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第20回定例会 平成20年12月(第5号12月16日)

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    第20回定例会 平成20年12月(第5号12月16日)


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    第20回定例会 平成20年12月(第5号12月16日)   第20回一関市議会定例会議事日程 第5号 平成20年12月16日 午前10時 開議 日程1   請願15号    雇用促進住宅柴宿宿舎廃止に関する請願 日程2           請願の委員会付託について 日程3   請願13号    「取り調べの完全可視化」の実現を求める請願書               【総務常任委員長報告】 日程4   請願14号    介護保険制度の改善を求める請願書               【教育民生常任委員長報告】 日程5   議案85号    一関市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 日程6   議案86号    一関市保育所条例の一部を改正する条例の制定について 日程7   議案87号    一関市室根高原牧野条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 日程8   議案88号    一関市室根林業センター条例を廃止する条例の制定につい               て 日程9   議案89号    一関市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 日程10   議案90号    一関市営住宅条例及び一関市特定公共賃貸住宅条例の一部
                  を改正する条例の制定について 日程11   議案91号    一関市簡易水道事業条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 日程12   議案92号    一関市立学校条例の一部を改正する条例の制定について 日程13   議案93号    平成20年度一関市一般会計補正予算(第6号) 日程14   議案94号    平成20年度一関市国民健康保険特別会計補正予算(第2号               ) 日程15   議案95号    平成20年度一関市老人保健特別会計補正予算(第1号) 日程16   議案96号    平成20年度一関市都市施設等管理特別会計補正予算(第1               号) 日程17   議案97号    平成20年度一関市市営バス事業特別会計補正予算(第1号               ) 日程18   議案98号    平成20年度一関市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号               ) 日程19   議案99号    平成20年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程20   議案100号    平成20年度一関市物品調達特別会計補正予算(第1号) 日程21   議案101号    財産の無償貸付けについて 日程22   議案106号    指定管理者の指定について 日程23   議案109号    指定管理者の指定について 日程24   議案113号    指定管理者の指定について 日程25   議案146号    指定管理者の指定について 日程26   議案102号    指定管理者の指定について 日程27   議案103号    指定管理者の指定について 日程28   議案104号    指定管理者の指定について 日程29   議案105号    指定管理者の指定について 日程30   議案107号    指定管理者の指定について 日程31   議案108号    指定管理者の指定について 日程32   議案110号    指定管理者の指定について 日程33   議案111号    指定管理者の指定について 日程34   議案112号    指定管理者の指定について 日程35   議案114号    指定管理者の指定について 日程36   議案115号    指定管理者の指定について 日程37   議案116号    指定管理者の指定について 日程38   議案117号    指定管理者の指定について 日程39   議案118号    指定管理者の指定について 日程40   議案119号    指定管理者の指定について 日程41   議案120号    指定管理者の指定について 日程42   議案121号    指定管理者の指定について 日程43   議案122号    指定管理者の指定について 日程44   議案123号    指定管理者の指定について 日程45   議案124号    指定管理者の指定について 日程46   議案125号    指定管理者の指定について 日程47   議案126号    指定管理者の指定について 日程48   議案127号    指定管理者の指定について 日程49   議案128号    指定管理者の指定について 日程50   議案129号    指定管理者の指定について 日程51   議案130号    指定管理者の指定について 日程52   議案131号    指定管理者の指定について 日程53   議案132号    指定管理者の指定について 日程54   議案133号    指定管理者の指定について 日程55   議案134号    指定管理者の指定について 日程56   議案135号    指定管理者の指定について 日程57   議案136号    指定管理者の指定について 日程58   議案137号    指定管理者の指定について 日程59   議案138号    指定管理者の指定について 日程60   議案139号    指定管理者の指定について 日程61   議案140号    指定管理者の指定について 日程62   議案141号    指定管理者の指定について 日程63   議案142号    指定管理者の指定について 日程64   議案143号    指定管理者の指定について 日程65   議案144号    指定管理者の指定について 日程66   議案145号    指定管理者の指定について 日程67   議案147号    指定管理者の指定について 日程68   議案148号    指定管理者の指定について 日程69   議案149号    指定管理者の指定について 日程70   議案150号    指定管理者の指定について 日程71   議案151号    指定管理者の指定について 日程72   議案152号    指定管理者の指定について 日程73   議案153号    指定管理者の指定について 日程74   議案154号    指定管理者の指定について 日程75   議案155号    岩手県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更の協議に関               し議決を求めることについて 日程76   議案156号    平成20年度一関市一般会計補正予算(第7号) 日程77   議案157号    人権擁護委員の推薦について 日程78   発委8号    「取り調べの完全可視化」の実現を求める意見書について 日程79   発委9号    社会保障関係費の削減方針の撤回を求める意見書について 日程80   発委10号    介護保険制度の改善を求める意見書について 日程81   発議26号    生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書につい               て 日程82   発議27号    「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求め               る意見書について 日程83   発議28号    国の支分部局等の見直しを求める意見書について 日程84           議員の派遣について 本日の会議に付した事件   議事日程第5号に同じ 出 席 議 員(39名)   1番 佐々木 時 雄 君  2番 尾 形 善 美 君   3番 武 田 ユキ子 君  4番 佐々木 賢 治 君   5番 千 葉 光 雄 君  7番 藤 野 秋 男 君   9番 槻 山   隆 君  10番 神 﨑 浩 之 君   11番 海 野 正 之 君  12番 佐 藤 弘 征 君   13番 千 葉   満 君  14番 牧 野 茂太郎 君   15番 小 山 雄 幸 君  16番 那 須 茂一郎 君   17番 岩 渕 一 司 君  18番 菊 地 善 孝 君   19番 大 野   恒 君  20番 齋 藤 正 則 君   21番 菅 原   巧 君  22番 千 葉 大 作 君   23番 藤 野 壽 男 君  24番 千 葉 幸 男 君
      25番 佐 藤 雅 子 君  26番 小野寺 維久郎 君   27番 佐々木 清 志 君  28番 佐々木 英 昭 君   29番 阿 部 孝 志 君  30番 鈴 木 英 一 君   31番 石 山   健 君  32番 伊 東 秀 藏 君   33番 大 森 忠 雄 君  34番 小 岩   榮 君   35番 菅 原 啓 祐 君  36番 小 山 謂 三 君   37番 佐 山 昭 助 君  38番 村 上   悌 君   39番 小野寺 藤 雄 君  40番 木 村   實 君   41番 伊 藤   力 君 職務のため出席した事務局員   事 務 局 長   千 條 幸 男    事務局次長  佐 藤 甲子夫   議 事 係 長   八重樫 裕 之 説明のため出席した者   市     長   浅 井 東兵衛 君  副  市  長  坂 本 紀 夫 君   収  入  役   佐 藤 正 勝 君  企画振興部長   佐々木 一 男 君   総 務 部 長   田 代 善 久 君  市民環境部長   小野寺 良 信 君   保健福祉部長    阿 部 照 義 君  商工労働部長   岩 渕 甲治郎 君   農 林 部 長   佐 藤 士 郎 君  建 設 部 長  吉 家 義 博 君   上下水道部長    阿 部 新 一 君  消防本部消防長  佐 藤 志 行 君   併任水道部長   企画振興部次長   村 上 和 広 君  総務部次長    下 村   透 君   教育委員長     鈴 木   功 君  教  育  長  藤 堂 隆 則 君   教 育 部 長   鈴 木 悦 朗 君  監 査 委 員  小野寺 興 輝 君   監査委員事務局長  大 内 知 博 君  農業委員会会長  千 葉 哲 男 君   農業委員会事務局長 千 葉   孝 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻 午前10時 会議の議事 ○議長(佐々木時雄君) ただいまの出席議員は39名です。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ○議長(佐々木時雄君) この際、ご報告申し上げます。  市長提案2件、常任委員会審査終了報告書2件、委員会発議3件、議員発議3件を受理しました。  次に、質疑通告書4件を受理し、市長に回付しました。 ○議長(佐々木時雄君) 本日の会議には、市長、教育委員長、監査委員、農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 ○議長(佐々木時雄君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。  日程第1、請願第15号、雇用促進住宅柴宿宿舎廃止に関する請願を議題とします。  請願第15号に係る請願の要旨は、お手元に配付の請願文書表(その1)に記載のとおりです。  請願第15号については、2日の本会議において、同趣旨の意見書が可決されておりますので、議決不要となります。  よって、本請願は、採択されたものとみなします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第2、請願の委員会付託についてを議題とし、お諮りします。  請願の趣旨は、お手元に配付の請願文書表(その2)に記載のとおりであります。  直ちに、総務常任委員会に審査を付託し、閉会中の継続審査を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、総務常任委員会におきましては、閉会中に審査を行い、次の定例会まで議長に報告されることを望みます。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第3、請願第13号、取り調べの完全可視化の実現を求める請願書を議題とし、総務常任委員長の報告を求めます。  牧野総務常任委員長。 ○総務常任委員長牧野茂太郎君) 請願審査終了報告書、去る、12月2日の一関市議会第20回定例会において、総務常任委員会に付託された請願の審査が終了いたしましたので、ご報告いたします。  付託された請願は、請願第13号、取り調べの完全可視化の実現を求める請願書であります。  これが審査のため、12月3日に委員会を開催いたしました。  審査に係る質疑の内容については、先に配付の委員会記録のとおりでありますので、ご了承願います。  次に、審査の結果でありますが、本請願については、満場で採択すべきものと決しました。  以上のとおり報告いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  請願第13号に対する委員長報告は、採択すべきものと決した旨の報告です。  報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、請願第13号は、採択することに決定しました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第4、請願第14号、介護保険制度の改善を求める請願書を議題とし、教育民生常任委員長の報告を求めます。  武田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長武田ユキ子君) 請願審査終了報告を申し上げます。  去る、12月2日の第20回定例会において、教育民生常任委員会に付託された請願の審査が終了いたしましたので、ご報告いたします。  付託された請願は、請願第14号、介護保険制度の改善を求める請願書であります。  これが審査のため、平成20年12月3日に委員会を開催いたしました。  審査に係る質疑の内容については、お手元に配付の委員会記録のとおりでありますので、ご了承願います。  次に、審査の結果でありますが、請願第14号は、満場で採択すべきものと決しました。  以上のとおりご報告申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) 報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  請願第14号に対する委員長報告は、採択すべきものと決した旨の報告です。  報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、請願第14号は、採択することに決定しました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第5、議案第85号、一関市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
     提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第85号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第85号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第6、議案第86号、一関市保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第86号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第86号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第7、議案第87号、一関市室根高原牧野条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第87号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第87号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第8、議案第88号、一関市室根林業センター条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) このセンターの現状と、どういうふうなことをやってきているのか、それから、これを廃止することによって、センターはもちろん廃止になるんでしょうが、それがこの分野で心配することないのかということですね、林業振興の上で心配することないのか、以上3点、紹介いただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 佐藤農林部長。 ○農林部長(佐藤士郎君) これまでの活用の現状というふうなことでございますが、もともとは林業労働者の研修施設というふうなことで始まったところであります。  それ以降については、観光面での活用であったり、あるいは林業者以外の村民の活用であったりというふうな形で活用されてきたところであります。  廃止後というふうなことでありますが、補足説明の中でも申し上げましたが、当面は県の公園の制度の中にありますことから、今すぐ何かに使うというふうなことについては、現時点では考えておりません。  したがいまして、廃止後については速やかに解体し、跡地については更地のような格好でもとに復すというふうな考えでいるところでございます。  3点目の、これを廃止することによる心配はないのかというお尋ねでございましたが、これまでも室根地域において、地域住民に対する将来的には廃止の方向だというふうなことも話を通してきたというふうなことであり、地域住民から今すぐどうこうしてくれというふうな話は、特になかったというふうに聞いてございます。  そういうふうな面からしますと、あるものがなくなったという一抹のさびしさはあるものの、特段の意見はなかったというふうに聞いているところでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第88号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第88号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第9、議案第89号、一関市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第89号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第89号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第10、議案第90号、一関市営住宅条例及び一関市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第90号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第90号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第11、議案第91号、一関市簡易水道事業条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
     これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第91号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第91号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第12、議案第92号、一関市立学校条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第92号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第92号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第13、議案第93号から日程第20、議案第100号まで、以上8件を一括議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) 私は、議案第96号の都市施設等管理特別会計補正予算について、お伺いをいたしたいと思います。  いずれ、これは東口の交流センター等が絡んでいる都市計画課で管理をしていただいているというふうに承知してございますが、いずれ、ことしは当市におきましても大変な地震の災害等で、それに遭われた方々が大変お気の毒なことでありましたから、改めてお見舞いを申し上げますが、そういうような状況があって、風評というようなものも絡み、いろいろな交流人口が大変減少している状況というふうに伺っております。  それで、駅の乗降客の状況、特にも、今回の提案は都市施設ということでありますから、駅東口の利用状況はどうなのかということをお伺いいたしたいと思います。  また、それとともに駅を利用される方々の駐車場の利用状況についてお尋ねをまずいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 吉家建設部長。 ○建設部長(吉家義博君) 駅東口の利用状況についてでありますが、開設当初の平成16年には乗降客数が1,203人、西口との割合で言いますと18.5%というふうになっていたわけですけれども、それが年々増加しまして、平成19年には2,231人、割合で言いますと25.7%と、こういうふうになっております。  ことし、平成20年10月には1,989人、26.6%というふうになっております。  昨年度と比較しまして、乗降客数は減っておりますけれども、これにつきましては、やはり、西口も当然減っておりまして、西と東と全部合わせますと1,189人減っているところでございます。  こういうことから、地震の影響もあったというふうにとらえているところであります。  次に、駐車場の利用状況についてでありますが、駐車場につきましては、駅の東口、南、北合わせまして204台、それから西口の南と北で185台、地主町が65台で5カ所合計454台があるわけでございますけれども、トータルで申しますと台数は23万617台で、前年と比較しまして1万6,367台減っております。  使用料につきましては7,190万8,000円ということで、使用料につきましては2万9,100円、わずかながら増えていると、こういう状況になっております。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) ありがとうございます。  いずれ、それらも、先ほどお話したような原因も若干響いているのかなというようなことでお伺いをいたしたところでございます。  いずれ、私は、けさも実は東口を通ってきましたから、若干立ち寄ってまいりましたが、あそこは、大変、人の行き交う交流人口そのものが少ないということもありますが、施設そのものが寂しいというか、そういうような状況で、いろいろな、例えば広告をやるための掲示板等も設置してあるわけですが、それの半数は全く白地であります。  それに、また、あそこの交流センターに入居していただくために店舗を設置したわけですが、一つは取り払って、1階は取り払ってオープンにして利用客の方々に自由にお使いいただくようなスペースになっておりましたが、他のところはシャッターが閉まったままということであります。  私は、先ほど、どんどんどんどんと、少ない状況ではあるけれども、東口をご利用されるお客様が18%あたりから25%まで増えてきているという状況の中で、何故にああいうような閑散とした、殺伐とまでは言いませんが、全く壁がむき出しとかということで、もっともっと、ああいう壁面等を当市のPRに、例えば業者さんが、今の状況ですからなかなか手を上げていただける方がないとすれば、この後私が質問するものにも絡みますけれども、当市が抱えているいろいろな施設があるわけです。  それも入場料なり利用料をいただきながら運営していく施設がたくさんたくさんあるわけです。  そういったものを、やはり、PRするためにも、あの施設は一関市で運営しているわけですから、有効活用していただいて、来たらどこにいけばいいかということで、ちょっとの空いた時間にもいろいろなところに行っていただけるような、そういうところには大変いい場所ではないかというふうに思ってございました。  そういうことの努力というのは、都市計画課さんは畑違いでありますから、連携をしてやっていく必要があるのではないかというふうに感じております。  そのことについて、まずお尋ねをしたいし、それから、駅東口の看板が全くないということです。  交流センターの入り口に近づけば見えるものがありますし、例えば国道284号からどこだろうかなということで見たときに、駅舎、新幹線の乗り場というんですか、そこはよく遠くから見えますが、ぜひJRさんにお願いをして、北上駅のように大々しく、駅東口であるということが遠くからわかるようなこともということで、これは住民の方々、大きな要望をいただいているところでありますので、そのことについてもお聞きしたいと思います。  それから、今回は、いずれ、一般会計に繰越金を充てるということでありますが、私はいろいろ、これまでは駐車場の料金を短時間の場合は無料にしたらいいのではないかとかと、いろいろなその使途については議論があったところでありますが、今回、先般、ご説明をいただきました駅周辺の再開発というんですか、そういう施設の集合棟について、あるいはそのときに東西自由通路についてもご説明の中にあったところでありますけれども、その東西自由通路につきましては、当然私ども東に住む者は長年の要望事項であります。  ただ、それらが全市的に、大きな一関市になりましたものですから、全市的に皆様方にご理解をいただいてそういうようなものも設置できれば、なおいいのではないかという思いもしてなりません。  そこで、今、当然JRさんの方では、東と西を自由にいける、JRさんの切符を持つものはどっちにも抜けられるようになってございますから、それらをJRさんとのご協力をいただきながら、何とか、今回のこういったお金が努力の証として生まれるのであれば、それらの一部を当ててでもそういう方策を講じて、当初目的とする事業に東西自由通路が本当に必要だというような、そういうような数値なり何なりが明らかになるような取り組みをぜひお願いしたいと、このように思っておりますが、そのことについてお尋ねをいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 吉家建設部長。 ○建設部長(吉家義博君) 駅東口の交流センター、これにつきましては、駅利用者の利便性を図るために設置したところでございますが、駅利用者そのものは当初予定した西口が7で東口3ということで、年々増えてはいると、こういう状況にありますけれども、ただ、残念ながら、今、お話しのように、駅交流センターがなかなか活用されないと、要は駅利用者の方々になかなか活用されないと、こういう状況にあるわけですけれども、そういうことから、今、お話しいただきましたように、地域の方々、あるいは市内の方々にイベント等にも活用していただくと、こういうことについては今後も、今までもやってきているわけですけれども、引き続き活用していただくようにPRに努めていきたいと、こういうふうに思っておりますし、また、広告につきましてもお話しのとおりでございますので、この辺、商業観光課の方とも協議をして、できるだけPRしていただくようにお願いしてまいりたいと、こういうふうに思っております。  東口の看板が見えないと、こういうお話でございますので、今後、部内でちょっと検討していきたいというふうに思います。  それから、東西自由通路の話が出されましたけれども、これにつきましては、前から必要性については言われているわけでございますけれども、東西の地区の方々、あるいは観光客等の来訪者の利便性の向上、そして中心市街地の活性化、こういうことからこれを図るための必要な施設と、こういうふうにとらえているわけでございますけれども、これにつきましては、いずれ、これから駅及び周辺地域の施設整備による機能の充実を中心とした基本構想、これ今検討しているところでございますけれども、どれだけの方が自由通路を利用されるかということにつきましては、この施設を計画する際の基本となるものというふうに思っておりますので、計画策定の中で、当然、どれだけの方々が利用するかと、こういうものを予想しながら策定していくと、こういうことになると思いますので、今後、検討してまいりたいと、こういうふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 22番、千葉大作君。 ○22番(千葉大作君) 32ページの歳出につきまして、1点だけお尋ねをいたします。  文化創造施設整備基金積立金4万1,000円、非常にすばらしい呼称の整備基金でありますが、4万1,000円というのは非常に少ないのではないかというふうに思われますので、この具体の内容についてお知らせをいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 文化創造施設整備基金でございますが、現在、東山地域で進行中でございます活動交流センターの部分の基金でございまして、これは今年度当初予算で、いわゆる利子分を19万7,000円見込んでございましたが、それが23万8,000円というふうな形で決算の見込みがなっているというふうな、見込みがございまして、4万1,000円ほどの増額をするというふうなことでございます。  この基金は来年度でもって整備が終わるわけでございますが、そういうふうな場合に活用してまいるというふうな性格のものでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 3点お聞きします。  毎回のことではありますが、繰越金25億2,000万円ほどの繰り越しが計上されているわけですが、なぜ今議会なのかということについてご説明をいただきたいと思います。  第2点目、34ページに日本脳炎に関する予防接種事業、△の7,300万円ほどの計上があるわけですが、これは決算審査、それから私が行った反対討論でも指摘したところなんですけれども、それらを受けて、今議会でこのように計上されたものとは思いますけれども、なぜ執行の見込みのない予算編成をしたのかということについて紹介をいただきたいと思います。  これとの絡みで監査委員にお聞きしますが、これは9月議会でそれなりの関心事、発言もあったわけですが、監査委員としては、このような執行の見込みのない予算を4年連続して計上したということについて、その後、何らかの動きがあったとすれば、この機会に紹介をいただきたいと思います。  3つ目、下水道事業への繰り出しということで6億9,600万円ほどの計上がなされ、下水道事業の会計の中では借換債ということで△の7億3,100万円ほどの計上があるわけですが、この辺について少し紹介をいただきたい、詳しく説明をいただきたい。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) ご質問のありました第1点目の部分でございますが、繰越金の計上の方法でございます。  この部分についてお答えを申し上げます。  繰越金に関しましては、年度が終了いたしますと繰越金の額はわかってくるわけでございますが、いわゆる監査を受けて9月議会で決算議会でもって決算の承認をいただくわけでございます。  我々の考え方といたしましては、9月議会で決算の承認をいただいてから全額を計上すべきであるというふうに考えているところでございます。  また、年度間を通じた予算を編成してあるわけでございまして、ただ、いろいろな事情が生ずるわけでございますから、その部分については各定例会等におきまして補正予算を計上してお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 阿部保健福祉部長。 ○保健福祉部長(阿部照義君) 今回、減額補正する日本脳炎の予防接種費用についてお答えいたします。  この日本脳炎の予防接種にありましては、平成17年5月30日から、国の指導により積極的な勧奨を見合わせていたところであります。  ということは、結局、平成17年からずっとやられていないということであります。  ただ、予算編成にありましては、新型ワクチン等が開発され再開されるのではないかということを、そういった可能性も考えまして、担当課におきましては毎年、予算要求をして予算に載せてきたという経緯がございます。  今回、ちょっと額が大きいのでありますが、今までやってこなかった、例えば第2期というのは小学校4年生の方を対象とするわけですが、平成17年からやっていませんので、やるとなれば、例えば今、4年生、5年生、6年生、中学1年生とそのように対象になるわけでありまして、そういった人数も予算のときに見積もったということでありますし、第1期分にありましては36カ月から90カ月の子供さんを対象とするわけでありまして、それも今までやってきていませんので、そういった方々を見積もってこの7,300万円というような予算見積もりになったところでございます。  それで、今回、そういった新型ワクチン等もまだ開発されていませんので、国からのまたやりなさいというような動きもございませんので、今回、今年度執行見込みがないということで減額補正しようとするものでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺代表監査委員。 ○代表監査委員(小野寺興輝君) ご指摘の件につきましては、特段の配慮はしておりませんでした。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) それでは、下水道事業の借換債のことでございますが、私の方から答弁をさせていただきます。  ご案内のように公的資金の繰上償還というふうな制度でございますが、平成18年度までにおきましては政府系資金、あるいは簡保資金、そういうふうな資金にありましては、繰上償還が認められる場合にあっても、本来負担すべきである、いわゆる利子分を含めて負担しなければ繰上償還というものは認められてこなかったわけでございますが、これが平成19年度から5%以上の部分に関しまして、いわゆる利子分については補償金と言うわけでございますが、そういう補償金を免除するので、いわゆる財政の健全化のために繰上償還を認めますというふうな制度ができたわけでございます。  下水道事業に関しましては、本年度その対象となりますのが7億3,177万5,000円ほどあったわけでございますが、当初予算におきましては、そのうち、7億3,170万円をいわゆる借換債といいまして、政府系資金ではなくて他の民間投資金を借り入れをいたしまして、それでもって安い利子で借り換えをして繰上償還をしようというふうな計画であったわけでございます。  今回、一般会計、簡易水道会計、下水道会計等合わせまして11億2,470万円ほどの当初予算で計上していたわけでございますが、これを借換債で新たに利子を負担するというふうな見込みの部分は9,400万円ほどございましたので、それを今回、借り換えをしないで支払いすることによって、将来負担の利子分を軽減するというふうなために借換債の発行を取りやめをいたしまして、一般財源でもって繰上償還をするというふうな形にした予算を提案申し上げたところでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 繰越金の扱いについては、重ねてお聞きしますが、9月決算議会で承認を得てから全額を計上すべきとの判断だという趣旨の答弁であります。
     根拠は何でしょうか。  一関市当局として9月決算承認、9月に決算承認案件が上程されるわけですけれども、その時点で承認を受けてから全額計上すべきとの判断だと、根拠は何でしょうか。  法律その他について、この件については毎回、毎回、私は指摘しているんだけれども、財政の大原則の一つは総額を計上するということですよ。  3月31日で決算はされているはずなんですね、調整期間が5月31日、したがって、6月定例議会には提案できるはずなんですよ、これは。  それをさらに半年間据え置いて、12月定例でなければ提案できない理由は何なんですか。  今、世の中は不況のまっただ中に入ろうとしていますよ。  外需頼みの日本経済から内需中心の日本経済に移っていかなければならない、企業も公の仕事をしている行政も、当然そういう方向にいかなければならないはず。  25億円ものお金を、今、補正をしてほとんどを基金の取り崩しの積み増しといいますか、戻すのに使われるようですけれども、使いたいということのようですが、こういうふうな金の使い方を相も変わらずやっていったら地域経済どうなるかということですよ。  それでお聞きしたいんです。  9月の決算議会承認を受けてからと言いながら、既に補正計上している金額もありますよね。  話が全然見えないんです、私聞いていて、理解できないです。  もし、何らかの制約等々があって、私は承知していませんが、何らかの制約があって決算承認を受けなければ、財政権者は当該年度の予算計上ができないとするならば、これは金額の大小にかかわらず、繰り越し計上の補正は9月議会でもできなかったはずですよ、しかし、やりましたよね。  今回は25億円の相当の部分を計上なさっているわけですよ、言っていることがよくわからない。  もう一度繰り返します。  9月決算承認を受けてから金額を全額を計上すべきとの判断を一関市として行っている根拠は何ですか。  明確にお答えをいただきたいと思います。  二つ目の日本脳炎の関係については、これは、今、2009年、平成21年度の予算編成作業中だろうと思いますが、この部分で適切に、今までの経過含めて適切に予算編成されることを期待をして答弁は求めません。  三つ目の下水道の関係なんですが、計上されていることは当然だろうと思います。  これは、他の案件についても同じような処理をし、市の負担を軽減をしていくということはやってきたわけですから。  新年度以降、この種の形で扱える、そういうふうな分野がまだ残っているのかどうか紹介をいただければと思います。  これは下水道事業に限らず、年度が変わればさらに繰上償還という形で処理できる別な枠が出てくるのかどうか紹介をいただきたいと思います。  もちろん、突然の発言ですので、アバウトな数字で構いません。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) ご案内のように、歳入といいますか、予算の計上時期に関しましては、例えば繰越金についてですが、これをいつ計上しなければならないというふうな定めというふうなものはないというふうなところでございます。  それで、いつの時点で計上をするかというふうなところでございますが、当市におきましては、平成20年度予算にありましても、当初予算で財政調整基金を16億5,000万円ほど、それから市債管理基金から1億2,000万円ほどというふうな形で繰り越して年度予算を編成しているわけでございます。  そこで、6月、それから災害に関する補正予算並びに9月というふうな形で、繰越金を充てながら補正予算を計上してきているわけでございますが、やはり、総額が固まるというふうな時点というのは、議会で決算が承認された時点というふうに思っているものでありますから、その後のいわゆる12月の補正予算でもって計上するというふうな考え方でございます。  それから、第3点目の方の、いわゆる補償金免除の繰上償還が来年度以降どういうふうになっているかというふうな質問でございますが、来年度にありましては3つの会計、一般会計、簡水会計、下水会計で合わせまして繰上償還の額が8億8,000万円ほどございます。  そういうふうな状況にございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 3番目の下水関係等々については了解をいたします。  1番目の繰り越しについては、聞いていてもさっぱりわからないですね。  決算承認を受けた時点が繰越金の額が固まるというくだりがありました。  そんなことはないでしょう。  繰越金の関係が固まっているのは5月31日でしょう、違うのではないですか、これ、ひとつお答えいただきたい。  それから、そのために調整期間を設けているのではないですか。  本来、3月31日できちんと固まっているはずなんですよ。  ところが、それは市だけの関係で会計が動いているわけではないから、それらこれらの関係等々の中で2カ月間の調整期間を設けているのではないでしょうか。  うんと厳密にいえば、それでも固まり得ない部分もあるはずなんですけれどね、実務としては。  しかし、少なくとも、今、部長が答弁したように、決算認定を受けたから固まるのではないですよ、あるいは決算認定を受ける時期に固まるのでもない、これは実務として。  一般的に言うならば、出納閉鎖の5月31日に固まっていなければなりません。  その分については、明らかに答弁が違うと思いますから、改めて答弁を求めたい。  二つ目は、計上をすべき、計上しなければならない期間の定めがないという言い方を毎回なさるんですが、そんなことはないでしょう。  総額を計上するというのは大原則でしょう、可及的速やかに、それは大原則でしょう、そんなことは。  よく、私、別な表現をするんですが、日本の刑法のどこを読んだって人を殺してはならない、傷つけてはならないという規定はないんです。  だから、殺してもいいのかと、俗な言い方ですけれども。  そういうふうな罪を犯したら、犯罪を犯したら、これこれの刑罰を科すという形で規範化しているんでしょう。  同じことではないですか。  私が言っているのは、言うならばタンス貯金のようにして、市民から見えない形で繰越金が扱われるということを、一日も早く改善すべきだということを言っているんですよ。  基金その他から取り崩したのに対して戻すと、これらも当然のことながら議会の議決を経てやっていかなければならないことでしょう。  そういうふうな手続きを、どうして12月議会なんだと言っているんですよ。  決算は出納閉鎖によって明らかになるんだから、それから直後に開かれる、できれば6月議会に可及的速やかに公の会計に計上し、関心を示す市民が見ればだれでも、一関市の決算というのは、一般会計についてはこのぐらいの繰越金、特別会計についてはこのぐらいなっているんだな、したがって財政はこうなっているんだなということが一目瞭然にわかるようにすべきだと言っているんですよ。  もう一度この部分については答弁をいただきたい。  計上をしなければならない時期の定めはあるんです。  これは、広い意味での法その他の大原則からすれば。  ただ、出納閉鎖なり何なりから何カ月以内に計上しなければならないというふうな規定は確かにないでしょう。  しかし、2カ年以内には計上しなさい、しなければならない、そういうふうなものはあるというふうに聞いていますけれども、部長答弁については、いささか着眼点が違うのではないかと、こういうふうな思いがしてなりませんので、2点目としてこの部分についても再度答弁をいただきたい。  最後に、今動いている2008年度、平成20年度についても第3四半期が今終わろうとしています。  したがって、決算見込みが大体固まってきているはずです、機械押せば。  どのぐらいの決算見込みになりそうでしょうか、一般会計について。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) まず、第1点目の決算の固まる時期を経てすぐに計上すべきでないかというふうなご質問でございますが、これに関しましては、先ほどもご答弁申し上げましたように、いわゆる決算が承認されてから全額を計上すべきであるというふうな考え方でございます。  それから、第2点目の総額を明らかにしないで、タンス預金のようにというふうなご質問でございましたが、この件に関しましては、6月補正の時点でも大体このぐらいの見込みでございますというふうな答弁を申し上げてございますし、それから決算の際には、総額いくらであるというふうな数値的には明らかになっているところでございます。  それから、計上すべき時期が明確に定まっていないというふうなところで、今、議員さんから翌年度までにというふうなことでございますが、そのとおりでございまして、それで、いつ計上すべきか、その翌年度までの間にいつ計上すべきなのかというふうな時期については規定がないというふうなところでございます。  平成20年度の決算見込みというところでございますが、これにつきましては平成20年度がまだ進行中でございますので、今後どういうふうになるかというものにありましては、大まかなものにつきましては、平成21年度予算編成の過程の中で掌握をしてまいりますが、やはりこれにつきましても、年度中に動いているものですから、はっきりどのぐらいの見込みになるかというふうなものについては、その時点で変更が多うございますので、なかなかつかみきれないというのが現状でございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 議案の第96号、一関市都市施設管理特別会計補正予算についてお尋ねをいたします。  先ほど、お隣の武田ユキ子議員さんが質問した中身に沿って質問させていただきますと、この都市施設というのは先ほど、駐車場、東西、それから地主町含めて454台の駐車場と、それから東口の交流センターというんですか、東口のあの施設、これをひっくるめて都市施設というふうに言っているわけでありますね。  駐車場については駐車料を徴収しますから、こういう形で特別会計は残余が出たと、そういうことで一般会計に繰り入れると、利益を一般会計に差し上げるということで今回提案なったんだと思います。  私が質問したいのは、利益を上げる駐車場のことではなくて、なかなか活用が進まない交流センターというんですか、東口の交流センター、この件についてお尋ねをしたいんです。  今、市は、駅周辺再開発ということで、さまざまな公共施設を集めて、再開発の建物に入れ込んで地域の活性化に寄与させたいというお考えですが、この交流センターというのは、どういう、再開発構想なるものとどういうふうにリンクしていくんでしょうね。  この施設は、恐らく、駐車場とこの交流センターという建物の全体の事業費は20億円以上かかっていると思いますね。  建物自体は10億以下、5億かそこら辺だと思うんですが、それだけ大きな投資をしてきたものが、なかなかうまく活用できないということで当局は頭を痛めているのではないかと思います。  先ほども言いましたように、今、新たに市は駅周辺再開発でまた違ったものをつくろうとして、東と西で市がつくったものの施設とすれば対峙するわけなんですね。  そこをどういうふうに考えていらっしゃるのかというのが第1点目。  2点目は、もうそろそろこの交流センター、外に管理を任せたらいかがですか。  このあと、いろいろ指定管理者で提案がなされ採決をしていくんですが、市の職員の皆さんが考えるのにはそろそろ限界が来ているのではないか、民間の考え方を取り入れて、この施設をもっと有効に使っていったらどうかなということを、提案を、私はさせていただきたいんです。  そこで、例えば観光協会さんの事務所をあそこに据えて、観光センター的なものを中心に運営をしていくとか、いろんな方法はあるかと思います。  そういう意味で、今後、そういう、外に管理をお任せするということについてはいかがお考えなのか、この2点についてご質問をいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 吉家建設部長。 ○建設部長(吉家義博君) 交流センターの活用でございますけれども、先ほどもお話しましたけれども、今、なかなか利用されていないという状況にあるわけですけれども、これを、東口と西口あるわけですけれども、それらトータルで、やっぱり、どう活用して、今の、既存の施設をですね、東口の交流センターは既存の施設になるわけですけれども、今後、駅周辺、駅を整備していく際に既存の施設もどのように活用していただくかと、これも含めて、やっぱり、今後考えていかなければならないことではないかなというふうに思っておりますし、それから、あとはそれを、今、現在はそれぞれ業者に委託して市が直接管理しているわけでございますけれども、これを視点をちょっと変えて、民間に任せて、それでお客さんを集めて施設を使っていただくと、そういうふうに考えてはどうかというお話でございますけれども、それもあわせて、今後、検討してまいりたいと、こういうふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 今後、検討していくということですが、今後、検討していくではちょっと遅いのではないかなと、構想ではあるにしても、一つの駅周辺という形であれば東も西も関係ないんですね。  一ノ関駅というものを中心にしてその周辺をどういうふうに活性化させていくかと、再開発をしながら市街地を活性化させていくかという、そういう視点で今、JRさんといろんなことをやっているということであれば、当然、東に何億というお金をかけた施設があるわけです。  それも一体的にどう活用していくかという議論が進んでいるのが当たり前と思います。  ぜひそこは急いでいただきたい、事業費含めて年度末までには、私ども市民の皆さんにお知らせをするというふうになっております。  それが出てからでは遅いんですね。  ぜひ、そこは進めていただきたい。  それから、指定管理制度を活用するかどうかは別として、第三者、民間に管理運営、運営を任せるのか管理を任せるのかわかりませんが、をお願いするということは、やはり、もうそろそろ、ここまでやってきてなかなか難しいということであれば、民間の考え方、力をお借りするというのも、これ、もうそろそろ予算編成の時期、大体、課の中では固まっているのではないかと思いますが、ぜひ、来年度の予算編成に向けてそこら辺も検討し、また実現できるように検討の進め方を早めていただきたいというふうに思いますけれども、お答えをいただけるのであればお願いします。 ○議長(佐々木時雄君) 吉家建設部長。 ○建設部長(吉家義博君) お話をいただきました交流センター、今はそれぞれ民間に委託して管理しているわけですけれども、その施設の利用を促進するために指定管理者等についてすぐにでも検討すべきと、こういうお話でございますけれども、これはまだ、そういう形では検討していませんので、先ほど言いましたように、JRさんといろいろやっているわけですけれども、都市計画課も入ってやっているわけでございますけれども、そこで話をしながら今後どうあるべきかということについて検討していきたいと、こういうふうに思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) 2点お伺いをいたします。  前者と若干、その、さらに見解についてお伺いいたしますけれども、繰越金のところの考え方なんですけれども、私は、一関市というのは、従来こういうふうな繰越金の扱いといいますか、こういう予算編成を旨としてきたのか非常に解せないんです。  従来、地方自治体はどこでも年間予算を組んで、これは年度途中で執行不可能だというふうに判断した場合、直ちにそれを補正組む、つまり編成変えをする、こういうことが当たり前なんです、これ。  それをずっと引っ張って引っ張ってきて、あえて規定はないとか、あるいはそういう定義があるとかないとかおっしゃっておりますけれども、今この貴重な財政、この扱い方についてどうとらえておるのか、私は、うがった見方をすれば、最初から、つまり、年間予算を組む際に、最初から執行不可能な状況のものを、あえてそこに組み込んでおったのではないかという疑念さえ抱かざるを得ないんです、これは。  というのは、確かにそれはいろいろずっとトータルした場合、出てくるけれども、あまりにもその差異が大きすぎる、繰越金のね、これはもう当初予算の編成をする際、極めて、私はその点については、最初からそういうことを予測しておったのかどうか、非常に疑義を感じます。  この点について、まず、繰越金のあり方、全くこれが当たり前だという認識なのか、一関市のやり方だというふうにおっしゃるのか、改めてこの繰越金についての見解を求めます。
     次、35ページですけれども、がんばろう岩手の関係であります。  これは、農業振興費でありますけれども、岩手新産地づくり緊急支援事業、実は、地震の際、私、見てみますと、ここにも、実は、震災の事業等の配分の中で、がんばろう岩手新産地づくり緊急支援事業というのが100万円見込まれておるんですね。  実は、県からの歳入見ましても、やっぱりこういう趣旨の予算が2分の1、100万円入っています。  となると、これが、いわゆる地震災害の地域に関する緊急支援事業なのか、あるいは県が2分の1助成、補助事業を組んでおった、がんばろう岩手の、これどういうふうに考えていいんでしょうか。  本来、ですから、これは地震災害のそこに使われる内容のものではないというふうに、私は判断しますけれども、こういう予算編成をあえて組み込んだのはなぜか。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) それでは、私からは、繰越金に対する考え方でございますが、予算はご案内のように、当初予算と補正予算があるわけでございまして、当初予算を編成したから補正予算を一切組まないのだというふうな考え方に立っているわけではございません。  やはり、当初予算の編成時期からいろいろな状況の変化がございます。  そこで、やはり、補正予算はその時期、時期に適切に計上してお願いをしていくものというふうに考えているところでございます。  ただ、そういうふうな補正予算で、適時に適切な予算編成を、予算の考え方を組み立てながら予算を提案し、お願いしているわけでございまして、繰越金にありましては、議会で決算の認定をいただいてから全額を計上すべきというふうな考え方に立っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 佐藤農林部長。 ○農林部長(佐藤士郎君) がんばろう岩手新産地づくり緊急支援事業でございますが、これにつきましては、先ほどお話ありましたとおり、被災地の皆さんに対して、こういうふうな危機を希望に変えるというふうなことでの県単の事業が起こされまして、県の方で100万円、それから市の方で100万円、合わせて200万円の事業というふうなことで、4つの団体を想定したところでございます。  具体には、地力構造対策というふうなことで、今回、地割れしたところ、そういうふうなところに相当数土砂を動かすというふうなことから、そこの場所に土壌改良資材として堆肥とか硅カルを投入するというふうな事業であったり、それから水稲から転換品目、新たな品目をというふうなことで、例えばマコモダケを植えてみたいとか、あるいはウドの苗を植えて特産化したいと、そういうふうな格好で5つの集落といいますか、組合の方から出てきたもの、それに対して支援をするというふうな内容でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) 繰越金の関係でありますけれども、今、部長は、補正については適宜に、しかも適切に時期を見て組み立てて対処したといったような趣旨の説明がありましたけれども、本来、先ほどの前者の質問にあったとおり、本来3月最終補正でこれはわかるわけですね、その事業年度を集計しますから。  そうすると、これは果たして、ずっとそのまま予算計上しておった方がいいのか、あるいはもっとそれは、場合によっては切り上げて次の予算というか、回すことも含めて考えるというのか、これはもう言ってみれば、地方自治体とすれば限られる予算をいかに有効に使えるかという観点からいけば、そういう適切な措置をとるんですね。  しかし、あえてそれをずっとずっとずっと引っ張って、しかも、あえて限定がないからといって、定義がないといって12月、つまり決算認定なければそれは繰越金として計上できないんだというこの感覚は一体どういうことなのか、何かそういうふうな規定がございますか、あったならお聞かせいただきます。  次に、がんばろう岩手の関係、言っている趣旨は、5つの集落に対して土壌改良云々と言っていますけれども、つまり、そこは、今回、震災によって生じた実態なのか、そういう震災によって生じたことなのか、あるいは先ほど聞きますと、水稲から他に転換するようなこともあるようでありますけれども、これは震災によってそのような形態が生じたのか、あるいはあえて緊急的にそういう事業をここにだけ集中しなければならなかったのか。  他の地域にはそういうふうな緊急的な予算措置はする必要がなかったのか、あえて震災地に対してそういう予算を組み込んだのはなぜかということについて。  それから県のがんばろう岩手の予算そのもの、2分の1の助成そのものの性格は何であるのか、この際、お伺いします。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 繰越金の計上の時期に規制があるかというふうなところでございますが、決算との、平成19年度であれば平成22年度までに計上すべきというふうな規制はございますが、その間において、いつの時期に計上すべきであるかというふうな規制はないところでございます。  ただ、やはり、先ほども申し上げましたように、やはり、当初予算を編成してから、いろいろな状況の変化がございます。  そういうふうなものは、補正予算で適切に対応していくというふうなことから、補正の案をつくりましてご提案申し上げているところでございますが、やはり、そういうふうな形で適切な対応をしてまいらなければならないというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 佐藤農林部長。 ○農林部長(佐藤士郎君) 先ほどの、がんばろう岩手につきましては、基本的には、基本的にはというよりも震災復興支援というふうな考え方が前提にあるものでございまして、被災した地域において、農業の速やかな復興に向けて、集落ごとに策定する農業復興アクションプログラムに基づく取り組みを支援し、危機を希望に変える新たな産地づくりを支援、推進するというふうな内容でございまして、あくまでも今回の震災復興というふうなことを前提に、その地域限定版での事業というふうなことでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) ただいまの答弁に関連してお尋ねいたします。  11月28日に義援金の第2回の配分委員会を行って、いろいろ決定して、12月2日でしたでしょうか、地震災害対策特別委員会に報告があったわけですね。  その際に、責任者は坂本副市長だと思いますので、坂本副市長にお答えいただければいいのかなと思いますが、私はこの事業をいい事業だと評価しているんです。  しかし、財源です、財源。  災害対策特別委員会に示された第二次配分の項目、18項目あって、私、一般質問で一般財源で賄うべき性格のものもあるのではないかとご批判申し上げました。  このがんばろう岩手新産地づくり緊急支援事業については触れませんでしたが、きょう、改めて見ますと、18の中の12番目にこれが100万円なっているんですね。  これと、今、提案されている34ページの農業振興費の、今、部長が紹介した、答弁した事業、この財源のかかわりを説明していただきたいのであります。  先ほど石山議員がおっしゃいましたように、2分の1は県から100万円出ております。  それは27ページ、県支出金のところに100万円県から出ると、同じ事業項目できちんとうたわれております。  私は、義援金の性格上一般財源に繰り入れて一般予算の中で使うというのは、義援金の性格上好ましくないのではないかと、違うのではないかと私はご指摘してきました。  それがどうしてこうなるのでしょうか。  12月2日の報告から変更はないと思うんですね、配分委員会が開かれたというお話は聞いていませんので。  なぜこのようになっているのでしょうか、お尋ねいたします。  言っている趣旨わかりますでしょうか、質問の趣旨。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) ただいまのご質問の財源の内訳でございますが、ここに記載してありますとおり、県補助金が100万円入ります。  この時点で、一般財源100万円というふうなことになってございますが、やはり、災害地の被災者の復興というふうな形から、これについて、一般財源の100万円に関しまして、いわゆる配分委員会で決定した事項を受けますと、この100万円については義援金を後で充当するというふうな形になるというふうに考えてございます。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 今のお話で問題ありませんか。  どこに問題があるかと、坂本副市長さん、どうでしょうか、問題ありませんか。  義援金を当て込んでやる事業ではないと、県が100万円を出しているのは、県に集まった義援金の中から一関市、これで100万円、この事業をやってくださいと言っているわけではございません。  県は集まった義援金すべて市町村に配分しておりますね。  ですから、県のこの100万円というのは、一般財源から捻出して、一関市がこういうことをやるのであればどうぞという財源ですよね。  ところが、一関市の義援金は4億4,000万円ほどですか、県からの分も含めて集まっているわけです。  それを、私は、市民感情として皆さんそう思っているのではないかと思っているんですが、いつも市民の皆さんから言われます。  義援金は市の事業ではなくて、被災者に早く届けられるべきではないのかと、見舞金という形で、あるいはいろいろな形で届けられるべきではないかと、余しておいて、市の別な予算に使おうと、そのようなことではないだろうねと、たくさんご批判をいただいております。  なぜ1億8,000万円も使い道不明のまま年を越さなければならないのだと、いまいま、本当に被災者が困っている、しかも、年の瀬を迎えて困っている中で、そういう扱いにするのかという、義援金の扱いへの批判があります。  そしておいて、きょうのような、大変いい事業です。  しかし、市の予算で、市の補正の中で組まれていくということでいいと思うんです。  ところが、義援金配分委員会はそういうのに使おうとしていると、これでよろしいのでしょうか。  整合性がとれるような説明をお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 市を通して行う復興、復旧事業でございますが、やはり、市が行うものにありましては市の会計を通してやるべきであるというのは、これは基本だというふうに考えているところでございます。  今回の、このがんばろう岩手新産地づくり事業にございましても、これは実際上、水田に被害を受けた方々が、先ほど農林部長がご説明いたしましたような事業に取り組むわけでございます。  やはり、そういうふうな所得の対策というふうなこともございますので、やはり、そういうふうなものは義援金を使わせていただいても、これは復興、復旧の方の、復興の部分に当たる部分ではないかというふうに考えているところでございます。  それから、先ほど申しましたように、市を通じて予算をといいますか、補助金を支給することに、助成することになるわけですから、市の予算に計上してあるというふうなところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 県の予算も含んでいるからここに計上したのが本当ではないでしょうか。  でなければ、また整合性取れなくなるんですよ。  私、3回しか立たれないから深まらないのではないかと思って心配しているんですが、配分委員会で、私の一般質問でご批判申し上げました、骨寺村荘園遺跡管理道路等復旧支援事業と行政情報提供システム装置、これとて、一たん市の事業として起こさなければならないのではないですか、今の説明だと。  なぜ12項目のがんばろう岩手新産地づくり緊急支援事業だけが今回の予算計上になっているのでしょうか。  17番、18番だってそういう扱いをしなければならない事業でしょう、例えば。  ということで、私が言いたいのは、この事業、先ほども言いました、農林部長が説明したこの事業は、被災地にとって必要な還元される予算づけだと思っております。  しかし、財源が、全国から寄せられました義援金を一般予算に通してやるのではなくて、市の補正予算の中で組まれていく、そうあるべき中身ではないかと。  ですから、幸い、きょうの予算書にはそのようには載っていません。  改めて第三次配分委員会の中で、この項目は訂正して、被災者に直接いくような支援に充てるべきではないかなと、私はそう思うのです。  ついでに、あとこれ以上立てませんのでお話ししておきますけれども、11月28日に決定して、12月2日に議会に報告されました配分委員会の配分方法ですね。  これが被災者に届けられる段取りがまだなされていない、年の瀬を迎えて今度の広報あたりに載るのかなと、きのう付の広報ですか、載っていませんね。  どうやって被災者に届けようとなさっているのでしょうか。  年越してからの作業、年末忙しいから年越してからの作業だというのでしょうか。  あまりにも、情けないといいますか、本当に被災者の身になって、立場に立って事が進んでいるのでしょうか。  副市長、ご答弁お願いします。  そのほかお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 予算の計上の仕方というふうなところでございますが、市が直接行うものに関しましては、市の予算を計上して行うというふうな形に考えてございます。  こうしたことから、ここの部分の、がんばろう岩手の部分に関しましては、県の補助金とあわせて、市の部分の負担する部分も併せて計上するというふうなことから、こういうふうな計上になっているわけでございますが、市の負担部分については、その配分委員会の決定によりまして、後でこの部分に関しては義援金が充当されるというふうに考えているところでございます。  今、ちょっと資料はないのでございますが、市がやるものについては予算に計上してというふうなことでございますが、やはり、義援金を充てるというふうな、被災者の方々の生活の安全とか、そういうふうな部分については、義援金が充てられてというふうな形で配分委員会で決定なったものについては、充ててよろしいのかなというふうに考えてございます。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は一括して行います。 (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 採決は議案第93号は単独でお願いをしたい。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) ただいま、議案第93号は個別でという発言がございましたので、そのように進めさせていただきます。  まず、議案第93号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立
    ○議長(佐々木時雄君) 起立多数。  よって、議案第93号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号、第95号、第96号、第97号、第98号、第99号、第100号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、以上7件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第21、議案第101号、財産の無償貸付けについてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第101号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第101号は、原案のとおり可決されました。 (木村實議員 退場) ○議長(佐々木時雄君) 日程第22、議案第106号、指定管理者の指定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第106号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第106号は、原案のとおり可決されました。 (木村 實議員 入場) (海野正之議員 退場) ○議長(佐々木時雄君) 日程第23、議案第109号、指定管理者の指定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) この指定管理者の指定は、真滝児童館という施設を、指定管理者として社会福祉法人一関市社会福祉協議会にお願いをしたいという、そういう議案であります。  これは一関市が合併して間もなく、指定管理者制度という法律上、早く指定管理に、こういう施設を管理運営をお任せしなくてはいけないという期限がありましたから、ばたばたと指定管理について議会で議決をしていったわけでありますが、それから以降、約3年がたとうとしておりまして、その期限が来て、さらにこれから5年間、この社会福祉法人一関市社会福祉協議会に指定管理者として管理をしてもらおうということの提案というふうに理解をしております。  そこでお伺いしたいのは、端的に申し上げて、なぜ、社会福祉協議会が指定管理者となる団体なのかということであります。  この議案の前後を見ていただければ、ひまわりクラブ、議案の第103号とか第104号以下、ひまわりクラブ、わかばクラブ、はしわクラブとかさまざまな小学校に関係して児童を預かるような議案も出ております。  その指定管理者は、そこの、実際にその施設で運営をなさっている運営委員会というところが指定管理者になっているわけでありますが、ちょっと、性格は、この児童館ということで違うんでしょうが、大方の流れとすれば方向性は一緒だということからすれば、やはり、一番身近な現場に指定管理者としてお任せするのが、私は妥当だろうというふうに思います。  なぜなのかということが第1点目。  2点目は運営委員会なり運営協議会なり、この真滝児童館を運営する上でそういう会があると思います。  その会のメンバーはどういう方がなられ、どういう地域の方で構成されているのか、この点について、2点目としてお聞きをしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 阿部保健福祉部長。 ○保健福祉部長(阿部照義君) 真滝児童館のことについてお答えいたします。  真滝児童館は、昭和41年10月1日に児童厚生施設として開設したものでありますが、開設以来、その管理は社会福祉法人一関市社会福祉協議会に委託してまいりましたことから、そのような歴史的経緯を背景としまして現在に至っているものであります。  そういったことから、引き続き、平成18年4月からの指定管理者の指定にありましても、そのまま一関市社会福祉協議会を指定したものであります。  地元には、児童館をよくする会というのがございますが、その構成員については、ちょっと、資料を後で取り寄せてお答えしたいと思います。  地元ということで、よくする会を言ったんですが、真滝児童館運営委員会は社協に委託していますので、そちらで構成員となっているものであります。  いずれ、資料を取り寄せてからお答えしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 尾形議員に申し上げますが、ただいま資料提出を求められておりますけれども、提出にちょっと時間がかかるようでございます。  それでは、午後1時まで休憩いたします。 午前11時44分 休   憩 午後1時00分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部保健福祉部長。 ○保健福祉部長(阿部照義君) 資料の準備に時間かかりまして、大変申し訳ございませんでした。  真滝児童館の運営委員についてお答えいたします。  真滝児童館の運営委員は6名でございます。  真滝7区の民生児童委員さん、滝沢小学校長さん、真滝幼稚園長さん、近隣の住職さん、真滝10区の区長さん、あと一関市の児童福祉課長が真滝児童館運営委員でございます。  あと、真滝児童館をもっとよくする会というのは、この、今、言った真滝10区の区長さんを会長とし、住職さんを顧問といたしまして、保護者の方々、あるいは指導員の皆さんとよくする会というものをつくっているものでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 運営委員の方々の中身については、事前に通告はしておりませんでしたので、大変ご迷惑かけたかと思います。  申し訳ございません。  今、お伺いした中で、運営委員会のメンバーに結局、子供さんを預けている親御さんの代表者の方とか、それから園に関係する方、児童館に関係する方等が入っていないという、そういう状況みたいであります。  片や、よくする会というのがあるらしいと、そこは真滝10区の区長さん、それから近隣のお寺の住職さん、その他、児童の父母の方々等が入ってよくする会を立ち上げているということであります。  まず、第1番目の、なぜ社会福祉協議会なんでしょうかという質問に対しての答弁が、昭和41年からこの児童館が開設され、それ以来ずっと社会福祉協議会さんに運営を、お世話になってきたというようなお話であります。  そういう考え方でいけば、これからもずっと社会福祉協議会ということになるんでしょうが、よくこの前後の議案を見ていただくと、こういう施設はそこに関係している方々、現場の方々が運営委員会なり何なりを組織して、市から指定管理者として指定され、運営しているというのが実態なんです。  だとすれば、社会福祉協議会というワンクッションを置くのではなくて、やっぱり現場にお任せしたらいいのではないでしょうか。  その方がそこに通っている児童、子供たちのためにもなるのではないでしょうか。  ここには、実態としてよくする会という、そういう会もあるわけですから、そこにお任せをするということでいった方が、いろんな意味で効果は出てくるのではないかというふうに思いますが、そういう考え方にどうしてなれないんだろうなと。  市には、この指定管理者制度に関しての運営委員会という設置要綱があります。  そこには、副市長さんを委員長として関係行革の本部員なんかで委員会を構成していますけれども、その委員会の役目というのは指定管理者の選定に関することとか協定に関することとか、そういうことをいろいろ話し合う委員会があります。  今回の議案で、この委員会にかけて指定管理者が社会福祉協議会でいいと、こういう事情があるけれども社会福祉協議会でいいという、そういう流れを経ながらこういう提案になったのでしょうか。  第1点目の質問は、現場にそういう組織があるではないですかと、こういう子供に関係する施設は、ほかは現場の、地域の人たちに任せているではないかと、それでなぜ社会福祉協議会なのかということであります。  2番目は運営委員会というのがあるんですが、そこではこういう案件について話し合ってはいないのでしょうかということであります。 ○議長(佐々木時雄君) 阿部保健福祉部長。 ○保健福祉部長(阿部照義君) 真滝児童館をもっとよくする会という名称なんでありますが、言うなれば、これはほかのクラブで設置している保護者会のような性格かなと思っております。  その中に顧問として、先ほどお話しした運営委員の近隣の住職さん、この住職さんが運営委員会の会長を務めているわけでありますが、この会長さんが顧問として入っておりますし、あと、運営委員会の副会長が真滝10区の区長さん、その区長さんがこの真滝児童館をもっとよくする会の会長を務めているところでございます。  そのような形で、保護者の皆さんとのいろんな要望なり話し合いというのは、運営委員会にも届くというふうに認識しております。  社会福祉協議会とはいえ、今このような運営委員の方々、地元の方々に運営委員をお願いしているわけでありますので、引き続き社会福祉協議会にこの指定管理者をお願いしたいと、そのように考えているところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 私からは、指定管理者制度運営委員会に関してお答えを申し上げます。  指定管理者制度運営委員会では、今回の指定管理者の期限を迎えます51施設について議題に載せまして協議したわけでございますが、現在の指定管理者がこれまでの実績から適正であるというふうな評価のもとに、今の指定管理者をそのまま引き続きお願いすることについて、協議を終えたところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) この指定管理者制度を活用するときに、対象となる施設を市はどういうふうな考え方で分類をして、こういう性格の施設はこういう団体がいいのではないかと、児童クラブ、また児童館、こういうものについては分類上こういう考え方だからもっと小さな組織でもいいのではないかとかという、そういう分類をしながら指定管理者を活用なさっているかと思います。  そういう意味で、この議案の児童館、真滝児童館についてはどういう分類になっているのか、これをお聞かせいただきたいと思います。  私は、先ほど来、何回も申し上げていますけれども、こういう施設、こういう性格の施設は、やはり、もっともっと現場サイドに施設をお任せした方がより効果的だろうというふうな認識でおります。  こういう認識が、いや、私の言っていることは違うよというのであればお聞かせをいただきたい。  それと、運営委員会のメンバーに結局、子供さんを預けている親御さん等が入っていないと、ほかの議案の中の児童クラブでは、親御さんたちが中心になって運営をしているのであります。  それが子供たちのためでもあるんです。  そういう意味からすれば、この真滝児童館は、やはり預けている親御さん、その地域の方々を中心として運営されるべきであろうと、そういうふうにこれから考えていくべきだろうというふうに思いますけれども、3回目ですからこれ以上質問できませんので、今申し上げた3点についてお答えをいただきたいと思います。
    ○議長(佐々木時雄君) 阿部保健福祉部長。 ○保健福祉部長(阿部照義君) ほかの、例えば、わかばクラブとかそういったところの運営委員ですと保護者の方々も入っているということでございますので、そちらでも区長、指導員の方とか、そういった方も入っておりますので。  真滝児童館にありましても、社会福祉協議会と協議しながら、そういった方々を入れるかどうか、そういったことも検討しなければならないでしょうし、あと逆に、今、現在、よくする会というようなものは、運営委員の方々のサポーター的な役目を果たしているのかなと思っているところでありますが、そういったところがしっかりした組織に力を持っていけば新たな展開もあるのかなと、そのように考えますが、いずれ、長い歴史を重ねておりますので、社会福祉協議会にお願いしているという歴史もありますので、そういったことを総合的に考えながら今後の展開を考えていきたいと、そのように思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) まず、指定管理者の導入に関する考え方でございますが、やはり、民間の持っているノウハウとか、あるいは経費の節減が図れるとか、そういうふうな部分の施設管理につきましては、経費の節減上から、やはり、指定管理者制度を導入することが望ましいというふうな、基本的な考え方に立っているところでございます。  そこで、議員さんからご質問のありました指定管理者制度の導入に区分があったというふうなところでございまして、その区分と申しますのは、1つは、類型1といたしまして、条件整備等を行い指定管理者制度の導入を進めるもの、そして類型2というのは、順次指定管理者制度の導入を進めるもの、それから類型3にありましては、施設ごとに管理運営のあり方について検討して、導入について研究検討するもの、それから類型4としては、法の制限があるものですから、そういうものは当面直営で管理するというふうな4つの区分になっているところであります。  児童館に関しましては、そのうち類型3の部分でありまして、いわゆる施設ごとに管理運営のあり方について検討し、導入について研究、検討するというふうなところでございますが、やはり、この中にありましても、指定管理者制度の導入が望ましいというところで、導入になったものというふうなところでございます。  それから、先ほど、私の発言の中で、今回の指定管理者のお願いしている部分で51施設と申しましたが、53施設でございましたので訂正をさせていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第109号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立多数。  よって、議案第109号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第24、議案第113号、指定管理者の指定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) これも同じことなんです。  先ほどの児童館と同じように、何で社会福祉協議会なんですかということなんですね。  私は、社会福祉協議会に対して何の感情も持っていませんし、社会福祉向上のために立派に働いていただいている団体だという、そういう認識ではおります。  ただ、それぞれの施設が、それを利用される住民の方にとって一番いい方法、そういう管理運営はどういう方法なのかということをもっと考えていただきたいということなんです。  千厩の農村勤労福祉センター、これがなぜ社会福祉協議会なんでしょうかと、質問通告をしたそのとおりについてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 岩渕商工労働部長。 ○商工労働部長(岩渕甲治郎君) 千厩農村勤労福祉センターについてでありますが、まず若干経過からお話し申し上げますが、この福祉センターについては、昭和54年に雇用促進事業団により旧千厩町に設置された施設でありまして、平成14年の11月に旧千厩町が購入した施設でございます。  昭和54年の設立当初については、旧千厩町では専任職員1名と管理事務補助として千厩町社会福祉協議会の職員2名を嘱託職員として委嘱し、常勤3人体制の直営で管理を行っております。  また、旧千厩町の所有となりました平成15年度からは条例改正を行って、千厩町社会福祉協議会と管理委託契約を締結し、その後、平成18年度の指定管理者制度の導入を受けて、合併をした一関市社会福祉協議会を指定管理者として指定管理を委託しているということであります。  この施設については、非常に利用頻度の高い状況になっておりまして、管理者の常駐を必要としている施設ということでありまして、施設の設置以来、事務室については社会福祉協議会の実質的な事務室としても活用してきていると。  現在も、一関市社会福祉協議会の千厩支部としても活用している状況にあるわけであります。  したがって、今回も引き続き一関市社会福祉協議会に指定管理者として指定をしたいと、こういう内容でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) これも、当初から社会福祉協議会さんの方で、管理運営するために人を割り当てていただく中で管理していただいてきた経緯があると、その延長だというようなお話であります。  この施設を見ますと、片方は福祉センターとしていろんなことができるような施設で、片方はある意味、社会福祉協議会の事務所というふうに見れるわけでありますね。  この建物を、そういう意味からすれば一つというふうに見ないで、片方は地域住民の方のためにさまざまな利用をしていただくための施設というふうに考えれば、やっぱり、何も社会福祉協議会でなくてもいいのではないかと、そこら辺はもっと地域の方に下ろしていいのではないかというふうに思いますけれども、そういう発想というか、一たん形づくったものでこれからもいくというのであれば、そこに住民サービスの多様化の中でなかなか広がりというのは出てこないのではないかと。  そこに一つの変化を加えていきながら、よりよい住民サービスを目指していくという、そういうことも必要なのではないかと思われますけれども、いずれ、そういうことであれば、前の議案と同じように社会福祉協議会だということなのでしょうから、これ以上質問してもどうしようもありませんね。  ただ、私が申し上げておきたいのは、あくまでこれは住民のための施設ですよと、住民の方が使う施設ですよということを一番頭に置いていただきながら、その施設が本当に有効に、地域住民のために活用されるためにはということを含め、どうしていったらいいのかということを、やっぱり、考えていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  ひとつ、部長にそこら辺、コメントをいただければありがたいです。 ○議長(佐々木時雄君) 岩渕商工労働部長。 ○商工労働部長(岩渕甲治郎君) 今回も社協さんの方にお願いをするということでございますが、この件につきましては、今までの利用の実態等もお伺いをしました。  それで、その中では、特別大きな課題もないと、そういうようなお話も伺ったところでございまして、利用者についても一定の利用がなされていると、平成19年度の利用者数については1万9,612人という非常に大きな数になっているという、そういうような状況であります。  したがって、今回は、引き続きお願いをするというようなことになりましたけれども、今後につきましても、社協さんの方とも連携をしながら、今、お話のありました幅広く活用されるようにという視点の中では、勉強しながら取り組んでいきたいと、こういうふうに思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第113号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第113号は、原案のとおり可決されました。 (海野正之議員 入場) (岩渕一司議員 退場) ○議長(佐々木時雄君) 日程第25、議案第146号、指定管理者の指定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) これは、ほかの件とも共通項があるんですが、室根地域の12区自治会が指定管理者になるということなんですよね。  これは一行政区なり一集落の集会所機能ではないんですか、いかがでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 鈴木教育部長。 ○教育部長(鈴木悦朗君) 議案第146号の室根ひこばえの森交流センターにつきましては、都市と交流施設、そういった扱い方ですね、使い方としましては一行政区の施設というふうな位置づけでなく、交流的な、全体的な施設というふうなとらえ方をしております。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) そうすると、例えば室根地域の場合には、大字がいくつかあるはずなんですよね、折壁だとか津谷川だとか。  そういう単位の施設なのでしょうか、それとも合併前の室根村全域を受益地とする施設なのでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 鈴木教育部長。 ○教育部長(鈴木悦朗君) 受益といたしましては、室根地域全域というふうな位置づけだと思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 後ほどの議案の中でもそれぞれ紹介いただきますが、これらの施設は、集中改革プラン、私、これに全面的に賛成する立場ではないんですが、集中改革プランの中ではこれらの施設、平成22年度までにその扱いについて検討するというふうになっていましたよね、確か。  その意味では、どうなんでしょう、武田ユキ子議員の一般質問とも重複するところ出てくるんですが、この施設も向こう5年間は現行のままでいかざるを得ないということなのでしょうか。  それとも、それに至る前に、集中改革プランで言っているような形で、できるだけ早く受益の団体等々にお任せをすると、こういうふうな感じなのでしょうか。  お任せというのは指定管理ではなくて、無償か有償かは別として、譲渡その他で市の施設でなくしてしまうというような検討等がされていくのでしょうか、あるいは今までされたのでしょうか、いかがでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 佐々木企画振興部長。 ○企画振興部長(佐々木一男君) 集中改革プランでの進め方の分でありますので、私の方から申し上げますが、いずれ、この室根地域にはそれぞれ20のこういう集会施設がございます。  その中でも、今の、ひこばえの森のように単一の自治会だけではなくて、多くの自治会がそこを活用しているという施設も、このほかにも何カ所かあります。  また、単一の自治会が使っているという、そういう施設もございます。  そういうことから、集中改革プランではそういう状況もありますが、いずれ、望ましいのは、例えば単一で使っているような、そういう集会所も含めまして、いずれ、市の管理からできれば地元の管理にという考え方で、これから地元と協議をしたいということでありますが、ただ、今、申し上げましたように、その施設の状況がさまざまな状況になっております。  加えて、この前もお話しましたが、補助事業で建設をされ、それらの償還もまだ残っているという施設もございますので、そういう観点からしますと、そういう、どうあればいいのかというのも方向性も定めながら、地元と協議をしてまいりたいという考え方でございます。  それから、今、20施設と言いましたが、19施設でございます。  訂正させていただきます。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第146号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第146号は、原案のとおり可決されました。 (岩渕一司議員 入場) ○議長(佐々木時雄君) 日程第26、議案第102号から日程第74、議案第154号、以上49件を議題といたします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。
     これより質疑を行います。  3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) 私は、議案第117号の指定管理者の指定についてということでお伺いをいたします。  このことにつきましては、旧花泉町時代に地域の活性化を先導していく中核施設という位置づけで設置されたというふうに伺っておりますが、いずれ、こういった施設は合併前には、特にも右肩上がりの経済情勢の中では住民サービスの向上というようなことで、それぞれの自治体においていろいろな予算、補助などを充てながら設置してきた経過があろうかと思いますし、それらの施設は各自治体に置かれて運営してきたわけですけれども、当初はやはり、特に、経営内容というものを重視するものではなくて、住民のサービスの向上というところに趣が置かれて運営されてきたというふうに思います。  しかし、近年の社会情勢の中では、そういう観点からだけではなかなか厳しいということで、民間的な感覚等を取り入れて、収支のことを相当重視しながら運営していただかなければならないというふうになってまいりました。  今、病院等についてもそういうことが同じように言われておりますが、それは事によりけりということでありましょうが、今、取り上げている議案につきましては、当然そういう感覚で運営していただきたいという思いと、また、その各施設は市が設置し、あるいは町や村でもやってきたかと思いますが、そういう観点から、最終的には、やはり、きちんと町なり行政が責任を持って、住民にさらなる負担等をかけないような形で運営をきちんとしていくべきだという思いがあります。  今、社会的に最近の経済情勢の中では、各中小企業の方々の報道が毎日のように報道されております。  その中の、経営を何とか維持して工場なり会社を残したいのだと、その意気込みというか、その取り組みというか、その涙ぐましい努力というのが皆様方にも伝わっていると思いますが、そういう努力を、やはり今回は指定管理者制度で指定管理者にそういうことも求められるわけでありますし、と同時に行政も指定管理者そのものにゆだねることなく、やはり同じ当事者として、あらゆる面で努力をするべきだという観点から、私は質問するわけですし、また、町、特に花泉地域におきましては、そこを思いを起こすときに、やっぱり、あのぼたん園ね、あるいはベゴニア館ねというふうには、もう既に大変な有名でありますし、期待も大きいわけですから、なくしてはならないのではないかという、そういう思いからの質問であります。  そういう中で、9月の議会におきましては、なかなか経営状況が向上しないというか、いい方向にいかないというような、そういう決算内容だったというふうに、私は記憶しております。  そういった中で、経営努力をいろいろと管理者の方にはやっていただいているということも仄聞しております。  私ども一新会にありましても、各支所めぐりのときには、昼食をあそこのところでとらせていただいて、運営に携わっている方に直接お話をお伺いすることができました。  大変一生懸命、一生懸命やっている姿、そういったものが話の中で、私は強く感じましたが、そういうご努力が実を結んで経営向上につながっていっていただけるものと思っておりますが、現状況ではどのようなのか、先ほども地震の影響とかで、今、入り込み状況などはどのようになっているかについて、まずお尋ねをしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 岩渕商工労働部長。 ○商工労働部長(岩渕甲治郎君) 花と泉の公園の関係でありますが、昨年の2月に議員全員協議会の中で、この花と泉の公園の概要、あるいは当時の課題等を踏まえた改善計画というものをお示しをしたわけでありますが、そういう形の中で、平成19年度は会社が一生懸命になって取り組んだ結果、収支がとんとんぐらいになったという、そういう平成19年度の状況でありました。  ところが、ことしについては、やはり他の観光施設同様に、一つには原油の高騰でありますし、もう一つには地震による風評被害、それから経済の落ち込み、こういうことが起因をいたしまして、今、お話しの入り込み状況については、11月末については3万3,583人ということで、昨年の同時期に対しましては1万7,345人の減少という非常に厳しい状況になっているところであります。 ○議長(佐々木時雄君) 3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) いずれ、いろいろな情勢の中で厳しい状況は変わらないということですか、いずれ、そういうようなことの中で、当然これを設置するに当たり、いろいろな資金投入をしてあるわけでしょうから、それらの償還等も相当額というふうに承知するところであります。  そういった中で、今後、これらについて、やはり、継続して運営をしていくという考え方だろうというふうには思いますが、のべつくまなくというわけにもいかないという部分も持ち合わせながら、私は、先ほど申し上げましたように、指定管理者になられた方々のみならず、やっぱり、行政として、この施設のみならず、今回、指定管理者制度ということで議案に上がってきている、いろいろ、先ほど都市施設の質問のときにもお話をしましたが、それぞれ室根高原のふれあい牧場でありますとか、東山地域にも石と賢治のミュージアムですか、それから千厩地域のアイスアリーナとかと、各それぞれの旧自治体においては皆さんに大いに活用していただいて、あるいは、特にも、私ども旧一関市のところであれば、今回、追加議案というところの真湯の施設でありますとか、あるいは健康の森というものにつきましても、従前は住民のサービス向上ということでありましょうが、こういうことになってくれば、やっぱり、外資を稼ぐというか、そういう他の自治体なりの方々にもぜひぜひ来ていただいて、そういうものを活用していただくというような観点から、私は、やはり市民がこぞってそういうセールスマンになる必要があると。  そういう中で、やはり、横断的にそういった施設なり何なりを、マップをつくるとか、あるいは先ほどの交流施設なり、あるいは各支所なり、そういったところにこういう施設がありますよと、そこに行くにはこういうふうな道順ですとか、いろいろいろいろ、もっともっと親切に、皆さんにおいでになっていただくときにいろいろと参考になるような、そういう資料づくりなどもして、行政としても一体となってそういう底上げというか、支援をするというか、そういう体質をつくっていかなければならないのではないかと、私は思っております。  そこで、やっていないということではなかろうと思いますので、これまでのそのような取り組みがおありと思いますので、ここでご披瀝いただければありがたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 岩渕商工労働部長。 ○商工労働部長(岩渕甲治郎君) この花と泉の公園につきましては、前段申し上げました状況の中で、これは、特にも、先ほどお話ありましたように、旧花泉町が開設をした当時、町民総参加の中で整備をされて、花泉地域のシンボル的公園だということでいろんな方々に親しまれてきたと、こういうことでありまして、観光客の皆さんのみならず、市民の皆さん含めてですけれども、大変好評を博しているという、そういう施設でございますので、市としても当然、会社にお任せをするのではなくて、会社と連携をとりながらこれまでも随時やってきましたし、これからもそういう形の中で積極的に緊密な連携をとりながら改善の努力をしていきたいと、こんなふうに考えているところでございます。  以上であります。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 49件の議案の中で、私が質問通告しましたのは、第135号から第154号までなんですが、よくよく見ますと第122号もそうでしょうし、第125号もそうでしょうしということで、これらについても同趣旨の質問をさせていただきたいと思います。  一般質問で武田ユキ子議員に対しての答弁で企画振興部長さんは、平成21年度には管理運営方法等の方向性を決めて、5年間の指定期間内、今、提案なっているものは来年の4月1日から5年間ということですが、5年間の中であっても見直しを進めたいというような答弁がありました。  本当に5年間の協定締結の中で、協定項目が変更になるような、そういう見直しが可能なのかということをお尋ねしたいと思います。  きょう、議決になりますと、これから指定管理者の各団体と基本協定を結ぶ準備に入るだろうと思いますね。  その基本協定の中身には事業計画及び管理経費等々というのが出てまいります。  これは施設の営繕も入るのか、修繕費にそういうのも入るのかよくわかりませんけれども、いずれ、こういう、今、議案として上がっているものに対しては、金額は過少なんです、本当に少ない金額なんですが、例えば久保コミュニティセンターに対しては、平成19年度では施設収支という公の施設一覧という、これホームページで公開していますけれども、それでは平成19年度、16万円支出をしていると、例えば室根八幡沖集落センターでは12万円を出していると、額が大きいのは室根交流促進センターでは159万8,000円出していると、こういうものも含めて協定項目の中に入ってくるわけであります。  額はゼロというわけにはいかないと思いますね、1回決めてしまえば。  減っていくことは可能かもわかりません。  確かに、平成18年度と平成19年度を見ると何%か、5%か、そこら辺は減っているみたいですが、額としては5年間ある意味保障されるということだろうと思います。  そういう中で、平成21年度、方針を決めて、この指定管理者の皆さんと協議をしていく中でゼロになりますよと、この施設を団体で受け取っていただきたい、管理費はゼロになりますよということが基本協定を結んだ後に言えるかどうかということをお伺いをしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 佐々木企画振興部長。 ○企画振興部長(佐々木一男君) ただいまの議案の主なものは、室根地域の集会所が多いわけでございます。  そういうことで室根地域の、現在の協定の状況等を踏まえてお答えをしたいと思いますが、まず室根地域の集会所の現在の協定の内容につきましては、指定管理料、いわゆる委託の分は、これはゼロ円でございます。  そのかわり、それでは通常の管理費はどうしているのかと言いますと、これは年度協定で、甲一関市と、乙が地元の自治会等であります。  乙が負担するというのにつきましては、例えば電気料、水道料の光熱費、あるいは建物の共済保険料、それから消防施設等の点検等に要する費用等は、これは市が直接負担をしているというやり方でやってございます。  そういうことから、議員さんからお話のあった交流促進センターというのは、これはまた集会所と違う要因がありまして、宿泊もできると、なおかつ集会所としての機能もあるということですので、これは別格の施設といいますか、他の集会所とはまた違うような大きな施設でございますが、それは、今の、私が言ったものの中には当てはまりませんが、いずれ、大体の分については、現在は、指定管理料というのはなしということで協定をしております。  そういうことからすると、その分についてのこれからの進み具合の中で、いろいろ地元の方々と協議をしながら、地元で管理をお願いできる分ということでやる分については、これは、そういう分については、今の時点ではクリアできるのかなと思います。  いずれ、年度途中でのさまざまな進め方の中で、それが合意に至れば、当然、今の協定書の内容にもありますが、いずれ、協議という項目がございまして、その中で甲、乙、この協定書に定めのない事項については、必要に応じて協議していくのだという項目がございますので、そういう中で進めてまいりたいなと、このように考えておるところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 基本協定の項目の中に、管理経費についてはないというようなお話であります。  ただ、こういう施設、一関市全体を見た場合、平成21年度に方向性を決めたいといったその中身というのは、今回上がっているものだけではなくて、一関市全体の同様の施設の今後の管理運営について方向性を出したいというお話でありますよね。  そういうことからすると、5年間、指定管理者の基本協定結びますと、5年間はこれまでどおりの管理運営ということになりますね。  一関市内では、市全体を見れば、こういう施設については、地域の所有で、管理も地域でしているというところもあれば、このように、今回の議案のように、市の所有で、管理は地域の方々にしていただくと、電気料等はこの基本協定とは別に予算組みをして使っていただいていると、そういう、市全体とすれば、考え方が統一なっていないと、これをまとめていこうとしたときに5年というのは障害になりませんか。  途中で、お互いが合意すればいい話なんですが、市の方向性とすれば5年といいますと、これまで3年間やってきているわけですね、さらに5年というと8年ですよ。  合併で10年という、大体の姿を決めようというその期間からすれば、8年は長すぎるのではないかと、もう少し短くしながら、3年でもいいでしょうし、短くしながら基本協定を結ぶ際には、そういうこともあり得ますよということを地域の方々に、管理者で指定されている団体の方々に、やはり、お話をしながら、そういう可能性もあるよと、今検討しているけれども、そのときは地域の方、ご了承いただきたいというか、お願いをしたいということも含めながらどうか、基本協定を結んでいただきたい。  今、市の皆さん、議会の議員の皆さんも協働のまちづくりをやっているわけですね。  そういう意味では、こういう施設を本当に地域のものだと、そこを利用して地域おこしの何かの拠点にしようとか、やはり、地域づくりのためには非常に大切な施設、拠点なんですね。  そういう意識を持っていただくためにはどうあるべきか、地域の方に所有してもらって自前で管理してもらう方がいいのか、そういうことも含めて平成21年度検討なさるんでしょうか。  そういうことを地域の方に伝えていただきながら進めていただきたいということを申し上げますけれども、これについてはいかがでしょうか。  私は、そういうものなしに、淡々と基本協定を結んで、平成21年度、私たちはこう決めましたと、さあ地域の皆さんというようなことではだめだと、それであれば、私は反対しようと思っていましたが、部長さんがそこら辺も含めて基本協定に向かっていくという話であれば、私は大いに賛成をしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 佐々木企画振興部長。 ○企画振興部長(佐々木一男君) いろいろアドバイスをいただきまして、ありがとうございます。  まさに、これから5年間、指定管理としてお願いをするわけでありますが、繰り返しになりますけれども、指定管理を5年間やったから、その間は何もなりませんよという考え方はありません。  先ほど来言っていますように、その中でも平成21年度中に市の考え方の方向性も含めまして定めながら、地元と協議をしてまいりたいというのが大きな基本的な考え方でございます。  その中で、今、議員さんからも話ありましたように、今度、新たに平成21年から協定を結ぶ際にも、やはり、そういう流れにありますよというのを説明をしながら、同じ協定を結ぶにしても、そういう説明をしながら、ご理解をいただきながら、今回の5年間の協定はする、それからその中で、先ほども言ったように、協議できるものについては協議をしていくという考え方でありますし、また、全く協働のまちづくりの拠点、これは各地域のこういう集会施設が拠点になります。  そういうことから、それらも考え合わせますと、できれば地元にそういう拠点を地元の方々にやっていただいて、その協働のまちづくりも進めてもらうというのは全くそのとおり、同様の考え方を私自身しております。  そういうことで、今後の進め方にありましては、ちょっとくどいようですが、さまざまな、今までの経過と施設の大きさとか何かさまざま違います。  そういうことも加味しながら、できるものから地元にということでお話し合いを進めたいという考え方でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 9番、槻山隆君。 ○9番(槻山隆君) 今回のこの案件につきましては、今までやってきた指定管理を継続しようという内容なわけですけれども、来年の3月で打ち切りにして指定管理を継続しない施設も何件かあるのではないかなと思うんですけれども、その施設の件数、施設の名前、この施設を今後どのようにしていこうと考えているのか、その点お伺いしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 一つは、きょうの条例出てございました室根林業センターでございますし、それから真湯の総合保養センターですか、その部分がございます。  総合保養センターの部分につきましては、今後、どういうふうな形で復旧を進めていくかというふうなところがございますので、その部分につきましては、今後、そういうふうな復旧の形が決まりまして、施設の方向性が決まった段階で、指定管理者にするか、あるいは直営にするか、いろんな方法があるわけでございますが、そういうふうな施設の方向性が定まった段階で検討していくというふうな形になろうかと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 9番、槻山隆君。 ○9番(槻山隆君) 契約ですけれども、来年の3月31日で切れることは切れると思うんですが、その辺、来年の3月31日まで契約は継続しているのですか。  あと、相手との話し合いはどのようになっているのか、お伺いします。 ○議長(佐々木時雄君) 佐藤農林部長。 ○農林部長(佐藤士郎君) 真湯山荘、一関総合保養センター関連のご質問だと思いますが、今までも何度かその話し合いはしてきたのでありますけれども、いずれ、来年の3月までにはというふうなことでありますから、早急にその辺のところは詰めながら、いつの時点で打ち切るかというふうなことについては、早急に詰めたいというふうに思ってございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 特にも、一行政区なり一自治会、あるいは集落、そういうところの会館が特にそうなんですけれども、今、尾形議員に対する答弁等々聞いていて、どうも理解できない点が何点かありますから、そういう部分に限って発言をさせていただきます。  基本協定を5カ年間結んで、契約の一方の当事者である市の考え方が定まったことによって、協定期間5カ年の短縮、これどうしてできるんですか。  5カ年の基本協定を結ぶんでしょう、契約結ぶんでしょう、それを、一方の契約の当事者である市の考え方等々を集約をしたと、それで年度協定内で打ち切る等々をして変更していくということがあり得るという趣旨の答弁していますよね、先ほどから、そうでしょう。  ほとんどの案件は来年の3月いっぱいで指定管理の期間が切れると、それで向こう5年間の指定管理をしたいのでという提案ですよね、これね。  その間、特にも、平成22年、平成21年度中に市の考え方、どういう形で受益の人たちに受け取っていただくのか、受け取っていただけないのか等々含めて協議をすると、そのことによっては、5年間の指定管理の期間の案件ではあるけれども、それが途中で指定管理から外していくと、こういうことも想定しての答弁をしているわけでしょう。  私は、そのところに疑問を持つから質問するんですよ。  今までのような基本協定を結んでいて、契約の一方の当事者の都合でそれができるのかということですよ。  今までの協定書では、それができないとするならば、基本協定のどの部分については向こう5年間について、この部分変えた協定内容になりますと、この辺、説明いただけないですか。  だって、そうでしょう、私が、市を相手にして指定管理者の団体なり個人になったときですよ、人の配置から何からするのではないですか、5年間というスパンで契約するのなら。  それを一方の当事者である市の考え方で、5年の契約していたけれども、3年で打ち切りますよと、2年で打ち切ることになりましたから、それに対応してくださいという理屈は通常の取り引きではあり得ないですよね。  だとするならば、その分について何がしかの補償その他やってくださいよという話になるではないですか、普通は。  しかし、そのところは触れないで先ほど来の答弁というのは、どうも私は理解できない。  その辺、どういうふうに今までにない基本協定の中身にしようとしているのか、もう少し踏み込んだ答弁をいただきたい。  二つ目、経常経費に当たる電気料その他については、市が今まで負担してきていますという答弁していますね。  私のところもそうなんだけれども、今回、提案されているのは室根地域、東山地域がほとんどです。  それ以外の地域は、補助金等々を使ってこういう施設をつくっても、最初から地元が事業主体になって、経常経費どころか、すべてのものを地元負担でやっています、受益の人たちで。  例えば、私の近くの集落で最近つくったのでは1戸当たり15万円ずつ負担していますよ、補助残、終わり補助で、補助残は1戸当たり15万円、そういうふうな形で当初の箱物をつくって、それからの維持管理費、経常経費的なものは全部、当然のことながらそれぞれの自治会、あるいは振興会等々の名前で組織されている自治組織の責任において運営管理していますよ、そこにこんな差が出るのではないですか。  今、現在、こんな差になっているのではないですか。  それを今後とも続けていきますということは、これは多くの市民の方々がそれを知らないからだけれども、こういう差があるんだということを知ったときに、穏やかではないのではないでしょうか。  だから、市としても集中改革プランの中にこれを入れて、平成22年度中にはその方向づけを固めるんだということになっているではないですか、位置づけとして。  こんな差がついている部分、どういうふうに説明していくんですか。  やり方としては、差があるからその差については、私の地元だとかなんかのような地域については、何がしかの助成措置をしていくと、増額をしていくと、そしてあまりバランスの崩れたような状態でなくしていくという方法も一つはあると思うんですよ。  それら、どうやってこの差について、当座の扱いをしようとしているのか紹介をいただきたい。  三つ目は、一番最初の問題ともかかわるんですけれども、実は、大東地域のことだけ言って恐縮なんだけれども、大東地域にも各集落だとか自治組織、そういう単位の組織については、建物については全部、今話したような形で対応してきたと。  ただ、それ以外の部分で、生活改善センターというもの4つありました、一定の年数たっているんですけれども。  しかし、これとの、今、るる話している各集落にあるところでは住民負担が全く違う。  合併を迎えるのだからということもあって、4つの生活改善センターすべてを有償で地元で買い取ってもらいました。
     私の記憶が間違いでなければ百数十万円で。  高いか安いかは別な判断だと思いますが、そういう形でやってきました。  そういうふうなことをやるにしても、地元に金がなければだめなんですよね、それぞれに。  こういうふうな不況下ですから、あるいは今までもそうなんだけれども、この種の建物を新築する、改築する等々の場合は、実は、中山間の直接払いの公共部分50%ちょっと、ここのところで手当てしている集落というのは、私が知っている限りでは相当数あるんですよ。  これも確か、平成20年度含みで3年しかないはずなんですよ、私の記憶が間違いなければ。  先ほど来言っているように、5カ年の間にいろいろ検討するんだと言うけれども、仮に引き取ってもらうということになったときには、無償にするんならいいんでしょうけれども、何がしかの形で有償で処分するということになると、やっぱり、この財源の関係ではできるだけ早く方向づけした方がいい、そして地元にご準備いただいた方がいいという感覚を、私は持っているんです。  そういう意味からいっても、あまりゆっくり検討しないで、うんと急ぐ必要もないですけれどもね、検討された方がいいのではないかと、こういう思いがしてなりません。  最後になります、四つ目ですけれども、実は、補助事業その他の関係で、すぐに地元というわけにいかないという趣旨の答弁もしています、どうしてなんでしょうか。  私どもの大東地域についても、ほとんどのところはさまざまな補助事業を使って手当をしてきました。  最近は、ほとんど5割補助が上限だと思うんですけれどもね。  しかし、地元で全部やれます。  補助金等の適化法か何かの関係で、どうしても引き続き、町村の所有だったのを合併で市になったから市所有でなければならないというふうな、そんなに厳しいたががはまっているんでしょうか。  受益が同じなんですから、その部分については、所有権その他が変わったとしても、補助金を返せということにならないのではないですか、いかがでしょう。 ○議長(佐々木時雄君) 佐々木企画振興部長。 ○企画振興部長(佐々木一男君) まず、一つ目の協定の関係のご質問でございます。  一方的に市の都合でそういうのができるのかという趣旨のお話でございましたが、これは市が一方的にということではなくて、当然その今、指定管理をお願いするところが、ほとんどのところが利用団体でありますので、そういう方々とお話をして合意なればということでございます。  そういう中では、先ほどもお話し申し上げましたが、現在の協定書の内容についても、協議という部分がありまして、この協定書に定めのない事項、あるいは協定書によりがたい事情が生じたときには、甲、乙協議の上定めるというふうに現在の協定書ではうたっているわけでありますが、いずれ、そういうことで、一方的にというところの考えはないところでございます。  それから、二つ目に、維持管理費等の費用について、市が直接経費を負担している部分と、それから他の地域では地元負担でやっていますよと、差があるのではないですかというお話でございます。  そういうことからしても、できれば他の、今、公の施設で管理しているところは、東山地域と室根地域でございます。  そういうことでは、他の地域と同様な形での管理運営形態ができないかということで、これから協議をしてまいりたいというところでございます。  それから、現在、地元で管理運営している、そういう地元の自治会等を対象にして、その管理運営も含めた自治会等総合補助金というのがあるわけでありますが、その中で各自治会から申請があれば、そういう補助金制度の中で支援をしているという状況でございます。  それから、補助金絡みで建てた施設、償還金のお話がございました。  私も、各それぞれの施設の補助制度を使っての状況と、現在の、どのくらい償還期間があるのかというのを全部掌握しておりませんので、いずれ、それらはどういう状況にあるかというのを調査しまして、そして、その中でも目的が違わないのだから償還が不要といいますか、そういうのも生じてこないというのもあるかもしれません。  その辺は研究をさせていただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 大部分のところは理解できました。  ただ、一番最初に言った基本協定の部分なんですけれども、一方的にやるのではない、合意がなされればという言い方をしている。  言葉じりをつかむようで申し訳ないんですが、同じような構成メンバーで、同じような目的で動いている物件が、Aという方は合意が達したから指定管理ではない、地元で一切やっていただきました、所有権の移転も含めて。  Bというところは合意に達しなかったから引き続き指定管理で行いますと、問題ないですか、いかがですか。 ○議長(佐々木時雄君) 佐々木企画振興部長。 ○企画振興部長(佐々木一男君) 市の方向づけも平成21年度中にいろいろ議論をして定めながら、今度は地域の方々と協議をしていくという体制がいいのかなと考えてございます。  そういう中で、市の本庁、支所それぞれの担当部署が集まって、いろいろ協議をしながら次のステップに進めたいと、そのように考えておりますが、その協議の中で、先ほど来お話しておりますが、単一の集会所的なところと、それから地域の集会所的な要素があるところとかさまざまございますので、それらの方向づけをしながら、例えば単一の集会所にあってはこういう方向でいこうというような方向性を定めながら、地元と次のステップとして協議してまいりたいなと、このように考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 協議いただくことは結構だと思います。  ただ、統一をするというときには、低く統一する方法と高く統一する方法と大きく分けてある、決して室根地域だとか東山地域の今の扱いですね、財政的な部分含めて、それをもし総体的に高いという関係にあるのなら、それをこっちにするだけではなくて、こっちを上げてもいいわけですからね、運営しやすいように市として配慮できるものであれば配慮していただいてもいいのではないかと思います。  ただ、これだけは意見として述べておきたいんですけれども、私のところは振興会という名前です。  そして、大字の関係でいえば、自治会だとかいろんな名前がついています。  しかし、ほとんどは、先ほど来から紹介しているような形で設置しています。  そのかわり、これはどういう形にしろ自分たちが金を出して設置、運営しているのだから、あまりとやかく言われたくないという部分も強いんですよ。  だから、市の協働のまちづくりというところの拠点という見方もあるだろうけれども、それは市の方から見たことであって、あくまでも自治組織だということですよ、自治組織。  その部分で協力するところは協力するし、間違っても市の下請けの組織ではないと、そこのところを踏まえた上で、これらのことを考えていただく必要があるのではないかと。  決して協働のまちづくりを否定するものでも何でもない、しかし、市の下請け機関ではないんだと、そういう意識があるからこそ、自分たちで、厳しい中にも一定額負担をし、経常的な経費も負担して運営してきているわけですから、そこのところだけは間違わないでほしいものだなと。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は一括して行います。  議案第102号、第103号、第104号、第105号、第107号、第108号、第110号、第111号、第112号、第114号、第115号、第116号、第117号、第118号、第119号、第120号、第121号、第122号、第123号、第124号、第125号、第126号、第127号、第128号、第129号、第130号、第131号、第132号、第133号、第134号、第135号、第136号、第137号、第138号、第139号、第140号、第141号、第142号、第143号、第144号、第145号、第147号、第148号、第149号、第150号、第151号、第152号、第153号、第154号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、以上49件号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第75、議案第155号、岩手県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題とします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第155号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第155号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第76、議案第156号、平成20年度一関市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  坂本副市長。 ○副市長(坂本紀夫君) 議案第156号、平成20年度一関市一般会計補正予算(第7号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、岩手・宮城内陸地震により被災したいちのせき健康の森セミナーハウスの早期再開に向け、災害復旧事業費の追加など、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は1億6,667万円を追加し、歳入歳出予算の総額を598億9,817万4,000円といたしました。  2ページをお開き願います。  目的別補正額は第1表のとおりで、災害復旧費1億8,953万3,000円を増額し、教育費2,286万3,000円を減額いたしました。  また、これを賄う財源といたしまして、市債1億7,980万円を増額し、使用料及び手数料1,313万円を減額いたしました。  3ページをお開き願います。  第2表、地方債補正につきましては、災害復旧事業にかかわる地方債を変更したものであります。  なお、総務部長から補足説明いたさせます。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 議案第156号、平成20年度一関市一般会計補正予算(第7号)について補足説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、岩手・宮城内陸地震で被害を受けた健康の森セミナーハウスについて、平成21年度の早期に再開するため、災害復旧費を追加し、あわせて施設の休館等に伴い管理費等を減額するものであります。  予算書の6ページをお開き願います。  まず、歳出についてでありますが、10款6項9目宿泊交流研修施設費につきましては、セミナーハウスの休館、今シーズンのリフト運行の休止に伴い、当該施設の管理費等の経費を減額するものであります。  また、11款3項1目文教施設災害復旧費につきましては、被災したセミナーハウス及び駐車場等周辺施設の復旧工事費などであります。  戻りまして、5ページの歳入についてでありますが、13款1項の使用料につきましては、セミナーハウスの休館等に伴い、健康の森使用料及び索道使用料を減額するものであります。  また、21款1項市債につきましては、災害復旧費に係る市債を追加しようとするものであります。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。  18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 今、提案をされている7次に先立って、実は午前中に第6次の一般会計の補正を審議しました。  その中で大野議員から発言をした義援金とのかかわりについて、私は驚いて聞いていました。  それで、今、提案をされている7次の関係で、同じく義援金を財源とする補正の項目があるのかないのか、現時点では私どもに提案されていませんけれどもね、後刻、義援金からこの会計に入れるという、6次の補正の中では説明がありました。  そういうものと同じ扱いのものがこの中に入っているのかどうか、知るよしありませんから紹介をいただきたい。  二つ目、私は今話したように大変驚いて当局の説明等々を聞きまして、昼時間に日赤の県支部に問い合わせをしてみました。  そんなことできるのかしらと思って。  その支部の担当者の話では、これらの義援金を贈るときに、速やかに配分すること、被災者に届けることと、もう一つ。
    ○議長(佐々木時雄君) 義援金につきましては。 ○18番(菊地善孝君) 義援金ではないでしょう、義援金を財源としての補正かどうか聞いているんですから。  もう少し聞いてからにしてください、いいから。  途中で切られると、私、最近ぼけてきてね、何語っていたかとわからなくなるんですよ、そういうふうなことやめてください。  話を終わってから議長の判断あってもいいと思うんですけれどもね、途中というのは今後とも本当に控えてほしい。  きょうは少し覚えているからもっと続けますけれどもね。  日赤の岩手県支部の担当者のところでは、速やかに配分することとあわせて、本来、市町村行政が行う、行政ですね、この財源とすることはないようにということをつけ加えている、こういう説明がありました。  それで、当局が内部で被災者支援策として一覧に出しているものを見せていただきましたが、これらについては市負担分というふうな形での表現があります、先ほど、午前中問題になった、これらについて、日赤の見解を求めた経過があるのかどうかですよ。  これ、もし日赤からクレームがついておかしいということになったら、当局だけの恥ではありませんよ、議決機関の恥でもありますよ、これは。  私、これが2つの質問です。  つけ加えさせていただきますが、実は9月議会のときに紹介したように、柏崎市で全国の自然災害、特に震災で被害を受けた地域の人たちの交流集会がありました。  そのときに、あそこに2日ほど滞在をして、阪神大震災含めていろんな被害者、運動してきた人たちの話を聞く中で、これと類似のことが全国的に起きて、日赤からのクレームでその自治体が支出を手控えた、修正をしたという事例があるというふうに聞いてきたんですね。  日赤と意見調整をした上での取り組みなんでしょうか。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 田代総務部長。 ○総務部長(田代善久君) 補正7号の財源というふうなことでございますが、これは本来、市がいわゆる所管する、管理する施設でございますので、この部分にありましては起債と一般財源だけでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 阿部保健福祉部長。 ○保健福祉部長(阿部照義君) 直接日赤と話をしたということはありませんけれども、今のような質問のときに私どもお答えしているのは、個別配分に関してはきちんと示されていますので、それは速やかに配分しなければならないんですけれども、あと事業等配分ということがありまして、市町村で決める事業がありますので、それが例示されておりますので、それに該当すれば配分委員会でそれも採用してもいいのかなという思いで決定したところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 今の答弁は了解します、総務部長の答弁含めて、そういうことであれば。  ただ、第6次の補正の中でああいうふうな答弁をしたままでは、先ほど話したように当局の恥だけではなくて、議決機関の恥にもなります、これは。  ただ、現時点では一関市政においてはその手続きまだしていないんでしょう、要するに義援金から一般会計の歳入扱いまだしていないから、きょうはこういう提案したんでしょうからね、午前中の提案したんでしょう。  どうぞ、その部分については、私は好ましくないと思うけれども、あとで私ども含めて恥をかくことのないように、義援金の趣旨に沿った対応をしていただきたいものだなと、こう思います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 9番、槻山隆君。 ○9番(槻山隆君) 支出の枠の復旧工事費の内容、内訳をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 鈴木教育部長。 ○教育部長(鈴木悦朗君) セミナーハウスの復旧工事費は主に外壁、あるいはサッシ周りのクラック、天井の補修、あるいは天井撤去補修ですか、そういった内容からホールのクロス張り、それから風呂場クラック等の補修、内壁、ボード等の補修等々でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 9番、槻山隆君。 ○9番(槻山隆君) 索道の分の工事はどうなんですか。 ○議長(佐々木時雄君) 鈴木教育部長。 ○教育部長(鈴木悦朗君) 今回、健康の森に係るセミナーハウスとその外周の工事というふうなことで、索道分につきましては、現在、地質調査を実施してございます。  その地質調査の結果につきましては、今月中にある程度結果が出ると思っておりますけれども、その結果を踏まえながらどういう復旧方法があるか、具体には検討することになろうかと思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  議案第156号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第156号は、原案のとおり可決されました。  議案配付のため、暫時休憩します。 午後2時31分 休   憩 午後2時32分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第77、議案第157号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第157号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、平成21年3月31日をもって任期が満了となります吉家本浄氏、山﨑正敏氏、千●◆彦氏の3氏を引き続き適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。  吉家氏は平成9年から4期、山﨑氏は平成12年から3期、千●氏は平成15年から2期務められております。  ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) これより採決を行います。  議案第157号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第157号は、同意することに決定しました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第78、発委第8号、取り調べの完全可視化の実現を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  牧野総務常任委員長。 ○総務常任委員長牧野茂太郎君) 発委第8号、取り調べの完全可視化の実現を求める意見書について、意見書案の朗読を省略し、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、先に提出された請願第13号、取り調べの完全可視化の実現を求める請願書が本日の本議会で採択されたことを受けまして、地方自治法第99条の規定により、お手元に配付の意見書を内閣総理大臣ほか関係大臣等に提出しようとするものであり、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により、提案するものであります。  内容につきましては朗読を省略しますが、警察や検察での取り調べについて、不当な取り調べをなくし、自白の任意性、信用性を迅速、的確に判断するための方策として、その全過程を録画、録音することであり、このことにより2009年5月の裁判員制度の導入に役立てようとするものであります。  なお、この発委は請願を審査した総務常任委員会の満場一致で採択、そして意見書の提出となったものです。  何とぞ議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発委第8号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、発委第8号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第79、発委第9号、社会保障関係費の削減方針の撤回を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  武田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長武田ユキ子君) 発委第9号、社会保障関係費の削減方針の撤回を求める意見書について、意見書案の朗読を省略し、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、去る、9月定例会に提出された請願第12号、社会保障関係費の削減方針の撤回を求める請願が、去る、2日の本会議で採択されたことを受けまして、地方自治法第99条の規定により、お手元に配付の意見書を衆議院議長、内閣総理大臣ほか関係大臣に提出しようとするものであり、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により、提案するものでございます。  つきましては、お手元に配付の意見書案のとおり、満場で採択された請願と同じものでありますことから、朗読は省略いたしますが、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006で示された社会保障関係費を毎年抑制される方針の撤回を求めるものであります。  何とぞ議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発委第9号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立
    ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、発委第9号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第80、発委第10号、介護保険制度の改善を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  武田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長武田ユキ子君) 発委第10号、介護保険制度の改善を求める意見書について、意見書案の朗読を省略し、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、今定例会に提出された請願第14号、介護保険制度の改善を求める請願書が、本日の本会議で採択されたことを受けまして、地方自治法第99条の規定により、お手元に配付の意見書を衆議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣に提出しようとするものであり、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により、提案するものであります。  内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおり、満場で採択されました請願と同じものでありますことから朗読は省略いたしますが、介護報酬の引き上げ、サービスの利用制限の取りやめ等を求めるものであります。  何とぞ議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発委第10号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、発委第10号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第81、発議第26号、生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  14番、牧野茂太郎君。 ○14番(牧野茂太郎君) 発議第26号、生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書について、意見書案の朗読を省略し、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、去る、9月定例会の際に、先に提出された請願第11号、生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める請願書が、去る2日の本会議で採択されたことを受けまして、地方自治法第99条の規定により、お手元に配付の意見書を衆議院議長、内閣総理大臣ほか関係大臣等に提出しようとするものであり、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、提案するものであります。  内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおり、満場で採択されました請願と同じものでありますことから朗読は省略いたしますが、低中所得者層を中心とする所得税減税と生活困窮者に対する補助金制度の創設、生活扶助基準に対する物価上昇分の上乗せを求めるものであります。  なお、この発議は、総務及び教育民生の各常任委員会の全委員の賛同を得ましての提出となったものです。  何とぞ議員各位の満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第26号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、発議第26号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第82、発議第27号、協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) 5番、千葉光雄でございます。  発議第27号、協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出いたします。  朗読をもって、提案理由といたします。  日本社会における労働環境の大きな変化の波は、働くことに困難を抱える人々を増大させ、社会問題となっています。  また、2000年以降の急速な構造改革により、経済や雇用、産業や地方など、さまざまな分野に格差を生じさせました。  働く機会が得られないことで、ワーキングプア、ネットカフェ難民、偽装請負など、新たな貧困と労働の商品化が広がっています。  また、障害を抱える人々や社会とのつながりがつくれない若者など、働きたくても働けない人々の増大は、日本全体を覆う共通した地域課題であります。  一方、NPOや協同組合、ボランティア団体などさまざまな非営利団体は、地域の課題を地域住民みずから解決することを目指し事業展開しております。  この一つである協同労働の協同組合は、働くことを通じて、人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生を目指す活動を続けており、上記の社会問題解決の手段の一つとして、大変注目を集めております。  しかし、現在、この協同労働の協同組合には法的根拠がないため、社会的理解が不十分であり、団体として入札、契約ができない、社会保障の負担が働く個人にかかるなどの問題があります。  既に欧米では、労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ)についての法制度が整備されています。  日本でも協同労働の協同組合の法制度を求める取り組みが広がり、1万を超える団体がこの法制化に賛同し、また、国会でも超党派の議員連盟が立ち上がるなど法制化の検討が始まったところであります。  雇用、労働の問題と地域活性化の問題は不離一体です。  だれもが希望と誇りを持って働く、仕事を通じて安心と豊かさを実感できるコミュニティをつくる、人とつながりや社会とのつながりを感じる、こうした働きを目指す協同労働の協同組合は、市民事業による市民全体のまちづくりを創造するものであり、働くこと、生きることに困難を抱える人々自身が、社会連帯の中で仕事をおこし、社会に参加する道を開くものであります。  国においても、社会の実情を踏まえ、課題解決の有力な制度として、協同労働の協同組合法の速やかな制定を求めるものであります。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、総務大臣、経済産業大臣でございます。  議員皆様のご賛同をお願い申し上げまして、提案理由といたします。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第27号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、発議第27号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第83、発議第28号、国の支分部局等の見直しを求める意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  17番、岩渕一司君。 ○17番(岩渕一司君) 発議第28号、国の支分部局等の見直しを求める意見書について、一関市議会会議規則第14条第1項の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出いたします。  国の支分部局等の見直しを求める意見書、地方分権改革推進委員会は、平成19年5月30日に地方分権改革推進に当たっての基本的な考え方を取りまとめ、地方政府の確立とともに、国の支分部局の廃止・縮小を打ち出しました。  また、平成20年5月には、生活者の視点に立つ地方政府の確立、いわゆる第一次勧告がなされたところであります。  平成20年12月8日、国の支分部局の廃止、縮小についての第二次勧告が出され、その勧告では国の業務を絞った上で、全国8カ所ほどの地方振興局及び地方工務局に集約するとのことであります。  しかしながら、広域的な基盤整備や県境を越えるネットワーク整備事業などは高度な技術が必要であり、現在、農林水産省東北農政局並びに国土交通省東北地方整備局により、多くの広域的な事業を国直轄事業で実施し、地方の整備が着々図られているものの、いまだ多くの基盤整備や交流施設が未整備であり、国が果たすべき役割は何ら変わるものではありません。  農林水産省東北農政局においては、災害査定の実施には局を上げて対応され、ことにも6月14日、当市西部地域を震源といたします岩手・宮城内陸地震における農地災害の査定にありましては、迅速な対応をいただきました。  地震災害の復旧、復興対策までは、なお相当の時間がかかるものと推察されます。  また、国土交通省東北地方整備局においては、北上川上流改修一関遊水地事業を国直轄事業で実施していただいておりますが、着工以来37年を経過した現在の事業費から見た進捗率がまだ50%程度で、完成にはなお相当の年月を要する状況であります。  以上のことから、農林水産省東北農政局の技術指導並びに国土交通省東北地方整備局の高度な技術による事業推進が求められております。  ついては、地方分権改革推進委員会の第二次勧告における国の支分部局を地方振興局及び地方工務局に集約することについては、地域の実情を直視し、いまだ多くの役割を国が果たす役割を仕組みを存続するよう強く要望いたします。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。  提出先につきましては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、以上、意見書であります。  どうぞ皆さんの満場のご賛同をお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 以上で質疑を終わります。  お諮りします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
     よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  発議第28号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(佐々木時雄君) 起立多数。  よって、発議第28号は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。  ただいま可決されました発委3件、発議3件について、誤字、脱字等その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第84、議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  ただいま議題となっております議員派遣については、会議規則第158条の規定により、お手元に配付しました議員派遣書のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、お手元に配付の議員派遣書のとおり、議員を派遣することに決しました。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で議事日程の全部を議了しました。  第20回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今定例会は12月2日開会以来、本日までの15日間の会期にわたり開会されたところでありますが、終始真剣な審議により、本日、無事閉会を迎えることができました。  これもひとえに、議員各位のご協力と浅井市長を初め職員の皆様の誠意ある対応によるものと敬意を表するとともに、衷心より厚く御礼を申し上げます。  今定例会は、条例の一部改正議案を初めとして平成20年度一般会計、特別会計補正予算、指定管理者の指定など市長提出議案や請願、議員発議などの審議を行ったところでありますが、終始活発なご審議をいただき、すべて議決、決定を見るに至りました。  また、21人の諸君から市政に対する一般質問がありましたが、議員から開陳されました意見等につきましては、十分尊重され、今後の市政運営に資されるよう願ってやみません。  さて、6月14日、当市西部地域を震源とした岩手・宮城内陸地震にありましては、かつて経験したことのない地震であり、道路、橋梁、農地、住宅等に大きな爪跡を残しましたが、国、県はもとより、市並びに関係各位のご尽力により、着実に復旧復興に向けた取り組みがなされておりますが、今もなお避難生活を余儀なくされている方々がおり、一日も早く震災前の生活に戻られますよう祈念申し上げる次第であります。  市当局におかれましては、復旧、復興対策にさらなるご尽力を賜りますよう重ねてお願い申し上げる次第であります。  なお、今後、高い確率で起こるであろうと言われている宮城県沖地震対策につきましても、今回の教訓をもとに、市民が安心して暮らせるまちづくりをお願いするところであります。  平成20年も残すところ15日となりましたが、ことしの世相を漢字1字であらわす年末恒例のことしの漢字に変が選ばれておりますが、その理由としては、サブプライムローン問題に端を発した世界経済の大変動、変革を訴えたオバマ氏が次期米大統領に選出、首相の交代など、政治の変化、物価上昇で生活が一変したことが理由として挙げられております。  来年はいい年に変えたいとの気持ちを込めたとのことで変が選ばれたようでありますが、新しい年、平成21年は福の多い希望のある社会とならんことを願うものであります。  平成20年中に賜りましたご厚情に対しまして、衷心より厚く感謝を申し上げます。  各位には、厳寒に向かう折、くれぐれもご自愛くださり、無事越年され、ご多幸な新年を迎えられんことをご祈念申し上げ、閉会に当たってのごあいさつといたします。  本年1年、大変ご苦労さまでした。  ありがとうございました。 ○議長(佐々木時雄君) 以上をもって第20回一関市議会定例会を閉会します。  ご苦労さまでした。 閉会時刻 午後3時04分...