花巻市議会 > 2007-06-14 >
花巻市議会 会議録 平成19年  6月 定例会(第2回)-06月14日−04号

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  1. 花巻市議会 2007-06-14
    花巻市議会 会議録 平成19年  6月 定例会(第2回)-06月14日−04号


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    平成19年  6月 定例会(第2回) − 06月14日−04号 平成19年  6月 定例会(第2回) − 06月14日−04号 平成19年  6月 定例会(第2回) 平成19年6月14日(木) 議事日程第4号 平成19年6月14日(木)午前10時開議  第1 一般質問   (1) 永井千一君   (2) 名須川 晋君   (3) 本舘憲一君   (4) 櫻井 肇君 本日の会議に付した事件  日程第1 一般質問   (1) 永井千一君   (2) 名須川 晋君   (3) 本舘憲一君   (4) 櫻井 肇君 出席議員(34名)    1番  藤井幸介君      2番  若柳良明君    3番  高橋久順君      4番  藤原晶幸君
       5番  平賀 守君      6番  藤原米光君    7番  松田 昇君      8番  小原雅道君    9番  小原茂明君     10番  大原 健君   11番  鎌田幸也君     12番  本舘憲一君   13番  照井明子君     14番  藤井英子君   15番  高橋好尚君     16番  川村伸浩君   17番  伊藤英一君     18番  佐藤忠男君   19番  高橋 浩君     20番  和田幹男君   21番  近村晴男君     22番  山本純雄君   23番  名須川 晋君    24番  小田島邦弘君   25番  櫻井 肇君     26番  阿部一男君   27番  中村初彦君     28番  鎌田政子君   29番  山影義一君     30番  齋藤政人君   31番  中村勝吉君     32番  永井千一君   33番  高橋淑郎君     34番  新田盛夫君 欠席議員   なし 説明のため出席した者  市長    大石満雄君   副市長   佐々木 稔君                教育委員会  副市長   高橋公男君         高橋 豊君                委員長                選挙管理委  教育長   及川宣夫君         奥山 隆君                員会委員長  農業委員会        高橋善悦君   監査委員  高橋 勲君  会長  総務企画        伊藤隆規君   財務部長  大山拡詞君  部長  地域振興          生活環境        村井研二君         伊藤春男君  部長            部長  保健福祉        照井健介君   産業部長  中島健次君  部長                上下水道  建設部長  伊藤繁弘君         平藤高雄君                部長  総合防災          大迫        平賀敏夫君         佐々木利明君  部長            総合支所長  石鳥谷           東和        似内英悦君         平野信孝君  総合支所長         総合支所長  教育委員会        高橋通義君   総務課長  戸來喜美雄君  教育部長  財政課長        高木 伸君  補佐 職務のため議場に出席した事務局職員                次長  事務局長  小原康則          出茂 寛                (調査担当)  主査        佐藤多恵子   上席主任  久保田謙一  (議事担当)             午前10時00分 開議 ○議長(佐藤忠男君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の会議は議事日程第4号をもって進めます。 ○議長(佐藤忠男君) 日程第1、一般質問を行います。  本日の最初の質問者、永井千一君。(拍手)     (永井千一君登壇) ◆32番(永井千一君) 32番、花巻クラブの永井千一でございます。  通告に従いまして、順次質問してまいりますので、よろしく御答弁をお願いいたします。  最初に、中心市街地活性化対策についてでございます。  中心市街地といっても、合併前の旧3町にも中心市街地は形成されているという認識を持っておりますが、私は旧花巻市の中心市街地の活性化策について質問いたします。  1点目でありますが、中心商店街の現状と対策についてであります。  全国に1万3,000カ所以上ある商店街のうち、地方で商店が閉店したり休業するシャッター通り現象が深刻な問題になっておりますが、モータリゼーションが進むにつれ、大型商業施設が郊外の幹線道路沿いに進出して、中心部の商店街客を奪ってしまい、人、物が極度に中央集中し、地方は高齢化などで疲弊している現実があります。  経済産業省の商業統計表によりますと、1979年当時、全国に129万店舗あった個人商店数は、2004年時点で65万9,000店舗と半減しております。2000年に施行された大規模小売店舗立地法によって、郊外型量販店の大型化が進み、中心市街地の衰退が著しくなってきたため、政府は昨年5月、改正まちづくり3法を成立させ、自治体の間でも大型店の郊外立地を拒否する動きが出てきております。  旧花巻市でも上町商店街は、老舗の文具、書店の廃業と、隣接する老舗の酒類販売店が撤退し、上町商店街の東、北の一角がシャッター通りになっております。聞くところによりますと、今後も撤退、廃業を考えている商店もあるやに聞いております。新市が誕生し人口10万人を超す都市になり、花巻の顔としての活力のある、にぎわいのある中心商店街づくりは急務と思われますが、市としてこのような現状を踏まえ、どのような活性化対策を考えているのかお聞きいたします。  2点目、中心市街地の市の保留地の活用策についてであります。  1つ目は、警察跡地(仮称)総合交流センター、今後の取り組みについてであります。  警察跡地(仮称)総合交流センターの計画が示されてから、二、三年たつわけですが、いまだ計画がとんざしている状況があります。中心市街地の活性化策として地元商店街の期待もあったわけですが、今現在は駐車場の利用のみに使われており、早急に立ち上げなければならないと思います。大きな問題として駐車場の関係があったわけですが、私もその当時の一般質問で、民有地の借り上げで駐車場確保の提言をしましたが、その後、駐車場問題を含めて、市当局の考え方をお聞きいたします。  2点目の花巻駅前活性化施設用地、今後の対策についてでございます。  駅前の活性化施設用地の2回にわたる公募がいずれも不調に終わり、今まさにとんざしている状況にあります。ただ、今現在の花巻駅前周辺は、居酒屋チェーンの出店が相次ぎ、今後につきましても、あと三、四店舗の出店が計画されており、都市開発から15年にして、ようやく本格的にまちづくりが図られてきております。  このような状況を踏まえ、活性化施設用地も新たな展開を図らなければならないと思いますが、今後のこの用地の活用策並びに売り込み販売計画をどのように進めていくのか、当局の見解をお聞きいたします。  次に、花巻城復元整備計画についてでございます。  史跡花巻城は、本藩の盛岡城より規模の大きい、南方の守りのかなめとして重要な役割を担ってきました。明治御一新後、解体撤去命令が下り、民間に払い下げられたり、岩手軽便鉄道の敷設工事で城中の東西に鉄道が通り、当時の面影がなくなっていましたが、本丸跡の整備や西御門の復元整備、三の丸公園の建設など、段階的な整備計画により、少しずつではありますが整備が図られていると思います。今まで何百年の歴史がある花巻城の復元整備は簡単に短時間でできないと思います。100年単位の計画でやらなければならないと思いますので、しっかりとした計画を立て、少しずつでもいいと思いますので、着実な復元整備をお願いいたします。  そこで、今後の問題点や私なりの提言を入れて質問したいと思っております。  1つ目に、佐藤昌介邸の保存移転についてであります。  南部藩士で初の本県選出代議士、昌蔵の長男として安政3年に生まれ、14歳のとき、藩校、作人館に学び、原敬や那珂通世らと机を並べ、後に札幌農学校を経て、ジョンズ・ホプキンス大学に学び、初代の北海道帝国大学総長に就任し、北大の父と称されました。去年、生誕150年祭を挙行し、顕彰碑も建立されました。今、不動に生家跡がありますが、最近まで人が住んでおり、なかなか活用策ができない状態でしたが、今は空家になっており、家主の方も移転整備には好意的とのことでもあり、花巻城にある松川家、伊藤家と同時代の武家屋敷であり、今の三の丸公園に移転整備すべきと思いますが、当局の考えをお聞きします。  2つ目に、舘小路の保存整備についてであります。  花巻城三の丸にある舘小路ですが、三の丸は花巻城の上級家臣団の屋敷で形成され、唯一現存している伊藤家や松川家があり、平沢公園や花巻城唯一現存する円城寺門、最近整備した三の丸公園などもあり、昔のそのままの武家屋敷小路を形成しております。今その中の旧三鬼家の屋敷跡が、ある不動産会社により売りに出されておりますが、今の法的な規制のないままでは、どのような建築物も建てられると思いますが、市として舘小路の保存整備の立場から、どのように対処していくのか、見解をお聞きいたします。  3点目、御田屋町、菊池桿邸の保存整備についてであります。  菊池桿は、旧南部藩士、菊池八郎の長男として明治3年に生まれ、札幌農学校卒業後、大阪府立大阪医学校の教諭、大阪府立農学校教諭を経て、青森県農学校長などを勤め上げ、島根県技師、岩手県農事試験場長を経て、明治製糖の技師農務部長を歴任しました。菊池邸は大正14年に建てられ、外観は洋館、中が畳敷きの和室の洋風建築で、賢治の作品の黒ぶだうの舞台、ベチュラ公爵別荘のモデルと考えられております。  花巻は昭和20年の花巻空襲により、駅前から上町まで戦災に遭い、町中には古い建築物が残っていない状態であります。何とかこの歴史的な建築物を保存整備できないか、当局の見解をお聞きいたします。  4つ目に、株式会社新興製作所移転に伴う整備についてでございます。  ことしより株式会社新興製作所が段階的に花巻第一工業団地に移転いたしますが、今の株式会社新興製作所がある場所は、昔の東公園でありました。80歳過ぎの方々にお聞きしますと、その当時すばらしい公園で、花見の時期になりますと町民の方々の花見どころとして大変にぎわったと聞いております。株式会社新興製作所の今後の意向を踏まえ、市としてどのような方針で臨まれるのかをお聞きいたします。  大きな3点目、花巻まつり屋形山車展示収蔵庫の移転についてでございます。  この問題もかなり前から議論になっているところでありますが、私の考えといたしまして、先ほども述べましたように、舘小路武家屋敷通りにふつり合いな建物であり、旧平沢公園として整備すべきですし、前から問題になっておりました、気軽に中の屋形山車が見られないという現実であります。町中に観光客誘致の立場からも、駅前のなはんプラザ前広場などに展示して、常時、気軽に屋形山車を見られるようにすべきと考えますが、当局の考えをお聞きいたします。  4つ目に、介護保険制度でございます。  介護保険制度改定に伴う問題点についてでございます。  2006年4月の介護保険制度改定により、今まで要介護1から5までの区分でしたが、要支援1,2に再編され、制度改正により要介護1以下の人へのサービスを見直したため、今まで利用していた特殊寝台、車いすが借りられない適用外が県内で900件を超している現状であることが、県保険医協会が介護保険福祉用具貸与業者を対象に行った調査で明らかになりました。  給付を受けられなくなった利用者の多くは自費でのレンタルや購入に踏み切り、負担が重くのしかかっております。月に2,500円で借りられていた車いすが、買うと約45万円、調査によると、給付が受けられなくなった後の対応は、自費でのレンタルや購入が80%以上を占め、経済的理由で貸与を断念した人も15%になっているようであります。県保険医協会の箱石会長は、「介護保険制度の理念から遠ざかっている実態だ。住みなれた環境で支援を受けられるはずなのに、給付を制限するための制度になっている」と指摘しております。花巻市としては、介護度が下がり、介護用品などの給付が受けられなくなった方々はどれぐらいいるのか。また、その対策はどのようにしているのかをお聞きいたします。  以上、登壇しての質問を終わりますので、よろしく御答弁をお願いいたします。(拍手) ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。
        (市長登壇) ◎市長(大石満雄君) 永井千一議員の御質問にお答えをいたします。  まず、1件目の中心市街地活性化対策について、中心商店街の現状と対策についての件でございますが、そもそも中心市街地とは何でしょうかということだと思います。私は中心市街地とは快適で利便性の高い生活空間であり、人、物、情報等の活発な交流の場であると思っております。結果といたしまして、豊かで活力ある地域経済社会を象徴する場であると考えております。したがいまして、過去の商売で華やかだったころの商店街の姿のみを追い求める中心市街地の活性化ではなくて、交流人口、定住人口の増加による新たな商業新興の考えを持った中心市街地の再生を図るべきであると考えております。  したがって、まず定住人口対策としては、人が住みやすい、そして住みたくなる環境づくりが重要であります。そのために市街地に安らぎの場としての公園の整備を進めるとともに、花と緑にあふれたまち並みを整備し、快適で暮らしやすい居住環境空間の創出に勤めてまいりたいと考えております。  さらに、交流人口の対策としては、中心市街地にある観光資源を有効に使うとともに、今あるイベント、施設、伝統芸能などを結びつけ、市街地に観光客を誘導しなければならないと考えております。そのために観光環状ルートに位置づける特色ある観光スポットを新たに整備することもまた必要であると考えております。  そして、商業振興策としては、もちろんこれは商業者自身による消費者ニーズに対応した魅力ある商店づくりが最重要でありますけれども、同時に車社会の実現を無視することはできないと思うのであります。郊外のショッピングセンターが発展してきた事実が現実にあるからであります。  駐車場に関して見れば、明らかに郊外のショッピングセンターはメリットを有している。中心市街地の商店街はデメリットを有しているととらえることができると思います。しかし、このデメリットはメリットにもなり得ると私は考えております。つまり目的のある買い物客にとりまして、広大な駐車場を有するショッピングセンターは、非常に不便な状況にあるわけです。目的の場所までに行くのに、駐車場からおりて相当歩かなければならない状況であります。逆に町中の商店の軒先に車をとめることができるのであれば、買い物客にとりましては、はるかに便利という状況があります。したがいまして、私は中心市街地の中央に位置する幹線道路を買い物客の駐車スペース、例えばパークアベニューという言葉がありますけれども、パーキングアベニューというような考え方、こういう活用の仕方ができないかということを、実は考えております。  実現に当たっては、当然、いろいろな課題ですとかハードルはあると思います。しかし、この道路を単なる通過交通としてのみとらえるのではなく、真の地域の発展につながるような利用方法をぜひ実現していきたいと私は考えております。  2点目の中心市街地の保留地の活用策の件でございますけれども、これは2つございます。警察跡地の(仮称)総合交流センターと花巻駅前活性化施設用地ということでございますが、これは一括してお答えをいたしたいと思います。  まず、これら2つのいずれの土地につきましても、中心市街地の活性化に寄与する土地としての活用策を種々検討してまいりましたが、議員も御案内のように、用地活用を検討する際の社会背景が大きく、もう既に変化してきたという現実があります。  例えば、警察署跡地の(仮称)総合交流センターに関して言えば、この目的は女性センターですとか、交流活動の拠点ですとかという目的で建てようと考えたわけなんですが、合併をしたことによりまして、公共施設に余裕のスペースが相当程度出てきていると。まだ、いろいろな利用に使えるような公共施設が実は出てきたということもありまして、現実に女性センターはまなび学園の一画にもう入れて、こどもセンターと一緒にして、そして総合的に利用価値が上がることも考えているようなこともあります。  また、駅前用地についても議員御案内のとおり、当時はまだまだ経済が大きくなっていくだろうという時点での計画であったと思いますが、御案内のとおりの経済状況になって、なかなか民間が入る状況にない。このように実は大きく背景が変化をしております。  そこで、実は平成19年度、平成20年度、ちょうどこの時期、各種の土地利用計画の見直し時期に入っております。1つは国道利用計画花巻市計画、さらには都市計画マスタープラン、農業振興地域整備計画、森林計画、これらすべてが、ちょうどこの計画の時期、見直しの時期に入っているということがあります。したがいまして、庁内に土地利用会議というのを設置いたしまして、この中で各種計画を検討し始めたところであります。しかも、これは単純に道路だけ、また区画整理のような都市の問題ではなくて、いろんな病院の統廃合から、いろんな問題がありますから、部局横断的なメンバーを集めての会議というのを組織いたしまして、例えば都市計画マスタープランの中に、花巻市全域の遊休の土地の利用の方向性をしっかりここで位置づけた上で活用を図っていくということにしたいということで、今、検討を始めたところであります。  そのほかにつきましては、教育委員会並びに関係部長から答弁いたさせます。 ○議長(佐藤忠男君) 及川教育長。 ◎教育長(及川宣夫君) 花巻城復元整備計画につきましての御質問にお答えいたします。  まず、不動地内の佐藤昌介邸の移転保存についてでございますけれども、当該建物は武家屋敷の原形をとどめている歴史的な建造物であるということは十分認識しておりますものの、三の丸公園整備計画におきましては、建物の移転は含まれておりませんでしたので、今後の課題であると考えてございます。  次に、舘小路の保存整備についてでありますが、この通りは、御指摘のように武家屋敷の松川家あるいは伊藤家が現存する花巻城時代の面影を残している場所でありますが、そのほとんどが民間の土地所有となっております。  お尋ねの三鬼家の屋敷跡についてでありますが、当該地は第二種中高層住居専用地域と用途指定されておりますが、特段、花巻城跡を念頭に置いた建物規制を意図した区域ではなく、したがいまして、用途指定以外に特別な規制はないものの、今後、具体的な開発事業の中で事前に協議できる部分で対応を考えてまいりたいと存じています。  次に、菊池桿邸の保存整備についてでありますが、花巻市の貴重な歴史的な建造物の1つであると認識しておりますものの、合併により旧花巻市内のみならず、旧3町も含め、歴史的な建造物が多くあることから、総合的に考えていく必要があるとともに、保存あるいは活用方法、さらには維持管理などが課題となる上に、取得費や整備費に多額の経費を要することなどから、慎重な判断が必要であり、一方では、今後、市民の方々の御理解と御協力が不可欠になるものと考えております。 ○議長(佐藤忠男君) 照井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(照井健介君) 介護保険制度につきましてのお尋ねにお答えします。  平成18年4月の介護保険制度改正に伴い、要介護1及び要支援1,2の人への福祉用具貸与制限により福祉用具貸与が受けられなくなった方の数でありますが、車いすは14人、特殊寝台は20人、移動用リフトは3人、床ずれ防止用具は1人の計38人となっております。このうち主治医の意見及び適切なケアマネジメントを通じて、日常生活を営む上で車いすや特殊寝台が必要不可欠と認められる方や、医学的な判断により使用が必要と認められる方につきましては、貸与が受けられる緩和措置が設けられており、13人の方、うち車いすが12人でありますが、引き続き貸与を受けているものです。  市といたしましては、制度を適切に運営するとともに、花巻市社会福祉協議会における福祉機器の無償貸与事業とも連携を図りながら、必要としている人に福祉用具が貸与されるよう努めているところであります。 ○議長(佐藤忠男君) 中島産業部長。 ◎産業部長(中島健次君) 株式会社新興製作所移転に伴う跡地につきましての御質問にお答えをいたします。  株式会社新興製作所は、施設の老朽化や生産の効率性から、現在、花巻第一工業団地への移転計画を進めております。年内には移転すると伺っているところであります。  現在地の歴史的経過については承知をいたしておりますが、跡地につきましては、株式会社新興製作所の意向が基本となると考えており、現時点では移転後の活用策について、会社からは伺っていないところでございます。  次に、花巻まつり、屋形山車展示収蔵庫を移転してはどうかとの御質問でありますが、この屋形山車は、花巻開町400年を記念して設置されたものでございますが、町中に観光客を呼び込める魅力となり得ることから、移転も含め屋形山車の有効活用について検討していかなければならないと考えておりますが、より有効に活用できる立地場所の選定、常時見学できる管理体制整備及び常時公開による山車劣化の問題等もありますので、十分協議した上で進めていかなければならないと考えております。 ○議長(佐藤忠男君) 永井千一君。 ◆32番(永井千一君) ありがとうございました。  中心市街地の関係でございますけれども、確かにこの中心商店街の再生、非常に厳しいものがあります。本当にこういう形での車社会という現実のもと、なかなか厳しいわけでございますけれども、いろいろな都市では、またさらなる検討を加えながらやっているわけでございまして、例えば花巻商工会議所では、ことしですか、青森市の方に行かれまして、コンパクトシティーを見学してきたようでありまして、そういう形で何とか誘客しようと検討しているようでございますし、何とか会議所ともども一緒になって後押しをしていただければなと思っておりました。  特に上町の場合、今度、館坂にマンションができまして、定住人口という形では非常に今後、大きな再生になるような形でありますし、あと今、館坂の拡幅工事も順調に進んでおりますので、そういう形での活性化を図れば、何とか非常に前向きに進むのかなと思っておりました。  今、市長が答弁したとおり、パーキングアベニュー、前からそういう形で道路に車をとめるというのが地元商店街でもいろいろ話題になっておりましたけれども、ぜひ、前向きに進んでいただければなと思っております。  それから、保留地の関係でございますけれども、土地利用会議を立ち上げて、今後、検討していくというような答弁でございましたけれども、本当にこの警察跡地、ずっと計画のまま、そのままになっておりますので、地元の方々も非常に不安でございますので、見直すなら見直すということで早目に結論を出して、お示し願えればなと思っております。  あと、駅前活性化施設用地の関係でございますけれども、本当に引き合いは幾らかあるようなんですけれども、聞くところによりますと、もう一回公募したいという話もあるように聞いておりますけれども、それはそれでいいわけですけれども、やはりそういう個別に話があったときに、その中から例えばいい業者があれば、まず選定していくとか、また、今現在、市の都市整備課で進めているわけですけれども、なかなか進まないということであれば、民間のデベロッパーなり商社なりを頼んでやっていくという方策もあると思いますので、その辺につきましてお聞きしたいと思っております。  それから、花巻城の関係でございますけれども、佐藤昌介邸の関係、前から三の丸公園の整備のときには、こういう計画がなかったということでございますけれども、私も承知しておりました。非常に人的な文化的遺産でもございますし、何とか今後の計画に組み入れて、例えば伊藤家とか松川家、今現在、人が住んでいるわけで、中が見られないわけでございますので、こういう形で三の丸公園とかに移転しまして、中も自由に見学できるというような形になりますと、非常に文化的な価値も高まるのではないかなと思いますので、再度、今後について、そういう形での検討が考えられないかどうかをお聞きいたします。  それから、舘小路の関係、私も前から聞いておりましたけれども、今の法的な規制からいいますと、教育長が答弁したような方法しかないわけでございますけれども、事前に協議していくということでございましたけれども、逆に言いますと、建物が建ってそのままになっているといいますと、なかなか大変でしょうけれども、今現在、建物は壊して更地のような状態になっておりますので、逆にこれを1つの好機と考えまして、それを今現在、土地の関係は三鬼家が持っているかどうか、ちょっと私もよくわかりませんけれども、そういう形で現在の所有者とも協議しまして、何とか有効に使える方法はないものかと、今の三鬼家の方々との協議を通じながら、活用策を探っていくというようなことも方策としては考えられるわけですけれども、その件につきまして、どのような見解があるか、お聞きいたします。  それから、菊池桿邸を残す会というような会も今存続して、一生懸命活動しているようでございますけれども、文化的な価値という形で調査を依頼して、3回ほどやったようでございますけれども、結論としては非常に建築的な価値も高い、そして宮沢賢治とのかかわりも深いということで、ぜひ残すべきという結論が出ているわけですけれども、今言いましたとおり、今現在の建物は何か今の当主の方が無料で引き渡してもいいという意向があるようでございますけれども、あの一体の土地が個人を離れまして、国税庁の管轄になっているというような形で、それをもしも買い戻すとなりますと、やはり2,000万円、3,000万円という額がかかるというようなこともございまして、非常に大変な額がかかるわけですけれども、それを全部市にお願いしたいというような形では、なかなか前にも進まないと思います。  本当に市長がよく言うように、市民と協働での事業ということでありますと、やはり市民の理解を得ながら、市民の方々にも協力していだきながら、そういう形で残していくというような形を図らなければならないのではないかなと思いますけれども、それにつきましてお願いいたしたいと思います。  株式会社新興製作所の跡地の活用策についてはまだ、会社側から何らそういう意向がないということであれば、今後の課題でしょうけれども、本当に東公園という非常にいい公園があったと聞いていますし、私が先ほど言った三の丸公園の一画でもございまして、非常に歴史的な価値もあると思いますので、本当に今後の計画として考えていかなければならない問題ではないかなと思っております。  まず、以上の点につきまして再質問をいたします。お願いいたします。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) 商店街の活性化の件でございますけれども、先ほども答弁を申し上げたように、単純にはいかない非常に難しい問題であるということだけは、確かでございます。  それで、その中でもやっぱり私は道路というのはただ走りやすいだけでいいのかと。これはやっぱり違うと思うんです。それはその道路の特性によって、基幹道路は当然そうでなければならない、効率よくなければだめですから。そうではなくて、町中の道路というのは、じゃ、何のためにあるかとなった場合に、例えば何か買い物に行くと。その目的のところに行くまでの通り道なわけです、ということは用事がある人が来る、用事がある人が通るような道路であれば何も困らないと思うわけです。逆に言えば、走りづらくてもいいわけなんです。住んでいる人、そこにいる人が使いやすい道路であればいいという逆転の発想をしますと、非常におもしろいことがやっぱり見えてくるわけなんです。  特に一例を言いますと、例えば上町のところ、あそこは今、県道になっておりますから、あれを早く私は県道と市道と交換してほしいということを考えているんです。市道として本当に公園の道路みたいなイメージで、あそこをつくりかえて、車をとめる台数もできるだけ多くとめられる方法はないかということも、実は今、検討させているところなんです。ですから、車で来る人が本当に目的を持って町中に入ってくる、そういう人を呼び込む道路にしようというような考え方で、道路と一体になって、中心市街地商店街というのを再生していくという試みをやってみたいと思っているところです。  あと、警察跡地含め、その主要地の活用の方法なのでありますけれども、例えば駅前活性化施設用地の件については公募の話もあるようだと言いましたが、私がこれをストップさせています。ちょっと待ってくださいと。単純に今までのような考え方をやっていてもだめでしょうということで、その根底にあったのが、先ほどお話しししたように、活用の背景がもう全く違っていると。ですから、これからどういうふうに世の中が動いていくかということで、改めてやはりこれを考えなきゃならないという考え方から、いろんな計画がちょうどありますので、その中でしっかり位置づけて、そして、ある意味では政策誘導していくような、そういう主体的にこれはかかわっていかなければならないと考えております。  ですからそういうような考え方は持っているわけなんですが、ただし、民間の方があそこをぜひとも活用しいたというのは、これはいつでも門戸をあけておいていますから、いつでも相談に乗ります。そして中心市街地の活用としてあるべき姿であるのであれば、これはすぐ受け入れて、また支援もしたいという、両方のスタンスで、これは臨んでいきたいと考えております。  これらはやっぱり両方とも、この警察跡地もそういう考え方です。あとはやっぱり大事なのは、地元の人がどう思っているかということも、今後しっかり考えていかなければならないと思っております。  私からは以上です。 ○議長(佐藤忠男君) 及川教育長。 ◎教育長(及川宣夫君) 花巻城跡に関連しまして3点の御質問でしたけれども、まず佐藤昌介邸につきましては、今後、三の丸公園へ移転させることを考えられないかということでございました。外観だけは一応見てきましたけれども、内部も含めて改めて評価をする必要があろうかと思います。御提言と受けとめまして、内部で協議してまいりたいと考えております。  それから、三鬼家につきましては、更地になるということで所有者と協議して、活用策を見出さないかということでございましたが、三鬼家のみならず周辺には、現在居住しておらない住宅もございます。それらも含めますと、なかなかすぐに着手できる問題ではないのかと受けとめているところでございます。  それから菊池桿邸につきましては、評価検討委員会で、歴史的な建造物であるという評価とともに、一方では、なおかつ保存し運営していくためには市民の協力が不可欠だという御指摘、御意見もちょうだいしております。建物については、議員御指摘のとおり無償でということは間接的に伺っておりますけれども、敷地を含めましての購入費となりますと、やっぱり国有地も合わせますと七、八千万円になりますし、以後の建物の補修等も合わせれば、それ相応の経費を必要といたしますので、なお慎重に考えていく必要があろうかと考えております。 ○議長(佐藤忠男君) 永井千一君。 ◆32番(永井千一君) それでは、3点目に質問いたしました花巻まつりの屋形山車展示収蔵庫の移転につきまして再質問をいたしたいと思います。  今の市長の答弁をお聞きしますと、場所も含めて前向きに検討するということでございまして、本当にこれはもうかなり前からの議論でございましたけれども、ようやく少しでも前に進むのかなというようなか気持ちがしております。私も会派の行政視察、それから常任委員会などの行政視察で全国へ行くわけですけれども、その当時、今つくっておりました屋形山車、花巻開町400年祭のときの山車というのは、本当に京都の祇園祭の山車に匹敵するようなすばらしい山車ではないかと思っておりました。あれを本当に町中に来る観光客の方に見せるだけでも、非常に目玉になるのではないかということで、いつも思っていました。例えば町中に観光客を誘客するというのが、この花巻の考えでございますけれども、そういうせっかくあるものを、ぜひ本当にすぐ観光客に見れるような場所に展示をするということは本当に大事なことではないかと思いますので、早急に移転に関しましては検討をお願いしたいと思っております。  それから、介護保険の改定の関係でございますけれども、私の考えからいいますと、総量の枠をいかに抑制するかということが国の考えではないかという気がしてきました。本当に利用者も非常にそういう形で負担を強いられますし、事業者も非常にこの改定によりましてまず10%から15%、介護報酬がダウンしているという形もありまして、本当に何とかこの介護保険を有効に使えるような方法で進まなければならないのではないかと思っておりました。  私の知っている方で、介護度2の方がおりましたけれども、半身麻痺していまして、4点つえでようやく歩ける方なんです。その4点づえでようやく歩ける方が、その改定の見直しで要支援2になったんです。そうしますとベッドも何も使えないと。普通の布団から起き上がって立てないんです、4点づえを利用される方は。例えば介護保険の認定を受ける場合は、認定審査会でいろいろ認定されるわけですけれども、今度の改定の場合は、聞くところによりますと本人に聞き取り調査するような形で調べたというようになっていましたけれども、そういう障害のある方とかお年寄りの方というのは、「これはできますか」と言いますと、普通「できます」と言うんです、できませんではなくて。そういう形でマルしていって、すべてできるになりますと、今言ったように介護度2が要支援2になるんです。そういう形ではなくて、やはり本当に現場を見て、本人を見て判断しなければならないのではないかと思いましたので、その辺のところ、今後の介護保険のあり方につきまして、もう一回質問したいと思っております。  以上でございます。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) 屋形山車の件でございますが、これは確かにこれ1つだけを、例えばどこかに移転して、そして、より観光客誘客に利用を高めていくと。全くそういう効果も多分出るんだろうと思いますし、必要だとは思っておりますけれども、現実にこれを手がける場合に、私はやはりこれ1つだけではもったいないと思っているんです。そうではなくて、こういうまつりが花巻市にはたくさんありますので、あんどんまつり、土沢まつり、石鳥谷まつり、それぞれの山車の形態が違うわけです。これが花巻市の特徴だと私は思っているんです。ですから、当然これはまず象徴的に、今の屋形山車というものがありまして、そのほかにやっぱり毎年それぞれの組の山車をかわりばんこに収蔵しておくような、1カ所で収蔵しておくようなところが欲しいと私は思っているんです。  ですから、そういうのもあわせまして、ここに来て、まず花巻のまつりというのが1カ所で大体見られる。そして本当にもっと見たければ、その時期その時期の花巻の各地区のまつりに出かけていっていただくというような情報発信の場も踏まえながら、これを総合的に大事に育てていきたいと、私、実は考えているんです。ですから、そういう意味で産業部長がお話ししたように、十分協議した上で、これを行ってまいりたいという意味はそういうことでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤忠男君) 照井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(照井健介君) 介護保険についてのお尋ねにお答えします。  先ほどある事例を出されましたが、認定審査会において適正に審査して、区分を判定しているものでありまして、今後も適切な運営に努めてまいりたいと思います。 ○議長(佐藤忠男君) 永井千一君の質問が終わりました。  これより永井千一君の関連質問に入ります。関連質問の方、ありませんか。  大原健君。 ◆10番(大原健君) 10番、大原健です。  永井千一議員の関連質問をいたしたいと思います。  まず、中心商店街のことでありますが、市長御答弁のとおり、なかなか厳しいというのは現実ではございますが、ただただ厳しい厳しいと言って手をこまねいても先に進まないわけですし、本当に1軒もあかないシャッター通りになるかもしれないというぐらい、今厳しい状態ではないのかなと思っております。いろいろと施策として当局としましてもさまざまなことをやっていただいているわけですけれども、花巻市中心市街地新規出店者経営支援事業費補助金、随分長い名前ですけれども、いわゆる新規の方々には、いろいろな空き商店街のところに入居すると、さまざまな家賃とかの特典はあるわけですが、実際、入られている方もいらっしゃいますけれども、なかなか長続きしないと申しますか、出入りが早いと申しますか、やっぱり非常にうまくいっていないというのが現状でございますけれども、その辺、どういう感触でいるのか、ちょっと当局のお考えをお聞かせしていただきたいと思いますし、また既存の商店街に対してもさまざまな施策と申しますか、支援策があるかと存じますが、そのことについてもお知らせしていただきたいと思います。  あと、例えば上町商店街の前の道路のことですが、大石市長は以前にも、きょうも同じことを御答弁されていましたので、本当にそれはいいことだと思っております。私のしたいイメージは、盛岡の大通り商店街みたいな、道幅は上町の方が広いですけれども、多分ああいう感じで進めていくのかなというイメージを何となく、ふっと思い浮かべたわけですけれども、ぜひ前向きにというか、早く、前向きに検討するというのはなかなか進まないということでございますので、ぜひ実現させてほしいと思います。  やはり上町だけでなく、いろいろとやろうとするとバス路線のためにできないとか、いろいろ難しい部分もございます。何とかうまい方向で実現できればいいというのがありますが、ぜひこれは御努力していただきたいと思いますし、その思いをもう一度お話ししていただければと思います。  あと、保留地のことで警察跡地、駅前のこと、マスタープランでこれから考え直していくということですので、ぜひ実現を、本当にこれも早く計画を立てていただかなければ、随分時間が経過しておりますので、そのことも含めてお願いといいますか、大体いつごろになるのかということまで踏み込んでお答えいただければと思いますが、土地利用会議のことも含めて、いわゆる旧花巻市のマスタープランに路線としていろんな部分で残っているのもございます。例えば今、駅前の話が出ましたので、例えば万代橋からおりてきて、旧中央公民館の前、花巻病院の方まで行くという路線が出ておりますけれども、果たして本当にそれが今後実現可能なのかどうかというところも含めて、まだ路線に残っているからということで、いろいろな市民の方が憶測というか、実現可能だから待っているとかというような、さまざまなことがあるので、やはりその辺の、今たまたまそこの場所があったからお話ししたわけですけれども、いろんな場所でそういう淡い期待といいますかあるわけです。実際考えると、いや、これはもうここの路線はないのではないかというようなところもあると思いますので、その辺はやっぱりきっちり精査していただいて、早い目にお知らせくださいというところです。まずそのことについてお知らせください。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) 私からは、それでは上町の商店街のイメージというお話でしたから、大原議員おっしゃったイメージを、考え方としては浮かべております。盛岡市のあの大通りと。あれが一番わかりやすい例だと思います。ただ、上町の場合は、それよりもすばらしいものができ上がると思っております。道幅もありますし、そして私の感覚からすれば、何で車は道路と平行でしかとめられないんだ、斜めでもいいではないかというような考え方を持っていますから。ですからいろんな可能性を私は追求していくべきだと思っているんです。  それで、御指摘ありましたバス路線等、やっぱりそれは問題なんです。ですから、もうバス路線も変えてしまうべきだろうとかということも考えなければならないんです。ですから、あそこをそういうような商店街一画を、ある意味で一つの公園みたいな構想ができないかなというとんでもない話も実はしているわけです。でも、やっぱりこういうことというのは、最初からだめだと言って入っていっては絶対できませんので、まず夢でもいいからそこで出して、それができないのかできるのかというところで詰めていきたいということで検討を、今、プロジェクト推進室にも投げかけているところであります。  それで、こういう商店街の道路の使い道、使い方というのは、この考え方は花巻市全域のいわゆる中心商店街と言われているところ、どこにでも私は通用するものだと思っているんです。ですから、基本的にはどこの商店街にも可能性を追求していきたいと考えております。そうやって、とにかく使いやすい、住みやすい、そして人が来やすい、そういうようなまちなかに再生していかなければならないだろうと考えております。  それと、市有地の活用のめどのお話がございましたが、議員おっしゃるとおりなんです。私も非常に疑問を持っておりまして、この計画は一体いつつくったんだと。線を引いていると、本当に幻の県道なんてよく言われます、同じように幻の市道だとか、いっぱい多分あるんだと思うんです。それは決して間違ってはいなくて、当時の社会情勢からすれば、恐らく道路の混雑ぐあいですとか通行量とかの伸びを考えれば、やっぱりこういう形で整備しなければならないですとか、こことここは結ばなければならないということで計画されたんだと思うんです。ですから、それは否定するものではなくて、ただ、世の中は大分変わりましたから、じゃ、これからどういうふうに動いていくんだということを、改めてやっぱり細かくその辺のところはデータを分析しまして、そして今まで計画立てたものと見合わせ、そしてまた地域の住民の意見も聞きながら、新たな見直し計画というのをしっかり立てなければならないと思っています。  ですから、そういう意味で、ただそうは言っても先延ばしするわけにいきませんので、それで各構想の基本的には、まず平成19年度、この1年の中ではやらなければならないだろうと思っています。予定としては平成19年、平成20年をかけて策定するというのもありますから、最終的に完成品として出すのは、その予定にのっとった年度になるとは思うんですが、その前にやっぱり骨格となるべきものは、もうこの1年間で決めなければならないと思っています。そういう指示を部署には出しておりますので、その概略が見えた点で、また議会の皆様方にも御説明を申し上げるというようなこともしなければならないと考えています。 ○議長(佐藤忠男君) 中島産業部長。 ◎産業部長(中島健次君) 商業者支援の施策についてお答えを申し上げます。  まず、新規出店者につきましてでございますが、このたびリニューアルいたしまして、経営支援事業という形で出発をいたしました。これまでは家賃補助が中心でございましたが、やはり定着率等々、あるいは周辺商店街との調和等々がいろいろ課題がございましたので、今後は経営相談等々にも乗るというような内容を加味いたしてございます。  次に、既存の商業者に対する支援ということでございますが、さまざまな融資制度でございますとか商工業近代化事業補助とか、さらには商店街共同施設補修事業補助、それからもちろん商店街活性化イベント事業補助というのもございますので、これをぜひ商業者の方々に有効に活用していただいて、商業振興に結びつけていただければと思ってございます。 ○議長(佐藤忠男君) 以上で永井千一君の関連質問を終わります。  11時10分まで休憩いたします。             午前10時58分 休憩             午前11時10分 開議 ○議長(佐藤忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  次の質問者、名須川晋君。(拍手)     (名須川 晋君登壇) ◆23番(名須川晋君) 花巻クラブの名須川晋でございます。通告に従いまして順次質問を進めさせていただきます。  まず初めに、協働社会の実現についてでございます。  声なき声を吸収し、広範な地域民の声を反映させるための合意形成(パブリック・インボルブメント)の手法についてでございます。  コミュニティ会議では、住民がみずから何をしたいか、あるいは何をしてほしいのか、正確な意見の反映が求められます。特に政治的弱者と言われる女性、若者、子供たちの声も十分に聞いていくことが必須です。地域の一部の有力者や会議の際に声高にみずからの意見を述べるような人の意見だけが施策に取り上げられるようではなく、住民の声なき声を正確に把握し、ともに計画策定に当たらせることや運営に臨むこと、その望ましいパブリック・インボルブメント、合意形成のあり方について、市として指導や教示の役割を果たすべきと考えますが、いかがでしょうか。  ワークショップコーディネーター、ファシリテーターの育成についてでございます。  前日の質問に関連し、ワークショップ形式による合意形成は有意義と思われますが、その司会役、導き役としてコーディネーターやファシリテーターの育成が必要であります。そこで、コミュニティ会議に真正面から携わる振興センター職員のお二人や、本庁、総合支所の地域振興課職員、そしてコミュニティ会議役員の方々のスキルをどう上げていくか、その手法について御答弁をお願いいたします。  コミュニティ会議間の情報共有と連携について。
     振興センター職員のみならず、コミュニティ会議の会長、事務局長等も一堂に会した会議を定期的に開催し、各会議間の事例をもとに連携していくことは非常に異議あることですが、計画はどのようにお持ちでしょうか。  2点目でございます。日本フットサルリーグ開催に係る諸体制とステラミーゴいわて花巻へのサポート確立についてでございます。  7月に開催されるプレマッチを含むFリーグ開催に向けた体制はどうなっているか。  来月21日開催のプレマッチまで1カ月強となりました。ホームゲーム開幕戦の10月14日まではちょうど4カ月でありますが、この大事業に臨まれる体制はどうとられておりますでしょうか。  後援会組織の立ち上げ及び育成と市民の関心を高める方策についてでございます。  チームスタッフは大変奮闘しているようではありますが、地元事情に明るいわけでもなく、頼るつても余りなくと、効果的な手が打てず右往左往している状態です。練習会場の確保、選手たちの勤務先の決定やスポンサー獲得など課題は実に多くあるようです。このためにも政財界による一刻も早い後援組織の立ち上げを図り、広範なサポート体制を整えなければならないと思いますが、現状をどう把握しておられますでしょうか。  また、巷間には花巻にフットサルチームができることが浸透しておりません。おらほのチームとして認知されるには、むろん、会社側の努力が一番でありますが、市として市民の関心を高める施策につきましてお知らせください。  迅速な選挙事務についてでございます。  今回の統一地方選挙を執行して、どのような課題が明らかになったか。  4月の統一地方選挙の執行で、その事務に若干の瑕疵があったようですが、この件も含め、どのように課題を把握しておりますでしょうか。  開票作業短縮化の取り組みについて。  昨年12月の一般質問では、東京都府中市や多摩市の市長選挙、長野県小諸市の知事選開票作業が、いわゆるコンマ1秒の努力によって、それぞれ30分から40分程度で終了した例を挙げさせていただきました。その際は「来春執行される統一地方選挙での開票作業の短縮について、先進事例を参考にするなどして、正確性を確保しながら作業の効率性を高め、開票時間の短縮が図られるように努めてまいりたい」と、答弁賜りましたが、それら事例を参考に、さきの統一地方選挙にどう取り組まれたか、実際、短縮化に成功したのか、また来月の参議院議員選挙の開票作業に目標時間をどれくらいと設定するか、御答弁ください。  最後でございます。最近はこうした自分の議員としてのアイデンティティーをもととした質問が少なくなってきまして、大変反省をしておりますが、先ほど市長も、夢でもいいからいろいろ検討していきたいという、まさにそういう夢想的ではございますが、質問に取り上げさせていただきます。  宮沢賢治を紙幣の肖像にする運動を展開してはどうかでございます。  花巻に多いにゆかりのある国際連盟事務次長の新渡戸稲造の五千円札は、昭和59年から約20年間務め上げていただきましたが、このように郷土の偉人が紙幣の肖像となることは、市民として誇らしく喜ばしいものでございます。  今、花巻において、いや岩手において、紙幣の肖像候補となる人物は、国民的詩人、作家にして農業指導家でもあった宮沢賢治をおいてほかにいないでありましょう。  世界的に人々の争いがやむ兆しは一向に見えず、どうやら地球温暖化を主因とする異常気象からの大規模災害も続発する危うい時代に、自然への畏怖と敬意を持ち、また「世界が全体幸せにならない限り個人の幸福はあり得ない」とうたった賢治の思想を広く発信することは、時代が求める理想にかなうことではないかと思います。とするならば、賢治を紙幣の肖像にという意識を市民の間に醸成させてはどうでしょう。いえ、少なくとも頭の片隅に置いていただけるようにしてはいかがでしょうか。  独立行政法人国立印刷局のホームページを見ますと、お札の肖像の選び方には特に決まりはなく、通貨行政を担当している財務省、発行元の日本銀行、製造元の国立印刷局の三者で協議し、最終的に日本銀行法によって財務大臣が決めることになっているそうでございます。ちなみに賢治の切手は生誕100年の平成8年8月26日に2,000万枚発行されております。  それでは賢治を肖像化できる方策や運動の事例などがあるかお知らせください。  以上で登壇しての一般質問を終わります。よろしく御答弁をお願いいたします。(拍手) ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。     (市長登壇) ◎市長(大石満雄君) 名須川晋議員の御質問にお答えをいたします。  2件目のフットサルリーグ関係でございますが、まず7月に開催されるプレマッチを含むFリーグ開催に向けた体制についてでございます。  基本的には日本フットサル連盟、株式会社ステラミーゴスポレクコムが実施主体となりまして、社団法人岩手県サッカー協会、岩手県フットサル連盟、花巻市サッカー協会の協力を得ながら、プレマッチと本大会開催の準備を進めているところであります。  それで、大会の規模がプレマッチ及び本大会、両方とも来場者の目標を当面1,000人ということで準備を進めておりますので、そこで市の対応となるわけなんですが、まず会場となる総合体育館の試合が滞りなく運営できるように支援をすることと、これがまず市の対策だと考えております。  それで、会場の警備など、開催整備につきましては、岩手県サッカー協会、岩手県フットサル連盟、花巻市サッカー協会の協力をいただきながら、ボランティア募集なども行い対応することとしております。  また、本大会に向けましては、この7月21日、8月18日、2回開催されますプレマッチでの検証を行った上で万全を期してまいりたいという考え方を持っております。  次に、後援会の立ち上げ及び育成についての質問でございますけれども、これまではステラミーゴいわて花巻の対応窓口を、教育委員会の体育振興課に置いておりましたけれども、これから後援会の立ち上げ等を考えますと、いわゆる体育施設の支援のみならずに、経済界など広範囲にかかわるというようなことが考えられてまいりますので、市の窓口をプロジェクト推進室に移すことといたしました。そして内容も広範囲にわたるわけでございますから、行政といたしましても部局横断的な組織等を立ち上げまして、名前はまだ決めておりませんが、例えばプロジェクトサポートステラというような庁内組織を立ち上げまして、そしてこれを設置して、多方面の支援ができる体制を整えて、そして支援をしていくという考え方を持っております。  次に、市民の関心を高める方策ということになりますけれども、これにつきましては市の広報に大会のお知らせや特集記事を掲載をしてPRをするということ、また既に横断幕を掲げておりますけれども、市の庁舎ですとか総合体育館など、またそれ以外のところにも、こういうような横断幕は掲げるなど考えていきたいと思いますし、これで行政も全面的に支援をしていることを市民の方々にしっかりとPRして、そのことによって、市民の方々がサポーターとして気軽にチームの応援ができるような醸成も図ってまいりたいと考えております。  そのほかにつきましては、選挙管理委員会及び関係部長から答弁をいたさせます。 ○議長(佐藤忠男君) 奥山選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(奥山隆君) まず、本年4月8日に執行いたしました岩手県知事、岩手県議会議員選挙の課題につきましての御質問にお答えいたします。  開票事務につきましては、当初の想定どおり順調に事務の執行がなされたところであります。しかしながら、開票結果には影響がなかったものの、不在者投票を二重カウントしたため、投票者数の集計に誤りがあり、開票開示時に発表した数値を、開票事務作業中に訂正措置をしたところであります。このことから、今後におきましてはチェック体制をさらに強化し、このような事態が起きないよう努めてまいりたいと思います。  次に、開票時間短縮の取り組みにつきましての御質問にお答えいたします。  今回の統一地方選挙では、点検係の机の高さを調整するなど、事務従事者の作業効率の改善や開票立会人の確認作業を円滑に行うための工夫を行ったところでございます。  この結果、岩手県選挙管理委員会がマスコミを通して公表したところによりますと、職員1人の1分間当たりの会票数が4.34票で、県内市町村のうち5番目、13市の中では1番目との報道があり、取り組みの成果が出たものと考えているところであります。  また、参議院議員通常選挙の開票作業の目標時間につきましては、前回の参議院議員通常選挙では5時間18分かかっておりましたものを、今回は4時間30分と50分の短縮を目標とし、午前1時には開票事務を完了したいと考えております。 ○議長(佐藤忠男君) 伊藤総務企画部長。 ◎総務企画部長(伊藤隆規君) 宮沢賢治を紙幣の肖像にする運動につきましての御質問にお答えいたします。  意識を市民に醸成させてはいかがかとのお尋ねでありますが、議員も御指摘されましたが、財務省であり日本銀行、独立行政法人国立印刷局、この三者が協議いたしまして、財務大臣が決定するという、そのとおりでございまして、ただ、その選考経過は公にされていないということであります。そういった事情から、直接的な働きかけは相当難しさがあるのではないかという認識をいたしてございます。  また、これまで運動の事例はどうかという御質問ですが、過去に民間の方々が中心に展開されたケースが1つあると伺っております。ただ、これも実現には至っておらないところでございます。  国内はもとより、世界的にも多くのファンを有し、それぞれの方々が独自の宮沢賢治像をはぐくんでおられる中で、多種多様な見解も予想されますので、そういう意味では慎重を要するという部分もあろうかと存じております。  以上でございます。 ○議長(佐藤忠男君) 村井地域振興部長。 ◎地域振興部長(村井研二君) 協働社会の実現についての御質問にお答えいたします。  まず、コミュニティ会議における合意形成の手法についてでございますが、花巻市のまちづくりの基本理念の1つ、市民参画、協働のまちづくりを推進する上で、各コミュニティ会議における合意形成に、計画づくりの段階から、できるだけ多くの住民が参画し、意見を反映することが大変重要であると考えております。その方法につきましては、これまでのそれぞれの地域活動の中で、既に取り組まれているものもございまして、各コミュニティ会議で御検討いただき、自主的に選択・決定いただくこととしているところでございます。  なお近年、各地で取り入れられております合意形成の手法の1つとして、ワークショップというものがございますが、集会への参加者を6から8人のグループに分けて意見を出し合うものでございまして、声の大小や年齢、性別に関係なく、参加者全員が意見を出すことができる手法でございます。このためコミュニティ会議の研修会等では、簡単な実技も入れて、このワークショップの手法を紹介しているところでございます。  合意形成の方法が定着するまでには、ある程度の時間がかかると思われますけれども、まずは地域で合意形成、話し合いに取り組んでいただくことが重要であると考えているところでございます。今後もコミュニティ会議から要請があれば、積極的に支援してまいりたいと存じます。  第2点目のワークショップコーディネーター等の育成についてでございますが、振興センター職員等の育成は大変重要であると認識しておりまして、これまで3月と5月にワークショップ等の研修を実施したほか、今月には外部講師を招きまして、振興センター職員とコミュニティ会議代表者3名程度の御出席をいただいて、他県での事例などを含めて地域づくりマネジメント研修を実施する予定でございます。  また、ワークショップによる住民意見の集約、合意形成は、コミュニティ会議の場に限らず、多方面に応用が可能でございますことから、7月以降も計画的にワークショップコーディネーター育成等を目指した研修を行ってまいる所存でございます。  なお、コーディネーターやファシリテーターは、机上の学習というよりは、経験が最良の師であるということでございますので、現場での積極的な取り組みを指導してまいりたいと存じます。  3点目のコミュニティ会議間の連携についてでございますが、各コミュニティ会議の運営をより高める上で大いに効果があると思われますことから、相互の情報交換を推奨するほか、市ホームページへの掲載、合同研修会及び事例発表会の開催などによりして、情報の共有化と連携を深めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(佐藤忠男君) 名須川晋君。 ◆23番(名須川晋君) ありがとうございました。  それでは若干再質問をさせていただきます。  小さな市役所でございますけれども、それぞれにはそれぞれのコミュニティ会議、地域には、交付金があるわけでございますが、サービスの上乗せについては可能なのか。例えば1カ月に2回でしたか、1枚でしたか、高齢者福祉タクシー券が配布されていると思いますが、地域の中でいろいろな要望が出てきた場合に、どうしても郡部の方ですと高齢者が移動手段がないとなると、サービスの上乗せということもコミュニティ会議が考えれば、それはよしとするのか。ただいまはタクシー券のことをお話ししましたけれども、そのほかもろもろ何でもかんでもあると思いますが、その点について教えていただきたいと思います。  また、例えば地域でもう自立できるということであれば、常勤職員が今現在お2人ですが、もし来年からでも、1人は交付金の中の事務職員を置くお金で対応できるとなれば、それはもうお1人帰っていただいてもいいのかどうか、その辺を確認をさせていただきたいと思います。  それと、ステラミーゴいわて花巻ですが、今現在、非常に知っている人は知っていて、応援したいんだけれども、一体何をすればいいのかわからないと。金を出すのもその受け皿も何もないし、指示も何もないと。どういうふうにすればいいのかわからないというのが、恐らく市民全体、知っている方々全体の感想ではないかと思っております。いろいろ関係者からお聞きしますと、勤務先を求める選手7人ほどの中でまだ3人ぐらいしか決まっていないと。それはコンビニエンスストアのバイトということだそうです。こういうのも、例えば商工会議所なりに十分認知していただいて、後援会長なりを引き受けていただければ、その一言で、彼らの勤務先は決まるのではないかと私は考えているんです。そのほかにも練習場所の確保ということで、練習場所を1回借りれば3,000円だ、何千円だとなるそうですが、なかなか町中で借りれるような場所はないと。こういうのも非常に問題として上がっているようですし、また、ゲームには医師がつかなければいけないことになっているそうです。この辺で医師会の協力も必要になってくるのではないだろうかと思っています。  こういうもろもろの、これまでは体育振興課は会場確保、運営についての対応だったと思いますけれども、先ほど市長の御答弁では、プロジェクト推進室に全部移すということで、大変心強く、落ちつくところに落ちついたのではないかと私は思っております。  もうそれは、きょう、あすにでも担当を決めて、そういういろんな課題について取り組んでいただけるものなのかどうか、お聞かせください。  また、高橋教育委員会委員長にお伺いをいたしますが、教育委員会委員長の立場としてどうお考えになるか、そしてまた経済界に後援、支援を求めていただきたいのですが、いかがでございましょうか。  とりあえず以上でございます。 ○議長(佐藤忠男君) 村井地域振興部長。 ◎地域振興部長(村井研二君) コミュニティ会議に関する再質問にお答えをいたします。  まず、対象事業の考え方でございますが、コミュニティ会議の中で十分に御検討いただきまして、その中で数多く掘り起こされる地域課題があると存じます。その中で上乗せ事業ということではなくて、地域独自の事業として優先度や緊急性が高いということで合意が形成されるのであれば、特に支障はないと考えております。  それから、第2点の振興センターの常勤職員2名について、地域づくり交付金の中で事務職員を配置する対応ができるのであれば、1名には帰ってもらっていいのかどうかとのお尋ねにつきましては、振興センターの職員はあくまでサポーターでございますので、コミュニティ会議の中の事務局でしっかりやっていただけるということであれば、その活動にはもう自立してコミュニティ会議の事務局で担当していただいて結構でございます。そこに振興センターの職員がおつき合いしなければならないということはございません。  ただ、振興センターの職務は、まちづくりの支援とあわせて、生涯学習と、窓口業務がありますので、そちらの仕事がある限りは職員が残るということになります。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) 補足しますけれども、最初から考え方はそうなわけです。基本的には地域づくりのためにということでございますから、地域の方々がもう自分たちで自分たちの計画ですとか課題を掘り下げて、そしてどんどん解決のために動き出していけるような体制になるのであれば、それが目指す姿でございますから、それだけの支援のための職員というのは、当然そこにはもう必要なくなるだろうということですから、もう既にそういう状態になったというのであれば、それでいいんですけれども、恐らくまだまだそうではないでしょうから、とりあえずは、そういう支援もしますし、また違う仕事というのもありますから、まずとりあえずは今の体制で、有効に職員を御活用願いたいなと思います。  そうなった暁には、議員おっしゃるとおりで構わないと思います。  それと、ステラミーゴいわて花巻関係でございますけれども、私も名須川議員と同じ認識を持っております。恐らく何から、どうやって手をつけていったらいいのかがわからない状態になっているのかなと。それはすごく心配をしております。  それで、そのために今までは、とりあえずはやっぱり市の施設を活用できなければ、もう全然お話にならないわけですから、そういう意味で教育委員会で、窓口を対応してくれないかということをしてきたわけなんですが、これから実質的に動き出すということになりましたので、それで部局横断的に対応できる部署ということでプロジェクト推進室に窓口を置くと、担当者を置くということで、本日午後から、教育委員会からプロジェクト推進室に引き継ぎをすることになっておりますから、本日の午後から、もしくはあしたからは、もう担当者がちゃんと決まって対応できるという体制になります。  それとあとは、問題なのは行政だけで何でもかんでもできるかというと、当然これはできないわけでございまして、やっぱり行政がつなぎ役になって立ち上げまでしつかりとサポートしてあげるというところが大事だと私は思っていますから、ですからそういう意味で、例えば市内の経済関係の団体の方ですとか、当然、教育サイドですとか、あとは各協会の方ですとか、そういうような人たちにお集まりをいただいて、協議会みたいな形を立ち上げまして、そこでいろんな問題を出し合って、どういう支援ができるかというような会議なんかも進めていきたいと考えております。  ですから、そういうような立ち上がりにおけるいろんな支援というのは、まずはやっぱり行政が旗を振らなければならないだろうという考え方から、主体的に行っていきたいと考えております。  それと、例えば後援会ですとか、そういうのがしっかりと立ち上がるまでは、こちらから、このステラミーゴスポレクコムにどういう状況になっているのかというようなことで、やっぱり頻繁に連絡をとって、そして状況を確かめながら、そして共有しながら、組織がしっかり立ち上がるまでの支援を行っていこうという考え方を持っています。 ○議長(佐藤忠男君) 高橋教育委員会委員長。 ◎教育委員会委員長(高橋豊君) それでは、私の意見といいますか、お答えしたいと思います。  このフットサルにつきまして、正直言いまして、先ほど名須川議員お話のとおり、どういう形で対応していいかという部分が余り明確に見えてきておりませんので、それからフットサルという競技そのものの認知度といいますか、興味、関心がいま一つというところでございますので、スポーツ振興という立場から、何らかの形では協力申し上げたいと考えておりますが、もう少し具体的な形でお示しいただければと思っております。  また、産業界ということでございますが、こちらも私が代表して申し上げるのもなんですけれども、商工会議所であれ、何らかの形で担当の方、遠慮なく直接御相談に来ていただいて、アクションしていただければ、何らかの御協力は可能と思いますが、まだその辺に対する興味、関心度とか認知度というものが低いと思っておりますので、いろいろと情報提供いただければありがたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(佐藤忠男君) 名須川晋君。 ◆23番(名須川晋君) ありがとうございました。  高橋教育委員長には大変期待をしておりますので、よろしくお願いします。  また、ただいまは市長から、本日の午後からプロジェクト推進室に窓口を置くということで、こちらも心強く感じております。かなりきょうから動いていくのではないかと思いました。  協働社会の実現ということで、現在、花巻市のホームページを見ますと、ちょっとその専門のといいますか、協働のページがないのではないかと、ちょっと見つけられなかったんですけれども、やはり専用のページを設けて、その花巻市が目指す協働社会の方向、小さな市役所について、きちっとわかるようなページをつくっていただきたいと思いますし、また26カ所の振興センター、これもそれぞれつくってもらわなければ困りますし、またコミュニティ会議独自のホームページなりブログも必要になってくるかと思いますが、そこら辺まで掘り下げた形で考えてもよろしいのか、これを1点でございます。  あとは、宮沢賢治の肖像のお札ということでございますが、大変賛否両論あるかもしれませんけれども、一方では神格化する方もいらっしゃいますでしょうから、そういう方々にとっては手あかにまみれるような紙幣になるのは嫌と思われるかもしれませんけれども、先ほども登壇しての質問の中では、宮沢賢治の思想というのは、今にかなうのではないかと思っております。皆さんが、日本国民が日ごろから持ち歩いているその紙幣に、宮沢賢治の世界が全体という考え方、また自然に敬意を持つ、そういうものが込められているとすれば、非常におもしろいのかなと思っております。今現在、どういうふうにしろといえば、これはだれもどういうふうにもすることはできないかもしれませんけれども、広く宮沢賢治の精神を、その作品なりなんなりで紹介していくことが、地道にそれへと進む活動、一歩となるのかなと考えるところでございます。  それでは1点だけ、ホームページの関係をお聞かせいただいて、質問を閉じさせていただきます。 ○議長(佐藤忠男君) 村井地域振興部長。 ◎地域振興部長(村井研二君) ホームページの件につきましてお答えをいたします。  市のホームページの中に、各振興センター、コミュニティ会議等に関する情報等を掲載する、協働まちづくりコーナーというものを開設しようということで、現在、作業をしておりまして、6月末には開設ができるという予定で今、進めております。いましばらくお待ちをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤忠男君) 名須川晋君の質問が終わりました。  これより名須川晋君の関連質問に入ります。関連質問の方、ありませんか。  小原雅道君。 ◆8番(小原雅道君) 8番、小原雅道でございます。  名須川議員の関連質問を行います。  ステラミーゴいわて花巻について、行政としてPRの方策がどのようなことができるのかということについてお聞きをしたいと思います。  先ほど市長の御答弁で、プロジェクト推進室が窓口となって、そして部局横断的に行っていくと。そして立ち上がりについて支援をしっかりサポートするという心強い御答弁がございまして、私も安心した次第でございます。  しかしながら、高橋教育委員長が先ほど御答弁されたとおり、興味、そして関心、そし認知度が低いというのは全くそのとおりでございまして、そのPRをしていかなければならないと思うところであります。そういう意味では、先般、庁舎の壁面にPRのための立派な看板が設置されたというのは、市民に対しての告知を考えた場合にも、非常によかったと思っているところであります。
     それで、御案内のとおりといいますか、このネーミングであります。ステラミーゴいわて花巻、ステラミーゴにつきましては、宮沢賢治の銀河の世界というものにちなんでつけたそうでありまして、そしていわて花巻は、いわて花巻空港にちなんでとったということであります。そういう意味では、当地、花巻にとっては、名前というか、チーム名にしっかりと正式名称として、いわて花巻が取り込まれたということは、本当にうれしいことだと思います。  そこで、それをしっかりと活用していくことを考えていかなければいけないと思いますし、今後、試合のたびにテレビ、そして新聞等にステラミーゴいわて花巻と出てくるわけでございますので、この花巻にとっては知名度のアップやイメージアップにつながるということで、市にとっては大変メリットがあるわけであります。  そういうことを考えますと、市としてくどいようではありますが、宣伝活動に手をかすということも十分いいのではないかと思っております。  第一義的には会社がいろいろとやっていかなければ、チームがやっていかなければならないということはあるのでありますが、現時点で、市として具体的な市民に対するPR、そして県民に対するPRというものが、もしおありであればお示しをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) このステラミーゴいわて花巻の問題点は、この会社が何を欲しているかというのが、実はいろいろと支援をしてほしいと言われてきている各団体が、なかなか把握し切れていないというところが実は大きいところなんです。ですから、まずこのステラミーゴいわて花巻のこれからの計画ですとか、会社の内容ですとか、そういうものをやっぱりまず明らかにしてもらわなければだめだろうということが1つあります。  その中で、それでは何が必要なのかということをしっかり挙げて、それを1つ1つやっぱりつぶしていくというぐらいの対応をしていかなければならないだろうと思うんです。ですから、まずは大体もう形ができ上がってまいりましたから、ここでもう一回整理をかけてということで、プロジェクト推進室が主体的に働きかけて、内容をお聞きして、そこで整理して、整理したものを例えば各経済団体の方にも、市からお知らせするですとかというようなことを、まず1回整理をかけなければならないと思っております。  その上で、PRの方法、これをやっぱり考えていかなければならないだろうと思います。その具体的な1つが、先ほど私答弁したように、例えば当然のごとく、花巻市の広報も使いましょうということになろうと思いますし、当然、ホームページにも載せましょうと。そして両方に特集も組みましょうですとかということであれば、もうすぐにでもできますから、こういうことはやっていきたいと思います。  そして、やっぱりできるだけ多くの市民の方が花巻のフットサルチームなんだと。日本に8つしかないうちの一つのチームなんだという認識を早く持てるように、そういう努力をしていかなければならないと思います。  それとともに、やっぱりマスメディアの力をおかりするということです。機会あるごとに、新聞ですとか報道に載せていただくと、そういうような情報提供をどんどんしていかなければならないと思います。そういうのであれば、プロジェクト推進室からも提案できるのではないかと考えています。 ○議長(佐藤忠男君) 小原雅道君。 ◆8番(小原雅道君) ありがとうございます。  それでは、二、三日後には、社長が市長を訪問されるということもございます。その点、しっかりと見きわめた上で、これでよしとなった場合には、力強い支援をすることが、結局は当市のためになるわけでございますので、ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。  時間があるようですので、それでは協働社会の実現について、地域民の声を反映させるための合意形成について質問をさせていただきます。  いわゆる小さな市役所を地域の情報の拠点として位置づけるということ、そういうお考えはないのかと思いまして質問した次第であります。  といいますのは、警察の場合、情報収集の最大の役割を担っているのは交番だそうでございまして、住民が警察署に行って情報提供するということは当然皆無だそうであります。地元のやはり交番、各地区にある交番でいろんな地域の情報を収集、そして把握するということであります。ただ、行政とは全く違うわけではありますけれども、しかしながら、この小さな市役所は、各地区、交番の数よりも花巻地区においては多いわけでありますので、そこの空気というか、地元の考えなりをいらした方々からさりげなくといいますか、聞くということも当然あっていいのではないかと思います。また、いろいろなどうしても行政批判ではございませんが、行政においては事業が走り出すと、なかなか地元でどのような空気なのかということを読むことには非常に関心が薄くなるというところがございます。そういう意味においては、この小さな市役所を使いながら、住民がどのような考えてを持っているかということを収集していただきたいと思いますので、その点、お考えがありましたらお願いをいたします。 ○議長(佐藤忠男君) 村井地域振興部長。 ◎地域振興部長(村井研二君) 振興センターの職員は、今、小原議員、おっしゃったとおり、行政として住民の地域に最も近いところにいる職員でございますので、まさに地域の方々の御意見を伺うのに絶好のポジションにあると思います。そういうことで、地域の声を、空気を、積極的に取り入れるように運営していきたいと思います。 ○議長(佐藤忠男君) 以上で名須川晋君の関連質問を終わります。  午後1時まで休憩いたします。             午前11時57分 休憩             午後1時00分 開議 ○議長(佐藤忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  次の質問者、本舘憲一君。(拍手)     (本舘憲一君登壇) ◆12番(本舘憲一君) 12番、花巻クラブの本舘憲一でございます。  通告に従い、順次質問いたしますので、御答弁をよろしくお願いします。  最初に海外都市との交流についてお尋ねします。  市長は、4月18日から25日までの8日間、姉妹都市交流のため米国アーカンソー州ホットスプリングス市、そして5月23日から6日間にわたり、相互チャーター便、岩手・大連友好の翼で、中国・大連市を訪問されました。大変御苦労さまでございました。  旧花巻市とホットスプリングス市との姉妹都市の提携が平成5年に結ばれ、新花巻市となり、昨年4月に提携継続の調印が交わされたところであります。  今回の訪問で、花巻中学校と大迫中学校が現地のミドルスクールと姉妹校の提携を結んだとのことでありますが、その内容と意義、今後どのような交流が期待されるのかをお伺いします。  また、ニューヨークに立ち寄った際、岩手県人会との交流において、わんこそばのイベントの派遣を当市に要請されたようでありますが、これについてどのようなお話であったのかをお伺いします。  一方、今回の中国・大連市への訪問では、岩手県が地域間連携に関する協定を大連市と締結しました。経済、産業、学術など、多くの分野において交流を進めるということであります。そして中国・大連、日本地方首脳フォーラムでは、経済、環境保護、文化、教育交流などを連携して推進する共同宣言が採択されました。これには日本から9つの道県、12の市の計21自治体が参加された模様であります。そこでお伺いします。県内13市ある中で花巻市だけが参加し、しかも市長みずからが出席されましたが、その理由は何であったのでしょうか。  市長は、花巻産米輸出促進といわて花巻空港と大連空港間の定期便実現などに向け、フォーラムで訴えたという報道がありましたが、その内容と今後の展望についてお伺いします。  国産米の中国への輸出が4年ぶりに再開が決まり、早ければ7月にも中国国内の店頭に日本産米が並ぶ予定であり、大連市長は岩手産米輸入に意欲を示したとされております。非常に期待するものであります。日本の各自治体が経済交流の促進に中国に殺到しているとされる現状の中で、本県や当市もその競争に勝てるのか、花巻からアジア外交をと県内を先導する気概で取り組んでほしいと思いますが、いかがでしょうか。  また、農業者交流、次世代レベルの交流を図るべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。  次に、自治体間格差についてお尋ねします。  毎日と言ってもよいほど新聞紙上等の報道において格差という文字を目にしない日はありません。すべての分野で社会問題と化しております。勝ち組、負け組の言葉に象徴される格差問題、小泉政権から加速したと言われる構造改革は、経済、財政、福祉から教育、医療にまで地域間格差を広げ、そのひずみは地方に集中しているとされております。大都市圏では地価が上昇し、高層ビルの建設が相次いでおりますが、地方では公共事業の削減、中心市街地の衰退、若者の労働力県外流出など、地域経済の疲弊が続いております。ここでは自治体間の特に大都市部と地方自治体間の財政格差についてお聞きします。都下23区のホームページを眺めると、さまざまな恩典がわかるとのことであります。子育て支援、児童手当、医療費無料化など、国が定めるサービスを超える上乗せ基準がたくさんあります。企業が集中し地方税がどんどん入るからだと言われております。  一方で、全国市長会のアンケートによりますと、三位一体改革によって行政サービスを縮小、廃止したと回答した自治体の多くが、カットの対象として高齢者医療や身障者、生活保護世帯などへの補助、助成金を上げており、国の財政再建のあおりが社会的弱者に押し寄せていることを示しているとされております。  まず第1点として、大都市での住民への優遇措置から見る税収の潤沢さと、地方の財政力の落ち込みを当市として認識されているかどうかお伺いします。また、当市の財政力をどう見ているのかもお尋ねします。  2点目として、地方自治体の財政力が弱まった原因は何か。大きな原因と思われる点を3点挙げるとすると何々が考えられるのかお伺いします。  法人2税の格差は全国平均を100とした場合、トップの東京は266であるのに対し、本県は49、5.4倍の差があるとされております。地方税総額で見ても、東京は178なのに対して本県は69で2.5倍の差があるのが実態であります。今、税収格差による地方活性化策として、政府・与党は、個人住民税の一定割合を生まれ故郷などに納めることを可能にするふるさと納税制度を導入する方向で検討しております。  そこで3点目として、税収格差是正のために、当市として国に何を要望するのか、3点挙げる場合、何々なのかお伺いします。  4点目として、当市の場合でも歳出の中身を見ますと人件費などの義務的経費が全体の約50%を占めており、財政の硬直化が進み、自由に使える財源は少なくなってきております。そこで、財政難のため市職員、市民が取り組むべきものは何かお伺いします。  次に、集中改革プランについてお尋ねします。  当市では、行政改革大綱の策定を受け、この3月に集中改革プランを策定したところであります。集中改革プランは、市長のマニフェストを実現するための取り組みのほか、新地方行革指針に基づき、国がすべての地方公共団体に対してこのプランに掲げて取り組むことを要請している事項も網羅した計画となっています。集中改革プランの計画期間は、今年度から平成21年度までの3年間とし、普通会計財政効果を18億7,500万円、公営企業会計財政効果で2億400万円ほどを見込むものであります。  しかし、先ほどの質問事項で述べましたように、地方財政が厳しい環境の中にあって、また地方財政健全化法の制定の動きのある状況下でもあり、これからは徹底した情報の共有を基盤として健全財政を維持する自律性と必要なサービス財源を確保する抜本的な行財政改革が強く求められることになります。集中改革プランを見ましての私の感想は、概してインパクト性に欠け、調査検討期間が長過ぎる項目があるということであります。各種審議会、第三セクターの見直し、市場化テスト導入、それに業務の民間委託についてもであります。集中という言葉にはいささか遠い、行革の必要性に切迫感が感じられないものではないでしょうか。  そこで質問しますが、今回の集中改革プランの特色は何であるのかお尋ねします。それに教育委員会が主管する事項についてのものが1つも見当たらないのはどうしてでしょうか、お伺いします。  集中改革プランの事務事業の中から2点についてお伺いします。  1つ目は、コンビニエンスストアでの市税の収納業務についてであります。一般市税を来年平成20年度、国民健康保険税を平成21年度から、そこで納付できるようにするという計画であります。このねらいとするところは何なのかお伺いします。また、コンビニエンスストアは、現在、市内に何店舗あり、その店舗のない地域では格差を感じると思われますが、郵便局でも納付可能となるものなのかどうかお尋ねします。  2つ目は、民間委託についてであります。  民間委託は、浄水場運転業務と家庭系ごみ収集運搬の一部だけにとどまっております。平成18年第2回花巻市議会定例会一般質問の回答の中で、学校給食業務など、そのほかの業務について積極的に民間委託を進めるという答弁でありましたが、検討された結果なのでしょうか、お伺いします。  次に、景観に関する施策についてお尋ねします。  2005年の景観法全面施行後、自治体の景観保護に向けた動きが本格化し、国土交通省によりますと、景観計画を策定した自治体は3月1日時点で27に及ぶと報告されております。自治体が景観計画を策定し、条例で独自の景観規制に乗り出した場合、同法の枠内なら罰金を科することも可能となりました。県でも、美しいいわて推進委員会を設置し、セミナーの開催やガイドブックの発行などで啓発活動を行っております。当市においても、花巻市都市景観づくりフォーラムが開催され、これからの景観形成について意見交換がなされております。  さて、社団法人中小企業診断協会岩手県支部が、中心市街地活性化への提言をまとめ、花巻市は歴史、文化を生かした景観を重視した施策をと提言、指摘をしております。花巻らしさを表現する新しいまちづくりをするために、景観保護を進めるべきと考えますが、景観保全に関しての当市の考え方についてお伺いします。  今まで都市整備を進める場合、どの程度景観保護の観点から行政指導されてきたのかについて、いささか疑問に思っております。当市では平成19年、平成20年の2カ年で、都市整備に関する総合指針となる都市計画マスタープランを策定します。おおむね20年後の将来都市像を明らかにし、地域別の整備方針を定める大変重要な計画であります。都市景観について大きく都市計画に反映させるべきと考えますが、都市計画マスタープランでの位置づけについての考えをお伺いします。  花城町の定住人口の促進を目的とした民間主導の活性化授業がオープンしました。この周辺の都市整備がどの方向に進むのか私は関心を持つものでありますが、まちづくりに歴史、文化、それに賢治の文学を生かした景観行政の必要性を認識するものであります。当市も景観計画策定と景観条例の策定に向けて取り組むべきと考えますが、当局の所見を追いします。  花巻城跡の景観保全についてお聞きします。  最近、株式会社イトーヨーカ堂側はもちろん、旧みちのくコカコーラボトリング株式会社本社、旧谷村電子専門学校跡地周辺からは、花巻城跡の景観がよくしのばれるようになりました。城下町花巻らしい眺望やまち並みを守るため、景観計画によって花巻城周辺を先行的に、例えば景観形成特別地区に指定するべきと考えますが、市としてのこの景観保全についてのお考えをお伺いします。  次に、農業の課題について質問します。  最初に、花巻農協の合併協議入りについてであります。  花巻を初め、北上市、西和賀、遠野地方の4農協が合併について検討する場となる合併協議会が設置されました。県農協中央会が示す農協の経営基盤強化方策に沿うものでありますが、合併の是非を問う協議会でありますので、合併するかしないかは、これからの議論の成り行きによるところであります。市としてのこの合併協議会入りについての所感をお聞きします。  2点目に、農協とのワンフロア化業務についてお尋ねします。  行政と農協の農業関係部署が同じフロアで業務を行うもので、県内にある市では初めての試みということで注目され、4月から始まりました。効果的な農業行政を推進するために、それを目指すものであります。まだ2カ月間の業務を経たばかりでありますが、この利点をどのようにとらえているのか、また問題点があるとすれは何と認識しているのかお伺いします。  3点目として、米、大豆の品目横断的経営安定対策についてお尋ねします。  加入申請の受け付けは7月2日までに迫り、あと半月ほどを残すだけとなりました。昨日の一般質問と重複するところがありますが、これまでの市内における加入申請状況についてお聞きします。個別経営体と集落営農経営体の数、本年度を目標とするおのおの経営体の数、加入申請された米と大豆の各作付計画面積、本年度を目標とする米の作付計画面積はどのくらいかについてお知らせください。また、中山間地域等直接支払制度の加入申請状況はどのような状況かお聞きします。  集落経営体の組織化が進まないと言われる理由をどうとらえているのかお伺いします。  また、今後の推進施策についてお示しください。  最後に、飼料価格上昇の影響についてであります。バイオ燃料への穀物の利用拡大が背景とされておりますが、これについて市として認識されているのかどうかお尋ねします。特に肥育牛の販売農家に影響が出ていると聞いております。畜産農家への支援策を講ずるべきと思いますが、市の御見解はどうかお伺いします。  以上でございます。登壇しての質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。     (市長登壇) ◎市長(大石満雄君) 本舘憲一議員の御質問にお答えいたします。  まず、1件目の海外都市間交流について、1点目のホットスプリングス市訪問の成果についてでございますけれども、まず、姉妹校提携につきましては、市内の中学校で昨年より姉妹校提携の機運が高まっておりました花巻中学校がホットスプリングス中学校と、大迫中学校がジェシービル中学校と、去る4月23日にそれぞれ姉妹校提携を行ったところであり、今後の交流推進について取り決めを行ったところであります。  姉妹校提携の意義につきましては、多くの生徒が姉妹校との国際交流や文化交流、課題解決型の交流を通して国際化、国際理解が深まり、国際的な視野を備えた新の国際人を育成することだと認識しております。今後さらに姉妹校との交流の進展により、友好のきずなが深まるものと期待をしております。  2点目のニューヨーク岩手県人会のわんこそば大会についてでございますけれども、ことしの秋にニューヨーク岩手県人会設立10周年を迎えることになっておりまして、その記念事業としてわんこそば大会を実施するという計画を持っておりました。このたびニューヨークを訪問いたしまして、岩手県人会とお会いした折に、花巻市が支援の要請を受けたものであります。御案内のとおりに、わんこそばを観光戦略としている市は、岩手県内のほかの市にもあるわけでございますけれども、それにもかかわらず、ニューヨークの岩手県人会が当花巻市を指名していただいたということは、大変意義の深いものであると私は考えております。  したがいまして、このイベントを成功させるために、本市が貢献できることはすばらしいことであり、花巻市のわんこそば並びにわんこそば大会を世界に発信していく好機として、十分意義があるものと認識をしております。花巻市としては、積極的に支援をしてまいりたいと考えております。  次に、2点目の中国・大連訪問の結果と、これからの交流の展望についての件でございますが、まず1つ目の、本市のみが出席した理由についてでございますけれども、これにつきましては、大連市からの出席要請があったということでございます。岩手県唯一の空路の玄関口であるいわて花巻空港所在市の市長としての出席要請と受けとめております。達増岩手県知事とともに大連市を訪問し、2007年、中国大連・日本地方首脳合作フォーラムに参加するとともに、中国共産党大連市委員会書記、大連市長を初めとする大連市幹部を中心に会談をしてまいったものであります。  そのフォーラムの内容でございますけれども、私はこのフォーラムの中で、3つの視点で訴えました。1つは、当然、観光交流ということがございます。もう一つは、花巻米、米の受け入れについての件でございます。そして3つ目が、大連・いわて花巻空港間の定期便就航の実現でございます。それで、その訴える視点といたしましては、単に大連といわて花巻空港間の直行便、これを実現させるということで、例えばいわて花巻との観光交流が盛んになるということの視点だけではなくて、当然、大連市にも利益がなければなりませんので、直行便を飛ばすことによりまして、時間的にはもう3時間でこちらと行き来できますので、そういう意味でいわて花巻空港がある花巻は、高速交通の要衝の地である。東北縦貫自動車道、東北横断道といった秋田、釜石への道路、さらには新幹線等々、非常に高速交通に恵まれている点、これを強調いたしまして、そしてこれが岩手県内、さらには北東北3県への移動に非常に有利であるという点を大きく訴えて、この直行便就航の実現をお願いしてきたところであります。  いずれにいたしましても、私がお話しした内容に対しまして、その必要性について十分に理解をいただいたと私は認識をいたしております。  そしてまた、米の輸出につきましては、特にも大連市でも大きな関心をこのたび示していただきました。したがいまして、今後ともあらゆる機会をとらえまして、花巻産米をPRしてまいりたいと考えております。  次に、中国との経済交流の都市間競争についてでございますけれども、これに関しましては、きのう、きょうのおつき合いではないということであります。私も市議会議員当時から、もう既に中国にも訪問いたしましたし、その市議会議員当時に、こちらにいらしたときにもお会いをしております。そういうような経緯も踏まえまして、今回3回目の訪問ということでございまして、その都度、大連市長を初め、市幹部、経済界の要人と会談し、そしてまた岩手県花巻市に訪れたときにも歓迎を申し上げ、交流を深め、パイプを太く築いてまいったというところでございます。  したがいまして、市のレベルでは、ほかのどこよりも一歩先んじていると自負をしているところであります。  次に、県内を先導する気概を持ってということでございますが、全くこれはこの考え方で進んでいこうと思っております。御案内のとおり、当市は県内唯一の空港所在都市でありまして、その優位性を最大限に生かすために、所在地の市長として、花巻市はもとより、県内をリードするのが私の努めと思っておりますので、全力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。  今後の交流についてでございますけれども、まずは大連・いわて花巻空港間のチャーター便を継続し、今後さらに岩手県大連経済事務所を拠点といたしまして、大連市と積極的に交流を重ねることが、観光交流のみならず、農業、工業の経済交流、市民レベルの交流を実現、発展させることにつながるものと確信をしております。  また、今回の訪問におきまして、大連市西崗区から花巻市との交流協定の申し入れがあり、民間交流、経済交流の促進の観点から、極めて有意義と考えまして、締結について基本合意をしてまいりました。この西崗区は人口30万人の大連市役所が所在する区でありまして、今後、具体的な交流内容の検討になりますけれども、教育・文化・産業等、幅広い分野での市民交流を考えております。その中で農業者の交流ですとか、次世代レベルの交流、こういうことも可能になっていくものというふうに考えております。  次に、5件目の農業の課題についてでございますが、1つ目の花巻農協合併協議入りについての所感でございます。  農協の合併につきましては、農業、農協を取り巻く厳しい社会経済情勢や農業情勢が背景にあるものとまずは考えております。このたびの4農協合併の協議は、JA岩手県中央会が、JA岩手グループにおける経営基盤強化方策を定めまして、地域と組合員の負託にこたえ得るJAの強固な経営基盤を確立するため、来年3月までの組織統合を促進するとした方針に基づいたものと伺っているところであります。  したがいまして、市では花巻農業協同組合と連携しながら、農業振興を図っているという立場にありますので、真に農家、農業者のための合併となりますよう、組合員の合意形成を図りながら、慎重かつ適切に合併協議を進めていただきたいと考えているところであります。  そのほかにつきましては、関係部長から答弁をいたさせます。 ○議長(佐藤忠男君) 伊藤総務企画部長。 ◎総務企画部長(伊藤隆規君) 集中改革プランにつきましての御質問にお答えいたします。  まず、花巻市集中改革プランの特色についてのお尋ねでありますが、1つには、行政改革大綱及び集中改革プランは、市の総合計画の政策体系に沿って策定したものでありまして、総合計画の振興管理と一体的に推進するものであります。  また、2つ目といたしましては、集中改革プランに掲載しました取り組み事項、可能な限り数値目標を定めたところでありまして、取り組みによりましては、経費の縮減等が見込まれるというものについては、財政効果を明記いたしたところでございます。  本プランは、本年度から平成21年度までの3カ年間の取り組みを掲載し、推進するものでありますけれども、毎年、見直しをしながら取り組んでまいりたいと思ってございます。  次に、教育委員会が主管する事項についてのお尋ねでありますが、本プランには、事務事業の主管課として教育委員会事務局は記載されてございませんが、指定管理者制度の導入でありますとか、第三セクターの見直し、そういった部分でも市長部局と同様に、教育委員会事務局におきましても、集中改革プランの推進に取り組んでいる状況であります。  それから、集中改革プランの事務事業の2番目の方になりますけれども、民間委託の推進についてのお尋ねにお答えをいたします。  本プランに掲載の平成19年度の推進内容でありますが、先ほど御指摘いただいたとおり浄水場運転管理等業務の委託、あるいはごみ収集業務の運搬業務委託ということを実施いたしたところであります。学校給食業務など、そのほかの業務の民間委託の推進についてはということでありますけれども、事務事業の運営のあり方あるいは経常経費の適正化の観点から、学校給食業務もそうでありますし、その他の関係業務につきましても、これは民間活用ということは避けて通れない課題と認識いたしております。  民間になじむものは民間にという考え方で鋭意検討を進めてまいりたいと存じております。
    ○議長(佐藤忠男君) 大山財務部長。 ◎財務部長(大山拡詞君) 御質問の2件目の自治体間格差につきましての御質問にお答えします。  まず、1点目の大都市での住民への優遇措置から見る税収の潤沢さと地方の財政力の落ち込みを、市として認識しているかというお尋ねでありますが、平成19年度版地方財政白書は平成17年度の決算をベースに分析したものでございますけれども、これでも明らかなように、企業業績が活発な東京都あるいは愛知県、大阪府を中心とする大都市圏と地方圏との税収格差は、議員御指摘のとおり拡大の傾向にあります。特に法人2税を初め、他の税目を含めた税の地域偏在性は高まっているものと認識しております。  ただ、この大都市での税収の伸びが、直ちに住民サービスの水準に影響を及ぼしているというようなことは考えておりませんけれども、景気への動向に応じては、そういった財政的な地域格差が生じているということも事実だと思っております。  このため、地方における財源の不均衡を調整し、ひとしく一定の行政水準が維持されることが非常に望ましいだろうと考えております。  次に、本市の財政力をどう見ているかというお尋ねでありますけれども、平成17年度普通会計決算の分析で申し上げますと、財政力指数、それから経常収支比率、地方債残高など、主要な財政指標を見ますと、類似団体との比較におきますと少し下回っているという状況であります。  ただ、これが直ちに本市財政の硬直化を示すという内容ではないと認識しております。  それから、地方自治法の財政力の弱まった原因を3点挙げるとすればどうかということなんですけれども、今いろいろな場面での議論の中で取り上げられている内容の1つには、累次に及ぶ国の景気対策を含め、地方において立ちおくれていた社会資本の整備に多くの事業費を投入してきたということで、後年度の公債負担あるいは建設に伴った施設の維持管理費等の増加を招いてきていると。  それから2つ目といたしましては、いわゆる国の三位一体改革によって、税源移譲を含めた地方への財源措置がなされました。地方によっては、景気回復の立ちおくれ等によって、思うような財源の確保が図れないというようなことで、結果として大幅な財源不足が生じているということもあります。  さらに、強いて3点ということですので、3点挙げるとすれば、先ほど申し上げましたように、起債を導入することによって、公債比の高どまりというんですか、公債比が高く推移していると。それから扶助費等の義務的経費の増嵩というものもありまして、財政の弾力性が次第に失われてきているということも挙げられるのではないかと。強いて言えば3点ということであれば、そういったものということでありますけれども、ただ、自治体によっては、それぞれの事情がありますから、複層的な要因も考えられます。ですから、そういったことで一概に3点という特定はできないんですけれども、おおむね、そういった要素があるということで考えております。  それから、次も3点ということだったんですけれども、地域格差による是正要望等について、どういう要望をしていくかということなんですけれども、まずこの格差を是正するためには、基本的にはやっぱり地方交付税の充実だろうと考えています。地方交付税そのものは、本来の機能が財源保障なり、あるいは財源調整という役割を果たしてきましたから、そういった不均衡を調整する意味でも、地方交付税の役割は非常に重要であると考えております。  次に、地方分権を推進を図る上で、それに見合う財源の確保、特に地方消費税と個人住民税のような、地域偏在性の低い税目のさらなる税源委譲が必要ではないかとも考えております。  ただ、それぞれ先ほどの事情もあると思いますので、そういったことが特徴的なことで、3点と言われましても、なかなか特定はできないものですから、今こういう格差是正につきましては、いろんな場面で議論されていますから、そういったものを踏まえて、あるいは全国市長会の中でも、その地域格差というものを議論されております。そういった議論を踏まえる状況を見ながら、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。  それから、健全財政のための、職員や市民が取り組むべき方策との御質問です。非常に難しいんですけれども、まず基本的には市の財政状況を知ってもらうということが基本ではないかと思います。職員は当然ですけれども、市民の皆さんにいろいろ広報を初め、あらゆる機会をとらえて周知に努めていきたいと。その上において、職員においては昨年来進めております行政評価システムによる事務事業の厳格な評価、行政改革大綱あるいは集中改革プランなどの目標値を定め、行政改革への取り組みを徹底させるとともに、本年度からは各部にビジョンというのを設定することにしています。そういったビジョン設定、目標を掲げる中で、そういう職員への意識醸成を図っていきながら、そういったことで認識をさせていくことに努めていきたいと考えています。  それから、市民の皆様にはということなんですけれども、既にスタートいたしました小さな市役所構想、あるいは今年度策定を進めておりますまちづくり基本条例もありますけれども、そういった協働社会の構築に向けた積極的な参画を賜る中で、仕組みあるいは環境整備をともに取り組んでいくような姿勢をとっていけたらと考えております。  それから、集中改革プランへの御質問の中のコンビニエンスストアにおける市税、国保税の収納のねらいについてのお尋ねでございますけれども、御案内のとおり、今の収納システムは、市役所の本庁や総合支所の窓口や銀行、あるいは郵便局などの金融機関での納付、あるいは口座振替によって行われております。  ただ、取り扱い時間に制約があるとか、あるいは納税者の多様化するライフスタイルに、やっぱりこたえなければならないということもありまして、その環境整備が急務だという内容の中で、今般、休日、深夜でも営業しているコンビニエンスストアでの収納を可能にすることにより、幅広く納税できる環境を整備しようという内容でございます。  次に、コンビニエンスストアは、市内に何店舗あるかとの御質問ですけれども、いろいろ開店したり、あるいは閉店になったりしているところもあるんですけれども、現時点で把握しているのが35店舗ほどであります。  それから、あとはこういった簡便な、あるいは納入しやすいような方法が郵便局でもできないかということですけれども、現在、郵便局の納付については。納税者の申し出によって、別途振込依頼書を送付している状況です。  ですから、県外にお住まいの方々については、もう郵便局の振り込みの用紙を送付しているんですけれども、今の制度では、そういった払い込み取扱票を別途送付している状況です。ですから、今、議員御指摘のように、納税環境を広く納税しやすいようにするという意味の観点から、いろいろ検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(佐藤忠男君) 中島産業部長。 ◎産業部長(中島健次君) 農業の課題につきましての御質問にお答えいたします。  まず、農協とのワンフロア化業務の利点につきましてのお尋ねでございますが、農政課と農協が同じ場所にあることから、農業者の利便性が向上しておりますとともに、農政課と農協の営農振興課、農業改革推進室等が一緒になって、農業者に対応することにより、今年度から本格的に始まりました品目横断的経営安定対策などの農政改革の円滑な実施と担い手農業者への支援が図られるものと存じております。  次に、米、大豆の品目横断的経営安定対策の加入状況についてのお尋ねでございますが、6月10日現在、認定農業者では、個人加入者、法人加入者含めまして206経営体、集落営農組織では42組織となっており、加入面積は米で1,583ヘクタール、大豆で190ヘクタールとなっております。今年度の加入目標についてでありますが、花巻地方水田農業推進協議会では、7月2日までの加入締め切りまでに、認定農業者で250経営体、集落営農組織で50組織、米の加入面積で2,000ヘクタールを目標としているところであります。  また、中山間の状況についてでございますが、花巻市内の中山間地域は、湯口地区と大迫地域並びに東和地域となっており、この地域における申請状況は、認定農業者で54経営体、集落営農組織で6組織となっており、加入面積は米で166ヘクタール、大豆で21ヘクタールとなっております。  集落経営体の組織化が進まない理由は何かというお尋ねでございますが、品目横断的経営安定対策の対象となる担い手は、認定農業者のほか、経営主体として実態を有する集落営農組織として、特定農業団体またはこれと同様の要件を満たす組織とすることとなっております。この要件を満たすのは、経理の一元化、規約や農業生産法人化計画の作成、農用地の利用集積目標や主たる従事者の所得目標の設定を行う必要がありまして、中でも経理の一元化への取り組みが組織化を進めるに当たってのハードルになっていると考えてございます。  次に、今後の推進施策でございますが、去る3月に設立されました花巻地方担い手育成支援協議会が中心となって、加入締め切りに向けまして、加入要件を満たしている認定農業者のうち、未加入者に対し、5月下旬に加入説明会を実施するとともに、説明会に参加できなかった認定農業者に対しましては、花巻地方担い手育成支援協議会が窓口となり、トータルアドバイザーを中心に、再度個別に呼びかけを行うなど、加入促進に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えてございます。  次に、飼料価格について、バイオ燃料への利用拡大が背景にあるが、価格上昇についての認識はあるかということでございますが、平成18年10月から12月期に対し、平成19年1月から3月期の配合飼料の供給価格は、エタノール需要の急増によりまして在庫数量が大幅に減少する見通しになったことや、オーストラリアの干ばつの影響による小麦相場の暴騰がトウモロコシ相場に波及したことによる飼料穀物の国際相場の高騰と海上運賃の値上げにより、トン当たり約5,500円、比率で12%の大幅な値上げとなっております。  今後もトウモロコシ需要の急速な拡大による需要構造の大きな変化が見通されることから、引き続き相場の上昇が見込まれるものと認識しているところでございます。  畜産農家支援対策を講ずるかというお尋ねでございますが、配合飼料価格が直前1年間の配合飼料価格の平均価格を超えた場合に、補てん金を交付する配合飼料価格安定対策事業や、今年4月に創設されました家畜飼料特別支援資金の融通により、畜産経営者の経営安定に対処してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤忠男君) 伊藤建設部長。 ◎建設部長(伊藤繁弘君) 景観に関する施策についての御質問にお答えいたします。  社団法人中小企業診断協会岩手県支部の中心市街地活性化への提言によります歴史、文化を生かした景観を重視した施策として景観保護を進めるべきではないかとのお尋ねでありますが、市の発展は、その歴史や継承されてきた文化によって築かれてまいったものと考えております。これまで積み重ねてまいりました歴史、文化を大切にしながら、市の発展と調和のとれた景観を保全していくことが必要であると考えております。  次に、都市計画マスタープランでの位置づけとして、景観保全を大きく都市計画に反映させるべきとのお尋ねでありますが、都市計画マスタープランでは、市街地の電線地中化や都市計画道路の整備など、快適で質の高い都市整備による景観づくりとともに、自然環境や農村風景など、地域の個性や魅力を高める景観保全のための方向性を定めてまいりたいと考えております。  次に、まちづくりに、歴史、文化、賢治の文学を生かした景観計画の策定や、景観条例を制定すべきではないかとのお尋ねでありますが、景観形成計画及び景観条例につきましては、市民の私権に制限が及ぶこととなりますので、景観づくりフォーラム等の開催によりまして、市民や事業者の皆さん方の景観保護に関する意識の醸成を図りつつ、議論を深める中で進めてまいりたいと考えております。  次に、花巻城跡の景観保全にどのような見解を持っているかとのお尋ねでありますが、本丸跡の斜面緑地と一体となりました良好な自然景観とともに、石垣や再建された西御門、三の丸公園など、花巻城跡の景観に配慮した整備を行ってまいりました。市といたしましては、歴史ある花巻城跡の景観を保全していく必要があると考えておりますことから、今後も住民の方々の御理解を得て、景観の保全と創出に協働で取り組んでまいりたいと考えてございます。 ○議長(佐藤忠男君) 本舘憲一君。 ◆12番(本舘憲一君) 再質問させていただきます。  海外都市との交流についてでございますけれども、先ほど大連市西崗区との協定のお話がございましたが、これの大きなねらいは定期便、直行便の就航につなげたいというお考えだと私は思っています。それで、今、仙台空港に大連との定期便が就航しておりまして、大変難しい面もあろうかと思いますが、どうぞ大いに期待しておりますので、鋭意努力していただきたいと思っております。  中国への農産物の輸出でございますけれども、米余りの中で、米の輸出は私たち生産者農家にとっても大変な朗報であると認識しております。新聞によりますと、県は予算を組みまして、販路拡大の可能性を探すということでありまして、全くスタートが緒に着いたばかりだということでありますが、このような県の素早い動きでありますけれども、先ほど申しましたように、県内外におきまして競争相手が大分おるんではないかと思っていますので、なかなか農産物の売り込みも大変ではなかろうかと思っております。価格差や食味嗜好の違いもありますし、その点、花巻産の売り込みをどう持っていくかというその戦略についてお尋ねします。予算措置とか人的配置、関係団体との調整などがあろうかと思いますが、どのようにこれから構築するのかと。人的交流をされると、それが最初だというお話にございましたけれども、この点についてお尋ねいたします。お願いします。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) 深い御理解、本当にありがとうございます。  それで、中国・大連との関係でございますけれども、この大連市西崗区というのは、先ほどもお話しいたしましたように、大連市役所があるところでありまして、いわゆる大連市の経済、政治の中心地というところでございますから、こことの交流を行っていくと、継続できるような交流を行っていくということは、非常に影響力があるものとまず考えております。  それで、米の場合は岩手県内でもいろんな産地があって、非常に競争が激しいのではないかということでございますが、こちらから、いわゆる日本から中国に米を輸出するということを考えた場合には、当然、岩手の米が、まずは日本から輸出される米の枠の中に入らなければならないということがあります。その中でさらに岩手の中でも花巻の米が入っていかなければならないと、当然こういうことがあります。したがいまして、まずはやっぱり地元の農業団体でありますJA花巻には、本当に頑張ってもらわなければならないと思います。そして全体的に決めていくのは、やはり全農の組織でございますから、そこに対してやっぱり強力にアピールしていただきたいと考えております。  もう一つは、大連市で、いわゆる中国サイドでどういう米を欲しているかということ、これもまた大きな力になるはずでございます。それで今回、大連市に行ってまいりまして、大連市では、間違いなく岩手の米と指名しますと言ってくださっております。それだけ非常に岩手県に対して強く思い入れを持っていただいていると、これがまず1つ強みであろうと思います。そして大連市の担当副市長は、貿易関係の方で中国サイドの政府の方に働きかけもしてくださっているという状況もありますので、これは非常に心強いと思います。  そしてその中で、今度は花巻米をということになりますから、今回もですが、とにかく私、毎回行くたびに、花巻の米をこれぐらいの小さなものなんですけれども、それを会う人、会う人に直接渡してきておりますから、相当程度、花巻の米を食べてみた方もいると思います。恐らく岩手県のほかの産地の米を直接食べられた大連市の人たちというのは早々ないのではないかと逆に思っているんです。ですから、そういう意味でも今回の訪問というのも非常に大きな意味があったと私は思っております。ですから、岩手の応援、花巻の応援は、大連市でもしてくださるだろうと考えております。  これをやっぱり確実なものにしていくという観点を考えた場合に、やっぱり1年に1回、またはお互いの行き来だけの対応では、やっぱりなかなか無理なわけでありまして、そういう意味で、協定を結んで、頻繁に交流をするという機会をつくっていかなければならないだろうということがありまして、今回、本当にいいタイミングでしたが、大連市の中心部である西崗区との交流をいたしましょうという基本合意が得られたというのは、これからの花巻米の輸出に向けての実現の可能性がぐんと上がったものと私は考えております。  ですから、あとは協定の内容を詰めまして、議員の御指摘のように、例えば農業関係者の交流などというのもやっぱりやっていきたいと思いますし、農業に関しては相当程度、強く大連市では交流を望んでおります。まだまだやっぱり技術が足りないわけでありますから、こちらからの技術者を送り込むとか、そういう方から勉強する機会を欲しがっておりますので、ですから、こういうことも私は恐らく実現できるのではないかと思います。  そういう意味で、せっかくのこういうお話でありますから、できるだけ早くやっぱり協定をまずは結ぼうということで、少なくとも年内にはこれを実現させなければならないということで申し上げたところであります。 ○議長(佐藤忠男君) 本舘憲一君。 ◆12番(本舘憲一君) 市長が持っていかれたお米、多分、湯本産だと思いますけれども、花巻城跡の景観保全について、ちょっと時間の関係で質問になりませんけれども、ちょっと要望というか、お話しさせていただきます。  午前中の永井議員の質問でも、花巻城の着実な復元整備と述べておりましたけれども、私も全く賛同するものでありまして、今、花巻市でもマンションの建設が見られるようになりました。これから再開発ということで、あちらこちら町中の建物が改築されまして、街路が新しく整備されるのではないかと思っております。  「おじゃまします。市長です」での、ある会場において、館坂の整備について市民からの発言がございましたけれども、私は建築物の高さとか壁などの色調、それをどうのこうの制限を加えるような景観条例の策定を望んでいるものではないんです。提言にもありましたように、歴史、文化を生かした景観が形成されるように、まちづくりを進めていくべきではないかと考える次第でございます。  将来にわたりまして、この市役所の周りが花巻城跡地としてどのように面影を残すように整備されていくのか、それから調和して整備されていくのか、それとも公園として残すのか、非常に関心を持っているところであります。やはり花巻城跡地のように、場所によって景観が守られるように規制をかけるべきだと私はそう思っております。  先ほど教育長の答弁で、そういう規制するものはないと。その時々の協議によってだということでございますけれども、私はこの保全のためにはやはり何かしら文書に残すべきものではないかと考えております。  以上です。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) その景観に関係しての花巻城の周辺のお話でございますけれども、考え方とすれば、やはり一時、民間があそこにもう入ってしまいましたから、前のように全くお城の形、ましてや資料が残っていない状態での、例えばお城復元というところまでは多分いかないんだとは思いますけれども、ただ、歴史としてはしっかり花巻城跡と、これだけは確かでございますから、ですから、そういうことを大切にした環境としてやっぱり整備していくべきものだと私も思っています。その中で、これからできれば少しずつ土地もあいてきていますから、そういうところを少しずつでもやっぱり物を建てないで、緑の空間にだんだん広げていくことが、1つお城の跡としてしっかり残していく手法になると考えております。  それと、あとはやっぱり全体としての景観をやっぱり大事にしていかなければならないですから、花巻市としても景観のあり方ですとか、そういうことはやっぱり真剣になって考えていいのではないかと実は思っております。  ただ、単純に条例等をつくってしまいますと、それは当然、周辺住民にも影響がすごくありますので、その辺のところはしっかりと考えながら、景観のあり方、そういうことを検討していくべきものだろうと思っております。 ○議長(佐藤忠男君) 本舘憲一君の質問が終わりました。  これより本舘憲一君の関連質問に入ります。関連質問の方、ありませんか。  山本純雄君。 ◆22番(山本純雄君) 22番、山本でございます。  本舘議員の関連質問をさせていただきます。  まず、国際都市間交流についてでございますけれども、ホットスプリングス市とも提携継続、また旧石鳥谷町で交流しておりましたラットランド市とも提携継続をしておるわけでございますけれども、この国際交流というのは言葉は簡単でございまして、実際はなかなかやるのは難しい。というのは、毎年恐らくやっていることというのは同じようなこと、惰性でやっているというようなこともあるかと思います。そしておまつりに呼んだり、周年、5年ごとに何かあったりというようなことをやっているのではないかと思います。  それで、市民から見れば国際交流とは何をしているんだと。要するに我々一般市民には一切関係ないという方々が多いんです。やはりその辺を踏まえて、この都市間交流に関しては、国際交流の目的、意義、また市民に対しての効果というものを、改めて市長の考えをお伺いしたいものでございます。  そしてまた、先ほどホットスプリングス中学校と花巻中学校、ジェシービル中学校と大迫中学校が姉妹校提携をしたとのことでございますけれども、石鳥谷中学校では、かなり前からラットランド市の学校と2週間ほどでありますけれども短期交換留学生を派遣しております。これはかなりいいことなんです。というのは毎年5人行っているんですけれども、石鳥谷から行った子供たち、その中でもアメリカの大学に行った子供もおります。そしてまた英語をぺらぺらしゃべるようになっている、今の大人になっている連中もおります。やはり真の国際交流というのは、小さいときから子供たちにその機会を与えて、そしてやはり10年後、20年後、また30年後に、この子供たちが大きくなったときに、真の国際交流の目的を達するようなことができるのではないかと思っておりますけれども、この交換留学生制度、ずっと続けてほしいものだと思っての意味での質問をいたします。市長はどのようにお考えでしょうか。  そしてまた大連市西崗区との国際交流協定を結ぶということで、年内締結を目指しているということですけれども、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯  ◯◯◯◯◯このことに関して、新聞に発表前には議会には何もなかったと。私からすれば、たびたびあるんですけれども、花巻市では新聞に発表して、新聞に載っけて、そして議会は議員たちはだれも知らないということが、たびたび今までもあったんです。やはり今回の国際交流とか、交流協定を結ぶということにおいては、やはり市を挙げて取り組まなければならないことに対しては、やはり市長が帰ってきたらば、すぐ議会に報告とか相談があってもよかったのではないかと思いますけれども、その点をお願いします。  まずこれだけです。 ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。 ◎市長(大石満雄君) 国際交流の意義、効果については、ただいま議員御本人からお話なされたのかなと思って私はもう既に聞いておりました。例えば中・高の生徒たちの海外派遣交流は大変いいですという話、そういう効果があるものと思っております。ですから、こういうようなことは、やっぱり引き続き行っていくと、そういう意義は十分あるものと思っております。  それと当然、国際視野を持った、やっぱり国際人をこれからたくさんつくっていかなければならないということを考えれば、国際交流というのは、本当に絶好の機会でございますから、それで十分な意義があると考えております。  ただ、私も感じているのは、交流の仕方というのは、最初はある意味では行政対行政でいいのかもしれません。しかしながら、これを間違いなく市民交流に結びつけていかなければ、恐らくもう行き詰ってしまうと考えています。ですから、これからのやり方というのは、非常に慎重に考えていかなければならないだろうと思っています。国際交流協会等の民間の団体が立ち上がって、そしてまず一歩進んでいるとは理解しているんですけれども、まだまだやっぱり行政の関与が多過ぎることも感じておりますので、ですから、本当の意味でのひとり歩きができるような方向まで持っていかなければならないというのが、まず課題としてとらえているところであります。  ですから、結果としては、市民対市民、企業対企業ですとか、やっぱり経済交流も含めた交流ができるような、そういうような手法というのを取り入れていかなければならないと考えているところであります。  あと、小さなことになりますけれども、交流をするときに、こちらから行く、または迎えるというときに、どうしても割と欧米的な対処の仕方が、日本でも大分ある意味ではメジャーになってきておりまして、特に若い方なんか、余り気にせずに、すっと溶け込めるような状況になっているんですけれども、私は逆に日本側に来られたときには、やっぱりこれが純日本だというような接待の仕方をすべきじゃないかと私は思っているんですよ。何でもかんでもパーティー形式にしてしまえばいいというものではないんだろうと思いまして、これぞ日本だというような、本当に心のこもった、微に入り細に入り、本当に目の届くような対応をしてあげることをやることによって、本当の意味での相互の理解につながっていくと。そしてこれが国際人としての人をつくり上げることでもありましょうし、平和をお互いに維持することにもなるんだろうと思います。  ですから、国際人平和というのも、ある意味では一つの大きな効果と言えるのではないかと思います。  それと、大連市西崗区関係でございますけれども、中国はお隣の国です。なぜ今まで日本はアジアとの関係をもっと大切にしてこなかったのかと、私は逆にそれぐらい思っています。なぜならば、本当に近い国です。沖縄に行く時間で、もう隣の国にすぐ行けるわけですから。ということは、もう経済交流なんかでもどんどんできるはずなんです、現実にしているわけです。ですから、そういう意味でのアジアというのは、大切にしていかなければならない。その中で特に中国というのは人口が十二、三億人いるという。そしてどんどん発展しているということで、これを考えれば、やっぱり中国の経済力というのも、当然日本はしっかりと利用できるものは利用させてもらうというおつき合いの仕方をしていくのが正解だろうと私は考えています。  ですから、そういう意味で相手のことも信頼しながら、そしてこちらのことも信じていただきながら、しっかりとした交流をつくり上げていくということをしなければならないと思っています。  あと、最後の問題でございますけれども、よくこう言われるわけなんですが、私も議員をやっておりました。そして私はまず旧花巻市という議員でございましたから、旧花巻市では、特にやっぱり執行者は執行者と、議会は議会と、そういう認識を持って対応しておりましたので、当然もう執行側はどんどんやっぱりいろんなことに手をつけて、いろんなことを情報をどんどんマスメディアにも出していただいて、それは結構だと私は思っております。こういうことを私は職員にも言っているんです。とにかくマスメディアの方々が足を使ってくるわけだから、そうしたならば、今、経過中でも出せるものはどんどん出してくださいと。これによって市民も経過も知ることができる。今、行政で何をしようとしているのかということも知ることができる、これも大切な情報になりますというお話を私は常日ごろしております。ですから、そういう意味で出せるものは出す。ただし、出せないものはたくさんあります。  それとあとは物によっては、やっぱりしっかり議会の皆さんに御説明を申し上げた上で、やっぱり出すべきものというのは当然あります。ですから、その辺のところの区分をしっかりした上で情報を流していると私は思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐藤忠男君) 以上で本舘憲一君の関連質問を終わります。  午後2時20分まで休憩いたします。             午後2時12分 休憩             午後2時20分 開議 ○議長(佐藤忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  次の質問者、櫻井肇君。(拍手)     (櫻井 肇君登壇) ◆25番(櫻井肇君) 25番、日本共産党の櫻井肇であります。  本定例会においてお許しをいただきましたので、さきに通告しておりました3点について順次質問を行います。明確な答弁を求めるものであります。  まず第1点目は、旧3町3カ所の火葬場の今後の運営についてお聞きをするものであります。  去る3月定例会の予算特別委員会において、旧3町の火葬場の今後についてただした私の質問に当局は、「この3つの火葬場は廃止もしくは1カ所に集約する」、こういう答弁を行いました。その理由として、「1つのまちで数カ所の火葬場を所有している例は全国にはない。またしみず斎園を利用している旧花巻市から見れば、鉛地区までの範囲は石鳥谷にも当てはまる」、こういう答弁でありました。これに対しては旧3町の市民からの大きな批判が寄せられているのであります。  小さな市役所という全国に例がない事業を今行っているわけでありますが、これを行いながら、ほかの事業については全国に例がないからと切り捨てる、余りにも御都合主義ではないでしょうか。また、旧花巻市の最も遠隔地にある地区と旧3町を単純に比較するなど、地域と住民の暮らしの実情を考慮しない、その考えに住民は怒っているのであります。  大迫の岳地区からしみず斎園までの走行距離と所要時間を考えたことがおありですか。火葬場の存続云々ということよりも、むしろ市民の暮らしの実情を無視した、余りにも官僚的な発想に対して住民は憤っているのであります。「北上市まで行かなければならないのなら、野辺送りには行けない」、こんな話をする高齢者にもたくさん会いました。しかし、同時に本年3月付の市の集中改革プランでありますが、これでは旧3町の火葬場の運営については指定管理者方式とする、すなわち存続をするということが方針として示されているのであります。一体どちらが真の市の方針なのかお聞かせをいただきたい。  第2点目は、市内の建設事業者が開発を計画しているとお聞きをしておりますが、石鳥谷上口地区での墓園開発について、その現状と市の考えについてお聞きをするものであります。  好地上口地区東北自動車学校跡に墓園を開発するという話を地元の方が現地を調査していた業者から聞いたのは数カ月前のことでありました。そのときの業者の話によりますと、旧花巻市内の建設業者が、旧花巻地域で墓地が足りないので、当地に墓地開発をしたい、こういう話をしていたということでありますが、この計画の概要をまずお聞きをしたいと存じます。  既に、開発業者は、開発予定地隣接地の同意取りも行っているのであります。墓地、埋葬等に関する法律、すなわち墓埋法と通称言いますが、この法律で定められた墓地開発は、自治体、宗教法人及び知事が地域の宗教的慣習等に配慮し、特別問題がないと判断した場合、許可申請があった業者となっております。許認可権者は、この法律では県知事ではありますが、市町村に現在事務移譲されているものであり、最終的には市当局、大石市長の判断によるものであります。  石鳥谷地区の北の入り口、すなわち花巻市の北の入り口が墓園となってよいものか、また、現地はほぼ10年を費やして、区画整理方式で開発された広大な住宅地域でもあります。墓地開発がされれば、旧石鳥谷町の宅地開発政策によって、石鳥谷6区にせっかくふえた人口も、これ以上はふえない、こう心配する地元民もいるのであります。市長の判断が注視されております。
     そこでお聞きをいたしますが、市長はこの計画に対してどうお考えでしょうか。さらに、許可権者として、地域の意見を聞く必要があると思うものですが、それはどうするお考えなのでしょうか。業者の地域説明会を行政指導する、あるいは許可権者として、市がじかに地域住民の考えを聞く、そのような考えはないか、お聞きをいたします。  次に、最後でありますが、第3点であります。  民生児童委員の改選について、その委員と配置についての考えをお聞きするものであります。  きのうの伊藤英一議員及び鎌田政子議員からも質問がありましたが、それは定数基準についてでありました。私は改選後の実際の委員の総数について、さらにその配置についての現段階での考えをお聞きするものであります。  民生児童委員は、主任児童委員を含めて、現在268人、内訳は花巻地域においては157人、大迫地域が31人、石鳥谷地域、東和地域、それぞれ40人となっております。  改選後総数は、当然減るものと思われますが、どれほどとなるものでしょうか。また、委員の地域配置に当たっては、その判断基準として地域の世帯数が最も大きな要素を占めると思われるものですが、その際、配置の基準としては、単純に世帯数のみの判断ではいけないのではないでしょうか。合併で広くなった新市であります。地域の面積や高齢化率、子供の数などを絡み合わせた総合的に考えた配置とすべきと思いますが、この点についてお考えをお聞きしたいと存じます。  以上で質問を終わりますが、本定例会における一般質問は最後であります。どうぞ心おきない御答弁をお願いを申し上げ、壇上からの質問を終わります。(拍手) ○議長(佐藤忠男君) 大石市長。     (市長登壇) ◎市長(大石満雄君) 櫻井肇議員の御質問にお答えいたします。  1件目の旧3町の斎場の運営についてでございます。  3月定例会予算特別委員会における発言の中で、大迫、石鳥谷、東和地区にある3つの斎場のあり方を検討していかなければならない課題ということの発言をしておりますので、まずは御理解を願いたいと思います。  そこで、この斎場の考え方でございますが、各斎場とも経過年数とともに老朽化が進み、大規模な改修や修繕が必要なこともあり、本年5月に市営火葬場のあり方検討委員会を設置し、当市の人口規模における適切な配置や、県内各市の状況等、あらゆる角度から検討を進め、今後の方向性を打ち出してまいらなければならないものと考えております。  また、市の行政改革大綱においては、可能な限り民間の力を活用する方針であり、斎場におきましても例外ではなく、管理運営については、当然、指定管理者制度の導入を検討すべきものとして計画をしたものでありますので、御理解をお願いしたいと思います。  そのほかのつきましては、関係部長から答弁いたさせます。 ○議長(佐藤忠男君) 伊藤生活環境部長。 ◎生活環境部長(伊藤春男君) 石鳥谷上口地区での墓園開発計画につきましての御質問にお答えいたします。  まず、計画の概要でありますが、土地所有者から墓地を経営するとした場合の法的な規制や手続について、墓園担当者に相談があったところであります。その予定地は、議員おっしゃいましたとおり、石鳥谷町上口地区の元自動車学校跡地で、約8,700平米ほどの用地ということのほか、正式な申請がないため、だれが墓地の経営者となるのか、施設の内容等、具体的な内容は不明であります。  次に、市の対応でありますが、仮に申請があった場合、墓地、埋葬等に関する法律及び関係法令、国が示している墓地経営・管理の指針などを踏まえ、申請内容を審査し判断することになります。  次に、国が示している墓地経営・管理の指針によりますと、墓地の設置に係る周辺の住民の理解を得ることが必要とされておりますので、仮に申請があった場合、申請者には住民から意見を聴取するとともに、住民の同意を得るため住民説明会等の開催をするよう指導してまいる所存でございます。 ○議長(佐藤忠男君) 照井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(照井健介君) 民生委員の配置につきましての御質問にお答えいたします。  昨日もお答えいたしましたが、まず、改選後の民生児童委員は何名になるかとのお尋ねでありますが、現在の民生児童委員は268人であり、12月からは民生児童委員246人となる見通しであり、7月上旬に決定されることとなっております。  この内訳といたしまして、議員お尋ねの旧市町の地区による数ということですが、花巻地区は157名が160名、3名の増です。大迫地区が31名が26名、マイナス5名ということになります。石鳥谷地区が40名が33名、7名の減ということになります。東和地区が40名が27名、13名の減ということになります。これは、主任児童委員を含んだ数であります。  そもそも民生児童委員の定数は、法律により県が市長の意見を聞いて定めることとなっております。今回の改選に係る民生児童委員の配置につきましては、各地区民生児童委員や、地域の方々に御検討をいただきました結果に基づいた民生児童委員数により、県へ要望してまいったところであります。市といたしましては、その要望人数で配置することといたしております。 ○議長(佐藤忠男君) 櫻井肇君。 ◆25番(櫻井肇君) まず斎場の件でありますが、3月時点では、あのような答弁があったんですが、その後、配布されましたこの集中改革プランを見ますと、平成20年度を目標として大迫斎場、石鳥谷斎場、それから東和斎場、これを含めて9施設、そのほかにも成島和紙工芸館、毘沙門広場、東和産地形成促進施設、東和五輪牧野、大迫花卉等育苗施設、東和淡水魚栽培センターと、この9施設が指定管理者制度を導入して推進していくんだということがこの答弁の後にあったわけです。  さらに、市長が各公民館に出かけていって、市民の要望をいろいろ聞く、いわゆる「おじゃまします。市長です」の中でお話しされたのは、今すぐ廃止するということではないと。ただ、今御答弁あったように老朽化しているし、大規模な修理も必要だということで、その際にはまた考えなければならないけれども、当面すぐになくすということではないと答弁をされました。住民に対してそうお答えになったというお話を聞いております。  今、御答弁の中では、5月に検討委員会を設置して検討しなければならないとありました。住民に対する説明では、今すぐなくすということではないということでありましたけれども、今の御答弁では、ちょっとそれともまた違うといいますか、確認したいんですが、今すぐ廃止するということではないと。大体にして3月定例会に答弁をして、この集中改革プランも3月なんです。だから、そのときには指定管理者としてどうのこうのというのは全くなかったんです。なぜこういう答弁になったのかというのが、うんと疑問なんですが、それはともかくとして、この市営火葬場のあり方検討委員会というものの中身は何なのか。庁内だけのものかと思いますけれども、市営火葬場のあり方検討委員会の中身をお知らせくださいということです。まずこれが第1点であります。とにかくすぐになくすわけではないということを言わないと、市民は非常に不安を持っているわけです。ですから、この点について再度お聞きしたいと存じます。  それから、墓園の開発でありますが、そうしますと、これについては市に対して全く書類も何も出ていないという状況でありますでしょうか、これについてお聞きをするものであります。これが墓園についての第1点であります。  それから、第2点目は、恐らく隣接地の土地の所有者の同意というものは、これは当然必要になってくると思うんです。いろんな開発行為あるいは大規模圃場でもそうですけれども、同意率がその際、問題になってくるわけなんですが、この墓園の開発の場合に、この同意率というのは全員なのか、それとも何十%という基準があるものなのかどうかということをお尋ねしたいと思います。  それから、民生委員についてでありますが、現在、恐らく花巻地区の157人というのは、全体10地域協議会の157人だと思います。旧花巻地域においては、花巻地区に4カ所の地域協議会、委員会協議会があります。4人と言っていいかもしれませんが、そのほかに湯口地区と湯本地区、矢沢地区、宮野目地区、太田地区、笹間地区とあるわけですが。花巻の場合、旧花巻地域の花巻地区は、東西南北ありますね。4カ所はこれはまとめていいんですが、そのほかに湯口地区、湯本地区、矢沢地区、宮野目地区、太田地区、笹間地区、それぞれの現在の委員数と、それから新しく配置しようとする委員数についてお聞きをいたします。まずこの点お聞きをします。 ○議長(佐藤忠男君) 伊藤生活環境部長。 ◎生活環境部長(伊藤春男君) 火葬場の関係で2点御質問がありますので、お答えいたします。  まず、直営でやっています旧3町から引き継いだ火葬場の件ですけれども、すぐに廃止するものかということに対しては、すぐ廃止するものではありません。  次に、5月に市営火葬場のあり方検討委員会を立ち上げたわけですけれども、その中身でありますけれども、市長の答弁でも触れておりますが、3つの斎場の今の状況ですけれども、老朽化が進みまして、石鳥谷の火葬場については、火葬炉の大規模改修について、業者から見積もりをとったところ、約3,500万円ほどの大規模改修が見込まれております。  それから、大迫火葬場については、陸屋根のために、冬期間の凍結等の関係もございましょうが、屋根の雨漏りがありまして、これがやはり大規模改修を控えております。この関係の大規模の改修工事の見積もりは、約1,600万円ほどで、このまま管理運営を続けますと、こういう大規模改修が直前に控えているという状況から、人口規模、花巻市の身の丈に合うあり方として、一部事務組合加入も含めてこのまま4つの斎場が将来ともなければならないのかといったような観点から、市営火葬場のあり方検討委員会を立ち上げたものでございます。  メンバーは、庁内の関係課長、総合支所の地域振興課長、生活環境部担当長、といった12名からなる検討委員会であります。今、資料収集等、具体的な作業に入っているところでございます。  それから、墓地、墓園の関係の御質問ですが、申請書類はまだ出ておりません。  それから、隣接地の同意率、何%賛成があればどうのこうのという基準があるかという質問でございますが、基準はありません。旧厚生省の衛生局の問答集を見れば、極端な言い方をすれば、関係する住民がすべて反対としても公益性の見地から許可することもあり得るといったようなこともありまして、御質問のような同意率の%の基準というのはないところであります。 ○議長(佐藤忠男君) 照井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(照井健介君) 旧花巻地区の配置する人数についてお答えいたします。  花巻とつくところ、4つあるわけですが、そこが69名です。配置する数が69です。現在は66名のところが69名です。湯口地区が18名、湯本地区が18名、矢沢地区が19名、宮野目地区が13名、太田地区が11名、笹間地区が12名、これは現在と同じということになります。なお、県から示される定数は、全市で何人という定数で示されます。 ○議長(佐藤忠男君) 櫻井肇君。 ◆25番(櫻井肇君) 最後の質問ですが、質問に入る前に一言申し上げたいんですが、先ほども申し上げましたが、斎場の関係では、なぜ住民がこれに敏感に反応するかといいますと、日常の不便さが生じるということもそうですが、物の考え方なんです。わかってもらうために、ストレートに申し上げますが、誤解を恐れずに申し上げれば、花巻地域の一番便の悪いところと比較されてどうするのやと。当該地の方には失礼ですが、失礼をあえて承知の上で申し上げます。そういうものを、単に住民の暮らしの便利さとかどうかということではなくて、上から見た物の見方、こういうことで今後もずっとやっていくのか、こういうことに住民は不安を覚えるわけなんです。  その点について、やっぱり私は合併に当たって、何をやるにしてもそうですが、あくまでも合併の原点というのは対等合併で、これはお互いに旧1市3町が一緒の立場、ひとしい立場で新しいまちづくりを進めましょうと、こういうことで合併したのが原点ではなかったんでしょうか。それをこういうふうに、御答弁は要りませんが、教育委員会においても例えば1日目の一般質問で、2学期、3学期の問題が出たときに、教育委員会の側からしか見ていないんです。つまり同じ日程がとれないとか、そういう側からしか見ていない。学校現場はどうなるのか、子供たちにとってどうなのかということから出発した発想が欲しいんです。だから、こういうことを言いますと、またかと思われるかもしれませんが、その都度、この合併の原点をなくしたようなことがたびたび見受けられるというのが、この1年半の私の経験であります。だから、またかと言われるかもしれませんが、これはその都度言っておかないと、この3町の立場というのは当局にはわかってもらえないんです。  だから、聞く方も聞きづらいかもしれないけれども、しゃべる方もしゃべりづらいんです。でも、やっぱりその都度言っていかなければならない。私思ったことをストレートに言えないたちですから、どこまで真意が伝わるかわかりませんけれども、やっぱりその点は、今後ぜひ心していただきたいと思うわけであります。  最後の質問でありますが、この斎場の運営についてでありますが、この市営火葬場のあり方検討委員会というのはいつ結論が出るのか。  それから申し上げたいのは、改修にかかる費用が石鳥谷斎場で3,500万円、大迫斎場で1,600万円、5,000万円でしょう。5,000万円と、それから旧3町の利便性と、これをてんびんにかけるんでしょうか。それからやっぱり今出てきました人口規模、つまり旧3町は人口が少ないからという意味だと思いますけれども、そういう数だけではかっていただきたくないわけなんです。これは斎場5,000万円かけて直せるのであれば、直した方がいいです。岳地区から何時間かかると思いますか。あのしみず斎園まで。一緒に車で来て、野辺送りに来た人が、またその人が野辺送りされねばならないような距離になるのではないでしょうか。笑い事ではないんですよ、3時間ぐらいかかります。ということで、ぜひこれは存続するという方向で求めていきたいと思います。  それから、墓園の開発についてでありますが、何か今聞きますと、関係住民全部が反対してもやるということなのですか、それは。ちょっとそれは余計な答弁ではないのですか、答弁の行き過ぎではないんですか、これは。公益性があれば、公益性があると判断しているのですかと聞きたくなるから、そういう答弁になりますと。そう判断しているんですか。これは順序として、これは申請書が出るまでに内協議というのをやることが必要でしょう。申請書が出てきて、役所に対して何でもそうですが、申請書がいきなり出てきて、そしてそれからその可否を判断するということではないでしょう。だから、もう申請書を出す前に地元の意見を聞けということを指導してほしいわけです。書類が出てから判断するというのでは、これまた住民ないがしろという判断をされます、これは。ということです。  それから、民生委員に関してですが、この基準は何なのかということです。基準というのは定数の基準とか云々ではなくて、今、初めて数を聞きましたが、ありていに申し上げますと、旧花巻地域の民生委員数をふやして3町を減らしたと、こう言われているんです。地元からいろんな意見を聞いたのだというけれども、私が聞いている限りではそうではないんです。幾ら減らすかということが最初からあったと。旧花巻地域については、もう変えない、こういう方針が最初にあったということです。いや、私はふやしたから悪いとか減らしたから悪いということは言っていません。これは合併ですから減るのは当たり前なんです、これは合併した時点で、これは承知しなければならない問題なんですが、これはどういう基準でこうなったのかということです。東和地域なんか40人から27人というんでしょう、あの山間地を抱えて3,085世帯ですよ、これは4月現在で。ここを27人でカバーできるとお思いですか。この基準がおかしいと思うんです。どういう基準でこうなったのか。例えば何世帯に何戸の割合だとか、そういうことを言われれば、ああそうですかということになるかもしれないけれども、まずそういうことを示してほしいということと、それから、当然、花巻地域の花巻地区、東西南北、4カ所ある委員協議会、これはふえて当然だと思うんですが、これはふやすことは私は構わないと思うんですが、ただ、こういう形で合併して、旧3町が減るということになりますと、考えさせられるのは、むしろ花巻地域が定数基準どおりでなかったのではないかと。それが結局こういう形で形の上としては旧3町に数がしわ寄せいったのではないかと思うんです。だとすれば、それは旧花巻市の時点で解消すべきことだったのではないでしょうか。ちなみに旧花巻市における定数の基準と、それから実際の委員数は今お聞きしましたが、実際の委員数はどうであったのかということをお聞きいたします。 ○議長(佐藤忠男君) 伊藤生活環境部長。 ◎生活環境部長(伊藤春男君) お答えいたします。  市営火葬場のあり方検討委員会は、行政の立場からの一方的な検討ということではなくて、十分市民の立場からも、あらゆる視点、角度から検討をしてまいるということですので誤解のないようにお願いしたいと思います。  それから、人口規模と申しましたが、旧3町の人口規模ということを言っているのではないんです。新市になって10万5,000何がしの人口になっているわけですけれども、県内を見た場合、盛岡市は人口30万人を過ぎていますが火葬場は1カ所、それから奥州市も合併したわけですけれども、合併して12万9,000人の人口で、金ケ崎町も含めて一部事務組合で1カ所の火葬場を管理運営していると。場所も金ケ崎町にあるといったような資料を収集をして、先ほども申し上げましたとおり、あらゆる視点、角度から検討してまいるということでございますので、何とぞ御理解をお願いします。  それから、先ほどの住民の賛成が幾らあれば墓園の開発を許可するのかといったような基準についてのお尋ねがありましたから答弁をしたものでありまして、そういうことで例を示して、例えば旧厚生省の衛生局の場合の例も示しながら、賛成の率という基準はありませんと答弁するために引用したものでございますので、誤解のないようにお願いします。 ○議長(佐藤忠男君) 照井保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(照井健介君) 委員定数の基準についてお答えいたします。  まず、国の基準といいますのは、人口10万人のところが境となっております。それから町村がまた別だてでありまして、その町村は70から200までの世帯ごとに1人という基準であります。人口10万人を境に120から280までの世帯ごとに1人というのが10万人以下の市の基準です。10万人以上になりますと170から360世帯に1人というのが基準であります。ですから、何人という基準ですとお話ししておりますが、それは最高の基準の上限定数のお話をしているわけでして、市によりましては、その範囲で民生委員を選んでいるところもあるということです。これを前提としますと、まず合併いたしまして民生委員は厚生労働大臣の委嘱ですから、特例とかはありませんので、そのまま旧市町の民生委員が今回の改選を迎えたと。今の人数だということです。  改選に当たりまして、人口10万人を超えるということで、初めて基準が花巻市に適用されます。そして計算いたしますと、花巻地域は世帯数に当てはめて最大で147名、それから大迫地域が11名、石鳥谷地域が28名、東和地域が18名、これに主任児童委員の選び方がちょっと違っていますので2を加えていただければいいと思います。したがって、旧3町の場合は石鳥谷地域がこの基準の定数に近いわけですけれども、ほかの地域はまだまだ最大限から見ても多いという数になっております。  それから現在の旧花巻市と旧3町の定数の基準と、その人員はどうだったのかというお尋ねでありますけれども、すべてその基準の中におさまっております。ただし、増減の人数ではなかったことであります。  以上でございます。     (「答弁漏れがあります」の声あり) ○議長(佐藤忠男君) 伊藤生活環境部長。 ◎生活環境部長(伊藤春男君) 大変失礼いたしました。本来は墓地経営者になる方が住民説明会をすることが本来の姿でございますから、申請書も提出されておらず、経営者がだれなのかもわからないのに、行政が周辺住民に説明するということはできかねるわけでございます。 ○議長(佐藤忠男君) 以上で櫻井肇君の質問を終わります。  これで本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  御苦労さまでした。             午後3時4分 散会...