奨が差し控えられていたことによって、これまで一部、または全部の接種を受けていなかったものに対する接種機会を確保するため、本年8月に国の予防接種法に基づく予防接種実施規則が改正されたことに伴い、9歳から12歳までの小中学生を対象として、2,608人分の1回から3回分について、1回当たり接種費用6,400円を計上したところであります。  8款4項2目街路事業費につきましては、山目駅前釣山線について県委託金の増額を受け用地購入費等を増額するものであります。  次に、歳入についてでありますが、戻りまして8ページをお開き願います。  10款1項地方交付税につきましては、普通交付税の交付額219億7,368万円の決定に伴い、予算未計上分19億1,961万5,000円を補正するものであります。  また、9ページの一番下、21款1項市債につきましては、臨時財政対策債の発行可能額31億1,949万3,000円の決定に伴い、予算計上額との差額分12億8,530万7,000円を減額するものであります。  これら普通交付税と臨時財政対策債を合わせた今回補正分の実質的な地方交付税の増額は6億3,430万8,000円であります。  8ページに戻りまして、13款1項使用料につきましては、歳出でご説明いたしました県から取得する地域活性化施設の貸し付けに係る使用料であります。  14款1項国庫負担金につきましては、生活保護費のうち、当市分の増額に係るものであります。  14款2項国庫補助金につきましては、ご説明いたしました歳出に係るものであります。  15款3項2目民生費委託金につきましては、生活保護費のうち、藤沢町分の増額に係る歳出と同額の県委託金であります。  5目土木費委託金につきましては、ご説明いたしました歳出に係るものであります。  次に、議案第115号、平成22年度一関市一般会計補正予算(第9号)について、補足説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、来年9月26日の藤沢町との合併に向け、年度途中の合併による住民サービスや各種事務事業に中断や遅滞のないよう円滑に新市に移行するために必要な合併準備経費で、事業実施に相当期間を要するもの等について計上しようとするものであります。  予算書の7ページをお開き願います。  まず歳出のほうからご説明いたしますが、2款1項11目合併準備費の一関市・藤沢町合併準備事業費につきましては、合併協議や事務事業調整に基づき、条例や規則など例規の一部改正等を行うための業務委託料及び戸籍システム、税務情報システム等の電算システム統合整備に要する費用であります。  なお、事業完了は来年の9月中旬となる見込みから、繰越明許しようとするものであります。  また、一関市・藤沢町合併準備会負担金につきましては、来年1月から合併までの間、事務事業の調整や合併準備事務を行うために設置する一関市・藤沢町合併準備会に対する負担金であり、事務用消耗品やコピー機使用料など1月から3月までの3カ月間の準備会運営に要する経費6万3,000円について、一関市・藤沢町合併協議会負担金と同様、均等割10%、人口割90%の割合により両市町で負担する当市分の負担金であります。  次に6ページの歳入についてでありますが、10款1項地方交付税につきましては、合併準備等に要した経費に対し2分の1が措置される特別交付税であり、今回の合併準備経費総額から、次にあります藤沢町からの負担金を控除した額の2分の1を計上しております。  12款2項負担金につきましては、今回の合併準備事業に対する藤沢町からの負担金であります。  この負担金割合は、例規整備費用の全部と電算システム統合整備のうち、データの統合作業等に係る費用につきまして、先ほどご説明いたしました合併準備会負担金と同じ均等割10%、人口割90%の割合とし、また、電算システム統合整備のうち、データを統合できるようにするまでの藤沢町のデータ変換作業等に係る費用につきましては、全額を藤沢町で負担することとして算定した額であります。  18款2項基金繰入金につきましては、今回の補正で不足する財源を賄うものであります。  これにより、平成22年度末の財政調整基金の額は60億1,760万円ほどとなる見込みであります。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 齋藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(齋藤昭彦君) 先ほど、私が議案第103号、一関市医師修学資金貸付条例の制定について補足説明をさせていただきましたが、一部説明に誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。  条例第9条の説明におきまして、その返還についてでありますけれども、先ほどの説明で、第9条第1項及び第2項の場合に貸付額及び利息相当額を返還する旨ご説明をいたしましたが、第2項の場合には、貸付額のみを返還することとなります。  以上のように、先ほどの補足説明を訂正をさせていただきます。  どうも申し訳ございませんでした。 ○議長(菅原啓祐君) お諮りします。  ただいま議題となっております議案20件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は12月10日に行うことにしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 (千田恭平議員 退場) ○議長(菅原啓祐君) 次に、日程第33、議案第120号、指定管理者の指定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第120号、指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。  本案は、千厩新町にぎわい交流施設の指定管理者として、協同組合千厩新町振興会を引き続き指定しようとするものであります。  なお、商工労働部長から補足説明させます。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺商工労働部長。 ○商工労働部長(小野寺良信君) 議案第120号、指定管理者の指定について、補足説明を申し上げます。  参考資料をお開き願います。  千厩新町にぎわい交流施設は、施設概要に記載のとおり、敷地面積743.77平方メートル、延べ床面積は193.77平方メートルであり、地域情報の発信、地場産品の普及や交流の促進などによる地域活性化を目的に平成17年12月に設置された施設で、年間約3万5,000人の方に利用いただいております。  次に、指定管理者となる団体は、協同組合千厩新町振興会、理事長、金野茂人氏であります。  千厩新町振興会は平成3年4月1日に法人組織となり、にぎわい交流施設の計画段階から町の駅構想を提案するとともに、施設建設の事業費の一部を負担するなど、旧千厩町と一体で設置に取り組んできており、さらに、千厩夜市でのイベント開催など、にぎわいを創出している商工業者の組織であります。  また、平成17年12月から本施設の指定管理者としておりますが、利用者サービスの向上と健全な事業運営に努めてきている団体であり、これまでの実績に加え、今後におきましても、安定した運営とともに創意工夫をした管理業務を行っていただけるものと考え、非公募により引き続き指定管理者として適任と判断したものであります。  なお、指定の期間は、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間であります。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) お諮りします。  ただいま議題となっております議案第120号の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は12月10日に行うことにしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 (千田恭平議員 入場) ○議長(菅原啓祐君) 次に、日程第34、議案第121号、指定管理者の指定についてから、日程第37、議案第124号、字の区域の変更についてまで、以上4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  田代副市長。 ○副市長(田代善久君) 議案第121号から議案第123号までの指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関文化センター、一関勤労青少年ホーム及び一関市女性センターの指定管理者として、特定非営利活動法人一関文化会議所を引き続き指定しようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  次に、議案第124号、字の区域変更について、提案理由を申し上げます。  本案は、団体営土地改良事業下内野地区の施行に伴い、字の区域変更をしようとするものであります。  なお、農林部長から補足説明させます。  以上であります。
     よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 小野寺教育部長。 ○教育部長(小野寺正英君) 議案第121号から議案第123号までの指定管理者の指定について、補足説明を申し上げます。  本案は、一関文化センター、一関勤労青少年ホーム及び一関市女性センターの3施設について、特定非営利活動法人一関文化会議所を指定管理者として指定し、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間、管理を行わせようとするものでございます。  議案第123号の後ろにございます参考資料をごらん願います。  指定管理者に管理を行わせようとする3施設の概要は、1に記載のとおりでございます。  なお、一関文化センター施設に含まれます競技場につきましては、新一関図書館の建設予定地としておりますことから、今後、解体時期の決定に合わせ指定管理施設の変更を行う予定でございます。  次に、指定管理者に指定しようとする団体は特定非営利活動法人一関文化会議所で、法人の概要は2に記載のとおりでございます。  一関文化会議所は平成2年に設立され、平成13年には特定非営利活動法人の認証を受け、潤いのある文化的な魅力あるまちづくりを目指して、市民の文化活動の推進及び支援に関する事業を実施している団体でございます。  同団体には、平成20年4月から平成23年3月まで一関文化センター、一関勤労青少年ホーム及び一関市女性センターの3施設の指定管理者として指定をしているところでございます。  なお、参考資料の2ページ目に記載してございます団体の財務状況を示す貸借対照表のうち、一般会計分につきましては、一関文化会議所自体の会計でございます。  また、特別会計については指定管理業務に係る会計であります。  次に、選定理由でございますが、一関文化会議所は平成20年度より3年間、当該3施設の指定管理者として管理運営に当たっておりますが、これまでの指定管理業務において、利用者アンケート調査等により、市民ニーズを反映しながら年間利用日数の拡大や開館時間の柔軟な対応に努めるとともに、子ども文化祭の開催や予約システムの導入、女性センターでの相談事業の実施など、新たな取り組みを行うなど利用者の評価も良好であります。  また、経営安定に向けた取り組みといたしましては、文化センター自主事業に企業協賛制度を導入し、収入の確保を図っているほか、施設設備に係る保守点検委託契約の見直し等による経費の節減を図るなど、積極的な取り組みをされております。  今後のまちづくりにおきましては、市民、団体の積極的な参画が不可欠でございますが、一関文化会議所は市民の生活文化の向上に寄与することを目的とするNPO法人であり、団体独自で地域の歴史や文化を学ぶふるさと学習院の開催や講演会等の開催、一関文化賞等の顕彰事業、文化活動団体等の育成支援に取り組むなど、公的役割を担っている団体でございます。  文化会議所には平成20年度より3年間、指定管理者として当該3施設の管理運営に当たっていただいており、引き続き指定管理者として指定し、これまでの管理実績を生かし、また、文化会議所が取り組んできた文化活動の推進や支援の活動等の連携を図りながら、3施設の事業企画、運営に当たっていただき、市民サービスの向上につなげてまいりたいと考えているところでございます。  なお、指定管理期間につきましては、計画的な施設の管理運営や継続的な事業実施によるサービスの確保、向上を図るため、平成23年4月より5年間とするものであります。  補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) 千葉農林部長。 ○農林部長(千葉孝君) 議案第124号、字の区域変更について、補足説明を申し上げます。  参考資料ナンバー1をお開き願います。  この資料は、字の区域変更をしようとする箇所の位置図でありますが、図面右上の字区域変更箇所と二重枠で表示し、矢印で指している黒丸の円が、今回提案いたします字の区域変更箇所でございます。  この箇所を具体的に申し上げますと、位置図の中央付近に表示されております一関市役所大東支所から市道大原世田米線を北東方向に約5キロメートル進んだ位置となっております。  字区域変更箇所を実線で囲んだ区域が平成18年度から旧大東町土地改良区、現在の一関東部土地改良区が事業主体となり、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業下内野地区として13.5ヘクタールの圃場整備及び農道改良などの基盤整備事業を実施している区域であります。  この事業が平成22年度に完了する予定でありますことから、圃場の区割りなどに伴い字の区域を変更しようとするものであります。  次に、参考資料ナンバー2をごらん願います。  この資料は、字の区域変更を要する箇所を現在の公図に表示したものであり、変更前の字界を一点鎖線、変更後の字界を太い実線とし、本案の対象となる筆を網かけで表示しております。  図面右側の大原字堰ノ上1の3、1の4、1の5、1の6、2の5、2の6、3の2、4の2、5の6、5の7、5の8、6の3の一部と図面左側の同じく堰ノ上11の4の一部及び12の1、並びに14の1の一部及びこれに隣接する道路である公有地の一部について、大原字岩脇に編入しようとするものであります。  補足説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原啓祐君) お諮りします。  ただいま議題となっております議案4件の審議は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、次の審議は12月10日に行うことにしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原啓祐君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決定しました。 ○議長(菅原啓祐君) 以上で、本日の議事日程の全部を議了しました。  次の本会議は、12月2日午前10時に再開し、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。  ご苦労さまでした。 散会時刻 午前11時52分...