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花巻市議会 会議録 平成24年  3月 定例会(第1回)-03月02日−01号
花巻市議会 会議録 平成24年  3月 予算特別委員会-03月02日−01号

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  1. 花巻市議会 2012-03-02
    花巻市議会 会議録 平成24年  3月 定例会(第1回)-03月02日−01号


    取得元: 花巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    平成24年  3月 定例会(第1回) - 03月02日-01号 平成24年  3月 定例会(第1回) - 03月02日-01号 平成24年  3月 定例会(第1回) 平成24年3月2日(金) 議事日程第1号 平成24年3月2日(金)午前10時開議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長施政方針  第4 教育委員会委員長演述  第5 行政報告  第6 陳情の撤回  第7 議案第1号 平成23年度花巻市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについて  第8 議案第2号 花巻市市税条例の一部を改正する条例  第9 議案第3号 花巻市介護保険条例の一部を改正する条例  第10 議案第4号 花巻市都市公園条例の一部を改正する条例  第11 議案第5号 花巻市道路占有料徴収条例の一部を改正する条例  第12 議案第6号 花巻市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例  第13 議案第7号 花巻市学校施設設備基金条例を廃止する条例  第14 議案第8号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例
     第15 議案第9号 花巻市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例  第16 議案第10号 花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例  第17 議案第11号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)の一部の施行に伴う関係条例の整備に関する条例  第18 議案第12号 危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例  第19 議案第13号 花巻市印鑑条例の一部を改正する条例  第20 議案第14号 花巻市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例  第21 議案第15号 花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  第22 議案第16号 字の区域(中居地区)の変更に関し議決を求めることについて  第23 議案第17号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて  第24 議案第18号 平成23年度花巻市一般会計補正予算(第9号)  第25 議案第19号 平成23年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第26 議案第20号 平成23年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第27 議案第21号 平成23年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第2号)  第28 議案第22号 平成23年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)  第29 議案第23号 平成23年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)  第30 議案第24号 平成23年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)  第31 議案第25号 平成24年度花巻市一般会計予算  第32 議案第26号 平成24年度花巻市国民健康保険特別会計予算  第33 議案第27号 平成24年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算  第34 議案第28号 平成24年度花巻市介護保険特別会計予算  第35 議案第29号 平成24年度花巻市老人保健施設事業特別会計予算  第36 議案第30号 平成24年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算  第37 議案第31号 平成24年度花巻市下水道事業特別会計予算  第38 議案第32号 平成24年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算  第39 議案第33号 平成24年度花巻市上水道事業会計予算  第40 報告第 1号 日居城野運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 市長施政方針  日程第4 教育委員会委員長演述  日程第5 行政報告  日程第6 陳情の撤回  日程第7 議案第1号 平成23年度花巻市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについて  日程第8 議案第2号 花巻市市税条例の一部を改正する条例  日程第9 議案第3号 花巻市介護保険条例の一部を改正する条例  日程第10 議案第4号 花巻市都市公園条例の一部を改正する条例  日程第11 議案第5号 花巻市道路占有料徴収条例の一部を改正する条例  日程第12 議案第6号 花巻市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例  日程第13 議案第7号 花巻市学校施設設備基金条例を廃止する条例  日程第14 議案第8号 花巻市手数料条例の一部を改正する条例  日程第15 議案第9号 花巻市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例  日程第16 議案第10号 花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例  日程第17 議案第11号 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)の一部の施行に伴う関係条例の整備に関する条例  日程第18 議案第12号 危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令の施行にに伴う関係条例の整理に関する条例  日程第19 議案第13号 花巻市印鑑条例の一部を改正する条例  日程第20 議案第14号 花巻市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例  日程第21 議案第15号 花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  日程第22 議案第16号 字の区域(中居地区)の変更に関し議決を求めることについて  日程第23 議案第17号 市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについて  日程第24 議案第18号 平成23年度花巻市一般会計補正予算(第9号)  日程第25 議案第19号 平成23年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第26 議案第20号 平成23年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  日程第27 議案第21号 平成23年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第28 議案第22号 平成23年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)  日程第29 議案第23号 平成23年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)  日程第30 議案第24号 平成23年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)  日程第31 議案第25号 平成24年度花巻市一般会計予算  日程第32 議案第26号 平成24年度花巻市国民健康保険特別会計予算  日程第33 議案第27号 平成24年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算  日程第34 議案第28号 平成24年度花巻市介護保険特別会計予算  日程第35 議案第29号 平成24年度花巻市老人保健施設事業特別会計予算  日程第36 議案第30号 平成24年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算  日程第37 議案第31号 平成24年度花巻市下水道事業特別会計予算  日程第38 議案第32号 平成24年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計予算  日程第39 議案第33号 平成24年度花巻市上水道事業会計予算  日程第40 報告第1号 日居城野運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告について 出席議員(32名)    1番  増子義久君      3番  細川宏幸君    4番  照井雄一君      5番  高橋 勤君    6番  伊藤源康君      7番  若柳良明君    8番  小原雅道君      9番  鎌田幸也君   10番  松田 昇君     11番  小原茂明君   12番  鎌田芳雄君     13番  照井明子君   14番  藤井幸介君     15番  板垣武美君   16番  平賀 守君     17番  藤原晶幸君   18番  藤原米光君     19番  藤井栄子君   20番  高橋久順君     21番  本舘憲一君   23番  近村晴男君     24番  中村勝吉君   25番  櫻井 肇君     26番  大原 健君   27番  川村伸浩君     28番  佐藤忠男君   29番  中村初彦君     30番  阿部一男君   31番  齋藤政人君     32番  高橋 浩君   33番  新田盛夫君     34番  高橋淑郎君 欠席議員(1名)   22番  小田島邦弘君 説明のため出席した者  市長        大石満雄君   副市長       佐々木 稔君  副市長       高橋公男君   教育委員会委員長  照井善耕君  教育長       及川宣夫君   選挙管理委員会委員長                              奥山 隆君  農業委員会会長   高橋善悦君   監査委員      戸來喜美雄君  総務部長      大山拡詞君   政策推進部長    亀澤 健君  まちづくり部長   菊池保守君   生活福祉部長    大竹昌和君  健康こども部長   出茂 寛君   商工観光部長    高橋穣児君  農林水産部長    佐藤 格君   建設部長      高橋通義君  大迫総合支所長   高橋征雄君   石鳥谷総合支所長  菅原康之君  東和総合支所長   赤坂 謙君   教育委員会教育部長 藤井廣志君  水道事業所長(上下水道部長併任)  消防本部消防長   菊池定雄君            神山芳武君
     参事兼総務課長   役重眞喜子君  財政課長      高木 伸君 職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長      高橋和夫    事務局次長     高橋信宏  総務係長      伊藤理恵    議事調査係長    阿部 靖      午前10時00分 開議 ○議長(川村伸浩君) おはようございます。  ただいまから平成24年第1回花巻市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(川村伸浩君) 議事日程に入るに先立ち諸般の報告をいたします。  最初に議長から報告いたします。  本定例会に出席を求めた方は、市長、教育委員会委員長、選挙管理委員会委員長、農業委員会会長、監査委員であります。  次に、本定例会の付議事件は別紙のとおりお手元に配付しておりますので、これにより御了承願います。  次に、本定例会において本日までに受理した請願、陳情は、お手元に配付してある文書表のとおり、会議規則第127条第1項の規定により所管の常任委員会に付託いたしましたので、報告いたします。  そのほかにつきましては事務局長に報告いたさせます。  高橋事務局長。 ◎事務局長(高橋和夫君) 御報告いたします。  監査委員から例月現金出納検査の結果、工事監査の結果並びに定期監査の結果について報告が参っております。検査及び監査の結果につきましては、お手元に写しを配付いたしておりますので、これにより御了承願います。その他につきましては、お手元に事務報告書を配付いたしておりますので、これによりあわせて御了承願います。 ○議長(川村伸浩君) 以上で諸般の報告を終わります。  これより本日の議事日程に入ります。  本日の会議は議事日程第1号をもって進めます。 ○議長(川村伸浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において33番新田盛夫君、34番高橋淑郎君、1番増子義久君を指名いたします。 ○議長(川村伸浩君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は本日から3月21日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月21日までの20日間と決しました。 ○議長(川村伸浩君) 日程第3、市長施政方針の演述を行います。  大石市長。     (市長登壇) ◎市長(大石満雄君) 本日、平成24年第1回花巻市議会定例会が開催されるに当たり、平成24年度の市政運営について私の所信の一端を申し上げます。  平成23年3月11日、くしくも市議会開催中に発生した大地震を発端とする東日本大震災は、東北沿岸部を初めとした各地に甚大な被害をもたらしました。本市においても、人的、物的な被害を初め長時間にわたる停電や灯油・ガソリン不足、食品や日常品の不足など、市民生活に大きな支障を来したところです。  本市は、地震の発生に伴い災害対策本部を設置し、コミュニティFMを活用した災害情報の伝達など、市民生活の速やかな回復のために迅速な復旧活動を行いました。その後、沿岸部などからの被災者を支援するため「沿岸被災市町村支援本部」を設置し、いち早く被災者の受け入れ態勢を整えるとともに、沿岸部に職員を派遣するなど、被災地や被災者へのきめ細やかな支援を続けてまいりました。一方で、震災による地域経済への影響に対処するため、「震災経済・雇用対策本部」を立ち上げ、経済状況の把握や雇用の確保に努めてきました。さらには、東京電力福島第一原子力発電所の被災による放射線への対応についても、市内の放射線状況の把握や市民への情報提供に努めてきたところです。  本来であれば、平成23年度は、「躍動へ向かって歩み出す年度」として、本市の強みである高速交通の拠点性と恵まれた資源を生かし、「交流」をかぎとしたまちづくりの戦略的構想である「観光立市イーハトーブはなまき構想」と「スポーツでまちづくり構想」の具現化を推し進め、さらには国際チャーター便による誘客や修学旅行の誘致など「国際的」にも交流の強化に努めて交流人口の拡大を図り、加えて「住宅リフォーム補助による経済対策事業」を実施することにより、地域経済の活性化を図ってまいる予定でありました。  しかし、東日本大震災により急遽年度目標を転換し、震災により落ち込んだ地域経済をまずは震災前の状況まで回復させ、再び躍動へのスタートが切れる状態を取り戻すことを目標に据え、全力で取り組んでまいりました。  結果として、インターハイを初めとした各種大規模スポーツ大会の開催や総合体育館アネックスの整備など、年度当初に予定していた本市の強みを生かした戦略や住宅リフォーム補助事業の実施、市民の皆さんの理解と協力による各種地域行事の平常どおりの開催、震災の中にも6月の平泉世界遺産登録のうれしい出来事、さらには震災緊急経済・雇用対策として取り組んだ中小企業への無利子融資制度や市内企業の協力による大規模な緊急雇用の実施、被災者受け入れ宿泊施設への支援補助などの震災関連の緊急対策などが複合的に功を奏し、震災被害拡大を最小限に食いとめ、観光客宿泊人数や有効求人倍率などが上昇経過をたどるなど、一たん大きく落ち込んだ地域経済をほぼ年内に震災前へ回復することができました。  さて、環境は再び整いました。回復基調にある現状を逸せず、しかし人口減少社会を直視し復興をしっかりと支えながら、平成24年度は私たちの花巻市が「再び躍動へと力強く歩み出す再スタートの年度」と位置づけ、本市の強みを生かした交流人口増加策を年間を通じて切れ目なく展開し、あわせて震災経済・雇用対策も継続し、地域経済を牽引してまいりたいと考えております。  まず、昨年来、賢治のまちづくり委員会において議論を重ねてきていただいた「賢治さんの香りあふれるまち」づくりのための施策である、人づくりや交流人口の拡大など総合的な地域活性化を図る「賢治のまちづくり推進事業」を新たに年間を通して展開してまいります。  また、プロ野球イースタンリーグ公式戦や第32回全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会、日本マレットゴルフ選手権大会など、年間を通して大規模スポーツ大会の開催やスポーツ合宿等の誘致により、スポーツを通じた交流人口のさらなる拡充を図ってまいります。  春には、「いわてデスティネーションキャンペーン」と連動したおもてなし対策に力を注ぎ、夏以降の誘客につなげていきたいと考えております。  夏には、総合体育館アネックスのオープン記念イベントとして「大相撲花巻場所」を開催し、県内外から多くの相撲ファンをお迎えしたいと考えております。  秋には、市博物館において9月から約2カ月間にわたり、特別展「吉村作治の古代七つの文明展」を開催いたします。市民はもとより県内外の多くの方々にごらんいただき、ふだん接することができないすばらしい世界の古代文明を体感していただきたいと考えております。  そして冬には、本市の農業、林業、工業、商業、そして観光などの市内産業の全体像を幅広く情報発信し、市内産業に対する市民の理解をより深めるとともに、地元への就業定着や子供たちの職業観の醸成を図るため「はなまき産業大博覧会」を開催し、にぎわいと活気を生み出してまいりたいと考えております。  さらには、国際的な交流を促進するため外国人スタッフを採用し、市内観光施設やイベントについてブログやツイッター、フェイスブックなどにより国内外に情報発信するとともに、定住外国人を巻き込んで国際フェアを開催するなど、国際都市実現に向けた取り組みを進める「国際都市推進事業」を展開し、外国人交流人口や定住人口の増加を図ってまいりたいと考えております。  また、今日まで引き続く大震災の営業にかんがみ、復興を支える観点から、地域経済の対策については、「緊急雇用創出事業」の大幅な拡充や「中小企業震災融資支援事業」による資金需要への対応など、東日本大震災からの復興、市内経済・雇用環境の回復基調をより確かなものとするための経済・雇用対策も引き続き推進してまいります。  一方、未曾有の大災害から1年、私たちはこれを大きな教訓にしなければなりません。大震災の経験とこれまで取り組んできた成果を踏まえ、平成24年度は次の3点を基本に据えまちづくりを推進してまいります。  まず1点目は、地域を重視したまちづくり構想である合衆市イーハトーブ花巻構想の着実な推進であります。  震災後、互助、絆、結いという言葉が全国で声高に唱えられてきました。これは私が以前から提唱してきた地域の結びつきの復活、地域コミュニティーの再構築にほかならず、このほど策定した「花巻市保健福祉総合計画」においても、「結い」や「絆」を基軸とする「地域力の向上」と、それまでに培われた経験や持てる能力をだれかのために役立てる「生涯、現役」精神の啓発を基本姿勢に掲げております。花巻市は全国に先駆けてコミュニティーの構築に力を入れてきたまちであり、災害に強いまちづくり、ともに支え合い安心して生き生きと暮らせるまちづくりのためにも、今後とも地域主権のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  2点目は、危機管理体制の強化充実であります。  災害発生時における速やかな情報収集や初動対応能力を向上させるため、新しいマニュアルの定着を図るとともに、各振興センターを地域の安否確認や災害状況などの情報収集の拠点と位置づけ、ライフライン途絶時でも連絡がとれるように伝達システムを確立するほか、一定の物資の備蓄を行い、地域の拠点避難所を確保するなど、危機管理体制の強化に努めてまいります。  3点目は、新たな花巻市独自のまちづくり総合計画の策定であります。  現在の花巻市総合計画は、平成18年1月の1市3町の合併に際して定めた「新市建設計画」を踏まえたもので、平成19年度から平成27年度を計画期間として各種施策の成果向上に取り組んできました。この間、少子高齢化の急速な進展、人口減少社会の到来、グローバル化の急速な進行、長引く経済の低迷など社会情勢は大きく変化し、現計画に掲げた人口や産業構造などの指標に現状との乖離が生じてきました。さらには、このたびの東日本大震災が社会経済情勢のさまざまな分野に大きな影響を与え、新たな視点によるまちづくりの必要性を認識させられることとなりました。  合併から6年が経過し、現総合計画に掲げた事業も順調に進捗している状況にあることや、地方自治法の改正により市町村基本構想の策定義務が廃止され、規定にとらわれない市独自の発想による計画の策定が法的にも可能となったことから、改めて本市の将来都市像とその実現のための政策や施策の方向などを掲げた「花巻市まちづくり総合計画」を市民とともに作成してまいります。  次に、平成24年度の主要な施策を、しごと、暮らし、人づくりの分野ごとに、そして最後にまちづくりの基盤となる施策について申し上げます。  まず、しごとの分野においては、農業について、新たに農地集積奨励金や青年就農給付金制度を活用し、地域の中心となる農業経営体の体質強化や青年新規就農者の確保、定着を図るとともに、環境保全型農業直接支払交付金により、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む農業者を支援してまいります。  また、東京電力福島第一原子力発電所事故への対応として、食品衛生法に基づく食品中の放射性物質に係る新しい基準値が設定される予定であることから、岩手県や花巻農業協同組合と連携し、生産者への適切な情報提供や検査の実施など、花巻産農林畜産物の安全・安心の確保に努めてまいります。  工業については、企業の経営課題や戦略的な取り組みを複層的にサポートするとともに、今後成長が見込まれる分野への進出について支援を行ってまいります。  観光については、平泉文化遺産のユネスコ世界遺産登録やいわてデスティネーションキャンペーン開催年を絶好の機会ととらえ、平泉地域や遠野地域を初めとする県内各地と連携した魅力ある観光商品を開発し、さらなる交流人口の拡大に努めてまいります。  暮らしの分野においては、災害時要援護者台帳と地図情報システムを一体的に整備し、ひとり暮らし高齢者や障害者世帯などの要支援者に対する地域での見守り訪問、災害時の安否確認や避難誘導に活用するなど、コミュニティーと連携を図りながら地域における支え合いの仕組みづくりを進めてまいります。  また、高齢者の地域包括ケアを支える地域包括支援センターの運営委託を一元化するとともに、新たにスタートする第5期介護保険事業計画では、保険料負担段階をふやすなど、低所得者が負担する保険料の伸びを抑えつつ必要な施設整備を進めてまいります。  障害者自立支援法の改正に対応し、相談支援体制のさらなる充実を図るほか、個々の利用計画に応じたサービスを的確に実施してまいります。  市内に避難されている沿岸等被災者の健康状態について、保健師等による避難者宅の全戸訪問を実施し、健康相談等を通して心身のケアに努めてまいります。  市民との協働により、災害に強い安心・安全のまちづくりを推進するため、引き続き自主防災組織の育成、支援に努めるとともに防災マップを更新し配布するなど、市民一人一人が防災意識を高め、「自助」「共助」の心を基本に平時の備えを怠ることのないよう、防災意識の啓発、普及に努めてまいります。また、地域に密着した防災活動や大規模災害時に大きな組織力を発揮する消防団員の教育、訓練の充実を図るとともに消防施設設備を計画的に整備し、総合的な消防力の強化を図ってまいります。  住環境整備については、木造住宅の耐震化を初め、地球温暖化対策及び原子力発電の代替エネルギー普及に向けて住宅の太陽光発電設備の導入を推進するとともに、早期の住宅復興支援として生活再建住宅支援事業に取り組みます。  人づくりの分野においては、乳幼児が心身ともに健全に育つよう就学前教育プログラムを推進し、保幼小の連携をより強化するとともに家庭教育力の向上を支援してまいります。また、児童生徒の学力向上を図るため、引き続きはなまき授業サポーター等の配置、少人数指導及び少人数学級などのきめ細かな指導により基礎・基本の定着に努めるとともに、地域の人材、文化遺産等を生かして地域に根差した特色ある学校教育を推進し、心・技・体のバランスのとれた児童・生徒の育成に努めてまいります。  生涯学習については、市民や学生や地域住民が市内の学習資源を使いやすく学びやすくし、いつでもどこでもだれでも学ぶことができる「はなまき・まるごと・まなびキャンパス」の実現に努めてまいります。  スポーツ振興については、「スポーツでまちづくり構想」を基本に、クライミングウオールなどスポーツ設備の整備を進めてまいります。  文化財の保護と活用については、市内に所在する数多くの貴重な文化財を広く市民に紹介し、市民共有の財産として保存活用に努めてまいります。  最後に、まちづくりの基盤となる施策についてでありますが、市民との情報共有のさらなる高度化を図るため市政懇談会の内容を見直し、春は従来同様、主に新年度の予算や事業の内容について説明することとし、秋はコミュニティ会議と協働で、主に地域課題について解決策を話し合うなどの内容として開催してまいります。さらに、まちづくり円卓会議や特定課題懇談会などの開催により広聴の充実を図ってまいります。  昨年は、東日本大震災によりまさに大激変の1年であったと思います。これまでの生活が根底からすっかり変わってしまった沿岸被災地、幸いにも被害がそれほど大きくなかった内陸部や日本の各地域、しかし、それぞれに変化をもたらしました。  一方で、私たちを取り巻く変化は大震災によるものだけではありません。サブプライムローン問題に端を発した世界同時不況、新興国の発展とは裏腹な欧州債務危機、国家体制そのものが崩壊した国々など、私たちは今まさに、歴史的にも世界的にも変革の中にさらされているのです。  この変革の時代に一番必要なことは何でしょうか。それは、たった一つ、何があっても「たくましく生きる」ということではないでしょうか。  「雨ニモマケズ風ニモマケズ」  震災後に注目を集めたこの賢治の詩は、震災に負けない東北の人々の力強い精神を象徴するものです。  私たちは昨年、大災害に遭遇しました。多くのとうとい命も失いました。しかし、ことしこの苦難を乗り越え、被災された方々や被災地の復興をしっかりと支えながら、大きな変革の中で私たちの花巻市が再び躍動へ向かって力強く歩み出せるよう、たくましく生きていくことが今一番必要なことなのです。  まちづくりの原動力は私たち一人一人の力です。市民の力は地域の力、地域の力は花巻市の力。自立と誇りを兼ね備えた躍動する花巻へ、市民の皆さん、ともにたくましくその一歩を踏み出そうではありませんか。  市議会並びに市民の皆様の御協力を心からお願いを申し上げ、私の所信表明といたします。 ○議長(川村伸浩君) 以上で市長施政方針の演述を終わります。 ○議長(川村伸浩君) 日程第4、教育委員会委員長演述を行います。  照井教育委員会委員長。     (教育委員会委員長登壇) ◎教育委員会委員長(照井善耕君) 平成24年第1回花巻市議会定例会に当たり教育委員会の主要な施策について御説明申し上げ、御理解を賜りたいと存じます。  本市の教育の振興につきましては、これまで議員各位を初め学校や保護者、地域の方々など多くの関係者の御努力によりまして、子供たちの健やかな成長がはぐくまれてまいりましたことに心から感謝を申し上げます。  昨年3月11日の東日本大震災は東北、関東の広範にわたって甚大な被害をもたらし、被災地ではこれまで経験したことのない多くの困難に直面しました。そのような中で、互いに声をかけ合い手をとり合って気持ちを奮い立たせ、困難に立ち向かう住民の姿、学校行事や学習、スポーツや文化活動、そしてボランティア活動など、ひたむきに取り組む児童・生徒の姿に心を打たれた方も多かったと思います。  花巻市においても少なからず大震災の影響を受けたところでありますが、改めて普通に生活を送られることのありがたさを感じる機会でもありました。そして、児童・生徒は被災地のために何かせずにはいられない思いに駆られ、自分たちでできることは何かを自問しながら、教職員の指導のもと、さまざまな支援活動に取り組んでまいりました。  当委員会といたしましても、本市の支援地域であります釜石市と大槌町に対し、早期の学校再開に向けて、市民の方々の御支援を得ながら、学生服や体育着、学用品、机・いす、理科実験台などの支援を行ったほか、本市に避難してきた児童・生徒の受け入れに当たっては、心の安定を図ることに重点を置きながら子供たちに十分な配慮をしてきたところであります。  沿岸被災地におきましては、一日も早く正常な教育活動ができる人的・物的環境が整うことを願い、今後も支援を継続していきたいと考えております。  さて、近年、教育を取り巻く環境は、社会経済情勢の不安定さに加え、少子化や核家族化の進行に伴い家庭や地域における教育力の低下や社会的規範意識が希薄になってきているなど、多くの課題が指摘されております。  このような現状にあって、将来を担う人材を育てるための最も重要な基盤となるのは学校教育であります。幸いにも、花巻市は、豊かな自然や先人の築いた伝統・文化などの恵まれた地域資源を教育に積極的に活用することができる環境が整っております。学校、家庭、地域が一体となった取り組みを進め、子供たちの学ぶ意欲を引き出し、夢の実現に向かってみずからの道を切り開き、たくましく生きる力をつけさせることが教育に課せられた使命であると考えております。  以上のことを踏まえ、平成24年度における各般の施策の概要について申し上げます。  まず、就学前教育の充実についてであります。  就学前の乳幼児期は、基本的生活習慣を養い、心情、意欲、態度、コミュニケーション能力など、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる重要な時期であります。したがって、生まれたときから人として尊重され、生きる喜びを感じながら成長していくことがその後の望ましい生き方につながることを認識し、家庭はもちろんのこと社会全体で力を合せて子供の命を守り、健やかな成長を支えることが必要です。  乳幼児が心身ともに健全に育つよう、家庭や保育所、幼稚園、小学校、地域それぞれの教育力を高め、連携を図りながら、「元気な子ども」「やさしい子ども」「考える子ども」の育成を推進してまいります。  家庭は子供にとって社会生活の出発点となります。家庭教育は子供を育てる上で極めて重要な役割を果たすものでありますが、社会環境等の変化から悩みを抱えている家庭も少なくありません。そのため、子育て事例集の配付や保護者研修会の開催、保育所、幼稚園での相談対応など、家庭での子育て支援を行ってまいります。  また、幼児の生活習慣の確立と自立心の育成を目指す事業「ニコニコチャレンジ」は、家族での取り組みとして効果的なことからさらに取り組みを推進するとともに、幼児を持つ家庭だけでなく、学校、地域を取り込んだ全市的な取り組みになるよう情報を発信してまいります。  保幼小の連携推進につきましては、市の目指す子供像を保育所、幼稚園、小学校で共有するとともに、これらが一体となって、子供の発達や学びの連続性を考慮した保育・教育の充実に努めているところであります。  これらの取り組みが小学校での学習や生活面に成果としてあらわれ始めているところでありますが、平成23年度に作成した「保幼小接続期のカリキュラム」を子供の実態把握やそれぞれの施設における保育・教育の相互理解のために活用し、さらに円滑な接続が図られるよう取り組みを進めてまいります。  また、国が示す子育て施策である「子ども・子育て新システム」の動向を注視し、適切な対応に努めてまいります。  特別な支援を要する乳幼児については、集団生活への適応や全体的な発達を促すため、「幼児ことばの教室」での対応のほか、関係機関と連携を図りながら個々の実態に即した支援に取り組みます。  さらに、幼稚園への就園を奨励するとともに、私立幼稚園の特色ある幼児教育及び保育に関する事業を支援してまいります。  また、コミュニティ会議や教育振興協議会など地域との連携を強化し、地域の子供たちを地域が一体となって守り育てていこうという大人の意識を高めるとともに、保育所、幼稚園における地域人材の活用、相談対応、学習機会の充実を図るなど、子育てしやすい環境の整備に努めてまいります。
     これらの取り組みを充実させるため、「就学前教育振興会議」において、乳幼児の保育、教育について課題を共有し、改善の方向を探りながら取り組みを推進してまいります。  次に、学校教育の充実についてであります。  本市の児童・生徒は、学習面やスポーツ、文化活動などさまざまな分野において意欲的に取り組み、すばらしい活躍を見せております。これは、学校、家庭、地域が積極的にかかわり合い、互いの教育機能が十分に発揮されるよう協力し、子供たちが健やかに育つ環境をつくってきた成果であると思います。  本市においては、「生きる力」をはぐくむという理念のもとに知・徳・体をバランスよく育て、夢を抱き、たくましく生きる子供の育成を目指してまいりましたが、今後も引き続き、地域の皆様の御協力を得ながら学校教育の充実を図ってまいります。また、各学校の特色と伝統を重んじつつ調和のとれた教育活動を推進し、心豊かで国際的視野を持った活力ある人間の育成を目指してまいります。  学力の向上につきましては、すべての児童・生徒に基礎学力と学習習慣の定着を図るため、学校教育活動の改善、授業力の向上を積極的に推進してまいります。  特に、平成24年度は、中学校において新学習指導要領の実施年度に当たるため、教育活動の改善、教育課程の工夫に万全を尽くし、学習環境の整備に努めてまいります。その一環として、本市独自の取り組みである「はなまき授業サポーター」を適切に配置し、少人数指導によるきめ細やかな指導を充実させ基礎学力の定着に努めます。  また、教員の授業力向上及び新学習指導要領に対応した指導法の改善に向け、花巻市教育研究所研修会や各校における授業実践公開研究会、著名な外部講師による実践的な研修会を実施する「学力向上支援事業」を推進してまいります。  さらに、児童・生徒にみずから考える力や豊かな人間性など「生きる力」をはぐくむため、地域社会や各学校の特色を生かした教育活動を展開し、「地域体験型学習事業」の推進を図るとともに、国際化に対応するため「国際化教育推進事業」の充実を図ってまいります。  学力の向上には児童・生徒の学習意欲の向上が重要であることから、基本的生活習慣を確立し、「家庭学習」や「読書活動」等が習慣化されるよう、家庭と一体となった取り組みを推進してまいります。  特別支援教育につきましては、障害の多様化に伴い、一人一人の実態に即した特別支援教育のあり方と学校における受け入れ体制の整備が課題となっていることから、今後とも就学前及び入学後の継続した教育相談態勢を維持し、適切な就学指導を行いながら学校の実情に応じて支援員を配置し、児童・生徒の実態に合わせたきめ細やかな対応に努めてまいります。  学校適応支援につきましては、教育相談員やカウンセラーによる専門的な教育相談体制により、学校の対応だけで解決が難しい場合には支援員を該当校へ配置し、直接児童・生徒に支援したり適応指導教室での指導を通して学校復帰に結びつけたりするなど、学校や保護者とともに不登校の解消を図ってまいります。  「登校することが楽しい」とか「学校に自分の居場所がある」ということを児童・生徒一人一人が感じ取り、毎日の学校生活を充実して送られるよう、今後も積極的に取り組んでまいります。  地域に開かれた学校づくりにつきましては、児童・生徒の健やかな成長を目指し、学校、家庭、地域がそれぞれ適切に役割を果たしつつ相互に連携し合うことが重要になります。そのため、学校評議員制度の継続と教育振興運動推進協議会、花巻市PTA連合会との連携により児童・生徒の健全育成に努めてまいります。  また、各学校長のリーダーシップのもと、中期的な教育目標と各年度の具体的な取り組みを明らかにした「まなびフェスト」を設定し、教職員や児童・生徒、保護者、地域が協働してその実現に取り組み、子供たちを育成してまいります。  「生徒会ボランティア活動支援事業」については、生徒がみずから計画し実行することにより、よりよいまちづくりに参画する意識がはぐくまれるよう引き続き支援してまいります。  子供の安全の確保につきましては、全小学校区でスクールガードが組織され、登下校中の事故や不審者対応も含め、子供たちが安全かつ安心して学校生活を送ることができるよう温かく見守っていただいております。これにより、子供たちの安全が確保されるだけでなく各地域での朝のあいさつが広がるなど、取り組みの成果がさまざまな形であらわれております。  今後とも、スクールガードやPTA、地域の方々の御協力をいただき、情報を共有し合いながら安全指導体制の強化に努めてまいります。  給食費の未納問題についてでありますが、給食費はその食材を購入するための費用であり、給食費の未納がふえると学校給食の提供に影響を及ぼす可能性があります。  そのため、平成21年に「学校給食未納対策基本方針」を策定し、保護者に給食の意義や役割について理解を深めていただき、学校やPTAと協力しながら、同方針のもと未納問題に取り組んでまいりました。  現在、未納額は減少傾向にありますが、今後も質のよい給食を子供たちに提供していくため、引き続き、給食費の未納解消に取り組んでまいります。  教育環境の整備・充実につきましては、児童・生徒にとって快適な学習やスポーツ環境を保つとともに安全・安心で質の高い施設を維持するため、計画的に小・中学校施設の改修や補修を行い、児童・生徒のみならず地域に開かれた安全で快適な教育環境の整備に努めてまいります。  また、本市独自の視点で平成23年度から4カ年計画で進めておりますトイレ洋式化事業につきましては、平成24年度は小学校中学年のトイレ洋式化を進めてまいります。  学区再編につきましては、少子化の影響を受け児童生徒数が大きく減少しており、学校の小規模化、複式学級化など、子供たちの学習環境として必ずしも適切とは言えない状況が生じていることから、継続的に取り組みを進めてきているところであります。  小中学校は、花巻市の将来を担う子供たちが初めて出会う本格的な学びと社会生活の場であります。児童生徒が人間として心身ともに健やかに育つための環境としてふさわしい学校づくりを目指し、平成19年8月に策定した「花巻市立小中学校の学区再編等に係る基本方針」に基づいて再編を進め、着実に成果を上げてまいりました。  今後におきましても、さらなる児童・生徒数の減少について市民の皆様にその状況を御理解いただく努力をしながら、将来を見通した学校統合や学区再編について引き続き検討を進めてまいります。  文化財の保護と活用につきましては、本市は有形・無形の国指定重要文化財を初め県指定や市指定の貴重な文化財を数多く有しており、これらを市民共有の財産として大切に保存するとともに、各種講座やガイドブックの発行、説明板の設置等を通じて広く市民の皆様に紹介し活用を図ってまいります。  民俗芸能につきましては、早池峰神楽のユネスコ無形文化遺産登録に続いて、石鳩岡神楽と土沢神楽が「国選択無形民俗文化財」に選定されたことにより、本市の民俗芸能の保存・伝承の機運がさらに高まりつつあります。  今後、民俗芸能の伝承活動がますます盛んになり地域文化の振興につながるよう、郷土芸能鑑賞会や青少年郷土芸能フェスティバルの開催、各種芸能発表会等を通じて、後継者の育成と定着を支援してまいります。  また、文化財の保護と活用の拠点として昨年オープンした総合文化財センターにつきましては、市内にある埋蔵文化財の調査研究成果の紹介や情報提供に努めるとともに周辺環境の整備に努め、広く市民の皆様に憩いの場として親しまれる施設になるよう運営の充実に努めてまいります。  博物館の運営につきましては、地域文化に根差した各施設の特色を生かしながら調査研究及び資料展示を行うとともに、市民の学習施設として他の施設と相互に連携を図り、生涯学習並びに学校教育の支援に努め、親しみの持てる開かれた博物館を目指してまいります。  特にも、平成24年度には、ふだん接することができないすばらしい世界の古代文明を体感してもらえるよう、大規模かつ貴重な特別展「吉村作治の古代七つの文明展」を開催し、市民を初め県内外の皆さんに見学の機会を提供します。  以上、平成24年度の施策の概要について申し上げましたが、今後とも開かれた教育行政を推進し、本市の教育がより一層充実、発展するよう、これらの施策を着実に実施してまいりたいと存じます。  議員の皆様並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 ○議長(川村伸浩君) 以上で教育委員会委員長演述を終わります。 ○議長(川村伸浩君) 日程第5、行政報告を行います。  大石市長。     (市長登壇) ◎市長(大石満雄君) 行政報告を申し上げます。  中華人民共和国遼寧省及び大連市西崗区訪問について御報告いたします。  去る2月21日と22日、中華人民共和国遼寧省及び友好都市大連市西崗区を訪問いたしました。  今回の訪問は、友好都市締結以来継続してきた大連市西崗区との交流事業について東日本大震災の影響により停滞が懸念されることから、大連市西崗区及び大連市が所在する遼寧省の幹部に面会を申し出て花巻市の状況等について説明し、理解と協力を求めてきたものであります。  まず、2月21日には、遼寧省中国共産党委員会ナンバー2であり、大連市長及び大連市共産党委員会書記を歴任された夏徳仁副書記にお会いし、これまでの交流の経緯と今の岩手県や花巻市の状況について説明いたしました。夏副書記は、花巻はもとより岩手や日本の状況を心配され、遼寧省中国共産党委員会として、大連市に事務所を持つ岩手県は特に大切な交流相手との見解を示され、花巻市との交流事業が引き続き円滑に進むよう協力するとの確約をいただいたところであります。  翌22日には、大連市西崗区の閻利軍区長及び李生濱教育局長にお会いし、花巻市の状況を説明いたしました。閻区長は先月区長に就任したばかりではありましたが、これまでの交流の成果に深い理解を示され、当方が提案した文化、スポーツに関する交流や、将来的には経済交流へ発展させたいとの意向に大きな賛同をいただき、同席した李教育局長に今後の交流をすぐに指示されました。  また、会見の場において、大連市西崗区人民政府から本市に対して日本円にして180万円の災害寄附金の寄贈があり、花巻市民を代表して謝意を述べてきたところです。  ほかにも、大連市人力資源社会保障局、石情舟副局長にも面会し、今後の交流事業についても意見交換をすることができました。石副局長は本市の国際交流事業に対する姿勢を高く評価され、今後の協力を約束していただきました。  以上、今回の訪問は東日本大震災に対応した緊急訪問でありましたが、中国では1月から2月は春節や新年度の始まりで非常に多忙な時期であり、このような中で面会する時間をいただいたものです。面会いただいた皆様には、いずれも震災後の本市の状況について御理解を示され、今後の交流事業の推進に資する訪問となったところです。  次に、いわて花巻空港の路線拡充について御報告いたします。  日本航空株式会社は、本年3月25日から、いわて花巻空港と福岡空港を結ぶ福岡線を1日1往復することを決定いたしました。福岡線は、平成8年6月に就航を開始し年間約3万人の利用がありましたが、平成19年10月から運休していたもので、約4年半ぶりの再開となります。  また、現在1日3往復運航しております大阪線も、一部機体の大型化による増席と、4月、6月及び8月の需要期には1日1便増便すること、並びに現在1日3往復就航しております札幌線を7月13日より1日1便増便することも決定しております。  また、株式会社フジドリームエアラインズでは、現在1日1往復運航しております名古屋小牧線を3月25日から1便増便することを決定し、午前と午後それぞれ1往復することとなりました。なお、3月17日から24日までの間は臨時便として、現在の午後の便に加えて夕方の便を運航することも決定したところであります。  今回の路線の拡充はビジネス面での利便性が向上したものと確信しており、花巻空港から全国へのアクセスがますます便利になり、震災復興への効果はもちろん、観光面でも大きな力になるものと期待するところであります。  次に、企業の新規立地について御報告いたします。  今回立地が決定いたしましたのは、神奈川県川崎市に本社を置きます「株式会社東京技術研究所」であります。  同社は、ガスや液体等の保温、加熱を目的とした産業・工業用ヒーターのパイオニアとして昭和33年に創業し、昭和53年には開発、製造、販売までを手がける会社として法人化した事業者であります。  今般、東北事業所として西宮野目に立地を御決定いただいたところであり、1月18日に同社との企業立地協定書調印式をとり行ったところであります。  現在、工場施設の整備や機械の設置などの準備を行っており、本年4月からの操業開始を予定していると伺っております。また、操業開始にあわせ従業員の地元採用を計画され、現在募集を行っており、当初は10人程度から将来的には正社員、パート従業員を合わせて100人規模の雇用も見込まれており、雇用を初めとした地域経済への波及効果が期待されるところであります。  3月11日の東日本大震災以降、東北復興に役立ちたいとの思いから岩手県などへの立地を検討され、県中央部に位置し交通の要衝で他企業とも接触しやすく、物流や人材面などの総合的な見地から当市を選定していただいたところであり、今般の立地に対し心から感謝を申し上げる次第であります。  次に、花巻北消防署大迫分署庁舎の移転新築について御報告いたします。  花巻北消防署大迫分署は、昭和50年3月に建設され、以来37年にわたり大迫地域の消防防災拠点施設として重要な役割を果たしてきましたが、施設の老朽化が進み、また手狭になりましたことから、今般、移転新築の運びとなったものであります。  新しい消防庁舎は大迫保健福祉センターの前に建設され、規模は敷地面積893㎡に鉄骨一部2階建ての建物で、延べ床面積436.29㎡であります。車庫、事務室を初め救急消毒室や個室の仮眠室も新たに整備いたしました。  新庁舎は大迫地域の中心部に位置し、さらに大迫バイパスへのアクセスもよく、大迫全域に迅速な出動態勢をとれるとともに、隣接する県立中央病院附属大迫地域診療センターとの救急業務の連携が図られる場所であり、この立地条件と最新の施設を十分に生かした消防・救急活動に取り組むこととしております。  以上で行政報告を終わります。 ○議長(川村伸浩君) 以上で行政報告を終わります。 ○議長(川村伸浩君) 日程第6、陳情の撤回を議題といたします。  総務常任委員会に付託中の第12号陳情花巻市における放射能対策を求めることについては、提出者から取り下げしたい旨の承認願が提出されております。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第12号陳情の撤回についてはこれを承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、第12号陳情の撤回についてはこれを承認することに決しました。 ○議長(川村伸浩君) 日程第7、議案第1号平成23年度花巻市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについてから日程第30、議案第24号平成23年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)まで及び日程第40、報告第1号日居城野運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についての25件を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  大山総務部長。 ◎総務部長(大山拡詞君) 本日提案いたしました各議案につきまして御説明申し上げます。  最初に、議案第1号平成23年度花巻市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについてであります。本補正予算につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により本年1月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、本議会において承認を求めるものであります。  本補正予算は、除雪経費の追加に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ473億1,756万6,000円としたものであります。  次に、議案第2号花巻市市税条例の一部を改正する条例であります。本条例は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律等の施行に伴い、個人市民税、固定資産税及び市たばこ税について所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第3号は、花巻市介護保険条例の一部を改正する条例であります。本条例は、介護保険の保険料率を改めるとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第4号は、花巻市都市公園条例の一部を改正する条例であります。本条例は、日居城野陸上競技場の照明設備の整備等に伴い有料公園施設の供用時間について改めようとするものです。  次に、議案第5号は、花巻市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例であります。本条例は、道路法施行令の一部改正に伴い道路占有料の額について改めようとするものであります。  次に、議案第6号は、花巻市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は、大迫水道事業、石鳥谷水道事業、土沢地区簡易水道事業、東和第1地区簡易水道事業、東和第3地区簡易水道事業及び田瀬地区簡易水道事業を花巻水道事業に統合しようとするものであります。  次に、議案第7号は、花巻市学校施設設備基金条例を廃止する条例であります。本条例は、花巻市学校施設設備基金条例を廃止しようとするものであります。  次に、議案第8号は、花巻市手数料条例の一部を改正する条例であります。本条例は、他の税関係証明との均衡を図り利用者の負担を軽減するため資産に関する証明手数料を改めるほか、外国人登録法の廃止に伴い外国人登録に関する証明手数料を廃止しようとするものであります。  次に、議案第9号は、花巻市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は、柴沼及び坂井行政区の再編に伴い、花巻市農業委員会委員選挙における選挙区の区域について改めようとするものであります。  次に、議案第10号は、花巻市営住宅等条例の一部を改正する条例であります。本条例は、三日堀団地を廃止するほか、公営住宅法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第11号は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第105号)の一部の施行に伴う関係条例の整備に関する条例であります。本条例は、地域の自主性と自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権改革第2次一括法の施行に伴い、条例委任となった花巻市立図書館協議会及び花巻市博物館協議会の委員の任命の基準を定めようとするものであります。  次に、議案第12号は、危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例であります。本条例は、危険物の規制に関する政令の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第13号は、花巻市印鑑条例の一部を改正する条例であります。本条例は、外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法等の一部改正により外国人住民が住民基本台帳の適用対象となることに伴い、外国人住民の印鑑の登録について所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第14号は、花巻市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は、住民基本台帳法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであります。  次に、議案第15号は、花巻市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。本条例は、一般職の職員の給料月額の額を改めようとするものであります。  次に、議案第16号は、字の区域、いわゆる中居地域でございますが、の変更に関し議決を求めることについてであります。本議案は、県営土地改良事業(中居地区)の施行に伴い、従来の字界を圃場の区画整理及び道路の拡幅等により変更しようとするものであります。  次に、議案第17号は、市道の路線の認定及び廃止に関し議決を求めることについてであります。本議案は、市道の改良整備等に伴い市道の路線を認定するとともに、従前認定した指導の路線を廃止しようとするものであります。  次に、議案第18号は、平成23年度花巻市一般会計補正予算(第9号)であります。本補正予算は、人件費の整理及び決算見込みによる整理に係る歳入歳出予算の補正、繰越明許費の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正であります。  歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,714万1,000を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ475億470万7,000円とするものであります。  次に、議案第19号は、平成23年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。本補正予算は、保険給付費の決算見込みによる整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,741万6,000円減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ96億1,285万3,000円とするものであります。  次に、議案第20号は、平成23年度花巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。本補正予算は、広域連合納付金の整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ894万3,000円減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億4,751万5,000円とするものであります。  次に、議案第21号は、平成23年度花巻市介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。本補正予算は、保険給付費の決算見込みによる整理に係る歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,553万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ84億1,073万2,000円とするものであります。  次に、議案第22号は、平成23年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。本補正予算は、繰越明許費を設定するものであります。  次に、議案第23号は、平成23年度花巻市農業集落排水等汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)であります。本補正予算は、繰越明許費を設定するものであります。  次に、議案第24号は、平成23年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)であります。本補正予算は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額並びに予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するものであります。  予算第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入第1款水道事業収益を2,935万1,000円減額し、総額を20億663万8,000円とし、支出第1款水道事業費用を2,482万5,000円減額し、総額を19億7,344万円とするものであります。  予算第4条に定めた資本的収入及び支出につきましては、収入第1款資本的収入を9,654万3,000円減額し、総額を7億9,929万9,000円とし、支出第1款資本的支出を3,776万4,000円減額し、総額を15億4,726万2,000円とするものであります。
     なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額7億4,796万3,000円は当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものであります。  次に、報告第1号は、日居城野運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についてであります。本報告は、日居城野運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の変更について専決処分いたしましたので、その内容を報告するものであります。  以上のとおりでありますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第7、議案第1号平成23年度花巻市一般会計補正予算(第8号)の専決処分に関し承認を求めることについてから日程第30、議案第24号平成23年度花巻市上水道事業会計補正予算(第1号)まで及び日程第40、報告第1号日居城野運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の変更に関する専決処分の報告についての25件については、会議規則第36条第3項により委員会付託を省略し、3月9日の本会議おいて審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第24号まで及び報告第1号の25件については委員会付託を省略し、3月9日の本会議において審議することに決しました。 ○議長(川村伸浩君) 日程第31、議案第25号平成24年度花巻市一般会計予算から日程第39、議案第33号平成24年度花巻市上水道事業会計予算までの9件を一括議題といたします。 ○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号から議案第33号までの9件につきましては、提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第33号までの9件につきましては、提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○議長(川村伸浩君) お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により議長を除く全員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(川村伸浩君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議長を除く全員を予算委員会の委員に選任することに決しました。 ○議長(川村伸浩君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本会議終了後、予算特別委員会の正副委員長互選のための委員会を招集いたします。なお、委員会はこの場において開きます。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労さまでした。             午前11時15分 散会...