一関市議会 2006-05-22
第 6回臨時会 平成18年5月(第1号 5月22日)
会議録署名議員は、その数を2名とし、
会議規則第81条の規定により、議長において、
9番 槻 山 驕@君
33番 大 森 忠 雄 君
を指名いたします。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第2、会期の決定を議題とし、お諮りいたします。
本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、会期は、本日1日間と決定いたしました。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第3、報告第3号、
専決処分の報告についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提案理由の説明を求めます。
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) 報告第3号、
専決処分の報告について、
提案理由を申し上げます。
本案は、
本市職員が公務中に起こした
物損事故に関し、損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、
市長専決条例の規定により
専決処分したので報告するものであります。
○議長(
佐々木時雄君) 報告に対し質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。
以上で報告を終わります。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第4、認第2号、
専決処分についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提案理由の説明を求めます。
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) 認第2号、
専決処分について、
提案理由を申し上げます。
本案は、
地方税法等の一部を改正する法律が平成18年3月31日に公布され、同年4月1日に施行されたことに伴う所要の改正及び
合併協議に基づき、
国民健康保険税の納期を統一することについて、一関市
市税条例の一部を改正する条例を
専決処分したものであります。
なお、
総務部長から
補足説明いたさせます。
○議長(
佐々木時雄君)
佐々木総務部長。
○
総務部長(
佐々木一男君) 認第2号、一関市
市税条例の一部を改正する条例の制定について、
補足説明を申し上げます。
説明資料といたしまして参考資料をお配りしておりますが、横書きの
市税条例の
改正概要をお開きいただきたいと思います。
今回、
専決処分をいたしましたのは、要旨欄に記載しておりますが、
地方税法等の改正に伴う
固定資産税と
市たばこ税、及び
合併協議に基づいて、
国民健康保険税の納期を統一すること等について条例を改正したものであります。
まず、
固定資産税関係では2点の改正がありますが、1点目は、
耐震改修された住宅にかかわる
固定資産税の
減額措置を創設したものであります。
これは、国におきましても災害に強い国づくりを推進するとの観点から、新
耐震基準を満たさない住宅の自発的な
耐震改修をより効果的に促進するため、この
減額制度が創設されたものであり、
減額措置の内容にありましては、右欄の
改正理由、内容に記載しておりますが、昭和56年以前の
耐震基準により建設された住宅について、
耐震改修工事が行われた場合、ただし、1戸当たりの
工事費用が30万円以上のものでありますが、当該住宅の120平方メートル相当部分について、
固定資産税を次に掲げる期間2分の1に減額するものであります。
減額期間につきましては、(1)(2)(3)と書いておりますが、(1)の場合でありますと、平成18年から平成21年までに工事を行った場合、3年度分減額するものであります。
以下、(2)については2年度分、(3)にあっては1年度分減額するものであり、平成18年の課税から適用するものであります。
なお、真ん中の
改正条文のところに書いておりますが、この制度の適用を受けようとする者は、改修後3カ月以内に市長に申告をしなければならないことから、必要な条例の整備を行ったものであります。
2点目は、
改正理由の内容の上から3行目あたりに書いておりますが、
民間事業者等が建設し管理する
特定有料賃貸住宅にかかわる
固定資産税の
減額措置についてでありますが、これは、平成13年の
地方税法改正に基づき、同年から市条例で5年間3分の2の
減額措置、また、これは14年に一部改正がありまして、5分の3の
減額措置が講じられていたものでありますが、今回の
地方税法改正により、平成18年3月でこの
減額措置が廃止されたことに伴い、
市税条例の
関係条項を削除したものであります。
なお、当市では、これまでこの
減額措置による
固定資産税の対象となった住宅はなかったところであります。
次に、2ページをお開き願いたいと思います。
次に、
市たばこ税の関係でありますが、
市税条例第90条の2、
たばこ税の税率について、
地方税法の改正に伴い
税率改正を行ったものであります。
改正の内容は、本則で、一般的な銘柄については1,000本につき2,743円から3,064円の引き上げを行ったものであります。
なお、附則第16条の2で税率の特例を設けておりますが、これは平成11年の
税制改正のときから、県及び市町村の税収が減収することから、国では
地方財政の円滑な運営に配慮すべきとの観点から、当分の間の措置として、国の
たばこ税の税率を引き下げ、市の
たばこ税の税率に加算されていたものであり、その額は1,000本につき234円であり、今回も引き続き
経過措置がなされたものであります。
このことから、
本則改正後の3,064円と附則での改正後の、附則の2行目にありますが、3,298円の差額234円がここに表れているところであります。
また、旧三級品、わかば、しんせい、
ゴールデンバット等でありますが、これにつきましては、附則で1,000本につき1,412円から1,564円と152円引き上げるものであります。
なお、
改正税率の施行日は、平成18年7月1日以後の
売り渡し分から適用になりますが、
卸売販売業者等に
手持ち品課税等を行うことから
専決処分で
税率改正を行ったものであります。
これらに伴います影響額でありますが、18年度分として4,400万円の増額を見込んでいるところであります。
次に、
国民健康保険税の関係でありますが、
市税条例第149条第1項、
国民健康保険税の納期について、
一関地方合併協議会の協定に基づきまして納期を8期と統一するため、必要な改正を行ったところであります。
これは、18年分の課税から適用するものであります。
なお、これらの
条文改正の説明につきましては、省略をさせていただきます。
以上であります。
よろしくお願いをいたします。
○議長(
佐々木時雄君) これより質疑を行います。
16番、
那須茂一郎君。
○16番(
那須茂一郎君) 1点だけ質問します。
国民健康保険税の納期が、1期が7月1日から31日まであるんですが、そうしますと納付書の配付が6月中に配付なるかと思うんですが、その分、6月議会で税率を決定しても、それは印刷は間に合うんでしょうか。
○議長(
佐々木時雄君)
佐々木総務部長。
○
総務部長(
佐々木一男君) 今回の納期については、7月から来年の2月までの8期ということで、ご承認をいただければ7月からになるわけであります。
それから、ただいまご質問のありました
国民健康保険税の税率の改定にありましては、6月定例会で提案をする予定にしておりますが、いずれ7月からの納期に間に合うように
納付書等を作成する準備はあらかじめやらせていただいて、間に合うようにしたいと、このように思っております。
○議長(
佐々木時雄君) 16番、
那須茂一郎君。
○16番(
那須茂一郎君) 私が聞きたいのは、当局が想定した税率であればまず印刷屋も間に合うでしょうけれども、それ以外の税率に決まったときも間に合うんですかということです。
○議長(
佐々木時雄君)
佐々木総務部長。
○
総務部長(
佐々木一男君) いずれ、納期については間に合うようにやっていくということであります。
○議長(
佐々木時雄君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定をいたしました。
これより採決を行います。
認第2号、
本案賛成者の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
佐々木時雄君) 起立満場。
よって、認第2号は、承認することに決定いたしました。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第5、認第3号、
専決処分についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提案理由の説明を求めます。
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) 認第3号、
専決処分について、
提案理由を申し上げます。
本案は、大東町
すこやかちびっ子祝金条例及び千厩町
子ども育成奨励金条例を廃止することについて、
専決処分したものです。
○議長(
佐々木時雄君) これより質疑を行います。
19番、大野恒君。
○19番(大野恒君) ただいまの条例の中身がわからないんです。
廃止するはわかりましたが、千厩の
子育て育成奨励金事業、大東町の
すこやかちびっ子祝金事業、この具体的な中身を教えてください。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) 最初に、大東町の方について申し上げます。
内容ですけれども、町内に1年以上住民として登録されている者で、2人以上の子を養育し、新たに子供を出産した場合、その
出産祝い金として20万円を支給しようとするものであります。
次に、千厩町について申し上げます。
町内に1年以上住民として登録されている者で、2人以上の子を養育し、新たに出産した者、ここまで同じですが、加えて、小中学校に入学した子供に対する祝い金ということで、出産時、
小学校入学時及び
中学校入学時に奨励金として5万円を支給しようとするものであります。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) 19番、大野恒君。
○19番(大野恒君) 今紹介ありましたように、非常に
子育て支援に意を配した条例、大東町にしても千厩町にしても、すばらしい条例をやってきたというように私は今聞いて思います。
市長さんに伺います。
市長さんは常々、
少子化対策、
子育て支援をみずからの信条のようにして口にしてまいりました。
3月の施政方針でも、
子育て支援、あるいは児童の
健全育成に努めてまいりますというように述べておりますが、こういういい条例を廃止してやめてしまうというのは整合性がとれないのではないかと思うんですが、市長さん、いかがでしょうか。
○議長(
佐々木時雄君)
浅井市長。
○市長(浅
井東兵衛君)
子育て支援というのは大変に重要なことだと私は思っております。
この千厩町並びに大東町の条例についてでありますが、これは矛盾するのではないかといったようなお話でございますが、
子育て支援に関しましてはいろいろな方策があろうと、そのように思っております。
したがって、これはこれでいいことではありますけれども、そのほかのことできちんとこれをなお充実してまいりたいと、こういうふうに考えております。
○議長(
佐々木時雄君) 19番、大野恒君。
○19番(大野恒君) 3回までという制約があるんですか。
○議長(
佐々木時雄君) はい。
○19番(大野恒君) では、ちょっと一問一答できませんので、まとめてお尋ねいたします。
3月議会では我が
共産党会派は、市長さんが提案したことで、
少子化対策や
子育て支援で反対したことがあります。
例えば、
児童クラブの保育料の値上げとか、さまざまな少子化に逆行する提案がなされた分には我々会派は反対いたしました。
明らかにこれまでの市長さんの言動とは反する内容だと思います。
もう一度、いやこれでいいのだというのであれば答弁をお願いしたいと思います。
それから、なぜ
専決処分なのかということをお尋ねしたいと思うんです。
といいますのは、ずっとこれまで千厩町で、大東町で生きてきた条例なわけです。
それを、3月31日になってなぜ
専決処分しなければならなかったのかと。
市長さんのさっきの答弁から推測しますと、いろいろ考えてきたということなんでしょうかね。
であるならば、我々、3月議会に示されて、その場で大いに議論をするべき問題、内容の条例だと思うんです。
なぜそれをしなかったのか、3月議会で提案できる内容であったのではないか、それがなぜきょうなのかと、なぜ
専決処分なのかということを、二つお尋ねいたします。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君)
少子化対策につきましては、いろいろな施策があろうかと思います。
今回、廃止しようとするものは、旧大東町、旧千厩町それぞれに限られたものであり、対象も異なっており、金額も異なっているということで今回廃止し、新たな取り組みとして何らかの
少子化対策というのは考えていかなければならないものとは思いますけれども、今回の部分については、今言うようなことから廃止をいたしたいということであります。
次に、なぜ
専決処分をしたかということでありますけれども、本来であれば3月議会、
予算等提案時に提案すべきものでありましたが、事務的な遅れにより3月で
専決処分をさせていただいたということになります。
以上であります。
○議長(
佐々木時雄君) 7番、
藤野秋男君。
○7番(
藤野秋男君) まず、どうも答弁が矛盾しているなと思うんですが、旧大東町、旧千厩町、この2カ所だけで行っていたということで今回廃止に至ったということなんですけれども、これまでのいろんな審議する中で、そういう事業は多々あったはずですよね。
例えば、高齢者に対する乗車券、これは旧千厩町は実施してこなかったが、今回広く対応すると、あるいは年齢を引き上げて広く対応したというのも多々あります。
なぜ、これがたった2地域でしか実施してこなかったから廃止にするのかという理由が見えない。
それから、
少子化対策がとられているので、それにかわるとは言いませんが、今回これを廃止するというわけなんですが、第3子に対する
出産支援というのは、今後、私はこのほかにないと理解しているんですが、第3子に限っての支援策が他に今まであったのかどうか、今回の予算でですね、ほかにあるんですか。
まず、その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) 第3子に対する支援策はあるかということですが、ございません。
2地域に限っているものを全地域に及ぼした場合、どのような施策がより
子育て支援として有効かということを模索をし、新たな政策として立ち上げたいということは言えるんですが、今回そういうわけで、2地域に限定し額も違うものを一たんは廃止し、新たな施策を展開したいというふうに考えております。
新たな政策につきましては今後の課題となってまいります。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) 7番、
藤野秋男君。
○7番(
藤野秋男君) 新年度の予算の中で第3子に対する支援、第3子以上の出産に対する支援ということは、大変私は貴重な新市の施策になるだろうなと。
ですから、これを廃止して新たな提案をするのであれば、やはり速やかに提案すべきであって、これをただ2地域だからといって廃止した場合、本当に今、それでなくても子育てに多額のお金がかかる時代ですから、しっかりと支援すべきだと思うんですが、一体、新たな施策はいつごろ、どういう形で提案をしようとするのかお伺いします。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) 少子化に対する諸施策というのは、確かにおっしゃるとおり、こういう時代ですので、いろんな形で支援策を考えていかなければならないというふうには思っておりますけれども、今現在のところにおいて、どのような施策をどの時期に提案できるかということにつきましては、ちょっとお答えできる状況にございません。
○議長(
佐々木時雄君) 7番、
藤野秋男君。
○7番(
藤野秋男君) 全然納得いくような答弁ではないですね。
新たな施策も示さない、ただ2地域で実施していたから廃止するというだけでは、全然
少子化対策にはならない。
この
少子化対策は少数の児童や生徒に対して、あるいは子供に対して支援をするというのではなくて、出産を促す意味での支援策ですよ、ですから貴重なわけなんです。
ですから、新たな施策を速やかに示せない段階では廃止すべき条例とはとても考えられない、むしろ、新市の中で全市に拡大してこそ価値があると思うんですが、一体どういう議論の中で、もう一度お伺いしますけれども、2地域だけの実施だから廃止したのか、それとも、これがなじまなかったのか、その議論の段階、これを廃止に至るまでの経過をお伺いしたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) 先ほど申し上げましたように、本来であれば3月の予算提案と同時に3月議会のときに提案すべき内容のものでございましたけれども、事務的な遅れにより今回、
専決処分をさせていただいたということでありますし、内容的に
子育て支援策というものを何らかの形で展開していかなければならない社会情勢下にあるというのは、それはそのとおりでありますけれども、2地域で、しかも金額も対象もばらばらなものを、今回そのまま引き続きということではなくて、地域全体に及ぼすような新施策をこれから考えていかなけれ ばならないということから、3月31日をもって廃止しようとするものであります。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) 6番、高田一郎君。
○6番(高田一郎君) この二つの条例の説明を聞きまして、両地域が大変、大層すばらしい事業を展開しているということがわかりました。
そこで、二つの点についてお伺いしたいと思います。
この、いわば
子育て支援策を廃止するというわけですから、内部でそれなりの議論をしてこういう提案に至ったと思うんです。
そこで、そもそも両地域が実施していた
子育て支援策ですね、どういう背景のもとでできて、そしてこの事業がどういう役割を果たしてきたのかと、そういう、やはり検証が必要だと思うんですね。
その点について、どのような検討を行ってきたのかというのが一つであります。
二つ目には、
専決処分にかかわってです。
私は内容を、廃止するということも問題ですけれども、
専決処分をしたということ、それ自体も問題だと思うんですね。
そこで、部長は、なぜ
専決処分なのかとの質問に対して、本来は3月議会だけれども、事務的に間に合わなかったというのが
専決処分の理由であります。
本来、事務的に間に合わなかったということを理由に
専決処分ができるのかどうか、ここが問われていると思うんですね。
これまで議会を開くいとまがなかったということで
専決処分、たびたびあったんですけれども、やむを得ないということで賛成した経過もありますが、今回については、本来は3月議会だけれども事務的に間に合わなかったと、これで
専決処分が本当にできるのか、ここについてお伺いしたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) この制度の果たした役割ということについてですけれども、一定の意味で、出生を促すという役割は果たしてきただろうというふうには想定されます。
参考までに、千厩町、大東町とも過去5年間の経緯を見ますと、それぞれ17件の支給対象ということであります。
次に、
専決処分、3月に提案すべきものを
専決処分できるのかということですが、事務的に間に合わなかったということではなくて、事務的ミスにより提案できなかったということでありまして、この件については大変申し訳なく、おわび申し上げたいと思います。
以上であります。
○議長(
佐々木時雄君) 6番、高田一郎君。
○6番(高田一郎君) 今のお話を聞きますと、この条例が果たしてきた役割、あるいは事業の効果について、よく検証、検討もしない中で、いわば統一しなければならないということで安易に対応したのではないかというふうに私は思うんですね。
そこで、もう一つお伺いしたいんですが、件数は17件というお話でありましたが、もしこれを全市的に広げていけば、どの程度の予算措置が必要だったのか、恐らくそういうことも含めてしっかりと議論して、制度の内容、財源も含めて内部で検討してこういう結果が出たのではないかなというふうに思いますので、その辺についての数字的な問題について紹介していただきたいと思います。
それから、
専決処分についてですけれども、ちょっとよく部長の答弁が聞き取れなかったんですけれども、事務的なミスですか、事務的なミスで
専決処分をせざるを得なかったということでしたが、どっちでもいいんですが、いずれそういう理由で市長の専決事項として処理できるのかどうかということですね。
これは市長でもいいんですが、どなたが詳しいんでしょうか、専決の処理の仕方、
企画振興部長ですか、よくわかりませんが、
総務部長ですか、市長でもいいんですが、いずれ責任あるところをきちんと対応していただきたい。
こういうことを前例にしてしまいますと、事務的なミスで市長の専決で処理できるのかどうか、こういうことになってしまうわけですから、私はこういうことを許してしまえば大変大きな問題が起きると思います。
私は、この制度がやむを得ないと廃止、そう思っている人であっても、こういう処理の仕方はいいのかどうか、ここがやっぱり問われると思いますので、わかりやすく丁寧に説明していただきたいというふうに思います。
○議長(
佐々木時雄君) 休憩いたします。
午前10時42分 休 憩
午前10時48分 再 開
○議長(
佐々木時雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君)
専決処分のことについて申し上げますけれども、先ほど申し上げましたとおり、本来であれば3月議会に提案すべきものでありましたが、3月議会終了後、大東町及び千厩町のそれぞれの条例について、要するに気づくのが遅かったため、その後、議会を招集するいとまなしと認めまして、
専決処分をさせていただいたものであります。
なお、この政策を引き続き全市的に展開していくとした場合の金額等について、試算等してみたことがあるかということですが、先ほど内容をご紹介申し上げましたとおり、一方は20万円であること、他方5万円であること、なおかつ、小学校、中学校の入学時における奨励の意味の支給もあること等があり、支給対象、金額ともばらばらであることから、それら対象人員、金額等については試算はしておりません。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) 6番、高田一郎君。
○6番(高田一郎君) 結局、具体的なこの事業の果たす役割とか財源の問題含めて、内部でよく検討されて提案されたものではないというふうに思うんですね。
全市に広げた場合に予算措置がどのぐらいになるかという点について、対象金額が違うから試算していないという、これは理由にならないと思うんですね。
例えば、大東町に合わせた場合どうなるのか、千厩地域に合わせた場合どうなるのか、そういったものを含めて財源がどのくらいになるのか、そんなに多い金額にならないのではないかなというような思いもしているものですからね、議会としてはそういう判断ができないわけですよ。
だから、やはり廃止するにしても、きちんとした説明責任がないとこれはもう指摘せざるを得ないというふうに私は思います。
それから、
専決処分については、私質問したことについて全然答弁なっていないんですね。
結局、部長は3回にわたって同じことを繰り返しているんですね。
3月議会に提案すべきだったけれども、いわゆる事務的なミスでこういうことになってしまったと、3回目の答弁では気づくのが遅かったというお話でありました。
私はそこを聞いたのではないんですね。
そういうことを、いわゆる事務的なミスで
専決処分、処理ができるのかどうかというそもそものことを聞いたんです。
専決処分に値するのかどうかということが今問われているわけですね、制度の中身の問題と
専決処分していいかどうか、議会がどう判断すべきかというときにきちんと答弁していただかなければ困りますので、私3回、最後でありますので、そこをわかりやすく答弁していただきたいと。
こういう理由で
専決処分ができるのかどうかということに対する質問ですから。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) なかなかご理解をいただく場面がないようですけれども、3月議会終了後の後に気づいたということで、議会の招集するいとまがなしと認めまして
専決処分をしたものであり、そのような
専決処分はできるのかということについては、できるという見解を抱いております。
なお、
子育て支援策について、何ら内部で検討しないまま提案されたのではないかということですけれども、検討した結果、金銭給付を政策として採用しないという結論に達し、また支援策を全く打ち切るということではなくて、何らかの意味で
子育て支援というのは展開していかなければならないという認識ではおりますが、今回そういう金銭給付の政策を採用しないということで
専決処分をさせていただいたものであります。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) 私からも同じような趣旨で何点かお聞きします。
まず、最初に、
専決処分の関係ですが、これは助役さんに説明をいただきたいんですが、先ほど来からの質疑を通じて明らかになっているのは、
専決処分というのは何でもできるのかということでもあるわけですね、何でもできるわけではない。
地方自治法の第179条第1項を中心にして規定されているわけですね。
これに反するのではないかという指摘をしているのに対して、なかなか明確な当局答弁がないわけですが、市長としてはこれに抵触しないと、こういう判断のもとに
専決処分をし、提案をしているという見解ですけれども、少し無理があるんでしょうね。
専決処分をすることのできる要件というのははっきりあるわけです。
その中で、今回の場合は議会を招集するいとまがない、これに該当するかどうかなんですが、市長としては該当するとは言っているけれども、その認定が客観性を持たなければならないと、客観性があるかどうかなんですね。
この客観性を欠く場合には違法な状態になりますよと。
これは私が言っているのではなくて、行政実例で既に明らかになっているわけですね、実務はそれで行っているわけです。
そういう意味から言うと、これは率直に申し上げて、いろいろ担当部長の説明等々、前任者の領域ですけれどもね、これは。
いろいろあるわけですけれども、瑕疵ある状態、提案という状態になっているんだろうと思います。
やはり、当局としては、この部分についてはそれなりの手続きをとる必要があるんだろうと思います。
私が内部の方々から聞いている限りでは、実はこの施策をどうするかということについて内部協議を重ねてきたと、その結果として、一つの結果として時間的にどんどん経過してしまったということでしょう。
3月定例会は3月の23日が最終日ですよ、31日の
専決処分というのは客観性を持ちません。
このように私は判断するわけですが、助役さんはこの分について、どのような所見をお持ちなのかお聞かせをいただきたいと思います。
二つ目、大東町と千厩町の関係なんですが、実は大東町のこの条例については、それなりの背景があって制定したものなんです。
団塊の世代、この人たちのときには1年間の出生数というのは1,000人ぐらいだったんです、大東地域だけでですよ。
現在どのぐらいか、10分の1です。
年によっては100人に満たないときもあります。
ここまで激減しているわけです。
高齢化率は33%を超している、現時点では。
こういう背景の中で、厳しい財政事情の中だけれども、この施策が必要だなという判断のもとに制定をした。
恐らく千厩町もそう違わないだろうと思うんです。
そういう中で、この施策だけは廃止をする、この次の手当については現時点では構想がないということなんですが、これは担当部長さんが、適当なんでしょうか、基本構想、基本計画の検討に入っていますよね。
基本構想については終わったはずです、内部的には。
基本計画の立案等々に入っているはずです。
どうなんですか、この中で対処をしたいということなんですか、それとも、全く別個の考え方で協議を始めざるを得ない状況にあるんでしょうか。
以上、2点です。
○議長(
佐々木時雄君)
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君)
専決処分が適当であったかどうかというような、そういうご質問でございますけれども、先ほど来担当部長が申し上げておりますように、議会が終わってから実はこの条例を廃止すべきであったということ、しかもそれが今回、3月議会に提案しなかったというような、そのことがまず判明をしたという、そういう事実であります。
その中で、4月以降の施策につきましては、3月議会の中で、
子育て支援等についていろいろご提案を申し上げ、その中でも、むしろこの出生時の祝い金という形での、第3子だけを優遇するような形ではなくて、全部の子供たちに関係をするような形での予算というものを実は組み立てをしたというようなことでありまして、その時点でそちらの方のウエートがちょっと、たぶん担当の方も、我々もですけれども、そちらの方へウエートがいったもので、結果的には廃止すべき条例を提案しないでしまったというようなことであります。
したがって、そのあと、すぐ臨時議会等を招集すればというようなお話でございますけれども、そのことが組み立ての中で時間的な余裕がなかったと。
23日に議会が終わりましたけれども、23日に終わったそのときに気づいたのでなく、もっと後に気づいてしまったということでありまして、時間的な余裕がないと、いとまがなかったということで
専決処分をさせていただいたということでございます。
子育て支援につきましての内容等につきましては、予算議会の中でもご説明を申し上げておりますけれども、保育料等々ですね、国の基準から相当減額をして、全体として
子育て支援をバックアップするというような形の組み立てをやっておるところでありまして、それらの財源、これらについても試算等やってはおります。
現在、手持ちの資料、ここにはありませんので、その数字についてちょっとお答えできませんけれども、そのような考え方で、このことを残しておくことによって、それぞれ旧大東町さん、それから旧千厩町さんについて、やはり別枠で支出をするということになると全市への影響ということも、これもありますので、このことについては、やはり市内全部ですね、このことを一律にやらざるを得ないというような形にあったということでございます。
○議長(
佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) 前段の
専決処分が適切だったかどうかということについては、先ほど来、部長含めて、今の助役含めて、正直な答弁を途中からなさっているんだろうと思います。
しかし、ここは公の席です。
正直であればいいというものではないと思います。
正直に話していただくのであれば別な場なんだろうと思います。
もし、今の正直にお話しいただいた中で、議会側として、さもありなん、やむを得ないなという形でやった場合、議会側の今度は見識が問われる。
そこで市長にお聞きしますが、私は、先ほど来からお聞きしていると、内部協議に手間取ってしまって提出の時期を逸してしまったということではないんですか、いかがですか。
内部協議はされてきたというのは、私は担当部署から内々聞いていました、相当協議されてきたということは聞いていました。
それに手間取ってしまって提出時期を逸してしまった、条例は生きているわけですから、そのままいきますと4月1日以降も条例生きるわけですから、予算措置しようがしまいが支払い義務はあるわけですね。
そういう状況の中で、市としては対応せざるを得ないので
専決処分という選択肢以外になくなってしまった、これがこういうテーブルでお話しいただく内容ではないんでしょうか。
提出者としての
浅井市長からもう一度、専決に至った経過等々について、提出者としての所見を述べていただかなければならない。
助役までの、大変恐縮な言い方ですが、助役までの答弁の内容のまま、はい、わかりました、採決に臨みましょうというわけには、議会人としても、経験豊富な
浅井市長であれば私の言わんとすることはご了解いただける。
繰り返しますが、内部事情、内部の協議に手間取り提出の時期を逸してしまったためにこういう措置をとらざるを得なかった、こういう形になるのではないんですか。
この分については市長から答弁をいただきたい。
二つ目の施策との関係なんですが、どうなんでしょう、きょう、この後、基本構想の説明がございます。
基本構想そのものについては6月定例会で提案されるんだろうと思うんですが、それを受けての前期の基本計画ですね。
これらについては、恐らく12月あたりになるんでしょうか、来年の3月まではいかないと思うんですが、これらの策定過程の中で、どういうふうな形で、トータルとして
子育て支援なり
少子化対策の、一関市としての全体像というのは組み立てていくということになるだろうと思うんですね。
私はそういう視点からさっき質問しているわけです。
施策が現時点から一歩も前に出ないと、ただ支払い義務が生じるから条例だけ廃止するということではないだろう、あってはならない、全体としてどういう形で
子育て支援をするのかということについては、基本計画等々の策定を含めて、市としての方針をつくり上げていきたいということではないのかと聞いているわけです。
いかがでしょうか。
○議長(
佐々木時雄君)
浅井市長。
○市長(浅
井東兵衛君) ただいまのご質問は、内部協議が遅れたから、上がってくるのが遅れたからと、しかも、一方では、予算を執行しなければならないということが迫られているので
専決処分したのではないかと、こういったようなご趣旨であったかと思うわけでありますが、事実、議会が終わって、日にちは記憶しておりませんけれども、議会が終了した何日か後に私のところへ上がってきたと、こういうことであります。
しかし、一方では、4月からこれが執行を迫られるということになれば、これは他の地域との差異が生じてしまうわけでありますから、やむを得ず
専決処分をしなければならないという形になったと承知をしております。
○議長(
佐々木時雄君)
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) これからの政策の展開の検討につきましてですけれども、議員さんがお話のとおり、構想を踏まえて基本計画が策定され、当部におきましては次世代育成計画というのを同じような形で並行して検討していかなければならないわけですけれども、そういう計画の中で新規の施策というものについて検討をし、取り上げていきたいというふうに考えております。
○議長(
佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) 大変恐縮ですが、もう一度市長に答弁を求めたいと思います。
内容は全く同じことをもう一度繰り返しさせていただきます。
今回の
専決処分、承認を求める提案をする理由については、内部協議に手間取り提出時機を逸してしまったために
専決処分をせざるを得なかった、こういうことではないんですかと、これに対する提案者としての責任ある発言を改めて求めたいと思います。
二つ目の内容なんですが、これについては基本計画その他の中でということなんですが、もうちょっと踏み込んで、私、この部分については触れたいと思うんです。
4月1日から、言うなれば穴があいてしまうわけですね、大東町、千厩町については。
今までは施策が講じられてきたわけです。
しかし、3月31日までに第3子を分娩した人たちについては、それぞれの施策が予算執行されるわけですけれども、4月1日以降の人たちについてはそれはないわけですね、これは。
現時点ではそういう状況になっているはずなんです。
私は、こういうこういう施策をしたい、するのでご了解をいただきたい、こういうことが必要なんだろうと思います。
合併協議の中で、すこやかちびっ子条例なり千厩町の関係条例、これを廃止をしていくという形での協議、事務方の協議、これはされていなかったのではないですか。
私の知る限りでは、このままいくか別な形、制度を創設するか乗りかえるかは別として、何らかの形で
子育て支援、
少子化対策、これを組み立てていこうということで協議が重ねられてきたのではないですか。
しかし、今回は時間的な関係等々の関係で、こういうふうな形で条例廃止だけ提案をされている。
もう少し市民に対してですね、この部分については、例えばお盆までには、あるいは基本構想の提案をさせていただく6月議会までには、あるいは9月議会までにはというふうな形で、どういうふうに、穴があいてしまっている部分について市として対応していくのかという、その基本的な考え方等々について、現時点では抽象的にならざるを得ないにしても説明をする必要があるのではないでしょうか。
恐らく、大東地域、千厩地域の中でこの制度が廃止をされて、全く何もなくなるということは、該当する地域においては想定していないと思います。
いかがでしょうか。
○11番(海野正之君) 議事進行について。
○議長(
佐々木時雄君) 11番、海野正之君。
○11番(海野正之君) ただいま議題となっております内容で、議論の中で、この案件が
専決処分案として提出されておることについて、果たしていかがなものかというような点においても議論がなっておるわけであります。
そこで、この点について議会運営委員会を開催をしていただきまして、その中で協議するということも必要であろうというように考えますので、議長の方でお諮りをいただきたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君) ただいま議事進行が11番、海野議員から出ましたが、このことについて皆さんにお諮りしたいと思います。
ただいま海野議員から、今の議案に対しまして、議会運営委員会で協議してはという議事進行でございますが、これに賛成の諸君の。
○18番(菊地善孝君) 議長。
○議長(
佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) 動議として成立したんですか、してないのではないですか、だれもないんですよ、動議として成立していない。
○議長(
佐々木時雄君) ですから、今お諮りしているところです。
18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) いやいや、諮ること自体が、動議として成立しないのではないですか。
○議長(
佐々木時雄君) 議事進行ですから。
18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) 議事進行の動議でしょう、内容は。
その動議としての体をなしていない、だれも賛成者ないんだから。
議事進行に対するただの意見ではないよ、こうすべきではないかという動議ですよ。
動議である以上は動議としての手続きが必要なんです、だれも賛成者いない。
私は、当局として、こういう形でこういうテーブルにたえ得るだけの答弁をされたらいかがかと言っているわけだから、いいのではないですか、それで。
動議である以上は賛成者が少なくとも1人以上必要でしょう、それがないんだから進行だ。
○議長(
佐々木時雄君) ただいま海野議員のご発言は動議でありますので、賛成者を添えて出していただかなければなりませんので、このまま進めてまいりたいと思いますので、ご了承願いたいと思います。
当局答弁願いたいと思いますが、
浅井市長。
○市長(浅
井東兵衛君) 議会を終了後にそういうことに気がついたということで、新年度も迫っていることから
専決処分したと、こういうことを先ほど申し上げたわけでありますが、全く私の答弁には変わりはないわけでございますけれども、議会終了後にそれは上がってきたと私は思っております、3月議会の終了後に。
しかしながら、一方では、これは4月、新年度で執行が迫られておりますから、予算の。
したがって、
専決処分でこれを処理したと、こういうことでございます。
なお、これは二つに分かれておりますが、
出産支援と、それから育てる方の
子育て支援に、千厩町は
子育て支援だと思います。
大東町は
出産支援ということであろうかと思いますが、いずれにいたしましても、これを、そこの部分だけをやるというわけにはいかないと、そこの地域の分だけをやるというわけにはいかないということでございます。
したがって、これを全体の
子育て支援の中で考えて、討議をして検討しなければならないと、そういうことから、これは、とりあえずこれを
専決処分としたものであります。
以上であります。
○議長(
佐々木時雄君) 31番、石山健君。
○31番(石山健君) どうも、お話聞いておりますと二転三転のお話が出てまいりまして、なぜ千厩町と大東町の、このまま継続することが、しかも3月定例議会終了後に気がついたと、したがって
専決処分だと。
合併協議を含めて、こうした内容等については何度となく協議がなされたと思うんです。
あえて、なぜそれを気がつかなかったとか、いとまがなかったからなどという、こういう政策的な問題を、いとも簡単に
専決処分に踏み切ると、これは極めて私は問題だと思うんです。
であるならば、そのまま継続していいものであれば継続をしておいて、新たなそうした政策の展開をするということで、なぜそういうふうに切りかえできなかったのか、全くこれは切り捨てておいて、これから検討するんだと、これでは全く説明がつかないのではないか。
もちろん
専決処分するもの、何度も言うとおり、気がつかなかった、事務的なミスだったとか、こういうことで済むんですか、それで
専決処分やられたらたまったものではないです、これは。
こういう議案を、当たり前のように
専決処分するということは、しかも、これは内容は政策的な問題です。
こういう問題を抱えておきながら、何ですか、
専決処分というのは、これ責任問題ではないですか、答弁願います。
○議長(
佐々木時雄君) 答弁願います。
岩井保健福祉部長。
○
保健福祉部長(
岩井憲一君) 本来3月議会のときに提案すべき内容のものを事務ミスによりまして、気づかず、その後、議会を開催するいとまがないという判断のもとで
専決処分をしたものであり、本来3月議会に提案できなかったこと及びミスがあったことについては、重ねておわび申し上げなければならないというふうに思っております。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) 31番、石山健君。
○31番(石山健君) 責任ある答弁をしてほしいということを私が申し上げたのは、あえて指名をしなかったんですけれども、当然責任者が、これは一番責任ある方が答弁席に立つべきと思うんです。
もう一つは、何度も申し上げます。
事務的なミスというのがあったとか、3月予算議会まで気がつかなかったなどということが、そういう内容のものをあえて
専決処分することはできるんですか、それでは。
しかも、何度も申し上げるとおり、これは
合併協議を含めて、あるいは事務方のそうした協議等を含めて、そうした分科会含めて、何度となく協議を進めてきたはずなんです。
これが気がつかないでおったなどということは、これは極めて問題。
であるならば、私は、やっぱり、この二つの地域だけを云々とすることで公平さが保てないなどと言っておりますけれども、であれば、そのとおりまず実行するべきではなかったのか。
ということは、条例そのものは生きている、3月に切っていますからですけれどもね、本来条例そのまま4、5月含めて、これは生きているものという判断をするのは当然ではないでしょうか。
したがって、この点につきましては、私は単に事務的なミスということで
専決処分をするということについてできるのか、法的にこれは全く合致していると、私はしていないと思うんです。
もし、こういうことを、再三にわたって
専決処分されたのでは、これは議会軽視もはなはだしいのではないでしょうか。
したがって、何度も申し上げるとおり、責任ある、しかも今後の、もし政策的な問題、提起等があるならば、改めてそうした、切りかえを含めた政策的な問題の提起も含めて、提案をぜひお願いします。
○議長(
佐々木時雄君)
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) ただいま
専決処分のあり方についてのご質問でありますけれども、私の方としては、決してこのことが望ましいということではない、そういう認識はしております。
しかし、そのことを放置しておいて、それではいいのかというようなことになりますと、先ほど来申し上げているように、それぞれ
合併協議でもいろんな議論をしてまいったわけで、このことについて、それに固執することなく、何らかの形で
子育て支援はしていかなければならないと、そのことについては新市になってから検討をしていくというような、そういう
合併協議の中でも話がありましたが、そういう趣旨で、別の施策を
子育て支援として取り上げて、予算等でお願いをし、承認をいただいておるということでございます。
したがって、今回の
専決処分したものについては、4月1日以降、いずれその効力は、条例の効力はなくなっておるというようなことで、廃止になっているということでございますので、新たにどのような施策をすればいいかにつきましては、これからいろいろ議論をして組み立てていかなければならないものというふうに認識をしております。
○議長(
佐々木時雄君) 石山健議員に申し上げますけれども、質問が繰り返されているようでございますので、その点をご留意されまして質問されるようにお願いいたします。
31番、石山健君。
○31番(石山健君) 3度目でございます。
しかし、そういう考え方で、私は、該当している地域の千厩地域、大東地域含めて、住民から見たらどういう感情を持つでしょうか。
別に廃止条例は提案されておらないわけですから、当然これは継続されていくものという住民が判断なさったと思うんですね。
そういうものを、
専決処分でいきなり、いわば
専決処分で処理をしておきながら今回このような提案をなさるということは、まさに住民に対する、私は極めて背信行為といいますか、裏切り行為といいますか、まさに乱暴なやり方ではないでしょうか。
したがって、何度も申し上げるとおり、こうした内容等については、事前にわかっている政策的な内容でございますので、私は単にこれを、また繰り返しになりますけれども、事務的なミスということで済ますことができるのか、あるいはまた、
専決処分という形がなじむのかと、何度も申し上げますけれども、なじまないものをこのまま単に通そうとすることは、議会軽視もはなはだしいし、こういう乱暴な提案の仕方をしても通るというふうに、そういう認識で今回の提案をなさったのか、しかも、最初の提案の際に、極めて私は不親切だと思うんです。
なぜ、こういう内容でこういうことなんですということを最初から言わなかったんでしょうか。
ただ単に
専決処分お願いしますという、内容説明全く入っておらない、これも極めて不親切な私は説明であったと思うんですね。
したがって、今回このまま通そうとなさっているのか、改めて私はこの
専決処分のあり方について、もう一度市長の見解を問いたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君)
浅井市長。
○市長(浅
井東兵衛君) ただいま
専決処分のあり方について私の見解をということでございますが、
専決処分の、今度はそれは法令の解釈の問題になって、最終的にはそうなろうかと思いますけれども、いずれにしましても、この時点では、私は
専決処分をせざるを得ないというふうに判断をしたわけでございます。
○議長(
佐々木時雄君) 22番、千葉大作君。
○22番(千葉大作君) この
専決処分に対しまして、ずいぶん時間を経過して議論を交わしておるわけでございますが、先ほどの助役の答弁に、
合併協議の中で、新しい市になって、新しい施策を
少子化対策、
子育て支援で展開をしていくと、そういうふうな話し合いをなされてきた旨の話がありました。
私は、今回のこの二つの、大東町と千厩町の条例廃止を
専決処分されるに当たって、やはりきちんとした対案を準備をされて、今回の臨時議会に臨むべきではなかったのかというふうな思いがいたします。
それぞれの地域の、今回の金銭政策に至った背景はそれぞれあると思います。
今の日本の合計特殊出生率は1.29、もっと下がるかもしれません。
一関市においてもそれに近づくような状況にあるのではないか、例えば、平成17年度の出生数が全市で何人になっているのか、そして、3人目の子供を産んだ世帯は何世帯なのか、その辺の把握をされているのかどうか。
私は、やはり危機的なこういう少子化の時代にあって、何らかのこの精神を生かした施策の展開を早急に確保してこの臨時議会に臨むべきではなかったかなというふうな思いをいたします。
そういう意味で、やはり今回その形がなかったわけでございますから、6月議会にきちんとした対案を明示して、こういうふうな形でその精神を継続するんだ、そういう姿勢が私は今、大事ではないか、このように思います。
そういう意味で、当局の考え方を示していただきたいと思います。
総合計画とは別に、やはりきちんとした施策の継続の展開を求めます。
よろしくお願いいたします。
○議長(
佐々木時雄君)
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) 6月議会にこの
子育て支援の考え方等を示すべきではないかというようなご質問でございますが、まず、3月の予算編成の時点で、いろいろこの
子育て支援については議論をし、その上で最終的には、やはり第3子に限らず、子供すべての保育といいますか、そのためにそれらの財源を使うべきであろうというような形で、全市にこれを波及するというような考え方で予算を編成したところであります。
その一つのあらわれとして、保育料の軽減、これについては大幅にやっておるわけでございます。
また、その議論の中で、国においても、やはり
子育て支援というのは大切だということで、出産時の補助といいますか、支援をするというような基本的な考え方が示され、その考え方等もあわせてみると、またそれにプラスするような形ではなくて、別の形でやった方がいいのではないかというような、そういうことも実はあり、それからもう一つは、やはりこういう施策については新年度、年度当初、どういう形でやっていくかということを整理をすべきであろうというふうに一つは考えておりますので、即6月議会、7月からの実施とかなんかというような形では、なかなか組み立てが難しいのであろうと、年間予算の中でこのことについては議論をしていただかなければならないものであろうというふうに考えております。
ただ、お話をいただきました内容等につきましては、やはりどうあればいいのか、それらについては検討をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(
佐々木時雄君) 22番、千葉大作君。
○22番(千葉大作君) 6月議会には難しいというふうな形での答弁でございます。
当面、初年度ですね、新しい年度においてはそういう方向性を何とかしていきたいというふうな話のようでございますが、やはり、旧大東町の皆さん、旧千厩町の皆さん、その地域地域の市民の皆さんにおいては、先ほど来指摘されているような、やはり思いを抱く方もあるかもしれません、そういう懸念がございます。
そういう意味で、やはりきちんとした、保育料の軽減等をしているからというふうな話もありましたが、それとは別に、やはりきちんと、その精神を踏まえた施策の展開を皆さんにわかりやすく、きちんとした形で打ち出していく、そういう必要があると思いますので、ぜひ、そういう思いを強く受け取っていただきたいと思います。
ぜひ、市長にもその思いが届きますようにお願いを申し上げたいと思います。
ご答弁を市長にお願いしたい。
○議長(
佐々木時雄君)
浅井市長。
○市長(浅
井東兵衛君)
子育て支援につきましては、私はこれには強い思いを持っております。
やっぱりきちんとした政策を立てなければならない、こういう思いでおりますので、若干時間をお貸しいただきたいと、こういうふうに思います。
○議長(
佐々木時雄君) 14番、牧野茂太郎君。
○14番(牧野茂太郎君) 質問をさせていただきます。
先ほどからいろんなご答弁を聞いておりましたが、いずれ私は3月の議会のときに、少子化問題につきまして質問をさせていただいた中で、そのときの答弁と先ほど部長さんが答弁した中身と大きく食い違っている部分があるような気がいたします。
いずれ、この専決、条例のその内容、背景を聞きますと、どうにも納得し難いところがありますので、質問をさせていただきます。
この少子化問題、特に問題は市長の政策の中の柱の一つであるはずです。
その中において、先ほど旧大東町、あるいは旧千厩町で行ってきた、そうした第3子、あるいは入学時における支援を、私から言えば、大きな理由もなく廃止するというふうに受けとめざるを得ないというふうな、先ほどの内容で思った次第でございます。
いずれ、内容ですね、先ほどの部長さんのお話から聞きますと、事務的なミスとかそういったことで収められているようですが、3月議会の当時の部長さんの答弁の中では、特に旧大東町の場合は財政難でもありながら、何とか第3子以上につきましてはそういった支援をしてきたということの評価は、やっぱり現当局の中でも評価していただきたいなというふうに思うのであります。
そうした背景の中から、今度の廃案はこういう理由で廃案なんだよというふうな説明が見えていないところに疑問を感じるのでございます。
当時の部長さんはこういうふうな答弁をいたしました。
特に、私、あえて大東町の20万円を当時の質問のとき、お話はしていません。
逆に、矢祭町ですとか青森の例を出しまして、向こうの方で100万円ずつ、こんな形でやっているようですよということでの答弁が、当局から20万円というお話が出てきました。
そのときには、第3子、いわゆる全地域、全体ですね、全体で126名いるんだよと、試算しますと約2,500万円ほどかかると。
そのほかに、公務員、あるいは高所得者を入れますと2,500万円以上になるのではないかというふうな試算が出ているんです。
それを、裏を返せば、新執行部といいますか、保健福祉部内では、果たして真剣になってそれについて取り組んできたのかというふうな疑問を持たざるを得ないということでございます。
いずれ、今回の
専決処分がでたわけでございますが、私は、やはりこの問題、これに限らず少子化問題は、新一関市の根幹を揺るがす問題だと思うんです。
ほかの、いろんな大切な予算の絡む問題があるでしょう、他の部署にもあるでしょう。
だけれども、この問題を根底に置かなければ新一関市の将来は見えてこない、そんな気がいたします。
したがいまして、この辺の答弁を、市長を含めて簡潔なご答弁を求めたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君)
浅井市長。
○市長(浅
井東兵衛君) 簡潔な答弁ということでございますので。
少子化の問題については大変な問題だと、一番大変な問題だと私はとらえております。
したがいまして、しっかりとした長期計画といいますか、これを、まず柱を立てなければならないと、それに基づいた政策をきちんとつくっていかなければならないと、こういうふうに思っております。
これは重大な問題だということは、全く同感でございますので、しっかり取り組ませていただきたいと、このように思います。
○議長(
佐々木時雄君) 14番、牧野茂太郎君。
○14番(牧野茂太郎君) 今、市長の答弁が出ましたが、部長さんにひとつお願いいたします。
この少子化問題は、やはり市民の方たちに、特に子供たちを持つ親に、形の見える、姿が見えるその政策というもの、施策をですね、ぜひ早い時期に出してほしいなというふうに思います。
確かに、言われるように、20万円を支援するとか5万円支援するだけが施策ではないと思うんです。
それ以上の対案をもって、ぜひ市民にわかりやすい施策をお願いをしたいと思います。
終わります。
○議長(
佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。
○39番(小野寺藤雄君) 結論から言うと、極めて不満な提案だし、残念な提案です。
というのは、あまりにも行政的というか、事務屋的というか、言葉が悪いが、そういう感じをしてなりません。
大東町であれ千厩町であれ、これは非常にいい政策、施策だというふうに思っていることは当然ですし、助役が、別途、子育てのためのさまざまな支援策を準備していると言っているが、それは当然そのとおり、とすれば、それが仕上がるまでに、今の二つの条例を継続してよかったのではないですか。
そのまま続けておいて、そしてそれにかわって、こういうものを準備しました、どうぞ、千厩町の皆さん、大東町の皆さん、いかがでしょうか、勝るともひけのとらないものを準備してやるのが普通のやり方ではないか、これは市民にも皆さんにも、すとんと納得のいく手法だと思っております。
まさか、この二つだけを特別扱いにしてそのままやっておいて、川崎町とか花泉町からけしからんというふうな声が上がるかもしれませんが、それはそれで私は説明のつく問題ではないかと思うんです。
あまりにも行政的、事務的な処理をしたのではないかというふうに思えて仕方がありません。
やり方がまずい、行政対応の仕方がまずいという苦言を私は提起しておきたいと思っております。
ただ、これは認めます、提案は消極的に認めます。
以上です。
コメントがあれば、市長でも助役でも結構です。
どうぞ、ひとつ、その辺の思いを込めていただければ、大変ありがたいと思います。
○議長(
佐々木時雄君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。
これより採決を行います。
認第3号、
本案賛成者の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
佐々木時雄君) 起立多数。
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) もう一度確認いたしますので、ご協力願います。
本案賛成者の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
佐々木時雄君) 起立少数。
よって、認第3号は、否決されました。
○18番(菊地善孝君) 議事進行について。
○議長(
佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。
○18番(菊地善孝君) 今の議長の議事進行のあり方について、私も苦言を呈しておきます。
極めてまずいですよ。
市民は見ているんです、テレビ見て。
どんなに議長が賛成多数と言っても、だれとだれが立ったか立たないかは、ビデオを起こせばすぐわかるんです。
もし、先ほどの宣告のとおり進んでいったならば、議会の実態と議長が宣告した内容が全く異なる、こういうことになります。
議長職の責任問題に発展しますよ。
もう少し落ち着いて、責任ある態度をとってほしい、急ぐ必要はないんです。
以上です。
○議長(
佐々木時雄君) そのように進めてまいります。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第6、認第4号、
専決処分についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提案理由の説明を求めます。
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) 認第4号、
専決処分について、
提案理由を申し上げます。
本案は、平成17年度老人保健特別会計の医療給付費の増に伴い、所要の補正を
専決処分したものであります。
歳入歳出予算の補正額は、3,849万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を83億6,915万1,000円といたしました。
○議長(
佐々木時雄君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。
これより採決を行います。
認第4号、
本案賛成者の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
佐々木時雄君) 起立満場。
よって、認第4号は、承認することに決定いたしました。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第7、認第5号、
専決処分についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提案理由の説明を求めます。
坂本助役。
○助役(
坂本紀夫君) 認第5号、
専決処分について、
提案理由を申し上げます。
本案は、岩手沿岸南部広域環境組合の岩手県市町村総合事務組合への加入等の協議に関し
専決処分したものであります。
○議長(
佐々木時雄君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。
これより採決を行います。
認第5号、
本案賛成者の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
佐々木時雄君) 起立満場。
よって、認第5号は、承認することに決定いたしました。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第8、
一関地区広域行政組合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。
直ちに指名を行います。
一関地区広域行政組合議会議員に尾形善美君、高田一郎君、神ア浩之君、海野正之君、牧野茂太郎君、岩渕一司君、藤野壽男君、佐々木清志君、阿部孝志君、鈴木英一君、伊東秀藏君、菅原啓祐君、小野寺藤雄君、木村實君、以上14名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました14名を、
一関地区広域行政組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名した諸君が
一関地区広域行政組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました諸君が議場におられますので、
会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時51分 休 憩
午前11時53分 再 開
○議長(
佐々木時雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま選挙において当選されました尾形善美議員が欠席中でありますが、休憩中において、
会議規則第32条第2項による当選の告知をいたしました。
40番、木村實君より、
一関地区広域行政組合議会議員を代表し、
あいさつの申し出がありますので、これを許します。
40番、木村實君。
○40番(木村實君) ただいま一関地区広域行政組合議員を代表いたしまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
このたび、議員各位のご推挙によりまして、一関地区広域行政組合議員の栄職につくことになりましたことは、まことに身に余る光栄でありまして、衷心より感謝を申し上げますとともに、この重責を痛感いたしておる次第でございます。
まことに身に余る光栄でありまして、衷心より感謝を重ねて申し上げます。
一関地区広域行政組合は、介護保険及び環境衛生に係る事務を広域的に処理する一部事務組合でありますが、その事務に当たっては、課題も山積しておるところでありますが、構成市町村住民の福祉向上のため、誠心誠意努力する覚悟でございます。
何とぞ、先輩、同僚議員皆様方のご支援を賜りますよう申し上げまして、ご
あいさつといたします。
どうも、まことにありがとうございました。
○議長(
佐々木時雄君) 日程第9、発議第6号、
一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに
提案理由の説明を求めます。
38番、村上悌君。
○38番(村上悌君) 発議第6号、
一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、
提案理由を申し上げます。
本案は、一関市消防本部が設置されたことに伴い、所要の改正をしようとするものであります。
議員各位の満場の賛同をいただきますようお願い申し上げ、
提案理由といたします。
以上、満場の賛同をいただきますことをお願い申し上げ、説明を終わります。
よろしくお願いします。
○議長(
佐々木時雄君) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木時雄君) 異議なしと認めます。
よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。
これより採決を行います。
発議第6号、
本案賛成者の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
佐々木時雄君) 起立満場。
よって、発議第6号は、原案のとおり可決されました。
○議長(
佐々木時雄君) 以上で
議事日程の全部を議了いたしました。
これをもって、第6回
一関市議会臨時会を閉会いたします。
ご苦労様でした。
閉会時刻 午前11時59分...